JP6272543B2 - 掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、補助ブラシを備えた掃除機に関する。
近年、走行手段を備え、所定の走行パターンにて自走しながら自律的に床面を掃除する自走式掃除機が知られている。(例えば、特許文献1)。
図10は、特許文献1に記載の掃除ロボット301を示す底面図である。掃除ロボット301の本体筐体には、底面から突出して床面と水平な回転軸329aで回転する一対の駆動輪329が配されている。また、本体筐体の前部には、本体筐体の底面に凹設した凹部の開放面によって吸込口306が下面に設けられている。該凹部内には、床面と水平な回転軸で回転するメインブラシ309が配され、凹部の両側方には、床面と垂直な回転軸で回転するサイドブラシ310が配されている。
そして、本体筐体の前進によって床面上の塵埃やゴミが吸込口306から吸い込まれる。この時、メインブラシ309の回転によって床面上の塵埃が掻き上げられて凹部内に導かれるとともに、サイドブラシ310の回転によって吸込口306の側方の塵埃が吸込口306に導かれる。
特開2013−70953号公報(平成25年4月22日公開)
しかしながら、特許文献1に記載の掃除ロボット301においては、サイドブラシ310によって、床面の塵埃をまき散らすことなく効率的に吸込口306に導くためにサイドブラシ310を吸込口306の周囲に配置させる要請があるところ、サイドブラシ310と吸込口306とをさらに近づけた場合には、サイドブラシ310が吸込口306と床面との間に挟まってサイドブラシ310の回転が阻害されたり、互いに回転するサイドブラシ310とメインブラシ309との衝突によってそれぞれのブラシ毛が摩耗されたりすることが考えられる。
本願発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、補助ブラシと吸込口との重なり合いを低減させることで、補助ブラシの回転阻害及びブラシの摩耗を低減させた掃除機を提供することにある。
本発明に係る掃除機は、底面に吸込口が設けられ、内部に発生させた負圧によって吸込口から床面の塵埃を吸引する筐体と、筐体に床面と略垂直な回転軸で回転可能に設けられ、外側の塵埃を吸込口に掃いて導く補助ブラシとを備え、
吸込口と補助ブラシとは、その一部が平面視で重なり合うように配置されており、吸込口の外周部には、補助ブラシと重なり合う部分に切欠きが形成されている。
本発明によれば、補助ブラシと吸込口、または補助ブラシと吸込口を形成するボトムカバーとの重なり合いを低減させることで、補助ブラシの回転阻害及びブラシの摩耗を低減
させた掃除機を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る掃除機1の平面図である。 本発明の実施形態1に係る掃除機1の底面図である。 図1の掃除機1のAA矢視断面の模式図である。 図1の掃除機1のBB矢視断面の模式図である。 本発明の実施形態1に係るメインブラシ9の斜視図である。 本発明の実施形態1に係るボトムプレート91の斜視図である。 図2の掃除機1の要部拡大図であり、サイドブラシ8が回転された場合のサイドブラシ8と吸込口90及びボトムプレート91との関係を説明する模式図である。 本発明の実施形態2に係るボトムプレート191の斜視図である。 本発明の実施形態2に係るボトムプレート291の斜視図である。 特許文献1に記載の掃除ロボット301を示す底面図である。
[実施形態1]
本発明の実施形態1に係る掃除機1について説明する。掃除機1は、走行手段を備え、該走行手段によって自走して掃除を行う自走式の掃除機である。
掃除機1の具体的な構造について、図面を参照して説明する。
(掃除機1の構造)
図1は、掃除機1の平面図である。掃除機1が自走して掃除を行う際の進行方向を前方とし、図1に矢印D1で示す。また、進行方向と逆方向を後方とする。
掃除機1は、上面視で円形の筐体2を備えている。筐体2の上面には、後述する集塵部6を出し入れする際に筐体2に対して開閉する蓋部2a、及び集塵部6によって塵埃が除去された空気が排気される排気口2bが設けられている。
また、筐体2の上面の前方側には、掃除機1の充電台(不図示)からの帰還信号、及びリモコン(不図示)からのリモコン信号を受信する信号受信部3が設けられている。掃除機1は、例えば掃除が終了した場合に、該帰還信号を受信して、自律的に充電台に帰還することができる。また、掃除機1は、該リモコン信号を受信して、ユーザからの各種指示及び設定を受け付けることができる。ここで、信号の送信媒体は特に限定されない。帰還信号の送信媒体は、例えば、IrDA若しくはリモコンなどの赤外線、又はBluetooth(登録商標)、WiFi(登録商標)若しくはIEEE802.11などの無線を用いてもよい。
筐体2の後方側面には、充電台に帰還したとき、充電台に設けられた給電端子と電気的に接続される充電端子11が設けられている。また、筐体2の底面には、後述するサイドブラシ8が設けられている。図示するようにサイドブラシ8は、平面視でその一部が筐体からはみ出すように配置されている。ここで、サイドブラシ8は、本発明に係る補助ブラシの一例である。
図2は、掃除機1の底面図である。図2においても、掃除機1が自走して掃除を行う際の進行方向を前方とし、矢印D1で示す。また、進行方向と逆方向を後方とする。
筐体2底面の中央部には、後述する吸気路60に連通する凹部(不図示)が設けられている。凹部には、底面と平行に軸支された回転軸で回転するメインブラシ9が配されている。メインブラシ9は、ブラシ駆動部によって駆動されることで、床面の塵埃を掻き出し
て吸気路60に導くものである。また、凹部には、その一部を覆い、掃除運転中にメインブラシ9が脱落するのを防止するボトムプレート91が設けられている。ボトムプレート91の開口によって、塵埃を吸込むための吸込口90が形成されている。メインブラシ9は、床面を掃くためにその一部がボトムプレート91からはみ出すように設けられている。ボトムプレート91については、後で詳述する。
吸込口90の外側には、底面に垂直に軸支された回転軸で回転する左右1対のサイドブラシ8が設けられている。図2において、サイドブラシ8が回転される方向を矢印D2及びD3にて図示する。サイドブラシ8は、ブラシ駆動部によって駆動されることで、吸込口90よりも外側に存在する塵埃を、吸込口90の方に掃いて導くものである。
サイドブラシ8は、ブラシ束8a及び複数のブラシ束8aが放射状に埴設されたブラシ基部8bを備えている。
ブラシ束8aは、可撓性のブラシ毛が束ねられたものである。ブラシ毛の材質は、床面に合わせて適宜選択することができる。例えば、ブラシ毛は、ナイロン若しくはポリプロピレンなどの化学繊維、動物繊維、植物繊維又はそれらを混合したものを用いることができる。
また、ブラシ束8aは、下方に所定の角度をもってブラシ基部8bに埴設されている。そして、ブラシ束8aは、掃除機1に取り付けられた状態において、床面と接触するように構成されており、その先端部が床面に沿って変形している。
ブラシ基部8bの中央部には、筐体2の底面から突出する回転軸(不図示)が挿入される貫通孔(不図示)が形成されている。サイドブラシ8は、回転軸を貫通孔に挿入した状態で、筐体2に例えばネジ及びワッシャによって取り付けられる。
また、筐体2の底面の中央部には、底面から突出するように進行方向から見て左右一対の駆動輪5が設けられている。駆動輪5は、車輪駆動部によって、左右それぞれが別個に駆動される。そして、掃除機1は、駆動輪5の両輪が同一方向に回転することで前進又は後退し、両輪が互いに逆方向に回転することで方向を転換する。筐体2の底面の後方側には、後輪51が設けられている。後輪51は駆動されず、掃除機1の進退及び回転に合わせて従動される。
吸込口90の前方には、段差を乗り越えるための凸部2cが設けられている。凸部2cは、前方側が緩やかに傾斜するように筐体2の底面から突出して形成されている。掃除機1が段差を乗越える際には、まず凸部2cが段差に当接して段差を超えていくので、ボトムプレート91等が段差に引っかかることなくスムーズに段差を乗越えることができる。
図3は、図1の掃除機1のAA矢視断面の模式図である。筐体2の内部には、床面の塵埃を吸引するための気流を発生させる電動送風機4、吸引された空気から塵埃を分離して一時的に溜める集塵部6、及び吸引された空気を集塵部6に導く吸気路60が設けられている。ここで、電動送風機4は、本発明に係る送風手段の一例である。
集塵部6は、有底の集塵容器6a及び集塵容器6aの上部に設けられたフィルタ6bを備えている。ここで、集塵容器6aの塵埃を捨てる場合には、筐体2の蓋部2aを紙面から見て上方に開くことで、筐体2から集塵部6を取り出すことができる。
このように電動送風機4、集塵部6及び吸気路60を配置することによって、吸込口90から流入した気流は、吸気路60を通過して集塵部6に流入し、集塵部6のフィルタ6
bによって気流に含まれる塵埃が分離された後、集塵部6から流出して電動送風機4に至る。そして、電動送風機4から排気された気流は、排気口2bから斜め後方に向けて排気される。図3では、気流の流れを矢印で示している。なお、吸気路60には、電動送風機4によって吸引された塵埃を検知する塵埃検知部61が設けられている。塵埃検知部61については、後述する。
筐体2内部の後方側には、バッテリ7、及び制御基板10が設けられている。制御基板10には、後述する制御部100及び記憶部101が設けられている。
バッテリ7は、掃除機1の電力供給源であり、掃除運転の指示を受け付けると、バッテリ7から給電されて、電動送風機4、駆動輪5並びにサイドブラシ8及びメインブラシ9などが駆動される。バッテリ7は、繰り返し充放電が可能な大容量の充電池が望ましい。バッテリ7には、例えば、鉛電池、ニッケル水素電池又はリチウムイオン電池などが用いられる。
図4は、図1の掃除機1のBB矢視断面の模式図である。塵埃検知部61は、吸引路60の途中において互いに対向するように設けられた発光部61a及び受光部61bを備えており、受光部61bの出力の変化から塵埃を検知する光学式のセンサである。発光部61aとしては、例えば、赤外発光ダイオードを用いることができる。受光部61bとしては、例えば、フォトトランジスタを用いることができる。
図5は、メインブラシ9の斜視図である。メインブラシ9は、ブラシ束9a及びブラシ束9aが埴設されるシャフト部9bを備えている。
ブラシ束9aは、ブラシ束80と同様に、可撓性のブラシ毛が束ねられたものである。ブラシ束9aは、シャフト部9bの外周面に螺旋状に埴設されている。なお、シャフト部9bには、ブラシ束9aに加えて、又は、ブラシ束9aに変えて可撓性のブレードが設けられてもよい。
シャフト部9bは、メインブラシ9の回転軸である。シャフト部9bの両端は、筐体2の吸込口90に設けられ、メインブラシ9を回転可能に軸支する一対の軸支部とそれぞれ嵌合するように形成されている。
次にボトムプレート91の構造について説明する。
(ボトムプレート91の構造)
図6は、ボトムプレート91の斜視図である。ボトムプレート91を筐体2に取り付けた状態において、掃除機1の進行方向と一致する方向を前方とし、図6に矢印D1で示す。また、進行方向と逆方向を後方とする。
ボトムプレート91は、吸込口90としての開口を有する枠部91a、及び枠部の開口に前後方向に沿って設けられたポール91bを有している。枠部91aは、筐体2にボトムプレート91を取り付けた状態において、ボトムプレート91が筐体2の底面から突出するように、厚みを持って形成されている。ポール91bは、例えば電源コードや筆記具などの異物を吸込むことを軽減するためのものである。なお、ポール91bは、枠部91aの開口に進行方向に沿って設けられているので、ポール91bによってメインブラシ9
の回転が妨げられることはない。
枠部91aの前方側の左右両端には、一対の切欠部91cが形成されている。本実施形態の切欠部91cは、平面視で円弧状に切り欠かれている。また、切欠部91cによって、吸込口90も前方側の左右両端に円弧状の切欠き90cを有する形状となっている。ま
た、吸込口90及び切欠部91cの円弧は、サイドブラシ8の回転軸を中心とする円弧とされている(図2参照)。
吸込口90の後方側には、吸込口90にて吸い込まれなかった塵埃を捕捉するために捕捉部材91dが設けられている。捕捉部材91dは、例えば、基端となる起毛ベースに多数のブラシ毛が植設された起毛ブラシを用いることができる。
ボトムプレート91の後方側には、弾性変形可能な係合部91eが設けられている。また、ボトムプレート91の前方側には、複数の係止片91fがボトムプレート91から突出させて設けられている。係止片91fを筐体2に設けられた対応する凹部(不図示)に挿入し、係合部91eにて係合させることで、ボトムプレート91を筐体2の底面に保持することができる。他方、係合部91eを弾性変形させ、筐体2との係合を解除し、係止片91fを凹部から引き出すことで、ボトムプレート91を筐体2の底面から取外すことができる。すなわち、ボトムプレート91は、筐体2に対して着脱可能に設けられている。
次に、掃除機1の作用・効果について説明する。
(掃除機1の作用・効果)
上述したように、ボトムプレート91の周囲には、サイドブラシ8が設けられている。このように構成することによって、サイドブラシ8が床面を掃いて集めた塵埃を周囲に撒き散らすことなく吸込口90に導くことができる。また、ボトムプレート91の前方の左右両端には、切欠部91cが形成されているとともに、吸込口90は、前方の左右両端に切欠き90cを有する形状とされている。
このように構成することによって、サイドブラシ8を吸込口90の近傍に配置しながら、回転するサイドブラシ8とボトムプレート91とが平面視で重なり合う領域を狭くすることができるので、サイドブラシ8がボトムプレート91と床面との間に挟まれることでサイドブラシ8の回転が阻害されることを低減し、また、サイドブラシ8及びメインブラシ9のブラシ毛どうしが接触することでブラシ毛が痛むことを低減することができる。
また、本実施形態においては、切欠部91c及び吸込口90の切欠き90cは、サイドブラシ8の回転軸を中心とする円弧状に形成されているので、切欠部91c及び切欠き90cによって、サイドブラシ8と吸込口90及びボトムプレート91との重なり合いを効率的に低減している。
次に、サイドブラシ8が回転された場合のサイドブラシ8及びボトムプレート91の関係について図面を用いて詳述する。
図7は、図2の掃除機1の要部拡大図であり、サイドブラシ8が回転された場合のサイドブラシ8とボトムプレート91及び吸込口90との関係を説明する模式図である。図7において、サイドブラシ8は、紙面より見て左回転で回転される(矢印D2参照)。また、図7(a)〜(d)は、サイドブラシ8が回転される様子を順番に示している。
図7の(a)の状態では、サイドブラシ8のいずれのブラシ束8aもボトムプレート91と平面視において重なっていない。(b)の状態では、サイドブラシ8が(a)の状態から回転されて、ブラシ束8aの一部が、ボトムプレート91と平面視で重なっている。(c)の状態では、サイドブラシ8が(b)の状態からさらに回転されて、ブラシ束8aは、切欠部91c及び吸込口90の切欠き90cに到っている。(d)の状態では、サイドブラシ8が(c)の状態からさらに回転されて、ブラシ束8aは、切欠部91c及び吸込口90の切欠き90cを通過している。サイドブラシ8によって掃いて集められた塵埃
は、ブラシ束8aが切欠部91c及び吸込口90の切欠き90cを通過する間に吸込口90から吸込まれて除去される。
ここで、切欠部91c及び吸込口90の切欠き90cが形成されていることによって、図7の(b)及び(c)の状態において、サイドブラシ8のブラシ束8aと吸込口90及びボトムプレート91との重なり合いが低減されている。その結果、ブラシ束8aがボトムプレート91と床面との間に挟まってサイドブラシ8の回転が阻害されることを低減している。また、同様にサイドブラシ8及びメインブラシ9のブラシ毛どうしの接触も低減されている。その結果、サイドブラシ8及びメインブラシ9のブラシ毛の摩耗が低減される。
なお、図7の(b)及び(c)の状態において、ブラシ束8aの先端側は、ボトムプレート91と重なっており、該先端側のブラシ束8aがボトムプレート91と床面との間に挟まることが考えられるが、一般にブラシ毛の先端側は、床面に当接された状態で広がって厚みが薄くなっているので、ボトムプレート91と床面との間に挟まってもサイドブラシ8の回転は阻害されにくい。
[実施形態2]
本発明の実施形態2として、吸込口90に形成された切欠き90cの形状に係る変形例について説明する。なお、実施形態1で説明した構成要素については、実施形態1と同じ機能を有するものとし、特に記載する場合を除いて説明を省略する。
図8は、変形例に係るボトムプレート191の平面図である。本変形例の切欠き190cは、切欠部191cによって平面視で直線状に切り欠かれたものである。
図9は、さらなる変形例に係るボトムプレート291の平面図である。本変形例の切欠290cは、切欠部291cによって平面視で前方側が円弧状且つ後方側が直線状に切り欠かれている。また、切欠き290c及び切欠部291cの円弧の部分は、サイドブラシ8の回転軸を中心とする円弧とされている。
以上説明したように、吸込口91の切欠き91c及び切欠部91cの形状は、サイドブラシ8と吸込口90及びボトムプレート91との重なり合いを低減することができる形状であれば、上記以外の形状であってもよい。
[実施形態3]
本発明の実施形態3として、吸込口90に形成される切欠き90cの位置に係る変形例について説明する。すなわち、吸込口90に形成される切欠き90cの位置は、サイドブラシ8と吸込口90及びボトムプレート91との位置関係を考慮して、両者の重なりを少なくするように適宜設定すればよい。
例えば、サイドブラシ8が、上述の実施形態よりも前方側に配置された場合には、吸込口90及びボトムプレート91における前方側の一辺の一部に切欠きを形成してもよい。なお、そのときの切欠き90cの形状は、適宜選択することができる。切欠き90cの形状は、U字、V字などでもよい。
また、例えば、掃除機1が、進行方向から見て左右の何れかにのみサイドブラシ8を備えている場合には、吸込口90及びボトムプレート91におけるサイドブラシ8に対応する側のみに切欠き90及び切欠部91cを形成してもよい。
[その他の実施形態]
上述の実施形態においては、掃除機1が取り外し可能なボトムプレート91を備えている場合について説明したが、それだけに限定されない。例えば、掃除機1がボトムプレート91を備えない場合においても、筐体2の底面に形成される吸込口の形状を、切欠きを
有したものとすることで吸込口とサイドブラシ8との重なり合いを低減することができる(実施形態4)。
また、上述の実施形態においては、掃除機1として走行手段を備え、該走行手段によって自走して掃除を行う自走式の掃除機について説明したがそれだけに限定されない、例えば、掃除機1は、所謂キャニスタ型やアップライト型のものでもよく、その場合には、掃除機1が備える吸口体に設けられた吸込口の形状について上述した切欠きを有するものとすることができる(実施形態5)。
[まとめ]
以上説明したように、掃除機は、底面に吸込口が設けられ、内部に発生させた負圧によって吸込口から床面の塵埃を吸引する筐体と、筐体に床面と略垂直な回転軸で回転可能に設けられ、外側の塵埃を前記吸込口に掃いて導く補助ブラシとを備え、吸込口と補助ブラシとは、その一部が平面視で重なり合うように配置されており、吸込口には、補助ブラシと重なり合う部分に切欠きが形成されている。
このように掃除機を構成することによって、補助ブラシと吸込口との重なり合いを低減させることで、補助ブラシの回転阻害及び補助ブラシの摩耗を低減させることができる。
また、掃除機は、筐体の底面に着脱可能に設けられたボトムプレートをさらに備え、吸込口は、ボトムプレートの開口によって形成されており、ボトムプレートには、補助ブラシと重なり合う部分に切欠部が形成されていてもよい。
このように掃除機を構成することによって、補助ブラシとボトムプレートとの重なり合いを低減させることで、補助ブラシの回転阻害及び補助ブラシの摩耗を低減させることができる。
また、切欠きは、少なくともその一部において、サイドブラシの回転軸を中心とする円弧とされていてもよい。
このように掃除機を構成することによって、切欠きによって、補助ブラシと吸込口との重なり合いを効率的に低減することができる。
また、掃除機は、吸込口からその一部がはみ出すように筐体の内部に配置され、床面と略平行な回転軸で回転するメインブラシをさらに備えてもよい。
このように掃除機を構成することによって、補助ブラシと吸込口との重なり合いが低減される結果、お互いに回転する補助ブラシとメインブラシとの接触による摩耗を低減することができる。
また、掃除機は、自走手段を備え該自走手段によって自走して掃除を行う自走式の掃除機でもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均などの意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係る掃除機は、補助ブラシを備えた掃除機に広く利用可能である。
1 掃除機
2 筐体
2a 蓋部
2b 排気口
2c 凸部
3 信号受信部
4 電動送風機
5 駆動輪(走行手段)
6 集塵部
7 バッテリ
8 サイドブラシ(補助ブラシ)
9 メインブラシ
90、190、290 吸込口
90c、190c、290c 切欠き
91、191、291 ボトムプレート
91a 枠部
91b ポール
91c、191c、291c 切欠部
91d 捕捉部材
91e 係合部
91f 係止片
10 制御基板
11 充電端子
61 塵埃検知部
61a 発光部
61b 受光部

Claims (3)

  1. 底面に吸込口が設けられ、内部に発生させた負圧によって前記吸込口から床面の塵埃を吸引する筐体と、
    前記筐体の底面に着脱可能に設けられたボトムプレートと、
    前記筐体に床面と略垂直な回転軸で回転可能に設けられ、外側の塵埃を前記吸込口に掃いて導く左右一対の補助ブラシとを備え、
    前記回転軸は、前記吸込口の前部よりも前方に位置し、
    前記吸込口は、前記ボトムプレートの開口によって形成され、
    前記吸込口と前記補助ブラシとは、その一部が平面視で重なり合うように配置されており、
    前記補助ブラシは、前記吸込口の前方から後方へ通過するように回転し、
    前記ボトムプレートには、前記補助ブラシと重なり合う部分の少なくとも一部に補助ブラシの前記回転軸を中心とした円弧状の切欠部が形成されている掃除機。
  2. 前記掃除機は、前記吸込口からその一部がはみ出すように前記筐体の内部に配置され、床面と略平行な回転軸で回転するメインブラシをさらに備えている請求項1に記載の掃除機。
  3. 前記掃除機は、自走手段を備え該自走手段によって自走して掃除を行う自走式の掃除機である請求項1または2に記載の掃除機。
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