JP6266423B2 - 植物栽培装置 - Google Patents

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Description

本発明は、植物栽培装置に関する。
従来、植物栽培装置としては、特開2009−5634号(特許文献1)に記載されているものがある。この植物栽培装置は、閉鎖型構造物と、この閉鎖型構造物内に設けられた育成棚と、閉鎖型構造物内の温度や湿度等の閉鎖環境を制御する空調装置と、植物を栽培するための養液を貯留する養液タンクとを備えている。育成棚には、養液タンクから養液が供給され、この養液によって育成棚において植物を育成するようになっている。
しかしながら、上記従来の植物栽培装置では、植物の重量を計測するとき、植物を収穫し、閉鎖型構造物の外に取り出して、その重量を計測しなければならなかった。このため、植物の重量を計測するのに、非常に手間がかかると共に、何度も計測できないという問題がある。また、植物を取り出すために閉鎖型構造物を開閉するから、閉鎖型構造物内の閉鎖環境を維持できず、異物が混入したり、閉鎖型構造物内の植物に大きなストレスを与えるという問題がある。
特開2009−5634号
そこで、本発明の課題は、植物の重量を簡単に何度でも計測できると共に、閉鎖環境を維持できる植物栽培装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の植物栽培装置は、
密閉容器と、
上記密閉容器内に配置されると共に、植物を栽培するための養液を貯留する貯留部と、
上記密閉容器内に配置されると共に、上記貯留部から上記養液が供給されて、植物を栽培する栽培部と、
上記貯留部および上記栽培部の重量を検知する重量検知装置と
を備え
上記重量検知装置は、
上記貯留部の重量と上記栽培部の重量とを合わせた重量を検知する第1重量検知部と、
上記栽培部の重量を検知する第2重量検知部と
を有することを特徴としている。
上記構成の植物栽培装置は、上記重量検知装置によって上記貯留部の重量および上記栽培部の重量を検知する。このため、貯留部の重量および栽培部の重量に基づいて、植物の生体重量変化量、植物が吸収した養液の量、および植物の蒸散量などの植物の重量を算出できる。したがって、植物の重量を計測するとき、植物を収穫し、密閉容器の外に取り出して、その重量を計測する必要がないから、植物の重量を簡単に何度でも計測できる。
また、植物を取り出すために密閉容器を開閉しないから、密閉容器内の閉鎖環境を維持できて、密閉容器内への異物の混入を防止できると共に、植物に大きなストレスを与えるのを防止できる。
また、上記第1重量検知部は、上記貯留部の重量と上記栽培部の重量とを合わせた重量を検知し、上記第2重量検知部は、上記栽培部の重量を検知する。したがって、例えば、貯留部の上に栽培部を配置して省スペース化でき、上記密閉容器をコンパクト化できる。
本発明の植物栽培装置は、
密閉容器と、
上記密閉容器内に配置されると共に、植物を栽培するための養液を貯留する貯留部と、
上記密閉容器内に配置されると共に、上記貯留部から上記養液が供給されて、植物を栽培する栽培部と、
上記貯留部および上記栽培部の重量を検知する重量検知装置と
を備え、
上記重量検知装置は、
上記貯留部の重量および上記栽培部の重量をそれぞれ別個に検知する重量検知部を有することを特徴としている。
上記構成の植物栽培装置は、上記重量検知装置によって上記貯留部の重量および上記栽培部の重量を検知する。このため、貯留部の重量および栽培部の重量に基づいて、植物の生体重量変化量、植物が吸収した養液の量、および植物の蒸散量などの植物の重量を算出できる。したがって、植物の重量を計測するとき、植物を収穫し、密閉容器の外に取り出して、その重量を計測する必要がないから、植物の重量を簡単に何度でも計測できる。
また、植物を取り出すために密閉容器を開閉しないから、密閉容器内の閉鎖環境を維持できて、密閉容器内への異物の混入を防止できると共に、植物に大きなストレスを与えるのを防止できる。
また、上記重量検知部で上記貯留部の重量と上記栽培部の重量とをそれぞれ別個に検知する。したがって、貯留部と栽培部とをそれぞれ独立して配置できるので、密閉容器内における貯留部および栽培部のレイアウトの自由度を向上できる。例えば、貯留部と栽培部とを平面的に並置して、密閉容器の高さを低くすることができる。
一実施形態では、
上記密閉容器内の気体を除湿する除湿部と、
上記除湿部が除湿することによって生成した水の重量を検知する除湿重量検知装置と
を備える。
上記実施形態によれば、上記除湿重量検知装置は、上記除湿部が除湿することによって生成した水の重量、すなわち除湿量を検知する。このため、除湿量に基づいて、植物の蒸散量をより正確に算出できる。
一実施形態では、
上記密閉容器内に配置されると共に、上記栽培部の植物に送風する送風装置を備える。
上記実施形態によれば、上記送風装置は、上記栽培部の植物に送風する。このため、密閉容器内で気体が循環するから、密閉容器内で気体が滞留するのを防止できて、気体中の成分を植物が効率的に利用できる。
本発明によれば、植物の重量を計測するとき、植物を収穫し、密閉容器の外に取り出して、その重量を計測する必要がないから、植物の重量を簡単に何度でも計測できると共に、密閉容器内の閉鎖環境を維持できる。
本発明の植物栽培装置の第1実施形態を示す概略構成図である。 本発明の植物栽培装置の第2実施形態を示す概略構成図である。
以下、本発明を図示の実施形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の植物栽培装置の第1の実施形態についての概略構成を示している。図1に示すように、この植物栽培装置は、密閉容器1と、貯留部の一例としての貯留槽2と、栽培部の一例としての栽培槽3と、除湿部の一例としての除湿機4と、重量検知装置11と、送風装置6とを備えている。
上記密閉容器1は、略直方体形状に形成され、透明なアクリル製のパネルから構成されている。密閉容器1内には、例えば、窒素、酸素、および二酸化炭素などを計量して、所定の分圧で封入するようにしている。また、密閉容器1内には、図示しない酸素濃度計や二酸化炭素濃度計などの各種センサが設けられている。さらに、密閉容器1の側面には、グローブ8が取り付けられている。
上記貯留槽2は、密閉容器1内に配置され、植物を栽培するための養液を内部に貯留するようになっている。貯留槽2は、配管31,32を介してタンク21に接続されると共に、配管33,34を介してタンク22に接続されている。タンク21,22には、それぞれ肥料の種類、濃度、および温度の異なる養液が貯留されている。上記配管31にはポンプ41が接続され、配管33にはポンプ43が接続されている。また、配管32には電磁弁42が接続され、配管34には電磁弁44が接続されている。
上記栽培槽3は、密閉容器1内であって、貯留槽2の上方に配置されている。栽培槽3は、内部に植物50および上記養液を保持し、植物50に養液を吸わせて、植物50を水耕栽培するようになっている。栽培槽3は、配管35,36を介して貯留槽2に接続されている。この配管35にはポンプ45が接続されている。
上記重量検知装置11は、第1重量検知部の一例としての第1電子天秤12と第2重量検知部の一例としての第2電子天秤13とから構成されている。第1電子天秤12は、貯留槽2の下に配置されている。第2電子天秤13は、栽培槽3の下に配置されると共に、貯留槽2の上に配置されている。
上記第1電子天秤12は、上記栽培槽3の植物50の生体重量と、貯留槽2内および栽培槽3内の養液の重量と、貯留槽2自体の重量と、栽培槽3自体の重量と、第2電子天秤13の重量とを合計した重量を検知するようになっている。
上記第2電子天秤13は、上記栽培槽3の植物50の生体重量と、栽培槽3内の養液の重量と、栽培槽3自体の重量とを合計した重量を検知するようになっている。
上記除湿機4は、密閉容器1内の気体を除湿して、水を生成するようになっている。除湿機4の下には、容器19が配置され、この容器19の下には、除湿重量検知装置の一例としての第3電子天秤14が配置されている。
上記容器19は、除湿機4によって生成された水を貯めるようになっている。容器19は、配管37を介して貯留槽2に接続されている。この配管37には電磁弁46が接続されている。
上記第3電子天秤14は、容器19に貯まった水の重量と、容器19自体の重量と、除湿機4の重量とを合計した重量を検知するようになっている。
上記送風装置6は、密閉容器1内に配置され、栽培槽3の植物50に対して、送風するようになっている。
密閉容器1の上方には、照明装置7が配置されている。照明装置7は、栽培槽3の植物50に光を照射して、植物50の光合成を促進するようになっている。また、照明装置7は、照明装置7のオンとオフとを切り替えることによって、植物50に光合成に必要な光が供給される明期と光合成に必要な光が供給されない暗期とを切り替えできるようになっている。
上記グローブ8は、ゴム等の伸縮可能な、かつ、非透過性の材料で構成され、作業者がグローブ8を用いて、密閉容器1内の気圧を一定に維持しつつ、密閉容器1内で作業できるようになっている。つまり、グローブ8は、密閉容器1内と外部とを遮断する。
上記構成の植物栽培装置の作動を説明する。
上記タンク21,22内に貯留された養液は、上記ポンプ41,43が駆動することによって、それぞれ配管31,33を介して、貯留槽2に供給される。この貯留槽2内で、養液は、所望の組成、濃度、および温度等になるように調整される。
次に、貯留槽2で調整された養液は、上記ポンプ45が駆動することによって、配管35を介して栽培槽3に一定量が一定時間の間供給される。これにより、養液は、栽培槽3内を流れ続けて、栽培槽3で薄膜水耕(NFT:Nutrient Film Technique)が行われる。養液は、植物50によって吸収され、残余の養液は、配管36を介して貯留槽2内に戻される。
また、除湿機4および図示しないヒータが駆動して、密閉容器1内の気体の絶対湿度が一定になるように制御する。尤も、気体の温度と気体の相対湿度とが一定になるように制御してもよい。
次に、栽培槽3の植物50の生体重量変化量、植物50が吸収した養液の量である吸液量、および植物50の蒸散量をそれぞれ算出する方法を説明する。
まず、栽培槽3内の養液を配管36を介して全て貯留槽2に戻す。そして、照明装置7をオンからオフに切り替えて暗期にした直後の時刻T1において、第1電子天秤12、第2電子天秤13および第3電子天秤14が重量を検知する。このとき、第1電子天秤12が検知した重量をW1T1、第2電子天秤13が検知した重量をW2T1、第3電子天秤14が検知した重量をW3T1とする。
次に、上記時刻T1から予め定められた時間T0が経過した時刻T2において、第1電子天秤12、第2電子天秤13および第3電子天秤14が重量を検知する。このとき、第1電子天秤12が検知した重量をW1T2、第2電子天秤13が検知した重量をW2T2、第3電子天秤14が検知した重量をW3T2とする。
上記第2電子天秤13が検知した重量W2T1,W2T2は、上記栽培槽3の植物50の生体重量と栽培槽3自体の重量とを合計した重量である。ここで、栽培槽3自体の重量は一定である。
時刻T1から時刻T2までの間に変化した植物50の生体重量が一定時間T0の間における植物50の生体重量変化量(W変化)に相当するので、このW変化を下記(式1)で算出する。
W変化=W2T1−W2T2……(式1)
上記第1電子天秤12が検知した重量W1T1,W1T2は、上記栽培槽3の植物50の生体重量と、貯留槽2内の養液の重量と、貯留槽2自体の重量と、栽培槽3自体の重量と、第2電子天秤13の重量とを合計した重量である。ここで、第1電子天秤12が検知した重量から上記第2電子天秤13が検知した重量を差し引いた差分重量(W1T1−W2T1),(W1T2−W2T2)は、貯留槽2内の養液の重量と、貯留槽2自体の重量と、第2電子天秤13の重量とを合計した重量になる。ここで、貯留槽2自体の重量と、第2電子天秤13の重量とは一定である。
時刻T1から時刻T2までの間に変化した貯留槽2内の養液の重量が一定時間T0の間における植物50の吸液量(W吸液)に相当するので、このW吸液を下記(式2)で、算出する。
W吸液=(W1T1−W2T1)−(W1T2−W2T2)……(式2)
また、植物50の生体重量変化量は、植物50の吸液量から植物50の蒸散量(W蒸散)を差し引いた重量に相当する。すなわち、下記(式3)の関係が成立する。
W変化=W吸液−W蒸散……(式3)
上記(式1)、(式2)および(式3)に基づいて導き出される下記(式4)で、一定時間T0の間における植物50の蒸散量(W蒸散)を算出する。
W蒸散=W吸液−W変化
=(W1T1−W2T1)−(W1T2−W2T2)−(W2T1−W2T2)
=W1T1−W1T2−2(W2T1−W2T2)……(式4)
上記第3電子天秤14が検知した重量W3T1,W3T2は、容器19に貯まった水の重量と、容器19自体の重量と、除湿機4の重量とを合計した重量である。ここで、容器19自体の重量と、除湿機4の重量とは一定である。
密閉容器1内の絶対湿度が一定になるように制御されているので、除湿機4が捕まえた水、すなわち除湿機4が生成して、容器19に貯まった水の重量が植物50の蒸散量に相当する。したがって、時刻T1から時刻T2までの間に変化した容器19内の水の重量が一定時間T0の間における植物50の蒸散量(W蒸散)に相当するので、このW蒸散を下記(式5)で、算出する。
W蒸散=W3T2−W3T1……(式5)
なお、第1電子天秤12、第2電子天秤13および第3電子天秤14が時刻T1および時刻T2において重量を検知していたが、これに限られない。第1電子天秤12、第2電子天秤13および第3電子天秤14が、例えば、植物50の栽培を開始した直後の時刻T0において重量を検知してもよい。このとき、栽培開始直前の植物50の生体重量(W植物)を計測しておけば、このW植物と時刻T0からの上記W変化とに基づいて、栽培中の植物の生体重量をリアルタイムで計測することもできる。
上記実施形態によれば、上記重量検知装置11によって上記貯留槽2の重量および上記栽培槽3の重量を検知する。このため、貯留槽2の重量および栽培槽3の重量に基づいて、植物50の生体重量変化量(W変化)、吸液量(W吸液)、および蒸散量(W蒸散)などの植物50の重量を算出できる。したがって、植物50の重量を計測するとき、植物50を収穫し、密閉容器1の外に取り出して、その重量を計測する必要がないから、植物50の重量を簡単に何度でも計測できる。
また、植物50を取り出すために密閉容器1を開閉しないから、密閉容器1内の閉鎖環境を維持できる。具体的には、密閉容器1内に封入されている窒素、酸素、および二酸化炭素等の分圧や、密閉容器内の絶対湿度などを一定に保つことができる。したがって、密閉容器1内への異物の混入を防止できると共に、植物50に大きなストレスを与えるのを防止できる。
また、除湿機4による除湿量を第3電子天秤14によって検知する。ここで、密閉容器1内の絶対湿度が一定になるように制御されているので、除湿量に基づいて、植物50の蒸散量をより正確に算出できる。
また、第1電子天秤12は、栽培槽3の植物50の生体重量と、貯留槽2内および栽培槽3内の養液の重量と、貯留槽2自体の重量と、栽培槽3自体の重量と、第2電子天秤13の重量とを合計した重量を検知する。第2電子天秤13は、上記栽培槽3の植物50の生体重量と、貯留槽2内の養液の重量と、栽培槽3自体の重量とを合計した重量を検知する。したがって、貯留槽2の上に栽培槽3および第2電子天秤13とを配置して省スペース化でき、密閉容器1をコンパクト化できる。
また、上記送風装置6が上記栽培槽3の植物50に送風する。このため、密閉容器1内で気体が循環するから、密閉容器1内で気体が滞留するのを防止できて、気体中の成分を植物50が効率的に利用できる。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の植物栽培装置の第2の実施形態を示している。具体的には、図2は、この植物栽培装置の概略構成を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、図2に示すように、この第2の実施形態では、重量検知装置16の第1電子天秤15が貯留槽2内の養液の重量と貯留槽2自体の重量とを合計した重量のみを検知する点が相違する。なお、この第2の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
上記第1電子天秤15が検知した重量W1T1,W1T2は、貯留槽2内の養液の重量と貯留槽2自体の重量とを合計した重量である。ここで、貯留槽2自体の重量は一定である。
時刻T1から時刻T2までの間に変化した貯留槽2内の養液の重量が一定時間T0の間における植物50の吸液量(W吸液)に相当するので、このW吸液を下記(式6)で、算出する。
W吸液=W1T1−W1T2……(式6)
上記(式1)、(式3)および(式6)に基づいて導き出される下記(式7)で、一定時間T0の間における植物50の蒸散量(W蒸散)を算出する。
W蒸散=W吸液−W変化
=W1T1−W1T2−(W2T1−W2T2)……(式7)
上記実施形態によれば、上記第1電子天秤15が貯留槽2内の養液の重量と貯留槽2自体の重量とを合計した重量を検知し、上記第2電子天秤13が上記栽培槽3の植物50の生体重量と、貯留槽2内の養液の重量と、栽培槽3自体の重量とを合計した重量を検知する。したがって、貯留槽2と栽培槽3とをそれぞれ独立して配置することができるので、密閉容器1内における貯留槽2および栽培槽3のレイアウトの自由度を向上できる。例えば、貯留槽2と栽培槽3とを平面的に並置して、密閉容器1の高さを低くすることができる。
なお、上記第1,第2の実施形態では、栽培槽3は、植物50を水耕栽培していたが、栽培槽に培養土やロックウール等を入れて、固形培地耕栽培を行ってもよい。
また、上記第1,第2の実施形態では、上記養液槽重量、貯留槽2の重量、栽培槽3の重量、および除湿量が電子天秤によって、検知されていたが、重量センサや台はかりなどによって検知されてもよい。
また、上記第1,第2の実施形態では、除湿機4によって密閉容器1内の気体を除湿していたが、除湿機の代わりに除湿剤などによって気体を除湿してもよいし、除湿機、容器、および第3電子天秤を設けなくてもよい。
また、上記第1,第2の実施形態では、重量検知装置11,16は、第1電子天秤12,15と第2電子天秤13とから構成されていたが、第1電子天秤を設けず、第2電子天秤のみで構成されていてもよい。
また、上記第1,第2の実施形態では、養液は、栽培槽3内を流れ続けて、栽培槽3で薄膜水耕が行われていたが、栽培槽に養液を貯めて、栽培槽で湛液水耕(DFT:Deep Flow Technique)を行ったり、栽培槽に貯めた養液の液位を上げたり下げたりするEbb and flow水耕を行ってもよい。
1 密閉容器
2 貯留槽
3 栽培槽
4 除湿機
6 送風装置
11,16 重量検知装置
12,15 第1電子天秤
13 第2電子天秤
14 第3電子天秤
50 植物

Claims (4)

  1. 密閉容器と、
    上記密閉容器内に配置されると共に、植物を栽培するための養液を貯留する貯留部と、
    上記密閉容器内に配置されると共に、上記貯留部から上記養液が供給されて、植物を栽培する栽培部と、
    上記貯留部および上記栽培部の重量を検知する重量検知装置と
    を備え
    上記重量検知装置は、
    上記貯留部の重量と上記栽培部の重量とを合わせた重量を検知する第1重量検知部と、
    上記栽培部の重量を検知する第2重量検知部と
    を有することを特徴とする植物栽培装置。
  2. 密閉容器と、
    上記密閉容器内に配置されると共に、植物を栽培するための養液を貯留する貯留部と、
    上記密閉容器内に配置されると共に、上記貯留部から上記養液が供給されて、植物を栽培する栽培部と、
    上記貯留部および上記栽培部の重量を検知する重量検知装置と
    を備え
    上記重量検知装置は、
    上記貯留部の重量および上記栽培部の重量をそれぞれ別個に検知する重量検知部を有することを特徴とする植物栽培装置。
  3. 請求項1または2に記載の植物栽培装置において、
    上記密閉容器内の気体を除湿する除湿部と、
    上記除湿部が除湿することによって生成した水の重量を検知する除湿重量検知装置と
    を備えることを特徴とする植物栽培装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1つに記載の植物栽培装置において、
    上記密閉容器内に配置されると共に、上記栽培部の植物に送風する送風装置を備えることを特徴とする植物栽培装置。
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