JP6237521B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子回路を構成する回路基板を中空状のケースに収容した構成を有する電子装置に関する。
この種の電子装置の一例として、超音波を送波し、障害物に当たって反射された反射波を受波して障害物の検知や距離の計測を行う超音波センサが知られている。
超音波センサは、超音波振動子と、超音波振動子を駆動するための電子回路を構成する回路基板と、超音波振動子および回路基板を収容するケースと、を備えている(例えば、特許文献1〜3参照)。超音波振動子については、シリコンゴム等の振動吸収用の弾性樹脂を介してケース内で固定されている。また、回路基板については、当該回路基板の周囲に配置されて回路基板を保護するシールド部材とともに、ケース内に充填された防湿用充填材を介してケース内で固定された構成を有している。
特開2010−80768号公報 特開昭58−30249号公報 特開平2−75961号公報
ところで、ケースの開口にカバーが取り付けられた後には、防湿用充填材がケース内に充填される。例えば、ケース側の嵌合穴にカバー側の嵌合爪を引掛けることで、ケースの開口にカバーが取り付けられるといった具合である。
しかし、このようにケースに嵌合穴を設けた場合には、ケース内に充填された防湿用充填材が嵌合穴から外部に漏れてしまうおそれがあった。
また、上述のようにケース内に防湿用充填材を充填した場合に、防湿用充填材内に気泡が留まってしまうと滲水を十分に防げないため、防湿用充填材内から気泡を除去する必要がある。
なお、このような問題は、上述のような超音波センサだけではなく、電子回路を構成する回路基板を中空状のケースに収容し、回路基板の周囲に配置されて回路基板を保護するシールド部材とともに、ケース内に充填された防湿用充填材を介してケース内で固定された構成を有する電子装置においても同様に生じ得る。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、電子装置のケース内に充填された防湿用充填材が外部に漏れるのを防ぐとともに、防湿用充填材内部に気泡が留まって除去できなくなるのを防ぐ技術を提供することにある。
本発明の電子装置(1)によれば、カバー(60)の被係止部(61)が、防湿用充填材(50)の内部に位置して硬化後の防湿用充填材(50)によって係止されるので、カバー(60)をケース(10)に取り付けるために従来構成のようにケース側の嵌合穴およびカバー側の嵌合爪を設けなくてもよく、ケース(10)内に充填された防湿用充填材(50)が外部に漏れない。さらに、被係止部(61)の誘導部(62)が、硬化前の防湿用充填材(50)中の気泡を開口へ誘導するので、防湿用充填材(50)内部に気泡が留まって除去できなくなるのを防ぐことができる。
したがって、本発明の電子装置(1)によれば、電子装置(1)のケース(10)内に充填された防湿用充填材(50)が外部に漏れるのを防ぐとともに、防湿用充填材(50)内部に気泡が留まって除去できなくなるのを防ぐことができる。
超音波センサ1の側断面図である。 (A)は超音波センサ1の各構成を示す斜視図であり、(B)は超音波センサ1のカバー60の側断面図である。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。なお、本発明は下記実施形態に限定されるものではなく、様々な態様にて実施することが可能である。
図1に示す本実施形態の超音波センサ1は、超音波を対象物に向けて発信し、その反射波を受信することにより、対象物の有無や対象物までの距離を検出する機器である。なお、超音波センサ1は、本発明の電子装置の一例である。
なお、以下の説明においては、超音波センサ1を構成する各部の相対的な位置関係を簡潔に説明するために、図中に併記した上下左右前後の各方向を利用して説明を行う。すなわち、第2ケース12に対して第1ケース11が位置する側を上側と規定し、上側の反対側を下側と規定する。また、第3ケース13に対して第1ケース11が位置する側を前側と規定し、前側の反対側を後側と規定する。また、前側から第1ケース11に対向した場合に左手に来る側を左側と規定し、左側の反対側を右側と規定する。
超音波センサ1は、図1および図2に示すように、ケース10と、マイクロフォン20と、回路基板30と、シールド部材40と、防湿用充填材50と、カバー60と、を備える。以下、順に説明する。
ケース10は、例えば射出成形法などの成形加工法を用いて、第1ケース11、第2ケース12および第3ケース13が一体に形成される。
第1ケース11の内部は中空に形成される。第1ケース11の上端部には略方形の開口11Aが形成される。第1ケース11の内部には、回路基板30およびシールド部材40が収納される。回路基板30およびシールド部材40については後述する。第1ケース11の内部には、防湿用充填材50が充填される。防湿用充填材50については後述する。
第2ケース12は、第1ケース11の下側前端部に接続する。第2ケース12の内部は中空に形成される。第2ケース12の内部は第1ケース11の内部に連通する。第2ケース12の下端部には開口12Aが形成される。第2ケース12の内部には、マイクロフォン20が収納される。マイクロフォン20については後述する。
第3ケース13は、第1ケース11の後端部に接続する。第3ケース13の内側は中空に構成される。第3ケース13の内部は第1ケース11の内部に連通する。第3ケース13の後端部には開口13Aが形成される。第3ケース13の内部には、外部接続用端子14が収納される。外部接続用端子14は、図示しない電線を介して回路基板30と接続される。外部接続用端子14は、回路基板30と図示しない外部機器とを接続するのに用いられる。
マイクロフォン20は、開口12Aから第2ケース12の内部に挿入される。マイクロフォン20は、第2ケース12内部の下端部に配置される。マイクロフォン20は、図示しない電線を介して回路基板30に接続される。マイクロフォン20は、後述する回路基板30の制御部に駆動されて、開口12Aからケース10の外部に向かって超音波を送信するとともに、障害物に当たって戻ってきた反射波を受信する。
回路基板30は、電子部品が実装されて所定の電子回路を構成する。電子回路は、マイクロフォン20を制御する制御部として機能する。回路基板30は板状である。回路基板30は、開口11Aから第1ケース11の内部に挿入される。回路基板30は、第1ケース11の内部に組み付けられる。回路基板30は水平に配置される。
また、回路基板30の上面には、電子部品31,32が実装される。
シールド部材40は、薄板状の板材を適宜折り曲げて形成される。シールド部材40の材質はりん青銅である。シールド部材40の表面には、Snメッキ加工が施される。シールド部材40は、開口11Aから第1ケース11の内部に挿入される。シールド部材40は、第1ケース11の内部に組み付けられる。シールド部材40は、回路基板30を下方から囲むように配置される。シールド部材40は、回路基板30を保護する。
防湿用充填材50は、開口11Aから第1ケース11の内部に充填される。防湿用充填材50は、第1ケース11の内部に充填された後に硬化する。防湿用充填材50は、第1ケース11の内部で硬化すると、回路基板30およびシールド部材40を封入する。
カバー60は、例えば射出成形法などの成形加工法を用いて、下端が開口する箱形状に形成されている。カバー60は、開口11Aから第1ケース11の内部に挿入される。すなわち、カバー60は、第1ケース11に閉塞するように取り付けられる。カバー60は、略方形の開口11Aに合わせて、上方から見て略方形に形成されている。カバー60の上面60Aには、開口60B、貫通孔60C、二つの貫通孔60Dが形成されている。
カバー60の内壁面60Eには、4つの突起部61が設けられる。図1および図3(B)では2つの突起部61のみ図示している。4つの突起部61は、カバー60の内壁面60Eの四隅から略水平方向に突出するよう形成されている。各突起部61は、カバー60が開口11Aに取り付けられた後に、防湿用充填材50がカバー60の開口部60Bからカバー60内に充填されると、硬化前の防湿用充填材50の内部に位置する。各突起部61は、硬化後の防湿用充填材50によって係止される。突起部61は、本発明の被係止部の一例である。
各突起部61の下側には、水平面に対して傾斜する傾斜面62が設けられている。各傾斜面62は、突起部61の開口11Aとは反対側(突起部61の下面側)に形成されている。傾斜面62は、本発明の誘導部の一例である。各傾斜面62は、硬化前の防湿用充填材50中の気泡を開口部へ誘導する機能を有する。
このように本実施形態の超音波センサ1によれば、カバー60の突起部61が、防湿用充填材50の内部に位置して硬化後の防湿用充填材50によって係止されるので、カバー60をケース10に取り付けるために従来構成のようにケース側の嵌合穴およびカバー側の嵌合爪を設けなくてもよく、ケース10内に充填された防湿用充填材50が外部に漏れない。さらに、各突起部61の傾斜面62が、硬化前の防湿用充填材50中の気泡を開口11Aへ誘導するので、防湿用充填材50の内部に気泡が留まって除去できなくなるのを防ぐことができる。
したがって、本実施形態の超音波センサ1によれば、ケース10内に充填された防湿用充填材50が外部に漏れるのを防ぐとともに、防湿用充填材50内部に気泡が留まって除去できなくなるのを防ぐことができる。
1…超音波センサ、10…ケース、11…第1ケース、11A…開口、12…第2ケース、12A…開口、13…第3ケース、13A…開口、14…外部接続用端子、20…マイクロフォン、30…回路基板、31,32…電子部品、40…シールド部材、50…防湿用充填材、60…カバー、60A…上面、60B…開口、60C,60D…貫通孔、60E…内壁面、61…突起部、62…傾斜面。

Claims (4)

  1. 開口(11A)を有する中空状のケース(10)と、
    前記開口(11A)から前記ケース(10)の内部に組み付けられ、電子部品(31,32)が実装されて所定の電子回路を構成する回路基板(30)と、
    前記開口(11A)から前記ケース(10)の内部に組み付けられ、前記回路基板(30)を保護するシールド部材(40)と、
    前記開口(11A)から前記ケース(10)の内部に充填された後に硬化して前記回路基板(30)および前記シールド部材(40)を封入する防湿用充填材(50)と、
    前記開口(11A)を閉塞するように前記ケース(10)に取り付けられるカバー(60)と、を備え、
    前記カバー(60)には、前記開口(11A)の内壁面と接触するように前記ケース(10)の内部に挿入される部位の内壁面(60E)に、前記防湿用充填材(50)の内部に位置して硬化後の前記防湿用充填材(50)によって係止される被係止部(61)が設けられ、
    前記被係止部(61)には、硬化前の前記防湿用充填材(50)中の気泡を前記開口(11A)へ誘導する誘導部(62)が形成されていること
    を特徴とする電子装置(1)。
  2. 請求項1に記載の電子装置(1)において、
    前記被係止部(61)は、前記カバーの内壁面(60E)の四隅に形成されていること
    を特徴とする電子装置(1)。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子装置(1)において、
    前記誘導部(62)は、前記防湿用充填材(50)の硬化時に水平となる水平面に対して傾斜する傾斜面(62)であること
    を特徴とする電子装置(1)。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の電子装置(1)において、
    前記誘導部(62)は、前記被係止部(61)の前記開口(11A)とは反対側に形成されていること
    を特徴とする電子装置(1)。
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