JP6237447B2 - 電力制御装置、電力制御方法、プログラム、および電力制御システム - Google Patents

電力制御装置、電力制御方法、プログラム、および電力制御システム Download PDF

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Description

本発明は、電力制御装置、電力制御方法、プログラム、および電力制御システムに関し、特に、ユーザの要望に、より柔軟に対応した電力制御を実行することができるようにした電力制御装置、電力制御方法、プログラム、および電力制御システムに関する。
近年、太陽光発電装置や、蓄電池システム、電力消費機器などを、通信ネットワークを介して相互に接続し、エネルギーの消費を管理して省エネルギー化を図るエネルギーマネジメントシステムの導入が促進されている。
このようなエネルギーマネジメントシステムにおいては、例えば、快適性を優先する電力制御モードや、省エネルギー性を優先する電力制御モード、省コスト性を優先する電力制御モードなど、複数の電力制御モードが実装されている。そして、それらの複数の電力制御モードの中から、ユーザにより選択された1つの電力制御モードに従って、エネルギーマネジメントシステム内における電力制御が行われる。
また、特許文献1には、空調機器や照明機器などの機器ごとに電力制御モードを設定して、1つの運転プログラムで、複数の電力制御モードに従った電力制御を行うことができる配電システムが開示されている。
特開2011−101539号公報
ところで、近年、環境性と経済性を両立させたいなどのユーザの要望があり、複数の電力消費モードを組み合わせて使用することが求められている。しかしながら、上述の特許文献1で開示されている方法では、機器ごとに設定することが手間となり、ユーザの要望に、より柔軟に対応することは困難であった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザの要望に、より柔軟に対応した電力制御を実行することができるようにするものである。
上記課題を解決するための本発明は、蓄電手段からの放電電力を利用して電力制御を行うことが可能な電力制御装置であって、複数の電力制御モードに対する割合を設定する設定部を有し、
複数の電力制御モードそれぞれにおいて目標となり日によって異なるモード送受電電力量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の目標となる目標送受電電力量を算出し、
目標送受電電力量に沿って電力制御を行うとともに、
蓄電手段の充電量の目標値であり前記複数の前記電力制御モードそれぞれに対して定められるモード充電量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の前記蓄電手段の充電量の目標値である目標充電量を算出し、
目標充電量に基づいて前記蓄電手段に充電することを最大の特徴とする。
より詳しくは、蓄電手段からの放電電力を利用して電力制御を行うことが可能な電力制御装置であって、
複数の電力制御モードに対する割合を設定する設定部と、
複数の前記電力制御モードそれぞれにおいて目標となり日によって異なるモード送受電電力量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の目標となる目標送受電電力量を算出する目標算出部と、
前記目標送受電電力量に沿って電力制御を行う電力制御処理部と
前記蓄電手段の充電量の目標値であり前記複数の前記電力制御モードそれぞれに対して定められるモード充電量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の前記蓄電手段の充電量の目標値である目標充電量を算出する目標充電量算出部と、
前記目標充電量に基づいて前記蓄電手段に充電する充電制御部と
を備えることを特徴とする。
これによれば、蓄電手段からの放電電力を利用して電力制御を行うことが可能な電力制御装置において、ユーザの要望に、より柔軟に対応しつつ、蓄電手段に充電するとともに、電力制御を実行することが可能となる。
また、本発明においては、前記目標充電量算出部は、前記設定部により設定される前記割合で、複数の前記電力制御モードそれぞれにおいて目標となるモード充電量を加重平均することにより、前記目標充電量を算出するようにしてもよい。そうすれば、より容易な演算で、より確実に目標充電量を算出することが可能となる。
また、本発明においては、再生可能エネルギーを利用して発電を行う発電部において発電される発電電力、および、電力を消費する負荷に供給される需要電力を計測する電力計測部と、
過去の前記発電電力量および前記需要電力量の実績が蓄積された蓄積データに基づいて、前記発電部により発電されると予測される予測発電電力量、および、前記負荷による需要が発生すると予測される予測需要電力量を求める電力予測部と
をさらに備え、
前記電力予測部は、予測した前記予測発電電力量および前記予測需要電力量から予測送受電電力量を算出し、前記予測送受電電力量に従って、複数の前記電力制御モードそれぞれにおいて目標となるモード送受電電力量を設定するようにしてもよい。
そうすれば、発電部における過去の発電電力量と需要電力量の実績に基づく蓄積データから、発電部による発電電力量と、負荷による需要電力量を予想し、これらの予想値から複数の電力制御モードそれぞれにおいて目標となるモード送受電電力量を設定するので、より確実に目標となる送受電の電力量を設定でき、無駄を排除できるとともに、過不足なく電力供給を行うことが可能となる。
また、本発明においては、ユーザにより操作される操作端末をさらに備え、
前記設定部は、前記操作端末が有する表示部に、複数の前記電力制御モードそれぞれに指定される割合を表示し、ユーザにより、所定の前記電力制御モードに対する前記割合の増加または減少が指定されたとき、他の前記電力制御モードに対する前記割合を変化させるようにしてもよい。
これによれば、それぞれ背反する複数の電力制御モードに対し、より簡単に、または、電力制御モード間で互いに矛盾が生じないように、複数の電力制御モードに対する割合を設定することが可能になる。
また、本発明によれば、前記設定部は、予め設定された所定数の質問内容をユーザに提
示し、それらの質問内容に対する回答に従って、複数の電力制御モードに対する割合を設定するようにしてもよい。これによれば、質問内容によって電力制御モードの割合を決定することで、よりユーザの気分に合わせた形で、各々の電力制御モードの割合を設定することができる。
また、本発明は、蓄電手段からの放電電力を利用して電力制御を行うことが可能な電力制御方法であって、
複数の電力制御モードに対する割合を設定し、
複数の前記電力制御モードそれぞれにおいて目標となり日によって異なるモード送受電電力量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の目標となる目標送受電電力量を算出し、
前記目標送受電電力量に沿って電力制御を行うステップと、
前記蓄電手段の充電量の目標値であり前記複数の前記電力制御モードそれぞれに対して定められるモード充電量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の前記蓄電手段の充電量の目標値である目標充電量を算出し、
前記目標充電量に基づいて前記蓄電手段に蓄電するステップと
を含む電力制御方法であってもよい。
また、本発明は、蓄電手段からの放電電力を利用して電力制御を行うことが可能な電力制御処理を実行させるプログラムであって、
複数の電力制御モードに対する割合を設定し、
複数の前記電力制御モードそれぞれにおいて目標となり日によって異なるモード送受電電力量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の目標となる目標送受電電力量を算出し、
前記目標送受電電力量に沿って電力制御を行うステップと、
前記蓄電手段の充電量の目標値であり前記複数の前記電力制御モードそれぞれに対して定められるモード充電量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の前記蓄電手段の充電量の目標値である目標充電量を算出し、
前記目標充電量に基づいて前記蓄電手段に充電するステップと、
を含む電力制御処理をコンピュータに実行させるプログラムであってもよい。
また、本発明は、再生可能エネルギーを利用して発電を行う発電部と、該発電部による発電電力および電力系統による電力を蓄電する蓄電部と、電力を消費する負荷とが接続される電力制御システムにおいて、
複数の電力制御モードに対する割合を設定する設定部と、
複数の前記電力制御モードそれぞれにおいて目標となり日によって異なるモード送受電電力量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の目標となる目標送受電電力量を算出する目標算出部と、
前記目標送受電電力量に沿って電力制御を行う電力制御処理部と
前記蓄電手段の充電量の目標値であり前記複数の前記電力制御モードそれぞれに対して定められるモード充電量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の前記蓄電手段の充電量の目標値である目標充電量を算出する目標充電量算出部と、
前記目標充電量に基づいて前記蓄電手段に充電する充電制御部と
を備える電力制御システムであってもよい。
なお、上記した課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせて使用することが可能である。
本発明によれば、ユーザの要望に、より柔軟に対応した電力制御を実行することができ
る。
本技術を適用した電力制御システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 予測発電電力、予測需要電力、および予測送受電電力を示す図である。 目標送受電電力量について説明する図である。 エコロジーモード、エコノミーモード、およびピークアシストモードを説明する図である。 ユーザにより指定された割合に応じて求められた目標送受電電力量の例を示す図である。 エコノミーモードにおけるSOCの制御及び変化を示す図である。 エコロジーモードにおけるSOCの制御及び変化を示す図である。 備災モードにおけるSOCの制御及び変化を示す図である。 DRモードにおけるSOCの制御及び変化を示す図である。 エコノミーモード、エコロジーモード、備災モード、DRモードの割合から、MIXモードにおける目標SOCを算出する過程を説明するための図である。 EMSコントローラの構成例を示すブロック図である。 EMSコントローラが実行する電力制御ルーチン1の処理を説明するフローチャートである。 EMSコントローラが実行する電力制御ルーチン2の処理を説明するフローチャートである。 電力制御モードの割合を指定するユーザインタフェースの例を示す図である。 電力制御モードの割合を指定するユーザインタフェースの他の例を示す図である。 電力制御モードの割合を設定するための質問内容の例を示す図である。 本技術を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
以下、本技術を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本技術を適用した電力制御システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、電力制御システム11には、電力系統12、太陽光発電モジュール13、および負荷14が接続されており、ネットワーク15を介して、上位EMS(Energy Management System)16およびEMSデータベース17と通信可能とされている。
即ち、電力制御システム11は、商用電力を供給する電力系統12、および、太陽光を受光して発電を行う太陽光発電モジュール13から電力の供給を受けることができる。そして、電力制御システム11では、電力需要に応じて、交流電力または直流電力を消費する機器からなる負荷14に電力を供給したり、太陽光発電モジュール13で発電された電力を電力系統12に逆潮流させたりする電力制御が行われる。また、電力制御システム11では、複数の電力制御システム11に対して上位的な電力制御を行うことができる上位EMS16からの指示に従った電力制御や、過去の発電電力量や需要電力量などの実績が蓄積された蓄積データを格納しているEMSデータベース17から取得した蓄積データに基づいた電力制御が行われる。
また、電力制御システム11は、電力計測部21−1乃至21−4、パワーコンデショナ22、蓄電池システム23、操作端末24、およびEMSコントローラ25を備えて構成される。
電力計測部21−1乃至21−4は、それぞれ配置される電力線を介して供給される電力を計測する。例えば、電力計測部21−1は、電力系統12との間で送電および受電される電力である送受電電力を計測し、電力計測部21−2は、太陽光発電モジュール13で発電されて出力される電力である発電電力を計測する。また、電力計測部21−3は、負荷14に供給される電力である需要電力を計測し、電力計測部21−4は、蓄電池システム23に充電され、または蓄電池システム23から放電される電力である充放電電力を計測する。
パワーコンデショナ22は、最適な発電効率で発電を行うことが可能な電圧で太陽光発電モジュール13が電力を出力することができるように、太陽光発電モジュール13から出力される電力を調整する。
蓄電池システム23は、電力を蓄積する蓄電池(不図示)と、蓄電池の充放電を制御する制御部(不図示)とを有して構成され、蓄電池の充電量をEMSコントローラ25に通知し、EMSコントローラ25による指示に基づいた蓄電池の充放電を制御する。
操作端末24は、ユーザの操作入力を受け付けるユーザインタフェースを表示するタッチパネルディスプレイを備えており、その操作入力に応じたユーザの指定をEMSコントローラ25に通知する。もちろん、操作端末24は必ずしもタッチパネルディスプレイを備える必要はなく、キーボード入力、ボタンによる入力、音声による入力など、他のユーザインタフェースを利用していてもよい。
EMSコントローラ25は、操作端末24を介して入力されるユーザの指定や、EMSデータベース17に格納されている蓄積データなどに基づいて、電力制御システム11の電力制御を行う。
まず、EMSコントローラ25は、所定の時間単位(例えば、30分単位)で、太陽光発電モジュール13により翌日に発電されると予測される予測発電電力量、および、負荷14により翌日に需要が発生すると予測される予測需要電力量を求める。そして、EMSコントローラ25は、予測発電電力量および予測需要電力量に基づいて、電力系統12との間で翌日に送受電されると予測される予測送受電電力量を所定の時間単位で求める。
図2Aには、予測発電電力量が示されており、図2Bには、予測需要電力量が示されており、図2Cには、予測送受電電力量が示されている。図2において、横軸は、翌日の時刻を示し、縦軸は、それぞれの電力量を示している。
例えば、EMSコントローラ25は、太陽光発電モジュール13による過去の発電電力量の蓄積データから、翌日の天気予報および日照予報に類似する複数の類似日における発電電力量を抽出し、それらの発電電力量を平均化する。これにより、EMSコントローラ25は、図2Aに示すように、時間単位で変化する予測発電電力量を算出する。
また、EMSコントローラ25は、負荷14による過去の需要電力量の蓄積データから、過去の所定期間(例えば、3か月間や同一季節など)における曜日および気温を条件として複数の需要電力量を抽出し、それらの需要電力量を平均化する。これにより、EMSコントローラ25は、図2Bに示すように、時間単位で変化する予測需要電力量を算出す
る。
なお、EMSコントローラ25は、予測発電電力量を算出する際に、上述したように抽出した発電電力量から、最大および最小の発電電力量を排除し、さらに、複数のゼロデータがある場合には、それらのゼロデータを排除する。これにより、発電電力量を予測するのに適切でないデータや特異データなどの影響を排除して予測発電電力量を求めることができる。同様に、EMSコントローラ25は、需要電力量を予測するのに適切でないデータや特異データなどの影響を排除して予測需要電力量を求めることができる。
そして、EMSコントローラ25は、例えば、予測発電電力量および予測需要電力量を加算することで、図2Cに示すように、時間単位で変化する予測送受電電力量を求める。例えば、ユーザが、ある程度決まったライフスタイルで生活すれば、予測送受電電力量と略一致した送受電電力量で生活することができる。
例えば、電力制御システム11の電力制御モードとして、いずれの電力制御モードが選択されたとしても、太陽光発電モジュール13による発電電力量の実績に影響を与えることはなく、また、ユーザのライフスタイルが変化しなければ、負荷14による需要電力量が変化することはないと想定される。従って、EMSデータベース17には、電力制御システム11の電力制御モードに関係なく、発電電力量および需要電力量の蓄積データを格納することができる。また、ユーザのライフスタイルが変化した場合には、その変化に応じた需要電力量が蓄積データに格納され、その後の予測にライフスタイルの変化が反映される。
さらに、EMSコントローラ25は、このようにして求めた予測送受電電力量を、ユーザにより指定された電力制御モードに応じて調整して、翌日に電力制御を実行する際に目標とするモード送受電電力量(運転計画)を算出する。
例えば、電力制御システム11には、複数の電力制御モードが用意されており、ユーザは、図1の操作端末24を操作して、それらの電力制御モードに対する割合を指定することができる。そして、EMSコントローラ25は、ユーザにより指定された割合で、それぞれの電力制御モードにおいて電力制御を実行する際の目標とするモード送受電電力量を加重平均することにより、実際に電力制御を実行する際に目標とする目標送受電電力量を算出する。
ここで、予測発電電力量は、翌日の天気予報や日照予報などによって異なるものであり、予測需要電力量は、翌日の曜日や気温などの条件によって異なるものであるため、予測発電電力量および予測需要電力量は日によって異なったものとなる。従って、複数の電力御モードそれぞれのモード送受電電力量は日によって異なるものとなり、それらのモード送受電電力量を加重平均することで、翌日に電力制御を実行する際に目標とする目標送受電電力量は、日ごとに求められる。
また、例えば、電力制御モードとして、図3に示すような送受電電力量を目標としたモード1、モード2、およびモード3が用意されているとき、ユーザはモード1、モード2、およびモード3に対する割合を指定することができる。そして、EMSコントローラ25は、予測発電電力量および予測需要電力量から予測送受電電力量を算出して、その予測送受電電力量に従ってモード1、モード2、およびモード3それぞれにおける目標の送受電電力であるモード送受電電力量を設定し、それらのモード送受電電力量をユーザに指定された割合で加重平均することにより、実際に電力制御を実行する際の目標送受電電力量を算出する。
具体的には、電力制御システム11には、電力制御モードとして、例えば、エコロジーモード、エコノミーモード、および、ピークアシストモードが用意されるようにしてもよい。準備される電力制御モードは、この3種類である必要はなく、例えば、これに備災モード等を加え4種類以上としてもよい。
図4には、エコロジーモード、エコノミーモード、およびピークアシストモードにおけるモード送受電電力量が示されている。図4において、横軸は、翌日の時刻を示し、縦軸は、それぞれのモードにおけるモード送受電電力量を示している。
図4Aには、エコロジーモードにおけるモード送受電電力量が示されている。エコロジーモードは、疑似的に電力系統12から切り離されたように電力制御を行う電力制御モードである。即ち、昼間の電力をできるだけ蓄電池システム23に蓄積し、夜間は、蓄電池システム23に蓄積された電力を放電して負荷14で使用するような電力制御が行われる。つまり、蓄電池システム23は、可能な限り充電および放電を行う。従って、電力会社からの買電を抑制することができるので、CO2排出量は最小限となる。
図4Bには、エコノミーモードにおけるモード送受電電力量が示されている。エコノミーモードは、昼間に太陽光発電モジュール13で発電された余剰の電力を最大限に売電することで、売電収入を増やすように電力制御を行う電力制御モードである。つまり、蓄電池システム23は、充電および放電をできるだけ抑制する。
図4Cには、ピークアシストモードにおけるモード送受電電力量が示されている。ピークアシストモードは、社会的な電力消費に基づいて、電力消費がピークとなる時間帯において売電や消費抑制が要求されると、その要請に応じた電力制御を行う電力制御モードである。即ち、電力消費がピークとなる時間帯に売電や消費抑制の要求があれば、太陽光発電モジュール13で発電された余剰の電力だけでなく、太陽光発電モジュール13により発電された全ての電力を売電することができるように、蓄電池システム23から負荷14に供給される。つまり、蓄電池システム23に通常充電するタイミングで、蓄電池システム23から放電を行う。
ユーザは、エコロジーモード、エコノミーモード、およびピークアシストモードのいずれかの電力制御モードを選択する他、それぞれの電力制御モードの割合を指定することができる。そして、EMSコントローラ25は、ユーザにより指定された割合で、エコロジーモード、エコノミーモード、およびピークアシストモードそれぞれにおけるモード送受電電力量を加重平均することで、実際に電力制御を実行する際の目標送受電電力量を算出する。
図5には、ユーザにより指定された割合に従って加重平均により求められた目標送受電電力量(運転計画)が示されている。
例えば、図5Aには、エコロジーモードが80%と指定され、エコノミーモードが10%と指定され、ピークアシストモードが10%と指定された場合に、加重平均により求められた目標送受電電力量が示されている。また、図5Bには、エコロジーモードが10%と指定され、エコノミーモードが10%と指定され、ピークアシストモードが80%と指定された場合に、加重平均により求められた目標送受電電力量が示されている。
同様に、図5Cには、エコロジーモードが10%と指定され、エコノミーモードが80%と指定され、ピークアシストモードが10%と指定された場合に、加重平均により求められた目標送受電電力量が示されている。また、図5Dには、エコロジーモードが50%と指定され、エコノミーモードが0%と指定され、ピークアシストモードが50%と指定
された場合に、加重平均により求められた目標送受電電力量が示されている。
そして、EMSコントローラ25は、このようにして求められた目標送受電電力量に追従して、電力系統12との間で送電または受電が行われるように電力制御システム11の電力制御を行う。
なお、上記においては、EMSコントローラ25によって、目標送受電電力量をどのように算出するかを中心に説明した。しかしながら、実際には、太陽光発電モジュール13の発電電力と蓄電池システム23による充放電電力とを組合せて制御することによって、電力系統12との間で送受電される電力を制御することになる。すなわち、電力制御システム11においては、蓄電池システム23の充電状態(以下、SOC:State Of Charge
と呼ぶ)が目標値に制御された上で、送受電電力量が目標送受電電力量に追従するように電力制御が行われる。この蓄電池システム23のSOCの制御が適切に行われないと、目標送受電電力量に沿うように送受電電力量を制御する際に、蓄電池システム23からの放電が困難になったり、太陽光発電モジュール13からの蓄電池システム23への充電が困難になるなどの不都合が生じる可能性がある。
また、現在のところ、一日の電力制御においては、一日の時間帯を二つの時間帯に分割し、電力系統12からの買電価格に差を設ける運用がなされている。これは、例えば、深夜など電力需要が少ない時間帯の電気料金を日中の電気料金と比較して低廉にすることで、全体としての電力の利用効率を上昇させるための運用である。従って、本実施例における各々の電力制御モードの実施においても、上記二つの時間帯における送受電電力量の制御をどのように使い分けるかは重要な問題となる。
実際には、本実施例における電力制御システム11の制御においては、一日の時間帯を23:00〜翌7:00までの電気料金の低廉なSOC制御時間帯と、7:00〜23:00までの計画制御時間帯に分割し、SOC制御時間帯については、低額の深夜料金の電気を用いて蓄電システム23のSOCを目標SOCにまで充電し、計画制御時間帯においては、蓄電システム23による充放電電力量と、太陽光発電モジュール13による発電電力量を適宜組み合わせることにより、送受電電力量を目標送受電電力量に沿うように制御している。
次に、上述したようなSOC制御時間帯と計画制御時間帯における、各電力制御モードのSOC(State Of Charge)の制御及び変化について説明する。なお、以下のSOCの
制御の説明においては、電力制御モードとして、上記したエコノミーモード、エコロジーモード、DRモード(先述のピークアシストモードを含み、社会的要請に答えるモードである。)に対し、災害に備える備災モードを加えた4つの電力制御モードを準備した場合について説明する。
図6には、エコノミーモードにおけるSOC制御時間帯のSOC制御と、計画制御時間帯の送受電電力量制御について示す。このモードは、前述のように高経済性を追求するモードであるので、太陽光発電モジュール13によって発電されたより高い価格で売電可能な電気は、できる限り電力系統12側に売電するようにする。従って、計画制御時間帯における家庭内の負荷14については、可能な限り、SOC制御時間帯に蓄電池システム23に充電した電気を放電することで賄う。
このエコノミーモードでは、夜23:00以降のSOC制御時間帯になると、低価格の深夜電力を用いて蓄電池システム23を容量一杯まで充電する。このモードのSOC制御時間帯における目標SOCは例えば90%以上である。もちろん100%としてもよい。蓄電池システム23への充電が完了した後は、本モードでは蓄電池システム23の作動を
一旦停止し、深夜電力によって負荷14に対応する。そして、太陽光発電モジュール13が発電を開始するか(余剰電力が発生するタイミングではない)、若しくは、電気の価格が高くなる計画制御時間帯に移行すると蓄電池システム23からの放電を開始する。それ以降、計画制御時間帯においては負荷14に追従して蓄電池システム23より放電を行い、太陽光発電モジュール13により発電された電力は可能な限り電力系統12側に売電する。そして、再度SOC制御時間帯に移行した際には蓄電池システム23への充電を再開する。
次に、図7には、エコロジーモードにおけるSOC制御時間帯のSOC制御と、計画制御時間帯の送受電電力量制御について示す。このモードは、CO2の削減を追求するモードであるので、太陽光発電モジュール13によって発電された電気は可能な限り蓄電池システム23に充電する。そして、負荷14は、太陽光発電モジュール13によって発電された電力と蓄電池システム23から放電される電力によって賄う。そして、可能な限り電力系統12との間の買電も売電も実施しない。
本モードでは、夜23:00のSOC制御時間帯になると、蓄電池システム23に低価格の深夜電力を利用して充電を行う。但し、蓄電池システム23の蓄電量には翌日の太陽光発電モジュール13からの余剰充電の余裕を残しておく。すなわち、本モードのSOC制御における目標SOCは例えば50〜80%程度としてもよい。太陽光発電モジュール13への充電が完了すると、蓄電池システム23の作動を一旦停止し、深夜電力によって負荷14に対応する。
そして、太陽光発電モジュール13が発電を開始するか、若しくは、電気の価格が高くなる計画制御時間帯に移行すると、可能な限り負荷14は太陽光発電モジュール13により発電される電力で賄う。そして、太陽光発電モジュール13の発電電力に余剰電力があれば、その余剰電力の全てを蓄電池システム23に充電する。そして、再度SOC制御時間帯に移行すると再び目標SOCになるまで低価格の深夜電力を利用して蓄電池システム23への充電を行う。なお、図7に破線で示すように、このエコロジーモードでは、冬季は夏季と比較して、計画制御時間帯における太陽光発電モジュール13による蓄電システム23への充電量が少なくなるため、冬季においては、夏季と比較してSOC制御時間帯における目標SOCをより高めに設定するようにしてもよい。
次に、図8には、備災モードにおけるSOC制御時間帯のSOC制御と、計画制御時間帯の送受電電力量制御について示す。このモードは、災害が発生した場合に緊急使用可能な電力の確保を追求するモードであるので、SOC制御時間帯においては、蓄電池システム23に、低価格の深夜電力を用いてSOCが100%になるまで充電する。蓄電池システム23への充電が完了した後は、本モードでは蓄電池システム23の作動を一旦停止し、深夜電力によって負荷14に対応する。
このモードでは、太陽光発電モジュール13が発電を開始するか、計画制御時間帯に移行しても、基本的には、有事に備えて蓄電池システム23の停止状態を維持する。また、太陽光発電モジュール13において余剰発電がある場合には、電力系統12に売電するとともに、負荷14の要求電力に対して太陽光発電モジュール13による発電電力が不足した場合には、電力系統12から買電した電力によりこれを賄う。そして、有事の際には、蓄電池システム23に充電された電気を放電して使用可能する。
次に、図9には、DRモードにおけるSOC制御時間帯のSOC制御と、計画制御時間帯の送受電電力量制御について示す。このモードは、社会的要請への対応を追求するモードであるので、可能な限り要請された送受電電力量に沿った送受電を実施する。従って、SOC制御時間帯においては、蓄電池システム23に、低価格の深夜電力を用いて充電を
行うが、その際の目標SOCは、例えば10%〜90%とし、翌日の太陽光モジュール13による充電量分の余裕を残すようにする。蓄電池システム23への充電が完了した後は、蓄電池システム23の作動を一旦停止し、SOC制御時間帯においては深夜電力によって負荷14に対応する。
そして、このモードでは、太陽光発電モジュール13が発電を開始すると、その発電分は全て蓄電池システム23に充電する。そして、DR開始のタイミングに合わせて蓄電池システム23からの放電を開始し、それ以降は負荷14に合わせて放電する。すなわち、計画制御時間帯においては、負荷14の要求電力の実績値が目標値を下回った場合には、その差分については太陽光発電モジュール13の発電電力を蓄電池システム23に充電する。また、負荷14の要求電力の実績値が目標値を上回った場合には、その分だけ、蓄電池システム23に負荷追従放電させる。また、DRが中止された場合には蓄電池システム23からの放電は行わない。
本実施例においては、上述したSOCの制御における目標SOCの設定についても、ユーザは、エコロジーモード、エコノミーモード、備災モード、及びDRモードのいずれかの電力制御モードを選択できる他、それぞれの電力制御モードの割合を指定することができる。そして、EMSコントローラ25は、図10に示すように、ユーザにより指定された割合で、エコロジーモード、エコノミーモード、備災モードおよびDRモードそれぞれにおける目標SOCを加重平均することで、SOC制御を実行する際の目標SOC量を算出する。
図10に記載された例では、ユーザにより、エコノミーモードが10%、エコロジーモードが40%、備災モードが40%、DRモードが0%と指定され、各々のモードの目標SOCの加重平均により求められた目標SOCが、MIXモードにおける目標SOCとされている。なお、上記の説明において、各電力制御モードのSOC制御時間帯で設定される目標SOCは、モード充電量に相当する。また、各々のモードの目標SOCの加重平均により求められた、MIXモードにおける目標SOCは、目標充電量に相当する。
次に、図11を用いて、EMSコントローラ25の構成の例について説明する。図11に示すように、EMSコントローラ25は、通信部31、電力予測部32、電力制御モード設定部33、目標算出部34、電力データ取得部35、電力制御処理部36、目標SOC算出部37および、SOC制御部38を備えて構成される。
通信部31は、図1のネットワーク15を介してEMSデータベース17と通信を行って
、EMSデータベース17に格納されている過去の発電電力量の蓄積データ、および、負荷
14による過去の需要電力量の蓄積データを取得する。また、通信部31は、図示しないサーバと通信を行って、翌日の天気予報および日照予報を取得する。
電力予測部32は、通信部31が取得した発電電力量および需要電力量の蓄積データ、並びに、翌日の天気予報および日照予報に基づいて、図2を参照して上述したように、予測発電電力量および予測需要電力量を算出する。そして、電力予測部32は、予測発電電力量および予測需要電力量を加算することで予測送受電電力量を算出する。そして、電力予測部32は、算出した予測送受電電力量に従って、エコロジーモード、エコノミーモード、備災モードおよび、DRモードごとに、モード送受電電力量を所定の時間単位(例えば、30分単位)で設定する。
電力制御モード設定部33は、図1の操作端末24のタッチパネルディスプレイに、ユーザの操作入力を受け付けるユーザインタフェース(例えば、後述する図14または図15)を表示させる。そして、例えば、ユーザが、エコロジーモード、エコノミーモード、
備災モードおよび、DRモードそれぞれの割合を指定すると、電力制御モード設定部33は、ユーザにより指定された割合を取得して目標算出部34に通知する。この電力制御モード設定部33は本実施例において設定部に相当する。
目標算出部34は、図5を参照して上述したように、ユーザにより指定された割合に従って、エコロジーモード、エコノミーモード、備災モードおよび、DRモードそれぞれのモード送受電電力量を加重平均して、実際に電力制御を実行する際の目標送受電電力量を算出する。
電力データ取得部35は、図1の電力計測部21−1により計測される電力を取得して、時間単位で積算することにより送受電電力量を求め、電力計測部21−2により計測される電力を取得して、時間単位で積算することにより発電電力量を求め、電力計測部21−3により計測される電力を取得して、時間単位で積算することにより需要電力量を求める。そして、電力データ取得部35は、送受電電力量、発電電力量、および需要電力量を電力制御処理部36に供給する。そして、電力データ取得部35は、例えば、1日分の電力データ(送受電電力量、発電電力量、および需要電力量)が記録されると、通信部31を介してEMSデータベース17に送信し、蓄積データを更新させる。この電力データ取得部35は本実施例において電力計測部に相当する。
電力制御処理部36は、目標算出部34により算出された目標送受電電力量に沿った送受電電力となるように、電力データ取得部35により取得される送受電電力量、発電電力量、および需要電力量を参照し、目標送受電電力量を目標にして時間単位で電力調整を行って、電力制御システム11の電力制御を行う。例えば、電力制御処理部36は、蓄電池システム23に対する充放電を制御することにより、太陽光発電モジュール13の発電電力に余剰が発生すると蓄電池システム23を充電させたり、負荷14による需要電力が増加すると蓄電池システム23から放電させたりする電力制御を行う。
目標SOC算出部37は、図10を参照して上述したように、ユーザにより指定された割合に従って、エコロジーモード、エコノミーモード、備災モードおよび、DRモードそれぞれの目標SOCの値を加重平均して、MIXモードとしての目標SOCを算出する。この目標SOC算出部は、本実施例において目標充電量算出部に相当する。SOC制御部38は、SOC制御時間帯における蓄電池システム23のSOCが目標SOC算出部37により算出されたMIXモードとしての目標SOCになるように、深夜電力を利用して蓄電池システム23への充電を行う。このSOC制御部38は、本実施例において充電制御部に相当する。
次に、図12及び図13に示すフローチャートを用いて、EMSコントローラ25が実行する処理について説明する。図12に示すフローチャートは、本実施例における電力制御ルーチン1であり、図13に示すフローチャートは、電力制御ルーチン1の実行中に所定の条件が満たされた場合に実行される電力制御ルーチン2である。
電力制御ルーチン1が実行されると、まずステップS1において、電力制御モードが設定される。より具体的には、ユーザが操作端末24に対する操作を行って、エコノミーモード、エコロジーモード、備災モード、およびDRモードそれぞれに対する割合を指定することによって、電力制御モード設定部33が、その割合を取得する。ステップS1の処理が終了すると処理はステップS2に進む。
ステップS2においては、電力制御モード設定部33によって、現時点がSOC制御時間帯か否かが判定される。先述のように、本実施例においては、夜の23:00から朝7:00までの時間帯はSOC制御時間帯、朝7:00から夜の23:00までを計画制御
時間帯としているので、現時刻が何れの時間帯に属するかにより判定される。ここで現時点がSOC制御時間帯であると判定された場合には、処理はステップS3に進む。一方、SOC制御時間帯でない(すなわち、計画制御時間帯である)と判定された場合には、処理は電力制御ルーチン2に進む。この電力制御ルーチン2の制御内容については後述する。
ステップS3においては、電力制御モード設定部33によって、SOC制御時間帯で最初の処理の実行か否かが判定される。ここで、SOC制御時間帯における最初の処理の実行であると判定された場合には、目標SOCが未だ設定されていないと判断されるので処理はステップS4に進む。SOC制御時間帯における最初の処理の実行でないと判定された場合には、既に目標SOCが設定されていると判断されるので、ステップS4の処理をスキップして処理はステップS5に進む。
ステップS4においては、目標SOC算出部37によって、ステップS1で設定されたエコノミーモード、エコロジーモード、備災モード、およびDRモードそれぞれに対する割合に基づいて、各のモードにおける目標SOCの値を加重平均し、MIXモードとしての目標SOCを算出する。ステップS4の処理が終了すると処理はステップS5に進む。
ステップS5においては、SOC制御部38は、所定の時間単位(例えば、30分)が経過したか否かを判定し、所定の時間単位が経過したと判定されるまで処理を待機する。ステップS5において所定の時間単位が経過したと判定された場合には、処理はステップS6に進む。
ステップS6においては、SOC制御部38によってSOCの制御が実行される。より具体的には、所定の時刻に蓄電システム23のSOCが目標SOCに到達するために、現時点での実際の蓄電システム23のSOCがこの時点に到達しているべき値となるように、蓄電システム23への充電量が制御される。ステップS6の処理が終了すると処理はステップS2の前に戻る。
次に、ステップS2においてSOC制御時間帯でないと判定された場合に実行される電力制御ルーチン2の処理について説明する。本ルーチンが実行されると、まず、ステップS11において、通信部31は、図1のネットワーク15を介してEMSデータベース17と通信を行って、発電電力量および需要電力量の蓄積データを取得し、電力予測部32に供給する。
ステップS12において、電力予測部32は、ステップS11で通信部31から取得した発電電力量および需要電力量の蓄積データから予測発電電力量および予測需要電力量を算出し、さらに予測送受電電力量を算出する。そして、電力予測部32は、算出した予測発電電力量および予測需要電力量から、エコノミーモード、エコロジーモード、備災モード、およびDRモードそれぞれのモード送受電電力量を設定する。
ステップS13において、目標算出部34は、電力制御ルーチン1のステップS1で電力制御モード設定部33が取得した割合に従って、エコノミーモード、エコロジーモード、備災モード、およびDRモードそれぞれのモード予測送受電電力量を加重平均し、目標送受電電力量を算出する。
ステップS14において、電力データ取得部35は、所定の時間単位(例えば、30分)が経過したか否かを判定し、所定の時間単位が経過したと判定されるまで処理を待機する。
ステップS14において、所定の時間単位が経過したと判定されると、処理はステップS15に進み、電力データ取得部35は、その所定の時間単位で計測された電力を積算して、送受電電力量、発電電力量、および需要電力量を取得する。
ステップS16において、電力制御処理部36は、ステップS14で算出された目標送受電電力量に沿った送受電電力となるように、電力データ取得部35が取得した送受電電力量、発電電力量、および需要電力量を参照し、電力制御システム11の電力制御を実行する。
ステップS17において、電力データ取得部35は1日分の処理が行われたか否かを判定し、1日分の処理が行われていないと判定された場合、処理はステップS14の前に戻り、以下、同様の処理が繰り返される。
一方、ステップS17において、1日分の処理が行われたと判定された場合、処理はステップS18に進む。電力データ取得部35は、1日分の電力データ(送受電電力量、発電電力量、および需要電力量)を、通信部31を介してEMSデータベース17に送信し、蓄積データを更新させる。そして、ステップS18の処理後、処理は電力制御ルーチン1のステップS1に戻り、以下同様に、翌日の処理が繰り返して行われる。
以上のように、電力制御システム11では、ユーザが、エコノミーモード、エコロジーモード、備災モード、およびDRモードの割合を指定し、計画制御時間帯においてはその割合に従った目標送受電電力量を目標とした電力制御を時間単位で実行することができる。また、SOC制御時間帯においては、その割合に従った目標SOCを設定し、SOCの制御を行うことができる。これにより、ユーザの要望に、より柔軟に対応した電力制御を実行することができる。例えば、ユーザの日の気分に合わせて、エコノミーモード、エコロジーモード、備災モード、およびDRモードのそれぞれの効果(高経済性、省CO2、災害対策、社会貢献)を得ることができる。
また、例えば、ユーザは、翌日に電力不足が予測される場合には、DRモードの割合を高めるなど、翌日以降の動作を予約して、電力制御モードの設定を変更することができる。
なお、例えば、電力制御システム11では、ユーザにより指定された割合で求めた目標送受電電力量及び目標SOCに沿って電力制御を行った場合における、CO2排出量および売電金額などを自動的に計算して、操作端末24に表示することができる。これにより、ユーザは、CO2排出量および売電金額などを確認しながら、容易に、電力制御モードの割合を変更することができる。
次に、図14および図15には、電力制御モード設定部33が、図1の操作端末24のタッチパネルディスプレイに表示させるユーザインタフェースの例が示されている。
例えば、電力制御システム11の電力制御モードとして、モード1、モード2、モード3、及びモード4が用意されているとき、操作端末24のタッチパネルディスプレイには、図14または図15に示すようなユーザインタフェースが表示される。図14には、レーダーチャートに類似したユーザインタフェースが示されており、図15には、棒グラフに類似したユーザインタフェースが示されている。
ここで、モード1、モード2、モード3、及びモード4としては、上述したようなエコノミーモード、エコロジーモード、備災モード、および、DRモードを用いることができる。この場合、それぞれ背反するモードであるため、例えば、電力制御モード設定部33
は、時間帯ごとに相対状態を計算して、ユーザインタフェースに反映させる。
即ち、図14および図15の上側に示すように、ユーザが、モード1の割合を増加させた場合、電力制御モード設定部33は、相対状態を計算し、図14および図15の下側に示すように、モード2〜モード4の割合を減少させる。同様に、ユーザがモード2の割合を変更した場合、電力制御モード設定部33は、モード1、モード3及びモード4の割合を計算し、ユーザがモード3の割合を変更した場合、電力制御モード設定部33は、モード1、モード2およびモード3の割合を計算して、それぞれの割合を変化させる。
このように、電力制御システム11では、図14および図15に示すようなユーザインタフェースを採用することで、ユーザは、電力制御モードの割合を視覚的に確認することができ、より直観的に、電力制御システム11の電力制御モードを設定することができる。
なお、ユーザが電力制御モードの割合を指定する方式としては、他にも例えば、ユーザの音声を認識することにより入力する音声入力方式や、別の端末で作成されたデータを操作端末24に転送するデータ転送方式など、様々な方式を採用することができる。
次に、図16には、電力制御システム11の電力制御モードの設定に利用される質問内容の例が示されている。
例えば、電力制御モード設定部33は、ユーザインタフェースを利用する他、図1の操作端末24のタッチパネルディスプレイに所定数の質問を表示させ、それらの質問に対する回答(YES/NO)に基づいて、電力制御システム11の電力制御モードの割合を設定することができる。
図16には、10個の質問内容が例示されており、それぞれの質問内容に対して経済性、省CO2、ピークカットにかかる係数が設定されている。例えば、質問内容「明日は不在ですか?」に対して、経済性の係数10、省CO2の係数2、ピークカットの係数10が設定されており、質問内容「明日は休みですか?」に対して、経済性の係数5、省CO2の係数10、ピークカットの係数2が設定されている。
ユーザが、これらの質問内容にYESまたはNOで回答すると、電力制御モード設定部33は、YESと回答された質問内容の係数を加算し、加算した合計値の比率を、エコロジーモード、エコノミーモード、および、ピークアシストモードを加重平均する際の割合として決定する。
このように、電力制御システム11では、図16に示すような質問内容によって電力制御モードの割合を決定することで、よりユーザの気分に合わせて、電力制御システム11の電力制御モードを設定することができる。なお、質問内容は、タッチパネルディスプレイに表示する他、例えば、合成音声によってユーザに提示してもよく、ユーザの声による回答を音声認識により取得してもよい。
なお、上述のフローチャートを参照して説明した各処理は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。また、プログラムは、1のCPUにより処理されるものであっても良いし、複数のCPUによって分散処理されるものであっても良い。
また、上述した一連の処理(情報処理方法)は、ハードウエアにより実行することもで
きるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラムが記録されたプログラム記録媒体からインストールされる。
図17は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互
に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部106、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部107、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部108、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部109、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111を駆動するドライブ110が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105及びバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU101)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなど
よりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア111に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア111をドライブ110に装着することにより、入出力インタフェース105を介して、記憶部108にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部109で受信し、記憶部108にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM102や記憶部108に、あらかじめインストールしておくことができる。また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、各電力制御モードのモード送受電電力量から目標送受電電力量を算出する場合あるいは、各電力制御モードのモード充電量から目標充電量を算出する場合の演算方法は、加重平均には限られない。ユーザが選んだ各モードの割合に応じた重み付けが可能なのであれば、他の演算式に基づいても構わない。また、上記の実施例においては本発明を、太陽光発電モジュール13と蓄電池システム23を備えた電力制御システム11に適用した例について説明したが、太陽光発電モジュール13の代わりに風力発電モジュールや、潮力発電モジュールなどの他の再生可能エネルギーを用いるシステムに適用しても構わない。
11・・・電力制御システム
12・・・電力系統
13・・・太陽光発電モジュール
14・・・負荷
15・・・ネットワーク
16・・・上位EMS
17・・・EMSデータベース
21−1乃至21−4・・・電力計測部
22・・・パワーコンデショナ
23・・・蓄電池システム
24・・・操作端末
25・・・EMSコントローラ
31・・・通信部
32・・・電力予測部
33・・・電力制御モード設定部
34・・・目標算出部
35・・・電力データ取得部
36・・・電力制御処理部
37・・・目標SOC算出部
38・・・SOC制御部

Claims (7)

  1. 蓄電手段からの放電電力を利用して電力制御を行うことが可能な電力制御装置であって、
    複数の電力制御モードに対する割合を設定する設定部と、
    複数の前記電力制御モードそれぞれにおいて目標となり日によって異なるモード送受電電力量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の目標となる目標送受電電力量を算出する目標算出部と、
    前記目標送受電電力量に沿って電力制御を行う電力制御処理部と
    前記蓄電手段の充電量の目標値であり前記複数の前記電力制御モードそれぞれに対して定められるモード充電量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の前記蓄電手段の充電量の目標値である目標充電量を算出する目標充電量算出部と、
    前記目標充電量に基づいて前記蓄電手段に充電する充電制御部と
    を備え、
    前記設定部は、前記複数の電力制御モードにかかる係数が設定された複数の質問内容をユーザに提示し、該複数の質問内容のうち、ユーザによって肯定回答された質問内容の係数に基づいて、前記電力制御モードに対する割合を設定する電力制御装置。
  2. 前記目標充電量算出部は、前記設定部により設定される前記割合で、複数の前記電力制御モードそれぞれにおいて目標となるモード充電量を加重平均することにより、前記目標充電量を算出する
    請求項1に記載の電力制御装置。
  3. 再生可能エネルギーを利用して発電を行う発電部において発電される発電電力、および、電力を消費する負荷に供給される需要電力を計測する電力計測部と、
    過去の前記発電電力量および前記需要電力量の実績が蓄積された蓄積データに基づいて、前記発電部により発電されると予測される予測発電電力量、および、前記負荷による需要が発生すると予測される予測需要電力量を求める電力予測部と
    をさらに備え、
    前記電力予測部は、予測した前記予測発電電力量および前記予測需要電力量から予測送受電電力量を算出し、前記予測送受電電力量に従って、複数の前記電力制御モードそれぞれにおいて目標となるモード送受電電力量を設定する
    請求項1または2に記載の電力制御装置。
  4. ユーザにより操作される操作端末をさらに備え、
    前記設定部は、前記操作端末が有する表示部に、複数の前記電力制御モードそれぞれに指定される割合を表示し、ユーザにより、所定の前記電力制御モードに対する前記割合の増加または減少が指定されたとき、他の前記電力制御モードに対する前記割合を変化させる
    請求項1から3のいずれか一項に記載の電力制御装置。
  5. 蓄電手段からの放電電力を利用して電力制御を行うことが可能な電力制御方法であって、
    複数の電力制御モードに対する割合を設定し、
    複数の前記電力制御モードそれぞれにおいて目標となり日によって異なるモード送受電電力量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の目標となる目標送受電電力量を算出し、
    前記目標送受電電力量に沿って電力制御を行うステップと、
    前記蓄電手段の充電量の目標値であり前記複数の前記電力制御モードそれぞれに対して定められるモード充電量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の前記蓄電手段の充電量の目標値である目標充電量を算出し、
    前記目標充電量に基づいて前記蓄電手段に蓄電するステップと
    を含み、
    前記複数の電力制御モードにかかる係数が設定された複数の質問内容をユーザに提示し、該複数の質問内容のうち、ユーザによって肯定回答された質問内容の係数に基づいて、前記電力制御モードに対する割合を設定する電力制御方法。
  6. 蓄電手段からの放電電力を利用して電力制御を行うことが可能な電力制御処理を実行させるプログラムであって、
    複数の電力制御モードに対する割合を設定し、
    複数の前記電力制御モードそれぞれにおいて目標となり日によって異なるモード送受電電力量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の目標となる目標送受電電力量を算出し、
    前記目標送受電電力量に沿って電力制御を行うステップと、
    前記蓄電手段の充電量の目標値であり前記複数の前記電力制御モードそれぞれに対して定められるモード充電量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の前記蓄電手段の充電量の目標値である目標充電量を算出し、
    前記目標充電量に基づいて前記蓄電手段に充電するステップと、
    を含み、
    前記複数の電力制御モードにかかる係数が設定された複数の質問内容をユーザに提示し、該複数の質問内容のうち、ユーザによって肯定回答された質問内容の係数に基づいて、前記電力制御モードに対する割合を設定する電力制御処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 再生可能エネルギーを利用して発電を行う発電部と、該発電部による発電電力および電力系統による電力を蓄電する蓄電部と、電力を消費する負荷とが接続される電力制御システムにおいて、
    複数の電力制御モードに対する割合を設定する設定部と、
    複数の前記電力制御モードそれぞれにおいて目標となり日によって異なるモード送受電電力量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の目標となる目標送受電電力量を算出する目標算出部と、
    前記目標送受電電力量に沿って電力制御を行う電力制御処理部と
    前記蓄電部の充電量の目標値であり前記複数の前記電力制御モードそれぞれに対して定められるモード充電量から、前記割合に従って、実際に電力制御を実行する際の前記蓄電部の充電量の目標値である目標充電量を算出する目標充電量算出部と、
    前記目標充電量に基づいて前記蓄電部に充電する充電制御部と
    を備え、
    前記設定部は、前記複数の電力制御モードにかかる係数が設定された複数の質問内容をユーザに提示し、該複数の質問内容のうち、ユーザによって肯定回答された質問内容の係数に基づいて、前記電力制御モードに対する割合を設定する電力制御システム。
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