JP6263423B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、最初にスキャンを行ったユーザとは異なるユーザが保存されているスキャン情報を再利用したい場合もある。
本発明の第2の態様に係る画像形成装置は、記憶部と、第1のユーザから、画像データを第1の出力先に出力する指示の入力を受け付ける入力部と、前記第1のユーザの指示に応じて、前記第1の出力先に前記画像データを出力する画像出力部と、前記画像出力部による出力の対象となった画像データ、及び、当該画像データに対して、前記第1のユーザ及び前記第1の出力先に基づいて設定された第1のセキュリティレベルを、前記記憶部に保存させる画像管理部と、前記記憶部に記憶された画像データの前記画像出力部による出力を、当該画像データに設定された前記第1のセキュリティレベルに基づいて制限する出力制限部と、を有し、前記記憶部は、前記第1のユーザを含む複数のユーザの各々のセキュリティレベルを示すユーザ情報、及び、前記第1の出力先を含む複数の出力先の各々のセキュリティレベルを示す出力先情報を記憶し、前記第1のユーザのセキュリティレベルを前記ユーザ情報から特定するとともに、前記第1の出力先のセキュリティレベルを前記出力先情報から特定し、当該特定されたセキュリティレベルに基づいて前記第1のセキュリティレベルを設定するセキュリティレベル設定部をさらに有する、ことを特徴とする。
本発明の第4の態様に係る画像形成装置は、記憶部と、第1のユーザから画像データを処理する指示の入力を受け付ける入力部と、前記第1のユーザの指示に応じて、前記画像データを処理する画像処理部と、前記画像処理部による処理の対象となった画像データ、及び、当該画像データに対して、前記第1のユーザに基づいて設定された第1のセキュリティレベルを、前記記憶部に保存させる画像管理部と、前記記憶部に記憶された画像データの前記画像処理部による処理を、当該画像データに設定された前記第1のセキュリティレベルに基づいて制限する出力制限部と、を有し、前記記憶部は、前記第1のユーザを含む複数のユーザの各々のセキュリティレベルを示すユーザ情報を記憶し、前記第1のユーザのセキュリティレベルを前記ユーザ情報から特定し、当該特定されたセキュリティレベルを前記第1のセキュリティレベルとして設定するセキュリティレベル設定部をさらに有することを特徴とする。
本発明の第6の態様に係る画像形成装置は、画像データ、及び、当該画像データに対して、第1のユーザ及び第1の出力先に基づいて設定された第1のセキュリティレベルと、第2のユーザを含む複数のユーザの各々のセキュリティレベルを示すユーザ情報、及び、第2の出力先を含む複数の出力先の各々セキュリティレベルを示す出力先情報とを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている画像データを出力する画像出力部と、第2のユーザから、前記記憶部に記憶されている画像データを第2の出力先に出力する指示の入力を受け付ける入力部と、前記第2のユーザのセキュリティレベルを前記ユーザ情報から特定するとともに、前記第2の出力先のセキュリティレベルを前記出力先情報から特定し、当該特定されたセキュリティレベルに基づいて設定された前記第2のセキュリティレベルに基づいて、前記記憶部に記憶されている画像データの前記画像出力部による出力を制限する出力制限部と、を有することを特徴とする。
本発明の第8の態様に係る画像形成装置は、画像データ、及び、当該画像データに対して、第1のユーザに基づいて設定された第1のセキュリティレベルと第2のユーザを含む複数のユーザの各々のセキュリティレベルを示すユーザ情報とを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている画像データを処理する画像処理部と、前記第2のユーザから前記記憶部に記憶されている画像データを処理する指示の入力を受け付ける入力部と、前記第2のユーザのセキュリティレベルを前記ユーザ情報から特定し、当該特定されたセキュリティレベルが設定された第2のセキュリティレベルに基づいて、前記記憶部に記憶されている画像データの前記画像処理部による処理を制限する出力制限部と、を有することを特徴とする。
(構成の説明)
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置としての複合機1の構成を概略的に示すブロック図である。
複合機1は、記憶部10と、操作パネル20と、実行部30と、制御部40とを備える。複合機1は、スキャンして得られた画像データを、選択された送信先のメールアドレスに送信するスキャン機能と、スキャンして得られた画像データを、選択された送信先のファックス番号に送信するファックス送信機能と、外部I/F31で受信された画像データ又はスキャンして得られた画像データを印刷する(画像形成する)印刷機能(画像形成機能)と、スキャン機能、ファックス送信機能及び印刷機能で使用された画像データを一旦保存して、その画像データを再利用して、スキャン機能、ファックス送信機能及び印刷機能を再度行う画像再利用機能とを有する。
画像フォルダ101は、スキャン機能、ファックス送信機能及び印刷機能のジョブで使用された画像データを再利用するために保存する領域である。
保存画像情報テーブル102は、ジョブで使用された画像データを管理するための保存画像管理情報である。保存画像情報テーブル102は、例えば、図2に示されているように、ジョブ名欄102aと、ユーザ名欄102bと、機能欄102cと、ファイルパス欄102dと、セキュリティレベル欄102eとを有する。
ジョブ名欄102aは、複合機1で実行されたジョブを識別するためのジョブ識別情報としてのジョブ名を格納する。例えば、スキャン機能を実行するジョブの場合は、ジョブ名は、「Scan」に、ジョブを実行した日時を付加したものになっている。ファックス送信機能を実行するジョブの場合は、ジョブ名は、「Fax」に、ジョブを実行した日時を付加したものになっている。印刷機能を実行するジョブの場合は、ジョブ名は、ジョブデータから抽出されたジョブ名になっている。
ユーザ名欄102bは、ジョブを実行させたユーザを識別するためのユーザ識別情報としてのユーザ名を格納する。例えば、スキャン機能及びファックス送信機能を実行するジョブの場合は、ジョブの実行時に複合機1にログインしているユーザのユーザ名となっている。印刷機能を実行するジョブの場合は、ジョブデータから抽出されたユーザ名となっている。
機能欄102cは、ジョブにより実行される機能を識別するための機能識別情報としての機能名を格納する。例えば、スキャン機能を実行するジョブの場合は、「Scan」となっている。ファックス送信機能を実行するジョブの場合は、「Fax」となっている。印刷機能を実行するジョブの場合は、「Print」となっている。
ファイルパス欄102dは、ジョブで使用された画像データの保存場所を示す保存場所情報を格納する。例えば、画像フォルダ101に保存された画像データのパスが保存される。
セキュリティレベル欄102eは、ジョブで使用された画像データに対して、画像セキュリティレベル設定部47が設定したセキュリティレベルである画像セキュリティレベル(第1のセキュリティレベルともいう)を格納する。セキュリティレベルは、安全性の程度を示す指標である。本実施の形態では、セキュリティレベルの値が大きいほど、安全性が高いものとする。ここで、画像セキュリティレベルは、画像データを利用したユーザのセキュリティレベル、又は、画像データを出力させたユーザ及び画像データの出力先のセキュリティレベルに基づいて設定される。言い換えると、画像セキュリティレベルは、画像データが利用された際に、どの程度の安全性を有する者に利用されたか、又は、どの程度の安全性で利用されたかを示す。
ユーザ名欄103aは、複合機1を利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報としてのユーザ名を格納する。
パスワード欄103bは、ユーザ名欄103aに格納されたユーザ名で識別されるユーザを認証するためのパスワードを格納する。
セキュリティレベル欄103cは、ユーザ名欄103aに格納されたユーザ名で識別されるユーザのセキュリティレベルを保存する。ユーザのセキュリティレベルは、例えば、ユーザの権限又は地位、ユーザが社内の者であるか、社外の者であるか等、そのユーザの属性に応じて、そのユーザが画像データを利用する上でどの程度の安全性を有するかに基づいて決められることが望ましい。
送信先名欄104aは、画像データの送信先を識別するためのスキャン送信先識別情報としての送信先名を格納する。送信先名は、任意の名前でよい。
メールアドレス欄104bは、送信先名欄104aに格納された送信先名で識別される送信先の通信アドレス(メールアドレス)を格納する。
セキュリティレベル欄104cは、送信先名欄104aに格納された送信先名で識別される送信先のセキュリティレベルを格納する。送信先のセキュリティレベルは、例えば、そのメールアドレスを有する者の権限又は地位、その者が社内の者であるか、社外の者であるか等、その者の属性に応じて、その者が画像データを利用する上でどの程度の安全性を有するかに基づいて決められることが望ましい。
送信先名欄105aは、画像データの送信先を識別するためのファックス送信先識別情報としての送信先名を格納する。送信先名は、任意の名前でよい。
ファックス番号欄105bは、送信先名欄105aに格納された送信先名で識別される送信先の通信番号(ファックス番号)を格納する。
セキュリティレベル欄105cは、送信先名欄105aに格納された送信先名で識別される送信先のセキュリティレベルを格納する。送信先のセキュリティレベルは、例えば、そのファックス番号を有する者の権限又は地位、その者が社内の者であるか、社外の者であるか等、その者の属性に応じて、その者が画像データを利用する上でどの程度の安全性を有するかに基づいて決められることが望ましい。
ログイン画面21は、複合機1のユーザの関する情報、例えば、ユーザの認証情報の入力を受け付ける。ログイン画面21は、ユーザ名入力領域21aと、パスワード入力領域21bと、ログインボタン21cとを備える。ユーザ名入力領域21aは、複合機1を利用するユーザ名の入力を受け付ける領域である。パスワード入力領域21bは、複合機1を利用するユーザを認証するためのバスワードの入力を受け付ける領域である。ここでは、入力されたパスワードは「*」で表示される。ログインボタン21cは、ユーザ名入力領域21aに入力されたユーザ名と、パスワード入力領域21bに入力されたパスワードとで、ログインを行う指示の入力を受け付ける領域である。
機能選択画面22は、ユーザが複合機1に実行させる機能の選択の入力を受け付ける画面である。この画面で選択された機能に応じて、画像データが処理される。機能選択画面22は、スキャンボタン22aと、ファックス送信ボタン22bと、画像再利用ボタン22cとを備える。スキャンボタン22aは、スキャン機能を選択する指示の入力を受け付ける領域である。ファックス送信ボタン22bは、ファックス送信機能を選択する指示の入力を受け付ける領域である。画像再利用ボタン22cは、画像再利用機能の指示の入力を受け付ける領域である。
送信先選択画面23は、ユーザが複合機1に画像データを出力(送信)させる出力先(送信先)の入力を受け付ける出力先入力画面である。送信先選択画面23は、送信先リスト23aと、OKボタン23bとを備える。送信先リスト23aは、画像データの送信先の選択の入力を受け付ける領域である。ここでは、複数の送信先を選択可能で、選択された送信先は反転表示される。選択された送信先を再度選択すると、反転が解除され、選択も解除される。OKボタン23bは、画像データの送信先の決定指示の入力を受け付ける領域である。
再利用画像選択画面24は、記憶部10に記憶されている画像データを再利用して、複合機1に処理を行わせる指示の入力を受け付ける画面である。再利用画像選択画面24は、再利用画像リスト24aと、OKボタン24bとを備える。再利用画像リスト24aは、再利用する画像データのジョブの選択の入力を受け付ける領域である。選択されたジョブは反転表示される。選択されたジョブを再度選択すると、反転が解除され、選択も解除される。OKボタン24bは、再利用するジョブの決定指示の入力を受け付ける領域である。
スキャナ部32は、画像をスキャンして、画像データを生成する。
ファックス部33は、スキャナ部32で生成された画像データのファクシミリ通信を行う。
印刷部34は、外部I/F31で受信された画像データに基づいて、印刷(画像形成)を行う。なお、印刷部34は、スキャナ部32で生成された画像データを印刷してもよい。
そして、OKボタン24bが押下され、再利用画像リスト24aで選択されたジョブの機能がスキャン機能の場合には、操作部41は、操作パネル20に図8に示されているような送信先選択画面23を表示させる。ここでも、操作部41は、スキャン送信先情報テーブル104(図4参照)から送信先名及びメールアドレスを読み出して、送信先リスト23aに表示させ、OKボタン23bを無効にさせる。送信先リスト23aにおいて1つ以上の送信先が選択されると、操作部41は、OKボタン23bを有効にさせる。そして、OKボタン23bが押下されると、操作部41は、ログイン画面21で入力されたユーザ名、再利用画像リスト24aで選択されたジョブ名、及び、送信先リスト23aで選択された送信先のメールアドレスを出力制限部45に渡す。
一方、再利用画像選択画面24においてOKボタン24bが押下され、再利用画像リスト24aで選択されたジョブの機能がファックス送信機能の場合は、操作部41は、操作パネル20に図8に示されているような送信先選択画面23を表示させる。ここでも、操作部41は、ファックス送信先情報テーブル105(図5参照)から送信先名及びファックス番号を読み出して、送信先リスト23aに表示させ、OKボタン23bを無効にさせる。送信先リスト23aにおいて1つ以上の送信先が選択されると、操作部41は、OKボタン23bを有効にさせる。そして、OKボタン23bが押下されると、操作部41は、ログイン画面21で入力されたユーザ名、再利用画像リスト24aで選択されたジョブ名、及び、送信先リスト23aで選択された送信先のファックス番号を出力制限部45に渡す。
また、再利用画像選択画面24においてOKボタン24bが押下され、再利用画像リスト24aで選択されたジョブの機能が印刷機能の場合は、操作部41は、ログイン画面21で入力されたユーザ名、及び、再利用画像リスト24aで選択されたジョブ名を出力制限部45に渡す。
また、外部I/F31からジョブデータが渡された場合には、操作部41は、そのジョブデータからユーザ名及びパスワードを取得し、ユーザ情報テーブル103に格納されているユーザ名及びパスワードを用いて認証を行う。ユーザ情報テーブル103のユーザ名欄103aに取得されたユーザ名が存在し、そのレコードのパスワード欄103bに格納されているパスワードと取得されたパスワードとが一致した場合には、操作部41は、認証が成功したと判断する。認証が成功した場合には、操作部41は、ユーザ名及び画像データを印刷制御部44に渡す。
また、スキャナ制御部42は、画像再利用機能においてスキャン機能が選択された場合、言い換えると、出力制限部45から、送信先のメールアドレス及びジョブ名を受け取った場合には、受け取ったジョブ名を画像管理部46に渡し、そのジョブ名に対応する画像データを受け取る。そして、スキャナ制御部42は、外部I/F31に、受け取った画像データを、出力制限部45から受け取った全ての送信先のメールアドレスへ送信させる。
また、ファックス制御部43は、画像再利用機能においてファックス機能が選択された場合、言い換えると、出力制限部45から、送信先のファックス番号及びジョブ名を受け取った場合には、受け取ったジョブ名を画像管理部46に渡し、そのジョブ名に対応する画像データを受け取る。そして、ファックス制御部43は、ファックス部33に、画像管理部46から受け取った画像データを、出力制限部45から受け取った全ての送信先のファックス番号へ送信させる。
また、印刷制御部44は、画像再利用機能において印刷機能が選択された場合、言い換えると、出力制限部45からジョブ名を受け取った場合には、受け取ったジョブ名を画像管理部46に渡し、そのジョブ名に対応する画像データを受け取る。そして、印刷制御部44は、画像管理部46から受け取った画像データに基づいて、印刷部34に印刷を行わせる。
そして、出力制限部45は、再利用する画像データのセキュリティレベル(以下、画像セキュリティレベルともいう)と、対象セキュリティレベルとを比較して、画像セキュリティレベルの方が高い場合には、操作部41に画像の再利用失敗を通知する。一方、対象セキュリティレベルが画像セキュリティレベル以上である場合には、画像データを再利用したスキャン機能、ファックス送信機能及び印刷機能の実行を許可する。画像データを再利用したスキャン機能を許可する場合には、出力制限部45は、選択された全ての送信先のメールアドレス及びジョブ名をスキャナ制御部42に渡す。画像データを再利用したファックス送信機能を許可する場合は、出力制限部45は、選択された全ての送信先のファックス番号及びジョブ名をファックス制御部43に渡す。画像データを再利用した印刷機能を許可する場合には、出力制限部45は、選択されたジョブ名を印刷制御部44に渡す。
また、画像管理部46は、スキャナ制御部42、ファックス制御部43及び印刷制御部44からジョブ名を受け取ったときは、保存画像情報テーブル102から、受け取ったジョブ名に対応するファイルパスを読み込んで、画像フォルダ101から、読み込んだファイルパスの画像データを読み込む。そして、画像管理部46は、読み込んだ画像データを、ジョブ名の送り元である、スキャナ制御部42、ファックス制御部43又は印刷制御部44に渡す。
上述した複合機1での動作について、図10〜図17を用いて説明する。
図10及び図11は、操作部41での処理を説明するためのフローチャートである。
操作部41は、記憶部10に記憶されている画面データ100を用いて、操作パネル20に図6に示されているようなログイン画面21を表示させる(S10)。
次に、操作部41は、外部I/F31がジョブデータを受信したか否かを確認する(S11)。外部I/F31がジョブデータを受信していない場合(S11でNo)には、処理はステップS12に進み、外部I/F31がジョブデータを受信した場合(S11でYes)には、処理はステップS31に進む。
ステップS13では、操作部41は、ログインボタン21cが押下されたか否かを判断する。ログインボタン21cが押下された場合(S13でYes)には、処理はステップS14に進む。
ステップS14では、操作部41は、ログイン画面21を介して入力されたユーザ名及びパスワードが、記憶部10のユーザ情報テーブル103に格納されているユーザ名及びパスワードと一致するか否かを判断する。これらが一致しなかった場合(S14でNo)には、処理はステップS15に進み、これらが一致した場合(S14でYes)には、処理はステップS16に進む。
ステップS15では、操作部41は、記憶部10に記憶されている画面データ100を用いて、操作パネル20にエラーメッセージを表示させる。そして、処理はステップS12に戻る。
次に、操作部41は、機能選択画面22を介して、操作パネル20に入力が行われたか否かを判断する(S17)。機能選択画面22では、スキャンボタン22a、ファックス送信ボタン22b又は画像再利用ボタン22cの入力を受け付ける。入力が行われた場合(S17でYes)には、処理はステップS18に進む。
ステップS18では、操作部41は、スキャンボタン22aが押下されたか否かを判断する。スキャンボタンが押下された場合(S18でYes)には、処理はステップS19に進み、スキャンボタンが押下されていない場合(S18でNo)には、処理はステップS24に進む。
次に、操作部41は、送信先選択画面23を介して、操作パネル20に入力が行われたか否かを判断する(S20)。送信先選択画面23は、送信先の選択と、OKボタン23bの押下とが可能であるが、送信先の選択が行われた後でしか、OKボタン23bを押下することができないようになっている。操作パネル20に入力が行われた場合(S20でYes)には、処理はステップS21に進む。
ステップS21では、操作部41は、送信先リスト23aにおいて送信先が選択されたか否かを判断する。送信先の選択が行われた場合(S21でYes)には、ステップS22に進む。
送信先リスト23aで送信先が選択されると、OKボタン23bの押下が可能になるため、ステップS22では、操作部41は、OKボタン23bが押下されたか否かを判断する。なお、操作部41は、OKボタン23bを表示すること又はOKボタン23bを送信先リスト23aと同じ濃さの色で表示することで、OKボタン23bの押下を有効とする。そして、OKボタン23bが押下された場合(S22でYes)には、処理はステップS23に進む。
ステップS23では、操作部41は、ログイン画面21を介して入力されたユーザ名及び送信先選択画面23を介して選択されたメールアドレスをスキャナ制御部42に提供し、処理は図12のステップS60に進む。
ステップS24では、操作部41は、機能選択画面22においてファックス送信ボタン22bが押下されたか否かを判断する。ファックス送信ボタン22bが押下された場合(S24でYes)には、処理はステップS25に進み、ファックス送信ボタン22bが押下されていない場合(S24でNo)には、処理はステップS30に進む。
次に、操作部41は、送信先選択画面23を介して、操作パネル20に入力が行われたか否かを判断する(S26)。送信先選択画面23は、送信先の選択と、OKボタン23bの押下とが可能であるが、送信先の選択が行われた後でしか、OKボタン23bを押下することができないようになっている。操作パネル20に入力が行われた場合(S26でYes)には、処理はステップS27に進む。
ステップS27では、操作部41は、送信先リスト23aにおいて送信先が選択されたか否かを判断する。送信先の選択が行われた場合(S27でYes)には、ステップS28に進む。
送信先リスト23aで送信先が選択されると、OKボタン23bの押下が可能になるため、ステップS28では、操作部41は、OKボタン23bが押下されたか否かを判断する。そして、OKボタン23bが押下された場合(S28でYes)には、処理はステップS29に進む。
ステップS29では、操作部41は、ログイン画面21を介して入力されたユーザ名及び送信先選択画面23を介して選択されたファックス番号をファックス制御部43に提供し、処理は図13のステップS70に進む。
ステップS30では、操作部41は、機能選択画面22において画像再利用ボタン22cが押下されたか否かを判断する。画像再利用ボタン22cが押下された場合(S30でYes)には、処理は図11のステップS40に進み、画像再利用ボタン22cが押下されていない場合(S30でNo)には、処理はステップS17に戻る。
ステップS31では、操作部41は、受信されたジョブデータに含まれているユーザ名及びパスワードを取得する。
次に、操作部41は、ジョブデータから取得されたユーザ名及びパスワードが、記憶部10のユーザ情報テーブル103に格納されているユーザ名及びパスワードと一致するか否かを判断する(S32)。これらが一致した場合(S32でYes)には、処理はステップS33に進み、これらが一致しなかった場合(S32でNo)には、処理はステップS34に進む。
ステップS33では、操作部41は、ジョブデータから取得されたユーザ名、画像データ及びジョブ名を印刷制御部44に与え、処理は図14のステップS80に進む。
ステップS34では、操作部41は、外部I/F31に、エラーメッセージを画像データの送信元へ送信させる。そして、処理はステップS11に戻る。
次に、操作部41は、再利用画像選択画面24を介して、操作パネル20に入力が行われたか否かを判断する(S41)。再利用画像選択画面24は、ジョブの選択と、OKボタン24bの押下とが可能であるが、ジョブの選択が行われた後でしか、OKボタン24bを押下することができないようになっている。操作パネル20に入力が行われた場合(S41でYes)には、処理はステップS42に進む。
ステップS42では、操作部41は、再利用画像リスト24aにおいてジョブが選択されたか否かを判断する。ジョブの選択が行われた場合(S42でYes)には、ステップS43に進む。
再利用画像リスト24aでジョブが選択されると、OKボタン24bの押下が可能になるため、ステップS43では、操作部41は、OKボタン24bが押下されたか否かを判断する。そして、OKボタン24bが押下された場合(S43でYes)には、処理はステップS44に進む。
ステップS44では、再利用画像選択画面24を介して、選択されたジョブの機能がスキャン機能であるか否かを判断する。選択されたジョブの機能がスキャン機能である場合(S44でYes)には、処理はステップS45に進み、選択されたジョブの機能がスキャン機能ではない場合(S44でNo)には、処理はステップS50に進む。
次に、操作部41は、送信先選択画面23を介して、操作パネル20に入力が行われたか否かを判断する(S46)。操作パネル20に入力が行われた場合(S46でYes)には、処理はステップS47に進む。
ステップS47では、操作部41は、送信先リスト23aにおいて送信先が選択されたか否かを判断する。送信先の選択が行われた場合(S47でYes)には、ステップS48に進む。
送信先リスト23aで送信先が選択されると、OKボタン23bの押下が可能になるため、ステップS48では、操作部41は、OKボタン23bが押下されたか否かを判断する。OKボタン23bが押下された場合(S48でYes)には、処理はステップS49に進む。
ステップS49では、操作部41は、ログイン画面21を介して入力されたユーザ名、再利用画像選択画面24を介して選択されたジョブのジョブ名、及び、送信先選択画面23を介して選択されたメールアドレスを出力制限部45に提供し、処理は図15のステップS90に進む。
ステップS50では、操作部41は、選択されたジョブの機能がファックス送信機能であるか否かを判断する。選択されたジョブの機能がファックス送信機能である場合(S50でYes)には、処理はステップS51に進み、選択されたジョブの機能がファックス送信機能ではない場合(S50でNo)には、処理はステップS56に進む。
ステップS51では、操作部41は、記憶部10に記憶されている画面データ100を用いて、操作パネル20に図8に示されているような送信先選択画面23を表示させる。ここでは、操作部41は、記憶部10のファックス送信先情報テーブル105に格納されている送信先名欄105aに格納されている送信先名及びファックス番号欄105bに格納されているファックス番号を送信先リスト23aとして表示させる。このとき、操作部41は、送信先リスト23aにおいて送信先が選択される前に、OKボタン23bが押下されるのを防止するため、OKボタン23bの押下を無効とする。
次に、操作部41は、送信先選択画面23を介して、操作パネル20に入力が行われたか否かを判断する(S52)。操作パネル20に入力が行われた場合(S52でYes)には、処理はステップS53に進む。
ステップS53では、操作部41は、送信先リスト23aにおいて送信先が選択されたか否かを判断する。送信先の選択が行われた場合(S53でYes)には、ステップS54に進む。
送信先リスト23aで送信先が選択されると、OKボタン23bの押下が可能になるため、ステップS54では、操作部41は、OKボタン23bが押下されたか否かを判断する。OKボタン23bが押下された場合(S54でYes)には、処理はステップS55に進む。
ステップS55では、操作部41は、ログイン画面21を介して入力されたユーザ名、再利用画像選択画面24を介して選択されたジョブのジョブ名、及び、送信先選択画面23を介して選択されたファックス番号を出力制限部45に提供し、処理は図16のステップS110に進む。
ステップS56では、操作部41は、ログイン画面21を介して入力されたユーザ名、及び、再利用画像選択画面24を介して選択されたジョブのジョブ名を出力制限部45に提供し、処理は図17のステップS130に進む。
図10のステップS23で、操作部41からユーザ名及びメールアドレスを受け取ったスキャナ制御部42は、スキャナ部32を制御してスキャンを実行して、画像データを取得し、外部I/F31に、取得された画像データを受け取ったメールアドレス宛に送信させる(S60)。
そして、スキャナ制御部42は、図10のステップS23で受け取ったユーザ名、並びに、ステップS60で使用したメールアドレス及び画像データを画像管理部46に渡す(S61)。
画像管理部46は、ステップS61で渡されたユーザ名及びメールアドレスを画像セキュリティレベル設定部47に渡す(S62)。
また、画像セキュリティレベル設定部47は、記憶部10に記憶されているスキャン送信先情報テーブル104から、ステップS62で渡された全てのメールアドレスに対応する全てのセキュリティレベルを送信先セキュリティレベルとして取得する(S64)。
そして、画像セキュリティレベル設定部47は、ステップS63で取得したユーザセキュリティレベル及びステップS64で取得した送信先セキュリティレベルの中で、最もレベルの低いセキュリティレベルを画像セキュリティレベルとして決定し、決定した画像セキュリティレベルを画像管理部46に与える(S65)。
画像管理部46は、ステップS61で渡された画像データを記憶部10の画像フォルダ101に保存して、そのファイルパスを取得するとともに、記憶部10に記憶されている保存画像情報テーブル102に新たなレコードを追加して必要な情報を格納することで、保存画像情報テーブル102を更新する(S66)。
図10のステップS29で、操作部41からユーザ名及びファックス番号を受け取ったファックス制御部43は、スキャナ部32を制御してスキャンを実行して、画像データを取得し、ファックス部33に、取得された画像データを受け取ったファックス番号宛に送信させる(S70)。
そして、ファックス制御部43は、図10のステップS29で受け取ったユーザ名、並びに、ステップS70で使用したファクス番号及び画像データを画像管理部46に渡す(S71)。
画像管理部46は、ステップS71で渡されたユーザ名及びファックス番号を画像セキュリティレベル設定部47に渡す(S72)。
また、画像セキュリティレベル設定部47は、記憶部10に記憶されているファックス送信先情報テーブル105から、ステップS72で渡された全てのファックス番号に対応する全てのセキュリティレベルを送信先セキュリティレベルとして取得する(S74)。
そして、画像セキュリティレベル設定部47は、ステップS73で取得したユーザセキュリティレベル及びステップS74で取得した送信先セキュリティレベルの中で、最もレベルの低いセキュリティレベルを画像セキュリティレベルとして決定し、決定した画像セキュリティレベルを画像管理部46に与える(S75)。
画像管理部46は、ステップS71で渡された画像データを記憶部10の画像フォルダ101に保存して、そのファイルパスを取得するとともに、記憶部10に記憶されている保存画像情報テーブル102に新たなレコードを追加して必要な情報を格納することで、保存画像情報テーブル102を更新する(S76)。
図10のステップS33で、操作部41からユーザ名、画像データ及びジョブ名を受け取った印刷制御部44は、受け取った画像データに基づいて印刷部34に印刷を行わせる(S80)。
そして、印刷制御部44は、図10のステップS33で受け取ったユーザ名及びジョブ名、並びに、ステップS80で使用した画像データを画像管理部46に渡す(S81)。
画像管理部46は、ステップS81で渡されたユーザ名を画像セキュリティレベル設定部47に渡す(S82)。
また、画像セキュリティレベル設定部47は、ステップS83で取得されたユーザセキュリティレベルを画像セキュリティレベルとして決定し、決定した画像セキュリティレベルを画像管理部46に与える(S84)。
画像管理部46は、ステップS81で渡された画像データを記憶部10の画像フォルダ101に保存して、そのファイルパスを取得するとともに、記憶部10に記憶されている保存画像情報テーブル102に新たなレコードを追加して必要な情報を格納することで、保存画像情報テーブル102を更新する(S85)。
図11のステップS49で、操作部41からユーザ名、ジョブ名及びメールアドレスを受け取った出力制限部45は、記憶部10に記憶されているユーザ情報テーブル103から、受け取ったユーザ名に対応するセキュリティレベルをユーザセキュリティレベルとして取得する(S90)。
また、出力制限部45は、記憶部10に記憶されているスキャン送信先情報テーブル104から、図11のステップS49で受け取った全てのメールアドレスに対応する全てのセキュリティレベルを送信先セキュリティレベルとして取得する(S91)。
そして、出力制限部45は、ステップS90で取得されたユーザセキュリティレベル及びS91で取得された送信先セキュリティレベルの中から最もレベルの低いセキュリティレベルを、比較対象とする対象セキュリティレベルとして決定する(S92)。
出力制限部45は、ステップS92で決定された対象セキュリティレベルと、ステップS93で取得された画像セキュリティレベルとを比較して(S94)、画像セキュリティレベルが対象セキュリティレベルよりも高いレベルであるか否かを判断する(S95)。画像セキュリティレベルが対象セキュリティレベルよりも高いレベルではない場合、言い換えると、対象セキュリティレベルが画像セキュリティレベル以上である場合(S95でNo)には、処理はステップS96に進む。画像セキュリティレベルが対象セキュリティレベルよりも高いレベルである場合(S95でYes)には、処理はステップS101に進む。
スキャナ制御部42は、ステップS96で受け取ったジョブ名を画像管理部46に渡す(S97)。
画像管理部46は、記憶部10に記憶されている保存画像情報テーブル102から、ステップS97で受け取ったジョブ名に対応するファイルパスを読み込む(S98)。
そして、画像管理部46は、ステップS98で読み込んだファイルパスに保存されている画像データを、記憶部10の画像フォルダ101から読み込み、読み込まれた画像データをスキャナ制御部42に渡す(S99)。
スキャナ制御部42は、外部I/F31に、ステップS99で受け取った画像データを、ステップS96で受け取ったメールアドレス宛に送信させる(S100)。
ステップS101では、出力制限部45は、操作部41に画像再利用失敗を通知する。
操作部41は、操作パネル20に画像データの再利用ができない旨のメッセージを表示させる(S102)。
図11のステップS55で、操作部41からユーザ名、ジョブ名及びファックス番号を受け取った出力制限部45は、記憶部10に記憶されているユーザ情報テーブル103から、受け取ったユーザ名に対応するセキュリティレベルをユーザセキュリティレベルとして取得する(S110)。
また、出力制限部45は、記憶部10に記憶されているファックス送信先情報テーブル105から、受け取った全てのファックス番号に対応する全てのセキュリティレベルを送信先セキュリティレベルとして取得する(S111)。
そして、出力制限部45は、ステップS110で取得されたユーザセキュリティレベル及びS111で取得された送信先セキュリティレベルの中から最もレベルの低いセキュリティレベルを比較対象とする対象セキュリティレベルとして決定する(S112)。
出力制限部45は、ステップS112で決定された対象セキュリティレベルと、ステップS113で取得された画像セキュリティレベルとを比較して(S114)、画像セキュリティレベルが対象セキュリティレベルよりも高いレベルであるか否かを判断する(S115)。画像セキュリティレベルが対象セキュリティレベルよりも高いレベルではない場合、言い換えると、対象セキュリティレベルが画像セキュリティレベル以上である場合(S115でNo)には、処理はステップS116に進む。画像セキュリティレベルが対象セキュリティレベルよりも高いレベルである場合(S115でYes)には、処理はステップS121に進む。
ファックス制御部43は、ステップS116で受け取ったジョブ名を画像管理部46に渡す(S117)。
画像管理部46は、記憶部10に記憶されている保存画像情報テーブル102から、ステップS117で受け取ったジョブ名に対応するファイルパスを読み込む(S118)。
そして、画像管理部46は、ステップS118で読み込んだファイルパスに保存されている画像データを、記憶部10の画像フォルダ101から読み込み、読み込まれた画像データをファックス制御部43に渡す(S119)。
ファックス制御部43は、ファックス部33に、ステップS119で受け取った画像データを、ステップS116で受け取ったファックス番号宛に送信させる(S120)。
ステップS121では、出力制限部45は、操作部41に画像再利用失敗を通知する。
操作部41は、操作パネル20に画像データの再利用ができない旨のメッセージを表示させる(S122)。
図11のステップS56で、操作部41からユーザ名及びジョブ名を受け取った出力制限部45は、記憶部10に記憶されているユーザ情報テーブル103から、受け取ったユーザ名に対応するセキュリティレベルをユーザセキュリティレベルとして取得する(S130)。
そして、出力制限部45は、ステップS130で取得されたユーザセキュリティレベルを比較対象とする対象セキュリティレベルとして決定する(S131)。
出力制限部45は、ステップS131で決定された対象セキュリティレベルと、ステップS132で取得された画像セキュリティレベルとを比較して(S133)、画像セキュリティレベルが対象セキュリティレベルよりも高いレベルであるか否かを判断する(S134)。画像セキュリティレベルが対象セキュリティレベルよりも高いレベルではない場合、言い換えると、対象セキュリティレベルが画像セキュリティレベル以上である場合(S134でNo)には、処理はステップS135に進む。画像セキュリティレベルが対象セキュリティレベルよりも高いレベルである場合(S134でYes)には、処理はステップS140に進む。
印刷制御部44は、ステップS135で受け取ったジョブ名を画像管理部46に渡す(S136)。
画像管理部46は、記憶部10に記憶されている保存画像情報テーブル102から、ステップS136で受け取ったジョブ名に対応するファイルパスを読み込む(S137)。
そして、画像管理部46は、ステップS137で読み込んだファイルパスに保存されている画像データを、記憶部10の画像フォルダ101から読み込み、読み込まれた画像データを印刷制御部44に渡す(S138)。
印刷制御部44は、ステップS138で受け取った画像データに基づいて、印刷部34に印刷を行わせる(S139)。
ステップS140では、出力制限部45は、操作部41に画像再利用失敗を通知する。
操作部41は、操作パネル20に画像データの再利用ができない旨のメッセージを表示させる(S141)。
まず、「User3」のユーザ名で識別されるユーザが、複合機1で「Mail1」、「Mail2」及び「Mail5」の送信先にスキャンの実行を指示したときの動作を図1〜4、図6〜8、図10及び図12を参照しながら説明する。
図10のステップS10において、操作部41は、図6に示されているようなログイン画面21を操作パネル20に表示させる。
操作部41は、外部I/F31からジョブデータを受信していないため(S11でNo)、操作パネル20に入力が有ったか否かを確認する(S12)。ユーザが、ユーザ名入力領域21aに「User3」を、パスワード入力領域21bに「password3」を入力すると(S12でYes)、操作部41は、入力に従って画面の表示を変更させる。ログインボタン21cが押下されると(S13でYes)、ユーザ情報テーブル103(図3参照)に、入力されたユーザ名「User3」が存在し、また、入力されたパスワード「password3」も一致するため(S14でYes)、操作部41は、操作パネル20に機能選択画面22(図7参照)を表示させる(S16)。ユーザ「User3」が、スキャンボタン22aを押下すると(S17でYes、S18でYes)、操作パネル20に入力があったため、入力に従って画面の表示が変更され、操作部41は、操作パネル20に送信先選択画面23(図8参照)を表示させる(S19)。このとき、操作部41は、スキャン送信先情報テーブル104(図4参照)から送信先名欄104a及びメールアドレス欄104bに格納されている情報を読み込んで、送信先リスト23aに表示させる。また、OKボタン23bを無効にさせる。
ユーザ「User3」が、送信先として「Mail1」、「Mail2」及び「Mail5」を選択すると、操作パネル20に入力があったため(S20でYes)、操作部41は、入力に従って画面の表示を変更させる。ここでは、送信先リスト23aで「Mail1」、「Mail2」及び「Mail5」が選択されているため(S21でYes)、操作部41は、OKボタン23bを有効にさせる。ユーザ「User3」が、OKボタン23bを押下すると、操作部41は、ユーザ名「User3」と、送信先のメールアドレス「User1@aaa.bbb」、「User2@aaa.bbb」及び「User5@aaa.bbb」をスキャナ制御部42に渡す(S23)。
画像管理部46は、ユーザ名「User3」、送信先のメールアドレス「User1@aaa.bbb」、「User2@aaa.bbb」及び「User5@aaa.bbb」を画像セキュリティレベル設定部47に渡す(S62)。画像セキュリティレベル設定部47は、記憶部10に記憶されているユーザ情報テーブル103(図3参照)から、受け取ったユーザ名「User3」に対応するセキュリティレベル「2」をユーザセキュリティレベルとして読み込む(S63)。また、画像セキュリティレベル設定部47は、記憶部10に記憶されているスキャン送信先情報テーブル104(図4参照)から、受け取ったメールアドレス「User1@aaa.bbb」に対応するセキュリティレベル「3」、受け取ったメールアドレス「User2@aaa.bbb」に対応するセキュリティレベル「2」、受け取ったメールアドレス「User5@aaa.bbb」のセキュリティレベル「1」を送信先セキュリティレベルとして読み込む(S64)。そして、ステップS63で読み込んだユーザセキュリティレベルと、ステップS64で読み込んだ送信先セキュリティレベルとの内、最も低いレベル「1」を画像セキュリティレベルとして画像管理部46に渡す(S65)。
図10のステップS10において、操作部41は、図6に示されているようなログイン画面21を操作パネル20に表示させる。
操作部41は、外部I/F31からジョブデータを受信していないため(S11でNo)、操作パネル20に入力が有ったか否かを確認する(S12)。ユーザが、ユーザ名入力領域21aに「User1」を、パスワード入力領域21bに「password1」を入力すると(S12でYes)、操作部41は、入力に従って画面の表示を変更させる。ログインボタン21cが押下されると(S13でYes)、ユーザ情報テーブル103(図3参照)に、入力されたユーザ名「User1」が存在し、また、入力されたパスワード「password1」も一致するため(S14でYes)、操作部41は、操作パネル20に機能選択画面22(図7参照)を表示させる(S16)。ユーザ「User1」が、ファックス送信ボタン22bを押下すると(S17でYes、S18でNo、S24でYes)、操作パネル20に入力があったため、入力に従って画面の表示が変更され、操作部41は、操作パネル20に送信先選択画面23(図8参照)を表示させる(S25)。このとき、操作部41は、ファックス送信先情報テーブル105(図5参照)から送信先名欄105a及びファックス番号欄105bに格納されている情報を読み込んで、送信先リスト23aに表示する。また、OKボタン23bを無効にする。
ユーザ「User1」が、送信先リスト23aで送信先として「Fax1」と「Fax2」を選択すると、操作パネル20に入力があったため(S26でYes)、操作部41は、入力に従って画面の表示を変更させる。ここでは、送信先リスト23aにおいて「Fax1」と「Fax2」とが選択されているため(S27でYes)、操作部41は、OKボタン23bを有効にする。ユーザ「User1」がOKボタン23bを押下すると(S28でYes)、操作部41は、ユーザ名「User1」と、選択された送信先のファックス番号「0x−xxxx−1xxx」及び「0x−xxxx−2xxx」をファックス制御部43に渡す(S29)。
画像管理部46は、ユーザ名「User1」、送信先のファックス番号「0x−xxxx−1xxx」及び「0x−xxxx−2xxx」を画像セキュリティレベル設定部47に渡す(S72)。画像セキュリティレベル設定部47は、記憶部10に記憶されているユーザ情報テーブル103(図3参照)から、受け取ったユーザ名「User1」に対応するセキュリティレベル「3」をユーザセキュリティレベルとして読み込む(S73)。また、画像管理部46は、記憶部10に記憶されているファックス送信先情報テーブル105(図5参照)から、受け取ったファックス番号「0x−xxxx−1xxx」に対応するセキュリティレベル「3」と、受け取ったファックス番号「0x−xxxx−2xxx」に対応するセキュリティレベル「3」とを送信先セキュリティレベルとして読み込む(S74)。そして、ステップS73で読み込んだユーザセキュリティレベルと、ステップS74で読み込んだ送信先セキュリティレベルとの内、最も低いレベル「3」を画像セキュリティレベルとして決定し、画像管理部46に渡す(S75)。
図10のステップS10において、操作部41は、図6に示されているようなログイン画面21を操作パネル20に表示させる。
そして、操作部41は、外部I/F31からジョブデータを受け取り(S11でYes)、受け取ったジョブデータからユーザ名「User2」とパスワード「password2」を取得する(S31)。
操作部41は、記憶部10に記憶されているユーザ情報テーブル103(図3参照)に、取得されたユーザ名「User2」が存在し、また、取得されたパスワード「password2」も一致するため(S32でYes)、受け取ったジョブデータに含まれていた、ユーザ名「User2」、ジョブ名「PrintDocument1」及び画像データを、印刷制御部44に渡す(S33)。
画像管理部46は、ユーザ名「User2」を画像セキュリティレベル設定部47に渡す(S82)。画像セキュリティレベル設定部47は、ユーザ情報テーブル103(図3参照)から受け取ったユーザ名「User2」に対応するセキュリティレベル「2」をユーザセキュリティレベルとして読み込み(S83)、読み込んだユーザセキュリティレベルを画像セキュリティレベルとして決定して、画像管理部46に渡す(S84)。
図10のステップS10において、操作部41は、図6に示されているようなログイン画面21を操作パネル20に表示させる。
操作部41は、外部I/F31からジョブデータを受信していないため(S11でNo)、操作パネル20に入力が有ったか否かを確認する(S12)。ユーザが、ユーザ名入力領域21aに「User5」を、パスワード入力領域21bに「password5」を入力すると(S12でYes)、操作部41は、入力に従って画面の表示を変更させる。ログインボタン21cが押下されると(S13でYes)、ユーザ情報テーブル103(図3参照)に、入力されたユーザ名「User5」が存在し、また、入力されたパスワード「password5」も一致するため(S14でYes)、操作部41は、操作パネル20に機能選択画面22(図7参照)を表示させる(S16)。ユーザ「User5」が、画像再利用ボタン22cを押下すると(S17でYes、S18でNo、S24でNo、S30でYes)、処理は図11のステップS40に進む。
ユーザ「User5」が、再利用画像リスト24aでジョブ名「Scan_20140108135024」のジョブを選択すると、操作パネル20に入力があったため(S41でYes)、入力に従って画面の表示が変更される。ここでは、再利用画像リスト24aにおいてジョブが選択されているため(S42でYes)、操作部41は、OKボタン24bを有効にさせる。ユーザ「User5」がOKボタン24bを押下すると(S43でYes)、操作パネル20に入力があったため、入力に従って画面の表示が変更される。ここでは、選択されたジョブの機能が「Scan」であるため(S44でYes)、操作部41は、操作パネル20に送信先選択画面23(図8参照)を表示させる(S45)。操作部41は、記憶部10に記憶されているスキャン送信先情報テーブル104(図4参照)から送信先名欄104a及びメールアドレス欄104bに格納されている情報を読み込んで、送信先リスト23aに表示させ、OKボタン23bを無効にさせる。
ユーザ「User5」が送信先リスト23aで送信先として「Mail3」、「Mail4」及び「Mail5」を選択すると、操作パネル20に入力があったため(S46でYes)、入力に従って画面の表示が変更される。ここでは、送信先リスト23aで「Mail3」、「Mail4」及び「Mail5」が選択されているため(S47でYes)、操作部41は、OKボタン23bを有効にさせる。ユーザ「User5」がOKボタン23bを押下すると(S48でYes)、操作部41は、ユーザ名「User5」、ジョブ名「Scan_20140108135024」、選択された送信先のメールアドレス「Mail3@ccc.bbb」、「Mail4@ddd.bbb」及び「User5@aaa.bbb」を出力制限部45に渡し(S49)、処理は図15のステップS90に進む。
さらに、出力制限部45は、記憶部10に記憶されている保存画像情報テーブル102(図2参照)から、受け取ったジョブ名「Scan_20140108135024」に対応するセキュリティレベル「1」を画像セキュリティレベルとして読み込む(S93)。そして、出力制限部45は、対象セキュリティレベル「1」と、画像セキュリティレベル「1」とを比較する(S94)。ここでは、画像セキュリティレベルの方が高くはないため(S95でNo)、出力制限部45は、ジョブ名「Scan_20140108135024」と、送信先のメールアドレス「Mail3@ccc.bbb」、「Mail4@ddd.bbb」及び「User5@aaa.bbb」をスキャナ制御部42に渡す(S96)。
図10のステップS10において、操作部41は、図6に示されているようなログイン画面21を操作パネル20に表示させる。
操作部41は、外部I/F31からジョブデータを受信していないため(S11でNo)、操作パネル20に入力が有ったか否かを確認する(S12)。ユーザが、ユーザ名入力領域21aに「User2」を、パスワード入力領域21bに「password2」を入力すると(S12でYes)、操作部41は、入力に従って画面の表示を変更させる。ログインボタン21cが押下されると(S13でYes)、ユーザ情報テーブル103(図3参照)に、入力されたユーザ名「User2」が存在し、また、入力されたパスワード「password2」も一致するため(S14でYes)、操作部41は、操作パネル20に機能選択画面22(図7参照)を表示させる(S16)。ユーザ「User2」が、画像再利用ボタン22cを押下すると(S17でYes、S18でNo、S24でNo、S30でYes)、処理は図11のステップS40に進む。
ユーザ「User2」が再利用画像リスト24aでジョブ名「Fax_20140108112012」のジョブを選択すると、操作パネル20に入力があったため(S41でYes)、入力に従って画面の表示が変更される。ここでは、再利用画像リスト24aにおいてジョブが選択されているため(S42でYes)、操作部41は、OKボタン24bを有効にさせる。ユーザ「User2」がOKボタン24bを押下すると(S43でYes)、操作パネル20に入力があったため、入力に従って画面の表示が変更される。ここでは、選択されたジョブの機能が「Fax」であるため(S44でNo、S50でYes)、操作部41は、操作パネル20に送信先選択画面23(図8参照)を表示させる。操作部41は、記憶部10に記憶されているファックス送信先情報テーブル105から送信先名欄105a及びファックス番号欄105bに格納されている情報を読み込んで、送信先リスト23aに表示させ、OKボタン23bを無効にさせる。
ユーザ「User2」が送信先リスト23aで送信先として「Fax1」及び「Fax3」を選択すると、操作パネル20に入力があったため(S52でYes)、入力に従って画面の表示が変更される。ここでは、送信先リスト23aで「Fax1」及び「Fax3」が選択されているため(S53でYes)、操作部41は、OKボタン23bを有効にさせる。ユーザ「User2」がOKボタン23bを押下すると(S54でYes)、操作部41は、ユーザ名「User2」、ジョブ名「Fax_20140108112012」、送信先のファックス番号「0x−xxxx−1xxx」及び「0x−xxxx−3xxx」を出力制限部45に渡し(S55)、処理は図16のステップS110に進む。
さらに、出力制限部45は、記憶部10に記憶されている保存画像情報テーブル102(図2参照)から、受け取ったジョブ名「Fax_20140108112012」に対応するセキュリティレベル「3」を画像セキュリティレベルとして読み込む(S113)。そして、出力制限部45は、対象セキュリティレベル「2」と、画像セキュリティレベル「3」とを比較する(S114)。ここでは、画像セキュリティレベルの方が高いため(S115でYes)、出力制限部45は、操作部41に画像再利用失敗を通知する(S121)。操作部41は、操作パネル20に画像の再利用ができない旨のメッセージを表示させ(S122)、終了する。
図10のステップS10において、操作部41は、図6に示されているようなログイン画面21を操作パネル20に表示させる。
操作部41は、外部I/F31からジョブデータを受信していないため(S11でNo)、操作パネル20に入力が有ったか否かを確認する(S12)。ユーザが、ユーザ名入力領域21aに「User4」を、パスワード入力領域21bに「password4」を入力すると(S12でYes)、操作部41は、入力に従って画面の表示を変更させる。ログインボタン21cが押下されると(S13でYes)、ユーザ情報テーブル103(図3参照)に、入力されたユーザ名「User4」が存在し、また、入力されたパスワード「password4」も一致するため(S14でYes)、操作部41は、操作パネル20に機能選択画面22(図7参照)を表示させる(S16)。ユーザ「User4」が、画像再利用ボタン22cを押下すると(S17でYes、S18でNo、S24でNo、S30でYes)、処理は図11のステップS40に進む。
ユーザ「User4」が再利用画像リスト24aでジョブ名「Fax_20140108112012」のジョブを選択すると、操作パネル20に入力があったため(S41でYes)、入力に従って画面の表示が変更される。ここでは、再利用画像リスト24aにおいてジョブが選択されているため(S42でYes)、操作部41は、OKボタン24bを有効にさせる。ユーザ「User4」がOKボタン24bを押下すると(S43でYes)、操作パネル20に入力があったため、入力に従って画面の表示が変更される。ここでは、選択されたジョブの機能が「Fax」であるため(S44でNo、S50でYes)、操作部41は、操作パネル20に送信先選択画面23(図8参照)を表示させる。操作部41は、記憶部10に記憶されているファックス送信先情報テーブル105から送信先名欄105a及びファックス番号欄105bに格納されている情報を読み込んで、送信先リスト23aに表示させ、OKボタン23bを無効にさせる。
ユーザ「User4」が送信先リスト23aで送信先として「Fax1」及び「Fax2」を選択すると、操作パネル20に入力があったため(S52でYes)、入力に従って画面の表示が変更される。ここでは、送信先リスト23aで「Fax1」及び「Fax2」が選択されているため(S53でYes)、操作部41は、OKボタン23bを有効にさせる。ユーザ「User4」がOKボタン23bを押下すると(S54でYes)、操作部41は、ユーザ名「User4」、ジョブ名「Fax_20140108112012」、送信先のファックス番号「0x−xxxx−1xxx」及び「0x−xxxx−2xxx」を出力制限部45に渡し(S55)、処理は図16のステップS110に進む。
さらに、出力制限部45は、記憶部10に記憶されている保存画像情報テーブル102(図2参照)から、受け取ったジョブ名「Fax_20140108112012」に対応するセキュリティレベル「3」を画像セキュリティレベルとして読み込む(S113)。そして、出力制限部45は、対象セキュリティレベル「3」と、画像セキュリティレベル「3」とを比較する(S114)。ここでは、画像セキュリティレベルの方が高くないため(S115でNo)、出力制限部45は、ジョブ名「Fax_20140108112012」と、送信先のファックス番号「0x−xxxx−1xxx」及び「0x−xxxx−2xxx」とをファックス制御部43に渡す(S116)。ファックス制御部43は、ジョブ名「Fax_20140108112012」を画像管理部46に渡す(S117)。
画像管理部46は、記憶部10に記憶されている保存画像情報テーブル102(図2参照)からジョブ名「Fax_20140108112012」に対応するファイルパス「Fax¥FaxJob1」を読み込み(S118)、記憶部10の画像フォルダ101のファイルパス「Fax¥FaxJob1」から画像データを読み込み、ファックス制御部43に渡す(S119)。ファックス制御部43は、ファックス部33に、受け取った画像データを、ファックス番号「0x−xxxx−1xxx」及び「0x−xxxx−2xxx」を宛先として送信させ、終了する。
図10のステップS10において、操作部41は、図6に示されているようなログイン画面21を操作パネル20に表示させる。
操作部41は、外部I/F31からジョブデータを受信していないため(S11でNo)、操作パネル20に入力が有ったか否かを確認する(S12)。ユーザが、ユーザ名入力領域21aに「User3」を、パスワード入力領域21bに「password3」を入力すると(S12でYes)、操作部41は、入力に従って画面の表示を変更させる。ログインボタン21cが押下されると(S13でYes)、ユーザ情報テーブル103(図3参照)に、入力されたユーザ名「User3」が存在し、また、入力されたパスワード「password3」も一致するため(S14でYes)、操作部41は、操作パネル20に機能選択画面22(図7参照)を表示させる(S16)。ユーザ「User3」が、画像再利用ボタン22cを押下すると(S17でYes、S18でNo、S24でNo、S30でYes)、処理は図11のステップS40に進む。
ユーザ「User3」が再利用画像リスト24aでジョブ名「PrintDocument1」を選択すると、操作パネル20に入力があったため(S41でYes)、入力に従って画面の表示が変更される。ここでは、再利用画像リスト24aにおいてジョブが選択されているため(S42でYes)、操作部41は、OKボタン24bを有効にさせる。ユーザ「User3」がOKボタン24bを押下すると(S43でYes)、操作パネル20に入力があったため、入力に従って画面の表示が変更される。ここでは、選択されたジョブの機能が「Scan」でも「Fax」でもないため(S44でNo、S50でNo)、操作部41は、ユーザ名「User3」及びジョブ名「PrintDocument1」を出力制限部45に渡し(S56)、処理は図17のステップS130に進む。
さらに、出力制限部45は、記憶部10に記憶されている保存画像情報テーブル102(図2参照)から、受け取ったジョブ名「PrintDocument1」に対応するセキュリティレベル「2」を画像セキュリティレベルとして読み込む(S132)。そして、出力制限部45は、対象セキュリティレベル「2」と、画像セキュリティレベル「2」とを比較する(S133)。ここでは、画像セキュリティレベルの方が高くないため(S134でNo)、出力制限部45は、ジョブ名「PrintDocument1」を印刷制御部44に渡す(S135)。印刷制御部44は、受け取ったジョブ名「PrintDocument1」を画像管理部46に渡す(S136)。
画像管理部46は、記憶部10に記憶されている保存画像情報テーブル102から、ジョブ名「PrintDocument1」に対応するファイルパス「Print¥PrintJob1」を読み込む(S137)。そして、画像管理部46は、記憶部10の画像フォルダ101のファイルパス「Print¥PrintJob1」から画像データを読み込み、印刷制御部44に渡す(S138)。印刷制御部44は、受け取った画像データに基づいて、印刷部34に印刷を行わせ(S139)、終了する。
Claims (17)
- 記憶部と、
第1のユーザから、画像データを第1の出力先に出力する指示の入力を受け付ける入力部と、
前記第1のユーザの指示に応じて、前記第1の出力先に前記画像データを出力する画像出力部と、
前記画像出力部による出力の対象となった画像データ、及び、当該画像データに対して、前記第1のユーザ及び前記第1の出力先に基づいて設定された第1のセキュリティレベルを、前記記憶部に保存させる画像管理部と、
前記記憶部に記憶された画像データの前記画像出力部による出力を、当該画像データに設定された前記第1のセキュリティレベルに基づいて制限する出力制限部と、を有し、
前記入力部が、第2のユーザから、前記記憶部に記憶された画像データを第2の出力先に出力する指示の入力を受け付けた後に、前記出力制限部は、前記第2のユーザ及び前記第2の出力先に基づいて設定された第2のセキュリティレベルと、前記第2のユーザからの出力指示の対象となった画像データに設定されている前記第1のセキュリティレベルとの比較結果に応じて、前記画像出力部による出力を制限すること
を特徴とする画像形成装置。 - 前記出力制限部は、前記第2のセキュリティレベルが、前記出力指示の対象となった画像データに設定されている前記第1のセキュリティレベルよりも低い場合に、前記画像出力部による出力を制限すること
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 記憶部と、
第1のユーザから、画像データを第1の出力先に出力する指示の入力を受け付ける入力部と、
前記第1のユーザの指示に応じて、前記第1の出力先に前記画像データを出力する画像出力部と、
前記画像出力部による出力の対象となった画像データ、及び、当該画像データに対して、前記第1のユーザ及び前記第1の出力先に基づいて設定された第1のセキュリティレベルを、前記記憶部に保存させる画像管理部と、
前記記憶部に記憶された画像データの前記画像出力部による出力を、当該画像データに設定された前記第1のセキュリティレベルに基づいて制限する出力制限部と、を有し、
前記記憶部は、前記第1のユーザを含む複数のユーザの各々のセキュリティレベルを示すユーザ情報、及び、前記第1の出力先を含む複数の出力先の各々のセキュリティレベルを示す出力先情報を記憶し、
前記第1のユーザのセキュリティレベルを前記ユーザ情報から特定するとともに、前記第1の出力先のセキュリティレベルを前記出力先情報から特定し、当該特定されたセキュリティレベルに基づいて前記第1のセキュリティレベルを設定するセキュリティレベル設定部をさらに有する、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記セキュリティレベル設定部は、前記特定された第1のユーザのセキュリティレベル及び前記特定された第1の出力先のセキュリティレベルの内、最も低いレベルを前記第1のセキュリティレベルとして設定すること
を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記ユーザ情報は、第2のユーザのセキュリティレベルを含み、
前記出力先情報は、第2の出力先のセキュリティレベルを含み、
前記出力制限部は、前記入力部が前記第2のユーザから、前記記憶部に記憶された画像データを前記第2の出力先に出力する指示の入力を受け付けた後に、前記第2のユーザのセキュリティレベルを前記ユーザ情報から特定するとともに、前記第2の出力先のセキュリティレベルを前記出力先情報から特定し、当該特定されたセキュリティレベルに基づいて設定された第2のセキュリティレベルと、前記第2のユーザからの出力指示の対象となった画像データに設定されている前記第1のセキュリティレベルとの比較結果に応じて、前記記憶部に記憶された画像データの前記画像出力部による前記第2の出力先を出力先とした出力を制限すること
を特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。 - 前記出力制限部は、前記特定された第2のユーザのセキュリティレベル及び前記特定された第2の出力先のセキュリティレベルの内、最も低いレベルを前記第2のセキュリティレベルとして設定すること
を特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 記憶部と、
第1のユーザから画像データを処理する指示の入力を受け付ける入力部と、
前記第1のユーザの指示に応じて、前記画像データを処理する画像処理部と、
前記画像処理部による処理の対象となった画像データ、及び、当該画像データに対して、前記第1のユーザに基づいて設定された第1のセキュリティレベルを、前記記憶部に保存させる画像管理部と、
前記記憶部に記憶された画像データの前記画像処理部による処理を、当該画像データに設定された前記第1のセキュリティレベルに基づいて制限する出力制限部と、を有し、
前記入力部が、第2のユーザから前記記憶部に記憶された画像データを処理する指示の入力を受け付けた後に、前記出力制限部は、前記第2のユーザに基づいて設定された第2のセキュリティレベルと、前記第2のユーザからの処理指示の対象となった画像データに設定されている前記第1のセキュリティレベルとの比較結果に応じて、前記画像処理部による処理を制限すること
を特徴とする画像形成装置。 - 前記出力制限部は、前記第2のセキュリティレベルが、前記第2のユーザからの処理指示の対象となった画像データに設定された前記第1のセキュリティレベルよりも低い場合に、前記画像処理部の処理を制限すること
を特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 記憶部と、
第1のユーザから画像データを処理する指示の入力を受け付ける入力部と、
前記第1のユーザの指示に応じて、前記画像データを処理する画像処理部と、
前記画像処理部による処理の対象となった画像データ、及び、当該画像データに対して、前記第1のユーザに基づいて設定された第1のセキュリティレベルを、前記記憶部に保存させる画像管理部と、
前記記憶部に記憶された画像データの前記画像処理部による処理を、当該画像データに設定された前記第1のセキュリティレベルに基づいて制限する出力制限部と、を有し、
前記記憶部は、前記第1のユーザを含む複数のユーザの各々のセキュリティレベルを示すユーザ情報を記憶し、
前記第1のユーザのセキュリティレベルを前記ユーザ情報から特定し、当該特定されたセキュリティレベルを前記第1のセキュリティレベルとして設定するセキュリティレベル設定部をさらに有すること
を特徴とする画像形成装置。 - 前記ユーザ情報は、第2のユーザのセキュリティレベルを含み、
前記出力制限部は、前記入力部が前記第2のユーザから前記記憶部に記憶された画像データを処理する指示の入力を受け付けた後に、前記第2のユーザのセキュリティレベルを前記ユーザ情報から特定し、当該特定されたセキュリティレベルである第2のセキュリティレベルと、前記第2のユーザからの処理指示の対象となった画像データに設定されている前記第1のセキュリティレベルとの比較結果に応じて、前記記憶部に記憶された画像データの前記画像処理部による処理を制限すること
を特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。 - 画像データ、及び、当該画像データに対して、第1のユーザ及び第1の出力先に基づいて設定された第1のセキュリティレベルを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている画像データを出力する画像出力部と、
第2のユーザから、前記記憶部に記憶されている画像データを第2の出力先に出力する指示の入力を受け付ける入力部と、
前記第2のユーザ及び前記第2の出力先に基づいて設定された第2のセキュリティレベルと、前記第2のユーザからの出力指示の対象となった画像データに設定されている前記第1のセキュリティレベルとの比較結果に応じて、前記記憶部に記憶されている画像データの前記画像出力部による出力を制限する出力制限部と、を有すること
を特徴とする画像形成装置。 - 前記出力制限部は、前記第2のセキュリティレベルが、前記第2のユーザからの出力指示の対象となった画像データに設定されている前記第1のセキュリティレベルよりも低い場合に、前記画像出力部による出力を制限すること
を特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。 - 画像データ、及び、当該画像データに対して、第1のユーザ及び第1の出力先に基づいて設定された第1のセキュリティレベルと、第2のユーザを含む複数のユーザの各々のセキュリティレベルを示すユーザ情報、及び、第2の出力先を含む複数の出力先の各々セキュリティレベルを示す出力先情報とを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている画像データを出力する画像出力部と、
前記第2のユーザから、前記記憶部に記憶されている画像データを第2の出力先に出力する指示の入力を受け付ける入力部と、
前記第2のユーザのセキュリティレベルを前記ユーザ情報から特定するとともに、前記第2の出力先のセキュリティレベルを前記出力先情報から特定し、当該特定されたセキュリティレベルに基づいて設定された第2のセキュリティレベルに基づいて、前記記憶部に記憶されている画像データの前記画像出力部による出力を制限する出力制限部と、を有すること
を特徴とする画像形成装置。 - 前記出力制限部は、前記特定された第2のユーザのセキュリティレベル及び前記特定された第2の出力先のセキュリティレベルの内、最も低いレベルを前記第2のセキュリティレベルとして設定すること
を特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。 - 画像データ、及び、当該画像データに対して、第1のユーザに基づいて設定された第1のセキュリティレベルを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている画像データを処理する画像処理部と、
第2のユーザから前記記憶部に記憶されている画像データを処理する指示の入力を受け付ける入力部と、
前記第2のユーザに基づいて設定された第2のセキュリティレベルと、前記第2のユーザからの処理指示の対象となった画像データに設定されている前記第1のセキュリティレベルとの比較結果に応じて、前記記憶部に記憶されている画像データの前記画像処理部による処理を制限する出力制限部と、を有すること
を特徴とする画像形成装置。 - 前記出力制限部は、前記第2のセキュリティレベルが、前記第2のユーザからの処理指示の対象となった画像データに設定されている前記第1のセキュリティレベルよりも低い場合に、前記画像処理部による処理を制限すること
を特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。 - 画像データ、及び、当該画像データに対して、第1のユーザに基づいて設定された第1のセキュリティレベルと第2のユーザを含む複数のユーザの各々のセキュリティレベルを示すユーザ情報とを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている画像データを処理する画像処理部と、
前記第2のユーザから前記記憶部に記憶されている画像データを処理する指示の入力を受け付ける入力部と、
前記第2のユーザのセキュリティレベルを前記ユーザ情報から特定し、当該特定されたセキュリティレベルである第2のセキュリティレベルに基づいて、前記記憶部に記憶されている画像データの前記画像処理部による処理を制限する出力制限部と、を有すること
を特徴とする画像形成装置。
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