JP6252083B2 - 会議システム、サーバ装置、クライアント端末、およびプログラム - Google Patents

会議システム、サーバ装置、クライアント端末、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、会議システム、サーバ装置、クライアント端末、およびプログラムに関する。
特許文献1には、欠席者や退席者が操作する端末装置からの要求に応じて、映像データや音声データ等の会議情報を記録する記録媒体を有するテレビ会議システムが開示されている。特許文献2には、蓄積された音声、映像、メモ書き等の会議に関する各種情報に基づいて会議概要情報を生成し、クライアントPCに送信する会議概要把握支援方法が開示されている。特許文献3には、一部の端末との間でネットワーク障害が発生した場合に学習形態をシンクロナス型からオンデマンド型に切り替えて学習を継続し、復帰後に、他の端末との同期が取れる端末について学習形態をシンクロナス型に切り替える教育システムが開示されている。特許文献4には、会議に途中から参加するクライアント端末に対し、参加前の会議の経緯を早送りで再生し、再生が追いついた時点で再生内容をリアルタイムの内容に切り替える多地点通信会議システムが開示されている。
特開2000−23130号公報 特開2004−350134号公報 特開2007−334797号公報 特開2001−128133号公報
本発明の目的の1つは、会議データのある期間の再生において、該期間の会議データを分割した分割会議データのうち、該期間と、該期間と異なる期間と、の重要度の傾向に基づいて生成される重要度閾値に基づいて選択される分割会議データを再生する会議システム、サーバ装置、クライアント端末、およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、会議の内容が記録された会議データを分割して、複数の分割会議データを生成する分割会議データ生成手段と、前記複数の分割会議データのそれぞれについて、重要度を示す重要度情報を生成する重要度情報生成手段と、それぞれ前記会議の期間に含まれる、第1の期間と、前記第1の期間の後の第2の期間と、を特定する期間特定情報を取得する期間特定情報取得手段と、前記重要度情報に基づいて、前記第1の期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第1重要度傾向情報と、前記第2の期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第2重要度傾向情報と、を生成する重要度傾向情報生成手段と、前記第1重要度傾向情報と、前記第2重要度傾向情報と、に基づいて、重要度閾値を生成する閾値生成手段と、前記第2の期間に対応する前記会議データの再生において、前記第2の期間に含まれる前記分割会議データのうち、前記重要度が前記重要度閾値以上である分割会議データを再生する再生手段と、を有することを特徴とする会議システムである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の会議システムにおいて、前記第1重要度傾向情報は、前記重要度と、前記第1の期間に含まれる該重要度を有する分割会議データの記録時間の総和と、を関連づける情報であり、前記第2重要度傾向情報は、前記重要度と、前記第2の期間に含まれる該重要度を有する分割会議データの記録時間の総和と、を関連づける情報である、ことを特徴とする会議システムである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の会議システムにおいて、前記期間特定情報取得手段は、前記会議データのうち、前記再生手段により前記第2の期間において再生される再生対象会議データの始点を特定する情報を更に取得し、前記閾値生成手段は、前記第2重要度傾向情報に基づいて、各重要度について、前記再生対象会議データに含まれる前記分割会議データのうち、該重要度以上の重要度を有する分割会議データの記録時間の総和である記録時間累積値を算出し、前記記録時間累積値が前記第2の期間の長さ以下である重要度のうち、最小の重要度を前記重要度閾値とする、ことを特徴とする会議システムである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の会議システムにおいて、前記閾値生成手段は、前記重要度閾値を、前記第1の期間の長さと、前記第2の期間の長さと、の比率と、前記第1の期間の内容の量と、前記第2の期間の内容の量と、の比率と、にさらに基づいて生成する、ことを特徴とする会議システムである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の会議システムにおいて、前記重要度傾向情報生成手段は、前記再生対象会議データの始点から前記第2の期間の始点までの期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第3重要度傾向情報を更に生成し、前記第1重要度傾向情報と、前記第3重要度傾向情報と、に基づいて、前記第2重要度傾向情報を生成する、ことを特徴とする会議システムである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の会議システムにおいて、会議の内容を示す会議内容情報からキーワードを抽出するキーワード抽出手段を更に有し、前記重要度情報生成手段は、前記分割会議データについて、該分割会議データに含まれる前記キーワードの個数に基づいて前記重要度情報を生成する、ことを特徴とする会議システムである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項4又は5に記載の会議システムにおいて、会議において表示される複数の画面を示す表示画面情報からキーワードを抽出するキーワード抽出手段を更に有し、前記重要度情報生成手段は、前記分割会議データについて、該分割会議データに含まれる前記キーワードの個数に基づいて前記重要度情報を生成し、前記閾値生成手段は、前記第1の期間の内容の量を、前記第1の期間に表示される前記画面の枚数に基づいて特定し、前記第2の期間の内容の量を、前記第2の期間に表示される前記画面の枚数に基づいて特定する、ことを特徴とする会議システムである。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の会議システムにおいて、音声情報から文字データを生成する音声解析手段をさらに有し、前記会議データおよび前記分割会議データは音声情報を含み、前記重要度情報生成手段は、前記音声解析手段により前記分割会議データの音声データから生成される文字データを取得し、前記文字データに含まれる前記キーワードの個数に基づいて、前記重要度情報を生成する、ことを特徴とする会議システムである。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の会議システムにおいて、会議の参加者により操作されるクライアント端末を有し、前記クライアント端末は、前記参加者の操作に基づいて前記第2の期間を特定する第2期間特定情報を取得する第2期間特定情報取得手段と、前記第2期間特定情報を、前記期間特定情報取得手段に対して出力する第2期間特定情報出力手段と、前記再生手段による再生内容を出力する再生内容出力手段と、を有することを特徴とする会議システムである。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載の会議システムにおいて、前記重要度閾値と所定の判定値とを比較する比較手段と、前記比較手段により前記重要度閾値が前記判定値より大きいと判定された場合、前記重要度閾値を変更する閾値変更手段と、を更に有し、前記比較手段により前記重要度閾値が前記判定値より大きい場合、前記再生手段は、前記分割会議データの再生速度を変更する、ことを特徴とする会議システムである。
また、請求項11に記載の発明は、会議の内容が記録された会議データを分割して、複数の分割会議データを生成する分割会議データ生成手段と、前記複数の分割会議データのそれぞれについて、重要度を示す重要度情報を生成する重要度情報生成手段と、それぞれ前記会議の期間に含まれる、第1の期間と、前記第1の期間の後の第2の期間と、を特定する、期間特定情報を取得する期間特定情報取得手段と、前記重要度情報に基づいて、前記第1の期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第1重要度傾向情報と、前記第2の期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第2重要度傾向情報と、を生成する重要度傾向情報生成手段と、前記第1重要度傾向情報と、前記第2重要度傾向情報と、に基づいて、重要度閾値を生成する閾値生成手段と、前記第2の期間に対応する前記会議データの再生において、前記第2の期間に含まれる前記分割会議データのうち、前記重要度が前記重要度閾値以上である分割会議データを再生する再生手段と、を有することを特徴とするサーバ装置である。
また、請求項1に記載の発明は、コンピュータを、会議の内容が記録された会議データを分割して、複数の分割会議データを生成する分割会議データ生成手段と、前記複数の分割会議データのそれぞれについて、重要度を示す重要度情報を生成する重要度情報生成手段と、それぞれ前記会議の期間に含まれる、第1の期間と、前記第1の期間の後の第2の期間と、を特定する期間特定情報を取得する期間特定情報取得手段と、前記重要度情報に基づいて、前記第1の期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第1重要度傾向情報と、前記第2の期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第2重要度傾向情報と、を生成する重要度傾向情報生成手段と、前記第1重要度傾向情報と、前記第2重要度傾向情報と、に基づいて、重要度閾値を生成する閾値生成手段と、前記第2の期間に対応する前記会議データの再生において、前記第2の期間に含まれる前記分割会議データのうち、前記重要度が前記重要度閾値以上である分割会議データを再生する再生手段と、として機能させるプログラムである。
請求項1に係る発明によれば、会議データの第2の期間の再生において、第2の期間の会議データを分割した分割会議データのうち、第2の期間と、第2の期間と異なる第1の期間と、の重要度の傾向に基づいて生成される重要度閾値に基づいて選択される分割会議データを再生する会議システムが提供される。
請求項2に係る発明によれば、重要度と、第1の期間に含まれる該重要度を有する分割会議データの記録時間の総和と、を関連づける情報と、重要度と、第2の期間に含まれる該重要度を有する分割会議データの記録時間の総和と、を関連づける情報と、に基づいて、重要度閾値を生成する会議システムが提供される。
請求項3に係る発明によれば、記録時間累積値が第2の期間の長さ以下である重要度のうち、最小の重要度を重要度閾値とする会議システムが提供される。
請求項4に係る発明によれば、第1の期間と、第2の期間と、の長さの比率と、内容の量の比率と、に基づいて重要度閾値を生成する会議システムが提供される。
請求項5に係る発明によれば、第1の期間の重要度の傾向と、再生対象会議データの始点から第2の期間の始点までの第3の期間の重要度の傾向と、に基づいて、第2の期間の重要度の傾向を生成する会議システムが提供される。
請求項6に係る発明によれば、会議内容を示す会議内容情報からキーワードを抽出し、分割会議データの重要度情報を、該会議分割データに含まれるキーワードの個数に基づいて生成する会議システムが提供される。
請求項7に係る発明によれば、会議において表示される表示画面情報からキーワードを抽出し、分割会議データの重要度情報を、該分割会議データに含まれるキーワードの個数に基づいて生成するとともに、各期間の内容の量を、該期間に表示される画面の枚数に基づいて特定する会議システムが提供される。
請求項8に係る発明によれば、分割会議データの重要度情報を、該分割データの音声情報から生成される文字データに含まれるキーワードの個数に基づいて生成する会議システムが提供される。
請求項9に係る発明によれば、第2期間特定情報を取得し、再生手段による再生内容を出力するクライアント端末を有する会議システムが提供される。
請求項10に係る発明によれば、重要度閾値が所定の判定値より大きい場合に、重要度閾値および再生速度を変更する会議システムが提供される。
請求項11に係る発明によれば、会議データのある期間の再生において、該期間の会議データを分割した分割会議データのうち、該期間と、該期間と異なる期間と、の重要度の傾向に基づいて生成される重要度閾値に基づいて選択される分割会議データを再生するサーバ装置が提供される。
請求項1に係る発明によれば、コンピュータを、会議データのある期間の再生において、該期間の会議データを分割した分割会議データのうち、該期間と、該期間と異なる期間と、の重要度の傾向に基づいて生成される重要度閾値に基づいて選択される分割会議データを再生する手段として機能させるプログラムが提供される。
本発明の一実施形態に係る会議システムを示す図である。 本実施形態に係るサーバ装置の構成を示す図である。 スライドデータの一例を示す図である。 本会議システムによる処理が行われる状況を時間軸で示す図である。 キーワード抽出部により抽出されるキーワードの一例を示す図である。 重要度算出部において算出される重要度の一例を示す図である。 重要度ごとの記録時間の一例を示す図である。 重要度予測部における処理を示す図である。 閾値生成部における処理を示す図である。 本実施形態に係るクライアント端末の構成を示す図である。 本実施形態に係る会議システムにおける会議データ処理を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係る会議システム10を示す図である。会議システム10は、互いにネットワーク300を介して接続されるサーバ装置100、クライアント端末200−1,200−2,200−nを含む。サーバ装置100は、クライアント端末200−1,200−2,200−nと通信を行うパソコンやワークステーション等の情報処理装置であり、クライアント端末200−1,200−2,200−nは、サーバ装置100および他のクライアント端末200−1,200−2,200−nと通信を行うパソコンや情報携帯端末等の情報処理装置である。
サーバ装置100は、例えばクライアント端末200−1,200−2,200−nのいずれかから送信される会議映像、会議音声等の会議データを取得し、該会議データ、もしくは該会議データに対して圧縮処理を行った加工会議データを、クライアント端末200−1,200−2,200−nの少なくとも1つに対して送信する。より具体的には、クライアント端末200−1,200−2,200−nの少なくとも1つにおいて、会議データの再生が第1のタイミングにおいて中断され、第2のタイミングにおいて再生が再開された場合に、第1のタイミングから会議終了までの期間の会議データ(再生対象会議データ)を圧縮して、第2のタイミングから会議終了までの期間(第2の期間)に再生する。以下では、第1のタイミングから第2のタイミングまでの期間を、第3の期間とする。
図2は、本実施形態に係るサーバ装置100の構成を示す図である。サーバ装置100は、キーワード抽出部101、音声解析部102、重要度算出部103、進捗情報取得部104、期間特定情報取得部105、重要度予測部106、閾値生成部107、会議データ加工部108、再生部109、および通信部110を有する。また、サーバ装置100は、スライドデータ蓄積部111、会議データ蓄積部112、分割会議データ蓄積部113、および加工会議データ蓄積部114を有する。キーワード抽出部101、音声解析部102、重要度算出部103、進捗情報取得部104、期間特定情報取得部105、重要度予測部106、閾値生成部107、会議データ加工部108、再生部109、および通信部110は、例えばCPUの一機能として実現され、スライドデータ蓄積部111、会議データ蓄積部112、分割会議データ蓄積部113、および加工会議データ蓄積部114は、メモリー等の記憶素子により構成される。
キーワード抽出部101は、スライドデータ蓄積部111に蓄積されている、会議において表示されるスライドデータ等の会議の内容を示す会議内容情報から、キーワードを抽出する。
音声解析部102は、会議データ蓄積部112に蓄積される音声データを含む会議データに対し既存の音声解析処理を実施して文字データを生成するとともに、該文字データの例えば文の切れ目や、段落(内容)の切れ目において会議データを分割して、分割会議データを生成する。
重要度算出部103は、音声解析部102において生成された分割会議データのそれぞれの文書データについて、キーワード抽出部101で抽出されたキーワードの登場回数(個数)をカウントする。カウントされたキーワードの登場回数は、該分割会議データの重要度を示す重要度情報として扱われる。
進捗情報取得部104は、通信部110を介して入力される会議データ又は現時点で使用(表示)されているスライドのページを示す情報に基づいて、現在表示されているスライドを示す進捗情報を生成する。
期間特定情報取得部105は、第1、第2のタイミング(第1、第2、第3の期間)を特定する期間特定情報を取得する。期間特定情報取得部105は、クライアント端末200から送信される、該クライアント端末200における会議データの再生が停止されたタイミング(第1のタイミング)および会議データの再生が再開されたタイミング(第2のタイミング)を示すタイミング情報を取得する。また、会議の開始時刻および終了時刻は、予め取得されて記憶されている。
重要度予測部106は、重要度算出部103において生成される重要度に基づいて、第2のタイミングにおいて、第1の期間に含まれる分割会議データの重要度の傾向を示す第1重要度傾向情報と、第3の期間に含まれる分割会議データの重要度の傾向を示す第3重要度傾向情報と、を生成する。また、第1重要度傾向情報と、第3重要度傾向情報と、に基づいて、第2の期間の重要度の傾向を示す第2重要度傾向情報を生成(予測)する。
閾値生成部107は、第1重要度傾向情報、第2重要度傾向情報、および第3重要度傾向情報に基づいて、再生対象会議データ(第2、第3の期間の会議データ)に含まれる分割会議データのそれぞれの再生/スキップ(削除)を判定するための重要度閾値を生成する。各分割会議データに対しては重要度算出部103において重要度が算出されており、重要度閾値は、この重要度に対する閾値である。
会議データ加工部108は、会議データに対して加工処理を行う。具体的には、会議データ加工部108は、再生対象会議データ(第1のタイミングから会議終了までの期間の会議データ)に含まれる分割会議データの重要度に対して、閾値生成部107において生成される重要度閾値による閾値判定を行い、重要度が重要度閾値以上である分割会議データを繋ぎ合わせて加工会議データを生成する。
再生部109は、加工会議データ蓄積部114に蓄積される加工会議データを再生して、生成される映像データおよび画像データを通信部110に出力する。再生部109は加工会議データを再生することにより、再生対象会議データ(第2の期間および第3の期間の会議データ)の再生においては、分割会議データのうち、重要度が重要度閾値以上である分割会議データを再生する。
通信部110は、クライアント端末200と通信を行う。通信部110は、会議会場に設けられたクライアント端末200から会議データを受信して進捗情報取得部104に出力するとともに会議データ蓄積部112に蓄積する。また、通信部110は、会議の参加者により使用されるクライアント端末200から信号を受信して期間特定情報取得部105に出力し、再生部109において生成される加工会議データが再生された映像データおよび画像データを該クライアント端末200に対して送信する。
スライドデータ蓄積部111は、例えば会議の前に取得される、会議で使用されるスライドのデータを蓄積する。スライドのデータは、会議の内容を示す会議内容情報である。会議データ蓄積部112は、通信部110を介して受信される会議データを蓄積する。分割会議データ蓄積部113は、会議データが音声解析部102において分割されて生成される分割会議データを蓄積する。加工会議データ蓄積部114は、会議データ加工部108において生成される加工会議データを蓄積する。
以下に、サーバ装置100の動作を詳細に説明する。会議システム10における会議の実施に先立ち、スライドデータ蓄積部111には当該会議で表示されるスライドデータが蓄積されている。図3は、スライドデータの一例を示す図である。
また、会議データ蓄積部112には、会議を記録した、音声データを含む会議データが蓄積される。会議データは会議の進行に伴って随時蓄積される。以下では、ある参加者(クライアント端末200の使用者)が、30分の会議において、15分経過した時点(第1のタイミング)で中座等のために再生を中断(一時停止)し、20分経過した時点(第2のタイミング)で再生を再開する状況での処理について説明する。図4は、本会議システム10による処理が行われる状況を時間軸で示す図である。すなわち、ここでは当該参加者は、20分経過した時点(第2のタイミング)において、開始後15分経過時(第2のタイミング)からの会議データの再生を開始し、第2のタイミングから会議終了時までの期間(期間b)に第1のタイミングから会議終了時までの期間(期間a)の会議データ(再生対象会議データ)を再生する。すなわち第1のタイミングは、再生対象会議データの始点を示す。そして上述の第1の期間は会議開始から第2のタイミングまでの期間、第2の期間は期間b、第3の期間は期間cにそれぞれ相当する。以下では、第2のタイミングにおいて実行される処理を説明する。
キーワード抽出部101は、スライドデータ蓄積部111に蓄積されるスライドデータから、キーワードを抽出する。キーワード抽出部101は、例えば事前に蓄積されるキーワードのデータベースと照合して同じキーワードを抽出する手法、スライドデータにおいて見出しや下線等の所定の規則で特定される位置に記載された単語をキーワードとして抽出する手法等により、キーワードを抽出する。キーワード抽出部101は、キーワードを、スライドのページ(表示される画面)毎に抽出する。図5は、キーワード抽出部101により抽出されるキーワードの一例を示す図である。
音声解析部102は、会議データ蓄積部112に蓄積されている会議データの音声データに対して音声解析処理を行い、音声データを文字データに変換する。また、音声解析部102は、会議データを、例えば音声データにおける所定の期間以上の長さの無音部や、別途取得されるスライドのページ変更のタイミング、変換された文字データにおける内容の変更位置に基づいて分割して、複数の分割会議データを生成する。
重要度算出部103は、音声解析部102で生成された分割会議データの文字データのそれぞれについて、キーワード抽出部101において抽出されるキーワードの登場回数をカウントする。重要度算出部103は、進捗情報取得部104において取得される進捗情報に基づいて各スライドが表示されていた期間を把握し、例えば1枚目のスライドが表示されていた期間に対応する文字データにおいては、1枚目のスライドから抽出されたキーワードの登場回数をカウントする。重要度算出部103において算出された、ある分割会議データにおけるキーワードの登場回数は、該分割会議データの重要度を示す重要度情報と見なされる。図6は、重要度算出部103においてカウントされるキーワードの登場回数の一例を示す図である。
重要度予測部106は、重要度算出部103で算出された重要度情報に基づいて、現時点(第2のタイミング)以降の期間(第2の期間)の重要度の傾向を示す第2重要度傾向情報を生成する。まず重要度予測部106は、会議開始から第2のタイミングまでの期間(第1の期間)における等しい重要度を有する分割会議データの時間を合算して、重要度ごとの記録時間を算出する。例えば重要度25と判定される分割会議データが、55秒間の分割会議データと、41秒間の分割会議データと、の2つであった場合、重要度25の記録時間は55+41=96=1分36秒となる。図7は、重要度ごとの記録時間の一例を示す図である。ここで、第1,第2,第3の各期間において、重要度と、各期間における該重要度を有する分割会議データの記録時間の総和と、を関連づける情報をそれぞれ、各期間における重要度の傾向を示す第1重要度傾向情報、第2重要度傾向情報、および第3重要度傾向情報と規定する。
次に、重要度予測部106は、現時点(第2のタイミング)での会議内容の進捗状況を確認する。重要度予測部106は、進捗情報取得部104において取得される進捗情報に基づいて、現時点で表示されているスライドが全てのスライドのうちの何枚目であるか確認する。30分のうち20分が経過した第2のタイミングにおいて、2/3のスライドが表示されていれば会議は予定どおり進捗しており、2/3以下のスライドが表示されている場合には進捗は遅れていると判断する。ここでは、20枚のスライドのうち12枚が表示されていた場合について説明する。
20枚のスライドのうち12枚が表示されていた場合、本来説明が終了しているべき枚数は20×2/3=13.3…であることから、進捗に遅れが生じている。そして、これまでの20分で12枚が表示されていたことに対しこれからの10分で8枚が表示されることから、発表の速度(単位時間の表示枚数)は、(これからの10分の速度)/(今までの20分速度)=(8/10)/(12/20)=4/3の比率で速くなる。
ここで、発表の速度を速めるために発表者は、重要度の低い話題を省略すると考えられる。従って重要度予測部106は、図7において重要度が低い1/4の部分が省略する。そのために、重要度予測部106は、各重要度について発生比率および重要度が低いものから加算した累積値を算出する(図7の(1)参照)。
図8は、重要度予測部106における処理を示す図である。重要度予測部106は、図7の(1)において累積値が0.25を超える重要度を特定し(図8における24)、該重要度以下の重要度の発生比率を0とする(図8の(1))。
次に重要度予測部106は、これらの発生比率に対し、総計が1となるよう変換を行う。すなわち、図8の(1)においては発生比率の総計は0.74であるから、重要度予測部106は、各発生比率に1.00/0.74を乗算することで、総計を1とする変換を行い(図8の(2))、第2の期間における重要度の傾向を示す第2重要度傾向情報を生成する。そして残り時間である10分に各比率を乗じることで、残り10分間(第2の期間)における各重要度の発生時間を予測する(図8の(3))。
閾値生成部107は、重要度予測部106において予測された重要度の傾向に基づいて、残り10分間(第2の期間、期間b)で15分(期間a)の会議データを再生するための重要度閾値を算出する。図9は、閾値生成部107における処理を示す図である。閾値生成部107は、重要度予測部106において予測された残り10分間(期間b)の各重要度の記録時間予測に対して、既に記録され再生されていない5分間(期間c)の会議データに対して重要度算出部103において算出された記録時間を加算して、これから再生する15分(期間a)の会議データにおける記録時間を算出し(図9の(1))、各記録時間の15分に対する比率を算出することで期間aにおける重要度の傾向を算出する(図9の(2))。
こうして得られた重要度の傾向に基づいて、閾値生成部107は、重要度の低い5分を間引くための重要度閾値を決定する。具体的には、15分の会議データから5分(すなわち1/3)の会議データを間引くため、閾値生成部107は、重要度の低いものから逐次的に加算した発生比率の累積値を算出し(図9の(3))、累積値が1/3を超える重要度(図9における25)を、重要度閾値と決定する。閾値生成部107は、各重要度について、該重要度以上の重要度を有する分割会議データの記録時間の総和を算出して、総和が第2の期間の長さ以下である重要度のうち、最小の重要度を重要度閾値としてもよい。
会議データ加工部108は、閾値生成部107において決定された重要度閾値に基づいて、会議データ蓄積部112に蓄積される会議データに対する加工を行う。具体的には、分割会議データ蓄積部113に蓄積される期間aに対応する再生対象会議データのうち、重要度が重要度閾値以上の分割会議データのみを繋ぎ合わせて、加工会議データを生成する。生成された加工会議データは、加工会議データ蓄積部114に蓄積される。加工会議データ蓄積部114に蓄積された加工データは、再生部109により再生され、通信部110を介してクライアント端末200に送信される。
図10は、本実施形態に係るクライアント端末200の構成を示す図である。クライアント端末200は、期間特定情報取得部201、再生データ出力部202、および通信部203を有する。期間特定情報取得部201、再生データ出力部202、および通信部203は、例えば記憶部(図示しない)に記憶されるプログラムで動作するCPUの一機能として実現される。
期間特定情報取得部201は、クライアント端末200の使用者の操作に基づいて、使用者が会議データの再生を中断したタイミング(第1のタイミング)および使用者が会議データの再生を再開したタイミング(第2のタイミング)を示す期間特定情報を取得する。
再生データ出力部202は、サーバ装置100から送信された再生データを、クライアント端末200に設けられるディスプレイやスピーカーに対して出力する。
通信部203は、期間特定情報取得部201で取得されたタイミング情報をサーバ装置100に対して送信するとともに、サーバ装置100から送信される再生データを受信する。
次に、本実施形態に係る会議システム10の動作を、フローチャートを用いて説明する。図11は、本実施形態に係る会議システム10における会議データ処理を示すフローチャートである。
まず、サーバ装置100は、スライドデータを取得し(S1101)、キーワード抽出部101がスライドデータからキーワードを抽出する(S1102)。
サーバ装置100が、クライアント端末200から期間特定情報を取得すると(S1103)、サーバ装置100の音声解析部102は、会議データ蓄積部112に蓄積される会議データに対して音声解析処理を行って分割会議データを生成し(S1104)、各分割会議データに対して重要度情報を生成する(S1105)。
重要度予測部106がそれまでの重要度等から第1重要度傾向情報および第2重要度傾向情報を生成して(S1106)、閾値生成部107が重要度閾値を生成する(S1107)。
そして、会議データ加工部108は、第1のタイミング以降の分割会議データに対して閾値判定を行い(S1108)、加工会議データの生成(S1109)を実行する。生成された加工会議データは、再生部109において再生されて(S1110)、通信部110を介してクライアント端末200に送信され、クライアント端末200において出力される(S1111)。以上で会議システム10における会議データ処理は終了する。
なお、フローチャート内では明示されていないが、S1103における期間特定情報の取得後も会議データは逐次蓄積され、それらのデータに対して逐次S1104からS1111の処理が実行される。
以上の構成により、会議データのある期間の再生において、該期間の会議データを分割した分割会議データのうち、該期間と、該期間と異なる期間と、の重要度の傾向に基づいて生成される重要度閾値に基づいて選択される分割会議データを再生する、会議システム10が提供される。本発明は、上記実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲において変更された構成を含むものであり、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば上記の実施形態においては、会議データ加工部108が分割会議データをそのまま繋ぎ合わせて加工会議データを生成する構成が示されたが、会議データ加工部108が分割会議データの再生速度を変更する構成を備えてもよく、重要度閾値と所定の判定値とを比較する手段と、重要度閾値が判定値より大きい場合に重要度閾値を変更する手段を備え、例えば閾値生成部107において生成された閾値が所定の値より大きい(多くの分割会議データが間引かれる)場合、重要度閾値を所定の値まで下げたうえで、再生部109における再生速度が、会議の時間内に再生が終わるよう重要度閾値等に基づいて定められる値まで高める構成としてもよい。この構成によれば、多くの分割会議データが間引かれることによって再生を聴いた参加者が会議の内容を理解しづらくなることが回避される。
また、上記の実施形態においてはキーワード抽出部101において抽出されるキーワードの登場回数が重要度とされる構成が示されたが本発明はこれに限定されず、予めキーワード候補に重み付け(係数)が規定され、登場回数に該係数が乗算された値を重要度とする構成としてもよいし、スライドにおける登場の形式(太字、下線付き)に基づいてキーワードの重み付けが決定される構成としてもよい。この構成によれば、重要度の算出において、重要を思われるキーワードの影響度が強まり、その結果、より精度の高い重要度の算出、重要度閾値の生成、および会議データの加工が行われる。
また、上記実施形態では第2のタイミングにおいて算出された重要度閾値が継続して使用される構成が示されたが、第2のタイミング以降も、所定のタイミングにおいて進捗情報取得部104における進捗情報の取得、重要度予測部106における第2重要度傾向情報の生成、および閾値生成部107における重要度閾値の生成を実行する構成としてもよい。この構成によれば、重要度閾値の生成以降に、会議の進行が第2のタイミングにおける予測と異なるものとなった場合にも実際の会議の進行に則した処理が実行される。
また、会議における発表者がスライドにおいて指した箇所を示す位置情報を取得する構成を更に備え、音声解析部102において生成された文字データにおいて「これ」等の指示語が存在する場合、該指示語のタイミングで指されていた位置およびスライドの内容に基づいて指されていた語を特定し、指示語を該指されていた語に置き換えたうえで重要度を算出する構成としてもよい。
また、会議における発表者の過去の発表に関する情報を取得する構成を更に備え、該情報に基づいて重要度を算出する構成としてもよい。例えば過去の発表における重要度の分布の時間毎の傾向を算出し、例えば後半に重要度が高くなる等の傾向が読み取られる場合には、新たに算出された重要度に対して、後半部においては重要度を高める補正を行う構成としてもよいし、同じ発表を過去に行っていた場合には当該過去の発表における重要度情報を利用することで、今回の発表において新たに行われる演算の量を軽減する構成としてもよい。
また、スライドデータに対して、例えば発表者がページのそれぞれについて、重み付けの係数(重み付け)を設定し、各スライドを表示している期間に対応する重要度の算出において重要度に対して該係数を乗じる構成としてもよい。
また、上記の実施形態では期間特定情報が取得されてから会議データの音声解析等が実行される構成が示されたが、期間特定情報が取得される前から、逐次蓄積される会議データに対して音声解析および重要度の算出処理を実行する構成や、所定のタイミングにおいて、その時点で未処理の会議データに対し音声解析および重要度の算出処理を行う構成としてもよい。このような構成とすることで、期間特定情報が取得された時点で実行される処理が軽減され、加工会議データの生成がより迅速に実行される。
また、上記実施形態では、加工会議データの再生までをサーバ装置100が行う構成が示されたが、本発明はこれに限定されず、会議データの加工処理がクライアント端末200で行われる構成等、会議システム10内において行われている処理について会議システム10内の他の装置で行われる構成としてもよい。
なお、ここで述べたサーバ装置100およびクライアント端末200の動作は、それぞれの記憶部に記憶されるプログラムを動作させることで実現される。このプログラムは通信によって提供されてもよいし、コンピュータによる読み取りが可能な、CD−ROM等の記憶媒体に格納されて提供されてもよい。
10 会議システム、100 サーバ装置、101 キーワード抽出部、102 音声解析部、103 重要度算出部、104 進捗情報取得部、105 期間特定情報取得部、106 重要度予測部、107 閾値生成部、108 会議データ加工部、109 再生部、110 通信部、111 スライドデータ蓄積部、112 会議データ蓄積部、113 分割会議データ蓄積部、114 加工会議データ蓄積部、200,200−1,200−2,200−n クライアント端末、201 期間特定情報取得部、202 再生データ出力部、203 通信部、300 ネットワーク。

Claims (12)

  1. 会議の内容が記録された会議データを分割して、複数の分割会議データを生成する分割会議データ生成手段と、
    前記複数の分割会議データのそれぞれについて、重要度を示す重要度情報を生成する重要度情報生成手段と、
    それぞれ前記会議の期間に含まれる、第1の期間と、前記第1の期間の後の第2の期間と、を特定する期間特定情報を取得する期間特定情報取得手段と、
    前記重要度情報に基づいて、
    前記第1の期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第1重要度傾向情報と、前記第2の期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第2重要度傾向情報と、を生成する重要度傾向情報生成手段と、
    前記第1重要度傾向情報と、前記第2重要度傾向情報と、に基づいて、重要度閾値を生成する閾値生成手段と、
    前記第2の期間に対応する前記会議データの再生において、前記第2の期間に含まれる前記分割会議データのうち、前記重要度が前記重要度閾値以上である分割会議データを再生する再生手段と、
    を有することを特徴とする会議システム。
  2. 請求項1に記載の会議システムにおいて、
    前記第1重要度傾向情報は、前記重要度と、前記第1の期間に含まれる該重要度を有する分割会議データの記録時間の総和と、を関連づける情報であり、
    前記第2重要度傾向情報は、前記重要度と、前記第2の期間に含まれる該重要度を有する分割会議データの記録時間の総和と、を関連づける情報である、
    ことを特徴とする会議システム。
  3. 請求項2に記載の会議システムにおいて、
    前記期間特定情報取得手段は、前記会議データのうち、前記再生手段により前記第2の期間において再生される再生対象会議データの始点を特定する情報を更に取得し、
    前記閾値生成手段は、
    前記第2重要度傾向情報に基づいて、各重要度について、前記再生対象会議データに含まれる前記分割会議データのうち、該重要度以上の重要度を有する分割会議データの記録時間の総和である記録時間累積値を算出し、
    前記記録時間累積値が前記第2の期間の長さ以下である重要度のうち、最小の重要度を前記重要度閾値とする、
    ことを特徴とする会議システム。
  4. 請求項3に記載の会議システムにおいて、
    前記閾値生成手段は、前記重要度閾値を、
    前記第1の期間の長さと、前記第2の期間の長さと、の比率と、
    前記第1の期間の内容の量と、前記第2の期間の内容の量と、の比率と、
    にさらに基づいて生成する、
    ことを特徴とする会議システム。
  5. 請求項4に記載の会議システムにおいて、
    前記重要度傾向情報生成手段は、
    前記再生対象会議データの始点から前記第2の期間の始点までの期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第3重要度傾向情報を更に生成し、
    前記第1重要度傾向情報と、前記第3重要度傾向情報と、に基づいて、前記第2重要度傾向情報を生成する、
    ことを特徴とする会議システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の会議システムにおいて、
    会議の内容を示す会議内容情報からキーワードを抽出するキーワード抽出手段を更に有し、
    前記重要度情報生成手段は、前記分割会議データについて、該分割会議データに含まれる前記キーワードの個数に基づいて前記重要度情報を生成する、
    ことを特徴とする会議システム。
  7. 請求項4又は5に記載の会議システムにおいて、
    会議において表示される複数の画面を示す表示画面情報からキーワードを抽出するキーワード抽出手段を更に有し、
    前記重要度情報生成手段は、前記分割会議データについて、該分割会議データに含まれる前記キーワードの個数に基づいて前記重要度情報を生成し、
    前記閾値生成手段は、
    前記第1の期間の内容の量を、前記第1の期間に表示される前記画面の枚数に基づいて特定し、
    前記第2の期間の内容の量を、前記第2の期間に表示される前記画面の枚数に基づいて特定する、
    ことを特徴とする会議システム。
  8. 請求項6又は7に記載の会議システムにおいて、
    音声情報から文字データを生成する音声解析手段をさらに有し、
    前記会議データおよび前記分割会議データは音声情報を含み、
    前記重要度情報生成手段は、
    前記音声解析手段により前記分割会議データの音声データから生成される文字データを取得し、
    前記文字データに含まれる前記キーワードの個数に基づいて、前記重要度情報を生成する、
    ことを特徴とする会議システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の会議システムにおいて、
    会議の参加者により操作されるクライアント端末を有し、
    前記クライアント端末は、
    前記参加者の操作に基づいて前記第2の期間を特定する第2期間特定情報を取得する第2期間特定情報取得手段と、
    前記第2期間特定情報を、前記期間特定情報取得手段に対して出力する第2期間特定情報出力手段と、
    前記再生手段による再生内容を出力する再生内容出力手段と、
    を有することを特徴とする会議システム。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の会議システムにおいて、
    前記重要度閾値と所定の判定値とを比較する比較手段と、
    前記比較手段により前記重要度閾値が前記判定値より大きいと判定された場合、前記重要度閾値を変更する閾値変更手段と、
    を更に有し、
    前記比較手段により前記重要度閾値が前記判定値より大きい場合、前記再生手段は、前記分割会議データの再生速度を変更する、
    ことを特徴とする会議システム。
  11. 会議の内容が記録された会議データを分割して、複数の分割会議データを生成する分割会議データ生成手段と、
    前記複数の分割会議データのそれぞれについて、重要度を示す重要度情報を生成する重要度情報生成手段と、
    それぞれ前記会議の期間に含まれる、第1の期間と、前記第1の期間の後の第2の期間と、を特定する、期間特定情報を取得する期間特定情報取得手段と、
    前記重要度情報に基づいて、
    前記第1の期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第1重要度傾向情報と、前記第2の期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第2重要度傾向情報と、を生成する重要度傾向情報生成手段と、
    前記第1重要度傾向情報と、前記第2重要度傾向情報と、に基づいて、重要度閾値を生成する閾値生成手段と、
    前記第2の期間に対応する前記会議データの再生において、前記第2の期間に含まれる前記分割会議データのうち、前記重要度が前記重要度閾値以上である分割会議データを再生する再生手段と、
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  12. コンピュータを、
    会議の内容が記録された会議データを分割して、複数の分割会議データを生成する分割会議データ生成手段と、
    前記複数の分割会議データのそれぞれについて、重要度を示す重要度情報を生成する重要度情報生成手段と、
    それぞれ前記会議の期間に含まれる、第1の期間と、前記第1の期間の後の第2の期間と、を特定する期間特定情報を取得する期間特定情報取得手段と、
    前記重要度情報に基づいて、
    前記第1の期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第1重要度傾向情報と、前記第2の期間に含まれる前記分割会議データの重要度の傾向を示す第2重要度傾向情報と、を生成する重要度傾向情報生成手段と、
    前記第1重要度傾向情報と、前記第2重要度傾向情報と、に基づいて、重要度閾値を生成する閾値生成手段と、
    前記第2の期間に対応する前記会議データの再生において、前記第2の期間に含まれる前記分割会議データのうち、前記重要度が前記重要度閾値以上である分割会議データを再生する再生手段と、
    として機能させるプログラム。
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