JP6249730B2 - プラント用計算機 - Google Patents

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Description

本発明は、原子力発電プラントや火力発電プラントなどで使用されるプラント用計算機に関するものである。
例えば、原子力発電プラントでは、原子炉などの運転データを記録する必要から多数の計算機が用いられている。これらの計算機は、専用の計測制御室に配置されており、中央制御室からアクセス可能となっている。そして、この計算機は、その重要度からラックにワイヤ等で固定されたり、計測制御室を施錠したりすることで、盗難防止が図られている。また、計算機の記録媒体を暗号化することで、ハッキングの防止が図れている。
このような計算機の安全対策としては、下記特許文献に記載されたものがある。特許文献1に記載された記憶装置は、USBメモリがPCに接続された場合、PCがネットワークに接続されているときには、PCから記憶媒体へのアクセスを禁止し、一方、PCがネットワークに接続されていないときには、記憶媒体制御装置が取得した鍵のデータに応じた権限レベルに従って、PCから記憶媒体内の個々のファイルへのアクセスを制御するものである。
また、特許文献2に記載されたセキュリティシステムは、入室希望者のセキュリティ情報の入力を受け付ける入力手段と、セキュリティ情報に基づいて入室希望者の入室の許可の判断を行うセキュリティ管理手段と、セキュリティ管理手段により入室の許可がされた場合以外の入室希望者の入室を制限する入室制限手段とを有するものである。特許文献3に記載された計測装置及び計測データ伝達方法及び物理量計測装置並びに計数処理装置は、所定条件を満たす場合以外は外部からの操作若しくは制御を不能とするように隠蔽され、暗号化処理のための鍵情報により暗号化された電子署名を計測された計測データに添付し、この電子署名付き計測データを出力するものである。
特許第4786622号 特開2003−244640号公報 特開2002−149060号公報
専用の計測制御室に配置された計算機の安全性を確保する方法として、計測制御室を施錠することで盗難を防止したり、計算機の記録媒体を暗号化して情報の漏洩を防止したりすることが一般的である。ところが、計測制御室を施錠しても、定期検査などで複数の作業者が解錠して計測制御室に入り、各種の作業を行っているときは、第3者が計測制御室に入り込み、計算機の外部コネクタに機器を接続して情報を盗み取ることが可能となってしまう。また、計算機の記録媒体を暗号化すると、アプリケーションソフトに要求されるリアルタイム性が失われて作業性が低下してしまう。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、安全性及び操作性の向上を図るプラント用計算機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明のプラント用計算機は、プラントの計測制御室に配置される計算機であって、中空形状をなす筐体と、前記筐体の少なくとも一面に設けられる外部接続ポートと、前記外部接続ポートを被覆する着脱自在なカバー部材と、前記カバー部材を施錠するロック装置と、を有することを特徴とするものである。
従って、筐体に設けられる外部接続ポートは、カバー部材により被覆され、カバー部材がロック装置により施錠されることから、第3者が外部接続ポートに容易に外部機器を接続することが困難となり、データの盗難を防止することで安全性を向上することができ、また、記録媒体を暗号化する必要もなく、操作性を向上することができる。
本発明のプラント用計算機では、前記筐体は、仕切板により少なくとも第1室と第2室に区画され、前記第1室に電子部品が収容され、前記第2室に前記外部接続ポートが設けられ、前記第2室の開口部に前記カバー部材が装着可能であることを特徴としている。
従って、筐体内を仕切板により2つの部室に区画し、第1室に電子部品を収容し、第2室に外部接続ポートを設けたことで、外部接続ポートだけを開口部側に露出することができ、カバー部材により外部接続ポートだけを容易に被覆することができる。
本発明のプラント用計算機では、前記仕切板と前記開口部が対向して配置され、前記仕切板に前記外部接続ポートが装着されると共に、前記仕切板と前記開口部に装着される前記カバー部材が所定距離だけ離間して配置されることを特徴としている。
従って、仕切板とカバー部材とを所定距離だけ離間して配置することで、例えば、カバー部材に通気孔を形成したとしても、この通気孔から外部接続ポートへのアクセスが困難となり、安全性を確保することができる。
本発明のプラント用計算機では、前記カバー部材は、前記外部接続ポートに接続する配線が挿通可能な挿通孔が形成され、前記挿通孔は、前記外部接続ポートに対向しない位置に形成されることを特徴としている。
従って、外部接続ポートとカバー部材の挿通孔とが対向しないずれた位置に配置されることで、この挿通孔から外部接続ポートへのアクセスが困難となり、安全性を確保することができる。
本発明のプラント用計算機では、前記カバー部材は、外面部に電源スイッチが設けられることを特徴としている。
従って、カバー部材の外面部に電源スイッチを設けたことで、操作性を向上することができる。
本発明のプラント用計算機では、前記カバー部材は、前記ロック装置としての特殊ねじにより前記筐体に固定されることを特徴としている。
従って、ロック装置を特殊ねじとすることで、簡単な方法で十分な安全性を確保することができる。
本発明のプラント用計算機では、前記筐体は、内部に取付板が固定され、前記取付板上に前記仕切板が固定されることを特徴としている。
従って、仕切板を容易に配置することができる。
本発明のプラント用計算機では、前記取付板にプラント運転データを記憶する記憶装置が固定されることを特徴としている。
従って、取付板に記憶装置を固定することで、この記録装置を容易に配置することができる。
本発明のプラント用計算機によれば、筐体に外部接続ポートを設け、この外部接続ポートを被覆するカバー部材を着脱自在に設け、カバー部材をロック装置により施錠可能とするので、安全性及び操作性を向上することができる。
図1は、本実施形態のプラント用計算機を表す正面図である。 図2は、プラント用計算機における外部インターフェースを表す正面図である。 図3は、プラント用計算機の内部構造を表す平面図である。 図4は、プラント用計算機における外部インターフェースを表す斜視図である。 図5は、プラント用計算機の内部構造を表す斜視図である。 図6は、プラント用計算機の筐体を表す平面図である。 図7は、プラント用計算機の下部構造を表す要部縦断面図である。 図8は、原子力発電プラントを表す概略図である。 図9は、計測制御室を表す平面図である。 図10は、計測制御室における制御盤を表す概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明のプラント用計算機の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
図8は、原子力発電プラントを表す概略図、図9は、計測制御室を表す平面図、図10は、計測制御室における制御盤を表す概略図である。
本実施形態の原子力発電プラントにおいて、図8に示すように、原子炉建屋101と原子炉補助建屋102とタービン建屋103が設置されている。原子炉建屋101は、原子炉格納容器111が設置され、内部に加圧水型原子炉112や蒸気発生器113などが格納されている。原子炉補助建屋102は、加圧水型原子炉112や蒸気発生器113などを制御する中央制御室114が設けられると共に、加圧水型原子炉112の運転データなどを計測して記録するための計測制御室115が設けられている。タービン建屋103は、蒸気発生器113で生成した蒸気により駆動する蒸気タービン116が配置されている。
原子炉補助建屋102内の計測制御室115は、図9に示すように、施錠可能な開閉ドア121が設けられ、内部に自立閉鎖式で施錠可能な複数の制御盤122と、壁掛け閉鎖式で施錠可能な複数の制御盤123と、複数の計算機124が所定の位置に設置されている。そして、制御盤122は、図10に示すように、施錠式のドア131により開閉自在であり、内部に複数の制御装置132、モニタ133、複数の計算機134、ネットワーク135などが収容されている。本実施形態のプラント用計算機は、例えば、計算機134である。
図1は、本実施形態のプラント用計算機を表す正面図、図2は、プラント用計算機における外部インターフェースを表す正面図、図3は、プラント用計算機の内部構造を表す平面図、図4は、プラント用計算機における外部インターフェースを表す斜視図、図5は、プラント用計算機の内部構造を表す斜視図、図6は、プラント用計算機の筐体を表す平面図、図7は、プラント用計算機の下部構造を表す要部縦断面図である。
本実施形態の計算機134は、図1から図5に示すように、中空形状をなす筐体11と、この筐体11の内部に固定される取付板12と、筐体11内で取付板12に固定されることで、内部を第1室Aと第2室Bに区画する仕切板13と、第1室Aで取付板12上の固定される複数の電子部品14と、第2室Bで仕切板13に固定される複数の外部接続ポート15と、外部接続ポート15を被覆するように筐体11に着脱自在に固定されるカバー部材16とを有している。
筐体11は、棒状(長尺部材)をなす複数のフレーム部材により形成される枠体の外側に複数のパネル部材が固定されることで中空形状をなして構成されている。即ち、4個の上フレーム部材21を矩形に組み立てることで上枠22が形成される。また、4個の下フレーム部材23を、同様に、矩形に組み立てることで下枠24が形成され、上枠22と下枠24を4個の縦フレーム部材25により連結することで、枠体26が形成される。そして、この枠体26の上側に天井パネル部材27を固定し、下側に底板パネル部材28を固定し、側方に側壁パネル部材29を固定し、後方に裏面パネル部材30を固定することで筐体11が構成される。なお、天井パネル部材27は、内面に水平方向に交差する方向に沿って複数のリブ(図示略)が固定されている。
この場合、各フレーム部材21,23,25は、ねじブロック31が移動自在に設けられ、各パネル部材27,28,29,30は、外部から特殊ねじ32が貫通してねじブロック31に螺合することで、各フレーム部材21,23,25に固定されている。ここで、特殊ねじ32とは、頭部に専用の工具だけが掛止可能な掛止溝が形成されたものであり、一般的なドライバや硬貨などでは回転不能となっている。
筐体11は、図6に詳細に示すように、下部に互いに交差すると共に端部が下フレーム部材23に連結される複数(本実施形態では、2個)の梁部材33,34が設けられている。第1梁部材33は、水平方向に沿うと共に裏面パネル部材30に沿って配置され、各端部が下フレーム部材23に連結されている。第2梁部材34は、水平方向に沿うと共に側壁パネル部材29に沿って配置され、各端部が下フレーム部材23に連結されている。各梁部材33,34は、水平方向に直行して鉛直方向に段差なく連結されている。そして、各梁部材33,34は、互いの連結部及び下フレーム部材23との連結部に補強連結部材35が固定されている。
筐体11は、下枠24(下フレーム部材23)の上部に取付板12が固定されている。この取付板12は、水平な板材からなり、角部が三角形状に切り欠かれており、複数のねじ36が貫通してねじブロック31に螺合することで、下枠24(下フレーム部材23)に固定されている。このとき、図7に詳細に示すように、取付板12の下面と底板パネル部材28の上面との間に所定隙間Sが確保されている。
筐体11は、取付板12と天井パネル部材27との間に仕切板13がねじ37により固定されることで、第1室Aと第2室Bに区画されている。そして、第1室Aに電子部品14が収容されている。ここで、電子部品14とは、プラント運転データを記憶する記憶装置としてのフラッシュメモリドライブ(SSD)14a、リレー14b、RAIDカード14c、マザーボード14d、AC/DC電源14e、ノイズフィルタ14f、ファン14gなどである。電子部品14は、取付板12の上面に上下に積層することなく平面的に配置されている。
また、筐体11は、第2室Bにて、外部接続ポート15が仕切板13に固定されている。この外部接続ポート15とは、外部インターフェースであり、シリアルポート15a、ネットワークポート15b、USBポート15c、モニタ接続ポート15d、電源接続ポート15eなどである。また、仕切板13は、電源部41とブザー42が設けられている。
筐体11は、この外部接続ポート15を被覆する着脱自在なカバー部材16が設けられている。筐体11は、第2室Bを開放する開口部43が設けられ、カバー部材16は、この開口部43を閉止するように筐体11に密着し、外部から特殊ねじ44が貫通してねじブロック31に螺合することで、筐体11に固定されている。この特殊ねじ44がカバー部材16を施錠するロック装置として機能する。なお、カバー部材16を筐体11に施錠するロック装置としては、特殊ねじ44に限らず、ダイヤルキー、南京錠などでもよい。
また、筐体11にて、仕切板13と開口部43が対向して配置され、仕切板13に外部接続ポート15が装着されると共に、仕切板13と開口部43に装着されるカバー部材16が所定距離Lだけ離間して配置されている。カバー部材16は、外部から操作可能となるように外面部に電源スイッチ45が設けられており、電源スイッチ45は、電源ケーブル46により電源部41に接続されている。
また、カバー部材16は、中央部にフィルタ付の通気孔47が形成されている。また、カバー部材16は、通気孔47の両側に位置して外部接続ポート15に接続する配線が挿通可能な挿通孔48,49が形成されている。この各挿通孔48,49は、目隠し蓋(図示略)が設けられ、外部接続ポート15に対向しない位置に形成されている。なお、カバー部材16は、不透明であるが、内部を監視できるように半透明または透明としてもよい。
このように構成された計算機134は、図7に示すように、制御盤122(図10参照)に設けられた設置部材141に固定される。そして、筐体11の底板パネル部材28に設置部材141への取付部としての複数のねじ穴51が形成されている。そのため、計算機134(筐体11)は、設置部材141に載置された状態で、底板パネル部材28の下面が設置部材141の上面に密着し、下方から取付ねじ52が設置部材141を貫通して底板パネル部材28のねじ穴51に螺合することで、計算機134が設置部材141に固定されることとなる。このとき、取付板12と筐体11の底板パネル部材28との間に所定隙間Sが確保されていることで、取付ねじ52の先端部が取付板12に干渉することがない。
このような計算機134にて、電子部品14は、下枠24(下フレーム部材23)及び梁部材33,34に固定された取付板12に固定され、筐体11は、下面が設置部材141に密着した状態で複数の取付ねじ52により固定されることとなる。そのため、地震が発生しても、電子部品14は、設置部材141、つまり、制御盤122(図10参照)と一体に振動することとなり、単体で振動せずに耐震性が向上する。
また、外部接続ポート15は、カバー部材16に被覆された状態で、このカバー部材16が特殊ねじ44により筐体11に固定されることとなる。そのため、第3者が接続機器を外部接続ポート15に接続することが困難となり、安全性が向上する。
このように本実施形態のプラント用計算機にあっては、原子力発電プラントの計測制御室115に配置される計算機134であって、中空形状をなす筐体11と、筐体11の少なくとも一面に設けられる外部接続ポート15と、外部接続ポート15を被覆する着脱自在なカバー部材16と、カバー部材16を施錠するロック装置としての特殊ねじ44とを設けている。
従って、筐体11に設けられる外部接続ポート15は、カバー部材16により被覆され、カバー部材16が特殊ねじ44により筐体11に固定されることから、第3者が外部接続ポート15に容易に外部機器を接続することが困難となり、データの盗難を防止することで安全性を向上することができ、また、記録媒体を暗号化する必要もなく、操作性を向上することができる。
本実施形態のプラント用計算機では、筐体11内を仕切板13により第1室Aと第2室Bに区画し、第1室Aに電子部品14を収容し、第2室Bに外部接続ポート15を設け、第2室Bの開口部43にカバー部材16を装着可能としている。従って、外部接続ポート15だけを開口部43側に露出することができ、カバー部材16により外部接続ポート15だけを容易に被覆することができる。
本実施形態のプラント用計算機では、仕切板13と開口部43を対向して配置し、仕切板13に外部接続ポート15を装着すると共に、仕切板13と開口部43に装着されるカバー部材16を所定距離Lだけ離間して配置している。従って、カバー部材16に通気孔47が形成されているものの、カバー部材16から仕切板13まで所定距離Lだけ離間しているため、この通気孔47から外部接続ポート15へのアクセスが困難となり、安全性を確保することができる。
本実施形態のプラント用計算機では、カバー部材16に外部接続ポート15に接続する配線が挿通可能な挿通孔48,49を形成し、挿通孔48,49と外部接続ポート15とが対向しないように配置している。従って、挿通孔48,49に対向して外部接続ポート15がないことから、この挿通孔48,49から外部接続ポート15へのアクセスが困難となり、安全性を確保することができる。
本実施形態のプラント用計算機では、カバー部材16の外面部に電源スイッチ45を設けている。従って、電源スイッチ45の操作性を向上することができる。
本実施形態のプラント用計算機では、カバー部材16をロック装置としての特殊ねじ44により筐体11に固定している。従って、ロック装置を特殊ねじ44とすることで、簡単な方法で十分な安全性を確保することができる。
本実施形態のプラント用計算機では、筐体11の内部に取付板12を固定し、取付板12上に仕切板13を固定している。従って、仕切板13を容易に配置することができる。
本実施形態のプラント用計算機では、取付板12にプラント運転データを記憶する記憶装置としてのフラッシュメモリドライブ(SSD)14aを固定している。従って、このフラッシュメモリドライブ(SSD)14aを容易に配置することができる。
また、本実施形態のプラント用計算機では、原子力発電プラントの計測制御室115に配置される計算機134であって、棒状をなす複数のフレーム部材21,23,25により形成される枠体26と、枠体26の外側に固定することで中空形状をなす筐体11を形成する複数のパネル部材27,28,29,30と、筐体11の下部に互いに交差すると共に端部が下フレーム部材23に連結される複数の梁部材33,34と、筐体11の底板パネル部材28から所定隙間Sを空けて下フレーム部材23及び梁部材33,34に固定されると共に上面に電子部品14が固定される取付板12とを設けている。
従って、複数のフレーム部材21,23,25により枠体26を形成し、下フレーム部材23に複数の梁部材33,34を連結し、取付板12を底板パネル部材28から所定隙間Sを空けて下フレーム部材23及び梁部材33,34に固定し、上面に電子部品14を固定しており、電子部品14を筐体11内に強固に固定することができ、耐震性を向上することができ、電子部品14の十分な信頼性を確保することができる。
なお、上述した実施形態では、筐体11内を仕切板13により第1室Aと第2室Bに区画し、第1室Aに電子部品14を収容し、第2室Bに外部接続ポート15を設け、第2室Bの開口部43にカバー部材16を装着したが、この構成に限定されるものではない。筐体11内を仕切板により区画せずに筐体の一方側に電子部品14を配置し、他方側に外部接続ポート15を配置してもよい。
また、上述した実施形態では、外部接続ポート15が装着された仕切板13とカバー部材16とを所定距離Lだけ離間して配置したが、この構成に限定されるものではない。例えば、筐体の前面に外部接続ポートを設け、板形状をなすカバー部材により被覆するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、カバー部材16の外面部に電源スイッチ45を設けたが、電源スイッチ45を第1室Aや第2室Bに設けてもよい。
なお、上述した実施形態では、複数のフレーム部材21,23,25と複数のパネル部材27,28,29,30により筐体11を構成したが、この構成に限定されるものではない。
また、上述した実施形態では、計算機134を水平状態として下面を設置部材141に固定したが、計算機134を鉛直状態として下面(側面)を設置部材としての壁面に固定してもよい。
また、上述した実施形態では、本発明のプラント用計算機を、加圧水型原子炉を有する原子炉発電プラントに適用して説明したが、原子炉は、沸騰水型原子炉であってもよい。また、プラントは、原子力発電プラントに限定されるものではなく、火力発電プラントや水力発電プラントなどに適用することもできる。
11 筐体
12 取付板
13 仕切板
14 電子部品
15 外部接続ポート
16 カバー部材
43 開口部
44 特殊ねじ(ロック装置)
45 電源スイッチ
48,49 挿通孔
101 原子炉建屋
102 原子炉補助建屋
103 タービン建屋
111 原子炉格納容器
112 加圧水型原子炉
113 蒸気発生器
114 中央制御室
115 計測制御室
122,123 制御盤
134 計算機
A 第1室
B 第2室

Claims (6)

  1. プラントの計測制御室に配置される計算機であって、
    中空形状をなす筐体と、
    前記筐体の少なくとも一面に設けられる外部接続ポートと、
    前記外部接続ポートを被覆する着脱自在なカバー部材と、
    前記カバー部材を施錠するロック装置と、
    を有し、
    前記カバー部材は、前記外部接続ポートに接続する配線が挿通可能な挿通孔が形成され、前記挿通孔は、前記外部接続ポートに対向しない位置に形成される、
    ことを特徴とするプラント用計算機。
  2. プラントの計測制御室に配置される計算機であって、
    中空形状をなす筐体と、
    前記筐体の少なくとも一面に設けられる外部接続ポートと、
    前記外部接続ポートを被覆する着脱自在なカバー部材と、
    前記カバー部材を施錠するロック装置と、
    を有し、
    前記筐体は、仕切板により少なくとも第1室と第2室に区画され、前記第1室に電子部品が収容され、前記第2室に前記外部接続ポートが設けられ、前記第2室の開口部に前記カバー部材が装着可能であり、
    前記筐体は、内部に取付板が固定され、前記取付板上に前記仕切板が固定される、
    ことを特徴とするプラント用計算機。
  3. 前記取付板にプラント運転データを記憶する記憶装置が固定されることを特徴とする請求項2に記載のプラント用計算機。
  4. 前記仕切板と前記開口部が対向して配置され、前記仕切板に前記外部接続ポートが装着されると共に、前記仕切板と前記開口部に装着される前記カバー部材が所定距離だけ離間して配置されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のプラント用計算機。
  5. 前記カバー部材は、外面部に電源スイッチが設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のプラント用計算機。
  6. 前記カバー部材は、前記ロック装置としての特殊ねじにより前記筐体に固定されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のプラント用計算機。
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