JP6266731B1 - 回転翼機 - Google Patents

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Abstract

【課題】左右の回転翼の姿勢を簡便な構成により良好に切り替えることができる回転翼機を提供する。【解決手段】第1回転部51の一端51aは、第1ロータユニット10の筐体10aに固定されている。第2回転部61の一端61aは、第2ロータユニット30の筐体30aに固定されている。第1回転部51の第1内側空間および第2回転部61の第2内側空間には、連結シャフト85が挿通されている。規制部70は、第1および第2回転部51、61のそれぞれが姿勢変更軸50aを中心として回転するように、第1および第2回転部51、61の動作を規制する。第1アーム55は規制部70に形成された第1挿入孔を介して第1回転部51の第1外周面に、第2アーム65は規制部70に形成された第2挿入孔72を介して第2回転部61の第2外周面に、それぞれ固定されている。【選択図】図2

Description

本発明は、回転翼機に関する。
従来、垂直離着陸機の主翼およびプロペラの方向切替装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特開昭59−223600号公報
しかし、特許文献1の装置では、左右のプロペラの方向を独立して切り替えることができなかった。そこで、本発明では、左右の回転翼の姿勢を簡便な構成により良好に切り替えることができる回転翼機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、回転翼機であって、第1ロータユニットと、第2ロータユニットと、前記第1および第2ロータユニットのそれぞれを、一方向に延びる姿勢変更軸に対して回転させる姿勢変更ユニットと、前記姿勢変更ユニットの下方に設けられた胴体部と、前記姿勢変更軸の延伸方向に沿って延びる連結シャフトとを備え、前記第1ロータユニットは、第1回転軸を中心に回転する第1回転翼と、前記第1回転翼に第1回転力を付与する第1動力付与部と、前記第1動力付与部と連結されており、前記第1回転力を伝達する第1動力軸と、前記第1動力軸から前記第1回転軸に前記第1回転力を伝達するとともに、前記第1回転軸および前記第1動力軸のうちの少なくとも一方に過負荷が加わるときに前記第1動力軸および前記第1回転軸の間のトルクの伝達を遮断する第1過負荷保護部と、前記第1回転軸に伝達された前記第1回転力を、前記連結シャフトと連動連結された第1出力側に分岐させる第1分岐部とを有し、前記第2ロータユニットは、第2回転軸を中心に回転する第2回転翼と、前記第2回転翼に第2回転力を付与することによって、前記第1回転翼と逆方向に前記第2回転翼を回転させる第2動力付与部と、前記第2動力付与部と連結されており、前記第2回転力を伝達する第2動力軸と、前記第2動力軸から前記第2回転軸に前記第2回転力を伝達するとともに、前記第2回転軸および前記第2動力軸のうちの少なくとも一方に過負荷が加わるときに前記第2動力軸および前記第2回転軸の間のトルクの伝達を遮断する第2過負荷保護部と、前記第回転軸に伝達された前記第2回転力を、前記連結シャフトと連動連結された第2出力側に分岐させる第2分岐部とを有し、前記第1および第2動力付与部は、前記第1および第2回転翼が同様な回転速度で回転するように制御されており、前記姿勢変更ユニットは、一端が前記第1ロータユニットに固定されており、前記連結シャフトが第1内側空間に挿通された円筒状の第1回転部と、前記第1回転部と並べて配置されるとともに、一端が前記第2ロータユニットに固定されており、前記連結シャフトが第2内側空間に挿通された円筒状の第2回転部と、前記第1および第2ロータユニットの間において前記第1および第2回転部を囲繞するように設けられており、前記第1および第2回転部のそれぞれが前記姿勢変更軸を中心として回転するように規制する円筒状の規制部と、前記規制部を前記胴体部に取り付ける取付部と、前記規制部に形成された第1挿入孔を介して前記第1回転部の第1外周面に固定された第1アームと、前記規制部に形成された第2挿入孔を介して前記第2回転部の第2外周面に固定された第2アームとを有し、前記第1および第2挿入孔のそれぞれは、前記規制部の外周面の径方向に沿って形成された長孔であることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の回転翼機において、前記姿勢変更ユニットの前記第1回転部は、前記第1アームに連動連結された第1駆動部からの駆動力によって回転させられ、前記姿勢変更ユニットの前記第2回転部は、前記第2アームに連動連結された第2駆動部からの駆動力によって回転させられるとともに、前記第1および第2駆動部のそれぞれは、前記取付部に固定されていることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1に記載の回転翼機において、前記姿勢変更ユニットの前記第1回転部は、操縦者から前記第1アームに付与される駆動力によって回転させられ、前記姿勢変更ユニットの前記第2回転部は、前記操縦者から前記第2アームに付与される駆動力によって回転させられるとともに、前記操縦者は、前記胴体部にて前記第1および第2アームを操作することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の回転翼機において、前記取付部は、前後方向に延びる揺動軸を中心として前記姿勢変更ユニットを揺動可能とすることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転翼機において、前記第1回転翼は、複数の第1ブレードを有しており、前記第1回転軸に対する各第1ブレードの第1角度は、70度以上82度以下であり、前記第2回転翼は、複数の第2ブレードを有しており、前記第2回転軸に対する各第2ブレードの第2角度は、70度以上82度以下であることを特徴とする。
請求項1から請求項5に記載の発明によれば、第1および第2回転部は、規制部により姿勢変更軸を中心として回転するように規制されている。これにより、第1および第2ロータユニットは、それぞれ第1および第2アームに付与された駆動力によって、独立して姿勢変更軸を中心に回転させられる。
また、第1回転部の第1内側空間および第2回転部の第2内側空間のそれぞれには、連結シャフトが挿通されている。これにより、第1および第2動力付与部の一方が故障した場合であっても、第1および第2回転翼の回転速度は、この連結シャフト、並びに第1および第2過負荷保護部によって同期される。
このように、請求項1から請求項5に記載の発明によれば、簡便なハードウェア構成によって、第1および第2ロータユニットの姿勢変更と、故障等の発生時における第1および第2回転翼の回転速度の同期と、を実現することができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、姿勢変更ユニットは、前後方向に延びる揺動軸を中心に揺動可能とされている。そのため、回転翼機の進行方向を左右方向にすることができる。
特に、請求項5に記載の発明において第1および第2ブレードは、それぞれ第1および第2回転軸に対して第1および第2角度となるように配置されている。これにより、回転翼機が外乱(例えば、突然の横風等)を受けた場合であっても、この外乱の影響が最小限に抑制できる。すなわち、外乱を受けた場合であっても、回転翼機の安定飛行を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態における回転翼機の全体構成の一例を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態における回転翼機の要部構成の一例を示す背面図である。 本発明の第1および第2の実施の形態における第1ロータユニットおよび姿勢変更ユニットの構成の一例を示す側面図である。 本発明の第1および第2の実施の形態における姿勢変更ユニットの構成の一例を示す背面図である。 本発明の第1および第2の実施の形態の姿勢変更ユニットによる第1ロータユニットの回転動作を説明するための側面図である。 本発明の第1および第2の実施の形態の姿勢変更ユニットによる第1ロータユニットの回転動作を説明するための側面図である。 本発明の第1および第2の実施の形態の姿勢変更ユニットによる第1ロータユニットの回転動作を説明するための側面図である。 本発明の第1および第2の実施の形態の姿勢変更ユニットによる第1ロータユニットの回転動作を説明するための側面図である。 本発明の第1および第2の実施の形態の姿勢変更ユニットによる第1ロータユニットの回転動作を説明するための側面図である。 本発明の第1の実施の形態の姿勢変更ユニットによる第1および第2ロータユニットの回転動作を説明するための正面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3駆動部による姿勢変更ユニットの揺動動作を説明するための背面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3駆動部による姿勢変更ユニットの揺動動作を説明するための背面図である。 本発明の第2の実施の形態における回転翼機の全体構成の一例を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態における回転翼機の要部構成の一例を示す背面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3駆動部による姿勢変更ユニットの揺動動作を説明するための背面図である。 本発明の第2の実施の形態の第3駆動部による姿勢変更ユニットの揺動動作を説明するための背面図である。 本発明の第3の実施の形態における回転翼機の全体構成の一例を示す正面図である。 本発明の第3の実施の形態の姿勢変更ユニットによる第1ロータユニットの回転動作を説明するための側面図である。 本発明の第3の実施の形態の姿勢変更ユニットによる第1ロータユニットの回転動作を説明するための側面図である。 本発明の第3の実施の形態の姿勢変更ユニットによる第1ロータユニットの回転動作を説明するための側面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.第1の実施の形態>
<1.1.回転翼機の構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態における回転翼機100の全体構成の一例を示す平面図である。ここで、回転翼機100は、いわゆるサイドバイサイドローター式のヘリコプターであり、2つの回転翼を有する飛行体である。図1に示すように、回転翼機100は、主として、第1および第2ロータユニット10、30と、姿勢変更ユニット50と、胴体部80と、連結シャフト85と、制御ユニット90と、を備える。なお、図1および以降の各図には、それらの方向関係を明確にするため、必要に応じて前後方向、左右方向、および上下方向を示す座標軸が付されている。
第1および第2ロータユニット10、30は、図1に示すように、それぞれ回転翼機100の主翼5の左側および右側に設けられたプラペラユニットである。なお、第1および第2ロータユニット10、30の詳細な構成については、後述する。
姿勢変更ユニット50は、第1および第2ロータユニット10、30のそれぞれを、一方向(図1では左右方向)に延びる姿勢変更軸50aに対して回転させる。図1に示すように、姿勢変更ユニット50は、第1および第2ロータユニット10、30の間に配置されている。なお、姿勢変更ユニット50の詳細な構成については、後述する。
胴体部80は、回転翼機100の乗務員や乗客を収容する箱体である。図1に示すように、胴体部80は、姿勢変更ユニット50の下方に設けられており、前後方向に沿って延伸する。
連結シャフト85は、姿勢変更軸50aの延伸方向(図1では左右方向)に沿って延びる棒状体である。図1に示すように、連結シャフト85は、姿勢変更ユニット50の内側に配置されている。
制御ユニット90は、第1および第2ロータユニット10、30、並びに姿勢変更ユニット50の動作を制御する。図1に示すように、制御ユニット90は、主として、CPU91と、メモリ92と、を有している。CPU91は、メモリ92に格納されているプログラム92aにしたがい、第1および第2ロータユニット10、30の回転制御、並びに姿勢変更ユニット50の駆動制御を所定のタイミングで実行する。
<1.2.第1および第2ロータユニット、並びに姿勢変更ユニットの構成>
図2は、回転翼機100の要部構成の一例を示す背面図である。図3は、第1ロータユニット10および姿勢変更ユニット50の構成の一例を示す側面図である。図4は、姿勢変更ユニット50の構成の一例を示す背面図である。
図2に示すように、第1ロータユニット10は、主として、第1回転翼11と、エンジン13と、第1動力軸13aと、第1過負荷保護部15と、第1分岐部17と、を有している。
第1回転翼11は、第1回転軸11aを中心に回転するプロペラである。本実施の形態において、第1回転翼11は、一方向(図1では左右方向)に延びる複数(2枚)の第1ブレード12を有している。
エンジン13(第1動力付与部)は、第1回転翼11に第1回転力を付与する原動機である。第1動力軸13aは、エンジン13と連結されており、第1回転力を第1過負荷保護部15側に伝達する。
第1過負荷保護部15は、いわゆるトルクリミッタにより構成されている。図2に示すように、第1過負荷保護部15は、第1動力軸13aから第1回転軸11aに第1回転力を伝達する。また、第1過負荷保護部15は、第1回転軸11aおよび第1動力軸13aのうちの少なくとも一方に過負荷が加わるときに、第1動力軸13aおよび第1回転軸11aの間のトルクの伝達を遮断する。
ここで、本実施の形態において、エンジン13、33は、制御ユニット90によって、第1および第2回転翼11、31が同様な回転速度で回転するように制御されている。例えば、制御ユニット90は、第1および第2回転翼11、31の回転速度を同期させつつ、回転速度を増加または減少させることができる。
そのため、エンジン13、33のそれぞれが故障等せずに正常運転している場合には、連結シャフト85の回転速度と第1動力軸13aの回転速度とは同様となり、第1過負荷保護部15はトルク伝達を遮断しない。
これに対して、エンジン13が故障等して第1動力軸13aの回転速度が所望値以下となると、第1過負荷保護部15は、第1動力軸13aおよび第1回転軸11aの間のトルクの伝達を遮断する。これにより、第1回転翼11は、連結シャフト85から伝達される回転力(第2回転力)により回転させられる。
第1分岐部17は、第1回転軸11aに伝達された第1回転力を、連結シャフト85と連動連結された第1出力側(連結シャフト85の左端部側)に分岐させる。図2に示すように、第1分岐部17の機能は、例えば、かさ歯車により実現される。
図2に示すように、第2ロータユニット30は、主として、第2回転翼31と、エンジン33と、第2動力軸33aと、第2過負荷保護部35と、第2分岐部37と、を有している。
第2回転翼31は、第2回転軸31aを中心に回転するプロペラであり、第1回転翼11と同様なハードウェア構成を有している。本実施の形態において、第2回転翼31は、一方向(図1では左右方向)に延びる複数(2枚)の第2ブレード32を有している。
エンジン33(第2動力付与部)は、エンジン13と同様なハードウェア構成を有する原動機である。エンジン33は、第2回転翼31に第2回転力を付与することによって、第1回転翼11と逆方向に第2回転翼31を回転させる。第2動力軸33aは、エンジン33と連結されており、第2回転力を第2過負荷保護部35側に伝達する。
第2過負荷保護部35は、いわゆるトルクリミッタにより構成されており、第1過負荷保護部15と同様なハードウェア構成を有している。図2に示すように、第2過負荷保護部35は、第2動力軸33aから第2回転軸31aに第2回転力を伝達する。また、第2過負荷保護部35は、第2回転軸31aおよび第2動力軸33aのうちの少なくとも一方に過負荷が加わるときに、第2動力軸33aおよび第2回転軸31aの間のトルクの伝達を遮断する。
ここで、本実施の形態において、エンジン13、33は、制御ユニット90によって、第1および第2回転翼11、31が同様な回転速度で回転するように制御されている。そのため、エンジン13、33のそれぞれが故障等せず正常運転している場合には、連結シャフト85の回転速度と第2動力軸33aの回転速度とは同様となり、第2過負荷保護部35はトルク伝達を遮断しない。
これに対して、エンジン33が故障等して第2動力軸33aの回転速度が所望値以下となると、第2過負荷保護部35は、第2動力軸33aおよび第2回転軸31aの間のトルクの伝達を遮断する。これにより、第2回転翼31は、連結シャフト85から伝達される回転力(第1回転力)により回転させられる。
第2分岐部37は、第2回転軸31aに伝達された第2回転力を、連結シャフト85と連動連結された第2出力側(連結シャフト85の右端部側)に分岐させる。図2に示すように、第2分岐部37の機能は、第1分岐部17と同様に、例えば、かさ歯車により実現される。
図2から図4に示すように、姿勢変更ユニット50は、主として、第1および第2回転部51、61と、規制部70と、取付部75と、第1および第2アーム55、65と、を有している。
第1回転部51は、図2および図4に示すように、円筒状に形成されている。図2に示すように、第1回転部51の一端51aは、第1ロータユニット10の筐体10aに固定されている。また、図4に示すように、第1回転部51の第1内側空間52には、連結シャフト85が挿通されている。ここで、図2に示すように、連結シャフト85は、第1回転部51の一端51a付近に設けられた軸受けにより、第1回転部51に対して回転可能に支持されている。
第2回転部61は、図2および図4に示すように、第1回転部51と並べて配置されるとともに、円筒状に形成されている。図2に示すように、第2回転部61の一端61aは、第2ロータユニット30の筐体30aに固定されている。また、図4に示すように、第2回転部61の第2内側空間62には、連結シャフト85が挿通されている。ここで、図2に示すように、連結シャフト85は、第2回転部61の一端61a付近に設けられた軸受けにより、第2回転部61に対して回転可能に支持されている。
規制部70は、図2および図4に示すように、円筒状に形成されており、第1および第2ロータユニット10、30の間において第1および第2回転部51、61を囲繞するように設けられている。図2から図4に示すように、規制部70は、取付部75の取付台76によって胴体部80に取り付けられている。
ここで、第1回転部51の第1外周面53および第2回転部61の第2外周面63のそれぞれは、規制部70の内周面70a(図4参照)に対して摺動可能とされている。これにより、規制部70は、第1および第2回転部51、61のそれぞれが姿勢変更軸50aを中心として回転するように、第1および第2回転部51、61の動作を規制する。
第1および第2アーム55、65は、図3に示すように、側面視L字状とされた板材である。第1アーム55は規制部70に形成された第1挿入孔71を介して第1回転部51の第1外周面53に、第2アーム65は規制部70に形成された第2挿入孔72を介して第2回転部61の第2外周面63に、それぞれ固定されている。ここで、第1および第2挿入孔71、72のそれぞれは、規制部70の外周面70bの径方向に沿って形成された長孔である。
第1駆動部58は、例えば油圧シリンダにより構成されており、取付部75の取付台76に固定されている。また、第1駆動部58は、ロッド59を介して第1アーム55と連動連結されている。これにより、第1駆動部58のロッド59が伸縮させられると、第1回転部51は、第1駆動部58からの駆動力によって回転させられる。
第2駆動部68は、第1駆動部58と同様に、例えば油圧シリンダにより構成されており、取付部75の取付台76に固定されている。また、第2駆動部68は、ロッド69を介して第2アーム65と連動連結されている。これにより、第2駆動部68のロッド69が伸縮させられると、第2回転部61は、第2駆動部68からの駆動力によって回転させられる。
図5から図9のそれぞれは、姿勢変更ユニット50による第1ロータユニット10の回転動作を説明するための側面図である。図10は、姿勢変更ユニット50による第1および第2ロータユニット10、30の回転動作を説明するための正面図である。
ここで、姿勢変更ユニット50による第1および第2ロータユニット10、30の姿勢変更は、それぞれ同様な手順により実行される。そのため、以下では、主として第1ロータユニット10の動作について説明する。
上述のように、第1回転部51は、第1駆動部58からの駆動力により回転可能とされている。これにより、第1ロータユニット10の姿勢は、例えば、第1回転軸11aの軸心11bが水平方向(前後方向)となる状態(図6および図10参照)から、この軸心11bが連結シャフト85(すなわち、姿勢変更軸50a)を中心に時計回りに回転させられる状態(図5参照)に遷移可能とされている。
また、第1ロータユニット10の姿勢は、例えば、軸心11bが鉛直方向(上下方向)となる状態(図8および図2参照)から、この軸心11bが連結シャフト85を中心に紙面時計回りに回転させられる状態(図7参照)、および紙面反時計回りに回転させられる状態(図9参照)に遷移可能とされている。
このように、第1および第2ロータユニット10、30の姿勢を独立して切り替えることができる。そのため、回転翼機100は、前進方向および後進方向を進行方向としたり、左右に旋回したりすることができる。
図2から図4に戻って、取付部75の下部に設けられた揺動軸75aは、第3アーム77と連結されている。また、胴体部80の室内上部には、例えば油圧シリンダにより構成される第3駆動部78が設けられている。そして、第3駆動部78のロッド79は、第3アーム77と連動連結されている。
これにより、取付部75は、前後方向に延びる揺動軸75aを中心として姿勢変更ユニット50を揺動可能としている。そのため、回転翼機100の進行方向を左または右方向にすることができる。
図11および図12のそれぞれは、第3駆動部78による姿勢変更ユニット50の揺動動作を説明するための背面図である。例えば、図11に示すように、第1ロータユニット10より第2ロータユニット30が下側となるように姿勢変更ユニット50が揺動させられると、回転翼機100の進行方向は右方向となる。
これに対して、図12に示すように、第1ロータユニット10より第2ロータユニット30が上側となるように姿勢変更ユニット50が揺動させられると、回転翼機100の進行方向は左方向となる。
<1.3.第1の実施の形態の回転翼機の利点>
以上のように、第1の実施の形態の回転翼機100において、第1および第2回転部51、61は、規制部70により姿勢変更軸50aを中心として回転するように規制されている。これにより、第1および第2ロータユニット10、30は、それぞれ第1および第2アーム55、65に付与された駆動力によって、独立して姿勢変更軸50aを中心に回転させられる。
また、第1回転部51の第1内側空間52および第2回転部61の第2内側空間62のそれぞれには、連結シャフト85が挿通されている。これにより、エンジン13、33の一方が故障した場合であっても、第1および第2回転翼11、31の回転速度は、この連結シャフト85および第1および第2過負荷保護部15、35によって同期される。
このように、第1の実施の形態の回転翼機100は、簡便なハードウェア構成によって、第1および第2ロータユニット10、30の姿勢変更と、故障等の発生時における第1および第2回転翼11、31の回転速度の同期と、を実現することができる。
<2.第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1および第2の実施の形態の回転翼機100、200は、対応する第1および第2ロータユニット10、30、および第1および第2ロータユニット110、130の構成が異なる点を除いては、同様な構成を有する。そこで、以下では、この相違点を中心に説明する。
なお、回転翼機100、200で同様な構成要素には、同一符号が付されており、この同一符号が付された構成要素は、第1の実施の形態で説明済みである。そのため、本実施の形態では説明を省略する。
<2.1.回転翼機の構成>
図13は、回転翼機200の全体構成の一例を示す側面図である。図14は、回転翼機200の要部構成の一例を示す背面図である。図15および図16のそれぞれは、第3駆動部78による姿勢変更ユニット50の揺動動作を説明するための背面図である。
ここで、回転翼機200は、第1の実施の形態の回転翼機100と同様に、2つの回転翼を有する飛行体である。図13に示すように、回転翼機200は、主として、第1および第2ロータユニット110、130と、姿勢変更ユニット50と、胴体部180と、連結シャフト85と、制御ユニット90と、を備える。
胴体部180は、第1の実施の形態の胴体部80と同様に、回転翼機200の乗務員や乗客を収容する箱体である。図1に示すように、胴体部180は、姿勢変更ユニット50の下方に設けられており、前後方向に沿って延伸する。
図13および図14に示すように、第1ロータユニット110は、主として、第1回転翼111と、エンジン13と、第1動力軸13aと、第1過負荷保護部15と、第1分岐部17と、を有している。
第1回転翼111は、第1回転軸11aを中心に回転するプロペラである。本実施の形態において、第1回転翼111は、図13に示すように、複数(2枚)の第1ブレード112を有している。ここで、第1回転軸11aの軸心11bに対する各第1ブレード112の第1角度AG1は、好ましくは、70度以上82度以下(さらに好ましくは、77度以上80度以下)の範囲である。
図14に示すように、第2ロータユニット130は、主として、第2回転翼131と、エンジン33と、第2動力軸33aと、第2過負荷保護部35と、第2分岐部37と、を有している。
第2回転翼131は、第2回転軸31aを中心に回転するプロペラである。本実施の形態において、第2回転翼131は、図14に示すように、複数(2枚)の第2ブレード132を有している。ここで、第2回転軸31aの軸心31bに対する各第2ブレード132の第2角度AG2は、好ましくは、70度以上82度以下(さらに好ましくは、77度以上80度以下)の範囲である。
図15および図16のそれぞれは、第3駆動部78による姿勢変更ユニット50の揺動動作を説明するための背面図である。例えば、図15に示すように、第1ロータユニット110より第2ロータユニット130が下側となるように姿勢変更ユニット50が揺動させられると、回転翼機200の進行方向は右方向となる。
これに対して、図16に示すように、第1ロータユニット110より第2ロータユニット130が上側となるように姿勢変更ユニット50が揺動させられると、回転翼機200の進行方向は左方向となる。
また、第1ロータユニット110の姿勢は、第1の実施の形態の第1ロータユニット10と同様に、例えば、軸心11bが鉛直方向(上下方向)となる状態(図8および図14参照)から、この軸心11bが連結シャフト85(すなわち、姿勢変更軸50a)を中心に紙面時計回りに回転させられる状態(図7参照)、および紙面反時計回りに回転させられる状態(図9参照)に遷移可能とされている。
そのため、第1および第2ロータユニット110、130の姿勢を独立して切り替えることによって、回転翼機200は、前進方向および後進方向を進行方向としたり、左右に旋回したりすることができる。
<2.2.第2の実施の形態の回転翼機の利点>
以上のように、第2の実施の形態の回転翼機200は、第1の実施の形態の回転翼機100と同様に、簡便なハードウェア構成によって、第1および第2ロータユニット110、130の姿勢変更と、故障等の発生時における第1および第2回転翼111、131の回転速度の同期と、を実現することができる。
また、第2の実施の形態の回転翼機200において第1および第2ブレード112、132は、それぞれ軸心11b、31bに対して第1および第2角度AG1、AG2となるように配置されている。これにより、回転翼機200が外乱(例えば、突然の横風等)を受けた場合であっても、この外乱の影響が最小限に抑制できる。すなわち、外乱を受けた場合であっても、回転翼機200の安定飛行を実現することができる。
<3.第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第2および第3の実施の形態の回転翼機200、300は、主として、対応する姿勢変更ユニット50、250、および胴体部180、280の構成が異なる点を除いては、同様な構成を有する。そこで、以下では、この相違点を中心に説明する。
なお、回転翼機200、300で同様な構成要素には、同一符号が付されており、この同一符号が付された構成要素は、第1および第2の実施の形態で説明済みである。そのため、本実施の形態では説明を省略する。
<3.1.回転翼機の構成>
図17は、回転翼機300の全体構成の一例を示す正面図である。図18から図20のそれぞれは、姿勢変更ユニット250による第1ロータユニット110の回転動作を説明するための側面図である。
ここで、回転翼機300は、第1および第2の実施の形態の回転翼機100、200と同様に、2つの回転翼を有する飛行体である。図17に示すように、回転翼機300は、主として、第1および第2ロータユニット110、130と、姿勢変更ユニット250と、胴体部280と、連結シャフト85と、制御ユニット90と、を備える。
胴体部280は、回転翼機300の操縦者201を収容する枠体である。図17に示すように、胴体部280には1つの座席285が設けられており、操縦者201は、この座席285に着座して回転翼機300を操縦する。
図17に示すように、姿勢変更ユニット250は、主として、第1および第2回転部51、61と、規制部70と、第1および第2アーム255、265と、支柱275a、275bと、を有している。
第1および第2アーム255、265のそれぞれは、図18から図20に示すように、側面視C字状とされた棒状体である。第1アーム255は規制部70に形成された第1挿入孔71を介して第1回転部51の第1外周面53に、第2アーム265は規制部70に形成された第2挿入孔72を介して第2回転部61の第2外周面63に、それぞれ固定されている。
また、図17から図20に示すように、姿勢変更ユニット250の規制部70は、支柱275a、275bによって胴体部280に取り付けられている。すなわち、本実施の形態において、支柱275a、275bは、取付部として用いられている。
そして、操縦者201が、第1アーム255の第1レバー256を左手で握り、左腕を前後に動かすと、姿勢変更ユニット50の第1回転部51は回転させられる。また、操縦者201が、第2アーム265の第2レバー266を右手で握り、右腕を前後に動かすと、姿勢変更ユニット50の第2回転部61は回転させられる。すなわち、第1および第2回転部51、61は、それぞれ操縦者201から第1および第2アーム255、265に付与される駆動力によって回転させられ、
これにより、第1ロータユニット110の姿勢は、第1の実施の形態の第1ロータユニット10と同様に、例えば、軸心11bが鉛直方向(上下方向)となる状態(図8および図18参照)から、この軸心11bが連結シャフト85(すなわち、姿勢変更軸50a)を中心に紙面時計回りに回転させられる状態(図7および図20参照)、および紙面反時計回りに回転させられる状態(図9および図19参照)に遷移可能とされている。
そのため、第1および第2ロータユニット110、130の姿勢を独立して切り替えることによって、回転翼機300は、前進方向および後進方向を進行方向としたり、左右に旋回したりすることができる。
<3.2.第3の実施の形態の回転翼機の利点>
以上のように、第3の実施の形態の回転翼機300は、第1および第2の実施の形態の回転翼機100、200と同様に、簡便なハードウェア構成によって、第1および第2ロータユニット110、130の姿勢変更と、故障等の発生時における第1および第2回転翼111、131の回転速度の同期と、を実現することができる。
特に、第3の実施の形態の回転翼機300は、操縦者201から付与される駆動力(腕力)によって第1および第2ロータユニット110、130を回転させることができる。そのため、回転翼機300のハードウェア構成をさらに簡便なものにすることができる。
また、第3の実施の形態の回転翼機300において第1および第2ブレード112、132は、第2の実施の形態の回転翼機200と同様に、それぞれ軸心11b、31bに対して第1および第2角度AG1、AG2となるように配置されている。これにより、回転翼機300が外乱を受けた場合であっても、この外乱の影響が最小限に抑制できる。すなわち、外乱を受けた場合であっても、回転翼機300の安定飛行を実現することができる。
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
(1)第1から第3の実施の形態において、第1回転部51の第1外周面53および第2回転部61の第2外周面63のそれぞれは、規制部70の内周面70a(図4参照)に対して摺動可能とされており、第1および第2回転部51、61のそれぞれは、この摺動動作により姿勢変更軸50aを中心として回転するものとして説明したが、これに限定されるものでない。
例えば、第1および第2回転部51、61のそれぞれは、軸受けにより規制部70に対して回転可能に支持されても良い。この場合も、規制部70は、第1および第2回転部51、61のそれぞれが姿勢変更軸50aを中心として回転するように、第1および第2回転部51、61の動作を規制することができる。
(2)また、第1から第3の実施の形態において、第1回転翼11、111はそれぞれ2枚の第1ブレード12、112を、第2回転翼31、131はそれぞれ2枚の第2ブレード32、132を、有するものとして説明したが、これに限定されるものでない。例えば、第1ブレード12、112のそれぞれの枚数は、3枚以上であっても良い。また同様に、第2ブレード32、132のそれぞれの枚数も、3枚以上であっても良い。
(3)さらに、第3の実施の形態において、胴体部280には1つの座席285が設けられており、回転翼機300は一人乗り用であるものとして説明したが、これに限定されるものでない。例えば、2以上の座席285が胴体部280に設けられても良い。
10、110 第1ロータユニット
11、111 第1回転翼
11a 第1回転軸
12、112 第1ブレード
13 エンジン(第1動力付与部)
13a 第1動力軸
15 第1過負荷保護部
17 第1分岐部
30、130 第2ロータユニット
31、131 第2回転翼
31a 第2回転軸
32、132 第2ブレード
33 エンジン(第2動力付与部)
33a 第2動力軸
35 第2過負荷保護部
37 第2分岐部
50、250 姿勢変更ユニット
50a 姿勢変更軸
51 第1回転部
51a、61a 一端
52 第1内側空間
53 第1外周面
55、255 第1アーム
58 第1駆動部
61 第2回転部
62 第2内側空間
63 第2外周面
65、265 第2アーム
68 第2駆動部
70 規制部
71 第1挿入孔
72 第2挿入孔
75 取付部
75a 揺動軸
80、180、280 胴体部
85 連結シャフト
100、200、300 回転翼機
201 操縦者
275a、275b 支柱(取付部)

Claims (5)

  1. 回転翼機であって、
    (a) 第1ロータユニットと、
    (b) 第2ロータユニットと、
    (c) 前記第1および第2ロータユニットのそれぞれを、一方向に延びる姿勢変更軸に対して回転させる姿勢変更ユニットと、
    (d) 前記姿勢変更ユニットの下方に設けられた胴体部と、
    (e) 前記姿勢変更軸の延伸方向に沿って延びる連結シャフトと、
    を備え、
    前記第1ロータユニットは、
    (a-1) 第1回転軸を中心に回転する第1回転翼と、
    (a-2) 前記第1回転翼に第1回転力を付与する第1動力付与部と、
    (a-3) 前記第1動力付与部と連結されており、前記第1回転力を伝達する第1動力軸と、
    (a-4) 前記第1動力軸から前記第1回転軸に前記第1回転力を伝達するとともに、前記第1回転軸および前記第1動力軸のうちの少なくとも一方に過負荷が加わるときに前記第1動力軸および前記第1回転軸の間のトルクの伝達を遮断する第1過負荷保護部と、
    (a-5) 前記第1回転軸に伝達された前記第1回転力を、前記連結シャフトと連動連結された第1出力側に分岐させる第1分岐部と、
    を有し、
    前記第2ロータユニットは、
    (b-1) 第2回転軸を中心に回転する第2回転翼と、
    (b-2) 前記第2回転翼に第2回転力を付与することによって、前記第1回転翼と逆方向に前記第2回転翼を回転させる第2動力付与部と、
    (b-3) 前記第2動力付与部と連結されており、前記第2回転力を伝達する第2動力軸と、
    (b-4) 前記第2動力軸から前記第2回転軸に前記第2回転力を伝達するとともに、前記第2回転軸および前記第2動力軸のうちの少なくとも一方に過負荷が加わるときに前記第2動力軸および前記第2回転軸の間のトルクの伝達を遮断する第2過負荷保護部と、
    (b-5) 前記第回転軸に伝達された前記第2回転力を、前記連結シャフトと連動連結された第2出力側に分岐させる第2分岐部と、
    を有し、
    前記第1および第2動力付与部は、前記第1および第2回転翼が同様な回転速度で回転するように制御されており、
    前記姿勢変更ユニットは、
    (c-1) 一端が前記第1ロータユニットに固定されており、前記連結シャフトが第1内側空間に挿通された円筒状の第1回転部と、
    (c-2) 前記第1回転部と並べて配置されるとともに、一端が前記第2ロータユニットに固定されており、前記連結シャフトが第2内側空間に挿通された円筒状の第2回転部と、
    (c-3) 前記第1および第2ロータユニットの間において前記第1および第2回転部を囲繞するように設けられており、前記第1および第2回転部のそれぞれが前記姿勢変更軸を中心として回転するように規制する円筒状の規制部と、
    (c-4) 前記規制部を前記胴体部に取り付ける取付部と、
    (c-5) 前記規制部に形成された第1挿入孔を介して前記第1回転部の第1外周面に固定された第1アームと、
    (c-6) 前記規制部に形成された第2挿入孔を介して前記第2回転部の第2外周面に固定された第2アームと、
    を有し、
    前記第1および第2挿入孔のそれぞれは、前記規制部の外周面の径方向に沿って形成された長孔であることを特徴とする回転翼機。
  2. 請求項1に記載の回転翼機において、
    前記姿勢変更ユニットの前記第1回転部は、前記第1アームに連動連結された第1駆動部からの駆動力によって回転させられ、
    前記姿勢変更ユニットの前記第2回転部は、前記第2アームに連動連結された第2駆動部からの駆動力によって回転させられるとともに、
    前記第1および第2駆動部のそれぞれは、前記取付部に固定されていることを特徴とする回転翼機。
  3. 請求項1に記載の回転翼機において、
    前記姿勢変更ユニットの前記第1回転部は、操縦者から前記第1アームに付与される駆動力によって回転させられ、
    前記姿勢変更ユニットの前記第2回転部は、前記操縦者から前記第2アームに付与される駆動力によって回転させられるとともに、
    前記操縦者は、前記胴体部にて前記第1および第2アームを操作することを特徴とする回転翼機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の回転翼機において、
    前記取付部は、前後方向に延びる揺動軸を中心として前記姿勢変更ユニットを揺動可能とすることを特徴とする回転翼機。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転翼機において、
    前記第1回転翼は、複数の第1ブレードを有しており、
    前記第1回転軸に対する各第1ブレードの第1角度は、70度以上82度以下であり、
    前記第2回転翼は、複数の第2ブレードを有しており、
    前記第2回転軸に対する各第2ブレードの第2角度は、70度以上82度以下であることを特徴とする回転翼機。
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