JP2009060353A - コンテンツ配信装置、及び移動端末装置、並びにコンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ受信方法、及びコンテンツ配信プログラム - Google Patents

コンテンツ配信装置、及び移動端末装置、並びにコンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ受信方法、及びコンテンツ配信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 従来のコンテンツ配信装置では、コンテンツ配信装置にて予めコンテンツの要約が行なわれているため、視聴者は、移動端末装置から任意の視聴時間を指定して、指定した視聴時間で要約されたコンテンツを移動端末装置で視聴することができなかった。
【解決手段】 移動端末装置からネットワークを介して送信された視聴時間情報を受信し、受信した視聴時間情報に基づいてコンテンツ記録手段に記録されたコンテンツの要約行い、要約したコンテンツを前記移動端末装置に送信する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ハイビジョン画質(HD)の映像・音声ストリームを記録することができるBD−RやBD−RE等の大容量記録可能光ディスク、あるいはハードディスク(HDD)のような大容量情報記録手段と、インターネット接続手段とを持つコンテンツ配信装置に関し、記録したHD映像・音声情報をインターネット経由でアクセスする携帯電話といった移動端末装置の通信先で再生できるように通信先の再生環境にあわせたコンテンツの作成を行い、コンテンツの配信ができるコンテンツ配信装置、及び移動端末装置、並びにコンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ受信方法、及びコンテンツ配信プログラムに関するものである。
大容量情報記録手段に録画してあるHD映像・音声情報を、ネットワーク接続先の通信先であるコンテンツ配信装置から配信を受け、移動端末装置で再生し視聴する場合、アクセスする移動端末装置が携帯電話やPDA等の画面サイズが比較的小さく、通信帯域が大きくない移動端末装置である場合、HDコンテンツはこれら移動端末装置に対してオーバースペックであり、またファイルサイズが大きくなるため、ダウンロード、あるいはストリーミングには負荷が大きく視聴に向かない。
このような問題の改善策として、大容量情報記録手段に記録してあるHDコンテンツを通信速度の低い回線を通じての配信に適した、低画質、高圧縮率の映像の圧縮方式(例えば、MPEG−4など)に変換してから配信している(例えば、特許文献1参照)。また、コンテンツ配信装置にて予めコンテンツの要約を行い、ファイルサイズの小さいコンテンツに変換してから配信している(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−318057号公報(第14頁、第4図) 特開2004−88321号公報(第10頁、第9図)
特許文献2の場合、コンテンツ配信装置にて予めコンテンツの要約が行なわれているため、視聴者は、移動端末装置から任意の視聴時間を指定して、指定した視聴時間で要約されたコンテンツを移動端末装置で受信して視聴することができなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、移動端末装置からネットワークを介して送信された視聴時間情報を受信し、受信した視聴時間情報に基づいてコンテンツ記録手段に記録されたコンテンツの要約行い、要約したコンテンツを前記移動端末装置に送信する。
本発明の効果として、視聴者は、移動端末装置から任意の視聴時間を指定して、指定した視聴時間で要約されたコンテンツを受信して移動端末装置で視聴することができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るコンテンツ配信システムの全体構成を表す概略図であり、コンテンツ配信装置100と、このコンテンツ配信装置にインターネット112を介して接続する移動端末装置113とを表す。
図1により、実施の形態1によるコンテンツ配信システムの構成について詳細に説明する。
図1において、移動端末装置113は、インターネット112を介して接続されるコンテンツ配信装置100に、コンテンツの視聴時間情報を送信することで、コンテンツの配信の要求を行う。
コンテンツ配信装置100は、受信した視聴時間情報により、コンテンツの要約を行い、移動端末装置113に要約したコンテンツを配信する。
移動端末装置113は、配信されたコンテンツを受信し、再生する。これにより、視聴者は、コンテンツを視聴できる。
図1において、実施の形態1に係るコンテンツ配信装置100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、AVデコーダ104と、コンテンツを記録するコンテンツ記録手段としての光ディスクドライブ107または、ローカルストレージ108と、インターネット112を介して接続する移動端末装置113から受信する視聴時間情報に基づいてコンテンツを要約するコンテンツ要約手段としてのコンテンツ変換手段109と、認証手段110と、移動端末装置113からインターネット112を介して送信された視聴時間情報を受信する視聴時間情報受信手段、及びコンテンツ変換手段109により要約されたコンテンツをインターネット112を介して移動端末装置113に配信する配信手段としてのネットワーク接続手段111とにより構成される。
コンテンツ配信装置100は、例えば、ネットワーク接続機能を有するHDD内蔵BDレコーダである。
CPU101は、コンテンツ配信装置100の全体の動作を制御する情報処理手段である。
ROM102は、CPU101の動作に関わるプログラムやデータが書き込まれ格納される、読み込み専用の格納手段である。
RAM103は、ROM102に格納されたプログラムにより装置が動作する際に、一時的に情報が書き込まれ格納される、一時的格納手段である。
大容量記録可能な光ディスク106は、例えば、マルチメディアのコンテンツ、及びメタデータを書き込み、記録(蓄積)する、BD−RやBD−RE等の情報記録媒体である。
コンテンツは、例えば、映像信号、音声信号、テキストデータ、及びバイナリデータであり、MPEG規格やAC−3規格を用いて圧縮される。メタデータは、バイナリデータまたはテキストデータである。コンテンツ、及びメタデータは、ファイルとして構成され、ディレクトリに格納されている。
光ディスクドライブ107は、大容量記録可能な光ディスク106に蓄積された情報を読み取る。あるいは、大容量記録可能な光ディスク106に情報を書き込み、蓄積する。
書き込み及び読み出しは、マルチメディアのコンテンツとメタデータとで同時に行う必要はない。
ローカルストレージ108は、コンテンツ、及びメタデータを格納することができる書き込み可能な格納手段である。
AVデコーダ104は、大容量記録可能な光ディスク106やローカルストレージ108から読み出されたコンテンツを映像信号、及び音声信号に変換し、表示装置105に転送する。
表示装置105は、転送された信号に基づいてコンテンツを表示し、視聴が可能となる。
コンテンツ変換手段109は、大容量記録可能な光ディスク106やローカルストレージ108に格納されたコンテンツの要約するための処理を行う。コンテンツの要約については、後で詳細に説明する。
認証手段110は、移動端末装置113から、ネットワーク112を介してコンテンツ配信装置100への接続要求があった際に、この移動端末装置113の接続を認証するものである。
ネットワーク接続手段111は、大容量記録可能な光ディスク106やローカルストレージ108に格納されたコンテンツを、移動端末装置113の配信要求に応じて配信する。
大容量記録可能な光ディスク106やローカルストレージ108上の映像、音声ストリームからなるコンテンツを読み出して表示装置105に出力する場合、大容量記録可能な光ディスク106やローカルストレージ108から読み出された情報は、逐次RAM103に蓄えられた後、AVデコーダ104で映像信号、音声信号に変換されてテレビ等の表示装置105に転送され表示される。
図2、図3、及び図4により、コンテンツ変換手段109における、コンテンツの要約について説明する。
図2は、コンテンツの重要部分の抽出、及び再生を表す図である。
図2において、横軸401は時間、縦軸400は重要度レベルであり、402は重要度レベルを時間に対してプロットした、重要度レベルのプロット例である。
重要度レベルとは、大容量記録可能な光ディスク106やローカルストレージ108に複数のセグメントに分割されて蓄積されるコンテンツの、各々のセグメントに、各々のセグメントの映像信号や音声信号の特徴から与えられる値である。
例えば、スポーツ番組においては、ホームラン、タイムリーヒット、ゴール、PK等の得点シーンやゴールイン、ノックダウン等の勝負の決まるシーンであるほど歓声や拍手が継続する。そこで、スポーツ番組の重要度レベルは、映像信号や音声信号の特徴を表すパラメータを「歓声の継続時間」として算出する。
重要度レベルは、コンテンツ中の「ホームラン」や「ゴール」といった項目そのものに関するものではなく、「歓声の継続時間」といった実数に関するものとなり、0〜1または0〜100といった所定の範囲405内において連続的に変化する。
重要度レベルのしきい値403は、重要度レベルプロット402を評価する。しきい値403は、視聴者の操作、または装置の備えるプログラムによって、矢印406に示すように所定の範囲405において変化させることができる。
図2においては、しきい値403よりも高い重要度レベルを有するセグメントを抽出し、コンテンツを要約する。要約されたコンテンツの再生は、上記で抽出されたセグメントを大容量記録可能な光ディスク106やローカルストレージ108から読み出し、ネットワーク接続手段111にて移動端末装置113に配信することにより行う。
すなわち、移動端末装置113での再生では、コンテンツのうち、407に示すように、しきい値403よりも高い重要度を有する部分が再生され、408に示すように、しきい値よりも低い重要度を有する部分はスキップされることになる。尚、曲線404は、要約されたコンテンツの再生に含まれる部分と、含まれない部分とを示す曲線である。
以上より、上記のスポーツ番組の例では、重要度レベルプロット402はスポーツ番組における歓声の継続時間の変化を表すことになる。重要度レベルプロット402のレベルが上がるほどスポーツ番組における番組全体に対して重要なシーンが絞られることを表し、要約されたコンテンツの再生時間は短くなる。
また、重要度レベルが所定の範囲405内で連続的な値であるため、コンテンツの再生時間を任意の所望の長さに要約できる。
図3は、コンテンツの重要部分の抽出、及び再構築を表す図である。
図3において、コンテンツは、重要度レベルのしきい値403よりも高い重要度レベルの4つのセグメント(セグメントA1001,セグメントB1002,セグメントC1003,セグメントD1004)を有する。コンテンツは、重要部分として抽出される上記4つのセグメントにより、コンテンツ1009に要約される。
コンテンツ1009は、上記4つのセグメントにそれぞれ対応する、セグメントA’1005、セグメントB’1006、セグメントC’1007、及びセグメントD’1008から構成される。
要約されたコンテンツの再生は、セグメントA’1005、セグメントB’1006、セグメントC’1007、及びセグメントD’1008を連続したコンテンツ1009として読み出すことで行う。
このとき、それぞれのセグメントに含まれるタイムスタンプは不連続である。そのため、矢印1010に示すように、要約されたコンテンツ全体で連続するようにタイムスタンプを再構築する。
以上のようなコンテンツの要約は、メタデータに含まれる、コンテンツの各セグメントに索引付けされた索引の情報、及び各セグメントに対応付けられた重要度レベル306の情報を用いて行うことができる。
図4は、マルチメディアのコンテンツ及びメタデータの、階層ファイル及びディレクトリ構造を表す図である。
図4において、ルートディレクトリ300は、マルチメディアディレクトリ301、及びメタデータディレクトリ302を含む。
マルチメディアディレクトリ301は、情報管理ファイル303、マルチメディアデータファイル304、バックアップファイル305を格納する。マルチメディアデータファイル304内のデータは、映像信号または音声信号といったコンテンツを含んでおり、これらは多重化されている。このコンテンツを元に要約を行う。
メタデータディレクトリ302は、メタデータファイル306を格納する。尚、他のディレクトリ、及びファイルの構造も可能である。
図5、図6、図7、図8、図9、図10により、移動端末装置113から受信した視聴時間情報に基づくコンテンツ配信装置100での要約、要約したコンテンツの移動端末装置113への送信、及び移動端末装置113での再生といった、コンテンツ配信システムの動作について述べる。
図5は、コンテンツ配信装置100と、移動端末装置113との情報の送受信を表した模式図である。
図5において、移動端末装置113は、コンテンツ配信装置100への接続を認証させるために、インターネット112を介して接続されるコンテンツ配信装置100に、電話番号情報204を電話番号情報送信手段により送信する。さらに、視聴時間情報送信手段によりコンテンツの視聴時間情報205を送信する。これらの情報の送信が、コンテンツ配信装置100に対するコンテンツの配信要求となる。
コンテンツ配信装置100は、受信した電話番号情報204により、移動端末装置113の接続を認証する。また、受信した視聴時間情報205により、コンテンツの要約を行い、移動端末装置113に要約したコンテンツを配信する。
移動端末装置113は、配信されたコンテンツをコンテンツ受信手段により受信し、再生する。これにより、視聴者は、コンテンツを視聴できる。
尚、ローカルストレージ108に電話番号情報204に対応付けて移動端末装置113のスペック206を登録している場合は、後述の方法によって、コンテンツを配信する際の伝送レートを決定し、低ビットレートのコンテンツ203を移動端末装置113に配信できる。
図6は、コンテンツ配信装置100と、移動端末装置113との情報の送受信の詳細を表す図である。
図6において、移動端末装置113のユーザの操作により、移動端末装置113がコンテンツ配信装置100に接続するときは、701に示すように移動端末装置113は、コンテンツ配信装置100に対して電話番号情報204を送信することで、電話番号を通知する。電話番号の通知は、移動端末装置113の電話番号情報送信手段により送信され、送信された電話番号はコンテンツ配信手段への接続を認証させるために用いられる。
コンテンツ配信装置100の認証手段110は、電話番号の通知に伴い受信した電話番号情報204を用いて、移動端末装置113の接続を認証する。接続の認証は、移動端末装置113から受信した電話番号情報204が、ローカルストレージ108に登録されている電話番号情報のリストのものに一致するかどうかを確認することにより行う。登録されていることが確認できた場合、移動端末装置113の接続を認証する。
尚、2回目以降の配信の要求は、例えば、Cookie等のキャッシュ機能を利用し、配信を要求してきた移動端末装置113の電話番号情報204と照らし合わせることで認証手続きを簡略化できる。
コンテンツ配信装置100は、移動端末装置113の接続を認証すると、702に示すように、移動端末装置113の画面上に配信が可能なコンテンツのメニューを表示させ、配信するコンテンツを視聴する視聴時間情報205の送信を要求する。
ユーザは、移動端末装置113の操作によって、コンテンツを視聴したい時間を指定する。この操作により、移動端末装置113は、703に示すように、視聴時間情報205をコンテンツ配信装置100に送信する。
コンテンツ配信装置100のコンテンツ変換手段109は、受信した視聴時間情報205に基づいて、大容量記録可能な光ディスク106やローカルストレージ108上に格納されたコンテンツの要約を行い、ネットワーク接続手段111は、704に示すように、要約されたコンテンツをインターネット112を介して移動端末装置113に配信する。
図7は、ユーザがコンテンツの視聴時間を指定する際に、移動端末装置113の画面801に表示されるメニューを表した図である。
ユーザは、移動端末装置113の備えるテンキー、上下左右キーなどを用いて、10分台の値802と、1分台の値803と、10秒台の値804と、1秒台の値805を指定することで、コンテンツの視聴時間を指定することができる。
図8により、移動端末装置113から送信された視聴時間情報205に基づいて、コンテンツの要約を行う方法について説明する。
図8は、重要度レベルプロットの図である図2の重要度レベルに対して、しきい値を細かく設けた図である。
図8において、横軸501は時間、縦軸500は重要度レベルであり、502は重要度レベルを時間に対してプロットした、重要度レベルのプロット例である。
しきい値A503、しきい値B504、しきい値C505、しきい値D506、しきい値E507、しきい値F508、しきい値G509、しきい値H510、しきい値I511、及びしきい値J512は、重要度レベルの範囲513を一定の間隔で10等分割している。
この分割により、複数のしきい値にそれぞれ対応した、複数のコンテンツの再生時間が得られる。
図9は、複数のしきい値にそれぞれ対応した、複数のコンテンツの再生時間を表す図である。複数のしきい値を設けたことでこのような対応表が得られる。
図9において、重要度レベルのしきい値601は、0〜100の重要度レベルの範囲を10等分したときの複数のしきい値をそれぞれ示したものである。
要約時間602は、複数のしきい値に対応したコンテンツの再生時間を例示したものであり、それぞれのしきい値よりも高い重要度を有する部分の要約時間である。
このような、重要度レベルのしきい値601と、要約時間602とを対応付けた情報は、メタデータ、あるいはローカルストレージ108に保持しておく。
図10は、移動端末装置113がコンテンツ配信装置100に接続し、コンテンツの配信を受けるまでのフロー図である。
まず、移動端末装置113から、通信情報、例えばURLを用いてコンテンツ配信装置100にアクセスする。このとき、移動端末装置113は、自己の電話番号情報204を送信し、コンテンツ配信装置100は、この接続要求を行う移動端末装置113の電話番号情報204を受信し、電話番号を認識する(S901)。
次に、あらかじめ登録されている機器からの接続要求か否かを判別する(S902)。未登録の機器からのアクセスの場合は、接続を拒否し、終了することもでき、また、新たに登録するか否かを判断し(S903)、登録の上、操作を続けることもできる。
機器が登録されている場合、図6の702に示すような再生可能なコンテンツを用いた再生メニューの表示を行い(S904)、移動端末装置113から送信される視聴時間情報205を受信し、視聴時間の認識を行う(S905)。
次に、配信の要求のあったコンテンツについて、コンテンツの要約のための重要度レベルのしきい値601と要約時間602との関係をしめす図9のような関係表は既にあるか否かを調べる(S906)。表を未作成の場合は、重要度レベルのしきい値601と要約時間602との関係表を作成する(S907)。
移動端末装置113から受信した視聴時間情報205と、要約時間602とを比較し、視聴時間を満たす最大時間を示す要約時間602に対応した重要度レベルのしきい値601を算出する(S908)。
算出したしきい値601に基づいてコンテンツの要約を行い、要約したコンテンツを移動端末装置113に配信する(S909)。
マルチメディアのコンテンツがハイビジョン等の場合は、インターネット112の通信帯域によっては再生が滞ることがある。この場合は、ROM102に格納されたプログラムによって制御することで、例えばハイビジョンの場合は、SD画像(画面比4:3の標準画像)、あるいはMPEG4で規定される画像にリエンコードして配信する。このとき、コンテンツの全時間分を変換する必要はなく、再生する部分についてのみ変換すればよい。
実施の形態1のコンテンツ配信装置100は、動画再生機能を有する移動端末装置113からの、外部の視聴者の操作によるインターネット112を介してのコンテンツの配信の要求に対して、大容量記録可能な光ディスク106やローカルストレージ108に記録されているコンテンツを要約し、前記移動端末装置113に配信する。
従って、移動端末装置113から受信するコンテンツの視聴時間情報205に基づいてコンテンツの要約を行うので、不測の空き時間を有効に使ってコンテンツを視聴できる。
また、記録されたマルチメディアのコンテンツに重要度を与え、ネットワークを介してマルチメディアのコンテンツを配信するので、重要度レベルによって任意の視聴長さ、またはデータ量のマルチメディアのコンテンツを配信できる。
また、ネットワークを介してマルチメディアのコンテンツを配信する際に、認証手段を用いることによって、移動端末装置113の接続を認証できる。
また、携帯電話などの移動端末装置113では、一般的にテンキーなどの限られたボタンしか備えておらず、インターフェースが単純であり、視聴者が所望の長さの要約コンテンツを手作業で作成するのは難しいという問題がある。しかし、視聴者は所望の長さの視聴時間をテンキーなどで簡単に入力してコンテンツの配信を受けることができるので、インターフェースが単純な機器も移動端末装置113として使用できる。また、視聴時間の入力という簡単な作業ですむので、インタラクティブな作業が発生しない。
実施の形態2.
想定される環境が、家庭内LANの様に比較的帯域に余裕がある場合は、高い伝送レートでコンテンツを配信できる。しかし、携帯電話などのような移動端末装置113での、宅外からのインターネットを介したコンテンツの伝送を行うことを想定すると、家庭内LANよりもさらに伝送レートが低い。
よって、高いレートで符号化されている録画したコンテンツでは、伝送レートが符号化レートに対して低い。このため、復号時にコンテンツの伝送が追いつかず、ぎくしゃくした動きとなり正常な動画として視聴することができない。
また、伝送線路の帯域が狭いため、表示等に必要なデータを伝送するときに遅延時間が発生し、視聴者が操作するための即時性に欠けるという問題がある。
これらの問題に対し、実施の形態2では、配信するコンテンツの伝送レートを最適なレートに変換する。
図11は、実施の形態2に係るコンテンツ配信システムの全体構成を表す概略図であり、コンテンツ配信装置100と、このコンテンツ配信装置にインターネット112を介して接続する移動端末装置113とを表す。図1の構成と同一のものには、同一の符号を付し、説明を省略する。
図11は、実施の形態1の構成に加え、移動端末装置が通信可能な通信帯域に基づいて、移動端末装置に配信するコンテンツの伝送レートを決定する伝送レート決定手段1202、及び移動端末装置に配信するコンテンツのビットレートを、移動端末装置が通信可能な通信帯域以下の値に変換するトランスコード手段1101が追加されている。
伝送レート決定手段1102は、移動端末装置113の種類に従い、コンテンツの配信に適した伝送レートを決定する。
トランスコード手段1101は、伝送レート決定手段1102にて決定した伝送レートに、配信するコンテンツをトランスコードする。
移動端末装置113は、電話番号情報送信手段により電話番号情報を送信することで、個体識別のための電話番号を通知する。それに続き、機種情報送信手段により移動端末装置113の機種情報を送信することで、種類を通知する。移動端末装置113の種類を通知することによって、スペック206との照合で、移動端末装置113は、2Mbpsでの通信を可能とすることを認識し、伝送レート決定手段1102が、2Mbpsを超えないレートにて配信できるようにトランスコード手段1101によって、配信するコンテンツを低ビットレートのコンテンツに変換する。
図12は、コンテンツ配信装置100と、移動端末装置113との情報の送受信の詳細を表す図である。
図12は、図6に対し、移動端末装置113の種類通知1301が追加されている。
図12により、移動端末装置113が、2Mbpsでの通信を可能とするスペックを有する場合について説明する。
図12において、移動端末装置113のユーザの操作により、移動端末装置113がコンテンツ配信装置100に接続するときは、701に示すように移動端末装置113は、コンテンツ配信装置100に対して電話番号を通知する。
コンテンツ配信装置100の認証手段110は、電話番号の通知に伴い受信した電話番号情報204を用いて、移動端末装置113の接続を認証する。接続の認証は、移動端末装置113から受信した電話番号情報204が、ローカルストレージ108に登録されている電話番号のリストのものに一致するかどうかを確認することにより行う。登録されていることが確認できた場合、移動端末装置113の接続を認証する。
移動端末装置113は、電話番号の通知に続いて、1301に示すように、コンテンツ配信装置100に機種情報を送信することで、移動端末装置113の種類を通知する。コンテンツ配信装置100の伝送レート決定手段1102は、通知された種類によって、移動端末装置113が2Mbpsでの通信を可能とすることを認識する。
コンテンツ配信装置100は、移動端末装置113の接続を認証すると、702に示すように、移動端末装置113の画面上に配信が可能なコンテンツのメニューを表示させ、配信するコンテンツを視聴する視聴時間情報の送信を要求する。
ユーザは、移動端末装置113の操作によって、コンテンツを視聴したい時間を指定する。この操作により、移動端末装置113は、703に示すように、視聴時間情報をコンテンツ配信装置100に送信する。
コンテンツ配信装置100のコンテンツ変換手段109は、受信した視聴時間情報205に基づいて、大容量記録可能な光ディスク106やローカルストレージ108上に格納されたコンテンツの要約を行う。
コンテンツ配信装置100のトランスコード手段1101は、2Mbpsを超えないレートでコンテンツを配信できるように配信するコンテンツを低ビットレートのコンテンツに変換する。
ネットワーク接続手段111は、704に示すように、要約されたコンテンツをインターネット112を介して移動端末装置113に配信する。
図13は、移動端末装置113がコンテンツ配信装置100に接続し、コンテンツの配信を受けるまでのフロー図である。
図13は、図10に対し、接続要求を行う移動端末装置113の種類を認識する(S1201)、及び要約されたコンテンツをトランスコードする(S1202)が追加されている。
まず、移動端末装置113から、通信情報、例えばURLを用いてコンテンツ配信装置にアクセスする。このとき、移動端末装置113は、自信の電話番号を通知し、コンテンツ配信装置100は、この接続要求を行う移動端末装置113の電話番号を認識する(S901)。
次に、あらかじめ登録されている機器からの接続要求か否かを判別する(S902)。未登録の機器からのアクセスの場合は、接続を拒否し、終了することもでき、また、新たに登録するか否かを判断し(S903)、登録の上、操作を続けることもできる。
次に、接続要求のある移動端末装置113の種類を認識する(S1201)。コンテンツ配信装置100の伝送レート決定手段1102は、移動端末装置113の種類と1対1で対応してローカルストレージ108に保持されている移動端末装置113のスペック(たとえば、動画再生可能画面サイズ、再生可能圧縮方法、再生可能再生時間などいった移動端末装置113の性能情報)をもちいて、コンテンツの伝送レートを決定する。
機器が登録されている場合、再生可能なコンテンツを用いた再生メニューの表示を行い(S904)、移動端末装置113から送信される視聴時間情報を受信し、視聴時間の認識を行う(S905)。
次に、配信の要求のあったコンテンツについて、コンテンツの要約のための重要度レベルのしきい値601と要約時間602との関係をしめす図9のような関係表は既にあるか否かを調べる(S906)。表を未作成の場合は、重要度レベルのしきい値601と要約時間602との関係表を作成する(S907)。
移動端末装置113にて指定された、視聴時間と要約時間602とを比較し、視聴時間を満たす最大時間を示す要約時間602に対応した重要度レベルのしきい値601を算出する(S908)。
算出した重要度レベルのしきい値よりも高い部分をトランスコードする(S1210)。
算出したしきい値601に基づいて、コンテンツの要約を行い、要約したコンテンツを移動端末装置113に配信する(S909)。
実施の形態2に記載のコンテンツ配信装置100は、あらかじめ接続してもよい移動端末装置113の識別情報(電話番号や種類)と、性能情報(スペック)とを関連付けして、識別情報記録手段、及び性能情報記録手段としてのローカルストレージ108に登録しておくことで、移動端末装置113の通信帯域を判断し、自動的にコンテンツの伝送レートを決定するので、動画を滞ることなく再生できる。
また、トランスコード手段1101を有するので、移動端末装置113の通信帯域にあわせてコンテンツのビットレートを変換でき、最適な伝送レートで動画を配信できる。
実施の形態3.
図14は、実施の形態1に係るコンテンツ配信システムの全体構成を表す概略図であり、コンテンツ配信装置100と、このコンテンツ配信装置にインターネット112を介して接続する移動端末装置113とを表す。図1の構成と同一のものには、同一の符号を付し、説明を省略する。
図14は、実施の形態1の構成に加え、コマンド認識手段1401、コンテンツの配信が中断されたときの中断情報を記録する中断情報記録手段としての再生リスト管理手段1402、及び前記中断情報に基づいて前記移動端末装置へのコンテンツの配信の中断、及び再開を行う中断再開手段としての再生ポインタ制御手段1403が追加されている。
コマンド認識手段1401は、ユーザが移動端末装置113上で行ったキー入力に伴い、移動端末装置113からコンテンツ配信装置100に送信される信号を、コンテンツに対する配信制御のコマンド(制御指令)として認識する。
再生リスト管理手段1402は、コンテンツの再生の、中断、及び再開を可能にするために、コンテンツの配信が中断されたときの中断情報を記録、管理する。
再生ポインタ制御手段1403は、制御指令に基づいて、コンテンツの配信を行う開始のポイントを移動し、ストリームを再構築する。
図15は、視聴者が配信制御を行う際に利用する移動端末装置113上のキーを表す図である。
図15において、移動端末装置113にて再生中のコンテンツを中断する、あるいは中断中のコンテンツの再生を再開するとき、視聴者は、中断/再開ボタン1501を操作する。
このとき、コンテンツ配信装置100上では、移動端末装置113から配信を制御するコマンド(制御指令)を受信し、コマンド認識手段1401によってコマンドを認識する。
コマンド認識手段1401では、コンテンツの配信中に受信したコマンドは配信を中断するコマンドとして認識され、コンテンツの配信の中断中に受信したコマンドは配信を再開するコマンドとして認識される。すなわち、受信したコマンドはトグルスイッチとして認識される。
中断/再開ボタン1501からのコマンドと同様に、視聴者が、音量調整(上げる)ボタン1502を押下したときのコマンドと、音量調整(下げる)ボタン1503を押下すると移動端末装置113はコンテンツ配信装置100に配信を制御するコマンドを送信する。コンテンツ配信装置100上では、受信したコマンドを、コマンド認識手段1401によって、音量の上下をコントロールするコマンドとして認識する。
図16は、コマンド認識手段1401において、視聴者が移動端末装置113上で行った操作に伴い送信されるコマンドを認識するフロー図である。
移動端末装置113からのキー入力によって、コマンドがコンテンツ配信装置100に送信され、受信したコマンドをコマンド認識手段1401が、コマンドとして認識する(S1701)。認識したコマンドが、1つ前の要約セグメント指定ボタン1504を押下したものと判断した場合(S1702)、1つ前の要約セグメント1805の先頭に配信ポイントを移動する(S1703)。
また、認識したコマンドが、1つ後の要約セグメント指定ボタン1505を押下したものと判断した場合(S1704)、1つ後の要約セグメント1806の先頭に配信ポイントを移動する(S1705)。
また、認識したコマンドが、中断/再開ボタン1501を押下したものと判断した場合(S1706)、ボタンを押下した時点で、コンテンツの配信中であった場合は(S1707)、コンテンツの要約配信を中断する処理に移行する(S1709)。ボタンを押下した時点で、コンテンツの配信中でなかった場合は(S1708)、コンテンツの要約配信を再開する処理に移行する(S1708)。
図17、及び図18により、視聴者が、1つ前の要約セグメント指定ボタン1504を押下したときと、1つ後の要約セグメント指定ボタン1505を押下したときのポイントの移動について説明する。
図17は、要約に含まれるセグメントと、ポインタの移動との関係を表す図である。
図18は、移動端末装置113からのコマンドに基づいて行われる、コンテンツ配信装置100と移動端末装置113との情報の送受信の詳細を表す図である。
図17において、1つ前の要約セグメント指定ボタン1504を押下した場合(図18、1601)、配信ポインタ制御手段1403は、ボタンの押下時点1801で配信している配信中の要約セグメント1804から見て、1つ前の要約セグメント1805の先頭ポイントに移動し(1802)、要約配信のためにセグメントの先頭から配信できるようにストリームを再構築する(図18、1602)。
同様に、1つ後の要約セグメント指定ボタン1505を押下した場合(図15、1603)、配信ポインタ制御手段1403は、ボタンの押下時点1801で配信している配信中の要約セグメント1804から見て、1つ後の要約セグメント1806の先頭ポイントに移動し(1803)、要約配信のためにセグメントの先頭から配信できるようにストリームを再構築する(図18、1604)。
図19は、視聴者が中断/再開ボタン1501を操作したときのポイントの移動を表す図である。
図19において、コンテンツの配信中に、中断/再開ボタン1501を押下した場合(図18、1605)、ボタンの押下時点1901で、移動端末装置113上でのコンテンツの再生は中断する。
このとき、コンテンツ配信装置100では移動端末装置113からのコマンドを受信し、配信リスト管理手段1402によって、ボタンの押下時点1901で配信相手であった移動端末装置113の電話番号情報204、低ビットレートのコンテンツ203のファイル名、ボタンの押下時点1801の時間を記録し、管理する。
このとき、コンテンツの配信の中断と同時に移動端末装置113とコンテンツ配信装置100との通信も終了しておく。
再度、移動端末装置113が、コンテンツ配信装置100との通信を開始し、前回、移動端末装置113にて再生していたコンテンツを配信することを指定した場合について説明する。
移動端末装置113の操作で中断/再開ボタン1501を押下した場合(図18、1606)、コンテンツ配信装置100は、配信リスト管理手段1402にて中断時に記憶した前回の中断情報に基づいて、移動端末装置113での中断/再開ボタン1501の押下をコンテンツの配信の再開と認識する。
そこで、配信ポインタ制御手段1403は、ボタンの押下時点1901に配信していた要約セグメントの先頭にポイントを移動し(1902)、要約されたコンテンツの配信を再開する(図18、1607)。
尚、中断/再開ボタン1501にて、移動端末装置113からコンテンツ配信装置100へコンテンツの配信または中断を要求した段階で、配信ポインタ制御手段1403の設定、あるいは、コンテンツ配信装置100に備えたソフトウェアの設定によっては、コンテンツ配信装置100と移動端末装置113との通信を一旦終了することなく、配信の中断を行った状態で接続を継続することもできる。
コンテンツを再生する際に、映像信号であれば画像の基本単位の再生を途中で中断すると、基本単位に満たない画像が再生されることになるため、再生した映像に乱れが生じる。同様に、コンテンツ配信手段100からコンテンツの配信を途中で中断すると、画像の基本単位により定まる再生単位に満たないコンテンツが配信され、移動端末装置113で再生するコンテンツの映像が乱れることになる。
図20により、映像、音声等を乱さずに再生できるコンテンツの配信の中断方法を説明する。
図20は、中断/再開ボタン1501を押下した時点のセグメントの状態について表す図である。
図20において、2002は、配信される1セグメントを示す。
図18、図19で説明した、移動端末装置113における再生途中でのボタンを押下による配信ポイントの移動について、
コンテンツの配信中(2004)に移動端末装置113上の中断/再開ボタン1501が押下された時点(2005)で、コンテンツ配信装置100は移動端末装置113からの制御指令を受信し、コンテンツの配信を中断する命令として認識する。しかし、ただちには配信の中断を行わず、中断/再開ボタン1501が押下された時点(2005)に配信していた配信単位2003の終了する切れ目まで配信を継続する(2006)。
このように、配信単位2003の終了する切れ目までコンテンツの配信を継続することで、再生単位に満たないコンテンツの配信を防ぐことができる。よって、移動端末装置113上での映像、音声等を乱さずにコンテンツの配信を中断できる。
また、中断/再開ボタン1501が押下された時点(2005)に配信していた配信単位2003の終了ポイントで配信を中断し(2007)、上記に説明したように、
また、コンテンツ配信装置100は、配信リスト管理手段1402によって、ボタン押下2005の時点で配信していた移動端末装置113の電話番号情報204、及び低ビットレートのコンテンツ203のファイル名と、ボタン押下2005の時点の時間を記録し、管理する。よって、ボタン押下2005に配信していた配信単位2003の次の配信単位から、コンテンツの配信を再開することができる。
実施の形態3に記載のコンテンツ配信装置100は、配信ポインタ制御手段1403を有するので、移動端末装置113からコンテンツ配信装置100への、コンテンツの配信の停止の制御に関して、視聴者が指定した時点では停止の制御を行わず、実際の画像の基本単位が終了する切れ目まで配信をストップせずに継続し、配信単位の切れ目で実際の再生を中断する。よって、移動端末装置113は、映像を乱さずにコンテンツを再生することができる。
また、配信ポインタ制御手段を有するので、ネットワークを介した携帯電話からの操作時でも、視聴者が再生しているコンテンツの直前の要約セグメントを指定する場合、あるいは再生しているコンテンツの直後の要約セグメントを指定する場合でも、指定した要約セグメントの先頭に再生ポインタを移動してから要約再生を行うことができる。
また、配信リスト管理手段1402を有するので、ネットワークを介してコンテンツを移動端末装置113視聴しているときに中断しても、中断した状態を記憶しているので一旦移動端末装置113の接続を切って、コンテンツの視聴したい段階で再度接続しても、前回接続したときに中断した箇所(ポイント)から再開することができ、無駄な電話接続をせずにすむ。
尚、コンテンツの要約は、視聴時間情報の他、要約度合い情報、データ量情報、パケット量情報、パケット料金情報に基づくものであってもよい。
また、視聴時間は、時間を入力するものの他、任意に選択された視聴時間のうち所望の視聴時間を選ぶものでもよい。
また、移動端末装置の認証は、電話番号の他、メールアドレス、サブスクライバID、製造番号、IPアドレス、MACアドレスを用いるものでもよい。
また、移動端末装置は、携帯電話、ノートパソコン、PDA、携帯ゲーム機などの携帯端末の他、カーナビゲーション端末であってもよい。
また、コンテンツ配信装置は、映像音声録画再生装置、映像音声配信サーバであってもよい。
また、視聴時間情報を送信する装置は、移動端末装置の他、PC、サーバといった通信を行う装置であってもよい。
また、メタデータは、索引や重要度レベルの情報の他、日付、有効性コード、及びファイルタイプ等といったファイル属性の情報を含むことができる。
また、マルチメディアのコンテンツ及びメタデータは、別々のファイルとして書き込んでもよいが。多重化して単一のファイルとして書き込み、読み出し時に分離してもよい。
また、マルチメディアのコンテンツは、フルHDのデジタルハイビジョンコンテンツ(1125i(有効走査線1080i)または750i(有効走査線720i))であってもよい。
また、移動端末装置のスペックは、電話番号情報204と1対1で対応してローカルストレージ108に保持しておいてもよい。このような構成をとることで、移動端末装置からの機種情報やスペック情報などの送信が不要となる。
また、インターネットは、複数の装置を接続する他のネットワークであってもよい。
この発明の実施の形態1のシステムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1の重要部分の再生を説明する図である。 この発明の実施の形態1のコンテンツの要約を示す図である。 この発明の実施の形態1に含まれるファイル構成図である。 この発明の実施の形態1の動作を説明する模式図である。 この発明の実施の形態1の動作を説明するシーケンスの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1による要約再生のためのGUI画面の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1による要約配信時の重要度レベルのしきい値変動を説明する図である。 この発明の実施の形態1による要約再生のための重要度レベルのしきい値に対する要約時間の表である。 この発明の実施の形態1の動作を説明する図である。 この発明の実施の形態2のシステムの構成を示すブロック図である この発明の実施の形態2の動作を説明する図である。 この発明の実施の形態2の動作を説明するシーケンスの一例を示す図である。 この発明の実施の形態3のシステムの構成を示すブロック図である この発明の実施の形態3の動作を説明する携帯電話のキーの一例を示す図である。 この発明の実施の形態3の動作を説明する図である。 この発明の実施の形態3による要約配信時の動作を説明する図である。 この発明の実施の形態3の動作を説明するシーケンスの一例を示す図である。 この発明の実施の形態3による要約配信時の動作を説明する別の図である。 この発明の実施の形態3による要約配信時の動作を説明する別の図である。
符号の説明
100 映像音声録画再生装置
106 大容量記録可能光ディスク
108 ローカルストレージ
109 コンテンツ変換手段
110 認証手段
111 ネットワーク接続手段
112 インターネット
113 移動端末装置
1101 トランスコード手段
1102 伝送レート決定手段
1401 コマンド認識手段
1402 配信リスト管理手段
1403 配信ポインタ制御手段

Claims (23)

  1. コンテンツを記録するコンテンツ記録手段と、
    移動端末装置からネットワークを介して送信された視聴時間情報を受信する視聴時間情報受信手段と、
    受信した視聴時間情報に基づいて前記コンテンツを要約する要約手段と、
    前記要約手段により要約されたコンテンツを、前記ネットワークを介して前記移動端末装置に配信する配信手段と
    を備えるコンテンツ配信装置。
  2. 移動端末装置を示す識別情報を記録する識別情報記録手段と、前記識別情報に基づきコンテンツ配信装置に接続可能な移動端末装置を識別する識別手段とを備えた請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  3. 前記移動端末装置の性能情報を記録する性能情報記録手段を備え、前記性能情報に基づき要約されたコンテンツを配信する請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  4. 前記移動端末装置と前記コンテンツ配信装置との接続を認証する認証手段を備えた請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  5. 前記移動端末装置が通信可能な通信帯域に基づいて、前記移動端末装置に配信するコンテンツの伝送レートを決定する伝送レート決定手段を備えた請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  6. 前記移動端末装置に配信するコンテンツのビットレートを、前記移動端末装置が通信可能な通信帯域以下の値に変換するトランスコード手段を備えた請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  7. 前記移動端末装置に配信するコンテンツの配信を制御する制御指令を、前記移動端末装置から受信する制御指令受信手段を備えた請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  8. コンテンツの配信が中断されたときの中断情報を記録する中断情報記録手段と、前記中断情報に基づいて前記移動端末装置へのコンテンツの配信の中断、または再開を行う中断再開手段とを備えた請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  9. 前記移動端末装置に配信するコンテンツの配信を中断する中断指令を、前記移動端末装置から受信する中断指令受信手段と、
    前記中断指令を受信したときに配信していたコンテンツの再生単位の配信が終了した後に、コンテンツの配信を中断する配信中断手段と
    を備えた請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  10. ネットワークを介して接続するコンテンツ配信装置に、視聴時間情報を送信する視聴時間情報送信手段と、
    前記コンテンツ配信装置にて、前記視聴時間情報に基づいて要約されたコンテンツを、前記ネットワークを介して受信するコンテンツ受信手段と
    を備える移動端末装置。
  11. 前記移動端末装置は、前記コンテンツ配信装置への接続を認証させるために、電話番号情報を送信する電話番号情報送信手段を備える請求項10に記載の移動端末装置。
  12. 前記移動端末装置は、前記配信の伝送レートを決定させるために、前記移動端末装置の機種情報を送信する機種情報送信手段を備える請求項10に記載の移動端末装置。
  13. 移動端末装置、
    及び
    コンテンツを記録するコンテンツ記録手段と、
    移動端末装置からネットワークを介して送信された視聴時間情報を受信する視聴時間情報受信手段と、
    受信した視聴時間情報に基づいて前記コンテンツを要約する要約手段と、
    前記要約手段により要約されたコンテンツを、前記ネットワークを介して前記移動端末装置に配信する配信手段と
    を有するコンテンツ配信装置
    を備えるコンテンツ配信システム。
  14. ネットワークを介して接続する移動端末装置から、コンテンツの視聴時間情報を受信するステップと、
    前記視聴時間情報に基づいて、前記コンテンツを要約するステップと、
    要約された前記コンテンツを、前記ネットワークを介して前記移動端末装置に配信するステップと、
    からなるコンテンツ配信方法。
  15. 前記移動端末装置の接続を認証するステップを備えた請求項14に記載のコンテンツ配信方法。
  16. 前記移動端末装置が通信可能な通信帯域に基づいて、配信の転送レートを決定するステップを備えた請求項14に記載のコンテンツ配信方法。
  17. 前記移動端末装置に配信するコンテンツのビットレートを、前記移動端末装置が通信可能な通信帯域以下の値に変換するステップを備えた請求項14に記載のコンテンツ配信方法。
  18. 前記移動端末装置に配信するコンテンツの配信を、前記移動端末装置からの制御指令に基づいて中断するステップと、
    前記移動端末装置に配信するコンテンツの配信を、前記移動端末装置からの制御指令に基づいて再開するステップと
    を備えた請求項14に記載のコンテンツ配信方法。
  19. 前記移動端末装置に配信するコンテンツの配信を中断する中断指令を、前記移動端末装置から受信するステップと、
    前記中断指令を受信したときに配信していたコンテンツの再生単位の配信が終了した後に、コンテンツの配信を中断するステップと
    を備えた請求項14に記載のコンテンツ配信方法。
  20. ネットワークを介して接続するコンテンツ配信装置に、視聴時間情報を送信するステップと、
    前記視聴時間情報に基づいて要約され、配信されるコンテンツを、前記ネットワークを介して受信するステップと
    を備えるコンテンツ受信方法。
  21. 前記移動端末装置は、前記コンテンツ配信装置への接続を認証させるために、電話番号情報を送信するステップをさらに備える請求項20に記載のコンテンツ受信方法。
  22. 前記移動端末装置は、前記配信の伝送レートを決定させるために、前記移動端末装置の機種情報を送信するステップをさらに備える請求項20に記載のコンテンツ受信方法。
  23. ネットワークを介して接続する移動端末装置から、コンテンツの視聴時間情報を受信するステップと、
    前記視聴時間情報に基づいて、前記コンテンツを要約するステップと、
    要約された前記コンテンツを、前記ネットワークを介して前記移動端末装置に配信するステップと、
    を備えるコンテンツ配信プログラム。
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