JP6260055B2 - 無線通信装置、無線通信方法、および無線通信プログラム - Google Patents
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Description
前記送信手順においてデータの送信を開始してから当該データの送信が完了するまでの送信完了時間を計時する計時手順と、前記通信品質毎に定められる送信遅延許容時間と、前記計時手順において計時された前記送信完了時間とに基づいて、前記データの送信が完了しない場合の前記送信手順による当該データの再送信回数の上限値を所定の値だけ加算、又は減算し、かつ前記送信遅延許容時間内に、前記データの再送信回数が前記上限値に達した場合には、前記上限値を増加させる送信計画変更手順と、を実行させるための無線通信プログラムである。
以下、図を参照して本実施形態による無線通信システム1の概要を説明する。
図1は、無線通信システム1の概要の一例を示す模式図である。この無線通信システム1は、無線通信装置10と、無線通信端末20とを含んで構成される。この実施形態の一例において、無線通信装置10とは、OFDMA(直交波周波数分割多重;Orthogonal Frequency Division Multiple Access)システムの基地局が備える装置である。また、この実施形態の一例において、無線通信端末20とは、動画コンテンツの再生が可能な携帯電話端末である。この図1には下りリンク(基地局から端末方向のリンク)に係る部分を示す。この無線通信システム1では、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルの7層モデルによってプロトコルが多層化され、その層(レイヤ)毎にプロトコル設計が行われている。無線通信端末20には、動画コンテンツの再生アプリケーションが、OSI参照モデルのアプリケーション層として実装されている。
一方、無線通信端末20は、遅延許容時間Taを経過しても、あるデータDの受信が完了しない場合には、この未受信のデータDを、既に受信済みのデータDや、予め定められている代替データなどによって補完する。また、無線通信端末20は、遅延許容時間Taを超過してデータDを受信した場合には、受信したデータDを破棄する。
図1に戻り、無線通信装置10は、制御部100と、記憶部110とを備えている。この制御部100は、CPU(Central Processing Unit)を備えており、種々の演算を行う。また、制御部100は、その機能部としての、計時部101と、送信部102と、送信計画変更部103と、受信部104とを備えている。なお、以下の説明において、送信部102および受信部104は、いずれも制御部100のCPUによって実現される機能であるとして説明するが、これに限られない。例えば、送信部102および受信部104は、いずれもCPUから独立した無線モジュールによって実現される機能であってもよい。
送信計画変更部103は、記憶部110の送信計画管理テーブルに基づいて、送信計画を作成するとともに、データDの送信結果に基づいて、送信計画管理テーブルを更新(変更)する。このうち、まず送信計画の作成について説明し、次に、送信計画に基づくデータDの送信について説明し、次に、送信計画管理テーブルの更新について説明する。
送信計画変更部103は、アプリケーション層が指定するアクセスカテゴリに基づいて、送信計画を作成する。ここで、図1、および図5を参照して、OSI各階層間におけるパラメータの受け渡しについて説明する。
図5は、無線通信システム1のパラメータの受け渡しの一例を示す模式図である。この図5において、送信側のドライバとは、送信計画変更部103の一例であり、送信側の無線モジュールとは、送信部102および受信部104の一例である。
送信部102は、送信計画変更部103が出力する送信計画に基づいて、データDを送信する。受信部104は、送信部102が送信したデータDに対するアクノリッジを受信する。ここで、データDとは、上述したようにアプリケーション層が指定するアクセスカテゴリが付与されたデータである。すなわち、送信部102は、上位の通信プロトコルレイヤにおいて指定されたアクセスカテゴリを付与されたデータを送信する。
具体的には、計時部101は、送信部102がデータDの送信を開始した場合に計時を開始し、このデータDに対するアクノリッジを受信部104が受信した場合に計時を停止する。また、計時部101は、この計時の開始から停止までの時間を送信完了時間Ttとして、送信計画変更部103に出力する。すなわち、計時部101は、送信部102がデータの送信を開始してから当該データの送信が完了するまでの送信完了時間Ttを計時する。
また、計時部101は、送信部102がデータDの送信を開始した場合に計時を開始し、このデータDの最終再送データに対するアクノリッジをアクノリッジ待ち時間Tw以内に受信部104が受信しなかった場合に計時を停止する。また、計時部101は、この計時の開始から停止までの時間を送信未了時間Tt’として、送信計画変更部103に出力する。
送信計画変更部103は、計時部101が計時した送信完了時間Tt、および受信部104がアクノリッジを受信した結果に基づいて、送信計画を更新(変更)する。具体的には、送信計画変更部103は、計時部101が計時した送信完了時間Ttを取得し、取得した送信完了時間Ttと、遅延許容時間Taとを比較する。上述したように、この遅延許容時間Taは、アプリケーション層から取得した送信計画に含まれるアクセスカテゴリに基づいて、予め定められている。また、送信計画変更部103は、送信完了時間Ttと、遅延許容時間Taとを比較した結果に基づいて、再送回数のオフセット値αを更新し、または維持する。より具体的には、送信計画変更部103は、図2に示す一例のように、送信完了時間Ttが、遅延許容時間Taよりも短い場合には、再送回数のオフセット値αを変更せずに維持する。また、送信計画変更部103は、図6に示す一例のように、送信完了時間Ttが、遅延許容時間Taよりも長い場合には、再送回数のオフセット値αを減算する。
次に、図8を参照して、無線通信システム1の動作の一例について説明する。
図8は、無線通信システム1の動作の一例を示す流れ図である。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
Claims (7)
- 上位の通信プロトコルレイヤにおいて指定された通信品質のデータを送信する送信部と、
前記送信部が前記データの送信を開始してから、当該データに対するアクノリッジメントを受信することにより当該データの送信が完了するまでの送信完了時間を計時する計時部と、
前記データの送信が完了しない場合の前記送信部による当該データの再送信の回数を所定の値だけ加算、又は減算し、変更する送信計画変更部と、
前記通信品質毎に定められる送信遅延許容時間と、前記計時部が計時した前記送信完了時間とに基づいて、前記データの送信が完了しない場合の前記送信部による当該データの再送信回数の上限値を変更するための情報を、前記送信計画変更部に対して供給する制御部と、
を備え
前記送信計画変更部は、
前記送信遅延許容時間内に、前記データの再送信回数が前記上限値に達した場合には、前記上限値を増加させる
ことを特徴とする無線通信装置。 - 前記送信計画変更部は、
前記計時部が計時した前記送信完了時間が前記送信遅延許容時間を超える場合には、前記上限値を減少させる
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記計時部が計時した前記送信完了時間の統計値を算出する算出部
をさらに備え、
前記送信計画変更部は、
前記通信品質毎に定められる送信遅延許容時間と、前記算出部が算出した前記統計値とに基づいて、前記上限値を変更する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線通信装置。 - 上位の通信プロトコルレイヤにおいて指定された通信品質を付与されたデータを送信する送信手順と、
前記送信手順においてデータの送信を開始してから当該データの送信が完了するまでの送信完了時間を計時する計時手順と、
前記通信品質毎に定められる送信遅延許容時間と、前記計時手順において計時された前記送信完了時間とに基づいて、前記データの送信が完了しない場合の前記送信手順による当該データの再送信回数の上限値を所定の値だけ加算、又は減算し、変更する送信計画変更手順と、
を備え
前記送信計画変更手順は、
前記送信遅延許容時間内に、前記データの再送信回数が前記上限値に達した場合には、前記上限値を増加させる
ことを特徴とする無線通信方法。 - 前記送信計画変更手順は、
前記計時手順において計時された前記送信完了時間が前記送信遅延許容時間を超える場合には、前記上限値を減少させる
ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信方法。 - 無線通信装置が備えるコンピュータに、
上位の通信プロトコルレイヤにおいて指定された通信品質を付与されたデータを送信する送信手順と、
前記送信手順においてデータの送信を開始してから当該データの送信が完了するまでの送信完了時間を計時する計時手順と、
前記通信品質毎に定められる送信遅延許容時間と、前記計時手順において計時された前記送信完了時間とに基づいて、前記データの送信が完了しない場合の前記送信手順による当該データの再送信回数の上限値を所定の値だけ加算、又は減算し、かつ前記送信遅延許容時間内に、前記データの再送信回数が前記上限値に達した場合には、前記上限値を増加させる送信計画変更手順と、
を実行させるための無線通信プログラム。 - 前記送信計画変更手順は、
前記計時手順において計時された前記送信完了時間が前記送信遅延許容時間を超える場合には、前記上限値を減少させる
ことを特徴とする請求項6に記載の無線通信プログラム。
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