JP6234587B2 - 鉱物材料処理設備および処理設備の稼働方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鉱物材料の処理に関する。本発明は、特に、ただし非限定的に、鉱物材料処理設備のコンベアの解決策に関する。
粉砕対象の鉱物材料、例えば岩石、は爆破または掘削によって大地から得られる。この岩石は、天然の岩石および砂利でも建設廃材でもよい。粉砕には、可動式の粉砕機と据え置き型の粉砕設備とが用いられている。掘削機または車輪付きローダが粉砕対象の材料を粉砕機の投入ホッパに積み込み、そこから粉砕対象の材料が粉砕機のジョーに落下する。あるいは、フィーダが岩石材料を粉砕機に向けて移動する。粉砕対象の材料は、コンクリート、煉瓦、またはアスファルトなどの再生可能材料でもよい。
可動式の鉱物材料処理設備において、コンベアは設備の長さ、幅、および/または高さを増大させることが多い。したがって、コンベアは、設備の稼働中、設備の輸送または整備中とは異なる場所に位置付けられ得る。コンベアを設備の稼働時の位置から設備の輸送または整備時の位置に移動させるには、場合によっては、コンベアを所定位置から取り外す必要がある。更に、輸送のために、コンベアは設備に固定される。多くの場合、例えばコンベアを道路交通上許されている輸送寸法(高さ、幅、長さ)内に保つために、コンベア全体をその位置から移動させる必要がある。さもなければ、道路交通上の許可が必要となる。
公知のいくつかの鉱物材料処理設備においては、粉砕機/スクリーンへの投入は、単一部品コンベアによって行われている。このコンベアを輸送/整備位置に移動するには、コンベアを投入端に向けて、かつ下方に移動する必要がある。公知の一スクリーンは、複数の伸縮式脚部によって処理設備のフレーム上に支持されている。公知の別のスクリーンは、スクリーンおよびフレームと共に四節リンクを形成する複数の枢着脚部によって処理設備のフレームに支持されている。
コンベアの移動のために用いられている移動機構は、重く高価な構造である。コンベアを粉砕機から遠ざけるには、機械の投入端に空間を必要とする。これは、当該設備がいくつかの機械の一工程で稼働する可動式の粉砕設備であり、かつ投入機が近くにある場合は問題となり得る。この場合、整備前に、投入機を移動する必要がある。設備内でコンベアを長手方向に移動するために、複数の摺動機構と複数の伸縮式脚部とが用いられている。これら摺動機構は、不潔な環境に弱く、製造誤差を起こし易い。
公知の可動式の一粉砕および篩分け設備において、粉砕機で粉砕された材料は、複数のコンベアによって粉砕機からスクリーンへと閉ループ内を循環される。スクリーンのオーバは、粉砕機に案内される。スクリーンを通過した製品は、同じ設備内で更なる処理に案内されることも、または鉱物材料を処理する別の設備に案内されることも、または堆積場所に案内されることも可能である。この閉ループ設備においては、スクリーンへの投入のために長尺の単一部品コンベアが使用されている。このコンベアは、シリンダの動作によって輸送位置に移動される。スクリーンに投入するこの長尺コンベアは粉砕機の側面に位置するため、輸送幅を増大させるほか、スクリーンへの投入時、材料を主コンベアから投入コンベアに、例えば振動シュートまたはホッパによって、横に移動する必要がある。この場合、プロセスは更なる摩耗部品(振動シュート、ホッパ)を含み、材料は側方からスクリーンに達するので、スクリーン上への材料の均一拡散には問題がある。あるいは、設備は、粉砕機の輸送および整備のためにコンベアを粉砕機から取り外すことができる移動機構を含む必要があるが、この移動機構は、高価で、重く、多くの場合、信頼性が低い。
本発明の一目的は、従来技術に関連して存在する問題を回避する、または少なくとも減らす、ことである。本発明の一目的は、新しい技術代替案を提供することである。本発明の一目的は、鉱物材料処理設備の整備性を高めることである。本発明の一目的は、鉱物材料処理設備の動作信頼性、有用性、および輸送性を高めることである。本発明の一目的は、鉱物材料処理設備を簡素化することである。本発明の一目的は、鉱物材料の処理を向上させることである。
摘要
本発明の第1の態様によると、鉱物材料処理設備が提供される。この処理設備は、フレームと、フレーム上に支持される粉砕機およびスクリーンと、稼働位置において、設備に投入された材料を前記粉砕機またはスクリーンに排出するべく配置されるコンベアとを備える。このコンベアは、搬送用接続として連接可能な個別の第1コンベアと第2コンベアとを備える。第1コンベアは主に粉砕機の第1の側の輸送位置に移動されるべく配置され、第2コンベアはスクリーンと共に主に粉砕機の第2の側の輸送位置に移動されるべくスクリーンの上方に固着される。
好ましくは、第2コンベアの可動式支持体は、四節リンク機構を備える。この四節リンク機構の複数の枢支点は、スクリーンに関連付けて枢動可能に固着された複数の支持アームに配置される。第2コンベアは、四節リンクの動きによって、粉砕機から遠ざけられるべく、および粉砕機に近づけられるべく、配置される。
好ましくは、本処理設備のフレーム上のスクリーンの支持体は、スクリーンに関連付けて第1枢支点において枢動可能に、かつフレームに関連くけて第2枢支点において枢動可能に、互いに離して固着されて可動式の第1四節リンク機構を形成する第1支持アームと第2支持アームとを備える。
好ましくは、第2コンベアの支持体は、スクリーンの上方のコンベアに関連付けて第3枢支点において枢動可能に、かつスクリーンに関連付けて第4枢支点において枢動可能に、互いに離して固着されて可動式の第2四節リンク機構を形成する第3支持アームと第4支持アームとを備える。
好ましくは、第1コンベアの始点は、フレームに固定的に取り付けられる。第1コンベアの一端部は、ほぼ水平位置に枢動するべく配置される。
好ましくは、第2コンベアの排出点は、スクリーンの幅方向に見て、スクリーンの中心線上に配置される。
好ましくは、四節リンク機構は、第2コンベアを粉砕機から遠ざけるために四節リンク機構の各枢支点によってその間に形成された面積を減らすべく、かつ前記コンベアを粉砕機に近づけるために各枢支点によってその間に形成された面積を増やすべく、構成された制御可能なアクチュエータを更に備える。
好ましくは、第2コンベアの支持体は、スクリーンの長手方向両側に設けられた四節リンク機構と、前記四節リンク機構に属する伸縮可能な油圧シリンダなどの、制御可能なアクチュエータとを備える。
好ましくは、第1コンベアによって粉砕機の上方で第2コンベアに投入可能である。
好ましくは、第2コンベアは、四節リンク機構の動きによって、粉砕機の長手方向に移動するべく配置される。
好ましくは、本処理設備は、第2コンベアが第1コンベアの投入用接続部からスクリーンの長手方向に遠ざけられているときに、第1コンベアによって粉砕機に投入するべく構成される。
好ましくは、粉砕機は、粉砕機の投入ホッパを備える。この投入ホッパは、枢動開口可能な側面を備える。第1コンベアの排出端は、この枢動開口可能な側面によって投入ホッパの側面間の輸送位置に位置付けられる。
好ましくは、第1コンベアおよび第2コンベアは、輸送高さ以内で互いに対してほぼ平行に移動されるべく配置される。
好ましくは、第2コンベアは、第1四節リンク機構の動きによって、輸送高さ以内のほぼ水平位置に枢動するべく配置される。
好ましくは、第2コンベアは、第2四節リンク機構の動きによって、輸送高さ以内でスクリーンに近づけられるべく配置される。
本発明の第2の態様によると、フレームと、フレーム上に支持される粉砕機およびスクリーンと、コンベアとを備えた鉱物材料処理設備を稼働させ、稼働位置において、設備に投入された材料をコンベアによって前記粉砕機またはスクリーンに搬送して排出し、コンベアは搬送用接続として連接可能な個別の第1コンベアと第2コンベアとを備え、第1コンベアを主に粉砕機の第1の側の輸送位置に移動し、第2コンベアはスクリーンの上方に固着され、第2コンベアをスクリーンと共に主に粉砕機の第2の側の輸送位置に移動するための方法が提供される。
好ましくは、第2コンベアの可動式支持体は、四節リンク機構を備える。この四節リンク機構の複数の枢支点は、スクリーンに関連付けて枢動可能に固着された複数の支持アームに配置され、四節リンクの動きによって、第2コンベアを粉砕機から遠ざけ、および粉砕機に近づける。
好ましくは、本処理設備のフレーム上のスクリーンの支持体は、スクリーンに関連付けて第1枢支点において枢動可能に、かつフレームに関連付けて第2枢支点において枢動可能に、互いに離して固着されて可動式の第1四節リンク機構を形成する第1支持アームと第2支持アームとを備え、第1四節リンク機構によって第2コンベアおよびスクリーンを破砕機に対して移動する。
好ましくは、第2コンベアの支持体は、スクリーンの上方のコンベアに関連付けて第3枢支点において枢動可能に、かつスクリーンに関連付けて第4枢支点において枢動可能に、互いに離して固着されて可動式の第2四節リンク機構を形成する第3支持アームと第4支持アームとを備え、第2四節リンク機構によって第2コンベアをスクリーンに対して移動する。
好ましくは、第1コンベアの一端部をほぼ水平の輸送位置に枢動する。
好ましくは、第2コンベアを粉砕機から遠ざけるために、四節リンク機構の複数の枢支点によってその間に形成された面積を四節リンク機構に作用するアクチュエータによって減らし、前記コンベアを稼働位置まで粉砕機に近づけるために、四節リンク機構の複数の枢支点によってその間に形成された面積を増やす。
好ましくは、第1コンベアによって粉砕機の上方で第2コンベアに投入する。
好ましくは、四節リンク機構を動かすことによって、第2コンベアをスクリーンの長手方向に移動する。
好ましくは、第2コンベアを第1コンベアの投入用接続部からスクリーンの長手方向に遠ざけ、第1コンベアによって粉砕機に投入する。
好ましくは、粉砕機は、ジョークラッシャ、水平シャフトインパクタ、鉛直シャフトインパクタ、ジャイラトリクラッシャ、コーンクラッシャのうちの何れかである。
好ましくは、本鉱物材料処理設備は、可動式の篩分けおよび粉砕設備などの可動式の処理設備である。
粉砕機の両側で輸送位置に移動可能な両コンベアは、設備の中心線上へのコンベアの取り付けを可能にし、いくつかの利点をもたらす。各コンベアの側方への移動は、必ずしも必要ではないが、設備の簡素化および低価格化を可能にする。
輸送高さにするために、スクリーンの上方に位置するコンベアを必ずしも取り外す必要はなく、このコンベアを、取り外さずに、一番上のスクリーンデッキに向けて移動できる。場合によっては、このコンベアをスクリーンの両側面の間に、両側面の最大高さより下に、載置可能である。
スクリーンの上方に、スクリーンに対して好ましくは長手方向に、かつ中心に/中心線上に、搭載可能なコンベアは、材料をスクリーン上に排出するための別個の摩耗性排出ホッパを必要とせず、排出箇所は、スクリーンの中心線上の所望の箇所に設定される。
スクリーンの下方のアンダーフローコンベアは、本願明細書において排出コンベアとも称され、好ましくはコンベア枢軸を備える。このコンベアの枢軸を使用することによって、このコンベアを別の場所に移動せずに、または取り外さずに、スクリーンの下面に接する輸送位置(輸送高さ)までアンダーフローコンベアの端部を枢動させることができる。
好ましくは、投入のために稼働される第1コンベアは、枢軸を備える。この枢軸を使用することによって、コンベア全体を別の場所に移動せずに、または取り外さずに、コンベアの端部を輸送位置(輸送高さ)に枢動できる。この枢軸を利用すると、コンベアの当該端部を上方に枢動できるので、例えば摩耗部品の交換時に昇降用装置を用いるためのより良好な保守空間が粉砕機の周囲および上方にもたらされる。
粉砕機への投入は、第1コンベアによって直接行えるが、機械によっては、例えばスクリーンに投入する第2コンベアによって行うこともできる。
コンベアを移動するための高価で不便な機構が本構造から排除される。何れにせよ、粉砕機の上方の整備空間を犠牲にせずに済む。例えば、粉砕および篩分け設備の後端部からスクリーンメッシュを取り外すための整備用空間が粉砕機とスクリーンとの間に生まれる。
スクリーンの有無に拘らず、同じ第1コンベアを複数の設備で使用できる。
機械の輸送長および/または輸送高さを減らすことができるので、第1コンベアおよび/または第2コンベアを所定位置から取り外す必要がない。
本発明のさまざまな実施形態を、本発明のいくつかの態様に単に関連付けて、例示する、または例示してきた。本発明の一態様の何れの実施形態も、本発明の同じ態様および他の態様に、単独で、または他の実施形態と組み合わせて、適用され得ることを当業者は理解されるであろう。
添付の図面を参照して本発明を一例として説明する。
本発明の第1の好適な実施形態による鉱物材料処理設備の篩分けおよび粉砕姿勢を示す。 図1の処理設備の輸送姿勢を示す。 図1の処理設備の斜視図を示す。 図1の処理設備のスクリーンの上方にあるコンベアの第1のスクリーン投入位置を示す。 図1の処理設備のスクリーンの上方にあるコンベアの第2のスクリーン投入位置を示す。 図1の処理設備の上方にあるコンベアの第3の位置を示す。 図1の処理設備のコンベアの別の位置を示す。 図1の処理設備のコンベアの別の位置を示す。 図1の処理設備のコンベアの別の位置を示す。 図1の処理設備のコンベアの別の位置を示す。
詳細説明
以下の説明において、同じ番号は同じ要素を示す。なお、例示されている図面は完全には同じ縮尺ではなく、これら図面は主に本発明のいくつか例示的実施形態を説明することを目的としている。
図1〜3に示されている鉱物材料処理設備100は、フレーム1と、このフレームに固着された粉砕機10と、モータモジュール50と、モータ51と、主コンベア60と、第1コンベア30と、第2コンベア40と、スクリーン20と、排出コンベア61とを備える。この実施形態において、フレーム1は、本処理設備を移動するための無端履帯ベースを更に備える。処理設備100においては、粉砕機またはスクリーンを、またはこの両方を同時に、処理装置として稼働させることができる。
第1コンベア30と第2コンベア40とは、搬送用接続として接続することも、2つの部分に分離することも可能な1つのコンベアを形成する。スクリーンを稼働させずに粉砕機を処理装置として稼働させたい場合、第2コンベアは第1コンベアの搬送用接続部から遠ざけられ、第1コンベアが粉砕機10に投入する。粉砕機とスクリーンとを処理装置として稼働させたい場合は、第1コンベアの排出箇所32'が(好ましくは粉砕機の上方で)第2コンベアの始端部40'の上方に位置付けられ、第2コンベアはスクリーン上に排出し、スクリーンのオーバが粉砕機に投入される。コンベア20、40が接続された搬送動作において後半のコンベアである第2コンベア40の排出箇所は、スクリーンの幅方向に見て、スクリーンの中心線上に配置されることが好ましい。粉砕機を稼働させずにスクリーンを処理装置として稼働させたい場合、第2コンベアは搬送用接続として第1コンベアと接続され、スクリーンのオーバは粉砕機に案内されない。
第2コンベア40は、スクリーン20と共に、好ましくはスクリーン20が取り付けられたサブフレーム27まで、移動されるべく配置される。この場合、第2コンベアは、スクリーンと共に粉砕機の前面側の輸送位置に、すなわち、以下により詳細に説明する第1コンベアの輸送位置とは反対の側に、移動する。四節リンクを形成する複数の支持アームによってスクリーン組立体が設備100のフレームに支持される。スクリーンがフレームに向けて輸送位置に移動されるとき、スクリーンとこのスクリーンと共に移動する第2コンベアとは、前方および下方に移動する。
本願明細書において、用語「前方」、「前面」、「設備の前端」、およびこれらに相当する用語は、第1および第2コンベアの材料搬送方向と同じ方向を指す。
図1において、第1コンベア30と第2コンベア40とは粉砕および篩分け中の稼働位置にある。第1コンベア30は第2コンベア40を介してスクリーン20に投入し、スクリーンのオーバは一番上のスクリーンデッキから粉砕機10の投入ホッパ12内に移動する。スクリーンを通って落下した材料は、少なくとも、スクリーンの下にある排出コンベア61によって、設備100の外側に移動される。存在し得る下方スクリーンデッキ22、23(図9)などのオーバは、複数の排出コンベアによって設備の外側に移動できる。粉砕可能な材料は、設備100の外側から第1コンベア30の投入ホッパ34内に運び込まれるか、または粉砕機の投入ホッパ12に直接運び込まれるか、または両投入ホッパ12、34に運び込まれる。図1では、粉砕された材料は粉砕機10から主コンベア60に移動され、そこから第1コンベア30に移動される。
互いに独立に移動可能な第1コンベア30および第2コンベア40は、機能的に連接されてスクリーン用の投入コンベアを形成する。この投入コンベアは、好ましくは、設備の幅方向に見て設備100の真ん中で、モータモジュールおよびスクリーンの上方を通過する。コンベア30、40は、主に、粉砕機(例えば、粉砕機の投入ホッパ12)によって形成された設備の最高点のそれぞれ異なる側で移動させることができる。すなわち、第1コンベアは粉砕機の後側で、第2コンベアは粉砕機の前側で、移動させることができる。
粉砕動作のみの場合は、第2コンベア40を第1コンベア30の投入用接続部から遠ざけることによって、スクリーンを迂回できる。この場合、第1コンベアは粉砕機10に直接投入できる。代わりに、または加えて、粉砕対象の材料は、設備100の外側から粉砕機の投入ホッパ12に直接投入される。
主コンベア60と第1コンベア30との間の投入用接続を遮断することによって、粉砕/篩分けされた材料を主コンベア60によって設備の外側に移動できる。これは、例えば、粉砕された材料を、第1コンベア30にではなく、設備100の外側に直接排出するべく主コンベアを制御することによって実現可能である。これは、図3に、主コンベア60に関して破線領域60'によって示されている。
好適ないくつかの実施形態によると、第1コンベア30は、枢軸33によって、輸送、稼働、および整備位置に枢動する。ただし、これは、粉砕機のそれぞれ異なる側で互いに独立に移動可能な、かつ搬送用接続として互いに接続可能な、2つのコンベアを実現するためには必要ない。この場合、第1コンベアは、第1材料搬送部31と、第2材料搬送部32と、第2材料搬送部を第1材料搬送部に対して枢動可能に固着する枢軸33とを備える。
好ましくは、第1コンベア30の始端部、すなわち第1材料搬送部31、は設備に固定的に取り付けられる。第1コンベアの一端部、すなわち第2材料搬送部32、はモータモジュール50の上方の輸送位置に枢動して水平姿勢になり、輸送高さ(図2および図9)に収まる。
好適な一実施形態によると、第1コンベア30は、第1材料搬送部31と第2材料搬送部32とにわたって連続する搬送面を形成するベルトなどの無端搬送部材を備える。好ましくは、第2コンベア40は、ベルトなどの無端搬送部材を備える。
別の好適な実施形態によると、第1コンベア30は、第1ベルトなどの第1無端搬送部材を第1材料搬送部31に備え、第2ベルトなどの第2無端搬送部材を第2材料搬送部32に備える。両搬送部材は、第1コンベアにわたって連続する搬送面を形成する。
粉砕機10の最高点は、粉砕機に固着された投入ホッパ12によって規定される。投入ホッパは、枢動開口可能な側面11を第1コンベア30の第2材料搬送部32側に備える。
いくつかの好適な実施形態によると、第1コンベア30はダストカバー(図示せず)を備える。ダストカバーは、第1および第2材料搬送部31、32の上方に形成され、枢軸33において折畳み可能であり、好ましくは、一様なダストシールドを第1コンベアの搬送面の上方に形成する。いくつかの好適な実施形態によると、第2コンベア40はダストカバー(図示せず)を備える。このダストカバーは、ほぼ一様なダストシールドを第2コンベアの搬送面の上方に形成する。
これらの図に示されている第2コンベア40は、スクリーン20のサブフレーム27に固着され、スクリーンと共に輸送位置の方向に少なくとも途中まで移動する。スクリーン20は、好ましくは柔軟にサブフレーム27に固着される。スクリーンとサブフレームとによって形成されたスクリーン組立体20、27は、フレーム1およびサブフレーム27と共に第1四節リンクを形成する第1支持アーム25と第2支持アーム26とによって設備のフレーム1に支持される。
スクリーンが輸送位置に移動されるとき、スクリーンは前方および下方の両方に移動する。更に、四節リンクが所望どおりに寸法設計されていると、必要であれば、水平に対するスクリーンの傾斜を変えることができる。第1四節リンクは、これらの図の例において複数の支持アーム25とフレーム1との間で作動する、複数の油圧シリンダ28によって動かされることが好ましい。スクリーンが輸送位置に移動されると、粉砕機の上側が空くので、消耗部品の交換のための整備用空間が生まれる。更に、粉砕機とスクリーンとの間に空間が生まれるので、スクリーンメッシュの交換のための空間が生まれる。
第1四節リンク25、26、27、1は、稼働中、上方位置に係止されていることが好ましい。係止要素29は、篩分け中の荷重を受け止め、設備の稼働を安全にする。この係止要素は、長さの調節が可能なターンバックルなどの反力棒29によって実現されることが好ましい。第1四節リンクの上方位置において、ターンバックル29は、支持アーム25とフレーム1との間に取り付けられ、適した長さを有するべく、例えば所望のプリテンショニングに、調整される。ターンバックルの固着の一例は、ターンバックルの両端のループをピンによってフレーム1および支持アーム25の複数の固着用穴に固着することである。係止要素によって各シリンダ28を稼働中の荷重に対して保護できる。この荷重は、例えばスクリーン組立体における材料の不均一な分散およびスクリーンの振動による篩分け運動によって発生する。
第2コンベア40は、スクリーン20の上方に取り付けられる。第2コンベアはスクリーンに対して所定の位置に固定的に取り付け可能であるが、好ましくは、スクリーンの上方の第2コンベアの支持体は、スクリーンの移動距離に加え、輸送高さの減少を容易にし、第2コンベアを設備100の長手方向に移動するために、移動可能である。長手方向および高さ方向への第2コンベアの可動性は、例えば保守および昇降用装置のための更なる空間を粉砕機の周囲に、およびスクリーンメッシュの交換のための更なる空間をスクリーンの傍らにもたらす。
好ましくは、枢支された可動式の第3支持アーム41および第4支持アーム42は、第2コンベアを支持する。枢支された支持アーム41、42は、好ましくは、スクリーンおよび第2コンベアの側面に対で配置され、サブフレーム27および第2コンベア40と共に第2四節リンク機構を形成する。これらの図の例において支持アーム41とサブフレーム27との間で作動する油圧シリンダ対43などの制御可能な1つの移動アクチュエータによって第2四節リンクを動かすことができるので、多くのシリンダを有する複雑なコンベア移動機構を回避できる。これら支持アーム41、42によって第2コンベアをできる限りスクリーンの近くの輸送位置に下げることができるので、輸送高さを最小化できる。
好ましくは、第2四節リンク機構は、ピンと穴の組み合わせを係止要素として備える。ピンは、支持アーム41、42およびサブフレーム27に形成された複数の穴に装着可能である。図1および図2の例において、油圧シリンダ43は第3支持アーム41を動かし、ピン・穴係止要素は第4支持アーム42に配置されている。
排出コンベア61は、その第1端部62において、好ましくはスクリーン20の下方、支持アーム25の固着箇所の近くで、サブフレーム27に固着される。排出コンベア61は、第2の箇所においても、好ましくはスクリーン20の下方、スクリーンの中心領域に形成されたコンベア枢軸63において(スクリーンの長手方向中心領域において)サブフレーム27に固着される。コンベア枢軸により、サブフレーム27に対する排出コンベア61の排出端64の距離の調整が可能である。排出端64は、稼働位置において、支持体65によってサブフレーム27(サブフレームの延長部分)に支持される。支持体65はサブフレームから排出端までの最大距離を規定し、更には、サブフレームおよびスクリーン側への排出端の移動を可能にする。好ましくは、この支持体はチェーン65である。輸送位置において、排出端64はフレームの支持アーム26に、好ましくは平行支持アーム26間の支持構造26'に、依存する。スクリーン組立体がリンクアーム機構によって下方に下げられると、排出コンベアの排出端64は支持構造26'に依存し、排出端64はスクリーン側に近づく。スクリーンが上昇すると、排出コンベア61とスクリーン20との間の隙間が僅かに広がる。
図2においては、処理設備100内の第1コンベア30は、第2の位置(下方)に、主に破砕機の第1の側に、枢動されて輸送位置にある。第2コンベア40は、図1の位置からスクリーンの一番上のスクリーンデッキに向けて、主に破砕機の第2の側で、好ましくはスクリーンの両側面の間に、更に下方に下げられる。第2コンベア40も輸送位置にある。第1コンベア30の第2材料搬送部32の排出端32'は、主に粉砕機10の後ろ側で、粉砕機10の投入ホッパ12の枢動開口側面11によって形成された開口部を通って投入ホッパの両側面の間に、好ましくは粉砕機上に、下げられる。この場合、第1コンベア30および第2コンベア40の最高点は、処理装置の最高点よって規定された高さを大幅には超えない高さにある。図2の場合、設備100の最高点、すなわち輸送高さ、は、粉砕機の投入ホッパの側面によって規定される。
図4〜6は、スクリーン20の上方にある第2コンベア40のさまざまな位置を示す。材料の流れが破線矢印で示されている。
図4は、第1の実施形態による稼働位置にある第2コンベア40を示す。図4において、第2コンベア40は、図1のようにスクリーン20に投入する。第1コンベア30の第2材料搬送部の排出端32'は、材料を第2コンベア40に投入する。第2コンベアがスクリーンから最大距離にある第2コンベアの最高位置に比べると、支持アーム41、42は図6に示されている輸送位置と同じ方向に枢動されている。輸送位置への各油圧シリンダ43の移動距離は、両支持アームのこの位置からの方が図4の位置からの場合より短い。
第3支持アーム41および第4支持アーム42は、スクリーンの上方のコンベア40に関連付けて第3枢支点44において枢動可能に、かつスクリーン(サブフレーム27を介して)に関連付けて第4枢支点45において枢動可能に、互いに離して固着されて可動式の四節リンク機構を形成する。
スクリーンメッシュの交換などの整備のために、支持アーム機構41、42、43によって第2コンベアを稼働位置より高い位置に上昇させることができる。第2コンベアの最高位置(これらの図には不図示)は、整備または保守位置とも称され得る。
図5は、第2の実施形態による稼働位置にある第2コンベア40を示す。図5は、スクリーンの上方の四節リンク機構の一代替配置を示す。この配置において、第2コンベア40とスクリーン20とは、図4のように機能的に連接されている。支持アーム41、42は、第2コンベアの最高位置に比べ、図4とは反対方向に枢動された第2コンベア40の稼働位置にある。図5に示されている油圧シリンダ43および支持アーム41、42の配置により、スクリーンの上方における第2コンベアの移動長は、図4の場合より長くなっている。この場合、スクリーンを移動させずに第2コンベアを動かすだけで、第2コンベア40を第1コンベア30の投入距離からより容易に遠ざけることができる。
図6において、搬送対象の材料は、第2材料搬送部の排出端32'から粉砕機10に直接投入されるべく配置されている。油圧シリンダ43を縮めることによって、図6の視線方向に見て時計回りに、支持アーム41、42が枢動されると、第2コンベア40は第1コンベア30の投入距離から下方に移動されてスクリーン20に接する。図6に示されているスクリーンに対する第2コンベアの位置で、スクリーン組立体20、27がフレーム1上の最低位置まで下げられると、第2コンベアを取り外すことなく、設備100の輸送高さを実現できる。図8は、第1コンベア30による設備100の粉砕機への一代替投入位置を示す。
図7〜10の処理設備100において、スクリーン20は、第1スクリーンデッキ21と所望の数の下側スクリーンデッキ、例えば第2スクリーンデッキ22および第3スクリーンデッキ23など、を備えた多層、すなわち複数デッキの、スクリーンとして示されている。スクリーンは、スクリーンおよびフレームと共に四節リンクを形成する、枢支された支持アーム25、26によってフレームに支持されている。
図7において、第1コンベア30および第2コンベア40は、図1と同じ稼働位置で篩分けおよび粉砕中である。一番上のスクリーンデッキ21のオーバは、スクリーンから粉砕機に案内される。スクリーン20は、スクリーンおよび第2コンベア40を稼働位置に移動するための、更には稼働位置から遠ざけるための、支持アーム25、26を備える。
図8において、処理設備100の第1コンベア30は、粉砕機10に直接投入する稼働位置にある。スクリーン20は、粉砕中、図8の位置にあり、稼働されていない。スクリーン20および第2コンベア40は、支持アーム25、26によって稼働位置から遠ざけられ、設備100の長手方向に枢動可能なこれら支持アームによって支持され、設備のフレーム1の近くまで下げられている。第2コンベア40は、スクリーンを支持しているリンク機構25、26の動きによって、第1コンベア30の投入用接続部から遠ざけられている。第2コンベア40の始端部は、設備の長手方向に見て、粉砕機の第1コンベアとは反対の側に移動されることが好ましい。この場合、コンベア40がスクリーン20に対して依然として稼働位置にあるとき、または支持アーム41、42によって支持されて稼働位置より高い位置に移動されたときに、スクリーンの整備を行うことができる。
図9において、処理設備100の第1コンベア30は、第2の位置(好ましくは水平位置)に枢動されて輸送位置にある。第2コンベア40も輸送位置(好ましくは水平位置)にある。第2材料搬送部32の排出端は、粉砕機10の投入ホッパの枢動開口側面11によって形成された開口部を通って投入ホッパの両側面の間に、好ましくは粉砕機上に、下げられる。このとき、第1コンベア30および第2コンベア40の最高点は、処理装置の最高点によって規定された高さを大幅には超えない高さにある。
図10において、第2材料搬送部32の排出端は、例えば整備のために、図8の位置から第1の位置とは反対の枢動方向に(好ましくは、鉛直方向上方に)枢動されている。この第3の位置において、第2材料搬送部の排出端の突出部は、上から見たときに、粉砕機10およびモータモジュール50の昇降用中心を空けておくべく配置される。昇降用ロープおよび把持部材などの昇降用装置90は、モータモジュール50の昇降中、第2材料搬送部32にぶつからない。この第3の位置は、例えば整備に関連して、粉砕機、粉砕機の摩耗部品、またはモータモジュールの昇降を可能にするので、第1コンベア30を取り外したり、所定位置から移動したりする必要がない。好ましくは第3の位置において、排出端の突出部は、上から見て、モータモジュールまたは処理装置の突出部に接触しない、またはモータモジュール/処理装置の突出部を邪魔しないように配置される。好ましくは、処理装置またはモータモジュールまたはその一部が中心または重心から上昇されるとき、昇降用ワイヤのための昇降空間が処理装置の少なくとも重心に確保される。第2コンベア40もスクリーン上で粉砕機10から遠ざけられる(図9など)ので、整備および昇降が可能になる。
上に述べた各処理設備は、無端履帯ベースの代わりに、全体または部分的に車輪付き、または脚部で移動可能であってもよい。あるいは、処理設備は、例えばトラックまたは別の外部電源によって、移動/牽引可能にし得る。上記に加え、処理設備は据え置き型の処理設備でもよい。
上記説明は、本発明のいくつかの実施形態の非限定例を提供するものである。本発明は提示されている詳細に限定されるものではなく、本発明を他の同等の手段で実現可能であることは、当業者には明らかである。
上で開示された複数の実施形態の特徴のいくつかは、他の特徴を使用せずに有利に使用されうる。したがって、上記説明は、本発明の原理の単なる例示であり、本発明を制限するものではないとみなされるものとする。ゆえに、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ制限される。

Claims (15)

  1. 可動式の鉱物材料処理設備(100)であって、
    フレーム(1)と、
    前記フレーム(1)によって支持される粉砕機(10)と、
    前記フレーム(1)によって支持されるサブフレーム(27)と、
    前記サブフレーム(27)によって支持されるスクリーン(20)と、
    稼働位置を有する第1コンベア(30)および第2コンベア(40)であって、前記第1および第2コンベアが前記稼働位置にあるとき、前記設備に投入された材料を前記スクリーンに排出するべく配置された第1コンベア(30)および第2コンベア(40)と、
    を備え、
    前記第1コンベア(30)および前記第2コンベア(40)は、搬送用接続として連接可能な個別のコンベアであり、
    前記第1コンベア(30)は、主に前記粉砕機(10)の第1の側で輸送位置に移動可能であり、
    前記第2コンベア(40)は、前記スクリーンの上方で前記サブフレーム(27)に支持される、
    処理設備(100)において、
    前記第1コンベア(30)の前記輸送位置は、前記粉砕機の最高点によって規定される高さ以内にほぼ位置付けられ、
    前記第2コンベア(40)が前記スクリーン(20)と共に、主に前記粉砕機(10)の第2の側で、輸送位置に移動可能であるように、前記サブフレーム(27)は、前記フレーム(1)および前記サブフレーム(27)と共に第1四節リンクを形成する第1支持アーム(25)および第2支持アーム(26)によって前記フレーム(1)に支持され、
    前記スクリーンの上方の前記コンベアに関連付けて第3枢支点(44)において枢動可能に、および前記スクリーンに関連付けて第4枢支点(45)において枢動可能に、互いに離して固着されて可動式の第2四節リンクを形成する第3支持アーム(41)および第4支持アーム(42)が前記第2コンベア(40)のための可動式支持体を形成し、
    前記第1コンベア(30)が、その稼働位置において、前記粉砕機(10)に投入するべく配置されるように、または前記スクリーン(20)に投入するために前記第1コンベア(30)が、その稼働位置において、前記第2コンベア(40)に前記粉砕機の上方で投入するべく配置されるように、前記第2四節リンクの動きによって前記第2コンベア(40)は前記粉砕機(10)から遠ざけられるべく、または前記粉砕機に近づけられるべく、配置され、
    前記第2コンベア(40)の前記輸送位置は、前記粉砕機の前記最高点によって規定される高さ以内にほぼ位置付けられる、
    ことを特徴とする処理設備。
  2. 前記処理設備は、前記スクリーンを通って落下した材料を前記処理設備の外側に移動するべく構成された排出コンベア(61)を前記スクリーン(20)の下方に更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の処理設備。
  3. 前記処理設備は、粉砕された材料を前記粉砕機(10)から受け取って前記第1コンベア(30)に移動するべく構成された主コンベア(60)を更に備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の処理設備。
  4. 前記第1コンベア(30)の始端部が前記フレーム(1)に固定的に取り付けられ、前記第1コンベアの一端部がほぼ水平位置に枢動するべく配置されることを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の処理設備。
  5. 前記第2コンベア(40)の排出箇所(40'')が、前記スクリーンの幅方向に見て、前記スクリーン(20)の中心線上に配置されることを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の処理設備。
  6. 前記第1四節リンクおよび前記第2四節リンクの少なくとも一方は、前記第2コンベア(40)を前記粉砕機(10)から遠ざけるために当該四節リンクの前記枢支点によってその間に形成された面積を減らすべく、および前記第2コンベアを前記粉砕機に近づけるために前記枢支点によってその間に形成された前記面積を増やすべく、構成された制御可能なアクチュエータ(43、28)を更に備えることを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の処理設備。
  7. 前記第2コンベア(40)の前記可動式支持体は、前記スクリーンの長手方向両側に設けられた第1四節リンクと、前記四節リンクに属する、伸縮可能な油圧シリンダ(43)などの、制御可能なアクチュエータとを備えることを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載の処理設備。
  8. 前記粉砕機(10)は、前記粉砕機の投入ホッパ(12)を備え、前記投入ホッパは枢動開口可能な側面(11)を備え、前記枢動開口可能な側面(11)によって前記第1コンベアの排出端(32')が前記投入ホッパの両側間の輸送位置に位置付けられることを特徴とする、請求項1〜7の何れか1項に記載の処理設備。
  9. 前記第1コンベア(30)および前記第2コンベア(40)は、前記高さ以内で互いに対してほぼ平行に移動されるように配置されることを特徴とする、請求項1〜8の何れか1項に記載の処理設備。
  10. 前記第2コンベア(40)は、前記第1四節リンクの動きによって、前記高さ以内のほぼ水平位置に枢動するべく配置されることを特徴とする、請求項1〜9の何れか1項に記載の処理設備。
  11. 前記第2コンベア(40)は、前記第2四節リンク機構の動きによって、前記高さ以内で前記スクリーン(20)に近づけられるべく配置されることを特徴とする、請求項1〜10の何れか1項に記載の処理設備。
  12. 前記処理設備は篩分けおよび粉砕設備であることを特徴とする、請求項1〜11の何れか1項に記載の処理設備。
  13. 可動式の鉱物材料処理設備(100)における方法であって、前記鉱物材料処理設備(100)は、
    フレーム(1)と、
    前記フレーム(1)によって支持される粉砕機(10)と、
    前記フレーム(1)によって支持されるサブフレーム(27)と、
    前記サブフレーム(27)によって支持されるスクリーン(20)と、
    第1コンベア(30)および第2コンベア(40)と、
    を備え、
    前記第1コンベア(30)および前記第2コンベア(40)は、搬送用接続として連接可能な個別のコンベアであり、
    前記第2コンベア(40)は、前記スクリーンの上方で前記サブフレーム(27)に支持され、
    前記方法は、
    前記第1および第2コンベアが稼働位置にあるときに、前記設備に投入された材料を前記スクリーンに排出することと、
    前記第1コンベア(30)を主に前記粉砕機(10)の第1の側で輸送位置に移動することと、
    を含む方法において、
    前記第1コンベア(30)の前記輸送位置は、前記粉砕機の最高点によって規定される高さ以内にほぼ位置付けられ、
    前記第2コンベア(40)が前記スクリーン(20)と共に主に前記粉砕機(10)の第2の側の輸送位置に移動可能であるように、前記フレーム(1)および前記サブフレーム(27)と共に第1四節リンクを形成する第1支持アーム(25)および第2支持アーム(26)によって前記サブフレーム(27)を前記フレーム(1)に支持し、
    前記スクリーンの上方の前記コンベアに関連付けて第3枢支点(44)において枢動可能に、および前記スクリーンに関連付けて第4枢支点(45)において枢動可能に、互いに離して固着された第3支持アーム(41)および第4支持アーム(42)によって形成された可動式の四節リンク機構によって、すなわち前記スクリーン(20)に関連付けて枢動可能に固着された前記第3支持アーム(41)および前記第4支持アーム(42)によって、前記第2コンベア(40)を支持し、
    前記第1コンベア(30)が前記粉砕機(10)に投入するように、または前記スクリーン(20)に投入するために前記第1コンベア(30)が前記第2コンベア(40)に前記粉砕機の上方で投入するように、前記第2四節リンク機構の動きによって前記第2コンベアを前記粉砕機から遠ざけ、または前記粉砕機に近づけ、
    前記第2コンベア(40)の前記輸送位置は、前記粉砕機の前記最高点によって規定された高さ以内にほぼ位置付けられる、
    ことを特徴とする方法。
  14. 前記スクリーンを通って落下した材料を前記スクリーン(20)の下方にある排出コンベア(61)によって前記処理設備の外側に移動することを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 粉砕された材料を主コンベア(60)によって前記粉砕機(10)から受け取って前記第1コンベア(30)に移動することを特徴とする、請求項13または14に記載の方法。
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