JP6253194B2 - 単一指向性コンデンサマイクロホンユニット用の電極引出用端子および単一指向性コンデンサマイクロホンユニット - Google Patents

単一指向性コンデンサマイクロホンユニット用の電極引出用端子および単一指向性コンデンサマイクロホンユニット Download PDF

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Description

本発明は、単一指向性コンデンサマイクロホンユニット用の電極引出用端子および単一指向性コンデンサマイクロホンユニットに関し、さらに詳しくは、カージオイド用の小ロット部材をハイパーカージオイド用へとその指向性を容易に変更できる単一指向性コンデンサマイクロホンユニット用の電極引出用端子と、該電極引出用端子を備える単一指向性コンデンサマイクロホンユニットに関する技術である。
コンデンサマイクロホンユニットは、音波により振動する振動板をスペーサを介して固定極に対し対向配置することで、振動板の振動の程度に応じて静電容量を変化させることができるようにしたコンデンサとしての機能を備えて形成されている。
この場合におけるコンデンサマイクロホンユニットの具体的な構成ついては、例えば特許文献1の図3を再掲した図8に示すような構造を備えて形成されている。すなわち、同図によれば、コンデンサマイクロホンユニット100は、前端面に前部音響端子102を有するユニットケース101内に、ダイアフラムリング121に張設された振動板120と、該振動板120との間に図示しないスペーサを介在させて対向配置される音孔131付きの固定極130と、該固定極130の周縁部を支持する台座(絶縁座)133と、該台座(絶縁座)133と一体的に組み合わされている電極引出用端子135と、ユニットケース101の雌ねじに螺合配置されたロックリング136とを収容することでその全体が形成されている。
つまり、図8における絶縁材からなる台座133と導電性金属材からなる電極引出用端子135とは、相互に別体となって形成されており、これらを一体的に組み合わせることでユニットケース101内に配置されている。
ところで、マイクロホンを使用するにあたっては、収音する状況によって指向性がカージオイドを示すよりもハイパーカージオイドを示す方が好ましい場合もあり、このような要請に応えるものとして特許文献1のコンデンサマイクロホンが提案されている。
すなわち、特許文献1のコンデンサマイクロホンは、前部音響端子と後部音響端子との間の音響端子間距離が比較的短くなると、その分感度も低下するため、その指向性をカージオイドとすることができ、前部音響端子と後部音響端子との間の音響端子間距離が比較的長くなると、双指向性分の感度が上昇するため、その指向性をハイパーカージオイドとすることができる点に注目して提案されたものである。
そこで、その技術的な特徴を検証すれば、特許文献1のコンデンサマイクロホンにおいては、マイクロホン本体がその前端部に備える空気室に何も入れない状態のもとでコンデンサマイクロホンユニット100を取り付けることにより、前部音響端子102と後部音響端子との間の音響端子間距離が最も長くなって双指向性分の感度が上昇するため、その指向性をハイパーカージオイドとすることができ、別途用意されるアタッチメントを前記空気室内に同軸的に配置することにより、前部音響端子102と前記後部音響端子との間の音響端子間距離がハイパーカージオイドのときよりも短くなり、その分感度も低下するため、その指向性をカージオイドとすることができるとしている点にある。
特開2007−300268号公報
しかし、特許文献1のコンデンサマイクロホンによる場合は、アタッチメントを別途用意した上で、マイクロホン本体がその前端部に備える空気室内に同軸的に配置することでカージオイドとし、これを取り出すことでハイパーカージオイドとするものであることから、指向性の変更するための煩雑な作業が必要になるばかりでなく、それだけ部材点数も増えてコスト上昇をも招いてしまうという不都合があった。
本発明は、従来技術の上記課題に鑑み、カージオイドに好適な小ロット部材に単にサンドブラストを施すことでハイパーカージオイドへとその指向性を容易に変更できる単一指向性コンデンサマイクロホンユニット用の電極引出用端子および該電極引出用端子を備える単一指向性コンデンサマイクロホンユニットを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、そのうちの第1の発明(電極引出用端子)は、前部音響端子と後部音響端子とを有するユニットケース内に収容されて単一指向性コンデンサマイクロホンユニットのユニット内蔵部材を構成している固定電極側と接触させることで該固定電極が生成する電流の取り出しを可能に配設される電極引出用端子において、該電極引出用端子は、前記固定電極との接触が可能な突出部を先端側に有する導電性の電極ロッド部と、該電極ロッド部の前記突出部とその座高を同じくする周壁部により囲繞されて前記固定電極と指向性がカージオイドを示す寸法形状のもとで対向する平坦面をその面方向が前記電極ロッド部の軸長さ方向と直交する配置関係とした導電性の台座部とで一体形成され、前記平坦面が備える1以上の音孔の少なくとも周面領域には、指向性がハイパーカージオイドを示すように音響抵抗値を低下させるべく微小な凹凸面を設けて粗面化したことを最も主要な特徴としている。
また、第2の発明(単一指向性コンデンサマイクロホンユニット)は、前部音響端子と後部音響端子とを有するユニットケース内には、ダイアフラムリングに張設された振動板と、該振動板との間にスペーサを介在させて対向配置される固定電極と、該固定電極に接触して生成電流を取り出す請求項1に記載の電極引出用端子と、該電極引出用端子における台座部の前記周壁部の外周側を覆うようにして前記ユニットケースとの間に介在配置される絶縁体と、電極引出用端子における前記電極ロッド部側を挿通させて前記ユニットケースの空気室内に配置される減容充填部材と、該減容充填部材を前記固定電極側へと押し付けて前記突出部を前記固定極に圧接させるべく前記ユニットケース側に螺合配置される支持リングとをユニット内蔵部材として備えるとともに、台座部の前記平坦面が有する前記音孔を通過する音波の音響抵抗値を前記凹凸面を介して低下させることでその指向性がハイパーカージオイドを示すようにしたことを最も主要な特徴としている。
この場合、前記台座部における前記平坦面には、音響抵抗材を配置することができ、さらには、前記台座部における前記平坦面と前記音響抵抗材との間にメッシュ材を配置させることもできる。
請求項1の発明(第1の発明)によれば、指向性がカージオイドを示す小ロット部品として形成される電極引出用端子がその平坦面に備える音孔の少なくとも周囲領域に凹凸面が設けられているので、該凹凸面を介して音孔を通過する音波の音響抵抗値を低下させることで、指向性としてハイパーカージオイドを示すに適した構造を付与することができる。
請求項2の発明(第2の発明)によれば、指向性がカージオイドを示す小ロット部品として用いられる電極引出用端子における平坦面の少なくとも音孔周りに凹凸面が設けられており、該凹凸面を存在させたことにより音孔の口径をやや大径化させたことと実質的に等価となり、それだけ音孔を通過する音波の音響抵抗値を低下させることができるので、指向性としてハイパーカージオイドを示す単一指向性コンデンサマイクロホンユニットを形成することができる。
請求項3の発明によれば、平坦面上に音響抵抗材を配置することで、より確実に音響抵抗値を低下させることができる。
請求項4の発明によれば、、平坦面と音響抵抗材との間にさらにメッシュ材を介在させてあるので、低下させた音響抵抗値をより安定化させることができる。
第1の発明(電極引出用端子)の一例を示す説明図であり、そのうちの(a)は正面図を、(b)は右側縦断面図をそれぞれ示す。 図1(b)における矢視A部位の要部拡大図。 第2の発明(単一指向性コンデンサマイクロホンユニット)の一例を示す説明図であり、そのうちの(a)は一部を省略した正面図を、(b)は一部を省略した右側縦断面図をそれぞれ示す。 カージオイドとした際の単一指向性コンデンサマイクロホンユニットの周波数応答を示すグラフ。 指向性をカージオイドとした際の単一指向性コンデンサマイクロホンユニットのポーラパターンを示す特性図。 ハイパーカージオイドとした際の単一指向性コンデンサマイクロホンユニット(第2の発明)の周波数応答を示すグラフ。 指向性をハイパーカージオイドとした際の単一指向性コンデンサマイクロホンユニット(第2の発明)のポーラパターンを示す特性図。 特許文献1における図3の再掲図。
本発明のうち、第1の発明である図1に示す電極引出用端子11は、例えば図3に示されているように前部音響端子(図示省略)と後部音響端子22aとを有して円筒形状を呈するユニットケース22内に収容され、単一指向性コンデンサマイクロホンユニッ21においてユニット内蔵部材を構成している固定電極26側と接触して該固定電極26から電流を取り出すための部材として用いられる。
すなわち、電極引出用端子11は、電極ロッド部12と台座部13とで構成され、これら電極ロッド部12と台座部13とは例えば真鍮などの導電性金属材を用いて一体に形成されている。
これを図1に基づいてより詳しく説明すれば、電極引出用端子11は、図3における固定電極26の中心部位への接触が可能な突出部12aを先端側に有する適宜長さの電極ロッド部12と、該電極ロッド部12の突出部12aとその座高を同じくする円形の周壁部14により囲繞されて固定電極26側と指向性がカージオイドを示す適宜の寸法形状のもとで対向する円形の平坦面15を電極ロッド部12の軸長さ方向とその面方向が直交するように配置してなる台座部13とで一体に形成されている。
つまり、電極引出用端子11は、電極ロッド部12の軸方向が台座部13の平坦面15の円心位置にあり、かつ、突出部12aが平坦面15上に位置する配置関係となって断面略T字状を呈するようにして一体に形成されている。
また、台座部13の平坦面15には、例えば図1(a)に示されているように径を異にする2つの同心円方向に沿わせて等間隔に配置された各6個の音孔16を穿設するなど、所望に応じて1以上の適宜の数の音孔16が穿設されている。なお、音孔16は、平坦面15の適宜の位置に必要な個数形成しておくことができるほか、予め適宜の位置に複数個形成しておき、必要に応じて不必要なものを塞いで使用するものであってもよい。
さらに、少なくとも各音孔16周りに位置する平坦面15には、指向性がハイパーカージオイドを示すように音響抵抗値を斉一に低下させるべく、図2に示すように粗面化してなる微小な凹凸面17が梨地模様のようになって設けられている。なお、凹凸面17は、音孔16周りのみおなず、平坦面15の全面にわたり均一に設けるものであってもよい。また、この場合における凹凸面17は、平坦面15に適宜の粒径の砂粒を衝突させるサンドブラスト処理のほか、その他の研削材を衝突させる適宜のブラスト処理や適宜のエッチング処理より形成することができる。
図3(a),(b)は、図1および図2に示す電極引出用端子11が組み込まれた第2の発明に係る単一指向性コンデンサマイクロホンユニットの構成例を示す説明図である。同図によれば、単一指向性コンデンサマイクロホンユニット21は、ユニットケース22内に固定電極26を含むユニット内蔵部材を収容配置することでその全体が形成されている。
すなわち、その先端面には前部音響端子(図示省略)を、周側面には後部音響端子22aを備えて円筒形状を呈するユニットケース22内には、円形を呈するダイアフラムリング24に張設された振動板25と、該振動板25との間にスペーサ(図示省略)を介在させて対向配置される円形を呈する固定電極26と、該固定電極26に接触して生成電流を取り出す図1に示す電極引出用端子11と、該電極引出用端子11における台座部13の周壁部14の外周側を覆うようにしてユニットケース22との間に介在配置される円形を呈する絶縁体27と、電極引出用端子11における電極ロッド部12側を挿通させてユニットケース22の空気室23内に配置される減容充填部材28と、該減容充填部材28を固定電極26側へと押し付けて突出部12aを固定極26に圧接させるべくユニットケース22側に螺合配置される支持リング29とを収容することで、単一指向性コンデンサマイクロホンユニット21が形成されている。
しかも、単一指向性コンデンサマイクロホンユニット21は、その平坦面15における少なくとも各音孔16周りに微小な凹凸面17を設けた電極引出用端子11を備えているので、その指向性がハイパーカージオイドを示すように音響抵抗値を低下させることができることになる。
この場合、電極引出用端子11の台座部13における平坦面15上には、スポンジ(例えばブリジストン社製HR50)を、1/5に加熱・圧縮してなる圧縮スポンジなどからなる音響抵抗材30を配置してより確実に音響抵抗値を低下させたり、平坦面15と音響抵抗材30との間にさらに図示しないメッシュ材を介在させて低下させた音響抵抗値をより安定化させるようにしてもよい。
本発明は、このようにして構成されているので、第2の発明である単一指向性コンデンサマイクロホンユニット11が奏する作用効果を、第1の発明である電極引出用端子11の作用効果とともに以下に説明する。
すなわち、単一指向性コンデンサマイクロホンユニット11に組み込まれる電極引出用端子11については、台座部13における平坦面15に設けた音孔16の周囲領域に凹凸面17が形成されておらず、当初は指向性がカージオイドを示す寸法形状を備えているものが用いられる。
図4は、図3における電極引出用端子11として音孔16周りに凹凸面17を設けることなく指向性がカージオイドを示す寸法形状を備えているものを組み込んだ場合の単一指向性コンデンサマイクロホンユニット11の周波数応答を示すグラフであり、図5は、そのポーラパターンを示す特性図である。
一方、図6は、図3における電極引出用端子11として音孔16周りに凹凸面17を設けて指向性がハイパーカージオイドを示すように音響抵抗値を低下させることができるものを組み込んだ場合の単一指向性コンデンサマイクロホンユニット11の周波数応答を示すグラフであり、図7は、そのポーラパターンを示す特性図である。
すなわち、図4〜図7によれば、単一指向性コンデンサマイクロホンユニット11は、当初は指向性がカージオイドを示す寸法形状を備えている電極引出用端子11であっても、その音孔16周りに凹凸面17を設けた上でこれを組み込むことで、その指向性がハイパーカージオイドを示すように変更できることが明らかになる。
このように指向性がカージオイドからハイパーカージオイドへと変更できるのは、電極引出用端子11の台座部13における平坦面15の音孔16周りに凹凸面17が形成されることにより、音孔16の口径をやや大径化させたことと実質的に等価となり、それだけ音孔16を通過する音波の音響抵抗値を低下させることができることに由来する。
このため、第1の発明(電極引出用端子)によれば、指向性がカージオイドを示す小ロット部品として形成される電極引出用端子11がその平坦面15に備える音孔16の少なくとも周囲領域に凹凸面17が設けられているので、該凹凸面17を介して音孔16を通過する音波の音響抵抗値を低下させることで、指向性としてハイパーカージオイドを示すに適した構造を付与することができる。
また、第2の発明(単一指向性コンデンサマイクロホンユニット)によれば、指向性がカージオイドを示す小ロット部品として用いられる電極引出用端子11における平坦面15の少なくとも音孔16周りに凹凸面17が設けられており、該凹凸面17を存在させたことにより音孔16の口径をやや大径化させたことと実質的に等価となり、それだけ音孔16を通過する音波の音響抵抗値を低下させることができるので、指向性としてハイパーカージオイドを示す単一指向性コンデンサマイクロホンユニット21を形成することができる。
また、台座部13の平坦面15上に音響抵抗材30が配置されている場合には、より確実に音響抵抗値を低下させることができる。さらに、台座部13の平坦面15と音響抵抗材30との間に図示しないメッシュ材を介在させてある場合には、低下させた音響抵抗値をより安定化させることができる。
11 電極引出用端子
12 電極ロッド部
12a 突出部
13 台座部
14 周壁部
15 平坦面
16 音孔
17 凹凸面
21 単一指向性コンデンサマイクロホンユニット
22 ユニットケース
22a 後部音響端子
23 空気室
24 ダイアフラムリング
25 振動板
26 固定電極
27 絶縁体
28 減容充填部材
29 支持リング
30 音響抵抗材

Claims (4)

  1. 前部音響端子と後部音響端子とを有するユニットケース内に収容されて単一指向性コンデンサマイクロホンユニットのユニット内蔵部材を構成している固定電極側と接触させることで該固定電極が生成する電流の取り出しを可能に配設される電極引出用端子において、
    該電極引出用端子は、前記固定電極との接触が可能な突出部を先端側に有する導電性の電極ロッド部と、該電極ロッド部の前記突出部とその座高を同じくする周壁部により囲繞されて前記固定電極と指向性がカージオイドを示す寸法形状のもとで対向する平坦面をその面方向が前記電極ロッド部の軸長さ方向と直交する配置関係とした導電性の台座部とで一体形成され、
    前記平坦面が備える1以上の音孔の少なくとも周面領域には、指向性がハイパーカージオイドを示すように音響抵抗値を低下させるべく微小な凹凸面を設けて粗面化したことを特徴とする電極引出用端子。
  2. 前部音響端子と後部音響端子とを有するユニットケース内には、ダイアフラムリングに張設された振動板と、該振動板との間にスペーサを介在させて対向配置される固定電極と、該固定電極に接触して生成電流を取り出す請求項1に記載の電極引出用端子と、該電極引出用端子における台座部の前記周壁部の外周側を覆うようにして前記ユニットケースとの間に介在配置される絶縁体と、電極引出用端子における前記電極ロッド部側を挿通させて前記ユニットケースの空気室内に配置される減容充填部材と、該減容充填部材を前記固定電極側へと押し付けて前記突出部を前記固定極に圧接させるべく前記ユニットケース側に螺合配置される支持リングとをユニット内蔵部材として備えるとともに、台座部の前記平坦面が有する前記音孔を通過する音波の音響抵抗値を前記凹凸面を介して低下させることでその指向性がハイパーカージオイドを示すようにしたことを特徴とする単一指向性コンデンサマイクロホンユニット。
  3. 前記台座部における前記平坦面には、音響抵抗材を配置した請求項2に記載の単一指向性コンデンサマイクロホンユニット。
  4. 前記台座部における前記平坦面と前記音響抵抗材との間には、さらにメッシュ材を配置した請求項に記載の単一指向性コンデンサマイクロホンユニット。
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