JP6265044B2 - 局データの更新制御方法、管理装置、及び無線通信システム - Google Patents

局データの更新制御方法、管理装置、及び無線通信システム Download PDF

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Description

本発明は、局データの更新制御方法、管理装置、及び無線通信システムに関する。
無線通信ネットワークが拡大するに従って、無線通信ネットワークにおける消費電力も増大している。無線通信ネットワークにおける消費電力のうちの約70%が無線基地局による消費電力であると言われている。例えば、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)システムでは、マクロセルの無線基地局の他に、小セル(例えば、ピコセル、フェムトセル)の無線基地局が導入される流れとなっている。このため、無線基地局による消費電力は現状よりも更に増大するものと予想される。従って、無線基地局の省電力化が望まれている。
また、無線基地局は、自局の「通信パラメータ」(例えば、周波数帯域幅及び送信電力等)等が規定されている「局データファイル」を参照して、自局の動作を決定している。「通信パラメータ」は、対象となる無線基地局が存在する対象地域のトラヒック量に基づいて設定される。しかしながら、「通信パラメータ」が対象地域における年間の最大トラヒック量に合わせて設定されると、深夜帯等のトラヒック量が小さい時間帯では過剰な値に設定されていることになり、無駄に電力が消費される恐れがある。逆に、対象基地局の現状のトラヒック量に比べて通信パラメータの設定値が低く設定されていると、トラヒックを吸収できない可能性がある。
そこで、従来、管理装置が対象基地局のトラヒック量に基づいて通信パラメータの修正値を算出し算出した修正値を基地局に送信して基地局に通信パラメータの設定値を更新させる、技術が提案されている。
特開2012−095135号公報 特開2010−010904号公報 特開2006−157217号公報 特開2004−343309号公報
しかしながら、上記の従来の提案技術では、管理装置は、対象基地局のトラヒック量が閾値を横切る度に、対象基地局に通信パラメータを更新させている。このため、無線基地局の消費電力が大きくなる可能性がある。また、無線基地局で通信パラメータの更新を行う際には無線基地局において再起動処理が行われるため、無線基地局は再起動処理の間に通信を行うことができない。従って、更新処理が頻繁に行われると、通信品質が低下してしまう可能性がある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、無線基地局の消費電力を低減することができる、局データの更新制御方法、管理装置、及び無線通信システムを提供することを目的とする。
開示の態様では、基地局の負荷に関する第1パラメータの実績値を取得し、前記取得した実績値が閾値以上である第1状態から前記閾値未満である第2状態へ状態変化するか又は前記第2状態から前記第1状態へ状態変化し、且つ、前記第1パラメータの変動モデルによって前記状態変化が所定時間以内に起こらないと予測されるタイミングで、前記基地局のトラヒック量に寄与する第2パラメータの修正値を、前記基地局に更新させる。
開示の態様によれば、無線基地局の消費電力を低減することができる。
図1は、実施例1の無線通信システムの一例を示す図である。 図2は、実施例1の管理装置の一例を示すブロック図である。 図3は、変動モデルの説明に供する図である。 図4は、変動モデルの説明に供する図である。 図5は、変動モデルの説明に供する図である。 図6は、変動モデルの説明に供する図である。 図7は、実施例1の無線基地局の一例を示すブロック図である。 図8は、管理装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、管理装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、管理装置の処理動作の一例の説明に供する図である。 図11は、管理装置のハードウェア構成例を示す図である。 図12は、無線基地局のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する局データの更新制御方法、管理装置、及び無線通信システムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する局データの更新制御方法、管理装置、及び無線通信システムが限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[無線通信システムの概要]
図1は、実施例1の無線通信システムの一例を示す図である。図1において、無線通信システム1は、管理装置10と、無線基地局30と、無線端末50−1,2と、コアネットワーク装置70とを有する。無線通信システム1は、例えば、LTEシステムである。また、コアネットワーク装置70は、例えば、MME(Mobility Management Entity)である。なお、以下では、無線端末50−1,2を特に区別しない場合には、総称して無線端末50と呼ぶことがある。また、ここでは、説明を簡単にするために、無線基地局30と、無線端末50と、コアネットワーク装置70との数をそれぞれ1つ、2つ、1つとしているが、これらの数はこれに限定されるものではない。また、無線基地局30とコアネットワーク装置70とは、無線アクセス網に配置され、管理装置10は保守網に配置されてもよい。また、無線基地局30と管理装置10との間、及び、無線基地局30とコアネットワーク装置70との間は、例えば、有線で接続されている。
無線基地局30は、自局のカバーエリアに在圏する無線端末50と通信を行っている。このとき、無線基地局30には、トラヒックが発生している。無線基地局30は、自局の負荷に関する「第1パラメータの実績値」を管理装置10へ送信する。この「第1パラメータ」は、無線基地局が提供する無線アクセスサービスの負荷を示す指標値である。例えば、トラヒック量、スループット値であってもよいが、これらに限定されるものではなく、無線基地局が提供する無線アクセスサービスの負荷を示す指標値となり得るパラメータであればよい。
管理装置10は、無線基地局30のトラヒック量に寄与する第1パラメータの実績値を取得する。そして、管理装置10は、「所定の条件を満たすタイミング」で、無線基地局30のトラヒック量に寄与する「第2パラメータ」の修正値を、無線基地局30に更新させる。上記の「所定の条件を満たすタイミング」とは、取得した実績値が「第1の閾値」以上である第1状態から第1の閾値未満である第2状態へ「状態変化」するか又は第2状態から第1状態へ状態変化し、且つ、第1パラメータの「変動モデル」によって上記の状態変化が所定時間以内に起こらないと予測される、タイミングである。すなわち、管理装置10は、上記の「状態変化」が生じ、且つ、その「状態変化」が生じたタイミングから所定時間以内に第1パラメータの値が第1の閾値を横切らないことが予測される場合、第2パラメータの修正値を、無線基地局30に更新させる。ここで、「第2パラメータ」は、無線アクセスサービスの提供条件を示す通信パラメータ(局データ)であって、例えば、無線基地局30に割り当てられた周波数帯域幅及び無線基地局30のカバーエリアの広さに関わる送信電力値(例えば、参照信号やパイロット信号の送信電力値)等である。
このように第2パラメータの修正値を無線基地局30に更新させる条件は、上記の「状態変化」が生じるだけでなく、その「状態変化」が生じたタイミングから所定時間以内に第1パラメータの値が第1の閾値を横切らないことが予測されることを含む。これにより、無線基地局30の局データの更新頻度を少なくすることができるので、無線基地局30の消費電力を低減させることができる。
なお、以下では、主に、「第1パラメータ」をトラヒック量、「第2パラメータ」を周波数帯域幅として説明する。
[管理装置の構成例]
図2は、実施例1の管理装置の一例を示すブロック図である。図2において、管理装置10は、受信部11と、判定部12と、記憶部13と、状況情報取得部14と、モデル特定部15と、更新制御部16と、修正値出力部17と、送信部18とを有する。
受信部11は、各無線基地局30から送信された「第1パラメータ」としてトラヒック量の実績値に関する情報を受信し、判定部12へ出力する。
判定部12は、各無線基地局30について受信部11で取得したトラヒック量の実績値と、「第1の閾値」とを比較する。第1の閾値は、記憶部13に記憶されている。ここで、トラヒック量の実績値は、異なる複数の時間におけるトラヒック量を含んでいる。すなわち、トラヒック量の実績値によって、時間軸に対するトラヒック量の変動を把握することができる。そして、判定部12は、取得した実績値と第1の閾値とに基づいて、実績値が第1の閾値以上である第1状態から第1の閾値未満である第2状態へ変化する「第1状態変化」、又は、第2状態から第1状態へ変化する「第2状態変化」が生じたか否かを判定する。そして、判定部12は、第1状態変化が生じたと判定した場合、「第1通知信号」を更新制御部16へ出力する。また、判定部12は、第2状態変化が生じたと判定した場合、「第2通知信号」を更新制御部16へ出力する。
状況情報取得部14は、現在の状況を示す「状況情報」を取得する。「状況情報」は、例えば、各エリアについてのイベントに関する情報(イベント情報)、各エリアについての警報や注意報に関する情報(警報注意報情報)、各エリアについての事故や事件に関する情報(事件事故情報)、年月日に関する情報、又は、各エリアについての天気に関する情報を含む。ここで、状況情報取得部14は、例えば、オペレータによって入力された状況情報を取得してもよい。又は、状況情報取得部14は、例えば、種々の機関によってインターネット上に公開されている情報から「状況情報」を取得してもよい。又は、状況情報取得部14は、天気に関する情報であれば、無線基地局30の周辺に設置されている各種センサのセンサ値を、無線基地局30を介して取得してもよい。
モデル特定部15は、更新制御部16から「対象基地局」に関する情報を取得する。「対象基地局」に関する情報は、例えば、対象基地局が設置されているエリア情報(つまり、基地局エリア情報)である。そして、モデル特定部15は、取得した基地局エリア情報の示すエリア及び現時点に対応する状況情報を、状況情報取得部14から取得する。そして、モデル特定部15は、記憶部13に記憶されている複数の「変動モデル」のうちで、状況情報取得部14から取得した状況情報に対応する「変動モデル」を特定し、特定した「変動モデル」を記憶部13から取得する。そして、モデル特定部15は、取得した「変動モデル」を更新制御部16へ出力する。
記憶部13は、上記の第1の閾値を記憶している。また、記憶部13は、複数の変動モデルを記憶している。
図3から図6は、変動モデルの説明に供する図である。まず、記憶部13は、図3に示すように、複数種類のイベントと、各イベントに応じた変動モデルとを対応付けて記憶している。図3では、一例として、イベントとしてのXXX花火大会と、XXX花火大会の時の変動モデルとが示されている。また、記憶部13は、図4に示すように、複数種類の警報注意報と、各警報注意報に応じた変動モデルとを対応付けて記憶している。図4では、一例として、大雨洪水警報と、大雨洪水警報が出された時の変動モデルとが示されている。また、記憶部13は、図5に示すように、複数種類の事故又は事件と、各事故又は事件に応じた変動モデルとを対応付けて記憶している。図5では、一例として、踏み切り事故と、踏み切り事故が発生した時の変動モデルとが示されている。また、記憶部13は、エリア種類、曜日種類、及び天気種類の複数の組合せと、各組合せに応じた変動モデルとを対応付けて記憶している。
更新制御部16は、或る無線基地局30についての第1通知信号又は第2通知信号を判定部12から受け取ると、その無線基地局30を上記の「対象基地局」とし、当該対象基地局の基地局エリア情報をモデル特定部15へ出力する。そして、更新制御部16は、モデル特定部15から受け取った変動モデルに基づいて、所定時間以内に上記の第1状態変化及び第2状態変化が発生するかしないか予測する。
ここで、更新制御部16は、モデル特定部15から、状況種別の異なる複数の変動モデルを受け取る場合がある。すなわち、上記の例では、更新制御部16は、最も多い場合、種別1(イベントの種別)、種別2(警報注意報の種別)、種別3(事件事故の種別)、及び、種別4(エリア種類、曜日種類、及び天気種類の組合せの種別)のそれぞれに対応する4つの変動モデルを受け取る。更新制御部16は、状況種別の異なる複数の変動モデルを受け取る場合、最も高い優先度の状況種別に対応する変動モデルを使用する。例えば、種別1の優先度が一番高く、種別2、種別3、種別4の順番で優先度が低くなる。
そして、更新制御部16は、所定時間以内に上記の第1状態変化及び第2状態変化のいずれもが発生しないと予測した場合、第1通知信号又は第2通知信号を修正値出力部17へ出力し、修正値出力部17から「周波数帯域幅の修正値」を取得する。そして、更新制御部16は、取得した「周波数帯域幅の修正値」を、送信部18を介して対象基地局である無線基地局30へ送信する。
修正値出力部17は、更新制御部16から第1通知信号又は第2通知信号を受け取ると、「周波数帯域幅の修正値」を更新制御部16へ出力する。例えば、修正値出力部17は、第1通知信号を受け取った場合、第1修正値を出力し、第2通知信号を受け取った場合、第1修正値より大きい第2修正値を出力してもよい。又は、修正値出力部17は、受信部11で取得したトラヒック量の実績値に基づいて、周波数帯域幅の修正値を算出し、算出した周波数帯域幅の修正値を更新制御部16へ出力してもよい。
[無線基地局の構成例]
図7は、実施例1の無線基地局の一例を示すブロック図である。図7において、無線基地局30は、無線受信部31と、受信処理部32と、制御部33と、インターフェース(IF)34と、送信処理部35と、無線送信部36とを有する。
無線受信部31は、アンテナを介して受信した信号に対して所定の無線受信処理(ダウンコンバート、アナログディジタル変換等)を施し、所定の無線受信処理後の受信信号を受信処理部32へ出力する。
受信処理部32は、無線受信部31から受け取った受信信号に対して所定の受信処理(復調及び復号等)を施し、所定の受信処理後の受信信号を出力する。受信処理部32は、制御部33によって設定された通信方式(例えば、復調方式及び符号化率等)に基づいて、受信処理を実行する。
制御部33は、受信処理部32及び送信処理部35におけるトラヒック量の実績値を観測し、観測したトラヒック量の実績値を、IF34を介して管理装置10へ送信する。また、制御部33は、周波数帯域幅の修正値を管理装置10からIF34を介して受信する。そして、制御部33は、周波数帯域幅の修正値で、周波数帯域幅の設定値を更新する。そして、制御部33は、更新した周波数帯域幅の設定値に応じた通信方式を決定し、決定した通信方式を受信処理部32及び送信処理部35に設定する。
送信処理部35は、入力した送信データに対して所定の送信処理(例えば、符号化及び変調等)を施し、得られた送信信号を無線送信部36へ出力する。送信処理部35は、制御部33によって設定された通信方式(例えば、変調方式及び符号化率等)に基づいて、送信処理を実行する。
無線送信部36は、送信処理部35から受け取った送信信号に対して所定の無線送信処理(ディジタルアナログ変換等)を施し、所定の無線送信処理後の送信信号を、アンテナを介して送信する。
[無線通信システムの動作例]
以上の構成を有する無線通信システムの処理動作例について説明する。以下では、主に、管理装置10の処理動作例について説明する。図8及び図9は、管理装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。図8及び図9のフローチャートに示す処理は、各無線基地局30(対象基地局)について実行される。
受信部11は、対象基地局である無線基地局30から送信された、トラヒック量の実績値を取得する(ステップS101)。
判定部12は、受信部11で取得したトラヒック量の実績値と上記の第1の閾値とに基づいて、「状態変化」が生じたか否かを判定する(ステップS102)。すなわち、判定部12は、実績値が第1の閾値以上である第1状態から第1の閾値未満である第2状態へ変化する「第1状態変化」、又は、第2状態から第1状態へ変化する「第2状態変化」が生じたか否かを判定する。
判定部12にて状態変化が生じたと判定した場合(ステップS102肯定)、モデル特定部15は、状況情報取得部14から対象基地局のエリア及び現時点に対応する「状況情報」を取得する(ステップS103)。なお、判定部12にて状態変化が生じていないと判定した場合(ステップS102否定)、処理フローは、ステップS101に戻る。
モデル特定部15は、記憶部13に記憶されている複数の「変動モデル」のうちで、状況情報取得部14から取得した状況情報に対応する「変動モデル」を特定する(ステップS104)。
ここで、ステップS104の処理動作の詳細について図9を参照して説明する。
モデル特定部15は、ステップS103で取得した状況情報に、イベントに関する情報が含まれているか否かを判定する(ステップS201)。
イベントに関する情報が含まれていると判定した場合(ステップS201肯定)、モデル特定部15は、状況情報に含まれているイベントと同じイベントと対応付けられた変動モデルが記憶部13に記憶されているか否か(つまり、存在するか否か)を判定する(ステップS202)。
存在すると判定した場合(ステップS202肯定)、モデル特定部15は、状況情報に含まれているイベントと同じイベントと対応付けられた変動モデルの識別情報を保持する(ステップS203)。なお、イベントに関する情報が含まれていないと判定した場合(ステップS201否定)、及び、存在しないと判定した場合(ステップS202否定)、処理フローは、ステップS204へ進む。
モデル特定部15は、ステップS103で取得した状況情報に、警報/注意報に関する情報が含まれているか否かを判定する(ステップS204)。
警報/注意報に関する情報が含まれていると判定した場合(ステップS204肯定)、モデル特定部15は、状況情報に含まれている警報/注意報と同じ警報/注意報と対応付けられた変動モデルが記憶部13に記憶されているか否か(つまり、存在するか否か)を判定する(ステップS205)。
存在すると判定した場合(ステップS205肯定)、モデル特定部15は、状況情報に含まれている警報/注意報と同じ警報/注意報と対応付けられた変動モデルの識別情報を保持する(ステップS206)。なお、警報/注意報に関する情報が含まれていないと判定した場合(ステップS204否定)、及び、存在しないと判定した場合(ステップS205否定)、処理フローは、ステップS207へ進む。
モデル特定部15は、ステップS103で取得した状況情報に、事件事故に関する情報が含まれているか否かを判定する(ステップS207)。
事件事故に関する情報が含まれていると判定した場合(ステップS207肯定)、モデル特定部15は、状況情報に含まれている事件事故と同じ事件事故と対応付けられた変動モデルが記憶部13に記憶されているか否か(つまり、存在するか否か)を判定する(ステップS208)。
存在すると判定した場合(ステップS208肯定)、モデル特定部15は、状況情報に含まれている事件事故と同じ事件事故と対応付けられた変動モデルの識別情報を保持する(ステップS209)。なお、事件事故に関する情報が含まれていないと判定した場合(ステップS207否定)、及び、存在しないと判定した場合(ステップS208否定)、処理フローは、ステップS210へ進む。
モデル特定部15は、ステップS103で取得した状況情報に含まれる年月日及び天気の組合せに対応する変動モデルを特定し、特定した変動モデルの識別情報を保持する(ステップS210)。なお、図8に示した処理フローは、例えば管理装置10の電源がオフになった場合等の終了条件を満たしたときに終了する。
図9に示した例では、最大で4つの変動モデルの識別情報が保持され、少なくとも年月日及び天気の組合せに対応する1つの変動モデルの識別情報が保持される。
図8の説明に戻り、更新制御部16は、モデル特定部15で特定された変動モデルの中から、使用する変動モデル(以下では、「使用対象変動モデル」と呼ぶことがある)を決定する(ステップS105)。更新制御部16は、上記の通り、モデル特定部15で特定された変動モデルの中で、最も高い優先度の状況種別に対応する変動モデルを、使用対象変動モデルとする。
更新制御部16は、使用対象変動モデルを用いて、現時点から一定時間以内に状態変化が発生するか否かを判定する(ステップS106)。
現時点から一定時間以内に状態変化が発生しないと判定(予測)した場合(ステップS106肯定)、更新制御部16は、局データの更新制御処理を実行する(ステップS107)。すなわち、更新制御部16は、修正値出力部17から「周波数帯域幅の修正値」を取得し、取得した「周波数帯域幅の修正値」を、送信部18を介して対象基地局である無線基地局30へ送信する。なお、現時点から一定時間以内に状態変化が発生すると判定(予測)した場合(ステップS106否定)、処理フローは、ステップS101に戻る。
ここで、使用対象変動モデルが図10に示す変動モデルであり、且つ、「一定時間」が「2時間」であるとすると、図10に示すタイミングT1(例えば、17時)でステップS106の判定を行った場合、局データの更新制御処理は行われない一方、タイミングT2(つまり、20時)でステップS106の判定を行った場合、局データの更新制御処理は行われる。これにより、無線基地局30の局データの更新頻度を少なくすることができるので、無線基地局30の消費電力を低減させることができる。図10は、管理装置の処理動作の一例の説明に供する図である。
なお、図8及び図9の説明では、4つの状況種別の変動モデルを特定してその中で最も優先度の高い種別の変動モデルを使用対象変動モデルとして決定したが、これに限定されない。例えば、モデル特定部15が優先度の高い種別から変動モデルの特定処理を実行し、モデル特定部15で変動モデルを特定することができた時点で、更新制御部16がその変動モデルを使用変動モデルとして決定してもよい。
以上のように本実施例によれば、管理装置10において、受信部11は、無線基地局30の第1パラメータとしてトラヒック量の実績値を取得する。そして、更新制御部16は、「所定の条件を満たすタイミング」で、無線基地局30のトラヒック量に寄与する「第2パラメータ」である周波数帯域幅の修正値を、無線基地局30に更新させる。「所定の条件を満たすタイミング」とは、取得した実績値が「第1の閾値」以上である第1状態から第1の閾値未満である第2状態へ状態変化するか又は第2状態から第1状態へ状態変化し、且つ、第1パラメータの変動モデルによって上記の状態変化が所定時間以内に起こらないと予測される、タイミングである。
この管理装置10の構成により、無線基地局30の局データの更新頻度を少なくすることができるので、無線基地局30の消費電力を低減させることができる。
また、管理装置10において、モデル特定部15は、対象基地局のエリア及び現時点に対応する状況情報に対応する変動モデルを、記憶部13に記憶されている複数の変動モデルのうちから特定する。そして、更新制御部16は、モデル特定部15で特定した変動モデルのうちで、最も優先度が高い状況種別に対応する変動モデルを使用する。この優先度は、トラヒック量の変動に与える影響が大きい順番に相当する。すなわち、優先度が高い状況種別に対応する変動モデルほど、トラヒック量の変動に与える影響が大きい。
この管理装置10の構成により、状況にマッチした変動モデルを用いることができるので、予測精度を向上させることができる。
なお、更新制御部16は、モデル特定部15から受け取った変動モデルと、受信部11で受け取ったトラヒック量の実績値とのパターンマッチング度を算出し、算出したパターンマッチング度が第2の閾値以上である場合に、その変動モデルを使用対象変動モデルとしてもよい。パターンマッチング度は、例えば、モデル特定部15から受け取った変動モデルと受信部11で受け取ったトラヒック量の実績値との各時刻のズレ量の総和の逆数である。そして、第1の変動モデルがパターンマッチングの要件を満たさなかった場合、更新制御部16は、第1の変動モデルが対応する状況種別の次に優先度が高い状況種別に対応する第2の変動モデルについてパターンマッチング要件を満たすか否かを判定する。
また、以上の説明では、第1パラメータがトラヒック量であるものとして説明を行ったが、これに限定されない。例えば、第1パラメータは、スループット値であってもよい。
また、以上の説明では、第2パラメータが周波数帯域幅であるものとして説明を行ったが、これに限定されない。例えば、第2パラメータは、送信電力であってもよい。第2パラメータが送信電力である場合には、上記の第1修正値は、上記の第2修正値より小さい。すなわち、第1状態変化が生じた場合には、対象基地局のカバーエリアが大きくなるように制御される一方、第2状態変化が生じた場合には、対象基地局のカバーエリアが小さくなるように制御される。
[他の実施例]
実施例1で図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。
実施例1の管理装置及び無線基地局は、例えば、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図11は、管理装置のハードウェア構成例を示す図である。図11に示すように、管理装置100は、IF(InterFace)101と、プロセッサ102と、メモリ103とを有する。プロセッサ102の一例としては、CPU、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、メモリ103の一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
そして、実施例1の管理装置で行われる各種処理機能は、不揮発性記憶媒体などの各種メモリに格納されたプログラムを増幅装置が備えるプロセッサで実行することによって実現してもよい。すなわち、判定部12と、状況情報取得部14と、モデル特定部15と、更新制御部16と、修正値出力部17とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ103に記録され、各プログラムがプロセッサ102で実行されてもよい。また、受信部11及び送信部18は、IF101によって実現される。また、記憶部13は、メモリ103によって実現される。
図12は、無線基地局のハードウェア構成例を示す図である。図12に示すように、無線基地局200は、RF(Radio Frequency)回路201と、プロセッサ202と、メモリ203と、IF204とを有する。プロセッサ202の一例としては、CPU、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、メモリ203の一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
そして、実施例1の無線基地局で行われる各種処理機能は、不揮発性記憶媒体などの各種メモリに格納されたプログラムをプロセッサで実行することによって実現してもよい。すなわち、受信処理部32と、制御部33と、送信処理部35とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ203に記録され、各プログラムがプロセッサ202で実行されてもよい。また、無線受信部31及び無線送信部36は、RF回路201によって実現される。また、IF34は、IF204によって実現される。
なお、ここでは、実施例1の基地局装置で行われる各種処理機能がプロセッサ202によって実行されるものとしたが、これに限定されるものではなく、複数のプロセッサによって実行されてもよい。
また、無線基地局200が一体の装置であるものとして説明したが、これに限定されない。例えば、無線基地局200は、無線装置と制御装置という2つの別体の装置によって構成されてもよい。この場合、例えば、RF回路201は無線装置に配設され、プロセッサ202と、メモリ203と、IF204とは制御装置に配設される。
1 無線通信システム
10 管理装置
11 受信部
12 判定部
13 記憶部
14 状況情報取得部
15 モデル特定部
16 更新制御部
17 修正値出力部
18 送信部
30 無線基地局
31 無線受信部
32 受信処理部
33 制御部
35 送信処理部
36 無線送信部
50 無線端末
70 コアネットワーク装置

Claims (4)

  1. 基地局の負荷に関する第1パラメータの実績値を取得し、
    前記取得した実績値が閾値以上である第1状態から前記閾値未満である第2状態へ状態変化するか又は前記第2状態から前記第1状態へ状態変化し、且つ、前記第1パラメータの変動モデルを用いて前記状態変化が所定時間以内に起こらないと予測されるタイミングで、前記基地局のトラヒック量に寄与する第2パラメータの修正値を、前記基地局に更新させる、
    ことを特徴とする、局データの更新制御方法。
  2. 前記基地局のエリア及び現時点の状況情報に対応する変動モデルを、記憶部に記憶されている複数の変動モデルの中から特定し、変動モデルが複数特定された場合、前記予測に用いられる変動モデルとして、特定された複数の変動モデルの中で、対応する状況種別の優先度が最も高い変動モデルを用いる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の、局データの更新制御方法。
  3. 基地局の負荷に関する第1パラメータの実績値を取得する取得部と、
    前記取得した実績値が閾値以上である第1状態から前記閾値未満である第2状態へ状態変化するか又は前記第2状態から前記第1状態へ状態変化し、且つ、前記第1パラメータの変動モデルを用いて前記状態変化が所定時間以内に起こらないと予測されるタイミングで、前記基地局のトラヒック量に寄与する第2パラメータの修正値を、前記基地局に更新させる更新制御部と、
    を具備することを特徴とする管理装置。
  4. 無線基地局と、管理装置とを具備する無線通信システムであって、
    前記管理装置は、
    前記基地局の負荷に関する第1パラメータの実績値を取得する取得部と、
    前記取得した実績値が閾値以上である第1状態から前記閾値未満である第2状態へ状態変化するか又は前記第2状態から前記第1状態へ状態変化し、且つ、前記第1パラメータの変動モデルを用いて前記状態変化が所定時間以内に起こらないと予測されるタイミングで、前記基地局のトラヒック量に寄与する第2パラメータの修正値を、前記基地局へ送信する更新制御部と、
    を具備し、
    前記基地局は、
    前記実績値を前記管理装置へ送信する送信部と、
    前記管理装置から送信された第2パラメータの修正値を受信する受信部と、
    前記受信した第2パラメータの修正値によって、第2パラメータの設定値を更新する通信制御部と、
    を具備する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
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