JP6254803B2 - 地図画像表示装置 - Google Patents
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Description
特許文献1には、マウスカーソルにより指定された拡大中心点を中心として部分拡大地図を生成することが記載されている。また、特許文献2にはタッチペンなどのポインティングデバイスによるタップ操作により部分拡大領域の拡大率を設定する技術が記載されている。しかしながら、マウスやタッチペンなどのポインティングデバイスを用いた操作ではマルチタッチインターフェースに対応することはできない。
本発明の別の態様においては、地図画像上において、3点の指を使ったピンチアウト操作が行われると、3点で画定される三角形の中の点を中心点として、地図画像の一部分を拡大することができる。
本発明の別の態様においては、地図画像上において、予め定められた拡大レンズ型の拡大指示画像を移動させるスライド操作が行われると、当該スライド操作が終わったときに拡大指示画像が覆う領域に対応した、地図画像の一部分を拡大することができる。
本発明の別の態様においては、地図画像上において、2本の指を用いて、互いに接近した2点を起点として離れるように移動した後に再び近づく軌跡を辿るタッチ操作が行われると、タッチ操作の移動軌跡によって画定される疑似閉領域に対応した、地図画像の一部分を拡大することができる。
本発明の別の態様においては、ユーザが関心を有するであろうと推定される関心地点に関する情報が地図表示領域に少なくとも1つ表示されているときに、少なくとも1つの情報のいずれかを選択するタッチ操作が行われると、タッチ操作によって選択された情報に対応する関心地点を中心点として、地図画像の一部分を拡大することができる。
したがって、本発明によれば、簡単で直観的なタッチ操作により、地図を部分的に拡大することが可能となる。
<構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る地図画像表示システム1のブロック図である。この地図画像表示システム1は、移動通信網MNと、移動通信網MNにゲートウェイGWを介して接続する地図情報提供サーバ30と、移動通信網MNに接続する複数の携帯端末装置(地図画像表示装置)10とを備える。
タッチパネル12としては、好適には、正確な多点検出(マルチタッチの検出)が可能な投影型静電容量方式のタッチセンサユニットが採用される。投影型静電容量方式のタッチセンサユニットは、演算処理回路を搭載した基盤層の上に、特定のパターンで透明電極層を大量に配置し、表面にガラス等の絶縁体を重ねることにより構成される。この方式では表面に指を近づけると複数の電極間の静電容量が同時に変化し、電流量の比率を測定することでタッチした位置の特定が可能となる。
まず、携帯端末装置10のユーザがタッチパネル12に表示されている地図アプリの起動アイコンをタップすると、CPU11は、ブログ地図アプリを起動する指示を受け付け、地図情報提供サーバ30から通信部13を介して、地図画像NPと地図画像NP上に表示する関心地点に関する情報を取得し、表示領域12aに表示する。地図画像NPとしては、ユーザが現在位置する地域の地図画像が表示されてもよく、ユーザが任意に指定した地域の地図画像が表示されてもよい。地図画像NPが表示されている状態において、図4に示す表示制御処理が開始される。
図4に示されるように、ステップS1において、CPU11は、タッチパネル12が、部分拡大を指示するタッチ操作を検出したか否かを判定する。タッチパネル12が部分拡大を指示するタッチ操作を検出したと判定すると(S1:YES)、CPU11は、部分拡大地図画像LPを形成し(S2)、部分拡大地図画像LPを地図画像NPの前面に配置して、表示する(S3)。部分拡大地図画像LPは、部分拡大を指示するタッチ操作の検出に応じて、タッチ操作によって指定された位置(点)を中心点として当該地図画像NPの一部分である領域を拡大したものである。ステップS3の処理が実行されると、図5Bに示されるように、タッチパネル12の地図表示領域には、部分拡大地図画像LPが地図画像NPの前面に配置されて表示される。すなわち、CPU11は、地図表示領域に地図画像NPが表示されている場合において、タッチパネル12が、地図表示領域において、部分拡大を指示するタッチ操作が行われたことを検出すると、部分拡大地図画像LPを形成し、地図画像NPの前面に部分拡大地図画像LPを配置して表示するようタッチパネル12を制御する表示制御部として機能する。
図6に示されるように、第1の態様では、ユーザが、関心地点Aが2本の指のほぼ中点となるように、2本の指をタッチパネル12にタッチして所定時間(T秒間)より長く押したままにするタッチ操作を行うと、地図画像NPの一部分が拡大される。すなわち、CPU11は、ステップS1において、タッチパネル12が、T秒間を超えるタッチ操作が2点において同時に行われたことを検出すると、ステップS2において、当該2点間の点を中心点として、地図画像NPの一部分である領域を拡大した部分拡大地図画像LPを形成する。ここで、「同時に」とは、2点におけるタッチ操作が完全に互いに一致するタイミングに行われることを要しない。また、ユーザは、関心地点Aを中心として地図画像NPを部分的に拡大しようとして、関心地点Aが2本の指のほぼ中点となるように2本の指を配置する可能性が高い。このため、タッチ操作がされた2点間の中点付近を中心点としてする拡大するのが好ましい。よって、部分拡大地図画像LPの中心点となる「2点間の点」とは、好適には、タッチ操作がされた2点間の中点である。
第1の態様の変形として、2本の指の代わりに、1本の指のみを用いて所定の時間(T秒間)より長く押すタッチ操作を用いるようにしてもよい。この場合には、1本の指でタッチ操作された点を中心点として、部分拡大地図画像LPが形成される。この変形によれば、1本の指だけを用いるので、ユーザは、拡大領域の中心点として設定したい目標地点(目標中心点)に対して指を合わせやすく、より簡単な操作で、地図の所望の領域を部分的に拡大することが可能となる。
図7に示されるように、第2の態様では、ユーザが、関心地点Aが2本の指のほぼ中点となるように、2本の指をタッチパネル12にタッチして所定の圧力(圧力P)より強く押すタッチ操作を行うと、地図画像NPの一部分が拡大される。すなわち、CPU11は、ステップS1において、タッチパネル12が、圧力Pを超えるタッチ操作が2点において同時に行われたことを検出すると、ステップS2において、当該2点間の点を中心点として、地図画像NPの一部分である領域を拡大した部分拡大地図画像LPを形成する。第1の態様と同様に、「同時に」とは、2点におけるタッチ操作が完全に互いに一致するタイミングに行われることを要しない。また、部分拡大地図画像LPの中心点となる「2点間の点」とは、好適には、タッチ操作がされた2点間の中点である。また、第1の態様と同様に、所定の拡大率及び所定の範囲で部分拡大地図画像LPが形成される。
第2の態様によれば、2本の指を使って所定の圧力(圧力P)より強く押すタッチ操作によって、簡単で直観的なタッチ操作により、地図を部分的に拡大することが可能となる。
また、第1の態様と同様に、2本の指の代わりに1本の指を用いるようにしてもよい。すなわち、1本の指でタッチ操作された点を中心点として、部分拡大地図画像LPを形成するようにしてもよい。
図8に第3の態様の操作例を示す。同図に示されるように、第3の態様では、ユーザが、関心地点Aをほぼ起点として3本指を用いたピンチアウト操作を行うと、地図画像NPの一部分が拡大される。すなわち、CPU11は、ステップS1において、タッチパネル12が、3点を起点としたピンチアウト操作を検出すると、ステップS2において、当該3点で画定される三角形の中の点を中心点として、地図画像NPの一部分である領域を拡大した部分拡大地図画像LPを形成する。「3点で画定される三角形の中の点」は、3点の重心位置であってもよいし、3本指のうちの1本(例えば、人差し指)のタッチ位置に最も近い点であってもよいし、前記三角形の中のその他の点であってもよい。上述した態様と同様に、所定の拡大率及び所定の範囲で部分拡大地図画像LPが形成される。
第3の態様によれば、3本の指を使ってピンチアウト操作を用いるので、簡単で直観的なタッチ操作により、地図を部分的に拡大することが可能となる。また、従来から、2本指を使ったピンチアウト操作により地図画像NP全体を拡大する技術がある。本実施形態の第3の態様によれば、従来のピンチアウト操作と指の本数を変えるだけで地図を部分的に拡大することが可能なので、従来の拡大方法に馴染みやすいという利点がある。
図9に示されるように、第4の態様では、地図画像NP上に虫眼鏡形状のアイコンG(予め定められた拡大指示画像)が予め表示されており、ユーザが、アイコンGをタップ操作した後に、関心地点A付近をタップ操作すると、タップ操作された点を中心として地図画像NPの一部分が拡大される。すなわち、CPU11は、ステップS1において、タッチパネル12が、アイコンGを選択するタップ操作(選択操作)を検出した後に、地図表示領域においてタップ操作(タッチ操作)を検出すると、ステップS2において、当該タップ操作された点を中心点として、地図画像NPの一部分である領域を拡大した部分拡大地図画像LPを形成する。
第4の態様によれば、アイコンGを選択するタップ操作の後に、地図画像NP上の目標中心点をタップする操作によって、簡単で直観的なタッチ操作により、地図を部分的に拡大することが可能となる。また、1本の指だけを用いるので、ユーザは、部分拡大領域の目標中心点に対して指を合わせやすい。よって、ユーザにとって視覚的に分かり易い操作で地図の所望の領域を部分的に拡大することが可能となる。
図10に示されるように、第5の態様では、地図画像NPの隅に拡大レンズ型の拡大画像Lが予め表示されており、ユーザが、拡大画像Lを指でスライドさせ、関心地点Aを拡大画像Lの中に含む位置まで移動せる操作を行う。すなわち、CPU11は、タッチパネル12が、地図表示領域において、拡大画像Lを移動させるスライド操作を検出すると、当該スライド操作が終わったときに拡大画像Lが覆う領域に対応した、地図画像NPの一部分である領域を拡大した部分拡大地図画像LPを形成する。上述した態様と同様に、所定の拡大率及び所定の範囲で部分拡大地図画像LPが形成される。
第5の態様によれば、ユーザが、所望の位置まで拡大画像Lを指でスライドさせるだけなので、直観的で簡易な方法で、地図を部分的に拡大することが可能となる。また、拡大画像Lが予め表示されており、地図画像NPのうち、拡大画像Lに覆われている部分は常に拡大されて表示されている。このため、拡大画像Lがそのまま部分拡大地図画像LPとして表示され、ユーザは地図の一部の領域が拡大された状態を視認しながら所望の領域まで拡大画像Lを移動させればよい。よって、ユーザにとって視覚的に分かり易い操作で地図の所望の領域を部分的に拡大することが可能となる。
図11に、第6の態様に係る操作例を示す。同図に示されるように、第6の態様では、ユーザが、2本の指の先端を互いに近接させた状態でまずタッチパネル12への接触を開始し、その状態から、2本の指を互いに離れるように移動させた後に再び2本の指の先端が接近するような軌跡を辿るタッチ操作を行うと、当該タッチ操作の移動軌跡によって画定される疑似閉領域PAに囲まれた領域だけが部分的に拡大される。ここで、一方の指が描く移動軌跡をTR1とし、他方の指が描く移動軌跡をTR2とすると、移動軌跡TR1とTR2とは連結されていない。よって、CPU11は、移動軌跡TR1とTR2の2つの始点の座標を連結する仮想線TC1と、2つの終点の座標を連結する仮想線TC2とを、移動軌跡TR1及びTR2に描き加えて、疑似閉領域PAとする。すなわち、CPU11は、ステップS1において、タッチパネル12が、地図表示領域において、互いに接近した2点を起点として離れるように移動した後に再び近づく軌跡を辿るタッチ操作が行われたことを検出すると、ステップ2において、当該タッチ操作の移動軌跡TR1,TR2によって画定される疑似閉領域PA(すなわち、移動軌跡TR1及びTR2、及び仮想線TC1及びTC2)に対応した、地図画像NPの一部分である領域を拡大した部分拡大地図画像LPを形成する。
第6の態様によれば、2本の指を用いてユーザが拡大したい領域を囲むように操作するだけで、拡大する領域を自由に定めることができる。よって、直観的かつ簡易な方法で、地図画像中の任意の領域を部分的に拡大することが可能となる。
図12は、第7の態様に係る操作例を示す図である。図12に示すように、地図画像NPに表示されている関心地点Aに関する情報(例えば関心地点を表すアイコンや関心地点に関連するテキスト情報)をユーザがタップすると、タップ操作された関心地点Aを中心として地図画像NPの一部分が拡大される。すなわち、CPU11は、タッチパネル12が、地図表示領域に少なくとも1つの関心地点Aに関する情報が表示されているときに、そのいずれかを選択するタッチ操作が行われたことを検出すると、当該タッチ操作によって選択された情報に対応する関心地点A(より具体的には関心地点Aの座標)を中心点として、地図画像NPの一部分である領域を拡大した部分拡大地図画像LPを形成する。本態様では、第1の態様と同様に、所定の拡大率及び所定の範囲で部分拡大地図画像LPが形成される。
本動作例では、ユーザが関心地点Aをほぼ中心として地図画像NPを部分的に拡大するタッチ操作を入力する場合を想定している。本態様によれば、関心地点Aに関する情報をタップするだけで、関心地点Aの座標を中心点として部分拡大地図画像LPが形成されるので、ユーザにとって直接的で分かり易い方法で地図を部分的に拡大することが可能となる。
図13に、部分拡大地図画像LPの移動を指示するタッチ操作の操作例を示す。
同図に示すように、ユーザが、2本の指を部分拡大地図画像LPの周辺に置いた状態で部分拡大地図画像LPを所望の方向へスライドさせるタッチ操作を行うと、部分拡大地図画像LPがスライドされた方向に移動される。この場合、2本の指は部分拡大地図画像LPの周辺にあればよく、部分拡大地図画像LPと重なっていることを要しない。例えば、部分拡大を指示する第1又は第2態様に係るタッチ操作を2本の指を用いて行った場合において、部分拡大地図画像LPが2本の指のいずれとも重ならない位置に表示されたときには、2本の指をそのままスライドさせて表示中の部分拡大地図画像LPを移動させてもよい。この場合、CPU11は、タッチパネル12が、部分拡大地図画像LPの周辺の2点を起点として移動するタッチ操作が行われていることを検出すると(S5)、タッチ操作されている2点間の点の移動に連動して部分拡大地図画像LPを移動させるようタッチパネル12を制御する。すなわち、CPU11は、移動後の部分拡大地図画像LPを形成し(S6)、ステップS10において、形成した部分拡大地図画像LPをタッチパネル12に表示する。
一方、移動後の部分拡大地図画像LPの表示の開始から所定時間(T2秒)以内に追加のタッチ操作が行われない場合には(S4;NO)、移動後の部分拡大地図画像LPの表示は終了する。
図14に、部分拡大地図画像LPの拡大率の変更を指示するタッチ操作の操作例を示す。
同図に示すように、ユーザが、2本の指を、その少なくとも一方が部分拡大地図画像LPに重なるようにタッチパネル12に接触させた状態で互いに離れるように移動するタッチ操作を行うと、部分拡大地図画像LPの拡大率が拡大される。また、図示は省略するが、ユーザが、逆に2本の指を近づけるようなタッチ操作をしたときは、部分拡大地図画像LPの拡大率が小さくなる。よって、CPU11は、タッチパネル12が、部分拡大地図画像LPに少なくとも一方が重なる2点を起点として2点が互いに離れる方向に向けて移動するタッチ操作が行われていることを検出すると、タッチ操作されている2点間の距離の変化に連動して部分拡大地図画像LPの拡大率を上げ、2点が互いに近づく方向に向けて移動するタッチ操作が行われていることを検出すると、タッチ操作されている2点間の距離の変化に連動して部分拡大地図画像LPの拡大率を下げる(S7→S10)。そして、処理は再びステップS4に戻り、拡大率変更後の部分拡大地図画像LPの表示が開始されてから所定時間(T2秒)以内に追加のタッチ操作が行われたか否かを判定する。所定時間内に追加のタッチ操作がなければ部分拡大地図画像LPの表示を終了し、追加のタッチ操作がある場合には(S4:YES)、タッチ操作に応じた表示制御処理を実行する。
図16に、部分拡大地図画像LPの拡大を指示するタッチ操作の操作例を示す。
図示のように、ユーザが、2本の指を、その少なくとも一方が部分拡大地図画像LPに重なるようにタッチパネル12に接触させた状態で所定時間(T秒間)よりも長く押すタッチ操作を行った後に、互いに離れるように移動するタッチ操作を行うと、部分拡大地図画像LPが拡大される。また、図示は省略するが、ユーザが、逆に2本の指を近づけるようなタッチ操作をしたときは、部分拡大地図画像LPが小さくなる。よって、CPU11は、タッチパネル12が、部分拡大地図画像LPに少なくとも一方が重なる2点を起点として所定の時間を超えるタッチ操作が行われたことを検出し、当該検出後に、2点が互いに離れる方向に向けて移動するタッチ操作が行われていることを検出すると、タッチ操作されている2点間の距離の変化に連動して部分拡大地図画像LPを拡大し、上記検出後に2点が互いに近づく方向に向けて移動するタッチ操作が行われていることを検出すると、タッチ操作されている2点間の距離の変化に連動して部分拡大地図画像LPを縮小する(S8→S10)。あるいは、ユーザが、2本の指を部分拡大地図画像LPの外周にタッチした後に、互いに離れるように移動するタッチ操作を行うと、部分拡大地図画像LPが拡大されるようにしてもよい。また、ユーザが、2本の指を部分拡大地図画像LPの外周にタッチした後に、2本の指を近づけるようなタッチ操作をしたときは、部分拡大地図画像LPが小さくなるようにしてもよい。なお、この場合、部分拡大地図画像LPの拡大率は保持されたまま、部分拡大地図画像LPの領域だけが変更される。
(1)上述した実施の形態では、部分拡大を指示するタッチ操作を検出した後に、部分拡大地図画像LPの表示の開始から所定期間(T2秒)だけ表示を継続するようにタッチパネル12を制御する態様について説明した。しかしながら、本発明は、これに限られず、ユーザからの明示的な表示終了指示があるまで部分拡大地図画像LPの表示を継続させるようにタッチパネル12を制御してもよい。
図17を参照して、本変形例に係る表示制御処理について説明する。図17に示す、ステップS4aから始まる処理は、図4のステップS1〜S3に続く処理である。図17において、図4に示すフローチャートにおける処理と同様の処理については同じステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。
一方、タッチ操作が所定時間(T3秒)以上継続している場合(S4a:YES)、CPU11は、部分拡大地図画像LPの表示を継続させ、部分拡大地図画像LPの周辺に図18Bに例示するような閉じるボタンE(表示終了指示画像)を表示させる。
追加のタッチ操作が検出されると(S4b:YES)、次に、ステップS4cにおいて、CPU11は、タッチパネル12が、部分拡大地図画像LPの表示の終了を指示するタッチ操作、すなわち、閉じるボタンEへのタッチ操作を検出した否かを判定する。この判定結果が肯定的な場合には(S4c:YES)、CPU11は部分拡大地図画像LPの表示を終了し、そうでない場合には(S4c:NO)、ステップS5の処理に進む。なお、S4cにおける判定処理では、閉じるボタンEへのタッチ操作を検出する代わりに、例えば、部分拡大地図画像LPのダブルタップ(素早く2回タップする動作)操作を検出してもよい。
この態様によれば、ユーザは、部分拡大を指示するタッチ操作を所定時間(T3秒)継続させることにより、部分拡大地図画像LPの表示を継続させる指示の入力をすることができる。また、その表示を終了させる指示の入力がされない限り表示が継続されるので、部分拡大地図画像LPの表示を継続したままの状態を長時間保持することが可能となる。よって、ユーザは追加のタッチ操作を急いで行わずとも、部分拡大地図画像LPが表示されている限り何時でも、部分拡大地図画像LPの移動操作、拡大率の変更操作、拡大又は縮小操作を行うことができる。
この態様によれば、ユーザは、明示的な指示を入力せずとも部分拡大地図画像LPの表示が継続されるので利便性が向上する。
図18A及び図18Bは本変形例に係る操作例及び表示例を示す図である。本変形例では、部分拡大を指示する第1〜第5、及び第7のいずれかの態様に係るタッチ操作がタッチパネル12によって検出されると、アイコンPが部分拡大地図画像LPの中心点を中心とした所定の距離範囲D内である場合には部分拡大地図画像LPの表示を継続させる。すなわち、図17のステップS4aにおいて、タッチ操作が所定時間以上継続したか否かを判定する代わりに、CPU11は、アイコンPが部分拡大地図画像LPの中心点を中心とした所定の距離範囲D内であるか否かを判定する。図示の例では、図18Aに示すアイコンPは所定の距離範囲D外にあるのでこの場合には表示は継続されず、図18Bに示すアイコンPは所定の距離範囲D内にあるのでこの場合には表示は継続される。好適には、表示が継続されている状態にあることをユーザに示すために、距離範囲D内にあるアイコンP(図18B)と距離範囲D外にある示すアイコンP(図18A)との間で、色彩その他の表示態様を異ならせる。なお、表示態様としては、色彩のほか、形状、模様、動的表示(例えば点滅表示)が例示される。
アイコンPとしては、ユーザ自身の現在位置を示すアイコン、移動体(例えば、バスや電車)の現在位置を示すアイコン、部分拡大地図画像LP内の関心地点のアイコン、その他のユーザが注目することが推定されるオブジェクト又はユーザの明示的な指示により注目しているオブジェクトのアイコンがある。
すなわち、CPU11は、部分拡大地図画像LPが一旦表示された後に、部分拡大地図画像LPの中心点から所定の距離範囲D内にアイコンPがあると判定した場合には、部分拡大地図画像LPの表示を継続させるようタッチパネル12を制御する。
閉じるボタンEへのタッチ操作(または部分拡大地図画像LPのダブルタップ操作)が検出されると、部分拡大地図画像LPの表示は終了する(図17のS4c:YES)。
Claims (9)
- 地図画像を表示する地図表示領域を含み、ユーザからの指示を示すタッチ操作が行われたことを検出するタッチパネルと、
前記地図表示領域に地図画像が表示されている場合において、前記タッチパネルが、前記地図表示領域において、前記タッチ操作が行われたことを検出すると、当該地図画像の一部分である領域を当該タッチ操作に応じた点を中心点として拡大した部分拡大地図画像を形成し、前記地図画像の前面に前記部分拡大地図画像を配置して表示するよう前記タッチパネルを制御する表示制御部と、を備え、
前記表示制御部は、前記部分拡大地図画像の表示の開始から所定時間が経過すると、当該部分拡大地図画像の表示を終了し、前記部分拡大地図画像の中心点から所定の距離範囲内にアイコンがあると判定した場合には、前記所定時間が経過した後も前記部分拡大地図画像の表示を継続させることを特徴とする、
地図画像表示装置。 - 前記表示制御部は、前記所定の距離範囲内にある前記アイコンの表示態様を変更することを特徴とする、
請求項1に記載の地図画像表示装置。 - 前記表示制御部は、前記所定の距離範囲内にある前記アイコンが移動すると、前記部分拡大地図画像を前記アイコンの移動に追随して移動させることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の地図画像表示装置。 - 前記表示制御部は、前記部分拡大地図画像が表示されている場合において、前記タッチパネルが、前記部分拡大地図画像に重なる点を起点として移動するタッチ操作が行われていることを検出すると、前記タッチ操作されている点の移動に連動して前記部分拡大地図画像を移動させることを特徴とする、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の地図画像表示装置。 - 前記表示制御部は、前記タッチパネルが、前記部分拡大地図画像の周辺の2点を起点として移動するタッチ操作が行われていることを検出すると、前記タッチ操作されている前記2点間の点の移動に連動して前記部分拡大地図画像を移動させることを特徴とする、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の地図画像表示装置。 - 前記表示制御部は、前記部分拡大地図画像が表示されている場合において、前記タッチパネルが、前記部分拡大地図画像に少なくとも一方が重なる2点を起点として前記2点が互いに離れる方向に向けて移動するタッチ操作が行われていることを検出すると、前記タッチ操作されている前記2点間の距離の変化に連動して前記部分拡大地図画像の拡大率を上げることを特徴とする、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の地図画像表示装置。 - 前記表示制御部は、前記部分拡大地図画像が表示されている場合において、前記タッチパネルが、前記部分拡大地図画像に少なくとも一方が重なる2点を起点として前記2点が互いに近づく方向に向けて移動するタッチ操作が行われていることを検出すると、前記タッチ操作されている前記2点間の距離の変化に連動して前記部分拡大地図画像の拡大率を下げることを特徴とする、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の地図画像表示装置。 - 前記表示制御部は、前記部分拡大地図画像が表示されている場合において、前記タッチパネルが、前記部分拡大地図画像に少なくとも一方が重なる2点において所定の時間又は所定の圧力を超えるタッチ操作が行われたことを検出し、当該検出後に、前記2点が互いに離れる方向に向けて移動するタッチ操作が行われていることを検出すると、前記タッチ操作されている前記2点間の距離の変化に連動して前記部分拡大地図画像を拡大することを特徴とする、
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の地図画像表示装置。 - 前記表示制御部は、前記部分拡大地図画像が表示されている場合において、前記タッチパネルが、前記部分拡大地図画像の外周の2点においてタッチ操作が行われたことを検出し、当該検出後に、前記2点が互いに離れる方向に向けて移動するタッチ操作が行われていることを検出すると、前記タッチ操作されている前記2点間の距離の変化に連動して前記部分拡大地図画像を拡大することを特徴とする、
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の地図画像表示装置。
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