JP6261082B2 - 静電塗装ガン、静電塗装ガンの充電装置、及び静電塗装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電塗装ガン、静電塗装ガンの充電装置、及び静電塗装装置に関するものである。
特許文献1には、防爆域においてリモートタイプの電源から静電塗装ガンの高電圧発生器に給電する技術が開示されている。この電源は、防爆ハウジング内に収容した発電機をエアタービンにより駆動するようになっており、発電機で発電された電力が、給電ケーブルを介して高電圧発生器に供給されるようになっている。
特開平10−165849号公報
静電塗装ガンには、給電ケーブルだけでなく、塗料を供給するためのホースとエアを供給するためのホースも繋がっている。そのため、静電塗装ガンを取り回す際に、これらのケーブルやホースが邪魔になり、塗装作業時の操作性低下を招く虞がある。この対策としては、静電塗装ガンに電池を取り付け、この電池を電源として高電圧発生器に給電する方法が考えられる。この方法によれば、給電用のケーブルを接続せずに済むので、その分、静電塗装ガンを取り回し易くなる。しかし、塗装ブースは防爆域であるため、消耗した電池を交換する際には、静電塗装ガンを非防爆域まで移動させなければならず、作業性が良くない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電池等の蓄電部材の消耗対策を防爆域内で行えるようにすることを目的とする。
第1の発明である静電塗装ガンは、
塗料を吐出するノズルと、
塗料に静電気を印加する高電圧発生器と、
充電可能であり、前記高電圧発生器に電力を供給する蓄電部材と、
前記蓄電部材に接続された受電器とを備えて構成され、
加圧エアによって発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を無接点で前記受電器に送電する送電器とを備えて構成される非接触送電装置により、前記蓄電部材が充電されるようになっているところに特徴を有する。
第2の発明である静電塗装ガンの充電装置は、
静電塗装ガンに設けられて高電圧発生器に電力を供給する蓄電部材を充電するための充電装置であって、
前記静電塗装ガンに設けられ、前記蓄電部材に接続された受電器と、
加圧エアによって発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を無接点で前記受電器に送電する送電器とを備えて構成される非接触送電装置とを備え、
前記非接触送電装置により前記蓄電部材が充電されるようになっているところに特徴を有する。
第3の発明である静電塗装装置は、
電力を供給されることにより機能する塗装用機器と、
前記塗装用機器に設けられた充電可能な蓄電部材と、
前記塗装用機器に設けられ、前記蓄電部材に接続された受電器と、
加圧エアによって発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を無接点で前記受電器に送電する送電器とを備えて構成される非接触送電装置とを備え、
前記非接触送電装置により前記蓄電部材が充電されるようになっているところに特徴を有する。
第1及び第2の発明では、静電塗装ガンの受電器に対する送電が、非接触送電装置により無接点で行われるので、蓄電部材が消耗したときには、蓄電部材を静電塗装ガンに取り付けたまま防爆域内で充電することができる。このように、第1及び第2の発明によれば、蓄電部材の消耗対策を防爆域内で行うことができる。また、非接触送電装置の電源である発電機は、エア駆動によって発電を行うので、防爆対策が容易である。
また、第3の発明では、塗装用機器の受電器に対する送電が、非接触送電装置により無接点で行われるので、蓄電部材が消耗したときには、蓄電部材を塗装用機器に取り付けたまま防爆域内で充電することができる。このように、第3の発明によれば、蓄電部材の消耗対策を防爆域内で行うことができる。また、非接触送電装置の電源である発電機は、エア駆動によって発電を行うので、防爆対策が容易である。
実施例1の静電塗装装置の概略構成図 静電塗装ガンの一部切欠側面図 静電塗装ガンに設けた高電圧発生器と電源装置の構成をあらわすブロック図
(1)第1の発明の静電塗装ガンは、前端部に前記ノズルが設けられて内部に前記高電圧発生器が収容された銃身部と、前記銃身部の後端部から下方へ延出して作業者により把持されるグリップとを備えており、前記蓄電部材が前記グリップの内部に形成されていてもよい。この構成によれば、比較的重量のある蓄電部材がグリップ内に配置されるので、静電塗装ガンの重心位置がグリップに近くなって重量バランスが良好となり、作業者への負担が軽減される。
(2)第1の発明の静電塗装ガンは、前記ノズルにエアを供給するためのエア流路を有しており、前記エア流路が、前記蓄電部材の外面に臨むように形成されていてもよい。この構成によれば、給電中や充電中に温度上昇する蓄電部材を、エア流路を流れるエアによって冷却することができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図3を参照して説明する。
<静電塗装装置>
本実施例の静電塗装装置の全体構成を説明する。図1に示すように、静電塗装装置は、静電塗装ガン10(請求項に記載の塗装用機器)と、静電塗装ガン10に塗料を供給するための塗料用ポンプ11と、静電塗装ガン10に洗浄液を供給するための洗浄液用ポンプ12と、静電塗装ガン10と充電装置60,70,80に加圧エアを供給するためのエア供給源13を備えている。静電塗装ガン10と充電装置60,70,80、塗装ブース(防爆域)内に配されている。
塗料用ポンプ11から静電塗装ガン10に至る塗料供給路14には、切換弁15が設けられている。切換弁15には手元スイッチ16(請求項に記載の塗装用機器)が接続されている。手元スイッチ16も防爆域内に配置されている。手元スイッチ16には、二次電池71(請求項に記載の蓄電部材)が取り付けられている。作業者が手元スイッチ16を操作すると、二次電池71から切換弁15のソレノイド(図示省略)に電力が供給され、切換弁15が、静電塗装ガン10に対して塗料を供給する状態と洗浄液を供給する状態とに切り替わるようになっている。
塗料供給路14のうち切換弁15よりも上流側には流量計17(請求項に記載の塗装用機器)が設けられている。流量計17にも、静電塗装ガン10及び手元スイッチ16と同様に、二次電池81(請求項に記載の蓄電部材)が取り付けられている。この二次電池81の電力により、流量計17が塗料の流量を計測するようになっている。流量計17も、静電塗装ガン10や手元スイッチ16と同様、防爆域内に配置されている。
<静電塗装ガン10>
静電塗装ガン10は、作業者が掴んで塗装作業を行うハンドガンである。図2,3に示すように、静電塗装ガン10は、ガン本体20と、高電圧発生器40と、電源装置30を備えて構成されている。ガン本体20は、電気的絶縁性を有する合成樹脂製の銃身部21と、電気伝導性を有する合成樹脂製のグリップ22とを備えている。グリップ22の上端部は銃身部21の後端部に組み付けられている。作業者はグリップ22を掴むことによって塗装作業を行うようになっている。銃身部21の前端部には、塗料と霧化用エアとパターン用エアを吐出するためのノズル23が取り付けられている。
銃身部21の前端部には、ノズル23に塗料を供給するための塗料供給チューブ24の下流端部が接続されている。塗料供給チューブ24の上流端は、グリップ22の下端部に取り付けたブラケット25を介すことにより、塗料供給ホース26の下流端部に接続されている。塗料供給チューブ24と塗料供給ホース26は上記塗料供給路14を構成しており、塗料供給ホース26の上流端は切換弁15に接続されている。また、グリップ22内と銃身部21内には、ノズル23にエアを供給するためのエア流路27が形成されている。エア流路27の上流端は、グリップ22の下端面においてエア供給ホース28に接続されている。エア供給ホース28は、上記エア供給源13に接続されている。
銃身部21の前端部には、ノズル23から吐出される塗料に高電圧を印加するための電極29が取り付けられている。銃身部21の内部には、静電塗装に適した高電圧の直流電力を電極29に供給するための高電圧発生器40が収容されている。また、銃身部21の後端部とグリップ22には、高電圧発生器40に交流の電力を供給するための電源装置30が収容されている。銃身部21に取り付けたトリガーを操作すると、バルブ(図示省略)が開弁状態となり、塗料とエアがノズル23に供給されるとともに、電源装置30から高電圧発生器40へ電力供給が行われて電極29が高電圧となる。これにより、高電位に印加された塗料が、エアにより霧化されるとともに所定のパターンに成形された状態で噴出し、被塗物(図示省略)に塗着される。
図3に示すように、電源装置30は、発振回路31、直流電源としての二次電池32(請求項に記載の蓄電部材)、及び2つのスイッチング素子33を備えて構成されている。発振回路31は、制御部(図示省略)からの指令信号に基づいてパルス状の駆動信号を生成する。この駆動信号により、スイッチング素子33が二次電池32の出力を正側と負側に切り替えるので、低電圧の交流電圧が発生する。この交流電圧は高電圧発生器40に供給される。
高電圧発生器40は、昇圧トランス41、倍電圧整流回路42(コッククロフト・ウォルトン回路)、及び出力抵抗43を備えて構成されている。電源装置30から高電圧発生器40に供給された交流電圧は、昇圧トランス41で昇圧された後、倍電圧整流回路42により昇圧及び整流され、10kV〜60kV程度の高電圧に変換される。そして、倍電圧整流回路42で昇圧・整流された直流の高電圧は、出力抵抗43を介して電極29に供給される。
電源装置30を構成する二次電池32は、その下端部に設けた受電器44と一体化された電池パック45を構成している。後述するように、受電器44は、静電塗装ガン10用の充電装置60を構成するものである。電池パック45は、全体として上下方向に長いブロック状をなし、グリップ22内に形成した収容空間46に収容されている。収容空間46の後面側は、グリップ22の外部へ開放され、収容空間46に対して電池パック45を着脱するための開口部47となっている。開口部47はカバー48で塞がれ、カバー48はビス(図示省略)等でグリップ22に固定される。カバー48が固定されることにより、開口部47とカバー48との嵌合部分がシール部材49により気密状に保持される。
また、収容空間46内の電池パック45が移動規制状態に保持されている。電池パック45の上面には、二次電池32に形成された一対の出力端子(図示省略)が設けられている。一方、収容空間46の天井面には、昇圧トランス41に接続された弾性撓み可能な一対の入力端子(図示省略)が設けられている。電池パック45を収容空間46に収容すると、一対の入力端子が一対の出力端子に対して弾性的に接触する。
エア流路27は、グリップ22内で上下方向に配されているとともに銃身部21内で前後方向に配されている。エア流路27は、グリップ22内において電池パック45の前面に沿うように上下方向に延びた主流路50と、グリップ22内において電池パック45の前後両面及び左右両面を全周に亘って包囲する周回流路51とを備えている。周回流路51は、収容空間46の内周面を全周に亘って浅く凹ませた形態であり、電池パック45の外周面に臨んでいる。また、周回流路51は、その全高さ範囲において主流路50と連通しているので、収容空間46とエア流路27も連通している。エアホースから主流路50の下端部(上流端部)に流入したエアの一部は、電池パック45の外周面に接触しながら周回流路51を通過して主流路50に戻る。周回流路51を流れるエアは、電池パック45から熱を奪う。
<充電装置60,70,80>
本実施例の静電塗装装置は、静電塗装ガン10に取り付けられている二次電池32を充電するための充電装置60を備えている。充電装置60は、上記のように二次電池32に接続された状態で静電塗装ガン10に取り付けられている受電器44と、非接触送電装置63とを備えて構成されている。非接触送電装置63は、発電機64と、発電機64で発電した電力を受電器44に送電する送電器65とを備えて構成されている。発電機64と送電器65は、一体をなしていて、塗装ブース(防爆域)内の所定位置に固定して設けられている。
静電塗装装置は、手元スイッチ16に取り付けられている二次電池71を充電するための充電装置70を備えている。この充電装置70は、二次電池71に接続された状態で手元スイッチ16に取り付けられている受電器72と、非接触送電装置73とを備えて構成されている。非接触送電装置73は、発電機74と、発電機74で発電した電力を受電器72に送電する送電器75とを備えて構成されている。発電機74と送電器75は、一体をなしていて、塗装ブース(防爆域)内の所定位置に固定して設けられている。
静電塗装装置は、流量計17に取り付けられている二次電池81を充電するための充電装置80を備えている。充電装置80は、二次電池81に接続された状態で流量計17に取り付けられている受電器82と、非接触送電装置83とを備えて構成されている。非接触送電装置83は、発電機84と、発電機84で発電した電力を受電器82に送電する送電器85とを備えて構成されている。発電機84と送電器85は、可撓性を有する給電ケーブル86を介して接続されている。発電機84は、塗装ブース(防爆域)内の所定位置に固定して設けられている。送電器85は、給電ケーブル86の長さの範囲で自在に移動させることができる。
上記の各発電機64,74,84は、加圧エアによって発電するエアタービンからなる。これらの発電機64,74,84に供給される加圧エアは、霧化用エア及びパターン用エアとして静電塗装ガン10に加圧エアを供給するための上記エア供給源13から供給されている。即ち、エア供給ホース28には、エア分岐路52の上流端が接続されており、これらのエア分岐路52の下流端が発電機64,74,84に接続されている。受電器44,72,82と送電器65,75,85が接近した状態では、発電機64,74,84で発生した電力が、送電器65,75,85と受電器44,72,82を介して二次電池32,71,81に送電される。
送電器65,75,85から受電器44,72,82への電力伝送は、非接触(無接点)で行われる。非接触電力伝送の方法としては、送電器65,75,85のコイル(図示省略)に電流を流して受電器44,72,82のコイル(図示省略)に起電力を発生させる電磁誘導方式や、送電器65,75,85に流した電流を電磁波に変換しアンテナ(図示省略)を介して受電器44,72,82に送信する電波方式等を用いることができる。したがって、送電器65,75,85と受電器44,72,82を、充電のために接近させたり充電後に遠ざけたりする際に、接点同士が接触・離間することがない。
<実施例の作用>
静電塗装ガン10の二次電池32の容量が少なくなった場合には、静電塗装ガン10を充電装置60の非接触送電装置63まで移動させ、グリップ22の受電器44を充電装置60の送電器65に接近させる。手元スイッチ16の二次電池71の容量が少なくなった場合は、手元スイッチ16を充電装置70の非接触送電装置73まで移動させ、手元スイッチ16の受電器72を充電装置70の送電器75に接近させる。また、流量計17の二次電池81の容量が少なくなった場合は、充電装置80の送電器85を、流量計17まで移動させ、流量計17の受電器82に接近させる。上記のように送電器65,75,85と受電器44,72,82を接近させた状態で、加圧エアを供給して発電機64,74,84で発電を行うと、非接触(無接点)電力伝送により、二次電池32,71,81が充電される。
<実施例の効果>
本実施例の静電塗装装置は、電力を供給されることにより機能する塗装用機器(静電塗装ガン10、手元スイッチ16、流量計17)と、塗装用機器に設けられた充電可能な二次電池32,71,81と、塗装用機器に設けられた二次電池32,71,81を充電するための充電装置60,70,80とを備えている。充電装置60,70,80は、二次電池32,71,81に接続された状態で塗装用機器に設けられた受電器44,72,82と、非接触送電装置63,73,83とを備える。非接触送電装置63,73,83は、加圧エアによって発電する発電機64,74,84と、発電機64,74,84で発電した電力を無接点で受電器44,72,82に送電する送電器65,75,85とを備えて構成されている。そして、非接触送電装置63,73,83により二次電池32,71,81が充電されるようになっている。
塗装用機器(静電塗装ガン10、手元スイッチ16、流量計17)の二次電池32,71,81を充電する際には、送電器65,75,85から受電器44,72,82に対する送電が、非接触送電装置63,73,83により無接点で行われるので、二次電池32,71,81を塗装用機器に取り付けたまま防爆域内で充電を行うことができる。このように、本実施例の静電塗装装置及び充電装置60,70,80によれば、二次電池32,71,81の消耗対策を防爆域内で行うことができる。また、非接触送電装置63,73,83の電源である発電機64,74,84は、エア駆動によって発電を行うので、防爆対策が容易である。
また、静電塗装ガン10は、前端部にノズル23が設けられて内部に高電圧発生器40が収容された銃身部21と、銃身部21の後端部から下方へ延出して作業者により把持されるグリップ22とを備えており、このグリップ22内に収容空間46が形成されている。この構成によれば、比較的重量のある二次電池32(電池パック45)が、作業者によって把持されるグリップ22内に配置されるので、静電塗装ガン10の重心位置がグリップ22に近くなる。これは、静電塗装ガン10の重量バランスが、グリップ22を掴んでいる作業者にとって良好であることを意味するので、作業者への負担が軽減される。
また、静電塗装ガン10は、ノズル23にエアを供給するためのエア流路27を有しており、エア流路27を構成する主流路50と周回流路51が、二次電池32(電池パック45)の外面に臨むように形成されている。この構成によれば、高電圧発生器40への給電中に温度上昇する二次電池32を、エア流路27を流れるエアによって冷却することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、静電塗装ガン(二次電池)の蓄電部材をエアによって冷却するようにしたが、エア流路は蓄電部材から離れた位置を通る経路で形成されていてもよい。
(2)上記実施例では、蓄電部材(二次電池)をガン本体(グリップ)内部に収容したが、蓄電部材の一部がガン本体の外部に露出していてもよい。
(3)上記実施例では、静電塗装ガンの蓄電部材(二次電池)をグリップに配置したが、蓄電部材は銃身部に配置してもよい。
(4)上記実施例では、静電塗装ガン用の非接触送電装置が、発電機と送電器とを一体化させた形態となっているが、静電塗装ガン用の非接触送電装置は、発電機と送電器とを給電ケーブルで接続した形態としてもよい。
(5)上記実施例では、蓄電部材として、電極での化学反応によって電気エネルギーを蓄える二次電池を用いたが、蓄電部材は、イオン分子によって電荷を蓄える電気二重層コンデンサであってもよい。
(6)上記実施例では、静電塗装ガンが作業者に操作されるハンドガンである場合について説明したが、本発明は、静電塗装ガンがロボットやレシプロケータ等によって駆動される自動ガンである場合にも適用できる。
10…静電塗装ガン(塗装用機器)
16…手元スイッチ(塗装用機器)
17…流量計(塗装用機器)
21…銃身部
22…グリップ
23…ノズル
27…エア流路
32,71,81…二次電池(蓄電部材)
40…高電圧発生器
44,72,82…受電器
60,70,80…充電装置
63,73,83…非接触送電装置
64,74,84…発電機
65,75,85…送電器

Claims (5)

  1. 塗料を吐出するノズルと、
    塗料に静電気を印加する高電圧発生器と、
    充電可能であり、前記高電圧発生器に電力を供給する蓄電部材と、
    前記蓄電部材に接続された受電器とを備えて構成され、
    加圧エアによって発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を無接点で前記受電器に送電する送電器とを備えて構成される非接触送電装置により、前記蓄電部材が充電されることを特徴とする静電塗装ガン。
  2. 前端部に前記ノズルが設けられて内部に前記高電圧発生器が収容された銃身部と、
    前記銃身部の後端部から下方へ延出して作業者により把持されるグリップとを備えており、
    前記蓄電部材が前記グリップの内部に形成されていることを特徴とする請求項1記載の静電塗装ガン。
  3. 前記ノズルにエアを供給するためのエア流路を有しており、
    前記エア流路が、前記蓄電部材の外面に臨むように形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の静電塗装ガン。
  4. 静電塗装ガンに設けられて高電圧発生器に電力を供給する蓄電部材を充電するための充電装置であって、
    前記静電塗装ガンに設けられ、前記蓄電部材に接続された受電器と、
    加圧エアによって発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を無接点で前記受電器に送電する送電器とを備えて構成される非接触送電装置とを備え、
    前記非接触送電装置により前記蓄電部材が充電されるようになっていることを特徴とする静電塗装ガンの充電装置。
  5. 電力を供給されることにより機能する塗装用機器と、
    前記塗装用機器に設けられた充電可能な蓄電部材と、
    前記塗装用機器に設けられ、前記蓄電部材に接続された受電器と、
    加圧エアによって発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を無接点で前記受電器に送電する送電器とを備えて構成される非接触送電装置とを備え、
    前記非接触送電装置により前記蓄電部材が充電されるようになっていることを特徴とする静電塗装装置。
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