JP6270994B2 - 発射パラメータを測定する装置及びそれを備えたシステム - Google Patents

発射パラメータを測定する装置及びそれを備えたシステム Download PDF

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Description

本明細書中に記載のいくつかの実施形態は、飛行物体の発射パラメータを測定する装置及びそれを備えたシステムに関する。
一般に、発射パラメータは、発射の際に測定される、運動する物体の運動学的パラメータを含む。発射パラメータは、風速のような環境条件についての仮定を伴う。発射パラメータの例としては、速さ、仰角、方位角、回転率、及び回転軸が挙げられるが、これに限定されない。上記の仮定と発射パラメータとを用いて、発射パラメータから、任意の物体の軌道全体を推定可能である。例えば、発射パラメータを測定するためのシステムには、飛行の開始から終了までの軌道の形を提供可能なものがある。
近年、発射モニタリングシステムを、発射パラメータの測定に使用することができる。ほとんどの発射モニタリングシステムは、レーダか高速度カメラを使用してデータを取得し、そのデータから発射パラメータが測定される。現在の発射モニタリングシステムには、欠点がいくつかある。例えば、発射モニタリングシステムは複雑で、一般消費者には手が出ないほどに高額である。具体的には、レーダを使用した発射モニタリングシステムは、多数のサンプル点と、特殊なマークが付された物体とを使用するが、屋内での反射を適切に扱うことができない上、その操作及び較正には、訓練を受けた人材が当たることが一般的である。高速度カメラを使用する発射モニタリングシステムにも、同様の較正に係る問題を有するものがある。
ここに請求する発明の主題は、何らかの欠点を解消する実施形態や、上記のような環境でのみ作動する実施形態に限定されない。この背景技術は、むしろ、本明細書に記載のいくつかの実施形態が実践され得る技術分野の一例を例示する目的で記載されているに過ぎない。
例示的な一実施形態は、物体の発射パラメータを測定するための装置を含む。上記装置は、送光用光学サブアセンブリ(TOSA)と、受光用光学サブアセンブリ(ROSA)と、処理ユニットと、照明源と、カメラとを備える。TOSAは、上記物体の予想飛行経路の途中にレーザシートを送出するよう構成されたレーザ源を少なくとも1つ有する。ROSAは、上記物体からの反射光を受信するよう構成されている。上記処理ユニットは、上記の受光された光に少なくとも部分的に基づいて、上記物体の速度を推定するよう構成されている。上記照明源は、上記物体の上記推定された速度に従って、上記物体がカメラの視野を通過するときに、照光するよう構成されている。上記カメラは、上記物体の上記推定速度に従って、上記物体がカメラの前を通過するときに、上記物体の画像を1枚以上撮影するよう構成されている。
上記実施形態の目的及び利点は、少なくとも、特許請求の範囲に詳述される要素、構成、及び組み合わせによって実現及び達成される。
上記の概略的説明と以下の詳細な説明の両方が、例示及び説明のためのものであり、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではないことを理解されたい。
図1は、飛行物体の発射パラメータを測定するための装置を上から見た様子を示す略図である。 図2は、図1の装置、及び物体の飛行経路の途中で物体をとらえるレーザシートを示す、概略的な斜視図である。 図3は、ユーザが方位角を観察できるように、箱(装置)の位置と相対方位設定を示す、基準レーザ装置を示す。 図4は、発射パラメータを測定するための装置と、ウエアラブルシステムと、バックエンドサーバとを含むシステムの実施形態を示す。 図5は、装置の構成の実施形態を示す単純化したブロック図である。 図6Aには、レーザシートと、ゴルフボールの速さ測定用の光検出装置とを1つずつ備える装置の実施形態を示す。 図6Bには、レーザシートと、ゴルフボールの速さ測定用の光検出装置とを1つずつ備える装置の実施形態を示す。 図6Cには、レーザシートと、ゴルフボールの速さ測定用の光検出装置とを1つずつ備える装置の実施形態を示す。 図7は、少なくとも1つの発射パラメータを測定するための方法を示すブロック図である。 図8は、カメラの視野内において、物体を空間的に均等に分布させた実施形態を示す略図である。 図9は、図1の装置が飛行物体の発射パラメータを測定する様子を、上から見た図である。 図10は、図1の装置が飛行物体の発射パラメータを測定する様子を、正面から見た図である。 図11Aは、多様に配置可能に構成された図1の装置(配置多様型装置)の例示的実施形態を示すブロック図である。 図11Bは、多様に配置可能に構成された図1の装置(配置多様型装置)の例示的実施形態を示すブロック図である。 図11Cは、多様に配置可能に構成された図1の装置(配置多様型装置)の例示的実施形態を示すブロック図である。 図12Aは、配置多様型装置が例示的な作動環境において実施される様子を示すブロック図である。 図12Bは、配置多様型装置が例示的な作動環境において実施される様子を示すブロック図である。 13Aは、図1又は図11A〜図11Cの装置において実施可能な、例示的なスタンドを示すブロック図である。 13Bは、図1又は図11A〜図11Cの装置において実施可能な、例示的なスタンドを示すブロック図である。 13Cは、図1又は図11A〜図11Cの装置において実施可能な、例示的なスタンドを示すブロック図である。 図14は、始動物体の速さを測定するための例示的方法示すブロック図である。 図15Aは、図1又は図11A〜図11Cの装置において実施可能な、例示的スプリットフラッシュアレイを示すブロック図である。 図15Bは、図1又は図11A〜図11Cの装置において実施可能な、例示的スプリットフラッシュアレイを示すブロック図である。 図15Cは、図1又は図11A〜図11Cの装置において実施可能な、例示的スプリットフラッシュアレイを示すブロック図である。
添付の図面を参照して、例示的な実施形態をより具体的且つより詳細に説明する。
以下の詳細な説明では、添付の図面を参照するが、これら図面も詳細な説明の一部を構成する。図面においては、文脈がそうでないと示さない限り、典型的には、同様の構成要素には同じ符合が付される。詳細な説明に記載される例示的な実施形態、図面、及び請求の範囲は、限定を意図するものではない。本明細書に記載の思想と範囲から逸脱しない限りにおいて、他の実施形態を利用してもよく、また、他の改変を行ってもよい。本明細書中に概要を記載し且つ図示する、本開示の複数の局面は、配置、置換、組み合わせ、分離、設計により多様な構成を取り得ることは明らかであろう。本願が、これら多様な構成のすべてを意図することを明示する。
本明細書に記載のいくつかの実施形態は、概して、飛行物体の発射パラメータを測定するための装置、システム、及び方法に関する。この飛行物体は、ゴルフボール、野球のボール、又は、クリケットのボールのような、実質的に丸い物体である。このようなパラメータは、物体の運動に関連し、例えば、速さ、速度、垂直方向の仰角、方位角を含む。本明細書中では、「方位角」という用語は、対象の地点から基準点への角度分離を指し、水平面における左又は右へのずれの度合いを含み得る。
上記システムは、レーザ装置から飛行物体に光線を送出し、飛行物体から反射された光線を受光するための、送光用光学サブアセンブリ(transmitter optical subassembly;TOSA)及び受光用光学サブアセンブリ(receiver optical subassembly;ROSA)を備える。非限定的な一例として、TOSAは、一対又は複数対のレーザ源を有し、レーザ源の各対は物体の予想飛行経路の途中に、レーザシート(laser sheets)をシーケンス的に送出するよう構成されている。本明細書中では、「シート(sheet)」という用語は、広く且つ比較的薄い連続した面又は層を指す。本明細書中では、「シーケンス的(sequentially)」という用語は、レーザ光線の、時間的に分離したパルスのシーケンスを指す場合もある。
ROSAは、1つ以上の光検出器モジュールを有し、このモジュールのそれぞれが、レンズシステム(例えば、受光した光を集束又は発散させるために使用される光学装置)、赤外フィルタ、及び光検出器を有する。ROSAは、物体から反射される光線を受光するよう構成されていてもよい。物体からの反射信号は、ROSAにおいて受信され、レーザシートを通過する物体のタイムインスタンスが抽出されて、次の撮影事象の正確なタイミングを決定するのに使用される。開発された数学的モデルにより、抽出されたタイミング情報を使用して、例えば速度のような、物体の主要運動データが計算される。さらに、これらの測定されたパラメータを使用して、重要な撮影時間が計算され、運動する物体の画像を正確に撮影することが可能になる。このようにして撮影された画像は、低コスト且つ改善された効率で、発射パラメータを測定するのに使用され得る。このようにタイミングを前もって知っておくことの利点の一例としては、高価な高速度カメラシステムが不要になることが挙げられる。上記の数学的モデルは、ノイズ抑制のための非線形フィルタ、積算器、信号分類器、及び速度推定器を含む。
物体から反射され、ROSAにより受信された光線からの信号は、物体の主要発射パラメータを計算するために使用され得る。例えば、発射パラメータに関連するデータは、飛行物体の反射信号から抽出されたタイミング情報を使用して決定され得る。物体が各レーザシートを通過する時間間隔が測定され、タイミング情報及び信号形状情報が、物体のおおよその速度やおおよその方位角を導出するために使用され得る。タイミング情報は、さらに、物体の写真撮影の時間を決めるために使用され得、これらの写真を分析することにより、より正確に発射パラメータが判定され得る。以下、添付の図面を参照して、本発明に係る測定装置、測定システム、及び測定方法を詳細に説明する。
図1は、飛行物体106の発射パラメータを測定するための装置100の実施形態を上から見た様子を示す略図である。本明細書中に記載の具体例では、物体106をボール又はゴルフボールとしているが、本発明のシステム及び方法は、いかなる飛行物体の発射パラメータの判定にも使用可能である。図1に示す装置は、2対のレーザ源102a及び102bを備え、各対は、レーザ光のシート、すなわちレーザシート104a及び104bを、物体106の予想飛行経路108の途中に、シーケンス的に送出又は投射するように構成されている。簡略化のために、装置100は、2つのレーザ源102a及び102bを備えるように図示されている。装置100が備えるレーザ源は、何対であってもよいことを理解されたい。さらに、追加のレーザ対を、他のレーザ装置対に対して一定の角度をなすように傾斜させて追加し、各レーザ装置対からのレーザシートが角度をなすように構成してもよい。このような傾斜配置によって、物体が、上記一定角度、すなわち、発射角又は方位角を有するレーザシート104a及び104bを、通過するときの時間間隔に差異が生じる。この情報は、後述するように、精度よく画像の位置特定をするために使用できる。このレーザを使用したシステムにより、装置は、ボールの速度及び発射角度を妥当な正確さで計算できる。この速度及び角度データを使用して、1台以上のカメラの視野における物体の相対位置を計算し、関係する領域だけの写真を撮影するようにカメラを調節することができる。ボールの画像は、物体の正確な速さ、発射角度、及びその他の発射パラメータを計算するために、後に処理され得る。
レーザシート104a及び104bのそれぞれは、レーザ光で構成された略均一なシートであってもよく、2次元の扇形であってもよい。1つの独立したレーザ装置又はレーザ源によって、レーザシートがまっすぐに発せられ得る。非限定的な一例として、レーザシート104a及び104bは、レーザダイオード又は他のレーザ源を使用して形成することができ、このレーザダイオード又はレーザ源から発せられたレーザを非球面レンズを通過させることにより、上記の2次元扇形のレーザシートを形成する。例えば、赤外レーザ発光ダイオードを、平行レンズと、平行な光を厚さが約1〜2mmのシート状にするよう構成されたフレネルレンズとをモジュールとし、配設してもよい。レーザ源102a及び102bは、例えば60〜80mmの間隔で離間されて、水平に配置される。
物体106の飛行経路108と各レーザシート104a,104bとの距離d1は、判定可能である。装置100のレーザ源102a及び102bは、物体106の速度(velocity;本明細書中では「速さ(speed)」とも言う)を測定するために使用され得る。各レーザ装置は、反射プロファイルに基づいて、物体106の速さを推定可能である。レーザ源102a及び102bのいずれか一方を、右利きのプレーヤーの発射パラメータを測定するために使用してもよく、他方を左利きのプレーヤーの発射パラメータを測定するために使用してもよい。さらに、両方のレーザ装置を連携させて、写真撮影の事象を特定するために使用してもよい。具体的には、物体106の速度及び方向によって、カメラ(図示省略)は、物体106の撮影画像を正しく空間的に順序付けることができる。
図2を参照すると、レーザシート104a及び104bが、物体106の経路108の途中に照射されている。物体106が、レーザシート104a及び/又は104bを通過するとき、物体106からの反射光が光検出器モジュール(図示省略)により受光される。1台の光検出器モジュールは、1つ以上の凸レンズ、又は、反射された光子の方向を上記検出器に向けることにより拡大器として作用する他の光学要素と、赤外線フィルタと、赤外線光検出器とを有し得る。受光器の視野は、物体からの反射光を指定の領域でとらえるように設計されている。光検出器モジュールの数は、光検出器の視野角と反射光をとらえる指定の領域に基づいて決定され得る。
図3には、発射パラメータ測定装置200の一実施形態を示す。この装置200は、方位角がゼロである物体206の位置と目的方向とを判定するための基準レーザ装置202を有する。装置200は、また、物体206の発射パラメータを補正するための加速度計203を有する。この発射パラメータの補正は、加速度計203により測定される、装置200の位置及び/又は角度の変化に基づいていてもよい。基準レーザ装置202は、軸212a上の線にその端部を有する、2次元の扇形のビームを有するレーザシート204を生成するよう構成されていてもよい。あるいは、基準レーザ202は、軸212a上の線の代わりに、2つのレーザ点を提供するように構成され得る。装置200は、主要物体運動方向に合わせた設定を補助する。装置200がゴルフ用に構成されている、いくつかの具体的な実施形態では、上記の主要物体運動方向は、左利きの人(「左利き」)及び右利きの人(「右利き」)を意味し得る。図3には、左利き用のボール位置208及び右利き用のボール位置210が示されている。上記物体がゴルフボールである実施形態では、ゴルフボールがレーザシート204を通過する際の、ボール位置208又は210を指す基準レーザ装置202と、基準レーザ装置202の第1のレーザシート204との間の距離d2が、ゴルフボールとクラブヘッドとの距離差をもつように設計されている。例えば、受信された信号が物体206からの信号又はゴルフクラブのヘッドからの信号として区別されるように、物体206は、レーザシート204により形成される三角形の角に位置していてもよい。この配置により、クラブヘッドと物体206(ここでは、ボール)との間の妥当な間隙が確保され、これにより、レーザシート204によって正確にボールの速さが推定される。
追加的又は代替的に、物体206の配置位置を示す目的で、基準レーザ装置202の代わりに、2点レーザ装置(図示省略)を使用することができる。ユーザは、準備中に、基準レーザ装置202をオンしてもよい。また、基準レーザ装置202は、物体206の発射パラメータの測定の完了ごとに、2,3秒間自動的にオンされてもよい。例えば、ゴルフに適用された場合には、基準レーザ装置202は、次のスイングに備えて、ショットごとに2,3秒間オンされてもよい。あるいは、基準レーザ装置202は、測定装置200が測定可能な状態である間、常にオンされ、測定装置200が測定不可能のときのみオフされるようにしてもよい。
いくつかの実施形態では、ユーザに物体206を置くように促して、ユーザがレーザ装置202により照射されるレーザポイントを見ることがないようにしてもよい。この実施形態及び他の実施形態では、地面上のレーザシート204のレーザポイントを物体206が遮るようにすることで、物体206が確実に適切に配置される。
物体206の飛行経路のいくつかの例が、図3の矢印212a,212b,及び212cで示されている(矢印212aは、上述の軸でもあって、まっすぐなショットを表し得る)。例示の目的で、内から外への(in−to−out)ゴルフボール経路212bの例及び外から内への(out−to−in)ゴルフボールの経路212cが図3に示されている。
図4に示すように、物体の発射パラメータを測定するためのシステム400は、図1、図2及び図3に示した装置100及び200のような、ボールの発射パラメータを測定するための装置402と、ウエアラブル又はモバイル機器404と、バックエンドサーバ406とを備え得る。装置402と、モバイル機器404と、バックエンドサーバ406とは、1つ以上のネットワーク403及び405上で互いに通信していてもよい。「ネットワーク」という用語は、装置間の1つ以上の通信経路を指し、例としては、何らかの遠隔通信ネットワーク、データネットワーク、又は、インターネットプロトコル上での音声通信(Voice Over IP;VOIP)、衛星、無線、マイクロ波、ミリ波、高周波ワイヤレス、高周波ケーブル、光学及びネットワークプロトコル(例えば、IEEE 802.11g)、伝送媒体、通信接続、及び、これらの任意の組み合わせがあるが、これらに限定されない。例えば、このネットワークは、ワイヤレスネットワークであってもよい。
装置402は、ユーザにより設置され、オンされ得る。装置402は、加速度計(例えば、図3における203)を使用しての装置402の地面に対する傾斜を含む、一連のチェックを行う。設置が水平になされており、ネットワーク接続が利用可能であると判断すると、装置402は、装置402の基準レーザ(例えば、図1及び図2における104a及び104b、又は、図3における204)をオンにすることによりユーザに合図を送り、測定が可能であることを示す。このモードにおいては、装置402の構成要素のほとんど(カメラを含む)がスタンバイ状態であり、有効なトリガー事象を待つ状態である。有効なトリガー事象(後述される)が起こると、カメラがオンされ、複数の写真が取られ、次いで、運動している物体の画像が取得される。この間、データが処理されるまでは、基準レーザ装置はオフにされる。画像は運動中の物体が含まれるようにトリミングされ、ネットワーク403を介して、モバイル機器404に送られる。モバイル機器404は、画像をリモートで処理し、発射パラメータが得られる。非限定的な一例として、モバイル機器404は、画像処理を装置内で行ってもよく、又は3G/4Gインターネット接続を使用して遠隔サーバ上で行ってもよい。
計算されたパラメータに基づき、クラブヘッドの速さ、最大高さ、着地角及び投射軌道が推定可能である。パラメータ評価段階の後、測定されたデータは、ネットワーク405を介してバックエンドサーバ406に送信され、ユーザの記録として保存され得る。バックエンドサーバ406は、ウェブアプリ408、無線通信基盤(wireless communication foundation;WCF)サービス410、及びデータベース412を有していてもよい。ユーザは、保存された記録にアクセス可能であり、保存された記録をリロード可能であり、又は、自分の上達を確認するために、モバイル機器404を使用して統計的な分析を行うこともできる。システム400は、ユーザに、即時に音声によるフィードバックを提供してもよい。システム400は、ウエアラブル機器、すなわち、イヤホン、携帯電話等を介して、例えばボールの速さについて、音声又は他のかたちでの警告をユーザに対して発する。
図5は、発射パラメータ測定装置500の構成を示す、単純化したブロック図である。装置500は、レーザ装置502、TOSA 504、タイミング回路506、1つ以上の光検出器508、ROSA 510、アナログ−デジタル変換器(ADC)512、無線発信/受信機(図5では、「無線」と表記)514、中央処理装置(CPU)516、カメラサブシステム518、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)520、及び加速度計522を有していてもよい。FPGA 520は、カメラサブシステム518を制御するよう構成され得る、プログラマブル理論を有する。
飛行物体は、まず、TOSA 504が照射する1枚又は複数のレーザシートに当たる。この事象は、光検出器508及びROSA 510サブシステムによりとらえられる。反射されたデータは、タイミング回路506を通過し、CPU 516の内部ADC 512によりリアルタイムでサンプリングされる。CPU 516は、図7を参照して後述するように、データを処理してもよい。CPU 516は、物体がゴルフボールのような有効な物体であると検知すると、FPGA 520に当該物体の写真の撮影を開始するように命令する。FPGA 520は、また、物体の適切なタイミング及び適切な位置を提供する。FPGA 520は、このデータを使用して物体の写真を複数撮影し、データをローカルメモリに保存する。写真撮影事象が完了すると、FPGA 520又はCPU 516が、写真をより小さい大きさにトリミングする。このトリミング操作が完了した後、CPU 516によって、写真がユーザの無線サブシステム514、モバイル機器、又は、その他の処理装置に送信される。
図6A及び図6Bには、物体606の発射パラメータを測定するための装置の別の実施形態を示す。図6Aは、装置600の斜視図である。この装置は、1枚のレーザシート604を発生させ、物体606の速さを測定するための光検出器602を1台備える。物体606は、経路608に従って、レーザシート604を通過し得る。装置600の正面図である図6Bに示すように、物体606は、経路608に従って移動し、レーザシート604を通過し得る。
図6A〜図6Cに示すように、レーザシート604は、時間あるいはパルス幅d3(図6Cのみに示す)で分離された一連のパルスとしてシーケンス的に照射されてもよい。図6Cは、物体606がレーザシート604を通過するときの、時間614にわたっての物体606からの反射信号612を示すグラフである。このグラフに示されるように、物体606がレーザシート604を通過する際に、反射信号612の振幅が変化し得る。例えば、物体606の一部だけがレーザシート604に干渉するとき、すなわち、反射信号に干渉するときには、(例えば、図6Cのグラフの端部におけるような)比較的低い反射信号が存在し得、物体606のより大きい部分(例えば、物体606の断面積全体)がレーザシート604に干渉するときには、(例えば、図6Cのグラフの中央におけるような)より高い反射信号が存在し得る。
図7は、上記の図1〜図6の1つ以上を参照して説明した装置において、少なくとも1つの発射パラメータを測定するための例示的な方法700を示すブロック図である。入力信号は、アナログフロントエンド702により捕捉され、ADC 704によりデジタル化され得る。この信号は、ノイズ低減のためのフィルタリング段階を通過する。ノイズ低減された信号は、非線形平滑化フィルタやダウンサンプラ706のような耐雑音ピーク状態検知器に供給される。その後、信号は、ピーク状態検知器を決定する積分器708を通過してもよい。積算器708によって、信号が有効なピークを有すると判定されると、信号は、信号の形状の分析を行う信号分類器710を通過する。実験に基づけば、丸みのある物体の信号は、滑らかなピークを有する対称な形状である。信号分類器710によって、信号がボールの形状に合致すると判定されると、立上りと立下りの傾きが正規化され、その後、線形回帰又は同様の数学的回帰法を使用して分析される。正規化された立上がりと立下りの傾きは、信号の振幅に関わらず、ボールの速さについての情報を含んでいる。
速さ推定器712は、上記傾きを速さに相関させるように構成されていてもよい。例えば、傾きを参照表と付き合わすことにより、速さを判定してもよい。この方法により、ボールのような飛行してくる丸い物体の速さを、ボール上のマークと、ボールのきれいさ(例えば、白さ)と、信号の振幅に大きく影響するボールと検出器との距離とに関わらず、精度よく検出することができる。
速さ推定の工程712で得られた速さについての情報は図8を参照して説明する写真撮影事象の時間を設定するのに利用される。したがって、速さに関する情報は写真撮影の事象のためのトリガー714であってもよい。速さに関する情報がわかることを利用して、写真撮影の事象の時間を設定し、物体の画像806A、806B、及び806Cが、発射パラメータ測定装置に内蔵された、又は、当該の装置に遠隔接続されたカメラの視野(field of view;FOV)800内で、空間的に均等に分布するようされ得る。図8には、適切に離間された画像の例を示す。
カメラのトリガーとしてレーザ装置を使用することの利点には、カメラのウィンドウ機能を効果的に利用できることが含まれ得る。通常、カメラは自体のFOVの限られた領域のみの写真を撮影するように調節され得るが、これを、普通、ウィンドウ機能と呼ぶ。本発明の装置のレーザシートにより、速さを前もって知っておけば、フレームレートが高くはないものの、このような高速の事象に利用できる安価なカメラを、ウィンドウ機能の利用によって、効果的に利用することができる。
クラブヘッドの速さは、運動量保存の原則又はエネルギー保存の原則を利用して推定できる。これについては、バイリー・ランドルフ(Bailey,Randolph)著、「ゴルフショットの物理学(Physics of the Drive in Golf)」、P.211、2002年秋期ウェブプロジェクト、2002年11月25日、アラスカ大学フェアバンクス校、2011年11月21日に解説されており、その開示内容のすべてをここに援用する。
いくつかの実施形態では、1台以上の装置(例えば600、402、200、又は100)及び/又は当該装置に含まれる1つ以上の構成要素が、カメラを備えるシステム(例えば、図4の400)に含まれていてもよい。したがって、任意のシステム構成は、上記検出システム、ウエアラブルコンピューティングシステム、及び上記バックエンドサーバ(図4)を含み得る。送光用光学サブアセンブリ(TOSA),受光用光学サブアセンブリ(ROSA),カメラサブシステム、及びメイン処理ユニットは、検出システムのサブコンポーネントであってもよい。
図9及び図10は、図1の装置100が飛行物体106の発射パラメータを測定する様子を上から見た図及び正面図である。図9及び図10には、発射パラメータの計算の例が示されている。以下の例は、実施形態をより詳細に例示するためのものである。これらの例が、網羅的又は排他的な例であると理解されるべきではない。
図9では、速度と方位を推定するために、次式が利用され得る。
上記の例示的式及び図9において、変数θは、図示のような傾斜したレーザシート104の角度を表す。変数αは方位角を表す。変数Wは、図示のような外側の一対のレーザシート104の間の距離を表す。変数wは、内側の一対のレーザシートの間の距離を表す。変数L1は、装置100から、物体106が図示のようなレーザシート104のうちの1つを通過する点までの距離を表す。変数L2は、装置100から、物体106が図示のようなレーザシート104のうちの別の1つを通過する点までの距離を表す。変数t1は、物体が、図示のようなレーザシート104のうちの2つの間の距離aを移動するのにかかる時間を表す。変数t2は、物体が、図示のようなレーザシート104のうちの2つの間の距離bを移動するのにかかる時間を表す。変数t3は、物体が、図示のようなレーザシート104のうちの2つの間の距離cを移動するのにかかる時間を表す。変数k1及びk2は、中間値を表す。
図10においては、速度及び発射角度を推定するために、次式を利用可能である。
上記の例示的な式及び図10において、変数Φはレーザシート104のうちの2つの間の角度を表す。変数βは、発射角度を表す。変数Wは、外側の一対のレーザシート104の間の距離を表す。変数hは、地面から物体106の中心までの高さを表す。変数h1は、物体106の中心から、物体106が図示のレーザシート104のうちの1つを通過する点までの距離を表す。変数h2は、物体106の中心から、物体106が図示の他方のレーザシート104を通過する点までの距離を表す。変数Hは、図示のレーザシート104の高さを表す。変数t1は、物体106が、図示のようなレーザシート104のうちの2つの間の距離aを移動するのにかかる時間を表す。変数t2は、物体が、図示のようなレーザシート104のうちの2つの間の距離bを移動するのにかかる時間を表す。変数t3は、物体106が、図示のようなレーザシート104のうちの2つの間の距離cを移動するのにかかる時間を表す。変数k1及びk2は、中間値を表す。
図11A〜図11Cは、図1に示す装置の例示的な実施形態であって、多様に配置可能に構成された(multi−positional configuration)装置(以下、「配置多様型装置」と呼ぶ)1100を示すブロック図である。図11Aは、配置多様型装置1100の側面図である。図11Bは、配置多様型装置1100の第1の斜視図である。図11Cは、配置多様型装置1100の第2の斜視図である。概して、配置多様型装置1100は、当該装置が中心線1126を中心として構成可能な点で、図1の装置100とは異なる。したがって、図11B及び図11Cを参照すると、配置多様型装置1100は、軸1150の周りを180°回転可能である。配置多様型装置1100を軸1150を中心に回転させると、矢印1152は、図11Bにおいては第1の方向を指し、図11Cにおいては第2の方向を指す。そのため、配置多様型装置1100は、1つの物体の発射パラメータを2つの配置から測定可能なように構成され得る。
図11Aでは、配置多様型装置1100は、光学要素側領域1112を有していてもよい。光学要素側領域1112には、1台以上のカメラ1102、フラッシュアレイ1104、第1のTOSA 1108A、及び第1のROSA 1106Aが含まれ得る。少なくともいくつかの実施形態において、配置多様型装置1100は、第1のROSA 1106A及び第1のTOSA 1108Aのみを備える。
配置多様型装置1100は、対称中心線1126にしたがって構築されてもよい。配置多様型装置1100を中心線1126にしたがって構築することにより、配置多様型装置1100を再配置した際に、第1のTOSA 1108A及び第1のROSA 1106Aを使用することができる。例えば、ゴルフでの利用の場合、左利きのプレーヤーと右利きプレーヤーの両方の発射パラメータを第1のTOSA 1108A及び第1のROSA 1106Aによって測定可能である。右利きのプレーヤーから左利きのプレーヤーに変わる際には、図12A及び図12Bに示すように、配置多様型装置1100を180°回転させて上下逆さまに配置する。
配置多様型装置1100を180°回転させることにより、第1のTOSA 1108A及び第1のROSA 1106Aが左利きのプレーヤー用に再配置され得る。配置多様型装置1100の利点としては、当該配置多様型装置1100に含まれる構成要素の減少があり、この削減により配置多様型装置1100のコスト削減と小型化が可能となる。配置多様型装置1100のさらなる利点の1つは、どちらの配置で作動しているのかを配置多様型装置1100自体が検知可能であることが挙げられる。配置を検知することにより、ユーザが使用前に配置多様型装置1100を再設定する際の操作を軽減できる。
いくつかの実施形態では、配置多様型装置1100は、第2のTOSA 1108B及び第2のROSA 1106Bを備えてもよい。これら及びその他の実施形態では、第1のTOSA 1108A及び第1のROSA 1106Aは、第1の端部に配置され得、第2のTOSA 1108B及び第2のROSA 1106Bは、光学要素側領域1112とは反対の端部に配置され得る。第2のTOSA 1108B及び第2のROSA 1106Bは、トリガー事象を評価するために使用されてもよい。例えば、低速で運動する物体を測定するときには、第1のTOSA 1108A及び第1のROSA 1106A(トリガー用TOSA/ROSA対とも呼ぶ)がカメラ1102を起動させて、画像が撮影されてもよい。第2のTOSA 1108B及び第2のROSA 1106B(検証用TOSA/ROSA対とも呼ぶ)が、物体の存在を検証できない場合は、データが破棄され得る。第2のTOSA 1108B及び第2のROSA 1106Bが物体の存在を検証できるときは、画像を含むデータ又は画像から導出された情報にさらなる処理が実行され、及び/又は、処理用のモバイル機器に送信される。配置多様型装置1100が上記の180°回転した配置にあるとき、第2のTOSA 1108B及び第2のROSA 1106Bがトリガー用であってもよく、第1のTOSA 1108A及び第1のROSA 1106Aが物体の存在を検証してもよい。
トリガー用TOSA/ROSA対と検証用TOSA/ROSA対とを含むこの手法により、低速で運動する物体の測定が可能となり得る。トリガー用TOSA/ROSA対と検証用TOSA/ROSA対とを含む構成がなければ、物体を背景の動きから見分けるのが困難になり得る。なぜなら、同じ背景の動きは、第2のTOSA/ROSA対には検出されないからである。例えば、人の靴や脚やその他といった背景の動きは、トリガー用TOSA/ROSA対により観察され得るが、検証用TOSA/ROSA対によっては観察されない。トリガー検出機構のうちの1つ以上は、図5及び図7を参照して上述したものと類似し得る。
図11A〜11Cを参照して説明した配置多様型装置1100は、2台のカメラを備える。しかしながら、2台のカメラを備えることは、限定を意味するわけではない。いくつかの代替的な実施形態は、画像撮影用に1台又は複数のカメラを備え得る。
カメラ1102に加えて、配置多様型装置1100は、照明源1104を備えていてもよい。照明源1104は、物体の画像撮影の間、物体を照明するよう構成されていてもよい。いくつかの実施形態では、照明源1104は、赤外(IR)光アレイか、1つ以上の発光ダイオード(LED)か、又は、その他の適切な光源を有していてもよい。照明源1104は、カメラ1102同士の間に配置されていてもよい。面積あたりの照明を高めるとともに物体上を均一に照らすために、照明源1104(例えば、複数の赤外線LED)は光学要素に装着されていてもよい。
図15A〜図15Cには、別の例示的な照明源1500を示す。具体的には、図15A〜図15Cは、例えば、図1の装置100及び/又は図11A〜11Cの配置多様型装置1100において適用可能な、スプリットフラッシュアレイ(split flash array)1500を表すブロック図である。このスプリットフラッシュアレイ1500は、図11A〜図11Cに示す照明源1104のような集中型の照明源よりも、概して小型で弱くてもよい。図15Aは、スプリットフラッシュアレイ1500の上面図であり、図15Bは、スプリットフラッシュアレイ1500の面図である。図15Cは、スプリットフラッシュアレイ1500に含まれ得る複数のLEDアセンブリ1504のうちの1つの例を示す。図15A〜15Cの各々において、光学要素側領域1502が図示されている。この光学要素側領域1502は、図11Aを参照して説明した光学要素側領域1112と実質的に類似及び/又は対応し得る。
一般的に、スプリットフラッシュアレイ1500は、それぞれが複数のLEDアセンブリ1504を有する、2つ以上の光アレイ1514A及び1514B(概して単一又は複数の光アレイ1514)を有し得る。作動時には、光アレイ1514のそれぞれによって、2本以上の光帯1506(図15Aのみに示す)が暗い領域1508(図15Aのみに示す)同士の間に生成される。光帯1506は、同時に照光する複数の光アレイ1514のそれぞれに含まれる複数のLEDアセンブリ1504のそれぞれによって形成されてもよい。例えば、第1の光アレイ1514Aが照光した後に、第2の光アレイ1514Bが照光してもよい。追加的又は代替的に、第1の光アレイ1514A及び第2の光アレイ1514Bが、共通の時間、少なくとも部分的に照光してもよい。同様に、さらに多くの光アレイを備える実施形態では、当該の光アレイが、同時に又はシーケンス的に照光してもよい。
図15Cでは、LEDアセンブリ1504がLED 1510と光学要素1512とを備え得る。この光学要素1512は、光を屈折させて、所望の形状に均等に分散させ得る。例えば、光学要素1512は、LED 1510が発した光を、実質的に長方形又は実質的に楕円形に屈折させ得る。したがって、光学要素1512は、断面が実質的に長方形の光帯(1506)を生成可能である。例示的な光学要素1512は、LED 1510からの光を平行にするよう構成されたレンズを有していてもよい。
図11A及び図15A〜図15Cでは、物体のおおよその速さが、上述のように推定され得る。物体の速さがわかるので、物体がいつ光帯1506を通過するかを計算することができる。よって、カメラ1102は、物体が光帯1506内にあるときに、物体の画像を撮影するように構成されていてもよい。
スプリットフラッシュアレイ1500の利点としては、図11Aの照明源1104に比較して、総照明面積がより小さいことが挙げられる。照明面積がより小さいことによって、システムに使用されるLEDアセンブリ(例えば1504)の数を減らすことも可能となり、その結果、配置多様型装置1100やスプリットフラッシュアレイ1500を搭載するその他の装置のコスト削減と小型化が可能になる。
図11A〜図11Cを再度参照する。配置多様型装置1100の上面1114及び底面1130が、図11B及び図11Cにそれぞれ示されている。上面1114及び底面1130は、任意で「頂部」及び「底部」とされる。なぜなら、(例えば図12Aに示すような)左利きのプレーヤーの発射パラメータを測定するときには、上面1114が底面1130よりも上方にあってもよく、(例えば図12Bに示すような)右利きのプレーヤーの発射パラメータを測定するときには、底面1130が上面1114よりも上方にあってもよいからである。上面1114及び底面1130のそれぞれは、予定軌道指示器(down−range indicators)1116及び1128、スタンド取付部1118及び1122、ならびに、物体配置ガイド1120及び1124とを有していてもよい。
予定軌道指示器1116及び1128は、物体が概して飛行するであろう方向に関連し得る予定軌道を指す。例えば、予定軌道は、物体の水平方向を指し得る。スタンド取付部1118及び1122は、スタンドを受容可能、及び/又は、スタンドと電気的に接続可能である。例示的なスタンドは、図13A〜13Cを参照して後述する。物体配置ガイド1120及び1124は、最初に物体を置くべき場所をユーザに知らせるよう構成され得る。追加的又は代替的に、物体配置ガイド1120及び1124は、配置多様型装置1100の初期準備の際に、当該配置多様型装置1100をスタンドに対して水平にすることを補助するように構成されていてもよい。
配置多様型装置1100は、また、補助カメラ1110を備えていてもよい。補助カメラ1110は、物体打撃許容領域に対する、物体の静止位置又は初期位置を評価するように構成されていてもよい。図11A、図12A、及び図12Bを併せて参照すると、物体打撃許容領域1204は、物体1208の指定スタート位置を提供し得る。具体的には、図12Aは、左利きのユーザ1202のための左利き用の作動環境1200Aにある、配置多様型装置1100の上面図である。図12Bは、右利きのユーザ1202のための右利き用の作動環境1200Bにある、配置多様型装置1100の上面図である。物体打撃許容領域1204は、複数のカメラ1102の視野、照明源1104から利用可能な光の総量、1つ又は複数のTOSA 1108の位置などに基づいていてもよい。
物体打撃許容領域1204に対する物体1208の位置の評価を実行後、補助カメラ1110が、物体配置ガイド1120又は1124を利用して、フィードバックを提供してもよい。例えば、物体配置ガイド1120又は1124は、基準レーザポインタや、線等の適切な配置ガイドを有していてもよい。物体配置ガイド1120及び1124は、ユーザ1202が物体1208を物体打撃許容領域1204に置くのを補助してもよい。例えば、物体打撃許容領域1204内に配置するために、物体1208を左に動かす必要がある場合には、物体配置ガイド1120及び1124が備える左向き矢印形のLEDが明滅して、物体1208を左に動かすようにユーザ1202に合図してもよい。
追加的又は代替的に、配置多様型装置1100が、ガイダンスレーザ1206を備えていてもよい。ガイダンスレーザ1206は、ユーザ1202に物体1208の適切な配置を指示し得る。ガイダンスレーザ1206は、配置多様型装置1100に取り付けられた、又は、内蔵された任意の適切な光源によって発せられ得る。
追加的又は代替的に、いくつかの実施形態では、配置多様型装置1100において、フィードバックアルゴリズムが実行されてもよい。フィードバックアルゴリズムは、物体打撃許容領域1204に対する物体の配置についてのフィードバックを提供するように構成されていてもよい。例えば、フィードバックアルゴリズムは、ガイダンスレーザ1206及び/又は補助カメラ1110を備えない配置多様型装置1100に含まれ得る。フィードバックアルゴリズムは、カメラ1102が撮影した種々の画像からの物体の半径を利用し、参照表に対照させて当該の半径をチェックしてもよい。測定された発射角度と水平角とを利用することで、フィードバックアルゴリズムは物体のスタート点を補間可能である。分析が完了すると、フィードバックアルゴリズムによって、事後の物体1208の位置についてのフィードバックがユーザに提供され、その後の使用において、ユーザは物体打撃許容領域1204に物体1208を配置するための操作を行うことができる。
図13A〜図13Cは、図1又は図11A〜11Cの装置において実施可能な、例示的なスタンド1300を示すブロック図である。概して、スタンド1300は、図11B及び図11Cに示すスタンド取付部1118及び1122に取付又は結合可能に構成され得る。スタンド1300により、平らでない地面で配置多様型装置1100を使用することが可能になり得る。一般に、平らでない地面は、発射パラメータの測定の精度を低下させ得る。スタンド1300は、配置多様型装置1100を水平にし、平らでない地面に起因する精度の低下を軽減又は排除するよう構成されていてもよい。
スタンド1300は、機械的アラインメントシステム(アラインメントシステム)1304を備えていてもよく、このアラインメントシステム1304はハウジング1302に収容されていてもよい。ユーザは、アラインメントシステム1304を使って、平らでない地面上で、配置多様型装置1100を水平にすることができる。本明細書中では、水平にするということは、配置多様型装置1100の傾斜が実質的にゼロであり、地球の重力作用の軸に対する角度が実質的にゼロであることが含まれる。
いくつかの実施形態においては、物体配置ガイド1120(又は1124)はスタンド1300とともに使用され得る。例えば、物体配置ガイド1120のLEDを、正しく水平になっているか示すために転用してもよい。例えば、最適な水平化のために配置多様型装置1100を前方に傾斜させる必要がある場合、物体配置ガイド1120のLEDが明滅して、配置多様型装置1100を前方に傾斜させる必要があることを示してもよい。
さらに、スタンド1300はモータ付きであってもよい。これら及びその他の実施形態では、スタンド1300は1つ以上のマイクロコントローラと、1つ以上のモータと、1つ以上の制御回路と、配置多様型装置1100を水平にするための1つ以上の加速度計を備え得る。配置多様型装置1100は、1つ以上の加速度計により測定される調節に従って、自動的に水平にされてもよく、手動で水平にされてもよい。
モータ付のスタンド1300を備えるいくつかの実施形態では、スタンド1300のハウジング1302が、スタンド取付部1118又は1122に対応するスタンド取付点1306を有していてもよい。スタンド取付部1118又は1122は、電圧源とアースとを備えていてもよい。同様に、スタンド取付点1306は、出力点1308とアース表面1310を有していてもよい。出力点1308及びアース表面1310は、絶縁材により分離されていてもよい。スタンド1300が配置多様型装置1100に連結されると、配置多様型装置1100はスタンド1300に電力を供給可能である。スタンド1300は、この電力を使用して、配置多様型装置1100を水平にすることができる。この共通電源の利点としては、スタンド1300用の追加的な電池を省略できる点がある。
図13Bを参照すると、いくつかの実施形態では、配置多様型装置1100が、スタンド用ハウジング1308を備え得る。スタンド用ハウジング1308は、光学要素側領域1112(図13A参照)の反対側の背面に配置されてもよい。スタンド用ハウジング1308は、スタンド1300を保管するように構成されていてもよい。さらに、スタンド用ハウジング1308は、スタンド用ハウジング1308を搭載した場合の配置多様型装置1100が都合のよい大きさであるように構成されていてもよい。例えば、スタンド用ハウジング1308を備える配置多様型装置1100が、ゴルフバッグに収まるような大きさであってもよい。
図示した実施形態では、スタンド1300が三脚であってもよい。しかしながら、スタンド1300は、三脚に限定されない。いくつかの代替的な実施形態では、スタンド1300は、一脚、4本脚のスタンド、又は、その他の適切なスタンドであってもよい。
図14は、始動物体1406の速さを測定するための例示的なプロセスを示すブロック図1400である。図14では、始動物体1406はゴルフクラブである。しかし、いくつかの代替的な実施形態では、始動物体1406は、投手の腕、野球のバット等であってもよい。図14には、始動物体1406の速さを測定している配置多様型装置1100が示されている。しかし、本明細書中に記載のいずれの装置(例えば、装置100や装置200等)を、始動物体1406の速さを測定するように構成してもよい。
配置多様型装置1100は、有効な物体トリガー事象を受けて作動し続け、TOSA 1108によって照射されたレーザシート1410を通過する始動物体1406を検知してもよい。配置多様型装置1100は、有効なトリガー事象と、レーザシート1410を通過する有効な始動物体1406との時間差を測定してもよい。次いで、配置多様型装置1100は、始動物体1406の速さを推定してもよい。この速さの計算は、例えば、物体1208の推定スタート位置、物体1208の測定された速さ、及び始動物体1406の計測時間に依存し得る。
具体的には、測定値1402及び1404から、有効なトリガー事象よりも前に、物体1208の位置を知ることができる。物体1208の直径がわかっているので(例えば、測定値1402と1404との差)、始動物体1406の位置を打撃の瞬間に知ることもできる。水平軸上の物体1208の速さがわかるので、物体1208の補間後の位置から、始動物体1406と物体1208との接触の時間を計算できる。レーザパターンによって始動物体1406が検知されると、上記の接触後の始動物体1406のおおよその速さを計算することができる。さらに、エネルギーの換算、事前の実験、参照表、又は、これらの組み合わせ、ならびに、物体1208及び始動物体1406の速さに基づいて、上記接触の前の、始動物体1406の速さを推定できる。
さらには、配置多様型装置1100は、始動物体1406がレーザシートを通過した後に、追加の画像1408を撮影可能である。この画像1408は、始動物体1406の種類と、ロフトやヘッドのおおよその大きさ等の始動物体1406のパラメータの一部を判定するために、解析及び使用され得る。始動物体1406についての情報は、参照表に利用され得る。この参照表は、以後の配置多様型装置1100の使用時に利用され得るので、ユーザがこの情報を入力する必要はない。
本開示が、本明細書中に記載の特定の実施形態について限定されることはない。これらの実施形態は、多様な局面を例示するものとして記載されている。当業者には明らかなように、本開示の思想及び範囲から逸脱しない限りにおいて、多くの改変や変更が可能である。上記の説明から、当業者には、本明細書中に列挙したものに加えて、本開示の範囲内の機能的に等価な方法及び装置が明らかであろう。上記のような改変や変更は、添付の請求の範囲に包含されるものとして意図される。本開示は、添付の請求項の等価物の全範囲とともに、添付の請求項の用語によってのみ限定されるべきである。本開示が、特定の方法、反応物、化合物、合成物、生物学的システムに限定されないこと、また、これらが当然のことながら変化し得ることを理解されたい。本明細書中で使用される学術用語は、特定の実施形態の説明のためだけに使用されるのであって、限定を意図するものではないことも理解されたい。
本明細書中に記載の、実質的にいかなる複数形及び/又は単数形の用語についても、当業者であれば、文脈及び/又は用途に適宜応じて、複数形を単数形に、及び/又は、単数形を複数形に翻訳可能である。明確さのために、本明細書中には、様々な単数形/複数形の置換が明示的に記載されている場合がある。
一般的に、本明細書中で使用される用語、特に、添付の請求項(例えば、添付の各請求項の本体部)で使用される用語は、概して、「非制限的」用語として意図されていること(例えば、「〜を含んだ(including)」という用語は「〜を含むが、〜に限定されない」と、「〜を有する(having)」という用語は、「少なくとも〜を有する」と、「〜を含む(includes)」という用語は「〜を含むが、〜に限定されない」と解釈されるべきである、等)が、当業者には理解されるであろう。さらに、クレームにおいて特定の数の記載が意図される場合には、その意図が明示的に記載され、そのような記載がない場合には、当該の意図は存在しないことが、当業者には理解されるであろう。例えば、理解の一助として、以下の請求項には、前置きの語句として、「少なくとも1つの(at least one)」及び「1つ以上の(one or more)」を使用して始まる記載が含まれている場合がある。しかしながら、これらの語句が使用されているからといって、ある請求項の記載の前置きに不定冠詞「a」又は「an」が使用されていることが、特定の請求項を記載されたものが1つのみ含まれる実施形態に限定することを意味すると理解されるべきではない。これは、たとえ、1つの請求項が、前置きの語句として「1つ以上の」又は「少なくとも1つの」、及び、不定冠詞「a」又は「an」を含む場合でも同じである。(例えば、「a」及び/又は「an」は、「少なくとも1つの」又は「1つ以上の」を意味すると解釈されるべきである。)これは、請求項の記載の前置きとして不定冠詞が使用される場合にも当てはまる。さらに、請求項の前置きとして特定の数が明示的に記載されているとしても、そのような記載が、「少なくとも記載されている数」を意味すると解釈されるべきあることが、当業者には理解されるであろう。(例えば、他の修飾語を伴わず、単に「2つの〜」と記載されている場合は、「少なくとも2つの〜」又は「2つ以上の〜」を意味する。)さらに、「A、B、及びC等のうちの少なくとも1つ」に類似した慣例的表現が使用されている場合は、一般的には、このような構文は、当業者がその慣例的表現を理解するであろう意味を意図するものである。(例えば、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみを含むシステム、Bのみを含むシステム、Cのみを含むシステム、AとBとを含むシステム、AとCとを含むシステム、BとCとを含むシステム、及び/又は、AとBとCとを含むシステム、等を包含するが、これらに限定されないであろう。)「A、B、又はC等のうちの少なくとも1つ」に類似した慣例的表現が使用されている場合は、一般的には、このような構文は、当業者がその慣例的表現を理解するであろう意味を意図するものである。(例えば、「A、B、又はCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみを含むシステム、Bのみを含むシステム、Cのみを含むシステム、AとBとを含むシステム、AとCとを含むシステム、BとCとを含むシステム、及び/又は、AとBとCとを含むシステム、等を包含するが、これらに限定されないであろう。)事実上、いかなる離接語及び/又は2つ以上の選択的用語を表す語句は、明細書、請求項、又は図面においても、それら用語うちの1つ、いずれか、又は両方を包含する可能性を意図するものであると、当業者においては理解されたい。例えば、「A又はB」という語句は、「A」又は「B」又は「AとB」の可能性を包含するものと理解されよう。
さらに、本開示の構成又は局面が、マーカッシュ形式の群のかたちで記載されている場合、本開示が、マーカッシュ形式の群の独立した要素か、要素からなるサブグループのかたちでも記載されることが、当業者には認識されるであろう。
当業者には理解されるように、書面での説明の提供のようなあらゆる目的において、本明細書に開示されたすべての範囲は、存在し得るさらに小さい範囲のすべてとそれらの組み合わせをも包含する。列挙された範囲のいずれもが、少なくとも、均等に2分割した当該の範囲、3分割した当該の範囲、4分割した当該の範囲、5分割した当該の範囲、10分割した当該の範囲等を説明及び可能にすることが容易に認識されるであろう。非限定的な例として、本明細書中に記載の各範囲は、下方の3分の1、真ん中の3分の1、上方の3分の1、等に容易に分解できる。また、当業者には理解されるように、「〜まで(up to)」、「少なくとも(at least)」等の語句は、記載された数を含み、且つ、範囲を指し得る。この範囲が、さらに小さい範囲に分解可能であることは、上述の通りである。最後に、当業者には理解されるように、任意の範囲は独立した数のそれぞれを包含する。したがって、例えば、1〜3個のセルを有する群は、1個、2個、又は3個のセルを有する群を意味する。同様に、1〜5個のセルを有する群は、1個、2個、3個、4個、又は5個のセルを有する群を意味し、以下同様である。
以上により、本明細書中において、本開示の多様な実施形態を例示の目的で説明してきたこと、また、本開示の範囲と思想から逸脱しない限りにおいて、多様な改変が可能であることが理解されるであろう。したがって、本明細書中に記載の多様な実施形態は、限定を目的としたものではなく、以下の請求項により示される真の範囲と思想を有するものである。

Claims (21)

  1. 物体の発射パラメータを測定するための装置であって、
    上記物体の予想飛行経路の途中にレーザシートを送出するよう構成されたレーザ源を少なくとも1有する、送光用光学サブアセンブリと、
    上記物体からの反射光を受光するよう構成された受光用光学サブアセンブリと、
    上記の受光された光に少なくとも部分的に基づいて、複数の上記レーザシートを通過する物体の時間間隔を測定して上記物体の主要発射パラメータを推定し、推定した主要発射パラメータを用いて撮影タイミングを計算するよう構成された処理ユニットと、
    上記計算した撮影タイミングに従って、上記物体がカメラ視野を通過するときに、上記物体の画像を枚以上撮影するよう構成されたカメラと
    を備える装置。
  2. 請求項1において、
    上記計算した撮影タイミングに従って、上記物体が上記カメラ視野を通過するときに、発光するよう構成された照明源をさらに備える装置。
  3. 請求項2において、
    上記カメラ、上記送光用光学サブアセンブリ、上記受用光学サブアセンブリ、及び上記照明源が、中心線に従って配置されており、これにより、該中心線を通る軸を中心に第1の配置及び上記第1の配置から180°回転した第2の配置で作動するよう構成されている装置。
  4. 請求項3において、
    上記第1の配置及び第2の配置において、上記送光用光学サブアセンブリ及び上記受光用光学サブアセンブリが、上記カメラと上記照明源とを起動するよう構成されている装置。
  5. 物体の発射パラメータを測定するための装置であって、
    上記物体の予想飛行経路の途中にレーザシートを送出するよう構成されたレーザ源を少なくとも1つ有する、送光用光学サブアセンブリと、
    上記物体からの反射光を受光するよう構成された受光用光学サブアセンブリと、
    上記の受光された光に少なくとも部分的に基づいて、上記物体の速度を推定するよう構成された処理ユニットと、
    上記物体の上記推定された速度に従って、上記物体がカメラ視野を通過するときに、上記物体の画像を2枚以上撮影するよう構成されたカメラと、
    上記物体の上記推定された速度に従って、上記物体が上記カメラの視野を通過するときに、発光するよう構成された照明源とを備え、
    上記カメラ、上記送光用光学サブアセンブリ、上記受光用光学サブアセンブリ、及び上記照明源が、中心線に従って配置されており、これにより、該中心線を通る軸を中心に第1の配置及び上記第1の配置から180°回転した第2の配置で作動するよう構成されており、
    上記送光用光学サブアセンブリ及び上記受光用光学サブアセンブリとの間に上記カメラを挟んで反対側に配置された、第2の送光用光学サブアセンブリと第2の受光用光学サブアセンブリとをさらに備え、
    上記第2の送光用光学サブアセンブリと第2の受光用光学サブアセンブリとは、上記装置が第1の配置にあるときには、トリガー用送光用光学サブアセンブリ/受光用光学サブアセンブリ対として構成され、上記装置が第2の配置にあるときには、検証用送光用光学サブアセンブリ/受光用光学サブアセンブリ対として構成される、装置。
  6. 請求項5において、
    上記物体が、ゴルフボールであり、
    上記第1の配置においては、左利きのユーザの発射パラメータを測定可能であり、
    上記第2の配置においては、右利きのユーザの発射パラメータを測定可能である、装置。
  7. 請求項2において、
    上記照明源がスプリットフラッシュアレイを有する、装置。
  8. 請求項7において、
    上記スプリットフラッシュアレイが2つの光アレイを有し、該光アレイが、上記物体の上記計算した撮影タイミングに従って、2本の光帯を発するよう構成されている、装置。
  9. 物体の発射パラメータを測定するための装置であって、
    上記物体の予想飛行経路の途中にレーザシートを送出するよう構成されたレーザ源を少なくとも1つ有する、送光用光学サブアセンブリと、
    上記物体からの反射光を受光するよう構成された受光用光学サブアセンブリと、
    上記の受光された光に少なくとも部分的に基づいて、上記物体の速度を推定するよう構成された処理ユニットと、
    上記物体の上記推定された速度に従って、上記物体がカメラ視野を通過するときに、上記物体の画像を2枚以上撮影するよう構成されたカメラとを備え、
    物体打撃許容領域に対する、上記物体の初期位置を評価するよう構成された、補助カメラをさらに備える装置。
  10. 請求項9において、
    上記補助カメラが、さらに、物体配置ガイドを介して、ユーザにフィードバックを提供するよう構成されている、装置。
  11. 発射パラメータを測定するためのシステムであって、
    レーザシートを送出するよう構成された送光用光学サブアセンブリと、物体からの反射光を受光するよう構成された受光用光学サブアセンブリと、上記の受光された光に少なくとも部分的に基づいて、上記物体の速度を推定するよう構成された処理ユニットと、上記物体の上記推定された速度に従って、上記物体がカメラの視野を通過するときに、発光するよう構成された照明源と、上記物体の上記推定された速度に従って、上記物体がカメラ視野を通過するときに、上記物体の画像を枚以上撮影するよう構成された上記カメラと、スタンド取付部とを備える、装置と
    上記画像を処理するよう構成されたモバイル機器と、
    上記装置に連結され、上記スタンド取付部を介して上記装置から電力を供給されるように構成された、モータ付スタンドと
    を含むシステム。
  12. 請求項11において、
    上記モータ付スタンドが自動で水平になるよう構成されている、システム。
  13. 請求項11において、
    上記装置が第2のスタンド取付部を備え、
    上記スタンド取付部が上記装置の上面に配置され、上記第2のスタンド取付部が上記装置の底面に配置され、
    上記照明源及び上記カメラが、中心線に従って配置され、
    上記装置が、該中心線を通る軸を中心に第1の配置及び上記第1の配置から180°回転した第2の配置において、発射パラメータを測定するよう構成されている、システム。
  14. 請求項13において、
    上記第1の配置では、上記モータ付スタンドが、上記スタンド取付部を介して上記装置に連結され、
    上記第2の配置では、上記モータ付スタンドが、上記第2のスタンド取付部を介して上記装置に連結される、システム。
  15. 請求項13に記載のシステムであって、
    上記送光用光学サブアセンブリと上記受光用光学サブアセンブリとは、上記装置が上記第1の配置及び第2の配置にあるとき、上記カメラ及び上記照明源を起動するよう構成されている、システム。
  16. 請求項15に記載のシステムであって、
    上記送光用光学サブアセンブリ及び上記受光用光学サブアセンブリとの間に上記カメラを挟んで反対側に配置された、第2の送光用光学サブアセンブリと第2の受光用光学サブアセンブリとをさらに備え、
    上記第2の送光用光学サブアセンブリと第2の受光用光学サブアセンブリとは、上記装置が第1の配置にあるときには、トリガー用送光用光学サブアセンブリ/受光用光学サブアセンブリ対として構成され、上記装置が第2の配置にあるときには、検証用送光用光学サブアセンブリ/受光用光学サブアセンブリ対として構成される、システム。
  17. 請求項16に記載のシステムであって、
    補助カメラをさらに備え、
    上記補助カメラが、物体打撃許容領域に対する、上記物体の初期位置を評価し、物体配置ガイドを介して、ユーザにフィードバックを提供するよう構成されている、システム。
  18. 請求項17に記載のシステムであって、
    上記照明源が、2つの光アレイを有するスプリットフラッシュアレイを有し、上記光アレイが、2本の光帯を発するよう構成されている、システム。
  19. 請求項18に記載のシステムであって、
    上記物体が、ゴルフボールであり、
    上記第1の配置においては、左利きのユーザの発射パラメータを測定可能であり、
    上記第2の配置においては、右利きのユーザの発射パラメータを測定可能であり、
    上記ゴルフボールに接触するゴルフクラブの速さを測定するように構成されている、システム。
  20. 請求項11に記載のシステムであって、
    上記モータ付スタンドを保管するよう構成された、スタンドハウジングをさらに備える、システム。
  21. 物体の発射パラメータを測定するための装置であって、
    上記物体の予想飛行経路の途中に、時間又はパルス幅で分離された一連のパルスとしてレーザシートをシーケンス的に照射するよう構成されたレーザ源を1つ有する、送光用光学サブアセンブリと、
    上記物体からの反射光を受光するよう構成された受光用光学サブアセンブリと、
    上記の受光された光の振幅の変化から通過する物体の速度を推定し、推定した速度を用いて撮影タイミングを計算するよう構成された処理ユニットと、
    上記計算した撮影タイミングに従って、上記物体がカメラ視野を通過するときに、上記物体の画像を2枚以上撮影するよう構成されたカメラと
    を備える装置。
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