JP6265863B2 - 光増幅器及び光増幅器の設計方法 - Google Patents
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Description
増幅用光ファイバを励起する励起光を光合波器に出射する励起光源と、
外部から出射された信号光及び前記励起光を合波し、合波した前記信号光及び前記励起光を含む第1の入力信号を伝送光ファイバに出射する光合波器と、
前記伝送光ファイバに形成されたグレーティングを用いて前記第1の入力信号に含まれる励起光を所定のモードにモード変換し、前記信号光及び前記励起光を含む入力信号を第2の入力信号として増幅用光ファイバに送出するモード変換部と、
前記第2の入力信号を増幅し、増幅した第2の入力信号をアイソレータに送出する増幅用光ファイバと、
前記増幅用光ファイバから送出された前記第2の入力信号を予め定められた方向にのみ通過させるアイソレータと、
を備え、
前記モード変換部において励起光をモード変換する前記所定のモードは、前記第1の入力信号のうち信号光に対するモード間クロストーク及び透過損失を発生するモード以外のモードであり、
前記グレーティングが、モード間クロストークの生じる波長が信号帯域と重ならないコア半径及び比屈折率差を有する伝送光ファイバ上に形成されている。
前記モード変換部は、
前記第1の入力信号に含まれる励起光を前記所定のモードに変換するグレーティング周期で、前記伝送光ファイバに対して押圧する押圧部と、
前記押圧部が前記伝送光ファイバを押圧する圧力を調整する圧力調整部と、
を備え、
前記圧力調整部は、モード間クロストークの生じる波長が信号帯域と重ならないコア半径及び比屈折率差を有する伝送光ファイバに、前記押圧部を押し当ててもよい。
前記モード変換部は、
前記光合波器から入射された前記第1の入力信号のうち前記励起光のモード変換を行うグレーティング周期Λpにおいてλ2以外の波長で異なるモードに変換する波長をλ3として、
前記λ3から使用する信号帯域までの波長差をλdとした場合、前記グレーティングが前記λ3を中心に有する反応帯域幅Δλが以下の(C1)式を満たすこととしてもよい。
Δλ=0.8・λ3 2/(c・DMD・L) (C1)
ただし、c:光速、DMD:モード群遅延差、L:グレーティング長さ
前記モード変換部は、
信号帯域と前記λ3が重なっていない場合、伝送光ファイバに形成されるグレーティングのDMDは以下の(C2)式を満たすこととしてもよい。
|DMD|≦(0.4・λ3 2)/(c・λd・L) (C2)
ただし、c:光速、DMD:モード群遅延差、L:グレーティング長さ
信号帯域と励起光の波長を設定する帯域波長設定手順と、
前記励起光をモード変換するためのグレーティング周期をモードの実効屈折率に応じて設定するグレーティング周期設定手順と、
モード間クロストークの生じる波長が前記信号帯域と重ならないようにグレーティングの形成に用いる伝送光ファイバのコア半径及び比屈折率差を設定し、モード群遅延差が予め定められた値を満たすようにグレーティング長さを設定する調整値設定手順と、を順に行う。
本実施形態に係る光増幅器は、励起光源と、光合波器と、モード変換部と、増幅用光ファイバと、アイソレータと、を備える。また、光増幅器の設計方法は、帯域波長設定手順と、グレーティング周期設定手順と、調整値設定手順と、を順に行う。光増幅器において、光合波器は信号光励起光合波用カプラ11として機能し、モード変換部は伝送光ファイバとして機能する光ファイバに形成されたグレーティングを有し、増幅用光ファイバはEDFとして機能する。
(数1)
(数2)
(数3)
(数4)
11:信号光励起光合波用カプラ
12:励起光源
13、13−1、13−2、13−n:LPFG
14:EDF
15:アイソレータ
20:光ファイバ
21:押圧部
22:平面板
Claims (8)
- 増幅用光ファイバを励起する励起光を光合波器に出射する励起光源と、
外部から出射された信号光及び前記励起光を合波し、合波した前記信号光及び前記励起光を含む第1の入力信号を伝送光ファイバに出射する光合波器と、
前記伝送光ファイバに形成されたグレーティングを用いて前記第1の入力信号に含まれる励起光を所定のモードにモード変換し、前記信号光及び前記励起光を含む入力信号を第2の入力信号として増幅用光ファイバに送出するモード変換部と、
前記第2の入力信号を増幅し、増幅した第2の入力信号をアイソレータに送出する増幅用光ファイバと、
前記増幅用光ファイバから送出された前記第2の入力信号を予め定められた方向にのみ通過させるアイソレータと、
を備え、
前記モード変換部において励起光をモード変換する前記所定のモードは、前記第1の入力信号のうち信号光に対するモード間クロストーク及び透過損失を発生するモード以外のモードであり、
前記グレーティングが、モード間クロストークの生じる波長が信号帯域と重ならないコア半径及び比屈折率差を有する伝送光ファイバ上に形成されている、
光増幅器。 - 前記モード変換部は、複数の前記グレーティングが縦続に接続され、
複数の前記グレーティングに、コア半径及び比屈折率差の組み合わせの異なる伝送光ファイバが含まれている、
ことを特徴とする請求項1に記載の光増幅器。 - 前記モード変換部は、
前記第1の入力信号に含まれる励起光を前記所定のモードに変換するグレーティング周期で、前記伝送光ファイバに対して押圧する押圧部と、
前記押圧部が前記伝送光ファイバを押圧する圧力を調整する圧力調整部と、
を備え、
前記圧力調整部は、モード間クロストークの生じる波長が信号帯域と重ならないコア半径及び比屈折率差を有する伝送光ファイバに、前記押圧部を押し当てる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光増幅器。 - 前記グレーティングのグレーティング周期は、前記モード変換部におけるモード変換前の励起光のモードの実効屈折率、前記モード変換部におけるモード変換後の励起光のモードの実効屈折率、及び当該励起光の波長によって定められる、
ことを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載の光増幅器。 - 前記グレーティングのグレーティング長さは、モード群遅延差(DMD:Differential Mode Delay)が予め定められた値を満たすように定められている、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光増幅器。 - 前記モード変換部は、
前記光合波器から入射された前記第1の入力信号のうち前記励起光のモード変換を行うグレーティング周期Λpにおいてλ2以外の波長で異なるモードに変換する波長をλ3として、
前記λ3から使用する信号帯域までの波長差をλdとした場合、前記グレーティングが前記λ3を中心に有する反応帯域幅Δλが以下の(C1)式を満たすことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光増幅器。
Δλ=0.8・λ3 2/(c・DMD・L) (C1)
ただし、c:光速、DMD:モード群遅延差、L:グレーティング長さ - 前記モード変換部は、
信号帯域と前記λ3が重なっていない場合、伝送光ファイバに形成されるグレーティングのDMDは以下の(C2)式を満たすことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の光増幅器。
|DMD|≦(0.4・λ3 2)/(c・λd・L) (C2)
ただし、c:光速、DMD:モード群遅延差、L:グレーティング長さ - 信号帯域と励起光の波長を設定する帯域波長設定手順と、
前記励起光をモード変換するためのグレーティング周期をモードの実効屈折率に応じて設定するグレーティング周期設定手順と、
モード間クロストークの生じる波長が前記信号帯域と重ならないようにグレーティングの形成に用いる伝送光ファイバのコア半径及び比屈折率差を設定し、モード群遅延差が予め定められた値を満たすようにグレーティング長さを設定する調整値設定手順と、
を順に行うことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の光増幅器の設計方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014164089A JP6265863B2 (ja) | 2014-08-12 | 2014-08-12 | 光増幅器及び光増幅器の設計方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014164089A JP6265863B2 (ja) | 2014-08-12 | 2014-08-12 | 光増幅器及び光増幅器の設計方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016040792A JP2016040792A (ja) | 2016-03-24 |
JP6265863B2 true JP6265863B2 (ja) | 2018-01-24 |
Family
ID=55541059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014164089A Active JP6265863B2 (ja) | 2014-08-12 | 2014-08-12 | 光増幅器及び光増幅器の設計方法 |
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---|---|---|---|---|
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EP2109790B1 (en) * | 2007-02-05 | 2020-09-02 | Furukawa Electric North America Inc. | Pumping in a higher-order mode that is different from a signal mode |
US8767288B2 (en) * | 2011-04-13 | 2014-07-01 | Nec Laboratories America, Inc. | Multimode optical amplifier with close-loop modal gain control |
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2014
- 2014-08-12 JP JP2014164089A patent/JP6265863B2/ja active Active
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JP2016040792A (ja) | 2016-03-24 |
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