JP6250913B1 - 遊技機検査システム及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機における表示装置の演出コンテンツを効率的に検査する。【解決手段】本発明の一実施形態に係る遊技機検査システムは、演出コンテンツの再生処理を実行する制御基板と、可視光を可視光通信に基づいて発光するディスプレイと、ディスプレイ上の演出コンテンツ及び可視光を撮像するカメラと、撮像画像から可視光に重畳された出力情報を取得する検査装置とを有し、制御基板はディスプレイ上演出コンテンツの再生処理実行時に発生したエラー情報を含む可視光を重畳して発光させる。【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機検査システム及び遊技機に関する。
従来より、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機において、表示装置の表示内容を検査するための装置や方法が様々提案されている。
はじめに、遊技機における表示装置の表示内容を検査するに際し、問題の所在について説明する。遊技機は、一般的に遊技機のメイン処理を司るメイン制御基板、演出処理を司るサブ制御基板、表示処理を司る表示制御基板及び液晶ディスプレイを有することが知られている。
例えば、メイン制御基板は、始動口への入賞に伴って図柄変動、大当たり抽せん結果に基づく大当たり演出又はハズレ演出などといった演出コンテンツを発生させる場合、メインコマンドをサブ制御基板に送信する。
サブ制御基板は、メイン制御基板から取得したメインコマンドに基づいて、具体的な演出コンテンツの内容(例えば、画面上どのように図柄変動を停止させ、どんなリーチでどのように大当たり/ハズレ演出を表示するかなど具体的な発生演出)を演出抽せん等により決定し、決定した演出コンテンツ内容を含むサブコマンドを表示制御基板に送信する。
表示制御基板は、サブ制御基板から取得したサブコマンドの演出コンテンツ内容に基づいて演出コンテンツの再生処理を実行することで、液晶ディスプレイに演出コンテンツを再生(表示)する。
ここで、液晶ディスプレイに表示する液晶表示の不具合が発生した場合、1つ1つその原因究明を行う必要がある。
例えば、メインコマンドの命令内容に不具合がないかを確認する場合、メイン制御基板からサブ制御基板へ送信されるメインコマンドを採取しログ解析を行う。また、サブコマンドの命令内容に不具合がないか確認する場合、サブ制御基板から表示制御基板へ送信されるサブコマンドを採取しログ解析を行う。
また、表示制御基板内の再生処理(画像処理)において問題が発生したことにより、液晶表示の不具合が生じている可能性もあるところ、表示制御基板は最も末端に位置する基板のため、メイン制御基板やサブ制御基板のコマンドのように他基板へ情報を出力する機能はなく、更に外部への出力端子も実装されていないため、処理ログ等を採取することが困難である。
このため、従来は液晶表示の不具合が発生した場合、液晶ディスプレイ上において表面化した液晶表示の不具合をまずは検査者が目視で確認することでしか不具合現象の発生を察知する手段がないという問題があった。
また、遊技機によっては表示制御基板を有しない構成である場合、表示制御基板の役割をサブ制御基板が担う。この場合、サブ制御基板はメインコマンドに基づいて具体的な演出コンテンツの内容を演出抽せんにより決定し、決定した演出コンテンツ内容に基づいて演出コンテンツの再生処理を実行することで、液晶ディスプレイに演出コンテンツの再生し表示する。このような構成の場合、サブ制御基板が最も末端に位置する基板となり、更に外部への出力端子も実装されていないため、処理ログ等を採取することが困難である。
勿論、検査用の遊技機として、表示制御基板(又はサブ制御基板)にデバック用の出力端子を設けることで、外部のコマンドロガー装置等へ処理ログ等を出力できるようにすればよいが、出荷機の場合にはそうすることが困難であり、コストや手間等の諸問題もある。
このような背景の下、特許文献1には、簡便なシステム構成で遊技機の検査結果の管理等を効率よく行うシステムが記載されている。具体的に、遊技機の演出不具合の有無を検査する検査システムであって、少なくともメイン制御基板ないし擬似メイン制御基板と、メイン制御基板ないし擬似メイン制御基板からの送信コマンドに基づいて演出コンテンツを決定するサブ制御基板と、サブ制御基板で決定された演出コンテンツを再生するためのディスプレイ部と、ディスプレイ部で再生される演出コンテンツを撮影するためのカメラユニットと、カメラユニットで撮影された撮像データを保存するための検査情報管理装置とを有し、サブ制御基板は、送信コマンドと決定した演出コンテンツ内容とを含むステータス情報をエンコードするためのエンコード部を備え、かつ、演出コンテンツをディスプレイ部で再生する際に演出コンテンツに重畳してエンコードされたステータス情報を再生する。
特許文献1記載の発明によれば、遊技機は演出コンテンツをディスプレイ部で再生する際に、演出コンテンツに重畳して文字や記号イメージ、2次元コード等でエンコードされたステータス情報を再生する。検査情報管理装置は、カメラユニットで演出コンテンツを撮影し撮影された演出コンテンツ内のステータス情報をデコードすることで、演出コンテンツ発生中、遊技機のステータス情報(送信コマンドと決定した演出コンテンツとを含む)を確認できる。
特許5789728号公報
しかしながら、昨今演出コンテンツの内容や種類は膨大な数に上る。このため、演出コンテンツ発生中、特許文献1記載のステータス情報(サブ制御基板への送信コマンドと決定した演出コンテンツとを含む)を確認しつつ演出コンテンツの不具合を検査者が目視するとしても、その演出コンテンツが正常か不具合かを判断するには、そもそも正常時の演出コンテンツの内容を全て記憶しておかなくてはならない。
また、液晶ディスプレイ上には、例えば、内部的なエラーなどの表面化しない不具合や表面化しても微細で視認不可能な不具合も存在するため、そもそも目視だけでは不具合かどうかの判断が難しい。
即ち、遊技機における表示装置の表示内容を検査するに際し、特許文献1記載の発明のステータス情報は必ずしも十分でなく、液晶ディスプレイ上の様々な不具合に対応することが困難であるという問題がある。
また、特許文献1記載の発明コード化手法において、表示画面には2次元コード等が表示されるため(図7、8等参照)、液晶ディスプレイ上の表示内容はあくまで検査用画面であって、出荷機(実際の遊技機)の表示画面とは大きく異なる。言うまでもなく検査環境(デバック環境)は出荷機の表示画面と近しいほど望ましい。
本発明は、上記の点に鑑み提案されたものであり、一つの側面では、遊技機における表示装置の演出コンテンツを効率的に検査することを目的とする。
本発明の一態様に係る遊技機検査システムは、遊技機の演出不具合を検査する遊技機検査システムであって、他基板から送信されるコマンドに基づいてディスプレイに再生する演出コンテンツの再生処理を実行する制御基板と、前記演出コンテンツを再生するとともに、出力情報を含む可視光を可視光通信に基づいて発光するディスプレイと、前記ディスプレイ上の前記演出コンテンツ及び前記可視光を撮像するカメラと、前記カメラにより撮像された撮像画像から前記可視光に重畳された前記出力情報を取得する検査装置とを有し、前記制御基板は、前記演出コンテンツの再生処理実行時に発生したエラー情報を出力し、前記ディスプレイ上、前記演出コンテンツを再生する際に、該演出コンテンツの再生処理実行時に発生した前記エラー情報を含む可視光を、前記演出コンテンツのオブジェクト画像に重畳して発光させる。
本発明の実施形態によれば、遊技機における表示装置の演出コンテンツを効率的に検査することができる。
本発明の一実施形態に係る遊技機検査システムの全体構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機検査システムの制御系構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機検査システムの制御系構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るパチンコ機10の画面例(その1)を示す。 本発明の一実施形態に係るパチンコ機10の画面例(その2)を示す。 本発明の一実施形態に係る検査装置30の画面例を示す。 本発明の一実施形態に係る遊技機検査システムの制御処理を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る検査装置の制御処理を示すフローチャート図である。
本発明の一実施形態に係る遊技機検査システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
<全体構成>
擬似は、本発明の一実施形態に係る遊技機検査システムの全体構成を示す図である。本実施形態に係る遊技機検査システム100は、パチンコ機10、カメラ20、及び検査装置30を含む。
検査対象(デバック対象)のパチンコ機10は、液晶デジタルパチンコ機と呼ばれる弾球遊技機である。遊技者が操作ハンドル2を操作し、上受皿3上の遊技球の打ち出しを行うと、透明のフロントガラスに保護された遊技盤4内に遊技球が打ち出される。打ち出された遊技球が始動口5に入賞すると、パチンコ機10内部では、大当たり抽せんが行われる。また、始動口5に遊技球が入賞すると同時に映像表示装置(液晶ディスプレイ)6に表示された図柄が変動し、大当たり抽せんに当せんした場合、例えば停止図柄が揃うなどして、大当たり状態が発生する。大当たり状態が発生すると、大入賞口7が大当たりラウンド数の回数分、開閉する。
カメラ20は、パチンコ機10の映像表示装置6の映像を撮像(撮影)するための撮像装置である。カメラ20は検査装置30と接続され、映像表示装置6の映像(画像)を撮影できる位置に設置される。映像表示装置6に演出コンテンツ等の映像が再生されると、カメラ20によって撮像され、撮像された撮像データは検査装置30に取り込まれる。
検査装置30は、パチンコ機10における映像表示装置6の映像を検査する装置である。コマンドロガー装置とも呼んでもよい。検査装置30は、一般的なパーソナルコンピュータ、ノートパソコン、タブレット端末などの情報処理端末を用いることができる。また、上述の通り検査装置30はカメラ20と接続されるが、検査装置30にカメラ20を内蔵したものを用いる場合、カメラ20は省略してもよい。
<機能構成>
図2は、本発明の一実施形態に係る遊技機検査システムの制御系構成を示す図である。
(パチンコ機)
パチンコ機10は、基板系としてメイン制御基板11、サブ制御基板12、及び表示制御基板6aを有する。メイン制御基板11からサブ制御基板12へは一方向通信経路(ハーネス)によって電気的に接続される。
メイン制御基板11は、主に抽せん処理を司るメイン制御部としての機能を有するメイン制御基板である。メイン制御基板11は、当たり抽せんをはじめとして各種演算及び演出処理の制御等を実行し、入賞・賞球管理、確率状態管理、時間管理など遊技機に係る様々な状態や時間を管理する。またメイン制御基板11は、適時これら状態や時間に基づいてサブ制御基板12に対し、16進数による「メインコマンド」を送信し、様々な演出を制御する。
例えば、メイン制御基板11は、図1の始動口5に遊技球が入賞した場合、大当たり抽せんを行う。メイン制御基板11は、該抽せんによって得られた大当たり抽せん結果をメインコマンドとしてサブ制御基板12に送信する。
メイン制御基板11からサブ制御基板12へのメインコマンドは、場面に応じて例えば次のような制御コマンドがある。
・入賞に伴う保留増加、大当たり抽せん結果
・図柄変動時の保留減少、変動パターン、変動停止
・大当たり開始、大当たりラウンド開口・閉口、大当たり終了
・待機用のデモ開始
サブ制御基板12は、主に演出処理を司るサブ制御部としての機能を有するサブ制御基板である。サブ制御基板12は、メイン制御基板11から受信するメインコマンドの制御の下、演出抽せん、各種の演出処理及び演出用の周辺機器の制御等を実行し、演出状態管理、時間管理など演出発生に係る様々な状態や時間を管理する。
例えば、サブ制御基板12は、メイン制御基板11から大当たり抽せん結果のメインコマンドを受信した場合には、例えばどんな予告や図柄でリーチを行いどのように大当たり/ハズレ演出を表示するかなど演出コンテンツの内容を演出抽せんにより決定し、映像表示装置6(表示制御基板6a)に演出抽せんにより決定された演出コンテンツ内容(詳細)を16進数による「サブコマンド」として送信する。
また、サブ制御基板12の出力ポートには、映像表示装置6のほか、スピーカ等の音声出力部、演出ランプ等の照明部、可動体役物・ボタンなどの各種デバイスなど、演出のための周辺機器と電気的に接続されている。サブ制御基板12は、演出場面に応じて音源や効果音等の制御、照明、役物・各種デバイス等の駆動を行う。
サブ制御基板12から映像表示装置6(表示制御基板6a)へのサブコマンドは、演出場面に応じて例えば次のような制御コマンドがある。
・入賞保留増加、保留変化
・図柄変動時の保留減少、変動パターン、図柄指定、予告演出、メイン演出、変動停止
・ボタン等押下に伴う押下結果
・大当たりOP・ED、大当たりラウンド数、ラウンド中演出、ラウンドや確変の昇格演出
・待機用のデモ開始、メニュー画面開始・操作・結果
映像表示装置6は、表示制御基板6aと、液晶ディスプレイ6bとを有する。表示制御基板6aは、サブ制御基板12から取得したサブコマンドの演出コンテンツ内容に基づいてその演出コンテンツの再生処理を実行することで、液晶ディスプレイ6bに演出コンテンツを再生・表示する。
また、表示制御基板6aは、演出コンテンツの再生処理(画像処理)の実行時にエラー(error)が発生した場合、発生したエラー情報を出力する。また表示制御基板6aは、出力したエラー情報を可視光通信に基づいてコード化し、その演出コンテンツ再生中、液晶ディスプレイ6bにコード化されたそのエラー情報を可視光に重畳させて発光させる。発光して出力されるエラー情報は、例えばエラー内容を一意に特定するエラーコード(エラー番号)やエラー内容を示すエラーメッセージを含む。
表示制御基板6aにおいて、演出コンテンツの再生処理(画像処理)の実行時に発生するエラー情報は、一例として液晶の処理遅れ、表示容量オーバー、液晶制御PGの想定外無限ループ、内部変数の不備、液晶制御内抽せんPGの不備、サウンドチャンネルオーバー、及びエラー時における内部情報や中間情報(中間的な変数やパラメータ)がある。
なお、遊技機によっては表示制御基板6aを有しない場合があり、そのような場合には表示制御基板6aの役割をサブ制御基板12が担う(図3)。この場合、サブ制御基板12は、まずメイン制御基板11からのメインコマンドに基づいて具体的な演出コンテンツの内容を決定し、決定した演出コンテンツ内容に基づいて演出コンテンツの再生処理を実行することで、液晶ディスプレイ6bに演出コンテンツを再生・表示する。
(検査装置)
検査装置30は、カメラ(撮像部)20に加え、記憶部31、画像処理部32、エラー表示部33を有する。
カメラ(撮像部)20は、液晶ディスプレイ6b上の演出コンテンツ及び可視光を撮像する。よって撮像画像(撮像映像)は演出コンテンツ及び可視光を含む。なお、可視光の撮像についてカラーセンサーを用いる又は併用してもよい。
記憶部31は、カメラ30により撮像された撮像画像を記憶・保存する。
画像処理部32は、撮像画像内から抽出した可視光を識別しデコードすることで、可視光からエラー情報を取得する。取得したエラー情報は、取得元の撮像画像と対応付けて記憶部31に記憶しておく。
エラー表示部33は、検査装置30の備えるディスプレイ(非図示)などにエラー情報を表示する。
なお、上記の各機能部は、検査装置30を構成するコンピュータのCPU、ROM、RAM等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されるものである。これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。検査装置30は上述した通り情報処理端末のため、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)13、記憶装置、ディスプレイ、マウスやキーボード等の入力操作装置、通信装置を備えている。
<画面例>
図4は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機10の画面例(その1)を示す。図4に示すパチンコ機10の液晶ディスプレイ6bには、演出コンテンツ6cと、可視光(可視光表示領域)6dとが表示されている。
演出コンテンツ6cは、例えば、パチンコ機10のモチーフの世界観に応じてデザイン化された変動図柄、キャラクター、背景、文字、文字盤、アイテムなどの画像(映像)である。上述したように、これら演出コンテンツ6cは、表示制御基板6aにより演出コンテンツの再生処理が実行されることで、液晶ディスプレイ6b上に再生・表示される。
可視光(可視光表示領域)6dは、液晶ディスプレイ6b上で表示可能な色、点灯、点滅、又はこれら組合せなどを用い、可視光通信に基づいて発光する。上述したように可視光には、演出コンテンツ6cの再生処理実行時に発生したエラー情報が含まれている。可視光6dは、検査装置30のカメラ20によって撮像される。
図5は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機10の画面例(その2)を示す。図5の液晶ディスプレイ6bには、演出コンテンツ6c内において可視光6dが発光する。即ち、可視光6dは、図4のように液晶ディスプレイ6b上の任意又は特定の可視光表示領域(例えば、画面右上等)に表示することができるが、演出コンテンツ6c内に存在する一部のオブジェクト画像に可視光を重畳して発光させることも可能である。
例えば、演出コンテンツ6cのうち、変動図柄、キャラクター、背景、文字、文字盤、アイテムなど一定の意味がある画像(オブジェクト画像と呼ぶ)に可視光を重畳して発光させる。但し、オブジェクト画像は、どんな演出コンテンツの際にもエラー情報を伝達できるように常に表示されているタイプのものであることが望ましい。例えば図5(a)の場合、常に演出コンテンツ中に表示されている左の変動図柄を当該オブジェクト画像とした。また図5(b)の場合、「○○モード」というような常に演出コンテンツ中に表示されている文字盤を当該オブジェクト画像とした。
オブジェクト画像は、可視光通信に基づくエラー情報を伝達するときに色変化、点灯、又は点滅等を行う。これにより、任意又は特定の可視光表示領域(例えば、画面右上等)に可視光を表示する場合と比べ、実際の遊技時の表示画面と近い環境下で検査を行うことが可能である。また、可視光はエラー情報を出力する際に発光するものであるため、出荷状態にあって検査完了後の遊技機においては基本的にエラーが発生せず、オブジェクト画像が色変化、点灯、又は点滅を行うことはない。
図6は、本発明の一実施形態に係る検査装置30の画面例を示す。図6に示す検査装置30のディスプレイには、演出コンテンツ表示領域30aと、エラー情報表示領域30bとが表示されている。
演出コンテンツ表示領域30aにはエラー情報取得元の撮像画像が表示され、エラー情報表示領域30bには撮像画像内から抽出した可視光から取得されたエラー情報が表示される。図6の場合、一例としてキャラクターが歪んで表示されるバグが生じており、当該バグに対応するエラーコードが表示されているものである。
このように、液晶表示の不具合が発生した場合、検査装置30において演出コンテンツ及びエラー情報が表示されるため、検査者が都度目視で確認することなく、容易に液晶表示の不具合の発生を察知することができる。また、内部的なエラーなどの表面化しない不具合や表面化しても微細で視認不可能な不具合についても容易に察知することができる。
また、検査装置30において、エラーコードやエラーメッセージなどのエラー情報が表示されるため、迅速に液晶表示の不具合の原因を特定することができる。
また、エラー情報は可視光通信に基づく発光により表示されるため、実際の遊技時の液晶表示とより近しい検査環境下で検査を実施することができる。更に演出コンテンツ内に存在するオブジェクト画像に可視光を重畳して発光させる場合、出荷機(実際の遊技機)の演出コンテンツと同等の検査環境下での検査を実施することができる。
<制御処理>
図7は、本発明の一実施形態に係る遊技機検査システムの制御処理を示すシーケンス図である。
S0:まずパチンコ機10の検査開始時、検査装置30のカメラ20は、映像表示装置6に向かって液晶ディスプレイ6bの映像の撮像を開始する。撮像された撮像データは検査装置30に取り込まれる。
S1:メイン制御基板11は、サブ制御基板12に対し演出コンテンツを表示させるためのメインコマンドを生成し送信する。なお、検査時の便宜上、メイン制御基板11に代えて、擬似的なメインコマンドを送信するための擬似メイン制御基板(メインコマンド送信機)を用いてもよい。この場合、予め擬似メイン制御基板に設定されたテスト用のメインコマンドリスト、もしくは検査者の手動によって送信されるメインコマンド生成指示によって、メインコマンド生成から演出コンテンツ再生までを1セットとする任意のセット数のテストを繰り返すことができる。
S2:サブ制御基板12は、メイン制御基板11からメインコマンドを受信すると、演出コンテンツの内容を決定し、表示制御基板6aに演出コンテンツの内容をサブコマンドとして送信する。なお、検査時の便宜上、サブ制御基板12に代えて、擬似的なサブコマンドを送信するための擬似サブ制御基板(サブコマンド送信機)を用いてもよい。
S3:表示制御基板6aは、サブ制御基板12から取得したサブコマンドの演出コンテンツ内容に基づいてその演出コンテンツの再生処理を実行することで、液晶ディスプレイ6bに演出コンテンツを再生・表示する。
S4:また、表示制御基板6aは、演出コンテンツの再生処理(画像処理)時の実行時にエラーが発生した場合、発生したエラー情報を出力する。
S5:表示制御基板6aは、出力したエラー情報を可視光通信に基づいてコード化し、その演出コンテンツ再生中、液晶ディスプレイ6bにコード化されたそのエラー情報を可視光に重畳させて発光させる。但し、演出コンテンツの再生処理が実行不可能ほどの致命的エラーの場合、演出コンテンツは再生(表示)されず、エラー情報を含む可視光のみが表示(発光)される。
なお、S4において、表示制御基板6aは、演出コンテンツの再生処理時の実行時にエラーが発生した場合のみならず、正常な再生処理時においてもその処理結果、内部情報、中間情報(中間的な変数やパラメータ)など、再生処理時の処理ログ情報を出力するようにしてもよい。表示制御基板6aは、出力した処理ログ情報を可視光通信に基づいてコード化し、その演出コンテンツ再生中、液晶ディスプレイ6bにコード化されたその処理ログ情報を可視光に重畳させて発光させる。これにより、正常な再生処理時の処理ログ情報は、例えば正常時の動作確認やエラー解析時との比較参考など、様々な場面で役立てることができる。
図8は、本発明の一実施形態に係る検査装置の制御処理を示すフローチャート図である。
S21:パチンコ機10の検査開始時、検査装置30のカメラ(撮像部)20は、液晶ディスプレイ6b上の映像(画像)を撮像する。
S22:画像処理部32は、撮像画像から可視光を含む可視光画像を抽出し、抽出した可視光画像内から可視光を識別しデコードすることで、エラー情報を取得する。
S23:画像処理部32は、エラー情報を取得できたか否かを判定する。取得できた場合はS24へ進み、取得できない場合は再びS21へ進む。
S24:エラー表示部33は、検査装置30の備えるディスプレイなどに取得元の撮像画像と取得したエラー情報を表示する(図6参照)。
S25:画像処理部32は、取得元の撮像画像と取得したエラー情報とを対応付けて記憶部31に記憶する。
S26:パチンコ機10の検査終了の場合はENDへ進み、検査継続の場合は再びS21へ進む。
<総括>
本実施形態に係る遊技機検査システム100によれば、以下の検査手順により検査作業(デバック作業)を効率的に実施することができる。
(1)検査者(デバック作業者)は検査装置30及びカメラ20を操作し、液晶ディスプレイ6bの映像の撮像を開始する。
(2)検査者はメイン制御基板11を操作し、サブ制御基板12に対し演出コンテンツを表示させるためのメインコマンドを生成し送信する。但し上述したように、擬似メイン制御基板を用いてメインコマンドを送信してもよい。また、メインコマンド送信は省略し擬似サブ制御基板を用いてサブコマンドを表示制御基板6aへ送信するところから開始してもよい。
(3)検査装置30においてエラーコードやエラーメッセージが表示された場合、検査者はそのときの演出コンテンツとエラー内容を確認することで、具体的なエラーの原因を特定し、バグフィックス等の作業を行う。
従来より遊技機の表示制御基板(又はサブ制御基板)は、外部へコマンドを出力する機能はなく、デバック用の出力端子も実装されていないため、処理ログ解析を行うことが困難である。
しかしながら、本実施形態に係る遊技機検査システム100によれば、液晶表示の不具合が発生した場合、検査装置30において演出コンテンツ及びエラー情報が表示されるため、検査者が都度目視で確認することなく、容易に液晶表示の不具合の発生を察知することができる。更に内部的なエラーなどの表面化しない不具合や表面化しても微細で視認不可能な不具合についても容易に察知することができる。これにより無人検査も可能となり、人的目視による不具合見逃しなども回避できるため、検査品質の向上も期待できる。
また、検査装置30において、エラーコードやエラーメッセージなどのエラー情報が表示されるため、迅速に液晶表示の不具合の原因を特定することができる。これによりバグフィックス等作業の工数低減、時間短縮、及びコスト低減を期待できる。
また、エラー情報は可視光通信に基づく発光により表示されるため、実際の遊技時の液晶表示とより近しい検査環境下で検査を実施することができる。更に演出コンテンツ内に存在するオブジェクト画像に可視光を重畳して発光させる場合、出荷機(実際の遊技機)の演出コンテンツと同等の検査環境下での検査を実施することができる。
即ち、本実施形態に係る遊技機検査システム100によれば、遊技機における表示装置の演出コンテンツを効率的に検査することができる。
なお、本発明の好適な実施の形態により、特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨及び範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正及び変更を加えることができることは明らかである。即ち、具体例の詳細及び添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
例えば、本実施形態に係る遊技機検査システム100、弾球遊技機のみならず、液晶ディスプレイを備える回胴式遊技機に適用することが可能である。
6 映像表示装置
6a 表示制御基板
6b 液晶ディスプレイ
10 パチンコ機
20 カメラ
30 検査装置
11 メイン制御基板
12 サブ制御基板
31 記憶部
32 画像処理部
33 エラー表示部

Claims (3)

  1. 遊技機の演出不具合を検査する遊技機検査システムであって、
    他基板から送信されるコマンドに基づいてディスプレイに再生する演出コンテンツの再生処理を実行する制御基板と、
    前記演出コンテンツを再生するとともに、出力情報を含む可視光を可視光通信に基づいて発光するディスプレイと、
    前記ディスプレイ上の前記演出コンテンツ及び前記可視光を撮像するカメラと、
    前記カメラにより撮像された撮像画像から前記可視光に重畳された前記出力情報を取得する検査装置とを有し、
    前記制御基板は、
    前記演出コンテンツの再生処理実行時に発生したエラー情報を出力し、
    前記ディスプレイ上、前記演出コンテンツを再生する際に、該演出コンテンツの再生処理実行時に発生した前記エラー情報を含む可視光を、前記演出コンテンツのオブジェクト画像に重畳して発光させること、
    を特徴とする遊技機検査システム。
  2. 前記制御基板は、
    前記演出コンテンツの再生処理実行時に発生した処理ログ情報を更に出力し、
    前記ディスプレイ上、前記演出コンテンツを再生する際に、該演出コンテンツの再生処理実行時に発生した処理ログ情報を含む可視光を重畳して発光させること、
    を特徴とする請求項1に記載の遊技機検査システム。
  3. 演出不具合に関する検査対象となる遊技機であって、
    他基板から送信されるコマンドに基づいてディスプレイに再生する演出コンテンツの再生処理を実行する制御基板と、
    前記演出コンテンツを再生するとともに、出力情報を含む可視光を可視光通信に基づいて発光するディスプレイとを有し、
    前記制御基板は、
    前記演出コンテンツの再生処理実行時に発生したエラー情報を出力し、
    前記ディスプレイ上、前記演出コンテンツを再生する際に、該演出コンテンツの再生処理実行時に発生した前記エラー情報を含む可視光を、前記演出コンテンツのオブジェクト画像に重畳して発光させること、
    を特徴とする遊技機。
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