JP6259083B2 - パワーヘッドルームの報告方法及びそのための装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に、パワーヘッドルーム(power headroom)の報告方法及びそのための装置に関する。
本発明が適用され得る無線通信システムの一例として、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution;以下、「LTE」という)通信システムについて概略的に説明する。
図1は、無線通信システムの一例として、E−UMTSネットワークの構造を概略的に示した図である。E−UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)は、既存のUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)から進化したシステムであって、現在、3GPPで基礎的な標準化作業を進めている。一般に、E−UMTSは、LTE(Long Term Evolution)システムと称することもできる。UMTS及びE−UMTSの技術規格(technical specification)の詳細な内容は、それぞれ「3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network」のRelease 7及びRelease 8を参照することができる。
図1を参照すると、E−UMTSは、端末(User Equipment;UE)と、基地局(eNode B;eNB)と、ネットワーク(E−UTRAN)の終端に位置し、外部ネットワークと接続される接続ゲートウェイ(Access Gateway;AG)と、を含む。基地局は、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス及び/又はユニキャストサービスのために複数の(多重)(multiple)データストリームを同時に送信することができる。
一つの基地局には一つ又は複数のセルが存在する。セルは、1.25Mhz、2.5Mhz、5Mhz、10Mhz、15Mhz、20Mhzなどの帯域幅のうちの一つに設定され、多くの端末にダウンリンク又はアップリンク送信サービスを提供する。互いに異なるセルは、互いに異なる帯域幅を提供するように設定することができる。基地局は、多数の端末に対するデータ送受信を制御する。ダウンリンク(DownLink;DL)データに対して、基地局は、ダウンリンクスケジューリング情報を送信し、該当の(corresponding)端末にデータが送信される時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ(Hybrid Automatic Repeat and reQuest)関連情報などを知らせる。また、アップリンク(UpLink;UL)データに対して、基地局は、アップリンクスケジューリング情報を該当の端末に送信し、該当の端末が使用可能な時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ関連情報などを知らせる。各基地局間には、ユーザトラフィック又は制御トラフィックの送信のためのインターフェースを使用することができる。コアネットワーク(Core Network;CN)は、AG及び端末のユーザ登録などのためのネットワークノードなどで構成することができる。AGは、複数のセルで構成されるTA(Tracking Area)単位で端末の移動(モビリティ)(mobility)を管理する。
無線通信技術は、WCDMA(登録商標)に基づいてLTEまで開発されてきたが、ユーザ及び事業者の要求及び期待は持続的に増加している。また、他の無線接続技術が継続して開発されているので、今後、競争力を有するためには新たな技術革新が要求され、ビット当たりのコストの減少、サービス可用性(availability)の増大、融通性のある周波数バンドの使用、単純構造、開放型インターフェース、端末の適切な電力消費などが要求される。
本発明の課題は、パワーヘッドルーム報告のための方法及び装置における問題点を解決することにある。本発明で達成しようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、下記の記載から本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解され得るだろう。
本発明の課題を解決するための一実施例として、無線通信システムにおける装置の動作方法は、第1セル及び第2セルを有するアクティブ(活性)(active)セルに対するパワーヘッドルーム報告媒体接続制御(Medium Access Control;MAC)制御要素(Power Headroom Reporting MAC Control Element;PHR MAC CE)を生成するステップと、サブフレームにおいて、ネットワークに、生成されたPHR MAC CEを用いてパワーヘッドルーム報告(power headroom reporting)を送信するステップと、を有し、生成されたPHR MAC CEは、第2セルに対するタイプ2パワーヘッドルーム(Power Headroom;PH)情報の値が続く第1セルに対するタイプ2PH情報の値と、第1セルに対するタイプ1PH情報の値が続く第2セルに対するタイプ2PH情報の値と、を有する。
本発明の他の実施例として、無線通信システムにおける装置は、無線周波数(Radio Frequency;RF)モジュールと、RFモジュールを制御するように構成されたプロセッサと、を備え、プロセッサは、アクティブセルに対するパワーヘッドルーム報告媒体接続制御(Medium Access Control;MAC)制御要素(Power Headroom Reporting MAC Control Element;PHR MAC CE)を生成し、サブフレームにおいて、ネットワークに、生成されたPHR MAC CEを用いてパワーヘッドルーム報告(power headroom reporting)を送信するように構成され、生成されたPHR MAC CEは、第2セルに対するタイプ2パワーヘッドルーム(Power Headroom;PH)情報の値が続く第1セルに対するタイプ2PH情報の値、及び第1セルに対するタイプ1PH情報の値が続く第2セルに対するタイプ2PH情報を有する。
好適には、第2セルは、物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control CHannel;PUCCH)−物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared CHannel;PUSCH)同時送信(simultaneous PUCCH-PUSCH transmission)をサポートする。
好適には、第1セルは、PUCCH(Physical Uplink Control CHannel)−PUSCH(Physical Uplink Shared CHannel)同時送信をサポートする。
好適には、PUCCHが第1セル上でサブフレームにおいて送信されない場合、PHR MAC CE内で、第1セルに対するタイプ2PH情報の値を有する第1オクテット(octet)(バイト)の直後に、第2セルに対するタイプ2PH情報の値を有する第2オクテットが続く。
好適には、PUCCHが第2セル上でサブフレームにおいて送信されない場合、PHR MAC CE内で、第2セルに対するタイプ2PH情報の値を有する第1オクテットの直後に、第1セルに対するタイプ1PH情報の値を有する第2オクテットが続く。
好適には、PUCCHが第1セル上でサブフレームにおいて送信される場合、PHR MAC CE内で、第1セルに対するタイプ2PH情報の値を有する第1オクテットの直後に、第1セルの最大電力の値を有する第2オクテットが続き、第1セルの最大電力の値を有する第2オクテットの直後には、第2セルに対するタイプ2PH情報の値を有する第3オクテットが続く。
好適には、PUCCHが第2セル上でサブフレームにおいて送信される場合、PHR MAC CE内で、第2セルに対するタイプ2PH情報の値を有する第1オクテットの直後に、第2セルの最大電力の値を有する第2オクテットが続き、第2セルの最大電力の値を有する第2オクテットの直後には、第1セルに対するタイプ1PH情報の値を有する第3オクテットが続く。
好適には、タイプ1PH情報は、PUSCH送信電力に基づいて計算されたアクティブセルのパワーヘッドルームレベルを示し、タイプ2PH情報は、PUSCH及びPUCCH送信電力に基づいて計算されたアクティブセルのパワーヘッドルームレベルを示す。
好適には、第1セルは、マスタ発展型ノードB(evolved Node B;eNodeB)(Master eNodeB;MeNB)によってサービスが提供される(served)プライマリ(主)セル(Primary Cell;PCell)であり、第2セルは、セカンダリ(付加、補助)発展型ノードB(evolved Node B;eNodeB)(Secondary eNodeB;SeNB)によってサービスが提供されるセカンダリ(付加、補助)セル(Secondary Cell;SCell)である。
本発明について前述した一般的な説明及び後述する詳細な説明は、例示的なものであり、請求項に記載の発明に関する更なる説明を提供するためのものである。
本発明によれば、無線通信システムにおいてパワーヘッドルーム報告を効率的に行うことができる。特に、端末は、デュアルコネクティビティ(二重接続性)(dual connectivity)システムにおいて、それぞれの基地局へパワーヘッドルームを効果的に報告することができる。
本発明から得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、添付の図面及び以下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって明らかになるであろう。
移動通信システムの一例としてE−UMTSネットワークの構造を概略的に示した図である。 E−UTRAN(Evolved-Universal Terrestrial Radio Access Network)ネットワークの構造を示すブロック図である。 一般的なE−UTRAN及びEPCの構造を示すブロック図である。 3GPP無線接続ネットワーク規格に基づく端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の制御プレーン(Control Plane)及びユーザプレーン(User plane)の構造を示す図である。 E−UMTSシステムで用いられる物理チャネル構造の一例を示す図である。 キャリアアグリゲーション(carrier aggregation)を示す図である。 マスタセルグループ(Master Cell Group;MCG)とセカンダリ(補助)セルグループ(Secondary Cell Group;SCG)との間のデュアルコネクティビティ(dual connectivity)を示す概念図である。 デュアルコネクティビティに関わる(関連付いている)(involved)基地局の制御(コントロール)プレーン(Control Plane;C−Plane)接続(connectivity)を示す概念図である。 デュアルコネクティビティに関わる基地局のユーザプレーン(User Plane;U−Plane)接続を示す概念図である。 デュアルコネクティビティのための無線プロトコル構造を示す概念図である。 デュアルコネクティビティにおける具体的な分割ベアラを示す図である。 バッファ状態及びパワーヘッドルーム報告のシグナリングを示す図である。 PHR MAC CE(Power Headroom Reporting MAC Control CE)を示す概念図である。 拡張(Extended)PHR MAC CEを示す概念図である。 本発明の実施例に係るパワーヘッドルーム報告の送信を示す概念図である。 本発明の実施例に係る拡張PHR MAC CEを示す概念図である。 本発明の実施例に係る拡張PHR MAC CEを示す概念図である。 本発明の実施例に係る拡張PHR MAC CEを示す概念図である。 本発明の実施例に係る通信装置のブロック図である。
本明細書に添付される図面は、本発明に対する理解を提供するためのものであって、本発明の多様な実施形態を示し、明細書の記載と共に本発明の原理を説明するためのものである。
UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)は、ヨーロッパシステム、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communication;GSM)、及びGPRS(General Packet Radio Service)に基づくWCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)で動作する第3世代(3rd Generation;3G)非対称移動通信システムである。UMTSのLTE(Long-Term Evolution)は、UMTSの規格化を行う3GPPによって論議中にある。
3GPP LTEは、高速パケット通信を可能にする技術である。ユーザ及び提供者のコストを減少させ、サービス品質を改善し、カバレッジ(coverage)及びシステム容量を拡張及び改善すること、を目的とするLTEの課題のために多くの方法が提案された。3G LTEは、上位レベルの要求として、ビット(bit)当たりのコスト減少、増加したサービス可用性、周波数帯域の柔軟性、単純な構造、開放型インターフェース、及び端末の適切な電力消費を要求する。
以下で、添付の図面を参照して説明した本発明の各実施例により、本発明の構成、作用及び他の特徴が容易に理解され得るだろう。以下で説明する各実施例は、本発明の技術的特徴が3GPPシステムに適用された各例である。
本明細書は、LTEシステム及びLTE−Aシステムを使用して本発明の実施例を説明するが、これは例示であって、本発明の実施例は、上記定義に該当するいずれの通信システムにも適用することができる。また、本明細書は、FDD方式に基づいて本発明の実施例について説明するが、これは例示であって、本発明の実施例は、H−FDD方式又はTDD方式にも容易に変形して適用することができる。
図2Aは、E−UTRAN(Evolved-Universal Terrestrial Radio Access Network)ネットワークの構造を示すブロック図である。E−UMTSは、LTEシステムと称することもできる。通信ネットワークは、IMS及びパケットデータを通じたVoIP(Voice over IP)などの多様なサービスを提供するために広く配備(配置)される(deployed)。
図2Aに示したように、E−UMTSネットワークは、E−UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)、EPC(Evolved Packet Core)、及び一つ又は複数の端末を含む。E−UTRANは、一つのセルに位置することもできる一つ又は複数のeNB(evolved NodeB)20、及び複数の端末10を含むこともできる。一つ又は複数のE−UTRAN MME(Mobility Management Entity)/SAE(System Architecture Evolution)ゲートウェイ30は、ネットワークの終端に位置し、外部ネットワークに接続することもできる。
本明細書において、「ダウンリンク(downlink)」は、eNB20から端末10への通信を称し、「アップリンク(uplink)」は、端末10からeNB20への通信を称する。端末10は、ユーザによって運搬される通信機器(equipment)を称し、また、移動局(Mobile Station;MS)、ユーザ端末(User Terminal;UT)、加入者ステーション(Subscriber Station;SS)又は無線デバイスと称することもできる。
図2Bは、一般的なE−UTRAN及びEPCの構造を示すブロック図である。
図2Bに示したように、eNB20は、ユーザプレーン及び制御プレーンのエンドポイント(end point)をUE10に提供する。MME/SAEゲートウェイ30は、セッション及び移動管理機能のエンドポイントをUE10に提供する。eNB20とMME/SAEゲートウェイ30とは、S1インターフェースを介して接続することができる。
eNB20は、一般に、UE10と通信する固定局であって、基地局(BS)又はアクセスポイントと称することもある。一つのeNB20は、セルごとに配置することができる。ユーザトラフィック又は制御トラフィックを送信するためのインターフェースを、eNB20間で使用することができる。
MMEは、eNB20に対するNASシグナリング、NASシグナリングセキュリティ、ASセキュリティ制御、3GPP接続ネットワーク間の移動のためのインターCNノードシグナリング、(ページング再送信の制御及び実行を含む)アイドル(Idle)モードUE到達性(Reachability)、(アイドル及びアクティブ(active)モードのUEのための)トラッキング領域リスト管理、PDN GW及びサービングGW選択、MME変更を伴うハンドオーバのためのMME選択、2G又は3G 3GPP接続ネットワークへのハンドオーバのためのSGSN選択、ローミング、認証、専用ベアラ設定を含むベアラ管理、PWS(ETWS及びCMASを含む)メッセージ送信のためのサポートを含む多様な機能を行う。SAEゲートウェイホストは、ユーザごと(Per-user)ベースのパケットフィルタリング(例えば、ディープパケットインスペクション(Kパケット検査)(deep packet inspection)を使用)、適法なインターセプション(Lawful Interception)、UE IPアドレス割り当て、ダウンリンクでのトランスポートレベルパケットマーキング(Transport level packet marking)、UL及びDLサービスレベル課金、ゲーティング及びレート強化、APN−AMBRに基づいたDLレート強化を含む多様な機能を提供する。MME/SAEゲートウェイ30は、明確性のために、本明細書で単純に「ゲートウェイ」と称する。しかし、MME/SAEゲートウェイ30は、MME及びSAEゲートウェイの両方を全て含む。
複数のノードは、eNB20とゲートウェイ30との間でS1インターフェースを介して接続することができる。各eNB20は、X2インターフェースを介して相互接続することができ、各隣接eNBは、X2インターフェースを有するメッシュネットワーク構造を有することができる。
図2Bに示したように、eNB20は、ゲートウェイ30に関する選択、無線リソース制御(RRC)アクティブ化(activation)の間のゲートウェイへのルーティング、ページングメッセージのスケジューリング及び送信、ブロードキャストチャネル(BCCH)情報のスケジューリング及び送信、アップリンク及びダウンリンクの全てにおける各UE10のための動的リソース割り当て、eNB測定の構成及び準備、無線ベアラ制御、無線受付制御(無線アドミッションコントロール)(Radio Admission Control;RAC)、及びLTE_ACTIVE状態での接続移動制御などの各機能を行うことができる。EPCにおいて、ゲートウェイ30は、ページング発信、LTE_IDLE状態管理、ユーザプレーン暗号化、システムアーキテクチャエボリューション(System Architecture Evolution;SAE)ベアラ制御、及び非アクセス層(Non-Access Stratum;NAS)シグナリングの暗号化及び完全性(integrity)保護などの各機能を行うことができる。
EPCは、移動管理エンティティ(Mobility Management Entity;MME)、サービング−ゲートウェイ(serving-gateway;S−GW)、及びパケットデータネットワーク−ゲートウェイ(Packet Data Network-Gateway;PDN−GW)を含む。MMEは、主に各端末の移動を管理する目的で用いられる接続及び能力(capability)に関する情報を有する。S−GWは、E−TRANを終端点として有するゲートウェイで、PDN−GWは、パケットデータネットワーク(PDN)を終端点として有するゲートウェイである。
図3は、3GPP無線接続ネットワーク規格に基づく端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコルの制御プレーン及びユーザプレーンの構造を示す図である。制御プレーンは、端末(User Equipment;UE)及びネットワークが呼(コール)(call)を管理するために用いる各制御メッセージが送信される通信路(パス)(path)を意味する。ユーザプレーンは、アプリケーション層で生成されたデータ、例えば、音声データ又はインターネットパケットデータなどが送信される通信路を意味する。
第1の層である物理層は、物理チャネル(Physical Channel)を用いて上位層に情報送信サービス(Information Transfer Service)を提供する。物理層は、上位にある媒体接続制御(Medium Access Control)層とはトランスポート(伝送)チャネル(Transport Channel)を介して接続されている。上記トランスポートチャネルを介して媒体接続制御層と物理層との間でデータが移動する。送信側及び受信側の物理層間では、物理チャネルを介してデータが移動する。上記物理チャネルは、時間及び周波数を無線リソースとして利用する。具体的には、物理チャネルは、ダウンリンクではOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式で変調され、アップリンクではSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式で変調される。
第2の層の媒体接続制御(Medium Access Control;MAC)層は、論理チャネル(Logical Channel)を介して上位層である無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)層にサービスを提供する。第2の層のRLC層は、信頼性のあるデータ送信をサポートする。RLC層の機能は、MAC内部の機能ブロックで具現することもできる。第2の層のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層は、帯域幅の狭い無線インターフェースでIPv4やIPv6などのIPパケットを効率的に送信するために不必要な制御情報を減少させるヘッダ圧縮(Header Compression)機能を行う。
第3の層の最下部に位置した無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)層は、制御プレーンのみで定義される。RRC層は、各無線ベアラ(Radio Bearer;RB)の設定(Configuration)、再設定(Re-configuration)及び解放(Release)と関連して論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために第2の層によって提供されるサービスを意味する。このために、端末及びネットワークのRRC層は、互いにRRCメッセージを交換する。
eNBの一つのセルは、1.25MHz、2.5MHz、5MHz、10MHz、15MHz及び20MHzなどの各帯域のうちの一つで動作するように設定することができ、この帯域でダウンリンク又はアップリンク送信サービスを提供するように設定することができる。異なる各セルは、異なる各帯域を提供するように設定することもできる。
E−UTRANから端末への送信のためのダウンリンクトランスポートチャネル(Downlink transport Channel)は、システム情報を送信するBCH(Broadcast CHannel)、各ページングメッセージを送信するPCH(Paging CHannel)、及びユーザトラフィック又は各制御メッセージを送信するためのダウンリンク共有チャネル(Shared CHannel;SCH)を含む。ダウンリンクマルチキャスト又はブロードキャストサービスのトラフィック又は制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して送信することもでき、又は別途のダウンリンクMCH(Multicast CHannel)を介して送信することもできる。
端末からネットワークにデータを送信するアップリンクトランスポートチャネルとしては、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access CHannel)と、その他にユーザトラフィックや制御メッセージを送信するアップリンクSCH(Shared CHannel)と、がある。トランスポートチャネルの上位にあり、トランスポートチャネルにマッピングされる論理チャネルとしては、BCCH(Broadcast Control CHannel)、PCCH(Paging Control CHannel)、CCCH(Common Control CHannel)、MCCH(Multicast Control CHannel)、及びMTCH(Multicast Traffic CHannel)などがある。
図4は、E−UMTSシステムで使用する物理チャネル構造の一例を示した図である。物理チャネルは、時間軸上にある多数のサブフレームと、周波数軸上にある多数のサブキャリア(Sub-carrier)と、で構成される。ここで、一つのサブフレーム(Sub-frame)は、時間軸上における複数のシンボル(Symbol)で構成される。一つのサブフレームは、複数のリソースブロック(Resource Block)で構成され、一つのリソースブロックは、複数のシンボル及び複数のサブキャリアで構成される。また、各サブフレームは、PDCCH(Physical Downlink Control CHannel)、すなわち、L1/L2制御チャネルのために該当するサブフレームの特定シンボル(例えば、1番目のシンボル)の特定サブキャリアを用いることができる。図4には、L1/L2制御情報送信領域(ハッチング(網かけ)部分)とデータ送信領域(ハッチングしていない部分)とを示した。現在論議が進行中のE−UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)システムでは、10msの無線フレーム(radio frame)を使用し、一つの無線フレームは10個のサブフレーム(subframe)で構成される。また、一つのサブフレームは二つの連続するスロットで構成される。一つのスロットの長さは、0.5msである。また、一つのサブフレームは多数のOFDMシンボルで構成され、多数のOFDMシンボルのうち一部のシンボル(例えば、1番目のシンボル)は、L1/L2制御情報を送信するために使用することができる。データ送信のための時間単位である送信時間間隔(Transmission Time Interval;TTI)は1msである。
基地局及び端末は、一般に特定制御信号又は特定サービスデータを除いては、トランスポートチャネルであるDL−SCHを用いるPDSCHを介してデータを送信/受信する。PDSCHのデータがどの端末(一つ又は複数の端末)に送信され、上記各端末がどのようにPDSCHデータを受信してデコーディング(decoding)しなければならないかに関する情報などは、PDCCHに含まれて送信される。
例えば、特定PDCCHが「A」というRNTI(Radio Network Temporary Identity)でCRCマスキング(masking)されており、「B」という無線リソース(例えば、周波数位置)及び「C」という送信形式情報(例えば、送信(伝送)ブロックサイズ(transmission block size)、変調方式、コーディング情報など)を用いて送信されるデータに関する情報が特定サブフレームを通じて送信されると仮定する。この場合、セル内の端末は、自体が有しているRNTI情報を用いてPDCCHをモニタリングし、「A」というRNTIを有している一つ又は複数の端末がある場合、上記各端末はPDCCHを受信し、受信したPDCCHの情報を通じて「B」及び「C」によって指示されるPDSCHを受信する。
図5は、キャリアアグリゲーション(carrier aggregation)を示す図である。
図5を参照して複数(多重)搬送波(multiple carriers)をサポートするキャリアアグリゲーション技術について説明する。前述したように、キャリアアグリゲーションによって、既存の無線通信システム(例えば、LTEシステム)で定義されている帯域幅単位(例えば、20MHz)の搬送波(コンポーネントキャリア(構成搬送波)(Component Carriers;CC)を最大5個まで束ねて、最大100MHzまでのシステム帯域幅をサポートすることができる。キャリアアグリゲーションに用いられる各コンポーネントキャリアの帯域幅のサイズは同一でも異なってもよい。また、それぞれのコンポーネントキャリアは、異なる周波数帯域(又は、中心周波数)を有する。また、各コンポーネントキャリアは連続した周波数帯域上に存在してもよいが、不連続な周波数帯域上に存在するコンポーネントキャリアがキャリアアグリゲーションに用いられてもよい。また、キャリアアグリゲーション技術において、上りリンクと下りリンクとの帯域幅のサイズは、対称的に割り当てられてもよく、非対称的に割り当てられてもよい。
キャリアアグリゲーションに用いられる複数のコンポーネントキャリア(構成搬送波)(multiple component carriers)は、プライマリコンポーネントキャリア(Primary Component Carrier;PCC)とセカンダリコンポーネントキャリア(Secondary Component Carrier;SCC)とに分類できる。PCCは、Pセル(Primary Cell;PCell)と呼び、SCCは、Sセル(Secondary Cell;SCell)と呼ぶこともできる。プライマリコンポーネントキャリアは、基地局が端末とトラフィック及び制御シグナリングを交換するために用いる搬送波のことを指す。制御シグナリングには、コンポーネントキャリアの追加、プライマリコンポーネントキャリアに関する設定、上りリンクグラント(UL grant)又は下りリンク割り当て(DL assignment)などを含むことができる。基地局は複数のコンポーネントキャリアを用いることができるが、該基地局に属する端末は、1つのプライマリコンポーネントキャリアのみを有するものと設定されてもよい。仮に端末が単一搬送波モードで動作する場合には、プライマリコンポーネントキャリアが用いられる。このため、プライマリコンポーネントキャリアは、独立した利用も可能となるように、基地局と端末との間のデータ及び制御シグナリングの交換に必要な全ての要求事項を満たすように設定されなければならない。
一方、セカンダリコンポーネントキャリアは、送受信されるデータ要求量などによってアクティブ化又は非アクティブ化されてもよい追加の(付加的な)(additional)コンポーネントキャリアのことを指す。セカンダリコンポーネントキャリアは、基地局から受信される特定命令及び規則にしたがってのみ用いられるように設定されてもよい。また、セカンダリコンポーネントキャリアは、追加の帯域幅をサポートするためにプライマリコンポーネントキャリアとともに用いられるように設定されてもよい。アクティブ化されたセカンダリコンポーネントキャリアを介して、基地局から端末に上りリンクグラント又は下りリンク割り当てなどの制御信号が送信されてもよく、端末から基地局にチャネル品質指示子(Channel Quality Indicator;CQI)、プリコーディング行列指示子(Precoding Matrix Index;PMI)、ランク指示子(Rank Indicator;RI)、サウンディング参照信号(Sounding Reference Signal;SRS)などの上りリンク制御信号が送信されてもよい。
端末へのリソース割り当ては、プライマリコンポーネントキャリア及び複数のセカンダリコンポーネントキャリアの範囲を有することができる。マルチキャリアアグリゲーション(multi-carrier aggregation)モードにおいて、システムは、システム負荷(すなわち、静的/動的負荷バランシング)、ピークデータレート、又はサービス品質要求に基づいて、下りリンク及び/又は上りリンクに対して非対称的にセカンダリコンポーネントキャリアを端末に割り当てることもできる。キャリアアグリゲーション技術を用いるとき、コンポーネントキャリアに関する設定は、RRC接続手順(RRC connection procedure)の後に基地局から端末に提供される。RRC接続は、SRBを介して端末のRRC層とネットワークとの間で交換されるRRCシグナリングに基づいて、端末が無線リソース割り当てを受けることを意味する。端末と基地局とのRRC接続手順の後に、端末は、基地局からプライマリコンポーネントキャリア及びセカンダリコンポーネントキャリアに関する設定情報を受け取ることができる。セカンダリコンポーネントキャリアに関する設定情報は、セカンダリコンポーネントキャリアの追加/削除(又は、アクティブ化/非アクティブ化)を含むことができる。したがって、基地局と端末との間でセカンダリコンポーネントキャリアをアクティブ化したり既存のセカンダリコンポーネントキャリアを非アクティブ化したりするためには、RRCシグナリング及びMAC制御要素(MAC Control Element)の交換が行われる必要がある。
セカンダリコンポーネントキャリアのアクティブ化又は非アクティブ化は、サービス品質(QoS)、搬送波の負荷条件及び他の要因に基づいて、基地局で決定することができる。基地局は、下りリンク/上りリンクに対する指示タイプ(アクティブ化/非アクティブ化)及びセカンダリコンポーネントキャリアリストなどの情報を含む制御メッセージを用いて、端末にセカンダリコンポーネントキャリアの設定を指示することができる。
図6は、マスタセルグループ(Master Cell Group;MCG)とセカンダリセルグループ(Secondary Cell Group;SCG)との間のデュアルコネクティビティ(dual connectivity)を示す概念図である。
デュアルコネクティビティは、端末がマスタeNB(MeNB)とセカンダリeNB(SeNB)とに同時に接続可能であるということを意味する。MCGは、MeNBと関連付けられたサービングセルのグループであり、PCell及び追加の一つ又は複数のSCellを含む。また、SCGは、SeNBと関連付けられたサービングセルのグループであり、特別(special)SCell及び追加の一つ又は複数のSCellを含む。MeNBは、少なくともS1−MME(制御プレーンのためのS1)の終端となる(を終結する)(terminate)eNBであり、SeNBは、MeNBではないが、端末のための追加の無線リソースを提供するeNBである。
デュアルコネクティビティによって、ハンドオーバ(handover)の可能性を下げるために、MCG内のスケジューリング無線ベアラ(Scheduling Radio Bearer;SRB)又は他のDRBを維持すると同時に、高い処理量を提供するために、いくつかのデータ無線ベアラ(Data Radio Bearer;DRB)は、SCGにオフロード(offload)されてもよい。MCGは、周波数f1でMeNBによって作動し、SCGは、周波数f2でSeNBによって作動する。周波数f1とf2とは同一であってもよい。MeNBとSeNBとの間のバックホール(backhaul)インターフェースは、バックホールに相当な遅延があることから、1つのノードでの集中(centralized)スケジューリングが不可能であり、非理想的(non-ideal)である。
特に、SCGは、“PSCell(Primary SCell)”と称される特別SCellを含むことができる。PSCellの動作は、PCellの動作に類似している。したがって、PSCellは、基地局が端末とトラフィック及び制御信号を交換するために用いる搬送波である。この場合、制御シグナリングは、コンポーネントキャリアの追加、プライマリコンポーネントキャリアに関する設定、下りリンク(DL)割り当てなどを含むことができる。また、PSCell上でランダムアクセス手順が行われ、PSCellは非アクティブ化されることがない。しかし、PSCellはPCellでないことから、RRC接続で接続された基地局が該PSCellを使用することができない。
図7Aは、デュアルコネクティビティに関わる基地局の制御プレーン(Control Plane;C−Plane)接続を示す概念図であり、図7Bは、デュアルコネクティビティに関わる基地局のユーザプレーン(User Plane;U−Plane)接続を示す概念図である。
図7Aは、特定端末のデュアルコネクティビティに関わる基地局の制御プレーン(C−Plane)を示す図である。MeNBがS1−MMEを介してMMEに接続された制御プレーンであり、MeNBとSeNBとは、X2−C(X2−制御プレーン)を介して相互接続される。図7Aに示すように、デュアルコネクティビティのための基地局間(Inter−eNB)制御プレーンシグナリングが、X2インターフェースシグナリングによって行われる。MMEへの制御プレーンシグナリングは、S1インターフェースシグナリングによって行われる。MeNBとMMEとの間に、端末当たり1つのS1−MME接続のみが存在する。各基地局は、例えば、SCGに対するSCell(Secondary Cell)を他の端末に提供する間に、いくつかの端末には、PCell(Primary Cell)の提供などのように、端末を独立して扱う必要がある。特定端末のデュアルコネクティビティに関わるそれぞれの基地局は、自体の無線リソースを有し、自体のセルの無線リソースを割り当てること、及びX2インターフェースシグナリングによって行われるMeNBとSeNBとの間のそれぞれの調整を主に担当する。
図7Bは、特定端末のデュアルコネクティビティに関わる基地局のユーザプレーン(User plane;U−Plane)接続を示す図である。ユーザプレーン接続は、ベアラオプション設定に従う。1)MCGベアラにおいて、MeNBはS1−Uを介してS−GWにユーザプレーン接続され、2)分割(split)ベアラにおいて、MeNBは、S1−Uを介してS−GWにユーザプレーン接続され、さらにMeNBとSeNBとはX2−Uを介して相互接続され、3)SCGベアラにおいて、SeNBは、S1−Uを介してS−GWと直接接続される。MCG及び分割ベアラのみ設定された場合、SeNBにはS1−Uの終端が存在しない。デュアルコネクティビティにおいて、マクロセルのグループからスモールセルのグループへのデータオフロードのためには、スモールセルの改善が要求される。スモールセルはマクロセルから離れて配置されてもよいので、端末の観点では、複数のスケジューラが異なるノードに分離して位置し、独立して動作する。これは、異なるスケジューリングノードが異なる無線リソース環境を経ることを意味し、各スケジューリングノードがそれぞれ異なるスケジューリング結果を有し得るということを意味する。
図8は、デュアルコネクティビティのための無線プロトコル構造を示す概念図である。
本実施例のE−UTRANは、RRC接続(RRC_CONNECTED)状態の複数の受信/送信(Rx/Tx)端末が、X2インターフェース上の非理想的バックホール(backhaul)を介して接続された2個の基地局に位置し(located)2個の別個のスケジューラ(scheduler)によって提供された無線リソースを利用するように構成される、デュアルコネクティビティ(Dual Connectivity;DC)動作をサポートすることができる(E-UTRAN of the present example can support dual connectivity operation whereby a multiple receptions/transmissions(RX/TX) UE in RRC C ONNECTED is configured to utilize radio resources provided by two distinct schedulers, located in two eNBs (or base stations) connected via a non-ideal backhaul over the X2 interface)。特定端末のデュアルコネクティビティに関わる基地局は、2つの異なる役割を仮定することもできる。すなわち、基地局は、MeNB又はSeNBとして動作することができる。デュアルコネクティビティにおいて、端末は、一つのMeNB及び一つのSeNBに接続することができる。
デュアルコネクティビティ(DC)動作において、特定ベアラ(bearer)が用いる無線プロトコル構造は、ベアラがどのように設定されているかによる。3つの代案として、MCG(Master Cell Group)ベアラ801、分割ベアラ(split bearer)803及びSCG(Secondary Cell Group)ベアラ805が存在する。3つの代案を図8に示す。SRB(Signaling Radio Bearer)は常時(always)MCGベアラであり、MeNBによって提供される無線リソースのみを用いる。MCG(Master Cell Group)ベアラ(RB−a)は、デュアルコネクティビティにおいてのみMeNBリソースを用いるためにMeNBにのみ位置している無線プロトコルである。また、SCG(Secondary Cell Group)ベアラ(RB−c)は、デュアルコネクティビティにおいてSeNBリソースを用いるためにSeNBにのみ位置している無線プロトコルである。
特に、分割ベアラ803は、デュアルコネクティビティにおいてMeNB及びSeNBリソースの両方を用いるためにMeNB及びSeNBの両方に位置している無線プロトコルである。分割ベアラ803は、一方向(direction)に対する1つのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティ、2個のRLC(Radio Link Control)及び2個のMAC(Medium Access Control)エンティティを含む無線ベアラであってもよい。特に、デュアルコネクティビティ動作は、SeNBによって提供された無線リソースを用いるように設定された少なくとも一つのベアラを有するものとして説明されてもよい。
図9は、デュアルコネクティビティにおける具体的な分割ベアラを示す図である。
図9の構造は、MeNBが終端となる(で終結する)S1−U、MeNBにおける分割ベアラ、及び分割ベアラに対する独立したRLCの組合せである。
この構造の予想される利点は、次のとおりである。
1)SeNBの移動がCNに隠される、2)MeNBでのみ要求される暗号化と何らのセキュリティ衝突もない、3)SeNB変更時に要求されるSeNB間のデータフォワーディング(data forwarding)がない、4)SeNBトラフィックのRLCプロセシングをMeNBからSeNBにオフロードすることができる、5)RLCエンティティへの衝突が少ないか全くない、6)同一ベアラに対するMeNB及びSeNBにわたる無線リソースの利用が可能である、及び7)SeNBの移動に対する要求値を緩和可能である(その間にMeNBが用いられてもよい。)。
この構造の予想される短所は、次のとおりである。
1)MeNBにおいて全ての接続トラフィックをルーティング、プロセス及びバッファする必要がある、2)PDCPエンティティが送信のためのeNBへのPDCP PDUのルーティング及び受信のためのPDCP PDUの再整列を担当することになる、3)MeNBとSeNBとの間の流れの制御が要求される、4)上りリンクにおいて、RLC再送信及び状態PDUの取扱に対して論理チャネルの優先順位(logical channel prioritization)が影響を与える(対応RLCエンティティが常駐する基地局に限る。)、及び5)デュアルコネクティビティ端末に対するSeNBからのLBO(Local Break-Out)及びコンテンツキャッシング(content caching)のサポートが不可能である。
図10は、バッファ状態及びパワーヘッドルーム報告のシグナリングを示す図である。
適切な量の上りリンクリソースを割り当てるために、スケジューラは、端末からの送信を待機するデータの量に関する情報を必要とする。明らかに、送信するデータを有していない端末には上りリンクリソースを提供する必要がないが、これは単に、端末にとって承認された(granted)リソースを埋めるためにパディングを行うことを招くからである。したがって、少なくとも、スケジューラは、端末が送信するデータを有するか、及びグラント(grant)が与えられるべきかについて知る必要がある。
複数のビットのスケジューリングはより高いコストを必要とするため、スケジューリング要求に対する単一ビットの利用は、上りリンクオーバーヘッドを小さく維持する必要性によって動機付けられる。単一ビットスケジューリング要求の結果、この要求を受信した場合、端末のバッファ状況に関する基地局における情報が制限される。これについては、異なるスケジューラの具現により異なるように対処する。一つの可能性は、端末が電力制限を伴わずに効果的にリソースを利用できるようにすることを保証する(ensure)ために、少量のリソースを割り当てることである。一旦端末がUL−SCH上で送信を始めると、以下に論じるように、バッファ状態及びパワーヘッドルームに関するさらに詳細な情報は、インバンド(inband)MAC制御メッセージによって搬送することができる。
既に有効なグラントを有する端末は、明確に(obviously)上りリンクリソースを要求する必要がない。しかし、スケジューラが後のサブフレームで各端末に承認するリソースの量を決定できるようにするには、バッファ状況及び電力利用可能性に関する情報が、上記で述べたように、有用である。この情報は、MAC制御要素を通じた上りリンク送信の一部としてスケジューラに提供される。MACサブヘッダの一つにおけるLCIDフィールドは、図10に示すように、バッファ状態報告の存在を示すリザーブされた値に設定される。
特に、端末の電力が制限される結果を招かない変調及び符号化方法とリソースサイズMとの組合せをスケジューラが選択することを助けるために、端末は、端末の電力使用(用途)(power usage)に関する定期(regular)パワーヘッドルーム報告を提供するように設定されてもよい。それぞれのコンポーネントキャリアに対して個別の送信電力制限がある。このため、パワーヘッドルームは、それぞれのコンポーネントキャリアに対して別々に測定及び報告されなければならない。
LTEリリース10では、タイプ1及びタイプ2の2種類の異なるタイプのパワーヘッドルーム報告が定義されている。タイプ2の報告は、組み合わせられたPUSCH及びPUCCH送信を仮定するが、タイプ1の報告は、搬送波上のPUSCHのみの送信を仮定したパワーヘッドルームを反映している。
あるサブフレームで端末に実際にPUSCH送信がスケジュールされたことを仮定すると、このサブフレームに対して有効なタイプ1パワーヘッドルーム(Power Headroom)は、次式によって与えられる。
Figure 0006259083
ここで、MとΔMCS値とは、パワーヘッドルーム報告に対応するサブフレームで用いられるリソース割り当てと変調及びコーディング方法とに該当する。パワーヘッドルームが搬送波当たりの最大送信電力と実際搬送波送信電力との差の測定でないという点に注目されたい。上記の式に示すように、パワーヘッドルームは、PCMAX,cと、送信電力の上限がないと仮定した場合に利用可能な送信電力との差を表す。このため、パワーヘッドルームはしばしば負の値を有してもよい。より正確には、負のパワーヘッドルームは、パワーヘッドルーム報告時に、搬送波当たりの送信電力がPCMAX,cによって制限されたことを表す。パワーヘッドルーム報告に対応するサブフレームで端末が使用した変調及びコーディング方法とリソースサイズとをネットワークが知っているので、下りリンク経路損失PLDL及びδの項が実質的に変更されていないという仮定の下で、ネットワークは、変調及びコーディング方法とリソースサイズMとの有効な組合せを決定することができる。
タイプ1パワーヘッドルームは、実際にPUSCH送信がないサブフレームに対しても報告可能である。この場合、上記の式における10・log10(M)及びΔMCSは、0に設定される。
Figure 0006259083
これは、ΔMCS=0dBに関連付けられた最小可能リソース割り当て(M=1)並びに変調及びコーディング方法に対応するデフォルト(default)送信設定を仮定したパワーヘッドルームを意味することができる。
同様に、タイプ2パワーヘッドルーム報告は、搬送波当たり最大送信電力とPUSCH及びPUCCH送信電力のそれぞれの和との間の差(the difference between the maximum per-carrier transmit power and the sum of the PUSCH and PUCCH transmit power respectively)として定義され、また、PUSCH及びPUSCCH送信電力を計算する際に搬送波当たり最大送信電力は考慮されない。
タイプ1パワーヘッドルーム報告と略同様に、タイプ2パワーヘッドルームも、PUSCH及び/又はPUCCHが送信されないサブフレームに対して報告されてもよい。この場合、可能な最小のリソース割り当て(M=1)、PUSCHに対するΔMCS=0dB、及びPUCCHに対するΔFormat=0を仮定して、仮想PUSCH及び/又はPUCCH送信電力を計算する。
上りリンクに対して、電力利用可能性又はパワーヘッドルームは、名目(nominal)最大出力電力とUL−SCH送信に対する推定出力電力との差として定義される。この量は、(dB単位で)負の値の他、正の値であってもよい。負の値は、ネットワークが、端末に与えられた現在の電力利用可能性よりも高いデータレート(data rate)をスケジューリングしたことを表す。パワーヘッドルームは、電力制御メカニズムに依存するので、システム内干渉及び基地局までの距離などの要素に間接的に依存する。
バッファ状態報告と類似の方式によって、すなわち、端末がUL−SCH上で送信するようにスケジュールされた場合にのみ、パワーヘッドルームに関する情報が端末から基地局にフィードバックされる。タイプ2報告は、プライマリコンポーネントキャリアに対してのみ提供されるが、タイプ1報告は、全てのコンポーネントキャリアに対して同時に提供される。
パワーヘッドルーム報告は、次の理由によってトリガされ得る。
− タイマによって周期的に制御される場合
− 最近のパワーヘッドルーム報告が(設定可能な)閾値(threshold)よりも大きいことによる経路損失の変化
− (バッファ状態報告と同じ理由で)パディングの代わりに
また、2個のパワーヘッドルーム報告間の最小時間を制御して上りリンク上のシグナリング負荷を制御するために制限タイマ(prohibit timer)を設定することもできる。
図11は、PHR MAC CE(Power Headroom Reporting MAC Control CE)を示す概念図である。
パワーヘッドルームMAC制御要素は、表1に明記されたLCIDを有するMAC PDUサブヘッダによって識別される。パワーヘッドルームMAC制御要素は、固定したサイズを有し、続く表2によって定義されたとおり、単一オクテット(octet)(バイト)で構成される。
Figure 0006259083
Figure 0006259083
R(1101)フィールドは、リザーブされたビットであって、“0”に設定される。また、PH(1103)フィールドは、パワーヘッドルームレベルを示す。PH(1103)フィールドの長さは6ビットである。報告されたPH及び対応パワーヘッドルームレベルは、上記の表2に示す。
図12は、拡張(extended)PHR MAC CEを示す概念図である。
拡張パワーヘッドルームMAC制御要素は、上記の表1に明記されたLCIDを有するMAC PDUサブヘッダによって識別される。拡張パワーヘッドルームMAC制御要素は、可変サイズを有し、図12で定義される。タイプ2PHが報告されるとき、SCell別PHの存在を示すオクテットの後にタイプ2PHフィールドを含むオクテットがまず含まれ、(報告される場合)関連付けられたPCMAX,cフィールドを含むオクテットが後続する。その後、ビットマップに示されたPCell及びそれぞれのSCellに対して、“Serving CellIndex”の昇順に基づいて、タイプ1PHフィールド及び(報告される場合)関連付けられたPCMAX,cフィールドを有するオクテットが後続する。
拡張パワーヘッドルームMAC制御要素は、次のように定義される。
‘Ci’(1201)フィールドは、SCellインデックスiを有するSCellに対するPHフィールドの存在を示す。“1”に設定されたCiフィールドは、SCellインデックスiを有するSCellに対するPHフィールドが報告される旨を示す。“0”に設定されたCiフィールドは、SCellインデックスiを有するSCellに対するPHフィールドが報告されない旨を示す。
‘R’(1203)フィールドは、リザーブされたビットであって、“0”に設定される。
‘V’(1205)フィールドは、PH値が実際の送信に基づくか又は参照(reference)フォーマットに基づくかを示す。タイプ1PHに対して、V=0は、PUSCH上での実際の送信を示し、V=1は、参照フォーマットが用いられたことを示す。タイプ2PHに対して、V=0は、PUSCH上での実際の送信を示し、V=1は、参照フォーマットが用いられることを示す。また、タイプ1及びタイプ2PHの両方に対して、V=0は、関連付けられたPCMAX,cフィールドを含むオクテットの存在を示し、V=1は関連付けられたPCMAX,cフィールドを含むオクテットが省略されたことを示す。
‘PH’(1207)フィールドは、パワーヘッドルームレベルを示す。フィールドの長さは6ビットである。報告されたPH及び対応パワーヘッドルームレベルは、表2に記載されている。
‘P’(1209)フィールドは、端末がP−MPRcによって許可される(allowed)電力管理による電力バックオフ(power backoff)を適用するか否かを示す。適用された電力管理による電力バックオフがない場合、対応PCMAX,cフィールドが互いに異なる値を有する場合には、端末はP=1に設定することができる。
‘PCMAX,c’(1211)フィールドは、存在する場合、先行PHフィールドの計算のために用いられたPCMAX,c又は
Figure 0006259083
を示す。報告されたPCMAX,c及び対応する名目端末送信電力レベルを、表3に示す。
端末が、TTIにおいて新しい送信に対して割り当てられたULリソースを有し、PUCCH−PUSCH同時送信(simultaneous PUCCH-PUSCH transmission)として設定された場合、拡張パワーヘッドルームMAC制御要素は、TTI内のPHのフィールドにセルに対するタイプ2パワーヘッドルームの値を含む。この場合、TTIにおいて端末がPCCH送信を有する場合、拡張パワーヘッドルームMAC制御要素は、物理層からの対応PCMAX,cフィールドの値を含む。
Figure 0006259083
従来の技術において、複数の(多重)(multiple)セルが上りリンクに設定されるとしても、PUCCHは、端末に対するただ一つのセル(例えば、PCell)でのみ設定される。このため、拡張PHR MAC CEにおいて、タイプ1PHは全てのセルに対して報告されるが、タイプ2PHはPCellに対してのみ報告される。タイプ1PHは、PUSCH送信のみを考慮して計算されたパワーヘッドルームであり、タイプ2PHは、PUCCH及びPUSCH送信の両方を考慮して計算されたパワーヘッドルームである。
上述したデュアルコネクティビティにおいて、PUCCHは、SeNBによって制御される少なくとも一つのサービングセルに対して用いられるように決定される。その理由は、MeNBとSeNBとが非理想的なバックホールで接続されることから、SeNBがMeNBに送信されたPUCCHに基づいて端末をスケジューリングできないためである。仮にPCell以外の他のサービングセルに対してPUCCH−PUSCH同時送信がサポートされる場合、PHRは、このような面を反映するために変更されてもよい。
図13は、本発明の実施例に係るパワーヘッドルーム報告を示す概念図である。
デュアルコネクティビティにおいて、端末は、MeNB及びSeNBの両方に同時に接続することができる。MCGは、MeNBと関連付けられたサービングセルのグループであり、PCellと追加の一つ又は複数のSCellとを含む。SCGは、SeNBと関連付けられたサービングセルのグループであり、特別SCellと追加の一つ又は複数のSCellを含む。特別SCellはPSCellであってもよい。
デュアルコネクティビティ(DC)において、PUCCHはPCell及びPSCell上で送信される。UEの能力(capability)によって、UEは、同一サブフレームでPCell及びPSCell上のPUCCH−PUSCH同時送信をサポートすることもできる。しかし、MeNB及びSeNBは、PCell及びPSCell上のPUCCH−PUSCH同時送信の設定に対して異なる選好(選択)(preference)を有することもある。このため、ネットワーク設定を可能にするために(for network configurability)、それぞれのeNBがPCell及びPSCell上のPUCCH−PUSCH同時送信を独立して設定することが自然であろう。例えば、MeNBは、PCell上でのPUCCH−PUSCH同時送信を設定し、SeNBは、PSCell上でのPUCCH−PUSCH同時送信を設定する。
UEが複数の(多重)(multiple)PUCCHで設定された場合、正確なUE電力状況をeNBに報告するために、タイプ1PHに加えて、eNBへのPUCCH−PUSCH同時送信が設定されたそれぞれのアクティブ化されたサービングセルに対してタイプ2PHをUEが報告することが提案される。
本発明を具現するために次のような段階を用いることができる。
それぞれのサービングセルに対して、UEは、PUCCH及びPUSCH設定とPUCCH−PUSCH同時送信のサポートとを含むサービングセル設定情報をeNBから受信する(S1301)。
PHRがトリガされる場合、それぞれのサービングセルに対して、UEは、サービングセルがPUSCH設定され、またアクティブ化されているか否かを確認する(S1303)。好ましくは、PHRは、MCG及びSCGの両方に対してMACエンティティでトリガされてもよい。
サービングセルがPUSCH設定され、且つアクティブ化された場合、1)UEは、タイプ1パワーヘッドルームの値を取得し、このTTIに対してこのサービングセル上で送信のために割り当てられたULリソースをUEが有する場合、UEは物理層から対応するPCMAX,cフィールドに対する値を取得する(S1305)。
UEは、サービングセルがPUCCH−PUSCH同時送信をサポートするか否かを確認する(S1307)。
サービングセルがPUCCH−PUSCH同時送信をサポートする場合、UEは、タイプ2パワーヘッドルームの値を取得し、UEがこのTTIでPUCCH送信を有する場合、UEは、対応するPCMAX,cフィールドの値を物理層から取得する(S1309)。
UEは、取得した値に基づいて拡張PHR MAC制御要素を生成する(S1311)。
図14乃至図16は、本発明の実施例によって生成された拡張PHR MAC CEを示す概念図である。
図14は、SeNBによってサービスが提供されるSCellがUEに設定された場合を示す。このフォーマットにおいて、UEは、タイプ2PHをまず含め、その後、タイプ1PHFを含めることによって、PHR MAC CEを構成する。
PCellに対してタイプ2PHが報告された場合、SCellごとにPHの存在を示すオクテットの後に、PCellに対するタイプ2PHフィールドを含むオクテットがまず含まれ、(報告される場合)関連付けられたPCMAX,cフィールドを含むオクテットが後続する。デュアルコネクティビティ(DC)が設定された場合、図14を参照すると、PSCellに対するタイプ2PHが報告される場合、その後、PSCellに対するタイプ2PHフィールドを含むオクテット、及び(報告される場合)関連付けられたPCMAX,cフィールドを含むオクテットが後続する。その後、ビットマップに示されたPCell及びそれぞれのPSCell及びSCellに対してタイプ1PHを有するオクテット、及び(報告される場合)関連付けられたPCMAX,cフィールドを有するオクテットが、サービングセルインデックスに基づく昇順で後続する。
デュアルコネクティビティ(DC)において、PHRは全てのアクティブセルのPH情報を含む。したがって、PCell又はPSCellに対してPUCCH−PUSCH同時送信が設定された場合、MeNB又はSeNBは、PCell又はPSCellのタイプ2PHを含む拡張PHR MAC CEを受信するだろう。
具体的には、UEがサブフレームにおいてPHR MAC CEを用いてパワーヘッドルーム報告を送信する場合、PHR MAC CEは、SCellに対するタイプ2PH情報の値1403が続くPCellに対するタイプ2PH情報の値1401と、PCellに対するタイプ1PH情報の値1405が続くSCellに対するタイプ2PH情報1403と、を含む。
好ましくは、PCellがPUCCH−PUSCH同時送信をサポートする場合、PCellに対するタイプ2PH情報の値は、PHR MAC CE内にある。また、同様に、SCellがPUCCH−PUSCH同時送信をサポートする場合、SCellに対するタイプ2PH情報の値がPHR MAC CE内にある。
MeNBがPCell上でのPUCCH−PUSCH同時送信を設定し、SeNBもPSCell上でPUCCH−PUSCH同時送信を設定したと仮定する。この場合、PUCCHがPCell上のサブフレームで送信されなければ、PCellに対するタイプ2PH情報の値1401を含む1番目のオクテットの直後に、PHR MAC CE内のSCellに対するタイプ2PH情報の値を含む2番目のオクテットが続く。一方、PUCCHがPCell上のサブフレームで送信される場合、PHR MAC CE内で、PCellに対するタイプ2PH情報の値1401を含む1番目のオクテットの直後に、PCellの最大電力の値1407を含む2番目のオクテットが続き、PCellの最大電力の値1407を含む2番目のオクテットの直後に、SCellに対するタイプ2PH情報の値1403を含む3番目のオクテットが続く。
好ましくは、PUCCHがSCell上のサブフレームで送信されない場合、PHR MAC CE内で、SCellに対するタイプ2PH情報の値1403を含む1番目のオクテットの直後に、PCellに対するタイプ1PH情報の値1405を含む2番目のオクテットが続く。また、第2セル上のサブフレームでPUCCHが送信される場合、PHR MAC CE内で、SCellに対するタイプ2PH情報の値1403を含む1番目のオクテットの直後に、SCellの最大電力の値1409を含む2番目のオクテットが続き、SCellの最大電力の値1409を含む2番目のオクテットの直後に、PCellに対するタイプ1PH情報の値1405を含む3番目のオクテットが続く。
一方、他の(別の)eNBが対応するPCell又はPSCell上でのPUCCH−PUSCH同時送信を設定したか否かをeNBが認識できない場合、eNBは受信した拡張PHR MAC CEを解釈することができない。例えば、SeNBはPSCell上でPUCCH−PUSCH同時送信を設定していないが、MeNBはPCell上でPUCCH−PUSCH同時送信を設定したと仮定することができる。
UEは(トリガ条件によって)MeNB/SeNBに、PCellのタイプ2PHを含む拡張PHR MAC CEを送信することができる。その後、MeNBがPCell上でPUCCH−PUSCH同時送信を設定したか否かをSeNBが把握できない場合、SeNBは、受信した拡張PHR MAC CEを解釈することができない。このため、各eNBは、他のeNBのPCell/PSCellに対するPUCCH−PUSCH同時送信設定を知らせる必要がある。各eNBのPCell/PSCellに対するPUCCH−PUSCH同時送信設定を他のeNBに知らせるための様々な方法がある。上記の設定は、明示的に知らされてもよく、他のタイプ2PHの情報に必須で(義務的に)(mandatorily)含まれてもよい。例えば、上記の仮定において、UEがMeNBに、PCellのタイプ2PHを含む拡張PHR MAC CEを送信するに当たり、拡張PHR MAC CEは、無条件で(例えば、PSCell上でPUCCH−PUSCH同時送信が許可されたか否かに関する条件を伴わずに)PSCellのタイプ2PHを必須で含むが、これは上記の実施例に制限されるものではない。
図15は、複数のSCellがSeNBによってサービスが提供され、且つUEに対して設定された場合を示す。このフォーマットにおいて、UEは、タイプ2PHをまずみ、それからタイプ1PHを含むPHR MAC CEを構成する。
UEがサブフレーム内のPHR MAC CEを用いてパワーヘッドルーム報告を送信する場合、PHR MAC CEは、複数のタイプ1PH情報の値を含むタイプ1PH情報の第2グループ(B)が続く複数のタイプ2PH情報の値を含むタイプ2PH(Power Headroom)情報の第1グループ(A)を含む。
具体的には、PHR MAC CEは、セルインデックスの昇順(increasing order)で各SCellに対する複数のタイプ2PH情報の値1503が続くPCellに対するタイプ2PH情報の値1501と、タイプ1PH情報の第2グループ(B)が続く上記複数のタイプ2PH情報の値1503と、を含む。
好ましくは、複数のSCellのそれぞれ(respective multiple SCells)に対する複数のタイプ2PH情報の値1503は、タイプ2PH情報の第1グループ(A)内でセルインデックスの昇順に整列される。
例えば、SCell1はインデックス1を有し、SCell2はインデックス2を有する場合、SCell1のインデックスがSCell2のインデックスに先立つので、SCell1に対するタイプ2PH情報の値を含むオクテットに、SCell2のタイプ2PH情報の値を含むオクテットが続く。
好ましくは、PCellがPUCCH−PUSCH同時送信をサポートする場合、PCellに対するタイプ2PH情報の値は、PHR MAC CE内にある。また、同様に、SCellがPUCCH−PUSCH同時送信をサポートする場合、SCellに対するタイプ2PH情報の値はPHR MAC CE内にある。
MeNBがPCell上でPUCCH−PUSCH同時送信を設定し、SeNBもSCell上でPUCCH−PUSCH同時送信を設定したと仮定する。
タイプ2PH情報の第1グループ(A)は、サブフレーム内で第1セルに対するPUCCHが送信されない場合、複数のSCellに対する複数のタイプ2PH情報の値1503が直後にくるPCellに対するタイプ2PH情報の値1501を含む1番目のオクテットを含み、サブフレーム内で第1セルに対するPUCCHが送信される場合、PHR MAC CE内にPCellの最大電力の値1505を含む2番目のオクテットが直後にくるPCellに対するタイプ2PH情報の値1501を含む1番目のオクテットと、複数のSCellに対する複数のタイプ2PH情報の値1503が直後にくるPCellの最大電力の値1505を含む2番目のオクテットと、を含む。
好ましくは、複数のSCellのそれぞれに対する複数のタイプ2PH情報の値はタイプ2PH情報の第1グループ(A)内でセルインデックスの昇順に整列されるため、タイプ2PH情報を含む2番目のオクテットに対するSCellは、複数のSCellのうち最も早いインデックスを有する。
複数のSCellに対する複数のタイプ2PH情報の値1503は、PUCCHがSCell1上のサブフレームで送信される場合、PHR MAC CE内でSCell1の最大電力の値1509を含む2番目のオクテットが直後にくる、SCell1に対するタイプ2PH情報の値1507を含む1番目のオクテットを含み、サブフレームで第1セルに対するPUCCHが送信されない場合、PHR MAC CE内でSCell2に対するタイプ2PH情報の値1511を含む2番目のオクテットが直後にくる、SCell1に対するタイプ2PH情報の値1507を含む1番目のオクテットを含む。
また、同様に、複数のSCellのそれぞれに対する複数のタイプ2PH情報の値は、タイプ2PH情報の第2グループ(B)内でセルインデックスの昇順に整列される。
好ましくは、タイプ1PH情報の第2グループ(B)は、セルインデックスの昇順で複数のSCellのそれぞれに対する複数のタイプ1PH情報の値1515が続く、PCellに対するタイプ1PH情報の値1513を含む。
一方、PHR MAC CEは、タイプ2PH情報の第1グループが続くセルインデックス情報を含むオクテット1517をさらに含む。オクテット1517は、SCellごとのタイプ2PHの存在を示す。
図16は、SeNBによってサービスが提供される(served)複数のSCellがUEに設定された場合を示す。PSCellのタイプ2PHは、PSCellのタイプ1PHを含むオクテットの前に含まれる。
サービングセルごとのPH関連情報を含めることによってPHR MAC CEフォーマットが生成される。上りリンク(例えば、PUSCH)が設定されたそれぞれのアクティブ化されたサービングセルに対して、UEは、PHR MAC CE内にタイプ1PHを含む。UEは、PUSCH送信、PUCCH−PUSCH同時送信のサポート、及びPUCCH送信のそれぞれによって、タイプ1PH関連PCMAX,c、タイプ2PH、及びタイプ2関連PCMAX,cをさらに含む。
例えば、PHRがトリガされたとき、SCell1がPUSCH設定され且つアクティブ化されている場合、UEは次のように設定する。
− C1=1.
− PH(タイプ1、SCell1)を含む。
− UEが当該TTIに対してSCell1上のPUSCH送信に関して割り当てられたULリソースを有する場合、タイプ1PHに対するPCMAX,cを含む。
− SCell1がPUCCH−PUSCH同時送信に設定された場合、PH(タイプ2、SCell1)を含む。
− UEが当該TTIにおいてPUCCH送信を有する場合、タイプ2PHに対するPCMAX,cを含む。
他の全てのサービングセルに対して同一の規則が適用される。
図16を参照すると、PCellに対するタイプ1PH情報及びタイプ2PH情報を含むオクテットに、SCellに対するタイプ1PH情報及びタイプ2PH情報を含むオクテットが続く。
SCell1がインデックス1を有し、SCell2がインデックス2を有する場合、SCell1のインテックスがSCell2のインデックスに先立つので、SCell1に対するタイプ2PH情報の値を含むオクテットに、SCell2のタイプ2PH情報の値を含むオクテットが続く。
図15と図16とでは、将来の拡張性又は単純(簡易)性の観点において相違はない。しかし、本明細書では、Ciフィールドのオクテットの後にタイプ2PHフィールドがまず位置するように特定される。この観点において、図15の構造は、本明細書に合わせて調整されたものと解釈でき、図15の構造は図16の構造に比べて復号しやすい。
図17は、本発明の実施例に係る通信装置のブロック図である。
図17に示した装置は、上述したメカニズムを行うように適応されたユーザ装置(User Equipment;UE)及び/又はeNBであってもよいが、同一の作業を行う任意の装置であってもよい。
図17に示したように、装置は、DSP(Digital Signal Processor)/マイクロプロセッサ110及びRF(Radio Frequency)モジュール(送受信器)135を含むこともできる。DSP/マイクロプロセッサ110は、送受信器135に電気的に接続され、送受信器135を制御する。装置は、設計者の選択によって、電力管理モジュール105、バッテリ155、ディスプレイ115、キーパッド120、メモリデバイス130、スピーカ145及び入力デバイス150をさらに含むこともできる。
特に、図17は、ネットワークから要求メッセージを受信するように構成された受信器135、及びネットワークに送/受信タイミング情報を送信するように構成された送信器135を含む端末を示すこともできる。このような送信器及び受信器は、送受信器135を構成することができる。端末は、送受信器(受信器及び送信器)135に接続されたプロセッサ110をさらに含むことができる。
また、図17は、端末に要求メッセージを送信するように構成された送信器135、及び端末から送受信タイミング情報を受信するように構成された受信器135を含むネットワーク装置を示すこともできる。送信器及び受信器は、送受信器135を構成することもできる。ネットワークは、送信器及び受信器に接続されたプロセッサ110をさらに含む。このプロセッサ110は、送受信タイミング情報に基づいて遅延を計算することもできる。
本発明は、本発明の特徴から逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化できることは当業者にとって自明である。したがって、上記の詳細な説明は、全ての面で制限的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付された請求項の合理的解釈によって決定しなければならず、本発明の等価の範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。
以上説明した各実施例は、本発明の各構成要素と各特徴とが所定形態で結合(組み合わ)されたものである。各構成要素又は特徴は、別途の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合されない形態で実施することができる。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することも可能である。本発明の各実施例で説明する各動作の順序は変更可能である。いずれかの実施例の一部の構成や特徴は他の実施例に含ませることができ、又は、他の実施例の対応する構成又は特徴に入れ替え(取り替え)ることができる。特許請求の範囲で明示的な引用関係のない各請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新たな請求項として含ませ得ることは自明である。
本発明の実施例において、基地局(BS)によって行われると説明した特定動作は、上位ノードのBSによって行うこともできる。BSを含む複数のネットワークノードにおいて、MSとの通信のために行われる多様な動作が基地局によって行われたり、基地局以外の他のネットワークノードによって行われ得ることは明らかである。「eNB」という用語は、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「基地局(BS)」、アクセスポイントなどに入れ替えることもできる。
上述した各実施例は、例えば、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせなどの多様な手段によって具現することもできる。
ハードウェア設定(構成)において、本発明の実施例に係る方法は、一つ又は複数のASICs(Application Specific Integrated Circuits)、DSPs(Digital Signal Processors)、DSPDs(Digital Signal Processing Devices)、PLDs(Programmable Logic Devices)、FPGAs(Field Programmable Gate Arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、以上で説明した機能又は動作を行うモジュール、手順、関数などの形態で具現することができる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに格納してプロセッサによって駆動することができる。上記メモリユニットは、上記プロセッサの内部又は外部に位置し、既に公知となった多様な手段によって上記プロセッサとデータをやり取りすることができる。
本発明は、本発明の特徴から逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化できることは当業者にとって自明である。したがって、上記の詳細な説明は、全ての面で制限的に解釈してはならなく、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的解釈によって決定しなければならず、本発明の等価の範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。
上述した方法は、3GPP LTEシステムに適用される例を中心に説明したが、3GPP LTEシステムの他、様々な無線通信システムにも適用可能である。

Claims (12)

  1. 無線通信システムにおける端末の動作方法であって、
    マスタ発展型ノードB(MeNB)によってサービスが提供されるプライマリセル(PCell)及びセカンダリ発展型ノードB(SeNB)によってサービスが提供されるセカンダリセル(SCell)を有するアクティブセルに対するパワーヘッドルーム報告媒体接続制御制御要素(PHR MAC CE)を生成するステップと、
    ネットワークに、前記生成されたPHR MAC CEを用いてパワーヘッドルーム報告を送信するステップと、を有し、
    前記生成されたPHR MAC CEは、前記SCellに対するタイプ2パワーヘッドルーム(PH)情報の値が続く前記PCellに対するタイプ2PH情報の値と、前記PCellに対するタイプ1PH情報の値が続く前記SCellに対するタイプ2PH情報の値と、を有する、端末の動作方法。
  2. 前記PCell及び前記SCellは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)−物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)同時送信をサポートする、請求項1に記載の端末の動作方法。
  3. 物理アップリンク制御チャネル(PUCCHが前記PCell上で送信されない場合、前記PHR MAC CE内で、前記PCellに対する前記タイプ2PH情報の値を有する第1オクテットの直後に、前記SCellに対する前記タイプ2PH情報の値を有する第2オクテットが続く、請求項1に記載の端末の動作方法。
  4. 物理アップリンク制御チャネル(PUCCHが前記SCell上で送信されない場合、前記PHR MAC CE内で、前記SCellに対する前記タイプ2PH情報の値を有する第1オクテットの直後に、前記PCellに対する前記タイプ1PH情報の値を有する第2オクテットが続く、請求項1に記載の端末の動作方法。
  5. 物理アップリンク制御チャネル(PUCCHが前記PCell上で送信される場合、前記PHR MAC CE内で、前記PCellに対する前記タイプ2PH情報の値を有する第1オクテットの直後に、前記PCellの最大電力の値を有する第2オクテットが続き、前記PCellの最大電力の値を有する前記第2オクテットの直後には、前記SCellに対する前記タイプ2PH情報の値を有する第3オクテットが続く、請求項1に記載の端末の動作方法。
  6. 物理アップリンク制御チャネル(PUCCHが前記SCell上で送信される場合、前記PHR MAC CE内で、前記SCellに対する前記タイプ2PH情報の値を有する第1オクテットの直後に、前記SCellの最大電力の値を有する第2オクテットが続き、前記SCellの最大電力の値を有する前記第2オクテットの直後には、前記PCellに対する前記タイプ1PH情報の値を有する第3オクテットが続く、請求項1に記載の端末の動作方法。
  7. プライマリセル(PCell)及びセカンダリセル(SCell)を有する無線通信システムにおいて動作する端末であって、
    無線周波数(RF)モジュールと、
    前記RFモジュールを制御するように構成されたプロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、アクティブセルに対するパワーヘッドルーム報告媒体接続制御制御要素(PHR MAC CE)を生成し、ネットワークに、前記生成されたPHR MAC CEを用いてパワーヘッドルーム報告を送信するように構成され、
    前記生成されたPHR MAC CEは、前記SCellに対するタイプ2パワーヘッドルーム(PH)情報の値が続く前記PCellに対するタイプ2PH情報の値と、前記PCellに対するタイプ1PH情報の値が続く前記SCellに対するタイプ2PH情報の値と、を有する、端末。
  8. 前記プロセッサは、さらに、前記アクティブセルの前記PCell及び前記SCellで物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)及び物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を同時に送信するように構成された、請求項に記載の端末。
  9. 物理アップリンク制御チャネル(PUCCHが前記PCell上で送信されない場合、前記PHR MAC CE内で、前記PCellに対する前記タイプ2PH情報の値を有する第1オクテットの直後に、前記SCellに対する前記タイプ2PH情報の値を有する第2オクテットが続く、請求項に記載の端末。
  10. 物理アップリンク制御チャネル(PUCCHが前記SCell上で送信されない場合、前記PHR MAC CE内で、前記SCellに対する前記タイプ2PH情報の値を有する第1オクテットの直後に、前記PCellに対する前記タイプ1PH情報の値を有する第2オクテットが続く、請求項に記載の端末。
  11. 物理アップリンク制御チャネル(PUCCHが前記PCell上で送信される場合、前記PHR MAC CE内で、前記PCellに対する前記タイプ2PH情報の値を有する第1オクテットの直後に、前記PCellの最大電力の値を有する第2オクテットが続き、前記PCellの最大電力の値を有する前記第2オクテットの直後には、前記SCellに対する前記タイプ2PH情報の値を有する第3オクテットが続く、請求項に記載の端末。
  12. 物理アップリンク制御チャネル(PUCCHが前記SCell上で送信される場合、前記PHR MAC CE内で、前記SCellに対する前記タイプ2PH情報の値を有する第1オクテットの直後に、前記SCellの最大電力の値を有する第2オクテットが続き、前記SCellの最大電力の値を有する前記第2オクテットの直後には、前記PCellに対する前記タイプ1PH情報の値を有する第3オクテットが続く、請求項に記載の端末。
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