JP6243041B2 - 排ガス流路部材、排ガス浄化装置、その昇温方法、及び、排ガス流路部材用の磁性体 - Google Patents

排ガス流路部材、排ガス浄化装置、その昇温方法、及び、排ガス流路部材用の磁性体 Download PDF

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Description

本発明は、排ガス流路部材、排ガス浄化装置、その昇温方法、及び、排ガス流路部材用の磁性体に関する。
従来から、内燃機関の排ガスを浄化する排ガス浄化装置が利用されている。特許文献1の排ガス浄化装置では、排ガス流路部材としての触媒担体に、触媒金属粒子と磁性体粒子とを混在させて担持させるとともに、触媒担体の周囲に誘導加熱用コイルを設けている。エンジン始動時には、磁性体粒子を誘導加熱することによって、触媒担体と触媒金属粒子の昇温を行う。また、触媒の温度を温度検出端子を用いて検出し、誘導加熱によって触媒の温度が300℃を越えると、通電制御手段がコイルへの通電を遮断して磁性体粒子による加熱を終了させる。
特開平11−336534号公報
しかしながら、上述した従来の排ガス浄化装置では、温度検出端子を用いて触媒の温度を検出して、加熱を停止する制御を行う必要があった。従って、温度検出端子の故障などの制御上の不具合が発生すると、触媒が過熱してしまい劣化してしまう可能性があった。また、温度検出端子で測定される温度は、触媒内の代表的な温度であるため、排ガス流路部材としての触媒担体の他の箇所でより高温になった場合には加熱を適切に停止できない可能性があるという問題があった。これらの課題は、触媒を利用した排ガス浄化装置に限らず、触媒を利用しないタイプの排ガス浄化装置(例えば、触媒を含まないディーゼル微粒子捕集フィルタ(Diesel Particulate Filter)や、その排ガス流路部材にも共通する課題であった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、排ガス浄化装置で使用される排ガス流路部材が提供される。この排ガス流路部材は、キュリー温度が250〜450℃であるフェライト製の粒子状の磁性体を含み、前記磁性体は、組成式(Ni 1−x Zn )Fe (xは0.3≦x<1を満たす)で表されるフェライトであることを特徴とする。
この排ガス流路部材によれば、キュリー温度が250〜450℃のフェライト製の粒子状の磁性体を含むので、排ガス浄化装置の電磁誘導装置によって高周波やマイクロ波等で磁性体が加熱されても、磁性体がキュリー温度に到達すると自律的にその加熱が停止する。従って、温度センサで温度を検出して加熱を停止する制御を行う場合に生じ得る不具合を防止することが可能である。また、フェライトは高周波において透磁率の低下が少ないので、さまざまな周波数の活用が可能である。また、磁性体が、組成式(Ni 1−x Zn )Fe (xは0.3≦x<1を満たす)で表されるフェライトなので、xが0<x<0.3を満たすフェライトに比べて透磁率が高く、加熱性能に優れているという優れた効果を奏する。
(2)上記排ガス流路部材において、前記磁性体のキュリー温度は250〜450℃であり、前記排ガス流路部材は、さらに触媒粒子を含むものとしてもよい。
この排ガス流路部材によれば、触媒粒子が触媒作用を効果的に発揮できる温度域である250〜450℃にキュリー温度をもつ磁性体を含むので、電磁誘導装置によって磁性体が加熱されても、磁性体がキュリー温度に到達すると自律的にその加熱が停止する。従って、温度センサで温度を検出して加熱を停止する制御を行う場合に生じ得る不具合を防止することが可能である。
(3)上記排ガス流路部材において、前記磁性体はフェライトであるものとしてもよい。
この構成によれば、フェライトは高周波において透磁率の低下が少ないので、さまざまな周波数の活用が可能である。
(4)上記排ガス流路部材において、前記磁性体は、組成式(Ni1−xZn)Fe(xは0<x<1を満たす)で表されるフェライトであるものとしてもよい。
この構成によれば、係数xの値を調整することによって、キュリー温度を望ましい温度に設定することができる。
(5)上記排ガス流路部材において、前記排ガス流路部材の中央部分における前記磁性体の含有量に比べて、前記中央部分よりも外周側に存在する外周部分における前記磁性体の含有量の方が高いものとしてもよい。
この構成によれば、排ガス流路部材の温度分布を均一化することができる。
(6)上記排ガス流路部材において、前記排ガス流路部材の中央部分に含まれる第1の磁性体のキュリー温度に比べて、前記中央部分よりも外周側に存在する外周部分に含まれる第2の磁性体のキュリー温度の方が高いものとしてもよい。
この構成によっても、排ガス流路部材の温度分布を均一化することができる。
(7)上記排ガス流路部材において、前記排ガス流路部材の中央部分に含まれる第1の磁性体の透磁率に比べて、前記中央部分よりも外周側に存在する外周部分に含まれる第2の磁性体の透磁率の方が高いものとしてもよい。
この構成によっても、排ガス流路部材の温度分布を均一化することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、排ガス流路部材を備えた排ガス浄化装置や、排ガス流路部材用の磁性体、排ガス浄化装置の昇温方法等の形態で実現することができる。
第1実施形態における排ガス浄化装置を示す説明図。 各種の磁性体のキュリー温度を示す説明図。 第2実施形態における排ガス通路部材の領域分けを示す説明図。 第3実施形態における排ガス浄化装置を示す説明図。
A.第1実施形態
図1(A)は、本発明の第1実施形態としての排ガス浄化装置の構成を示す説明図である。この排ガス浄化装置100は、ガソリンエンジンの排ガスを浄化するための触媒コンバータであり、ケーシング110と、ケーシング110に収容された排ガス流路部材120と、電磁誘導装置200とを備えている。電磁誘導装置200は、電磁コイル210と、電磁コイル210に接続された電磁誘導制御部220とを備えている。図1(B)は排ガス流路部材120の正面図であり、図1(C)はその一部を拡大した模式図である。この排ガス流路部材120には、温度センサは設けられていない。これらの図では、図示の便宜上、実際の寸法とは異なる寸法で個々の部材が描かれている。
排ガス流路部材120は、ハニカム形状を有しており、壁部122と、壁部122で区分された多数の排ガス流路124とを備えている。排ガス流路部材120は、例えば、コージェライトなどのセラミックス材料を用いて形成することができる。或いは、耐熱鋼などの非セラミックス材料を用いて排ガス流路部材120を形成してもよい。但し、排ガス流路部材120は、非磁性体であることが好ましい。排ガス流路124は、排ガス流路部材120の入口から出口に至るまで直線的に貫通している。壁部122の壁面には、触媒粒子126と、磁性体粒子128とが担持されている。典型的な例では、壁部122の表面に多孔質アルミナ等で構成されたウォッシュコート層が形成され、そのウォッシュコート層に触媒粒子126と磁性体粒子128とが担持されているが、図1(C)では図示の便宜上、簡略化して描かれている。但し、触媒粒子126と磁性体粒子128の担持形態としては、これ以外の任意の形態を利用することが可能である。触媒粒子126としては、例えばPt,Pd,Rhなどの貴金属触媒粒子を用いた三元触媒や酸化触媒などの任意の触媒を利用可能である。触媒粒子126と磁性体粒子128は、排ガス流路部材120の全体に均一に担持されていることが好ましい。
磁性体粒子128は、キュリー温度を有する磁性体で形成されている。磁性体粒子128のキュリー温度は、触媒粒子126が十分な活性を有する温度範囲として予め設定された好ましい温度範囲の下限値以上の値であることが好ましい。通常の触媒コンバータにおいて触媒が十分に活性化するのは約250℃である。従って、磁性体粒子128のキュリー温度は、250℃以上とすることが好ましい。電磁コイル210を用いて磁性体粒子128を加熱すると、磁性体粒子128はキュリー温度まで加熱され、キュリー温度に達すると加熱が自律的又は自発的に停止する。但し、磁性体粒子128のキュリー温度が過度に高い場合には、排ガス流路部材120に不具合を生じさせる可能性がある。例えば、排ガス流路部材120がセラミックス材料で形成されている場合には、磁性体粒子128のキュリー温度が過度に高い(例えば800℃)と、カーボンの燃焼熱により排ガス流路部材120が破損する可能性がある。さらに、温度が450℃よりも高いと触媒の性能が劣化する可能性がある。また、ケーシング110の耐熱温度近くまで磁性体粒子128が加熱されると、ケーシング110が損傷してしまう可能性がある。なお、排ガス浄化装置用の排ガス流路部材としては、触媒を有さないもの(ディーゼル微粒子捕集フィルタなど)も存在する。排ガス流路部材が触媒を有さない場合には、磁性体粒子のキュリー温度は600℃以下とすることが好ましい。これらの点を考慮すると、磁性体粒子128のキュリー温度は、600℃以下とすることが好ましく、触媒がある場合は450℃以下とすることが好ましい。これらの点を総合すれば、磁性体粒子128のキュリー温度は、250℃以上600℃以下とすることが好ましく、触媒がある場合には250℃以上450℃以下とすることが好ましい。
図2は、各種の磁性体のキュリー温度を示す説明図である。ここでは、キュリー温度が250℃〜600℃の磁性体を示している。1番目から11番目の磁性体はフェライトであり、キュリー温度が250℃〜600℃の範囲内にある。これらのフェライトは、12番目以降の磁性体に比べて電磁誘導の周波数が高周波域になっても透磁率があまり低下しないので、様々な周波数を活用できる点で好ましい。
図2の5番目の磁性体(Ni0.5Zn0.5)Feは、一般に、次の組成式(1)で表されるフェライトである。
(Ni1−xZn)Fe …(1)
ここで、xは0<x<1を満たす値である。
上記組成式(1)のフェライトは、フェリ磁性を有するNiFeと、反強磁性を有するZnFeとの固溶体であり、xが大きくなるに従ってキュリー温度が低下する性質を有する。従って、NiFeとZnFeの固溶割合xを変更することにより、望ましいキュリー温度を達成できる点で好ましい。これらの点を考慮すると、磁性体粒子128の材料としては、上記組成式(1)で表されるフェライトのうちで、0.3≦x≦0.6を満たすものが好ましい。xが0.3未満であると透磁率が低くなり、xが0.6を越えるとキュリー温度が低くなる。
電磁コイル210は、ケーシング110の外周に巻き回されている。電磁コイル210の中心軸は、排ガス流路部材120の中心軸と一致していることが好ましい。こうすれば、排ガス流路部材120の断面において、ほぼ均一な磁場を発生することが可能である。この意味では、排ガス流路部材120と電磁コイル210がいずれも円筒状の形状を有することが好ましい。電磁コイル210がケーシング110の外側に設置されている場合には、ケーシング110は、非磁性体で形成されていることが好ましい。但し、ケーシング110の内側に電磁コイル210を設置してもよい。この場合には、ケーシング110を磁性体で形成すれば、電磁コイル210で発生した磁場の外部への漏洩を低減することができる。
電磁誘導装置200を用いた排ガス流路部材120の電磁加熱は、主としてガソリンエンジンの始動直後に使用される。すなわち、ガソリンエンジンの始動に伴って、電磁誘導制御部220から電磁コイル210への交流電圧の印加を開始すると、排ガス流路部材120に交番磁界が発生する。この交流電圧の周波数は、任意の値に設定可能である。特に、交流電圧の周波数を1KHz〜300MHzの高周波とすれば、磁性体粒子128の電磁加熱を効率良く行うことが可能である。排ガス流路部材120に交番磁界が印加されると、磁性体粒子128が発熱し、これによって壁部122及び触媒粒子126が昇温する。その後、磁性体粒子128の温度がキュリー温度に達すると、磁性体粒子128の磁性が消失するので磁性体粒子128の電磁加熱が自律的又は自発的に停止する。この結果、排ガス流路部材120がほぼキュリー温度付近で維持される。この後、外部からの冷却等によって磁性体粒子128の温度がキュリー温度を下回ると、磁性体粒子128が再度加熱されてキュリー温度に達するまで昇温する。
このように、電磁誘導装置200による交番磁場の発生を継続している間は、磁性体粒子128を含む排ガス流路部材120の温度が、磁性体粒子128のキュリー温度付近に維持される。また、磁性体粒子128は、排ガス流路部材120の全体に亘って均一に分布しているので、排ガス流路部材120の全体をほぼ均一な温度(磁性体粒子128のキュリー温度付近)まで昇温することが可能である。上述したように、磁性体粒子128のキュリー温度を300℃〜450℃の範囲とすれば、排ガス流路部材120内の触媒粒子126を活性な状態に維持することが可能である。
電磁誘導装置200による磁性体粒子128の電磁加熱を行う際には、電磁コイル210に印加する交流電圧のピーク電圧を一定に維持することが好ましい。このとき、磁性体粒子128の温度がキュリー温度未満の場合には、磁性体粒子128を含む排ガス流路部材120が電磁コイル210の磁性体コアとして機能し、電磁コイル210を流れる電流が磁性体粒子128における発熱のエネルギーに変換されると考えることができる。このときの磁性体粒子128における発熱は、電動モーターにおける鉄損に相当する。一方、磁性体粒子128の温度がキュリー温度以上になると、電磁コイル210がいわゆるコアレスの状態となり、電磁コイル210を流れる電流は、電磁コイル210の銅損に相当する僅かな電流となって電流値が大幅に減少する。従って、電磁コイル210に印加する交流電圧のピーク電圧を一定に維持すれば、磁性体粒子128の温度がキュリー温度に達しているか否かに応じて電磁コイル210に流れる電流が自律的に調整される。この結果、電磁誘導装置200の稼働を継続していても、過度に無駄なエネルギーを消費することが無いという利点がある。但し、電磁誘導装置200による電磁加熱は、ガソリンエンジンの始動後に一定時間が経過した後に停止してもよい。例えば、エンジンの冷却水温度が所定の温度に達した場合に電磁誘導装置200による電磁加熱を停止してもよい。
以上のように、第1実施形態の排ガス浄化装置では、電磁誘導装置200で発生した電磁波によって磁性体粒子128を電磁加熱することによって、磁性体粒子128のキュリー温度まで磁性体粒子128を昇温させるようにしたので、従来のように、排ガス流路部材120の温度を温度センサで検出して加熱を停止させる制御を行う必要が無い。また、温度センサを使用する必要が無いので、温度センサを利用した制御を行う場合に生じ得る不具合を防止することが可能である。
B.第2実施形態
図3(A)は、本発明の第2実施形態における排ガス流路部材の領域分けを示す説明図である。第2実施形態における排ガス浄化装置の全体構成は、図1で説明した第1実施形態の構成と同じであり、排ガス流路部材120aの構成のみが第1実施形態と異なる。
この排ガス流路部材120aは、排ガス流路部材120aの中央部分120inと、その外周側に存在する外周部分120outとに領域分けされている。この例では、中央部分120inは排ガス流路部材120aの中心軸CXと同じ中心軸を有する円筒形状を有しており、中央部分120inの外径は、排ガス流路部材120aの外径Doutの半分である。但し、中央部分120inと外周部分120outの境界はこれ以外の任意の位置に設定可能である。
図3(B)は、中央部分120inと外周部分120outにおける磁性体粒子128の密度を示している。外周部分120outにおける磁性体粒子128の密度は、中央部分120inにおける密度よりも高い。ここで、磁性体粒子128の「密度」とは、排ガス流路部材120の単位体積当たりの磁性体粒子128の重量を意味しており、これを「含有量」とも呼ぶ。外周部分120outにおいて磁性体粒子128をより高密度に担持させるようにした理由は、外周部分120outが外部からの冷却によって低温になり易いからである。すなわち、外周部分120outにおける磁性体粒子128の密度を中央部分120inよりも高くすれば、外周部分120outと中央部分120inにおける温度がより均一となるので、排ガス流路部材120aの全体に亘ってより効率的に排ガス浄化処理を行うことが可能である。
排ガス流路部材120aの温度分布を均一化するという意味では、排ガス流路部材120aの領域区分に関して以下のような種々の形態を採用することが可能である。
<形態1>
排ガス流路部材120aの中央部分120inにおける磁性体粒子128の密度(含有量)に比べて、外周部分120outにおける磁性体粒子128の密度(含有量)の方を高くする(図3(B))。この場合に、中央部分120inに担持する磁性体粒子と、外周部分120outに担持する磁性体粒子は、同じ材質の磁性体を用いて形成してもよく、あるいは、異なる材質の磁性体を用いて形成してもよい。
<形態2>
排ガス流路部材120aの中央部分120inに含まれる第1の磁性体粒子のキュリー温度に比べて、外周部分120outに含まれる第2の磁性体粒子のキュリー温度の方を高くする。この場合には、第1の磁性体粒子と第2の磁性体粒子は、異なる材質の磁性体を用いて形成される。
<形態3>
排ガス流路部材120aの中央部分120inに含まれる第1の磁性体粒子の透磁率に比べて、外周部分120outに含まれる第2の磁性体粒子の透磁率の方を高くする。この場合には、第1の磁性体粒子と第2の磁性体粒子は、異なる材質の磁性体を用いて形成される。
なお、これらの形態1〜3のうちの2つ以上の形態を同時に採用することも可能である。
このように、第2実施形態では、排ガス流路部材120aを中央部分120inと外周部分120outに領域分けするとともに、これらの2つの部分において磁性体粒子128の担持形態を変更するようにしたので、排ガス流路部材120aの温度分布を均一化することができ、より効率的に排ガス浄化処理を行うことが可能である。このような第2実施形態は、後述する第3実施形態にも適用可能である。
C.第3実施形態
図4(A)は、本発明の第3実施形態としての排ガス浄化装置の構成を示す説明図である。この排ガス浄化装置300は、ディーゼルエンジンの排ガスを浄化するためのディーゼル微粒子捕集フィルタ(Diesel Particulate Filter)である。排ガス浄化装置300の構成のうち、排ガス流路部材320の構成が第1実施形態の排ガス流路部材120の構成と異なっているが、他の要素の構成は第1実施形態とほぼ同様なので、それらの説明は省略する。
図4(B)は排ガス流路部材320の正面図であり、図4(C)はその内部の流路を拡大した模式図である。この排ガス流路部材320にも、温度センサは設けられていない。これらの図では、図示の便宜上、実際の寸法とは異なる寸法で部材が描かれている。
排ガス流路部材320は、ハニカム形状を有する多孔質性のフィルタであり、多孔質性の壁部322と、壁部322で区分された多数の排ガス流路324a,324bとを備えている。排ガス流路部材320は、例えば、コージェライトやSiCなどのセラミックス材料を用いて形成することができる。或いは、耐熱鋼などの非セラミックス材料を用いて排ガス流路部材320を形成してもよい。但し、排ガス流路部材320は、非磁性体であることが好ましい。排ガス流路324a,324bの入口と出口は交互に目封じされている。すなわち、図4(C)に示すように、第1の排ガス流路324aの出口と、第2の排ガス流路324bの入口にそれぞれ目封じ材321が設けられている。排ガスは、第1の排ガス流路324aに入り、多孔質性の壁部322を通過して第2の排ガス流路324bに移動した後に排出される。排ガスに含まれている微粒子は、多孔質性の壁部322に捕集される。壁部322の壁面及び多数の細孔の内部には、磁性体粒子328が担持されている。典型的な例では、壁部322の細孔の表面に多孔質アルミナ等で構成されたウォッシュコート層が形成され、そのウォッシュコート層に磁性体粒子328が担持されているが、図3(C)では図示の便宜上、簡略化して描かれている。但し、磁性体粒子328の担持形態としては、これ以外の任意の形態を利用することが可能である。磁性体粒子328は、排ガス流路部材320の全体に均一に担持されていることが好ましい。なお、排ガス流路部材320は、磁性体粒子328とともに触媒粒子を担持するようにしてもよい。触媒粒子としては、通常は酸化触媒が利用される。
磁性体粒子328としては、第1実施形態の磁性体粒子128と同様の磁性体で形成されたものを利用可能である。但し、第3実施形態において、磁性体粒子328のキュリー温度は、排ガス流路部材320で捕集された微粒子の燃焼を開始させるための温度範囲として予め設定された好ましい温度範囲の下限値以上の値であることが好ましい。通常のディーゼル微粒子捕集フィルタにおいて微粒子の燃焼を開始させるための温度は約250℃以上である。従って、磁性体粒子328のキュリー温度は、250℃以上とすることが好ましい。一方、排ガス流路部材320がセラミックス材料で形成されている場合には、磁性体粒子328のキュリー温度が過度に高い(例えば800℃)と、カーボンの燃焼熱により排ガス流路部材320が破損する可能性がある。なお、ディーゼル微粒子捕集フィルタ用の排ガス流路部材320としては、触媒を有するものも存在する。排ガス流路部材320が触媒を有する場合には、温度が450℃よりも高くなると触媒の性能が劣化する可能性がある。また、ケーシング110の耐熱温度近くまで磁性体粒子328が加熱されると、ケーシング110が破損してしまう可能性がある。これらの点を考慮すると、第3実施形態においても、磁性体粒子328のキュリー温度は、600℃以下とすることが好ましく、触媒がある場合は450℃以下とすることが好ましい。これらの点を総合すれば、磁性体粒子328のキュリー温度は、250℃以上600℃以下とすることが好ましく、触媒がある場合は、250℃以上450℃以下とすることが好ましい。
第3実施形態において、電磁誘導装置200を用いた排ガス流路部材320の加熱は、排ガス流路部材320に捕集された微粒子を燃焼させるために利用される。従って、排ガス流路部材320の加熱は、例えば、ディーゼルエンジンの累積運転時間が予め定めた時間を経過した場合に実行される。この第3実施形態の排ガス浄化装置300によっても、第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることが可能である。
・変形例
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
・変形例1:
上記実施形態では、電磁コイル210を備える電磁誘導装置200を用いていたが、電磁誘導装置200としては、排ガス流路部材に電磁加熱を生じさせる任意の構成を採用することが可能である。例えば、周波数が300MHz〜300GHzのマイクロ波を発生するマイクロ波発生装置(例えばマグネトロン)を用いても良い。
・変形例2:
上記実施形態では、排ガス流路部材に磁性体粒子を付着させていたが、この代わりに、板状又は薄膜状の磁性体を排ガス流路部材の流路に設けるようにしてもよい。
100…排ガス浄化装置
110…ケーシング
120,120a…排ガス流路部材
120out…外周部分
120in…中央部分
122…壁部
124…排ガス流路
126…触媒粒子
128…磁性体粒子
200…電磁誘導装置
210…電磁コイル
220…電磁誘導制御部
300…排ガス浄化装置
320…排ガス流路部材
321…目封じ材
322…壁部
324a,324b…排ガス流路
328…磁性体粒子

Claims (9)

  1. 排ガス浄化装置で使用され、電磁加熱により昇温される排ガス流路部材であって、
    キュリー温度が250〜450℃であるフェライト製の粒子状の磁性体を含み、
    前記磁性体は、組成式(Ni 1−x Zn )Fe (xは0.3≦x<1を満たす)で表されるフェライトであることを特徴とする排ガス流路部材。
  2. 請求項1に記載の排ガス流路部材であって、
    前記排ガス流路部材は、さらに触媒粒子を含むことを特徴とする排ガス流路部材。
  3. 請求項1又は2に記載の排ガス流路部材であって、
    前記磁性体は、組成式(Ni1−xZn)Fe(xは0.3≦x≦0.6を満たす)で表されるフェライトであることを特徴とする排ガス流路部材。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の排ガス流路部材であって、
    前記排ガス流路部材の中央部分における前記磁性体の含有量に比べて、前記中央部分よりも外周側に存在する外周部分における前記磁性体の含有量の方が高いことを特徴とする排ガス流路部材。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の排ガス流路部材であって、
    前記排ガス流路部材の中央部分に含まれる第1の磁性体のキュリー温度に比べて、前記中央部分よりも外周側に存在する外周部分に含まれる第2の磁性体のキュリー温度の方が高いことを特徴とする排ガス流路部材。
  6. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の排ガス流路部材であって、
    前記排ガス流路部材の中央部分に含まれる第1の磁性体の透磁率に比べて、前記中央部分よりも外周側に存在する外周部分に含まれる第2の磁性体の透磁率の方が高いことを特徴とする排ガス流路部材。
  7. 内燃機関の排ガスを浄化するための排ガス浄化装置であって、
    電磁誘導装置と、
    キュリー温度が250〜450℃であるフェライト製の粒子状の磁性体を含む排ガス流路部材と、
    を備え
    前記磁性体は、組成式(Ni 1−x Zn )Fe (xは0.3≦x<1を満たす)で表されるフェライトであることを特徴とする排ガス浄化装置。
  8. 電磁誘導装置と、キュリー温度が250〜450℃であるフェライト製の粒子状の磁性体を含む排ガス流路部材と、を備えた排ガス浄化装置の昇温方法であって、
    前記磁性体は、組成式(Ni 1−x Zn )Fe (xは0.3≦x<1を満たす)で表されるフェライトであり、
    前記電磁誘導装置によって前記磁性体を電磁加熱することによって、前記磁性体のキュリー温度まで前記磁性体を昇温させることを特徴とする排ガス浄化装置の昇温方法。
  9. 電磁加熱により昇温される排ガス流路部材用の磁性体であって、
    キュリー温度が250〜450℃であるフェライトで形成されており、
    前記フェライトは、組成式(Ni 1−x Zn )Fe (xは0.3≦x<1を満たす)で表されるフェライトであることを特徴とする粒子状の排ガス流路部材用磁性体。
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