JP6259468B2 - 非接触型コネクタ - Google Patents

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Description

本明細書における主題は、一般に、RFエネルギーを使用して短距離でのコンタクトレスなデータ伝送を提供する非接触型コネクタ、およびそのような非接触型コネクタのための導波路構造に関する。
非接触型コネクタは、典型的には送信機チップおよび受信機チップを含む。データストリームが送信機チップに与えられ、送信機チップは60GHzでなど、変調されたRF信号を生成する。信号は受信機チップまでの短い距離を伝播し、受信機チップは信号を復調し元のデータストリームを復元する。チップは、電気的または光学的接続の必要なしに複数のコネクタ対の間のデータの伝送を可能にするためのアンテナを有する。複数の送信機チップおよび受信機チップの対を使用して、複数のチャネルを設けることができる。チャネル間のクロストークを回避するために、各チップ対は隣り合う対から距離によってまたは遮蔽することによって切り離される。
特定の用途では、チップが効率的な伝送を行うことのできない遠さの距離で、送信機チップおよび受信機チップを離間する必要がある。加えて、特定の用途では、コネクタ構成要素間の相対移動が必要とされる。特定の限界内で、性能をほとんどまたは全く劣化させることなくチップを長手方向に分離することができるが、そのような限界を超えると、信号および性能が損なわれる。分離により、コネクタキャリアの嵌合位置の精度を下げることが可能になり、またはコネクタキャリアの位置の不整合を許容するある程度の適合性(compliance)を備えることさえ可能となる。複雑な並進移動が要求される場合に、問題が生じる。たとえば、2方向以上への並進移動には問題があり、信号の劣化および/または伝送不良につながる。
この問題への解決法は、本明細書に記載するような非接触型コネクタによって提供される。この非接触型コネクタは導波路構造を有し、この導波路構造は、第1の端部と第2の端部との間に延在する導波路本体と、この導波路本体内に受容され導波路本体の内部に少なくとも部分的に沿って延在する隔壁とを含む。隔壁は、導波路本体の少なくとも一部分を、第1のチャンバおよび第2のチャンバに分割する。導波路構造は、第1の端部と第2の端部との間でRF信号を搬送する。非接触型コネクタは、導波路本体の第1の端部に配置された回路基板を有する通信モジュールと、ワイヤレスRF信号を送信するように構成された送信通信チップと、ワイヤレスRF信号を受信するように構成された受信通信チップとを含む。送信通信チップおよび受信通信チップは、回路基板に結合される。導波路は、送信通信チップからRF信号を導き、また受信通信チップにRF信号を導く。隔壁は、送信通信チップと関連付けられたRF信号を、受信通信チップと関連付けられたRF信号から、導波路本体の長さの少なくとも一部分に関して切り離す。
ここで本発明について、添付の図面を参照して例示により記載する。
例示的な実施形態により形成された非接触型コネクタを例示する図である。 非接触型コネクタを例示する図である。 例示的な実施形態により形成された非接触型コネクタを例示する図である。 例示的な実施形態により形成された非接触型コネクタを例示する図である。 例示的な実施形態により形成された非接触型コネクタを例示する図である。 図5に示す非接触型コネクタの第1のモジュールおよび第2のモジュールを例示する図である。 例示的な実施形態により形成された非接触型コネクタを例示する図である。 図7に示す非接触型コネクタの第1のモジュールの分解図である。 図8に示す第1のモジュールの断面図である。 第1のモジュールの隔壁の例示的な実施形態を例示する図である。 第1のモジュールの導波路本体の例示的な実施形態を例示する図である。
本明細書に記載する実施形態は、データリンクを形成する2つのモジュールを有する非接触型コネクタを提供する。データリンクを導き遮蔽するための、2つのモジュールを接続する導波路構造が設けられる。導波路構造は、2つのモジュール間の通信リンクを強化するために特定の経路に沿ってエネルギーを方向付ける。モジュールは、チップであってよいRF送信機およびRF受信機を含むことができ、これらは同様のチップおよび送信機/受信機とワイヤレスに通信することを目的とする。RF信号のこれらのチップへの送信およびチップからの受信は、チップの相対位置に加えて、導波路構造ならびに/または送信機、受信機、アンテナ構造物、接地面、および非接触型コネクタ内に含まれる他の構造の位置および配向の影響を受ける。
本明細書に記載する実施形態は、チップの外部にある導波路構造を提供する。この導波路構造を使用して、伝播距離の収集、方向変え、延長、伝播方向の変更、伝播モードの変更、偏波の変更、複数のモードの組合せ、干渉する信号からの送信される/受信される信号の遮蔽、などを行うことができる。
本明細書に記載する実施形態は、誘電性材料、金属化表面を有する誘電性材料、金属板および金属管、導電性プラスチック、中空金属ガイド、空気などを含むいくつかの異なる材料から製造することのできる導波路構造を提供する。導波路構造は、アンテナ、ホーン、または信号を収集するための他の構造物を含むことができる。導波路構造は、信号経路の伝播の長さを方向付けまた延長するための、導波路を含むことができる。導波路構造は、導波路モードおよび/または偏波を変更するためのモード変換器を含むことができる。導波路構造は、複数の送信機からの/複数の受信機への複数の導波路モードを組み合わせるための、モード結合構造を含むことができる。導波路構造は、干渉から信号を保護するための金属シールドを含むことができる。導波路構造は形状を円筒形とする、形状を矩形とする、または別の形状を有することができる。
本明細書に記載する実施形態は、2つのモジュール間の導波路構造内に回転継手を含むことができる。軸対称のEMモードを使用することにより、信号強度を、第1のモジュールと第2のモジュールとの間の回転の相対角度から独立したものとすることができる。導波路構造は、1つまたは複数の間隙または切れ間を有することができ、また、この間隙は、導波路の材料とは異なる材料で構成することができる。たとえば、プラスチックの導波路は、空気、水、肉部(flesh)、真空、ガラス、または他の非金属を収容する間隙を有することができる。導波路は、第1のチップによって放射されるRF信号の発散を低減し、かつ受信側のチップにおける信号強度の受け入れ可能なレベルを維持することによって、RFベースのチップ間の許容可能な分離距離を大きくすることができる。導波路は、外部雑音の発生源を排除し、所与の分離距離に関する信号対雑音比を改善することができる。
本明細書に記載する実施形態は、単一の伝送線路のみを有するモジュールを含むことができる。たとえば、第1のモジュールは単一の送信専用のチップを含むことができ、また第2のモジュールは、単一の受信専用のチップを含むことができ、この結果、一方向性単一チャネルの通信チャネルが形成される。他の実施形態では、両方のモジュールが、単一の送信−受信チップを含むことができ、各チップは固定された機能(たとえば送信または受信)に設定され、この結果、一方向性単一チャネルの通信チャネルが形成される。通信チャネルの方向は、2つのチップの各々の機能を逆にすることによって随意で設定することができる。他の実施形態では、両方のモジュールが、単一の送信−受信チップを含むことができる。本明細書に記載する実施形態は、複数の伝送線路を有するモジュールを含むことができる。
たとえば、システムは、2つ以上のRFベースのチップセットを有する複数のモジュールから成る可能性がある。実施形態は、2チャネルの単一方向のシステムのために、2つの送信チップを有する第1のモジュールおよび2つの受信チップを有する第2のモジュールを提供することができる。他の実施形態は、各モジュール内に1つの送信チップおよび1つの受信チップを提供して、2チャネルの双方向システム(たとえば全二重通信)を形成することができる。他の実施形態は、複数の送信−受信チップを有することができる。
図1は、例示的な実施形態により形成された非接触型コネクタ100を例示する。コネクタ100は、第1のモジュール102と、RFエネルギーを使用して短距離でのコンタクトレスなデータ伝送を提供する第2のモジュール104とを含む。第1のモジュール102と第2のモジュール104との間に伝播経路が画定され、この伝播経路は、第1のモジュール102と第2のモジュール104との間にRFエネルギーのための画定された伝送経路を提供する。例示的な実施形態では、伝播経路は、第1のモジュール102と第2のモジュール104との間の所定の経路に沿ってRFエネルギーを導く、導波路構造106を含む。導波路構造106は、第1のモジュール102と第2のモジュール104との間の経路の一部のみに沿って延在することができる。導波路構造106は、第1のモジュール102と第2のモジュール104との間の空隙を含む、任意の種類の伝播経路とすることができる。導波路構造106は、不連続なものとすることができ、また異なるインターフェースおよび/または材料にわたってまたがることができる。
例示した実施形態では、導波路構造106は、第1の端部110と第2の端部112との間に延在する導波路108によって画定される。第1の端部110および第2の端部112は、第1のモジュール102および第2のモジュール104に隣接して配置される。任意選択で、導波路108は、継手の相対回転および/または直線的並進移動を可能にする、回転継手を有することができる。
例示的な実施形態では、第1のモジュール102は送信機(および/または受信機)を画定し、第2のモジュール104は、この送信機によって放射されるRFエネルギーを受信するための受信機(および/または送信機)を画定する。第1のモジュール102を、以下では送信機102と呼ぶ場合がある。第2のモジュール104を、以下では受信機104と呼ぶ場合がある。代替の実施形態では、第1のモジュール102は受信機を画定し、第2のモジュール104は送信機を画定する。任意選択で、第1のモジュール102は、送信機と受信機の両方を画定することができ、第2のモジュール104は、送信機と受信機の両方を画定することができる。第1のモジュール102および第2のモジュール104は、単一の方向の通信を可能にすることができ、または双方向通信を可能にすることができる。
例示的な実施形態では、コネクタ100は、第1のモジュール102と第2のモジュール104との間の二重通信を可能にすることができる。複数の送信および受信の対により、第1のモジュール102と第2のモジュール104との間に、導波路構造106を通して複数の通信チャネルを生成することができる。各チャネルは、別個の分離可能な偏波モードを使用して、様々な通信チャネルのRF信号間の切り離しを行うことができる。
例示的な実施形態では、第1のモジュール102は、表面に1つまたは複数の電気的構成要素116を有する、回路基板114を含む。第1のモジュール102は、RF信号を放射する第1の通信チップ118を含む。第1のモジュール102は2つ以上の通信チップを有することができ、またこの通信チップは、送信機チップ、受信機チップ、または送信および受信の両方が可能である送受信機チップを画定することができる。第2のモジュール104は、表面に1つまたは複数の電気的構成要素122を有する回路基板120を含む。第2のモジュール104は、RF信号を受信する第2の通信チップ124を含む。第2のモジュール104は2つ以上の通信チップを有することができ、またこの通信チップは、送信機チップ、受信機チップ、または送信および受信の両方が可能である送受信機チップを画定することができる。チップ118およびチップ124は、RF信号を送信/受信するためのアンテナを有することができる。アンテナを、チップ内に組み込むことができ、またはチップに接続された別個の構成要素とすることができる。
RF信号は、第1のモジュール102から導波路構造106内にRFエネルギーとして放射される。導波路構造106は、RF信号を第2のモジュール104に搬送する。第1のモジュール102はこれらの信号をRFデータ伝送として送り、導波路構造106はこのRFデータ伝送を第2のモジュール104に搬送する。第2のモジュール104は、導波路構造106からRFデータ伝送を受信し、RFデータ伝送を復元する。例示的な実施形態では、複数のRFデータ伝送を、様々な伝播モードを有する導波路構造106によって搬送し、そのような信号を同じ空間内で搬送することを可能にすること、またそのような信号を分離可能とすることを可能にすることができる。
図2は非接触型コネクタ100を例示しており、第1のモジュール102の第1の通信チップ118と第2のモジュール104の第2の通信チップ124との間の導波路構造106を示す。回路基板114および回路基板120(図1に示す)は、見やすいように取り除かれている。
導波路構造106は、導波路108、導波路108の第1の端部110にある第1の導波路モジュール130、および導波路108の第2の端部112にある第2の導波路モジュール132を含む。第1の導波路モジュール130および第2の導波路モジュール132は、チップ118およびチップ124からの/への、ならびに導波路108からの/へのRF信号を、方向付ける。代替の実施形態では、導波路構造106を、導波路108の一方の端部または両端部に導波路モジュールの無い状態で使用することができる。
導波路108は、第1の端部110と第2の端部112との間に延在する導波路本体134を有する。導波路108は、RF信号を所定の経路に沿って方向付けることにより長い経路長の通信を促進する。任意選択で、導波路本体134は、干渉する信号からの遮蔽をもたらすことができる。導波路本体134は、銅管などの中空の金属管とすることができる。導波路本体134は、プラスチックの、セラミックの、ガラスの、または他の本体とすることができる。導波路本体134は、複数の部品から製造することができる。これらの部品は互いに対して移動可能とすることができる。導波路本体134は円筒形とすることができ、または代替の実施形態では、他の形状を有することができる。導波路本体134は、長手軸に沿って延在することができ、または湾曲したもしくは角度のついた経路に沿って延在することができる。
第1の導波路モジュール130は、第1の通信チップ118と導波路108との間に1つまたは複数の受動構成要素140を有する。受動構成要素140は、第1の通信チップ118からワイヤレスRF送信を受信し、RF信号を導波路108に搬送する。任意選択で、複数の受動構成要素140を互いに一体とすることができる。任意選択で、受動構成要素140は導波路108と一体とすることができる。たとえば、受動構成要素140は、互いとおよび/または導波路108と同時に、一体成形、押出成形、機械加工、または他の方法で形成することができる。代替の実施形態では、受動構成要素140は、互いとはおよび/または導波路108とは別個のものとすることができる。そのような実施形態では、受動構成要素140を、互いとおよび/または導波路108と隣接して配置することができる。受動構成要素140は、互いに対しておよび/または導波路108に対して当接することができる。受動構成要素140を、互いにおよび/または導波路108に近接して配置することができる。
受動構成要素140は、第1の通信チップ118と第2の通信チップ124との間の通信リンクを強化する。受動構成要素140は、RF信号に特定の方法で影響を与えてRF信号を強化するような所望の特性を有することができる。たとえば、受動構成要素140を使用して、第1の通信チップ118からRF信号を収集することができる。受動構成要素140を使用して、所定の経路に沿ってまたは特定の方向に、RF信号の方向を変えることができる。受動構成要素140を使用して、RF信号の伝播距離を延長することができる。たとえば、受動構成要素140は、受動構成要素140が無い場合よりも長い距離に関して、検出可能なレベルでの十分な強度で信号を維持することができる。受動構成要素140を使用して、RF信号の伝播方向を変更することができる。受動構成要素140を使用して、RF信号の伝播モードを変更することができる。受動構成要素140を使用して、RF信号の偏波を変更することができる。受動構成要素140を使用して、RF信号の複数のモードを組み合わせる(または抽出する)ことができる。受動構成要素140を使用して、干渉する信号からRF信号を遮蔽することができる。
例示した実施形態では、受動構成要素140は、第1の通信チップ118からRF信号を収集するために使用されるホーンアンテナ142を備える。ホーンアンテナ142は、RF信号を特定の方向に方向付ける。ホーンアンテナ142は、送信された信号を収集して、より長い経路長の通信を促進する。ホーンアンテナ142は、広い方の端部がチップ118に面し狭い方の端部が他方の受動構成要素140および/または導波路108に面する、台形形状を有する。ホーンアンテナ142は、代替の実施形態では他の形状を有することができる。代替の実施形態では、他の種類のアンテナ、偏波器、リフレクタ、または別の構造物など、他の種類のコレクタ/導波器を使用することができる。例示した実施形態では、ホーンアンテナ142は、導波路108に対して概ね垂直に配向されるが、代替の実施形態では、他の配向が可能である。
例示した実施形態では、受動構成要素140はモード変換器144を含む。モード変換器144は、或る伝播モードから別の伝播モードへの電磁エネルギーの転換を行う。モード変換器144は、信号のE場および/またはB場に影響を与えることができる。モード変換器144は、伝播経路の方向を変更することができる。例示した実施形態では、モード変換器144はT字形の部分および缶状の部分を含むが、代替の実施形態では、他の種類のモード変換器を使用することができる。モード変換器144は、偏波の変更を促進して長手軸を中心とした導波路108の自由回転を可能にすることができる。たとえば、モード変換器144は、隔壁状偏波器とすることができる。モード変換器144は、複数の送信機からの/受信機への複数の導波路モードを組み合わせるためのモード結合を促進することができる。
任意選択で、第1の導波路モジュール130は、受動構成要素140に加えて、1つまたは複数の能動構成要素を有することができる。能動構成要素は、第1の導波路モジュール130の信号および/または動作を強化する、改変する、またはその他の方法で影響を与えるための、増幅器、フィルタ、モード変換器、または別の種類の能動構成要素を含むことができる。
第2の導波路モジュール132は、第2の通信チップ124と導波路108との間に1つまたは複数の受動構成要素150を有する。受動構成要素150は、導波路108からワイヤレスRF送信を受信し、RF信号を第2の通信チップ124に搬送する(第2の導波路モジュール132が送信機として動作する場合、この方向を反対にすることができる)。任意選択で、複数の受動構成要素150を互いに一体とすることができる。任意選択で、受動構成要素150は導波路108と一体とすることができる。
たとえば、受動構成要素150は、互いとおよび/または導波路108と同時に、一体成形、押出成形、機械加工、または他の方法で形成されてよい。代替の実施形態では、受動構成要素150は、互いとはおよび/または導波路108とは別個のものとすることができる。そのような実施形態では、受動構成要素150を、互いとおよび/または導波路108と隣接して配置することができる。受動構成要素150は、互いに対しておよび/または導波路108に対して当接することができる。受動構成要素150を、互いにおよび/または導波路108に近接して配置することができる。
受動構成要素150は、第1の通信チップ118と第2の通信チップ124との間の通信リンクを強化する。受動構成要素150は、RF信号に特定の方法で影響を与えてRF信号を強化するような所望の特性を有することができる。たとえば、受動構成要素150を使用して、RF信号を第2の通信チップ124に方向付けることができる。受動構成要素150を使用して、所定の経路に沿ってまたは特定の方向に、RF信号の方向を変えることができる。受動構成要素150を使用して、RF信号の伝播距離を延長することができる。
たとえば、受動構成要素150は、受動構成要素150が無い場合よりも長い距離に関して、検出可能なレベルでの十分な強度で信号を維持することができる。受動構成要素150を使用して、RF信号の伝播方向を変更することができる。受動構成要素150を使用して、RF信号の伝播モードを変更することができる。受動構成要素150を使用して、RF信号の偏波を変更することができる。受動構成要素150を使用して、RF信号の複数のモードを抽出する(または組み合わせる)ことができる。受動構成要素150を使用して、干渉する信号からRF信号を遮蔽することができる。
例示した実施形態では、受動構成要素150は、RF信号を第2の通信チップ124に方向付けるために使用されるホーンアンテナ152を備える。ホーンアンテナ152は、RF信号を特定の方向に方向付ける。ホーンアンテナ152は、広い方の端部がチップ124に面し狭い方の端部が他方の受動構成要素150および/または導波路108に面する、台形形状を有する。ホーンアンテナ152は、代替の実施形態では他の形状を有することができる。代替の実施形態では、他の種類のアンテナ、偏波器、リフレクタ、または別の構造物など、他の種類の構造物を使用することができる。例示した実施形態では、ホーンアンテナ152は、導波路108に対して概ね垂直に配向されるが、代替の実施形態では、他の配向が可能である。
例示した実施形態では、受動構成要素150はモード変換器154を含む。モード変換器154は、或る伝播モードから別の伝播モードへの電磁エネルギーの転換を行う。モード変換器154は、信号のE場および/またはB場に影響を与えることができる。モード変換器154は、伝播経路の方向を変更することができる。例示した実施形態では、モード変換器154はT字形の部分および缶状の部分を含むが、代替の実施形態では、他の種類のモード変換器を使用することができる。モード変換器154は、偏波の変更を促進して長手軸を中心とした導波路108の自由回転を可能にすることができる。たとえば、モード変換器154は、隔壁状偏波器とすることができる。モード変換器154は、複数の送信機からの/複数の受信機への複数の導波路モードを組み合わせるためのモード結合を促進することができる。
任意選択で、第2の導波路モジュール132は、受動構成要素150に加えて、1つまたは複数の能動構成要素を有することができる。能動構成要素は、第2の導波路モジュール132の信号および/または動作を強化する、改変する、またはその他の方法で影響を与えるための、増幅器、フィルタ、モード変換器、または別の種類の能動構成要素を含むことができる。
図3は、例示的な実施形態により形成された別の非接触型コネクタ200を例示する図である。コネクタ200は、第1のモジュール202と、RFエネルギーを使用して短距離でのコンタクトレスなデータ伝送を提供する第2のモジュール204とを含む。第1のモジュール202と第2のモジュール204との間に伝播経路が画定され、この伝播経路は、第1のモジュール202と第2のモジュール204との間に画定されたRFエネルギーのための伝送経路を提供する。例示的な実施形態では、伝播経路は、第1のモジュール202と第2のモジュール204との間の所定の経路に沿ってRFエネルギーを導く、導波路構造206を含む。
導波路構造206は、第1のモジュール202の第1の通信チップ212を覆う第1のリフレクタ210、および第2のモジュール204の第2の通信チップ216を覆う第2のリフレクタ214を含む。リフレクタ210およびリフレクタ214は、RFエネルギーを伝播経路に沿って方向付ける。伝播経路は、第1のモジュール202と第2のモジュール204との間に、導波路構造206の一部を形成する空隙を有する。この空隙は、第1のモジュール202と第2のモジュール204との間の相対移動を可能にする。
リフレクタ210およびリフレクタ214は、RFエネルギーを互いに向かって方向付ける。リフレクタ210およびリフレクタ214は、RFエネルギーを反射する1つまたは複数の金属または金属化表面を含むことができる。リフレクタ210およびリフレクタ214は、RF信号を収集し、RF信号を所望の方向に方向付けし直す。リフレクタ210およびリフレクタ214は、干渉する信号からの遮蔽をもたらす。リフレクタ210およびリフレクタ214は、第1の通信チップ212と第2の通信チップ216との間の通信リンクを強化する、受動構成要素である。リフレクタは、第1の通信チップ212および第2の通信チップ216の外部の構造である。リフレクタ210およびリフレクタ214は、RFエネルギーをリフレクタ210およびリフレクタ214の他方に向かって適切な方向に方向付ける、角度のついた表面を有する。導波路構造206は、リフレクタ210、リフレクタ214、およびこれらの間の空隙によって画定される。
図4は、例示的な実施形態により形成された別の非接触型コネクタ300を例示する図である。コネクタ300は、RFエネルギーを使用して短距離でのコンタクトレスなデータ伝送を提供する第1のモジュール302を含む。第1のモジュール302によって伝播経路が画定され、この伝播経路は、第1のモジュール302へのおよび第1のモジュール302からの、RFエネルギーのための画定された伝送経路を提供する。例示的な実施形態では、伝播経路は、所定の経路に沿ってRFエネルギーを導く導波路構造306を含む。
導波路構造306は、第1のモジュール302の通信チップ312に近接して設けられたリフレクタ310を含む。リフレクタ310は、通信チップ312におよび/または通信チップ312から、伝播経路に沿ってRFエネルギーを方向付ける。伝搬経路は、導波路構造306の一部を形成する空隙を有することができる。
リフレクタ310は、RFエネルギーを概ね所望の方向に方向付ける。リフレクタ310は、RFエネルギーの方向を変更する湾曲した表面314を有する。湾曲した表面314は、RFエネルギーのための反射表面である。リフレクタ310は、RFエネルギーのための他の反射表面を含むことができる。湾曲した表面314を、リフレクタ310の外側表面を金属化することによって画定することができる。リフレクタ310は、干渉する信号からの遮蔽をもたらすことができる。リフレクタ310は、通信リンクを強化する受動構成要素である。
図5は、例示的な実施形態により形成された別の非接触型コネクタ400を例示する図である。コネクタ400は、第1のモジュール402と、RFエネルギーを使用して短距離でのコンタクトレスなデータ伝送を提供する第2のモジュール404とを含む。図6は、第1のモジュール402、および同様であってよくかつ同様の構成要素を含んでよい第2のモジュール404を例示する図である。第1のモジュール402と第2のモジュール404との間に伝播経路が画定され、この伝播経路は、第1のモジュール402と第2のモジュール404との間にRFエネルギーのための画定された伝送経路を提供する。例示的な実施形態では、伝播経路は、第1のモジュール402と第2のモジュール404との間の所定の経路に沿ってRFエネルギーを導く、導波路構造406を含む。導波路構造406は、第1のモジュール402と第2のモジュール404との間の経路の一部のみに沿って延在することができる。導波路構造406は、第1のモジュール402と第2のモジュール404との間の空隙を含む、任意の種類の伝播経路とすることができる。
例示した実施形態では、導波路構造406は、空隙412によって分離された第1の導波路408および第2の導波路410によって画定される。第1の導波路408および第2の導波路410は整列される。第1の導波路408および第2の導波路410は、これらの間の相対回転および/または直線的並進移動を可能にする。
例示的な実施形態では、第1のモジュール402は送信機(および/または受信機)を規定し、第2のモジュール404は、この送信機によって放射されるRFエネルギーを受信するための受信機(および/または送信機)を画定する。任意選択で、第1のモジュール402は、送信機と受信機の両方を画定することができ、第2のモジュール404は、送信機と受信機の両方を画定することができる。第1のモジュール402および第2のモジュール404は、単一の方向の通信を可能にすることができ、または双方向通信を可能にすることができる。
図6に示すように、第1のモジュール402は、RF信号を放射する第1の通信チップ416および第2の通信チップ418を有する、回路基板414を含む。通信チップ416および通信チップ418は、送信機チップ、受信機チップ、または送信と受信の両方が可能である送受信機チップを画定することができる。図5に示すように、回路基板414を、電気的遮蔽をもたらす金属ハウジングなどの、ハウジング420内に保持することができる。
導波路構造406は、一方の端部に第1の導波路モジュール430を、また他方の端部に第2の導波路モジュール432を含む。第1の導波路モジュール430および第2の導波路モジュール432は、第1のモジュール402のチップ416および第2のモジュール404のチップ418からの/へのRF信号を方向付ける。導波路408は第1の導波路モジュール430の一部であり、導波路410は第2の導波路モジュール432の一部である。導波路408および導波路410は、干渉する信号からの遮蔽をもたらすことができる。導波路408および導波路410は、銅管などの中空の金属管とすることができる。導波路408および導波路410は、プラスチックの、セラミックの、ガラスの、または他の本体とすることができる。導波路408および導波路410は円筒形とすることができ、または代替の実施形態では、他の形状を有することができる。導波路408および導波路410は、長手軸に沿って延在することができ、または湾曲したもしくは角度のついた経路に沿って延在することができる。
第1の導波路モジュール430は、通信チップ416と通信チップ418との間の1つまたは複数の受動構成要素440、および導波路408を有する。例示した実施形態では、受動構成要素440を、隔壁状偏波器で表す。受動構成要素440は、約60GHzなど、特定の周波数または周波数範囲で動作するように設計される。受動構成要素440は、RFエネルギーを特定の方向およびモードで伝播するように設計される。例示的な実施形態では、受動構成要素440は、導波路構造406が一度に複数のモードを通過させることができるように、様々なモードを形成する。受動構成要素440は、第1のモジュール402と第2のモジュール404との間の通信リンクを強化する。
第2の導波路モジュール432は、通信チップ416と通信チップ418との間の1つまたは複数の受動構成要素450、および導波路410を有する。例示した実施形態では、受動構成要素450を、隔壁状偏波器で表す。受動構成要素450は、約60GHzなど、特定の周波数または周波数範囲で動作するように設計される。受動構成要素450は、RFエネルギーを特定の方向およびモードで伝播するように設計される。例示的な実施形態では、受動構成要素450は、導波路構造406が一度に複数のモードを通過させることができるように、様々なモードを形成する。受動構成要素450は、第1のモジュール402と第2のモジュール404との間の通信リンクを強化する。
図7は、例示的な実施形態により形成された別の非接触型コネクタ500を例示する図である。非接触型コネクタ500は、第1のモジュール502と、RFエネルギーを使用して短距離でのコンタクトレスなデータ伝送を提供する第2のモジュール504とを含む。第1のモジュール502と第2のモジュール504との間に伝播経路が画定され、この伝播経路は、第1のモジュール502と第2のモジュール504との間に画定されたRFエネルギーのための伝送経路を提供する。
例示的な実施形態では、伝播経路は、RFエネルギーを所定の経路に沿って導く、モジュール502およびモジュール504の導波路構造506を含む。各導波路構造506は、第1のモジュール502と第2のモジュール504との間の経路の一部のみに沿って延在する。任意選択で、伝播経路は、導波路構造506間の空隙、誘電体、プラスチック、ガラス、または他の材料など、導波路構造506間に他の導波路を含むことができる。例示した実施形態では、導波路構造506は整列される。複数の導波路構造506は、これらの間の相対回転および/または直線的並進移動を可能にする。
例示的な実施形態では、第1のモジュール502は送信機と受信機の両方を含み、第2のモジュール504は送信機と受信機の両方を含む。非接触型コネクタは、二重通信を可能にすることができる。
図8は第1のモジュール502の分解図であり、図9は第1のモジュール502の断面図である。但し、第2のモジュール504(図7に示す)が同様であってよくかつ同様の構成要素を含んでよいことが認識される。任意選択で、モジュール502およびモジュール504は、同一とすることができ、または鏡像となる半部とすることができる。
第1のモジュール502は、導波路構造506および通信モジュール508を含む。通信モジュール508は、RFデータ通信を行うように構成される。通信モジュール508は、頂部512および底部514を有する回路基板510を含む。例示した実施形態では、回路基板510は円形であるが、代替の実施形態では、他の形状が可能である。任意選択で、通信モジュールは、2つの半円形の回路基板など、2つ以上の回路基板510を含むことができる。
通信モジュール508は、回路基板510の頂部512に装着された、第1の通信チップ516および第2の通信チップ518を含む。通信チップ516および通信チップ518は、送信機チップ、受信機チップ、または送信と受信の両方が可能である送受信機チップとすることができる。例示的な実施形態では、第1の通信チップ516は送信通信チップであり、以下では送信通信チップ516と呼ぶ場合がある。例示的な実施形態では、第2の通信チップ518は受信通信チップであり、以下では受信通信チップ518と呼ぶ場合がある。
送信通信チップ516および受信通信チップ518は、回路基板510に直接装着される。任意選択で、送信通信チップ516および受信通信チップ518を、回路基板510の或る側に向かってなど、回路基板510の中心からずらす(オフセット)ことができる。例示した実施形態では、送信通信チップ516と受信通信チップ518の両方が、共通の方向にずらされる。しかしながら、代替の実施形態では、送信通信チップ516および受信通信チップ518の他の配向が可能である。
例示的な実施形態では、回路基板510は、回路基板510を貫通して延在する導電ビア520を含む。導電ビア520を、回路基板510の直径に沿って整列させることができる。送信通信チップ516および受信通信チップ518を、導電ビア520の線の対向する各側に互い違いに置くことができる。導電ビア520を、電気的に接地することができ、また導電ビア520はその対向する各側で、送信通信チップ516と受信通信チップ518との間の電気的な切り離しを提供することができる。
導波路構造506は、導波路本体530、およびこの導波路本体530内に受容されるように構成された隔壁532を含む。隔壁532は、導電ビア520になど、回路基板510に装着されるように構成される。隔壁532は、金属構造物である。任意選択で、隔壁532は平坦とすることができる。隔壁532は、導波路本体530を通して通信されるRF信号の切り離しを提供する。たとえば、隔壁によって、送信通信チップ516と関連付けられたRF信号を、受信通信チップ518と関連付けられたRF信号から切り離すことができる。隔壁532は、導波路本体530を、導波路本体530の少なくとも一部分に沿って、半分にしてなど、異なるチャンバに分割する。
例示的な実施形態では、隔壁532は、導波路本体530内に嵌合するようにサイズ決定および形状形成される。隔壁32は、導波路本体530の内側表面に対して当接することができる。たとえば、隔壁532を、隔壁内に締まり嵌めによって保持することができる。隔壁532と導波路本体530との間のコンタクトにより、隔壁532が導波路本体530に電気的に接続され、これらの構造を電位差のない状態にしてRFの遮蔽および/または切り離しを強化する。
隔壁532は、RFエネルギーを特定の方向およびモードで伝播するように設計される。例示的な実施形態では、隔壁532は、導波路構造506が一度に複数のモードを通過させることができるように、様々なモードを形成する。隔壁532は、第1のモジュール502と第2のモジュール504との間の通信リンクを強化する。隔壁532を、RF信号の特性を特定の方法で制御してRF信号を強化するように形状形成することができる。たとえば、隔壁532を、非接触型コネクタ500が約60GHzなどの所望の周波数または周波数範囲に合わせて動作するように、導波路本体530内で形状形成し配向することができる。隔壁532を、第1の通信チップ518からRF信号を収集するように、導波路本体530内でサイズ決定、形状形成、および配置することができる。
隔壁532を、所定の経路に沿ってまたは特定の方向にRF信号の方向を変えるように、導波路本体530内でサイズ決定、形状形成、および配置することができる。隔壁532を、RF信号の伝播距離を延長するように、導波路本体530内でサイズ決定、形状形成、および配置することができる。隔壁532を使用して、RF信号の伝播方向を変更することができる。隔壁532を使用して、RF信号の伝播モードを変更することができる。隔壁532を使用して、RF信号の偏波を変更することができる。隔壁532を使用して、RF信号の複数のモードを組み合わせる(または抽出する)ことができる。隔壁532を使用して、干渉する信号からRF信号を遮蔽することができる。
例示した実施形態では、隔壁532は、基部534、この基部534から延在する移行部分536、およびこの移行部分536から延在する遠位端部分540を含む。装着柱体538が、基部534から下向きに延在する。装着柱体538は、回路基板510の対応する導電ビア520内に受容されて隔壁532を回路基板510に機械的および電気的に接続するように構成される。隔壁532を、回路基板510の接地平面と電位差のない状態とすることができる。
移行部分536は、導波路本体530内に嵌合するように形状形成され、導波路本体530の内部表面に対して相補的な形状を有する。例示した実施形態では、移行部分536は、角度のついた縁部を有し、このことにより移行部分536に基部534と遠位端部分540との間で変動可能な幅がもたらされる。基部534は、移行部分536よりも全体的に幅広である。基部534は、回路基板510全体にまたがるように回路基板510の直径とほぼ同じ幅とすることができ、また基部534は、送信通信チップ516と受信通信チップ518との間に電気的遮蔽をもたらすことができる。
遠位端部分540は、導波路構造506を通して伝送されるRF信号に影響を与えるように形状形成される。例示した実施形態では、遠位端部分540は、遠位端に階段状の構成を含む。段の数、各々の具体的な段の高さおよび幅などを、所望の周波数または周波数範囲で動作させるなど、RF信号に影響を与えるように制御することができる。遠位端部分540に、RF信号に影響を与えるような他の形状または特徴を設けることができる。たとえば、遠位端部分540は、放物線状の形状とすること、楕円形の形状とすること、または他の形状を有することができる。
導波路本体530は、銅などの金属材料から製造することができるが、代替の実施形態では、プラスチック、セラミック、ガラス、または他の材料などの他の材料で構成することができる。導波路本体530は、電気的遮蔽をもたらすように導電性のものとすることができる。導波路本体530は、導波路本体530の第1の端部543を画定する基部542を含む。基部542は、隔壁532および回路基板510を受容するレセプタクル544を有する。レセプタクル544は、隔壁532および回路基板510を受容するようにサイズ決定および形状形成され、また任意選択で、隔壁532および/または回路基板510を締まり嵌めによって受容することができる。導波路本体530は、導波路本体530の基部542から第2の端部548まで延在する管546を含む。管546は、円筒形とすることができ、導波路本体530の長手軸に沿って長手方向に延在する。管546は、基部542よりも小さい直径を有する。
例示的な実施形態では、管546は中空であり、遠位端部分540など、隔壁532の一部分を受容する。例示した実施形態では、隔壁532は、管546の長さの約1/3に延在する。しかしながら、隔壁532は、管546内により大きな量またはより小さな量だけ延在することができる。管546は、隔壁532へのおよび隔壁532からのRF信号を方向付ける。隔壁532は、管546の内部を、同じサイズのものであってよい2つのチャンバに分割する。任意選択で、基部542およびレセプタクル544は、レセプタクル544の小さい方の端部に管546がある円錐台形の形状とすることができる。RF信号は、管546と通信モジュール508との間で、レセプタクル544のこの円錐台形の形状の部分を通して導かれる。
図10は隔壁532の例示的な実施形態を例示しており、導波路本体530(図11に示す)と共に、約60GHzなど、特定の周波数または周波数範囲で動作するように設計された寸法を示す。図11は導波路本体530の例示的な実施形態を例示しており、隔壁532(図10に示す)と共に、約60GHzなど、特定の周波数または周波数範囲で動作するように設計された寸法を示す。寸法、形状、または特徴の変更により、様々な周波数または周波数範囲での動作を可能にすることができる。寸法はインチで示す。
上記の説明は例示となることを意図しており、制限的であることを意図していないことを理解されたい。たとえば、上記の実施形態(および/またはそれらの態様)を、互いと組み合わせて使用することができる。加えて、特定の状況または材料を本発明の教示に適合させるために、その範囲から逸脱することなく多くの修正を行うことができる。本明細書に記載する寸法、材料の種類、様々な構成要素の配向、ならびに様々な構成要素の数および位置は、特定の実施形態のパラメータを規定するように意図されており、いかなる点においても限定的ではなく、例示的な実施形態に過ぎない。特許請求の範囲の精神および範囲内にある他の多くの実施形態および修正形態が、上記の説明を検討することで、当業者には明らかになろう。

Claims (10)

  1. 導波路構造(506)と、通信モジュール(508)と、を備える非接触型コネクタ(500)であって、
    前記導波路構造(506)は、
    第1の端部(543)と第2の端部(548)との間に延在する導波路本体(530)と、
    前記導波路本体内に受容され、前記導波路本体の内部に少なくとも部分的に沿って延在する隔壁(532)と、を備えており、
    前記隔壁が、前記導波路本体の少なくとも一部分を第1のチャンバおよび第2のチャンバに分割し、
    前記導波路構造が前記第1の端部と前記第2の端部との間でRF信号を搬送し、
    前記通信モジュール(508)は、
    前記導波路本体の前記第1の端部に配置された回路基板(510)を備えており、かつ、ワイヤレスRF信号を送信するように構成された送信通信チップ(516)およびワイヤレスRF信号を受信するように構成された受信通信チップ(518)を有し、前記送信通信チップおよび前記受信通信チップが前記回路基板に結合されており、
    前記導波路が、前記RF信号を前記送信通信チップから導き、かつ前記受信通信チップに導き、
    前記隔壁が、前記送信通信チップと関連付けられたRF信号を、前記受信通信チップと関連付けられたRF信号から前記導波路本体の長さの少なくとも一部分に関して切り離す、
    非接触型コネクタ(500)。
  2. 前記隔壁(532)が、前記回路基板(510)に直接結合され、前記回路基板から前記導波路本体(530)に沿って前記導波路本体の長さに関して延在する、請求項1に記載の非接触型コネクタ。
  3. 前記導波路本体(530)が、前記第1の端部にあるレセプタクル(544)と、前記第2の端部にある管(546)と、を備え、
    前記管が前記レセプタクルの直径よりも小さい直径を有し、
    前記回路基板(510)、前記送信通信チップ(516)、および前記受信通信チップ(518)が前記レセプタクル内に受容され、前記レセプタクルが前記通信モジュール(508)と前記管との間で前記RF信号を導く、請求項1に記載の非接触型コネクタ(500)。
  4. 前記レセプタクル(544)が、前記レセプタクルの小さい方の端部に前記管(546)がある円錐台形の形状とされ、
    前記RF信号が前記管と前記通信モジュール(508)との間で前記レセプタクルの前記円錐台形の形状の部分を通して導かれる、請求項3に記載の非接触型コネクタ(500)。
  5. 前記隔壁(532)が、前記通信モジュール(508)の反対側に階段状である遠位端(540)を有する、請求項1に記載の非接触型コネクタ(500)。
  6. 前記回路基板(510)が、接地面と、前記接地面に電気的に接続された導電ビアとを含み、
    前記隔壁(532)が、前記導電ビア内に受容されて前記隔壁を前記回路基板の前記接地面に電気的に接続する装着柱体(538)を有する、請求項1に記載の非接触型コネクタ(500)。
  7. 前記隔壁(532)が前記導波路本体(530)の内側表面に締まり嵌めによって係合する、請求項1に記載の非接触型コネクタ(500)。
  8. 前記隔壁(532)が、前記導波路本体(530)と電位差のない状態とされる、請求項1に記載の非接触型コネクタ(500)。
  9. 前記隔壁(532)が、前記導波路本体(530)の内部表面に整合するような輪郭とされる、請求項1に記載の非接触型コネクタ(500)。
  10. 前記導波路本体(530)が長手軸に沿って延在し、前記通信モジュール(508)が、前記送信通信チップ(516)および前記受信通信チップ(518)が前記長手軸から前記導波路本体の或る側に向かって共通の方向にオフセットされるように前記導波路本体内に受容される、請求項1に記載の非接触型コネクタ(500)。
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