JP6277467B2 - 粉体堆積層角度測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、工業用や薬等に使用される粉末状の粉体特性を調べる粉体特性測定装置において、特に、粉体堆積層の安息角、スパチュラ角、崩潰角等の傾斜角を測定するのに適する粉体堆積層角度測定装置に関する。
一般に、粉体の物性値は、安息角、スパチュラ角、崩潰角、ゆるみ、固め見掛け比重、圧縮度、凝集度、分散度、差角等様々なパラメータをもって測定される。これらの各測定は粉体特性測定装置を用いて行われるもので、測定装置としては、例えばターンテーブル上に配置された各測定室が測定位置へ回動し、測定位置において各測定を行なう測定室回動タイプ(特許文献1参照)が知られている。
この場合、各測定において、特に、安息角、スパチュラ角、崩潰角の測定には、粉体堆積層角度測定装置(特許文献2参照)が用いられる。粉体堆積層角度測定装置の概要は、粉体堆積層を挟んで一方にカメラ、他方にバックライトを配置し、カメラによって撮影した粉体堆積層のシルエット画像から解析手段を用いて傾斜角度を求める手段となっている。
特願2011−229918号 特許第455942号公報
粉体特性測定装置において用いられる、上述した特許文献2に記載の粉体堆積層角度測定装置では、粉体堆積層のシルエット画像から傾斜角を求めるにあたっては、解析に必要な明確なシルエット画像が求められる。明確なシルエット画像を求めるための条件としては、測定室内を暗くすることと、シルエット画像を作るバックライトが必要となる。
また、特許文献1のように各測定室が測定位置へ回動する測定室回動タイプの測定装置にあっては、特にバックライトの設置位置に制約が起きるようになる。しかも、バックライトを起動するための電源回路、配線等が必要となる等、コスト、組立性、設計自由度の面で望ましくなかった。
そこで、本発明にあっては、前記問題点の解消を図り、バックライト及びバックライトを起動する電源回路が不要であり、コスト、組立性、設計自由度の面で改善できる粉体堆積層角度測定装置を提供することにある。
上記課題を達成するため、請求項1に記載の粉体堆積層角度測定装置は、粉体テーブル上に作られた粉体堆積層の傾斜角を測定する粉体堆積層角度測定装置であって、前記粉体堆積層角度測定装置は、前記粉体テーブル上に作られた前記粉体堆積層を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮影された前記粉体堆積層の撮像画像を取り込む演算手段と、前記演算手段内に組み込まれ、前記粉体堆積層の前記撮像画像から背景を消去する背景画像処理手段と、前記背景画像処理手段によって前記背景が消去された前記粉体堆積層の前記撮像画像から前記粉体堆積層の前記傾斜角を求める傾斜角解析手段と、を備えていることを要旨とする。
請求項1に記載の粉体堆積層角度測定装置では、バックライトのような照明装置が不要であるので、粉体堆積層角度測定装置のコスト、組立性、設計自由度の面で改善できる。
また、請求項2に記載の粉体堆積層角度測定装置は、粉体テーブル上に作られた粉体堆積層の傾斜角を測定する粉体堆積層角度測定装置であって、前記粉体堆積層角度測定装置は、前記粉体テーブル上に作られた前記粉体堆積層を挟んで対向して配置され、前記粉体堆積層を撮像する一方の撮像手段と、前記撮像手段によって撮影される前記粉体堆積層の背景を無地とするための他方のバックスクリーンと、前記撮像手段によって撮影された前記背景が無地の前記粉体堆積層の撮像画像を取り込む演算手段と、前記演算手段内に組み込まれ、前記背景が無地の前記粉体堆積層の前記撮像画像から前記粉体堆積層の前記傾斜角を求める傾斜角解析手段と、を備えていることを要旨とする。
請求項2に記載の粉体堆積層角度測定装置では、バックライトのような照明装置が不要であるので、粉体堆積層角度測定装置のコスト、組立性、設計自由度の面で改善できる。
本発明によれば、バックライト及びバックライトを起動する電源回路の省略が図れるため、部品点数が少なくなる分、コストの削減が図れると共に組立性の面でも大変好ましいものとなる。しかも、レイアウトが自由になり設計自由度の向上が図れる。また、すべての粉体特性のデータを演算手段、例えばパーソナルコンピュータを用いる管理、即ちパソコン等による管理が容易に行えるようになる。
本発明の粉体堆積層角度測定装置の第1実施形態を備える粉体特性測定装置の例を示す斜視図である。 図2(A)は、図1に示す粉体特性測定装置の前面開閉ドアが開いた状態を示し、図2(B)は、前面開閉ドアの内側にある正面の第1測定室のカバー部材が開いた状態を示す斜視図である。 図1に示す粉体特性測定装置の内部に配置されている測定部と、回転保持機構部を示す平面図である。 図3に示す第1測定室から第6測定室の内の一例として、第1測定室の内部構造例を示す縦方向の断面図である。 図4に示す第1測定室の内部構造例を示す斜視図である。 粉体特性測定装置に適用される粉体堆積層角度測定装置を示す図である。 図6の粉体堆積層角度測定装置の構成例をさらに詳しく示す図である。 粉体堆積層を含む撮像画像Gから、粉体堆積層以外の背景情報である撮像画像Fを消去して、粉体堆積層だけの画像情報Kを得る例を示す図である。 抜き出した粉体堆積層だけの画像情報Kの例を示す図である。 図9に示す画像情報Kに設定したウインドWの拡大図である。 粉体堆積層の安息角θaの取得を説明する図である。 粉体堆積層の傾斜角度を測定する手順例を示すフロー図である。 安息角作成前の撮像画像Fの一部と、色情報FCを示す図である。 安息角作成後の撮像画像Gの一部と、色情報GCを示す図である。 粉体堆積層だけの画像情報Kの一部と、その色情報KCを示す図である。 本発明の第2実施形態の粉体堆積層角度測定装置を示す図である。 図16の粉体堆積層角度測定装置の構成例をさらに詳しく示す図である。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の粉体堆積層角度測定装置の第1実施形態を備える粉体特性測定装置の例を示す斜視図である。図2(A)は、図1に示す粉体特性測定装置1の前面開閉ドアが開いた状態を示し、図2(B)は、前面開閉ドアの内側にある正面の第1測定室のカバー部材が開いた状態を示す斜視図である。
図1に示す粉体特性測定装置1は、本体部2と、この本体部2の前面側に設けられた左右の前面開閉ドア3A,3Bと、粉体供給部4を有している。本体部2は、例えば金属製の筐体であり、本体部2は、下部前面部2Aと、上面部2Bと、左右の側面部2C、2Dと、背面部2Eを有している。
図2に示すように、左右の前面開閉ドア3A,3Bは、下部前面部2Aの上に配置され、前面側の開口部を閉じることができる。図2(A)と図2(B)に示すように、左側の前面開閉ドア3Aは、左側の側面部2Cに対して蝶番3Cを用いて開閉可能に取り付けられ、右側の前面開閉ドア3Bは、右側の側面部2Dに対して蝶番3Dを用いて開閉可能に取り付けられている。粉体供給部4は、上面部2Bに配置されており、後で説明する複数の測定室に対して粉体を供給することができる。
図3は、図1に示す粉体特性測定装置1の本体部2の内部に配置されている測定部5と、回転保持機構部6を示す平面図である。
図3に示す粉体特性測定装置1の本体部2の内部空間は、測定室7である。この測定室7内には、測定部5と円形状のターンテーブル(回転台座)8が配置されている。測定室7の下部には、回転保持機構部6が配置されている。測定室7は、図2に示す下部前面部2Aと、上面部2Bと、左右の側面部2C、2Dと、背面部2Eと、左右の前面開閉ドア3A,3Bにより囲まれて閉鎖可能な空間である。
図3に示す測定部5は、ターンテーブル8の上に載せてある。駆動機構部9の構造例としては、例えば制御部10と、駆動ギア11と、モータ12を有している。駆動機構部9は、本体部2の下部に配置されている。図3に示す駆動ギア11は、ターンテーブル8の外周ギア13に噛み合っている。駆動機構部9とターンテーブル8は、測定部5を保持して回転するための回転保持機構部6を構成している。
図3に示すように、測定部5は、第1測定室21から第6測定室26を有しており、第1測定室21から第6測定室26は、60度毎に回転中心軸CL(鉛直方向軸回り、図3の紙面垂直方向)を中心にして、円周方向に沿って配列されている。第1測定室21から第6測定室26の中心には、各測定室の回動中心となる固定された円筒部27が設けられており、この円筒部27の内部には、撮像手段としてのカメラ30が固定されている。
このカメラ30は、好ましくはカラー撮影可能なカメラであり、常に正面部Pに向いている。第1測定室21から第6測定室26の各内周部には、光通過用の窓部29が形成されている。この窓部29は、カメラ30に対面する位置にある。この窓部29には、粉体がカメラ30側に侵入するのを防ぐために、透明のガラス板のような透明板31が取り付けられている。
これにより、図3のモータ12が制御部10に指令により駆動して、駆動ギア11が回転することにより、ターン粉体テーブル8は、回転中心軸CLを中心として、60度毎に矢印H方向に回転角度を制御することで、第1測定室21から第6測定室26の内の任意の1つの測定室が、正面部Pに位置決めできるようになっている。図3の例では、第1測定室21が、正面部Pに位置決めされている。そして、正面部Pに位置決めされた第1測定室21から第6測定室26の内の1つの測定室内には、図1に示す粉体供給部4のホッパー4Aのいずれかの1つから、所定量の粉体が供給できるようになっている。
次に、図3と図4と図5を参照して、測定部5の構造例をさらに説明する。図4は、図3に示す第1測定室21から第6測定室26の内の一例として、第1測定室21の内部構造例を示す縦方向の断面図である。図5は、第1測定室21の内部構造例を示す斜視図である。
図3に示すように、測定部5は、均等な寸法を有する上から見て扇型の第1測定室21から第6測定室26を有している。第1測定室21から第6測定室26は、ターン粉体テーブル8に対してそれぞれ着脱可能に設定でき、互いに独立したユニットである。図2に示すように、第1測定室21から第6測定室26は、着脱時に把持するための取っ手Tが設けられている。
図2(A)と図3に示すように、第1測定室21から第6測定室26の天井部には、粉体投入口32が形成されている。粉体投入口32は、図1に示す粉体供給部4のホッパー4Aから、第1測定室21から第6測定室26の内部に粉体を入れるための開口部である。
図3と図4に示すように、第1測定室21から第6測定室26の前面部には、それぞれ曲面状のカバー部材33が開閉可能に取り付けられている。このカバー部材33としては、第1測定室21から第6測定室26の内部の様子が見えるようにするために、透明のプラスチック板、例えば透明のアクリル板が用いられている。
例えば、図3に示す第1測定室21、第2測定室22、第6測定室26には、それぞれ粉体供給部4から落下してきた粉体を受けて粉体堆積層を形成するための粉体テーブル41,42,46が配置されている。第1測定室21は、安息角、崩潰角(崩壊角)、差角を測定するための室であり、第2測定室22は、例えばかさ密度および圧縮度を測定するための室である。そして、第6測定室26は、スパチュラ角および崩潰角を測定するための室である。残りの第3測定室23、第4測定室24、第5測定室25は、空室となっているが、例えば凝集度を測定するために設けられた室である。
ここで、図4と図5に示す第1測定室21を、代表例にして説明する。図4と図5に示すように、第1測定室21は、天井部34、底面部35、左右の側面部36,37、背面部38により形成されている。
図4に例示するように、第1測定室21では、例えば粉体堆積層50の安息角θaを測定することができる。第1測定室21内において底面部35の上には、粉体テーブル51と、矩形の平皿状のバット52が配置されている。ホッパー4Aのロート34Aが粉体投入口32に差し込まれている。このロート34Aから投入される粉体が、粉体テーブル51上に堆積することにより、粉体テーブル51の上には山型の粉体堆積層50が形成される。粉体テーブル51は、平面で見て円盤状であり、支持棒53により保持されている。支持棒53は、板状部材の安息角バー54により支えられている。なお、ロート34Aの下端部から粉体テーブル51までの距離は、例えば65mmである。
また、図4と図5に示す第1測定室21内には、衝撃振動によって崩壊角を策定するための振動手段55が設けられている。この振動手段55は、磁性体の錘56と、錘受部材57と、錘案内パイプ58を有している。キャップ58Cが錘案内パイプ58の上に設けられており、キャップ58Cの下には、錘56の移動上端位置を規定するストッパ59が設けられている。
錘56は錘案内パイプ58に通すためにリング状である。磁石60は、電磁石あるいは永久磁石であり、磁石60は、ワイヤ61に連結されている。このワイヤ61は、駆動部62により巻出し動作や巻取り動作を行うことができる。安息角バー54の一端部が錘受部材57に固定されている。
駆動部62がワイヤ61を巻き出して磁石60を上昇させることで、錘56が磁石60の磁力により同時に引き上げられ、錘56はストッパ59に当接して止まる。しかし、磁石60だけがさらに上昇することで磁石60は錘56から離れるので、錘56に及ぼす磁石60の磁力の影響が低下する。従って、錘56が自重により錘案内パイプ58に沿って錘受部材57に落下することにより、振動が安息角バー54と粉体テーブル51を介して、粉体テーブル51上の粉体堆積層50に伝わり、粉体堆積層50が崩壊した状態になり、粉体堆積層の崩潰角を測定することができるようになっている。錘56の重量や落下距離等はJIS(日本工業規格)により規定されている。
次に、図6を参照して、図1に示す粉体特性測定装置1に配置されている粉体堆積層角度測定装置70の好ましい構成例を説明する。図6は、粉体堆積層の安息角、崩潰角、スパチュラ角の内、その代表例として安息角θa測定時の粉体堆積層角度測定装置70を示す図である。
図6に示す粉体堆積層角度測定装置70は、撮像手段としてのカメラ30と、演算手段としてのパーソナルコンピュータのようなコンピュータ80と、このコンピュータ80内に組み込まれている背景画像処理手段90と、傾斜角解析手段91を有している。
撮像手段としての1台のカメラ30は、例えばCCD(電荷結合素子)カメラ等を採用でき、図4と図5に示すように、第1測定室21の窓部29に対応する位置に固定されている。例えば、このカメラ30は、窓部29の透明板31を通じて、第1測定室21の内部の粉体堆積層50を撮影することができる。
図7は、粉体堆積層角度測定装置70の構成例をさらに詳しく示している。
図7に示すように、粉体堆積層角度測定装置70のコンピュータ80は、本体部71と、表示部72を有している。本体部71の内部には、中央制御部(CPUを含む)73と、外部通信部74と、ROM(読み出し専用メモリ)75と、情報記録手段であるメモリ76と、背景画像処理手段90と、傾斜角解析手段91と、電池92が設けられている。
中央制御部73は、表示部72、ROM75、メモリ76、外部通信部74、背景画像処理手段90、傾斜角解析手段91、そして電池92に電気的に接続されている。表示部72は、中央制御部73の指令により必要な画像情報等を表示する。外部通信部74は、カメラ30により撮像された撮像画像情報を、中央制御部73に供給する。電池93は、中央制御部73に電源供給をすることで、各要素の動作を行わせる。
背景画像処理手段90は、中央制御部73の指令により、図6に示す粉体堆積層50の撮像画像情報から、背景情報を消去する機能を有する。傾斜角解析手段91は、中央制御部73の指令により、背景画像処理手段90によって背景が消去された粉体堆積層50だけの撮像画像情報から、粉体堆積層50の傾斜角を求める機能を有する。ROM75は、制御プログラムや各種のデータを予め格納している。メモリ76は、演算結果や測定結果を一時的に格納する。
図8は、粉体堆積層50を含む撮像画像Gから、粉体堆積層50以外の背景情報である撮像画像Fを消去して、粉体堆積層50だけの画像情報Kを演算して得るための画像処理例を示す図である。図7に示す背景画像処理手段90は、中央制御部73の指令により、粉体堆積層50を含む撮像画像Gから、粉体堆積層50以外の背景情報である撮像画像Fを消去する。
図8(A)では、粉体堆積層50が粉体テーブル51の上に形成される前の状態を、図6のカメラ30が撮像した状態、すなわち粉体堆積層50の安息角作成前の撮像画像Fの例を示している。安息角作成前の撮像画像Fには、粉体テーブル51やこの粉体テーブル51の周囲の例えば振動手段55(ショッカ)が含まれているが、粉体堆積層50は含まれていない。安息角作成前の撮像画像Fは、いったん図7のメモリ76に記憶され、表示部72に表示できる。
図8(B)では、粉体堆積層50が粉体テーブル51の上に形成された状態、すなわち粉体堆積層50の安息角作成後の撮像画像Gの例を示している。安息角作成後の撮像画像Gには、粉体テーブル51や振動手段55、そして粉体堆積層50が含まれている。安息角作成後の撮像画像Gは、いったん図7のメモリ76に記憶され、表示部72に表示できる。
図8(C)では、安息角作成後の撮像画像Gから、安息角作成前の撮像画像Fを差し引いた演算画像(G−F)の例を示している。図7に示す背景画像処理手段90がこの演算画像(G−F)を作成すると、演算画像(G−F)では、粉体テーブル51や振動手段55を含む粉体堆積層50の画像情報から、粉体堆積層50以外の余分な背景情報である粉体テーブル51や振動手段55等の画像情報を差し引くことで、粉体堆積層50だけの画像情報Kを抜き出して残すことができる。演算画像(G−F)、すなわち粉体堆積層50だけの画像情報Kは、いったん図7のメモリ76に記憶され、表示部72に表示できる。
その後、図7に示す傾斜角解析手段91は、メモリ76から演算画像(G−F)、すなわち粉体堆積層50だけの画像情報Kを読み出して、抜き出した粉体堆積層50だけの画像情報Kについてのノイズの除去を行い、粉体堆積層50の安息角θaの測定を行う。これにより、傾斜角解析手段91は、抜き出した粉体堆積層50だけの画像情報Kだけを扱うので、精度良く安息角θaの測定を行うことができる。
図9から図12では、図7に示す傾斜角解析手段91が、粉体堆積層50の安息角θaの測定を行う角度測定方法の例を説明する。
図9は、抜き出した粉体堆積層50だけの画像情報Kの例を示しており、図10は、図9に示す画像情報Kに設定したウインドWの拡大図である。図11は、粉体堆積層50の安息角θaの取得を説明する図である。
図9に示す粉体堆積層50だけの画像情報Kは、二値化後の画像である。ウインドWは、図10に示すように、一例として7行10列のマトリックスである。粉体堆積層50を示す黒色画素群110は、斜線で示しているが、7行9列に渡って形成されており、この黒色画素群110の斜辺の傾斜角度θは、以下の計算式により得られる。
縦横比:X=7÷9
傾斜角度θ=Atan(X)×180÷π
そして、粉体堆積層50の左右の傾斜について傾斜角度θを求めて、その左右の傾斜角度θの平均値を求めて、粉体堆積層50の安息角θaとする。
図7の傾斜角解析手段91は、傾斜角度θの測定を、図12のフローに従って行うことができる。図12のステップST1では、粉体堆積層50の二値化画像の中で、粉体堆積層50の頂点部に対応する頂点画素111を特定する。ステップST2では、図11に示すように、頂点画素111を含む画素列を、画素基準列112として特定する。ステップST3では、画素基準列112から左右両側に向けて各列につき粉体堆積層50の二値化画像に属する画素数をカウントする。ステップST4では、列単位の画素数の変化により粉体堆積層50の傾斜角度θを計算する。ステップST5では、この傾斜角度θの計算結果は、図7の表示部72に表示する。
このように、傾斜角解析手段91は、粉体堆積層50の黒色画素群110において頂点画素111を特定して、この頂点画素111を含む画素基準列112を設定して、この画素基準列112から左右両側に向けて各列について二値化画像の画素数をカウントして、列単位の画素数の変化により粉体堆積層50の傾斜角度θを計算することができる。そして、左右の傾斜角度θを平均することで、粉体堆積層50の安息角θaとする。
ここで、図13から図15を参照して、粉体堆積層50だけの画像情報Kを演算して得るための画像処理例を説明する。
図13から図15は、粉体堆積層50を含む撮像画像Gから、粉体堆積層50以外の背景情報である撮像画像Fを消去して、粉体堆積層50だけの画像情報Kを演算して得るための画像処理例を、さらに詳しく示している。
図13は、安息角作成前の撮像画像Fの一部と、色情報FCを示している。図14は、安息角作成後の撮像画像Gの一部と、色情報GCを示している。図15は、粉体堆積層50だけの画像情報Kの一部と、その色情報KCを示している。
カラー撮影の可能なカメラ30により得られた安息角作成前の撮像画像Fと、安息角作成後の撮像画像Gと、そして抜き出した粉体堆積層50だけの画像情報Kについては、画像のサイズの各マス目について、色情報(R:赤0〜255、G:緑0〜255、B:青0〜255)が、数値として記録される。
図13から図15では、図面の簡単化のために、縦方向にM1からM5、横方向N1からN5の合計25のマス目が抜き出して代表して記載されている。
図13に示す安息角作成前の撮像画像Fでは、マス目L1からL5が、粉体テーブル51を示しており、色情報FCは、空色(R:赤0、G:緑255、B:青255)で表示される。マス目R1、R2、R3は、粉体テーブル51の周囲の例えば振動手段55を示しており、色情報FCは、赤色(R:赤255、G:緑0、B:青0)で表示される。その他のマス目の色情報FCは、白色(R:赤255、G:緑255、B:青255)で表示される。
図14に示す安息角作成後の撮像画像Gでは、マス目L1からL5が、粉体テーブル51を示しており、色情報GCは、空色(R:赤0、G:緑255、B:青255)で表示される。マス目R3は、粉体テーブル51の周囲の例えば振動手段55を示しており、色情報GCは、赤色(R:赤255、G:緑0、B:青0)で表示される。マス目Q1からQ9は、粉体堆積層50を示しており、色情報GCは、灰色(R:赤150、G:緑150、B:青150)で表示される。
図15に示す抜き出した粉体堆積層50だけの画像情報Kでは、マス目L1からL5の色情報KCは、空色から白色(R:赤255、G:緑255、B:青255)に代わって表示される。マス目R3の情報KCは、赤色から白色(R:赤255、G:緑255、B:青255)に代わって表示される。マス目Q1からQ9は、粉体堆積層50を示しており、情報KCは、灰色(R:赤150、G:緑150、B:青150)のままで表示される。
図7に示す傾斜角解析手段91は、粉体堆積層50を示す情報KCの灰色から、粉体堆積層50の安息角θaを、背景情報に邪魔されることが無く、正確に解析して測定することができる。
このように、各マス目の色情報は、図7に示す表示部72に表示でき、R、G、Bとしてそれぞれ0から255の濃淡の段階で数値表示して、しかもメモリ76に記録できる。
これにより、本発明の第1実施形態によれば、バックライトがなくとも安息角測定に必要な明確な粉体堆積層の画像情報が得られるようになる。この場合、測定にあたって、測定室内を暗くする必要がないため、外光等による周囲環境に影響されることなく角度測定が可能となり、しかも測定状態を外から監視できるメリットが生まれる。また、部品点数の削減は、コストの面、組立性の面、設計自由度の面において大変好ましいものとなる。
(第2実施形態)
次に、図16と図17を参照して、本発明の粉体堆積層角度測定装置の第2実施形態を説明する。図16は、本発明の第2実施形態の粉体堆積層角度測定装置70Aを示す図であり、図17は、図16の粉体堆積層角度測定装置70Aの構成例をさらに詳しく示す図である。
図16と図17に示す第2実施形態の粉体堆積層角度測定装置70Aは、図6と図7に示す第1実施形態の粉体堆積層角度測定装置70と比較して、実質的に同様の箇所には同じ符号を記してその説明を省略する。粉体堆積層角度測定装置70Aが粉体堆積層角度測定装置70と異なるのは、次の点である。
図16に示すように、撮影時に粉体堆積層に余分な背景が写らないようにしたものであって、粉体堆積層角度測定装置70Aは、撮像手段としてのカメラ30と、演算手段としてのパーソナルコンピュータのようなコンピュータ80と、このコンピュータ80内に組み込まれている傾斜角解析手段91と、背景を無地とするためのバックスクリーン100を有している。
撮像手段としての1台のカメラ30は、例えばCCDカメラ等を採用でき、図16に示すように、第1測定室21の窓部29に対応する位置に固定されている。このカメラ30は、窓部29の透明板31を通じて、内部の粉体堆積層50を撮影することができる。
図17に示すように、粉体堆積層角度測定装置70Aのコンピュータ80は、本体部71と、表示部72を有している。本体部71の内部には、中央制御部(CPUを含む)73と、外部通信部74と、ROM(読み出し専用メモリ)75と、情報記録手段であるメモリ76と、傾斜角解析手段91と、電池92が設けられている。
中央制御部73は、表示部72、ROM75、メモリ76、外部通信部74、傾斜角解析手段91、そして電池92に電気的に接続されている。表示部72は、中央制御部73の指令により必要な情報を表示する。外部通信部74は、カメラ30により撮像された撮像画像情報を、中央制御部73に供給する。電池93は、中央制御部73に電源供給をすることで、各要素の動作を行わせる。
傾斜角解析手段91は、中央制御部73の指令により、粉体堆積層50の無地の撮像画像情報Dから、粉体堆積層50の傾斜角を求める機能を有する。ROM75は、制御プログラムや各種のデータを予め格納している。メモリ76は、演算結果や測定結果を一時的に格納する。
図16に示すバックスクリーン100は、粉体堆積層50の背景を無地とするためのものであって、外から内部が見える位置に設けるようにすることが望ましい。施工手段としては、例えばカバー部材33の内面に貼り付けるようにするか、あるいは塗装等により形成しても良い。カメラ30は、粉体堆積層50の一方の側に配置されているが、バックスクリーン100は、粉体堆積層50の他方の側に配置されている。すなわち、カメラ30とバックスクリーン100は、粉体テーブル51上の粉体堆積層50を挟んで、対向して配置されている。これにより、カメラ30により撮影される粉体堆積層50の背景は無地となるため、背景を消去する画像処理が不要となっている。
図17に示すコンピュータ80の外部通信部74が、カメラ30により撮影された粉体堆積層50の撮像画像Dを中央制御部73に取り込むと、この撮像画像Dは、背景が無地となっている。傾斜角解析手段91は、中央制御部73の指令により、第1実施形態における図9から図12に示す方法により、同様にして粉体堆積層50の無地の撮像画像情報Dから、図16に示す粉体堆積層50の傾斜角θaを求めることができる。
これにより、第2実施形態によれば、バックスクリーンを用いるという簡単な手段によって、従来のシルエット画像と同様に背景が無地の粉体堆積層の明確な撮像画像が得られるようになる。この結果、第1実施形態の効果に加えて、さらに背景画像処理手段が不要となる等、構造が簡単な装置にできるメリットが得られる。
以上、説明したように、粉体堆積層の傾斜角の測定にあたって、必須の条件であったシルエット画像を作るためのバックライトが無くても、本発明にあっては、背景が無地の粉体堆積層の明確な撮像画像を得ることができる。
バックライトの省略は、前記した如く、バックライトとその電源回路及び配線等が不要となるため、部品点数削減にともなうコストの低減、組立性の向上につながる等の効果を奏することは無論として、特に粉体特性測定装置内のレイアウトがより容易となり、設計自由度の向上が図れる等大変好ましいものとなる。加えて、すべての粉体特性のデータを演算手段、例えばパーソナルコンピュータを用いる管理、即ちパソコン等による管理が容易に行えるようになる。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明したが、各実施形態は一例であり、特許請求の範囲に記載される発明の範囲は、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更できるものである。
例えば、演算手段としては、いわゆるパーソナルコンピュータ(PC)を用いているが、これに限らず、例えばタブレット型の情報端末等を用いることができる。
図示例では、粉体堆積層角度測定装置は、傾斜角の一例として粉体堆積層の安息角を測定しているが、これに限らず、例えばスパチュラ角、崩潰角等も同様にして測定できる。
1 粉体特性測定装置
21 第1測定室
30 カメラ(撮像手段の一例)
50 粉体堆積層
51 粉体テーブル
70 粉体堆積層角度測定装置
70A 粉体堆積層角度測定装置
72 表示部
73 中央制御部
80 コンピュータ(演算手段)
90 背景画像処理手段
91 傾斜角解析手段
100 バックスクリーン
F 安息角作成前の撮像画像
G 安息角作成後の撮像画像
K 粉体堆積層だけの画像情報
θa 粉体堆積層の安息角(傾斜角の一例)

Claims (2)

  1. 粉体供給部から供給された粉体によって粉体テーブル上に作られた粉体堆積層の傾斜角を測定する粉体堆積層角度測定装置であって、
    粉体投入口が天井部に形成されているとともに前記粉体テーブルが前記粉体投入口の真下に配置され、閉鎖可能な空間にされている傾斜角測定用の測定室であって撮像用の照明不要に設けられ互いに独立している安息角測定用の測定室A、および、スパチュラ角測定用の測定室Bと、
    前記粉体テーブル上に作られた前記粉体堆積層を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮影された前記粉体堆積層の撮像画像を取り込む演算手段と、
    前記演算手段内に組み込まれ、前記粉体堆積層の前記撮像画像から背景を消去する背景画像処理手段と、
    前記背景画像処理手段によって前記背景が消去された前記粉体堆積層の前記撮像画像から前記粉体堆積層の前記傾斜角を求める傾斜角解析手段と、を備え、
    前記測定室Aおよび前記測定室Bは、前記測定室Aおよび前記測定室Bの全体が移動されることで何れかの前記粉体投入口が前記粉体供給部の供給位置に位置決め可能にされており、
    前記傾斜角解析手段は、前記測定室Aまたは前記測定室Bがそれぞれ前記粉体供給部の供給位置に位置決めされて測定室内に作られた前記粉体堆積層からその粉体堆積層の傾斜角度を測定するようにされ、
    前記撮像手段は、3原色でカラー撮影可能なCCDカメラを有していて、前記粉体堆積層の形成前の撮像画像である形成前画像と、前記粉体堆積層の形成後の撮像画像である形成後画像と、を撮影するように設定されていることを特徴とする粉体堆積層角度測定装置。
  2. 粉体供給部から供給された粉体によって粉体テーブル上に作られた粉体堆積層の傾斜角を測定する粉体堆積層角度測定装置であって、
    粉体投入口が天井部に形成されているとともに前記粉体テーブルが前記粉体投入口の真下に配置され、閉鎖可能な空間にされている傾斜角測定用の測定室であって撮像用の照明不要に設けられ互いに独立している安息角測定用の測定室A、および、スパチュラ角測定用の測定室Bと、
    前記粉体テーブル上に作られた前記粉体堆積層を挟んで対向して配置され、前記粉体堆積層を撮像する一方の撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮影される前記粉体堆積層の背景を無地とするための他方のバックスクリーンと、
    前記撮像手段によって撮影された前記背景が無地の前記粉体堆積層の撮像画像を取り込む演算手段と、
    前記演算手段内に組み込まれ、前記背景が無地の前記粉体堆積層の前記撮像画像から前記粉体堆積層の前記傾斜角を求める傾斜角解析手段と、を備え、
    前記測定室Aおよび前記測定室Bは、前記測定室Aおよび前記測定室Bの全体が移動されることで何れかの前記粉体投入口が前記粉体供給部の供給位置に位置決め可能にされており、
    前記傾斜角解析手段は、前記測定室Aまたは前記測定室Bがそれぞれ前記粉体供給部の供給位置に位置決めされて測定室内に作られた前記粉体堆積層からその粉体堆積層の傾斜角度を測定するようにされ、
    前記撮像手段は、3原色でカラー撮影可能なCCDカメラを有していて、前記粉体堆積層の形成前の撮像画像である形成前画像と、前記粉体堆積層の形成後の撮像画像である形成後画像と、を撮影するように設定されていることを特徴とする粉体堆積層角度測定装置。
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