JP6246016B2 - 商品関連情報提供システム - Google Patents

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Description

この発明は、商品関連情報提供システムに関する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗において、商品の精算時にECR(Electronic Cash Register、電子式金銭登録機)端末やPOS(Point of Sales、販売時点情報管理)端末(以下、「POS端末」と呼ぶ)によって印刷されるレシートには、通常、顧客が購入した商品の品名・個数、価格、合計金額、消費税、顧客からの預かり金額、釣銭額および現金・クレジットカードによる支払いの別などの精算の明細が記載される。
また、精算の明細以外に、販促品やキャンペーン情報など精算に係る商品に関連した関連情報もレシートに印刷されることがある。この場合、レシートに関連情報を直接印刷するのではなく、関連情報を記載したウェブページのURLを直接または2次元(QR)コード等の形式で印刷することによって、レシート用紙の大きさやPOS端末の印刷機能に制限されることなく、関連情報を自由に記載できるという利点がある。また、顧客にとっても、レシートを入手した後、関連情報を記載したウェブページに携帯通信端末等の通信機器からアクセスすることによって、知りたい情報をすぐに入手できるという利点がある(例えば、特許文献1を参照)。
一方、関連情報に商品の購入履歴などの顧客の個人情報まで含めると、当該顧客の嗜好や年齢・性別などの個人情報がネットワークを通じて拡散してしまうおそれがある。このような問題を回避すべく、商品の購入時に発行されるレシートに、URLを印刷する手段と、上記URLで特定されるウェブサーバの記憶装置に、上記レシート上の商品の購入情報と商品情報とを表示し、購入者に関する情報を含まないウェブページをアップロードする手段と、上記ウェブページを、購入者に関する情報を要求することなく、ネットワークを通じて閲覧可能にする手段と、上記ウェブページを所定のタイミングで消去する手段と、を備えたことを特徴とする商品情報提供システムの発明が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2007−241527号公報 特開2004−126686号公報
ところで、商品の関連情報を記載したウェブサイトのURLを直接またはコード形式でレシートに印刷する従来の方法は、通信機器があればどこからでもアクセスできる反面、以下のような問題がある。
レシートを入手すれば、第三者であっても通信機器から関連情報にアクセス可能であるため、関連情報が個人情報を含む場合、電子データをダウンロードすることによって、個人情報が悪用されたり、またはネットワークを通じて個人情報が拡散したりするおそれがある。また、パスワードをかけるなど個人情報漏洩に対する処置を施していた場合でも、第三者が店舗外で秘密裏に不法アクセスを行う可能性がある。それゆえ、関連情報に顧客情報を十分に反映させることができず、顧客の需要に合った適切な関連情報の提供ができないという問題がある。
また、電波環境や通信制限などの状況によっては、ウェブページにアクセスしにくいこともあり、通信機器のバッテリーが切れた場合、再度充電しない限り、関連情報にアクセスできない。また、通信機器の操作に不慣れなユーザーにとっては、そもそも通信機器の読取機能を利用する習慣がないため、レシートが活用されないまま捨てられるという問題もある。
さらに、関連情報の内容によっては、通信機器の小さな画面で閲覧しにくいこともあり、ダウンロードしたデータを印刷するには、外部のプリンタに接続しなければならず、プリンタの性能に印刷の質が大きく依存するという問題もある。
一方、店舗側からすれば、顧客は必ずしも店舗内で関連情報にアクセスする必要がないため、顧客がいったん買い物を済ませて店舗外に出てしまった場合、関連情報によって購買意欲を喚起したとしても、再度、商品購入に至る直接的な契機になりにくいという問題もある。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、その目的は、精算に係る商品情報および顧客情報を反映した適切な商品関連情報を安全かつ迅速に顧客が入手できるようにする商品関連情報提供システムを提供することにある。
この発明は、サーバー、POS端末装置および複合機からなるシステムであって、前記サーバーは、商品のデータベースと、前記データベースを検索して前記商品の関連情報を生成する関連情報生成部と、ネットワークを通じて前記関連情報にアクセスするためのアドレス情報を生成するアドレス情報生成部と、前記データベース、前記関連情報生成部および前記アドレス情報生成部を制御するサーバー制御部とを備え、前記POS端末装置は、精算に係る前記商品の商品コードを読み取ることによって前記商品の情報を取得する商品情報取得部と、前記商品の購入者のカードまたは携帯端末の情報を読み取ることによって前記購入者の情報を取得する購入者情報取得部と、前記精算に係るレシートに印刷すべきレシート情報を印刷するレシート印刷部と、前記商品情報取得部、前記購入者情報取得部および前記レシート印刷部を制御するPOS端末制御部とを備え、前記複合機は、原稿をスキャンして原稿データを読み取るスキャナ部と、前記原稿データからアドレス情報を取得するアドレス情報取得部と、ネットワークを通じて前記アドレス情報にアクセスしてデータを取得する通信部と、前記データを印刷する印刷部と、前記スキャナ部、前記アドレス情報取得部、前記通信部および前記印刷部を制御する複合機制御部とを備え、商品の精算の際に前記商品情報取得部が前記商品の情報を取得し、前記購入者情報取得部が前記商品の購入者の情報を取得できたとき、前記サーバー制御部は、前記データベースから前記商品の情報および前記購入者の情報に関連したデータを前記関連情報生成部に検索させて前記関連情報を生成させ、前記関連情報にアクセスするためのアドレス情報を前記アドレス情報生成部に生成させ、前記POS端末制御部は、前記精算に係るレシートに前記アドレス情報を含むレシート情報を前記レシート印刷部に印刷させ、前記複合機制御部は、前記スキャナ部が前記レシートをスキャンして前記レシートのデータを読み取り、前記アドレス情報取得部が前記レシートに含まれた前記アドレス情報を取得できたとき、前記通信部に前記アドレス情報にアクセスさせて前記関連情報を取得させ、前記関連情報を前記印刷部に印刷させることを特徴とする商品関連情報提供システムを提供するものである。
この発明によれば、精算に係る商品情報および顧客情報を反映した適切な商品関連情報を安全かつ迅速に顧客が入手できるようにする商品関連情報提供システムを実現できる。
この発明の商品関連情報提供システムの概略構成を示すブロック図である。(実施形態1) 図1に示す商品関連情報提供システムの処理の流れを示す説明図である。(実施形態1) 図1に示す商品関連情報提供システムのレシートの印刷までの処理の流れを示すフローチャートである。(実施形態1) 図1に示す商品関連情報提供システムのレシートの読み取りから関連情報の印刷までの処理の流れを示すフローチャートである。(実施形態1) 図3に示す関連情報生成処理の具体例を示すフローチャートである。(実施形態1) 図5の処理に従って印刷された関連情報の一例を示す説明図である。(実施形態1) 図3に示す関連情報生成処理の具体例を示すフローチャートである。(実施形態2) 図7の処理に従って印刷された関連情報の一例を示す説明図である。(実施形態2)
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
(実施形態1)
以下、図1〜図6に基づき、この発明の実施形態1に係る商品関連情報提供システム1について説明する。
ここでは、顧客101が購入した商品の関連情報113を提供するシステムについて説明するが、顧客101がサービスを受けた場合も、商品の場合と同様に処理するものとする。
<商品関連情報提供システムの構成>
図1に基づき、この発明の実施形態1に係る商品関連情報提供システム1の概略構成を説明する。
図1は、この発明の商品関連情報提供システム1の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この発明の商品関連情報提供システム1は、通信網2を介して互いに接続されたPOS端末104、サーバー105および複合機111からなる。
通信網2は、LAN、インターネットなどの広域ネットワーク(WAN)または専用の通信回線などいずれのネットワークを利用してもよい。
<POS端末の構成>
以下、図1に示すPOS端末104の各構成要素を説明する。
この発明のPOS端末104は、端末制御部10、入力部11、バーコードリーダ12、カードリーダ13、レシート印刷部14、表示部15、記憶部16、レシート情報生成部17および通信部18を備える。
なお、この発明の商品情報取得部は、端末制御部10、入力部11またはバーコードリーダ12、および記憶部16の協働によって実現する。また、この発明の購入者情報取得部は、端末制御部10、入力部11またはカードリーダ13、および記憶部16の協働によって実現する。また、携帯端末情報の読み取りは、端末制御部10、通信部18および記憶部16の協働によって実現する。
端末制御部10は、POS端末104の各構成要素の動作を制御する部分である。主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータによって実現される。端末制御部10は、CPUあるいはマイクロプロセッサ(Microprocessor)を主体とする回路である。端末制御部10は、ROM等に予め格納された制御プログラムに基づいて、各ハードウェアを有機的に動作させて、後述するようなこの発明のレシート情報生成機能などを実現する。
なお、周辺回路として、特定の用途のために設計、製造される集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路を含んでいてもよい。
入力部11は、POS端末104を操作するためのインターフェイスである。例えば、キーボタンやタッチパネルがあげられる。また、タッチパネルの場合は表示部15を介して操作するものであってもよい。ユーザーは、入力部11を操作することによって、POS端末104に対する指示を実行する。
バーコードリーダ12は、商品に付された2次元(QR)コード等のバーコード(商品コード102)を光学的に読み取ることによって、商品情報を取得する部分である。
カードリーダ13は、顧客情報(顧客ID)を記録したIDカードの読み取りを行う部分である。読みとり方式が接触方式の場合、磁気カードリーダを用いる。
また、接触方式に限らず、NFC(Near Field Communication)等の非接触方式の読み取り方式を用いるものであってもよい。
レシート印刷部14は、レシート112の印刷を行う部分である。
なお、レシート印刷部14は、外付け方式であってもよい。
表示部15は、POS端末104のユーザーに対して各種情報の表示を行う部分である。表示部15は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、ELディスプレイなどで構成され、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアが処理状態など電子的なデータを表示するためのモニタやラインディスプレイなどの表示装置である。
記憶部16は、POS端末104の各種機能を実現するために必要な情報や、プログラムを記憶する部分であり、RAMやROM等の半導体素子、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体が用いられる。
レシート情報生成部17は、レシート112に印刷すべきレシート情報を生成する部分である。レシート情報生成部17は、商品の精算等に係る情報の他、当該商品に関連した関連情報を生成する。
通信部18は、LANなどの通信網2を介してサーバー105と通信を行い、商品コード102や顧客情報103、アドレス情報などの各種情報を送受信する部分である。
<サーバーの構成>
次に、図1に示すサーバー105の各構成要素を説明する。
この発明のサーバー105は、サーバー制御部20、関連情報生成部22、アドレス情報生成部23、記憶部26および通信部28を備える。
なお、サーバー制御部20および通信部28は、それぞれ端末制御部10および通信部18と同様の構成を有するため、説明を省略する。
また、記憶部26は、データベース261を有する以外は、記憶部16と同様の構成を有するため、説明を省略する。
関連情報生成部22は、商品コード102および顧客情報103に基づき、データベース261を検索し、商品コード102および顧客情報103に関連する関連情報113を作成する部分である。
なお、顧客101がサービスを受けた場合も、商品の場合と同様に、サービス情報および顧客情報103に関連する関連情報113を作成する。
アドレス情報生成部23は、関連情報生成部22によって作成された関連情報113に対して、通信網2を介して外部の複合機111からアクセス可能なアドレス情報を生成して割り振る部分である。
データベース261は、記憶部26に予め格納された商品・顧客情報等のデータベースである。データベース261は、例えば、顧客情報データベース106、商品情報データベース107および関連情報データベース108を備える。
<複合機の構成>
次に、図1に示す複合機111の各構成要素を説明する。
この発明の複合機111は、複合機制御部30、入力部31、スキャナ部32、アドレス情報取得部33、印刷部34、表示部35、記憶部36および通信部38を備える。
なお、複合機制御部30、入力部31、表示部35、記憶部36および通信部38は、それぞれ、端末制御部10、入力部11、表示部15、記憶部16および通信部18と同様の構成を有するため、説明を省略する。
スキャナ部32は、原稿台に設置された原稿用紙をレーザー光源等により検知して読み取ることによって画像データを生成する部分である。この発明においては、POS端末104によって印刷されたレシート112を読み取って画像データを生成する。
アドレス情報取得部33は、スキャナ部32によって生成された画像データからアドレス情報を抽出して取得する部分である。
印刷部34は、画像データを印刷用紙に印刷して出力する部分である。この発明においては、アドレス情報に基づきサーバー105にアクセスして得られた関連情報113を印刷用紙に印刷して出力する。なお、印刷部34は、複合機111に内蔵されている必要はなく、外付け方式であってもよい。
<商品関連情報提供システムの処理の流れ>
次に、図2に基づき、商品関連情報提供システム1の処理の流れを説明する。
図2は、図1に示す商品関連情報提供システム1の処理の流れを示す説明図である。
商品関連情報提供システム1は、店舗において顧客101が購入した商品または顧客101が受けたサービスの売上処理(精算)時において、購入商品・サービスに係る情報(商品コード102)および顧客カードまたは携帯情報端末などの顧客に関する情報(顧客情報103)に基づいて、当該商品・サービスに関連する商品・サービス関連情報(関連情報113)を印刷用紙に出力して顧客101に提供するシステムである。
<POS端末およびサーバーの処理による精算の流れ>
図2に示すように、店舗において顧客101が商品を購入する際やサービスを利用する際に、POS端末104は、バーコードリーダ12を用いて精算に係る商品またはサービスの情報(商品コード102)を取得する。
また、POS端末104は、カードリーダ13を用いて顧客ポイントカードなど、個人を特定する情報(顧客情報103)を取得する。
POS端末104は、このようにして取得した購入情報(商品コード102および顧客情報103)を、通信網2を介して接続されたサーバー105に送信する。
サーバー105は、POS端末104から受信した商品コード102および顧客情報103に基づき、顧客情報データベース106、商品情報データベース107および関連情報データベース108を検索し、商品コード102および顧客情報103に関連する関連情報113を関連情報生成ロジック109で作成する。
関連情報生成ロジック109は、関連情報113に関する印刷データ110も合わせて準備する。
なお、印刷データ110は予め作成しておくものと、複合機111が読み取った関連情報IDをサーバー105が受信した後、作成するものがある。
サーバー105は、当該関連情報113に対して関連情報IDを割り振った後、POS端末104に送信する。
POS端末104は、サーバー105から受信した関連情報IDをバーコードや2次元(QR)コードとして、精算に係る通常のレシート情報とともにレシート112に印刷する。
顧客101は、POS端末104が印刷したレシート112を受け取ることで商品の精算が終了する。
<複合機およびサーバーの処理による関連情報提供の流れ>
次に、顧客101は、関連情報IDが印刷されたレシート112を、複合機111のスキャナ部32に読み取らせる。
複合機111は、読み取った関連情報IDを、通信網2を介して接続されたサーバー105に送信する。
サーバー105は、関連情報IDに関連付けられた関連情報113の印刷データ110を複合機111に送信する。
複合機111は、サーバー105から受信した印刷データ110を印刷用紙に印刷して、関連情報113を顧客101に提供する。
このようにして、顧客101は、商品またはサービスの精算時に印刷されたレシート112を複合機111に読み取らせることによって、関連情報113を印刷用紙に印刷して入手できる。それゆえ、顧客101は、電波環境や通信制限、通信機器のバッテリーの残存状況によらず、関連情報113にアクセスすることができる。
また、店舗側は、複合機111の印刷機能に合わせて関連情報113をデザインすることによってプリンタの性能によって印刷の質が制限されることを防止できる。
また、複合機111を店舗内に設置することにより、印刷操作に不慣れな顧客101がいたとしても、店舗で店員に問い合わせることができるので、レシート112の利用率の向上が期待できる。
さらに、関連情報113が購入履歴などの個人情報を含む場合も、店舗内に設置された複合機111からのアクセスのみに限定して受け付けるようにすることで、レシート112を入手した第三者が電子データを不法に取得することによる個人情報の悪用や拡散といったリスクを低減することもできる。その結果、関連情報113に顧客101の情報を十分に反映させることができるため、顧客101の需要に合った適切な関連情報113の提供が可能となる。
一方、店舗側からすれば、顧客101が店舗内の複合機111から関連情報113にアクセスすることによって、店舗内で顧客101の購買意欲を喚起できるため、再度、商品購入に至る直接的な契機となることが期待できる。
それゆえ、商品・サービスに関連付けられた付加的な関連情報113を顧客101に安全かつ迅速に提供することによって、店舗側のサービスを向上させることができ、また、関連情報113に基づく新たな商品・サービスの購入に繋げることが可能となる。
<商品関連情報提供システムの処理の具体例>
次に、図3および図4に基づき、商品関連情報提供システム1のレシート112の印刷から関連情報113の印刷までの処理の具体的な流れを説明する。
図3は、図1に示す商品関連情報提供システム1のレシート112の印刷までの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS101において、売上処理を開始する(ステップS101)と、続くステップS102において、POS端末104の端末制御部10は、バーコードリーダ12により商品コード102を読み取らせる(ステップS102)。
なお、複数の商品が存在する場合、商品の個数および種類に応じて商品コード102の読み取りを行うようにしてもよい。
次に、ステップS103において、端末制御部10は、カードリーダ13により顧客のIDカードから顧客情報103を読み取らせる(ステップS103)。
ステップS104において、端末制御部10は、サーバー105に対し、商品コード102および顧客情報103を通信部18に送信させる(ステップS104)。
なお、複数の商品が存在する場合、商品コード102を読み取った都度、読み取った商品コード102をサーバー105に送信させるようにしてもよい。
次に、ステップS105において、サーバー105の通信部28は、POS端末104から商品コード102および顧客情報103を受信する(ステップS105)。
次に、ステップS106において、サーバー制御部20は、受信した商品コード102に基づいて商品情報データベース107を検索する(ステップS106)。
続いて、ステップS107において、サーバー制御部20は、商品情報データベース107の検索結果に基づき、商品情報を取得する(ステップS107)。
次に、ステップS108において、サーバー制御部20は、受信した顧客情報103に基づいて顧客情報データベース106を検索する(ステップS108)。
続いて、ステップS109において、サーバー制御部20は、顧客情報データベース106の検索結果に基づき、顧客101の購入履歴を取得する(ステップS109)。
以上、ステップS101〜S109の処理は、この発明の商品関連情報提供システム1の基本的な処理である。
一方、以下のステップS110以後の処理は、実施形態によって異なる。
ここでは、実施形態1に係る商品関連情報提供システム1の処理について説明する。
ステップS110において、サーバー制御部20は、POS端末104から受信した商品コード102および顧客情報103に基づいて、当該商品が関連情報113の生成対象となっているか否か、すなわち、当該商品に対し、予め定められた関連情報113が存在するか否かを判定する(ステップ110)。
関連情報113が存在しない(生成対象ではない)場合(ステップS110の判定がNoの場合)、サーバー制御部20は、POS端末104に対し、関連情報IDを通信部28に送信させない(ステップS111)。
次に、ステップS112において、端末制御部10は、サーバー105から予め定められた時間内に関連情報IDの送信がなかった場合、レシート印刷部14に対し、通常の精算内容をレシート112に印刷させる(ステップS112)。
その後、ステップS119において、端末制御部10は、精算処理を終了させる(ステップS119)。
また、サーバー制御部20は、対象となる商品が含まれていない旨の通知をPOS端末104に対し、通信部28に送信させてもよい。この場合、端末制御部10は、サーバー105から当該通知を受信した時点でステップS111の処理を開始する(ステップS111)。
一方、ステップS110の判定において、関連情報113が存在する(生成対象である)場合(ステップS110の判定がYesの場合)、サーバー制御部20は、ステップS113において、商品コード102および顧客情報103に基づいて、関連情報生成部22に関連情報113を生成させる(ステップS113)。
なお、図3のステップS113に示す関連情報生成処理の詳細については、図5(実施形態1)または図7(実施形態2)の説明において後述する。
次に、ステップS114において、サーバー制御部20は、生成した関連情報113を関連情報データベース108に保存する(ステップS114)。
続いて、ステップS115において、サーバー制御部20は、生成した関連情報113にID(関連情報ID)を割り当てる(ステップ115)。
関連情報IDは、関連情報データベース108に保存された関連情報113にアクセスするためのアドレス情報を含む。
次に、ステップS116において、サーバー制御部20は、POS端末104に対し、関連情報IDを通信部28に送信させる(ステップS116)。
次に、ステップS117において、POS端末104の通信部18が関連情報IDを受信した場合、続くステップS118において、端末制御部10は、通常の精算内容および関連情報IDをレシート印刷部14に印刷させる(ステップS118)。
なお、レシート印刷部14は、バーコードまたは2次元(QR)コードなど、複合機111のスキャナ部32が読取可能な形式に関連情報IDをコード化してレシート112に印刷してもよい。
最後に、ステップS119において、端末制御部10は、精算処理を終了させる(ステップS119)。
このようにして、サーバー105は、商品コード102および顧客情報103に基づき、関連情報113を生成して関連情報データベース108に保存し、POS端末104は、当該関連情報113にアクセスするための関連情報IDをレシート112に印刷する。
<関連情報の印刷処理の具体例>
次に、図4に基づき、顧客101がレシート112に印刷された関連情報IDを複合機111に読み取らせて、関連情報IDに対応した関連情報113を複合機111が印刷する処理について説明する。
図4は、図1に示す商品関連情報提供システム1のレシート112の読み取りから関連情報113の印刷までの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS201において、顧客101は、関連情報IDが印刷されたレシート112を複合機111の原稿台に設置する(ステップS201)。
次に、ステップS202において、顧客101は、レシート112の読み取り操作を行う(ステップS202)。
具体的には、複合機制御部30は、入力部31においてレシート112の読み取り用の実行キーが押された場合に、原稿台に設置されたレシート112の読み取り操作の指令を受け付ける。
次に、ステップS203において、複合機制御部30は、原稿台に設置されたレシート112をスキャナ部32に印刷イメージとして読み取らせる(ステップS203)。
ここで、複合機制御部30は、関連情報IDがバーコードまたは2次元(QR)コードの形式で印刷されている場合は、関連情報IDを復号する。
続いて、ステップS204において、複合機111は、サーバー105に対し、関連情報IDを通信部38に送信させる(ステップS204)。
次に、ステップS205において、サーバー105の通信部28は、複合機111から関連情報IDを受信する(ステップS205)。
次に、ステップS206において、サーバー制御部20は、受信した関連情報IDに基づき、関連情報データベース108を検索する(ステップS206)。
続いて、ステップS207において、サーバー制御部20は、関連情報データベース108の検索結果に基づき、関連情報113に係る印刷データを取得する(ステップS207)。
次に、ステップS208において、サーバー制御部20は、複合機111に対し、取得した関連情報113に係る印刷データを通信部28に送信させる(ステップS208)。
次に、ステップS209において、複合機111の通信部38は、サーバー105から関連情報113に係る印刷データを受信する(ステップS209)。
続いて、ステップS210において、複合機制御部30は、受信した関連情報113に係る印刷データを印刷部34に印刷させる(ステップS210)。
最後に、ステップS211において、複合機制御部30は、印刷した用紙を排出トレイに排出して処理を終了し、顧客101は印刷された関連情報113を受け取る(ステップS211)。
このようにして、顧客101は、POS端末104から印刷されたレシート112を複合機111に読み取らせることによって、その場で関連情報113を入手することができる。
<商品関連情報提供システムの具体的な活用例>
次に、図5および図6に基づき、実施形態1に係る商品関連情報提供システム1の具体的な活用例について説明する。
図5は、図3に示す関連情報生成処理の具体例を示すフローチャートである。
実施形態1では、顧客101が商品としてゲームのカードを購入した際に、当該ゲームの遊び方および進め方に関する情報に対応した関連情報IDをレシート112に印刷する具体的な活用例について説明する。
ここで、関連情報113は、例えば、以下の3種類の情報を含むものとする。
1.カードゲームの遊び方に関する情報
2.カードゲームのポイントに関する情報
3.顧客101によるカードゲームの購入回数および購入金額に応じて、ゲームでインセンティブを得られる情報
図5(A)に示すように、ステップS301において関連情報113の生成処理を開始する(ステップS301)と、続くステップS302において、サーバー制御部20は、POS端末104から受信した商品コード102に基づき、購入商品中にカードゲームに関する商品が含まれているか否かを判定する(ステップS302)。
具体的には、図5(B)に示すように、商品情報データベース107中の予め定められたテーブル(図5(B)を参照)に基づき、受信した商品コード102(商品ID)に対して、カードゲーム分類の項目に該当する項目を検索することによって判定する。
購入商品中にカードゲームに関する商品が含まれている場合(ステップS302の判定がYesの場合)、サーバー制御部20は、ステップS304において、商品情報データベース107から当該購入商品(カードゲーム)に関するカードゲーム分類を検索する(ステップS304)。
一方、購入商品中にカードゲームに関する商品が含まれていない場合(ステップS302の判定がNoの場合)、サーバー制御部20は、ステップS303において、POS端末104に対し、関連情報IDを通信部28に送信させない(ステップS303)。
この場合、サーバー制御部20は、ステップS311において、関連情報生成処理を終了させる(ステップS311)。
次に、ステップS305において、サーバー制御部20は、POS端末104から受信した顧客情報103に基づき、顧客101のカードゲーム分類に一致する商品IDを検索する(ステップS305)。
具体的には、図5(C)に示すように、サーバー制御部20は、顧客情報データベース106中の予め定められたテーブル(図5(C)を参照)を参照し、受信した顧客情報103(顧客ID)に対して、カードゲーム分類の項目に該当する項目を検索することによって判定する。
次に、ステップS306において、サーバー制御部20は、顧客情報データベース106中の予め定められたテーブル(図5(D)を参照)を参照し、カードゲーム分類に対応した累積ポイント数を検索する(ステップS306)。
なお、この累積ポイントは、カードゲームの種類別に、カードゲームの購入時に加算されるポイントである。
次に、ステップS307において、サーバー制御部20は、顧客101の獲得ポイントに対して、関連情報データベース108中の予め定められたテーブル(図5(E)を参照)を参照し、カードゲーム分類に対応した顧客101が取得可能な関連情報IDを取得する(ステップS307)。
次に、ステップS308において、サーバー制御部20は、顧客情報データベース106中の予め定められたテーブル(図5(F)を参照)を参照し、顧客情報103(顧客ID)およびカードゲーム分類に対応した関連情報IDごとの情報発行フラグ(Flag)によって、未発行の関連情報IDを検索する(ステップS308)。
次に、ステップS309において、サーバー制御部20は、検索した関連情報IDで最もポイント数が少ない関連情報IDを検索して取得する(ステップS309)。
最後に、ステップS310において、サーバー制御部20は、POS端末104に対し、関連情報IDを通信部28に送信させる(ステップS310)。
なお、この関連情報IDは、関連情報データベース108中の予め定められたテーブル(図5(G)を参照)において、関連情報IDと印刷情報とが関連付けされる。
その後、ステップS311において、サーバー制御部20は、関連情報生成処理を終了させる(ステップS311)。
図6は、図5の処理に従って印刷された関連情報113の一例を示す説明図である。
図6に示すように、関連情報113として以下の情報が記載される。
(1)タイトル情報
例「カードゲーム 遊び方」
(2)カードゲームの遊び方に関連した情報
例「このカードゲームの遊び方は、次の通りです。1.プレーヤーは、……」
(3)カードゲームのポイントに関する情報
例「累積ポイント数 10,000 pt」
(4)顧客101による商品の購入回数および購入金額に応じて、ゲームでインセンティブを得られる情報
例「あなたの累積ポイントでは、●●のアイテムが使用できます」
このように、顧客101は、精算に係るレシート112を複合機111に読み取らせることによって、複合機111から安全かつ迅速にサーバー105からカードゲームに関する関連情報113を印刷して受け取ることが可能となる。
(実施形態2)
<商品関連情報提供システムの具体的な活用例>
次に、図7および図8に基づき、この発明の実施形態2に係る商品関連情報提供システム1の具体的な活用例について説明する。
図7は、図3に示す関連情報生成処理の具体例を示すフローチャートである。
実施形態2では、商品として顧客101が購入した食品の購入情報と、顧客101の病歴情報(例えば糖尿病、アレルギーなどの情報)とを関連づけて、顧客101に合ったレシピ情報や、当該食品を摂取する上での顧客101に対する注意点などの関連情報113を作成し、当該関連情報113に対応した関連情報IDをレシート112に印刷する具体的な活用例について説明する。
図7(A)に示すように、ステップS401において関連情報113の生成処理を開始する(ステップS401)と、続くステップS402において、サーバー制御部20は、POS端末104から受信した商品コード102(図7(B)を参照)に基づき、購入商品中に食品に関する商品が含まれているか否かを検索することによって判定する(ステップS402)。
具体的には、図7(C)に示すように、商品情報データベース107中の予め定められたテーブル(図7(C)を参照)に基づき、受信した商品コード102(商品ID)に対して検索を行い、商品Flagが有効になっているか否かを参照することによって判定する。
購入商品中に食品に関する商品が含まれている場合(ステップS402の判定がYesの場合)、サーバー制御部20は、ステップS404において、商品情報データベース107から当該購入商品(食品)に関する原材料情報を検索により取得する(ステップS404)。
一方、購入商品中に食品に関する商品が含まれていない場合(ステップS402の判定がNoの場合)、サーバー制御部20は、POS端末104に対し、関連情報IDを通信部28に送信させない(ステップS403)。
この場合、サーバー制御部20は、ステップS408において、関連情報生成処理を終了させる(ステップS408)。
次に、ステップS405において、サーバー制御部20は、POS端末104から受信した顧客情報103に基づき、顧客101の疾病情報を検索する(ステップS405)。
具体的には、図7(D)に示すように、顧客情報データベース106中の予め定められたテーブル(図7(D)を参照)を参照し、受信した顧客情報103(購客ID)に対して、顧客101の疾病IDおよびアレルギーIDを検索して取得する。
次に、ステップS406において、サーバー制御部20は、関連情報データベース108中の予め定められたテーブル(図7(E)を参照)を参照し、疾病IDおよびアレルギーID情報と原材料IDとから、原材料と疾病、アレルギーとの関係とその注意すべき事項についての関連情報113を取得する(ステップS406)。
ここで、関連情報113としては、例えば、顧客101が注意すべき食品の情報等があげられる。
例えば、顧客101が高血圧の疾病を有する場合、当該顧客101が降圧剤を服用している可能性がある。
一方、グレープフルーツを食べることによって、降圧剤の効果が強められることが知られている。
それゆえ、顧客101が高血圧の疾病を有する場合、グレープフルーツは当該顧客101が注意すべき食品に該当する。また、塩分を多く含む食品も高血圧の疾病を有する顧客101が注意すべき食品に該当する。
また、顧客101が卵や小麦にアレルギーを有する場合、原材料に卵や小麦を含む食品は、当該顧客101が注意すべき食品に該当する。
最後に、ステップS407において、サーバー制御部20は、POS端末104に対し、関連情報IDを通信部28に送信させる(ステップS407)。
なお、この関連情報IDは、関連情報データベース108中の予め定められたテーブル(図7(F)を参照)において、関連情報IDと印刷情報とが関連付けされる。
その後、ステップS408において、サーバー制御部20は、関連情報113の生成処理を終了させる(ステップS408)。
このようにして、顧客101は、食品の精算に係るレシート112を複合機111に読み取らせることによって、当該顧客101にとって注意すべき食品等の関連情報113をその場で印刷して入手することができる。
図8は、図7の処理に従って印刷された関連情報113の一例を示す説明図である。
図8に示すように、関連情報113として以下の情報が記載される。
(1)タイトル情報
例「お求めの食品情報です」
(2)顧客101が注意すべき食品
例えば、顧客101の疾病歴に高血圧が記録されている場合、以下の例1および例2のように、注意すべき食品および当該食品について顧客101に対する注意を喚起するメッセージを出力する。
例1「グレープフルーツ 柑橘類は、高血圧の降圧剤の効果を強める場合があります。摂取には医師と相談してください」
例2:「しらす干し しらすには、塩分が多く含まれています。量に注意しましょう」
また、顧客101の疾病歴に卵・小麦アレルギーが記録されている場合、以下の例3のように、注意すべき食品および当該食品について顧客101に対する注意を喚起するメッセージを出力する。
例3:「ビスケット 原材料に、卵、小麦が含まれています。アレルギーに注意してください」
このように、顧客101は、精算に係るレシート112を複合機111に読み取らせることによって、複合機111から安全かつ迅速にサーバー105から注意すべき食品に関する関連情報113を印刷して受け取ることが可能となる。
(その他の実施形態)
1.実施形態1において、POS端末104のカードリーダ13の読み取りに用いるIDカードと、複合機111の認証に用いるIDカードとが同一のものであってもよい。(実施形態3)
このようにすれば、POS端末104の読み取りに用いるIDカードを複合機111のログイン用のIDカードとして利用することができるため、別々のカードを用いて認証を行う手間が省けて効率がよい。また、1枚のIDカードで個人情報の管理ができるため、セキュリティ機能を高めることもできる。
2.実施形態1において、顧客101が食品を購入した場合、サーバー制御部20は、食品の購入時期、顧客101が同時購入または過去に購入した食品の商品コード102と、顧客101の嗜好や年齢および体重等の顧客情報103とに基づき、当該食品を使用した旬の料理のうち、顧客101に適した料理のレシピを関連情報113として関連情報生成部22に生成させるものであってもよい。(実施形態4)
このようにすれば、顧客101が食品を購入した時期等の商品情報と、顧客101の嗜好や年齢および体重等の顧客履歴とに応じて、その食品を使用した旬の料理のうち、顧客101の需要に合った適切なレシピ情報を関連情報113として提供することができる。
3.実施形態4において、サーバー制御部20は、商品コード102および顧客情報103のいずれの条件にも合致し得る複数の候補が検索で見つかった場合、商品コード102および顧客情報103に基づき、時期的に見て最も適した旬の料理の順または顧客101に合った料理の順など、条件の合致度の高い順にリストアップして、顧客101が選択できるようにしてもよい。(実施形態5)
このようにすれば、複数の選択肢の中から顧客101の需要にあった適切なレシピを自由に選択させることができる。
4.実施形態4において、商品関連情報提供システム1は、顧客101が購入した食品以外に、1点〜数点の食品をさらに購入することで新たに作ることが可能になる料理のレシピと、その料理の作成に必要となる当該食品の情報(分量・価格等)を商品の関連情報113として提供するようにしてもよい。(実施形態6)
このようにすれば、顧客101は、購入した商品の他に、1点〜数点の食品を新たに加えるだけで、別の料理のレシピ情報を知ることができるので、どの料理を作るべきか悩まなくてすむ。また、店舗側にとっては、顧客101にさらなる食品を購入させる契機を与えることが可能となる。
実施形態6の具体例としては、例えば、顧客101が春に購入した食品に「えんどう豆」が含まれる場合、「えんどう豆」を用いた料理「えんどう豆の卵とじ」のレシピを商品の関連情報113として提供し、「えんどう豆の卵とじ」の調理に必要となる他の食品「高野豆腐」を提供する。
5.実施形態1において、商品関連情報提供システム1は、顧客101がコンサートのチケットを購入したとき、商品コード102および顧客情報103に基づき、顧客101の自宅の住所からコンサート会場までの地図などのアクセス情報を提供するようにしてもよい。(実施形態7)
このようにすれば、顧客101の自宅の住所からコンサート会場までの適切なルートを提供することが可能となる。
また、顧客101の利用交通機関や定期券などの情報に基づき、最適なアクセス情報を出力するようにしてもよい。
6.実施形態1において、商品関連情報提供システム1は、予め設定されたセキュリティレベルに応じて、関連情報113の印刷対応可能範囲を制限したり、または、印刷回数および印刷可能時間等に考慮したりするようにしてもよい。(実施形態8)
このようにすれば、顧客101の個人情報漏洩に対するセキュリティを高めることが可能となる。
7.実施形態1において、商品関連情報提供システム1は、商品の購入に限らず、サービスの利用時に当該サービスに関連する情報を提供するものであってもよい。(実施形態9)
このようにすれば、顧客101は、商品の購入時に限らず、サービスの利用時においても、適切な関連情報113を安全かつ迅速に入手できる。
例えば、レストランなどが提供するサービスにおいて、追加の料理やデザートまたはお勧めのドリンクなどの関連情報113の提供や、ホテルなどの宿泊施設が提供するサービスにおいて、追加のサービスやクーポン券などの関連情報113の提供などがあげられる。
以上に述べたように、
(i)この発明の商品関連情報提供システムは、サーバー、POS端末装置および複合機からなり、前記サーバーは、商品のデータベースと、前記データベースを検索して前記商品の関連情報を生成する関連情報生成部と、ネットワークを通じて前記関連情報にアクセスするためのアドレス情報を生成するアドレス情報生成部と、前記データベース、前記関連情報生成部および前記アドレス情報生成部を制御するサーバー制御部とを備え、前記POS端末装置は、精算に係る前記商品の商品コードを読み取ることによって前記商品の情報を取得する商品情報取得部と、前記商品の購入者のカードまたは携帯端末の情報を読み取ることによって前記購入者の情報を取得する購入者情報取得部と、前記精算に係るレシートに印刷すべきレシート情報を印刷するレシート印刷部と、前記商品情報取得部、前記購入者情報取得部および前記レシート印刷部を制御するPOS端末制御部とを備え、前記複合機は、原稿をスキャンして原稿データを読み取るスキャナ部と、前記原稿データからアドレス情報を取得するアドレス情報取得部と、ネットワークを通じて前記アドレス情報にアクセスしてデータを取得する通信部と、前記データを印刷する印刷部と、前記スキャナ部、前記アドレス情報取得部、前記通信部および前記印刷部を制御する複合機制御部とを備え、商品の精算の際に前記商品情報取得部が前記商品の情報を取得し、前記購入者情報取得部が前記商品の購入者の情報を取得できたとき、前記サーバー制御部は、前記データベースから前記商品の情報および前記購入者の情報に関連したデータを前記関連情報生成部に検索させて前記関連情報を生成させ、前記関連情報にアクセスするためのアドレス情報を前記アドレス情報生成部に生成させ、前記POS端末制御部は、前記精算に係るレシートに前記アドレス情報を含むレシート情報を前記レシート印刷部に印刷させ、前記複合機制御部は、前記スキャナ部が前記レシートをスキャンして前記レシートのデータを読み取り、前記アドレス情報取得部が前記レシートに含まれた前記アドレス情報を取得できたとき、前記通信部に前記アドレス情報にアクセスさせて前記関連情報を取得させ、前記関連情報を前記印刷部に印刷させることを特徴とする。
この発明において、「POS端末装置」は、キャッシュレジスタなどのECR(Electronic Cash Register、電子式金銭登録機)端末や、POS(Point of Sales、販売時点情報管理)端末など、レシートまたは領収証を印刷するための情報を生成する情報処理装置である。
「サーバー」は、POS端末装置を管理するPOSサーバーやPOSサーバーと情報をやりとりするストアサーバー等の装置である。また、通常のパーソナルコンピュータやスマートフォンなどの携帯端末やタブレット端末等にインストールすることにより構成されるものであってもよい。また、POS端末または複合機と一体型のものであってもよい。
「複合機」は、プリンタなどの複写機能、スキャナなどの原稿読取機能、ネットワークを通じた通信機能などを併せもった複合機や、MFP(Multifunctional Peripheral:多機能周辺装置)等の装置である。
「カードまたは携帯端末の情報」は、店舗が発行するポイントカードなどの磁気カードやICカード、クレジットカードまたはスマートフォンなどの携帯端末に記憶された情報である。また、カードまたは携帯端末に直接記憶された情報に限らず、例えば、カードに記憶されたユーザーIDに対応してサーバー内に保持された情報であってもよい。
「購入者情報」は、商品の購入履歴や購入者の住所、認証用のユーザーIDやパスワード、年齢、性別、家族構成、病歴およびアレルギー等の商品の購入者に関する情報である。
「レシート情報」は、商品の購入時の明細などの情報および商品に関連した情報を記載したウェブサイトのURLや2次元(QR)コード等の付加的な情報である。
「商品の関連情報」は、商品の購入特典や当該商品に関するお勧め情報など、購入商品に関連する情報である。商品そのものに関する情報に限らず、例えば、商品と同時期に発売された類似の商品の情報や、その商品を購入した購入者が同時に購入した他の商品の情報であってもよい。
なお、「商品関連情報提供システム」は、商品の購入に限定されるものでなく、サービスを受けた顧客に対し、当該サービスに関連する情報を提供するものであってもよい。
「商品コード」は、商品または商品のパッケージ等に印刷または貼付された商品識別のためのバーコードや2次元(QR)コードである。例えば、JAN(Japanese Article Number)コードなどが挙げられる。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
(ii)この発明による商品関連情報提供システムにおいて、前記購入者の情報は、前記購入者による過去の商品の購入履歴を含み、前記サーバー制御部は、前記データベースから前記商品の情報および前記購入履歴に基づくデータを前記関連情報生成部に検索させて前記関連情報を生成させるものであってもよい。(実施形態10)
このようにすれば、購入者の過去の商品の購入履歴に基づく適切な関連情報の生成が可能となる。
「商品の購入履歴」は、購入者が過去に購入した商品の履歴情報である。また、購入者が実際に購入した商品でなくとも、当該商品を購入した他の購入者が過去に購入した他の商品の情報や、購入者にお勧めして欲しい商品の情報などから、当該購入者の嗜好を推測した商品を含むものであってもよい。
(iii)この発明による商品関連情報提供システムにおいて、前記サーバー制御部は、前記商品の情報および前記購入者の情報に基づき、精算に係る商品中に前記購入者にとって望ましくない商品が存在すると判断した場合、前記関連情報として予め定められたメッセージを生成させるものであってもよい。(実施形態11)
このようにすれば、精算に係る商品のうち、購入者にとって望ましくない商品または当該購入者が注意すべき商品が含まれる場合は、購入者に対して注意を喚起する関連情報を提示することが可能となる。
「購入者にとって望ましくない商品」は、例えば、食品の場合、購入者の病歴やアレルギー体質から購入者が摂取する際に十分に注意すべき食品である。
(iv)この発明による商品関連情報提供システムにおいて、前記レシート印刷部は、前記スキャナ部が読み取り可能なコード形式で前記関連情報を前記レシートに印刷するものであってもよい。(実施形態12)
このようにすれば、購入者は、レシートを複合機のスキャナにかけてコード読み取りセンサに読み取らせるだけで、商品関連情報を容易に取得することができる。
「コード形式」は、複合機のコード読み取りセンサによって読み取り可能なバーコードや2次元(QR)コードなどのコード形式である。
(v)この発明による商品関連情報提供システムにおいて、前記購入者の情報は、前記商品の購入時期および購入店舗の情報を含み、前記サーバー制御部は、前記データベースから前記商品の購入時期および購入店舗の情報および前記購入者の情報に基づくデータを前記関連情報生成部に検索させて前記関連情報を生成させるものであってもよい。(実施形態13)
このようにすれば、精算に係る商品を購入した購入した時期および店舗に基づき、適切な関連情報の提示が可能となる。
「購入時期および購入店舗の情報」としては、例えば、精算に係る商品が食品の場合は、その食品が旬の時期に該当するか否かの判断材料となる。また、特定の店舗でキャンペーンを行っているときはその情報である。
この発明の好ましい態様は、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含む。
前述した実施形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:商品関連情報提供システム、 2:通信網、 10:端末制御部、 11,31:入力部、 12:バーコードリーダ、 13:カードリーダ、 14:レシート印刷部、 15,35:表示部、 16,26,36:記憶部、 17:レシート情報生成部、 18,28,38:通信部、 20:サーバー制御部、 22:商品関連情報生成部、 23:アドレス情報生成部、 30:複合機制御部、 32:スキャナ部、 33:アドレス情報取得部、 34:印刷部、 101:顧客、 102:商品コード、 103:顧客情報、 104:POS端末、 105:サーバー、 106:顧客情報データベース、 107:商品情報データベース、 108:関連情報データベース、 109:関連情報生成ロジック、 110:印刷データ、 111:複合機、 112:レシート、 113:関連情報、 261:データベース

Claims (5)

  1. サーバー、POS端末装置および複合機からなるシステムであって、
    前記サーバーは、商品のデータベースと、前記データベースを検索して前記商品の関連情報を生成する関連情報生成部と、ネットワークを通じて前記関連情報にアクセスするためのアドレス情報を生成するアドレス情報生成部と、前記データベース、前記関連情報生成部および前記アドレス情報生成部を制御するサーバー制御部とを備え、
    前記POS端末装置は、精算に係る前記商品の商品コードを読み取ることによって前記商品の情報を取得する商品情報取得部と、前記商品の購入者のカードまたは携帯端末の情報を読み取ることによって前記購入者の情報を取得する購入者情報取得部と、前記精算に係るレシートに印刷すべきレシート情報を印刷するレシート印刷部と、前記商品情報取得部、前記購入者情報取得部および前記レシート印刷部を制御するPOS端末制御部とを備え、
    前記複合機は、原稿をスキャンして原稿データを読み取るスキャナ部と、前記原稿データからアドレス情報を取得するアドレス情報取得部と、ネットワークを通じて前記アドレス情報にアクセスしてデータを取得する通信部と、前記データを印刷する印刷部と、前記スキャナ部、前記アドレス情報取得部、前記通信部および前記印刷部を制御する複合機制御部とを備え、
    商品の精算の際に前記商品情報取得部が前記商品の情報を取得し、前記購入者情報取得部が前記商品の購入者の情報を取得できたとき、
    前記サーバー制御部は、前記データベースから前記商品の情報および前記購入者の情報に関連したデータを前記関連情報生成部に検索させて前記関連情報を生成させ、前記関連情報にアクセスするためのアドレス情報を前記アドレス情報生成部に生成させ、
    前記POS端末制御部は、前記精算に係るレシートに前記アドレス情報を含むレシート情報を前記レシート印刷部に印刷させ、
    前記複合機制御部は、前記スキャナ部が前記レシートをスキャンして前記レシートのデータを読み取り、前記アドレス情報取得部が前記レシートに含まれた前記アドレス情報を取得できたとき、前記通信部に前記アドレス情報にアクセスさせて前記関連情報を取得させ、前記関連情報を前記印刷部に印刷させることを特徴とする商品関連情報提供システム。
  2. 前記購入者の情報は、前記購入者による過去の商品の購入履歴を含み、
    前記サーバー制御部は、前記データベースから前記商品の情報および前記購入履歴に基づくデータを前記関連情報生成部に検索させて前記関連情報を生成させる請求項1に記載の商品関連情報提供システム。
  3. 前記サーバー制御部は、前記商品の情報および前記購入者の情報に基づき、精算に係る商品中に前記購入者にとって望ましくない商品が存在すると判断した場合、前記関連情報として予め定められたメッセージを生成させる請求項1または2に記載の商品関連情報提供システム。
  4. 前記レシート印刷部は、前記スキャナ部が読み取り可能なコード形式で前記アドレス情報を前記レシートに印刷する請求項1ないし3のいずれか1つに記載の商品関連情報提供システム。
  5. 前記購入者の情報は、前記商品の購入時期および購入店舗の情報を含み、
    前記サーバー制御部は、前記データベースから前記商品の購入時期および購入店舗の情報および前記購入者の情報に基づくデータを前記関連情報生成部に検索させて前記関連情報を生成させる請求項1ないし4のいずれか1つに記載の商品関連情報提供システム。
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