JP6276676B2 - 導光部材、発光体及び看板 - Google Patents

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Description

本発明は、主に照明及び表示の用途に用いられる導光部材、発光体及び看板に関する。
従来から屋内外の照明用の光源として、又は広告等の表示用の光源として、白熱灯、蛍光灯、放電灯、発光ダイオード(LED)、有機エレクトロルミネセンス(有機EL)等が広く使用されている。特に、発光ダイオードを用いた光源は長寿命であり経済性にも優れることから、近年ますます広く使用されている。また、基板上にこれらの光源を複数配列して、これに透光性を有する樹脂で覆うことにより、発光ダイオード等を直接視認することのない発光体も、一般に知られている。
例えば、列状に配列された多数の発光体素子と導電線とを設け、少なくとも発光面側を透光性とした可撓被包体にて全体を被包して成る、折曲可能な発光表示体がある(特許文献1)。
この発光表示体は、任意の方向に折り曲げ可能であるためネオンサイン等の製作を素人でも簡単に行うことができる上、寿命が長く消費電力の少ない発光体素子を使用しているためメンテナンスや経済性の点にも優れている。さらに、発光体素子の一方の端子が予め導電線と接続されて発光体素子が互いに連結一体化されているので、成形型内への内包工程の作業性を高めることができる。
また、例えば、可撓性を有するシート状基材に配線を設けてなるフレキシブル配線板に発光チップが搭載され、上記発光チップ及びフレキシブル配線板は、その全体を柔軟性を有する封止樹脂で封止され、この封止樹脂の外形は上記フレキシブル配線板に垂直な方向に関して一定の厚さを持つ板状をなし、上記封止樹脂のうち少なくとも上記フレキシブル配線板の上記発光チップが搭載された面の側に相当する部分は透光性を有することを特徴とする、フレキシブル発光表示体がある(特許文献2)。
このフレキシブル発光表示体は、全体を厚さ方向に自由に曲げて湾曲させることができる。また、封止樹脂のうち発光チップが搭載された面の側に相当する部分が透光性を有するので、フレキシブル配線板と実質的に平行な二つの面及びこれらに隣り合う側面を通して外部に光を出射することができる。これにより、側面の湾曲に応じた曲線、例えば文字やキャラクタ等を表示することができる。
しかし、特許文献1に記載の発光表示体は、発光体素子の各部から可撓被包体の表面までの距離が一定ではないことから、可撓被包体全体を通して出射光が不均一になるという問題点があった。また、発光表示体の作製には、多数の発光体素子を可撓芯材に内包したり、導電線のうち一方をスパイラル状に巻き付けたりする作業が伴うので、手間とコストがかかるという問題点も有していた。従って、出射光が均一な光となり、作製に必要な手間とコストを抑えた発光体の開発が望まれていた。
また、特許文献2に記載のフレキシブル発光表示体は、フレキシブル配線板に複数の発光チップを間隔を空けて搭載したとき、封止樹脂又は光拡散層から出射される光も、間隔をあけて不均一になってしまうという問題点があった。つまり、外部から発光チップ及び発せられる光が視認できるので、光が発光体の近くが明るくその周囲が暗くなり、明るく発光する部位が間隔を開けて視認されるという問題点があった。従って、光源を所定の間隔で並べてこれを樹脂等の被包体で被包したときに、均一な光を発する発光体の開発が望まれていた。
公開実用新案第昭61−165585号公報 特開平09−050253号公報
本発明は、このような課題を鑑みなされたものであり、作製に必要な手間とコストを抑えた、均一な光を出射する導光部材及び発光体を提供することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために、以下の手段を採った。
本発明にかかる導光部材は、
透光性を有する素材からなり、長尺の部材に形成された内側導光部と、
透光性を有する素材からなり、前記内側導光部の長手方向に対して少なくとも上面、左側面及び右側面を覆う外側導光部と、
を有しており、
前記内側導光部の底面は、光源からの光が入射される入射面を形成し、
前記外側導光部の少なくとも上面、左側面及び右側面は、前記光源からの光を出射する出射面を形成し、
前記内側導光部の光の拡散率と前記外側導光部の光の拡散率とが異なることを特徴とする。
本発明の導光部材によれば、内側導光部の光の拡散率と外側導光部の光の拡散率とが異なるので、光源から発せられた光は導光部材の内部で大きく拡散させたり、外部で大きく拡散させたりと拡散状態を部位によって変更することができる。この拡散率の異なる部材を重ねて使用することによって、複雑な拡散効果を与え、出射面からより均一な光を出射することができる。従って、この導光部材の視認者にとって、均一な光を発する美観に優れたものとすることができる。また、拡散率の異なる素材を重ね合わせることによって、外部に出射する光の照度を調整することができる。
また、本発明にかかる導光部材において、前記内側導光部の光の透過率と前記外側導光部の光の透過率とが異なることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、例えば、内側導光部には、透過率の高い素材を使用することによって、光の減衰を極力抑えた状態で出射面から均一な光を出射することができる。
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記光源から前記入射面に入射された光の一部が、前記出射面から略均一な光として出射されることを特徴とするものであってもよい。内側導光部と外側導光部との拡散率及び/又は透過率を調整することによって、より均一な照度の光を出射させることができる。また、この導光部材の視認者は、出射される光が均一になるほど、本導光部材を隔てた内部から光源の形状を視認できなくなる。つまり、光源を所定の間隔で並べて発光させたときのブツブツ感を軽減又は解消することができる。
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記外側導光部の光の透過率は、前記内側導光部の光の透過率よりも小さいことを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、内側導光部を通過する光の減衰を抑え、より明るく光る導光部材を提供することができる。
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記外側導光部の光の拡散率は、前記内側導光部の光の拡散率よりも大きいことを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、内側導光部と比べて外側導光部において光の拡散がより頻繁に発生するようになり、光の減衰を抑えつつ、導光部材を隔てて視認したときの光の不均一さを解消することができる。
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記外側導光部は、前記光源から近いほど厚く、遠いほど薄くなることを特徴とするものであってもよい。光源から近い場所では、導光部を通過する距離が短いため、光の拡散が低くなる可能性があるが、光源に近い外側導光部の厚さを厚くすることによって、光を外側導光部で大きく拡散させることによって、光源に近い部位においても均一な光を出射することができる。また、このような手段を採用することによって、側面を視認部として使用することも可能になる。
さらに、本発明にかかる導光部材において、内側導光部が導光部材の水平方向の断面積に占める割合は、内側導光部の底面から上面に向かうにつれて徐々に大きくなることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、入射面から入射された光は、光源から近い場所では外側光源部を長い距離通らねばならず拡散及び反射して弱くなり、遠い場所では外側光源部を短い距離通ればよいので拡散及び反射による影響を近い場所と比較して小さくすることができる。これにより、光源から出射面までの距離に関わらず均一な光を出射することができる。
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記外側導光部は、複数層からなることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、外側導光部内での拡散率を変化させたりすることができ、より上面及び両側面から出射する光の照度及び均一さを調整しやすくすることができる。
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記内側導光部及び前記外側導光部は可撓性を有する素材からなることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、本導光部材は柔軟に湾曲させて使用することができる。導光部材は側面を発光面として使用することができるので、側面を使用することによって、直線のみならず曲線も表すことができる。そのため、導光部材によって表現できる文字、図形等の種類を多くすることができる。
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記内側導光部及び前記外側導光部は熱可塑性樹脂からなり、一体成形されていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、継ぎ目のない美観に優れた導光部材とすることができる。また、一体成形により本導光部材の大量生産が可能となるので、生産コストの低減に資する。
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記導光部材の端面は、下方側に切欠部を備えていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、複数の導光部材を連結した際に、光源の接続部を切欠部の位置に配置することができる。そのため、光源の接続部材を導光部材の範囲内に配置することができるようになる。
また、本発明にかかる発光体は、
前述したいずれかの導光部材と、
複数の前記光源が所定の間隔で設けられた、シート形状を有する基板と、
を有していることを特徴とする。
本発明の発光体によれば、基板上に設けられた複数の光源から発せられた不均一な光は、導光部材の入射面から入射し、一部が拡散及び反射し、均一な光となって出射面から出射される。拡散及び反射の過程では、特に外側導光部の光の透過率が低くかつ反射率を高くすることによって、内側導光部よりも外側導光部において拡散及び反射が起こりやすくすることができる。また、基板はシート形状をしてなるから湾曲させることができる。導光部材も可撓性を有する素材からなるから、本発光体は湾曲させて使用することができ、文字等の曲線を表現することができる。
さらに、本発明にかかる発光体において、前記導光部材の底面は、複数の前記光源を収納するための凹部底面を備えることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、複数の光源が設けられた基板と導光部材とが干渉することなく接合され、美観にも優れた発光体とすることができる。
さらに、本発明にかかる発光体において、前記導光部材の底面は、前記基板を載置する底面板と嵌合するための延出部を備えることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、基板と導光部材とがずれることなく固定し、接合することができる。
さらに、本発明にかかる看板は、前述した導光部材を発光部として使用したものである。かかる看板とすることによって、表示情報等を明るく光らせて見やすい看板を提供することができる。
図1は、第1実施形態にかかる発光体50の一部分解斜視図である。 図2は、第1実施形態にかかる発光体50を湾曲させた状態を示す斜視図である。 図3は、第1実施形態にかかる発光体50を使用した看板100を示す概略図である。 図4は、第2実施形態にかかる発光体50を示す斜視図である。 図5Aは、第3実施形態にかかる発光体50を示す端面図である。図5Bは、第4実施形態にかかる発光体50を示す端面図である。 図6A及び図6Bは、本実施形態にかかる導光部材10の変形例を示す端面図である。
本発明にかかる導光部材10及び発光体50の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下に説明する実施の形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。なお、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。また、説明の便宜上、図1の矢印が示す方向をそれぞれ上面側、底面側、右側面側、左側面側及び端面側として説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態にかかる発光体50を図1に示す。図1は、本実施形態にかかる発光体50を示す一部分解斜視図である。本実施形態にかかる発光体50は、内側導光部11及び外側導光部12からなる導光部材10と、基板20に設けられた複数の光源21と、基板20が載置される底面板22と、を備えている。この発光体50は、光源21から出射された光を、導光部材10の底面(入射面)15から入射し、内側導光部11及び外側導光部12の二つの導光部を通過させることにより、出射される光の減衰を抑えつつ、かつ適度に拡散・反射させて均一な光として出射させることができる。
光源21は、発光ダイオード(LED)を使用するとよい。LEDの色は特に限定するものではなく、白色の他、有色の発光ダイオードを使用してもよいし、順次発光色が変化するものであってもよい。光源21は、図1に示すように、電子回路基板であるシート形状の基板20の上に所定の間隔で設けられる。なお、複数の光源21の間隔は、限定するものではないが、5mm〜15mm程度の間隔に配置するとよい。基板20は、フレキシブルな素材で作製されており、導光部材10の底面形状に合わせて、細長い板状に形成されている。底面板22は、基板20を保持するためのものであり、同様にフレキシブルな素材で作製される。また、底面板22には、導光部材10と接合したときに互いにずれたり、移動したりすることを防止するために、導光部材10と当接する底面板凸部23が左右に2箇所設けられている。基板20は、平面と垂直な方向に湾曲させることができる。
導光部材10は、図2に示すように、内側導光部11及び外側導光部12の樹脂が二層状に一体に成形されてなる棒状部材である。使用される樹脂は、塩化ビニル、ウレタン、シリコン等柔軟性を有する熱可塑性樹脂を使用することが好ましいが、これらの樹脂に限定されるものではない。内側導光部11は透光性及び拡散性を有する樹脂からなる長尺の棒状に形成されている。特に透過率は限定するものではないが、光源21から頂点までの距離(α)が10mm〜18mmの場合、2mm厚の透過率が70%〜80%のものを使用するとよい。外側導光部12は透光性及び拡散性を有する樹脂からなり、光源21に対向する底面、すなわち入射面15を除き、内側導光部11の上面及び左右側面を覆っている。外側導光部12の厚さは、特に限定するものではないが、光源21から頂点までの距離(α)が10mm〜18mmの場合、0.5mm〜3mm程度に設定するとよい。外側導光部12の透過率は、内側導光部11の拡散率及び透過率とは異なる拡散率及び透過率に設定される。好ましくは、外側導光部12の拡散率の方が内側導光部11より高く、外側導光部12の透過率の方が内側導光部11より低くなるように設定するとよい。2mm厚の外側導光部12の透過率が60%〜70%程度に設定するよい。このように、内側導光部11において、光は拡散させるものの透過率を高く設定して、光の減衰を防止しつつ、外側導光部12で高い拡散性を有する素材を使用することによって光をより拡散させて表面から出射する光を均一化させることで、高い照度を保ちつつ均一な光を発する発光体50を提供することができる。外側導光部12のみであると、内部に空間が形成されるため発光体50から出射する光の照度を高くすることができるものの、LEDの光は直進性が強いため一定方向が極端に明るく光って見えるようになるが、内側導光部11を設けることで光の照度を確保しつつ均一性を確保することができる。内側導光部11と外側導光部12は、押出成形等で2種類の樹脂を同時に射出することによって作製することができる。
導光部材10の内側導光部11は、底面の両側から下方に延出して形成された延出部13を有しており、この延出部13が底面板22の底面板凸部23の両側から挟み込むように配置されることによって、導光部材10が基板20に対して横方向にずれるのを防止している。
こうして作製された導光部材10と基板20とからなる発光体50の使用方法を説明する。基板20は配線(図示しない。)で互いに繋がれており、前記配線の両端部は外部電源(図示しない。)に繋がれている。まず、外部電源から前記配線を通じて光源21に通電する。光源21から発せられた光は、導光部材10の底面に相当する入射面15から、透光性を有する内側導光部11を拡散しつつ外側導光部12へ通過する。このとき内側導光部11によって拡散しつつ外側導光部12へ通過していく。そして、外側導光部12へ達した光は、外側導光部12によって内側導光部11より大きく拡散及び反射しながら通過して、外側導光部12の上面及び左右側面から出射される。外側導光部12の光の透過率は内側導光部11の光の透過率より小さいので、また、外側導光部12の光の拡散率は内側導光部11の光の拡散率より大きいので、出射面から出射する際には、より均一な光として出射される。
こうして作製された発光体50は、上面及び両側側面から均一な光を出射するので、上面及び両側面のいずれの面も発光面として使用することができる。また、本発明にかかる発光体50は、基板20、底面板22及び導光部材10のいずれも湾曲させることができるので、図2に示すように、発光体50全体を湾曲させて使用することができる。そのため、側面を利用することによってカーブした発光面を形成することもできる。従って、図3に示したように、直線部分は上面を利用し、カーブした部分は側面を利用することによって、文字、図形等の情報を表示できる表示用途又は装飾用途に好適な看板100の一部として使用することもできる。
(第2実施形態)
第2実施形態にかかる発光体50の斜視図が図4に示されている。第2実施形態にかかる発光体50は、第1実施形態と比較して端面の形態が第1実施形態と異なるのみであり、その他は同一である。
第2実施形態にかかる発光体50は、導光部材10の端面18の下方側に切欠部19を有しており、基板20がその分短く形成されており、発光体50の端面の下方に空間が形成されている。かかる構成を採用することによって、複数の導光部材10を連結した際に、光源21の接続部を切欠部19の位置に配置することができる。そのため、光源21の接続部材90を導光部材10の断面の範囲内に配置することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態にかかる発光体50の端面図が図5Aに示されている。第3実施形態にかかる発光体50は、第1実施形態と比較して導光部材10の内側導光部11と外側導光部12との断面形状が異なるのみで、その他は同一である。
第3実施形態にかかる導光部材10の断面形状は、外側導光部12が光源21に近くなるほど、厚さが徐々に厚くなるように形成されている。言い換えると、内側導光部11が導光部材10の水平方向の断面積に占める割合は、内側導光部11の底面から上面に向かうにつれて徐々に大きくなるように形成されている。光源21に近い側面は、光源からの光の直進性が高く、光源21の光が十分に拡散しないおそれがある。また、光源21に近い部分が明るく光る可能性がある。そこで、光源21から近くて強い光は外側導光部12を長く通過させることによって、拡散及び反射の程度が大きくなり、逆に光源21から遠くなるにつれて拡散及び反射の程度を徐々に小さくすることによって、拡散及び反射の程度を小さくすることによって、光源21から出射された不均一な光は外側導光部12の変動する厚さによって均一な明るさでかつ十分な拡散がなされる。これにより、側面においても、均一な明るさと拡散状態を有する光を出射することができる。これにより、側面を出射面とした場合でも上面の光った状態とほぼ同様の状態にすることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態にかかる発光体50の端面図が図5Bに示されている。第4実施形態にかかる発光体50は、第1実施形態と比較して導光部材10の外側導光部12の断面形状が異なるのみで、その他は同一である。第4実施形態にかかる外側導光部12は、第1実施形態にかかる外側導光部12が一層で作製されているのに対し、二層で形成されている点が異なる。外側導光部12を二層に形成することによって、拡散状態をさらに複雑にさせることができ、より均一化した光を上面又は両側側面から出射することができるようになる。なお、外側導光部12は一層又は二層に限定されるものではなく、複数層形成してもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得る。
上述した実施形態においては、底面には外側導光部を形成していないが、図6Aに示すように、底面に外側導光部12を設けても構わない。また、内側導光部11の断面形状も特に限定するものではなく、種々の形態を採用することができる。例えば、図6Bに示すように、円形の一部に形成したりしてもよい。
上述した実施形態で示すように、照明用途又は表示用途に好適な導光部材、発光体、又は照明看板として利用することができる。
10…導光部材、11…内側導光部、12…外側導光部、13…延出部、15…入射面、18…端面、19…切欠部、20…基板、21…光源、22…底面板、23…底面板凸部、50…発光体、90…接続部材、100…看板

Claims (10)

  1. 拡散性を有し、2mm厚で透過率70%〜80%の透過率を有する透光性を有する素材からなるとともに、底面に対して平行の断面積に占める割合は、前記底面から上面に向かうにつれて徐々に大きくなる長尺の部材に形成された内側導光部と、
    拡散性を有し、2mm厚で透過率60%〜70%の透過率を有する透光性を有する素材からなり、前記内側導光部の長手方向に対して少なくとも上面、左側面及び右側面を覆い、前記内側導光部の側面側は光源に近くなるほど厚さが徐々に厚くなるように形成されている外側導光部と、
    を有しており、
    前記内側導光部の底面は、光源からの光が入射される入射面を形成し、
    前記外側導光部の少なくとも上面、左側面及び右側面は、前記光源からの光を出射する出射面を形成し、
    前記内側導光部の光の拡散率と前記外側導光部の光の拡散率及び透過率が異なることを特徴とする導光部材。
  2. 前記底面には、前記外側導光部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の導光部材。
  3. 前記光源から前記入射面に入射された光の一部が、前記出射面から略均一な光として出射されることを特徴とする請求項1又は2に記載の導光部材。
  4. 前記外側導光部の光の拡散率は、前記内側導光部の光の拡散率よりも大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の導光部材。
  5. 前記外側導光部は、複数層からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の導光部材。
  6. 前記内側導光部及び前記外側導光部は可撓性を有する素材からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の導光部材。
  7. 前記内側導光部及び前記外側導光部は熱可塑性樹脂からなり、一体成形されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の導光部材。
  8. 前記導光部材の端面は、下方側に切欠部を有していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の導光部材。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の導光部材と、
    複数の前記光源が所定の間隔で設けられた、シート形状を有する基板と、
    を備えていることを特徴とする発光体。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の導光部材を発光部として使用した看板。
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