JP6272091B2 - サーバ、冷蔵庫および食材情報管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、サーバ、冷蔵庫および食材情報管理システムに関する。
一般に、消費者は、購入した食材を自宅の冷蔵庫に入れて保存しているが、冷蔵庫に保存している食材を再び買ってしまう、もしくは買い忘れてしまう、また、気付かないうちに賞味期限、消費期限を切らしてしまう等の問題がある。このような問題に対して、冷蔵庫に保存されている食材の在庫を管理する技術が検討されている。
例えば、下記特許文献1では、消費者が食材販売店で購入した食材に関する情報を自宅で管理する技術が開示されている。消費者が購入した食材の情報を入力する負担を低減し、食材販売店において販売されている食材を吟味しながら購入することが可能である。消費者が購入した食材の情報は、食材販売店に設置のキャッシュレジスタを介して、POS(Point Of Sales)装置に送信され、食材販売店に設置のサーバに対して在庫情報を更新し、食材の情報を格納する。自宅のPC(パーソナルコンピュータ)では、食材販売店に設置のサーバに対して、消費者が購入した食材の情報の送信を要求して受信する。受信したデータを基に、消費者が購入した食材の在庫管理を自宅のPCが行う。
また、下記特許文献2では、インターネット通信ネットワークを利用して、各家庭の冷蔵庫等の保管在庫状態と食材販売店の販売品目とを照合し、食材の効率の良い購入および保管管理を行い、食材の廃棄を最小限にする技術が開示されている。冷蔵庫に取り付けられた情報読み取り装置が、商品名、賞味期限等の商品に関する情報をバーコード、タグから読み取る。消費者は、その情報を操作表示盤の画面上で確認でき、冷蔵庫を開閉せずに保管状態を確認できる。消費者は、インターネット通信装置を使用して、庫内にある常備食材、調味料等の残量が僅かになった場合、食材販売店に前もって通信して次回購買時のために商品の仕入れを促し、また、不要な品目をキャンセルできるようにする。食材販売店側は、賞味期限残存情報等の情報が集まり、効率的な仕入れ、商品管理が可能となる。
特開2004−62750号公報 特開2010−257183号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、消費者が食材販売店で購入した食材について、自宅の冷蔵庫で保存する際に読み取る賞味期限等の情報から在庫管理を行う。そのため、賞味期限の記載のない食材については在庫管理ができない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、賞味期限の記載のない食材に対する在庫管理が可能なサーバ、冷蔵庫および食材情報管理システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、食材販売店のサーバと消費者宅の冷蔵庫とを備えた食材情報管理システムにおける前記サーバであって、消費者の購入食材情報、前記消費者が使用する冷蔵庫識別情報を管理し、前記冷蔵庫識別情報に基づいて、前記購入食材情報を該当する消費者の冷蔵庫へ送信する冷蔵庫食材状態情報管理手段、を備え、前記冷蔵庫食材状態情報管理手段は、前記冷蔵庫から前記消費者が購入した食材の状態を測定した結果に基づく食材状態情報を受信し、前記食材状態情報に基づいて、各冷蔵庫別にその冷蔵庫を使用したときの食材の状態を管理し、前記消費者が次に同種の食材を購入した場合に、前記食材状態情報に基づいて購入食材の期限情報を生成する、ことを特徴とする。
本発明によれば、賞味期限の記載のない食材に対する在庫管理ができる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1の食材情報管理システムの概略構成および各構成の配置例を示す図である。 図2は、実施の形態1の食材情報管理システムの構成例を示す図である。 図3は、賞味期限の記載のない食材に対して期限を伴う在庫管理を行う処理を示すシーケンス図である。 図4は、各消費者が購入した食材の情報を示す食材販売店管理表の構成例を示す図である。 図5は、購入した食材の情報を示す消費者宅管理表の構成例を示す図である。 図6は、冷蔵庫での食材に対する処理および情報の更新処理を示すフローチャートである。 図7は、食材の状態に関する測定値と食材の食べごろ時期の関係を示す図である。
以下に、本発明にかかるサーバ、冷蔵庫および食材情報管理システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態の食材情報管理システムの概略構成および各構成の配置例を示す図である。食材販売店1は、キャッシュレジスタ(以下、レジとする)2と、POS装置3と、サーバ4と、情報提供部5と、を備える。消費者宅6は、ホームゲートウェイ(以下、HGWとする)7と、冷蔵庫8と、を備える。冷蔵庫8は、消費者に対して庫内の食材の在庫情報等を表示する表示部9を備える。ここでは、冷蔵庫8が表示部9を備える構成としているが、これに限定するものではない。冷蔵庫8では、表示部9を備えない場合には、通信装置であるHGW7を介して、消費者が携帯する携帯端末(タブレット端末、スマートフォン等)10、または図示しない消費者宅6内にあるPC等に庫内の食材の在庫情報等を表示してもよい。
食材販売店1と消費者宅6との間では、ネットワーク11を介して双方向で情報の送受信が可能である。ネットワーク11としては、例えば、インターネット等があるがこれに限定するものではなく、専用回線等を用いてもよい。食材販売店1は、図1ではネットワーク11を介して1つの消費者宅6と接続しているが、実際には、ネットワーク11を介して複数の消費者宅6と接続可能である。
図2は、本実施の形態の食材情報管理システムの構成例を示す図である。食材販売店1において、レジ2は、食材を購入する消費者の消費者宅6にある冷蔵庫8の識別番号を取得する冷蔵庫情報取得部21と、消費者が購入する食材の情報を取得する食材情報取得部22と、を備える。
POS装置3は、レジ2から食材を購入した消費者の消費者宅6にある冷蔵庫8の識別番号および購入した食材情報を取得する冷蔵庫食材情報取得部31と、食材販売店1において消費者が購入した食材の在庫情報を更新する食材在庫情報更新部32と、を備える。
サーバ4は、各消費者がそれぞれの消費者宅6にある冷蔵庫8の識別情報と各消費者が購入した食材の情報、および各消費者宅6から取得した食材の状態情報を関連付けて管理する冷蔵庫食材状態情報管理部41と、ネットワーク11を介して消費者宅6のHGW7、携帯端末10と通信が可能なネットワーク通信部42と、を備える。
情報提供部5は、情報提供を受ける消費者の消費者宅6にある冷蔵庫8の識別番号を取得する冷蔵庫情報取得部51と、消費者に対して購入を予定している食材についての情報を提供する表示部52と、を備える。
消費者宅6において、HGW7は、ネットワーク11を介して食材販売店1のサーバ4、携帯端末10と通信が可能なネットワーク通信部71と、冷蔵庫8内にある食材の情報、および食材の状態情報を管理する食材状態情報管理部72と、を備える。
冷蔵庫8は、庫内にある食材の品種を特定する食材品種特定部81と、庫内にある食材が食材販売店1で購入した食材か判別する購入食材判別部82と、庫内にある食材について、その時点で、おいしく食べられるのか、まだおいしく食べられない、まずくなった等の食材の状態を測定する食材状態測定部83と、表示部9と、を備える。
つづいて、食材情報管理システムにおいて、賞味期限の記載のない食材に対して期限を伴う在庫管理を行う処理について説明する。図3は、賞味期限の記載のない食材に対して期限を伴う在庫管理を行う処理を示すシーケンス図である。消費者が、食材販売店1で食材を購入してから冷蔵庫8内の食材の情報を確認できるまでの流れを示すものである。
食材販売店1において、消費者は、購入する食材を会計コーナーに設置されているレジ2に持ってくる。消費者は、会計前に、消費者宅6の冷蔵庫8の情報として、冷蔵庫8の識別番号を登録したカードをレジ2に付属された番号読み取り装置に読み取らせ(ステップS101)、レジ2は、冷蔵庫情報取得部21から、消費者宅6の冷蔵庫8の情報(識別番号)を取得する(ステップS102)。冷蔵庫8の識別番号を登録したカードとは、例えば、食材販売店1が発行しているポイントカード等に、予め消費者宅6の冷蔵庫8の識別番号の情報を登録しておく。これにより、ポイントカードと兼用でき、従来と比較して購入の際の消費者の手間が増える事態を回避できる。なお、冷蔵庫8の識別番号を登録したものとしてはカードに限定するものではなく、2次元バーコード等を用いてもよい。
レジ2では、食材情報取得部22から、食材販売店1の従業員の操作により、消費者が購入する食材にバーコードをかざす等によって、購入する食材に関する品種名、産地、数量、収穫日、出荷日、消費期限、購入日等の情報をバーコードから読み取る(ステップS103,S104)。前述のように、事前に冷蔵庫8の識別番号を登録したカード(ポイントカード等)を読み取らせることで、消費者、消費者宅6の冷蔵庫8の識別番号、購入する食材の情報を関連付けることができる。そして、レジ2は、取得した、消費者の冷蔵庫8の識別番号の情報および購入した食材の情報を、POS装置3へ転送する(ステップS105)。
POS装置3では、冷蔵庫食材情報取得部31が、レジ2から冷蔵庫8の識別番号の情報および消費者が購入した食材の情報を受信すると、食材在庫情報更新部32が食材販売店1にて消費者が購入した食材の在庫を更新する(ステップS106)。また、冷蔵庫食材情報取得部31は、冷蔵庫8の識別番号の情報および消費者が購入した食材の情報をサーバ4へ転送する(ステップS107)。
サーバ4では、冷蔵庫食材状態情報管理部41が、POS装置3から冷蔵庫8の識別番号の情報および消費者が購入した食材の情報を受信すると、図示しないまたは自身が備える記憶部において、冷蔵庫8の識別番号の情報に関連付けて消費者が購入した食材の情報を登録する(ステップS108)。ネットワーク通信部42は、消費者が購入した食材の情報を、冷蔵庫8の識別番号に対応する消費者宅6へ転送する(ステップS109)。
図4は、冷蔵庫食材状態情報管理部41で管理している各消費者が購入した食材の情報を示す食材販売店管理表の構成例を示す図である。食材販売店管理表では、各冷蔵庫8の識別番号の情報に基づく冷蔵庫番号、消費者が購入した食材の産地等の情報を含む品種名、その食材の収穫日および出荷日、食材販売店1が表示する消費期限、消費者が食材を購入した購入日時、その食材の食べごろ時期、消費者宅6の冷蔵庫8で表示される消費期限、食材の数量、等の情報を登録、更新して管理する。なお、冷蔵庫食材状態情報管理部41では、食べごろ時期の情報および消費期限の情報については、後述するように消費者宅6側から取得する。
消費者宅6において、HGW7では、ネットワーク通信部71が食材販売店1から消費者宅6の消費者が購入した食材の情報を取得し、食材状態情報管理部72が、購入した食材情報を登録し(ステップS110)、食材情報を更新する(ステップS111)。
図5は、食材状態情報管理部72で管理している購入した食材の情報を示す消費者宅管理表の構成例を示す図である。消費者宅管理表では、購入した食材の産地等の情報を含む品種名、食材を購入した購入日時、その食材の食べごろ時期、冷蔵庫8の庫内で確認できているか否かを示す在庫、購入した食材について食材販売店1が表示する消費期限、食材を購入した購入店、その食材に関する警告の情報を登録、更新して管理する。なお、食材状態情報管理部72では、食べごろ情報、在庫、警告の各情報については、後述するように冷蔵庫8側から取得する。
消費者が購入した食材を冷蔵庫8に格納すると(ステップS112)、冷蔵庫8では、食材品種特定部81が格納された食材の品種を特定し(ステップS113)、購入食材判別部82が格納された食材が食材販売店1で購入されたものかどうかを判別し(ステップS114)、食材品種特定部81での特定結果および購入食材判別部82での判別結果を食材状態情報管理部72へ転送する(ステップS115)。
食材状態情報管理部72では、食材品種特定部81および購入食材判別部82からの情報に基づいて、消費者宅管理表の食材の情報を更新する(ステップS116)。具体的に、食材状態情報管理部72は、消費者宅管理表の在庫が未確定の品種について冷蔵庫8で確認できた場合には、その品種の在庫欄を未確定から確定に更新し、食材販売店1以外で購入した品種が確認できた場合には、品種名および購入日時を登録する。なお、販売店が不明の品種については、例えば、冷蔵庫8で最初に確認できた日時を購入日時とすればよいが、これに限定するものではない。
つぎに、冷蔵庫8では、食材状態測定部83が冷蔵庫8内の食材について、今おいしく食べられるのか、おいしく食べられる期間(食べごろ時期)、食材がまずくなったのか、その食材の状態を測定する(ステップS117)。食材状態測定部83は、測定した結果を食べごろ情報(食材は今おいしく食べられるのか、食材がおいしく食べられる期間(食べごろ時期)、食材がまずくなったのか)として食材状態情報管理部72へ転送する(ステップS118)。
食材状態情報管理部72では、食材状態測定部83からの情報に基づいて、消費者宅管理表の食材の情報を更新する(ステップS119)。具体的に、食材状態情報管理部72は、消費者宅管理表の食べごろ情報の欄を更新し、必要に応じて、食べごろ情報の欄に測定結果を登録し、また、警告の欄に警告文を記入する。
ここで、消費者宅6において、消費者が冷蔵庫8に食材を格納してから、冷蔵庫8で庫内の食材の品種を特定して食材が今おいしく食べられるか否か等を判定し、食材の状態情報を更新するステップS113〜S119までの処理について詳細に説明する。図6は、冷蔵庫8での食材に対する処理および情報の更新処理を示すフローチャートである。
冷蔵庫8では、食材品種特定部81が、冷蔵庫8の冷蔵室の扉の開閉によって冷蔵室の食材が追加されたとき、庫内の食材の品種を特定し(ステップS201)、つぎに、購入食材判別部82が、食材品種特定部81から食材の品種の情報を受け取ると、その食材の情報と食材販売店1から取得した(購入した)食材の情報とを比較し、一致するかどうかを確認する(ステップS202)。食材販売店1で購入した食材とは、食材販売店1で購入したがまだ一度も冷蔵庫8に格納していない食材だけではなく、過去に食材販売店1で購入して既に消費者宅管理表に登録済みの食材を含む。食材販売店1で購入した食材を一度も冷蔵庫8に格納していない食材は、在庫未確定の食材とする。
購入食材判別部82において、食材品種特定部81で品種が特定された食材が食材販売店1で購入した食材であるかどうかを判定する方法としては、食材に貼られたバーコードを読み取る、または、その食材の画像を認識して食材の品種を読み取る等により、読み取った食材の情報と、食材状態情報管理部72で管理している食材販売店1で購入された食材の品種の情報とを照合し、双方の情報が一致した場合に、食材品種特定部81で品種が特定された食材が食材販売店1で購入した食材であると判定することができる。
なお、購入食材判別部82では、HGW7の食材状態情報管理部72で管理している食材販売店1で購入された食材の品種の情報と照合する場合、図示していないが、購入食材判別部82から食材状態情報管理部72の内容を読み取りにいってもよいし、食材状態情報管理部72から購入食材判別部82側へ、予め食材販売店1で購入された食材の品種の情報を転送してもよい。
食材品種特定部81からの食材の品種の情報と食材販売店1からの食材の情報が一致しない場合(ステップS202:No)、購入食材判別部82は、食材品種特定部81で特定された食材が食材販売店1で購入した食材ではないと判定し(ステップS203)、その結果を食材状態情報管理部72へ転送する。食材状態情報管理部72は、食材販売店1以外で新たに購入して冷蔵庫8の冷蔵室に初めて格納された食材とみなし、食材品種特定部81で特定された食材の在庫を消費者宅管理表に追加更新する(ステップS204)。
一方、食材品種特定部81からの食材の品種の情報と食材販売店1からの食材の情報が一致した場合(ステップS202:Yes)、購入食材判別部82は、食材品種特定部81で特定された食材が食材販売店1で購入した食材であると判定する(ステップS205)。
つぎに、購入食材判別部82が、食材品種特定部81で特定された食材が在庫未確定食材と一致するかどうかを確認する(ステップS206)。一致しない場合(ステップS206:No)、購入食材判別部82は、その結果を食材状態情報管理部72へ転送する。食材状態情報管理部72は、購入食材判別部82で確認した食材は、購入してから2回以上冷蔵庫8で保存したことがある食材であり、既に冷蔵庫8の在庫と判定済みのため、消費者宅管理表を更新せずにステップS210へ移行する(ステップS207)。
一方、食材品種特定部81で特定された食材が在庫未確定食材に一致した場合(ステップS206:Yes)、すなわち、その食材は食材販売店1で購入してから一度も冷蔵庫8に格納しておらず、購入後初めて冷蔵庫8に格納された食材であるとして、購入食材判別部82は、食材品種特定部81で特定された食材は在庫確定食材と判定し(ステップS208)、その結果を食材状態情報管理部72へ転送する。食材状態情報管理部72は、消費者宅管理表においてその食材の在庫の欄を未確定から確定に更新する(ステップS209)。
つぎに、冷蔵庫8では、食材状態測定部83が、食材品種特定部81で特定された食材の状態を測定する(ステップS210)。ここで、食材状態測定部83において、食材の状態を測定して、その結果から、食材が今おいしく食べられるか否か、食材がまずくなったか否か等の判定を行う処理について説明する。
図7は、食材の状態に関する測定値と食材の食べごろ時期の関係を示す図である。食材の状態に関する測定値とは、例えば、糖度、酸度、硬度、K値(鮮度の指標)等がある。一般的に、果物等の消費期限の記載の無い食材は、収穫日から品質は劣化していくが、元々、食べごろ時期よりも早めに収穫しており、必ずしも収穫日が食べごろというものではない。そのため、食材状態測定部83では、糖度、酸度、硬度、K値等の指標を測定し、その測定値から食べごろ時期を判定する。
糖度、酸度の測定手段としては、測定対象物に近赤外線を当てることによって、非接触・非破壊で光の吸収量を測定する。糖度は、含有量が多いほど、特定の波長の吸収量が多くなるので、この吸収量を測定することで、糖度を測定する。また、硬度の測定手段としては、圧縮空気を測定対象物に当てることで、凹み量の時間変化の情報から測定対象の硬さや粘度の情報を取得して測定する。ここでは、食材状態測定部83は、食材の状態を判定するための閾値(A値、B値)を2つ用意し、測定値がA値よりも小さい場合、食材はまだおいしく食べられないと判定し、測定値がA値以上B値以下の場合、食材はおいしく食べられると判定し、測定値がB値より大きい場合、食材はまずくなったと判定する。
また、鮮度の指標であるK値の場合、K値(%)は、鮮度が良いときに含まれる成分と鮮度が悪くなったときに含まれる成分を電気泳動法で分離し、紫外線を当てて測定する。食材状態測定部83は、K値(%)があるB値を超えた場合、まずいと判定する。なお、食材状態測定部83では、複数の指標の測定結果に基づいて判定を行ってもよい。
具体的に、食材状態測定部83は、在庫の確認がとれた食材に対して、前述した食材の状態を表す指標を測定し(ステップS210)、測定値がA値未満(測定値<A値)の場合(ステップS211:Yes)、すなわち、まだおいしく食べるためにはいくらか時間が必要な場合、その食材については、今おいしく食べられないと判定し(ステップS212)、その結果を食材状態情報管理部72へ転送する。食材状態情報管理部72は、消費者宅管理表においてその食材の食べごろ情報の欄を、例えば「食べごろではありません」として更新する(ステップS213)。
食材状態測定部83は、測定値がA値以上(A値≦測定値)の場合(ステップS211:No)、つぎに、測定値がB値以下か確認する(ステップS214)。測定値がB値以下(A値≦測定値≦B値)の場合(ステップS214:Yes)、すなわち、その食べごろ時期の場合、食材については、今おいしく食べられると判定し(ステップS215)、その結果を食材状態情報管理部72へ転送する。食材状態情報管理部72は、消費者宅管理表においてその食材の食べごろ情報の欄を、例えば「食べごろです」として更新する(ステップS213)。
食材状態測定部83は、測定値がB値より大きい(B値<測定値)場合(ステップS214:No)、食材については、まずいと判定し(ステップS216)、その結果を食材状態情報管理部72へ転送する。食材状態情報管理部72は、消費者宅管理表においてその食材の食べごろ情報の欄を、例えば「食べられません」として更新する(ステップS217)。
食材状態情報管理部72では、前回の判定結果が今おいしく食べられるであった場合(ステップS218:Yes)、今回の判定からまずくなったと判定し(ステップS219)、まずくなったかの判定結果を更新する(ステップS220)。食材状態情報管理部72は、まずくなったかどうかの結果については、消費者宅管理表の警告の欄を用いてもよいし、食べごろ情報の欄に追記してもよい。一方、食材状態情報管理部72では、前回の判定結果が今おいしく食べられるではなかった場合(ステップS218:No)、すでに前回からまずいと判定した状態であったとして、判定・更新せずに処理を終了する(ステップS221)。
なお、食材状態情報管理部72では、食材に応じて、消費者宅管理表の食べごろ情報の記入方法を変更してもよく、また、まずいと判定した食材に対しては警告の欄に、例えば「処分してください」等を表示してもよい。
冷蔵庫8において、食材状態測定部83が、食材は今おいしく食べられるか否か、食材がまずくなったか否かを判定するタイミングは、例えば、冷蔵室8の扉の開閉時とすることができるが、これに限定するものではなく、3時間に1回等、周期的に判定してもよく、また、消費者が要求したタイミングとすることも可能とする。
図3に戻って、HGW7では、食材状態情報管理部72では、食材状態測定部83からの情報に基づいて、消費者宅管理表の食材の情報を更新すると(ステップS119)、ネットワーク通信部71から、ネットワーク11を介して、冷蔵庫8の識別番号とともに、食材状態情報管理部72で更新された消費者宅管理表の情報、具体的には、食材販売店1で購入した食材(品種)について、日時の情報を含む食べごろ時期の情報および消費期限の情報を、食材販売店1のサーバ4へ転送する(ステップS120)。HGW7からサーバ4へ情報を転送するタイミングは、冷蔵庫8において食材は今おいしく食べられるか否か、食材がまずくなったか否かを判定したタイミングと同期してもよく、また、食材販売店1が要求したタイミングで、そのときHGW7の食材状態情報管理部72が保持している消費者宅管理表の情報を転送してもよい。
食材販売店1では、サーバ4において、ネットワーク通信部42で消費者宅6のHGW7から消費者宅管理表の情報を受信すると、冷蔵庫食材状態情報管理部41が、食材販売店管理表に、日時の情報を含む食べごろ時期の情報および消費期限の情報を登録する(ステップS121)。これにより、食材販売店1では、サーバ4の冷蔵庫食材状態情報管理部41の食材販売店管理表を用いて、各消費者宅の冷蔵庫8から受信した食材の状態情報により、食材販売店1で購入された食材はおいしく食べられるか否か、食材がまずくなったか否かの情報とそのときの日時の情報を蓄積することができる。また、冷蔵庫食材状態情報管理部41では、消費者宅6の冷蔵室8の扉が開閉するたびに、または、定期的に消費者宅6側から情報を受信することで、各消費者6宅の冷蔵庫8での食材の状態の変化の記録を蓄積することができる。
そして、この蓄積した、各消費者宅6において食材はおいしく食べられるか否か、食材がまずくなったか否かの過去の情報を利用して、冷蔵庫食材状態情報管理部41では、各消費者が使用する冷蔵庫8の特性に基づいて、消費者が次に同種の食材を購入した際に、消費者別に食材の期限情報を生成し、その食材を消費者宅6の冷蔵庫8に格納したときに、食材の期限情報として、食べごろ時期、消費期限等の情報を提供することができる。冷蔵庫食材状態情報管理部41は、冷蔵庫8から取得した食材の状態情報のうち、おいしく食べられるか否かの情報に基づいて、その食材がおいしく食べられる食べごろ時期を生成し、まずくなったか否かの情報に基づいて、その食材の食べられる期間(消費期限)を生成することができる。
例えば、既に食材販売店1を使用している消費者が以前に購入した食材と同種の食材を購入した場合、食材販売店1では、図3に示すステップS101〜S108までの処理を実行するが、冷蔵庫食材状態情報管理部41が、ステップS109において、ネットワーク通信部42を介して冷蔵庫8の識別番号に対応する消費者宅6へ消費者が購入した食材の情報を転送する際に、その食材についての食べごろ時期、消費期限等の情報をあわせて転送することができる。
消費者宅6では、図3に示すステップS110〜S116までの処理を実行すると、冷蔵庫8内の食材が特定できた時点、HGW7の食材状態情報管理部72が、食材販売店1で購入した食材の食べごろ時期、消費期限等の食材の期限に関する情報を冷蔵庫8へ転送する。そして、冷蔵庫8では、表示部9が、食材販売店1で購入した食材の食べごろ時期、消費期限等の食材の期限に関する情報を表示する。これにより、消費者は、表示部9の内容を確認することで、食材販売店1で購入した食材の食べごろ時期等の情報を認識することができる。
なお、本実施の形態では、消費者宅6において、HGW7の食材状態情報管理部72が消費者宅管理表により冷蔵庫8の庫内の食材に関する情報を管理していたが、冷蔵庫8側で消費者宅管理表により庫内の食材に関する情報を管理してもよい。また、消費者宅6において、HGW7と冷蔵庫8を別の構成としていたが、これに限定するものではなく、冷蔵庫8にHGW7の機能を組み込んで、冷蔵庫8単体で、ネットワーク11経由で食材販売店1と情報を送受信できるようにしてもよい。
また、消費者宅6では、食材状態測定部83の測定結果に基づいて、食材販売店1で購入した食材の食べごろ時期および消費期限等を求め、求めた情報を食材販売店1へ転送していたが、これに限定するものではない。消費者宅6からは、食材状態測定部83の測定結果のみを食材販売店1へ転送し、食材販売店1のサーバ4の冷蔵庫食材状態情報管理部41が、食材状態測定部83の測定結果から、消費者宅6の冷蔵庫8を使用した場合の食材の食べごろ時期および消費期限等を求めてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、食材販売店1のサーバ4が、消費者が購入した食材の情報を消費者宅6へ転送し、消費者宅6では、冷蔵庫8により食材が今おいしく食べられるか等の食材の状態を測定し、HGW7から食材の状態情報を食材販売店1へ転送する。食材販売店1のサーバ4では、各消費者宅6からの食材状態情報に基づいて、各消費者宅6別に食材の状態情報を管理し、次に消費者が同種の食材を購入した場合に、その食材をその消費者宅6の冷蔵庫8で保存した場合の食べごろ時期等の期限情報を生成して提供可能とした。これにより、消費者は、過去に購入した食材と同種の食材を購入した場合、サーバ4から食べごろ時期等の期限情報の提供を受けることにより、食材販売店1で購入した食材を冷蔵庫8に格納して冷蔵庫8で食材が特定できた時点で、冷蔵庫8に表示される情報に基づいて、その食材の食べごろ時期等を確認することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、消費者は、購入した食材の食べごろ時期等の期限情報を、消費者宅6の冷蔵庫8に格納してから確認することができた。本実施の形態では、消費者が、食材販売店1において、食材を購入する前の段階でその食材の食べごろ時期等の期限情報を確認できる方法について説明する。
例えば、消費者が、食材販売店1でメロンを購入する予定とする。食材販売店1のサーバ4の冷蔵庫食材状態情報管理部41では、食材販売店管理表によって、過去に消費者が消費者宅6の冷蔵庫8でメロンを保存した場合に、そのメロンはいつ出荷され、いつ購入され、いつ食べごろ時期になるか、の情報を管理している。食材販売店1では、各食材売り場に情報提供部5を備え、各消費者が、冷蔵庫8の識別番号を登録したカード(ポイントカード等)を情報提供部5の冷蔵庫情報取得部51に読み取らせる。情報提供部5では、冷蔵庫食材状態情報管理部41の食材販売店管理表を参照し、その消費者が過去にメロンを購入したときの、購入してから食べごろ時期になるまでの情報を読み取り、食べごろ時期の情報を表示部52に表示する。これにより、消費者は、メロンを購入した場合、消費者宅6の冷蔵庫に保存した場合に、5日後に食べごろ時期になるという情報を得ることができる。
なお、情報提供部5については、各食材売り場に設ける必要はなく、例えば、食材のバーコード等を読み取る機能を追加することにより、各消費者が、冷蔵庫8の識別番号を登録したカード(ポイントカード等)とともに食材のバーコード等を読み取らせることで、情報提供部5は、食材と消費者を特定でき、上記同様の処理が可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、食材販売店1では、消費者が食材を購入する際に、過去に食材販売店1で同種の食材を購入している場合、情報提供部5から、消費者に対して、その食材を購入して消費者宅6の冷蔵庫8で保存した場合の食べごろ時期等の期限情報を提供する。これにより、消費者は、食べごろ時期を確認してから食材を購入でき、食べたいときにおいしい状態で食材を食べることができる。
なお、本実施の形態では、食材販売店1の情報提供部5から、消費者へ食材の食べごろ時期等の期限情報を提供していたが、消費者の携帯端末10等を利用することも可能である。例えば、消費者は、自身が利用する携帯端末10に、予めその食材販売店1が提供するアプリケーション(アプリ)をダウンロード等により取得する。その際、消費者、冷蔵庫8の識別情報等の情報を食材販売店1に提供する。消費者は、そのアプリを起動した状態で食材のバーコード等を読み取ることにより、携帯端末10がネットワーク11を介して食材販売店1にアクセスし、サーバ4の冷蔵庫食材状態情報管理部41が管理する食材販売店管理表から、消費者宅6の冷蔵庫8を使用した場合の食べごろ時期等の期限情報を取得することで、食材を購入する前に食べごろ時期を確認することができる。
実施の形態3.
消費者が食材販売店1等で購入した食材の情報、食材の食べごろ情報等、食材状態情報管理部72で管理する消費者宅管理表の一覧表示は、冷蔵庫8の表示部9の他、携帯端末10または図示しない消費者宅6のPC等に表示してもよい。
携帯端末10、PC等では、予め食材状態情報管理部72で管理する消費者宅管理表を図5のように一覧表形式で閲覧可能なアプリをダウンロードしておく。消費者は、消費者宅6内にいる場合には、携帯端末10、PC等を用いて、HGW7から食材状態情報管理部72で管理する消費者宅管理表の情報を取得し、消費者宅6外にいる場合には、携帯端末10を用いて、ネットワーク11およびHGW7経由で、食材状態情報管理部72で管理する消費者宅管理表の情報を取得する。
このとき、食材状態情報管理部72から携帯端末10等へ表示する消費者宅管理表の情報は、その時点で蓄積されている最終更新データとしてもよいし、携帯端末10等から表示要求後に更新したデータとしてもよい。
なお、携帯端末10等では、冷蔵庫8の庫内の食材の食べごろ情報について、表示するだけではなく音声等で消費者に通知してもよい。
また、携帯端末10等では、食べごろ情報を掲示する場合、食材状態測定部83で測定された測定値を表示してもよい。
このように、消費者は、携帯端末10等を用いて、消費者宅6の冷蔵庫8の庫内の食材の在庫状況を確認できる。消費者は、食材を購入する場合に、食材の在庫状況を確認することで、余分な食材を買ってしまう、必要な食材を買い忘れる等の事態を回避することができる。
実施の形態4.
実施の形態2では、食材販売店1は、消費者別に、過去に購入した食材に関する情報を管理し、食べごろ時期等の期限情報を提供できるが、各消費者が食べごろ時期と感じる時期は、甘さ、硬さ等、消費者の好みによって異なる。例えば、メロンのように、固めで歯ごたえがある方がいい、水分が多めで柔らかい方がいいといった、食べごろ時期の中でも、違いが生じることがある。本実施の形態では、食べごろ時期の違いを、消費者が冷蔵庫8の判定した食べごろ時期に対してフィードバックする。
冷蔵庫8では、食材状態測定部83が、食材の食べごろ時期を判定しているが、判定された食べごろ時期に対して、消費者が、食べた感想から、ちょうどいい、まだ早い、少し遅い、等の評価をし、冷蔵庫8またはHGW7にフィードバックする。フィードバックの方法としては、消費者が、判定された食べごろ時期に対して、ちょうどいい、まだ早い、少し遅い等の評価を食材状態測定部83に対して行い、次回、冷蔵庫8に同じ食材が格納されたとき、食べごろ時期の判定を変更するように学習させる。または、消費者は、食材状態測定部83で使用する前述の食材の状態を判定するための閾値(A値、B値)の値を変更する。フィードバックにより、消費者からちょうどいいという評価を得た場合、HGW7から、食材販売店1のサーバ4に対して、食べごろ時期の判定を変更する食材の品種および食べごろ時期の判定変更後のデータを転送して管理させる。
食材販売店1では、変更後のデータに基づいて、その消費者が同種の食材を購入する際に、例えば、食材がメロンの場合、固めで歯ごたえあるメロンが好みの消費者には3日後が食べごろ時期である、また、水分多めの柔らかいメロンが好みの消費者には4日後が食べごろ時期である、として食べごろ時期の提供ができる。
これにより、消費者は、さらに、自身の好みに適した食べごろ情報を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる食材情報管理システムは、食材の在庫管理に有用であり、特に、食材に消費期限等の記載が無い場合に適している。
1 食材販売店、2 キャッシュレジスタ(レジ)、3 POS装置、4 サーバ、5 情報提供部、6 消費者宅、7 ホームゲートウェイ(HGW)、8 冷蔵庫、9 表示部、10 携帯端末、11 ネットワーク、21 冷蔵庫情報取得部、22 食材情報取得部、31 冷蔵庫食材情報取得部、32 食材在庫情報更新部、41 冷蔵庫食材状態情報管理部、42 ネットワーク通信部、51 冷蔵庫情報取得部、52 表示部、71 ネットワーク通信部、72 食材状態情報管理部、81 食材品種特定部、82 購入食材判別部、83 食材状態測定部。

Claims (13)

  1. 食材販売店のサーバと消費者宅の冷蔵庫とを備えた食材情報管理システムにおける前記サーバであって、
    消費者の購入食材情報、前記消費者が使用する冷蔵庫識別情報を管理し、前記冷蔵庫識別情報に基づいて、前記購入食材情報を該当する消費者の冷蔵庫へ送信する冷蔵庫食材状態情報管理手段、
    を備え、
    前記冷蔵庫食材状態情報管理手段は、前記冷蔵庫から前記消費者が購入した食材の状態を測定した結果に基づく食材状態情報を受信し、前記食材状態情報に基づいて、各冷蔵庫別にその冷蔵庫を使用したときの食材の状態を管理し、前記消費者が次に同種の食材を購入した場合に、前記食材状態情報に基づいて購入食材の期限情報を生成する、
    ことを特徴とするサーバ。
  2. 前記冷蔵庫食材状態情報管理手段は、前記購入食材の期限情報を、前記消費者へ提供する前記冷蔵庫へ送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
  3. 食材売り場に設置され、前記冷蔵庫識別情報に基づいて、前記消費者に対して前記購入食材の期限情報を提供する情報提供手段、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のサーバ。
  4. 前記消費者が購入する食材の識別情報および前記冷蔵庫識別情報に基づいて、前記消費者に対して前記購入食材の期限情報を提供する情報提供手段、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のサーバ。
  5. 前記冷蔵庫食材状態情報管理手段は、前記食材状態情報にかかる食材のおいしく食べられるか否かの情報に基づいて、前記購入食材の期限情報として、当該食材がおいしく食べられる食べごろ時期を生成する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のサーバ。
  6. 前記冷蔵庫食材状態情報管理手段は、前記食材状態情報にかかる食材のまずくなったか否かの情報に基づいて、前記購入食材の期限情報として、当該食材の食べられる期間を生成する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のサーバ。
  7. 食材販売店のサーバと消費者宅の冷蔵庫とを備えた食材情報管理システムにおける前記冷蔵庫であって、
    前記サーバが、消費者の購入食材情報、前記消費者が使用する冷蔵庫識別情報を管理し、前記冷蔵庫識別情報に基づいて、前記購入食材情報を該当する消費者の冷蔵庫へ送信する場合に、
    前記サーバから前記購入食材情報を取得し、庫内の食材を管理する食材状態情報管理手段と、
    庫内の食材の品種を特定する食材品種特定手段と、
    前記購入食材情報に基づいて、品種特定された食材が前記食材販売店で購入したものか判別する購入食材判別手段と、
    庫内の食材の状態を測定し、当該食材の状態を判定する食材状態測定手段と、
    を備え、
    前記食材状態情報管理手段は、前記消費者が次に同種の食材を購入した場合に前記食材状態測定手段の判定結果である食材状態情報に基づいて購入食材の期限情報を生成する前記サーバに対して、前記食材状態情報を送信する、
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  8. 前記食材状態情報管理手段は、前記サーバから受信した前記購入食材の期限情報を前記消費者に提供する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記食材状態情報管理手段は、前記購入食材の期限情報を、前記冷蔵庫が備える表示部に表示する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の冷蔵庫。
  10. 前記食材状態情報管理手段は、前記購入食材の期限情報を、前記消費者が備える携帯端末に表示する、
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の冷蔵庫。
  11. 前記食材状態測定手段は、前記消費者から設定された判定基準により、前記冷蔵庫内の食材の状態の測定結果に対して、測定結果に基づく食材の状態の判定を可変可能とする、
    ことを特徴とする請求項7から10のいずれか1つに記載の冷蔵庫。
  12. 前記冷蔵庫を、冷蔵庫本体と、前記サーバとの通信装置、から構成する、
    ことを特徴とする請求項7から11のいずれか1つに記載の冷蔵庫。
  13. 食材販売店のサーバと消費者宅の冷蔵庫とを備えた食材情報管理システムであって、
    前記サーバは、
    消費者の購入食材情報、前記消費者が使用する冷蔵庫識別情報を管理し、前記冷蔵庫識別情報に基づいて、前記購入食材情報を該当する消費者の冷蔵庫へ送信する冷蔵庫食材状態情報管理手段、
    を備え、
    前記冷蔵庫は、
    前記サーバから前記購入食材情報を取得し、庫内の食材を管理する食材状態情報管理手段と、
    庫内の食材の品種を特定する食材品種特定手段と、
    前記購入食材情報に基づいて、品種特定された食材が前記食材販売店で購入したものか判別する購入食材判別手段と、
    庫内の食材の状態を測定し、当該食材の状態を判定する食材状態測定手段と、
    を備え、
    前記食材状態情報管理手段は、前記食材状態測定手段の判定結果である食材状態情報を前記食材販売店へ送信し、
    前記冷蔵庫食材状態情報管理手段は、前記食材状態情報に基づいて、各冷蔵庫別にその冷蔵庫を使用したときの食材の状態を管理し、前記消費者が次に同種の食材を購入した場合に、前記食材状態情報に基づいて購入食材の期限情報を生成する、
    ことを特徴とする食材情報管理システム。
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