JP6254952B2 - 水泳者、水泳デバイス、ゴーグルおよびマスク、ゴーグルシールのための呼吸補助アタッチメント - Google Patents

水泳者、水泳デバイス、ゴーグルおよびマスク、ゴーグルシールのための呼吸補助アタッチメント Download PDF

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Description

本発明の技術分野は、水泳のための呼吸補助デバイスに関する。特に本発明は、水泳者(swimmer)の頭に固定されて水泳者の呼吸および能力を向上させることができる用具に関する。
呼吸は、特に「クロール(crawl)」として知られている水泳の泳法(stroke)に対しては、水泳効率の重要な要素である。
水面下に頭を沈めたまま泳ぐことを可能にするデバイスが現在、知られている。例えば、シュノーケルは、余暇の水泳のための呼吸補助アタッチメントであり、特にダイビングやシュノーケリング活動に適している。このアタッチメントは、しかしながら、とりわけクロールタイプの水泳に対しては、ある程度の速さを求めるときの良好な水泳姿勢とは相いれない。シュノーケルは、通常、探査またはレジャーを目的とした従来の水泳泳法のためのものである。
その上、シュノーケルはクロールを学ぶことに関連している一連の問題を解決することを意図してはいない。特に、水泳者がクロールを行うために実行しなければならない呼吸の制御および種々のステップに関連している一連の問題を解決することを意図してはいない。
学習の第1段階から、初心者は水の中に深く息を吐き出すことを学ばなければならない。これは、その後、水の外で短く吸入することを効率的に行うことができるようにするためである。
水泳者の努力を減らして速度性能を改善しながら呼吸することを学ぶ目的で、水泳者の呼吸を助けつつ最適化するために利用できる手段は存在しない。
水泳者は、特にクロールを学ぶときには、泳いでいる間の呼吸リズムが成し遂げられることを確実にするために種々のステップに従わなければならない。
第1ステップは空気を吸い込むことを含む。口を開けることは、若干の時間に渡って水泳者に大量の空気を吸い込むことを可能にする。吸入は、通常、口を開けて呼吸しながら、頭が片側に向けられるときに行われる。
第2ステップは頭頂部が水泳の方向に整列するように水泳者の頭を水泳の方向に向かわせることを可能にし、眼が、例えばプールの底に向かうように水の深部に、下向きになることを可能にする、推移ステップである。
第3ステップは、水中での空気の吐出ステップであり、このステップは理想的には継続的な努力の下で、ある一様な方式の下で行われるものである。
第4ステップは、また第1の吸入ステップに復帰するための、一方側に向かう頭の動きを含む推移ステップである。
クロールは、長年に渡るトレーニングを必要とする難しい水泳泳法である。最良の水泳者によって実行されたときでも、そこには、この泳法を最適化し、前述の4つのステップの最高の効率を達成するための絶え間ない探索がある。
第2ステップおよび第4ステップの際に不可避な頭の上下動(pitching motion)によって気を散らしたり速度を落としたりしないことは水泳者にとっては難しい。頭の動きが、水泳の方向に対して垂直であるので、頭の動きが「ちょうど十分」であるように、すなわち、頭の回転運動の大きさを制限するように、頭の動きが最適化されなければならない。
空気吸入ステップは、十分な量の空気を吸入することを確保しながら可能な限り短くなければならない。従って、最良の吐出ステップを実行する目的があることを考慮して空気吸入ステップを実行するために最適な妥協がある。吐出ステップの持続時間は、泳法のリズムによって変わるであろう。水泳者は、2回ごとに、4回ごとに、またはそれより長い間隔ごとに、例えば8回ごとに、空気を吸入してもよい。
この目的を有して水泳者はしばしば、水面を超えて口を持ってくるのに必要とされるよりも大きい頭の回転運動を行う。時間がロスされ、このステップの際に速度の低下が観察されるかもしれない。水から頭を出すのに費やす時間を制限することは、この姿勢における水泳者のバランスや浮力に対する悪影響を減少させる。望ましくない呼吸や不適切な動きに起因する減速の1つの欠点は、脚を沈ませることを引き起こすかもしれないことであり、これにより、その後、沈ませ、動きの容易さに影響を及ぼす。これは従って、水泳者の浮力や速度における泳法に対して悪影響を与える結果となる「雪だるま」効果である。
最終的に、吐出ステップの際に水泳者は自身の顔の方向を、自身の速度に対して最適化すること、および何よりまして長い時間、一定の吐出を維持すること、に適するように遂行することの困難さに気が付くかもしれない。
呼吸は、4つのステップが長く困難な訓練を必要とするので、クロールを行うときに特に困難である。
例えば、不十分な呼吸技量は、足をはさみのように前後に動かす動き、横向きの補償的な動き、または、正弦曲線的な軌跡を引き起こすことになる。推進力のある動きにおける欠陥は、呼吸技量に起因しているかもしれない。
最終的に、呼吸とその最適化は、水泳者の能力を向上させることに貢献させる多くの基準を満足させる。具体的には、これらの基準は以下を含む。
− 水泳者に最良の酸素供給を達成することを可能にする効率的な呼吸。
− 最良の浮力を維持するためのリズミカルな呼吸。
− 水泳者の速度を落とさないための、推進運動に同期化している呼吸。
本発明は、前述の欠点を解決することを可能にする。
本発明の主題は、水泳のための呼吸補助アタッチメントである。それは、少なくとも1つの、アタッチメントの固定手段を有する第1の部分と、第1の実質的に平面状の表面を有する第2の部分とを備える。第1の領域に加えられる圧力の相違によって発生される感覚のインジケーターを作るために、水泳者の顔の表面の皮膚と接触する、第2の部分の第1の表面の第1の領域を、第1の部分が保持するように意図されている。
固定手段は、また、アタッチメントを水泳者の頭に直接的に、またはアタッチメントが水泳者の頭に固定されることを意図して水泳ゴーグルに、固定させることができる。
好ましくは圧力の相違は、水泳者の頭の位置の変化、水泳者の頭の動きの変化、または、水中環境と大気環境との間のデバイスの環境の変化、によって生み出されてもよい。
この解決策の1つの利点は、水泳者に自身の口が水中にあるか、または水上の位置にあるかを示すように、口の近くの水泳者の顔に固定されるアタッチメントを得ることができることである。この利点は、水泳者が自身の皮膚に加えられた圧力の相違を感知することにより、自身が呼吸をすることができるか否かを、水泳者が知ることができることである。口との関係における水の位置は、従って、口の近くに加えられた圧力の筋肉による記憶の効果によって、水泳者によって無意識的に見積もられる。加えて、水泳者は、自身の頭を回転する際に、「ちょうど十分な」力で呼吸することができ、従って、頭の回転の大きさを制限することができる。
好ましくは、第1の表面は、デバイスが水泳者の頭に固定されるときに、横断平面(ここで平面は、人体の生体構造に関連して基準化されている。)に対する垂線から60度未満の角を形成する方向に沿って延びるように設計されている第1のエッジを備える。前記エッジの少なくとも1つの部分は、第1の領域内にある。
体と顔の基準姿勢(nominal position)において、本発明のアタッチメントが水泳者の頭に固定されているとき、第1のエッジは、実質的に横断平面に垂直であるように設計されている。
加えて、本発明の主題は、第1の表面の範囲を定めるエッジを有しており、その長さが2cmから20cmの間であるアタッチメントに関する。4cmから15cmの間の長さの値が子供と大人の双方に対する最適なターゲット値である。
好ましくは、アタッチメントの第2の部分は、第1のエッジの少なくとも1つの部分によって第1の表面に結合している第2の表面を備え、第1および第2の表面は、それらの結合(junction)の少なくとも1つの点で90度と180度との間の角を形成している。別の実施形態においては、第1および第2の表面は、それらの結合のいかなる点でも90度と180度との間の角を形成している。
好ましくは、第1の部分は水泳者の頭の上に固定されており、それ(第1の部分)は、第2の部分の第1の表面を、口の近くに延ばすように水泳者の顔に対して保持することを可能にする。
好ましくは、第1の部分は、水泳ゴーグルのシールおよびフレームにフィットするために適した開口を有している表面を備える。
好ましくは、呼吸補助アタッチメントは、成形によって作られており、ポリマー材料から製造されている。
加えて、本発明の主題は、また、2つのアタッチメントを備える水泳のための呼吸補助デバイスに関する。好ましくは、双方のアタッチメントは、所定の距離で互いに実質的に平行に保持されるように用いられる中央部分によって一体的に形成されるように接合されている。デバイスは一体的に製造されてもよく、製造の際にアセンブルされても良く、ユーザによって調整されてもよい。
好ましくは、2つのアタッチメントは、矢状面に対して対称的に配置されており、対称的に同一である。デバイスは、従って、顔の対称性に適合しており、水泳泳法に対して呼吸の対称性に適合している。ここにおいて、水泳者は、自身の頭を左にまたは右に、交互にまたはそれ以外の方法により回転させることで呼吸することができる。従って、本発明の利益は頭の回転に関わらず、達成される。
加えて、1実施形態によれば、所定の距離は、適切な調整デバイスによって調整することができる。
好ましくは、中央部分は人間の鼻の形状に適合している。別の実施形態においては、中央部分は、鼻を覆う、または輪郭を描かれた骨組みを形成することができる。中央部分はまた、鼻と口の間の、鼻の下に延びるように設計されることができる。
好ましくは、第1のアタッチメントの第1の部分および第2のアタッチメントの第1の部分は、共通の固定具を備える。
好ましくは、第1の部分が水泳者の頭に固定されているとき、2つのアタッチメントのそれぞれの第1または第2の表面は、水泳者の顔に対して部分的に圧迫されて保持され、および、口の近くの鼻の一方の側に延びる。用語「口の近く」は、以下の場合に従った取決めとして理解されなければならい。
− デバイスが口の小さな部分を覆ってもよい。
− デバイスが、口の側面の限界から、0cmと数cmとの間に配置されている。
好ましくは、共通の固定具は、水泳キャップによって額に押し付けられて保持されるのに適した第3の表面を備える。
好ましくは、共通の固定具は、頭の周囲を通過するように設計された伸縮する部分を備える。
加えて、本発明の主題は、水泳のための呼吸補助デバイスを備える水泳ゴーグルに関する。ここで水泳ゴーグルは、呼吸補助デバイスの中央部分および共通の固定具を形成する。
加えて、本発明の主題は、呼吸補助アタッチメントとしての役割を果たす水泳ゴーグルのためのシールに関する。
加えて、本発明の主題は、水泳のための呼吸補助デバイスを備える水泳マスクに関する。水泳マスクは、呼吸補助デバイスのための中央部分および共通の固定具を形成する。
本発明の別の特徴および利点は、添付図面を参照して引き続く詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
人体の生体構造における種々の公知平面を示している参照系を説明する図である。 水泳者がクロールで泳いているときの吸入段階を説明する図である。 呼吸補助デバイスおよび人間の顔におけるその位置決めを概略的に示す図である。 水泳ゴーグルに適した固定具を備える本発明の1つのアタッチメントを示す図である。 水泳ゴーグルに固定される本発明の2つのアタッチメントを示す図である。 本発明のデバイスを備えた水泳ゴーグルを装着している水泳者が吸入している場合を説明する図である。 本発明による呼吸補助デバイスの別の実施形態を示す図である。 本発明による呼吸補助デバイスの別の実施形態を示す図である。 本発明による呼吸補助デバイスの別の実施形態を示す図である。 本発明による呼吸補助デバイスの別の実施形態を示す図である。 本発明による呼吸補助デバイスの別の実施形態を示す図である。 切り欠き(cut-out)を備える呼吸補助アタッチメントの実施形態を説明する図である。
参照として図1に示す人体の生体構造における種々の公知平面を引き続く説明で行う。これらは、それぞれ矢状面(sagittal plane)300、横断面(transverse plane)100、冠状面(coronal plane)200である。
人体が伸ばされた姿勢、つまり、頭をまっすぐにして立っている、または、まっすぐな姿勢、そして、下方、上方または人体の片側に方向づけられてはいない人体の姿勢は、基準姿勢と呼ばれる。
引き続く説明において、呼吸補助アタッチメントは、プロファイル(profile)または付属物のいずれかでも称される。
水泳ゴーグルは、少なくとも1つの目を保護するもの、2つの目を保護するものの間のブリッジ、目の周りのシール、そしてオプションとしての少なくとも1つの調節できる伸縮するストラップを備えることを思い出さなければならない。
本発明においては、用語「頭」は、人体の一連の要素であり、頭皮を形成する頭頂部、首の首筋、額を含む顔、および首の部分が一緒になっているものとして理解されなければならない。
用語、表面の「エッジ」は、前記表面の2つの先端を結合する前記表面の境界(limit)、として理解されなければならない。エッジは外部であってもよい。この場合、エッジは2つの端部の間の外側の物質の表面の範囲を定める。エッジは内側であることもでき、この場合、エッジは、同じ材料またはオプションとしては異なる材料で作られた2つの結合した表面の範囲を定める。
以下の説明においては、アタッチメントは、その表面を閉じており、その表面の範囲を定めている1つの下端部があると想定している。また、アタッチメントは、固定具を備える第1の部分を有する結合点によって代表される上端部があると想定している。
ある個別の場合においては、エッジは、1つの部分に対して内側であってもよく、また2つの表面を結合してもよく、別の部分は外部であってもよく、外部にある2つの表面のうちの1つの範囲を定めてもよい。2つの表面の1つが他より長いときにこの場合が生じる。
エッジは、プロファイルの形状に応じて、まっすぐであっても若干、湾曲していてもよい。エッジの方向が以下の説明において言及されるとき、それは、境界と考えられる各点での接線方向の全てから得られる平均方向、または、表面の2つの端部を通過する直線の方向、のいずれかである。
本発明は、水泳者達にとってより快適であると共に水泳者達の全体としての平衡と運動力学に効果を有するという目的を有して、空気の吸入およびその吐出を手助けする呼吸補助のアタッチメントおよび/またはデバイスに関する。本発明によるアタッチメントおよびデバイスは、頭および体の単一の回転、または代わりに2つの回転によって達成され、側面で呼吸をすることを必要とする水泳泳法において特に好ましい活用を見出す。
従って特に、本発明によるアタッチメントおよびデバイスは、水の流れおよび層流を切り開くことによって、弓状の波のくぼみにおいて呼吸をする水泳者達の能力を使用し、強化することを目的とする。
加えて、吸入および吐出段階が、良好な水力学的な平衡条件を推進しながら、水泳者達の能力のレベルおよび快適さのために利益になるように役立つ。
本発明によるデバイスの独創性は、水泳者達の能力、快適さ、持久力と、技量の向上を確保することに貢献するために、弓状の波の谷の限界を際立たせ、安全に呼吸することを確保し、泳法の水力学的な平衡に対して必要不可欠な統制を行うことにある。具体的には、ほほ骨のような顔の部分におけるデバイスの圧力差の変動を通じて、および口の周囲の圧力差を通じて、自己受容性の評価基準を提供することにより、本発明によるアタッチメントおよびデバイスは、水泳者に空気および水中環境の限界の改善された感覚を提供し、水泳者にこの波の存在に対する確信を与える。デバイスのアタッチメントが、生命的な反射作用に対応して呼吸を調整する情報を返すので、水泳者の確信は増大する。
添付図面は、本発明の主題の実施形態の非限定的な例として与えられており、本発明のアタッチメントの2つを顔に配置することを許容するデバイスにおいて、アタッチメントは理想的に使用されている。
アタッチメントは、それ自体、技術的特徴を有する。技術的特徴は、具体的には、顔が水没していないか、水没しているかに応じて、水泳の際における顔に連続的に加えられる圧力および負圧に関して、技術的な効果を生み出す。1つのアタッチメントにフィットしており、常に同じ側で呼吸をしながらクロールで泳ぐ水泳者、または片側でのストロークで泳いでいる水泳者であれば、利益を見出すであろう。しかし、水泳者の全体的な均衡に関わる問題、対称性、快適性、または、解決策の全ての技術的な効果の全ての恩恵を得るためのデバイスとしては、おそらく、2つのアタッチメントを備えるデバイスを利用するであろうことが理解されなければならない。
引き続く説明においては、2つのアタッチメントを備えるデバイスを主として述べる。デバイスは、本発明の主題であるアタッチメントを分け隔てなく中央部分で結合しており、同じ発明概念を共有している。
呼吸補助デバイスは少なくとも2つのアタッチメントを備える。
2つのアタッチメントは、2つの水力学的な小さな付属物に対応する。呼吸補助デバイスが、体と頭が自身の基準姿勢となっている水泳者の頭に固定されたとき、アタッチメントは、横断面100に対して実質的に垂直な方向に延びる。
水泳の際のデバイスの使用は、2つのアタッチメントの方向が、所定の場合の際の横断面に対して、通常、60度の円錐の中にあるように維持することを確保する。
図2は、良好な能力水準を有する水泳者の動作の中間を説明する。水の表面を変形させる弓状の波の形状が、点線で示されるように明瞭に見ることができる。この波の頂点は水泳者の額の前に位置しており、水泳者の首に波の谷を有している。水泳者はこれを利用して、波の谷における水の表面で呼吸することにより、頭の回転を制限することができる。
本発明におけるこのデバイス、および/またはこのアタッチメントの目的の1つは、頭の回転を必要最小限の大きさに制限することにより、水泳者が、自身の口を開け、吸入することができることである。本発明のデバイスの利点の1つは、このデバイスのアタッチメントの1つが水の外にあるときは、水の圧力はもはやそのアタッチメントの表面に及ぼさないことである。その結果として水泳者は、自身の口が水の上にあり、吸気してもよいことを知ることができる情報を与えられる。
図3は、2つのアタッチメント1、2、水泳ゴーグル4および水泳キャップ3を備える呼吸補助デバイスを装着している水泳者を示す。
2つのアタッチメントを形成する2つの水力学的な小さな付属物は、基準姿勢における体と顔の横断面に実質的に垂直な位置に設置される。2つのアタッチメントは、口と鼻の両側に装着されており、基準姿勢における矢状面に関して対称的に配置されている。
1実施形態においては、L字型をしており、凹面が得られている平面形状を許容している。
矢状面の両側に2つの対称的なプロファイルを形成しているアタッチメントの位置決めおよび保持の利点の1つは、呼吸動作を容易にしながら、顔を越えた流れを切り開くことにある。
図4Aは、顔の右側に適するプロファイル2を形成するアタッチメントの1実施形態を示す。このプロファイルは、アタッチメントが水泳者の頭に固定されたときに、所定の圧力を与えながら水泳者のほほ骨に部分的に載るように意図した部分6を提供する。このプロファイルは、第1の表面6に関してわずかに傾いている第2の表面5を含む。これらの2つの表面は、表面5および表面6のそれぞれの範囲を定める本来の(natural)エッジで形成された軸で結合している。エッジは、アタッチメントの表面の1つに過剰な圧力が加わったときには、力が集中している領域であってもよい。それは従って、表面に及ぼす力が顔の皮膚に接触している領域に作用する限りにおいては、感覚の増幅器を形成する。2つの表面の間に置かれているエッジは、顔の皮膚の上にあり、アタッチメントに加えられている圧力の差を増大することができる。この圧力差は、従って、水泳者が自身の頭の位置を例えば回転によって変えるとき、または、速度が調整されるとき、典型的には、速度が加速されるまたは減速されるときに、容易に感知される。最終的に、圧力差は頭がその状況を変えるとき、例えば、アタッチメントが水中に埋没した位置から埋没していない位置に変わるときに感知される。
水泳者は従って、自身の皮膚、とりわけ結合エッジでの皮膚に接触している表面の領域に及ぼされている圧力を感知することができる。この感知によって、水泳者は呼吸をしてもよい姿勢を評価することができ、水泳者は望ましくない頭の位置を是正し、流体の動きを確保することができる。
アタッチメントは、例えば好ましくは成形によって得られる。所望の条件に適合する成形品は、得られるアタッチメントを形成するプロファイルを別のものに形成することを許容する。一体的に形成されている2つの表面は、好ましくは同じ材料から作られる。それが一体で作られるときのアタッチメントまたはデバイスの形状を得るために、加圧成形、または、曲げ加工のような、製造するための別の方法も用いられてもよい。
2つの表面は、プロファイルの端部9で交わる。
1例としては、2つの表面は、90度と180度の間の角を形成する2つの実質的に傾いた面から形成されてもよい。好ましくは、選択される角は、100度と130度の間である。
第2の表面は、顔の前に向かっている外部エッジを作り上げる外側の境界を備える。第2の表面の方向性は、第2の表面の外部エッジが顔の皮膚に接触することができないように選択される。上部は、この目的を外れなければ、場合によってはオプション的に鼻の部分に触れてもよい。
同様に、第1の表面は、顔の皮膚に接触する基準点に応じて凹状の部分または凸状の部分を示すように、若干、くぼませられてもよい。この最後の可能性は、顔が水中に浸っているときに、第1の表面6上の水によって及ぼされる圧力を高めることを許容する。これは、例えば、アタッチメントが水の外にあるときにも高められる、分離の感覚を可能にする。第2の表面の第1の平均平面が、従って識別される。
第2の表面は、翼状のプロファイルを形成するように、実質的にへこんだ表面に構成されてもよい。このため、第2の表面の第2の平均平面が識別される。
第1の表面の平均平面と第2の表面の平均平面との間は、90度と180度の間の角度、好ましくは100度と130度との間の角度を形成する。
別の実施形態においては、エッジで結合した2つの表面は、共通エッジの部分の全長に渡って可変である角を形成する。この可変の角は、共通エッジの全ての地点で、90度と180度の間、好ましくは100度と130度との間のままである。
アタッチメントは、アタッチメントを水泳ゴーグルに、あるいは水泳者の頭に直接に、固定することができる固定具を有する第1の部分を備える。両方の場合において、ゴーグルの固定具と組み合わされたアタッチメントの固定具は、アタッチメントが水泳者の頭に固定されることを許容する。
図4Aに示す例において、アタッチメントの固定具7は、ゴーグルシールの周りにフィットするように意図されたリング型の開口を示す表面を形成する。この固定具によって水泳者の視界を妨害することなく、水泳ゴーグルとの結合が容易になる。別の実施形態の1つにおいては、開口は、開いていてもよく、アタッチメントを一対の水泳ゴーグルにまたはマスクに固定するように用いられるホックを形成してもよい。
他の実施形態においては、開口は、ゴーグルまたはマスクの、目または目の防護物のホルダーの上にフィットするように適合している。
第1の部分は、プロファイルを形成する第2の部分の幅と比較してより幅広い。開口は、水泳者の目に向かい合った領域に対応する開け放した部分を形成する。表面の凹凸8によって、アタッチメント2をゴーグル4の上にしっかりと固定すること、および顔の形態学の観点から実質的な固定位置に保持することができる。使用中においてアタッチメントは、特に顔の面に対して位置の小さな変動を被る。特にこれらの変動によって、アタッチメントに加えられる圧力差を水泳者が感知することができる。
ゴーグルの固定具は、頭の周りに置くことができる伸縮するストラップを備える。
実施形態にもよるが、伸縮素材は、アタッチメントの、またはゴーグルの、固定具の一部であってもよい。伸縮素材は、また、アタッチメントおよび水泳ゴーグルのアセンブリの共通要素であってもよい。
2つの表面5と6の間の角度を断面図で示す。顔の皮膚に部分的にもたれて置かれるように意図された表面6は、皮膚と接触しているアタッチメントの圧力または負の圧力の感覚を、それ(皮膚)が水中に浸っているときでも水の外にあるときでも高めることができる静止突端部10を備える。
1実施形態においては、表面6は人の鼻の外側面の形状に一致するように設計されている外部エッジを備えてもよい。
このプロファイルは、図4Bに示すように、一対の水泳ゴーグル4の上に固定されるように設計されている。水泳ゴーグルは1と2で特定される2つの対称的なアタッチメントを備える。
図5は、2つのプロファイルを形成する2つのアタッチメントを備える本発明によるデバイスを用いてクロールで泳いでいる水泳者を示す。クロールを行っている水泳者は、プロファイル1および2を一体的に形成している水泳ゴーグル4を装着している。側面姿勢における吸入段階においては、水20の表面はプロファイル1によって切り開かれ、水泳者の鼻や口を妨げない。
図3、4Aおよび4Bの説明は、水泳ゴーグルにフィットするようにとりわけ適している1実施形態について述べる。
本発明は、加えて、水泳ゴーグルにフィットしている固定されたアタッチメントまたは取り外し可能なアタッチメントを備える水泳ゴーグルに関する。ゴーグルのシールは表面に適合している開口を保持するように用いられてもよい。これは簡単な固定手段であり、アタッチメントがゴーグルから容易に分離することを可能にする。
図6A、6B、6C、6D、および6Eは、水泳ゴーグルを装着することに頼らずに、しかし水泳ゴーグルと結合してもよい実施形態の他の代替手段を示す。
これら最後の実施形態において、2つのアタッチメントは一体的に作られており、中央部分および人間の頭への固定手段を有して水泳者のための呼吸補助デバイスを形成している。
図6Aは、水泳者の頭への固定手段を形成する部分が、本発明の呼吸補助デバイスを保持するように圧力を及ぼす水泳キャップの下方に挿入するように設計された平坦な表面を備える1実施形態を示す。
この実施形態において中央部分は鼻の上に置くように形づくられている。2つのアタッチメントが水泳者の口の両側に延びている。
図6Bは、中央部分が水泳者の鼻の部分を覆う代替案を示し、従って、デバイスおよびアタッチメントが実質的に固定された位置に保持される方法を拡張している。
図6Bは、加えて、デバイスが水泳者の頭に保持されることができる第2の手段を示す。この手段は、頭の周囲を通過する伸縮するストラップを備える。この第2の固定手段は、図6Aに示す、デバイスが水泳キャップの下方に保たれていることができる第1の固定手段と組み合わされてもよい。
従って、種々の固定手段は、水泳者の頭にデバイスを固定するように協力し合う。
図6Cは、伸縮する固定具が、デバイスが水泳者の顔に正確に保持されることを確保する幅の広いストラップである、代替手段である。
図6Dは、伸縮性のある締め具が水泳者の首の周りを通過する、他の実施形態と組み合わされてもよい別の実施形態を含む。
図6Eは、本発明によるデバイスの2つのアタッチメントが結合している中央部が、水泳者の頭の後に位置するように設計されている代替手段である。
この2つの水力学的な小さな付属物は、L字形状を有し、それらの角度は、デバイスの製造の際に選択することができる。
次のパラメータの値が選択される。
− プロファイルの第1の表面の長さおよび特徴;
− プロファイルの第2の表面の長さおよび特徴;
− プロファイルの第1の表面の外部エッジ;
− プロファイルの第2の表面の外部エッジ;
− 第1の表面と第2の表面との間で形成される角の変動;
− 2つの表面の材料;
− 水泳者の頭を固定する方法;
− プロファイルの重さ。
以下の間の最良の妥協案を達成するために、上記のパラメータの値が選択される。
− 水泳者の全ての位置において、口の開口の領域を通して行われる呼吸の際の、実際に理解される呼吸の容易さ、またはデバイスのサイズのような、水泳者の快適さ;
− デバイスの水力学的な特性;
− 自身の口が水中に没しているかいないかを水泳者に示唆するために、水中に没している位置と没していない位置との間の表面のそれぞれに加えられる圧力の差によって達成される、第1の呼吸インジケーターの所望の感度;
− 水泳者の吐き出し努力の円滑さおよび連続性にリンクしている第2のインジケーターの所望の感度、ここで、2つのアタッチメントの間に流れる呼気を切り開くことが、水泳者に空気の流れを判定するための第2のインジケータを可能にする;
− 顔の上下動(pitching)、および従って、顔に対して静止している第1の表面で感じる圧力差を通して体の上下動とリンクしている第3のインジケーターの所望の感度;
− 顔の回転、および従って、デバイスの2つの第2の表面の間で把握される圧力差から得られる、水泳泳法の際の体の回転とリンクしている第4のインジケーターの所望の感度;
− 顔の向きを変える動作(yawing motion)、および従って、デバイスの2つの第2の表面の間で把握される圧力差から得られる、水泳泳法の際の水泳者の体の向きを変える動作に対応する第5のインジケーターの所望の感度。
技術的なデバイスをその構成要素の位置決めと一緒に使用することによる、先頭の波の谷のなかで呼吸することの改良は、水泳者が呼吸することを改善しガイドするための最大の技術的な効果を有して本発明の主題を提供する。
例えば、デバイスはまた、額からの水の流れまたは落下を切り開き、従って、吸入の際に水の流れまたは落下が、気道に入ることを防ぐ。
加えて、これまで細かく見たように、顔が完全に水没しているときは、デバイスは、顔の表面で流れを切り開き、口と鼻での負圧の生成と安定化に貢献する。従って、デバイスは、吐き出しの際の気道にかかる水力学的な圧力の低減にも貢献する。
水力学的な要素の本体を覆う水の流れは、前記水力学的な要素を取り囲んでいる液体によって及ぼされる圧力を増加させる。水泳者がより速く動けば、流れの増加に関連して圧力はより大きくなる。すでに示唆しているように、大人により、または子供により使用されても、初心者の水泳者またはベテランの水泳者に使用されても適しているように、デバイスの異なるバージョンが作られてもよい。従って本発明によるデバイスのバージョンは、年齢、大きさ、クロールを行った経験、または、個別の顔の形状を含む、水泳者の異なるプロフィールに従って作ることができる。
好ましくは、デバイスは、例えばアタッチメントが調整される表面領域の長さを許容することができる伸縮自在のシステムによって、2つのアタッチメントの分離を調整させるための手段やその大きさを増加させるための手段など、全ての実施形態を代替的に含むことができる。
好ましい1実施形態によれば、2つの水力学的な小さな付属物がL字形状を有し、それらは図4Aおよび4Bに示すように目の水泳アタッチメントの防水シールにぴったり合っており、取り外し可能な方法によって固定されているデバイスが提案されている。
1代替手段によれば、デバイスは既に述べたように、水泳キャップから伸縮性を有するグリップによって保持されてもよい。
別の代替手段によれば、それは頭蓋骨(skull)または首の少なくとも1部分を覆ってしっかりとつかむアタッチメントの少なくとも一部の拡張でもよい。
水力学的な小さな付属物の寸法特性は、顔の大きさおよび使用のプログラムに関連付けられている。長さは、使途および水泳者にもよるが、目の線から2cmと20cmとの間である。
6cmから12cmの隔たりから選択されるプロファイルの長さは、好ましくない抵抗効果を限定しつつ、快適に感じることと呼吸することを助けることの良い妥協を与える。
代わりの1実施形態は、また、プロファイルの製造方法に関し、切れ込みの入った、または、事前に分離されたプロファイルを提案する。これは、特に後者(分離されたプロファイル)の生産を促進するためである。1つの利点は、水泳者の個別の必要性に対するプロファイルの調節能力を提供することである。
これらの水力学的な小さな付属物は、複数の2次元および3次元の形状を取ることができる。これらは、平板の切り取りによって、彫刻によって、または成形もしくは射出によって、または、プラスチック複合材料によって形成されてもよい。
好ましくは、プロファイルは、エンボステキスチャ(embossed texture)を提供されることができ、または、顔の安定性を増大させるため及び感覚を伝達させるために、突起10にストリップまたはスロットがフィットされることもできる。
好ましくは、本発明によるデバイスは、すでに定義している4つの呼吸ステップの際に、水泳者に示唆を与える。例えば、吐出ステップは、水泳者が、プロファイルに沿った空気の流れを感知し、自身の吐き出し努力の規則性を感知することができる、という事実によって改善されている。別の例は水泳者にインジケーターを提供することである。水泳者が自身の頭を水から外に上げようとするとき、顔に対して圧迫されていると推測している第1の表面は、もはや水の外の圧力と同じ圧力にさらされてはいない。これらの条件下では、水泳者は、空気を吸うために必要となる以上に頭を回転させる必要はない。頭を回転させるための筋肉運動は従って最適化され、頭の上下動及び従って体の上下動は低減され、より滑らかな泳法(stroke)が達成される。
デバイスは、水力学的にプロファイルを改善することを可能にし、水泳者の呼吸(吸入−吐出)を促進し、そして、水力学的な不均衡に対する感覚の認知を拡大させる。これらの効果によって、水泳者は泳法の際の動作または速度の誤りを訂正することができ、水泳者が最良の呼吸姿勢を学ぶことに貢献する。
顔を用いて水のなかで吐き出して泳ぎ、吸入姿勢に推移する期間の際、デバイスは、鼻の水力学的な外形を改善し、負圧を作り出し、ある程度デバイスに向かう空気や泡の吐出を容易にし、従って、より水力学的な層流を推進する。
4つの区間(intervals)の際、デバイスは、水力学的圧力、負圧現象を拡大する。従って、デバイスは、水泳者に望ましくない姿勢や望ましくない顔の向きの変え方、望ましくない体の回転および上下動を気付かせ、水泳者を支援する。適切な姿勢に戻る動作は、従って、それらのインジケーターによって改善される。水泳者達は、正しい姿勢と感知する感覚との間の関係のより良い知見を獲得することを支援される。
良好な呼吸技量を開発することは、従って初心のおよび中級の水泳者にとって最大の挑戦の1つである。そして、この技量の改善はまた、最良の水泳者にとっても日常の課題のままである。本発明によるデバイスは、初心者によりよく学ばせることができるのみならず、よりベテランの水泳者をも向上させることができるという利点を有する。
最終的に、デバイスの底面の端部(bottom end)に位置している2つの表面の結合領域は、丸くても先がとがっていてもよい。結合の外形は、所定のプロフィールを有する水泳者に対するクロール泳法の際に、抵抗効果を限定するように選択されてもよい。
プロファイルは、好ましくは、硬い材料から作られている。材料は、好ましくはポリマーであり、すなわち、エラストマー、または熱硬化性もしくは熱可塑性のポリマーである。
プロファイルは、また、ゴムまたは複合材料から作ることができる。
呼吸デバイスが一体的に作られる、例えば成形によって得られるとき、それは、以前定義したように単一の材料から作られてもよい。このことは、また、一体的に製造することによって得られる本発明によるデバイスを含む目のシールのような、水泳ゴーグルまたはマスクの要素に対しても当てはまる。
本発明による呼吸補助アタッチメントは、鼻での、および/または口での、呼吸に対する補助である。具体的には、呼吸補助アタッチメントは、鼻呼吸の交代を改善し、それにリズムを与えることを助ける。頭が水の外にあるときに、アタッチメントが鼻に流れてくる空気を防ぐことによって、鼻呼吸を制約しないことは重要である。アタッチメントは、また、水泳者達に対して、自身の顔と接触している感覚の変化によって、自身が呼吸してもよいように可能な限り最も速いインジケーターのように働く。鼻呼吸を阻むことがないように、アタッチメントは、鼻に大きすぎる圧力を及ぼしてはならない。接触は、好ましくは、鼻と並んで、鼻の傾斜の上に軽くあり、ほほの上にあり、法令線の上方であり、そして、口の唇の接合部に近い領域、または、それらを超えて延びている。
アタッチメントは、好ましくは、顔のこの領域に配置されている。即ち、顔の最も敏感な領域の1つとして知られている、鼻のそばにおよび口に隣接している領域に配置されている。事実、額の領域は大変無感覚であり、それは、水のなかでの腕や頭の前進運動に起因する波の形成の外側にある。
本発明による呼吸補助アタッチメントは、自由端を備える。アタッチメントの自由端の1つは、選択された実施形態に応じて分離におよぶことができる動きの自由度を許容するために、意図的に固定されていない。液体または気体環境における頭の回転および傾斜の動きは、従って、既に定義されている接触領域におけるアタッチメントの圧力差を作り出し、これによって、感覚のインジケーターを形成する。
本発明による呼吸補助アタッチメントは、どのようなタイプのゴーグルにも固定されるように適している。具体的には、開口の形状が、水泳ゴーグルレンズのシールの外周に一致するように構成されてもよい。
図7は、プロファイル2と開口7との間に切り欠け(cut-out)70を備える本発明による呼吸補助アタッチメントの1実施形態を示す。プロファイル2は、開口7を形成するエッジ71を有して一体的に形成されてもよい。切り取りの利点は、完全または部分的に水泳者の顔の一部と接触しているプロファイルにより良いフレキシビリティを与えることである。この改善されたフレキシビリティの結果として、アタッチメントは、姿勢または周囲の状況の変化の際に生じる圧力差を皮膚にはるかに正確に伝えることができる。加えて、この改善されたフレキシビリティは、ゴーグルまたはそれらのシールへ、影響を与えること、および機械的な集中効果を低減するので、ゴーグルが上がったり、不快感を引き起こしたりすることを最小化するまたは防ぐ。切り取りは、優先的に、顔の底部へ向かって延びるプロファイルに沿った平均軸に垂直である平均軸に実質的に沿って位置合わせされる。
図示しない別の代替案によれば、切り取りは、第2の開口に置き換えられてもよい。第2の開口は、その後、優先的にプロファイルの上部に位置される。すなわち、第1の開口に接近することにより、アタッチメントが水泳ゴーグルに固定されることを可能にする。
1つの切り落とし、または1つの開口が導入されてもよい、これらの実施形態は、マスクを有した代替案またはアタッチメントがゴーグルシールの一部として直接的に製造される代替案など前述した全ての実施形態に両立できる。

Claims (22)

  1. 水泳のための呼吸補助アタッチメントであって、
    少なくとも1つの前記呼吸補助アタッチメントを固定保持するための手段を有する第1の部分(7)と、
    実質的に平坦な第1の表面(6)を有する第2の部分(5、6)とを備え、
    前記第1の部分は、前記第2の部分(5、6)の前記第1の表面(6)の第1の領域を水泳者の顔の皮膚に接触させるように前記第2の部分を保持し、前記第1の領域に作用する圧力の相違によって生じる感覚に対するインジケーターを作るように設計されており、
    前記第1の表面は、前記呼吸補助アタッチメントが水泳者の頭に固定されるときに、横断平面(100)に対する垂線から60度未満の角を形成する方向に沿って延びるように設計されている第1のエッジを備えており、前記第1のエッジの少なくとも一部は前記第1の領域内に含まれることを特徴とする水泳のための呼吸補助アタッチメント(2)。
  2. 前記固定保持するための段は、前記呼吸補助アタッチメントを水泳者の頭に固定することができることを特徴とする請求項1に記載の水泳のための呼吸補助アタッチメント。
  3. 前記固定保持するための段は、前記呼吸補助アタッチメントを水泳ゴーグル(4)に固定することができることを特徴とする請求項1に記載の水泳のための呼吸補助アタッチメント。
  4. 前記圧力の相違は、前記水泳者の頭の位置の変化、前記水泳者の頭の動きの変化、または、水中環境と大気環境との間のデバイスの環境の変化、によって生み出されてもよいことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の水泳のための呼吸補助アタッチメント。
  5. 前記第1のエッジは、前記水泳者が基準姿勢であるときに、前記横断平面に対して実質的に垂直であるように設計されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の水泳のための呼吸補助アタッチメント。
  6. 前記第1のエッジは、2cmから20cmの間の長さを有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の水泳のための呼吸補助アタッチメント。
  7. 前記第2の部分は、前記第1のエッジの少なくとも一部によって前記第1の表面に結合する第2の表面を備え、前記第1および第2の表面は、それらの結合の少なくとも1つの点で90度と180度との間の角を形成していることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の水泳のための呼吸補助アタッチメント。
  8. 前記第1の部分が水泳者の頭に固定されているときに、前記第1の部分は、前記第2の部分の前記第1の表面の前記第1の領域を口の近くに延ばすように水泳者の顔に対して保持することができることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の水泳のための呼吸補助アタッチメント。
  9. 前記第1の部分は、水泳ゴーグルのシールにフィットするために適した開口を備えることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の水泳のための呼吸補助アタッチメント。
  10. 成形によって、ポリマー材料から製造されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の水泳のための呼吸補助アタッチメント。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のアタッチメントを2つ(1、2)備える水泳のための呼吸補助デバイスであって、前記2つのアタッチメント(1、2)は、それらが所定の距離で互いに実質的に平行に保持されることを許容している中央部分を用いて一体的に形成されていることを特徴とする水泳のための呼吸補助デバイス。
  12. 前記2つのアタッチメントは、同一の対称形状であるように設計されており、矢状面に対して対称であることを特徴とする請求項11に記載の水泳のための呼吸補助デバイス。
  13. 前記2つのアタッチメントの間の距離は、適切な調整デバイスによって調整することができることを特徴とする請求項11または12に記載の水泳のための呼吸補助デバイス。
  14. 前記中央部分は人間の鼻の形状に適合していることを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載の水泳のための呼吸補助デバイス。
  15. 前記2つのアタッチメントのうちの一方における前記第1の部分および前記2つのアタッチメントのうちの他方における前記第1の部分は、共通の固定具を備えることを特徴とする請求項11から14のいずれか一項に記載の水泳のための呼吸補助デバイス。
  16. 前記第1の部分が水泳者の頭に固定されているとき、前記2つのアタッチメントのそれぞれの前記第1の領域は、前記水泳者の顔に対して静止して保持されており、鼻の両側に延びていることを特徴とする請求項11から14のいずれか一項に記載の水泳のための呼吸補助デバイス。
  17. 前記共通の固定具は、水泳キャップの圧力によって額に保持されるのに適した第3の表面を備えることを特徴とする請求項15に記載の水泳のための呼吸補助デバイス。
  18. 前記共通の固定具は、頭の周囲を通過するように意図された伸縮する部分を備えることを特徴とする請求項15もしくは17に記載の水泳のための呼吸補助デバイス。
  19. 請求項15,17および18のいずれか一項に記載の水泳のための呼吸補助デバイスを備える水泳ゴーグルであって、前記水泳ゴーグルが前記呼吸補助デバイスの前記中央部分および前記共通の固定具を形成することを特徴とする水泳ゴーグル。
  20. 前記水泳ゴーグルのシールが請求項1から10のいずれか一項に記載の呼吸補助アタッチメントを形成することを特徴とする請求項19に記載の水泳ゴーグル。
  21. 請求項15,17および18のいずれか一項に記載の水泳のための呼吸補助デバイスを備える水泳マスクであって、前記水泳マスクが前記呼吸補助デバイスの前記中央部分および前記共通の固定具を形成することを特徴とする水泳マスク。
  22. 水泳ゴーグルまたは水泳マスクのシールであって、請求項1から10のいずれか一項に記載の呼吸補助アタッチメント、または請求項11から18のいずれか一項に記載の呼吸補助デバイスを形成することを特徴とする水泳ゴーグルまたは水泳マスクのシール。
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