JP6249709B2 - パワーアシストスーツ - Google Patents

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Description

本発明は、使用者の動作に応じて筋力を補助するパワーアシストスーツに関する。
パワーアシストスーツと呼ばれる装着型の運動補助装置がある(例えば、特許文献1)。パワーアシストスーツは、要介護者の補助、リハビリテーション、さらに重機が入り込めない狭い場所での重作業をするための力増幅装置としての適用可能性がある。このようなパワーアシストスーツは、空気圧、油圧又はモーター等のアクチュエータと、エンコーダ等のアクチュエータに付随するセンサと、装着者の動作を推定する力、筋電位又は加速度等のセンサとを備える。
特許第3950149号公報
パワーアシストスーツは、これを装着する使用者に付随させて動作させる装置であるため、使用者の動きを阻害するものであってはならない。パワーアシストスーツの用途として要介護者の補助が主であれば、パワーアシストスーツは車いすのように要介護者を運ぶ乗り物のように機能すればよい。しかし、パワーアシストスーツが、例えば、リハビリテーション又は力増幅器として用いられる場合、使用者の動きを阻害しないという要求は重要である。パワーアシストスーツの制御において、フィードバック制御系だけでは、パワーアシストスーツを装着した使用者の意図に対する遅れが発生するため、フィードフォワードの要素を持った制御が不可欠である。
特許文献1に記載されている技術は、歩行を振動子モデルの周期運動と仮定し、その動き目標軌道を生成してパワーアシストスーツの使用者の動的歩行動作を補助する。この技術は、歩行を振動子モデルの周期運動と仮定しているため、パワーアシストスーツの使用者の急激な動作変化に対して、速やかに対応することが困難である。
本発明は、パワーアシストスーツの使用者の急激な動作変化に対して、パワーアシストスーツの補助動作を速やかに対応させることを目的とする。
本発明は、複数のリンクが関節を介して連結され、使用者に装着されて前記使用者の筋力を補助するパワーアシストスーツであり、前記関節を介して連結された隣接する前記リンクの間でアシスト力を発生するアクチュエータと、外力を検出する荷重検出装置と、逆コンプライアンスと、前記荷重検出装置が検出した前記外力の値とから前記パワーアシストスーツの速度目標値を生成し、得られた前記速度目標値に基づいて前記アクチュエータの動作を制御する制御装置と、を含む、パワーアシストスーツである。この場合、制御装置は、前記外力を微分することによって得られた値、例えば時間による一階微分値を用い、かつコンプライアンス制御の逆特性を持たせた式に前記荷重検出装置が検出した外力を与えて速度目標値を生成し、これを前記関節の角速度に変換して、変換後の角速度に基づいて前記アクチュエータの動作を制御することができる。
このパワーアシストスーツは、制御装置がパワーアシストスーツを逆ばねのように作用させて、パワーアシストスーツを装着した使用者の動作を補助する。このようにすることで、このパワーアシストスーツは、使用者の急激な動作変化に対しても、補助動作を速やかに対応させることができる。
本発明は、複数のリンクが関節を介して連結され、使用者に装着されて前記使用者の筋力を補助するパワーアシストスーツであり、前記関節を介して連結された隣接する前記リンクの間でアシスト力を発生するアクチュエータと、外力を検出する荷重検出装置と、前記荷重検出装置が検出した前記外力を、低周波数帯域に微分特性を有するフィルタを通過させ、前記フィルタの出力と逆コンプライアンスとから前記パワーアシストスーツの速度目標値を生成し、これを前記関節の角速度に変換して、変換後の角速度に基づいて前記アクチュエータの動作を制御する制御装置と、を含む、パワーアシストスーツである。
このパワーアシストスーツは、使用者の急激な動作変化に対しても、補助動作を速やかに対応させることができるとともに、微分型フィルタにより外力のノイズを低減できる。さらに、微分型フィルタにより、このパワーアシストスーツを装着した使用者は、パワーアシストスーツが適切な補助をしていると体感することができる。
前記フィルタは、高周波を遮断するローパス特性をさらに有することが好ましい。このようにすることで、パワーアシストスーツは、高い周波数における信号に対して、過剰に反応することを抑制できる。
前記荷重検出装置は、力を検出する複数の検出部を有することが好ましい。このような検出部は、通常薄型かつ軽量であるので、パワーアシストスーツ10を小型かつ軽量化することができる。
前記制御装置は、複数の前記検出部から得られる複数の検出値から前記外力Fの変動を求め、得られた前記外力Fの変動から前記速度目標値VR_fwを生成することが好ましい。このようにすれば、例えば、パワーアシストスーツの使用者が歩行するときにおいて、集中荷重が爪先側から踵側に抜ける事象を利用して、使用者がパワーアシストスーツの補助を体感できるようにすることもできる。
本発明は、パワーアシストスーツの使用者の急激な動作変化に対して、パワーアシストスーツの補助動作を速やかに対応させることができる。
図1は、本実施形態に係る補助装置としてのパワーアシストスーツを表す概略図である。 図2は、本実施形態に係るパワーアシストスーツの装着状態を表す正面図である。 図3は、本実施形態に係るパワーアシストスーツの装着状態を表す側面図である。 図4は、本実施形態に係るパワーアシストスーツの制御装置を示すブロック図である。 図5は、パワーアシストスーツの外力と座標系とを示す図である。 図6は、変形例に係るパワーアシストスーツの制御装置を示すブロック図である。 図7は、本実施形態の変形例に係るパワーアシストスーツが備える微分型フィルタの特性の一例を示す図である。 図8は、荷重検出装置の一例を示す図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る補助装置としてのパワーアシストスーツを表す概略図である。図2は、本実施形態に係るパワーアシストスーツの装着状態を表す正面図である。図3は、本実施形態に係るパワーアシストスーツの装着状態を表す側面図である。
<パワーアシストスーツの概略>
パワーアシストスーツ10は、複数のリンクが関節を介して連結され、使用者に装着されて使用者の筋力を補助する装置である。図1から図3に示すように、パワーアシストスーツ10は、使用者の腰に装着される腰パーツ11と、肩に装着される肩パーツ12と、脚に装着される脚パーツ13A、13Bとを有している。
腰パーツ11は、腰装着部21と、給電装置22と、大腿駆動機構23A、23Bとを有する。腰装着部21は、パワーアシストスーツ10の使用者、すなわちパワーアシストスーツを装着する者(装着者)の腰の周囲に位置するように形成された、C形リング形状の部材である。給電装置22は、腰装着部21に取り付けられており、使用者の背中側に配置される。
給電装置22は、パワーアシストスーツ10が備える制御装置1及びアクチュエータ等の機器類に電力を供給する装置である。本実施形態において、給電装置22は、パワーアシストスーツ10の外部の電源22Bから、電線22Cを介して電力の供給を受ける。給電装置22は、外部の電源22Bからの電力を、パワーアシストスーツ10が備える機器類に適した電圧等に変換してこれらに供給する。外部の電源22Bは、例えば、AC(Alternating Current)電源である。給電装置22は外部の電源22Bから電力の供給を受ける装置に限定されるものではなく、例えば、パワーアシストスーツ10に搭載される蓄電器から電力の供給を受ける装置であってもよい。
大腿駆動機構23A、23Bは、腰装着部21の下方に連結されており、それぞれ使用者の左右の側部に配置されている。大腿駆動機構23A、23Bは、パワーアシストスーツ10の関節に相当する。大腿駆動機構23Aは、脚パーツ13A、13Bの大腿装着部41Aを腰装着部21に対して所定の軸線Ywlの周りを回動させることで、左脚の大腿の動作に応じて筋力を補助するものである。大腿駆動機構23Bは、脚パーツ13Aの大腿装着部41Bを腰装着部21に対して所定の軸線Ywrの周りを回動させることで、右脚の大腿の動作に応じて筋力を補助するものである。
肩パーツ12は、背装着部31と、使用者の左右の肩に掛止するように配置される左肩装着部32A及び右肩装着部32Bとを有する。左肩装着部32A及び右肩装着部32Bは、使用者の背中側に配置される背装着部31によって腰パーツ11の腰装着部21に連結されている。
脚パーツ13A、13Bは、左脚及び右脚に対応して配置されている。左脚に対応する脚パーツ13Aは、大腿装着部41Aと、下腿装着部42Aと、足装着部43Aと、下腿駆動機構45Aと、脚駆動制御装置46Aとを有する。
大腿装着部41Aは、使用者の左脚の大腿に沿って配置され、下腿装着部42Aは、使用者の左脚の下腿に沿って配置される。大腿装着部41A及び下腿装着部42Aは、パワーアシストスーツ10のリンクに相当する。大腿装着部41Aの一端部は、腰パーツ11の腰装着部21に回動可能に連結されている。下腿装着部42Aの一端部は、大腿装着部41Aの他端部に回動可能に連結されており、下腿装着部42Aの他端部は、回動軸47Aにより足装着部43Aに回動可能に連結されている。足装着部43Aは、使用者の左足部(左足首から下の部分)に装着される靴部である。回動軸47Aはパワーアシストスーツ10の関節に相当し、足装着部43Aはパワーアシストスーツ10のリンクに相当する。
下腿駆動機構45Aは、大腿装着部41Aの他端部に取り付けられている。下腿駆動機構45Aは、下腿駆動機構45Aを大腿装着部41Aに対して所定の軸線Ynlの周りを回動させることで、筋力を補助する。下腿駆動機構45Aは、パワーアシストスーツ10の関節に相当する。脚駆動制御装置46Aは、大腿装着部41Aに取り付けられており、大腿駆動機構23A及び下腿駆動機構45Aの動作を制御する。脚駆動制御装置46A、大腿駆動機構23A及び下腿駆動機構45Aは、給電装置22から電力が供給される。
右脚に対応する脚パーツ13Bは、脚パーツAと同様に、大腿装着部41Bと、下腿装着部42Bと、足装着部43Bと、下腿駆動機構45Bと、脚駆動制御装置46Bとを有する。
大腿装着部41Bは、使用者の右脚の大腿に沿って配置され、下腿装着部42Bは、使用者の右脚の下腿に沿って配置される。大腿装着部41B及び下腿装着部42Bは、パワーアシストスーツ10のリンクに相当する。大腿装着部41Bの一端部は、腰パーツ11の腰装着部21に回動可能に連結されている。下腿装着部42Bの一端部は、大腿装着部41Bの他端部に回動可能に連結されており、下腿装着部42Bの他端部は、回動軸47Bにより足装着部43Bに回動可能に連結されている。足装着部43Bは、使用者の右足部(右足首から下の部分)に装着される靴部として形成されている。回動軸47Bはパワーアシストスーツ10の関節に相当し、足装着部43Bはパワーアシストスーツ10のリンクに相当する。
下腿駆動機構45Bは、大腿装着部41Bの他端部に取り付けられている。下腿駆動機構45Bは、下腿駆動機構45Bを大腿装着部41Bに対して所定の軸線Ynrの周りを回動させることで、筋力を補助するものである。下腿駆動機構45Bは、パワーアシストスーツ10の関節に相当する。脚駆動制御装置46Bは、大腿装着部41Bに取り付けられており、大腿駆動機構23B及び下腿駆動機構45Bの動作を制御する。脚駆動制御装置46B、大腿駆動機構23B及び下腿駆動機構45Bは、給電装置22から電力が供給される。
大腿駆動機構23A、23B及び下腿駆動機構45A、45Bは、それぞれアクチュエータを備えている。本実施形態において、これらが備えるアクチュエータは電動機であるが、これに限定されない。本実施形態において、それぞれの脚パーツ13A、13Bは、大腿駆動機構23A、23B及び下腿駆動機構45A、45Bを備えているので、制御軸は2軸である。本実施形態において、パワーアシストスーツ10が備える制御軸は、1つの脚パーツ13A又は脚パーツ13Bあたりにおいて2軸に限定されるものではない。
図2に示すように、足装着部43Aの底部には、荷重検出装置44Aが設けられている。また、足装着部43Bの底部には、荷重検出装置44Bが設けられている。荷重検出装置44A、44Bは、足装着部43A、43Bに作用する荷重を検出する。本実施形態において、荷重検出装置44A、44Bは、例えば、6軸のロードセルであるが、これに限定されるものではない。以下において、荷重検出装置44A、44Bを区別しない場合、適宜荷重検出装置44という。
本実施形態において、背装着部31の背面には、制御装置1が設けられている。制御装置1は、例えば、マイクロコンピュータである。制御装置1は、荷重検出装置44A、44Bの検出値に基づいて、大腿駆動機構23A、23B及び下腿駆動機構45A、45Bの動作を制御する。脚駆動制御装置45A、45Bは、制御装置1からの指令に基づいて、大腿駆動機構23A、23Bのアクチュエータ及び下腿駆動機構45A、45Bのアクチュエータを駆動する。本実施形態において、脚駆動制御装置45A、45Bは、電動機を制御するモータードライバである。次に、制御装置1について説明する。
<制御装置1について>
図4は、本実施形態に係るパワーアシストスーツの制御装置を示すブロック図である。図5は、パワーアシストスーツの外力と座標系とを示す図である。制御装置1は、例えば、パワーアシストスーツ10の使用者が力を出すきっかけに反応して、パワーアシストスーツ10にアシスト力を発生させる力制御を実現する。使用者が踏ん張ると、荷重検出装置としての荷重検出装置44が増加した荷重を外力Fとして検出する。制御装置1は、荷重検出装置44の検出結果に基づき、使用者の脚が伸びる方向にパワーアシストスーツ10を動作させる。使用者が脚を上げると荷重検出装置44が荷重の減少を検知し、制御装置1は、使用者の脚が縮む方向にパワーアシストスーツ10を動作させる。このように、制御装置1は、パワーアシストスーツ10を逆ばねのように作用させて、使用者の動作及び筋力を補助する。
制御装置1は、第1制御部1Aと、第2制御部1Cとを含む。第1制御部1Aは、パワーアシストスーツ10の自重を受け持つ制御及びパワーアシストスーツ10の使用者の脚に作用する負荷を補助する制御を実現する制御等を実行する。後者の制御は、例えば、パワーアシストスーツ10の使用者が物体を持つ際に、物体の質量による負荷をパワーアシストスーツ10のリンク機構で受ける制御である。
第2制御部(以下、非定位性逆コンプライアンス制御部という)1Cは、荷重検出装置44が検出した外力Fを入力値として、パワーアシストスーツ10の各関節の角速度指令値dθRm_rを生成する。非定位性逆コンプライアンス制御部1Cが出力した角速度指令値dθRm_rは、速度制限部(SFlim)108により、パワーアシストスーツ10の動作の制限を超えないように、必要に応じて制限が与えられる。速度制限部(SFlim)108の出力は、大腿駆動機構23A、23B及び下腿駆動機構45A、45Bの電動機に対する角速度指令値dθRm_rとなる。制御装置1の下位にはサーボコントローラが配置されており、このサーボコントローラが角速度のフィードバック制御を行うことによって、角速度指令値dθRm_rが実現される。
非定位性逆コンプライアンス制御部1Cは、バンドパスフィルタ(BPF)101と、座標変換部(EX)102と、微分部103と、速度変換部(K−1)104と、角速度変換部(J−1(θ))105と、異常判定部(Vlim)107とを含む。荷重検出装置44が検出した外力Fは、バンドパスフィルタ101に入力される。荷重検出装置44は、並進力、可能であればモーメントを検出する。荷重検出装置44が検出した外力Fの次元は特に限定されるものではない。本実施形態では、例えば、外力Fを6次元(x、y、z、θx、θy、θz)としているが、6次元よりも小さく(例えば、2次元(x、z))してもよい。
バンドパスフィルタ101は、荷重検出装置44が検出した外力Fから、高周波ノイズ及び低周波ノイズを除去する。バンドパスフィルタ101の出力は、座標変換部102に入力される。
荷重検出装置44が検出した外力Fは、図5に示すように、荷重検出装置44の位置における座標系(xc、yc、zc)に属する。座標変換部102は、荷重検出装置44の位置における座標系に属する外力Fを、パワーアシストスーツ10の中心座標(xm、ym、zm)に作用する力に座標変換する。荷重検出装置44がモーメントMcを検出していれば、座標変換部102は、このモーメントMcも、パワーアシストスーツ10の中心座標に作用するモーメントMmに座標変換する。
座標変換された外力Fは、座標変換部102から微分部103に入力される。微分部103は、座標変換された外力Fを時間tで一階微分して出力する。微分部103の出力は、速度変換部104に入力される。速度変換部104は、微分部103の出力、すなわち外力Fの一階微分値d(F)/dtに、パワーアシストスーツ10に作用させたいコンプライアンスK−1を乗じて、パワーアシストスーツ10の中心座標(xm、ym、zm)周りにおける速度目標値VR_fwを得る。
微分部103及び速度変換部104の処理は、式(1)によって表現できる。式(1)は、いわゆるフックの法則を示す式(2)の両辺を時間tで一階微分することによって得られる。式(1)は、速度目標値VR_fwを逆ばねの特性で表現したものである。式(2)は、逆ばねの特性とするため、コンプライアンスK−1の頭に負の符号を付すことにより、コンプライアンスK−1の符号を反転させている。式(1)及び式(2)中のK−1はパワーアシストスーツ10に作用させたいコンプライアンス(単位はm/N)、FR_rはパワーアシストスーツ10の力目標値、Fはパワーアシストスーツ10に作用する外力(荷重)、XR_fwはパワーアシストスーツ10の位置目標値である。これらは、いずれもベクトルである。
Figure 0006249709
Figure 0006249709
式(1)には、パワーアシストスーツ10の力目標値FR_rが含まれるが、パワーアシストスーツ10がこれを装着した使用者の補助のみをする場合、力目標値FR_rは0である。例えば、使用者が壁を所定の力で押すような場合、パワーアシストスーツ10の力目標値FR_rが式(1)に与えられる。力目標値FR_rが0である場合、式(1)は、式(3)のようになる。
Figure 0006249709
制御装置1は、コンプライアンス制御を利用してパワーアシストスーツ10の動作を制御する。通常のコンプライアンス制御は、静止状態において力の釣合いが取れている場合、その緩衝箇所にあたかもバネが介在するかのようにふるまう。しかし、パワーアシストスーツ10は、マスター・スレーブ型の力増幅装置であり、この逆に制御される必要がある。例えば、使用者が踏ん張ったら、パワーアシストスーツ10は伸展方向に動作することで操作者以上に踏ん張って補助しなければならない。これは一見不安定バネとなるが、パワーアシストスーツ10は、使用者が介在することで、トータルシステムとしては安定化が保たれる。
パワーアシストスーツ10の制御において、厳密な定位性は不要である。使用者の体格等に応じて到達させたい位置目標は異なるためである。一方、バネとして制御を定義すると位置拘束となり、パワーアシストスーツ10を装着した使用者の意図と異なる動作に対して剛性を持った動きになる可能性がある。そこで、力の入力に対してパワーアシストスーツ10の足先の絶対的な位置が決まらないように、非定位性にする。すなわち、制御装置1は、図4に示すように、位置制御ループを有していない。
パワーアシストスーツ10は、使用者が任意の位置姿勢で発した力の方向に対し、先んじてリンクを動かすことにより、使用者の動的動作を補助することができる。そこで、前述した式(2)を一階微分する。
角速度変換部105は、速度変換部104が生成した速度目標値VR_fwを、パワーアシストスーツ10の各関節の角速度θ’に変換する。パワーアシストスーツ10の中心座標における位置xの一階微分値、すなわち速度x’と、パワーアシストスーツ10の各関節における角度θの一階微分値、すなわち角速度θ’とは、ヤコビ行列Jを用いて式(4)のように表現される。速度x’及び関節の角角度θ’は、いずれもベクトルである。
Figure 0006249709
式(4)の速度x’は速度目標値VR_fwに対応するので、式(5)が得られる。式(5)で示すように、速度目標値VR_fwは、各関節の角速度θ’とヤコビ行列Jとを用いて表すことができる。式(5)の両辺の左側から、ヤコビ行列Jの逆行列J−1を乗じることにより、式(6)が得られる。式(6)に示すように、パワーアシストスーツ10の中心座標(xm、ym、zm)周りにおける速度目標値VR_fwは、ヤコビ行列Jの逆行列J−1を用いて、パワーアシストスーツ10の各関節の角速度θ’に変換される。パワーアシストスーツ10の各関節は、角速度θ’にしたがって動作する。
Figure 0006249709
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角速度変換部105は、生成した角速度θ’を異常判定部107に出力する。異常判定部107は、角速度変換部105からの出力に異常がないかを判定する。例えば、角速度変換部105からの出力が、大腿駆動機構23A、23B及び下腿駆動機構45A、45Bが備える電動機の許容値を超えるような場合、異常判定部107は異常であると判定して、パワーアシストスーツ10による使用者の補助を中止する。
異常判定部107は、角速度変換部105からの出力に異常がないと判定したら、角速度変換部105からの出力を、速度制限部108に与える。速度制限部108は、角速度変換部105からの出力に対して、必要に応じて制限を与えてから、図1及び図2に示す脚駆動制御装置46A、46Bに出力する。速度制限部108からの出力は、大腿駆動機構23A、23B及び下腿駆動機構45A、45Bの電動機に対する角速度指令値dθRm_rである。脚駆動制御装置46A、46Bは、角速度指令値dθRm_rに基づいて、大腿駆動機構23A、23B及び下腿駆動機構45A、45Bの少なくとも一方が備える電動機を駆動する。電動機は、角速度指令値dθRm_rに基づいて動作することにより、パワーアシストスーツ10の各関節が角速度指令値dθRm_rにしたがって動作する。
このように、制御装置1は、速度目標値VR_fwと、逆コンプライアンス−K−1と、外力Fの微分値(一階微分値)との関係を示す関係式(式(1)又は式(3))に、荷重検出装置44が検出した外力Fを与えて速度目標値VR_fwを生成する。制御装置1は、速度目標値VR_fwに基づいて、パワーアシストスーツ10が備えるアクチュエータの動作を制御する。具体的には、制御装置1は、生成した速度目標値VR_fwを、パワーアシストスーツ10の関節の角速度dθR_rに変換し、この角速度dθR_rに基づいて、パワーアシストスーツ10が備えるアクチュエータの動作を制御する。
例えば、パワーアシストスーツ10が、リハビリテーションに用いられる軽量型のものであれば、制御装置1は、非定位性逆コンプライアンス制御部1Cが生成した角速度dθR_rに基づく角速度指令値dθRm_rのみを制御指令として、パワーアシストスーツ10が備えるアクチュエータの動作を制御することができる。パワーアシストスーツ10の機構の質量が無視できない程度に大きい場合、制御装置1は、機構の重力補償及び機構の慣性を、自重補償部1Bによってフィードフォワード補償制御することが好ましい。さらに、制御装置1は、例えば、自身が保持している物体を支持するための制御を実行してもよい。
制御装置1は、前述した制御により、パワーアシストスーツ10を逆ばねのように作用させて、パワーアシストスーツ10を装着した使用者の動作をアシストする。このようにすることで、制御装置1は、パワーアシストスーツの使用者の急激な動作変化に対して、パワーアシストスーツの補助動作を速やかに対応させることができる。また、制御装置1は、位置制御ループを有さず、非定位性とすることにより、外力Fの入力に対して、パワーアシストスーツ10の足先の絶対位置が定まらないようにする。このような制御により、パワーアシストスーツ10の動作が使用者に違和感を与える可能性を低減できる。次に、本実施形態の変形例を説明する。
<変形例>
図6は、変形例に係るパワーアシストスーツの制御装置を示すブロック図である。本変形例の制御装置1aは、非定位性逆コンプライアンス制御部1Caが、前述した微分部103の代わりに、微分型のフィルタ(以下、適宜、微分型フィルタという)106を備える点が異なる。制御装置1a及び非定位性逆コンプライアンス制御部1Caの他の構成は、前述した制御装置1及び非定位性逆コンプライアンス制御部1Cと同様である。
制御装置1は、式(1)に荷重検出装置44が検出した外力Fを与えて、パワーアシストスーツ10の動作を制御している。式(1)には、荷重検出装置44が検出した外力Fの一階微分値が用いられる。制御装置1の速度変換部104は、外力Fの一階微分値を用いて速度目標値VR_fwを生成するため、速度目標値VR_fwは、外力Fに含まれるノイズの影響を受けやすい。このため、図6に示すような微分型フィルタ106を用いて、外力Fに含まれるノイズを除去する。この微分型フィルタ106は、低周波数帯域のみ微分特性を有している。
非定位性逆コンプライアンス制御部1Caが備える微分型フィルタ106及び速度変換部104の処理は、式(7)によって表現できる。式(7)で示す符号fは、微分型フィルタ106を示す。符号fは、微分型フィルタ106が、(FR_r−F)を微分(一階微分)して出力することを示している。式(7)には、パワーアシストスーツ10の力目標値FR_rが含まれるが、パワーアシストスーツ10がこれを装着した使用者の補助のみをする場合、力目標値FR_rは0である。例えば、使用者が壁を所定の力で押すような場合、パワーアシストスーツ10の力目標値FR_rが式(7)に与えられる。力目標値FR_rが0である場合、式(7)は、式(8)のようになる。
Figure 0006249709
Figure 0006249709
本実施形態において、微分型フィルタ106が有する特性は、微分特性及びローパスフィルタ特性である。これに、パワーアシストスーツ10の機械系の応答性を考慮して、微分型フィルタ106のパラメータが決定される。完全微分を目指して微分特性を強くし過ぎると、パワーアシストスーツ10の機械系が応答できなくなるため、使用者は、パワーアシストスーツ10に補助されているようには感じないことがある。このため、微分特性を適宜弱めることが好ましい。
図7は、本実施形態の変形例に係るパワーアシストスーツが備える微分型フィルタの特性の一例を示す図である。図7の縦軸は微分型フィルタ106のゲインGN、横軸は周波数frである。制御装置1aが備える微分型フィルタ106の一例として、2次/2字型のフィルタがある。この2次/2字型のフィルタは、例えば、図7に示すように、周波数f1以下までは微分特性DFを有し、周波数f2以上はローパスフィルタ特性LPFを有している。図7に示すような特性を有する2次/2字型のフィルタの連続系伝達関数G(s)は、式(9)で表される。
Figure 0006249709
パワーアシストスーツ10の動作を制御する帯域の目標をfrtとする。この間は、概ね微分特性を持たせたいので、仮にf1をfrtよりも小さい所定の値とし、f2をfrtよりも大きい所定の値とする。このようにパラメータが設定された微分型フィルタ106は、概ねfrtHzまでは微分特性を有しつつ、高い周波数における信号に過剰反応しないようローパスフィルタ特性を有する特性になる。この微分型フィルタ106は、例えば、ステップ入力に対して、所定の第1期間は入力を倍増する出力を発生させ、第1期間経過後における第2期間においては出力をほぼ0にする。仮に出力を持続させるには、f1を小さくすればよい。ステップ入力に対する微分型フィルタ106の出力の最大値が小さくなる場合において、これを大きくするにはf2を大きくすればよい。微分型フィルタ106のゲインGNは、例えば、ステップ入力に対する微分型フィルタ106の応答特性に基づいて決定することができる。
微分型フィルタ106を用いる場合、周波数f1、f2及びゲインGN等といった微分型フィルタ106のパラメータを調整して、微分特性及びローパスフィルタ特性を調整することにより、パワーアシストスーツ10の特性及び使用者の体感を制御に反映させることができる。また、乗り心地のような体感フィルタも存在しており、人の感じやすさを周波数特性で表現することも可能である。このような周波数特性を考慮して、微分型フィルタ106のパラメータを決定することにより、パワーアシストスーツ10のアクチュエータの無駄な動作を抑制できる。その結果、微分型フィルタ106が用いられることにより、制御装置1は、最小の制御出力で最大の補助効果を生み出すこともできる。
<荷重検出装置の一例>
前述した制御装置1、1aがパワーアシストスーツ10を制御する場合、前述した荷重検出装置44が荷重、すなわち外力Fの変動を検知する必要がある。このため、荷重検出装置44は、使用者の体重のすべてを支持するだけの容量が必要になる。このような荷重検出装置44は、大型であり、パワーアシストスーツ10の質量の増加を招く可能性がある。
図8は、荷重検出装置の一例を示す図である。図8に示す荷重検出装置44Gは、力を検出する複数の検出部44cを用いて荷重の分布、すなわち外力Fの分布を検出することができる。検出部44cとしては、例えば、感圧センサを用いることができる。このような荷重検出装置44Gは、薄型かつ軽量である。本実施形態においては、荷重、すなわち外力Fの変動を検知し、それを信号処理することで使用者の動作を先読みするものである。このため、制御装置1、1aは、必ずしも使用者の荷重の絶対値を用いる必要はない。
例えば、図8に示す荷重検出装置44Gの複数の検出部44cを、足裏の中敷きに埋設する。そして、荷重検出装置44Gは、複数の検出部44cを用いてX方向、Y方向及びZ方向における荷重、すなわち外力Fの変化を検出する。例えば、制御装置1、1aは、このようにして得られたX方向、Y方向及びZ方向における外力Fの変化を式(1)又は式(7)に与えることにより、速度目標値VR_fwを生成する。
制御装置1、1aは、例えば、パワーアシストスーツ10の重心の位置を時々刻々導出し、その変化からXY平面(地面)における外力Fの変化(荷重変化)を導出する。Z軸における荷重変化は、各検出部44cが検出した荷重の総和を用いることが適切である。この他にも、制御装置1、1aは、例えば、荷重の集中箇所によって重みを付けるように処理してもよい。例えば、歩行時に集中荷重が爪先側TPから踵側HLに抜ける事象を利用して、パワーアシストスーツ10の使用者が歩行するときにおいて、パワーアシストスーツ10の補助を体感できるようにすることもできる。
図4に示す制御装置1が前述した式(1)に外力Fを与えたり、図6に示す制御装置1aが式(7)に外力Fを与えたりして速度目標値VR_fwを生成する場合において、荷重検出装置44Gが備える複数の検出部44cから外力Fを求めるにあたり、制御装置1、1aは、それぞれの検出部44cが検出した値に重みを付けて処理してもよい。このようにすれば、歩行及び屈伸又はこれら以外の動作等の特徴的な荷重変動に対して、より効果的に使用者が作り出そうとする動作のきっかけを補助できる。
以上、本実施形態及びその変形例は、人が作りだす動作の剛性に対して小さい逆ばね特性を持たせた制御則を適用することで、パワーアシストスーツ10を装着した使用者の動きを助長するような、動的な補助動作を実現できる。
また、本実施形態は、式(2)を一階微分して得られた式(1)に基づいてパワーアシストスーツ10を制御し、変形例は、微分特性を持たせたフィルタを含む式(7)に基づいてパワーアシストスーツ10を制御する。このようにすることで、定位性を持たせないようにすることができる。その結果、本実施形態は、位置拘束をなくして使用者に与える違和感を低減することができる。
また、本実施形態は、式(2)を一階微分して得られた式(1)に基づいてパワーアシストスーツ10を制御し、変形例は、微分特性を持たせたフィルタを含む式(7)に基づいてパワーアシストスーツ10を制御する。このようにすることで、パワーアシストスーツ10の使用者が意図的に力を込めたり、抜いたりといったきっかけの動作を行うことに対して、パワーアシストスーツ10の補助動作が忠実に行われる。その結果、制御装置1は、パワーアシストスーツ10を装着した使用者の意思に先んじてパワーアシストスーツ10が動作しているかのように制御することができる。
前述した内容により本実施形態及びその変形例が限定されるものではない。また、前述した本実施形態及びその変形例の構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。また、本実施形態及びその変形例の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換及び変更を行うことができる。
1 制御装置
1A 第1制御部
1C 第2制御部(非定位性逆コンプライアンス制御部)
10 パワーアシストスーツ
11 腰パーツ
12 肩パーツ
13A、13B 脚パーツ
21 腰装着部
22 給電装置
22B 電源
22C 電線
23A、23B 大腿駆動機構
31 背装着部
32A 左肩装着部
32B 右肩装着部
41A、41B 大腿装着部
42A、42B 下腿装着部
43A、43B 足装着部
44、44A、44B、44G 荷重検出装置
44c 検出部
45A、45B 下腿駆動機構
46A、46B 脚駆動制御装置
47A、47B 回動軸
101 バンドパスフィルタ
102 座標変換部
103 微分部
104 速度変換部
105 角速度変換部
106 微分型フィルタ
107 異常判定部
108 速度制限部

Claims (6)

  1. 複数のリンクが関節を介して連結され、使用者に装着されて前記使用者の筋力を補助するパワーアシストスーツであり、
    前記関節を介して連結された隣接する前記リンクの間でアシスト力を発生するアクチュエータと、
    外力を検出する荷重検出装置と、
    記荷重検出装置が検出した前記外力を微分することによって得られた値を、コンプライアンス制御の逆特性を持たせた式に与えて前記パワーアシストスーツの速度目標値を生成し、得られた前記速度目標値に基づいて前記アクチュエータの動作を制御する制御装置と、
    を含む、パワーアシストスーツ。
  2. 前記微分値は、時間による一階微分値である、請求項1に記載のパワーアシストスーツ。
  3. 複数のリンクが関節を介して連結され、使用者に装着されて前記使用者の筋力を補助するパワーアシストスーツであり、
    前記関節を介して連結された隣接する前記リンクの間でアシスト力を発生するアクチュエータと、
    外力を検出する荷重検出装置と、
    前記荷重検出装置が検出した前記外力を、低周波数帯域に微分特性を有するフィルタを通過させ出力を、コンプライアンス制御の逆特性を持たせた式に与えて前記パワーアシストスーツの速度目標値を生成し、これを前記関節の角速度に変換して、変換後の角速度に基づいて前記アクチュエータの動作を制御する制御装置と、
    を含む、パワーアシストスーツ。
  4. 前記フィルタは、高周波を遮断するローパス特性をさらに有する、請求項に記載のパワーアシストスーツ。
  5. 前記荷重検出装置は、力を検出する複数の検出部を有する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載のパワーアシストスーツ。
  6. 前記制御装置は、複数の前記検出部から得られる複数の検出値から前記外力の変動を求め、得られた前記外力の変動から前記速度目標値を生成する、請求項に記載のパワーアシストスーツ。
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