JP6268416B1 - 錐体型テント - Google Patents

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【課題】シートの水漏れや引き裂きが生じにくく、テントの全面への印刷が容易な錐体型テントを提供する。【解決手段】1枚の生地であるシート部材11と、シート部材を錐体型に支持するフレーム部材と、シート部材を地面に固定する固定部材15と、を有する、錐体型テント。【選択図】図1

Description

本発明は、錐体型テントに関する。
従来から、ナイロンなどの生地によって構成されているテントが知られている。
例えば、特開2004−11356号公報(特許文献1)には、「筒状のテントにおいて、空気吹き込み式支柱を筒周方向に該テントの天幕部に沿って設けることにより、簡易に折り畳んだり丸められるようにし、かつ棒状の支柱を不用にし、また、出入口部として天幕部端部の断面形状を底面とする錐体の錐面形状を利用した出入口部を設けることにより、該出入口部を上にあげれば出入りに供することができるようにして専用の出入口を不用とし、さらに、天幕・出入口部等のテントの面を構成する部材の素材として、合成樹脂シートまたはおよび不織布を使用することにより、極めて軽量な一層簡易・安価なテントを供給できるようにした」と記載されている。
また、特開2014−70466号公報(特許文献2)には、「テント本体膜9は、上記各チューブ材20〜22で枠組みされたフレーム7の内部に配置されている。上記テント本体膜9は、前後方向で対面する前、後面膜32,33と、左右で対面する側面膜34,34と、上下方向で対面する屋根膜35および床面膜36とを備え、これら各膜32〜36の互いの対向縁部同士が熱溶着や、縫製、面ファスナー等により結合されて上記テント本体膜9が形成されている」と記載されている。
特開2004−11356号公報 特開2014−70466号公報
従来のテントは、テントとしての機能を発揮できる形状とするため、複数の生地を結合して製造されたシートを、テントのシート部材として用いてきた。しかしながら、このようなテントは、生地同士の結合部分から破損が生じやすく、その結果、テントに水漏れや引き裂きの問題が発生していた。また、シートの表面に縫製による凹凸が生じる、シートを平面に広げることができないといった問題があるため、シート部材全体に1度にひとつなぎの絵柄を印刷することが困難であった。
上記事情に鑑み、本発明は、シートの水漏れや引き裂きが生じにくく、1度にテントの全面への印刷が容易な錐体型テントを提供することを目的とする。
本発明における一実施形態は、1枚の生地であるシート部材と、前記シート部材を錐体型に支持するフレーム部材と、前記シート部材を地面に固定する固定部材と、を有する、錐体型テントを提供する。
本発明における一実施形態は、上記錐体型テントにおいて、前記固定部材が、前記シート部材に対して着脱自在である、錐体型テントを提供する。
本発明における一実施形態は、上記錐体型テントにおいて、前記錐体型テントの少なくとも一部に、蓄光材料が含有されている、錐体型テントを提供する。
本発明における一実施形態は、上記錐体型テントにおいて、前記フレーム部材が、2本以上の棒状体を含む、錐体型テントを提供する。
本発明における一実施形態は、上記錐体型テントにおいて、前記シート部材が、2〜8つの面部を有する、錐体型テントを提供する。
本発明における一実施形態は、上記錐体型テントにおいて、前記錐体型テントの頭頂点と、前記固定部材との間に辺部が形成されている、錐体型テントを提供する。
本発明は、シートの水漏れや引き裂きが生じにくく、1度にテントの全面への印刷が容易な錐体型テントを提供する。
本発明の一実施形態における錐体型テントの構造の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態における錐体型テントの構造の一例を示す平面図である。 本発明の一実施形態における錐体型テントの構造の一例を示す側面図である。 本発明の一実施形態における錐体型テントのフレーム部材の一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態における錐体型テントのフレーム部材の一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態における錐体型テントのフレーム部材の一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態における錐体型テントの固定部材の一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態における錐体型テントのシート部材と、前記シート部材に対して着脱自在である固定部材とを結合する手順を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1〜図7に示す本発明における錐体型テントの一実施形態は、1枚の生地であるシート部材11と、前記シート部材11を錐体型に支持するフレーム部材13と、前記シート部材11を地面に固定する固定部材と、を有するものである。
従来のテントは、テントとしての機能を発揮できる形状とするため、複数の生地を縫製などにより結合して製造されたシートを、テントのシート部材として用いてきた。しかしながら、このようなテントのシート部材11は、生地同士の結合部分に破損が生じやすく、その破損が原因で、テントに水漏れが生じる、テントに引き裂きが起こるといった問題が生じていた。そこで、本発明における錐体型テントでは、シート部材11に1枚の生地を用いているため、縫製などで結合されている部分が少なく、その結果、テントに水漏れや引き裂きの問題が生じにくいものである。
また、従来の複数の生地を縫製などにより結合して製造されたシートを、テントのシート部材11として用いたテントでは、布の重なりや縫製によりシート部材11の表面に凹凸が生じる、シートを平面に広げることができないという問題があるため、1度にシート部材11全体にひとつなぎの絵柄を印刷することが困難であった。また、シート部材11の表面に布の重なりや縫製による凹凸が生じるため、テント全体としての美観を損なうという問題が生じていた。一方、本発明における錐体型テントは、シート部材11に1枚の生地を用いているため、布の重なりや縫製などによるシート部材表面の凹凸が少なく、シートを平面に広げることができるため、1度にひとつなぎの図柄をシート部材11の全面に印刷することが容易である。さらに、シート部材11の布の重なりや表面の凹凸によりテント全体の美観を損なうという問題も生じにくい。
また、本発明の錐体型テントの少なくとも一部に、蓄光材料を含有されている場合には、前記テントを夜間でも発見しやすいものとすることができる。
本発明の錐体型テントの一実施形態として、錐体型テント10の例を図1〜図3に示す。前記錐体型テント10は、フレーム部材13によって支えられているシート部材11の一部が、固定部材15により地面と固定されることにより、八角錐の形状を保持している。また、前記錐体型テント10は、底面の八角形の頂点の1つと頭頂点とを結ぶ辺上にファスナー17が設けられており、前記錐体型テント10の出入口を形成している。
<シート部材>
本発明の錐体型テント10は、1枚の生地であるシート部材11を有する。前記シート部材11は、雨や風からテント内部を保護し、テント内部の温度を調節する役割を有する。
シート部材11は、展開した状態で、扇形状であり、8つの面部を有する。また、8つある面部は、それぞれ2つの辺部(長手方向に延びる辺部)と1つの底辺部(短手方向に延びる底辺部)と、を有する。各面部の形状は、二等辺三角形状であり、各底辺部の長さは、それぞれ独立に0.5m以上5m以下であり、好ましくは、0.8m以上2m以下である。底辺部は、直線であっても、曲線であってもよい。また、辺部の長さは、1m以上5m以下であり、好ましくは1m以上3m以下である。シート部材11の厚さは、0.1mm以上5mm以下であるが、好ましくは0.2mm以上3mm以下である。
各辺部は、フレーム部材13によって、錐体型テント10が支持された状態で、固定部材15を地面に接続することで、底辺部が固定されることで形成される。すなわち、各辺部は、固定部材15によって、テントの頭頂点から地面に向けて引っ張られることで形成される。
ここで、1枚の生地とは、複数の生地を縫い合わせたり、複数の生地を重ね合わせたりしたものではないことを示す。当該生地の素材としては、特に制限されないが、例えば、ビニール、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成素材や、動物の毛、皮、植物などの天然素材が挙げられる。前記シート部材11における生地の素材としては、防水性や耐久性、印刷の容易性などの点から、合成素材であることが好ましい。
シート部材11は、展開することで1つの平面に広げることができるため、小さく折りたたむことが容易であり、携帯性に優れる。例えば、8つの二等辺三角形の面部を有するシート部材11は、扇形状の中心にある辺部を中心に左右対称に折り曲げ、左右それぞれの4つの面部をお互いに重ね合わせる。その後、同様に扇形状の中心にある辺部を中心にシート部材11を左右対称に折り曲げ、左右それぞれの2つの面部をお互いに重ね合わせる。その後、さらに同様に2つの面部の中心にある辺部を中心にシート部材11を左右対称に折り曲げ、2つの面部をお互いに重ね合わせる。そして、三角形状となったシート部材11を、頭頂点と底辺部との中心部付近で折り曲げることで、小さく折りたたむことが可能である。
前記シート部材11は、扇形状の大骨となる辺部にファスナー17が設けられており、ファスナー17を開閉することにより、テントの出入口として利用することができる。前記ファスナー17は、線ファスナーであっても面ファスナーであってもよいが、耐久性の点から、線ファスナーであることが好ましい。
前記シート部材11は、上述したように、1度に全面にひとつなぎの図柄を印刷することが容易であり、布の重なりや表面の凹凸によりテント全体の美観を損なうという問題も生じにくいことから、前記シート部材11は、その全面に広告を印刷するために好適に用いることができる。
なお、シート部材11は、8つの面部でなく、2〜7つの二等辺三角形の面部から構成されるようにしても良い。また、面部の形状は、三角形状であれば良い。
また、シート部材11は、1つの面部のみから構成されるようにしても良い。この場合、各面部の形状は、固定部材15によって、底辺部が固定される位置によって変更可能である。具体的には、面部を構成する一方の辺部は頂点から一方の固定部材15までの間に形成され、他方の辺部は頂点から他方の固定部材15までの間に形成され、底辺部は一方の固定部材15から他方の固定部材15までの間に形成される。
<フレーム部材>
本発明の錐体型テント10は、テントを錐体型に支持するためのフレーム部材13を有する。錐体型は、雨や風の影響を受けにくい構造であるため、前記フレーム部材13が前記テントを錐体型に支持することによって、本発明の錐体型テント10は、高い防水性と防風性を発揮することができる。また、前記テントが錐体型となることによって、テントのシート部材11に全面印刷が施されている場合に、テントを側面から見た場合でも、美観に優れるテントとすることができる。
テントを錐体型に支持す機能を発揮することができれば、前記フレーム部材13の形状は制限されないが、例えば、図4に示すように、1本の柱状体としてテントの中心部にフレーム部材13を配置する方法や、図5および図6に示すように、複数の棒状体であるフレーム部材13を辺部のいずれかに沿って配置する方法などが挙げられる。
図4に示す柱状体のフレーム部材13は、錐体型テント10の頭頂点に柱形状のフレーム部材13の一端が固定され、他の一端が地面に固定され、鉛直方向に配置されている。また、柱状体のフレーム部材13の一端を錐体型テントの頭頂点に固定する方法としては、特に制限されないが、シート部材11の重量がフレーム部材13を地面に押し付ける力や、シート部材11とフレーム部材13との摩擦力を利用して他の部材を用いずに固定する方法や、シート部材11の頭頂点に設けられたひもなどの固定具を用いてフレーム部材13を接続して固定する方法や、シート部材11の頭頂点および柱状体のフレーム部材13の一端にそれぞれ対応する一対の固定具をあらかじめ設けておき、前記一対の固定具を相互に接続することで固定する方法などが挙げられる。さらに、柱状体のフレーム部材13の地面に固定される一端においては、錐体型テント10の安定性を増すために地面とフレーム部材13の接触面積を増やす点から、皿状の地面との接触部をさらに設けることが好ましい。
図4における柱状体であるフレーム部材13を用いる場合には、前記柱状体は、回転対称性を有する柱状体であれば特に制限されず、円柱であっても角柱であってもよい。また、軽量化の点から内部が中空であることが好ましい。さらに、前記柱状体の長さは、0.5m以上3m以下であり、好ましくは、0.8m以上2m以下である。また、前記柱状体の直径は、皿状の地面との接触部を除いて最も太い部分で計測した場合に、1cm以上20cm以下であり、好ましくは1.5cm以上10cm以下であり、さらに好ましくは2cm以上5cm以下である。さらに、前記柱状体は、携帯性の点や地形に合わせてテントを張れる点から、1.5m以下の長さまで縮むことができることが好ましく、1m以下の長さまで縮むことができることがさらに好ましい。
図5および図6に示す複数の棒状体のフレーム部材13は、一端が地面に固定され、他の一端が頭頂点に固定され、全体がシート部材11の辺部に沿って配置されている棒状体を複数組み合わせたものである。前記複数の棒状体のフレーム部材13を頭頂点に固定する方法としては、フレーム部材13が柱状体である場合と同様の上述した方法を取ることができるが、シート部材11とフレーム部材13とをより強固に固定する点から、シート部材11の辺部においても、ひもなどの固定具を用いてシート部材11とフレーム部材13を接続することが好ましい。各棒状体の鉛直方向に対する角度としては、特に制限されないが、通常は40度以上80度以下であり、好ましくは40度以上60度以下である。フレーム部材13のシート部材11の頭頂点に固定される部位は、各棒状体のそれぞれの一端があらかじめ接続されているものであってもよく、テントの組立時に各棒状体の一端を接続するものであってもよいが、各棒状体のそれぞれの一端があらかじめ接続されているものである場合には、フレーム部材13を折りたたんで携帯性を高める点から、各棒状体の一端が接続されている点を支点として、他の一端が振り子運動する方向に、各棒状体が回転できることが好ましい。上述したように各棒状体が振り子運動できる場合には、テントの組立時に、各棒状体の鉛直方向に対する角度を所定の角度に固定する必要がある。鉛直方向に対する各棒状体の角度を固定する方法としては、特に制限されないが、例えば1つの棒状の固定具を用いて、シート部11の等辺上に配置された各棒状体の中心よりも支点に近い任意の位置に、前記棒状の固定具の両端を連結させることで固定する方法が挙げられる。
図5および図6に示す複数の棒状体の形状は、回転対称性を有する棒形状であれば特に制限されず、円柱であっても角柱であってもよい。また、軽量化の点から内部が中空であることが好ましい。さらに、前記各棒状体の長さは、1m以上5m以下であり、好ましくは1m以上3m以下である。また、前記各棒状体の直径は、最も太い部分で計測した場合に、1cm以上20cm以下であり、好ましくは1.5cm以上10cm以下であり、さらに好ましくは2cm以上5cm以下である。さらに、前記各棒状体は、携帯性の点や地形に合わせてテントを張れる点から、1.5m以下の長さまで縮むことができることが好ましく、1m以下の長さまで縮むことができることがさらに好ましい。
フレーム部材13の材料としては、特に制限されないが、例えば金属、樹脂などが上げられ、重量が軽く携帯性に優れる点から、樹脂であることが好ましい。
<固定部材>
本発明における錐体型テント10は、テント全体を固定するために、前記シート部材11を地面に固定する固定部材15を有する。前記固定部材15の形状は、特に制限されないが、典型的には、図7に示すように、シート部材11と予め接続されているペグループ17と呼ばれる輪、およびペグ19と呼ばれる杭を有するものである。図7に示す形状の固定部材15では、ペグ19を、ペグループ17を通して地面に突き刺すことにより、テントを地面に固定する。
前記固定部材15に用いる材料は、特に制限されないが、金属、樹脂などを用いることができ、携帯性の観点から樹脂であることが好ましい。また、本発明の錐体型テント10は、固定部材15に蓄光材料を含有させることにより、夜間でも発見しやすいテントとすることができる。
また、固定部材15とシート部材11との接続方法も特に制限されないが、本発明における錐体型テント10は、接着剤を用いたり縫製したりして予め接続しておく方法の他に、着脱自在な接続器具を使用して適宜接続する方法を取ることもできる。前記着脱自在な接続器具を使用することで、錐体型テントの組み立てが容易になり、さらに地形に応じてシート部材11を固定する位置を変更することができる。
着脱自在な接続器具を用いて固定部材15とシート部材11とを接続し、固定部材15に蓄光材料を用いることは、テントを張る場所や環境に応じて、より発見しやすい場所に夜間に光る固定部材15を配置することができるため、夜間でもテントの場所をより発見しやすくなるという点から好ましい。
固定部材15をシート部材11に対して着脱自在とする場合の一例を図8に示す。皿33をシート部材11の一部で包み、前記シート部材11の一部をナット35の間に通す。その後、前記ナット35にボルト31を接続することにより、固定部材15をシート部材11の所望の位置に固定することができる。これにより、テントを張る地形に応じて、固定部材15をシート部材11に固定する位置を調整することができる。また、上述した長さや角度を適宜調整できるフレーム部材13と、シート部材11に対して着脱自在な固定部材15を組み合わせて用いることで、より多彩な地形に応じてテントを張ることができる。
<実施の形態の効果>
本発明における一実施形態は、1枚の生地であるシート部材と、前記シート部材を錐体型に支持するフレーム部材と、前記シート部材を地面に固定する固定部材と、を有する、錐体型テントである。本実施形態における錐体型テントは、シートの水漏れや引き裂きが生じにくく、1度にテントの全面への印刷が容易であり、テント全体としての美観を損なうという問題が生じにくい。
本発明における一実施形態は、上記錐体型テントにおいて、前記固定部材が、前記シート部材に対して着脱自在である、錐体型テントである。そのため、本実施形態における錐体型テントは、上述した錐体型テントと同様の効果に加えて、テントの組み立てが容易であり、地形に応じてテントを組み立てることができるという効果を有する。
本発明における一実施形態は、上記錐体型テントにおいて、前記錐体型テントの少なくとも一部に、蓄光材料が含有されている、錐体型テントである。そのため、本実施形態における錐体型テントは、上述した錐体型テントと同様の効果に加えて、夜間にテントを発見しやすいという効果を有する。特に、着脱自在である固定部材に蓄光材料を含有する場合には、テントを張る場所や環境に応じて、より発見しやすい場所に夜間に光る固定部材を配置することができるため、夜間でもテントの場所をより発見しやすくすることができる。
本発明における一実施形態は、上記錐体型テントにおいて、前記フレーム部材が、2本以上の棒状体を含む、錐体型テントである。本実施形態における錐体型テントは、フレーム部材である2本以上の棒状体が、テントの2以上の辺部と密着するため、テントの錐体型形状の保持性に優れる。
本発明における一実施形態は、上記錐体型テントにおいて、前記シート部材が、2〜8つの面部を有する、錐体型テントである。本実施形態における錐体型テントは、シート部材が2〜8つの面部を有することからシート部材を小さく折りたたむことが容易であるため、携帯性に優れる。
本発明における一実施形態は、上記錐体型テントにおいて、前記錐体型テントの頭頂点と、前記固定部材との間に辺部が形成されている、錐体型テントである。本実施形態における錐体型テントは、固定部の位置を調整することによって、テント全体の形状を調整することができることから、テントの形状を地形にあわせて適宜変更することが可能である。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。また、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。例えば、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換しても良い。
10…錐体型テント、
11…シート部材、
13…フレーム部材、
15…固定部材、
17…ファスナー、
21…ペグループ、
23…ペグ、
31…ボルト、
33…皿、
35…ナット。

Claims (5)

  1. 1枚の生地であるシート部材と、
    前記シート部材を錐体型に支持するフレーム部材と、
    前記シート部材を地面に固定する固定部材と、
    を有し、
    前記固定部材は、
    ナットと、ボルトとを有し、
    前記シート部材の一部を前記ナットの間に通し、前記ナットに前記ボルトを接続することにより、前記固定部材をシート部材の所望の位置に着脱自在に固定
    前記シート部材は、
    展開した状態で扇形状であり、ひとつなぎの図柄が印刷され、前記扇形状の大骨となる辺部にファスナーが設けられている、
    錐体型テント。
  2. 前記錐体型テントの少なくとも一部に、蓄光材料が含有されている、請求項1に記載の錐体型テント。
  3. 前記フレーム部材が、2本以上の棒状体を含む、請求項1または2に記載の錐体型テント。
  4. 前記シート部材が、3〜8つの面部を有する、請求項1〜3のいずれかに記載の錐体型テント。
  5. 前記錐体型テントの頭頂点と、前記固定部材との間に辺部が形成されている、請求項1〜4のいずれかに記載の錐体型テント。
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