JP6241206B2 - 画像読取装置及びデータ供給装置 - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、画像読取装置と、データ供給装置と、に関する。
特許文献1には、文書閲覧支援手段と、コード読取装置と、を備える文書閲覧支援システムが開示されている。文書閲覧支援システムは、印刷処理を実行すべき文書ファイルに、ハイパーリンクが含まれている場合に、リンク先のアドレスを示すバーコードを生成し、文書ファイルに挿入する。コード読取装置は、バーコードが挿入された文書が印刷された書面から、バーコードを読み取る。文書閲覧支援手段は、文書閲覧手段に、バーコードが示すアドレスの文書をインターネット上から取得して表示するように指示する。
特開2000−148340号公報
特許文献1の技術では、印刷済みの書面に複数個のバーコードが含まれている場合、複数個のバーコードのそれぞれについて、当該バーコードよって示されるアドレスを用いて、インターネット上から文書を取得する必要がある。本明細書では、コンテンツデータにアクセスするための複数のアクセス情報を示す複数個の画像が記載されている文書を用いて、適切にコンテンツデータを出力する技術を提供する。
本明細書によって開示される技術は、画像読取装置に関する。画像読取装置は、画像読取部と、アクセス情報取得部と、第1のデータ受信部と、第2のデータ受信部と、データ出力部と、を備える。画像読取部は、第1の画像と第2の画像とを含む複数個の画像が記載されている特定の文書から、第1の画像を読み取る。第1の画像は、第1のコンテンツデータにアクセスするための第1のアクセス情報を示す画像である。第2の画像は、第1のコンテンツデータと異なる第2のコンテンツデータにアクセスするための第2のアクセス情報を示す画像である。アクセス情報取得部は、読取済みの第1の画像を復元することによって、第1のアクセス情報を取得する。第1のデータ受信部は、特定済みの第1のアクセス情報によって示される位置に格納されている第1のコンテンツデータを受信する。第2のデータ受信部は、特定の文書に記載されている複数個の画像によって示される複数個のアクセス情報を格納する特定の格納領域を用いて、第2のアクセス情報によって示される位置に格納されている第2のコンテンツデータを受信する。データ出力部は、受信済みの第1のコンテンツデータと第2のコンテンツデータとを出力する。
上記の画像読取装置は、第1の画像が読み取られる場合、第1の画像から得られる第1のアクセス情報によってアクセスされる第1のコンテンツデータを受信すると共に、特定の文書に含まれる第2の画像から得られる第2のアクセス情報によってアクセスされる第2のコンテンツデータを受信する。上記の画像読取装置は、受信済みの第1のコンテンツデータと受信済みの第2のコンテンツデータとを出力する。これにより、第1の画像を読み取ることによって、第1のコンテンツデータのみならず、第2のコンテンツデータも出力することができる。この構成によれば、アクセス情報を示す複数個の画像が記載されている文書を用いて、適切にコンテンツデータを出力し得る。
本明細書によって開示される他の技術は、データ供給装置に関する。データ供給装置は、データ特定部と、第1の格納制御部と、情報取得部と、第2の格納制御部と、第1のデータ供給部と、アクセス情報受信部と、アクセス情報特定部と、を備える。データ特定部は、文書ファイルから、第1のコンテンツデータと第2のコンテンツデータとを含む複数個のコンテンツデータを特定する。第1の格納制御部は、特定済みの第1のコンテンツデータと第2のコンテンツデータとのそれぞれを、文書ファイルから取得して、メモリに格納させる。情報取得部は、第1のコンテンツデータにアクセスするための第1のアクセス情報と、第2のコンテンツデータにアクセスするための第2のアクセス情報と、を取得する。第2の格納制御部は、第1のアクセス情報と第2のアクセス情報とを、特定の格納領域に格納させる。第1のデータ供給部は、印刷実行部が、文書ファイルに基づく印刷データによって表わされる画像を印刷すべき場合に、第1のアクセス情報を示す画像を表す第1の画像データと、第2のアクセス情報を示す画像を表す第2の画像データと、を印刷実行部に供給する。アクセス情報受信部は、第1のアクセス情報を、画像読取装置から受信する。アクセス情報特定部は、受信済みの第1のアクセス情報と共に特定の格納領域に格納されている第2のアクセス情報を特定する。
上記のデータ供給装置では、1個の文書ファイルに含まれている第1のコンテンツデータにアクセスするための第1のアクセス情報と、第2のコンテンツデータにアクセスするための第2のアクセス情報と、を特定の格納領域に格納する。この結果、第2のアクセス情報を、画像読取装置から受信しなくても、データ供給装置は、第1のアクセス情報を用いて、第2のアクセス情報を特定することができる。
なお、上記の画像読取装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また上記のデータ供給装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の画像読取装置とデータ供給装置とを含む通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 第1実施例のデータ管理サーバが実行する生成処理のフローチャートを示す。 2次元コードの配置を説明するための図を示す。 第1実施例のMFPが実行するデータ取得処理のフローチャートを示す。 第1実施例のデータ管理サーバが実行するコンテンツデータ送信処理のフローチャートを示す。 第2実施例のMFPが実行するデータ取得処理のフローチャートを示す。 第2実施例のデータ管理サーバが実行するコンテンツデータ送信処理のフローチャートを示す。
(第1実施例)
(通信システムの構成)
図1に示すように、通信システム2は、MFP(即ち多機能機(Multi-Function Peripheralの略)10と、データ管理サーバ100と、PC200と、格納サーバ300,400と、を備える。
データ管理サーバ100は、各デバイス100,200,300,400と、インターネット4を介して通信可能である。MFP10は、LAN(Local Area Networkの略)6を介して、PC200と通信可能である。
(MFP10の構成)
MFP10は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能等の多機能を実行可能な周辺機器(即ち、図示省略のPC(Personal Computerの略)等の周辺機器)である。MFP10は、操作部12と、表示部14と、LANインターフェース16と、印刷実行部18と、給紙部20と、スキャン実行部22と、USB(Universal Serial Busの略)インターフェース24と、制御部30と、を備える。各部12〜30は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をMFP10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。LANI/F16は、MFP10が、LAN6と通信するためのインターフェースである。これにより、MFP10は、LAN6を介して、LAN6に接続されている機器(例えばMFP10)と通信可能であり、インターネット4に接続されている機器(例えばデータ管理サーバ100)と通信可能である。
印刷実行部18は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。給紙部20は、原稿トレイを備える。給紙部20は、原稿トレイにセットされている1枚以上の文書を、1枚ずつスキャン実行部22に供給する。
スキャン実行部22は、CCD、CIS等のスキャン機構である。スキャン実行部22は、スキャン実行部22に供給された文書に記載されている画像を読み取る。スキャン実行部22は、給紙部20からスキャン実行部22に供給される文書の画像を読み取るADF(Auto Document Feederの略)モードと、作業者によって直接的にスキャン実行部22に供給される文書の画像を読み取るFB(Flat Bedの略)モードと、のどちらかのモードに従って、文書に記載されている画像を読み取る。
USBI/F24は、外部機器のUSBコネクタを接続するためのインターフェースである。MFP10は、USBI/F24を介して、外部機器と通信可能である。
制御部30は、CPU32とメモリ34とを備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム36に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、ROM、RAM、ハードディスク等によって構成される。メモリ34は、CPU32によって実行される上記のプログラム36を格納する。
(データ管理サーバ100の構成)
データ管理サーバ100は、LANI/F112と、制御部130とを備える。LANI/F112は、データ管理サーバ100がインターネット4を介して、インターネット4に接続さている機器(例えばMFP10)と通信するためのインターフェースである。
制御部130は、CPU132と、メモリ134と、を備える。CPU132は、メモリ34に格納されているプログラム136に従って、様々な処理を実行する。メモリ134は、ROM、RAM、ハードディスク等によって構成される。メモリ134は、CPU132によって実行される上記のプログラム136を格納する。
メモリ134は、さらに、1個以上のコンテンツ関連テーブルCTを格納することができる。コンテンツ関連テーブルCTは、後述する図2の生成処理において、CPU132によって生成されるテーブルである。コンテンツ関連テーブルCTには、1個以上のURL(Uniform Resource Locatorの略)が登録されている。なお、図1では、コンテンツ関連テーブルCTには、URLに関連付けてページ番号が登録されているが、ページ番号の登録は、第2実施例で実行され、本実施例のコンテンツ関連テーブルCTには、ページ番号は登録されない。
(PC200の構成)
PC200は、デスクトップ型、ノート型あるいはタブレット型のPCである。PC200は、図示省略したLANI/Fを備えており、LAN6に通信可能である。ユーザは、PC200を操作することによって、文書ファイル(図3の画像DI参照)を生成させることができる。文書ファイルは、PDF(Portable Document Formatの略)形式のデータファイルである。PDF形式の文書ファイルには、1個以上のオブジェクトデータが記述されている。なお、言い換えると、PDF形式の文書ファイルには、1個以上のオブジェクトデータが埋め込まれていると言うこともできる。PDF形式の文書ファイルは、1個以上のオブジェクトデータの木構造を有する。
文書ファイルに記述されているオブジェクトデータは、テキストデータと、例えばFLV(Flash Videoの略)形式の動画データと、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Groupの略)形式の静止画データと、例えばMP3(MPEG Audio Layer-3の略)形式の音声データと、のいずれか1個のコンテンツデータである。コンテンツデータは、例えばPC200の表示部等の出力装置によって出力されるデータである。ユーザは、文書ファイルによって表される画像がPC200の表示部に表示されている状態で、PC200の操作部に所定の操作を実行することによって、動画データによって表される動画を、再生することができる。また、ユーザは、文書ファイルによって表される画像がPC200の表示部に表示されている状態で、PC200の操作部に所定の操作を実行することによって、音声データによって表される音声を、再生することができる。即ち、動画データと音声データとは、文書ファイルによって表される画像がPC100の表示部に表示されている状態で、出力内容が変化可能なデータである。以下では、文書ファイルによって表される画像がPC100の表示部に表示されている状態で、表示内容が変化可能なコンテンツデータを、「第1種のコンテンツデータ」と呼ぶ。
一方、ユーザは、文書ファイルによって表される画像がPC200の表示部に表示されている状態で、PC200の操作部に所定の操作を実行することによって、テキストデータによって表される画像の大きさを変更することはできる一方、表示内容を変更することはできない。例えば、テキストデータは、文書ファイルによって表される画像が表示部に表示されている状態で、画像の大きさは変更可能であるが、内容は変化不可能(即ち文字自体は変更不可能)なデータである。以下では、文書ファイルによって表される画像がPC200の表示部に表示されている状態で、表示内容が変化不可能なコンテンツデータを、「第2種のコンテンツデータ」と呼ぶ。静止画データは、テキストデータと同様に第2種のコンテンツデータである。1個以上のオブジェクトデータは、さらに、文書ファイルによって表される画像におけるコンテンツデータの位置を示す位置情報を含む。
(格納サーバ300の構成)
格納サーバ300は、共に図示省略したLANI/Fと、コンテンツデータを格納するためのメモリと、を備える。LANI/Fは、格納サーバ300がインターネット4と通信するためのインターフェースである。メモリは、ROM、RAM、ハードディスク等によって構成される。格納サーバ300は、データ管理サーバ100から、インターネット4を介して送信(即ちアップロード)されるコンテンツデータを格納することができる。格納サーバ300は、データを格納するための1個以上のフォルダを、メモリに格納可能である。格納サーバ300には、フォルダのインターネット4上の位置を示す固有のURLが付与される。また、格納サーバ300は、データ管理サーバ100からの要求に応じて、メモリに格納されているコンテンツデータを、データ管理サーバ100に供給することができる。
(データ管理サーバ100が実行する生成処理:図2)
データ管理サーバ100のCPU132は、データ管理サーバ100が稼動している間、インターネット4を介して、例えばPC200等の機器から、文書ファイルと処理情報との組合せを受信することを監視する。以下では、PC200等の機器から受信される文書ファイルを、「特定の文書ファイル」と呼ぶ。処理情報は、特定の文書ファイルに対して実行すべき処理を示す。また、処理情報は、特定の文書ファイルの送信先の外部装置(例えばMFP10)のアドレス情報(例えばIPアドレス)を含む。さらに、処理情報は、特定の文書ファイルに対して実行すべき処理が印刷処理である場合に、ユーザによって設定された印刷条件(例えは用紙サイズ、印刷部数等)を含む。
図2に示すように、S10では、CPU132は、特定の文書ファイルと処理情報との組合せを受信する。次いで、S12では、CPU132は、特定の文書ファイルから、第1種のコンテンツデータを特定する。具体的には、CPU132は、特定の文書ファイルに記述されている1個以上のオブジェクトデータの内容を、順番に確認する。CPU132は、確認中のオブジェクトデータに、第1種のコンテンツデータであることを示す情報が含まれている場合に、確認中のオブジェクトデータを、第1種のコンテンツデータであると特定する。これにより、特定の文書ファイルに含まれる1個以上の第1種のコンテンツデータが特定される。
S12において、第1種のコンテンツデータが特定される場合(S12でYES)、S14に進み、第1種のコンテンツデータが特定されない場合(S12でNO)、S30に進む。S14では、CPU132は、メモリ134内に、新たなコンテンツ関連テーブルCTを生成する。S14で生成された状態では、コンテンツ関連テーブルCTには、URLが登録されていない。
S16では、CPU132は、S12で特定された1個以上の第1種のコンテンツデータのうち、1個の第1種のコンテンツデータを、特定の文書ファイルから取得する。具体的には、CPU132は、S12で特定された1個の第1種のコンテンツデータのコピーを、特定の文書ファイルとは別に生成する。即ち、S16では、第1種のコンテンツデータは、文書ファイルから消去されずに、特定の文書ファイルに記述されている状態で維持される。なお、変形例では、CPU132は、S12で特定された1個の第1種のコンテンツデータを、特定の文書ファイルから取得する際に、取得された第1種のコンテンツデータを、特定の文書ファイルから消去してもよい。
次いで、S18において、CPU132は、S16で取得された第1種のコンテンツデータを含むコンテンツファイルを、インターネット4を介して、格納サーバ300にアップロードする。この構成によれば、データ管理サーバ100は、第1種のコンテンツデータを格納せずに済む。S20では、CPU132は、インターネット4を介して、格納サーバ300に格納されているコンテンツファイルのインターネット4上の位置を示すURLを、格納サーバ300から受信する。変形例では、CPU132は、URLに代えて、格納サーバ300を識別するための識別情報(例えば格納サーバ300のIPアドレス)と、コンテンツファイルのファイル名と、を含むアクセス情報を格納サーバ300から受信してもよい。
次いで、S22において、CPU132は、S22で受信されるURLを示すマトリックス型の2次元コードを生成する。CPU132は、URLを示す文字列を表すための複数個のセルがマトリクス状に配置されている2次元コードを表すデータを生成する。なお、変形例では、CPU132は、S18で受信されるURLを示すスタック型の2次元コード、バーコード、文字列、及び、パス名のいずれかを生成してもよい。
2次元コードが生成されると、S24において、CPU132は、S20で受信されたURLを、コンテンツ関連テーブルCTに登録する。次いで、S26において、CPU132は、S22で生成された2次元コードを表す第2種のコンテンツデータと、報知画像データと、が記述され、S12で特定された第1種のコンテンツデータが記述されていない文書ファイルを生成する。
具体的には、最初に、CPU132は、特定の文書ファイルに、第1種のコンテンツデータが記述されていることを示す画像を表す報知画像データを生成する。具体的には、第1種のコンテンツデータが動画データである場合、CPU132は、再生時間が0秒のときの静止画像(図3の画像NI1,NI2)を表す情報画像データを生成する。第1種のコンテンツデータが音声データである場合、CPU132は、再生ボタン(図3の画像NI3)を表す報知画像データを生成する。なお、報知画像データは、第2種のコンテンツデータである。変形例では、CPU132は、再生時間が予め決められた再生時間(例えば、再生時間が1秒)のときの画像を表す報知画像データを生成してもよく、予め決められた画像を表す報知画像データが、予めデータ管理サーバ100に格納されていてもよい。
次いで、CPU132は、S12で特定された第1種のコンテンツデータが動画データである場合、CPU132は、報知画像が、S16で取得された第1種のコンテンツデータによって表される動画が表示される位置に配置されるように、文書ファイルに、報知画像データと、報知画像データの位置情報と、を記述する。一方、S16で取得された第1種のコンテンツデータが音声データである場合、CPU132は、再生ボタンが、文書ファイルによって表される画像の最後に配置されるように、文書ファイルに、報知画像データと、報知画像データの位置情報と、を記述する。次いで、CPU132は、S20で生成された2次元コードが、報知画像に重なる位置に配置されるように、文書ファイルに、2次元コードを表す第2種のコンテンツデータと、第2種のコンテンツデータの位置情報と、を記述する。S26では、CPU132は、S10で受信された文書ファイルと、同一のデータ形式(例えばPDF形式)の文書ファイルを生成する。
S26が完了すると、S28において、CPU132は、S12で特定された全ての第1種のコンテンツデータについて、S14〜S26の処理が完了したのか否かを判断する。S14〜S30の処理が完了していない第1種のコンテンツデータが存在する場合(S28でNO)、S16に戻る。なお、2回目以降のS26は、前回のS26で生成された文書ファイルを用いて、新たな文書ファイルを生成する。全ての第1種のコンテンツデータについて、S16〜S26までの処理が完了した場合(S28でYES)、S30に進む。S30では、CPU132は、S10で受信された処理情報に含まれるアドレス情報を送信先に指定して、S26で生成された文書ファイルを送信して、生成処理を終了する。あるいは、S32では、CPU132は、S12でNOの場合に、S10で受信された文書ファイルを送信する。
例えば、S10で受信された処理情報が、MFP10に、文書ファイルで表される画像の印刷を実行させることを示す場合に、CPU132は、S26で生成された文書ファイルを、MFP10に送信する。MFP10のCPU32は、データ管理サーバ100から文書ファイルを受信すると、文書ファイルを用いて、印刷実行部18に印刷処理を実行させ、文書ファイルによって表される画像を、印刷用紙に形成する。
図3には、S10でCPU132によって受信される文書ファイルによって表される画像DIと、S26で生成された文書ファイルを用いた印刷処理によって形成された印刷画像PIとが、対比して示されている。画像DIは、テキストを表す画像TXと、動画が配置されていることを示す画像(例えば動画の0秒のときの停止画像)MV1、MV2と、音声が含まれていることを示す文字列(例えば音声のタイトルを示す文字列)SDと、を含む。一方、画像PIは、画像TX,NI1〜NI3と、を含む。
画像NI1,NI2は、それぞれ、S10でCPU132によって受信される文書ファイルに、動画データが記述されていることを示す報知画像である。画像NI1,NI2は、それぞれ、画像DIにおいて、画像MV1,MV2が配置されていた位置に配置されている。画像NI3は、S10でCPU132によって受信される文書ファイルに、音声データが記述されていることを示す画像である。報知画像NI2は、画像PIの末尾に配置される。
(MFP10が実行するデータ取得処理:図4)
次いで、MFP10が実行するデータ取得処理について説明する。給紙部20又はスキャン実行部22に文書(例えば図3の印刷結果)がセットされ、USBI/F24に外部メモリ(例えばUSBメモリ)が接続されている状態で、本処理が実行されると、文書内の2次元コードによって示されるURLを用いてアクセスされる第1種のコンテンツデータが、USBI/F24に格納される。
本処理は、ユーザが、データ取得処理を実行させるための開始操作を操作部12に実行することによって開始する。S50では、CPU32は、ADFモードに従って文書を読み取るか否かを判断する。具体的には、CPU32は、給紙部20に文書がセットされている状態で、開始操作が実行される場合に、ADFモードに従って画像を読み取ると判断し(S50でYES)、給紙部20に文書がセットされていない状態で、開始操作が実行される場合に、FBモードに従って画像を読み取ると判断する(S50でNO)。なお、以下では、ADFモードとFBモードとのいずれかのモードで、読み取られる画像を、「対象画像」と呼ぶ。変形例では、CPU32は、表示部14に、ADFモードかFBモードかを選択することをユーザに促す画面を表示し、ユーザに、ADFモードかFBモードかを選択させてもよい。
S50でNOの場合、S52において、CPU32は、対象画像を読み取る(即ちスキャンする)読取処理を実行することによって、2次元コードを検出する。具体的には、CPU32は、対象画像から、2次元コードに含まれる2次元コードであることを示すパターン(例えば切り出しシンボル)を検出することによって、2次元コードを検出する。S52において、対象画像の読取処理が完了すると(S52でYES)、S54において、CPU32は、検出された2次元コードを復元することによって、URLを特定する。即ち、CPU32は、2次元コードを解釈して、2次元コードによって表されるURLの文字列を特定する。なお、CPU32は、S52において、複数個の2次元コードが特定される場合、複数個の2次元コードのそれぞれについて、URLを特定する。
次いで、S56では、CPU32は、S54で特定されたURLと、FBモードを示す読取モード情報とを含むデータ送信要求を、データ管理サーバ100に送信する。S58では、CPU32は、データ管理サーバ100から送信される第1種のコンテンツデータをダウンロードする。次いで、S60では、CPU32は、S58でダウンロードされた第1種のコンテンツデータを、USBI/F24に接続されているUSBメモリに出力して、本処理を終了する。
一方、S50でYESの場合、S62において、CPU32は、給紙部20とスキャン実行部22とに、ADFモードに従った対象画像の読取処理を実行させる。読取処理では、給紙部20は、給紙部20にセットされている文書を、1ページずつスキャン実行部22に自動的に供給する。スキャン実行部22は、給紙部20から供給される1ページの文書に記載されている画像の読取処理を繰り返すことによって、対象画像を読み取る。
S64では、CPU32は、読取処理において、1ページの文書に記載されている画像から、2次元コードを検出する。S64において、1ページの文書に記載されている画像の読取処理が完了すると(S64でYES)、S66において、CPU32は、S64において、2次元コードが検出されたか否かを判断する。2次元コードが検出されていない場合(S66でNO)、CPU32は、S64に戻って、給紙部20に、次の1ページの文書を、スキャン実行部22に供給させ、スキャン実行部22に供給された1ページの文書に記載されている画像を読み取らせる。
一方、2次元コードが検出された場合(S66でYES)、S68において、CPU32は、S54の処理と同様の処理を実行することによって、S64で検出された2次元コードを用いてURLを特定する。
次いで、S70では、CPU32は、S68で特定されたURLと、ADFモードを示す読取モード情報とを、を含むデータ送信要求を、データ管理サーバ100に送信する。S72では、CPU32は、データ管理サーバ100から送信される第1種のコンテンツデータのダウンロードを開始する。なお、CPU32は、さらに、第1種のコンテンツデータと関連付けられているURLをダウンロードする。
なお、S64において、1ページの画像内に複数個の2次元コードが検出される場合、S68において、CPU32は、複数個の2次元コードのそれぞれを用いて、URLを特定する。そして、S70では、CPU32は、特定された複数個のURLのうち、1個のURLを、データ管理サーバ100に送信する。
次いで、S74では、CPU32は、S72で開始されたダウンロードと並行して、給紙部20にセットされている残りの文書の画像の読取処理を実行する。S76では、CPU32は、S52と同様の処理を実行することによって、読取処理によって読み取られた画像から、2次元コードを検出する。2次元コードが検出される場合(S76でYES)、S78において、S54と同様の処理を実行することによって、検出された2次元コードから、URLを特定して、S80に進む。
一方、2次元コードが検出された場合(S76でNO)、S78をスキップして、S80に進む。S80では、CPU32は、文書の全ページについて、読取処理を実行したか否かを判断する。具体的には、CPU32は、給紙部20に文書が残っている場合、文書の全ページについて、読取処理を実行していないと判断し(S80でNO)、S76に戻る。一方、CPU32は、給紙部20に文書が残っていない場合、文書の全ページについて、読取処理を実行したと判断し(S80でYES)、S82に進む。
S82では、CPU32は、S72で開始した第1種のコンテンツデータのダウンロードが完了したのか否かを判断する。ダウンロードが完了すると(S82でYES)、S84において、CPU32は、ダウンロードされた第1種のコンテンツデータのうち、S68及びS78で特定されたURLに関連付けられている第1種のコンテンツデータを、USBI/F24に接続されているUSBメモリに出力して、本処理を終了する。この構成によれば、ダウンロードされた第1種のコンテンツデータを、USBメモリに格納することができる。このため、ユーザは、USBメモリを、PC200等の機器に接続することによって、USBメモリに格納されている第1種のコンテンツデータによって表される動画、音声等を、視聴することができる。
(データ管理サーバ100が実行するコンテンツデータ送信処理:図5)
次いで、データ管理サーバ100が、外部装置(例えばMFP10)に第1種のコンテンツデータを送信する処理について説明する。CPU132は、データ管理サーバ100が動作している間、外部装置からデータ送信要求を受信することを監視している。
S100では、CPU132は、外部装置から、データ送信要求を受信する。データ送信要求は、コンテンツデータのURLと、読取処理が、ADFモードとFBモードのどちらのモードに従って実行されたのかを示す読取モード情報と、を含む。
次いで、S102では、CPU132は、S100で受信された読取モード情報がADFモードを示すか否かを判断する。読取モード情報がFBモードを示す場合(S102でNO)、S104において、CPU132は、S102で受信されたURLによって特定される第1種のコンテンツデータを、ダウンロードする。具体的には、CPU132は、S102で受信されたURLによって特定される外部装置(例えば格納サーバ300)に、URLを含むデータ送信要求を送信する。外部装置は、送信要求を受信すると、送信要求に含まれるURLによって特定される位置に格納されている第1種のコンテンツデータを、データ管理サーバ100に送信する。
CPU132は、第1種のコンテンツデータのダウンロードが終了すると、S106において、ダウンロードされた第1種のコンテンツデータを、S100のデータ送信要求の送信元の外部装置に送信して、処理を終了する。
一方、S102において、読取モード情報がADFモードを示す場合(S102でYES)、S110において、CPU132は、メモリ134に格納されている1個以上のコンテンツ関連テーブルの中から、S102で受信されたURLを含むコンテンツ関連テーブルCTを特定する。
次いで、S112では、CPU132は、コンテンツ関連テーブルCTに格納されている全てのURLによって特定される1個以上の第1種のコンテンツデータを、ダウンロードする。具体的には、CPU132は、コンテンツ関連テーブルCTに格納されている1個以上のURLのそれぞれについて、S106の処理と同様の処理を実行し、第1種のコンテンツデータをダウンロードする。この構成によれば、データ管理サーバ100は、S100で受信された1このURLを用いて、特定の文書ファイル(即ち当該1個のURLによってアクセスされる第1種のコンテンツデータが記述されている文書ファイル)中の第1種のコンテンツデータのURLを特定することができる。このため、データ管理サーバ100は、S100で受信された1個のURLを用いて特定された1個以上のURLを用いて、特定の文書ファイル中の第1種のコンテンツデータを取得することができる。
次いで、S114では、CPU132は、ダウンロード済みの1個以上の第1種のコンテンツデータのそれぞれについて、当該第1種のコンテンツデータの格納位置を示すURLと、を関連付けて、S100のデータ送信要求の送信元の外部装置に送信して、処理を終了する。
(本実施例の効果)
本実施例の効果を、図5のS100において、データ送信要求の送信元の外部装置が、MFP10である場合を例にして説明する。データ管理サーバ100は、MFP10から、ADFモードを示す読取モード情報を含むデータ送信要求が受信される場合(S102でYES)、S110で特定されたコンテンツ関連テーブルCTに登録されている全てのURLを用いて、第1種のコンテンツデータを、外部装置からダウンロードする。以下では、コンテンツデータを格納している外部装置として、「格納サーバ300」を例示する。そして、データ管理サーバ100は、ダウンロード済みの1個以上の第1種のコンテンツデータを、MFP10に送信する。
この構成によれば、MFP10は、AFDモードに従って読取処理が実行された文書に含まれる1個以上の2次元コードのうち、1個の2次元コードによって示されるURLを、データ管理サーバ100に送信することによって、文書に含まれる全ての2次元コードによって示されるURLの位置に格納されている第1種のコンテンツデータを取得することができる。この構成によれば、MFP10は、文書に含まれる全ての2次元コードによって示されるURLを、データ管理サーバ100に送信せずに、適切な第1種のコンテンツデータを取得することができる。この結果、MFP10は、取得された第1種のコンテンツデータの中から、適切な第1種のコンテンツデータを、USBメモリに出力することができる。
また、MFP10は、図4のS84において、データ管理サーバ100から取得された第1種のコンテンツデータのうち、S68及びS78で特定されたURLに関連付けられている第1種のコンテンツデータのみをUSBメモリに出力する。この構成によれば、MFP10は、ユーザによって給紙部20にセットされた文書中の2次元コードが示すURLでアクセスされる第1種のコンテンツデータのみを、出力することができる。この結果、ユーザが取得することを望む適切な第1種のコンテンツデータを、出力することができる。
ユーザが、例えば10ページの文書ファイルのうち、2〜6ページに含まれている第1種のコンテンツデータを取得することを望む場合、ユーザが、10ページの印刷結果のうち、2〜6ページの印刷結果のみを、MFP10に読み取らせる状況が起こり得る。このような状況では、上記のMFP10では、ユーザによって給紙部20にセットされた文書中の2次元コードが示すURLでアクセスされる第1種のコンテンツデータのみを出力するため、ユーザは、自身が取得することを望む第1種のコンテンツデータのみを取得することができる。
また、データ管理サーバ100では、対象画像を読み取る際の読取モードが、ADFモードかFBモードかに応じて、ダウンロードする第1種のコンテンツデータが異なる。この構成によれば、MFP10が対象画像を読み取る際の読取モードに応じて、適切にコンテンツデータを取得することができる。MFP10は、対象画像を読み取る際の読取モードが、ADFモードかFBモードかに応じて、データ管理サーバ100から受信される第1種のコンテンツデータが異なる(図4のS58,S82、図5のS104,S112)。この構成によれば、MFP10が対象画像を読み取る際の読取モードに応じて、適切にコンテンツデータを出力することができる。
また、データ管理サーバ100は、MFP10から1個のURLを受信すると、特定の文書ファイル中の全ての第1種のコンテンツデータを取得することができる(図5のS112)。この構成によれば、MFP10は、図4のS78で特定された全てのURLをデータ管理サーバ100に送信しなくても、文書ファイル中の全ての第1種のコンテンツデータを取得することができる(図4のS82)。また、MFP10は、図4のS78で特定された全てのURLのそれぞれを用いて、第1種のコンテンツデータをダウンロードしなくても、文書ファイル中の全ての第1種のコンテンツデータを取得することができる。
(対応関係)
MFP10及びデータ管理サーバ100が、それぞれ「画像読取装置」及び「データ供給装置」の一例である。格納サーバ300が、「メモリ」の一例である。図2のS10で受信される文書ファイルによって表される文書が、「特定の文書」の一例であり、図4のS50で読取処理の対象となる文書が「対象文書」の一例である。画像TC1,画像TC2,画像TC3が、「第1の画像と第2の画像とを含む複数個の画像複数個の画像」の一例である。URLが「第1のアクセス情報」及び「第2のアクセス情報」の一例である。コンテンツ関連テーブルCTが「特定の格納領域」の一例である。ADFモード及びFBモードが、それぞれ「第1の読取モード」及び」第2の読取モード」の一例である。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点を説明する。本実施例のMFP10のCPU32は、さらに、給紙部20がスキャン実行部22に給紙したページ数をカウントし、カウント値をメモリ34に格納する。
(データ管理サーバ100が実行する生成処理:図2)
図2のS16において、データ管理サーバ100のCPU132は、第1種のコンテンツデータを取得する際に、当該第1種のコンテンツデータの位置情報を用いて、第1種のコンテンツデータが記載されているページ数を特定する。そして、S24において、CPU132は、コンテンツ関連テーブルCTにURLを登録する際に、S16で特定されたページ数を、URLに関連付けてコンテンツ関連テーブルに登録する(図1参照)。
(MFP10が実行するデータ取得処理:図6)
図6のS250の処理は、図4のS50の処理と同様である。S250でNOと判断される場合に実行されるS252〜S260の処理は、図4のS52〜S60の処理と同様である。
一方、S250でYESと判断されると、S261において、CPU32は、メモリ34に格納されているカウント値をリセットして(即ち「0」)、S262に進む。S262,S264の処理は、図4のS62,S64の処理と同様である。
S264でYESと判断される場合、S265において、CPU32は、カウント値に「1」を加算して、S266に進む。S266〜S270の処理は、図4のS66〜S70の処理と同様である。S272では、CPU32は、図4のS72と比較して、第1種のコンテンツデータと関連付けられているURLと、第1種のコンテンツデータと関連付けられているページ番号を受信する。
S272で、第1種のコンテンツデータのダウンロードが開始されると、ダウンロードと並行して、S273において、CPU32は、給紙部20に残っている文書のページ数をカウントし、メモリ134内のカウント値に加算して、S282に進む。S282の処理は、図4のS82と同様である。
S282において、第1種のコンテンツデータのダウンロードが完了すると、S283において、CPU32は、S268で特定されたURLに格納されている第1種のコンテンツデータが記載されているページ数を特定する。具体的には、CPU32は、データ管理サーバ100からダウンロードされた第1種のコンテンツデータとURLとページ番号とから、S268で特定されたURLに関連付けられているページ番号を特定する。
次いで、S284において、CPU232は、S282でダウンロードされた第1種のコンテンツデータの中から、出力すべき第1種のコンテンツデータを、USBI/F24に接続されているUSBメモリに出力して、本処理を終了する。
具体的には、CPU232は、まず、S283で特定されたページ番号に、メモリ34に格納されているカウント値を加算し、「1」を減算して、出力ページ番号を算出する。この構成によれば、データ取得処理において、読み取り対象の対象文書が、図2の生成処理で読み取られた全体文書のうち一部である場合に、対象文書が、全体文書のうちのどのページ範囲であるのかを推定することができる。
次いで、CPU132は、ダウンロードされた第1種のコンテンツデータの中から、
S283で特定されたページ番号から算出済みの出力ページ番号までの範囲のページ番号に関連付けられている第1種のコンテンツデータを出力する。
この構成によれば、MFP10は、全体文書のうち、対象文書に記述されている2次元コードの第1種のコンテンツデータのみを出力することができる。
(データ管理サーバ100が実行するコンテンツデータ送信処理:図7)
次いで、データ管理サーバ100が、外部装置(例えばMFP10)に第1種のコンテンツデータを送信する処理について説明する。S200〜S210の処理は、図5のS100〜S110の処理と同様である。
S210によって、コンテンツ関連テーブルが特定されると、S212において、CPU132は、S200で受信されたURLに関連するページ番号以上のページ番号に関連するURLによって特定される1個以上の第1種のコンテンツデータを、ダウンロードする。
次いで、S214では、CPU132は、ダウンロード済みの1個以上の第1種のコンテンツデータのそれぞれについて、当該第1種のコンテンツデータの格納位置を示すURLに関連付けてコンテンツ関連テーブルに登録されているページ番号と、を関連付けて、S200のデータ送信要求の送信元の外部装置に送信して、処理を終了する。
本実施例では、図6のS266で2次元コードが検出されると、MFP10は、当該2次元コードが記載されているページ以降のページの画像を読み取らずに済む。この構成によれば、MFP10の処理を軽減することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(1)「画像読取装置」は、MFP10に限られず、スキャナ、カメラ等、2次元コードを復元する機能を有する機器であればよい。「データ供給装置」は、データ管理サーバ100に限られず、外部装置に通信可能に接続されるPC、多機能機等の他の機器であってもよい。「メモリ」は、格納サーバ300に限られず、データ管理サーバ100のメモリ134であってもよく、PC200等のメモリであってもよい。
(2)「文書ファイル」は、PDF形式のファイルに限られず、第1種のコンテンツデータが記述され得るデータ形式のファイル(例えばPPT形式のファイル)であってもよい。一般的には、「文書ファイル」は、文書ファイルによって表される画像が表示装置に表示されている状態で、出力される内容が変化可能な第1種のコンテンツデータが記述され得るファイルである。
(3)上記の実施例では、データ管理サーバ100は、文書ファイルに記述されている1個以上のオブジェクトデータの内容を、順番に確認することによって、第1種のコンテンツデータを特定する(図2のS12)。しかしながら、データ管理サーバ100は、文書ファイルに記述されている文字列の中から、第1種のコンテンツデータのデータ形式を示す文字列(例えば「FLV」の文字列)を特定することによって、第1種のコンテンツデータを特定してもよい。本変形例の処理は、「データ特定部」の処理の一例である。
(4)上記の実施例では、MFP10は、ダウンロードされた第1種のコンテンツデータを、USBメモリに出力している。しかしながら、MFP10は、ダウンロードされた第1種のコンテンツデータを、外部装置(例えばPC200)に送信してもよいし、MFP10の表示部14に供給してもよい。本変形例では、外部装置への送信及び表示部14への供給が、「データ出力部」の処理の一例である。
(5)上記の実施例では、データ管理サーバ100は、文書ファイルに含まれているコンテンツデータのうち、第1種のコンテンツデータのみを、格納サーバ300に格納する。そして、MFP10は、データ管理サーバ100から、第1種のコンテンツデータのみを受信する。しかしながら、データ管理サーバ100は、文書ファイルに含まれているコンテンツデータのうち、第1種のコンテンツデータと共に、あるいはこれに代えて、第2種のコンテンツデータ(例えばJPEG形式のコンテンツデータ)を、格納サーバ300に格納させてもよい。MFP10は、データ管理サーバ100から、第1種のコンテンツデータと共に、あるいはこれに代えて、第2種のコンテンツデータを受信してもよい。本変形例では、第2種のコンテンツデータが、「第1のコンテンツデータ」、「第2のコンテンツデータ」の一例である。
(6)上記の実施例では、MFP10は、データ管理サーバ100からコンテンツデータをダウンロードしている(図4のS82)。しかしながら、データ管理サーバ100がコンテンツ関連テーブルCTに格納されているURLを、MFP10に送信してもよい。また、コンテンツ関連テーブルCTをMFP10が記憶していてもよい。そして、MFP10は、コンテンツデータが格納されている格納サーバ300から、コンテンツデータを受信してもよい。例えば、データ管理サーバ100は、格納サーバ300に、コンテンツデータをMFP10に送信させてもよい。
(7)上記の実施例では、MFP10は、読取モードを示す読取モード情報を、データ管理サーバ100に送信する(図4のS56、S70)。しかしながら、MFP10は、読取モード情報に代えて、読取処理において給紙部20を用いたか否かを示す情報を、データ管理サーバ100に送信してもよい。データ管理サーバ100は、給紙部20を用いたことを示す情報が受信される場合に、図5のS102においてYESと判断し、給紙部20を用いていないことを示す情報が受信される場合に、図5のS102においてNOと判断してもよい。本変形例では、読取処理において給紙部20を用いたか否かを示す情報が「モード情報」の一例である。
(8)上記の実施例では、ダウンロードした第1種のコンテンツデータのうち、出力される第1種のコンテンツデータが制限され得る(図4のS84,図6のS284)。しかしながら、MFP10は、データ管理サーバ100からダウンロードした全ての第1種のコンテンツデータを出力してもよい。
(9)上記の実施例では、MFP10及びデータ管理サーバ100の各部がソフトウェアによって実現されるが、MFP10及びデータ管理サーバ100の各部のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
(10)上記の実施例では、データ管理サーバ100は、外部装置から受信された文書ファイルと、同一のデータ形式(即ちPDF形式)の文書ファイルを生成し、MFP10等に送信する。しかしながら、データ管理サーバ100は、外部装置受信された文書ファイルと、異なるデータ形式(例えばPDL形式)のデータを生成し、MFP10等に送信してもよい。
(11)「第1種のコンテンツデータ」は、動画データと音声データに限られない。「第1種のコンテンツデータ」は、例えば、3次元形状を表す3次元データであってもよい。3次元データは、文書ファイルによって表される画像が表示装置に表示されている状態で、3次元データによって表される3次元形状を回転することができる。「第1種のコンテンツデータ」は、印刷や2次元(例えば2次元ディスプレイで表示)で表現することにより、コンテンツデータに含まれる全ての情報を取得することができないデータ即ち、コンテンツデータによって表される情報のうちの少なくとも一部の情報が欠落するデータ)であればよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下に本実施例の特徴を列挙する。
(特徴1)
第1の画像と第2の画像とを含む複数個の画像が記載されている特定の文書から、前記第1の画像を読み取る画像読取部であって、前記第1の画像は、第1のコンテンツデータにアクセスするための第1のアクセス情報を示す画像であり、前記第2の画像は、前記第1のコンテンツデータと異なる第2のコンテンツデータにアクセスするための第2のアクセス情報を示す画像である、前記画像読取部と、
読取済みの第1の画像を復元することによって、前記第1のアクセス情報を取得するアクセス情報取得部と、
特定済みの前記第1のアクセス情報によって示される位置に格納されている前記第1のコンテンツデータを受信する第1のデータ受信部と、
前記特定の文書に記載されている前記複数個の画像によって示される複数個のアクセス情報を格納する特定の格納領域を用いて、前記第2のアクセス情報によって示される位置に格納されている前記第2のコンテンツデータを受信する第2のデータ受信部と、
受信済みの前記第1のコンテンツデータと前記第2のコンテンツデータとを出力するデータ出力部と、を備える画像読取装置。
(特徴2)
前記データ出力部は、前記第1のコンテンツデータと前記第2のコンテンツデータとを、前記画像読取装置に接続されている外部メモリに出力する、特徴1に記載の画像読取装置。
(特徴3)
前記画像読取装置は、さらに、
文書に記載されている画像を読み取る読取機構と、
前記読取機構に、複数枚の文書を自動的に送出する自動給紙機構と、を備え、
前記画像読取部は、
前記自動給紙機構及び前記読取機構を用いて、前記文書に記載されている画像を読み取る第1の読取モードと、前記自動給紙機構を用いずに前記読取機構を用いて前記文書に記載されている画像を読み取る第2の読取モードと、を含む複数のモードのいずれかのモードに従って、前記特定の文書に記載されている前記第1の画像を読み取り、
前記データ出力部は、前記第1の読取モードに従って、前記第1の画像が読み取られる場合に、前記第1のコンテンツデータと前記第2のコンテンツデータとを出力し、前記第2の読取モードに従って、前記第1の画像が読み取られる場合に、前記第2のコンテンツデータを出力せずに、前記第1のコンテンツデータを出力する、特徴1又は2に記載の画像読取装置。
(特徴4)
前記画像読取部は、さらに、前記特定の文書に含まれる対象文書に記載されている1個以上の画像であって、コンテンツデータにアクセスするためのアクセス情報を示す前記1個以上の画像を読み取り、
前記データ出力部は、読取済みの前記1個以上の画像に、前記第2の画像が含まれる場合に、前記第2のコンテンツデータを出力し、前記第2の画像が含まれない場合に、前記第2のコンテンツデータを出力しない、特徴1から3のいずれか一項に記載の画像読取装置。
(特徴5)
前記データ利用装置は、さらに、
前記自動給紙機構から前記読取機構に送出された文書のページ数を取得するページ数取得部を備え、
前記第1のデータ受信部は、さらに、前記第1のコンテンツデータに関連付けられている第1のページ番号を示す第1のページ情報を取得し、
前記第2のデータ受信部は、さらに、前記第2のコンテンツデータに関連付けられている第2のページ番号を示す第2のページ情報を取得し、
前記データ出力部は、前記第2のページ番号が、前記第1のページ番号の値以上であり、前記第1のページ番号に取得済みのページ数を加えた値未満である場合に、前記第2のコンテンツデータを出力し、前記第2のページ番号が、前記第1のページ番号に取得済みの前記対象原稿のページ数を加えた値以上である場合に、前記第2のコンテンツデータを出力しない、特徴3に記載の画像読取装置。
(特徴6)
前記第2のデータ受信部は、前記特定の格納領域を有するサーバに前記第1の格納位置情報を送信し、前記サーバから前記第2のコンテンツデータを受信する、特徴1から5に記載の画像読取装置。
(特徴7)
文書ファイルから、第1のコンテンツデータと第2のコンテンツデータとを含む複数個のコンテンツデータを特定するデータ特定部と、
特定済みの前記第1のコンテンツデータと前記第2のコンテンツデータとのそれぞれを、前記文書ファイルから取得して、メモリに格納させる第1の格納制御部と、
前記第1のコンテンツデータにアクセスするための第1のアクセス情報と、前記第2のコンテンツデータにアクセスするための第2のアクセス情報と、を取得する情報取得部と、
前記第1のアクセス情報と前記第2のアクセス情報とを、特定の格納領域に格納させる第2の格納制御部と、
印刷実行部が、前記文書ファイルに基づく印刷データによって表わされる画像を印刷すべき場合に、前記第1のアクセス情報を示す画像を表す第1の画像データと、前記第2のアクセス情報を示す画像を表す第2の画像データと、を前記印刷実行部に供給する第1のデータ供給部と、
前記第1のアクセス情報を、画像読取装置から受信するアクセス情報受信部と、
受信済みの前記第1のアクセス情報と共に前記特定の格納領域に格納されている前記第2のアクセス情報を特定するアクセス情報特定部と、を備えるデータ供給装置。
(特徴8)
前記第1のコンテンツデータと前記第2のコンテンツデータのそれぞれは、前記文書ファイルによって表される画像が表示装置に表示されている状態で、出力される内容が変化可能なデータである、特徴7に記載のデータ供給装置。
(特徴9)
前記データ供給装置は、さらに、
受信済みの前記第1のアクセス情報によって示される位置に格納されている前記第1のコンテンツデータを取得する第1のデータ取得部と、
特定済みの前記第2のアクセス情報によって示される位置に格納されている前記第2のコンテンツデータを取得する第2のデータ取得部と、
取得済みの前記第1のコンテンツデータと取得済みの前記第2のコンテンツデータとを、前記画像読取装置に供給する第2のデータ供給部と、を備える、特徴7又は8に記載のデータ供給装置。
(特徴10)
前記位置情報受信部は、さらに、モード情報を前記画像読取装置から受信し、
前記モード情報は、前記画像読取装置が、前記ドキュメントに記載されている第1の画像を読み取る場合に、文書に記載されている画像を読み取る読取機構と、前記読取機構に、前記文書に含まれる複数枚の用紙を自動的に送出する自動給紙機構と、のうちの前記自動給紙機構を用いるか否かを示す情報であって、
前記モード情報が、前記自動給紙機構を用いることを示す場合に、
前記第1のデータ取得部は、前記第1のコンテンツデータを取得し、
前記第2のデータ取得部は、前記第2のコンテンツデータを取得し、
前記第2のデータ供給部は、取得済みの前記第1のコンテンツデータと取得済みの前記第2のコンテンツデータとを、前記データ利用装置に供給し、
前記モード情報が、前記自動給紙機構を用いないことを示す場合に、
前記第1のデータ取得部は、前記第1のコンテンツデータを取得し、
前記第2のデータ取得部は、前記第2のコンテンツデータを取得せず、
前記第2のデータ供給部は、取得済みの前記第1のコンテンツデータを、前記データ利用装置に供給する、特徴9に記載のデータ供給装置。
2:通信システム、10:MFP、20:給紙部、22:スキャン実行部、100:データ管理サーバ、200:PC、300:格納サーバ、CT:コンテンツ関連テーブル

Claims (9)

  1. 第1の画像と第2の画像とを含む複数個の画像が記載されている特定の文書から、前記第1の画像及び前記第2の画像を読み取る画像読取部であって、前記第1の画像は、第1のコンテンツデータにアクセスするための第1のアクセス情報を示す画像であり、前記第2の画像は、前記第1のコンテンツデータと異なる第2のコンテンツデータにアクセスするための第2のアクセス情報を示す画像である、前記画像読取部と、
    読取済みの第1の画像を復元することによって、前記第1のアクセス情報を取得するアクセス情報取得部と、
    特定済みの前記第1のアクセス情報によって示される位置に格納されている前記第1のコンテンツデータを受信する第1のデータ受信部と、
    前記特定の文書に記載されている前記複数個の画像によって示される複数個のアクセス情報を格納する特定の格納領域であって、前記第1のアクセス情報と前記第2のアクセス情報とを関連付けて格納する前記格納領域を用いて、前記第2のアクセス情報によって示される位置に格納されている前記第2のコンテンツデータを、前記第2の画像を読み取る前に受信する第2のデータ受信部と、
    受信済みの前記第1のコンテンツデータを出力するデータ出力部であって、前記第2の画像を読み取った後に前記第2のコンテンツデータを出力する前記データ出力部と、を備える画像読取装置。
  2. 前記データ出力部は、前記第1のコンテンツデータと前記第2のコンテンツデータとを、前記画像読取装置に接続されている外部メモリに出力する、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記画像読取装置は、さらに、
    文書に記載されている画像を読み取る読取機構と、
    前記読取機構に、複数枚の文書を自動的に送出する自動給紙機構と、を備え、
    前記画像読取部は、
    前記自動給紙機構及び前記読取機構を用いて、前記文書に記載されている画像を読み取る第1の読取モードと、前記自動給紙機構を用いずに前記読取機構を用いて前記文書に記載されている画像を読み取る第2の読取モードと、を含む複数のモードのいずれかのモードに従って、前記特定の文書に記載されている前記第1の画像を読み取り、
    前記データ出力部は、前記第1の読取モードに従って、前記第1の画像が読み取られる場合に、前記第1のコンテンツデータと前記第2のコンテンツデータとを出力し、前記第2の読取モードに従って、前記第1の画像が読み取られる場合に、前記第2のコンテンツデータを出力せずに、前記第1のコンテンツデータを出力する、請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記画像読取部は、さらに、前記特定の文書に含まれる対象文書に記載されている1個以上の画像であって、コンテンツデータにアクセスするためのアクセス情報を示す前記1個以上の画像を読み取り、
    前記データ出力部は、読取済みの前記1個以上の画像に、前記第2の画像が含まれる場合に、前記第2のコンテンツデータを出力し、前記第2の画像が含まれない場合に、前記第2のコンテンツデータを出力しない、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  5. 前記画像読取装置は、さらに、
    前記自動給紙機構から前記読取機構に送出された文書のページ数を取得するページ数取得部を備え、
    前記第1のデータ受信部は、さらに、前記第1のコンテンツデータに関連付けられている第1のページ番号を示す第1のページ情報を取得し、
    前記第2のデータ受信部は、さらに、前記第2のコンテンツデータに関連付けられている第2のページ番号を示す第2のページ情報を取得し、
    前記データ出力部は、前記第2のページ番号が、前記第1のページ番号の値以上であり、前記第1のページ番号に取得済みのページ数を加えた値未満である場合に、前記第2のコンテンツデータを出力し、前記第2のページ番号が、前記第1のページ番号に取得済みのページ数を加えた値以上である場合に、前記第2のコンテンツデータを出力しない、請求項3に記載の画像読取装置。
  6. 前記第2のデータ受信部は、前記特定の格納領域を有するサーバに前記第1のアクセス情報によって示される位置を示す第1の格納位置情報を送信し、前記サーバから前記第2のコンテンツデータを受信する、請求項1から5に記載の画像読取装置。
  7. 文書ファイルから、第1のコンテンツデータと第2のコンテンツデータとを含む複数個のコンテンツデータを特定するデータ特定部と、
    特定済みの前記第1のコンテンツデータと前記第2のコンテンツデータとのそれぞれを、前記文書ファイルから取得して、メモリに格納させる第1の格納制御部と、
    前記第1のコンテンツデータにアクセスするための第1のアクセス情報と、前記第2のコンテンツデータにアクセスするための第2のアクセス情報と、を取得する情報取得部と、
    前記第1のアクセス情報と前記第2のアクセス情報とを関連付けて、特定の格納領域に格納させる第2の格納制御部と、
    印刷実行部が、前記文書ファイルに基づく印刷データによって表わされる画像を印刷すべき場合に、前記第1のアクセス情報を示す画像を表す第1の画像データと、前記第2のアクセス情報を示す画像を表す第2の画像データと、を前記印刷実行部に供給する第1のデータ供給部と、
    前記第1のアクセス情報を、画像読取装置から受信するアクセス情報受信部と、
    前記画像読取装置から前記第2のアクセス情報が受信されていない状況で、受信済みの前記第1のアクセス情報に関連付けて前記特定の格納領域に格納されている前記第2のアクセス情報を特定するアクセス情報特定部と、
    受信済みの前記第1のアクセス情報によって示される位置に格納されている前記第1のコンテンツデータを取得する第1のデータ取得部と、
    前記画像読取装置から前記第2のアクセス情報が受信されていない状況で、特定済みの前記第2のアクセス情報によって示される位置に格納されている前記第2のコンテンツデータを取得する第2のデータ取得部と、
    取得済みの前記第1のコンテンツデータと取得済みの前記第2のコンテンツデータとを、前記画像読取装置に供給する第2のデータ供給部と、を備えるデータ供給装置。
  8. 前記第1のコンテンツデータと前記第2のコンテンツデータのそれぞれは、前記文書ファイルによって表される画像が表示装置に表示されている状態で、出力される内容が変化可能なデータである、請求項7に記載のデータ供給装置。
  9. 前記データ供給装置は、さらに、モード情報を前記画像読取装置から受信する位置情報受信部を備え、
    前記モード情報は、前記画像読取装置が、前記文書ファイルに記載されている第1の画像を読み取る場合に、文書に記載されている画像を読み取る読取機構と、前記読取機構に、前記文書に含まれる複数枚の用紙を自動的に送出する自動給紙機構と、のうちの前記自動給紙機構を用いるか否かを示す情報であって、
    前記モード情報が、前記自動給紙機構を用いることを示す場合に、
    前記第1のデータ取得部は、前記第1のコンテンツデータを取得し、
    前記第2のデータ取得部は、前記第2のコンテンツデータを取得し、
    前記第2のデータ供給部は、取得済みの前記第1のコンテンツデータと取得済みの前記第2のコンテンツデータとを、前記画像読取装置に供給し、
    前記モード情報が、前記自動給紙機構を用いないことを示す場合に、
    前記第1のデータ取得部は、前記第1のコンテンツデータを取得し、
    前記第2のデータ取得部は、前記第2のコンテンツデータを取得せず、
    前記第2のデータ供給部は、取得済みの前記第1のコンテンツデータを、前記画像読取装置に供給する、請求項7又は8に記載のデータ供給装置。
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