JP6267931B2 - X線診断装置 - Google Patents

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本発明は、被検体を載置する撮影台と組み合わせて使用される、移動式のX線診断装置に関する。
従来から、被検体を載置する撮影台とは、完全に別装置として構成された、移動式のX線診断装置が知られている。例えば、特許文献1,2には、撮影台の下側に入り込む下部ユニットと、撮影台の上側にせり出す上部ユニットと、下部ユニットおよび上部ユニットの片側端部を連結する連結ユニットと、を備えたX線診断装置が開示されている。そして、下部ユニットには、キャスターが設けられており、X線診断装置は、撮影台に対して自由に移動できる仕組みになっている。こうした移動式のX線診断装置では、既存のベッド、例えば、他のX線診断装置に組み込まれたベッド等を、撮影台として利用する。かかる構成とすることで、移動式のX線診断装置のサイズを大幅に低減できる。
特開2003−325497号公報 特開2010−244873号公報
ところで、移動式のX線診断装置では、被検体を診断するにあたって、予め、X線診断装置を被検体に対して位置決めする必要がある。この位置決めのために、従来のX線診断装置の下部ユニットには、X線の走査領域の中心線を示すマークが付与されていた。作業者は、この下部ユニットに付されたマークに基づいて、X線診断装置を撮影台に対して位置決めを行う。すなわち、撮影台は、通常、その大部分が透明であり、その下方に位置する下部ユニットが視認できるようになっている。また、撮影台にも、被検体の中心位置等を示すマークが付されており、撮影台に付されたマークと下部ユニットに付されたマークを一致させることで、撮影台に対するX線診断装置の位置決めが図られていた。撮影台に対するX線診断装置の位置決めができれば、続いて、撮影台のマークに基づいて、被検体を規定の位置に載置する。このように、従来では、撮影台に対するX線診断装置の位置決め、撮影台に対する被検体の位置決めの両方を行うことで、結果的に、被検体に対する撮影台の位置決めが図られていた。
換言すれば、従来のX線診断装置では、X線診断装置に対する被検体の位置決めは、撮影台を介した間接的な位置決めであった。この場合、位置決め処理を二回行わなければならず、煩雑であった。また、撮影台に対するX線診断装置の位置決めをした後、撮影台に何らかの衝撃が加わり(例えば被検体が撮影台にぶつかる等)、撮影台の位置がずれると、その後、撮影台に対する被検体の位置を正確に調整しても、X線診断装置に対する被検体の位置はずれることになる。このずれを修正するためには、撮影台に対するX線診断装置の位置決めから、やり直さなければならず、非常に手間であった。さらに、撮影台の形態は様々であり、撮影台の中心に合わせてX線診断装置の位置を調整しても、被検体に対するX線診断装置の位置が適切に調整できない場合もあった。
そこで、被検体に対するX線診断装置の位置を直接調整することも考えられる。しかし、既述した通り、従来のX線診断装置では、そのX線照射範囲等を示すマークが、撮影台の下側に位置する下部ユニットにしか付されていなかった。この下部ユニットに付されたマークは、撮影台が透明であったとしても、当該撮影台に被検体が横たわると、被検体の体で見えなくなる。そのため、従来のX線診断装置では、被検体に対するX線診断装置の位置を直接調整することは困難であった。
そこで、本発明では、被検体に対する位置決めをより容易に行える移動式のX線診断装置を提供することを目的とする。
本発明のX線診断装置は、被検体を載置する撮影台と組み合わせて使用される、移動式のX線診断装置であって、少なくとも、前記撮影台の上側にせり出す上部ユニットと、装置較正のためにX線照射される1以上の較正用物質と、前記1以上の較正用物質を収容する収容ボックスであって、前記撮影台の上側にせり出す収容ボックスと、を有し、前記上部ユニットには、前記被検体に対するX線診断装置の位置決めに用いられる1以上の位置決めマークが設けられており、前記収容ボックスには、前記較正用物質の設置範囲を示す1以上の較正用マークが設けられている、ことを特徴とする。
好適な態様では、前記位置決めマークは、X線の走査領域の中心を示すセンターマークを含む。他の好適な態様では、前記位置決めマークは、前記X線の走査領域の始端または終端の少なくとも一方を示す端部マークを含む。他の好適な態様では、前記位置決めマークは、上部ユニットの周面または底面の少なくとも一方に付された図形、または、下方に向かって照射される光線である。
本発明によれば、上部ユニットに位置決めマークが設けられているため、被検体に対する位置決めをより容易に行える。
本発明の実施形態であるX線骨塩量測定装置の斜視図である。 X線骨塩量測定装置の全体構成を示すブロック図である。 X線骨塩量測定装置の使用状態での側面図である。 X線骨塩量測定装置を下方からみた斜視図である。 X線骨塩量測定装置の要部拡大図である。 他のX線骨塩量測定装置の側面図である。 他のX線骨塩量測定装置の側面図である。 大腿骨測定の様子を示すイメージ図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態であるX線骨塩量測定装置10の斜視図である。また、図2は、X線骨塩量測定装置10の構成を示すブロック図である。
このX線骨塩量測定装置10は、キャスターで自由に移動できる移動式であり、被検体102が横たわる撮影台100、例えば、ブッキーテーブル等とともに用いられる。X線骨塩量測定装置10は、側面視で略コ字状となっており、水平方向に延びる下部ユニット12および上部ユニット14の片側端部が、垂直方向に延びる連結ユニット16に連結されている。骨塩量を測定する際には、被検体102が横たわる撮影台100が、この下部ユニット12および上部ユニット14の間の空間に位置するように配置される。撮影台100は、通常、被検体102が載置する面が、透明アクリル等の透光性材料から構成されており、撮影台100の下側に位置する下部ユニット12が視認できる構成となっている。また、アクリル製の載置面の周縁には、通常、金属製フレーム100aが配されている。
下部ユニット12には、測定用のX線を照射するX線照射器20が内蔵されている。モータや伝達機構等を含む移動機構24は、このX線照射器20を、所定の走査方向に移動させる。本実施形態では、下部ユニット12の長尺方向が走査方向となっている。以下では、このX線の走査方向をX軸方向、このX軸方向に直交かつ水平な方向をY軸方向、X軸およびY軸方向に直交する方向(垂直方向)をZ軸方向と呼ぶ。
X線照射器20は、上方に向かって、X線を照射する。X線は、X線照射器20から離れるほどY軸方向の幅(走査方向に直交する面内での幅)が大きくなるファンビーム状となっている。このX線の広がり角度(ファン角)は、撮影台高さにおけるX線の幅が、被検体102の測定範囲をカバーできる程度の幅となるように設定されている。
下部ユニット12には、さらに、暗電流測定のために、X線の透過を阻害する遮蔽体32が設けられている。遮蔽体32は、X線を遮蔽する物質、例えば鉛等からなる。被検体102の骨塩量を測定する際には、被検体102へのX線照射に先だって、この遮蔽体32に対してX線を照射し、そのとき、X線検出器22で得られる検出値に基づいて、暗電流を測定する。
下部ユニット12の上面には、X線の照射範囲を示す窓34が形成されている。この窓34は、暗電流やX線検出器22の感度測定(装置の較正)のためにX線が照射されるキャリブレーション領域E4(図1において濃墨ハッチング箇所)と、被検体102の骨塩量測定のためにX線が照射される走査領域E1(図1において薄墨ハッチング箇所)と、に大別される。走査領域E1には、その走査方向中心を示すセンターラインLcが施されている。
測定装置の上部ユニット14には、X線照射器20から照射されたX線を検出するX線検出器22が内蔵されている。移動機構24は、このX線検出器22を、X線照射器20と連動して走査方向に移動させる。したがって、X線検出器22とX線照射器20は、常に、間隔をあけて正対し続けることになる。なお、この上部ユニット14は、図6に示すように、XZ平面内で回動し、上方に跳ね上がることが可能となっている。
連結ユニット16は、垂直方向に延びる柱状物で、上部ユニット14と下部ユニット12の片側端部に連結している。この連結ユニット16のうち、被検体側の側面には、収容ボックス42が取り付けられている。収容ボックス42の内部には、X線検出器22の感度測定(装置較正)のために使用される較正用物質40が複数収容されている。また、収容ボックス42の被検体側の側面には、ファンビーム状のX線の広がり範囲を示すマーカー44が形成されており、収容ボックス42の内部には、このマーカー44を照射するLEDや、その配線等も収容されている。
較正用物質40は、X線検出器22の経年変化等に起因する測定値誤差を補正するために用いられる。被検体102の骨塩量を測定する際には、被検体102へのX線照射に先だって、これら三つの較正用物質40に対してX線を照射し、そのとき得られるX線減衰量および基準減衰量等に基づいて、被検体102にX線照射したときに得られる測定値を補正する。
制御部26は、本装置の動作制御を行うものであり、各種演算処理等も行う。記憶部28には、各種のデータが保存され、その中には、上記した測定値補正のための基準減衰量も含まれる。記憶部28は、例えば、EEPROM等で構成される。表示器30には、制御部26における演算結果等が表示される。
以上の構成のX線骨塩量測定装置10を用いて被検体102の骨塩量を測定する場合には、予め、測定装置10の被検体102に対する位置、および、撮影台100に対する位置を調整しておく必要がある。すなわち、適切に骨塩量を測定するためには、被検体102の正中線と、走査領域E1のセンターラインLcと、がほぼ一致するように、被検体102に対する測定装置10の位置を調整する必要がある。特に、図8に示すように、大腿骨の骨塩量を測定する場合は、左右足区分があり、走査領域E1の中心位置と被検体の正中線が一致することが重要となる。また、通常、撮影台の周縁には、金属製フレーム100aが設けられていることが多い。較正用物質40とX線照射器20との間に、この金属製フレーム100aが位置していると、較正用物質の減衰量を適切に測定できず、ひいては、被検体の測定値を適切に補正できなくなる。そのため、較正用物質40が、撮影台100の金属製フレーム100aより内側に位置するように、測定装置10の位置も調整しておかなければならない。
従来の測定装置では、こうした位置合わせのために、撮影台100に付されたセンターラインと、測定装置10の下部ユニット12に付されたセンターラインLcを用いて、撮影台100に対する測定装置10の位置決めを行い、その後、撮影台100に付されたセンターラインに被検体102の正中線を一致するように被検体102を載置し、これにより、被検体102に対する測定装置10の位置決めを行っていた。しかし、こうした従来の位置決め方法は、撮影台100を介した間接的な位置決めであり、被検体102に対する測定装置10の位置を直接的に位置決めするものではなかった。この場合、位置決め作業を2回行う必要があり、手間であるだけでなく、最終的に位置決めしたい被検体102に対する測定装置10の位置決め精度を高く保つことが困難という問題があった。また、従来の方法では、撮影台100に対する測定装置10の位置決めを行った後に、撮影台100に何らかの衝撃が加わり(例えば被検体102の体の一部が当たるなど)、撮影台100の位置がずれると、再度、撮影台100に対する測定装置10の位置決めを行わなければならず、非常に手間がかかっていた。
また、本実施形態の測定装置10は、他の装置に組み込まれた撮影台100を流用するため、当該測定装置10に組み合わされる撮影台100の形態(全体の幅や、金属製フレーム100aの幅等)は、一律ではない。そのため、撮影台100の種類によっては、撮影台100に付されたセンターラインに基づいて、測定装置10、被検体102の位置決めを行ったとしても、較正用物質40や被検体102を適切に測定できない場合があった。
かかる問題を避けるために、撮影台100を介さず、被検体102に対する測定装置10の位置を直接的に位置決めすることも考えられるが、従来の測定装置10は、位置決めのためのセンターラインLcが、下部ユニット12に付されていた。このセンターラインLcは、撮影台100に被検体102が載置されていなければ、透明アクリルを介して視認することができる。しかし、撮影台100の上に被検体102が横たわると、被検体102の体によって、下部ユニット12の視認が妨げられるため、このセンターラインLcに基づく被検体102の位置決めは困難であった。また、較正用物質40は、透光性のない材料からなる収容ボックス42内に収容されており、その設置範囲を外部から確認することは困難であったため、撮影台100の金属製フレーム100aに対する較正用物質40の位置決めも困難であった。
そこで、本実施形態では、こうした問題を避けるために、測定装置10の上部ユニット14および収容ボックス42に位置決めのためのマーカーを設けている。これについて、図3〜図5を参照して説明する。図3は、本実施形態の測定装置10の使用状態での側面図であり、図4は、測定装置10を下方からみた斜視図である。また、図5は、収容ボックス42周辺の拡大図である。
図3、図4に示すとおり、本実施形態では、上部ユニット14のうち、走査領域E1の走査方向の中心位置に対応する位置にセンターマークMcを付している。センターマークMcは、上部ユニット14の側面から底面にかけて延びるラインであり、この側面から底面に至る角部は、図4に示す通り、円弧状となっている。したがって、センターマークMcは、側面からでも、下方からでも視認できるようになっている。換言すれば、センターマークMcは、撮影台100に横たわった被検体102と同時に見ることができる位置に設けられている。また、センターマークMcは、上部ユニット14のY方向両側に設けられており、被検体102の頭側、または足側のいずれから見ても視認できるようになっている。このセンターマークMcは、通常の塗料で描かれてもよいし、例えば、暗部で発光する夜光塗料など描かれてもよい。また、塗料で描くのではなく、上部ユニット14のうち、センターマークMcとなるべき位置に凹凸を形成したり、当該位置だけ異素材を用いたりして、センターマークMcを描くようにしてもよい。いずれにしても、撮影台100に横たわった被検体102と同時に視認できる位置に、走査領域E1の中心線を示すセンターマークMcを設けられていればよい。
さらに、本実施形態では、較正用物質40が収容された収容ボックス42の側面に、較正用物質40の設置範囲を示す較正用マークMkを設けている。この較正用マークMkは、収容ボックス42の側面のうち、較正用物質40の設置範囲の端部付近に設けられたラインである。この較正用マークMkは、視認できるのであれば、塗料で描かれてもよいし、凹凸形成や異素材利用で描かれてもよい。また、本実施形態では、較正用マークMkを、較正用物質40の設置範囲端部を示す「ライン」としているが、較正用物質40の設置範囲が分かるのであれば、他の形態であってもよい。例えば、収容ボックス42のうち、較正用物質40の設置範囲に対応する範囲全体を他の部分と異なる色に着色する等して、設置範囲を示してもよい。
以上のような構成の測定装置10の位置決めについて説明する。測定装置10を使用する場合には、まず、作業者は、測定装置10を撮影台100の近傍まで移動させる。走査領域E1の中心と撮影台100の中心が一致するように位置調整する。ただし、この位置調整は、大まかに行えばよく、厳密に位置決めする必要はない。また、この時点で、較正用マークMkが、撮影台100の金属製フレーム100aよりも内側に位置するように、撮影台100に対する測定装置10の位置を調整しておくことが望ましい。
続いて、撮影台100の上に被検体102を載置する。この被検体102の載置作業時には、図7に示すように、上部ユニット14を上方に跳ねあげた状態で行ってもよく、その場合、被検体102を載置した後は、上部ユニット14を水平状態に戻す。そして、その後、作業者は、この被検体102の正中線と、上部ユニット14のセンターマークMcが一致するように、測定装置10または被検体102の位置を調整する。このとき、上述したように、センターマークMcは、撮影台100に横たわる被検体102と同時に見られる位置に設けられているため、作業者は、センターマークMcと被検体102を見比べながら、測定装置10または被検体102の位置調整ができる。また、センターマークMcは、Y方向両側に設けられているため、被検体102に対する測定装置10の傾き等も容易に修正することができる。
被検体102の正中線とセンターマークMcが一致し、かつ、較正用マークMkが金属製フレーム100aより内側に位置するように測定装置10の位置決めができれば、測定装置10に設けられたストッパーで測定装置10の位置を固定する。そして、その後は、通常の手順に従い、被検体102の骨塩量を測定すればよい。
以上の説明から明らかな通り、本実施形態では、測定装置10に設けられたセンターマークMcと被検体102の位置を見比べて調整することで、被検体102に対する測定装置10の位置決めを図っている。そのため、撮影台100を介して、被検体に対する測定装置10の位置決めを行っていた従来の方法に比べて、非常に簡易に、測定装置の位置決めを行うことができる。また、被検体102とセンターマークMcとの直接比較によって位置決めすることにより、撮影台100の形態に関わらず、常に、被検体102を適切な位置に位置決めすることができる。
また、従来では、撮影台100に対する較正用物質40の位置を認識することは困難であった。しかし、本実施形態では、較正用物質40の設置範囲を示す較正用マークMkを設けているため、較正用物質40を、簡易に適切な位置(金属製フレーム100aよりも内側)に配置することができる。
なお、これまで説明した形態は一例であり、上部ユニットには、被検体102に対するX線診断装置の位置決めに用いられる1以上の位置決めマークが設けられるのであれば、その他の構成は、適宜、変更されてもよい。例えば、位置決めマークを、上部ユニットの描かれる図形としているが、図形に替えて、走査領域E1の中心位置を示す光線を照射する構成にしてもよい。すなわち、図6に示すように、上部ユニットの底面のうち走査領域E1の中心に対応する位置に、光源を配置し、この光源から、中心位置を示す光線を照射するようにしてもよい。
また、本実施形態では、走査領域E1の中心位置を示すセンターマークMcのみを付しているが、図6に示すように、走査領域E1の始端や終端を示す始端マークMs、終端マークMe等も設けてもよい。このように、走査領域E1の始端および終端を示すマークMs,Meを設けることにより、測定対象部位が、走査領域内に位置するかを容易に判断することができる。
また、既述した通り、上部ユニット14は、図7に示すように、上方に跳ねあげ可能となっている。この跳ねあげた状態でも、被検体102に対する測定装置10の位置決めができるように、補助マークMaを設けてもよい。補助マークMaは、例えば、上部ユニット14を跳ね上げた状態で、走査領域E1の中心に対応する位置に付されたラインである。かかる補助マークMaを設けることで、上部ユニット14を跳ね上げた状態のまま、被検体102に対する測定装置10の位置決めもできる。また、本実施形態の技術は、被検体にX線を照射する移動式のX線診断装置であれば、X線骨塩量測定装置以外の装置に適用されてもよい。
10 X線骨塩量測定装置、12 下部ユニット、14 上部ユニット、16 連結ユニット、20 X線照射器、22 X線検出器、24 移動機構、26 制御部、28 記憶部、30 表示器、32 遮蔽体、34 窓、40 較正用物質、42 収容ボックス、44 マーカー、100 撮影台、100a 金属製フレーム、102 被検体。

Claims (5)

  1. 被検体を載置する撮影台と組み合わせて使用される、移動式のX線診断装置であって、
    少なくとも、前記撮影台の上側にせり出す上部ユニットと、
    装置較正のためにX線照射される1以上の較正用物質と、
    前記1以上の較正用物質を収容する収容ボックスであって、前記撮影台の上側にせり出す収容ボックスと、
    を有し、
    前記上部ユニットには、前記被検体に対するX線診断装置の位置決めに用いられる1以上の位置決めマークが設けられており、
    前記収容ボックスには、前記較正用物質の設置範囲を示す1以上の較正用マークが設けられている、
    ことを特徴とするX線診断装置。
  2. 請求項1に記載のX線診断装置であって、
    前記位置決めマークは、X線の走査領域の中心を示すセンターマークを含む、ことを特徴とするX線診断装置。
  3. 請求項1または2に記載のX線診断装置であって、
    前記位置決めマークは、前記X線の走査領域の始端または終端の少なくとも一方を示す端部マークを含む、ことを特徴とするX線診断装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のX線診断装置であって、
    前記位置決めマークは、上部ユニットの周面または底面の少なくとも一方に付された図形であることを特徴とするX線診断装置。
  5. 請求項4に記載のX線診断装置であって、
    前記上部ユニットは、周面と底面を接続する角部が円弧状である、ことを特徴とするX線診断装置。
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