JP6276088B2 - 通信管理装置、通信管理装置の制御方法及び制御プログラム - Google Patents

通信管理装置、通信管理装置の制御方法及び制御プログラム Download PDF

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本発明の実施形態は通信管理装置、通信管理装置の制御方法及び制御プログラムに関する。
プラント等のフィールド制御システムにおいて、産業機器の制御通信のケーブルレス化(無線化)は、ロボットや無人台車等の移動する機器の制御だけではなく、ユニットの交換作業や、組み立て作業、また、頻繁なラインの再構成に対しても柔軟に対応でき、また、接触部分がないことによる故障率の低下と消耗品の削減などメンテナンスコストを低減することなどの利点があり、生産現場において強く待望されている。また、生産現場以外での高度交通システム、防犯、あるいは次世代ロボット・ネットワークロボットの分野においても、制御通信の無線化は不可欠である。
無線化を実現する方法として、一般的な無線LANの利用が考えられる。しかし、一般的な無線LANは、パケットが正しく受信されるために必要な時間(応答時間)が通常時の何倍にもなる現象が頻発し、パケットの送信エラーが発生した場合の再送処理に時間を要することが高い確率で発生する。
フィールド制御システムの無線通信においては、一定の時間(周期)内に制御命令や制御データが一定の時間内に確実に伝送されることが要求される。このため、一般的な無線LANはそのままでは、無線通信の信頼性の点でフィールド制御システムに利用することは困難である。
すなわち、産業機器の重要な制御に無線通信が使用されないのは、情報の伝送が完了するまでの時間が確約できないからである。実際、比較的電波環境の安定したオフィス内で、見通し距離において無線LANで通信を行う場合ですら、パケットが正しく受信されるために必要な時間(応答時間)が通常時の何倍にもなる現象が頻発したり、誤りが発生した場合の再送処理に時間を要したりすることが高い確率で発生する。
このように、制御命令や情報が一定の時間内に確実に伝送されることが必要な制御あるいはセンシングにおいて、無線通信の信頼性を大きく低下させる原因である。このような背景から、フィールド制御システムの無線通信においては、一定の時間(周期)内に確実に伝送される事が必要である。
また、フィールド制御システムにおいては、フィールド制御システム全体の信頼性を向上させるため、設置場所が遠隔に分散する機器全ての情報を各ノードで共有する方式を多く採用している。これにより、フィールド制御システム全体でどこからでも同じ情報を参照でき、遠隔の情報を使って一定の時間内にローカルの制御に反映できるものとなっている。
特開2001−127797号公報 特許第3597511号公報 特開2006−287980号公報
ところで、無線LAN規格のIEEE802.11についても同様に高速化が進められている。これら有線LANや無線LANに用いられる物理層やデータリンク層は、国際規格の発展によって汎用的なハードウェアで提供されている。そのため、独自のハードウェアを開発して高速化を図ることは、他の機器との親和性や開発コスト、リードタイムの観点からメリットが小さい。
そこで、本発明の目的は、無線通信の安定性を確保しつつ、通信遅延が一定時間内となるように通信経路を構築することが可能な通信管理装置、通信管理装置の制御方法及び制御プログラムを提供することにある。
実施形態の通信管理装置は、他の通信管理装置と無線伝送路を介して接続され、有線伝送路あるいは前記無線伝送路を介して受信した受信データを他の通信管理装置と通信可能な無線伝送路に転送する際に受信データの圧縮符号化を行って符号化データとするとともに、無線伝送路から受信した符号化データを有線伝送路に転送する際に当該符号化データの復号化を行って送信データとする符号化/復号化処理部と、自己に割り当てられた監視・制御対象を当該通信管理装置に対応する受信データに基づいて制御する制御装置部と、符号化データを記憶する符号化データ記憶部と、受信データ及び送信データを記憶する送受信データ記憶部と、を備え、送受信データ記憶部は、自己及び他の通信管理装置に対応する受信データ及び送信データを、通信管理装置毎に割り当てられた複数のメモリバンク構成を採り、前回の受信データ及び送信データを記憶する第1送受信データ記憶部と、複数のメモリバンク構成を採り、今回の受信データ及び送信データを記憶する第2送受信データ記憶部を備え、符号化/復号化処理部は、第1送受信データ記憶部に記憶したデータと、当該データに対応する前記第2送受信データ記憶部に記憶したデータとの差分である差分データの符号化を行う。
図1は、実施形態の無線伝送システムを含むネットワークシステムの概要構成図である。 図2は、第1実施形態の無線ノードの概要構成図である。 図3は、符号探索の説明図である。 図4は、第2実施形態の無線ノードの概要構成図である。 図5は、第1実施形態における符号化の説明図である。 図6は、第2実施形態における符号化の説明図である。 図7は、第3実施形態の無線ノードの概要構成図である。 図8は、差分データの説明図である。 図9は、第3実施形態の第1変形例の無線ノードの概要構成図である。 図10は、第3実施形態の第2変形例の無線ノードの概要構成図である。 図11は、第4実施形態の符号化/復号化処理部の機能構成図である。 図12は、実施形態の変形例の説明図である。
次に図面を参照して、好適な実施形態について説明する。
[1]第1実施形態
図1は、実施形態の無線伝送システムを含むネットワークシステムの概要構成図である。
ネットワークシステム10は、大別すると、図1に示すように、実施形態の無線伝送システム11と、無線伝送システム11と上位ネットワーク12を介して接続されたBEMS(Building Energy Management System)13と、同じく上位ネットワーク12を介して接続されたFEMS(Factory Energy Management System)14と、を備えている。
無線伝送システム11は、大別すると、通信管理装置として機能し、無線伝送システム11全体を制御する管理システム21と、管理システム21に有線ネットワークWNを介して接続された無線ノード22Aと、無線ノード22Aに対して、リング状の無線ネットワーク(無線伝送路)ANが構築された無線ノード22B〜22Fと、を備えている。
ここで、無線ノード22A〜22Fは、それぞれ通信管理装置として機能している。
上記構成において、無線ノード22Aは、アンテナ部ANTを有し、バルブ23を監視・制御対象としている。無線ノード22Bは、アンテナ部ANTを有し、スイッチ24及びランプ25を監視・制御対象としている。無線ノード22Cは、アンテナ部ANTを有し、モータ26を監視・制御対象としている。無線ノード22Dは、アンテナ部ANTを有し、スイッチ27及びバルブ28を監視・制御対象としている。無線ノード22Eは、アンテナ部ANTを有し、ランプ29を監視・制御対象としている。無線ノード22Fは、アンテナ部ANTを有し、バルブ19を監視・制御対象としている。
ここで、各無線ノード22A〜22Fの構成について説明する。
図2は、第1実施形態の無線ノードの概要構成図である。
無線ノード22A〜22Fは、同様の構成であるので、以下の説明においては、無線ノード22Bを例として説明する。
無線ノード22Bは、大別すると、監視・制御対象(図2の例の場合、スイッチ24及びランプ25を図示)LDの制御を行う制御装置部30と、通信を行う通信装置部40と、を備えている。
まず、制御装置部30について説明する。
制御装置部30は、制御処理部31と、有線MAC(Memory Access Controller)部32と、有線PHY(PHYsical layer)部33と、メモリ制御部34と、メモリバンク部35と、を備えている。
上記構成において、制御処理部31は、メモリ制御部34を経由して、メモリバンク部35に対して制御に必要な情報の読み書きを行い、監視・制御対象装置へと反映する。
有線MAC部32は、データフレームの送受信やフレームの形式、誤り検出などを行い、制御処理部31への情報の受け渡しを行う。また、有線MAC部32は、メモリ制御部34を介してメモリバンク部35に対してアクセスすることも可能である。
有線PHY部33は、物理層のデータ送受に使用される。
メモリ制御部34は、後述するメモリバンク部35を構成している複数のメモリバンクA〜Fのうち、当該無線ノード22Bの制御装置部30にアサイン(割り当て)されているメモリバンクBからデータ(情報)を読み出し、当該データ(情報)を制御処理部31において監視・制御対象LDの制御に反映させる。また、監視・制御対象LDから得られたデータ(情報)を制御処理部31からメモリ制御部34を経由して当該無線ノード22Bの制御装置部30にアサインされているメモリバンクBに書き込むことができる。
メモリバンク部35は、コモンメモリ方式が想定され、無線ノード22A〜22F毎のデータ(情報)を更新可能に記憶するメモリバンクA〜Fを備えている。
上記構成において、制御装置部30は、他の無線ノード(本実施形態では、無線ノード22A、無線ノード22C〜無線ノード22F)にアサインされている他のメモリバンクA、C〜Fのデータ(情報)も参照することが可能である。従って、他の無線ノード(例えば、無線ノード22E)にアサインされているメモリバンク(例えば、無線ノード22Eの場合には、メモリバンクE)のデータ(情報)に基づいて制御処理部31が監視・制御対象LDの制御を行うことも可能である。
次に通信装置部40について説明する。
通信装置部40は、有線PHY(PHYsical layer)部41と、伝送処理部42と、符号化/復号化処理部43と、転送処理部44と、無線PHY部45と、メモリ制御部46と、符号化メモリ47と、送受信メモリ48と、アンテナ部ANTと、を備えている。
上記構成において、有線PHY部41は、物理層のデータ送受信を行う。また、有線PHY部41は、有線伝送路からのデータ受信時、有線PHY部41からカットスルーでそのまま入力されるデータを、伝送処理部42及びメモリ制御部46を経由して、送受信メモリ48へ保存する。同時に符号化/復号化処理部43へデータ転送を行う。
図3は、符号探索の説明図である。
符号化/復号化処理部43は、図3に示すように符号候補の中から符号探索を行い、出現回数が最小又は最大となるような符号化に適する符号データEDを決定する。なお、この処理は、伝送処理部42で行っても良いし、符号データは予め決定(単一、辞書データ)されたものでも良い。
その後、符号化/復号化処理部43は、メモリ制御部46を介して、送受信メモリ48に保存された受信データを探索し、符号化を実行する。
ここで、符号化/復号化処理部43で実行される符号化方式は、ランレングス法やLZSS法(Lempel Ziv Storer Szymanski)、BPE法(Byte Pair Encoding)など、どのような方式でも良い。
そして、符号化/復号化処理部43で符号化された符号化データは、符号化メモリ47に保存される。
その後、転送処理部44は、データ送信時には、メモリ制御部46を介して符号化メモリ47を参照し、符号化データを読み出して、無線PHY部45及びアンテナ部ANTを介して無線伝送路へ送信する。
一方、無線伝送路からデータを受信した場合には、アンテナ部ANT及び無線PHY部45を介して受信した符号データEDを転送処理部44において、メモリ制御部46を経由して符号化メモリ47へ保存する。同時に符号化/復号化処理部43に送り、符号データEDを抽出する。
符号化/復号化処理部43は、符号データEDを用いて、符号化メモリ47に保存されたデータを復号化する。さらに符号化/復号化処理部43は、メモリ制御部46を経由して復号化されたデータを送受信メモリ48へ保存後、伝送処理部42によって、保存されたデータを有線PHY部41から有線伝送路へ送信する。
以上の説明のように、データの送受信時には、実データではなく、符号化データを送受信するので、実効的なデータ量を削減でき、ひいては、通信トラフィックを削減して、より効率的に通信が行える。
さらに通信トラフィックの削減に伴い、データコリジョン等が発生するのを抑制でき、データの再送も発生しづらくなるため、より高速でデータの通信が可能となる。
また、送受信を行うデータを実データから符号化データに変更するだけで、ハードウェア及び通信プロトコル等の変更を伴わないので、既存の制御装置部の変更を必要としない、汎用的に利用可能な無線伝送システムを提供することができる。
[2]第2実施形態
図4は、第2実施形態の無線ノードの概要構成図である。
本第2実施形態が、図2の第1実形態と異なる点は、通信装置部40Aにおいて、有線伝送路CNを介して伝送されているデータに基づいて、通信を行っている無線ノード(本実施形態では、無線ノード22A〜22F)を識別するノード識別部51を備えている点と、送受信メモリ48に代えて、各無線ノード22A〜22Fのそれぞれに対応する送受信メモリ48A〜48Fを備えた点と、各無線ノード22A〜22Fのそれぞれに対応する符号データAA〜FFを備えた点である。
上記構成において、送受信メモリ48A〜48Fは、メモリバンク部35のメモリバンクA〜Fと同様のサイズとされている。
上記構成によれば、ノード識別部51は、有線伝送路CNを伝送されているデータから通信を行っている無線ノードを識別する。
これによりノード識別部51によりノードを識別し、制御装置部30のメモリバンク部35と同様の形式で送受信メモリ48へ保存することができる。これにより、符号データEDを無線ノード22A〜22F毎のデータに最適化することが可能となる。
すなわち、無線ノード22A〜22Fは、監視・制御対象LDがそれぞれ異なっているため、符号化データの伝送周期、伝送タイミング、データ内容も異なっている。
換言すれば、同一の無線ノードにおいては、同様のデータを転送する可能性が高いため、より符号化の効率(データ圧縮率あるいはデータ削減率)も高くなるのである。
ここで、第2実施形態における符号データの無線ノード毎の最適化について説明する。
図5は、第2実施形態における符号化の説明図である。
図5に示すように、図2の第1実施形態における符号化では、送受信メモリ48しかなく(送受信メモリが一つ)、符号データも一つであったため、最悪の場合、有線伝送路CNのデータ受信毎に毎回符号データが変化する可能性が高く、符号化の効率が悪くなる虞があった。
図6は、第2実施形態における符号化の説明図である。
図5の場合と比較して、図6に示す第2実施形態における符号化では、各無線ノード22A〜22Fに接続されている監視・制御対象LDとなる機器に応じて、制御タイミングなどが無線ノード22A〜22F毎に異なる。このため、無線ノード毎に有線伝送路CNを流れているデータである有線伝送データの共通部分が異なっている。
換言すれば、同一の監視・制御対象LDを制御している場合には、有線伝送データの共通部分が図6に破線楕円で示すように、図5の第1実施形態の場合と比較して多くなることがわかる。
したがって、符号化を行った場合に、符号化の効率(データ圧縮率あるいはデータ削減率)が向上し、より短時間で通信が行える。
[3]第3実施形態
図7は、第3実施形態の無線ノードの概要構成図である。
本第3実施形態が、図2の第1実形態と異なる点は、通信装置部40Bにおいて、有線伝送路CNを介して伝送されているデータに基づいて、通信を行っている無線ノード(本実施形態では、無線ノード22A〜無線ノード22F)を識別するノード識別部51を備えている点と、送受信メモリ48に代えて、各無線ノード22A〜22Fのそれぞれに対応する前回の送受信データを符号化して記憶する前回送受信メモリ48BA〜48BFを有する第1送受信メモリ48BMを備えた点と、各無線ノード22A〜22Fのそれぞれに対応する今回の送受信データを符号化して記憶する今回送受信メモリ48NA〜48NFを有する第2送受信メモリ48NMを備えた点と、伝送処理部42と符号化/復号化処理部43との間のデータのやりとりを前回の送受信データを符号化したデータと、今回の送受信データを符号化したデータと、の差分データDDとする点である。
図8は、差分データの説明図である。
図8に示すように、第2実施形態の場合と比較して、前回のデータと今回のデータが変化していない場合には、差分データDDの符号データが無線ノード間において一意で決定することができ、符号データを探索する必要がなく共通の符号データで効率良く処理することができる。
図9は、第3実施形態の第1変形例の無線ノードの概要構成図である。
ところで、無線伝送路AN上で送受するデータは差分データDDとなることから、無線伝送システム11の起動時やデータの更新が停止した際に、無線伝送路AN上の受信側において更新の際に差分のベースとなるデータが判らなくなる可能性がある。
そこで、図9に示すように、起動検知・タイマ61を備えることにより、起動時では、差分データではなく全データを、またタイマにより定周期で全データを送ることにより、送受するデータの確実性を向上することができる。
図10は、第3実施形態の第2変形例の無線ノードの概要構成図である。
また、図10に示すように、符号化/復号化処理部43において、複数の符号化アルゴリズムを用い、実体的に複数の符号化/復号化処理部43−1〜43−Nの処理結果を処理効果判定部65において、元の受信データと比較し、符号化されたデータが圧縮効果(符号化効果)の高いものを選択してデータ転送を行うようにすることも可能である。
このように構成することにより更に効率的な無線伝送が可能となる。
[4]第4実施形態
上記各実施形態における符号化/復号化処理部43、43−1〜43−Nは、データの圧縮に重点をおきデータ伝送の低遅延化を図るものであった。
図11は、第4実施形態の符号化/復号化処理部の機能構成図である。
本第4実施形態の符号化/復号化処理部43Aは、図11に示すように、圧縮符号化・復号化処理部43A1の機能(アルゴリズム)に加えて、畳み込み符号やリードソロモン符号、LDPC(Low Density Parity Check Code)のようなエラー訂正を目的とした符号化・復号化処理部43Bの機能(アルゴリズム)を組み合わせることにより、無線伝送を高信頼化することができる。
[5]実施形態の効果
以上の説明のように、各実施形態によれば、無線通信の安定性を確保しつつ、通信遅延が一定時間内となるように通信経路を構築することが可能となる。
[6]実施形態の変形例
図12は、実施形態の変形例の説明図である。
図12に示すように有線伝送路CN上の複数のデータフレームを、無線伝送路AN上の1つのデータフレームに統合することにより、無線伝送路ANにおけるオーバヘッドを解消し、伝送処理を効率化するように構成することも可能である。
これにより、有線伝送路CNを介した伝送と無線伝送路ANを介した伝送とを同様に扱うことが可能となる。
実施形態の通信管理装置(無線ノード)で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されるようにしてもよい。
また、本実施形態の通信管理装置で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の通信管理装置で実行される制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態の通信管理装置の制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 ネットワークシステム
11 無線伝送システム
12 上位ネットワーク
21 管理システム
22A〜22F 無線ノード(通信管理装置)
24 スイッチ
25 ランプ
30 制御装置部
31 制御処理部
32 有線MAC部
33 有線PHY部
34 メモリ制御部
35 メモリバンク部
40、40A、40B 通信装置部
41 有線PHY部
42 伝送処理部
43、43A 符号化/復号化処理部
43A1 圧縮符号化・復号化処理部
43B 符号化・復号化処理部
44 転送処理部
45 無線PHY部
46 メモリ制御部
47 符号化メモリ
48 送受信メモリ
48A 送受信メモリ
48BA 前回送受信メモリ
48BM 第1送受信メモリ
48NA 今回送受信メモリ
48NM 第2送受信メモリ
51 ノード識別部
61 起動検知・タイマ
65 処理効果判定部
AN 無線伝送路
CN 有線伝送路
DD 差分データ
ED 符号データ
LD 監視・制御対象

Claims (7)

  1. 他の通信管理装置と無線伝送路を介して接続され、有線伝送路あるいは前記無線伝送路を介して受信した受信データを他の通信管理装置と通信可能な無線伝送路に転送する際に前記受信データの圧縮符号化を行って符号化データとするとともに、前記無線伝送路から受信した符号化データを前記有線伝送路に転送する際に当該符号化データの復号化を行って送信データとする符号化/復号化処理部と、
    自己に割り当てられた監視・制御対象を当該通信管理装置に対応する前記受信データに基づいて制御する制御装置部と、
    符号化データを記憶する符号化データ記憶部と、
    前記受信データ及び前記送信データを記憶する送受信データ記憶部と、を備え、
    前記送受信データ記憶部は、自己及び前記他の通信管理装置に対応する前記受信データ及び前記送信データを、前記通信管理装置毎に割り当てられた複数のメモリバンク構成を採り、前回の前記受信データ及び前記送信データを記憶する第1送受信データ記憶部と、
    前記複数のメモリバンク構成を採り、今回の前記受信データ及び前記送信データを記憶する第2送受信データ記憶部を備え、
    前記符号化/復号化処理部は、第1送受信データ記憶部に記憶したデータと、当該データに対応する前記第2送受信データ記憶部に記憶したデータとの差分である差分データの符号化を行う、
    ことを特徴とする通信管理装置。
  2. 起動時及び一定周期毎に通知するタイマを備え、
    前記符号化/復号化処理部は、前記タイマの通知があった場合に前記差分データの符号化に代えて、元のデータの符号化を行う、
    請求項1記載の通信管理装置。
  3. 前記符号化/復号化処理部は、複数種類の符号化/復号化処理が可能であり、前記複数種類の符号化/復号化処理の結果を比較して、圧縮効果の高い符号化/復号化処理を選択する、
    請求項2記載の通信管理装置。
  4. 前記符号化/復号化処理部は、圧縮を目的とした符号化・復号化処理の機能に加えて、エラー訂正を目的とした符号化・復号化処理機能を備えた、
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の通信管理装置。
  5. 前記有線伝送路を伝送する複数のデータフレームを、前記無線伝送路上の一つのデータフレームに統合する転送処理部を備える、
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信管理装置。
  6. 他の通信管理装置と無線伝送路を介して接続され、有線伝送路あるいは前記無線伝送路を介して受信した受信データであって、自己に割り当てられた監視・制御対象を当該通信管理装置に対応する前記受信データに基づいて制御する制御装置部と、符号化データを記憶する符号化データ記憶部と、前記受信データ及び前記送信データを記憶するとともに、自己及び前記他の通信管理装置に対応する前記受信データ及び前記送信データを、前記通信管理装置毎に割り当てられた複数のメモリバンク構成を採り、前回の前記受信データ及び前記送信データを記憶する第1送受信データ記憶部と、前記複数のメモリバンク構成を採り、今回の前記受信データ及び前記送信データを記憶する第2送受信データ記憶部を有する送受信データ記憶部と、を備えた通信管理装置で実行される通信管理装置の制御方法であって、
    前記受信データを他の通信管理装置と通信可能な無線伝送路に転送する際に第1送受信データ記憶部に記憶したデータと、当該データに対応する前記第2送受信データ記憶部に記憶したデータとの差分である差分データの符号化を行い、前記受信データの圧縮符号化を行って前記符号化データとする過程と、
    前記無線伝送路から受信した符号化データを前記有線伝送路に転送する際に当該符号化データの復号化を行って送信データとする過程と、
    を備えた通信管理装置の制御方法。
  7. 他の通信管理装置と無線伝送路を介して接続され、有線伝送路あるいは前記無線伝送路を介して受信した受信データであって、自己に割り当てられた監視・制御対象を当該通信管理装置に対応する前記受信データに基づいて制御する制御装置部と、符号化データを記憶する符号化データ記憶部と、前記受信データ及び前記送信データを記憶するとともに、自己及び前記他の通信管理装置に対応する前記受信データ及び前記送信データを、前記通信管理装置毎に割り当てられた複数のメモリバンク構成を採り、前回の前記受信データ及び前記送信データを記憶する第1送受信データ記憶部と、前記複数のメモリバンク構成を採り、今回の前記受信データ及び前記送信データを記憶する第2送受信データ記憶部を有する送受信データ記憶部と、を備えた通信管理装置コンピュータにより制御するための制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記受信データを他の通信管理装置と通信可能な無線伝送路に転送する際に第1送受信データ記憶部に記憶したデータと、当該データに対応する前記第2送受信データ記憶部に記憶したデータとの差分である差分データの符号化を行い、前記受信データの圧縮符号化を行って前記符号化データとする符号化手段と、
    前記無線伝送路から受信した符号化データを前記有線伝送路に転送する際に当該符号化データの復号化を行って送信データとする復号化手段と、
    して機能させる制御プログラム。
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