JP6267483B2 - 冷凍機ユニットおよび冷凍装置 - Google Patents

冷凍機ユニットおよび冷凍装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6267483B2
JP6267483B2 JP2013222668A JP2013222668A JP6267483B2 JP 6267483 B2 JP6267483 B2 JP 6267483B2 JP 2013222668 A JP2013222668 A JP 2013222668A JP 2013222668 A JP2013222668 A JP 2013222668A JP 6267483 B2 JP6267483 B2 JP 6267483B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
refrigerant
compressor
compression device
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013222668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015083907A (ja
Inventor
昌弘 西出
昌弘 西出
貞夫 大山
貞夫 大山
正記 宇野
正記 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Original Assignee
Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc filed Critical Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Priority to JP2013222668A priority Critical patent/JP6267483B2/ja
Publication of JP2015083907A publication Critical patent/JP2015083907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6267483B2 publication Critical patent/JP6267483B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、冷凍機ユニットおよび冷凍装置に関する。
従来、本願発明の背景技術としては、例えば特許文献1に記載のものがある。特許文献1に記載の技術は、冷凍サイクルの主回路を循環する高圧冷媒の一部を抜き出して減圧させた減圧冷媒を圧縮機の中間圧部に注入する液冷媒冷却回路及び中間圧液インジェクション回路を備えており、液冷媒冷却回路により、液冷媒を周囲温度以下に下げることでエンタルピを増加させ、低圧機器側へ流れる冷媒循環量が同じでも、冷凍能力の向上を図っている。また、液冷媒冷却回路から圧縮機の中間圧部へ冷媒が流れやすくするように圧縮機中間圧の圧力損失低減を行い、液冷媒による冷却効果を高めている。
一方、圧縮機の中間圧力部に液冷媒の一部を注入する液インジェクション回路は、圧縮機内部の歯先・モータ巻線の温度上昇を防止する液インジェクション制御を備えている冷凍装置が知られている。
上述の従来の圧縮機の起動に際しての液インジェクション制御は、圧縮機を起動して所定時間経過後、減圧手段を開弁し液インジェクションを行い、圧縮機の吐出ガス温度に応じて減圧手段の流量を制御して圧縮機の温度上昇を抑制し、圧縮機の信頼性を保持している。
特開2009−109065号公報
ところで、特許文献1に記載の冷凍装置は、冷凍サイクルの負荷に応じて、容量可変型の圧縮機を調整して冷凍能力を調整する。例えば、冷凍能力を上げたい場合には、液冷媒冷却回路に設けた弁を開いて、液冷媒冷却回路を使用して、COP(成績係数)の向上を図り、省エネルギの観点から高効率を達成することが記載されている。
また、液冷媒冷却回路に流れる冷媒量を増やすため、圧縮機中間圧の圧力損失低減を行い、液冷媒冷却回路からの冷媒を流れ易くすることで、液冷媒の冷却効果を高めている。
しかし、液冷媒の冷却効果を高めたことで、圧縮機の中間圧の圧力が高い運転範囲と液冷媒冷却回路の圧力が低い運転範囲の圧縮機起動時に圧縮機の中間圧の箇所からの脈動の影響が大きくなり、該中間圧の箇所に接続されている配管(液インジェクション配管及び液冷媒冷却回路の配管)が共鳴し過振力が増大し、構造系の筺体が共振し、配管の振動が増大して騒音に至る場合がある。
中間圧の箇所からの脈動が発生する原因として、本冷凍装置は圧縮機の起動時に吐出圧力と吸入圧力とをバランスさせて運転を行っている。
このため、吸入圧力が高い状態で圧縮機を起動することになり、起動直後は圧縮機の中間圧力部の圧力変動も一時的に大きくなる。圧縮機を起動させた場合、圧縮機の中間圧力部の圧力Pbiも一時的に高くなり、液冷媒冷却回路から流れ込む液冷媒の圧力PinjとPbiとの差が小さくなる。
そのため、液冷媒冷却回路内はPbi(圧縮機の中間圧力部の圧力)の圧力変動の影響を受けやすくなり、Pinj>PbiとPinj<Pbiの圧力変動の繰り返しに起因して脈動が発生すると推定される。
近年、冷凍機器の高効率が求められると同時に静粛性も強く求められており、低騒音化が重要な課題の一つとなっている。
本発明の目的は、安定的な圧縮機の起動制御を行って静粛性を図れ、信頼性が高い冷凍機ユニットおよび冷凍装置を得ることにある。
上記目的を達成すべく、第1の本発明に関わる冷凍機ユニットは、圧縮装置と、該圧縮装置で圧縮された高圧冷媒を凝縮させる凝縮器とが、該凝縮された高圧冷媒を減圧する減圧機構と、該減圧された低圧冷媒を蒸発させる蒸発器とに、冷媒配管で接続される冷凍サイクルの主回路と、前記冷凍サイクルの主回路を循環する高圧液冷媒の一部を抜き出して減圧させた減圧冷媒と前記主回路を流れる液冷媒とを熱交換させる過冷却熱交換器において、前記主回路を流れる液冷媒を過冷却すると共に、前記主回路の液冷媒を冷却した後の前記減圧冷媒を、前記圧縮装置の中間圧部に注入する液冷媒冷却回路と、前記過冷却熱交換器の入り側において前記抜き出されて前記液冷媒冷却回路を流れる液冷媒の流量を制御するとともに減圧して前記減圧冷媒とするための流量制御手段と、前記冷凍サイクルの主回路を循環する高圧液冷媒の一部を抜き出して減圧手段により減圧された減圧冷媒を前記圧縮装置の中間圧部に注入するための液インジェクション回路と、前記液インジェクション回路に設けられている前記減圧手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
εinj<ε
ここで、ε=前記圧縮装置の吐出圧力/前記圧縮装置の吸入圧力
εinj=前記圧縮装置の中間圧部の圧力を前記圧縮装置の吸入圧力で割った値である予め設定された判定基準値
であることを検出することにより、前記減圧手段を開弁する制御を行い、前記制御手段は、液インジェクションが不要かつ前記圧縮装置の中間圧部に接続される配管が振動する領域を回避する閾値である前記圧縮装置の吸入圧力設定値が予め設定され、前記圧縮装置の吸入圧力の検出値が前記吸入圧力設定値以上の場合、前記液インジェクションの減圧手段を開弁せず、前記圧縮装置の吸入圧力の検出値が前記吸入圧力設定値よりも低い場合、前記液インジェクションの減圧手段を開弁している。
第2の本発明に関わる冷凍装置は、第1の本発明の冷凍機ユニットを具備している。
本発明によれば、安定的な圧縮機の起動制御を行って静粛性を図れ、信頼性が高い冷凍機ユニットおよび冷凍装置を実現できる。
本発明の実施形態に係る冷凍装置の構成図。 任意の冷媒に対する圧縮機の運転範囲の一例を示す図。 液インジェクション制御を示すフローチャートの例を示す図。 時間経過に対する圧縮機のオン・オフ、従来の液インジェクションの制御、本実施形態の液インジェクションの制御、圧縮機の吸入圧力の推移を示す図。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る冷凍装置の構成図である。
本発明は、圧縮機1、凝縮器3、減圧機構7、蒸発器8を順次接続して冷凍サイクルを構成する冷凍装置Rに係り、特に液冷媒冷却回路41を備えるものにあって、圧縮機1の中間圧部からの脈動に起因して発生する配管41h(液冷媒冷却回路41の配管)の振動を抑える制御を実現するものである。
配管41hの振動の現象は、特に圧縮機1の起動時に顕著に出現する。
実施形態に係る冷凍装置Rは、屋外に設置される冷凍機ユニットRuと、冷凍機ユニットRuと冷媒配管h1、h2で接続される低圧機器Rtとを具備して構成されている。
低圧機器Rtは、例えばスーパーマーケット等の店舗内に設置され食品などの被冷却物を冷却するショーケース(図示せず)などに用いられる。このようなショーケースは、蓋が開閉されたり、被冷却物の量が増減することなどから、一般に冷却の負荷が大きく変動し易いものである。なお、低圧機器Rtとしては、ショーケースに限られるものではなく、他の形態の冷蔵庫や冷凍庫、或いは空気調和機の室内機などにも同様に適用可能である。また、低圧機器Rtの数に関しても、複数台並列に接続することも可能であり、その数も適宜選択できる。
<冷凍装置Rの冷凍サイクルの主回路>
冷凍装置Rには、冷媒の容量制御が可能な圧縮機1と、冷凍機油を分離する油分離器2と、凝縮器3と、減圧機構7と、蒸発器8とを備え、蒸発器8から流出する低温低圧のガス冷媒を圧縮機1に戻す回路(h1〜h5、6a)が接続される冷凍サイクルの主回路が構成される。
圧縮機1は、蒸発器8からの低温低圧のガス冷媒を圧縮して高温高圧のガス冷媒にする。油分離器2は、圧縮機1からの高圧のガス冷媒に含有される冷凍機油を分離する。
凝縮器3は、油分離器2により冷凍機油が分離された高圧のガス冷媒を凝縮し、高圧の液冷媒とする。
減圧機構7は、蒸発器8とともに低圧機器Rtに設置されており、膨張弁などで構成される。減圧機構7は、凝縮器3によって凝縮された高圧の液冷媒の減圧と流量制御を行い、低温、低圧の液冷媒とする。
蒸発器8は、減圧機構7により減圧された低圧の液冷媒を蒸発させることで、周囲の雰囲気を冷却する。
<受液器4、空気過冷却熱交換器5>
本冷凍装置Rでは、凝縮器3の下流側に、凝縮器3からの高圧の液冷媒を収容する受液器4が設置され、更に受液器4の下流側には、受液器4から出た液冷媒を空気と熱交換させて過冷却する空気過冷却熱交換器5が配置されている。凝縮器3および空気過冷却熱交換器5は、例えばクロスフィン型熱交換器で構成され、冷却ファン60により屋外空気が通風されて冷却される。
受液器4では、冷媒を液とガスとに分離して液冷媒を流出させるとともに、冷媒を溜める役割をもつ。つまり、運転状況によって冷媒が全て使われないときに、受液器4に冷媒が溜められる。
空気過冷却熱交換器5は、冷凍サイクルのエンタルピを増加させ、冷凍機ユニットRuの能力を向上させる。
<過冷却熱交換器6>
冷凍サイクルの主回路の空気過冷却熱交換器5の下流には、主回路を循環する高圧冷媒の一部を第2流路6bにより抜き出して減圧させた減圧冷媒と、冷凍サイクルの主回路の第1流路6aを通過して循環する高圧の液冷媒とを熱交換させる過冷却熱交換器6が設置されている。過冷却熱交換器6は、凝縮器3の下流側であって、受液器4および空気過冷却熱交換器5より下流側に配置されている。
過冷却熱交換器6は、空気過冷却熱交換器5と同様、冷凍機ユニットRuの能力を向上させる。
過冷却熱交換器6は、具体的には、主回路の流路の冷媒配管h5に連続して冷媒が流れる第1流路6aと、主回路の流路の冷媒配管h5から分岐する第2流路6bを有しており、例えばプレート式熱交換器で構成される。
過冷却熱交換器6において、主回路の第1流路6aを流れる冷媒と、主回路の冷媒配管h5から分岐した第2流路6bを流れる冷媒とが熱交換され、主回路の第1流路6aを流れる冷媒が、流量制御弁11で減圧される第2流路6bの冷媒により過冷却される。
<液冷媒冷却回路41>
過冷却熱交換器6において、主回路の第1流路6aを循環する高圧冷媒と熱交換された第2流路6bを通る減圧冷媒は、液冷媒冷却回路41を介して圧縮機1の中間圧部に注入される。即ち、圧縮機1の中間圧部には、インジェクションポート1p1が形成されており、液冷媒冷却回路41からの液冷媒は、配管41hを通じて、インジェクションポート1p1に注入される。
液冷媒冷却回路41には、圧縮機1の中間圧部(インジェクションポート1p1の配置箇所)への冷媒の注入量を制御する電子膨張弁などの流量制御弁11が設けられている。流量制御弁11は、流量調整可能な減圧手段として設けられており、主回路の冷媒配管h5からの分岐点b1と過冷却熱交換器6との間の第2流路6bに配置されている。液冷媒冷却回路41は、過冷却熱交換器6での過冷却度を制御して冷凍能力を調整するために設けられている。
<液インジェクション回路42>
本冷凍装置Rでは、液冷媒冷却回路41の他に、圧縮機1の過度な温度上昇を抑制するために、液インジェクション回路42が設けられている。
液インジェクション回路42は、一方端側が空気過冷却熱交換器5と前記過冷却器熱交換器6とを接続している主回路の冷媒配管h5に接続され、他方端側は液冷媒冷却回路41の配管41hに接続されている。これにより、液インジェクション回路42は、液冷媒冷却回路41と同一の配管41hで圧縮機1の中間圧部のインジェクションポート1p1に接続されている。
液インジェクション回路42には、キャピラリチューブなどの減圧器と開閉弁を組み合わせた減圧手段9が設けられている。減圧手段9は、電磁弁とキャピラリを組み合わせた手段や、流量制御弁である電子膨張弁何れでもよく、液インジェクション制御を実施する。
減圧手段9は、コントローラ16によって、圧縮機1からの圧力比ε(=圧縮機1の吐出圧力Pd/吸入圧力Ps)と液冷媒冷却回路の圧力比εinj(=圧縮機1の中間圧部の圧力Pdi/吸入圧力Ps)とを比較したり、圧縮機1から吐出される吐出ガス温度Tdに基づいて、制御される(詳細は後記)。
<油戻し回路17>
油分離器2と圧縮機1の吸入側(上流)の冷媒配管h3との間に接続される油戻し回路17は、油分離器2で分離された冷凍機油を、圧縮機1の吸入側の冷媒配管h3に戻すための回路であり、圧縮機1は冷凍機油により潤滑不良が抑制される。
油戻し回路17には、減圧手段10が設けられており、減圧手段10としては、開閉弁とキャピラリチューブなどの減圧器とを組み合わせたものなどが使用される。
<吸入圧力センサ14、吐出ガス温度センサ15、吐出圧力センサ19>
また、圧縮機1の吸入側の冷媒配管h3には、吸入圧力センサ14が設けられている。吸入圧力センサ14は、主回路の負荷である低圧機器Rtにおける負荷を検出するために設けられているものであり、圧縮機1の吸入側の冷媒の圧力を検出する。
圧縮機1の吐出側の冷媒配管h4には、圧縮機1で圧縮された高温、高圧のガス冷媒の温度と圧力を、それぞれ検出する吐出ガス温度センサ15と吐出圧力センサ19とが設けられている。
吐出ガス温度センサ15により、圧縮機1からの吐出ガスの温度を検出することにより、圧縮機1の温度を検出(推測)する。
<コントローラ16>
センサ(14,15,19)からの信号はコントローラ16に入力され、コントローラ16は、入力された信号などに基づいて、圧縮機1、液冷媒冷却回路41の流量制御弁11、液インジェクション回路42の減圧手段9、油戻し回路17の減圧手段10などを制御する。
コントローラ16は、マイクロコンピュータ、周辺回路などで構成される。コントローラ16において、制御プログラムが実行されることで、冷凍装置Rが制御される。
<液インジェクション回路42>
圧縮機1が高温になるのを抑制するための液インジェクション回路42の基本的な動作について、図1、図3に基づき説明する。
本冷凍装置Rでは、圧縮機1の起動時において、コントローラ16は、吸入圧力センサ14、吐出圧力センサ15による圧縮機1の吸入側、吐出側の冷媒の各圧力の検出値に基づいて、液インジェクション回路42に設けられている減圧手段9を制御する。
減圧手段9を開くと、空気過冷却熱交換器5から主回路の冷媒配管h5を流れる液冷媒の一部は、分岐点b2により、液インジェクション回路42に分流される。分流された液インジェクション回路42を流れる液冷媒は、減圧手段9で減圧された後、分岐点b3で、液冷媒冷却回路41に合流し、液冷媒冷却回路41を通して、圧縮機1の中間圧力部に設けられているインジェクションポート1p1に注入される。
<配管振動が起きる圧縮機1の運転範囲>
本願の技術課題である配管振動(配管41の振動)が起きる圧縮機1の運転範囲について、図2に基づいて説明する。
図2は、任意の冷媒に対する圧縮機1の運転範囲の一例を示している。図2の横軸は、圧縮機1が吸入するガスの吸入圧力Ps[MPa]であり、図2の縦軸は、圧縮機1が吐出するガスの吐出圧力Pd[MPa]である。図2において、実線の四角の範囲内が、圧縮機1の運転範囲であり、太破線より下の領域が液インジェクション不要領域であり、圧縮機1の運転範囲内かつ太破線より上の領域が、圧縮機1の運転範囲であって液インジェクションの必要領域である。図2のドットの帯状の領域Fが配管振動の発生領域である。
図2は、配管振動が起きる範囲が、圧縮機1が起動し始めの吸入圧力Psが下がる(プルダウン)時に、圧縮機1の運転範囲から見て顕著に発生し、その範囲が圧縮機1の運転範囲の一部と重なっていることを示している。
ここで、本冷凍装置Rの液インジェクション制御の判定値について説明する。
Pdi:圧縮機1の中間圧部の圧力、PL:液冷媒冷却回路41の圧力
εinj:液冷媒冷却回路41の圧力比、Ps:圧縮機1の吸入圧力
Pd:圧縮機1の吐出圧力
ε:(吐出圧力/吸入圧力)
とすると、配管振動が発生する条件(判定条件)は、圧縮機1の中間圧部の圧力Pdiが液冷媒冷却回路41の圧力PLより高い(1)式の場合である。
Pdi>PL (1)
Pdiは、(2)式の関係があり、
Pdi=εinj×Ps (2)
液冷媒冷却回路41の圧力PLを検出するためのセンサは原価アップに繋がるため採用せず、液冷媒冷却回路41の圧力PLに近い吐出圧力Pdにて代用し、
PL≒Pdに置き換えることで、(1)式は(3)式となる。
εinj×Ps>Pd (3)
(3)式を変形して、
εinj>Pd/Ps (4)
となり、この状態では減圧手段9は閉弁したままとする。つまり、(4)式が成立する場合、配管振動が発生するので、減圧手段9は閉弁し、液インジェクション回路42を閉じ、液インジェクションは遂行しないこととする。これにより、配管41hの振動は防止される。
εinjの値を、配管振動(配管41hの振動)の発生を防止するために減圧手段9を閉弁する判定基準値とする。εinjの値は、各条件で実測した結果からの最大値とする。
εinjの値は、予めコントローラ16に設定されている。
(4)式のεinjの値が大きくなる条件としては、圧縮機1の起動時において、圧縮機1の吐出圧力Pdが低く、圧縮機1の吸入圧力Psが高い時に発生する。一方、配管振動が起きる範囲は、図2から液インジェクションが不要の領域であることを示している。
<液インジェクション制御>
次に、圧縮機1の中間圧部に接続され、圧縮機1を冷却するための液インジェクション回路42の開閉(減圧手段9の開閉)に係る液インジェクション制御について説明する。
図3は、液インジェクション制御を示すフローチャートの例である。
なお、図3に示す液インジェクション制御を具現化する制御プログラムは、前記したように、コントローラ16に実装されている。
液インジェクション制御は、手段1〜3の3つの手段を有している。
液インジェクション回路42の減圧手段9は、閉弁されているものとする。
最初に、コントローラ16に吸入圧力センサ14の検出値(吸入圧力)Ps、吐出圧力センサの検出値(吐出圧力)Pd、吐出ガス温度センサの検出値(吐出ガス温度)Tdの情報が取り込まれる(図3のステップS101a、S101b、S101c)。
<液インジェクション制御の手段1>
手段1として、
停止中の圧縮機1が起動する際、コントローラ16で検出された吐出圧力Pdと検出された吸入圧力Psの圧力比εを計算する(ステップS102a)。
Pd/Ps=ε (5)
判定基準の液冷媒冷却回路の圧力比εinjの関係が、
εinj<ε (6)
となる運転範囲で、液インジェクション回路42を開くことにより圧縮機1の始動時の脈動増加を低減することができる。つまり、(4)式より、 εinj>Pd/Ps=ε の場合、すなわち、配管振動の発生する条件の場合に減圧手段9を閉弁して液インジェクション回路42を閉じて配管振動を抑制する。そして、(6)式の関係のとき、液インジェクション回路42を開いても、(4)式から配管振動の発生しない条件にあるので、配管41hの振動は発生しない。
そこで、ステップS103aで、εinj<ε であるか否か判定する。なお、εinjは、前記したように、コントローラ16に予め設定されている。
εinj<ε の場合(ステップS103aでYes)、配管振動が発生しない条件を満足するので、減圧手段9を開弁して液インジェクション回路42を開き、液インジェクションを遂行する(ステップS104)。
一方、εinj≧ε の場合(ステップS103aでNo)、ステップS103aの判定を継続し、減圧手段9は閉弁状態を継続し、液インジェクション回路42を閉じたままとし、液インジェクションは行わない。
ここで、液冷媒冷却回路41の圧力比εは液冷媒冷却回路41の圧力PL≒吐出圧力Pdと仮定した((1)、(3)、(4)式参照)。しかし、実際には液冷媒冷却回路41の圧力に補正値Pを加えることで、実際の液冷媒冷却回路41の圧力PLにより近くなる。
圧縮機1毎に、判定値は変わるため、ここでは補正値Pとし、補正値Pは、例えば圧縮機1の運転範囲の圧力条件におけるPL/Pdの圧力比の実機測定値を用いる。
P=PL/Pd (7)
そこで、 (6)式に補正値Pを加えて補正し、
εinj<ε×P (8)
となる。
(8)式を図3のステップS103aの判定で用いる方がより好適である。補正値Pを用いることにより、さらに安定した液インジェクションの制御の判定を得ることができる。
なお、補正値Pは、PL/Pdの圧力比の実機測定値の最小値が望ましい。
手段1により、配管41hの振動を抑制することができる。
<液インジェクション制御の手段2>
手段2として、停止中の圧縮機1が起動する際、圧縮機1からの吐出ガスの温度である吐出ガス温度Tdが、圧縮機1の温度の信頼性維持の閾値である吐出ガス設定温度Td0よりも高い場合(Td0<Td)、圧縮機1の温度が信頼性維持の点から問題である。
そこで、液インジェクション回路42を、減圧手段9を開弁して開くことにより、液冷媒を圧縮機1の中間圧部に供給し、吐出ガス温度Tdが高くなりすぎることを防止する。これにより、圧縮機1の始動時の信頼性が確保される。吐出ガス設定温度Td0は、圧縮機1の巻線温度、歯先の温度が、圧縮機1の信頼性保持の観点からの所定値以上の上昇を防止するための温度とする。吐出ガス設定温度Td0は、予め、コントローラ16に設定されている。
具体的な制御として、 Td0<Td であるか否か判定する(ステップS102b)。
Td0<Td の場合(ステップS102bでYes)、吐出ガス温度Tdが、圧縮機1の信頼性を確保する閾値の吐出ガス設定温度Td0より高く圧縮機1の温度が高いと考えられるので、減圧手段9を開弁して液インジェクション回路42を開き(ステップS104)、液インジェクションを遂行し、圧縮機1を冷却する。なお、この場合、図2の配管振動は起こらない領域にある。
一方、Td0<Tdでない場合(ステップS102bでNo)、圧縮機1の温度が高くないと考えられるので、ステップS102bの判定を継続する。減圧手段9は閉弁状態を継続し、液インジェクション回路42を閉じたままとし、液インジェクションは行わない。
手段2により、圧縮機1の過度な温度上昇を抑制し、圧縮機1の信頼性を向上できる。
<液インジェクション制御の手段3>
手段3としては、停止中の圧縮機1が起動する際、検出された吸入圧力Psが吸入圧力設定値Ps0より低い場合、液インジェクション回路42を開く制御とする。
図2を参照して、圧縮機1の運転範囲の一部の範囲にて液インジェクション不要領域があり、不要領域の一部分(図2の領域F)で配管振動が生じている。
圧縮機1の起動後、吸入圧力Psが所定の圧力に落ち着く際に、減圧手段9を開けた状態で、液インジェクション不要領域の配管振動発生領域(領域F)に入る危険性または、圧縮機1の低温状態から起動した場合における吐出ガス温度Tdの追従遅れによる圧縮機1の内部の温度上昇の危険性を考慮する。
その結果、この危険性を回避できる閾値である吸入圧力設定値Ps0を設けることで圧縮機1の始動時の信頼性を確保する。判定基準圧力値の吸入圧力設定値Ps0は、図2に示す液インジェクション不要領域と配管振動の影響の出ない範囲を両立した閾値の吸入ガス圧力値とする。なお、吸入圧力設定値Ps0は、コントローラ16に予め設定される。
図4は、時間経過に対する圧縮機1のオン・オフ(ON/OFF)、従来の液インジェクションの制御、本実施形態(本発明)の液インジェクションの制御、圧縮機1の吸入圧力Psの推移を示す図である。図4の横軸は、(経過)時間である。
図4のタイムチャートを参照して、本実施形態(本発明)では、圧縮機1の起動後(ON後)、吸入圧力Psが吸入圧力設定値Ps0より低下した後に減圧手段9を開弁することで、配管振動の影響と圧縮機1の信頼性を両立する。
これに対して、従来の液インジェクション制御は、吸入圧力Psに拘わらず、減圧手段9を開弁し、液インジェクションを行っていたので、上述の危険性が現実化し、配管振動が生じる可能性を有していた。
上述のことから、本制御では、図3のステップS102cで、Ps0>Ps であるか否か判定する。
Ps0>Ps の場合(ステップS102cでYes)、吸入圧力Psが、説明した危険性を回避できる範囲内にあるので、減圧手段9を開弁して液インジェクション回路42を開き、液インジェクションを遂行する(ステップS104)。
一方、Ps0>Psでない場合(ステップS102cでNo)、上述の危険性があるので、減圧手段9は閉弁状態を継続し、液インジェクション回路42を閉じたままとし、液インジェクションは行わない。そして、ステップS102cの判定を継続する。
手段3により、配管41hの振動を抑制するとともに、圧縮機1の問題となる温度上昇を抑制し、圧縮機1の信頼性を向上できる。
このように、手段1〜3の何れかの条件(図3のステップS103a、S102b、S102c参照)が成立した場合にて、液インジェクション回路42に設けている減圧手段9の開弁タイミングを制御することにより、圧縮機1の起動時の配管振動を抑制して、かつ圧縮機1の信頼性を維持したまま液インジェクション制御を行うことが可能となる。
以上のことから、本実施形態によれば、圧縮機1の起動時において圧縮機1の中間圧部の圧力と液冷媒冷却回路41の圧力の差が小さくなった場合に発生する圧縮機の脈動からくる配管41hの振動に対して、圧縮機1の起動時の液冷媒冷却回路41における液インジェクション回路42に設けている減圧手段9を開閉する条件を設定する。
そして、この条件を用いて、冷媒流量を制御することで、圧縮機1の起動時における圧縮機1の中間圧箇所からの脈動から発生する配管41hの振動を抑制することができる。
具体的には、圧縮機1の起動時において、液インジェクション回路42の減圧手段9を開弁するタイミングを、圧縮機1の運転範囲から圧縮機1の起動時の圧縮機1の中間圧部の圧力Pdiと液冷媒冷却回路41の圧力PLの差が小さくない運転範囲にて開弁することで、圧縮機1の起動時に発生する配管振動を抑制できる。
また、圧縮機1の閾値の吐出ガス設定温度Td0、吸入圧力設定値Ps0を用いて、液インジェクション回路42に設けている減圧手段9を開閉することで、圧縮機1の許容以上の温度上昇を抑え、圧縮機1の長期に亘る信頼性を確保できる。
この結果、圧縮機1の信頼性を維持するとともに、安定的な圧縮機1の起動制御を行って静粛性を図れる圧縮機1の始動制御を得ることができる。
なお、前記したコントローラ16は、ソフトウェアの少なくとも一部を、ハードウェアで構成してもよく、説明した機能を果たせれば、具体的形態は任意に選択できる。
以上、本発明の実施形態の説明は典型的であることを意図している。従って、本発明の範囲内で様々な修正と変更が可能である。すなわち、本発明の具体的形態は発明の趣旨を変更しない範囲において適宜、任意に変更可能である。
1 圧縮機(圧縮装置、冷凍サイクルの主回路)
1p1 インジェクションポート(圧縮装置の中間圧部)
3 凝縮器(冷凍サイクルの主回路)
6 過冷却熱交換器
6a 第1流路(冷媒配管)
7 減圧機構(冷凍サイクルの主回路)
8 蒸発器(冷凍サイクルの主回路)
9 減圧手段
11 流量制御弁(流量制御手段)
16 コントローラ(制御手段)
41 液冷媒冷却回路
42 液インジェクション回路
h1、h2、h3、h4、h5 冷媒配管
Pd 吐出圧力
Pdi 中間圧部の圧力
Ps 吸入圧力
Ps0 吸入圧力設定値
PL 液冷媒冷却回路の圧力
R 冷凍装置
Ru 冷凍機ユニット
Td 吐出ガス温度(吐出ガスの温度検出値)
Td0 吐出ガス設定温度(吐出ガス温度設定値)

Claims (2)

  1. 圧縮装置と、該圧縮装置で圧縮された高圧冷媒を凝縮させる凝縮器とが、該凝縮された高圧冷媒を減圧する減圧機構と、該減圧された低圧冷媒を蒸発させる蒸発器とに、冷媒配管で接続される冷凍サイクルの主回路と、
    前記冷凍サイクルの主回路を循環する高圧液冷媒の一部を抜き出して減圧させた減圧冷媒と前記主回路を流れる液冷媒とを熱交換させる過冷却熱交換器において、前記主回路を流れる液冷媒を過冷却すると共に、前記主回路の液冷媒を冷却した後の前記減圧冷媒を、前記圧縮装置の中間圧部に注入する液冷媒冷却回路と、
    前記過冷却熱交換器の入り側において前記抜き出されて前記液冷媒冷却回路を流れる液冷媒の流量を制御するとともに減圧して前記減圧冷媒とするための流量制御手段と、
    前記冷凍サイクルの主回路を循環する高圧液冷媒の一部を抜き出して減圧手段により減圧された減圧冷媒を前記圧縮装置の中間圧部に注入するための液インジェクション回路と、
    記液インジェクション回路に設けられている前記減圧手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    εinj<ε
    ここで、ε=前記圧縮装置の吐出圧力/前記圧縮装置の吸入圧力
    εinj=前記圧縮装置の中間圧部の圧力を前記圧縮装置の吸入圧力で割った値である予め設定された判定基準値
    であることを検出することにより、前記減圧手段を開弁する制御を行い、
    前記制御手段は、
    液インジェクションが不要かつ前記圧縮装置の中間圧部に接続される配管が振動する領域を回避する閾値である前記圧縮装置の吸入圧力設定値が予め設定され、
    前記圧縮装置の吸入圧力の検出値が前記吸入圧力設定値以上の場合、前記液インジェクションの減圧手段を開弁せず、
    前記圧縮装置の吸入圧力の検出値が前記吸入圧力設定値よりも低い場合、前記液インジェクションの減圧手段を開弁する
    ことを特徴とする冷凍機ユニット。
  2. 圧縮装置と、該圧縮装置で圧縮された高圧冷媒を凝縮させる凝縮器と、該凝縮された高圧冷媒を減圧する減圧機構と、該減圧された低圧冷媒を蒸発させる蒸発器とを、冷媒配管で接続して成る冷凍サイクルの主回路と、
    前記冷凍サイクルの主回路を循環する高圧液冷媒の一部を抜き出して減圧させた減圧冷媒と前記主回路を流れる液冷媒とを熱交換させる過冷却熱交換器おいて、前記主回路を流れる液冷媒を過冷却すると共に、前記主回路の液冷媒を冷却した後の前記減圧冷媒を、前記圧縮装置の中間圧部に注入する液冷媒冷却回路と、
    前記過冷却熱交換器の入り側において前記抜き出されて前記液冷媒冷却回路を流れる液冷媒の流量を制御するとともに減圧して前記減圧冷媒とするための流量制御手段と、
    前記冷凍サイクルの主回路を循環する高圧液冷媒の一部を抜き出して減圧手段により減圧された減圧冷媒を前記圧縮装置の中間圧部に注入するための液インジェクション回路と、
    記液インジェクション回路に設けられている前記減圧手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    εinj<ε
    ここで、ε=前記圧縮装置の吐出圧力/前記圧縮装置の吸入圧力
    εinj=前記圧縮装置の中間圧部の圧力を前記圧縮装置の吸入圧力で割った値である予め設定された判定基準値
    であることを検出することにより、前記減圧手段を開弁する制御を行い、
    前記制御手段は、
    液インジェクションが不要かつ前記圧縮装置の中間圧部に接続される配管が振動する領域を回避する閾値である前記圧縮装置の吸入圧力設定値が予め設定され、
    前記圧縮装置の吸入圧力の検出値が前記吸入圧力設定値以上の場合、前記液インジェクションの減圧手段を開弁せず、
    前記圧縮装置の吸入圧力の検出値が前記吸入圧力設定値よりも低い場合、前記液インジェクションの減圧手段を開弁する
    ことを特徴とする冷凍装置。
JP2013222668A 2013-10-25 2013-10-25 冷凍機ユニットおよび冷凍装置 Active JP6267483B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013222668A JP6267483B2 (ja) 2013-10-25 2013-10-25 冷凍機ユニットおよび冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013222668A JP6267483B2 (ja) 2013-10-25 2013-10-25 冷凍機ユニットおよび冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015083907A JP2015083907A (ja) 2015-04-30
JP6267483B2 true JP6267483B2 (ja) 2018-01-24

Family

ID=53047583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013222668A Active JP6267483B2 (ja) 2013-10-25 2013-10-25 冷凍機ユニットおよび冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6267483B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109945442A (zh) * 2019-03-31 2019-06-28 邯郸美的制冷设备有限公司 空调器、空调器的控制方法及计算机可读存储介质

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10132401A (ja) * 1996-11-01 1998-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多段冷媒圧縮機の制御装置
JP2002130850A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Hitachi Ltd 冷凍装置
EP2153139A4 (en) * 2007-05-23 2012-10-10 Carrier Corp REFRIGERANT INJECTION OVER THE CRITICAL POINT IN A TRANSCRITICAL REFRIGERANT SYSTEM
JP5355016B2 (ja) * 2008-10-01 2013-11-27 三菱電機株式会社 冷凍装置及び熱源機
JP6134477B2 (ja) * 2012-01-10 2017-05-24 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 冷凍装置及び冷凍機ユニット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109945442A (zh) * 2019-03-31 2019-06-28 邯郸美的制冷设备有限公司 空调器、空调器的控制方法及计算机可读存储介质
CN109945442B (zh) * 2019-03-31 2021-04-27 邯郸美的制冷设备有限公司 空调器、空调器的控制方法及计算机可读存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015083907A (ja) 2015-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6292480B2 (ja) 冷凍装置
TWI522585B (zh) Refrigeration unit and freezer unit
JP5932971B2 (ja) 冷凍装置及び冷凍サイクル装置
JP2007139225A (ja) 冷凍装置
JP6264688B2 (ja) 冷凍装置
JP6814974B2 (ja) 冷凍装置
JP5783783B2 (ja) 熱源側ユニット及び冷凍サイクル装置
JP2015148406A (ja) 冷凍装置
JP5449266B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP2013117365A (ja) 空気調和機
JP2019035579A (ja) 冷凍装置
JP5975742B2 (ja) 冷凍装置
JP2011007482A (ja) 空気調和装置
JP6267483B2 (ja) 冷凍機ユニットおよび冷凍装置
CN106796056B (zh) 冷冻循环装置
JP6048549B1 (ja) 冷凍装置
JP6449979B2 (ja) 冷凍装置
JP6555584B2 (ja) 冷凍装置
JP4859203B2 (ja) 冷凍装置及びその運転制御方法
JP6590945B2 (ja) 冷凍装置
JP2014070829A (ja) 冷凍装置
JP5483129B2 (ja) 二元冷凍装置の立ち上げ制御方法
JP7179445B2 (ja) 冷凍サイクル装置
WO2013014896A1 (ja) コンデンシングユニットセット
JP2008309478A (ja) 過冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160407

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160427

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170321

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170328

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170621

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20171011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6267483

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150