JP6238583B2 - 開放機構 - Google Patents

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この発明は、磁性体部材からなるケースに当接することで吸着するマグネットを有し重量物を搭載可能なブラケットを、当該ケースから開く開放機構に関するものである。
従来から、PCを設置する際に奥行をできるだけ小さくしたい場合、PCを横向きに設置している。この場合、PCに設けられている電源スイッチやCDなどの補助記憶装置、USBポートなどは横面になってしまうため、アクセスする際にPCを手前に可動させる必要がある。一方、PCの内部にはHDDといった振動に弱いデバイスが搭載されているため、通常時には固定することが望ましい。そこで、PCを搭載可能なブラケットを設け、当該ブラケットをヒンジを介して固定側(ケース)に連結し、扉のように手前に移動可能な構造を用いている。そして、通常時には、ねじ止めや、弱いマグネット及びカバーを用いてブラケットをケースに固定している。
ここで、固定を確実にするためには、ねじ止めを行うかマグネットを強力にする必要がある。しかしながら、この場合、ブラケットを開く際にねじを取り外す、または大きな力が必要となり、使い勝手が悪くなる。また、強力なマグネットを用いた場合には、無理にブラケットを引くことでPCに衝撃を与えてしまう恐れもある。
それに対して、例えば特許文献1に開示されるような扉開閉機構が知られている。この扉開閉機構では、制御盤などの扉を開閉するために、本体側の磁石と扉側の磁石とを相対移動可能に設けている。そして、異極同士を対面させることより扉を吸着状態に保持する閉塞作用位置と、同極同士を対面させることにより扉を反発状態とする開放作用位置との間で、両磁石を切り替え手段により切替える。これにより、容易に本体側に対して扉を開閉可能とすることができる。
特開平11−107608号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるような扉開閉機構では、本体側と扉側とにマグネットが2つ必要となり、スペースをとるという課題があった。また、扉の固定/解放は可能であるが、扉開閉操作のために、本体側の磁石の位置を切り替え可能とする切り替え手段が別途必要となるという課題がある。また、構造が複雑であり、組み立てコスト、部品コストが高いという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、スペースをとることなく、安価かつ簡易な構成で、容易にブラケットをケースから開くことができる開放機構を提供することを目的としている。
この発明に係る開放機構は、磁性体部材からなるケースにヒンジ機構を介して連結され且つ当該ケースに当接することで吸着するマグネットを有し重量物を搭載可能なブラケットを、当該ケースから開く開放機構であって、ブラケットにケース側から開放側に向かって設けられ、当該ケース側に支点を有し、当該支点を中心に回動可能な回動部材と、回動部材の開放側に設けられ、当該回動部材を回動させるための取っ手と、回動部材のケース側に設けられ、当該回動部材が回動されることで当該ケース側に突没する爪部と、ブラケットに設けられ、爪部とケースとの間に配置された板バネとを備え、板バネは、爪部による押圧力に応じて、ケースへの押圧力及び当該爪部への反力を発生するよう折り曲げられたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、スペースをとることなく、安価かつ簡易な構成で、容易にブラケットをケースから開くことができる。
この発明の実施の形態1に係る開放機構が適用されたブラケットの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る開放機構が適用されたブラケットへのPCの搭載を説明する斜視図であり、(a)PCを搭載する際の動作を示す図であり、(b)PC搭載後の状態を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る開放機構が適用されたブラケットの構成を示す底面側から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る開放機構の動作を説明するブラケット底面図であり、(a)固定時の状態を示す図であり、(b)ブラケットを開く際の状態を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る開放機構の動作を説明する図であり、(a)固定時の状態を示す図であり、(b)ブラケットを開く際の状態を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る開放機構が適用されたブラケットの構成を示す底面側から見た斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る開放機構の構成・動作を説明する図であり、(a)固定時の状態を示す図であり、(b)ブラケットを開く際の状態を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る開放機構の構成・動作を説明する図であり、(a)固定時の状態を示す図であり、(b)ブラケットを開く際の状態を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る開放機構104が適用されたブラケット1の構成を示す斜視図であり、図2はブラケット1へのPC2の搭載を説明する斜視図であり、図3はブラケット1の構成を示す底面側から見た斜視図である。なお図1,3ではケース3部分を省略している。
ブラケット1は、図1〜3に示すように、PC2等の重量物を搭載し、ケース3から開閉可能とするものである。このブラケット1は、PC2を搭載可能とする搭載部101を有している。また、ブラケット1の背面側はヒンジ機構102を介してケース3に取り付けられており、開閉可能に構成されている。また、ブラケット1の底面には、ケース3に当接することで吸着し、ブラケット1をケース3に固定するマグネット103が設けられている。
そして、ブラケット1には、マグネット103による固定を解除して、ブラケット1をケース3から開くための開放機構104が設けられている。以下、開放機構104の構成について、図3,4を参照しながら説明する。なお図3に示すブラケット1において、奥側がケース3側であり、手前側が開放側である。
図3,4に示すように、ブラケット1の底面には、ブラケット1のケース3側から開放側に向かって設けられた板部材である回動部材1041が設けられている。この回動部材1041は、ケース3側に支点1041aを有し、当該支点1041aを中心に回動可能に構成されている。また、回動部材1041には、開放側に、当該回動部材1041を回動させるための取っ手1042が設けられている。また、回動部材1041には、ケース3側に、当該回動部材1041が回動されることで当該ケース3側に突没する爪部1043が設けられている。
また、ブラケット1の底面及び回動部材1041には、回動部材1041の回動量を規制するカム機構1044(カム溝1045及びピン1046)が設けられている。
次に、上記のように構成されたマグネット解除機構104の動作について、図4,5を参照しながら説明する。
ブラケット1がケース3に固定されている状態においては、図4(a),5(a)に示すように、回動部材1041は閉じた状態となっている。そのため、爪部1043はブラケット1側に没入した状態となっている。
一方、ブラケット1を開く場合には、使用者が取っ手1042を手前に引くことで、回動部材1041は支点1041aを中心に開方向に回動する。これにより、図4(b),5(b)に示すように、爪部1043がケース3側に突出してケース3を押す。そして、この押圧力により、マグネット103とケース3との吸着を解除し、ブラケット1をケース3から開く。この際、取っ手1042が力点となり、爪部1043が作用点となり、当該爪部1043が支点1041aを中心にてこの原理により動作する。そのため、PC2等の重量物を固定するために強力なマグネット103を用いた場合であっても、取っ手1042を引く際に大きな力を加えることなく、容易にマグネット103による固定を解除できブラケット1をケース3から開くことができる。なお、ブラケット1を閉じた際には、爪部1043は、ケース3に当接することでブラケット1側に没入し、元の位置に戻る。
以上のように、この実施の形態1によれば、ブラケット1にケース3側から開放側に向かって設けられ、当該ケース3側に支点1041aを有し、当該支点1041aを中心に回動可能な回動部材1041と、回動部材1041の開放側に設けられ、当該回動部材1041を回動させるための取っ手1042と、回動部材1041のケース3側に設けられ、当該回動部材1041が回動されることで当該ケース3側に突没する爪部1043とを備えたので、スペースをとることなく、安価かつ簡易な構成で、容易にマグネット103による固定を解除できブラケット1をケース3から開くことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、爪部1043をケース3に直接当接させることで、マグネット103による固定を解除してブラケット1をケース3から開く場合について示した。それに対して、実施の形態2では、爪部1043とケース3との間に板バネ1047を挟んだ構成について示す。
図6はこの発明の実施の形態2に係る開放機構104が適用されたブラケット1の構成を示す底面側から見た斜視図であり、図7は開放機構104の構成・動作を説明する図である。図6,7に示す実施の形態2に係る開放機構104は、実施の形態1に係る開放機構104に板バネ1047を追加したものである。その他の構成は同様であり、その説明を省略する。
板バネ1047は、ブラケット1に設けられ、爪部1043とケース3との間に配置されたものである。また、板バネ1047の先端は、爪部1043がブラケット1から突出した際に当該爪部1043を囲うように、爪部1043側に折れ曲っている。この場合、爪部1043は板バネ1047を介してケース3を押すことになるため、爪部1043によるケース3の削れを防止することができる。また、爪部1043が板バネ1047を押した際に、板バネ1047からの反力が爪部1043に加えられるため、この反力により回動部材1041を元の位置に戻すことができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、爪部1043とケース3との間に配置した板バネ1047を用いるように構成したので、実施の形態1における効果に加え、さらなる省スペース化を図れるとともに、爪部1043によるケース3の削れを防止することができる。
実施の形態3.
実施の形態3では、実施の形態2の板バネ1047をくの字に折り曲げた構成について示す。
図8はこの発明の実施の形態3に係る開放機構104の構成・動作を説明する図である。図8に示す実施の形態3に係る開放機構104は、実施の形態2における板バネ1047を板バネ1047bに変更したものである。その他の構成は同様であり、その説明を省略する。
板バネ1047bは、ブラケット1に設けられ、爪部1043による押圧力に応じて、ケース3への押圧力及び当該爪部1043への反力を発生するようくの字に折り曲げられ、爪部1043とケース3との間に配置されたものである。このくの字の板バネ1047bを用いることで、爪部1043が板バネ1047bを介してケース3を押す際に板バネ1047bにて力を補助することができる。また、爪部1043が板バネ1047bを押した際に、板バネ1047bからの反力が爪部1043に加えられるため、この反力により回動部材1041を元の位置に戻すことができる。
以上のように、この実施の形態3によれば、板バネ1047に代えて、爪部1043による押圧力に応じて、ケース3への押圧力及び当該爪部1043への反力を発生するよう折り曲げられた板バネ1047bを用いるように構成したので、実施の形態2における効果に加え、爪部1043による押圧力に応じて、板バネ1047に爪部1043に対する反力を発生させるとともに、ケース3をはじく力も同時に発生させることができる。よって、小さな力で瞬間的にブラケット1をケース3から開くことができ、PC2等の重量物に衝撃を与えずに容易にブラケット1を開くことができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 ブラケット
2 PC
3 ケース
101 搭載部
102 ヒンジ機構
103 マグネット
104 開放機構
1041 回動部材
1041a 支点
1042 取っ手
1043 爪部
1044 カム機構
1045 カム溝
1046 ピン
1047,1047b 板バネ

Claims (1)

  1. 磁性体部材からなるケースにヒンジ機構を介して連結され且つ当該ケースに当接することで吸着するマグネットを有し重量物を搭載可能なブラケットを、当該ケースから開く開放機構であって、
    前記ブラケットに前記ケース側から開放側に向かって設けられ、当該ケース側に支点を有し、当該支点を中心に回動可能な回動部材と、
    前記回動部材の前記開放側に設けられ、当該回動部材を回動させるための取っ手と、
    前記回動部材の前記ケース側に設けられ、当該回動部材が回動されることで当該ケース側に突没する爪部と、
    前記ブラケットに設けられ、前記爪部と前記ケースとの間に配置された板バネとを備え、
    前記板バネは、前記爪部による押圧力に応じて、前記ケースへの押圧力及び当該爪部への反力を発生するよう折り曲げられた
    ことを特徴とする開放機構。
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