JP6319862B1 - 無線デバイスおよび無線ネットワークのための媒体アクセス制御 - Google Patents

無線デバイスおよび無線ネットワークのための媒体アクセス制御 Download PDF

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Abstract

無線デバイスにより、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信することと、アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を受信することであって、1つまたはそれを上回る二次セルのうち最大7つがそれぞれ1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、A/D MAC CEは1オクテットの固定サイズであり、A/D MAC CEは第1の論理チャネル識別子(LCID)を含む第1サブヘッダにより識別され、そうでなければ、A/D MAC CEは4オクテットの固定サイズであり、A/D MAC CEは第1LCIDと異なる第2LCIDを含む第1サブヘッダによって識別される、ことと、A/D MAC CEに従って1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルをアクティブ化または非アクティブ化することとを含む、方法。

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2015年4月15日に出願された米国仮出願第62/147,991号の利益を主張するものであり、該仮出願は、その全体が参照により本明細書中に援用される。
本発明の例示的実施形態は、無線ネットワーク内のキャリアアグリゲーションの動作をイネーブルにする。本明細書に開示される技術の実施形態は、マルチキャリア通信システムの技術分野において採用されてもよい。より具体的には、本明細書に開示される技術の実施形態は、キャリアアグリゲーションを採用する無線ネットワーク内の媒体アクセス制御の動作に関し得る。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
方法であって、
無線デバイスによって、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信するステップと、
アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を受信するステップであって、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、上記A/D MAC CEは、1オクテットの固定サイズであり、上記A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子(LCID)を含む、第1のサブヘッダによって識別され、そうでなければ、上記A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズであり、上記A/D MAC CEは、上記第1のLCIDと異なる第2のLCIDを含む、第2のサブヘッダによって識別される、ステップと、
上記A/D MAC CEに従って、上記1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルをアクティブ化または非アクティブ化するステップと、
を含む、方法。
(項目2)
上記第1のLCIDおよび上記第2のLCIDはそれぞれ、5ビットの長さを有し、
上記第1のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、上記第1のLCIDを含み、
上記第2のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、上記第2のLCIDを含み、
上記第1のサブヘッダおよび上記第2のサブヘッダは、長さフィールドを含まない、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記A/D MAC CE内のビットは、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示す、項目1に記載の方法。
(項目4)
上記無線デバイスは、対応する二次セルが構成されないと、上記A/D MAC CE内のビットを無視する、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記A/D MAC CE内のビットは、上記ビットが1に設定され、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルがアクティブ化されたことを示す、項目1に記載の方法。
(項目6)
上記A/D MAC CE内のビットは、上記ビットがゼロに設定され、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルが非アクティブ化されたことを示す、項目1に記載の方法。
(項目7)
上記第2のLCIDは、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの7つを上回るものが構成されると、採用される、項目1に記載の方法。
(項目8)
方法であって、
無線デバイスによって、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信するステップと、
アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を受信するステップであって、上記構成パラメータが第1の基準を満たす場合、上記A/D MAC CEは、1オクテットの固定サイズであり、上記A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子(LCID)を含む、第1のサブヘッダによって識別され、そうでなければ、上記A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズであり、上記A/D MAC CEは、上記第1のLCIDと異なる第2のLCIDを用いて第2のサブヘッダによって識別される、ステップと、
上記A/D MAC CEに従って、上記1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルをアクティブ化または非アクティブ化するステップと、
を含む、方法。
(項目9)
上記第1のLCIDおよび上記第2のLCIDはそれぞれ、5ビットの長さを有し、
上記第1のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、上記第1のLCIDを含み、
上記第2のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、上記第2のLCIDを含み、
上記第1のサブヘッダおよび上記第2のサブヘッダは、長さフィールドを含まない、項目8に記載の方法。
(項目10)
上記A/D MAC CE内のビットは、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示す、項目8に記載の方法。
(項目11)
上記無線デバイスは、対応する二次セルが構成されないと、上記A/D MAC CE内のビットを無視する、項目8に記載の方法。
(項目12)
上記A/D MAC CE内のビットは、上記ビットが1に設定され、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルがアクティブ化されたことを示す、項目8に記載の方法。
(項目13)
上記A/D MAC CE内のビットは、上記ビットがゼロに設定され、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルが非アクティブ化されたことを示す、項目8に記載の方法。
(項目14)
上記第2のLCIDは、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの7つを上回るものが構成されると、採用される、項目8に記載の方法。
(項目15)
方法であって、
基地局によって、無線デバイスに、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを伝送するステップと、
アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を伝送するステップであって、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、上記A/D MAC CEは、1オクテットの固定サイズであり、上記A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子(LCID)を含む、第1のサブヘッダによって識別され、そうでなければ、上記A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズであり、上記A/D MAC CEは、上記第1のLCIDと異なる第2のLCIDを用いて第2のサブヘッダによって識別される、ステップと、
上記A/D MAC CEに従って、上記1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルのステータスをアクティブ化または非アクティブ化するステップと、
を含む、方法。
(項目16)
上記第1のLCIDおよび上記第2のLCIDはそれぞれ、5ビットの長さを有し、
上記第1のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、上記第1のLCIDを含み、
上記第2のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、上記第2のLCIDを含み、
上記第1のサブヘッダおよび上記第2のサブヘッダは、長さフィールドを含まない、項目15に記載の方法。
(項目17)
上記A/D MAC CE内のビットは、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示す、項目15に記載の方法。
(項目18)
上記無線デバイスは、対応する二次セルが構成されないと、上記A/D MAC CE内のビットを無視する、項目15に記載の方法。
(項目19)
上記A/D MAC CE内のビットは、上記ビットが1に設定され、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルがアクティブ化されたことを示す、項目15に記載の方法。
(項目20)
上記第2のLCIDは、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの7つを上回るものが構成されると、採用される、項目15に記載の方法。
(項目21)
方法であって、
無線デバイスによって、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信するステップと、
上記無線デバイスによって、1つまたはそれを上回る経路損失基準セル上で受信された信号を採用して、1つまたはそれを上回る経路損失値を測定するステップと、
上記1つまたはそれを上回る経路損失値を採用して、電力ヘッドルーム報告媒体アクセス制御制御要素(PHR MAC CE)の1つまたはそれを上回るフィールドを計算するステップと、
上記PHR MAC CEを伝送するステップであって、
上記PHR MAC CEは、複数の存在ビットを含む、存在フィールドを含み、
上記存在フィールドは、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成されるとき、1オクテットの固定サイズであり、
上記存在フィールドは、上記1つまたはそれを上回る二次セルが、アップリンクが構成された7つを上回る二次セルを含むとき、4オクテットの固定サイズである、ステップと、
を含む、方法。
(項目22)
上記PHR MAC CEは、サブヘッダによって識別され、上記サブヘッダは、論理チャネル識別子(LCID)フィールドと、長さフィールドとを含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
上記存在フィールド内のビットは、1つまたはそれを上回る電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在するかどうかを示す、項目21に記載の方法。
(項目24)
上記無線デバイスは、対応する二次セルが構成されないと、上記存在フィールド内のビットをゼロに設定する、項目21に記載の方法。
(項目25)
上記存在フィールド内のビットは、上記ビットが1に設定されると、1つまたはそれを上回る電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在することを示す、項目21に記載の方法。
(項目26)
上記存在ビット内のビットは、上記ビットがゼロに設定されると、電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在しないことを示す、項目21に記載の方法。
(項目27)
上記1つまたはそれを上回る二次セルは、二次物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)二次セルを含む、項目21に記載の方法。
(項目28)
上記1つまたはそれを上回るフィールドは、1つまたはそれを上回るタイプ1電力ヘッドルームフィールドおよび1つまたはそれを上回るタイプ2電力ヘッドルームフィールドを含む、項目21に記載の方法。
(項目29)
方法であって、
基地局によって無線デバイスに、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを伝送するステップと、
複数の存在ビットを含む、存在フィールドを含む、電力ヘッドルーム報告媒体アクセス制御制御要素(PHR MAC CE)を受信するステップであって、
上記存在フィールドは、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成されるとき、1オクテットの固定サイズであり、
上記存在フィールドは、上記1つまたはそれを上回る二次セルが、アップリンクが構成された7つを上回る二次セルを含むとき、4オクテットの固定サイズである、ステップと、
上記無線デバイスに、少なくとも上記PHR MAC CEを採用して、1つまたはそれを上回る制御コマンドを伝送するステップと、
を含む、方法。
(項目30)
上記PHR MAC CEは、論理チャネル識別子(LCID)フィールドを含む、サブヘッダと、長さフィールドとによって識別される、項目29に記載の方法。
(項目31)
上記存在フィールド内のビットは、1つまたはそれを上回る電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在するかどうかを示す、項目29に記載の方法。
(項目32)
上記基地局は、対応する二次セルが構成されないと、上記存在フィールド内のビットを無視する、項目29に記載の方法。
(項目33)
上記存在フィールド内のビットは、上記ビットが1に設定されると、1つまたはそれを上回る電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在することを示す、項目29に記載の方法。
(項目34)
上記存在フィールド内のビットは、上記ビットがゼロに設定されると、電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在しないことを示す、項目29に記載の方法。
(項目35)
上記1つまたはそれを上回る二次セルは、二次物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)二次セルを含む、項目29に記載の方法。
(項目36)
上記PHR MAC CEは、1つまたはそれを上回るタイプ1電力ヘッドルームフィールドおよび1つまたはそれを上回るタイプ2電力ヘッドルームフィールドを含む、項目29に記載の方法。
(項目37)
無線デバイスであって、
1つまたはそれを上回るプロセッサと、
命令を記憶するメモリであって、上記命令は、実行されると、上記無線デバイスに、
1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信することと、
1つまたはそれを上回る経路損失基準セル上で受信された信号を採用して、1つまたはそれを上回る経路損失値を測定することと、
上記1つまたはそれを上回る経路損失値を採用して、電力ヘッドルーム報告媒体アクセス制御制御要素(PHR MAC CE)の1つまたはそれを上回るフィールドを計算することと、
上記PHR MAC CEを伝送することと、
を行わせ、
上記PHR MAC CEは、1つまたはそれを上回る存在ビットを含む、存在フィールドを含み、
上記存在フィールドは、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成されるとき、1オクテットの固定サイズであり、
上記存在フィールドは、上記1つまたはそれを上回る二次セルが、アップリンクが構成された7つを上回る二次セルを含むとき、4オクテットの固定サイズである、メモリと、
を備える、無線デバイス。
(項目38)
上記PHR MAC CEは、サブヘッダによって識別され、上記サブヘッダは、論理チャネル識別子(LCID)フィールドと、長さフィールドとを含む、項目37に記載の無線デバイス。
(項目39)
上記存在フィールド内のビットは、1つまたはそれを上回る電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在するかどうかを示す、項目37に記載の無線デバイス。
(項目40)
上記存在フィールド内のビットは、上記ビットがゼロに設定されると、電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在しないことを示す、項目37に記載の無線デバイス。
(項目41)
方法であって、
無線デバイスによって、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信するステップと、
アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を受信するステップであって、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、上記A/D MAC CEは、1オクテットの固定サイズであり、そうでなければ、上記A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズである、ステップと、
上記A/D MAC CEに従って、上記1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルをアクティブ化または非アクティブ化するステップと、
を含む、方法。
(項目42)
方法であって、
無線デバイスによって、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信するステップと、
アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を受信するステップであって、上記構成パラメータが第1の基準を満たす場合、上記A/D MAC CEは、1オクテットの固定サイズであり、そうでなければ、上記A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズである、ステップと、
上記A/D MAC CEに従って、上記1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルをアクティブ化または非アクティブ化するステップと、
を含む、方法。
(項目43)
方法であって、
基地局によって、無線デバイスに、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを伝送するステップと、
アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を伝送するステップであって、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、上記A/D MAC CEは、1オクテットの固定サイズであり、そうでなければ、上記A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズである、ステップと、
上記A/D MAC CEに従って、上記1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルのステータスをアクティブ化または非アクティブ化するステップと、
を含む、方法。
(項目44)
方法であって、
無線デバイスによって、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信するステップと、
電力ヘッドルーム報告媒体アクセス制御制御要素(PHR MAC CE)の1つまたはそれを上回るフィールドを計算するステップと、
上記PHR MAC CEを伝送するステップであって、
上記PHR MAC CEは、複数の存在ビットを含む、存在フィールドを含み、
上記存在フィールドは、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成されるとき、1オクテットの固定サイズであり、
上記存在フィールドは、上記1つまたはそれを上回る二次セルが、アップリンクが構成された7つを上回る二次セルを含むとき、4オクテットの固定サイズである、ステップと、
を含む、方法。
(項目45)
方法であって、
基地局によって無線デバイスに、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを伝送するステップと、
複数の存在ビットを含む、存在フィールドを含む、電力ヘッドルーム報告媒体アクセス制御制御要素(PHR MAC CE)を受信するステップであって、
上記存在フィールドは、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成されるとき、1オクテットの固定サイズであり、
上記存在フィールドは、上記1つまたはそれを上回る二次セルが、アップリンクが構成された7つを上回る二次セルを含むとき、4オクテットの固定サイズである、ステップと、
を含む、方法。
(項目46)
無線デバイスであって、
1つまたはそれを上回るプロセッサと、
命令を記憶するメモリであって、上記命令は、実行されると、上記無線デバイスに、
1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信することと、
電力ヘッドルーム報告媒体アクセス制御制御要素(PHR MAC CE)の1つまたはそれを上回るフィールドを計算することと、
上記PHR MAC CEを伝送することと、
を行わせ、
上記PHR MAC CEは、1つまたはそれを上回る存在ビットを含む、存在フィールドを含み、
上記存在フィールドは、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成されるとき、1オクテットの固定サイズであり、
上記存在フィールドは、上記1つまたはそれを上回る二次セルが、アップリンクが構成された7つを上回る二次セルを含むとき、4オクテットの固定サイズである、メモリと、
を備える、無線デバイス。
(項目47)
方法であって、
無線デバイスによって、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信するステップと、
アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を受信するステップであって、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、上記A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子(LCID)を含む、第1のサブヘッダによって識別され、そうでなければ、上記A/D MAC CEは、上記第1のLCIDと異なる第2のLCIDを含む、第2のサブヘッダによって識別される、ステップと、
上記A/D MAC CEに従って、上記1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルをアクティブ化または非アクティブ化するステップと、
を含む、方法。
(項目48)
方法であって、
無線デバイスによって、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信するステップと、
アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を受信するステップであって、上記構成パラメータが第1の基準を満たす場合、上記A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子(LCID)を含む、第1のサブヘッダによって識別され、そうでなければ、上記A/D MAC CEは、上記第1のLCIDと異なる第2のLCIDを用いて第2のサブヘッダによって識別される、ステップと、
上記A/D MAC CEに従って、上記1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルをアクティブ化または非アクティブ化するステップと、
を含む、方法。
(項目49)
方法であって、
基地局によって、無線デバイスに、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを伝送するステップと、
アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を伝送するステップであって、上記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、上記A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子(LCID)を含む、第1のサブヘッダによって識別され、そうでなければ、上記A/D MAC CEは、上記第1のLCIDと異なる第2のLCIDを用いて第2のサブヘッダによって識別される、ステップと、
上記A/D MAC CEに従って、上記1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルのステータスをアクティブ化または非アクティブ化するステップと、
を含む、方法。
(項目50)
方法であって、
無線デバイスによって、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信するステップと、
電力ヘッドルーム報告媒体アクセス制御制御要素(PHR MAC CE)の1つまたはそれを上回るフィールドを計算するステップと、
上記PHR MAC CEを伝送するステップであって、
上記PHR MAC CEは、複数の存在ビットを含む、存在フィールドを含み、
上記存在フィールドは、上記構成パラメータが第1の基準を満たすと、1オクテットの固定サイズであり、
上記存在フィールドは、上記構成パラメータが第2の基準を満たすと、4オクテットの固定サイズである、
ステップと、
を含む、方法。
(項目51)
方法であって、
基地局によって無線デバイスに、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを伝送するステップと、
複数の存在ビットを含む、存在フィールドを含む、電力ヘッドルーム報告媒体アクセス制御制御要素(PHR MAC CE)を受信するステップであって、
上記存在フィールドは、上記構成パラメータが第1の基準を満たすと、1オクテットの固定サイズであり、
上記存在フィールドは、上記構成パラメータが第2の基準を満たすと、4オクテットの固定サイズである、ステップと、
を含む、方法。
(項目52)
無線デバイスであって、
1つまたはそれを上回るプロセッサと、
命令を記憶するメモリであって、上記命令は、実行されると、上記無線デバイスに、
1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信することと、
電力ヘッドルーム報告媒体アクセス制御制御要素(PHR MAC CE)の1つまたはそれを上回るフィールドを計算することと、
上記PHR MAC CEを伝送することと、
を行わせ、
上記PHR MAC CEは、1つまたはそれを上回る存在ビットを含む、存在フィールドを含み、
上記存在フィールドは、上記構成パラメータが第1の基準を満たすと、1オクテットの固定サイズであり、
上記存在フィールドは、上記構成パラメータが第2の基準を満たすと、4オクテットの固定サイズである、メモリと、
を備える、無線デバイス。
本発明の種々の実施形態のうちのいくつかの実施例が、図面を参照して本明細書に説明される。
図1は、本発明の実施形態のある側面による、OFDMサブキャリアの例示的セットを描写する、略図である。
図2は、本発明の実施形態のある側面による、キャリアグループ内の2つのキャリアに関する例示的伝送時間および受信時間を描写する、略図である。
図3は、本発明の実施形態のある側面による、OFDM無線リソースを描写する、図である。
図4は、本発明の実施形態のある側面による、基地局および無線デバイスのブロック図である。
図5A、図5B、図5C、および図5Dは、本発明の実施形態のある側面による、アップリンクおよびダウンリンク信号伝送に関する例示的略図である。
図6は、本発明の実施形態のある側面による、CAおよびDCを用いたプロトコル構造に関する例示的略図である。
図7は、本発明の実施形態のある側面による、CAおよびDCを用いたプロトコル構造に関する例示的略図である。
図8は、本発明の実施形態のある側面による、例示的TAG構成を示す。
図9は、本発明の実施形態のある側面による、二次TAG内のランダムアクセスプロセスにおける例示的メッセージフローである。
図10は、本発明の実施形態のある側面による、PUCCHグループへのセルの例示的グループ化である。
図11は、本発明の実施形態のある側面による、1つまたはそれを上回るPUCCHグループおよび1つまたはそれを上回るTAGグループへのセルの例示的グループ化を図示する。
図12は、本発明の実施形態のある側面による、1つまたはそれを上回るPUCCHグループおよび1つまたはそれを上回るTAGグループへのセルの例示的グループ化を図示する。
図13は、本発明の実施形態のある側面による、例示的MAC PDUである。
図14Aおよび14Bは、例示的実施形態のある側面による、例示的アクティブ化/非アクティブ化MAC CEである。
図15は、例示的実施形態のある側面による、A/D MAC CEのための例示的MACサブヘッダである。
図16Aおよび16Bは、例示的実施形態のある側面による、LCIDおよびMAC CEの実施例である。
図17Aおよび17Bは、例示的実施形態のある側面による、PHR MAC CE存在フィールドの実施例である。
図18Aおよび18Bは、例示的実施形態のある側面による、PHR MAC CEの実施例である。
図19は、例示的実施形態のある側面による、PHR MAC CEサブヘッダの実施例である。
図20は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図21は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図22は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図23は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
以下の略語は、本開示の全体を通して使用される。
ASIC 特定用途向け集積回路
BPSK 二位相偏移変調
CA キャリアアグリゲーション
CSI チャネル状態情報
CDMA 符号分割多重アクセス
CSS 共通検索空間
CPLD 複合プログラマブル論理デバイス
CC コンポーネントキャリア
DL ダウンリンク
DCI ダウンリンク制御情報
DC デュアルコネクティビティ
EPC 進化型パケットコア
E−UTRAN 進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
FPGA フィールドプログラマブルゲートアレイ
FDD 周波数分割多重化
HDL ハードウェア記述言語
HARQ ハイブリッド自動反復要求
IE 情報要素
LTE ロング・ターム・エボリューション
MCG マスタセルグループ
MeNB マスタ進化型ノードB
MIB マスタ情報ブロック
MAC 媒体アクセス制御
MAC 媒体アクセス制御
MME モビリティ管理エンティティ
NAS 非アクセス層
OFDM 直交周波数分割多重化
PDCP パケットデータ収束プロトコル
PDU パケットデータユニット
PHY 物理
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PHICH 物理HARQインジケータチャネル
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
PCell 一次セル
PCell 一次セル
PCC 一次コンポーネントキャリア
PSCell 一次二次セル
pTAG 一次タイミングアドバンスグループ
QAM 直交振幅変調
QPSK 直交位相偏移変調
RBG リソースブロックグループ
RLC 無線リンク制御
RRC 無線リソース制御
RA ランダムアクセス
RB リソースブロック
SCC 二次コンポーネントキャリア
SCell 二次セル
SCell 二次セル
SCG 二次セルグループ
SeNB 二次進化型ノードB
sTAG 二次タイミングアドバンスグループ
SDU サービスデータユニット
S−GW サービングゲートウェイ
SRB 信号伝達無線ベアラ
SC−OFDM 単一キャリア−OFDM
SFN システムフレーム数
SIB システム情報ブロック
TAI 追跡エリア識別子
TAT 時間整合タイマ
TDD 時分割複信
TDMA 時分割多重アクセス
TA タイミングアドバンス
TAG タイミングアドバンスグループ
TB トランスポートブロック
UL アップリンク
UE ユーザ機器
VHDL VHSICハードウェア記述言語
本発明の例示的実施形態は、種々の物理層変調および伝送機構を使用して実装されてもよい。例示的伝送機構として、限定ではないが、CDMA、OFDM、TDMA、ウェーブレット技術、および/または同等物が挙げられ得る。TDMA/CDMAおよびOFDM/CDMA等のハイブリッド伝送機構もまた、採用されてもよい。種々の変調スキームが、物理層内の信号伝送のために適用されてもよい。変調スキームの実施例として、限定ではないが、位相、振幅、コード、これらの組み合わせ、および/または同等物が挙げられる。例示的無線伝送方法は、BPSK、QPSK、16−QAM、64−QAM、256−QAM、および/または同等物を使用して、QAMを実装し得る。物理無線伝送は、伝送要件および無線条件に応じて、変調およびコーディングスキームを動的または半動的に変化させることによって強化され得る。
図1は、本発明の実施形態のある側面による、OFDMサブキャリアの例示的セットを描写する、略図である。本実施例に図示されるように、略図内の矢印は、マルチキャリアOFDMシステム内のサブキャリアを描写し得る。OFDMシステムは、OFDM技術、SC−OFDM技術、または同等物等の技術を使用してもよい。例えば、矢印101は、サブキャリア伝送情報シンボルを示す。図1は、例証目的のためのものであって、典型的マルチキャリアOFDMシステムは、キャリア内により多くのサブキャリアを含んでもよい。例えば、キャリア内のサブキャリアの数は、10〜10,000サブキャリアの範囲内であってもよい。図1は、伝送バンド内の2つのガードバンド106および107を示す。図1に図示されるように、ガードバンド106は、サブキャリア103とサブキャリア104との間にある。サブキャリアA102の例示的セットは、サブキャリア103と、サブキャリア104とを含む。図1はまた、サブキャリアB105の例示的セットを図示する。図示されるように、サブキャリアB105の例示的セット内には、任意の2つのサブキャリアの間にガードバンドが存在しない。マルチキャリアOFDM通信システム内のキャリアは、連続的キャリア、非連続的キャリア、または連続的および非連続的キャリア両方の組み合わせであってもよい。
図2は、本発明の実施形態のある側面による、2つのキャリアに関する例示的伝送時間および受信時間を描写する、略図である。マルチキャリアOFDM通信システムは、例えば、1〜10キャリアに及ぶ、1つまたはそれを上回るキャリアを含んでもよい。キャリアA204およびキャリアB205は、同一または異なるタイミング構造を有してもよい。図2は、2つの同期されたキャリアを示すが、キャリアA204およびキャリアB205は、相互に同期されてもよい、またはそうではなくてもよい。異なる無線フレーム構造は、FDDおよびTDD複信機構のためにサポートされてもよい。図2は、例示的FDDフレームタイミングを示す。ダウンリンクおよびアップリンク伝送は、無線フレーム201の中に編成されてもよい。本実施例では、無線フレーム持続時間は、10ミリ秒である。他のフレーム持続時間、例えば、1〜100ミリ秒の範囲内もまた、サポートされてもよい。本実施例では、各10ミリ秒無線フレーム201は、10の等サイズのサブフレーム202に分割されてもよい。0.5ミリ秒、1ミリ秒、2ミリ秒、および5ミリ秒を含む、他のサブフレーム持続時間もまた、サポートされてもよい。サブフレームは、2つまたはそれを上回るスロット(例えば、スロット206および207)から成ってもよい。FDDの実施例に関して、10のサブフレームが、各10ミリ秒間隔において、ダウンリンク伝送のために利用可能であってもよく、10のサブフレームが、アップリンク伝送のために利用可能であってもよい。アップリンクおよびダウンリンク伝送は、周波数ドメイン内で分離されてもよい。スロットは、複数のOFDMシンボル203を含んでもよい。スロット206内のOFDMシンボル203の数は、サイクリックプレフィックス長およびサブキャリア間隔に依存し得る。
図3は、本発明の実施形態のある側面による、OFDM無線リソースを描写する、略図である。時間304および周波数305内のリソースグリッド構造が、図3に図示される。ダウンリンクサブキャリアまたはRBの数量(本実施例では、6〜100RB)は、少なくとも部分的に、セル内で構成されたダウンリンク伝送帯域幅306に依存し得る。最小無線リソースユニットは、リソース要素(例えば、301)と呼ばれ得る。リソース要素は、リソースブロック(例えば、302)にグループ化されてもよい。リソースブロックは、リソースブロックグループ(RBG)(例えば、303)と呼ばれるより大きい無線リソースにグループ化されてもよい。スロット206内で伝送される信号は、複数のサブキャリアおよび複数のOFDMシンボルの1つまたはいくつかのリソースグリッドによって記述され得る。リソースブロックは、リソース要素へのある物理チャネルのマッピングを記述するために使用されてもよい。物理リソース要素の他の事前に定義されたグループ化も、無線技術に応じて、システム内に実装されてもよい。例えば、24のサブキャリアが、5ミリ秒の持続時間の間、無線ブロックとしてグループ化されてもよい。例証的実施例では、リソースブロックは、時間ドメイン内の1つのスロットおよび周波数ドメイン内の180kHzに対応し得る(15KHzサブキャリア帯域幅および12のサブキャリアに関して)。
図5A、図5B、図5C、および図5Dは、本発明の実施形態のある側面による、アップリンクおよびダウンリンク信号伝送のための例示的略図である。図5Aは、例示的アップリンク物理チャネルを示す。物理アップリンク共有チャネルを表すベースバンド信号は、以下のプロセスを行い得る。これらの機能は、実施例として図示され、種々の実施形態では、他の機構が実装されてもよいことが予期される。そのような機能として、スクランブリング、複素数値シンボルを生成するためのスクランブリングされたビットの変調、1つまたはいくつかの伝送層上への複素数値変調シンボルのマッピング、複素数値シンボルを生成するための変換プリコーディング、複素数値シンボルのプリコーディング、リソース要素へのプリコーディングされた複素数値シンボルのマッピング、アンテナポート毎の複素数値時間ドメインSC−FDMA信号の生成、および/または同等物が挙げられ得る。
アンテナポート毎の複素数値SC−FDMAベースバンド信号および/または複素数値PRACHベースバンド信号のキャリア周波数への例示的変調および上方変換は、図5Bに示される。フィルタリングが、伝送に先立って採用されてもよい。
ダウンリンク伝送のための例示的構造は、図5Cに示される。ダウンリンク物理チャネルを表すベースバンド信号は、以下のプロセスを行い得る。これらの機能は、実施例として図示され、種々の実施形態では、他の機構が実装されてもよいことが予期される。そのような機能として、物理チャネル上で伝送されるべきコードワードのそれぞれ内のコード化されたビットのスクランブリング、複素数値変調シンボルを生成するためのスクランブリングされたビットの変調、1つまたはいくつかの伝送層上への複素数値変調シンボルのマッピング、アンテナポート上での伝送のための各層上での複素数値変調シンボルのプリコーディング、リソース要素へのアンテナポート毎の複素数値変調シンボルのマッピング、アンテナポート毎の複素数値時間ドメインOFDM信号の生成、および/または同等物が挙げられる。
アンテナポート毎の複素数値OFDMベースバンド信号のキャリア周波数への例示的変調および上方変換は、図5Dに示される。フィルタリングが、伝送に先立って採用されてもよい。
図4は、本発明の実施形態のある側面による、基地局401および無線デバイス406の例示的ブロック図である。通信ネットワーク400は、少なくとも1つの基地局401と、少なくとも1つの無線デバイス406とを含んでもよい。基地局401は、少なくとも1つの通信インターフェース402と、少なくとも1つのプロセッサ403と、非一過性メモリ404内に記憶され、少なくとも1つのプロセッサ403によって実行可能な少なくとも1セットのプログラムコード命令405とを含んでもよい。無線デバイス406は、少なくとも1つの通信インターフェース407と、少なくとも1つのプロセッサ408と、非一過性メモリ409内に記憶され、少なくとも1つのプロセッサ408によって実行可能な少なくとも1セットのプログラムコード命令410とを含んでもよい。基地局401内の通信インターフェース402は、少なくとも1つの無線リンク411を含む、通信経路を介して、無線デバイス406内の通信インターフェース407との通信に従事するように構成されてもよい。無線リンク411は、双方向リンクであってもよい。無線デバイス406内の通信インターフェース407はまた、基地局401内の通信インターフェース402との通信に従事するように構成されてもよい。基地局401および無線デバイス406は複数の周波数キャリアを使用して、無線リンク411を経由して、データを送受信するように構成されてもよい。実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、送受信機が、採用されてもよい。送受信機は、送信機および受信機の両方を含む、デバイスである。送受信機は、無線デバイス、基地局、中継ノード、および/または同等物等のデバイス内で採用されてもよい。通信インターフェース402、407および無線リンク411内で実装される無線技術のための例示的実施形態は、図1、図2、図3、図5、および関連付けられた文書に図示される。
インターフェースは、ハードウェアインターフェース、ファームウェアインターフェース、ソフトウェアインターフェース、および/またはそれらの組み合わせであってもよい。ハードウェアインターフェースは、コネクタ、ワイヤ、ドライバ等の電子デバイス、増幅器、および/または同等物を含んでもよい。ソフトウェアインターフェースは、メモリデバイス内に記憶され、プロトコル、プロトコル層、通信ドライバ、デバイスドライバ、それらの組み合わせ、および/または同等物を実装する、コードを含んでもよい。ファームウェアインターフェースは、埋設されるハードウェアと、メモリデバイス内に記憶され、および/またはそれと通信し、接続、電子デバイス動作、プロトコル、プロトコル層、通信ドライバ、デバイスドライバ、ハードウェア動作、それらの組み合わせ、および/または同等物を実装する、コードの組み合わせを含んでもよい。
用語「構成される」とは、デバイスが動作または非動作状態にあるかどうかにかかわらず、デバイスの能力に関し得る。「構成される」はまた、デバイスが動作または非動作状態にあるかどうかにかかわらず、デバイスの動作特性をもたらす、デバイス内の具体的設定を指し得る。言い換えると、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、レジスタ、メモリ値、および/または同等物は、デバイスが動作または非動作状態にあるかどうかにかかわらず、デバイスに具体的特性を提供するようにデバイス内で「構成」され得る。「デバイス内で生じさせるための制御メッセージ」等の用語は、制御メッセージが、デバイスが動作または非動作状態にあるかどうかにかかわらず、デバイス内の具体的特性を構成するために使用され得る、パラメータを有することを意味し得る。
実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、LTEネットワークは、多数の基地局を含み、ユーザプレーンPDCP/RLC/MAC/PHYおよび制御プレーン(RRC)プロトコル終端を無線デバイスに向かって提供してもよい。基地局は、他の基地局と相互接続されてもよい(例えば、X2インターフェースを採用する)。基地局はまた、例えば、EPCへのS1インターフェースを採用して接続されてもよい。例えば、基地局は、S1−MMEインターフェースを採用してMMEと、S1−Uインターフェースを採用してS−Gとに相互接続されてもよい。S1インターフェースは、MME/サービングゲートウェイと基地局との間の多対多関係をサポートしてもよい。基地局は、多くのセクタ、例えば、1、2、3、4、または6つのセクタを含んでもよい。基地局は、多くのセル、例えば、1〜50セルまたはそれを上回って含んでもよい。セルは、例えば、一次セルまたは二次セルとしてカテゴリ化されてもよい。RRC接続確立/再確立/ハンドオーバでは、1つのサービングセルが、NAS(非アクセス層)モビリティ情報(例えば、TAI)を提供してもよく、RRC接続再確立/ハンドオーバでは、1つのサービングセルが、セキュリティ入力を提供してもよい。本セルは、一次セル(PCell)と称され得る。ダウンリンクでは、PCellに対応するキャリアは、ダウンリンク一次コンポーネントキャリア(DLPCC)であり得る一方、アップリンクでは、アップリンク一次コンポーネントキャリア(ULPCC)であり得る。無線デバイス能力に応じて、二次セル(SCell)が、PCellのセットサービングセルとともに形成されるように構成されてもよい。ダウンリンクでは、SCellに対応するキャリアは、ダウンリンク二次コンポーネントキャリア(DL SCC)であり得る一方、アップリンクでは、アップリンク二次コンポーネントキャリア(UL SCC)であり得る。SCellは、アップリンクキャリアを有してもよい、またはそうではなくてもよい。
ダウンリンクキャリアと、随意に、アップリンクキャリアとを含む、セルは、物理セルIDおよびセルインデックスが割り当てられてもよい。キャリア(ダウンリンクまたはアップリンク)は、1つのみのセルに属してもよい。セルIDまたはセルインデックスはまた、セルのダウンリンクキャリアまたはアップリンクキャリアを識別し得る(それが使用される状況に応じて)。本明細書では、セルIDは、キャリアIDとも称され得、セルインデックスは、キャリアインデックスと称され得る。実装では、物理セルIDまたはセルインデックスは、セルが割り当てられてもよい。セルIDは、ダウンリンクキャリア上で伝送される同期信号を使用して、判定されてもよい。セルインデックスは、RRCメッセージを使用して、判定されてもよい。例えば、本明細書が、第1のダウンリンクキャリアに関する第1の物理セルIDを指すとき、本明細書は、第1の物理セルIDが第1のダウンリンクキャリアを含むセルに関するものであることを意味し得る。同一概念は、例えば、キャリアアクティブ化にも適用され得る。本明細書が、第1のキャリアがアクティブ化されることを示すとき、本明細書は、第1のキャリアを含むセルがアクティブ化されることも意味し得る。
実施形態は、必要に応じて、動作するように構成されてもよい。開示される機構は、ある基準が、例えば、無線デバイス、基地局、無線環境、ネットワーク、前述の組み合わせ、および/または同等物内で満たされるときに行われてもよい。例示的基準は、少なくとも部分的に、例えば、トラフィック負荷、初期システム設定、パケットサイズ、トラフィック特性、前述の組み合わせ、および/または同等物に基づいてもよい。1つまたはそれを上回る基準が満たされると、種々の例示的実施形態が、適用されてもよい。したがって、開示されるプロトコルを選択的に実装する例示的実施形態を実装することが可能であり得る。
基地局が、無線デバイスの混合と通信し得る。無線デバイスは、複数の技術および/または同一技術の複数のリリースをサポートしてもよい。無線デバイスは、その無線デバイスカテゴリおよび/または能力に応じて、いくつかの具体的能力を有してもよい。基地局は、複数のセクタを含んでもよい。本開示が、複数の無線デバイスと通信する基地局を指すとき、本開示は、サービスエリア内の総無線デバイスのサブセットを指し得る。本開示は、例えば、所与の能力を伴い、基地局の所与のセクタ内にある、所与のLTEリリースの複数の無線デバイスを指し得る。本開示における複数の無線デバイスは、選択された複数の無線デバイス、および/または開示される方法に従って機能する、サービスエリア内の総無線デバイスのサブセット、および/または同等物を指し得る。サービスエリア内には、例えば、それらの無線デバイスがLTE技術のより古いリリースに基づいて機能するため、開示される方法に準拠し得ない、複数の無線デバイスが存在し得る。
図6および図7は、本発明の実施形態のある側面による、CAおよびDCを用いたプロトコル構造のための例示的略図である。E−UTRANは、デュアルコネクティビティ(DC)動作をサポートしてもよく、それによって、RRC_CONNECTED内の複数のRX/TX UEは、X2インターフェースを経由して非理想的バックホールを介して接続される2つのeNB内に位置する2つのスケジューラによって提供される、無線リソースを利用するように構成され得る。あるUEのためのDCに関わるeNBは、2つの異なる役割をし得る。すなわち、eNBは、MeNBまたはSeNBのいずれかとして作用し得る。DCでは、UEは、1つのMeNBおよび1つのSeNBに接続されてもよい。DCにおいて実装される機構は、2つを上回るeNBを網羅するように拡張されてもよい。図7は、マスタセルグループ(MCG)および二次セルグループ(SCG)が構成されるときのUE側MACエンティティのための一例示的構造を図示し、これは、実装を制限し得ない。媒体ブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)受信は、便宜上、本図には示されない。
DCでは、特定のベアラが使用する、無線プロトコルアーキテクチャは、ベアラが設定される方法に依存し得る。図6に示されるように、MCGベアラ、SCGベアラ、および分割ベアラの3つの代替が、存在し得る。RRCは、MeNB内に位置してもよく、SRBは、MCGベアラタイプとして構成されてもよく、MeNBの無線リソースを使用してもよい。DCはまた、SeNBによって提供される無線リソースを使用するように構成される少なくとも1つのベアラを有するように説明され得る。DCは、本発明の例示的実施形態において構成/実装されてもよい、またはそうではなくてもよい。
DCの場合、UEは、2つのMACエンティティ、すなわち、MeNBのための1つのMACエンティティと、SeNBのための1つのMACエンティティとを用いて構成されてもよい。DCでは、UEのためのサービングセルの構成されたセットは、2つのサブセット、すなわち、MeNBのサービングセルを含有するマスタセルグループ(MCG)と、SeNBのサービングセルを含有する二次セルグループ(SCG)とを含んでもよい。SCGに関して、以下のうちの1つまたはそれを上回るものが当てはまり得る。すなわち、SCG内の少なくとも1つのセルは、構成されたUL CCを有し、PSCellと称される(またはSCGのPCellもしくはPCellとも呼ばれる)、それらのうちの1つは、PUCCHリソースを用いて構成される。SCGが構成されると、少なくとも1つのSCGベアラまたは1つの分割ベアラが、存在し得る。PSCell上の物理層問題もしくはランダムアクセス問題の検出に応じて、またはSCGと関連付けられたRLC再伝送の最大数に達すると、またはSCG追加またはSCG変更の間のPSCell上のアクセス問題の検出に応じて、RRC接続再確立プロシージャは、トリガされない場合があり、SCGのセルに向かうUL伝送は、停止され、MeNBは、UEによってSCG障害タイプが知らされ得、分割ベアラに関しては、MeNBを経由したDLデータ転送が維持される。RLC AMベアラは、分割ベアラのために構成されてもよい。PCellのように、PSCellは、非アクティブ化されない場合がある。PSCellは、SCG変更に伴って(例えば、セキュリティキー変更およびRACHプロシージャに伴って)変更され得、および/または分割ベアラとSCGベアラとの間の直接ベアラタイプ変更もしくはSCGおよび分割ベアラの同時構成のいずれも、サポートされない。
MeNBとSeNBとの間の相互作用に関して、以下の原理のうちの1つまたはそれを上回るものが、当てはまり得る。すなわち、MeNBは、UEのRRM測定構成を維持し得、(例えば、受信された測定報告またはトラフィック条件またはベアラタイプに基づいて)SeNBに、UEのための付加的リソース(サービングセル)を提供するように求めることを決定し得る。MeNBからの要求の受信に応じて、SeNBは、UEのための付加的サービングセルの構成をもたらし得る、コンテナを作成し得る(またはそのために利用可能なリソースを有していないことを決定する)。UE能力協調に関して、MeNBは、AS構成およびUE能力(その一部)をSeNBに提供し得る。MeNBおよびSeNBは、X2メッセージ内で搬送されるRRCコンテナ(ノード間メッセージ)を採用することによって、UE構成についての情報を交換し得る。SeNBは、その既存のサービングセル(例えば、SeNBに向かうPUCCH)の再構成を開始し得る。SeNBは、どのセルがSCG内のPSCellかを決定し得る。MeNBは、SeNBによって提供されるRRC構成のコンテンツを変更し得る。SCG追加およびSCG SCell追加の場合、MeNBは、SCGセルのための最新測定結果を提供し得る。MeNBおよびSeNBは両方とも、OAMによって相互のSFNおよびサブフレームオフセットを把握し得る(例えば、測定ギャップのDRX整合および識別の目的のために)。実施例では、新しいSCG SCellを追加するとき、専用RRC信号伝達が、SCGのPSCellのMIBから取得されたSFNを除き、CAに関するセルの要求されるシステム情報を送信するために使用され得る。
実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、同一時間整合(TA)が適用されるアップリンクを有する、サービングセルは、TAグループ(TAG)内でグループ化されてもよい。1つのTAG内のサービングセルは、同一タイミング基準を使用してもよい。所与のTAGに関して、ユーザ機器(UE)は、所与の時間におけるタイミング基準として、1つのダウンリンクキャリアを使用してもよい。UEは、TAGのためのタイミング基準として、そのTAG内でダウンリンクキャリアを使用してもよい。所与のTAGに関して、UEは、同一TAGに属するアップリンクキャリアのアップリンクサブフレームおよびフレーム伝送タイミングを同期させてもよい。実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、同一TAが適用されるアップリンクを有する、サービングセルは、同一受信機によってホストされるサービングセルに対応し得る。TAグループは、アップリンクが構成された少なくとも1つのサービングセルを含んでもよい。複数のTAをサポートするUEは、2つまたはそれを上回るTAグループをサポートしてもよい。1つのTAグループは、PCellを含有してもよく、一次TAG(pTAG)と呼ばれ得る。複数のTAG構成では、少なくとも1つのTAグループは、PCellを含有しなくてもよく、二次TAG(sTAG)と呼ばれ得る。同一TAグループ内のキャリアは、同一TA値および同一タイミング基準を使用してもよい。DCが構成されると、セルグループ(MCGまたはSCG)に属するセルは、pTAGおよび1つまたはそれを上回るsTAGを含む、複数のTAGにグループ化されてもよい。
図8は、本発明の実施形態のある側面による、例示的TAG構成を示す。実施例1では、pTAGは、PCellを含み、sTAGは、SCell1を含む。実施例2では、pTAGは、PCellおよびSCell1を含み、sTAGは、SCell2およびSCell3を含む。実施例3では、pTAGは、PCellおよびSCell1を含み、sTAG1は、SCell2およびSCell3を含み、sTAG2は、SCell4を含む。最大4つのTAGが、セルグループ(MCGまたはSCG)内でサポートされてもよく、他の例示的TAG構成もまた、提供されてもよい。本開示における種々の実施例では、例示的機構は、pTAGおよびsTAGに関して説明される。一例示的sTAGに伴う動作が、説明され、同一動作は、他のsTAGにも適用可能であり得る。例示的機構は、複数のsTAGを伴う構成に適用されてもよい。
実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、TA維持、経路損失基準ハンドリング、およびpTAGのためのタイミング基準は、MCGおよび/またはSCG内では、LTEリリース10原理に従い得る。UEは、ダウンリンク経路損失を測定し、アップリンク伝送電力を計算する必要があり得る。経路損失基準は、アップリンク電力制御および/またはランダムアクセスプリアンブルの伝送のために使用されてもよい。UEは、経路損失基準セル上で受信された信号を使用して、ダウンリンク経路損失を測定してもよい。pTAG内のSCellに関して、セルに関する経路損失基準の選択肢は、以下の2つのオプションから選択される、および/またはそれに限定されてもよい。a)システム情報ブロック2(SIB2)を使用して、アップリンクSCellにリンクされたダウンリンクSCell、およびb)ダウンリンクpCell。pTAG内のSCellに関する経路損失基準は、SCell初期構成および/または再構成の一部として、RRCメッセージを使用して構成可能であり得る。実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、SCell構成のPhysicalConfigDedicatedSCell情報要素(IE)は、pTAG内のSCellに関する経路損失基準SCell(ダウンリンクキャリア)を含んでもよい。システム情報ブロック2(SIB2)を使用してアップリンクSCellにリンクされたダウンリンクSCellは、SCellのSIB2リンクダウンリンクと称され得る。異なるTAGは、異なるバンド内で動作し得る。sTAG内のアップリンクキャリアに関して、経路損失基準は、SCellのシステム情報ブロック2(SIB2)を使用してアップリンクSCellにリンクされたダウンリンクSCellにのみ構成可能であり得る。
sTAGのための初期アップリンク(UL)時間整合を得るために、eNBは、RAプロシージャを開始してもよい。sTAGでは、UEは、タイミング基準セルとして、本sTAGから任意のアクティブ化されたSCellのうちの1つを使用してもよい。例示的実施形態では、sTAG内のSCellに関するタイミング基準は、最新RAプロシージャに関するプリアンブルが送信されたSCellのSIB2リンクダウンリンクであってもよい。TAグループあたり、1つのタイミング基準と、1つの時間整合タイマ(TAT)とが存在してもよい。TAGのためのTATは、異なる値を用いて構成されてもよい。MACエンティティでは、pTAGと関連付けられたTATが満了すると、全TATが、満了したと見なされてもよく、UEは、サービングセルのHARQバッファをフラッシュしてもよく、UEは、任意の構成されたダウンリンク割当/アップリンクグラントをクリアしてもよく、UE内のRRCは、全構成されたサービングセルに関するPUCCH/SRSを解放してもよい。pTAG TATが起動中ではないとき、sTAG TATも、起動中ではなくてもよい。sTAGと関連付けられたTATが満了すると、a)SRS伝送は、対応するSCell上で停止されてもよく、b)SRS RRC構成は、解放されてもよく、c)対応するSCellに関するCSI報告構成は、維持されてもよく、および/またはd)UE内のMACは、対応するSCellのアップリンクHARQバッファをフラッシュしてもよい。
eNBは、アクティブ化されるSCellに関するPDCCH順序を介して、RAプロシージャを開始してもよい。本PDCCH順序は、本SCellのスケジューリングセル上で送信されてもよい。クロスキャリアスケジューリングがセルのために構成されるとき、スケジューリングセルは、プリアンブル伝送のために採用されるセルと異なってもよく、PDCCH順序は、SCellインデックスを含んでもよい。少なくとも非競合ベースのRAプロシージャが、sTAGに割り当てられるSCellのためにサポートされてもよい。
図9は、本発明の実施形態のある側面による、二次TAG内のランダムアクセスプロセスにおける例示的メッセージフローである。eNBは、アクティブ化コマンド600を伝送し、SCellをアクティブ化する。プリアンブル602(Msg1)が、sTAGに属するSCell上のPDCCH順序601に応答して、UEによって送信されてもよい。例示的実施形態では、SCellに関するプリアンブル伝送は、PDCCHフォーマット1Aを使用して、ネットワークによって制御されてもよい。SCell上のプリアンブル伝送に応答したMsg2メッセージ603(RAR:ランダムアクセス応答)は、PCell共通検索空間(CSS)内のRA−RNTIにアドレス指定されてもよい。アップリンクパケット604は、プリアンブルが伝送されたSCell上で伝送されてもよい。
実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、初期タイミング整合は、ランダムアクセスプロシージャを通して達成されてもよい。これは、UEがランダムアクセスプリアンブルを伝送し、eNBがランダムアクセス応答ウィンドウ内で初期TAコマンドNTA(タイミングアドバンスの量)に応答することを伴い得る。ランダムアクセスプリアンブルの開始は、NTA=0をとるUEでは、対応するアップリンクサブフレームの開始と整合され得る。eNBは、UEによって伝送されるランダムアクセスプリアンブルからアップリンクタイミングを推定してもよい。TAコマンドは、所望のULタイミングと実際のULタイミングとの間の差異の推定に基づいて、eNBによって導出されてもよい。UEは、プリアンブルが伝送されるsTAGの対応するダウンリンクに対して初期アップリンク伝送タイミングを判定してもよい。
TAGへのサービングセルのマッピングは、サービングeNBによって、RRC信号伝達を用いて構成されてもよい。TAG構成および再構成のための機構は、RRC信号伝達に基づいてもよい。実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、eNBがSCell追加構成を行うとき、関連TAG構成が、SCellのために構成されてもよい。例示的実施形態では、eNBは、SCellを除去(解放)し、更新されたTAG IDを用いて新しいSCellを追加(構成)する(同一物理セルIDおよび周波数を用いて)ことによって、SCellのTAG構成を修正してもよい。更新されたTAG IDを伴う新しいSCellは、最初に、更新されたTAG IDが割り当てられた後、非アクティブであってもよい。eNBは、更新された新しいSCellをアクティブ化し、アクティブ化されたSCell上でスケジューリングパケットを始動させてもよい。例示的実装では、SCellと関連付けられたTAGを変更することは可能ではない場合があり、むしろ、SCellは、除去される必要があり得、新しいSCellが、別のTAGと追加される必要があり得る。例えば、SCellをsTAGからpTAGに移動させる必要がある場合、少なくとも1つのRRCメッセージ、例えば、少なくとも1つのRRC再構成メッセージが、UEに送信され、SCellを解放することによって、TAG構成を再構成し、次いで、SCellをpTAGの一部として構成してもよい(SCellが、TAGインデックスを伴わずに追加/構成されるとき、SCellは、pTAGに明示的に割り当てられてもよい)。PCellは、そのTAグループを変更し得ず、常時、pTAGのメンバであり得る。
RRC接続再構成プロシージャの目的は、RRC接続を修正する(例えば、RBを確立、修正、および/または解放する、ハンドオーバを行う、測定を設定、修正、および/または解放する、SCellを追加、修正、および/または解放する)ことであり得る。受信されたRRC接続再構成メッセージが、sCellToReleaseListを含む場合、UEは、SCell解放を行ってもよい。受信されたRRC接続再構成メッセージが、sCellToAddModListを含む場合、UEは、SCell追加または修正を行ってもよい。
LTEリリース−10およびリリース−11CAでは、PUCCHは、PCell(PSCell)上のみeNBに伝送される。LTE−リリース12およびそれ以前では、UEは、PUCCH情報を1つのセル(PCellまたはPSCell)上で所与のeNBに伝送し得る。
CA対応UEの数、また、アグリゲーションされたキャリアの数が増加するにつれて、PUCCHの数、また、PUCCHペイロードサイズも、増加し得る。PCell上のPUCCH伝送への対応は、PCell上の高PUCCH負荷につながり得る。SCell上のPUCCHは、PUCCHリソースをPCellからオフロードするために導入されてもよい。1つを上回るPUCCH、例えば、PCell上のPUCCHおよびSCell上の別のPUCCHが、構成されてもよい。図10は、本発明の実施形態のある側面による、PUCCHグループへのセルの例示的グループ化である。例示的実施形態では、1つ、2つ、またはそれを上回るセルが、CSI/ACK/NACKを基地局に伝送するために、PUCCHリソースを用いて構成されてもよい。セルは、複数のPUCCHグループにグループ化されてもよく、グループ内の1つまたはそれを上回るセルが、PUCCHを用いて構成されてもよい。例示的構成では、1つのSCellが、1つのPUCCHグループに属してもよい。構成されたPUCCHが基地局に伝送される、SCellは、PUCCH SCellと呼ばれ得、共通PUCCHリソースが同一基地局に伝送される、セルグループは、PUCCHグループと呼ばれ得る。
リリース−12では、PUCCHは、PCellおよび/またはPSCell上で構成されることができるが、他のSCell上では構成されることができない。例示的実施形態では、UEは、UEがPCellおよびSCell上でのPUCCH構成をサポートすることを示す、メッセージを伝送してもよい。そのようなインジケーションは、UEによるデュアルコネクティビティサポートのインジケーションと別個であってもよい。例示的実施形態では、UEは、DCおよびPUCCHグループの両方をサポートしてもよい。例示的実施形態では、両方ではなく、DCまたはPUCCHグループのいずれかが、構成されてもよい。別の例示的実施形態では、DCおよびPUCCHグループの両方を含む、より複雑な構成が、サポートされてもよい。
UEが、PUCCHグループを構成可能であるとき、かつUEが、同時PUCCH/PUSCH伝送能力をサポートすることを示す場合、UEがPCellおよびSCellの両方上で同時PUCCH/PUSCH伝送をサポートすることを含意し得る。複数のPUCCHグループが構成されるとき、PUCCHは、同時PUCCH/PUSCH伝送を用いて構成されてもよい、またはそうではなくてもよい。
例示的実施形態では、2つのサービングセル上の基地局へのPUCCH伝送は、図10に示されるように、実現されてもよい。セルの第1のグループは、PCell上でPUCCHを採用してもよく、PUCCHグループ1または一次PUCCHグループと呼ばれ得る。セルの第2のグループは、SCell上でPUCCHを採用してもよく、PUCCHグループ2または二次PUCCHグループと呼ばれ得る。1つ、2つ、またはそれを上回るPUCCHグループが、構成されてもよい。実施例では、セルは、2つのPUCCHグループにグループ化されてもよく、各PUCCHグループは、PUCCHリソースを用いるセルを含んでもよい。PCellは、一次PUCCHグループのためのPUCCHリソースを提供してもよく、二次PUCCHグループ内のSCellは、二次PUCCHグループ内のセルのためのPUCCHリソースを提供してもよい。例示的実施形態では、異なるPUCCHグループ内のセル間のクロスキャリアスケジューリングは、構成されなくてもよい。異なるPUCCHグループ内のセル間のクロスキャリアスケジューリングが構成されないとき、PHICHチャネル上のACK/NACKは、PUCCHグループ内に限定されてもよい。ダウンリンクおよびアップリンクスケジューリングアクティビティは両方とも、異なるPUCCHグループに属するセル間で別個であってもよい。
SCell上のPUCCHは、HARQ−ACKおよびCSI情報を搬送してもよい。PCellは、PUCCHリソースを用いて構成されてもよい。例示的実施形態では、SCell上のPUCCHのためのSCell PUCCH電力制御に関するRRCパラメータは、PCell PUCCHのものと異なり得る。SCell上のPUCCHのための電力制御コマンドの伝送は、PUCCHを搬送するSCell上のDCI内で伝送されてもよい。
PUCCH伝送に関するUEプロシージャは、PUCCHグループ間で異なる、および/または独立し得る。例えば、DL HARQ−ACKタイミングの判定、HARQ−ACKおよび/またはCSIのためのPUCCHリソース判定、PUCCH上の同時HARQ−ACK+CSIの高次層構成、1つのサブフレーム内の同時HARQ−ACK+SRSの高次層構成は、PUCCH PCellおよびPUCCH SCellに関して異なるように構成されてもよい。
PUCCHグループは、RRCによって構成されたサービングセルのグループであって、PUCCHの伝送のために、グループ内の同一サービングセルを使用してもよい。一次PUCCHグループは、PCellを含有するPUCCHグループであってもよい。二次PUCCHグループは、PCellを含有しないPUCCHセルグループであってもよい。例示的実施形態では、SCellは、1つのPUCCHグループに属してもよい。1つのSCellがPUCCHグループに属するとき、そのSCellのためのACK/NACKまたはCSIは、そのPUCCHグループ内のPUCCHを経由して(PUCCH SCellまたはPUCCH PCellを経由して)伝送されてもよい。SCell上のPUCCHは、PCell上のPUCCH負荷を低減させ得る。PUCCH SCellは、対応するPUCCHグループ内のSCellのUCI伝送のために採用されてもよい。
例示的実施形態では、1つ、2つ、またはそれを上回るPUCCH上で送信される信号伝達を制御する、柔軟性のあるPUCCH構成が、可能となり得る。PCellに加え、PUCCH伝送のための選択された数のSCell(本明細書ではPUCCH SCellと呼ばれる)を構成することが可能であり得る。あるPUCCH SCell内で伝達される制御信号伝達情報は、RRC信号伝達を介してネットワークによって構成される、対応するPUCCHグループ内のSCellのセットに関連してもよい。
PUCCHチャネルによって搬送されるPUCCH制御信号伝達は、オフロードまたはロバスト性目的のために、PCellとSCellとの間で分散されてもよい。SCell内のPUCCHをイネーブルにすることによって、所与のUEに関する全体的CSI報告をPCellと選択された数のSCell(例えば、PUCCH SCell)との間で分散させ、それによって、あるセル上の所与のUEによるPUCCH CSIリソース消費を限定することが可能であり得る。あるSCellに関するCSI報告を選択されたPUCCH SCellにマップすることが可能であり得る。SCellは、制御情報の伝送のためのある周期性および時間オフセットが割り当てられてもよい。サービングセルに関する周期的CSIは、RRC信号伝達を介して、PUCCH上(PCellまたはPUCCH−SCell上)にマップされてもよい。CSI報告分散、HARQフィードバック、および/またはPUCCH SCellを横断したスケジューリング要求の可能性は、柔軟性および能力改良を提供し得る。サービングセルに関するHARQフィードバックは、RRC信号伝達を介して、PUCCH上(PCellまたはPUCCH SCell上)にマップされてもよい。
例示的実施形態では、PUCCH伝送は、PCellならびにCA内の1つのSCell上で構成されてもよい。SCell PUCCHは、PUCCHグループの概念を使用して実現されてもよく、アグリゲーションされたセルは、2つまたはそれを上回るPUCCHグループにグループ化される。PUCCHグループからの1つのセルは、PUCCHを搬送するように構成されてもよい。5つを上回るキャリアが、構成されてもよい。例示的実施形態では、最大n個のキャリアが、アグリゲーションされてもよい。例えば、nは、16、32、または64であってもよい。いくつかのCCは、高度UEのみをサポートする(例えば、認可支援アクセスSCellをサポートする)非下位互換性構成を有してもよい。例示的実施形態では、1つのSCellPUCCH(例えば、2つのPUCCHグループ)が、サポートされてもよい。別の例示的実施形態では、PUCCHを搬送する複数の(1つを上回る)SCellを用いるPUCCHグループ概念が、採用されてもよい(例えば、2つを上回るPUCCHグループが存在することができる)。
例示的実施形態では、所与のPUCCHグループは、MCGおよびSCGの両方のサービングセルを含まなくてもよい。PUCCHのうちの1つは、PCell上に構成されてもよい。例示的実施形態では、サービングセルのPUCCHマッピングが、RRCメッセージによって構成されてもよい。例示的実施形態では、SCellIndexおよびServCellIndexの最大値は、31(0〜31)であってもよい。実施例では、stag−Idの最大値は、3であってもよい。スケジューリングされたセルに関するCIFは、明示的に構成されてもよい。PUCCH SCellは、SCellに関するPUCCH構成を与えることによって構成されてもよい。PUCCH SCellのHARQフィードバックおよびCSI報告は、そのPUCCH SCellのPUCCH上で送信されてもよい。SCellのHARQフィードバックおよびCSI報告は、PUCCH SCellがそのSCellに関して信号伝達されない場合、PCellのPUCCH上で送信されてもよい。SCellのHARQフィードバックおよびCSI報告は、1つのPUCCH SCellのPUCCH上で送信されてもよい。故に、それらは、異なるPUCCH SCellのPUCCH上で送信されなくてもよい。UEは、PUCCHを用いて構成されたサービングセルに関してタイプ2PHを報告してもよい。例示的実施形態では、MACアクティブ化/非アクティブ化は、PUCCH SCellのためにサポートされてもよい。eNBは、SCellに関するアクティブ化/非アクティブ化ステータスを管理してもよい。新しく追加されたPUCCH SCellは、最初に、非アクティブ化されてもよい。
例示的実施形態では、PUCCHグループおよびTAGの独立構成が、サポートされてもよい。図11および図12は、TAGおよびPUCCHグループの例示的構成を示す。例えば、1つのTAGは、PUCCHを用いる複数のサービングセルを含有してもよい。例えば、各TAGは、1つのPUCCHグループのセルのみを含んでもよい。例えば、TAGは、異なるPUCCHグループに属するサービングセル(PUCCHを用いない)を含んでもよい。
TAGとPUCCHグループとの間の1対1マッピングが、存在しなくてもよい。例えば、ある構成では、PUCCH SCellは、一次TAGに属してもよい。例示的実装では、1つのPUCCHグループのサービングセルは、異なるTAG内にあってもよく、1つのTAGのサービングセルは、異なるPUCCHグループ内にあってもよい。PUCCHグループおよびTAGの構成は、eNB実装に任されてもよい。別の実施例実装では、PUCCHセルの構成における制限が、規定されてもよい。例えば、例示的実施形態では、所与のPUCCHグループ内のセルは、同一TAGに属してもよい。実施例では、sTAGは、1つのPUCCHグループのセルのみを含んでもよい。実施例では、TAGとPUCCHグループとの間の1対1マッピングが、実装されてもよい。実装では、セル構成は、実施例のうちのいくつかに限定されてもよい。他の実装では、以下の構成の一部または全部が、可能にされてもよい。
例示的実施形態では、pTAG内のSCellに関して、タイミング基準は、PCellであってもよい。sTAG内のSCellに関して、タイミング基準は、sTAG内の任意のアクティブ化されたSCellであってもよい。pTAG内のSCell(PUCCHを用いて構成されるかどうかにかかわらず)に関して、経路損失基準は、PCellまたはSIB−2リンクSCellとなるように構成されてもよい。sTAG内のSCellに関して、経路損失基準は、SIB−2リンクSCellであってもよい。pTAGと関連付けられたTATが満了すると、sTAGと関連付けられたTATは、満了したと見なされ得る。PUCCH SCellを含有するsTAGのTATが満了すると、MACは、RRCに、PUCCHグループのためのPUCCHリソースを解放することを示してもよい。PUCCH SCellを含有するsTAGのTATが、起動中ではないとき、PUCCH SCellを含むsTAGに属さない二次PUCCHグループ内のSCellに関するアップリンク伝送(PUSCH)は、影響され得ない。PUCCH SCellを含有するsTAGのTAT満了は、同一PUCCHグループ内の他のSCellが属する他のTAGのTAT満了をトリガし得ない。PUCCH SCellを含有しないsTAGと関連付けられたTATが、起動中ではないとき、無線デバイスは、sTAG内のSCellに関するアップリンク伝送を停止してもよく、他のTAGに影響し得ない。
例示的実施形態では、MACエンティティは、TAGあたりで構成可能なタイマtimeAlighnmentTimerを有してもよい。timeAlighnmentTimerは、MACエンティティがアップリンク時間整合されるべき関連付けられたTAGに属するサービングセルを考慮する時間の長さを制御するために使用されてもよい。MACエンティティは、タイミングアドバンスコマンドMAC制御要素が受信されると、示されるTAGのためのタイミングアドバンスコマンドを適用し、示されるTAGと関連付けられたtimeAlighnmentTimerを始動または再始動させてもよい。MACエンティティは、タイミングアドバンスコマンドが、TAGに属するサービングセルのためのランダムアクセス応答メッセージ内で受信されると、および/またはランダムアクセスプリアンブルが、MACエンティティによって選択されなかった場合、本TAGのためのタイミングアドバンスコマンドを適用し、本TAGと関連付けられたtimeAlighnmentTimerを始動または再始動させてもよい。そうでなければ、本TAGと関連付けられたtimeAlighnmentTimerが起動中ではない場合、本TAGのためのタイミングアドバンスコマンドは、適用され、本TAGと関連付けられたtimeAlighnmentTimerが始動されてもよい。競合解決が、成功ではないと見なされると、本TAGと関連付けられたtimeAlighnmentTimerは、停止されてもよい。そうでなければ、MACエンティティは、受信されたタイミングアドバンスコマンドを無視してもよい。
本発明の例示的実施形態は、複数のPUCCHグループの動作をイネーブルにしてもよい。他の例示的実施形態は、PUCCHグループの動作を生じさせるように1つまたはそれを上回るプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一過性有形コンピュータ可読媒体を含んでもよい。さらに他の例示的実施形態は、プログラマブルハードウェアをイネーブルにし、デバイス(例えば、無線通信機、UE、基地局等)にPUCCHグループの動作を可能にさせるためのその上にエンコードされた命令を有する、非一過性有形コンピュータ可読機械アクセス可能媒体を備える、製造品を含んでもよい。デバイスは、プロセッサ、メモリ、インターフェース、および/または同等物を含んでもよい。他の例示的実施形態は、基地局、無線デバイス(またはユーザ機器:UE)、サーバ、スイッチ、アンテナ、および/または同等物等のデバイスを備える、通信ネットワークを含んでもよい。例示的実施形態では、1つまたはそれを上回るTAGは、PUCCHグループ構成とともに構成されてもよい。
図13は、本発明の実施形態のある側面による、例示的MAC PDUである。例示的実施形態では、MAC PDUは、MACヘッダと、ゼロまたはそれを上回るMACサービスデータユニット(MAC SDU)と、ゼロまたはそれを上回るMAC制御要素と、随意に、パディングとを含んでもよい。MACヘッダおよびMAC SDUは、可変サイズであってもよい。MAC PDUヘッダは、1つまたはそれを上回るMAC PDUサブヘッダを含んでもよい。サブヘッダは、MAC SDU、MAC制御要素、またはパディングのいずれかに対応してもよい。MAC PDUサブヘッダは、ヘッダフィールドR、F2、E、LCID、F、および/またはLを含んでもよい。MAC PDU内の最後のサブヘッダおよび固定サイズのMAC制御要素のためのサブヘッダは、4つのヘッダフィールドR、F2、E、および/またはLCIDを含んでもよい。パディングに対応するMAC PDUサブヘッダは、4つのヘッダフィールドR、F2、E、および/またはLCIDを含んでもよい。
例示的実施形態では、LCIDまたは論理チャネルIDフィールドは、対応するMAC SDUの論理チャネルインスタンスまたは対応するMAC制御要素もしくはパディングのタイプを識別してもよい。MAC SDUのための1つのLCIDフィールド、MAC制御要素、またはMAC PDU内に含まれるパディングが、存在してもよい。これに加え、1つまたは2つの付加的LCIDフィールドが、単一バイトまたは2バイトパディングが要求されるが、MAC PDUの最後にパディングによって達成されることができないとき、MAC PDU内に含まれてもよい。LCIDフィールドサイズは、例えば、5ビットであってもよい。Lまたは長さフィールドは、対応するMAC SDUまたは可変サイズのMAC制御要素の長さをバイトで示してもよい。固定サイズのMAC制御要素に対応する最後のサブヘッダおよびサブヘッダを除き、MAC PDUサブヘッダあたり1つのLフィールドが、存在してもよい。Lフィールドのサイズは、FフィールドおよびF2フィールドによって示されてもよい。Fまたはフォーマットフィールドは、長さフィールドのサイズを示してもよい。固定サイズのMAC制御要素に対応する最後のサブヘッダおよびサブヘッダを除き、かつF2が1に設定されるときを除き、MAC PDUサブヘッダあたり1つのFフィールドが、存在してもよい。Fフィールドのサイズは、1ビットであってもよい。実施例では、Fフィールドが含まれる場合、および/またはMAC SDUまたは可変サイズのMAC制御要素のサイズが128バイト未満である場合、Fフィールドの値は、0に設定され、そうでなければ、1に設定される。F2またはフォーマット2フィールドは、長さフィールドのサイズを示し得る。MAC PDUサブヘッダあたり1つのF2フィールドが、存在してもよい。F2フィールドのサイズは、1ビットであってもよい。実施例では、MAC SDUまたは可変サイズのMAC制御要素のサイズが、32767バイトより大きい場合、かつ対応するサブヘッダが、最後のサブヘッダではない場合、F2フィールドの値は、1に設定されてもよく、そうでなければ、0に設定される。Eまたは拡張フィールドは、さらなるフィールドがMACヘッダ内に存在するかどうかを示す、フラグであってもよい。Eフィールドは、「1」に設定され、少なくともR/F2/E/LCIDフィールドの別のセットを示してもよい。Eフィールドは、「0」に設定され、MAC SDU、MAC制御要素、またはパディングのいずれかが次のバイトで開始することを示してもよい。Rまたは反転ビットは、「0」に設定される。
MAC PDUサブヘッダは、対応するMAC SDU、MAC制御要素、およびパディングと同一順序を有してもよい。MAC制御要素は、任意のMAC SDUの前に置かれてもよい。パディングは、単一バイトまたは2バイトパディングが要求されるとき以外、MAC PDUの最後に生じ得る。パディングは、任意の値を有してもよく、MACエンティティは、それを無視してもよい。パディングがMAC PDUの最後に行われるとき、ゼロまたはそれを上回るパディングバイトが、許可されてもよい。単一バイトまたは2バイトパディングが要求されるとき、パディングに対応する1つまたは2つのMAC PDUサブヘッダが、任意の他のMAC PDUサブヘッダの前のMAC PDUの開始に置かれてもよい。実施例では、最大1つのMAC PDUが、MACエンティティあたりのTBにつき伝送されてもよく、最大1つのMCH MAC PDUが、TTIあたり伝送されてもよい。
少なくとも1つのRRCメッセージは、少なくとも1つのセルのための構成パラメータと、PUCCHグループのための構成パラメータとを提供してもよい。1つまたはそれを上回るRRCメッセージ内の情報要素は、構成されたセルとPUCCH SCellとの間のマッピングを提供してもよい。セルは、複数のセルグループにグループ化されてもよく、セルは、構成されたPUCCHグループのうちの1つに割り当てられてもよい。PUCCHグループと構成されたPUCCHリソースを用いるセルとの間には、1対1関係が存在してもよい。少なくとも1つのRRCメッセージは、SCellとPUCCHグループとの間のマッピングと、PUCCH SCell上のPUCCH構成とを提供してもよい。
SCellに関するシステム情報(共通パラメータ)は、専用RRCメッセージにおいてRadioResourceConfigCommonSCell内で搬送されてもよい。PUCCH関連情報のうちのいくつかは、SCellの共通情報内(例えば、RadioResourceConfigCommonSCell内)に含まれてもよい。SCellおよびPUCCHリソースの専用構成パラメータは、例えば、RadioResourceConfigDedicatedSCellを使用して、専用RRC信号伝達によって構成されてもよい。
IE PUCCH−ConfigCommonおよびIE PUCCH−ConfigDedicatedは、それぞれ、共通およびUE特有PUCCH構成を規定するために使用されてもよい。
実施例では、PUCCH−ConfigCommonは、deltaPUCCH−Shift:ENUMERATED{ds1、ds2、ds3}、nRB−CQI:INTEGER(0..98);nCS−AN:INTEGER(0..7)、および/またはn1PUCCH−AN:INTEGER(0..2047)を含んでもよい。パラメータ
は、PUCCHの物理層パラメータであってもよい。
PUCCH−ConfigDedicatedが、採用されてもよい。PUCCH−ConfigDedicatedは、ackNackRepetitionCHOICE{release:NULL,setup:SEQUENCE{repetitionFactor:ENUMERATED{n2,n4,n6,spare1}、n1PUCCH−AN−Rep:INTEGER(0..2047)}}、tdd−AckNackFeedbackMode:ENUMERATED{bundling,multiplexing}OPTIONAL}を含んでもよい。ackNackRepetitionjパラメータは、ACK/NACK反復が構成されるかどうかを示す。n2は、repetitonFacorパラメータ
に関する反復係数2に対応し、n4は、4に対応する。n1PUCCH−AN−Repパラメータは、アンテナポートP0およびアンテナポートP1に関する
であってもよい。dd−AckNackFeedbackModeパラメータは、使用されるTDD ACK/NACKフィードバックモードのうちの1つを示してもよい。値bundlingは、ACK/NACKバンドリングの使用に対応し得る一方、値multiplexingは、ACK/NACK多重化に対応し得る。同一値が、PUCCHならびにPUSCH上のACK/NACKフィードバックモードの両方に適用されてもよい。
パラメータPUCCH−ConfigDedicatedは、同時PUCCHおよびPUSCH伝送が構成されるかどうかを示す、同時PUCCH−PUSCHパラメータを含んでもよい。E−UTRANは、nonContiguousUL−RA−WithinCC−Infoが、PCellが構成されるバンド内でsupportedに設定されるとき、PCellに関する本フィールドを構成してもよい。E−UTRANは、nonContiguousUL−RA−WithinCC−Infoが、PSCellが構成されるバンド内でsupportedに設定されるとき、PSCellに関する本フィールドを構成してもよい。E−UTRANは、nonContiguousUL−RA−WithinCC−Infoが、PUCCHSCellが構成されるバンド内でsupportedに設定されるとき、PUCCHSCellに関する本フィールドを構成してもよい。
UEは、無線能力をeNBに伝送し、UEがPUCCHグループの構成をサポートするかどうかを示してもよい。UE能力メッセージ内の同時PUCCH−PUSCHは、PCellおよびSCellの両方に適用されてもよい。同時PUCCH+PUSCHは、PCellおよびPUCCH SCellのために別個に(別個のIEを使用して)構成されてもよい。例えば、PCellおよびPUCCH SCellは、同時PUCCH+PUSCHに関連する、異なるまたは同一構成を有してもよい。
eNBは、セル負荷、キャリア品質(例えば、測定報告を使用して)、キャリア構成、および/または他のパラメータを考慮して、現在のSCellまたは候補SCell間でPUCCH SCellを選択してもよい。機能性の観点から、PUCCHセルグループ管理プロシージャは、PUCCHセルグループ追加、PUCCHセルグループ解放、PUCCHセルグループ変更、および/またはPUCCHセルグループ再構成を含んでもよい。PUCCHセルグループ追加プロシージャは、二次PUCCHセルグループを追加する(例えば、PUCCH SCellおよび1つまたはそれを上回るSCellを二次PUCCHセルグループ内に追加する)ために使用されてもよい。例示的実施形態では、セルは、1つまたはそれを上回るRRCメッセージを採用して、解放および追加されてもよい。別の例示的実施形態では、セルは、第1のRRCメッセージを採用して解放され、次いで、第2のRRCメッセージを採用して追加されてもよい。
PUCCH SCellを含むSCellは、構成されるとき、非アクティブ化状態であってもよい。PUCCH SCellは、アクティブ化MAC CEによって、RRC構成プロシージャ後、アクティブ化されてもよい。eNBは、MAC CEアクティブ化コマンドをUEに伝送してもよい。UEは、MAC CEアクティブ化コマンドの受信に応答して、SCellをアクティブ化してもよい。
例示的実施形態では、タイマは、いったん始動されると、停止または満了するまで、起動中である。そうでなければ、起動していなくてもよい。タイマは、起動中ではない場合、始動されることができる、または起動中である場合、再始動される。例えば、タイマは、その初期値から始動または再始動されてもよい。
本発明の例示的実施形態では、MACエンティティが、1つまたはそれを上回るSCellを用いて構成される場合、ネットワークは、構成されたSCellをアクティブ化および非アクティブ化してもよい。SpCellは、構成されるとき、常時、アクティブ化されてもよい。ネットワークは、アクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素を送信することによって、SCellをアクティブ化および非アクティブ化してもよい。さらに、MACエンティティは、構成されたSCellのためにsCellDeactivationTimerタイマを維持してもよい。同一初期タイマ値が、sCellDeactivationTimerのインスタンスに適用され、RRCによって構成される。構成されたSCellは、最初に、追加に応じて、ハンドオーバ後、非アクティブ化されてもよい。
MACエンティティは、TTIおよび構成されたSCellのためのものであってもよい。MACエンティティが、本TTIにおいてアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素を受信し、SCellをアクティブ化する場合、MACエンティティは、事前に定義されたタイミングに従って、TTIにおいて、以下のうちの1つまたはそれを上回るものを行ってもよい。構成される場合、SCellをアクティブ化する、例えば、通常SCell動作を適用する、通常SCell動作は、SCell上でのSRS伝送、SCellに関するCQI/PMI/RI/PTI報告、SCell上でのPDCCH監視、SCellに関するPDCCH監視、SCell上でのPUCCH伝送を含んでもよい。UEがアクティブ化MAC C/Eを受信すると、UEは、SCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerを始動または再始動させてもよい。UEが、アクティブ化MAC C/Eを受信すると、UEは、PHRをトリガしてもよい。
例示的実施形態では、以下のプロセスが、SCell(例えば、PUCCH SCellまたはPUCCHセルグループ内の他のSCell)が非アクティブ化されると、UEおよび/またはeNB内で実装されてもよい。信号が、構成される場合、プロセスに適用される。他の類似プロセスも、実質的に同一結果を達成するために開発されてもよい。SCellが非アクティブ化される場合、UEは、SCell上でSRSを伝送しなくてもよい、SCellに関するCQI/PMI/RI/PTIを報告しなくてもよい、SCell上でUL−SCHを伝送しなくてもよい、SCell上でRACHを伝送しなくてもよい、SCell上でPDCCHを監視しなくてもよい、および/またはSCellに関してPDCCHを監視しなくてもよい。アクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素を含有するMAC PDUに関するHARQフィードバックは、SCellアクティブ化/非アクティブ化に起因するPCell中断によって影響され得ない。SCellが非アクティブ化されると、SCell上での継続中のランダムアクセスプロシージャは、該当する場合、中止されてもよい。
図14Aは、例示的実施形態のある側面による、例示的アクティブ化/非アクティブ化MAC CEである。図14Aは、1〜7のSCellIndexを伴う最大7つのSCellが構成されたときのMACアクティブ化/非アクティブ化CEを示す。図14AにおけるMACアクティブ化/非アクティブ化CEは、SCellIndexが1〜7の数であるとき、最大7つのSCellをアクティブ化または非アクティブ化してもよい。
図14Aにおけるアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素は、事前に定義されたLCIDを伴うMAC PDUサブヘッダによって識別されてもよい。MAC CEは、固定サイズを有し、7つのC−フィールドおよび1つのR−フィールドを含有する単一オクテットから成る。アクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素は、以下のように定義されてもよい。Ci:SCellIndex iを用いて構成されたSCellが存在する場合、本フィールドは、SCellIndex iを用いるSCellのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示し得、そうでなければ、MACエンティティは、Ciフィールドを無視してもよい。Ciフィールドは、「1」に設定され、SCellIndex iを用いるSCellがアクティブ化されるべきであることを示す。Ciフィールドは、「0」に設定され、SCellIndex iを用いるSCellが非アクティブ化されるべきであることを示す。R:反転ビットであって、「0」に設定される。図14Aに示されるように、MACアクティブ化/非アクティブ化CEは、最大7つのSCellをアクティブ化または非アクティブ化してもよく、SCellIndexは、1〜7の数である。
アクティブ化/非アクティブ化MAC CEに関する新しいLCIDが、例えば、最大31のSCell(1つのPCellおよび最大31のSCellを含む、最大32のセル)が、構成されるとき、より多数のセルのアクティブ化/非アクティブ化をイネーブルにするために定義される必要があり得る。例示的実施形態では、新しいLCIDを伴う4オクテットアクティブ化/非アクティブ化MAC CEが、定義された。新しいA/D MAC CEは、1オクテットA/D MAC CEに関するLCIDと異なる新しいLCIDが割り当てられてもよい。
例示的実施形態は、4オクテットの固定サイズを用いて新しいMAC CEコマンドをイネーブルにしてもよい。これは、1バイトである固定長MAC CEを伴うMACサブヘッダの使用をイネーブルにし得る。全体として、開示される実施形態は、殆どの場合、全体的平均コマンドサイズを縮小させて、効率的MAC CEコマンドフォーマットをイネーブルにし得る。本発明の例示的実施形態は、固定サイズMAC CEを導入し、これは、実装が単純であって、より短いMAC CEサブヘッダを要求する。好ましいMAC CEは、柔軟性が低いが、その単純性および縮小されたMACサブヘッダサイズは、付加的利点を提供する。
図15は、A/D MAC CEのための例示的MACサブヘッダである。MAC PDU内の例示的サブヘッダは、固定サイズのMAC制御要素のために採用されてもよい。サブヘッダは、LCIDフィールド(例えば、5ビット)を含んでもよい。サブヘッダは、他のまたは将来的使用のために反転された1つまたはそれを上回るRビットを含んでもよい。サブヘッダは、Eフィールドを含んでもよい。実施例では、E(拡張フィールド)は、より多くのフィールドがMACヘッダ内に存在するかどうかを示すフラグであってもよい。Eフィールドは、「1」に設定され、少なくともR/R/E/LCIDフィールドの別のセットを示してもよい。Eフィールドは、「0」に設定され、MAC SDU、MAC制御要素、またはパディングのいずれかが次のバイトにおいて開始することを示してもよい。
例示的実施形態では、無線デバイスが、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信してもよい。無線デバイスは、eNBから、アクティブ化/非アクティブ化(A/D)媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を受信してもよい。無線デバイスは、A/D MAC CEに従って、少なくとも1つのセルをアクティブ化または非アクティブ化してもよい。MAC A/D CEは、1オクテットの固定サイズであり、最大7つであって、それぞれ、1〜7のセルインデックスを伴う、二次セルが、構成されるとき、第1の論理チャネル識別子(LCID)を用いて第1のサブヘッダによって識別される。そうでなければ、MAC A/D CEは、4オクテットの固定サイズであり、第1のLCIDと異なる第2のLCIDを用いて第2のサブヘッダによって識別される。
図16Aおよび16Bは、1オクテットA/D MAC CEおよび4オクテットA/D MAC CEのためのLCIDおよびMAC CEの実施例を示す。1オクテットのためのA/D MAC CEは、第1のLCID(LCID1)を用いてMAC PDUサブヘッダによって識別されてもよい。A/D MAC CEは、7つのC−フィールドおよび1つのR−フィールドを含有する単一オクテットの固定サイズを有する。例示的1オクテットA/D MAC CEは、図16Aに示される。4オクテットのA/D MAC CEは、第1のLCID(LCID1)と異なる第2のLCID(LCID2)を用いてMAC PDUサブヘッダによって識別される。A/D MAC CEは、31のC−フィールドおよび1つのR−フィールドを含有する4オクテットの固定サイズを有する。実施例は、図16Bに示される。
例示的実施形態では、7より大きいServCellIndexを伴うサービングセルが存在しない場合、1オクテットのアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素が、適用される。1オクテットMAC CEでは、SCellIndex iを用いて構成されたSCellが存在する場合、Ciフィールドは、SCellIndex iを伴うSCellのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示し、そうでなければ、MACエンティティは、Ciフィールドを無視してもよい。Ciフィールドは、「1」に設定され、SCellIndex iを用いるSCellがアクティブ化されることになることを示す。Ciフィールドは、「0」に設定され、SCellIndex iを用いるSCellが非アクティブ化されることになることを示す。R:反転ビットは、「0」に設定される。
例示的実施形態では、7より大きいServCellIndexを伴うサービングセルが存在しない場合、1オクテットのアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素が、適用され、そうでなければ、4オクテットのアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素が、適用される。
例示的実施形態では、例えば、A/D MAC CE内で4オクテットのうちの1つまたはそれを上回るものによって示されるセルが構成されない場合、非構成セルに対応する1つまたはそれを上回るオクテットが、依然として、伝送される。UEは、構成されていないセルに対応するビットに関して、いかなる措置も講じなくてもよい。構成されないセルは、アクティブ化/非アクティブ化されなくてもよい。例示的実施形態では、所与のサブグループ内のセルが構成されない場合、UEは、対応するオクテット内のビットを無視してもよい、または対応するオクテット内のビットは、ゼロであってもよい。一次セルは、常時、アクティブであって、したがって、サブグループ0(オクテット1内のRビット)内のPCellのアクティブ化または非アクティブ化を示す必要はない。
例示的実施形態では、7より大きいServCellIndexを伴うサービングセルが存在しない場合、1オクテットのアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素が、適用される。例示的実施形態では、7を上回るSCellIndex iが構成されると、SCellは、サブグループにグループ化されてもよい。7を上回るSCellIndexは、サブグループ数およびCiによって示されてもよい。最大4つのサブグループが、構成されてもよく、SCellIndex=サブグループ数×8+Ciとなる。本例示的実施形態は、インデックスCiサイズを8を下回る数に縮小し得る。4オクテットのアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素が、適用される。オクテットは、サブグループに適用可能である。例えば、オクテット1は、最初の7つのSCell(ServCellIndex1〜7およびサブグループ0)に適用され、オクテット2は、続く8SCell(ServCellIndex8〜15またはサブグループ1およびサブグループ1内のCi0〜7)に適用され、オクテット3は、続く8SCell(ServCellIndex16〜23またはサブグループ2およびサブグループ2内のCi0〜7)に適用される等となる。アクティブ化/非アクティブ化MAC CE内のオクテットは、具体的事前に定義されたサブグループに対応してもよい。SCellが構成される場合、その対応するCiフィールドは、SCellのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示し、そうでなければ、MACエンティティは、Ciフィールドを無視してもよい。Ciフィールドは、「1」に設定され、対応するSCellがアクティブ化されることになることを示す。Ciフィールドは、「0」に設定され、対応するSCellが非アクティブ化されることになることを示す。R:反転ビット、「0」に設定される。
所与のサブグループ内でセルインデックスiを用いて構成されたSCellが存在する場合、Ciフィールドは、SCellIndex=サブグループ数×8+Ciを用いて、SCellのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示し得、そうでなければ、MACエンティティは、Ciフィールドを無視してもよい。Ciフィールドは、「1」に設定され、対応するサブグループ内のSCellIndex=サブグループ数×8+Ciを伴う対応するSCellがアクティブ化されるべきであることを示す。Ciフィールドは、「0」に設定され、対応するSCellが非アクティブ化されるべきであることを示す。
図14AにおけるMACアクティブ化/非アクティブ化CEは、SCellIndexが、1〜7の数であるであるとき、最大7つのSCellをアクティブ化または非アクティブ化してもよい。7より大きいServCellIndexを伴うサービングセルが存在しない(例えば、無サブグループ化)場合、1オクテットのアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素が、適用される。例示的実施形態では、1つのサブグループが無線デバイス内で構成される(例えば、サブグループ化が行われない)と、第1のLCIDおよび1オクテットA/D MAC CEが、セルのアクティブ化/非アクティブ化のために採用されてもよい。
例示的実施形態では、7を上回るSCellIndexを伴うセルが構成されると、MACアクティブ化コマンドは、4オクテットの固定サイズを有してもよい(例えば、複数のサブグループが構成される)。eNBおよびUEは、固定MAC CEサイズのための第2のLCIDを伴う4オクテットMACサブヘッダを使用してもよい。
例示的実施形態は、旧来の拡張PHR MAC CE((拡張PHR)および強化拡張PHR MAC CE報告(extendedPHR2)を提示する。図17Aおよび18Aは、例示的実施形態における例示的PHR MAC CE存在フィールドを示す。図17Aおよび18Aは、1〜7のSCellIndexを伴う最大7つのSCellが構成されるときのPHR MAC CE存在フィールドを示す。PHR MAC CEは、1オクテット存在フィールドを含む。図18AにおけるPHR MAC CEは、SCellIndexが1〜7の数であるとき、最大7つのSCellのためのPHRを含んでもよい。例示的実施形態では、構成された二次セルの数が7未満であるとき、1オクテット存在フィールドを伴うPHR MAC CEが、セルのPHRのために採用されてもよい。
図17Bおよび18Bに図示されるように、存在フィールドは、UEが、アップリンクが構成された7つを上回る二次セルを用いて構成されるとき、4オクテットの固定サイズである。LTE−A以降では、eNBは、それぞれ構成されたアップリンクを有する、7つを上回るSCellを用いてUEを構成してもよい。4オクテット存在フィールドは、図17Bおよび18Bに図示されるように、PHR MAC CE内に含まれてもよい。
PHR MAC CEは、UE内で構成された二次セルのRRC構成に応じて、1オクテット存在フィールドまたは4オクテット存在フィールドのいずれかを含んでもよい。本発明の例示的実施形態は、UE RRC構成に応じて、2つの代替固定サイズMAC CE存在フィールドを導入する。本機構は、UEおよび/またはeNB実装を単純化し得る。MAC CEフォーマット/サイズは、柔軟性が低いが、その単純性は、付加的利点を提供する。
図17および18におけるPHR MAC CEは、事前に定義されたLCIDを伴うMAC PDUサブヘッダによって識別されてもよい。図19は、PHR MAC CEのための例示的サブヘッダである。サブヘッダは、PHR MAC CEを識別するための事前に定義されたLCIDフィールドを含んでもよい。サブヘッダはまた、PHR MAC CEの長さを示すための長さフィールドを含んでもよい。PHR MAC CEは、PHRフィールドを伴うセルの数およびセル毎のPHRフィールドのタイプに応じて、可変サイズを有する。
図17Aおよび18AにおけるPHR MAC CEは、固定サイズを伴う存在フィールドを含む。存在フィールドは、7つのC−フィールドおよび1つのR−フィールドを含有する単一オクテットから成る。図17Aおよび18AにおけるPHR MAC CEは、以下のように定義されてもよい。Ci:SCellIndex iを用いて構成されたSCellが存在する場合、Ciフィールドは、1つまたはそれを上回る電力ヘッドルームフィールドがSCellIndex iを伴うSCellに関する報告されているかどうかを示し得る。Ciフィールドは、「1」に設定され、1つまたはそれを上回る電力ヘッドルームフィールドがSCellIndex iを伴うSCellに関して報告されていることを示す。Ciフィールドは、「0」に設定され、電力ヘッドルーム報告がSCellIndex iを伴うSCellに関して報告されていないことを示す。図17Aおよび18Aに示されるように、PHR MAC CEは、アップリンクが構成され、かつ1〜7のSCellIndexを伴う、最大7つのSCellに関する電力ヘッドルームを含んでもよい。
PHR MAC CEは、MACサブヘッダ内のLCIDによって識別される。MACサブヘッダは、LCIDおよび長さフィールドを含んでもよい。拡張PHR MAC CEは、可変サイズを有する。例示的実施形態では、Cフィールドを伴う1オクテットは、アップリンクが構成されたSCellの最高SCellIndexが、8未満であるとき、PHperSCellの存在を示すために使用されてもよい(図17Aおよび18A)。Cフィールドを伴う4オクテットは、アップリンクが構成されたSCellの最高SCellIndexが7を上回るとき、PHperSCellの存在を示すために使用されてもよい(図17Bおよび18B)。Ciフィールドは、対応するSCellに関するPHフィールドの存在を示す。「1」に設定されるCiフィールドは、対応するSCellに関するPHフィールドが報告されることを示す。「0」に設定されるCiフィールドは、対応するSCellに関するPHフィールドが報告されないことを示す。
図17Bおよび図18Bは、アップリンクが構成された7つを上回るSCellが構成されるときの例示的PHR MAC CEフィールドを示す。例示的実施形態では、ダウンリンクおよびアップリンクが構成され、かつ7を上回るSCellIndex iを伴う、SCellが、構成されると、SCellは、最大4つのサブグループにグループ化されてもよい。7を上回るSCellIndexは、サブグループ数およびCiによって示されてもよい。最大4つのサブグループが、構成されてもよく、SCellIndex=サブグループ数×8+Ciとなる。本例示的実施形態は、インデックスCiを8を下回る数に縮小させ得る。4オクテットのPHR MAC CE存在フィールドが、適用される。オクテットは、サブグループに適用可能である。例えば、オクテット1は、最初の7つのSCell(ServCellIndex1〜7およびサブグループ0)に適用され、オクテット2は、続く8つのSCell(ServCellIndex8〜15またはサブグループ1およびサブグループ1内のCi0〜7)に適用され、オクテット3は、続く8つのSCell(ServCellIndex16〜23またはサブグループ2およびサブグループ2内のCi0〜7)に適用される等となる。PHR MAC CE内のオクテットは、事前に定義されたサブグループに対応してもよい。SCellが構成される場合、その対応するCiフィールドは、PHR MAC CE内のSCellの電力ヘッドルームフィールドの存在を示し、そうでなければ、電力ヘッドルームフィールドは、構成されないSCellに関して含まれなくてもよい。Ciフィールドは、「1」に設定され、電力ヘッドルームフィールドが対応するSCellに関して含まれることを示す。Ciフィールドは、「0」に設定され、電力ヘッドルーム報告が対応するSCell内に含まれないことを示す。Rは、反転ビットである。
所与のサブグループ内にセルインデックスiを用いて構成されたSCellが存在する場合、Ciフィールドは、SCellIndex=サブグループ数×8+Ciを伴うSCellの電力ヘッドルームフィールドの存在を示し得、そうでなければ、電力ヘッドルームは、非構成SCellに関して含まれなくてもよい。Ciフィールドは、「1」に設定され、1つまたはそれを上回る電力ヘッドルームが、SCellIndex=サブグループ数×8+Ciを用いる対応するSCellに関して存在することを示す。Ciフィールドは、「0」に設定され、電力ヘッドルーム報告が対応するSCellに関して存在しないことを示す。
例示的実施形態では、セルが構成されないとき、eNBは、対応する存在オクテット内のビットを無視してもよい。一次セルは、常時、アクティブであって、したがって、それに関するPHRは、常時、伝送される(例えば、オクテット1内のRビット)。
E−UTRANは、アップリンクを用いる1つを上回り最大8つのサービングセルが、構成され、アップリンクが構成されたサービングセルのいずれも、7より高いservingCellIndexを有していないとき、かつSCell上のPUCCHが構成されない場合、かつデュアルコネクティビティが構成されない場合、旧来の拡張PHRを構成してもよい。extendedPHRに関して、拡張電力ヘッドルーム報告(PHR)MAC制御要素は、LCIDを含む、MAC PDUサブヘッダによって識別される。拡張PHR MAC CEは、可変サイズを有する。タイプ2PHが報告されるとき、タイプ2PHフィールドを含有するオクテットが、最初に、PHperSCellの存在を示すオクテット後に含まれ、その後、関連付けられたPCMAX,cフィールドを含有するオクテット(報告される場合)が続いてもよい。次いで、ビットマップに示されるPCellに関して、かつSCell毎に、ServCellIndexに基づく昇順において、タイプ1PHフィールドを伴うオクテットおよび関連付けられたPCMAX,cフィールドを伴うオクテット(報告される場合)が続く。
拡張電力ヘッドルーム報告(extendedPHR2)は、アップリンクが構成されたサービングセルのいずれが、7より高いservingCellIndexを有するとき、構成されてもよい。強化拡張電力ヘッドルーム報告(PHR)は、PUCCH SCellが構成されるとき、構成されてもよい。強化拡張電力ヘッドルーム報告(PHR)MAC制御要素は、LCIDを含む、MAC PDUサブヘッダによって識別される。拡張PHR MAC CEは、可変サイズを有する。Cフィールドを伴う1オクテットは、アップリンクが構成されたSCellの最高SCellIndexが8未満であるとき、PHperSCellの存在を示すために使用されてもよい。Cフィールドを伴う4オクテットは、アップリンクが構成されたSCellの最高SCellIndexが7を上回るとき、PHperSCellの存在を示すために使用されてもよい。
タイプ2PHが、PCellに関して報告されるとき、タイプ2PHフィールドを含有するオクテットが、最初に、PH per SCellの存在を示すオクテット後に含まれて、関連付けられたPCMAX,cフィールドを含有するオクテット(報告される場合)が続いてもよい。次いで、PUCCH SCellに関するタイプ2PHフィールド(SCell上のPUCCHが構成され、タイプ2PHが、PUCCH SCellに関して報告される場合)が続き、その後、関連付けられたPCMAX,cフィールドを含有するオクテット(報告される場合)が続いてもよい。次いで、ビットマップに示されるPCellに関して、かつSCell毎に、ServCellIndexに基づく昇順において、タイプ1PHフィールドを伴うオクテットおよび関連付けられたPCMAX,cフィールドを伴うオクテット(報告される場合)が続く。
いくつかの例示的拡張PHR MAC CEフィールドは、以下のように定義されてもよい。V:本フィールドは、PH値が、実際の伝送または基準フォーマットに基づくかどうかを示す。タイプ1PHに関して、V=0は、PUSCH上の実際の伝送を示し、V=1は、PUSCH基準フォーマットが使用されることを示す。タイプ2PHに関して、V=0は、PUCCH上の実際の伝送を示し、V=1は、PUCCH基準フォーマットが使用されることを示す。タイプ1およびタイプ2PHの両方に関して、V=0は、関連付けられたPCMAX,cフィールドを含有するオクテットの存在を示し、V=1は、関連付けられたPCMAX,cフィールドを含有するオクテットが省略されることを示す。電力ヘッドルーム(PH)フィールドは、電力ヘッドルームレベルを示す。フィールドの長さは、6ビットである。Pフィールドは、MACエンティティが電力管理(P−MPRcによって許可される)に起因する電力バックオフを適用するかどうかを示す。MACエンティティは、電力管理に起因する電力バックオフが適用されなかった場合に、対応するPCMAX,cフィールドが異なる値を有したであろう場合、P=1を設定してもよい。PCMAX,cフィールドは、存在する場合、先行PHフィールドの計算のために使用されるPCMAX,cまたは
を示す。
2つのタイプのUE電力ヘッドルーム報告、すなわち、タイプ1およびタイプ2が、存在し得る。UE電力ヘッドルームPHは、サービングセルcのためのサブフレームiに関して有効であってもよい。
UEが、SCGを用いて構成される場合、かつCGに関する高次層パラメータphr−ModeOtherCG−r12が、そのCG上で伝送される電力ヘッドルーム報告に関して「仮想」を示す場合、UEは、他のCGの任意のサービングセル上でPUSCH/PUCCHを伝送しないと仮定して、PHを算出してもよい。
UEが、MCGに属するセルに関する電力ヘッドルームを算出するために、SCGを用いて構成される場合、用語「サービングセル」は、MCGに属するサービングセルを指し得る。SCGに属するセルに関する電力ヘッドルームの算出に関して、用語「サービングセル」は、SCGに属するサービングセルを指し得る。用語「一次セル」は、SCGのPSCellを指し得る。UEが、一次PUCCHグループに属するセルに関する電力ヘッドルームを算出するためにPUCCH SCellを用いて構成される場合、用語「サービングセル」は、一次PUCCHグループに属するサービングセルを指し得る。二次PUCCHグループに属するセルに関する電力ヘッドルームの算出に関して、用語「サービングセル」は、二次PUCCHグループに属するサービングセルを指し得る。用語「一次セル」は、二次PUCCHグループのPUCCH SCellを指し得る。
例示的タイプ1およびタイプ2電力ヘッドルーム計算が、ここで提示される。例示的パラメータおよび例示的計算方法は、対応するLTEリリースの規格文書である3GPP TS 36.213規格文書に提示される。
タイプ1:
UEが、サービングセルcに関するサブフレームi内でPUCCHを伴わずにPUSCHを伝送する場合、タイプ1報告に関する電力ヘッドルームは、以下を使用して算出されてもよい。
式中、例示的
は、以下のように定義されてもよい。
は、サービングセルcに関するサブフレームi内の構成されたUE伝送電力であってもよく、
は、
の線形値であってもよい。
は、サブフレームiおよびサービングセルcに関して有効なリソースブロックの数として表されるPUSCHリソース割当の帯域幅であってもよい。
PLは、例えば、dBおよびPL=referenceSignalPower(高次層フィルタリングRSRP)においてサービングセルcに関してUE内で計算されたダウンリンク経路損失推定値であって、referenceSignalPowerは、高次層によって提供される。UEは、1つまたはそれを上回る経路損失基準セル上で受信された信号を採用して、1つまたはそれを上回る経路損失値を測定してもよい。経路損失基準セルは、サービングセルのために構成されてもよい。UEは、PLを計算してもよく、タイプ1およびタイプ2電力ヘッドルームフィールドの計算のために1つまたはそれを上回る経路損失値(PL)を採用してもよい。サービングセルcが、一次セルを含有するTAGに属する場合、一次セルのアップリンクに関して、referenceSignalPowerおよび高次層フィルタリングRSRPを判定するために、一次セルは基準サービングセルとして使用されてもよい。二次セルのアップリンクに関して、高次層パラメータpathlossReferenceLinkingによって構成されたサービングセルが、referenceSignalPowerおよび高次層フィルタリングRSRPを判定するために、基準サービングセルとして使用されてもよい。サービングセルcが、PSCellを含有するTAGに属する場合、PSCellのアップリンクに関して、PSCellは、referenceSignalPowerおよび高次層フィルタリングRSRPを判定するために、基準サービングセルとして使用されてもよい。PSCell以外の二次セルのアップリンクに関して、高次層パラメータpathlossReferenceLinkingによって構成されたサービングセルは、referenceSignalPowerおよび高次層フィルタリングRSRPを判定するために、基準サービングセルとして使用されてもよい。
Po_PUSCH、c(j)は、RRC構成パラメータを採用して構成されてもよい。UEが、サービングセルcに関して高次層パラメータUplinkPowerControlDedicated−v12x0を用いて構成される場合、かつサブフレームiが、高次層パラメータtpc−SubframeSet−r12によって示されるように、アップリンク電力制御サブフレームセット2に属する場合、j=0または1に関して、
となる。αc,2は、サービングセルc毎に高次層によって提供されるパラメータalpha−SubframeSet2−r12である。j=2に関して、α(j)=1となる。そうでなければ、j=0または1に関して、
は、サービングセルcに関して高次層によって提供される3−ビットパラメータであってもよい。j=2に関して、α(j)=1;PLは、dBおよびPL=referenceSignalPower(高次層フィルタリングRSRP)においてサービングセルcに関してUE内で計算されたダウンリンク経路損失推定値であってもよく、referenceSignalPowerは、高次層ならびに基準サービングセルのためのRSRPおよび基準サービングセルのための高次層フィルタ構成によって提供される。K=1.25に関して、
=0に関して、0となり、式中、Kは、サービングセルc毎に高次層によって提供されるパラメータdeltaMCS−Enabledによって与えられる。BPREおよびβoffset PUSHが、サービングセルc毎に、以下のように算出される。伝送モード2に関して、K=0となる。f(i)は、電力制御コマンドの関数であってもよい。
UEが、サービングセルcに関するサブフレームi内でPUCCHを用いてPUSCHを伝送する場合、タイプ1報告に関する電力ヘッドルームは、以下を使用して算出されてもよい。
は、サブフレームi内におけるPUSCHのみの伝送を仮定して、算出されてもよい。この場合、物理層は、

の代わりに高次層に配信してもよい。UEが、サービングセルcに関するサブフレームi内でPUSCHを伝送しない場合、タイプ1報告に関する電力ヘッドルームは、以下を使用して算出されてもよい。
式中、例示的
は、MPR=0dB、A−MPR=0dB、P−MPR=0dB、および□TC=0dBと仮定して、算出されてもよい。
タイプ2:
UEが、一次セルに関してサブフレームi内でPUCCHと同時にPUSCHを伝送する場合、タイプ2報告に関する電力ヘッドルームは、以下を使用して算出されてもよい。
UEが、一次セルに関してサブフレームi内でPUCCHを伴わずにPUSCHを伝送する場合、タイプ2報告に関する電力ヘッドルームは、以下を使用して算出されてもよい。
式中、例示的
は、一次セルパラメータであってもよい。UEが、一次セルに関してサブフレームi内でPUSCHを伴わずにPUCCHを伝送する場合、タイプ2報告に関する電力ヘッドルームは、以下を使用して算出されてもよい。
式中、例示的
は、一次セルパラメータである。UEが、一次セルに関してサブフレームi内でPUCCHまたはPUSCHを伝送しない場合、タイプ2報告に関する電力ヘッドルームは、以下を使用して算出されてもよい。
式中、例示的
は、MPR=0dB、A−MPR=0dB、P−MPR=0dBおよびT=0dB、
が一次セルパラメータであると仮定して、算出されてもよい。UEが、PDSCH伝送に対応するPUCCH伝送が存在するかどうか、またはどのPUCCHリソースが使用されるかどうかを判定することが不可能である場合、一次セルに関してサブフレームiにおいて、タイプ2報告に関する電力ヘッドルームを生成する前に、(E)PDCCH検出に応じて、以下の条件、すなわち、(1)チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1bおよびsimultaneousPUCCH−PUSCHの両方が、UEのために構成される場合、または(2)チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1bが、PUCCHフォーマット3を用いて構成されたUEに関するHARQ−ACKフィードバックのために使用され、simultaneousPUCCH−PUSCHが構成される場合を用いて、UEは、以下を使用して、タイプ2に関する電力ヘッドルームを算出することが可能となり得る。
式中、例示的
は、一次セルパラメータである。
電力ヘッドルームは、1dBずつ、範囲[40;−23]dB内の最も近い値に丸められてもよく、物理層によって高次層に配信される。UEが、サービングセルcに関して高次層パラメータUplinkPowerControlDedicated−v12x0を用いて構成される場合、かつサブフレームiが、高次層パラメータtpc−SubframeSet−r12によって示されるように、アップリンク電力制御サブフレームセット2に属する場合、UEは、fc,2(i)をf(i)の代わりに使用して、サブフレームiおよびサービングセルcに関してPHtype1,C(i)およびPHtype2,C(i)を算出してもよい。
図20は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。無線デバイスが、2010において、少なくとも1つのメッセージを基地局から受信する。メッセージは、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含んでもよい。
無線デバイスは、2020において、アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を受信してもよい。1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、A/D MAC CEは、固定1オクテットのサイズであってもよく、A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子(LCID)を含む、第1のサブヘッダによって識別されてもよい。そうでなければ、A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズであってもよく、A/D MAC CEは、第1のLCIDと異なる第2のLCIDを含む、第2のサブヘッダによって識別されてもよい。
無線デバイスは、2030において、A/D MAC CEに従って、1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルをアクティブ化および/または非アクティブ化してもよい。ある実施形態によると、A/D MAC CE内のビットは、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示し得る。ある実施形態によると、無線デバイスは、対応する二次セルが構成されないと、A/D MAC CE内のビットを無視してもよい。ある実施形態によると、A/D MAC CE内のビットは、ビットが1に設定され、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルがアクティブ化されることを示し得る。ある実施形態によると、A/D MAC CE内のビットは、ビットがゼロに設定され、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルが非アクティブ化されることを示し得る。
ある実施形態によると、第1のLCIDおよび第2のLCIDはそれぞれ、5ビットの長さを有してもよい。ある実施形態によると、第1のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、第1のLCIDを含んでもよい。ある実施形態によると、第2のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、第2のLCIDを含んでもよい。ある実施形態によると、第1のサブヘッダおよび第2のサブヘッダは、長さフィールドを含まなくてもよい。ある実施形態によると、第2のLCIDは、1つまたはそれを上回る二次セルのうちの7つを上回るものが構成されると、採用されてもよい。
ある実施形態によると、無線デバイスが、2010において、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信してもよい。無線デバイスは、2020において、アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を受信してもよい。構成パラメータが第1の基準を満たす場合、A/D MAC CEは、1オクテットの固定サイズであってもよく、A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子(LCID)を含む、第1のサブヘッダによって識別されてもよい。そうでなければ、A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズであってもよく、A/D MAC CEは、第1のLCIDと異なる第2のLCIDを伴う第2のサブヘッダによって識別されてもよい。ある実施形態によると、第1のLCIDおよび第2のLCIDはそれぞれ、5ビットの長さを有してもよい。ある実施形態によると、第1のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、第1のLCIDを含んでもよい。ある実施形態によると、第2のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、第2のLCIDを含んでもよい。ある実施形態によると、第1のサブヘッダおよび第2のサブヘッダは、長さフィールドを含まなくてもよい。ある実施形態によると、第2のLCIDは、1つまたはそれを上回る二次セルのうちの7つを上回るものが構成されると、採用されてもよい。
2030において、無線デバイスは、A/D MAC CEに従って、1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルをアクティブ化および/または非アクティブ化してもよい。ある実施形態によると、A/D MAC CE内のビットは、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示し得る。ある実施形態によると、無線デバイスは、対応する二次セルが構成されないと、A/D MAC CE内のビットを無視してもよい。ある実施形態によると、A/D MAC CE内のビットは、ビットが1に設定され、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルがアクティブ化されたことを示し得る。ある実施形態によると、A/D MAC CE内のビットは、ビットがゼロに設定され、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルが非アクティブ化されたことを示し得る。
図21は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。基地局は、2110において、少なくとも1つのメッセージを無線デバイスに伝送してもよい。メッセージは、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含んでもよい。
2120において、基地局は、アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を伝送してもよい。1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、A/D MAC CEは、1オクテットの固定サイズであってもよく、A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子(LCID)を含む、第1のサブヘッダによって識別されてもよい。そうでなければ、A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズであって、A/D MAC CEは、第1のLCIDと異なる第2のLCIDを用いて第2のサブヘッダによって識別されてもよい。ある実施形態によると、第1のLCIDおよび第2のLCIDはそれぞれ、5ビットの長さを有してもよい。ある実施形態によると、第1のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有してもよく、第1のLCIDを含んでもよい。ある実施形態によると、第2のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有してもよく、第2のLCIDを含んでもよい。ある実施形態によると、第1のサブヘッダおよび第2のサブヘッダは、長さフィールドを含まなくてもよい。ある実施形態によると、第2のLCIDは、1つまたはそれを上回る二次セルのうちの7つを上回るものが構成されると、採用されてもよい。
2130において、基地局は、A/D MAC CEに従って、1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルのステータスをアクティブ化および/または非アクティブ化してもよい。ある実施形態によると、A/D MAC CE内のビットは、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示し得る。ある実施形態によると、無線デバイスは、対応する二次セルが構成されないと、A/D MAC CE内のビットを無視してもよい。ある実施形態によると、A/D MAC CE内のビットは、ビットが1に設定され、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルがアクティブ化されたことを示し得る。
図22は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。無線デバイスは、2210において、少なくとも1つのメッセージを基地局から受信してもよい。メッセージは、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含んでもよい。ある実施形態によると、1つまたはそれを上回る二次セルは、二次物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)二次セルを含んでもよい。
2220において、無線デバイスは、1つまたはそれを上回る経路損失基準セル上で受信された信号を採用して、1つまたはそれを上回る経路損失値を測定してもよい。2230において、無線デバイスは、1つまたはそれを上回る経路損失値を採用して、電力ヘッドルーム報告媒体アクセス制御制御要素(PHR MAC CE)の1つまたはそれを上回るフィールドを計算してもよい。
無線デバイスは、2240において、PHR MAC CEを伝送してもよい。PHR MAC CEは、存在フィールドを含んでもよい。存在フィールドは、複数の存在ビットを含んでもよい。存在フィールドは、1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、1オクテットの固定サイズであってもよい。存在フィールドは、1つまたはそれを上回る二次セルが、アップリンクが構成された7つを上回る二次セルを含む場合、4オクテットの固定サイズであってもよい。
ある実施形態によると、PHR MAC CEは、サブヘッダによって識別されてもよい。サブヘッダは、論理チャネル識別子(LCID)フィールドおよび長さフィールドを含んでもよい。
ある実施形態によると、存在フィールド内のビットは、1つまたはそれを上回る電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在するかどうかを示し得る。ある実施形態によると、無線デバイスは、対応する二次セルが構成されないと、存在フィールド内のビットをゼロに設定してもよい。ある実施形態によると、存在フィールド内のビットは、ビットが1に設定されると、1つまたはそれを上回る電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在することを示し得る。ある実施形態によると、存在ビット内のビットは、ビットがゼロに設定されると、電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在しないことを示し得る。ある実施形態によると、1つまたはそれを上回るフィールドは、1つまたはそれを上回るタイプ1電力ヘッドルームフィールドおよび/または1つまたはそれを上回るタイプ2電力ヘッドルームフィールドを含んでもよい。
図23は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。基地局は、2310において、少なくとも1つのメッセージを無線デバイスに伝送してもよい。メッセージは、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含んでもよい。ある実施形態によると、1つまたはそれを上回る二次セルは、二次物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)二次セルを含んでもよい。
2320において、基地局は、存在フィールドを含む、電力ヘッドルーム報告媒体アクセス制御制御要素(PHR MAC CE)を受信してもよい。存在フィールドは、複数の存在ビットを含んでもよい。存在フィールドは、1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、1オクテットの固定サイズであってもよい。存在フィールドは、1つまたはそれを上回る二次セルが、アップリンクが構成された7つを上回る二次セルを含む場合、4オクテットの固定サイズであってもよい。ある実施形態によると、PHR MAC CEは、サブヘッダによって識別されてもよい。サブヘッダは、論理チャネル識別子(LCID)フィールドおよび長さフィールドを含んでもよい。ある実施形態によると、存在フィールド内のビットは、1つまたはそれを上回る電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在するかどうかを示し得る。ある実施形態によると、基地局は、対応する二次セルが構成されないと、存在フィールド内のビットを無視してもよい。ある実施形態によると、存在フィールド内のビットは、ビットが1に設定されると、1つまたはそれを上回る電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在することを示し得る。ある実施形態によると、存在フィールド内のビットは、ビットがゼロに設定されると、電力ヘッドルームフィールドが対応する二次セルに関して存在しないことを示し得る。ある実施形態によると、PHR MAC CEは、1つまたはそれを上回るタイプ1電力ヘッドルームフィールドおよび/または1つまたはそれを上回るタイプ2電力ヘッドルームフィールドを含んでもよい。
2330において、基地局は、少なくともPHR MAC CEを採用して、(e)PDCCH上で1つまたはそれを上回る制御コマンド(例えば、1つまたはそれを上回る電力制御コマンドを含むDCI)を無線デバイスに伝送してもよい。制御コマンドは、(e)PDCCH上で伝送されるダウンリンク制御情報(DCI)を含んでもよい。PHR MAC CEは、構成されたアップリンクのためのアクティブセルに関して利用可能な電力ヘッドルームについての情報を含む。これは、eNBが、PHRが計算されるサブフレーム内におけるアップリンク電力伝送のために、UEがアクティブセル上で利用し得る電力の量を判定することを可能にし得る。eNBは、アップリンクスケジューリング、リソース配分、伝送フォーマット/MCS判定、および/またはUEへの電力制御コマンド伝送のために、本情報を採用してもよい。
例示的実施形態では、無線デバイスは、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信してもよい。無線デバイスは、アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(A/D MAC CE)を受信してもよい。
実施例では、構成パラメータが第1の基準を満たす場合/とき、A/D MAC CEは、第1のフォーマットであって、そうでなければ、A/D MAC CEは、第2のフォーマットである。例えば、第1の基準は、1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、満たされ、そうでなければ、第2の基準が、満たされる。例えば、1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、A/D MAC CEは、1オクテットの固定サイズであり、そうでなければ、A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズである。
実施例では、構成パラメータが第1の基準を満たす場合/とき、A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子(LCID)を含む、第1のサブヘッダによって識別され、そうでなければ、A/D MAC CEは、第1のLCIDと異なる第2のLCIDを用いて第2のサブヘッダによって識別される。例えば、第1の基準は、1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、満たされ、そうでなければ、第2の基準が、満たされる。例えば、1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、第1の論理チャネル識別子(LCID)を含む、第1のサブヘッダによって識別され、そうでなければ、A/D MAC CEは、第1のLCIDと異なる第2のLCIDを伴う第2のサブヘッダによって識別される。
無線デバイスは、A/D MAC CEに従って、1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルをアクティブ化または非アクティブ化してもよい。
例示的実施形態では、無線デバイスは、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信してもよい。無線デバイスは、PHR MAC CEを伝送する。PHR MAC CEは、複数の存在ビットを含む、存在フィールドを含む。存在フィールドは、構成パラメータが第1の基準を満たすと、1オクテットの固定サイズである。存在フィールドは、構成パラメータが第2の基準を満たすと、4オクテットの固定サイズである。例えば、存在フィールドは、1つまたはそれを上回る二次セルのうちの最大7つがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成されるとき、1オクテットの固定サイズであり、PUCCH二次セルは、構成されない。実施例では、存在フィールドは、1つまたはそれを上回る二次セルが、アップリンクが構成された7つを上回る二次セルを含むとき、4オクテットの固定サイズであってもよい。実施例では、存在フィールドは、二次PUCCHが構成されると、4オクテットの固定サイズであってもよい。
無線デバイスは、1つまたはそれを上回る経路損失基準セル上で受信された信号を採用して、1つまたはそれを上回る経路損失値を測定してもよい。無線デバイスは、1つまたはそれを上回る経路損失値を採用して、PHR MAC CEの1つまたはそれを上回るフィールドを計算してもよい。基地局は、少なくともPHR MAC CEを採用して、1つまたはそれを上回る制御コマンドを伝送してもよい。制御コマンドは、物理ダウンリンク制御チャネル上で伝送されてもよい。
キャリアアグリゲーションに関して、UEのためのサービングセルの構成されたセットは、1つのPCellおよび1つまたはそれを上回るSCellから成ってもよい。DCは、構成されない場合、1つの付加的PUCCHが、SCell、すなわち、PUCCH SCell上で構成されてもよい。PUCCH SCellが構成されると、RRCは、一次PUCCHグループおよび/または二次PUCCHグループへのサービングセルのマッピングを構成してもよい(例えば、SCell毎に、PCellおよび/またはPUCCH SCellがACK/NAKおよび/またはCSI報告の伝送のために採用されるかどうか)。
電力ヘッドルームに関して、UEが、サービングセルcに関するサブフレームi内でPUCCHを伴わずにPUSCHを伝送する場合、タイプ1報告に関する電力ヘッドルームは、以下を採用して算出されてもよい。
extendedPHRに関して、拡張電力ヘッドルーム報告(PHR)MAC制御要素は、LCIDを伴うMAC PDUサブヘッダによって識別されてもよい。これは、可変サイズを有してもよい。タイプ2PHが報告されると、タイプ2PHフィールドを含有するオクテットが、最初に、PH per SCellの存在を示すオクテット後に含まれ、その後、関連付けられたPCMAX,cフィールドを含有するオクテット(報告される場合)が続いてもよい。その後、ビットマップに示されるPCellに関して、かつSCell毎に、ServCellIndexに基づく昇順において、タイプ1PHフィールドを伴うオクテットおよび関連付けられたPCMAX,cフィールドを伴うオクテット(報告される場合)が続いてもよい。
extendedPHR2に関して、拡張電力ヘッドルーム報告(PHR)MAC制御要素は、LCIDを伴うMAC PDUサブヘッダによって識別されてもよい。それらは、可変サイズを有してもよい。Cフィールドを伴う1オクテットは、アップリンクが構成されたSCellの最高SCellIndexが、8未満であるとき、PHperSCellの存在を示すために採用されてもよく、そうでなければ、4オクテットが、採用されてもよい。タイプ2PHが、PCellに関して報告されると、タイプ2PHフィールドを含有するオクテットが、最初に、PH per SCellの存在を示すオクテット後に含まれ、その後、関連付けられたPCMAX,cフィールドを含有するオクテット(報告される場合)が続いてもよい。PUCCH SCellに関するタイプ2PHフィールドが、続き(SCell上のPUCCHが構成され、タイプ2PHがPUCCH SCellに関して報告される場合)、その後、関連付けられたPCMAX,cフィールドを含有するオクテット(報告される場合)が続いてもよい。次いで、その後、ビットマップに示されるPCellに関して、かつSCell毎に、ServCellIndexに基づく昇順において、タイプ1PHフィールドを伴うオクテットおよび関連付けられたPCMAX,cフィールドを伴うオクテット(報告される場合)が続いてもよい。
拡張PHR MAC制御要素は、以下のように定義されてもよい。Ciフィールドは、SCellIndex iを用いるSCellに関するPHフィールドの存在を示し得る。「1」に設定されるCiフィールドは、SCellIndex iを用いるSCellに関するPHフィールドが報告されることを示し得る。「0」に設定されるCiフィールドは、SCellIndex iを用いるSCellに関するPHフィールドが報告されないことを示し得る。
1オクテットのアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素は、LCIDを伴うMAC PDUサブヘッダによって識別されてもよい。これは、固定サイズを有し、7つのC−フィールドおよび1つのR−フィールドを含有する単一オクテットから成ってもよい。1オクテットを伴うアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素は、例えば、図14Aおよび図14Bに示されるように定義されてもよい。4オクテットのアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素は、LCIDを伴うMAC PDUサブヘッダによって識別されてもよい。これは、固定サイズを有してもよく、31のC−フィールドおよび1つのR−フィールドを含有する4オクテットを含んでもよい。4オクテットのアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素は、例えば、アクティブ化/非アクティブ化のLCID値と相関するインデックス値11000(4オクテット)と、アクティブ化/非アクティブ化のLCID値と相関するインデックス値11011(1オクテット)とを用いて定義されてもよい。
7より大きいServCellIndexを伴うサービングセルが存在しない場合、1オクテットのアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素が、適用されてもよく、そうでなければ、4オクテットのアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素が、適用されてもよい。SCellIndex iを用いて構成されたSCellが存在する場合、Ciフィールドは、SCellIndex iを伴うSCellのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示し得、そうでなければ、MACエンティティは、Ciフィールドを無視してもよい。Ciフィールドは、「1」に設定され、SCellIndex iを伴うSCellがアクティブ化され得ることを示してもよい。Ciフィールドは、「0」に設定され、SCellIndex iを伴うSCellが非アクティブ化され得ることを示してもよい。Rは、「0」に設定され得る、反転ビットを含んでもよい。
MACエンティティが、TTIにおいてSCellをアクティブ化するアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素を受信する場合、MACエンティティは、SCellをアクティブ化してもよい。SCellのアクティブ化は、構成される場合、SCell上でのSRS伝送、SCellに関するCQI/PMI/RI/PTI報告、SCell上でのPDCCH監視、SCellに関するPDCCH監視、およびSCell上でのPUCCH伝送を含む、通常SCell動作を適用してもよい。MACエンティティは、SCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerを始動および/または再始動させてもよい。MACエンティティは、PHRをトリガしてもよい。
そうでなければ、MACエンティティが、TTIにおいてSCellを非アクティブ化するアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素を受信する場合、またはアクティブ化されたSCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerがTTIにおいてに満了する場合、TTIにおいて、MACは、SCellを非アクティブ化する、SCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerを停止する、および/またはSCellと関連付けられたHARQバッファをフラッシュしてもよい。
本明細書では、「a」および「an」および類似語句は、「少なくとも1つ」および「1つまたはそれを上回る」として解釈されるべきである。本明細書では、用語「may(〜してもよい)」は、「may, for example(例えば、〜してもよい)」として解釈されるべきである。言い換えると、用語「may(〜してもよい)」は、用語「may(〜してもよい)」に続く語句が、種々の実施形態のうちの1つまたはそれを上回るものに採用されてもよい、またはそうではなくてもよい、多数の好適な可能性のうちの1つの実施例であることを示す。AおよびBが、設定され、Aの全要素がまた、Bの要素である場合、Aは、Bのサブセットと呼ばれる。本明細書では、非空のセットおよびサブセットのみが、考慮される。例えば、B={セル1、セル2}の可能性として考えられるサブセットは、{セル1}、{セル2}、および{セル1、セル2}である。
本明細書では、パラメータ(情報要素:IE)は、1つまたはそれを上回るオブジェクトを含んでもよく、それらのオブジェクトはそれぞれ、1つまたはそれを上回る他のオブジェクトを含んでもよい。例えば、パラメータ(IE)Nが、パラメータ(IE)Mを含み、パラメータ(IE)Mが、パラメータ(IE)Kを含み、パラメータ(IE)Kが、パラメータ(情報要素)Jを含む場合、例えば、Nは、Kを含み、Nは、Jを含む。例示的実施形態では、1つまたはそれを上回るメッセージが、複数のパラメータを含むとき、複数のパラメータ内のパラメータは、1つまたはそれを上回るメッセージのうちの少なくとも1つ内に存在するが、1つまたはそれを上回るメッセージのそれぞれに存在する必要はないことを含意する。
開示される実施形態に説明される要素の多くは、モジュールとして実装されてもよい。モジュールは、定義された機能を行い、他の要素への定義されたインターフェースを有する、隔離可能要素として本明細書に定義される。本開示に説明されるモジュールは、ハードウェア、ハードウェア、ファームウェア、ウエットウエア(すなわち、生物学的要素を伴うハードウェア)と組み合わせたソフトウェア、またはそれらの組み合わせにおいて実装されてもよく、それらは全て、挙動的均等物である。例えば、モジュールは、ハードウェア機械(C、C++、Fortran、Java(登録商標)、BASIC、Matlab、または同等物等)またはSimulink、Stateflow、GNU Octave、もしくはLabVIEWMathScript等のモデル化/シミュレーションプログラムによって実行されるように構成される、コンピュータ言語で書かれたソフトウェアルーチンとして実装されてもよい。加えて、離散もしくはプログラマブルアナログ、デジタル、および/または量子ハードウェアを組み込む物理ハードウェアを使用して、モジュールを実装することが可能であり得る。プログラマブルハードウェアの実施例として、コンピュータ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および複合プログラマブル論理デバイス(CPLD)が挙げられる。コンピュータ、マイクロコントローラ、およびマイクロプロセッサは、アセンブリ、C、C++、または同等物等の言語を使用してプログラムされる。FPGA、ASIC、およびCPLDは、多くの場合、プログラマブルデバイス上のより少ない機能性を用いて内部ハードウェアモジュール間の接続を構成する、VHSICハードウェア記述言語(VHDL)またはVerilog等のハードウェア記述言語(HDL)を使用してプログラムされる。最後に、前述の技術は、多くの場合、機能モジュールの結果を達成するために組み合わせて使用されることを強調する必要がある。
本特許文書の開示は、著作権保護を受ける内容を組み込む。本所有権者は、特許文書または特許開示書のいかなる者によるにも、法律によって要求される限定された目的のために、複写物が特許商標庁の特許ファイルまたは記録として世に出現している限り異論はないが、他の場合に全ての著作権は完全に留保する。
種々の実施形態が前述されたが、それらは、限定ではなく、実施例として提示されていることを理解されたい。形態および詳細における種々の変更が、精神および範囲から逸脱することなく、本明細書に成されることができることは、当業者に明白となるであろう。実際、前述の説明を熟読後、代替実施形態を実装する方法が、当業者に明白となるであろう。したがって、本実施形態は、前述の例示的実施形態のいずれによっても限定されない。特に、例示的目的のために、前述の説明は、FDD通信システムを使用する実施例に焦点を当てていることに留意されたい。しかしながら、当業者は、本発明の実施形態がまた、1つまたはそれを上回るTDDセルを備えるシステム内にも実装されてもよいことを認識するであろう(例えば、フレーム構造2および/またはフレーム構造3認可支援アクセス)。開示される方法およびシステムは、無線または有線システム内に実装されてもよい。本発明に提示される種々の実施形態の特徴は、組み合わせられてもよい。一実施形態の1つまたは多くの特徴(方法またはシステム)は、他の実施形態内に実装されてもよい。限定数の例示的組み合わせのみ、強化伝送および受信システムならびに方法をもたらすために種々の実施形態内で組み合わせられ得る特徴の可能性を当業者に示すために示される。
加えて、機能性および利点を強調している任意の図は、単に例示目的で提示されていることを理解されたい。開示されるアーキテクチャは、示されるものと以外の方法で利用され得るように、十分に柔軟性があって、かつ構成可能である。例えば、任意のフロー図に列挙されるアクションは、いくつかの実施形態では、並べ替えられる、または随意にのみ使用されてもよい。
さらに、本開示の要約の目的は、米国特許商標庁および一般公衆、特に、特許または法律の用語もしくは表現に精通していない科学者、技術者、および実践者が、本願の技術的開示の性質および本質を大まかに調べることによって、素早く判断できるようにするものである。本開示の要約は、本発明の範囲をいかようにも限定することを意図するものではない。
最後に、請求項のみが、米国特許法(35U.S.C)第112条第6段落の下で解釈される「〜するための手段(means for)」または「〜するためのステップ(step for)」という表現用語を含んでいるのは、本出願人の意図である。「〜するための手段(means for)」または「〜するためのステップ(step for)」という語句を明示的に含んでいない請求項は、米国特許法(35U.S.C)第112条の下で解釈するべきではない。

Claims (15)

  1. 無線デバイス(406)のための方法であって、
    前記無線デバイス(406)によって、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信するステップと、
    アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素A/D MAC Cを受信するステップであって、
    前記1つまたはそれを上回る二次セルの数が7またはそれ未満であり、前記1つまたはそれを上回る二次セルがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、前記A/D MAC CEは、1オクテットの固定サイズであり、前記A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子LCIを含む、第1のサブヘッダによって識別され、そうでなければ、前記A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズであり、前記A/D MAC CEは、前記第1のLCIDと異なる第2のLCIDを含む、第2のサブヘッダによって識別されること
    を特徴とする、ステップと、
    前記A/D MAC CEに従って、前記1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルをアクティブ化または非アクティブ化するステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記第1のLCIDおよび前記第2のLCIDはそれぞれ、5ビットの長さを有し、
    前記第1のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、前記第1のLCIDを含み、
    前記第2のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、前記第2のLCIDを含み、
    前記第1のサブヘッダおよび前記第2のサブヘッダは、長さフィールドを含まない、請求項1に記載の方法。
  3. 前記A/D MAC CE内のビットは、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示す、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第2のLCIDは、前記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの7つを上回るものが構成されると、採用される、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 基地局(401)のための方法であって、
    前記基地局(401)によって、無線デバイス(406)に、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを伝送するステップと、
    アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素A/D MAC Cを伝送するステップであって、
    前記1つまたはそれを上回る二次セルの数が7またはそれ未満であり、前記1つまたはそれを上回る二次セルがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、前記A/D MAC CEは、1オクテットの固定サイズであり、前記A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子LCIを含む、第1のサブヘッダによって識別され、そうでなければ、前記A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズであり、前記A/D MAC CEは、前記第1のLCIDと異なる第2のLCIDを用いて第2のサブヘッダによって識別されること
    を特徴とする、ステップと、
    前記A/D MAC CEに従って、前記1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルのステータスをアクティブ化または非アクティブ化するステップと、
    を含む、方法。
  6. 前記第1のLCIDおよび前記第2のLCIDはそれぞれ、5ビットの長さを有し、
    前記第1のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、前記第1のLCIDを含み、
    前記第2のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、前記第2のLCIDを含み、
    前記第1のサブヘッダおよび前記第2のサブヘッダは、長さフィールドを含まない、請求項に記載の方法。
  7. 前記A/D MAC CE内のビットは、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示す、請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記第2のLCIDは、前記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの7つを上回るものが構成されると、採用される、請求項5〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 無線デバイス(406)であって、
    1つまたはそれを上回るプロセッサと、
    命令を記憶するメモリであって、前記命令は、実行されると、前記無線デバイス(406)に、
    1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信するステップと、
    アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素、A/D MAC CEを受信するステップであって、
    前記1つまたはそれを上回る二次セルの数が7またはそれ未満であり、前記1つまたはそれを上回る二次セルがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、前記A/D MAC CEは、1オクテットの固定サイズであり、前記A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子、LCIDを含む、第1のサブヘッダによって識別され、そうでなければ、前記A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズであり、前記A/D MAC CEは、前記第1のLCIDと異なる第2のLCIDを含む、第2のサブヘッダによって識別されること
    を特徴とする、ステップと、
    前記A/D MAC CEに従って、前記1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルをアクティブ化または非アクティブ化するステップと、
    を行わせる、メモリと、
    を含む、無線デバイス。
  10. 前記第1のLCIDおよび前記第2のLCIDはそれぞれ、5ビットの長さを有し、
    前記第1のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、前記第1のLCIDを含み、
    前記第2のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、前記第2のLCIDを含み、
    前記第1のサブヘッダおよび前記第2のサブヘッダは、長さフィールドを含まない、請求項9に記載の無線デバイス。
  11. 前記A/D MAC CE内のビットは、対応する二次セルが構成されると、対応する二次セルのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示す、請求項9または10に記載の無線デバイス。
  12. 前記第2のLCIDは、前記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの7つを上回るものが構成されると、採用される、請求項9〜11のいずれかに記載の無線デバイス。
  13. 基地局(401)であって、
    1つまたはそれを上回るプロセッサと、
    命令を記憶するメモリであって、前記命令は、実行されると、前記基地局(401)に、
    無線デバイスに、1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを伝送するステップと、
    アクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素、A/D MAC CEを伝送するステップであって、
    前記1つまたはそれを上回る二次セルの数が7またはそれ未満であり、前記1つまたはそれを上回る二次セルがそれぞれ、1〜7の値を有するセルインデックスを用いて構成される場合、前記A/D MAC CEは、1オクテットの固定サイズであり、前記A/D MAC CEは、第1の論理チャネル識別子、LCIDを含む、第1のサブヘッダによって識別され、そうでなければ、前記A/D MAC CEは、4オクテットの固定サイズであり、前記A/D MAC CEは、前記第1のLCIDと異なる第2のLCIDを用いて第2のサブヘッダによって識別されること
    を特徴とする、ステップと、
    前記A/D MAC CEに従って、前記1つまたはそれを上回る二次セル内の少なくとも1つの二次セルのステータスをアクティブ化または非アクティブ化するステップと、
    を行わせる、メモリと、
    を含む、基地局。
  14. 前記第1のLCIDおよび前記第2のLCIDはそれぞれ、5ビットの長さを有し、
    前記第1のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、前記第1のLCIDを含み、
    前記第2のサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、前記第2のLCIDを含み、
    前記第1のサブヘッダおよび前記第2のサブヘッダは、長さフィールドを含まない、請求項13に記載の基地局。
  15. 前記第2のLCIDは、前記1つまたはそれを上回る二次セルのうちの7つを上回るものが構成されると、採用される、請求項13または14に記載の基地局。
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