JP6267219B2 - 適合した(極大化又は極小化した)等価レーダー断面積を有する扁平二面形状の装置 - Google Patents

適合した(極大化又は極小化した)等価レーダー断面積を有する扁平二面形状の装置 Download PDF

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Description

本発明の技術分野は、2つのプレートを含む二面形状(dihedral shaped)の、又は二面体(dihedral)装置に関するものである。より具体的には、本発明は、扁平化された二面形状(すなわち2枚のプレートが、互いの角度がπ−2αであって、0<α<π/4となるように形成する二面角又は二面体(dihedron))を有する装置のモノスタティック構造における(極大化又は極小化した)等価レーダー断面積(RCS:radar cross-section)の適用の技術に関する。
本発明は、対象におけるRCSを適合(特に極大化、又は、極小化)することが要求される様々なアプリケーションに使うことができる。RCSを極大化することで、モノスタティックレーダーによって非常に容易に対象を検出できるようにしている。本発明は、車の衝突防止レーダーによる検出を容易にするために、例えば自転車に使うことができる。同様のアプリケーションは、沿岸のレーダーか、他の船に載せたレーダーによる船(セールボートのような特に小型船)の発見を可能とする。ここでもまた、コンパクトなシステムを使うことによって衝突を防ごうとすることができる。一般に、どのような配向の入射波にも必ず合うシステムを要求しているすべてのアプリケーションは、RCSを極大化しようとするときに本発明に関係してくる。すなわち無線周波数、追跡システム、RCSのアジリティーなどに関係するアプリケーションである。RCSを極小化する場合、本発明はステルスアプリケーションを達成することを可能にする。このことは、レーダーによって対象を発見することを困難にしようとする。
[RCSの極大化]
RCSの極大化(すなわち大きなRCSを達成すること)に用いられる第1の先行技術の解決法は、金属の二面体の使用からなる。
図1Aと図1Bは、異なる入射角βに対してπ/2の内部的二面角(金属二面体1を形成している2枚のプレート2、3の間の角度)を有する、金属二面体1の主要部を示している。(図1Aではβ=0であり、図1Bではβ≠0である)。言い換えると、2枚のプレート2、3は、互いにπ−2αであって、α=π/4となる角度を形成する。
入射波は、金属二面角の各金属表面2、3における二重の反射を介して、来た方向に反射されることを看て取ることができる。デカルトの反射の法則の効果によって、対象物(金属二面体)のRCSを極大化するのが、この2度の正反射である。この作用は、光学におけるレトロリフレクター(retro reflector)によるものと似ている。この原則は、多様な入射角β(主要ローブ(major lobe)では±約15°)においても同様である。言い換えると、金属二面体の興味深い特性は、入射角ゼロの構成における入射方向に対して約±20°という入射角βの変化に対して、ほぼコンスタントなRCS(最大RCSに関する3dBの変化)を有しているということである。
この第1の先行技術による解決法は、大きな欠点を有している。これは、2枚の金属版(例えばL×Lの寸法を有する)は、二重反射メカニズムが効果的なものとなるためにπ/2の角度を形成しなくてはならないという欠点である(すなわちそのためには反射角と同等な入射波の角度となりうる。)。このことは結果として、3Dの対象物に深さ(P=L/√2)(図1A参照)という比較的大きなスペースを要求することになる。
第2の解決手段は、バンアッタアレイ(Van Atta array)の使用によって構成される。この場合、1枚のプリントされたアレイ(格子)となる。しかしながらこのようなアレイでは、アレイの異なる要素間に配線が印刷されていることが要求される。これらの配線は、寄生放射(parasitic radiation)とデザインの複雑化という欠点を生じる。
第3の先行技術による解決法は、ヘテロダインレトロディレクティブアレイ(heterodyne retrodirective array)タイプの再送信信号に位相共役(phase conjugation)の原理を使う構造体の使用からなっている。これらの構造体は、これら(ローカル発振機(oscillator)が受信する信号の2倍の周波数で発振するように増倍する)能動構造に基づいているため、さらに実施が困難である。
[RCSの極小化]
モノスタティックレーダーの場合には、様々な既知の対象物(及びそれにおける二面体)のRCSを減らす技術がある。第1群の方法としては、二面体の面における表面インピーダンス(surface impedance)を変更する。例えば、二面体の面上に吸収材料(absorbent material)を堆積させる。これにより反射のメカニズムは、吸収材料の存在によって弱まる。
我々は、レーダーによって放射された波を吸収する材料(RAMs(Radar Absorbent Materials)、又は、レーダー吸収材料とも言う)もまた言及しなくてはならない。これらのRAMsは、内部に電磁波を吸収する(例えば磁性材料)混合剤の数層の不均質構造(heterogeneous structure)を有していると説明されている。
もう1つの、素材による波の減衰方法は、素材の中の入射電磁波を特定の幾何学形状手段によりトラッピング(trapping)することである。この幾何学形状は、グラウンドプレーン(ground plane)と、与えられた厚さで規定されている(ソールズベリースクリーン(Salisbury screen))。
最終的に、これらそれぞれの素材の反射の総和が相殺的となるように、異なるタイプの素材を組み合わせること(例えばAMC(Artificial Magnetic Conductor)タイプの構造と、PEC(Perfect Electric Conductor)タイプの構造による組み合わせ)もまた可能である。
したがって、簡単に上記した、モノスタティックレーダー構成におけるRCSを減らすための全ての解決方法は、特別な吸収特性を有する素材か、素材の層の特定の幾何学的配置による入射電磁波の吸収に基本的に基づいている。
本発明の少なくとも1つの実施形態は、特に先行技術の異なる欠点の克服を目的としている。具体的には、二面体におけるスペースの要求が、古典的な金属二面体のそれよりも小さくなり、このうち2枚のプレートが互いにπ/2の角度を形成する、扁平な二面形状(すなわち二面体の形状における2枚のプレートが互いにπ−2αであって、0<α<π/4となる角度を形成する)、を有する装置における等価レーダー断面積(RCS)を適合(極大化又は極小化)させる技術を提供するのが、本発明の少なくとも1つの実施形態における目的である。
また、本発明における少なくとも1つの実施形態においては、異なるアレイ要素間の相互接続線の不要な(バンアッタアレイとは異なる)技術の提供を目的としている。
本発明の少なくとも1つの実施形態におけるもう1つの目的は、完全に受動的な構造(ヘテロダインレトロディレクティブアレイ(heterodyne retrodirective arrays)の場合と異なる)を使用する技術を提供することであり、それゆえこれを簡素化し、安価にし、エネルギーの観点で完全に自立的なものにする。
本発明における少なくとも1つの実施形態におけるもう1つの目的は、マルチ周波数機能(multi-frequency functioning)(例えば、いくつかの、可能性としては分離した作動周波数において機能とする)を可能にする技術を提供することである。
最後に、本発明における少なくとも1つの実施形態におけるもう1つの目的は、簡単に実行できて、コストのかからない技術を提供することでもある。
本発明における少なくとも1つの実施形態におけるもう1つの目的は、時間に応じて変調可能なRCS(例えばRCSアジリティーを有する技術)を提案する技術を提供することである。
本発明の二面形状の装置における1つの特定の実施形態は、2枚のプレートを含み、互いの角度がπ−2αであって、0<α<π/4となるように形成されることを特徴とする装置として提案される。各プレートは、少なくとも1つの誘電層と放射素子のアレイとを有するグラウンドプレーンを含み、ここで、入射波は、両方のプレート上での二重の反射を介して装置により反射されるものである。各プレートのそれぞれの放射素子のアレイは位相シフトを生み出すことを可能とし、外から二面角の中心へ向かって2枚のプレートの交差点の軸に垂直な軸をたどって所定の位相法則に従ってある所与の作動周波数のために正反射からの偏向(deviation)を導入することを可能にする。
したがって本発明のこの特定の実施形態は、放射素子の二つのアレイ(二面体の2つのプレートにそれぞれ1つの)を用い、同じ位相法則を用いるが異なる向きに適用する(各アレイが二面体の外から中心へ位相シフトをつくる)全く新規で発明的なアプローチに関するものである。それぞれのアレイは正反射に対する付加的な偏向を導入する。それゆえに、(反射板が形成する)2枚のプレート間のアパーチャー(aperture)の角度π−2αがいくらであるかにかかわらず、入射波の再放射の方向のコントロールを可能にする。
この効果的な操作は、十分小さな角度α(すなわちとても開いた構造)を保つことができる(アプリケーションによってRCSは大きく、又は小さくなる)。したがって、扁平二面体構造が達成され、そしてその深さはより小さくなる。(例えば、図1Aに示す古典的な金属二面体のための深さP=L/√2の代わりに、図2に示すプレートの寸法がL×Lで深さがP’=L.sin(α))。したがって、本発明における1つのオリジナルな特徴は、この構造体がほとんど平らであるという事実に関連する(もしこれが、バンアッタアレイのように完全に平らでなければ)、しかし放射素子に付加的な配線を必要としない(バンアッタアレイの場合と異なる)。
さらに本発明におけるもう1つのオリジナルの特徴は、いくつかの特別な異なった目的(例えば、装置のRCSを増やす、装置のRCSを減らす、又は時間に応じて可変なRCSを達成する実施形態)のアプリケーションを可能にする。
第1の特定の実施形態として、前述した位相シフト法則は、装置における等価レーダー断面積を増やすために、この装置が入射波を来た方向に反射することを可能にする。
1つの特定の態様によれば、これらの(前述した入射波を受ける)2枚のプレートの表面に垂直に入射波は角度αを形成する。また、正反射に対する偏向は、二面体の中心に向かってπ/2−2αである。
入射波が、該入射波を受ける2枚のプレートのうちの各1枚の表面に対する垂直と角度αを形成するように、位相法則は次のように表わすことができる。
Figure 0006267219
ここで、k=2πc/fは、作動周波数がfであるときの波動であり、dはアレイのピッチである。
第2の特定の態様としては、前述した位相法則は、装置における等価レーダー断面積を減らすために、この装置が入射波の来る方向と異なる方向へ反射させることを可能にする。
第3の特定の態様としては、前述した位相法則を時間に応じて変えることで、この装置の等価レーダー断面積を時間の関数として可変にする手段を含む。
1つの特定の態様によれば、前記放射素子はそれぞれ可変位相シフトを導入する放射素子であり、その中に有する前記変更手段はそれぞれの放射素子におけるアレイのために、それぞれが前記放射素子の位相シフトをコントロールする複数の能動回路(111)を含む。
本発明は、上述した異なった特定の態様のためのその他の特徴もまた提案する。
1つの特定の態様によれば、放射素子はそれぞれのプレートで、前記少なくとも1層の導電層にプリントされた放射素子である。
1つの特定の態様によれば、前記放射素子のそれぞれのアレイについて、2枚のプレートの交差軸に垂直な軸に沿って二面体の外から中心に向かった放射素子の少なくとも1つの寸法の変更によって、2つの連続する(隣接する)放射素子の間の位相シフトが得られる。
1つの特定の態様によれば、放射素子のそれぞれのアレイのピッチがλ/2よりも小さいものであって、λが作動長さとなる。
1つの特定の態様によれば、それぞれのプレートが少なくとももう1つの放射素子のアレイを含み、もう1つの与えられた作動周波数のための正反射に対する偏向を導入することを可能にしている。したがって、作動可能な周波数の数は増える(マルチ周波数オペレーション)。
1つの特定の態様によれば、放射素子はそれぞれ固定の位相シフトを導入する放射素子である。この場合、装置は完全に受け身の構造になる(先行技術におけるヘテロダインバックファイヤーアレイ(heterodyne backfire arrays))とは違い、とてもシンプルな構造になり、安価になり、エネルギーの観点で完全に独立する。
本発明におけるその他の特徴と有利な点は、以下の記述から表す。これは本発明における例示による方法であって、全ての例ではなく、添付した図面によって行う。
上に記載した先行技術であり、古典的な金属二面体における反射の原理を示す。 本発明のある特定の態様による、二面形状の装置又は二面体装置の側面図を示す。 本発明のある特定の態様による、二面形状の装置又は二面体装置の斜視図を示す。 位相シフトアレイ(phase shifter array)の位相法則と、垂直入射(入射角βがゼロ)の平面波の様子を示す。 垂直入射の波の構成に対する位相遅れを入射波が有する場合の、図4の位相シフトアレイの作用を示す。 垂直入射の波の構成に対する位相進みを入射波が有する場合の、図4の位相シフトアレイの作用を示す。 垂直入射する平面波に対して、図2の装置における等価バックプレーンの作用について示す。 入射波が装置の左側プレート(パネル)上に垂直入射する構成について位相を遅らせることを提供した際の、図2の装置の作用を示す。 入射波が装置の左側プレート(パネル)上に垂直入射する構成について位相を進ませることを提供した際の、図2の装置の作用を示す。 2つの可能な周波数を有する図3の装置の1つの変形例を示す。 時間によって位相を変える手段を含む、図3の装置のもう1つの変形例を示す。
本願の全ての図において、同一の要素には同じ参照番号を記載している。
[本発明における原則]
本発明において、二面形状の装置の各プレートに、要求された反射のための位相法則を作り出すのは、反射アレイにおける異なる放射素子間の位相シフトの適用である。実際、位相シフトは、正反射に対する偏向の導入を可能とする各プレートによって作り出される。したがって、2枚のプレート(反射プレート)間のアパーチャー(aperture)の角度π−2αにかかわらず、装置における再放射の方向のコントロールが可能となる。したがって、小さな角度α(すなわちとても開いた構造体)であっても、効果的なオペレーション(例えば、大きなRCS)を保つことが可能となる。つまり、扁平な二面体上にプリントされた構造が得られ、それによりその深さが制限される(図2のP’=L.sin(α)を参照)。
以下の記述において、装置の等価レーダー断面積(RCS)を増大させるために、位相法則によって、この装置が入射波を来た方向へ反射することを可能にするという特定のケースについて、より詳細な説明を提供している。
ここで、図2と図3を参照し、本発明の1つの実施態様における二面角装置10を説明する。
装置10は、互いにπ−2αの角度を持つ、0<α<π/4となる2枚のプレート11aと11bを含んでいる。それぞれのプレート11aと11bは、グラウンドプレーン12a、12bと、誘電層13a、13bと放射素子14a、14bのアレイ(リフレクターアレイともいう)とを含んでいる。それぞれのアレイにおいては、放射素子は誘電層にプリントされている。
1つの代替的な実施態様としては、それぞれのプレートはいくつかの誘電層を含んでいる。図2及び図3の例においては、1つの誘電層の表面上から放射素子が1つの層に分離されている。もう1つの代替的な実施態様としては、放射素子はいくつかの層の上に分離される(これは、帯域幅を増やすための、リフレクターアレイ技術における古典的な構成である)。
入射波は、2枚のプレート11a、11b上の二重反射によって反射される。入射波の伝播ベクトル(wave vector)は、二面体10の2枚のプレートに同時(simultaneously)に垂直である平面に包含されているものと仮定する。
それぞれのプレート11a、11bの放射素子14a、14bのアレイは、2枚のプレートの交差の軸16に対して垂直な軸(左側プレートの15aと右側プレートの15bを参照)に沿って外から二面体の中心へ、与えられた作動周波数について正反射に対する偏向の導入を可能にする所定の位相法則に則った位相シフトを生み出す。
図2及び図3の例では、それぞれのプレートにおいて、二面体の中心に向かって(左側のプレート11aにおいては左から右へ、右側のプレート11bにおいては右から左へ)放射素子のサイズが減少することによって、位相シフトが得られる。それぞれのプレートにおいて、位相法則はこの場合、二面体の中心部に向けて増加するネガティブ位相シフトと同様である。2枚のプレートの放射素子14a、14bのアレイによって作られた位相シフトは、それ故に互いに反転する。したがって、それぞれのアレイの異なる素子14a、14b間の位相シフトの適用によっては、二重反射に関与する2面(平面11a、11b)間の直交性の制約から解放されると同時にRCSが極大化される。
図2及び図3の例においては、それぞれアレイ14a、14bにおける位相シフトは、単に放射素子の幾何学形状に変化を加えることによって作られる。すなわち(古典的なアレイの場合と同じようにすべて同一の放射素子を使用する代わりに)放射素子の少なくとも1つの寸法に変更を加えることによる。
図2及び図3の例においては、アレイ14a、14bにおける放射素子は長方形のパッチ(patches)になっている。しかしながら、要求された位相シフトを達成するために使うことができる放射素子の形態は、他にも多数ある(例えば、環状パッチ、円形パッチ、スロットローデッド(slot loaded)パッチ、スタブローデッド(stub loaded)パッチ等)。いずれの場合においても、要求された位相シフトを作り出すため、アレイ14a、14bの表面上の放射素子の1または2以上の寸法に変更を加える。
[覚え書き:単一反射板における位相法則]
図4に示すように、アレイの素子が垂直入射の平面波によって照射(illuminate)されているとき、平面波は、アレイにおける素子の位相シフトによる反射の偏向を受ける。したがって、アレイの素子のサイズとアレイのピッチdとによって、位相法則を決めるために、アレイにおける2つの連続する(隣接する)素子間の位相シフトを決定する。
もし、入射波の方向が位相シフトアレイの面に対して直角(入射角βが0°)ならば、φの方向(φは、図4に放射要素のサイズの減少とともに示す偏向の側において、正の角度を成している)に反射した波の方向が見られ、連続する素子の間の位相シフトγは以下の関係で説明される。
Figure 0006267219
ここで、k=2π/λ=2πc/fは、作動周波数fにおける波数であり、dは素子間の距離(inter-element distance)(アレイのピッチ)である。
もし、入射角βの角度が0°と異なる場合は、2つの例は以下のように表される。
ケース1(図5参照):入射角βによって、波が垂直に入射する構成に対して付加的な位相遅延を導入する。新たな位相法則γは以下のように表わすことができる。
Figure 0006267219
このとき、φは垂直入射(図4参照)の波の反射波の偏向に対応する。
ケース2(図6参照):入射角βによって、波が垂直に入射する構成に対して位相を進ませる。新たな位相法則γは以下のように表わすことができる。
Figure 0006267219
このとき、角度φは、ケース1の場合と同じ意味である。
[課題における幾何学形状]
図7は、図2における装置10の、装置の後方の等価平面に対して垂直に入射する平面波のオペレーションを図示している。
この図7は、つまり、入射波が後方の平面に垂直なとき「扁平化された(flattened)」二面体として知られる二面体における問題の幾何学形状を説明している。すなわち入射波が、位相シフトアレイの左側プレート11aの表面の垂直方向(入射波を受ける2枚のプレート11a、11bにおける、プレート11aの表面に垂直)に対して角度αを形成する場合である。この構成は「ゼロ入射構成(zero incidence configuration)」と呼ばれている。
この例では、二面体から出ていく波が入射波と同じ方向に反射するように、二面体に入ってくる波が異なる角度(複数)の偏向を受けることを表している。この目的のために、プレート11aと11bのそれぞれ2枚は、2つの条件が確認されなければならない。
・2つの連続した素子(構造体における外から中心への)の間の位相シフトは、位相法則γで説明される遅延と対応していなければならない。
・この遅延は、角度αの大きさに従って調整され、二面体の内側に向かって、正反射に対する対応する偏向は(π/2−2α)に固定されていなくてはならない。(図7において、参照線71aは、左側プレート11aの正反射の軸を表し、参照線71bは、右側プレート11bの正反射の軸を表している。
2枚のそれぞれのプレート11a、11bにおける位相法則は、すでに上に定義したk0とdとともに以下のように表される。
Figure 0006267219
正反射に対するビーム(beam)の付加的な偏向を導入する際に、それぞれのプレート11a、11bにおけるアレイ14a、14bによって適用されたこの位相法則は、二面体におけるアパーチャーの代替を可能とする。
[入射角βの変形の限度]
上述した、二面体への照射波(ray)の入射角度を0°とは異なる偏向角βにできることについて、さらに示す。2つの例が、説明が必要な二面体の構成に適用できる。
図8は、ケース1(すなわち入射波が左側プレート(パネル)11aに、垂直波の構成に対する位相の遅れを導入するとき)における図2の装置の作用を示している。第1の例では、ゼロ入射角(β=0)における構成に対して、左側のプレート11aに図5の現象が認められる場合と、右側のプレート11bに図6の現象が認められる場合とが考えられる。
図9は、第2の例における図2の装置の働きを示している。すなわち入射波が装置10の左側プレート(パネル)11aの垂直入射の構成に対して位相を進める場合である。この第2のケースでは、ゼロ入射(β=0)の構成に対して左側のプレート11aに図6の現象が認められる場合と、右側のプレート11bに図5の現象が認められる場合とが考えられる。言い換えると、補助的な位相の遅れと進みの現象は、第1の例を置換したものである。
上述した第1と第2の例(図8と図9で示した)では、βがゼロでないとき、第1のパネル11a(左側のパネル)による反射波は、第2のパネル(右側のパネル)によって遮られるべきであり、収束するべきではない(誘電体により反射された照射波についての反射の角度)。この制約は、αが小さいほど厳しくなる(例えば、α=10°に対して、βの最大値は0.89°となり、α=22.5°に対しては、βの最大値は4.85°となる。)。
言い換えれば、二面角効果を保存し、反射アレイが斜めの入射角に届かないようにするためには、角度βには制限がある。(この影響は、古典的な二面体にもまた存在することが思い起こされる。)そして、二面体はアパーチャーの角度によって特徴づけられると言われている。このアパーチャーの角度は、二面体のアレイを作ることで大きくすることができる。したがって、本発明によるコンパクトな二面体10を得ることは、全く適切なこととなる。
[各リフレクターアレイの放射素子の形状]
それぞれのリフレクターアレイ14a、14bを構成する放射素子(セルともいう)として、多数の形状(環状素子、円形素子、長方形素子、正方形素子)から選ぶことが可能である。セル形状は基本的に、様々なセルのサイズによって達成されることができる位相シフトのトータルレンジの機能と、位相シフト法則の周波数挙動とによって選択される。シミュレーションを使うことで、環状セルは、最広域のレンジの周波数における可能な限り最良な線形の位相シフトの最大限の偏向量(excursion)を得ようと探したときに、良い妥協案であることが示されている。
[各リフレクターアレイのピッチ]
リフレクターアレイ14a、14bのそれぞれのピッチは、できる限りサイドローブ(特にアレイのローブ)のレベルの増大を制限するように選ばれる。したがって、このピッチは、λ/2よりも小さなものが選ばれる(このときλは作動波長(working wavelength)である)。
しかしながら、このアレイのピッチは、もしセル間の位相シフトに多様な変形の可能性を持たせようとして探すなら、小さ過ぎないほうがよい(バリエーションは、サイズにより定められる)。この選択はアレイピッチλ/2とλ/3との間のシミュレーションの比較に基づいている。シミュレーション結果は、アレイピッチλ/2の場合よりもサイドローブのレベルを下げることから、アレイピッチがλ/3であることが好ましいことを示している。
[各リフレクターアレイのサイズ]
それぞれのリフレクターアレイ14a、14bのサイズ(それぞれのパネル11a、11bのサイズ)は、装置10(2つのリフレクターアレイを持つ二面体)の最大RCSレベルに影響する。それゆえ、アレイのサイズとRCSの最大レベルとの間には、妥協が見出されなくてはならない。ある金属二面体について、RCSが最大であるとして、比較は同サイズの金属二面体との間で行うことができる。
[帯域幅の改良]
全てのアレイが周波数選択的な素子を有する場合においては、上記に提案された解決方法における帯域幅は制限される。
しかしながら、多数のアプリケーションにおいて帯域幅は問題とはならない。例えば、自動車の衝突防止レーダーにおいては、使用する周波数は既知であり、固定されている。したがって、広帯域は必要不可欠ではない。識別タイプのアプリケーションのケースにおいてもまた同じである。
もし、マルチ周波数オペレーション(すなわち異なる(分離可能な)周波数での操作が可能である)を達成することが要求されている場合、それぞれのプレート11a、11bは、もう1つの与えられた周波数のために、例えば正反射からの偏向を導入することを可能にする、少なくとももう1つの放射素子のアレイを含んでいる。言い換えると、それぞれのプレートは、Nが2以上の整数であるとして、個々に異なる作動周波数を有するN個のリフレクターアレイを含みうる。ある所与の変動性の法則に従って、アレイのピッチを変化させることの可能性についてもまた留意しなくてはならない。
図10は、2つの作動周波数(N=2)を有する図3の装置の変形例を示している。
・第1は、アレイ14a、14bに依存する。(図3の長方形の放射素子を有するものと同一である。)
・第2は、放射素子14a’、14b’における第2のアレイに依存する。(円形パッチである放射素子を有する。)
もし、広帯域のオペレーションを得ようとするならば、それぞれのプレートに放射素子の単一アレイを設けることでも十分だが、基礎となる素子は広帯域でなくてはならない。この作用は、素子の幾何学形状の適用によって得られる(例えば、素子がいくつかの共振回路、同じ層上、あるいは複数の層構造上にプリントされたものなどがある)。
[第1の変形例:RCSの極小化]
アレイの位相法則の改良によって、RCSを極大化する代わりに、極小化することが可能にとなる。モノスタティック構成のレーダーの場合と異なる方向に入射波を送り返すステップが、用いられる。この拡張は、ステルスアプリケーションの達成を可能にする。
[第2の変形例:時間に対する位相法則の変更]
(図11に示された)第2の変形では、装置は位相法則を時間に応じて変えるための手段を含み、したがって時間(RCSのアジリティー)に応じて装置におけるRCSを変える。それぞれのアレイ14a、14bによって造られた位相シフトは、例えば能動回路(位相シフト回路)111によってコントロールされる。この場合、放射素子はそれぞれが可変な位相シフト(そしてもはや、図2、3、7〜9の例に合った位相シフトではない)を導入する放射素子である。そして(それぞれの放射素子におけるアレイの)改良手段は、放射素子におけるそれぞれのアレイと、それぞれが放射素子のうちの1つの位相シフトをコントロールする複数の能動回路111とを含む。この複数の能動回路は、入力において構築された装置のRCSの要求された変更を示す値を受け取る適切なコマンド装置113(例えばプロセッサー)によってそれ自体がコントロールされている。このようなRCSのアジリティーは、例えばその装置(二面体)のシグニチャー(signature)を表すことを可能にし、それによってその識別を容易にする。
10 二面形状の装置
11a、11b プレート
12a、12b グラウンド平面
13a、13b 誘電層
14a、14b 放射素子

Claims (10)

  1. 2枚のプレート(11a、11b)を含み、互いの角度がπ−2αであって、0<α<π/4となるように形成され、各プレートは、少なくとも1つの誘電層(13a、13b)と放射素子(14a、14b)のアレイとを有するグラウンドプレーンを含み、ここで入射波は、両方のプレート上での二重の反射を介して反射され、
    第1のプレートの射素子の第1のアレイは、第1の位相シフトを生み出すことを可能とし、前記第1のプレートの外から二面角の中心へ向かって2枚のプレートが交わる軸に垂直な第1の軸をたどって所定の位相法則に従うものであり、
    第2のプレートの放射素子の第2のアレイは、第2の位相シフトを生み出すことを可能とし、前記第2のプレートの外から二面角の中心へ向かって2枚のプレートが交わる前記軸に垂直な第2の軸をたどって前記所定の位相法則に従うものであり、
    前記第1のアレイと前記第2のアレイとによって生じた前記位相シフトは、ある所与の作動周波数のために正反射に対する偏向を導入することを可能にする二面形状の装置(10)。
  2. 入射波が、該入射波を受ける2枚のプレートのうちの各1枚の表面に対する垂直方向に対する角度αを形成し、位相法則は、以下のように表わされ、
    Figure 0006267219
    ここで、k=2π/λ=2πc/fは作動周波数がfのときの波数であり、前記装置の等価レーダー断面積を増やすために、正反射に対する前記偏向が二面角の中心に向かってπ/2−2αとなるように、入射波を来た方向に反射する請求項1に記載の装置。
  3. 入射波が、該入射波を受ける2枚のプレートのうちの各1枚の表面に対する垂直と角度αを形成し、位相法則は、以下とは異なり、
    Figure 0006267219
    ここでk=2π/λ=2πc/fは作動周波数がfのときの波数であり、前記装置の等価レーダー断面積を減らすために、前記装置が入射波を来た方向と異なる方向に反射する請求項1に記載の装置。
  4. 前記位相法則を時間に応じて変更する手段(111、113)を含み、装置の等価レーダー断面積を時間に応じて可変にする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記放射素子は、それぞれ可変位相シフトを導入する放射素子であり、その中に有する前記変更手段は、それぞれの放射素子におけるアレイのために、各々が前記放射素子の位相シフトをコントロールする複数の能動回路(111)を含む請求項4に記載の装置。
  6. それぞれのプレートで、放射素子が前記少なくとも1層の誘電層にプリントされた放射素子である、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記放射素子のそれぞれのアレイについて、2つの連続した放射素子の間の位相シフトを、2枚のプレートの交差の軸に垂直な軸をたどって二面角装置の外から中心に向って放射素子の少なくとも1つの寸法を変更することによって得るものである、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の装置。
  8. 放射素子のそれぞれのアレイのピッチが、λ/2よりも小さく、かつλが作動波長である、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の装置。
  9. それぞれのプレートが、放射素子(14a’、14b’)の少なくとももう1つのアレイを含み、もう1つの与えられた作動周波数のために正反射に対する偏向を導入することを可能とする、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 放射素子はそれぞれ一定の位相シフトを導入する放射素子である、請求項1乃至請求項3、又は、請求項6乃至請求項9のいずれか1項に記載の装置。
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