JP6247637B2 - マルチ二次元の予め曲がったロータリー歯内治療用やすり - Google Patents

マルチ二次元の予め曲がったロータリー歯内治療用やすり Download PDF

Info

Publication number
JP6247637B2
JP6247637B2 JP2014553463A JP2014553463A JP6247637B2 JP 6247637 B2 JP6247637 B2 JP 6247637B2 JP 2014553463 A JP2014553463 A JP 2014553463A JP 2014553463 A JP2014553463 A JP 2014553463A JP 6247637 B2 JP6247637 B2 JP 6247637B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curved
tip
endodontic
tip portion
working length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014553463A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015503997A (ja
Inventor
ウィリアム・ビー・ジョンソン
Original Assignee
ウィリアム・ビー・ジョンソン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウィリアム・ビー・ジョンソン filed Critical ウィリアム・ビー・ジョンソン
Publication of JP2015503997A publication Critical patent/JP2015503997A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6247637B2 publication Critical patent/JP6247637B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/40Implements for surgical treatment of the roots or nerves of the teeth; Nerve needles; Methods or instruments for medication of the roots
    • A61C5/42Files for root canals; Handgrips or guiding means therefor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

本発明は、概ね、その作動部分がニッケル−チタン合金などの形状記憶材料で作られた、ロータリーハンドピースに使用されるように設計された歯内治療用やすり(ファイル)に関する。より具体的には、本発明は、先の曲がったロータリー歯内治療用やすりに関する。
手動ハンドやすりとしての使用を意図し、ステンレス鋼で作られた歯内治療用やすりは、ほとんどの場合、先が湾曲している。しかしながら、このタイプのやすりは、根管壁へ切り込むあるいは切断するためにハンドピースに使用されることができなかった。切断方向とは反対の方向に回転されるとき、やすりは、変形して真っ直ぐになる傾向がある。
ロータリーハンドピースでの使用を意図し、ニッケル−チタン合金などの形状記憶材料で作られた歯内治療用やすりは、先の湾曲を利用しない。このタイプのやすりは、やすりの長手軸線に対してその作動又は作動の長さ全体に沿って“純正”であるように又は真っ直ぐであるように設計される。そのやすりの形状記憶特性は、やすりが高い柔軟性と高い強度を組み合わせることを可能にし、やすりが歯の根管の湾曲部を通過するのを可能とする。しかしながら、そのやすりは、頻繁に、これらの湾曲部を横切るさらにやすり自体を真っ直ぐにすることを必要とし、従って、内側の湾曲部を犠牲にして根管壁の外側湾曲部に対してやすりの作動部分を常に押し付ける。やすりによって経験されたねじり力は、やすりによって発生した摩擦熱と共に、やすりの作動部分の長さの表面積が根管壁と接触する際に増加する。従って、根管壁の湾曲部が不規則である傾向があるので、やすりは、突起部にぶつかり、根管壁に巻き付けられあるいは根管壁を切断し、その湾曲部から外れ、独自の通路を形成し始める。短い半径曲率は、長い半径曲率よりも、上記に関してより問題である傾向がある。
ステンレス鋼やすりによって経験された破損問題を排除した形状記憶及びステンレス鋼やすりは、可撓性でないために、先が湾曲しなければならなかった。(しかしながら、先が湾曲したステンレス鋼やすりは、根管の直線部分を横断するときに圧縮されると、不可逆的に真っ直ぐになる傾向があった。)形状記憶歯内治療用やすりの湾曲を意図的に形成することは、形状記憶材料が最初の場所での使用に好ましいというもっともな理由に反対する。しかしながら、米国特許第5842861号は、形状記憶材料から作られると共にやすりの最後の三分の一に先の湾曲部又は“フック”を有する、一組のやすりを開示する。端部のフックは、“特に根管がかなり紆余曲折的に曲がっているあるいはねじれている場合に、根管の先端領域に入ったやすりを指示するのが簡単である。” 一組のやすりの予め曲がったやすりの各々は、根管の先端領域の所望の形状が達成されることができるように異なる湾曲度を有する。
本発明に従って製造された、改善されたロータリー歯内治療用器具又はやすり(ファイル)は、形状記憶材料で作られた作動長さを有し、複数の湾曲を有する予め湾曲した先端部分を含む。予め湾曲した先端部分は、歯内治療用器具の先端部分から測定された作動長さの約三分の一乃至4分の一で始まる。二つ以上の湾曲部が先端部分に提供され、少なくとも二つの湾曲部が異なる平面内にある。
本発明の目的は、改善されたロータリー歯内治療用やすりを提供することであり、ロータリー歯内治療用やすりは、歯の根管の壁を断続的に検索し、根管の中に入って作動する際に、やすりにかけられるトルクを劇的に減少し、同時に、切断及び削り効率を維持し、根管の壁の横方向の三角州(デルタ)タイプの開口及び根管の湾曲部を検索し、あらゆる出くわした突起部に対して自由になり、やすりが根管の湾曲部から離れるのを許容せず、新規な(望ましくない)開口を形成するのを許容しない。
図1は、本発明に従って製造された、(すなわち、作動長さの最後の三分の一乃至四分の一で始まる)やすりの先端部分に沿って60度乃至75度の第1の湾曲を有する、予め湾曲したロータリー歯内治療用やすりの図である。 図2は、本発明に従って製造された予め湾曲したロータリー歯内治療用やすりの別の好適な実施形態の図である。そのやすりは、やすりの先端部分に沿って約30度乃至45度の範囲の第1の湾曲を有する。 図3は、図2の断面線3−3に沿って切り取られた図2のやすりの図である。やすりは、約30度乃至45度の範囲(図1に示されるように75度と同じくらいの高度にすることができる)の第1の湾曲と、第1の湾曲を含む平面に対して約90度に配置された平面にある第2の予め湾曲した部分を含む。 図4は、根管内で回転して下方に進んで作動するときの、図2のやすりの図である。やすりの先端の湾曲部は、やすりの作動長さのかなりの部分が根管壁と係合するのを防止すると共にやすりの先端部がその根管壁を継続的に検索するのを許容する。やすりが回転すると、やすりの先端部は、円運動を行う。 図5は、図4に示された位置から約90度回転した後の図2のやすりの図である。 図6は、X平面に対する本発明に従って製造されたやすりの長手方向中心線の図である。 図7は、(Y平面に対する)図6の断面線7−7に沿って切り取られた図6の長手方向中心線の図である。 図8は、図6の断面線8−8に沿って切り取られた図6の長手方向中心線の上面図である。
図面を参照すると、本発明に従って製造されたマルチ二次元の予め曲がったロータリー歯内治療用機器10は、ロータリーハンドピースに挿入するように構成されたチャック11と、一組の深さキャリブレーション溝13と、作動部分又は作動長さ15と、を含む。作動長さ15は、一般的に、その長さに沿って先細りになっており、ランド付き又はランドレスな切断縁部19を形成することを満たす複数の離間配置された溝(フルート)17を含む。切断縁部19は、溝17のねじれ角、切断縁部19の切断ポイントでのすくい角及び機器10が回転される方向に応じて所望の切断又は削り効果を提供する。作動長さ15の長さは、変更することができるが、一般的には、約16mmの長さである。作動長さ15の質量は、溝の面又は縁部19が根管壁で切断する又は削るときにそれ自体が“巻き上げる”ことなく、機器10が連続した正回転又は逆回転で使用されるように十分である。
歯内治療用機器10は、一般的に歯内治療用機器に使用されるニッケル−チタン合金又は他のタイプの超弾性材料で製造される。超弾性材料で製造される従来の歯内治療用機器とは異なり、作動長さ15の中心線31は、機器10の中央縦軸21(又は回転軸)に対してその全体が直線ではない。むしろ、機器10は、作動長さ15の先端部分23に沿って配置された二つ以上の湾曲部41、51、61を含み、曲部41、51又は61の少なくとも二つは、他のものよりも異なる平面45、55にある。先端部分23は、作動長さ15の約三分の一乃至四分の一から、先端部25まで延在する。例えば、16mmの作動長さ15の先端部分23は、機器10の先端部25の上方の約4乃至5mmまで延在する。
第1湾曲部41は、第1平面45に配置され、機器10の中央縦軸21から距離Δ1xに先端部25を配置する(図9及び図11参照)。説明の目的のために、第1平面45は、水平平面又はX平面にすることができる。一好適実施形態では、歯内治療用機器10は、湾曲部41が約30−45度の範囲の角度αで軸線21から離れるように曲線を描くのを許容する半径“R”によって形成される湾曲部41で、根管の中位の湾曲に対する軽視のために設計される(例えば、図2参照)。別の好適実施形態では、歯内治療用機器10は、根管の湾曲を切断するように設計され、半径“R”の部分は、湾曲部41が約60−75度の範囲の角度αで軸線21から離れるように曲線を描くのを許容する(例えば、図1参照)。
中央縦軸21は、機器10のための回転中心軸となっているので、先端25で湾曲部41によって提供された、動きの拘束されない包絡線47は、直径2Δ1xを有する円によって画定される(図8参照)。第1湾曲部41が拘束される状態にあるとき、すなわち、作動長さ15が根管に入って作動するとき、動きの拘束されない包絡線47は、非拘束状態にあるときよりも小さいが、先端部分に沿った直線の中心線を有する典型的な歯内治療用機器によって提供されるものよりも大きい。
湾曲部41の最初の部分43まで、中央縦軸21及び作動長さ15の中心線は、互いに共通する(図6参照)。先端部分23に沿った最初の部分43の位置は、半径“R”及び所望の角度αによって決定され、大きな半径Rは、湾曲部41の最初の部分43を作動長さ15の三分の一の近傍に配置し、小さな半径Rは、湾曲部41の最初の部分43を先端部25の近傍に配置する。第1湾曲部41の最初の部分43は、第2湾曲部51の最初の部分に対応する。第2湾曲部51は、作動長さ15の直線状の先端でない部分の中央縦軸21に対して約15度乃至45度の範囲の角度のスロープ部分を有する。
第2湾曲部51は、第1湾曲部41の長さに沿って配置されるが、第1平面45と異なる第2平面55にある(図7参照)。好ましくは、第1平面45及び第2平面55は、直交する平面であり、説明の目的のために、第2平面55は垂直平面又はY平面である。半径Rによって形成されるフック形状の第1湾曲部41とは異なり、第2湾曲部51は、立ち上がって下がるスロープ部分52によって形成された波形状である。各スロープ部分52は、実質的に他のものと同じ長さにすることができ、中央縦軸21に対して実質的に同じ角度βで配置されることができる(図7参照)。
第2湾曲部51の頂部59は、中央縦軸21から距離Δ2Yに中心線31の対応するポイントを配置する。中央縦軸21は、機器10のための回転中心軸となっているので、第2湾曲部51によって提供された機器10の動きの拘束されない包絡線57は、頂部59+Δ2Yor2Xで作動長さ15の直径と等しい直径を有する(図7及び図8参照)。第2湾曲部51が拘束される状態にあるとき、すなわち、作動長さ15が根管に入って作動するとき、動きの拘束されない包絡線57は、非拘束状態にあるときよりも小さいが、先端部分に沿った直線の中心線を有する典型的な歯内治療用機器によって提供されるものよりも大きい。
第3湾曲部61は、好ましくは、第2湾曲部51が中央縦軸21の反対側で終端しかつ存在するポイント53で始まる(図7参照)。第2湾曲部51と同じ波形状を有する第3湾曲部61は、好ましくは、第2湾曲部51と同じ平面にある。第2湾曲部51と同様に、第3湾曲部61は、立ち上がって下がるスロープ部分62によって形成された波形状である。各スロープ部分62は、実質的に他のものと同じ長さにすることができ、中央縦軸21に対して実質的に同じ角度γで配置されることができる(図7参照)。第3湾曲部61は、作動長さ15の直線状の先端でない部分の中央縦軸21に対して約15度乃至45度の範囲の角度のスロープ部分を有する。
第3湾曲部61の頂部69は、中央縦軸21から距離Δ3Yに中心線31の対応するポイントを配置する(図8参照)。中央縦軸21は、機器10のための回転中心軸となっているので、第3湾曲部61によって提供された機器10の動きの拘束されない包絡線67は、包絡線47と等しい外径及び包絡線57と等しい内径を有する環状体を形成する。
一般的に、根管の内部空間内に存在する作動長さ15の断面領域は、根管のそれぞれの対向する壁と係合するための潜在的な接触領域を提供する。作動長さ15のための接触領域の合計量は、各切断縁部19の接触領域を乗じた根管の壁と連通した切断縁部19の数に等しい。従って、ランド付き縁部にすることができる切断縁部19は、やすり10の可撓性を低減すると共に克服するために増加トルクを必要とするたるみを形成する。必要なトルクの量が増加するにつれて、根管の中のやすり破損があり得る。
その設計により、歯内治療用機器10は、作動長さ15が根管の中で回転して根管に入って作動するとき、切断縁部19と根管との間の接触領域の総量を低減する。例えば、湾曲部41は、先端部25が円形運動をして根管壁を検索し(図4及び図5)、主要な壁に沿って配置された横方向の三角州(デルタ)タイプの開口に入るのを許容する。先端部25が、壁の突起部又は凸凹と出くわすと、先端部25は、作動長さ15を根管の湾曲部から外させるように罠にかける又は外させるよりもむしろ、それから自由になる。先端部25が壁のその検索を続けると、湾曲部41、51、61は、作動長さ15が根管の湾曲部を検索するのを許容し、作動長さ15に圧力をかけ、根管の内側に向かって作動長さ15の一部分27を押圧すると共に、根管の外側に向かって作動長さ15の他の部分29を押圧する(図7及び図12参照)。換言すれば、先端部25が出くわすいかなる根管壁の部分も、部分29が対向壁に押圧する。
この内側の押圧及び外側の押圧の作用は、作動長さ15が根管に入って作動するとき、根管のクリーニング及び拡大を提供する。直線状のやすりは、超弾性材料から形成されている場合でも、常に湾曲の外側面に従う。さらに、先端部25が小さい半径の湾曲部と出くわすときはいつでも、先端部25及び作動長さ15は、その湾曲部に容易に入る。直線状のやすりが同じ小さい半径の湾曲部と出くわす場合には、その湾曲部を運ぶ傾向がある。最後に、二つ以上の湾曲部41、51、61を有するにもかかわらず、作動長さ15の先端部分23は、根管のきつい直線通路によって圧縮される場合には真っ直ぐにすることができ、その後、それらの通路から出た後に曲がった形状に矯正する。
本発明に従って製造された歯内治療用の好ましい実施形態がある程度詳細に開示されているが、本発明の範囲は以下の特許請求の範囲によってのみ限定される。
要素と、図面に使用される符号
予め曲がった歯内治療用機器 10
チャック 11
作動部分又は作動長さ 15
溝(フルート) 17
切断縁部 19
機器10の中央縦軸 21
先端部分 23
15の先端部及び41、61の先端 25
15の係合部分 27
15の非係合部分 29
15の中心線 31
第1湾曲部又は曲部 41
41、51の最初の部分 43
第1平面 45
動きの包絡線 47
第2湾曲部又は曲部 51
立ち上がって下がるスロープ部分 52
51の端部、61の最初の部分 53
第2平面 55
動きの包絡線 57
51の頂部 59
第3湾曲部又は曲部 61
立ち上がって下がるスロープ部分 62
動きの包絡線 67
61の頂部 69

Claims (6)

  1. ロータリーハンドピースで使用するように構成されると共に、形状記憶材料で作られた作動長さ(15)を有する、改善された歯内治療用機器(10)であって、
    作動長さ(15)は、直線状の先端でない部分と、予め曲がった先端部分(23)とを有し、
    予め曲がった先端部分(23)は、歯内治療用機器(10)の先端部(25)から測定された作動長さ(15)の約三分の一乃至分の一で始まり、前記直線状の先端でない部分は、前記歯内治療用機器の中央縦軸と共通する長手方向中心線を有し、前記予め曲がった先端部分(23)は、第1曲率半径“R”により部分的に規定される異なる長手方向中心線を有し、第1曲率半径“R”は、前記直線状の先端でない部分の長手方向中心線に対して30度乃至75度の範囲の角度で歯内治療用機器(10)の先端部(25)からずれる第1湾曲部(41)を規定し、
    前記予め曲がった先端部分(23)の長手方向中心線はまた、前記予め曲がった先端部分(23)の最初の部分(43)の方に横たわる第2湾曲部(51)と、前記第2湾曲部(51)に隣接し、歯内治療用機器(10)の先端部(25)の方に横たわる第3湾曲部(61)とを有し、
    前記第2湾曲部(51)と前記第3湾曲部(61)は各々、前記予め曲がった先端部分(23)の最初の部分(43)と歯内治療用機器の先端部(25)とを含む垂直な平面(55)を挟んで両側にあり、前記第2湾曲部(51)と前記第3湾曲部(61)は各々、前記垂直な平面(55)から離れるように延びたあとで前記垂直な平面(55)の方へ戻るように湾曲し、前記第2湾曲部(51)の頂部(59)と前記予め曲がった先端部分(23)の長手方向中心線(31)との前記垂直な平面(55)における距離は、前記第3湾曲部(61)の頂部(69)と前記予め曲がった先端部分(23)の長手方向中心線(31)との前記垂直な平面(55)における距離よりも更に離れており、
    前記第1湾曲部(41)、第2湾曲部(51)および第3湾曲部(61)は、前記歯内治療用機器(10)が根管内で回転したときに、前記直線状の先端でない部分を押圧して、根管の内側の押圧及び外側の押圧による削り作用を生じさせる、
    改善された歯内治療用機器。
  2. 請求項記載の改善された歯内治療用機器(10)において、
    前記角度は、30度乃至45度の範囲にある、改善された歯内治療用機器。
  3. 請求項記載の改善された歯内治療用機器(10)において、
    前記角度は、60度乃至75度の範囲にある、改善された歯内治療用機器。
  4. 請求項1記載の改善された歯内治療用機器(10)
    前記作動長さの前記直線状の先端でない部分の中央縦線に対して15度乃至45度の範囲の角度の傾斜部分を有する第2湾曲部を更に有する、改善された歯内治療用機器。
  5. 請求項1記載の改善された歯内治療用機器(10)
    前記作動長さの前記直線状の先端でない部分の中央縦線に対して15度乃至45度の範囲の角度の傾斜部分を有する前記第3湾曲部を更に有する、改善された歯内治療用機器。
  6. ロータリーハンドピースで使用するように構成されると共に、形状記憶材料で作られた作動長さ(15)を有し、切断縁部を形成する複数の溝を有する、改善された歯内治療用機器(10)であって、
    作動長さ(15)は、直線状の先端でない部分と、予め曲がった先端部分(23)とを有し、前記直線状の先端でない部分は、前記歯内治療用機器の中央回転軸線と共通する長手方向中心線を有し、前記予め曲がった先端部分(23)は、前記歯内治療用機器の中央回転軸線に沿っていない長手方向中心線を有し、
    前記予め曲がった先端部分(23)は、前記歯内治療用機器(10)の先端部(25)から測定された作動長さ(15)の約三分の一乃至四分の一で始まり、
    前記予め曲がった先端部分(23)は、前記歯内治療用機器(10)の中央回転軸線の周囲で少なくとも部分的に渦巻いている少なくとも1つの湾曲部を有する、歯内治療用機器。
JP2014553463A 2012-01-20 2013-01-18 マルチ二次元の予め曲がったロータリー歯内治療用やすり Active JP6247637B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/354,699 2012-01-20
US13/354,699 US9078722B2 (en) 2012-01-20 2012-01-20 Multi-planar pre-curved rotary endodontic file
PCT/US2013/022194 WO2013109923A1 (en) 2012-01-20 2013-01-18 Multi-planar pre-curved rotary endodontic file

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015503997A JP2015503997A (ja) 2015-02-05
JP6247637B2 true JP6247637B2 (ja) 2017-12-13

Family

ID=47747766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014553463A Active JP6247637B2 (ja) 2012-01-20 2013-01-18 マルチ二次元の予め曲がったロータリー歯内治療用やすり

Country Status (4)

Country Link
US (2) US9078722B2 (ja)
EP (1) EP2804558B1 (ja)
JP (1) JP6247637B2 (ja)
WO (1) WO2013109923A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8454361B2 (en) 2005-04-08 2013-06-04 Michael J. Scianamblo Swaggering endodontic instruments
USD750246S1 (en) * 2006-04-10 2016-02-23 Michael J. Scianamblo Endodontic device
USD803399S1 (en) * 2006-04-10 2017-11-21 Michael J. Scianamblo Endodontic device
WO2014118587A1 (fr) 2013-01-30 2014-08-07 Maillefer Instruments Holding Sàrl Instrument pour l'alésage des canaux radiculaires dentaires
CA2922053A1 (en) 2013-08-21 2015-02-26 Michael J. Scianamblo Precessional-motion bone and dental drilling tools and bone harvesting apparatus
CH709851B1 (fr) * 2014-07-07 2020-01-31 Fkg Dentaire Sa Instrument endodontique pour l'alésage de canaux radiculaires.
EP3178439B1 (en) 2015-12-03 2021-10-13 Ormco Corporation Fluted endodontic file
US10368881B2 (en) 2016-06-03 2019-08-06 Quandary Medical, Llc Method and apparatus for minimally invasive posterolateral spinal fusion
KR101980339B1 (ko) * 2016-08-01 2019-05-20 김종곤 근관치료용 팁
ES2906636T3 (es) 2016-10-22 2022-04-19 Ormco Corp Tratamiento térmico variable y fabricación de limas de endodoncia
CA3041655A1 (en) * 2016-10-24 2018-05-03 Vince Shotton Endodontic system and instrument for irrigation and disinfection of a tooth root canal
US10595961B2 (en) 2017-03-27 2020-03-24 Michael J. Scianamblo Endodontic instruments displaying compressibility
IT201700093141A1 (it) * 2017-08-11 2019-02-11 Vito Antonio Malagnino Strumento endodontico in ni-ti con estremità di punta della lama perfezionata.
USD842474S1 (en) * 2017-10-20 2019-03-05 Ormco Corporation Endodontic file
EP3781048A4 (en) 2018-04-18 2021-06-16 Michael J. Scianamblo BONE MATTER COLLECTION DEVICES
CN110301991A (zh) * 2019-07-05 2019-10-08 施程峰 一种根扩仪
CN112044683B (zh) * 2020-09-14 2022-01-11 苏州华融医疗器械有限公司 一种根管锉自动生产线

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH631615A5 (fr) 1979-09-26 1982-08-31 Flueckiger Et Huguenin Sa Instrument pour le traitement des canaux dentaires.
US4889487A (en) 1988-11-23 1989-12-26 Lovaas Leeland M Endodontic files
US5197880A (en) * 1988-11-23 1993-03-30 Lovaas Leeland M Tool for crimping endodontic files
US5897316A (en) * 1994-04-28 1999-04-27 Buchanan; Leonard Stephen Endodontic treatment system
US7955078B2 (en) * 2003-05-01 2011-06-07 Scianamblo Michael J Endodontic instruments for preparing endodontic cavity spaces
AU2006314075A1 (en) * 2005-11-18 2007-05-24 Apexum Ltd. Ablating apparatus particularly useful for removal of dental periapical lesions
BRPI0918463A2 (pt) * 2008-09-09 2015-11-24 Mark S Ferber métodos para fabricar e para usar um instrumento endodôntico, e, instrumento endodôntico.

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015503997A (ja) 2015-02-05
EP2804558B1 (en) 2021-03-31
WO2013109923A1 (en) 2013-07-25
US20130189644A1 (en) 2013-07-25
EP2804558A1 (en) 2014-11-26
US20150359608A1 (en) 2015-12-17
US10136962B2 (en) 2018-11-27
US9078722B2 (en) 2015-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6247637B2 (ja) マルチ二次元の予め曲がったロータリー歯内治療用やすり
US8496476B2 (en) Endodontic instruments for preparing endodontic cavity spaces
US6942484B2 (en) Critical path endodontic instruments for preparing endodontic cavity spaces
US11478331B2 (en) Endodontic instruments with offset centers of mass
JP6009445B2 (ja) 作業部分が流体用の通路を形成するスロットを有する歯内治療器具
EP3178439B1 (en) Fluted endodontic file
US9539063B2 (en) Endodontic rotary instruments made from hollow tubes and methods of manufacturing thereof
EP2401981B1 (en) Gutta-percha remover
JP2008501541A (ja) 非ランド・ドリルおよびそのようなドリルを作製する方法
JP2007038007A (ja) トルク要求を減少させた歯内治療リーマー/ファイル
JP6370373B2 (ja) 歯内療法用器具(endodontic instrument)
ATE484256T1 (de) Zahnwurzelkanalfeile mit aktiven und passiven schneidkanten
JP2004522532A (ja) 特に歯管拡孔用のリーマ器具
JP2005537059A (ja) 歯内治療器具
US20170281311A1 (en) Articulating endodontic file
US9456879B2 (en) Endodontic instrument for drilling
US9724174B2 (en) Endodontic instrument for drilling root canals
US20100003637A1 (en) Dental File with Improved Tip Configuration

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161222

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6247637

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250