JP6266577B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に関する。
特許文献1にも記載されているように、従来から、カメラを有する電子機器に関して様々な技術が提案されている。
特開2005−101874号公報
さて、カメラを有する電子機器では、様々な画像を取得できることが望まれる。
そこで、本発明は上述の点に鑑みて成されたものであり、動画の撮影中に静止画を得ることが可能な技術を提供することを目的とする。
電子機器が開示される。一の実施の形態では、電子機器は、第1カメラと、第2カメラとを備える。第2カメラは、第1カメラにおいて動画撮影中に、静止画を撮影する。
動画の撮影中に静止画を得ることができる。
電子機器の外観を示す斜視図である。 電子機器の外観を示す背面図である。 電子機器の電気的構成の一例を示す図である。 電子機器の動作の一例を示すフローチャートである。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 電子機器の動作の一例を示すフローチャートである。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面に対するユーザ操作の一例を示す図である。 表示画面に対するユーザ操作の一例を示す図である。 電子機器の電気的構成の一例を示す図である。 電子機器の動作の一例を示すフローチャートである。 表示画面の表示の一例を示す図である。 電子機器の動作の一例を示すフローチャートである。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。 電子機器の動作の一例を示すフローチャートである。 表示画面の表示の一例を示す図である。 表示画面の表示の一例を示す図である。
<電子機器の外観>
図1及び図2は、それぞれ、電子機器1の外観の一例を概略的に示す斜視図及び背面図である。電子機器1は、例えば、スマートフォン等の携帯電話機である。
図1及び図2に示されるように、電子機器1は、当該電子機器1の前面1aに位置するカバーパネル2と、当該カバーパネル2が取り付けられる機器ケース3とを備えている。カバーパネル2及び機器ケース3は、電子機器1の外装を成している。電子機器1の形状は、例えば、平面視において略長方形の板状となっている。
カバーパネル2には、後述する表示パネル121が表示する、文字、記号、図形等の各種情報が表示される表示画面(表示領域とも呼ばれる)2aが設けられている。表示画面2aの形状は、例えば、平面視において長方形である。カバーパネル2における、表示画面2aを取り囲む周縁部2bの大部分は、例えばフィルム等が貼られることによって黒色となっている。これにより、カバーパネル2の周縁部2bの大部分は、表示パネル121が表示する各種情報が表示されない非表示領域となっている。
表示画面2aの裏面には、後述するタッチパネル130が取り付けられている。そして、表示パネル121は、タッチパネル130における表示画面2a側の面とは反対側の面に取り付けられている。つまり、表示パネル121は、タッチパネル130を介して表示画面2aの裏面に取り付けられている。これにより、ユーザは、表示画面2aを指等の操作子で操作することによって、電子機器1に対して各種指示を与えることができる。
図1に示されるように、カバーパネル2の上側端部には、後述する第3カメラ200が有するレンズが電子機器1の外部から視認できるための第3レンズ用透明部20が設けられている。また、カバーパネル2の上側端部には、レシーバ穴16が設けられている。カバーパネル2の下側端部には、スピーカ穴17が設けられている。そして、電子機器1の底面1c、つまり機器ケース3の底面(下側の側面)には、マイク穴15が設けられている。
図2に示されるように、電子機器1の背面1b、つまり機器ケース3の背面の上側端部には、後述する第1カメラ180が有するレンズが、電子機器1の外部から視認できるための第1レンズ用透明部18が設けられている。また、機器ケース3の背面の上側端部には、後述する第2カメラ190が有するレンズが、電子機器1の外部から視認できるための第2レンズ用透明部19が設けられている。第1レンズ用透明部18及び第2レンズ用透明部19は、例えば、機器ケース3の長手方向に沿って並んで、当該機器ケース3の背面に設けられている。
機器ケース3の内部には、複数の操作ボタン14から成る操作ボタン群140が設けられている。各操作ボタン14は、押しボタンなどのハードウェアボタンであって、その表面がカバーパネル2の下側端部から露出している。ユーザは、各操作ボタン14を操作することによって、電子機器1に対して各種指示を与えることができる。複数の操作ボタン14には、例えば、ホームボタン、バックボタン、履歴ボタンが含まれている。
ホームボタンは、表示画面2aにホーム画面を表示させるための操作ボタンである。バックボタンは、表示画面2aの表示を一つ前の表示に切り替えるための操作ボタンである。履歴ボタンは、電子機器1で実行されたアプリケーションの履歴を表示画面2aに表示させるための操作ボタンである。
<電子機器の電気的構成>
図3は、電子機器1の電気的構成の一例を示すブロック図である。図3に示されるように、電子機器1には、制御部100、無線通信部110、表示部120、タッチパネル130、操作ボタン群140及びマイク150が設けられている。さらに電子機器1には、レシーバ160、外部スピーカ170、第1カメラ180、第2カメラ190、第3カメラ200及び電池210が設けられている。電子機器1に設けられたこれらの構成要素のそれぞれは、機器ケース3内に収められている。
制御部100は、一種のコンピュータであって、例えばCPU(Central Processing Unit)101、DSP(Digital Signal Processor)102及び記憶部103等を備えている。制御部100は、電子機器1の他の構成要素を制御することによって、電子機器1の動作を統括的に管理することが可能である。
記憶部103は、CPU101及びDSP102が読み取り可能な非一時的な記録媒体であって、揮発性メモリ103a及び不揮発性メモリ103bを備えている。揮発性メモリ103aは、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。不揮発性メモリ103bは、例えば、フラッシュROM(フラッシュメモリ)である。記憶部103には、電子機器1を制御するためのメインプログラム及び複数のアプリケーションプログラム(以降、単に「アプリケーション」あるいは「アプリ」と呼ぶことがある)等が記憶されている。制御部100の各種機能は、CPU101及びDSP102が記憶部103内の各種プログラムを実行することによって実現される。記憶部103には、例えば、音声通話及びビデオ通話を行うための通話アプリケーション、第1カメラ180、第2カメラ190あるいは第3カメラ200を用いて、静止画あるいは動画を撮影するためのカメラアプリケーション(以降、「カメラアプリ」と呼ぶことがある)が記憶されている。
なお、記憶部103は、揮発性メモリ103a及び不揮発性メモリ103b以外の、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体を備えていても良い。記憶部103は、例えば、小型のハードディスクドライブ及びSSD(Solid State Drive)等を備えていても良い。また、制御部100の全ての機能あるいは制御部100の一部の機能は、その機能の実現にソフトウェアが不要なハードウェアによって実現されても構わない。
無線通信部110は、アンテナ111を有している。無線通信部110は、例えば、電子機器1とは別の携帯電話機からの信号、あるいはインターネットに接続されたウェブサーバ等の通信装置からの信号を、基地局を介してアンテナ111で受信することが可能である。無線通信部110は、アンテナ111での受信信号に対して増幅処理及びダウンコンバートを行って制御部100に出力することが可能である。制御部100は、入力される受信信号に対して復調処理等を行って、当該受信信号に含まれる音声や音楽などを示す音信号などの情報を取得することが可能である。
また無線通信部110は、制御部100で生成された送信信号に対して、アップコンバート及び増幅処理を行って、当該処理後の送信信号をアンテナ111から無線送信することが可能である。アンテナ111からの送信信号は、例えば、基地局を通じて、電子機器1以外の携帯電話機あるいはインターネットに接続されたウェブサーバ等の通信装置で受信される。
表示部120は、表示パネル121及び表示画面2aを備えている。表示パネル121は、例えば、液晶パネルあるいは有機ELパネルである。表示パネル121は、制御部100に制御されることによって、文字、記号、図形などの各種情報を表示することが可能である。表示パネル121が表示する各種情報は、表示画面2aに表示される。
タッチパネル130は、例えば、投影型静電容量方式のタッチパネルである。タッチパネル130は、表示画面2aに対する指等の操作子による操作を検出することが可能である。タッチパネル130は、表示画面2aに対する操作を検出する操作検出部として機能する。ユーザが指等の操作子によって表示画面2aに対して操作を行うと、その操作に応じた電気信号がタッチパネル130から制御部100に入力される。これにより、制御部100は、タッチパネル130からの電気信号に基づいて、表示画面2aに対して行われた操作の内容を特定して、その内容に応じた処理を行うことが可能である。なお、ユーザは、指以外の操作子、例えば、スタイラスペンなどのタッチパネル用ペンで表示画面2aを操作することによっても、電子機器1に対して各種指示を与えることができる。
操作ボタン群140の各操作ボタン14は、ユーザによって操作されると、操作されたことを示す操作信号を制御部100に出力する。これにより、制御部100は、各操作ボタン14からの操作信号に基づいて、当該操作ボタン14が操作されたか否かを判断することができる。制御部100は、操作された操作ボタン14に応じた処理を行うことが可能である。なお、各操作ボタン14は、押しボタンなどのハードウェアボタンではなく、表示画面2aに表示されるソフトウェアボタンであってもよい。この場合には、ソフトウェアボタンへの操作がタッチパネルに130によって検出されて、制御部100は、操作されたソフトウェアボタンに応じた処理を行うことが可能である。
マイク150は、電子機器1の外部から入力される音を電気的な音信号に変換して制御部100に出力することが可能である。電子機器1の外部からの音は、例えば、機器ケース3の底面(下側の側面)に設けられたマイク穴15から電子機器1の内部に取り込まれてマイク150に入力される。
外部スピーカ170は、例えばタイミックスピーカである。外部スピーカ170は、制御部100からの電気的な音信号を音に変換して出力することが可能である。外部スピーカ170から出力される音は、例えば、カバーパネル2の下側端部に設けられスピーカ穴17から電子機器1の外部に出力される。スピーカ穴17から出力される音については、電子機器1から離れた場所でも聞こえるような音量となっている。
レシーバ160は、例えばダイナミックスピーカで構成されている。レシーバ160は、制御部100からの電気的な音信号を音に変換して出力することが可能である。レシーバ160は、例えば、受話音を出力する。レシーバ160から出力される音は、例えば、カバーパネル2の上側端部に設けられたレシーバ穴16から外部に出力される。レシーバ穴16から出力される音の音量は、例えば、外部スピーカ170からスピーカ穴17を介して出力される音の音量よりも小さくなっている。
なおレシーバ160に替えて、圧電振動素子が設けられても良い。圧電振動素子は、制御部100からの音声信号に基づいて振動することが可能である。圧電振動素子は、例えばカバーパネル2の裏面に設けられており、音声信号に基づく自身の振動によってカバーパネル2を振動させることが可能である。そして、ユーザが自身の耳をカバーパネル2に近づけることにより、カバーパネル2の振動が音声としてユーザに伝達される。レシーバ160に替えて圧電振動素子が設けられる場合には、レシーバ穴16は不要である。
電池210は、電子機器1の電源を出力することが可能である。電池210は、例えば、リチウムイオン二次電池等の充電式の電池である。電池210は、電子機器1が備える制御部100及び無線通信部110等の各種電子部品に対して電源を供給することが可能である。
第1カメラ180、第2カメラ190及び第3カメラ200のそれぞれは、レンズ及び撮像素子などで構成されている。第1カメラ180、第2カメラ190及び第3カメラ200のそれぞれは、制御部100の制御によって被写体を撮影し、撮影した被写体が映る静止画あるいは動画を生成して制御部100に出力することが可能である。制御部100は、入力される静止画あるいは動画を、記憶部103の不揮発性メモリ103bに記憶することが可能である。
第3カメラ200が有するレンズは、カバーパネル2に設けられた第3レンズ用透明部20から視認可能となっている。したがって、第3カメラ200は、電子機器1のカバーパネル2側、つまり電子機器1の前面1a側に存在する物体を撮影することが可能である。このような第3カメラ200は、「インカメラ」と呼ばれることがある。以降、第3カメラ200を「インカメラ200」と呼ぶことがある。
第1カメラ180が有するレンズは、電子機器1の背面1bに設けられた第1レンズ用透明部18から視認可能となっている。また、第2カメラ190が有するレンズは、電子機器1の背面1bに設けられた第2レンズ用透明部19から視認可能となっている。したがって、第1カメラ180及び第2カメラ190は、電子機器1の背面1b側に存在する物体を撮影することが可能である。このような第1カメラ180及び第2カメラ190のそれぞれは、「アウトカメラ」と呼ばれることがある。
第1カメラ180は、第2カメラ190よりも広角に撮影できるカメラである。ここで、「広角に撮影できるカメラ」とは、第1カメラ180及び第2カメラ190のレンズがともに、画角が固定の単焦点レンズである場合には、第1カメラ180の固定の画角が、第2カメラ190の固定の画角よりも大きいことを意味する。また、第1カメラ180のレンズが単焦点レンズであり、第2カメラ190のレンズが、画角が可変のズームレンズである場合には、「広角に撮影できるカメラ」とは、第1カメラ180の固定の画角が、第2カメラ190の可変の画角の最大値よりも大きいことを意味する。また、第1カメラ180のレンズがズームレンズであり、第2カメラ190のレンズが単焦点レンズである場合には、「広角に撮影できるカメラ」とは、第1カメラ180の可変の画角の最大値が、第2カメラ190の固定の画角よりも大きいことを意味する。そして、第1カメラ180及び第2カメラ190のレンズがともにズームレンズである場合には、「広角に撮影できるカメラ」とは、第1カメラ180の可変の画角の最大値が、第2カメラ190の可変の画角の最大値よりも大きいことを意味する。
以後、説明の便宜上、第1カメラ180を「広角カメラ180」と呼び、第2カメラ190を「標準カメラ190」と呼ぶ。また、第1カメラ180、第2カメラ190及びインカメラ200を特に区別する必要がないときには、それぞれを単に「カメラ」と呼ぶ。本例では、各カメラのレンズは単焦点レンズである。なお、広角カメラ180、標準カメラ190及びインカメラ200のレンズの少なくとも一つがズームレンズであっても良い。
電子機器1は、各カメラについてのズーム機能を有している。つまり、電子機器1は、広角カメラ180の撮影範囲(以後、「広角撮影範囲」と呼ぶ)をズームする広角カメラズーム機能と、標準カメラ190の撮影範囲(以後、「標準撮影範囲」と呼ぶ)をズームする標準カメラズーム機能と、インカメラ200が撮影する被写体をズームするインカメラズーム機能とを有している。そして、広角カメラ180及び標準カメラ190のそれぞれのズーム倍率が一倍である場合には、広角撮影範囲は、標準撮影範囲よりも広く、当該標準撮影範囲を含んでいる。
本例では、各カメラのレンズは単焦点レンズであることから、広角カメラズーム機能、標準カメラズーム機能及びインカメラズーム機能のそれぞれはデジタルズーム機能である。なお、広角カメラズーム機能、標準カメラズーム機能及びインカメラズーム機能の少なくとも一つが、ズームレンズによって実現される光学ズーム機能であっても良い。
また、本例では、標準カメラ190が有する撮像素子の画素数は、広角カメラ180が有する撮像素子の画素数より多く、インカメラ200が有する撮像素子の画素数は、広角カメラ180が有する撮像素子の画素数より少なくなっている。
ユーザは、表示画面2aを操作することによって、各カメラが撮影する静止画の画素数を設定することができる。これにより、不揮発性メモリ103bに保存される静止画のファイルサイズを調整することができる。
広角カメラ180が撮影する静止画の画素数の最大設定値は、標準カメラ190が撮影する静止画の画素数の最大設定値よりも小さくなっている。また、標準カメラ190が撮影する動画の画素数と、広角カメラ180が撮影する動画の画素数と一致しており、例えば固定である。広角カメラ180及び標準カメラ190のそれぞれでは、撮影される動画の画素数(固定)は、撮影される静止画の画素数の最大設定値よりも小さくなっている。したがって、広角カメラ180が撮影する動画の画素数は、標準カメラ190が撮影する静止画の画素数の最大設定値よりも小さくなっている。
<カメラアプリ実行時の電子機器の動作について>
図4は、カメラアプリが実行される際の電子機器1の動作の一例を示すフローチャートである。表示画面2aに対して所定の操作が行われると、図4に示されるように、ステップS1において、制御部100は、記憶部103内に記憶されたカメラアプリの実行を開始する。
制御部100が各種アプリを実行する前の初期状態において、表示画面2aには、例えば、ホーム画面が表示されている。また、ホーム画面には、各種アプリをそれぞれ実行するための複数のアイコンが表示されている。タッチパネル130が、表示画面2aに表示されるカメラアプリを実行するためのアイコンに対する操作を検出すると、制御部100は、記憶部103内に記憶されたカメラアプリの実行を開始する。
表示画面2aに表示されるアイコンに対する操作としては、例えば、当該アイコンに対して、ユーザが指等の操作子を接触させた後、あるいは近接させた後、当該操作子を遠ざける操作が考えられる。この操作は、いわゆるタップ操作と呼ばれる。なお、このタップ操作は、アプリを実行するためのアイコンに対する操作以外にも、表示画面2aに表示されるソフトウェアボタン等の各種情報に対する操作として使用される。
カメラアプリが実行されていないときは、広角カメラ180、標準カメラ190及びインカメラ200の動作は停止している。つまり、広角カメラ180、標準カメラ190及びインカメラ200に対しては電源が供給されていない。制御部100は、カメラアプリの実行を開始すると、ステップS2において、広角カメラ180、標準カメラ190及びインカメラ200のうちの広角カメラ180だけに電源を供給して当該広角カメラ180を起動する。カメラが起動するとは、当該カメラに対して電源の供給が開始されることを意味する。制御部100は、広角カメラ180、標準カメラ190及びインカメラ200に対する電源の供給を制御する。
ステップS2において広角カメラ180が起動すると、ステップS3において、制御部100は、広角カメラ180で撮影されるスルー画像(ライブビュー画像、プレビュー画像、あるいは単にプレビューとも呼ばれる)を表示パネル121に表示させる。つまり、表示画面2aには、広角カメラ180において所定のフレームレートで連続的に撮影される画像がリアルタイムに表示される。スルー画像は、ユーザが、カメラが撮影する撮影範囲内の被写体をリアルタイムに確認するための画像である。スルー画像は、制御部100によって、記憶部103内の揮発性メモリ103aに一時的に記憶された後、表示画面2aに表示される。スルー画像も動画の一種であるが、ここでは、カメラが撮影する動画とは、スルー画像とは異なり、不揮発性メモリ103bに保存される動画を意味する。以降、広角カメラ180が撮影するスルー画像を「広角スルー画像」と呼ぶことがある。また、標準カメラ190が撮影するスルー画像を「標準スルー画像」と呼ぶことがある。
図5は、広角スルー画像400を表示する表示画面2aの表示の一例を示す図である。以下の説明では、説明の便宜上、表示画面2aの長手方向及び短手方向を、それぞれ、左右方向及び上下方向と定義する。
図5に示されるように、表示画面2aの右上部分には、サブ画面310が表示されている。また、表示画面2aの右側端部には、ソフトウェアボタンである静止画撮影ボタン320及び動画撮影ボタン330が表示されている。表示画面2aにおける、サブ画面310及びソフトウェアボタンが表示される領域以外の部分領域350(以後、「メイン画面350」と呼ぶことがある)には、広角スルー画像400が表示されている。つまり、メイン画面350には、広角カメラ180が連続的に撮影する広角撮影範囲内の被写体が表示される。
サブ画面310には、記憶部103に保存されている、標準カメラ190で撮影された静止画510(以後、「撮影静止画510」と呼ぶことがある)が表示されている。サブ画面310には、記憶部103に保存されている撮影静止画510のうち、撮影日時が最も新しい撮影静止画510が表示される。なお、記憶部103に撮影静止画510が保存されていない場合には、サブ画面310は、例えば黒色となる。
このように、メイン画面350に広角スルー画像400が表示され、サブ画面310に撮影静止画510が表示されることから、ユーザは、広角スルー画像400と撮影静止画510とを同時に確認することができる。また、広角スルー画像400が撮影静止画510よりも大きく表示されることから、ユーザは、広角スルー画像400を確認しやすくなる。
静止画撮影ボタン320は、静止画を撮影するためのボタンである。標準カメラ190が起動している場合には、タッチパネル130が静止画撮影ボタン320に対する所定の操作(例えばタップ操作)を検出すると、制御部100は、静止画撮影ボタン320が操作されたときに標準カメラ190が撮影する静止画を記憶部103内の不揮発性メモリ103bに記憶する。
一方、標準カメラ190が起動しておらず、広角カメラ180が動画を撮影していない場合には、タッチパネル130が静止画撮影ボタン320に対する所定の操作(例えばタップ操作)を検出すると、制御部100は、静止画撮影ボタン320が操作されたときに広角カメラ180が撮影する静止画を記憶部103内の不揮発性メモリ103bに記憶する。
動画撮影ボタン330は、広角カメラ180において動画の撮影開始及び停止を行うための操作ボタンである。タッチパネル130が動画撮影ボタン330に対する所定の操作(例えばタップ操作)を検出すると、制御部100は、広角カメラ180において撮影される動画についての不揮発性メモリ103bへの記憶を開始する。その後、タッチパネル130が動画撮影ボタン320に対する所定の操作を検出すると、制御部100は、広角カメラ180で撮影される動画についての不揮発性メモリ103bへの記憶を停止する。
図4に示されるステップS3の後、ステップS4において、タッチパネル130が動画撮影ボタン320への操作を検出すると、ステップS5において、制御部100は、広角カメラ180での動画の撮影を開始する。具体的には、広角カメラ180において撮影される動画についての不揮発性メモリ103bへの記憶を開始する。またステップS5において、制御部100は、標準カメラ190に電源を供給して、標準カメラ190を起動する。
ステップS5において、広角カメラ180が動画の撮影を開始すると、ステップS6において、制御部100は、広角カメラ180において撮影中の動画(以後、「撮影中動画)と呼ぶことがある)を表示パネル121に表示させる。
図6は、撮影中動画410を表示する表示画面2aの一例を示す図である。図6に示されるように、メイン画面350には、図5で示した広角スルー画像400に替わって、撮影中動画410が表示される。また、図6に示されるように、広角カメラ180が動画を撮影している場合での動画撮影ボタン330bと、図5に示される、広角カメラ180が動画を撮影していない場合での動画撮影ボタン330aとではその表示が異なっている。これにより、ユーザは、動画撮影ボタン330を見ることによって、広角カメラ180で動画を撮影中か否かを知ることができる。
また、メイン画面350に撮影中動画410が表示され、サブ画面310に撮影静止画510が表示されることから、ユーザは、撮影中動画410と撮影静止画510とを同時に確認することができる。また、撮影中動画410は、撮影静止画510よりも大きく表示されることから、ユーザは撮影中動画410を確認しやすくなる。
広角カメラにおいて動画の撮影中に、ステップS7において、タッチパネル130が動画撮影ボタン330への操作を検出すると、ステップS8において、制御部100は、広角カメラ180においての動画の撮影を停止する。具体的には、制御部100は、広角カメラ180において撮影される動画についての不揮発性メモリ103bへの記憶を停止する。またステップS8において、制御部100は、標準カメラ190への電源の供給を停止して、標準カメラ190を停止する。
ステップS8の後、再度ステップS3が実行される。ステップS8の後に実行されるステップS3において、制御部100は、撮影中動画410に替わり、広角スルー画像400をメイン画面350に表示させる。このときの表示画面2aには、図5で示したような画面が表示される。以後、電子機器1は同様に動作する。
一方、広角カメラ180において動画を撮影中に、ステップS9において、タッチパネル130が静止画撮影ボタン320への操作を検出すると、ステップS10において、標準カメラ190によって静止画が撮影される。具体的には、制御部100は、静止画撮影ボタン320が操作されたときに標準カメラ190が撮影する静止画を記憶部103内の不揮発性メモリ103bに記憶する。そして、ステップS11において、制御部100は、表示パネル121を制御することによって、ステップS10で撮影された撮影静止画510をサブ画面310に表示させる。
このように、広角カメラ180において動画を撮影中に、標準カメラ190が静止画を撮影すると、表示画面2aには、当該静止画と撮影中動画410が表示される。これにより、ユーザは、広角カメラ180で撮影中の動画と、標準カメラ190で撮影された静止画の両方を同時に確認することができる。
ステップS11の後、制御部100は、ステップS6を実行した後の状態、つまり静止画撮影ボタン320及び動画撮影ボタン330への操作を待つ状態となる。以後、電子機器1は同様に動作する。
以上のように、電子機器1では、広角カメラ180において動画を撮影中に、標準カメラ190によって静止画が撮影される。つまり、動画を撮影しているカメラとは異なるカメラで静止画が撮影される。したがって、静止画の生成の自由度が向上する。広角カメラ180が撮影する動画から静止画を生成することは可能であるが、この場合には、静止画の画素数及び画角は、動画の画素数及び画角と同じとなる。本電子機器1では、動画を撮影しているカメラとは異なるカメラで静止画が撮影されることから、動画の画素数とは異なる画素数の静止画を得ることが可能となる。また、動画の画角とは異なる画角の静止画を得ることが可能となる。
また、メイン画面350に撮影中動画410が表示され、サブ画面310に撮影静止画510が表示されることから、ユーザは、撮影中動画410と撮影静止画510とを同時に確認することができる。また、撮影中動画410は、撮影静止画510よりも大きく表示されることから、ユーザは撮影中動画410を確認しやすくなる。
<撮影静止画の拡大表示>
サブ画面310に撮影静止画510が表示されている場合に、タッチパネル130が当該撮影静止画510への所定の操作(例えばタップ操作)を検出すると、制御部100は、表示パネル121に撮影静止画510を拡大して表示させる。
図7は、撮影静止画510が拡大して表示される表示画面2aの表示の一例を示す図である。図7の例では、撮影静止画510が表示画面2aの大きさに拡大されて表示されている。また、表示画面2aにはサブ画面310、静止画撮影ボタン320及び動画撮影ボタン330は表示されていない。
図7に示されるように、撮影静止画510が拡大して表示されている場合には、制御部100は、所定の操作、例えば、バックボタンである操作ボタン14への操作を検出すると、表示画面2aの表示を、撮影静止画510を拡大して表示する前の表示に戻す。
このような撮影静止画510を拡大表示する操作は、メイン画面350に広角スルー画像400が表示されている場合に行われても良いし、メイン画面350に撮影中動画410が表示されている場合に行われても良い。
このように、撮影静止画510が拡大して表示されるため、ユーザは、撮影静止画510を確認しやすくなる。
本例では、広角カメラ180において動画を撮影している間だけ標準カメラ190が起動している。これにより、標準カメラ190が常に起動している場合と比較して、電子機器1の消費電力を抑制することができる。なお、広角カメラ180が動画を撮影していない場合であっても、標準カメラ190を起動しても良い。例えば、広角カメラ180の起動と同時に標準カメラ190を起動しても良い。
また、電子機器1は、動作モードとして、広角カメラ180において動画を撮影中に標準カメラ190による静止画の撮影が可能である撮影許可モードと、広角カメラ180において動画の撮影中に標準カメラ190による静止画の撮影がされない撮影不可モードとを備えていても良い。ユーザは、表示画面2aを操作することによって、電子機器1に対して、撮影許可モードで動作するか、撮影不可モードで動作するかを指示することができる。
電子機器1の動作モードが撮影許可モードに設定されている場合には、上述の図6に示されるように、広角カメラ180での動画撮影中に、静止画撮影ボタン320が表示される。一方で、電子機器1の動作モードが撮影不可モードに設定されている場合には、広角カメラ180での動画撮影中には静止画撮影ボタン320が表示されない。電子機器1の動作モードが撮影不可モードである場合には、制御部100は、標準カメラ190への電源の供給を停止して、当該標準カメラ190の動作を停止しても良い。これにより、電子機器1の消費電力を抑制することができる。
なお、電子機器1の動作モードが撮影不可モードに設定されている場合、広角カメラ180での動画撮影中に静止画撮影ボタン320が表示されても良い。この場合には、広角カメラ180での動画撮影中に静止画撮影ボタン320が操作されると、制御部100は、広角カメラ180において撮影中の動画から、静止画撮影ボタン320が操作されたときの静止画像を生成して、記憶部103内の不揮発性メモリ103bに記憶する。これにより、広角カメラ180において撮影中の動画から静止画を生成することができる。
また、広角カメラ180が動画を撮影中か否かにかかわらず、サブ画面310には、図8に示されるように、撮影静止画510の替りに標準スルー画像500が表示されても良い。図8では、広角カメラ180が動画を撮影していないときに、サブ画面310に標準スルー画像500が表示されている様子が示されている。サブ画面310に標準スルー画像500が表示されている場合に、静止画撮影ボタン320が操作されたときには、標準カメラ190で撮影された撮影静止画510が、サブ画面310において、図5,6に示されるように一時的に表示された後、サブ画面310には、標準スルー画像500が表示される。
<各種変形例>
以下に、電子機器1の各種変形例について説明する。
<第1変形例:メイン画面での標準スルー画像の表示>
本変形例では、ユーザは、メイン画面350に標準スルー画像500を表示させることができる。図9は、本変形例に係る電子機器1の動作の一例を示すフローチャートである。
カメラアプリの実行中に動画撮影ボタン330が操作されると、ステップS21において、制御部100は、広角カメラ180において動画撮影を開始する。また、ステップS21において、制御部100は、標準カメラ190を起動して、標準スルー画像の撮影を開始する。
ステップS21において、広角カメラ180において動画の撮影が開始されると、ステップS22において、制御部100は、撮影中動画410をメイン画面350に表示させる。またステップS22において、制御部100は、切替ボタン340を表示画面2aに表示させる。
図10は、撮影中動画410及び切替ボタン340を表示する表示画面2aの一例を示す図である。図10に示されるように、メイン画面350及びサブ画面310には、それぞれ、撮影中動画410及び撮影静止画510が表示されている。また表示画面2aには、ソフトウェアボタンである切替ボタン340が表示されている。図10の例では、切替ボタン340は、表示画面2aの左下部分に表示されている。切替ボタン340は、メイン画面350及びサブ画面310にそれぞれ表示される画像を切り替えるための操作ボタンである。
ステップS22の後、ステップS23において、タッチパネル130が切替ボタン340に対する操作を検出すると、ステップS24において、制御部100は、標準スルー画像500を表示パネル121に表示させる。
図11は、標準スルー画像500及び切替ボタン340を表示する表示画面2aの表示の一例を示す図である。図11に示されるように、撮影中動画410に替わり標準スルー画像500がメイン画面350に表示されている。つまり、メイン画面350には、標準カメラ190が連続的に撮影する標準撮影範囲内の被写体が表示される。また、サブ画面310には、撮影静止画510に替わって、撮影中動画410が表示されている。
標準スルー画像500がメイン画面350に表示されている場合に、ステップS25において、タッチパネル130が切替ボタン340への操作を検出すると、ステップS22が再度実行される。ステップS25の後に実行されるステップS22において、制御部100は、標準スルー画像500に替わり撮影中動画410をメイン画面350に表示させる。また、制御部100は、撮影中動画410に替わり、撮影静止画510をサブ画面310に表示させる。これにより、表示画面2aには、図10に示されるような画面が表示される。
以上のように、表示画面2aに標準スルー画像500が表示されることから、ユーザは、標準スルー画像500を確認することができる。また、メイン画面350に標準スルー画像500が表示され、サブ画面310に撮影中動画410が表示されることから、ユーザは、標準スルー画像500と撮影中動画410とを同時に確認することができる。また、標準スルー画像500が撮影中動画410よりも大きく表示されることから、ユーザは標準スルー画像500を確認しやすくなる。
メイン画面350に標準スルー画像500が表示されており、サブ画面310に撮影中動画410が表示されている場合に、標準カメラ190において静止画が撮影された場合には、制御部100は、例えば、図12に示されるように、メイン画面350に撮影静止画510を表示させる。そして、制御部100は、メイン画面350に撮影静止画510を一定時間表示させた後に、図11に示されるように、メイン画面350に標準スルー画像500を表示させる。また、メイン画面350に標準スルー画像500が表示されており、サブ画面310に撮影中動画410が表示されている場合に、標準カメラ190において静止画が撮影された場合には、制御部100は、図10に示されるように、メイン画面350に撮影中動画410を表示させ、サブ画面310に撮影静止画510を表示させても良い。
また、メイン画面350に標準スルー画像500が表示されており、サブ画面310に撮影中動画410が表示されている場合に、タッチパネル130が動画撮影ボタン330への操作を検出すると、制御部100は、広角カメラ180において動画の撮影を停止する。広角カメラ180において動画の撮影が停止されると、図13に示されるように、サブ画面310には、撮影中動画410に替わり、広角スルー画像400が表示される。
なお、切替ボタン340は、メイン画面350に撮影中動画410が表示されているときだけでなく、メイン画面350に広角スルー画像400が表示されているときにも表示されても良い。この場合には、メイン画面350に広角スルー画像400が表示されているときには標準カメラ190は動作している。
図14は、広角スルー画像400及び切替ボタン340を表示する表示画面2aの表示の一例を示す図である。図14に示されるように、メイン画面350及びサブ画面310には、それぞれ、広角スルー画像400及び撮影静止画510が表示されている。また、表示画面2aの左下部分には、切替ボタン340が表示されている。
図14に示されるような画面が表示画面2aに表示されている場合に、タッチパネル130が切替ボタン340への操作を検出すると、上述の図13に示されるように、メイン画面350には、広角スルー画像400に替わり標準スルー画像500が表示され、サブ画面310には、撮影静止画510に替わり広角スルー画像400が表示される。その後、タッチパネル130が切替ボタン340への操作を検出した場合には、図14に示されるように、メイン画面350には、標準スルー画像500に替わり広角スルー画像400が表示され、サブ画面310には、広角スルー画像400に替わり撮影静止画510が表示される。
また、メイン画面350に標準スルー画像500が表示され、サブ画面310に広角スルー画像400が表示されている場合(図13参照)に、タッチパネル130が動画撮影ボタン330への操作を検出すると、制御部100は、広角カメラ180において動画の撮影を開始する。広角カメラ180において動画の撮影が開始されると、上述の図11に示されるように、サブ画面310には、広角スルー画像400に替わり撮影中動画410が表示される。
なお、図10,14に示される表示画面2aにおいて、上述の図8に示されるように、サブ画面310には撮影静止画像510ではなく標準スルー画像500が表示されても良い。
<ズーム撮影について>
上述のように、電子機器1は、広角カメラ180、標準カメラ190及びインカメラ200のそれぞれについてのズーム機能を有している。
カメラの撮影範囲内の被写体をズームインするズームイン操作としては、例えば、ピンチアウト操作(ピンチオープン操作とも呼ばれる)を採用することができる。またカメラの撮影範囲内の被写体をズームアウトするズームアウト操作としては、例えば、ピンチイン操作(ピンチクローズ操作とも呼ばれる)を採用することができる。ピンチアウト操作及びピンチイン操作は、まとめてピンチ操作と呼ばれる。
図15は、表示画面2aにおける、標準スルー画像500を表示するメイン画面350に対して、ズーム操作としてのピンチ操作が行われる様子を示す図である。
ピンチアウト操作とは、図15に示されるように、2本の指(例えば親指と人差し指)が表示画面2aに接触した状態、あるいは近接した状態で、当該2本の指が離れる(開く)操作である。ズームイン時のズーム倍率は、ピンチアウト操作において離れていく2本の指の間の距離(開いていく2本の指が成す角度)によって決定される。ピンチアウト操作を行う2本の指が離れるほど、ズーム倍率が大きくなる。これにより標準カメラ190の撮影範囲内の被写体をズームインすることができる。
ピンチイン操作とは、図15に示されるように、2本の指が表示画面2aに接触した状態、あるいは近接した状態で、当該2本の指が近づく(閉じる)操作である。ズームアウト時のズーム倍率は、ピンチイン操作において近づいていく2本の指の間の距離(閉じていく2本の指が成す角度)によって決定される。ピンチイン操作を行う2本の指が近づくほど、ズーム倍率が小さくなる。これにより標準カメラ190の撮影範囲内の被写体をズームアウトすることができる。
このように、表示画面2aのメイン画面350に標準スルー画像500が表示されている場合には、標準カメラ190の撮影範囲をズームすることができる。よって、ユーザは、静止画撮影ボタン320を操作することによって、電子機器1の標準カメラ190に静止画をズーム撮影させることができる。
ピンチ操作によるズーム操作は、標準カメラ190だけでなく広角カメラ180に対しても行うことができる。図16は、表示画面2aにおける、撮影中動画410を表示するメイン画面350に対して、ズーム操作としてのピンチ操作が行われる様子を示す図である。ユーザは、撮影中動画410を表示するメイン画面350に対してピンチ操作を行うことによって、広角カメラ180が撮影している動画の画角を変更することができる。これにより、動画がズーム撮影される。また、メイン画面350に広角スルー画像400が表示されている場合には、ユーザは、広角スルー画像400を表示するメイン画面350に対してピンチ操作を行うことによって、広角カメラ180のズーム操作を行うことができる。よって、ユーザは、動画撮影ボタン330を操作することによって、電子機器1の広角カメラ180に動画をズーム撮影させることができる。
なお、広角カメラ180及び標準カメラ190の両方が起動している場合に、メイン画面350に対してピンチ操作が行われると、広角カメラ180及び標準カメラ190のうち、当該メイン画面350に表示されている画像を撮影しているカメラのみがズームされ、他方のカメラはズームされずに、当該他方のカメラの撮影範囲は維持される。
以上のように、広角カメラ180で動画撮影中であっても、ユーザは、標準スルー画像500が表示されるメイン画面350に対するピンチ操作によって標準カメラのズーム操作を行うことができる。つまり、ユーザは、広角カメラ180で動画撮影中であっても、標準カメラ190にズーム撮影させることができる。
<第2変形例:静止画の自動撮影>
本変形例では、広角カメラ180において動画を撮影中に、制御部100が、第1条件が成立すると判定した場合には、標準カメラ190において静止画が自動撮影される。以後、標準カメラ190において静止画が自動撮影される第1条件を自動撮影条件と呼ぶことがある。
<電子機器が所定場所に位置するときに自動撮影>
自動撮影条件としては、例えば、電子機器1の位置が所定場所であるか否かという条件が採用される。以下では、このような自動撮影条件が採用される場合での電子機器1について説明する。
図17は、本変形例に係る電子機器1の電気的構成の一例を示すブロック図である。本変形例に係る電子機器1には、位置情報取得部220が設けられている。
位置情報取得部220は、電子機器1の現在位置を取得することが可能である。位置情報取得部220は、例えば、GPS(Global Positioning System)を利用した装置である。位置情報取得部220は、GPS衛星からのGPS信号を受信し、当該GPS信号に基づいて電子機器1の現在位置を示す位置情報を求めることが可能である。位置情報には、例えば、緯度情報と経度情報とが含まれている。
図18は、本変形例に係る電子機器1の動作の一例を示すフローチャートである。カメラアプリの実行中に動画撮影ボタン330が操作されると、ステップS31において、制御部100は、広角カメラ180での動画撮影を開始するとともに、標準カメラ190を起動する。そして、ステップS32において、制御部100は、撮影中動画410をメイン画面350に表示させる。
ステップS32の後、ステップS33において、位置情報取得部220は、電子機器1の現在位置を示す位置情報を取得する。
次に、ステップS34において、制御部100は、ステップS33において取得された位置情報に基づいて、電子機器1が所定場所に位置するか否かを判定する。制御部100は、電子機器1が所定場所に位置するか否かを判定する判定部として機能する。記憶部103内には、目的地となる場所の位置情報(以後、目的地情報と呼ぶことがある)が記憶される。制御部100は、位置情報取得部220からの位置情報と目的地情報とを比較して、電子機器1の現在位置と目的地の位置とが所的距離以内である場合には、電子機器1が所定場所(目的地)に位置すると判定する。一方、制御部100は、位置情報取得部220からの位置情報と目的地情報とを比較して、電子機器1の現在位置と目的地の位置とが所的距離より離れている場合には、電子機器1が所定場所に位置しないと判定する。
ユーザは、電子機器1に対して目的地(所定場所)を指定することができる。記憶部103内には、例えば、地図を表示する地図アプリが記憶されている。ユーザが、表示画面2aを操作して、電子機器1に地図アプリを実行させると、表示画面2aに地図が表示される。ユーザは、表示画面2aに表示される地図を操作することによって、電子機器1に対して目的地を指定することができる。電子機器1では、ユーザによって指定された目的地の位置情報(目的地情報)が生成されて記憶部103に記憶される。また、ユーザは、住所あるいは電話番号を電子機器1に入力することによって、目的地を電子機器1に指定することができる。電子機器1は、入力された住所あるいは電話番号に応じた目的地情報を生成して記憶部103に記憶する。また、ユーザは、記憶部103内に記憶されている、名所、お店、建物等の名前を表示画面2aを利用して選択することによって、電子機器1に目的地を指定することができる。電子機器1は、選択された名前に応じた目的地情報を生成して記憶部103に記憶する。
ステップS34において、電子機器1が所定場所に位置しないと判定されると、ステップS33が再度実行される。つまり、ステップS34において、電子機器1が所定場所に位置すると判定されるまで、ステップS33及びS34が実行される。この一連の処理は、例えば、所定時間毎に実行される。
一方、ステップS34において、電子機器1が所定場所に位置すると判定されると、ステップS35が実行される。ステップS35において、制御部100は、電子機器1の現在位置が所定場所であることを通知するための第1通知情報を表示パネル121に表示させる。制御部100は、電子機器1の現在位置が所定場所であることを通知するための通知部として機能する。また、ステップS35において、制御部100は、標準カメラ190に静止画を撮影させる。
図19は、第1通知情報を表示する表示画面2aの一例を示す図である。図19の例では、第1通知情報として、「目的地付近です」という文字列360が表示されている。第1通知情報は、例えば、メイン画面350の撮影中動画410に重ねて表示される。
このように、第1通知情報が表示画面2aに表示されることから、ユーザは、電子機器1が所定場所に位置することを知ることができる。
また、制御部100は、広角カメラ180において動画を撮影中に、電子機器1が所定場所に位置すると判定したときに、標準カメラ190によって静止画を撮影することから、静止画を自動撮影することができる。
なお、上記の例では、広角カメラ180において動画の撮影中に、標準カメラ190が起動していたが、電子機器1が所定場所に位置すると判定されたときに標準カメラ190を起動しても良い。これにより、電子機器1の消費電力を抑制することができる。
<標準カメラに所定対象物が映るときに自動撮影>
自動撮影条件は、上記の例に限られない。例えば、自動撮影条件として、標準カメラ190に所定の対象物が映っているか否かという条件を採用しても良い。以下では、このような自動撮影条件が採用される場合での電子機器1の動作について説明する。図20は、当該動作の一例を示すフローチャートである。
カメラアプリの実行中に動画撮影ボタン330が操作されると、ステップS41において、制御部100は、広角カメラ180において動画の撮影を開始する。また、ステップS41において、制御部100は、標準カメラ190を起動して、標準スルー画像500の撮影を開始する。
ステップS41において、広角カメラ180において動画の撮影が開始されると、ステップS42において、制御部100は、撮影中動画410をメイン画面350に表示させる。表示画面2aには、図6で示されるような画面が表示される。
次に、ステップS43において、制御部100は、標準カメラ190に所定対象物が映っているか否かを判定する。制御部100は、標準カメラ190に所定対象物が映っているか否かを判定する判定部として機能する。例えば、制御部100は、文字認識技術等によって標準スルー画像500に所定の文字列(例えばお店の名前など)が映っているか否かを判定する。また、制御部100は、画像認識技術によって、標準スルー画像510に所定の被写体(例えば、お店のマークなど)が映っているか否かを判定しても良い。所定対象物に関する情報、例えば、文字列、画像は、ユーザの入力操作などによって、記憶部103内に記憶される。
ステップS43において、標準カメラ190に所定対象物が映っていないと判定されると、ステップS43が再度実行される。つまり、ステップS43において、標準カメラ190に所定対象部が映っていると判定されるまで、ステップS43が、例えば、所定時間毎に実行される。
一方、ステップS43において、標準カメラ190に所定対象物が映っていると判定されると、ステップS44が実行される。ステップS44において、制御部100は、標準カメラ190に所定対象物が映っていることを通知するための第2通知情報を表示パネル121に表示させる。制御部100は、標準カメラ190に所定対象物が映っていることを通知するための通知部として機能する。また、ステップS44において、制御部100は、標準カメラ190に静止画を撮影させる。
図21は、第2通知情報を表示する表示画面2aの一例を示す図である。図21の例では、文字列371が所定対象物と判定されて、第2通知情報として、マーカー370及びマーカー390が表示画面2aに表示されている。マーカー370は、所定対象物を囲むように表示されており、所定対象物の位置を示している。マーカー390は、メイン画面350に表示される撮影中動画410における、標準撮影範囲に対応する領域(標準撮影範囲の被写体が映る領域)を示している。図21では、標準カメラ190で自動撮影された撮影静止画510がサブ画面310に表示されている。
なお、マーカー370,390は、表示画面2aに表示される情報であって、カメラに写っている情報ではないことから、撮影中動画410に重ねて表示されているものの、撮影中動画410に含まれるわけではない。
このように、第2通知情報が表示画面2aに表示されることから、ユーザは、標準カメラ190に所定対象物が映っていることを知ることができる。また、マーカー370によって、ユーザは、所定対象物が撮影中動画410においてどこに写っているかを知ることができる。
また、制御部100は、広角カメラ180において動画を撮影中に、標準カメラ190に所定対象物が映っていると判定したときに、標準カメラ190によって静止画を撮影することから、静止画を自動撮影することができる。そして、表示画面2aにはマーカー390が表示されることから、ユーザは自動撮影される静止画に映る被写体を確認することができる。
また、静止画を自動撮影する標準カメラ190が撮影する標準スルー画像500において、所定対象物が映っているか否かが判定されることから、所定対象物が映る静止画をより確実に得ることができる。
なお、ステップS43において、広角カメラ180が撮影する広角スルー画像400における、標準撮影範囲と対応する領域(標準撮影範囲内の被写体が映る領域)に、所定対象物が映っているか否かが判定されても良い。この場合にも、所定対象物が映る静止画をより確実に得ることができる。
また、広角カメラ180が撮影する広角スルー画像400における、標準撮影範囲と対応する領域(標準撮影範囲内の被写体が映る領域)に、所定対象物が映っているか否かが判定される場合には、自動撮影が行われないとき標準カメラ190を停止しても良い。これにより、電子機器1の消費電力を抑制することができる。
ステップS35,S44では、静止画が一枚だけ撮影されても良いし、複数枚連続して静止画が撮影されても良い。自動撮影条件が、電子機器1が所定場所に位置するという条件である場合には、標準カメラ190は、電子機器1が所定場所に位置したときに静止画を一枚だけ自動撮影しても良いし、電子機器1の位置が所定場所になってから、ある程度所定場所から離れるまで、静止画を例えば所定の時間毎に連続して撮影しても良い。また、自動撮影条件が、標準カメラ190に所定対象物が映るという条件である場合には、標準カメラ190は、標準スルー画像510に所定対象物が映ったときに一枚だけ静止画を撮影しても良いし、標準スルー画像510に所定対象物が映っている間、所定の時間毎に連続して静止画を撮影しても良い。
複数枚の静止画が連続して自動撮影される場合には、自動撮影が開始してから終了するまでの間、表示画面2aには、マーカー370及びマーカー390が表示される。これにより、ユーザは、複数枚の静止画が連続して自動撮影されていることを知ることができる。また、マーカー390によって、自動撮影で撮影される撮影範囲を知ることができる。
複数枚連続して自動撮影される場合には、自動撮影の後、連続して自動撮影された複数枚の静止画のうち、保存する画像をユーザが選択できるようにしても良い。この場合には、複数枚連続して自動撮影された後には、例えば、図22で示されるような画面が表示される。図22は、連続して自動撮影された複数枚の静止画を表示する表示画面2aの表示の一例を示す図である。図22に示されるように、表示画面2aには、自動撮影によって撮影された複数の撮影静止画510が表示されている。また、図22の例では、「保存する画像を選択して下さい」という文字列380が表示されている。ユーザは、複数の撮影静止画の中から保存しておきたい撮影静止画をタップ操作などによって選択することができる。ユーザが選択した撮影静止画は不揮発性メモリ103bに記憶される。
上記の例では、自動撮影条件が成立した場合に、自動撮影及びユーザ通知の両方が行われていたが、いずれか一方のみが行われても良い。
上記の例では、自動撮影条件として、電子機器1が所定場所に位置するといる条件と、標準カメラ190に所定対象物が映るという条件とについて説明したが、自動撮影条件は上記の例に限られない。例えば、電子機器1が所定の場所に位置しており、かつ標準カメラ190に所定対象物が映るという条件でも良い。
また、電子機器1が加速度センサを備えている場合には、加速度センサが検出する加速度が所定値以上となったときに、自動撮影を行っても良い。これにより、電子機器1が車に取り付けられている場合には、急ブレーキや急発進などを行ったとき、あるいは衝突したとき等に静止画が自動撮影される。このような電子機器1を車に取り付けることによって、当該電子機器1をドライブレコーダとして利用することができる。
なお、自動撮影が行われていないときには、ユーザは、静止画撮影ボタン320を操作することによって電子機器1に静止画を撮影させることができる。
<第3変形例:撮影許可モードと撮影不可モードとの切り替え>
本変形では、電子機器1は、動作モードとして、広角カメラ180において動画撮影中に標準カメラ190での静止画の撮影が可能である撮影許可モードと、広角カメラ180で動画撮影中に標準カメラ190で静止画の撮影がされない撮影不可モードとを備えている。
また、広角カメラ180において動画を撮影中に、制御部100が、第2条件が成立すると判定する場合には、電子機器1の動作モードが撮影許可モードに設定され、第2条件が成立しないと判定される場合には、電子機器1の動作モードが撮影不可モードに設定される。以後、第2条件を撮影許可条件と呼ぶことがある。
撮影許可条件としては、例えば、電子機器1の位置が一定であるか否かという条件が採用される。以下では、このような撮影許可条件が採用される場合での電子機器1の動作について説明する。
図23は、当該動作の一例を示すフローチャートである。図23に示されるように、カメラアプリの実行中に動画撮影ボタン330が操作されると、ステップS51において、制御部100は、広角カメラ180において動画撮影を開始する。また、ステップS51において、制御部100は、標準カメラ190を起動する。
ステップS51において、広角カメラ180において動画の撮影が開始されると、ステップS52において、制御部100は、撮影中動画410をメイン画面350に表示させる。表示画面2aには、図6に示されるような表示画面2aが表示される。
ステップS52の後、ステップS53において、位置情報取得部220は、電子機器1の現在位置を示す位置情報を取得する。そして、ステップS54において、制御部100は、ステップS53において取得された位置情報に基づいて、電子機器1の位置が一定であるか否かを判定する。制御部100は、電子機器1の位置が一定であるか否かを判定する判定部として機能する。記憶部103内には、位置情報取得部220が所定時間毎に取得する位置情報が一定期間分記憶されている。制御部100は、位置情報取得部220から位置情報が入力されたときに、記憶部103内の位置情報に基づいて、それ以前の一定期間での電子機器1の各位置が所定範囲内にあるか否かを判定する。そして、制御部100は、一定期間での電子機器1の各位置が所定範囲内にある場合には、電子機器1の位置が一定であると判定する。一方、電子機器1の位置が一定期間にわたって所定範囲内にない場合には、電子機器1の位置が一定でないと判定する。
ステップS54において、電子機器1の位置が一定でないと判定されると、ステップS56において、制御部100は、電子機器1の動作モードを撮影不可モードに設定する。一方、ステップS54において、電子機器1の位置が一定であると判定されると、ステップS55において、制御部100は、電子機器1の動作モードを撮影許可モードに設定する。また、ステップS55において、制御部100は、電子機器1の動作モードが撮影許可モードであることを通知するための第3通知情報を表示画面2aに表示させる。
図24は、第3通知情報を表示する表示画面2aの一例を示す図である。図24の例では、第3通知情報として、標準撮影範囲を示すマーカー390が示されている。
このように、電子機器1の動作モードが撮影許可モードである場合には、第3通知情報が表示画面2aに表示されることから、ユーザは、電子機器1の動作モードが撮影許可モードであるか撮影不可モードであるかを容易に知ることができる。
図24では、広角カメラ180及び標準カメラ190のそれぞれのズーム倍率が1倍であるときの表示画面2aを示している。標準カメラ190のズーム倍率が変化せず、広角カメラ180のズーム倍率が大きくなると、標準撮影範囲と広角撮影範囲との画角差が小さくなる。したがって、広角カメラ180のズーム倍率が大きくなるにつれて、表示画面2aにおける、標準撮影範囲を示すマーカー390の位置がより外側になる。
図25は、標準カメラ190のズーム倍率が1倍であり、広角カメラ180のズーム倍率が1倍より大きい場合での、第3通知情報390を表示する表示画面2aの一例を示す図である。図25に示されるように、図24に示される表示画面2aと比較して、表示画面2aにおけるマーカー390の位置が外側となっている。
広角カメラ180のズーム倍率が大きい場合には、広角撮影範囲が標準撮影範囲より狭くなる場合がある。この場合には、標準撮影範囲は、表示画面2aに表示される撮影中動画410の画角よりも広くなっているため、表示画面2aにマーカー390を表示することができない。そこで、第3通知情報として標準撮影範囲を示すマーカー390が採用される場合には、広角撮影範囲が標準撮影範囲よりも狭くならないように、広角カメラ180のズーム倍率を制限しても良い。
なお、制御部100は、電子機器1の動作モードを撮影不可モードに設定する場合には、標準カメラ190を停止しても良い。これにより、広角カメラ180での動画撮影中に常に標準カメラ190が起動している場合と比較して、消費電流を低減することができる。
以上のように、広角カメラ180において動画撮影中に、制御部100が、撮影許可条件が成立しないと判定するとき、電子機器1の動作モードが、撮影不可モードに設定される。これにより、広角カメラ180において動画撮影中には標準カメラ190で静止画が撮影されないことから、電子機器1の消費電流を低減することができる。
また、本例では、制御部100が、電子機器1の位置が一定であると判定しない場合に、電子機器1の動作モードが撮影不可モードとなる。これにより、電子機器1を持つユーザが、動きながら、電子機器1に対して静止画撮影指示(例えば表示画面2aに対する所定の操作)を入力することを抑制することができる。また、電子機器1が、ユーザが運転する乗り物などに取り付けられている場合には、乗り物を運転するユーザが、運転しながら、電子機器1に対して静止画撮影指示を入力することを抑制することがきる。
また、電子機器1の動作モードが撮影許可モードである場合に、第3通知情報が表示画面2aに表示されることから、ユーザは、電子機器1の動作モードが撮影許可モードであるか撮影不可モードであるかを容易に知ることができる。
<その他の変形例>
上記の各例では、広角カメラ180及び標準カメラ190は、同一の電子機器に搭載されていたが、別々の電子機器に搭載されても良い。例えば、標準カメラ190が上記の電子機器1(携帯電話機)に搭載され、広角カメラ180がドライブレコーダに搭載されても良い。この場合には、電子機器1とドライブレコーダが、互いに通信可能に構成される。また、広角カメラ180及び標準カメラ190のそれぞれのズーム倍率が一倍である状態において、広角撮影範囲が標準撮影範囲を含むように、電子機器1及びドライブレコーダが車の室内に搭載される。そして、ドライブレコーダに搭載された広角カメラ180が、車の進行方向の映像を動画撮影している場合に、電子機器1に搭載された標準カメラ190が車の進行方向の映像を静止画撮影する。ドライブレコーダの広角カメラ180での広角スルー画像400及び撮影中動画410を電子機器1に無線あるいは有線で送信することによって、電子機器1は、上記と同様にして、上述の図5,6等の画面を表示することが可能となる。そして、電子機器1が、ユーザからの指示等に応じて、ドライブレコーダの広角カメラ180を制御することによって、上記と同様にして、広角カメラ180での動画の開始及び終了が制御されたり、広角撮影範囲が制御されたりする。
また、上記の各例では、動画の撮影は広角カメラ180によって行われているが、標準カメラ190で動画の撮影を行っても良い。例えば、スルー画像を表示する表示画面2aに、動画撮影を行うカメラを切り替えるためのカメラ切替ボタンが表示されており、ユーザはカメラ切替ボタンを操作することによって、電子機器1に、動画撮影を行うカメラを、広角カメラ180と標準カメラ190とで切り替えさせることができる。
また、標準カメラ190を、動画を撮影するためのカメラとする場合には、広角カメラ180を、静止画を撮影するためのカメラとしても良い。この場合、標準カメラ190において動画を撮影中に、広角カメラ180によって静止画を撮影することができる。
また、第1カメラ180は、第2カメラ190よりも広角に撮影できるカメラであったが、第2カメラ190が、第1カメラ180よりも広角に撮影できるカメラであっても良い。また、第1カメラ180の画角と第2カメラ190の画角とは同じであっても良い。
また、上記の各例では、本開示の技術をスマートフォン等の携帯電話機に適用する場合を例にあげて説明したが、本開示の技術は、複数のカメラを備える他の電子機器にも適用することができる。例えば、本開示の技術は、デジタルカメラ、パーソナルコンピュータあるいはタブレット端末等の電子機器にも適用することができる。
以上のように、電子機器1は詳細に説明されたが、上記した説明は、全ての局面において例示であって、この開示がそれに限定されるものではない。また、上述した各種変形例は、相互に矛盾しない限り組み合わせて適用可能である。そして、例示されていない無数の変形例が、この開示の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 電子機器
2a 表示画面
100 制御部
120 表示部
130 タッチパネル
180 第1カメラ
190 第2カメラ
220 位置情報取得部
400 広角スルー画像
410 撮影中動画
500 標準スルー画像
510 撮影静止画

Claims (16)

  1. 電子機器であって、
    第1カメラと、
    第2カメラと
    前記第1カメラにおいて動画撮影中に、前記電子機器が所定場所に位置するか否かを判定する第1判定部と
    を備え、
    前記第2カメラは、前記第1カメラにおいて動画撮影中に、前記電子機器が前記所定場所に位置すると前記第1判定部が判定したとき、静止画を撮影する、電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    表示部を備え、
    前記第2カメラは、前記第1カメラの動画撮影中において、前記第1カメラで撮影中の動画である撮影中動画が前記表示部に表示されているときに、前記電子機器が前記所定場所に位置すると前記第1判定部が判定したとき、静止画を撮影する、電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器であって、
    前記表示部の表示画面に対する操作を検出する操作検出部を備え、
    前記表示部は、前記撮影中動画を表示している場合に、前記操作検出部が第1所定操作を検出したとき、前記第2カメラで撮影されるスルー画像を表示し、
    前記第2カメラは、前記撮影中動画及び前記スルー画像が前記表示部に表示されているときに、前記電子機器が前記所定場所に位置すると前記第1判定部が判定したとき、静止画を撮影する、電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記表示部が表示する前記スルー画像に対する第2所定操作を前記操作検出部が検出したとき、前記第2カメラは、当該第2カメラの撮影範囲をズームする、電子機器。
  5. 請求項2に記載の電子機器であって、
    前記表示部の表示画面に対する操作を検出する操作検出部を備え、
    前記表示部は、前記第1カメラで撮影される第1スルー画像を表示している場合に、前記操作検出部が第1所定操作を検出したとき、前記第2カメラで撮影される第2スルー画像を表示する、電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器であって、
    前記表示部は、前記第1スルー画像を表示している場合に、前記操作検出部が前記第1所定操作を検出したとき、前記第1及び第2スルー画像を表示する、電子機器。
  7. 請求項5及び請求項6のいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記表示部が表示する前記第2スルー画像に対する第2所定操作を前記操作検出部が検出したとき、前記第2カメラは、当該第2カメラの撮影範囲をズームする、電子機器。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記第1判定部は、前記第2カメラに所定対象物が映るか否かを判定し、
    前記第2カメラは、前記第1カメラにおいて動画撮影中に、前記第2カメラに前記所定対象物が映ると前記第1判定部が判定したとき、静止画を撮影する、電子機器。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一つに記載の電子機器であって、
    記第1カメラにおいて動画撮影中に、前記電子機器が前記所定場所に位置すると前記第1判定部が判定したとき、前記前記電子機器が前記所定場所に位置することをユーザに通知する第1通知部をさらに備える、電子機器。
  10. 請求項に記載の電子機器であって、
    記第1カメラにおいて動画撮影中に、前記第2カメラに前記所定対象物が映ると前記第1判定部が判定したとき、前記第2カメラに前記所定対象物が映ることをユーザに通知する第1通知部をさらに備える、電子機器。
  11. 請求項乃至請求項10のいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記第2カメラは、前記第1カメラにおいて動画撮影中に、前記電子機器に対して静止画撮影指示がユーザから入力されたとき、静止画を撮影する、電子機器。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記第1カメラにおいて動画撮影中に、所定条件が成立するか否かを判定する第2判定部を備え、
    前記電子機器は、動作モードとして、前記第2カメラにおいて静止画の撮影が可能である撮影許可モードと、前記第2カメラにおいて静止画が撮影されない撮影不可モードとを有し、
    前記第1カメラにおいて動画撮影中に、前記第2判定部が前記所定条件が成立したと判定しないとき、前記動作モードは前記撮影不可モードに設定され、
    前記第1カメラにおいて動画撮影中に、前記第2判定部が前記所定条件が成立したと判定したとき、前記動作モードは前記撮影許可モードに設定される、電子機器。
  13. 請求項12に記載の電子機器であって、
    前記第2カメラは、前記第1カメラにおいて動画撮影中に、前記電子機器に対して静止画撮影指示がユーザから入力されたとき、静止画を撮影し、
    記所定条件は、前記電子機器の位置が一定であるという条件であって、
    前記第1カメラにおいて動画撮影中に、前記第2判定部が前記電子機器の位置が一定であると判定しないとき、前記動作モードは前記撮影不可モードに設定され、
    前記第1カメラにおいて動画撮影中に、前記第2判定部が前記電子機器の位置が一定であると判定したとき、前記動作モードは前記撮影許可モードに設定される、電子機器。
  14. 請求項12及び請求項13のいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記第1カメラにおいて動画撮影中に、現在の前記動作モードをユーザに通知する第2通知部を備える、電子機器。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記第1カメラは、前記第2カメラよりも広角に撮影できるカメラである、あるいは前記第2カメラは、前記第1カメラよりも広角に撮影できるカメラである、電子機器。
  16. 請求項1乃至請求項15のいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記静止画は前記動画よりも画素数が多い、あるいは前記動画は前記静止画よりも画素数が多い、電子機器。
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