JP6270959B1 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁座と噴孔プレートとの間での液密性の低下を抑制することができる燃料噴射弁を得る。【解決手段】噴孔プレート13は、弁座12よりも燃料の流れの下流側に配置されている。噴孔プレート13には、弁座12の弁座下流側端面12aに対向するプレート対向面13aが形成されている。プレート対向面13aに設けられた複数のスワール付与室32は、弁座12から噴孔プレート13を見たとき、弁座12の燃料出口部24aの周囲に位置している。弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間には、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の距離の変化に応じて変形する突起35が介在している。突起35は、弁座12から噴孔プレート13を見たとき、複数のスワール付与室32よりも径方向内側の位置で燃料出口部24aを囲んでいる。【選択図】図4

Description

この発明は、例えば内燃機関へ燃料を供給する燃料噴射弁に関するものである。
従来、燃料噴射孔が設けられた噴孔プレートを弁座に溶接で固定した燃料噴射弁が知られている。噴孔プレートには、弁座から出た燃料に旋回力を与えて燃料噴射孔へ導くスワール付与室が設けられている。噴孔プレートは、噴孔プレートの中央部を弁座側に突出させて湾曲した状態で弁座に固定されている。噴孔プレートを弁座に固定する溶接部は、噴孔プレートの全周にわたって設けられている(例えば特許文献1参照)。
特開2014−173515号公報
特許文献1に示されている燃料噴射弁では、噴孔プレートが湾曲しているので、噴孔プレートの周方向についての湾曲の誤差により、噴孔プレートと弁座との間に隙間が部分的に生じてしまうおそれがある。これにより、噴孔プレートと弁座との間の隙間から燃料が漏れやすくなり、液密性が低下してしまう。従って、燃料噴射弁から噴射される燃料の状態が不安定になってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、弁座と噴孔プレートとの間での液密性の低下を抑制することができる燃料噴射弁を得ることを目的とする。
この発明による燃料噴射弁は、燃料が出る燃料出口部が設けられている弁座、弁座に接触したり前記弁座から離れたりすることにより、燃料出口部から出る燃料の量を調整する弁体、及び弁座よりも燃料の流れの下流側に配置され、弁座に固定されている噴孔プレートを備え、弁座には、噴孔プレートに対向する弁座下流側端面が形成され、噴孔プレートには、弁座下流側端面に対向するプレート対向面が形成されており、弁座下流側端面には、燃料出口部が設けられ、プレート対向面には、燃料出口部から出た燃料に旋回力を与える複数のスワール付与室が設けられ、噴孔プレートには、複数のスワール付与室のそれぞれで旋回力が与えられた燃料を噴射する複数の燃料噴射孔が設けられており、複数のスワール付与室は、弁座から噴孔プレートを見たとき、燃料出口部の周囲に位置しており、弁座下流側端面とプレート対向面との間には、弁座下流側端面とプレート対向面との間の距離の変化に応じて変形する変形部材が介在しており、変形部材は、弁座から噴孔プレートを見たとき、複数のスワール付与室よりも径方向内側の位置で燃料出口部を囲んでいる。
この発明による燃料噴射弁によれば、弁座下流側端面とプレート対向面との間の隙間が広がる方向へ噴孔プレートが撓んだ場合でも、変形部材の位置で変形部材が変形することにより、弁座下流側端面とプレート対向面との間の隙間を塞いだ状態を維持することができる。これにより、弁座と噴孔プレートとの間での液密性の低下を抑制することができる。
この発明の実施の形態1による燃料噴射弁を示す断面図である。 図1の弁装置の要部を示す拡大断面図である。 図2の噴孔プレートを示す拡大側面図である。 図3の弁座から見たときの噴孔プレートを示す上面図である。 図4のV−V線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態1による燃料噴射弁の突起の他の例を示す断面図である。 この発明の実施の形態2による燃料噴射弁の弁装置を示す要部断面図である。 この発明の実施の形態3による燃料噴射弁の弁装置を示す要部断面図である。 図8の弁座下流側端面とプレート対向面との間に介在しているシール部材の状態を示す拡大断面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による燃料噴射弁を示す断面図である。燃料噴射弁1は、駆動装置2と、駆動装置2により動作される弁装置3とを有している。燃料は、駆動装置2内及び弁装置3内のそれぞれの燃料通路を通った後、弁装置3から噴射される。
駆動装置2は、磁気回路のヨーク部分を構成する二段円筒形状のハウジング4と、ハウジング4の内側に配置されている固定鉄心である筒状のコア5と、コア5を囲んだ状態でハウジング4の内側に配置されているコイル6と、コイル6が巻かれている樹脂製のボビン7と、ハウジング4の外周部の一部に溶接で固定され、コア5の周囲でボビン7を覆っている金属製のキャップ8と、コイル6を外部と電気的に接続するためのターミナル9とを有している。ハウジング4、コア5、コイル6、ボビン7、キャップ8及びターミナル9は、樹脂製の成形体10によって一体になっている。また、ハウジング4、コア5、コイル6、ボビン7及びキャップ8は、燃料噴射弁1の軸線Aと同軸に配置されている。
キャップ8には、切欠き部が設けられている。ターミナル9は、キャップ8の切欠き部を通ってコイル6に接続されている。コイル6への通電がターミナル9を通して行われると、コイル6から電磁力が発生する。
弁装置3は、弁座内空間部11が設けられている弁座12と、弁座12よりも燃料の流れの下流側に配置され、弁座12に固定されている平板状の噴孔プレート13と、軸線Aに沿った方向へ弁座12に対して変位可能な弁体14と、弁座12、噴孔プレート13及び弁体14を収容する筒状のホルダ15と、弁体14よりも燃料の流れの上流側に配置され、コア5に固定されている筒状の固定ロッド16と、弁体14と固定ロッド16との間に配置されている弾性体であるスプリング17とを有している。
ホルダ15は、ハウジング4に固定されている。弁座12は、ホルダ15の内周面に固定されている。弁座12、噴孔プレート13、弁体14、ホルダ15、固定ロッド16及びスプリング17は、燃料噴射弁1の軸線Aと同軸に配置されている。
弁体14は、ホルダ15内に配置された可動鉄心である筒状のアマチュア21と、弁座内空間部11に挿入され、弁座12に接触したり弁座12から離れたりするボール22と、アマチュア21とボール22とを連結する筒状の連結部材23とを有している。
スプリング17は、固定ロッド16と連結部材23との間に縮められた状態で弾性復元力を発生している。これにより、スプリング17は、ボール22が弁座12に接触する方向へ弁体14を付勢している。
コイル6の電磁力が発生すると、コイル6の電磁力によってアマチュア21がコア5に吸引される。これにより、弁体14は、スプリング17の弾性復元力に逆らって、弁座12から離れる方向へ変位される。
固定ロッド16内の空間、スプリング17が配置されている空間、連結部材23内の空間は、燃料が流れる燃料通路になっている。燃料は、固定ロッド16の位置、スプリング17の位置、連結部材23の位置の順に、燃料通路を流れた後、弁座12の弁座内空間部11へ流れる。
図2は、図1の弁装置3の要部を示す拡大断面図である。弁座12には、噴孔プレート13に対向する平面である弁座下流側端面12aが形成されている。また、弁座12には、弁座内空間部11から弁座下流側端面12aに達する貫通孔24が燃料通路として設けられている。これにより、弁座下流側端面12aには、貫通孔24の開口部が燃料出口部24aとして形成されている。貫通孔24は、軸線Aと同軸に設けられている。
弁座内空間部11の内面は、弁体14が変位される方向に沿った円筒状の摺動面25と、摺動面25から貫通孔24に向かって軸線Aに近づきながら連続的に傾斜する円錐状のシート面26と、シート面26と貫通孔24の内面とを結ぶ円錐状のテーパ面27とを有している。
摺動面25の内径は、貫通孔24の内径よりも大きくなっている。弁体14は、ボール22を摺動面25に案内させながら、弁座12に対して変位される。
弁座内空間部11の内面とボール22との間には、燃料が流れる燃料通路が形成されている。ボール22には、軸線Aに沿った平面である複数のスリット面22aが形成されている。ボール22の各スリット面22aと摺動面25との間には、隙間が燃料通路として生じている。
弁座12に対して弁体14が変位すると、ボール22の表面の曲面22bが、シート面26に接触したりシート面26から離れたりする。ボール22がシート面26から離れると、ボール22の曲面22bとシート面26との間には、隙間が燃料通路として生じ、燃料通路が開いた状態になる。ボール22がシート面26に接触すると、ボール22の曲面22bがシート面26に円周上で接触する線接触状態になる。これにより、ボール22の曲面22bとシート面26との間の隙間がなくなり、燃料通路が閉じた状態になる。
燃料は、弁座内空間部11の内面とボール22との間に生じた燃料通路を、摺動面25、シート面26、テーパ面27の順に流れた後、貫通孔24を通って燃料出口部24aから噴孔プレート13へ出る。燃料出口部24aから噴孔プレート13へ出る燃料の量は、ボール22が弁座12のシート面26に接触したりボール22が弁座12のシート面26から離れたりすることにより調整される。
噴孔プレート13は、噴孔プレート13の外周部で弁座12に溶接により固定されている。噴孔プレート13を弁座12に固定している溶接部は、噴孔プレート13の外周部の全周にわたって設けられている。噴孔プレート13には、弁座下流側端面12aに対向する平面であるプレート対向面13aが形成されている。
図3は、図2の噴孔プレート13を示す拡大側面図である。また、図4は、図3の弁座12から見たときの噴孔プレート13を示す上面図である。噴孔プレート13のプレート対向面13aには、燃料出口部24aに対向する中央室31と、中央室31の周囲で周方向へ互いに間隔を置いて配置された複数のスワール付与室32と、複数のスワール付与室32のそれぞれと中央室31とを個別に繋ぐ複数の連通路33とが設けられている。中央室31、各スワール付与室32及び各連通路33は、弁座12側へ開放された凹部である。中央室31、各スワール付与室32及び各連通路33のそれぞれの開放部は、弁座下流側端面12aで塞がれている。この例では、4つのスワール付与室32がプレート対向面13aに周方向について等間隔に設けられている。
燃料出口部24aから中央室31に流れた燃料は、各連通路33を通って各スワール付与室32に導かれる。各スワール付与室32では、燃料に旋回力が与えられる。これにより、各スワール付与室32では、燃料の流れが旋回流、即ちスワールになる。
噴孔プレート13には、噴孔プレート13を貫通する複数の燃料噴射孔34が各スワール付与室32の位置に合わせて設けられている。各スワール付与室32及び各燃料噴射孔34は、弁座12から軸線Aに沿って噴孔プレート13を見たとき、燃料出口部24aの周囲に位置している。各スワール付与室32は、各燃料噴射孔34を通して外部へ連通されている。各燃料噴射孔34は、各スワール付与室32で旋回力を与えられた燃料を外部へ噴射する。この例では、各燃料噴射孔34が軸線Aと平行に噴孔プレート13に設けられている。
プレート対向面13aには、突起35が変形部材として設けられている。突起35は、弁座12の弁座下流側端面12aと噴孔プレート13のプレート対向面13aとの間に介在している。
突起35は、弁座12から軸線Aに沿って噴孔プレート13を見たとき、図4に示すように、各スワール付与室32よりも径方向内側に位置し、かつ、燃料出口部24aを囲んでいる。この例では、燃料出口部24aを囲む円環状の線に沿って突起35が配置されている。
突起35は、復元可能に潰れて変形した状態で、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間で押圧されている。これにより、突起35は、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の距離の変化に応じて変形する。突起35の位置では、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間が突起35によって塞がっている。突起35の位置では、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間が広がる方向へ噴孔プレート13が撓んだ場合、突起35が隙間を塞いだ状態が突起35の形状の復元により維持される。
この例では、噴孔プレート13及び突起35が同一の金属材料により一体に形成されている。噴孔プレート13及び突起35は、電気鋳造、プレス加工及びエッチング加工を含む製造方法で作製されている。噴孔プレート13及び突起35を構成する材料としては、例えばステンレスが用いられる。噴孔プレート13は、突起35を弁座下流側端面12aに押し付けて突起35を潰した状態で溶接によって弁座12に固定される。
図5は、図4のV−V線に沿った断面図である。突起35の断面形状は、半円形状になっている。突起35は、半円形状の底面をプレート対向面13aと一体にし、半円形状の曲面を弁座下流側端面12aに接触させた状態で、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に介在している。突起35は、弁座下流側端面12aに押圧力Fで押されている。
次に、動作について説明する。コイル6への通電が停止されている状態では、スプリング17の弾性復元力によって、弁体14のボール22が弁座12のシート面26に接触している。これにより、燃料通路が閉じ、弁座12から噴孔プレート13への燃料の供給が停止されている。
コイル6への通電が行われると、電磁力が発生し、アマチュア21がコア5に吸引される。これにより、弁体14は、スプリング17の弾性復元力に逆らって、燃料出口部24aから離れる方向へ弁座12に対して変位される。これにより、弁体14のボール22の曲面22bが弁座12のシート面26から離れ、燃料通路が開いた状態になる。
燃料通路が開いた状態では、連結部材23内の燃料通路から弁座内空間部11に流入した燃料が、ボール22のスリット面22aと摺動面25との間に存在する扁平な燃料通路を通ってシート面26に達した後、ボール22の曲面22bとシート面26との間に生じた燃料通路を通って貫通孔24へ流れる。貫通孔24へ流れた燃料は、燃料出口部24aから噴孔プレート13の中央室31へ流れる。
燃料が燃料出口部24aから中央室31へ流れるときには、中央室31の底部で燃料の圧力を受けるため、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間が広がる方向へ噴孔プレート13を撓ませる力が噴孔プレート13の中心付近に作用する。
燃料の圧力によって噴孔プレート13が撓んだときには、突起35の形状が復元しながら変形し、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間が塞がった状態が維持される。
この後、中央室31へ流れた燃料は、各連通路33によって各スワール付与室32へ導かれる。各スワール付与室32では、燃料に旋回力が与えられる。各スワール付与室32で旋回力が与えられた燃料は、各燃料噴射孔34を通って外部へ噴射される。
一方、コイル6への通電が停止されると、電磁力がなくなり、弁体14がスプリング17の弾性復元力によって弁座12のシート面26に近づく方向へ変位される。この後、弁体14のボール22がシート面26に接触し、燃料通路が閉じる。これにより、弁座12の燃料出口部24aから噴孔プレート13への燃料の供給が停止される。
このような燃料噴射弁1では、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の距離の変化に応じて変形する変形部材である突起35が弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に介在しており、突起35は、弁座12から噴孔プレート13を見たとき、複数のスワール付与室32よりも径方向内側で燃料出口部24aを囲んでいるので、弁座12と噴孔プレート13との間での液密性の低下を突起35によって抑制することができる。
即ち、弁装置3では、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間を塞ぐことにより、各スワール付与室32及び各連通路33のそれぞれの液密状態が維持されている。燃料出口部24aから噴孔プレート13へ出た燃料の圧力により噴孔プレート13が撓むと、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に隙間が生じる。弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に隙間が生じると、各スワール付与室32及び各連通路33のそれぞれの液密性を確保することができず、弁装置3から噴射される燃料の形状及び量に変動が生じるおそれがある。本実施の形態では、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間が広がる方向へ噴孔プレート13が撓んだ場合でも、突起35の位置で突起35が変形することにより、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間を塞いだ状態を維持することができる。これにより、突起35の位置で弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に隙間が生じることを抑制することができ、弁座12と噴孔プレート13との間での液密性の低下を抑制することができる。
また、噴孔プレート13の外周部の全周を溶接により弁座12に固定した弁装置3では、通常、弁座12の弁座下流側端面12aと噴孔プレート13のプレート対向面13aとの間に微小な隙間が生じている。この微小な隙間は、噴孔プレート13の内周部に溶接部を設けることで抑制することができる。しかし、噴孔プレート13の内周部に溶接部を設けることになると、溶接の方法を変更する必要があるだけでなく溶接箇所も増えるため、コストが増加してしまう。
本実施の形態では、弁座12の弁座下流側端面12aと噴孔プレート13のプレート対向面13aとの間に突起35が介在しているだけなので、溶接作業の負担が増加することを防止することができ、コストの増加を抑制することができる。
また、変形部材である突起35は、噴孔プレート13のプレート対向面13aに設けられているので、噴孔プレート13及び突起35を予め一体に作製することができる。これにより、弁装置3の部品点数の増加を抑制することができ、弁装置3の組み立て作業の効率化を図ることができる。
また、突起35の断面形状は、半円形状であるので、弁座下流側端面12aに対する突起35の接触面積を小さくすることができ、弁座下流側端面12aに対する突起35の接触圧力を大きくすることができる。これにより、突起35と弁座下流側端面12aとの間に隙間が生じにくくなり、弁座12と噴孔プレート13との間での液密性の低下をさらに確実に抑制することができる。
なお、上記の例では、突起35の断面形状が半円形状になっているが、図6に示すように、突起35の断面形状を矩形状にしてもよい。この場合、突起35は、矩形状の互いに平行な一対の平面のうち、一方の平面をプレート対向面13aと一体にし、他方の平面を弁座下流側端面12aに接触させた状態で、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に介在する。このようにすれば、弁座下流側端面12aに対する突起35の接触面積を大きくすることができる。これにより、突起35と弁座下流側端面12aとの間に隙間が生じにくくなり、弁座12と噴孔プレート13との間での液密性の低下をさらに確実に抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、突起35が噴孔プレート13のプレート対向面13aに設けられているが、突起を弁座12の弁座下流側端面12aに設けてもよい。
即ち、図7は、この発明の実施の形態2による燃料噴射弁の弁装置を示す要部断面図である。弁座12の弁座下流側端面12aには、突起41が変形部材として設けられている。突起41は、弁座12の弁座下流側端面12aと噴孔プレート13のプレート対向面13aとの間に介在している。
突起41は、実施の形態1での突起35と同様に、弁座12から軸線Aに沿って噴孔プレート13を見たとき、各スワール付与室32よりも径方向内側に位置し、かつ、燃料出口部24aを囲んでいる。この例では、燃料出口部24aを囲む円環状の線に沿って突起41が配置されている。
突起41は、復元可能に潰れて変形した状態で、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間で押圧されている。これにより、突起41は、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の距離の変化に応じて変形する。突起41の位置では、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間が突起41によって塞がっている。突起41の位置では、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間が広がる方向へ噴孔プレート13が撓んだ場合、突起41が隙間を塞いだ状態が突起41の形状の復元により維持される。
この例では、弁座12及び突起41が同一の金属材料により一体に形成されている。弁座12及び突起41は、原料部材を切削することによって一体に作製されている。弁座12及び突起41を構成する材料としては、例えばステンレスが用いられる。噴孔プレート13は、突起41にプレート対向面13aを押し付けて突起41を潰した状態で溶接によって弁座12に固定する。
突起41の断面形状は、半円形状になっている。突起41は、半円形状の底面を弁座下流側端面12aと一体にし、半円形状の曲面をプレート対向面13aに接触させた状態で、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に介在している。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
このような燃料噴射弁1では、変形部材である突起41が弁座下流側端面12aに設けられているので、実施の形態1と同様に、弁座12と噴孔プレート13との間での液密性の低下を抑制することができるとともに、コストの増加を抑制することができる。また、弁座12及び突起41を予め一体に作製することができ、弁装置3の部品点数の増加を抑制することができる。これにより、弁装置3の組み立て作業の効率化を図ることができる。
また、弁座12及び突起41は、原料部材を切削することにより作製されているので、弁座下流側端面12aにおける突起41の位置の精度を高めることができる。
また、突起41の断面形状は、半円形状であるので、プレート対向面13aに対する突起41の接触面積を小さくすることができ、プレート対向面13aに対する突起41の接触圧力を大きくすることができる。これにより、突起41とプレート対向面13aとの間に隙間が生じにくくなり、弁座12と噴孔プレート13との間での液密性の低下をさらに確実に抑制することができる。
なお、上記の例では、突起41の断面形状が半円形状になっているが、突起41の断面形状を矩形状にしてもよい。この場合、突起41は、矩形状の互いに平行な一対の平面のうち、一方の平面を弁座下流側端面12aと一体にし、他方の平面をプレート対向面13aに接触させた状態で、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に介在する。このようにすれば、プレート対向面13aに対する突起41の接触面積を大きくすることができる。これにより、突起41とプレート対向面13aとの間に隙間が生じにくくなり、弁座12と噴孔プレート13との間での液密性の低下をさらに確実に抑制することができる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3による燃料噴射弁の弁装置を示す要部断面図である。弁座12の弁座下流側端面12aと噴孔プレート13のプレート対向面13aとの間には、弾性変形可能な環状の固体のシール部材45が変形部材として介在している。この例では、シール部材45がゴム製のOリングになっている。これにより、この例では、シール部材45の断面形状が円形状になっている。
シール部材45は、実施の形態1での突起35と同様に、弁座12から軸線Aに沿って噴孔プレート13を見たとき、各スワール付与室32よりも径方向内側に位置し、かつ、燃料出口部24aを囲んでいる。この例では、燃料出口部24aを囲む円環状の線に沿ってシール部材45が配置されている。
図9は、図8の弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に介在しているシール部材45の状態を示す拡大断面図である。シール部材45は、復元可能に潰れて変形した状態で、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間で押圧されている。また、シール部材45は、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間で扁平に弾性変形されている。これにより、シール部材45は、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の距離の変化に応じて変形する。シール部材45の位置では、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間がシール部材45によって塞がっている。また、シール部材45の位置では、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間が広がる方向へ噴孔プレート13が撓んだ場合、シール部材45で隙間が塞がれた状態がシール部材45の形状の復元により維持される。
噴孔プレート13は、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間にシール部材45を介在させた状態で噴孔プレート13を弁座12に押し付けてシール部材45を潰しながら溶接によって弁座12に固定する。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、燃料出口部24aから噴孔プレート13に燃料が供給されると、図9の矢印Pで示すように、シール部材45の環状の内側からシール部材45に燃料の圧力が作用する。これにより、シール部材45の断面形状が扁平状から円形状に近づく方向、即ち弁座下流側端面12a及びプレート対向面13aのそれぞれに密着する方向Qへシール部材45の形状が復元しながら変形する。これにより、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間をシール部材45で塞いだ状態がさらに確実に確保される。
このような燃料噴射弁1では、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に環状のシール部材45が介在しているので、実施の形態1と同様に、弁座12と噴孔プレート13との間での液密性の低下を抑制することができるとともに、コストの増加を抑制することができる。また、シール部材45の弾性変形域を金属よりも広げることができるので、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間でシール部材45を押し潰すときのシール部材45の変形量の設定を容易にすることができる。これにより、弁装置3の組み立て作業の効率化を図ることができる。
また、シール部材45はゴム製であるので、図9の矢印の方向、即ち径方向外側への燃料の圧力を利用してシール部材45を変形させることができ、弁座下流側端面12a及びプレート対向面13aのそれぞれに対するシール部材45の密着状態をさらに確実に確保することができる。
また、シール部材45の断面形状は円形状であるので、弁座下流側端面12a及びプレート対向面13aのそれぞれに対するシール部材45の接触圧力を大きくすることができる。これにより、弁座下流側端面12a及びプレート対向面13aのそれぞれとシール部材45との間に隙間が生じにくくなり、弁座12と噴孔プレート13との間での液密性の低下をさらに確実に抑制することができる。
なお、上記の例では、シール部材45の断面形状が円形状になっているが、シール部材45の断面形状を矩形状にしてもよい。この場合、シール部材45は、矩形状の互いに平行な一対の平面のうち、一方の平面を弁座下流側端面12aに接触させ、他方の平面をプレート対向面13aに接触させた状態で、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に介在する。このようにすれば、弁座下流側端面12a及びプレート対向面13aのそれぞれに対するシール部材45の接触面積を大きくすることができる。これにより、弁座下流側端面12a及びプレート対向面13aのそれぞれとシール部材45との間に隙間が生じにくくなり、弁座12と噴孔プレート13との間での液密性の低下をさらに確実に抑制することができる。
実施の形態4.
実施の形態3では、固体のシール部材45が弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間で扁平に弾性変形されているが、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に液体シール部材を介在させてもよい。
即ち、本実施の形態では、弁座下流側端面12a及びプレート対向面13aのそれぞれに密着した状態で弾性変形可能に硬化している液体シール部材が、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に介在している。液体シール部材は、粘性のある液体状態から弾性を持つ固体状態に硬化する性質を持つシール部材である。液体シール部材を構成する材料としては、例えばシリコンゴムが用いられる。
液体シール部材は、弁座12から軸線Aに沿って噴孔プレート13を見たとき、各スワール付与室32よりも径方向内側に位置し、かつ、燃料出口部24aを囲んでいる。
液体シール部材は、弁座下流側端面12a及びプレート対向面13aのそれぞれに接着された状態になっている。これにより、液体シール部材は、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の距離の変化に応じて変形する。液体シール部材の位置では、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間が液体シール部材によって塞がっている。また、液体シール部材の位置では、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間が広がる方向へ噴孔プレート13が撓んだ場合、弁座下流側端面12a及びプレート対向面13aに引かれながら液体シール部材が弾性変形することにより、液体シール部材で隙間が塞がれた状態が維持される。
噴孔プレート13を弁座12に固定するときには、硬化する前の液体状態のときの液体シール部材を弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に介在させた状態で噴孔プレート13を弁座12に押し付けて、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間に液体シール部材を押し広げる。この状態で、噴孔プレート13を溶接によって弁座12に固定する。この後、液体シール部材が硬化することにより、弾性を持つ液体シール部材が弁座下流側端面12a及びプレート対向面13aに密着した状態で弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間の隙間に配置される。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
このような燃料噴射弁では、弁座下流側端面12a及びプレート対向面13aのそれぞれに密着した状態で弾性変形可能に硬化している液体シール部材が、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとの間に介在しているので、実施の形態1と同様に、弁座12と噴孔プレート13との間での液密性の低下を抑制することができるとともに、コストの増加を抑制することができる。また、弁座下流側端面12a及びプレート対向面13aのそれぞれに対する液体シール部材の接触面積を容易に大きくすることができ、弁座12と噴孔プレート13との間での液密性の低下をさらに確実に抑制することができる。さらに、弁座下流側端面12a及びプレート対向面13aのそれぞれから液体シール部材を剥がれにくくすることができるので、弁座下流側端面12aとプレート対向面13aとを互いに接着する接着剤として液体シール部材を機能させることができる。これにより、弁座12と噴孔プレート13との間での液密性の低下をさらに確実に抑制することができる。さらに、噴孔プレート13の外周部を全周にわたって溶接で弁座12に固定する必要がなくなり、噴孔プレート13を弁座12に固定する溶接部の範囲も小さくすることができ、溶接作業の負担の軽減化を図ることができる。
なお、本発明は、発明の範囲内において、各上記実施の形態を自由に組み合わせたり、各上記実施の形態を適宜、変形及び省略したりすることが可能である。
1 燃料噴射弁、12 弁座、12a 弁座下流側端面、13 噴孔プレート、13a プレート対向面、14 弁体、24a 燃料出口部、32 スワール付与室、34 燃料噴射孔、35 突起(変形部材)、41 突起(変形部材)、45 シール部材(変形部材)。

Claims (9)

  1. 燃料出口部が設けられている弁座、
    前記弁座に接触したり前記弁座から離れたりすることにより、前記燃料出口部から出る燃料の量を調整する弁体、及び
    前記弁座よりも燃料の流れの下流側に配置され、前記弁座に固定されている噴孔プレート
    を備え、
    前記弁座には、前記噴孔プレートに対向する弁座下流側端面が形成され、
    前記噴孔プレートには、前記弁座下流側端面に対向するプレート対向面が形成されており、
    前記弁座下流側端面には、前記燃料出口部が設けられ、
    前記プレート対向面には、前記燃料出口部から出た燃料に旋回力を与える複数のスワール付与室が設けられ、
    前記噴孔プレートには、前記複数のスワール付与室のそれぞれで旋回力が与えられた燃料を噴射する複数の燃料噴射孔が設けられており、
    前記複数のスワール付与室は、前記弁座から前記噴孔プレートを見たとき、前記燃料出口部の周囲に位置しており、
    前記弁座下流側端面と前記プレート対向面との間には、前記弁座下流側端面と前記プレート対向面との間の距離の変化に応じて変形する変形部材が介在しており、
    前記変形部材は、前記弁座から前記噴孔プレートを見たとき、前記複数のスワール付与室よりも径方向内側の位置で前記燃料出口部を囲んでいる燃料噴射弁。
  2. 前記変形部材は、前記プレート対向面に設けられた突起である請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記変形部材は、前記弁座下流側端面に設けられた突起である請求項1に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記突起の断面形状は、半円形状である請求項2又は請求項3に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記突起の断面形状は、矩形状である請求項2又は請求項3に記載の燃料噴射弁。
  6. 前記変形部材は、環状のシール部材である請求項1に記載の燃料噴射弁。
  7. 前記シール部材の断面形状は、矩形状である請求項6に記載の燃料噴射弁。
  8. 前記シール部材の断面形状は、円形状である請求項6に記載の燃料噴射弁。
  9. 前記変形部材は、前記弁座下流側端面及び前記プレート対向面のそれぞれに密着した状態で弾性変形可能に硬化している液体シール部材である請求項1に記載の燃料噴射弁。
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