JP6252295B2 - 位置特定装置、プログラムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、端末装置の位置を特定する技術に関する。
端末装置の位置に応じた情報サービスの提供が既に行われており、GPS(Global Positioning System)や無線LAN(Local Area Network)ステーションの情報がユーザの所持する端末装置の位置の特定に用いられることが多い。
一方、電車等の列車の中に特化した情報サービスは、利用者数が多く需要があると考えられるが、車両に応じた情報サービスは見当たらない。列車の車両には、女性専用車両やグリーン車というような車両ごとに異なる属性があり、それらに応じた情報サービスは有効と考えられる。
ユーザの所持する端末装置が列車のどの車両に位置しているのかを特定することができれば、車両に応じた情報サービスを提供することが可能となる。
特開2009−159208号公報
上述した、GPSや無線LANステーションの情報を用いてユーザの所持する端末装置の位置を特定する手法は、検出できる位置の精度が低く、列車の中の車両を特定するのは困難である。
また、特許文献1には、列車の乗客の携帯端末から無線で送信された緊急通報を、車両の扉ごとに設けられた無線装置が受信し、扉固有IDを付与して車両サーバ等に通知することで、乗客の携帯端末の位置を特定する技術が開示されている。この場合、複数の無線装置に携帯端末からの緊急通報が到達した場合、電界強度に応じた受信レベルが大きい側の無線装置が受信を行うことで、携帯端末がどの扉に近いかが特定される。
しかし、このような電界強度を用いた手法により列車の編成内のどの車両に位置するかを判断する手法は、電波が隣接する車両にも浸潤するため、誤認識する問題がある。すなわち、車両内での端末装置の位置や外部要因により、当該車両内から届く電波の電界強度よりも、隣接する車両から届く電波の電界強度の方が強くなることがあり、その場合には車両を誤認識することとなる。近年は車両の窓を大きくとることが多いため、電波が容易に隣接する車両に届いてしまうことも要因の一つである。
そこで、一側面では、列車のどの車両に対象の端末装置が存在するかを特定することのできる手法の提供を目的とする。
一つの案では、位置を特定すべき端末装置の揺れを示す信号を取得する手段と、列車の編成を構成する各車両の揺れを示す信号を取得する手段と、前記端末装置の揺れを示す信号と前記各車両の揺れを示す信号とを参照し、前記端末装置の揺れと位相が類似する揺れの車両を特定する手段と、を備える。
一態様によれば、列車のどの車両に対象の端末装置が存在するかを特定することができる。
列車の車両がレールの継ぎ目を通過する場合の例を示す図である。 車両の揺れの概要を示す図(その1)である。 車両がレールの継ぎ目を通過する際の加速度実測値の例を示す図である。 車両の揺れの概要を示す図(その2)である。 一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。 各装置の構成例を示す図である。 各種テーブルのデータ構造例を示す図である。 実施形態の処理例を示すフローチャートである。 車両の特定の例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<列車の車両の揺れ>
列車の車両の揺れ(振動)の一つとして、レールの継ぎ目を通過する際の揺れがあり、継ぎ目のないレールを用いているような場合やレール自体を用いない特殊な場合を除き、通常の列車では必然的に発生するものであると考えられる。なお、レールに継ぎ目が存在するのは、気温の変化によるレールの熱膨張や熱収縮を継ぎ目部分で吸収し、レールが湾曲するのを防止するためであると一般に説明されている。
図1は列車の車両がレールの継ぎ目を通過する場合の例を示す図であり、列車の編成を構成する各車両の車輪WがレールRの継ぎ目RJを通過する際に揺れが発生する。継ぎ目RJを通過した車輪Wの属する車両には大きな揺れが発生するが、他の車両とは連結器Cによって緩く接続されているため、大きな揺れは継ぎ目RJを通過した車両においてのみ発生し、連結器Cによって接続された隣接する車両には小さな揺れが伝搬する程度である。
図1において列車が左方向に走行しているとすると、継ぎ目RJを通過するタイミングは列車の編成の中で先頭の車両#1が最も早く、次いで、車両#2、車両#3の順となる。
図2は車両の揺れの概要を示す図であり、(a)は図1における車両#1の時刻に対する揺れ、(b)は車両#2の時刻に対する揺れ、(c)は車両#3の時刻に対する揺れを示している。なお、図2ではレールの継ぎ目を通過した際の大きな揺れのみを概略的に示している。(a)においてpは車両#1における大きな揺れのピーク、(b)においてpは車両#2における大きな揺れのピーク、(c)においてpは車両#3における大きな揺れのピークである。
図3は車両がレールの継ぎ目を通過する際の加速度実測値の例を示す図であり、期間Tがレールの継ぎ目を通過した際の大きな揺れに相当している。
図4は、レールの継ぎ目を通過した際の大きな揺れだけではなく、隣接する車両から伝搬する小さな揺れも考慮した場合について概略的に示している。(a)は車両#1の時刻に対する揺れ、(b)は車両#2の時刻に対する揺れ、(c)は車両#3の時刻に対する揺れである。
ここで、車両#1(先頭車両)においては、(a)に示すように、自車両が継ぎ目を通過した際の大きな揺れのピークp11が生じた後に、後続の車両#2、#3が継ぎ目を通過した際の大きな揺れから伝搬してきた小さな揺れのピークp12、p13が生じる。車両#2においては、(b)に示すように、先行する車両#1が継ぎ目を通過した際の大きな揺れから伝搬してきた小さな揺れのピークp21が生じ、その後に自車両が継ぎ目を通過した際の大きな揺れのピークp22が生じ、更にその後に後続の車両#3が継ぎ目を通過した際の大きな揺れから伝搬してきた小さな揺れのピークp23が生じる。車両#3においては、(c)に示すように、先行する車両#1、#2が継ぎ目を通過した際の大きな揺れから伝搬してきた小さな揺れのピークp31、p32が生じ、その後に自車両が継ぎ目を通過した際の大きな揺れのピークp33が生じる。
なお、図4に示したような明確な大小の揺れのパターンの違いが車両によって生じるのは、列車の全長(編成を構成する各車両の長さの合計)に比してレールの継ぎ目の間隔(レール長)が長い場合である。すなわち、1編成の中でレールの継ぎ目を同時に通過するのが1か所を越えない場合である。この点、実際上、車両の長さは1両20m程度であり、一般的な10両編成程度であれば、列車の全長は200m程度となる。また、レールは概ね200m以上の"ロングレール"が用いられるようになってきており、1編成の中でレールの継ぎ目を同時に通過するのが1か所を越えない。なお、1編成の中でレールの継ぎ目を同時に通過するのが2か所を越えるような場合であっても、観察する期間を適切に設定すれば、各車両の揺れが全く同じになることはなく、車両毎にユニークな揺れとなる。
上述したように、各車両における揺れの信号を時間軸に沿って取得し、一方で、いずれかの車両に乗車しているユーザの端末装置においても揺れの信号を時間軸に沿って取得し、端末装置の揺れと位相が類似する揺れの車両を特定することで、列車のどの車両に対象の端末装置が存在するかを特定することができる。
<システム構成>
図5は一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。図5において、列車の各車両1にはそれぞれ車両搭載装置2が設けられている。また、ユーザ3は端末装置4を所持し、いずれかの車両1に乗車しているものとしている。車両搭載装置2および端末装置4は、無線によりネットワーク6を介して管理サーバ装置7との間で通信が行えるようになっている。また、駅のホーム等で情報を提供したり、ユーザからのアクセスにより情報を提供したりする目的で関連装置5が設けられており、関連装置5はネットワーク6を介して管理サーバ装置7との間で通信が行えるようになっている。
図6は、図5における各装置の構成例を示す図である。図6において、車両搭載装置2は通信機能を有した情報処理装置の基本的なハードウェアを備えた装置であり、車両ID記憶部21と3軸加速度センサ22と位置情報取得部23と通信部24とを備えている。
車両ID記憶部21は、自装置が搭載される車両1を識別する車両IDを記憶して保持する機能を有している。なお、車両IDは列車内の車両を識別するだけでなく、列車も識別する。
3軸加速度センサ22は、自装置に加わる3軸(x軸、y軸、z軸)方向の加速度を検出し、検出した信号を出力する機能を有している。
位置情報取得部23は、GPS機能等により自装置の位置情報を取得する機能を有している。
通信部24は、無線によりネットワーク6を介して管理サーバ装置7との間で通信を行う機能を有している。
端末装置4は、スマートフォン、携帯電話等の、通信機能を有した情報処理装置の基本的なハードウェアを備えた装置であり、端末ID記憶部41と3軸加速度センサ42と位置情報取得部43と通信部44とサービス情報提示部45とを備えている。
端末ID記憶部41は、自装置を識別する端末IDを記憶して保持する機能を有している。
3軸加速度センサ42は、自装置に加わる3軸(x軸、y軸、z軸)方向の加速度を検出し、検出した信号を出力する機能を有している。
位置情報取得部43は、GPS機能等により自装置の位置情報を取得する機能を有している。
通信部44は、無線によりネットワーク6を介して管理サーバ装置7との間で通信を行う機能を有している。
サービス情報提示部45は、管理サーバ装置7からネットワーク6を介して提供されたサービス情報をユーザに対して提示(表示、音声出力等)する機能を有している。
関連装置5は通信機能を有した情報処理装置の基本的なハードウェアを備えた装置であり、通信部51とサービス情報生成部52とサービス情報提示部53とを備えている。
通信部51は、ネットワーク6を介して管理サーバ装置7との間で通信を行う機能を有している。
サービス情報生成部52は、管理サーバ装置7から取得した情報に基づいて、必要に応じて外部情報を参照し、新たなサービス情報を生成する機能を有している。
サービス情報提示部53は、管理サーバ装置7からネットワーク6を介して提供されたサービス情報またはサービス情報生成部52により新たに生成したサービス情報をユーザに対して提示(表示、音声出力等)する機能を有している。
管理サーバ装置7は通信機能を有した情報処理装置の基本的なハードウェアを備えた装置であり、通信部71と合成加速度算出部72と情報管理部73と列車認識部74と車両特定部75とサービス情報配信部76と車両・端末照合情報配信部77とを備えている。また、処理に用いる情報を保持するために、車両振動管理テーブル701と端末振動管理テーブル702と車両・端末照合管理テーブル703とを備えている。
通信部71は、車両搭載装置2、端末装置4および関連装置5との間で通信を行う機能を有している。
合成加速度算出部72は、車両搭載装置2および端末装置4から3次元加速度の情報を受信した場合に、3次元加速度から合成加速度値(加速度ベクトルの絶対値)を算出する機能を有している。
情報管理部73は、合成加速度算出部72で算出された合成加速度値と位置情報を、取得元のID(車両ID、端末ID)と対応付け、タイムスタンプを付与して、車両振動管理テーブル701または端末振動管理テーブル702に記憶する機能を有している。
列車認識部74は、車両振動管理テーブル701および端末振動管理テーブル702に記憶された情報に基づいて、揺れの位相の類似性を判定するのに先立ち、位置情報の類似性から同一の列車毎にデータのグループ分けを行う機能を有している。
車両特定部75は、列車認識部74によりグループ分けされたグループ毎に、揺れを示す合成加速度値の類似性から、端末装置4が存在する車両1を特定し、特定した結果を車両・端末照合管理テーブル703に記憶する機能を有している。
サービス情報配信部76は、車両・端末照合管理テーブル703を参照し、車両に応じたサービス情報を端末装置4に配信する機能を有している。
車両・端末照合情報配信部77は、車両・端末照合管理テーブル703の車両・端末照合情報等を関連装置5に配信する機能を有している。
図7は管理サーバ装置7に設けられた各種テーブルのデータ構造例を示す図である。(a)に示すように、車両振動管理テーブル701は、「車両ID」、「車両順位」(列車の中で何両目かという情報)、「タイムスタンプ」、「合成加速度値」、「位置情報」等の項目を含んでいる。(b)に示すように、端末振動管理テーブル702は、「端末ID」、「タイムスタンプ」、「合成加速度値」、「位置情報」等の項目を含んでいる。(c)に示すように、車両・端末照合管理テーブル703は、「車両ID」、「車両順位」、「端末ID」等の項目を含んでいる。
<動作>
図8は上記の実施形態の処理例を示すフローチャートである。図8では、車両搭載装置2と端末装置4と管理サーバ装置7の処理を示しており、それぞれは並行して実行される。
車両搭載装置2においては、情報送信の処理として、3軸加速度センサ22により車両搭載装置2に加わる3次元加速度を取得し(ステップS11)、位置情報取得部23により車両搭載装置2の位置情報を取得し(ステップS12)、車両ID記憶部21に保持された車両IDと、3次元加速度と位置情報とを通信部24により管理サーバ装置7に対して送信する(ステップS13)。その後も所定の周期で同様の処理を繰り返す。
端末装置4においては、情報送信の処理として、3軸加速度センサ42により端末装置4に加わる3次元加速度を取得し(ステップS21)、位置情報取得部43により端末装置4の位置情報を取得し(ステップS22)、端末ID記憶部41に保持された端末IDと、3次元加速度と位置情報とを通信部44により管理サーバ装置7に対して送信する(ステップS23)。その後も所定の周期で同様の処理を繰り返す。
管理サーバ装置7においては、情報受信・記憶の処理として、車両搭載装置2または端末装置4から通信部71により情報を受信すると(ステップS31)、合成加速度算出部72により合成加速度値を算出する(ステップS32)。合成加速度値は、x方向加速度をa、y方向加速度をa、z方向加速度をaとすると、
合成加速度値=root(a +a +a
により算出する。なお、合成加速度値に代えて、いずれか一方向の加速度値を用いたり、3軸方向のうちで最も大きい加速度値を用いてもよい。
次いで、情報管理部73は、車両振動管理テーブル701または端末振動管理テーブル702の該当する車両IDまたは端末IDの最後の記憶箇所を検索する(ステップS33)。
次いで、情報管理部73は、検索された最後の記憶箇所の次に、該当する車両IDまたは端末IDで、タイムスタンプを付加して合成加速度値と位置情報を記憶する(ステップS34)。その後も所定の周期で同様の処理を繰り返す。
また、管理サーバ装置7においては、類似性判定の処理として、列車認識部74により、車両振動管理テーブル701および端末振動管理テーブル702の所定の時刻間のデータを、位置情報に基づいて列車毎にグループ分けする(ステップS41)。同じ列車上に存在する車両搭載装置2と端末装置4の位置情報は所定の範囲内に収まるとともに、時間変化とともに同じだけ移動するため、他の列車上に存在する装置からのデータと区別することができる。なお、位置情報を用いて列車を認識する場合を例として説明しているが、他の手法も採用することができる。例えば、車両搭載装置2から列車を識別する情報を送信し、それを端末装置4が受信するようにし、端末装置4は管理サーバ装置7に3次元加速度とともに列車を識別する情報を送信するようにしてもよい。
次いで、車両特定部75により、列車認識部74によりグループ分けされた各グループの中で、各端末装置4の合成加速度値の変化(揺れ)と各車両1の合成加速度値の変化(揺れ)との類似性を判断し、各端末装置4につき、最も類似する揺れの車両1を対応付け、車両・端末照合管理テーブル703に記憶する(ステップS42)。類似性の判断は、例えば、所定の時刻間の合成加速度値の数列に相関演算を施すことにより判断することができる。すなわち、一つの端末装置4の揺れの数列と、候補となる車両1の揺れの数列との間で相関演算を行うことにより、位相が揃う場合は大きな演算結果が得られるため、演算結果の大小から類似性を判断することができる。また、一つの端末装置4の揺れの数列と、候補となる車両1の揺れの数列とから、揺れの位相差を算出し、位相差が最も小さいものを類似性が高いものと判断することもできる。
図9は車両の特定の例を示す図であり、図1に示した3両編成を例としており、(a)は車両#1の時刻に対する揺れ、(b)は車両#2の時刻に対する揺れ、(c)は車両#3の時刻に対する揺れを示している。ここで、端末装置4から取得した揺れが(d)に示すものであったとすると、揺れの位相が最も類似するものとして、(b)の車両#2が特定される。
図8に戻り、管理サーバ装置7においては、サービス提供の処理として、サービス情報配信部76により、車両・端末照合管理テーブル703を参照し、該当する車両1に応じたサービス情報を、対応する端末装置4に配信する(ステップS51)。サービス情報の態様としては、次のようなものが想定される。
・端末装置4が女性専用車両に存在(端末装置4のユーザが女性専用車両に乗車)していると判断される場合、端末装置4に女性向け広告を配信。また、別途、ユーザDB(図示せず)を参照し、男性である場合は端末装置4に警告を配信。
・車両毎の端末装置4の存在数から各車両の混み具合を判断し、空いている車両情報を端末装置4に配信。
・グリーン車に乗車していると判断される場合、グリーン車限定の特別なサービス情報を端末装置4に配信。
・乗車している車両が途中の駅での切り離し対象であるか否かの情報を端末装置4に配信。
・乗車している車両とトイレがある車両までの案内を端末装置4に配信。
・降車したときの車両から駅出口までの経路案内(マップ)を端末装置4に配信。
・各車両の窓から見える車両別観光案内を端末装置4に配信。
・サービス情報として、ユーザが乗車している車両の位置(車両順位)を端末装置4に配信。車両で異常等(急病人、車椅子の人の降車、異物発見、痴漢等)があったときに、ユーザが端末装置4から車両位置情報を自動付加して異常を駅側の所定装置に通知。
次いで、車両・端末照合情報配信部77により、他の関連装置5に対し、車両・端末照合管理テーブル703の車両・端末照合情報と、当該情報から生成したサービス情報を配信する(ステップS52)。その後も所定の周期で同様の処理を繰り返す。
なお、関連装置5によるサービス情報の態様としては、次のようなものが想定される。
・到着する列車の車両毎の混み具合を掲示板に表示。
・端末装置4の紛失の申し出に対し、端末装置4の存在する車両を参照し、発見に利用。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、列車のどの車両に対象の端末装置が存在するかを特定することができる。
なお、管理サーバ装置7の情報管理部73は、位置を特定すべき端末装置の揺れを示す信号を取得する手段および列車の編成を構成する各車両の揺れを示す信号を取得する手段の一例である。
車両特定部75は、端末装置の揺れと位相が類似する揺れの車両を特定する手段の一例である。
サービス情報配信部76は、端末装置に対し、車両を特定する手段により特定された車両に応じた情報を提供する手段の一例である。
以上、好適な実施の形態により説明した。ここでは特定の具体例を示して説明したが、特許請求の範囲に定義された広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により限定されるものと解釈してはならない。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1) 位置を特定すべき端末装置の揺れを示す信号を取得する手段と、
列車の編成を構成する各車両の揺れを示す信号を取得する手段と、
前記端末装置の揺れを示す信号と前記各車両の揺れを示す信号とを参照し、前記端末装置の揺れと位相が類似する揺れの車両を特定する手段と、
を備えることを特徴とする位置特定装置。
(付記2) 付記1に記載の位置特定装置において、
前記端末装置に対し、前記車両を特定する手段により特定された車両に応じた情報を提供する手段、
を備えることを特徴とする位置特定装置。
(付記3) 付記1または2のいずれか一項に記載の位置特定装置において、
前記端末装置の揺れを示す信号を取得する手段は、前記端末装置を識別する情報と、取得時の時刻を示す情報とともに、前記端末装置の揺れを示す信号を記憶し、
前記各車両の揺れを示す信号を取得する手段は、前記車両を識別する情報と、取得時の時刻を示す情報とともに、前記車両の揺れを示す信号を記憶する、
ことを特徴とする位置特定装置。
(付記4) 付記1乃至3のいずれか一項に記載の位置特定装置において、
前記車両を特定する手段は、前記端末装置を識別する情報と、特定された車両を識別する情報とを対応付けて記憶する、
ことを特徴とする位置特定装置。
(付記5) 位置を特定すべき端末装置の揺れを示す信号を取得し、
列車の編成を構成する各車両の揺れを示す信号を取得し、
前記端末装置の揺れを示す信号と前記各車両の揺れを示す信号とを参照し、前記端末装置の揺れと位相が類似する揺れの車両を特定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記6) 付記5に記載のプログラムにおいて、
前記端末装置に対し、前記車両を特定する処理により特定された車両に応じた情報を提供する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記7) 付記5または6のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記端末装置の揺れを示す信号を取得する処理は、前記端末装置を識別する情報と、取得時の時刻を示す情報とともに、前記端末装置の揺れを示す信号を記憶し、
前記各車両の揺れを示す信号を取得する処理は、前記車両を識別する情報と、取得時の時刻を示す情報とともに、前記車両の揺れを示す信号を記憶する、
ことを特徴とするプログラム。
(付記8) 付記5乃至7のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記車両を特定する処理は、前記端末装置を識別する情報と、特定された車両を識別する情報とを対応付けて記憶する、
ことを特徴とするプログラム。
(付記9) 位置特定装置が、
位置を特定すべき端末装置の揺れを示す信号を取得し、
列車の編成を構成する各車両の揺れを示す信号を取得し、
前記端末装置の揺れを示す信号と前記各車両の揺れを示す信号とを参照し、前記端末装置の揺れと位相が類似する揺れの車両を特定する、
ことを特徴とする方法。
(付記10) 付記9に記載の方法において、
前記端末装置に対し、前記車両を特定する処理により特定された車両に応じた情報を提供する、
ことを特徴とする方法。
(付記11) 付記9または10のいずれか一項に記載の方法において、
前記端末装置の揺れを示す信号を取得する処理は、前記端末装置を識別する情報と、取得時の時刻を示す情報とともに、前記端末装置の揺れを示す信号を記憶し、
前記各車両の揺れを示す信号を取得する処理は、前記車両を識別する情報と、取得時の時刻を示す情報とともに、前記車両の揺れを示す信号を記憶する、
ことを特徴とする方法。
(付記12) 付記9乃至11のいずれか一項に記載の方法において、
前記車両を特定する処理は、前記端末装置を識別する情報と、特定された車両を識別する情報とを対応付けて記憶する、
ことを特徴とする方法。
1 車両
2 車両搭載装置
21 車両ID記憶部
22 3軸加速度センサ
23 位置情報取得部
24 通信部
3 ユーザ
4 端末装置
41 端末ID記憶部
42 3軸加速度センサ
43 位置情報取得部
44 通信部
45 サービス情報提示部
5 関連装置
51 通信部
52 サービス情報生成部
53 サービス情報提示部
6 ネットワーク
7 管理サーバ装置
71 通信部
72 合成加速度算出部
73 情報管理部
74 列車認識部
75 車両特定部
76 サービス情報配信部
77 車両・端末照合情報配信部
701 車両振動管理テーブル
702 端末振動管理テーブル
703 車両・端末照合管理テーブル

Claims (6)

  1. 位置を特定すべき端末装置の揺れを示す信号を取得する手段と、
    列車の編成を構成する各車両の揺れを示す信号を取得する手段と、
    前記端末装置の揺れを示す信号と前記各車両の揺れを示す信号とを参照し、前記端末装置の揺れと位相が類似する揺れの車両を特定する手段と、
    を備えることを特徴とする位置特定装置。
  2. 請求項1に記載の位置特定装置において、
    前記端末装置に対し、前記車両を特定する手段により特定された車両に応じた情報を提供する手段、
    を備えることを特徴とする位置特定装置。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載の位置特定装置において、
    前記端末装置の揺れを示す信号を取得する手段は、前記端末装置を識別する情報と、取得時の時刻を示す情報とともに、前記端末装置の揺れを示す信号を記憶し、
    前記各車両の揺れを示す信号を取得する手段は、前記車両を識別する情報と、取得時の時刻を示す情報とともに、前記車両の揺れを示す信号を記憶する、
    ことを特徴とする位置特定装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の位置特定装置において、
    前記車両を特定する手段は、前記端末装置を識別する情報と、特定された車両を識別する情報とを対応付けて記憶する、
    ことを特徴とする位置特定装置。
  5. 位置を特定すべき端末装置の揺れを示す信号を取得し、
    列車の編成を構成する各車両の揺れを示す信号を取得し、
    前記端末装置の揺れを示す信号と前記各車両の揺れを示す信号とを参照し、前記端末装置の揺れと位相が類似する揺れの車両を特定する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  6. 位置特定装置が、
    位置を特定すべき端末装置の揺れを示す信号を取得し、
    列車の編成を構成する各車両の揺れを示す信号を取得し、
    前記端末装置の揺れを示す信号と前記各車両の揺れを示す信号とを参照し、前記端末装置の揺れと位相が類似する揺れの車両を特定する、
    ことを特徴とする方法。
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