JP6256142B2 - 遠心圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、遠心圧縮機に関する。
遠心圧縮機は、インペラ(羽根車)の回転による遠心作用によって流体が高速でディフューザ流路に送り込まれる。そして、ディフューザ流路に送り込まれた流体は、ディフューザ流路にて減速されることで昇圧された後、ディフューザ流路の外周に設けられたスクロール状のボリュートに送り込まれる。
ところで、ディフューザ流路は、ディフューザ流路に送り込まれる流体の流量が所望の最大流量を達成し得る流路断面積に設定されている。よって、ディフューザ流路に送り込まれる流体の流量が小流量であって、且つボリュート(ディフューザ流路よりも下流側)の圧力が高圧のときには、流体の逆流によるサージングが発生する。サージングが発生すると、遠心圧縮機を安定して運転できなくなる。
そこで、図9に示すように、ディフューザ流路101の流路断面積を調整(可変)するために絞り部102を設けたものが、特許文献1に開示されている。絞り部102は、ディフューザ流路101の一側部を形成するディスク状のディフューザ側板103を備えている。ディフューザ側板103は、ディフューザ流路101を形成するハウジング104に形成された凹部105に往復動自在に設けられている。ディフューザ側板103には、周方向において等間隔に配置された複数のロッド106の一端が連結されている。各ロッド106の他端には、ハウジング104に形成されたシリンダ107内に往復動自在に設けられたピストン108が連結されている。シリンダ107内は、ピストン108によりヘッド室109とロッド室110とに区画されている。ヘッド室109は連通路111を介して吐出部112に接続されるとともに、ロッド室110は連通路113を介して吸込部114に接続されている。ロッド室110内には、ディフューザ流路101の流路断面積を拡大させる方向にディフューザ側板103を付勢するスプリング115が収容されている。
そして、ディフューザ流路101に送り込まれる流体の流量が小流量であって、且つ吐出部112の圧力が高圧のときには、吸込部114と吐出部112との差圧が大きいため、ヘッド室109内の圧力がスプリング115の付勢力に打ち勝って、ピストン108がヘッド室109の容積を拡大させる方向へ移動する。よって、ディフューザ側板103がディフューザ流路101の流路断面積を縮小させる方向へ移動する。これにより、ディフューザ流路101の流路断面積が小さくなり、ディフューザ流路101を通過する流体の流れが円滑なものとなる。
一方、吐出部112の圧力が低いほど、ディフューザ流路101に送り込まれる流体の流量が大流量になる。このとき、吸込部114と吐出部112との差圧が小さいため、スプリング115の付勢力によって、ピストン108がヘッド室109内の容積を縮小させる方向へ移動し、ディフューザ側板103がディフューザ流路101の流路断面積を拡大させる方向へ移動する。これにより、ディフューザ流路101の流路断面積が大きくなり、ディフューザ流路101を通過する流体の流れが円滑なものとなる。
実開平6−63897号公報
ところで、特許文献1では、ディフューザ側板103と、ディフューザ流路101を形成するハウジング104におけるディフューザ側板103と対向する壁面との間の流路断面積を絞ることで、ディフューザ流路101の流路断面積を小さくしている。すなわち、ディフューザ側板103の位置が精度良く維持されていないと、ディフューザ流路101が絞られている状態を一定に保つことができなくなってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ディフューザ流路が絞られている状態を一定に保つことができる遠心圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決する遠心圧縮機は、インペラの回転による遠心作用によって、ハウジング内に形成される環状のディフューザ流路に流体が送り込まれる遠心圧縮機であって、
前記ディフューザ流路の対向するシュラウド側壁面及びハブ側壁面の一方から前記ディフューザ流路に出没可能であるとともに前記ディフューザ流路の流路断面積よりも小さい流路断面積である貫通孔を有する環状の可動部材と、前記可動部材を出没させる作動機構と、を備え、前記シュラウド側壁面及び前記ハブ側壁面の他方は、前記作動機構によって前記可動部材が突出して前記可動部材が当接する当接部を有し、前記作動機構によって前記可動部材が突出して、前記可動部材が前記当接部に当接したときに、前記ディフューザ流路における前記可動部材の上流側と下流側とが前記貫通孔を介して連通する。
これによれば、ディフューザ流路における可動部材の上流側と下流側とが貫通孔を介して連通することで、ディフューザ流路を貫通孔によって絞ることができる。そして、貫通孔の流路断面積は一義的に決められているため、ディフューザ流路における可動部材の上流側と下流側とが貫通孔を介して連通しているときには、ディフューザ流路が絞られている状態を一定に保つことができる。
上記遠心圧縮機において、前記ハウジングは、前記可動部材を前記ディフューザ流路に出没可能とする流体が導入される背圧室を有しており、前記作動機構は、前記背圧室内の圧力を制御する制御弁を含むことが好ましい。
これによれば、制御弁により背圧室内の圧力を制御するだけで、可動部材の出没を制御することができ、可動部材の出没を行うための部材を別途設けること無く、可動部材を出没させることができる。
上記遠心圧縮機において、前記背圧室には、前記流体の流通方向において前記可動部材よりも下流側の流体が導入されることが好ましい。
これによれば、背圧室にディフューザ流路を通過する流体とは別の流体を導入する場合に比べると、構成を簡素化させることができる。
上記遠心圧縮機において、前記貫通孔は、前記流体の流通により前記可動部材の没入方向の動圧を受けるように傾斜した受圧面を有することが好ましい。
これによれば、貫通孔を通過する流体の動圧が受圧面に作用するため、可動部材が没入する際の可動部材の没入方向への移動を円滑に行うことができる。
上記遠心圧縮機において、前記作動機構によって前記可動部材が突出して、前記可動部材が前記当接部に当接したときに、前記貫通孔は、前記ハブ側壁面寄りに配置されることが好ましい。
ディフューザ流路においてハブ側壁面寄りは、インペラの回転による遠心作用によってディフューザ流路に送り込まれる流体の流通経路になり易いため、貫通孔をハブ側壁面寄りに配置することによって、ディフューザ流路に送り込まれる流体が、貫通孔に流れ易くなる。よって、流体が貫通孔を通過し易くなるため、サージングが抑制されるとともに、遠心圧縮機の効率を向上させることができる。
上記遠心圧縮機において、前記貫通孔は、前記可動部材の径方向に対して、前記インペラの回転方向に傾斜した傾斜面を有することが好ましい。
これによれば、インペラの回転による遠心作用によってディフューザ流路に送り込まれて貫通孔を通過する流体の流れを円滑にすることができる。
上記遠心圧縮機において、前記貫通孔は、前記可動部材の周方向に沿って延びるスリットであることが好ましい。
これによれば、可動部材の周方向において連続して延びる貫通孔の空間を確保することができる。よって、貫通孔を介した流体の通過を円滑に行うことができる。
この発明によれば、ディフューザ流路が絞られている状態を一定に保つことができる。
実施形態における遠心圧縮機を示す縦断面図。 可動部材が没入している状態を示す部分拡大断面図。 可動部材の斜視図。 可動部材の縦断面図。 可動部材が突出している状態を示す部分拡大断面図。 別の実施形態における可動部材が突出している状態を示す部分拡大断面図。 別の実施形態における可動部材が突出している状態を示す部分拡大断面図。 別の実施形態における可動部材の斜視図。 従来例における遠心圧縮機の部分拡大断面図。
以下、遠心圧縮機を具体化した一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
図1に示すように、遠心圧縮機10のハウジング11は、金属材料製(本実施形態ではアルミニウム製)である。ハウジング11は、リヤハウジング14と、リヤハウジング14に接合されるフロントハウジング15とを有する。フロントハウジング15内には、流体の圧縮を行う圧縮機構18が収容されている。フロントハウジング15の中央部には、出力軸19が、リヤハウジング14を貫通してフロントハウジング15内に突出している。出力軸19は、リヤハウジング14に回転可能に支持され、図示しない駆動機構の作動に伴い回転駆動される。
圧縮機構18は、フロントハウジング15内の中央部に配置されるとともに出力軸19におけるフロントハウジング15内の端部に取り付けられたインペラ20を有する。また、フロントハウジング15の中央部には、インペラ20に向けて流体が吸入される吸入ポート21が形成されている。吸入ポート21は、出力軸19の回転軸線Lが延びる方向(軸方向)に沿って延びている。さらに、フロントハウジング15には、インペラ20よりも出力軸19の径方向外側に延びる円環状のディフューザ流路22が形成されている。ディフューザ流路22の流路断面積は、ディフューザ流路22に送り込まれる流体の流量が所望の最大流路を達成し得る流路断面積に設定されている。また、フロントハウジング15には、ディフューザ流路22の径方向外側に連通するスクロール状のボリュート23が形成されている。
そして、出力軸19が回転すると、インペラ20の回転によって吸入ポート21から流体がインペラ20に向かって吸い込まれる。そして、吸入ポート21からインペラ20に向かって吸い込まれた流体は、インペラ20の回転による遠心作用によって高速でディフューザ流路22に送り込まれる。ディフューザ流路22に送り込まれた流体は、ディフューザ流路22にて減速されることで昇圧(圧縮)され、ボリュート23に送り込まれるとともに、ボリュート23から遠心圧縮機10外に送られる。
図2に示すように、リヤハウジング14は、第1ハウジング31と、第1ハウジング31に連結されるとともに、ディフューザ流路22を形成するハブ側壁面32aを有する第2ハウジング32とから構成されている。そして、ハブ側壁面32aと、ハブ側壁面32aと対向するフロントハウジング15のシュラウド側壁面15aとでディフューザ流路22が形成されている。第1ハウジング31における第2ハウジング32側の端面には環状の凹部31aが形成されている。そして、凹部31aと第2ハウジング32とによって背圧室33が区画されている。
背圧室33とボリュート23とは連通路34によって接続されている。連通路34には、電磁式の制御弁35が設けられている。制御弁35は、連通路34を開閉する開閉弁である。そして、制御弁35が開弁すると、背圧室33とボリュート23とが連通路34を介して連通するとともに、ボリュート23から連通路34を介して背圧室33に流体が導入される。また、制御弁35が閉弁すると、連通路34を介した背圧室33とボリュート23との連通が遮断され、ボリュート23から連通路34を介して背圧室33に流体が導入されなくなる。
背圧室33は、排出路36を介して吸入ポート21に連通している。排出路36には、電磁式の制御弁37が設けられている。制御弁37は、排出路36を開閉する開閉弁である。そして、制御弁37が開弁すると、背圧室33と吸入ポート21とが排出路36を介して連通するとともに、背圧室33内の流体が排出路36を介して吸入ポート21に放出される。また、制御弁37が閉弁すると、排出路36を介した背圧室33と吸入ポート21との連通が遮断され、背圧室33から排出路36を介して吸入ポート21に流体が放出されなくなる。
第2ハウジング32には、環状の可動部材40が、ハブ側壁面32aからディフューザ流路22に出没可能に設けられている。可動部材40は、ディフューザ流路22における流体の流通方向の入口寄り(インペラ20寄り)に対応する位置に配置されている。シュラウド側壁面15aは、可動部材40が突出して可動部材40が当接する当接部15bを有する。
凹部31aの底面には、可動部材40が接触する環状の接触部38が突設されている。接触部38の厚みは、可動部材40の厚みよりも薄くなっている。そして、可動部材40における接触部38側の端面は、可動部材40が背圧室33内に没入して接触部38と接触している状態において、その一部が接触部38からはみ出しており、背圧室33に導入される流体が作用する。よって、可動部材40における接触部38側の端面は、背圧室33に導入される流体が作用する作用面40aを形成する。
可動部材40が背圧室33内に没入して、作用面40aが接触部38と接触している状態では、可動部材40における接触部38とは反対側の端面40eは、ハブ側壁面32aから僅かに突出している。
図3に示すように、可動部材40には、可動部材40を貫通するとともに可動部材40の周方向に沿って延びる一対のスリット41が形成されている。各スリット41は、可動部材40における各スリット41よりも可動部材40の出没方向の一端部401側と他端部402側とを繋ぐ連繋部403を間に置いて、可動部材40の周方向に並んでいる。すなわち、可動部材40にはスリット41が複数形成されている。
図4に示すように、連繋部403は、可動部材40の周方向において対向配置されている。また、連繋部403における可動部材40の周方向に位置する面が、インペラ20の回転方向(図4に示す矢印Rの方向)に沿って傾斜している。よって、各スリット41は、可動部材40の径方向に対して、インペラ20の回転方向に傾斜した傾斜面41kを有する。
図5に示すように、可動部材40が突出して、可動部材40が当接部15bに当接したときに、ディフューザ流路22における可動部材40の上流側と下流側とが各スリット41を介して連通する。よって、各スリット41は、可動部材40が突出して、可動部材40が当接部15bに当接したときに、ディフューザ流路22における可動部材40の上流側と下流側とを連通する貫通孔を形成している。各スリット41の流路断面積は、ディフューザ流路22の流路断面積よりも小さい。
各スリット41は、可動部材40が突出して、可動部材40が当接部15bに当接したときに、ハブ側壁面32a寄りに配置されるように、可動部材40に対して形成されている。つまり、可動部材40が当接部15bに当接した状態で、各スリット41は、ディフューザ流路22を形成するシュラウド側壁面15aとハブ側壁面32aとの間のうち、ハブ側壁面32a寄りに形成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態では、ディフューザ流路22に送り込まれる流体の流量が小流量であって、且つボリュート23の圧力が所望の圧力である高圧のときに、制御弁35が開弁するとともに制御弁37が閉弁する。すると、ボリュート23の流体が連通路34を介して背圧室33に導入される。すなわち、背圧室33には、流体の流通方向において可動部材40よりも下流側の流体が背圧として導入される。
そして、背圧室33に導入された流体が、可動部材40の作用面40aに作用する。ここで、背圧室33とディフューザ流路22との差圧が大きいため、可動部材40は、背圧室33内の流体の圧力(背圧)によって当接部15bに向けて突出する。可動部材40が当接部15bに当接すると、ディフューザ流路22における可動部材40の上流側と下流側とが各スリット41を介して連通する。これにより、ディフューザ流路22が各スリット41によって絞られ、ディフューザ流路22に送り込まれた流体が各スリット41を通過する際に整流される。その結果、ディフューザ流路22に送り込まれる流体の流量が小流量であって、且つボリュート23の圧力が所望の圧力である高圧のときであっても、ディフューザ流路22を通過する流体の流れが円滑なものとなる。そして、各スリット41の流路断面積は一義的に決められているため、ディフューザ流路22における可動部材40の上流側と下流側とが各スリット41を介して連通しているときには、ディフューザ流路22が絞られている状態が一定に保たれる。
一方、ディフューザ流路22に送り込まれる流体の流量が大流量になると、制御弁35が閉弁するとともに制御弁37が開弁する。すると、背圧室33内の流体が、排出路36を介して吸入ポート21に放出される。これにより、背圧室33内の圧力が大気圧に近づき、背圧室33とディフューザ流路22との差圧が小さくなる。このため、可動部材40は、各スリット41を通過する流体の圧力によって背圧室33内に没入する。これにより、ディフューザ流路22を通過する流体の流量が大流量のときであっても、ディフューザ流路22を通過する流体の流れが円滑なものとなる。本実施形態では、各制御弁35,37は、背圧室33内の圧力を制御して可動部材40を出没させる作動機構を構成している。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)可動部材40が突出して、可動部材40が当接部15bに当接したときに、ディフューザ流路22における可動部材40の上流側と下流側とが各スリット41を介して連通する。これによれば、ディフューザ流路22を各スリット41によって絞ることができる。そして、各スリット41の流路断面積は一義的に決められているため、ディフューザ流路22における可動部材40の上流側と下流側とが各スリット41を介して連通しているときには、ディフューザ流路22が絞られている状態を一定に保つことができる。
(2)各制御弁35,37により背圧室33内の圧力を制御するだけで、可動部材40の出没を制御することができ、可動部材40の出没を行うための部材を別途設けること無く、可動部材40を出没させることができる。
(3)背圧室33には、流体の流通方向において可動部材40よりも下流側の流体が導入される。これによれば、背圧室33にディフューザ流路22を通過する流体とは別の流体を導入する場合に比べると、構成を簡素化させることができる。
(4)各スリット41は、可動部材40が突出して、可動部材40が当接部15bに当接したときに、ハブ側壁面32a寄りに配置されるように、可動部材40に形成されている。ディフューザ流路22においてハブ側壁面32a寄りは、インペラ20の回転による遠心作用によってディフューザ流路22に送り込まれる流体の流通経路になり易い。このため、各スリット41をハブ側壁面32a寄りに配置することによって、ディフューザ流路22に送り込まれる流体が、各スリット41に流れ易くなる。よって、流体が各スリット41を通過し易くなるため、サージングが抑制されるとともに、遠心圧縮機10の効率を向上させることができる。
(5)各スリット41は、可動部材40の径方向に対して、インペラ20の回転方向に傾斜した傾斜面41kを有する。これによれば、インペラ20の回転による遠心作用によってディフューザ流路22に送り込まれて各スリット41を通過する流体の流れを円滑にすることができる。
(6)各スリット41は、可動部材40の周方向に沿って延びている。これによれば、可動部材40の周方向において連続して延びる貫通孔としての空間を確保することができる。よって、各スリット41を介した流体の通過を円滑に行うことができる。
(7)本実施形態によれば、ディフューザ流路22に送り込まれる流体の流量が小流量であって、且つボリュート23の圧力が所望の圧力である高圧のときであっても、ディフューザ流路22を通過する流体の流れが円滑なものとなるため、遠心圧縮機10の運転領域を拡大させることができる。
(8)凹部31aの底面に、可動部材40が接触する環状の接触部38を突設した。接触部38の厚みは、可動部材40の厚みよりも薄くなっている。これによれば、背圧室33に導入された流体が、可動部材40の作用面40aに作用し易くなり、可動部材40における突出方向への移動をスムーズに行うことができる。
(9)可動部材40が背圧室33内に没入して、作用面40aが接触部38と接触している状態では、可動部材40における接触部38とは反対側の端面40eは、ハブ側壁面32aから僅かに突出している。よって、可動部材40が背圧室33内に没入している状態から、可動部材40を突出方向へ移動させる際に、可動部材40の端面40eが第2ハウジング32に引っ掛かってしまうことを抑制することができ、可動部材40の突出方向への移動を円滑に行うことができる。
(10)各制御弁35,37により背圧室33内の圧力を制御して、可動部材40の出没を制御しているため、遠心圧縮機10の様々な運転条件に応じて、遠心圧縮機10のサージングを抑制することができ、効率良く運転することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図6に示すように、スリット41は、流体の流通により可動部材40の没入方向の動圧を受けるように傾斜した受圧面41aを有していてもよい。受圧面41aは、各スリット41の内面において、可動部材40における没入方向側の部位が、各スリット41における流体の流通方向において、当接部15bに近づくように傾斜している。これによれば、各スリット41を通過する流体の動圧が受圧面41aに作用するため、可動部材40が没入する際の可動部材40の没入方向への移動を円滑に行うことができる。
○ 図7に示すように、可動部材40の外周面及び内周面に環状のシール部材40sを装着して、可動部材40と第2ハウジング32との間を各シール部材40sによりシールしてもよい。そして、この場合、背圧室33に導入される流体として、ディフューザ流路22を通過する流体とは別の流体を導入してもよい。ディフューザ流路22を通過する流体とは別の流体としては、例えば、駆動機構の摺動部位の潤滑や発熱部位の冷却等の目的として用いられるオイルや、駆動機構の発熱部位の冷却の目的として用いられる冷却水等が挙げられる。これらオイル又は冷却水を背圧室33内に導入した場合、第2ハウジング32を介して流体の熱をオイル又は冷却水に伝達させることができるため、流体を冷却させることができ、遠心圧縮機10の運転効率を向上させることができる。
○ 図8に示すように、例えば、可動部材40を貫通するとともに可動部材40の周方向に沿って並ぶ複数の孔42を、貫通孔として形成してもよい。図8では、孔42の形状は、円状であるが、例えば、楕円状であってもよく、孔42の形状は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、連繋部403における可動部材40の周方向に位置する面が、可動部材40の径方向に沿って延びていてもよい。
○ 実施形態において、可動部材40に、連繋部403が3つ以上形成されていてもよい。すなわち、可動部材40に、スリット41が3つ以上形成されていてもよい。
○ 実施形態において、各スリット41は、可動部材40が突出して、可動部材40が当接部15bに当接したときに、ハブ側壁面32a寄りからはずれた位置に配置されるように、可動部材40に形成されていてもよい。
○ 実施形態において、可動部材40は、例えば、ディフューザ流路22における流体の流通方向の出口寄り(ボリュート23寄り)に対応する位置に配置されていてもよい。
○ 実施形態において、接触部38を削除してもよい。この場合であっても、凹部31aの底面と、可動部材40における凹部31aの底面側の端面との間に流体が流れ込むことで、可動部材40の作用面40aに流体が作用して、可動部材40は当接部15bに向けて突出する。
○ 実施形態において、可動部材40を、例えば、電磁式のアクチュエータを用いて出没させるようにしてもよい。この場合、アクチュエータが、可動部材40を出没させる作動機構を構成する。
○ 実施形態において、可動部材40が、シュラウド側壁面15aからディフューザ流路22に出没可能に設けられていてもよい。このとき、ハブ側壁面32aは、可動部材40が突出して可動部材40が当接する当接部を有する。
○ 実施形態において、背圧室33は、排出路36を介して遠心圧縮機10の外部に連通していてもよい。
○ 実施形態において、可動部材40が背圧室33内に没入して、作用面40aが接触部38と接触している状態では、可動部材40における接触部38とは反対側の端面40eが、ハブ側壁面32aから突出していなくてもよい。
○ 実施形態において、遠心圧縮機10を、例えば、ターボチャージャーに適用してもよい。
10…遠心圧縮機、11…ハウジング、15a…シュラウド側壁面、15b…当接部、20…インペラ、22…ディフューザ流路、32a…ハブ側壁面、33…背圧室、35,37…作動機構を構成する制御弁、40…可動部材、41…貫通孔を形成するスリット、41a…受圧面、41k…傾斜面。

Claims (6)

  1. インペラの回転による遠心作用によって、ハウジング内に形成される環状のディフューザ流路に流体が送り込まれる遠心圧縮機であって、
    前記ディフューザ流路の対向するシュラウド側壁面及びハブ側壁面の一方から前記ディフューザ流路に出没可能であるとともに前記ディフューザ流路の流路断面積よりも小さい流路断面積である貫通孔を有する環状の可動部材と、
    前記可動部材を出没させる作動機構と、を備え、
    前記シュラウド側壁面及び前記ハブ側壁面の他方は、前記作動機構によって前記可動部材が突出して前記可動部材が当接する当接部を有し、
    前記作動機構によって前記可動部材が突出して、前記可動部材が前記当接部に当接したときに、前記ディフューザ流路における前記可動部材の上流側と下流側とが前記貫通孔を介して連通し、
    前記貫通孔は、前記可動部材の周方向に沿って延びるスリットであることを特徴とする遠心圧縮機。
  2. インペラの回転による遠心作用によって、ハウジング内に形成される環状のディフューザ流路に流体が送り込まれる遠心圧縮機であって、
    前記ディフューザ流路の対向するシュラウド側壁面及びハブ側壁面の一方から前記ディフューザ流路に出没可能であるとともに前記ディフューザ流路の流路断面積よりも小さい流路断面積である貫通孔を有する環状の可動部材と、
    前記可動部材を出没させる作動機構と、を備え、
    前記シュラウド側壁面及び前記ハブ側壁面の他方は、前記作動機構によって前記可動部材が突出して前記可動部材が当接する当接部を有し、
    前記作動機構によって前記可動部材が突出して、前記可動部材が前記当接部に当接したときに、前記ディフューザ流路における前記可動部材の上流側と下流側とが前記貫通孔を介して連通し、
    前記貫通孔は、前記流体の流通により前記可動部材の没入方向の動圧を受けるように傾斜した受圧面を有することを特徴とする遠心圧縮機。
  3. インペラの回転による遠心作用によって、ハウジング内に形成される環状のディフューザ流路に流体が送り込まれる遠心圧縮機であって、
    前記ディフューザ流路の対向するシュラウド側壁面及びハブ側壁面の一方から前記ディフューザ流路に出没可能であるとともに前記ディフューザ流路の流路断面積よりも小さい流路断面積である貫通孔を有する環状の可動部材と、
    前記可動部材を出没させる作動機構と、を備え、
    前記シュラウド側壁面及び前記ハブ側壁面の他方は、前記作動機構によって前記可動部材が突出して前記可動部材が当接する当接部を有し、
    前記作動機構によって前記可動部材が突出して、前記可動部材が前記当接部に当接したときに、前記ディフューザ流路における前記可動部材の上流側と下流側とが前記貫通孔を介して連通し且つ前記貫通孔が前記ハブ側壁面寄りに配置されることを特徴とする遠心圧縮機。
  4. 前記ハウジングは、前記可動部材を前記ディフューザ流路に出没可能とする流体が導入される背圧室を有しており、
    前記作動機構は、前記背圧室内の圧力を制御する制御弁を含むことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の遠心圧縮機。
  5. 前記背圧室には、前記流体の流通方向において前記可動部材よりも下流側の流体が導入されることを特徴とする請求項に記載の遠心圧縮機。
  6. 前記貫通孔は、前記可動部材の径方向に対して、前記インペラの回転方向に傾斜した傾斜面を有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の遠心圧縮機。
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