JP6233583B2 - Centralized greasing part mounting structure and work machine - Google Patents
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Description
本発明は、作業機械のブームに設けられた集中給脂部の取付構造及びそれに関連する技術に関する。 The present invention relates to a structure for attaching a centralized greasing portion provided on a boom of a work machine and a technology related thereto.
建設機械のブームには、当該ブームと他の部材(アームや機械本体等)とを連結ピンによって連結するためのピン結合部が複数備えられている。かかるピン結合部には、ピン孔の孔壁と連結ピンとの摩擦を抑えるために、定期的にグリスを給脂(供給)する必要が有る。 A boom of a construction machine is provided with a plurality of pin coupling portions for coupling the boom and other members (such as an arm and a machine main body) with a coupling pin. In order to suppress the friction between the hole of the pin hole and the connecting pin, it is necessary to periodically grease (supply) the pin coupling portion.
ただし、上述の複数のピン結合部は、通常、ブームの長手方向に分散して配置されている。そのため、給脂作業において、作業者は分散配置された複数のピン結合部間を移動しながら給脂を行わなければならず、必ずしも作業効率がよくなかった。 However, the plurality of pin coupling portions described above are usually arranged in a distributed manner in the longitudinal direction of the boom. Therefore, in the greasing operation, the worker has to perform greasing while moving between the plurality of pin coupling portions arranged in a distributed manner, and the work efficiency is not always good.
これに対して、ブームに複数の給脂管を配設し、各給脂管の一端部を各ピン結合部に接続すると共に、グリスを給紙するための給脂口を他端部に設け、当該給脂口を集中的に配置する配管構造が提案されている(特許文献1参照)。 On the other hand, a plurality of greasing pipes are arranged on the boom, one end of each greasing pipe is connected to each pin coupling part, and a greasing port for feeding grease is provided on the other end. A piping structure in which the greasing ports are intensively arranged has been proposed (see Patent Document 1).
詳細には、特許文献1の図6に示されるように、第1給脂管(127)〜第5給脂管(167)がブーム(115)の上面(115d)をブーム長手方向に延びるように配設されている。そして、第1給脂管(127)〜第5給脂管(167)の一端部がピン結合部に接続され、他端部に設けられた給脂口(127a〜167a)が固定ブロックによって結束され、等間隔を空けて集中配置されている。
Specifically, as shown in FIG. 6 of
ところで、図4に示すように、給脂作業では、通常、作業者WKは、右デッキ17の先端部に立って、ブーム15の上面に配置された集中給脂部150にグリスを供給する。図4に示すように、右デッキ17の先端部がブーム15の基端部(ブームフット)よりも後方に位置する機種では、作業者WKは、集中給脂部150を後方から視認しなければならない。
By the way, as shown in FIG. 4, in the greasing work, the worker WK usually supplies the grease to the centralized
しかしながら、特許文献1記載の技術では、当該特許文献1の図6に示されるように、給脂口(127a〜167a)の固定ブロック(プレート)がブーム(115)の側面に沿うように配置されている。換言すれば、固定ブロック(プレート)は、ブーム(115)の基端側に位置する一端が当該ブームの先端側に位置する他端に比べて当該ブームの中心軸から離れるように配置されている。この場合、図5に示すように、集中給脂部150を後方から視認する作業者WKは、当該集中給脂部150の給脂口(特に、ブーム15の先端側の給脂口)を非常に視認し難い。特に、他の機種に比べ右デッキ17が後方に配置される機種においては、集中給脂部150の給脂口の視認性が大きく低下する。
However, in the technique described in
そこで本発明は、作業機械のブームに設けられた集中給脂部への給脂作業において、給脂口の視認性を向上させる技術を提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the technique which improves the visibility of a greasing port in the greasing operation | work to the central greasing part provided in the boom of the working machine.
上記目的を達成するために、本発明は、作業機械のブームに設けられる集中給脂部の取付構造であって、複数の給脂管と、前記複数の給脂管の一端にそれぞれ設けられる複数の給脂口と、機械側方を向く取付面を有し、前記複数の給脂口が前記取付面に取り付けられた状態で前記ブームの上面に配置されるプレートとを備え、前記プレートは、前記ブームを上側から見た際に、前記ブームの基端側に位置する第1端部が前記ブームの先端側に位置する第2端部に比べて前記ブームの中心軸に近くなるように配置されることを特徴とする集中給脂部の取付構造を提供している。 In order to achieve the above object, the present invention is a mounting structure for a centralized greasing section provided on a boom of a work machine, and a plurality of greasing pipes and a plurality of greasing pipes provided at one end of the plurality of greasing pipes, respectively. And a plate disposed on the upper surface of the boom in a state where the plurality of greasing ports are attached to the attachment surface, the plate having a mounting surface facing the machine side, Arranged so that the first end located on the base end side of the boom is closer to the central axis of the boom than the second end located on the tip end side of the boom when the boom is viewed from above. The structure for mounting the centralized greasing part is provided.
また、前記プレートは、前記ブームを上側から見た際に、前記ブームの上面に配設された複数の本体配管の間隙に配置されるのが好ましい。 Moreover, it is preferable that the said plate is arrange | positioned at the clearance gap between several main body piping arrange | positioned at the upper surface of the said boom, when the said boom is seen from an upper side.
また、前記複数の本体配管は、固定具によって前記ブームの上面に固定されており、前記取付面に垂直な方向であって前記取付面が向く方向から外れた位置に前記固定具が存在するように、前記プレートが配置されるのが好ましい。 Further, the plurality of main body pipes are fixed to the upper surface of the boom by a fixture, and the fixture is present in a direction perpendicular to the mounting surface and deviating from the direction in which the mounting surface faces. Preferably, the plate is arranged.
また、本発明は、作業機械であって、機械本体と、前記機械本体に接続されるブームと、
前記ブームに設けられる集中給脂部とを備え、前記集中給脂部は、複数の給脂管と、前記複数の給脂管の一端にそれぞれ設けられる複数の給脂口と、機械側方を向く取付面を有し、前記複数の給脂口が前記取付面に取り付けられた状態で前記ブームの上面に配置されるプレートとを有し、前記プレートは、前記ブームを上側から見た際に、前記ブームの基端側に位置する第1端部が前記ブームの先端側に位置する第2端部に比べて前記ブームの中心軸に近くなるように配置されることを特徴とする作業機械を更に提供している。
The present invention is a work machine, a machine body, a boom connected to the machine body,
A centralized greasing part provided on the boom, the centralized greasing part includes a plurality of grease pipes, a plurality of grease ports provided at one end of the plurality of grease pipes, and a side of the machine. And a plate disposed on the upper surface of the boom in a state where the plurality of greasing ports are attached to the mounting surface, and the plate is viewed when the boom is viewed from above. The working machine is arranged such that the first end located on the base end side of the boom is closer to the central axis of the boom than the second end located on the tip end side of the boom. Is further provided.
請求項1記載の集中給脂部の取付構造によれば、複数の給脂口が取り付けられたプレートの取付面がブームの基端側を向くので、給脂作業をブームの基端部後方から行う場合であっても、当該複数の給脂口の良好な視認性を確保し得る。
According to the mounting structure of the centralized greasing part of
請求項2記載の集中給脂部の取付構造によれば、プレートが複数の配管の間隙に配置されるので、作業者は、当該間隙を利用して給脂口のメンテナンス作業を容易に行うことが可能である。
According to the mounting structure of the centralized greasing part according to
請求項3記載の集中給脂部の取付構造によれば、給脂作業において、給脂に用いるグリスガンが複数の本体配管を固定する固定具と干渉するのを防止することが可能である。
According to the attachment structure of the centralized greasing part of
請求項4記載の作業機械によれば、給脂作業をブームの基端部後方から行う場合であっても、当該複数の給脂口の良好な視認性を確保し得る。 According to the work machine of the fourth aspect, even when the greasing operation is performed from the rear of the base end of the boom, good visibility of the plurality of greasing ports can be ensured.
<1.実施形態>
本発明の実施形態による作業機械について図1乃至図3に基づき説明する。以下、作業機械の一例として、油圧ショベル1を例にとって説明する。
<1. Embodiment>
A working machine according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. Hereinafter, a
図1に示すように、油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2と上部旋回体3とを備えて構成される。図1では、図面右側が油圧ショベル1の前方を示しており、図面左側が当該油圧ショベル1の後方を示している。
As shown in FIG. 1, the
上部旋回体3は、下部走行体2上に搭載されており、下部走行体2に対して鉛直軸まわりに旋回することが可能である。上部旋回体3には、運転室(キャブ)4、ブーム5及び右デッキ7等が備えられている。また、ブーム5の上面には、集中給脂部50が設けられている。
The
以下、図2及び図3を参照しながら、集中給脂部50について詳細に説明する。なお、図2はブーム5の側面図であり、図3は図2のIII矢視図である。
Hereinafter, the
図3に示すように、集中給脂部50は、プレート51と、複数の給脂管52a〜52eと、複数の給脂口53a〜53eとを備えて構成される。
As shown in FIG. 3, the
プレート51は、ブーム5の上面5uに配置され、機械側方を向く取付面を有する板部材である。プレート51の取付面には、複数の給脂口53a〜53eが所定の間隔で並ぶように取り付けられている。
The
給脂管52a〜52eは、給脂作業において供給されるグリスをブーム5に設けられたピン結合部に送るための管である。給脂管52a〜52eの一方の端部には、それぞれ、複数の給脂口53a〜53eが設けられている。なお、当該給脂管52a〜52eのもう一方の端部は、それぞれ、ブーム5に設けられた複数のピン結合部に接続されている。
The greasing pipes 52 a to 52 e are pipes for sending the grease supplied in the greasing work to the pin coupling portion provided in the
給脂口53a〜53eは、給脂作業において、グリスガンによってグリスを注入するための注入口である。給脂口53a〜53eは、プレート51の取付面に取り付けられており、当該取付面の法線方向を向いている。
The
また、本実施形態では、図3に示すように、プレート51は、ブーム5の上側から見た際に、ブーム5の基端側に位置する端部51aが当該ブーム5の先端側に位置する端部51bに比べて当該ブーム5の中心軸CAに近くなるように配置される。その結果、プレート51の取付面は、若干、ブーム5の基端側を向いている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 3, when the
ところで、プレート51に固定された給脂口53a〜53eは、定期的にメンテナンス作業を行う必要が有る。このメンテナンス作業は、通常、作業者がブーム5の上側から工具を挿入する等して行われる。
By the way, the
これに対して、図3に示すように、ブーム5の上面5uには、集中給脂部50以外にも複数の本体配管54a,54b等が配設されている。そのため、ブーム5の上側から見た際に、プレート51が本体配管54a,54b等と重なる位置に配置されると、メンテナンス作業の作業性が著しく低下する。
On the other hand, as shown in FIG. 3, a plurality of
そこで、本実施形態では、プレート51は、ブーム5を上側から見た際に、当該ブーム5の上面5uに固定された本体配管54a,54b等の間隙に配置されるように構成されている。
Therefore, in the present embodiment, the
また、給脂作業における給脂口53a〜53eの視認性に鑑みれば、プレート51の取付面は、できる限りブーム5の基端側を向くように傾けて配置されるのが好ましい。
In view of the visibility of the greasing
ただし、ブーム5の上面5uには、上述の本体配管54a,54b等を固定するための固定具(タップドブロックとも称する)が更に配置されている。たとえば、図3に示すように、本体配管54a,54bは、タップドブロック55によってブーム5の上面5uに固定されている。ここでは、タップドブロック55は、集中給脂部50の位置よりもブーム5の基端側且つ当該ブーム5の側方側に配置されている。
However, a fixture (also referred to as a tapped block) for fixing the
そのため、プレート51の取付面をブーム5の基端側を向くように極端に傾けた場合、当該取付面の向く方向にタップドブロック55が存在することになる。この場合、給脂作業を行う際に、給脂用のグリスガンがタップドブロック55に干渉し、その結果、給脂を行うことができない可能性が有る。
Therefore, when the mounting surface of the
そこで、本実施形態では、プレート51の取付面に垂直な方向であって当該取付面が向く方向から外れた位置にタップドブロック55があるように、当該プレート51を配置し、当該プレート51の傾斜を図3の状態に留めている。
Therefore, in the present embodiment, the
以上のように、本実施形態では、給脂口53a〜53eが取り付けられたプレート51の取付面がブーム5の基端側を向いている。そのため、給脂作業をブーム5の基端部後方から行う場合であっても、当該給脂口53a〜53eの良好な視認性を確保し得る。
As described above, in this embodiment, the mounting surface of the
特に、本実施形態では、ブーム5を上側から見た際に、プレート51が複数の本体配管54a,54b等の間隙に配置される。そのため、作業者は、当該間隙を利用して給脂口53a〜53eのメンテナンス作業を容易に行うことが可能である。
In particular, in the present embodiment, when the
また特に、本実施形態では、プレート51の取付面に垂直な方向であって当該取付面が向く方向から外れた位置にタップドブロック55があるように、当該プレート51が配置される。そのため、給脂作業において、給脂に用いるグリスガンがタップドブロック55と干渉するのを防止することが可能である。
In particular, in the present embodiment, the
<2.変形例>
本発明による集中給脂部及び作業機械は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
<2. Modification>
The central greasing part and work machine by this invention are not limited to embodiment mentioned above, A various deformation | transformation and improvement are possible in the range described in the claim.
例えば、上記実施形態では、本発明の思想を作業機械の一例である油圧ショベルに適用する場合を例示したが、これに限定されず、他の作業機械(解体機等)に本発明の思想を適用してもよい。 For example, in the above-described embodiment, the case where the idea of the present invention is applied to a hydraulic excavator that is an example of a work machine is illustrated, but the present invention is not limited to this, and the idea of the present invention is applied to other work machines (such as a dismantling machine). You may apply.
また、上記実施形態では、複数の給脂口53a〜53eが所定の間隔で直線的に並ぶように取り付けられている場合を例示したが、これに限定されず、複数の給脂口が直線的に配置されていなくてもよい。
Moreover, in the said embodiment, although the case where the some greasing
以上のように本発明にかかる集中給脂部の取付構造は、例えば、作業機械のブームに設けられる集中給脂部に適している。 As described above, the mounting structure of the centralized greasing unit according to the present invention is suitable for, for example, the centralized greasing unit provided on the boom of the work machine.
1 油圧ショベル、2 下部走行体、3 上部旋回体、5 ブーム、5u 上面、
7 右デッキ、15 ブーム、17 右デッキ、50 集中給脂部、51 プレート、
51a,51b 端部、52a〜52e 給脂管、53a〜53e 給脂口、
54a,54b 本体配管、55 タップドブロック、CA 中心軸、WK 作業者
1 hydraulic excavator, 2 lower traveling body, 3 upper turning body, 5 boom, 5u upper surface,
7 right deck, 15 boom, 17 right deck, 50 central greasing section, 51 plates,
51a, 51b end, 52a-52e greasing pipe, 53a-53e greasing port,
54a, 54b Body piping, 55 tapped block, CA central axis, WK worker
Claims (4)
複数の給脂管と、
前記複数の給脂管の一端にそれぞれ設けられる複数の給脂口と、
機械側方を向く取付面を有し、前記複数の給脂口が前記取付面に取り付けられた状態で前記ブームの上面に配置されるプレートと、
を備え、
前記プレートは、前記ブームを上側から見た際に、前記ブームの基端側に位置する第1端部が前記ブームの先端側に位置する第2端部に比べて前記ブームの中心軸に近くなるように配置されることを特徴とする集中給脂部の取付構造。 A mounting structure for a centralized greasing portion provided on a boom of a work machine,
A plurality of greasing pipes;
A plurality of greasing ports respectively provided at one end of the plurality of greasing pipes;
A plate disposed on the upper surface of the boom in a state of having a mounting surface facing the machine side and the plurality of greasing ports being mounted on the mounting surface;
With
In the plate, when the boom is viewed from above, the first end portion located on the base end side of the boom is closer to the central axis of the boom than the second end portion located on the distal end side of the boom. A structure for mounting a centralized greasing part, which is arranged as described above.
前記プレートは、前記ブームを上側から見た際に、前記ブームの上面に配設された複数の本体配管の間隙に配置されることを特徴とする集中給脂部の取付構造。 In the mounting structure of the central greasing part of Claim 1,
The structure for mounting a centralized greasing section, wherein the plate is disposed in a gap between a plurality of main body pipes disposed on an upper surface of the boom when the boom is viewed from above.
前記複数の本体配管は、固定具によって前記ブームの上面に固定されており、
前記取付面に垂直な方向であって前記取付面が向く方向から外れた位置に前記固定具が存在するように、前記プレートが配置されることを特徴とする集中給脂部の取付構造。 In the mounting structure of the central greasing part of Claim 2,
The plurality of main body pipes are fixed to the upper surface of the boom by a fixture,
A mounting structure for a centralized greasing portion, wherein the plate is arranged so that the fixing tool exists at a position perpendicular to the mounting surface and deviating from the direction in which the mounting surface faces.
機械本体と、
前記機械本体に接続されるブームと、
前記ブームに設けられる集中給脂部と、
を備え、
前記集中給脂部は、
複数の給脂管と、
前記複数の給脂管の一端にそれぞれ設けられる複数の給脂口と、
機械側方を向く取付面を有し、前記複数の給脂口が前記取付面に取り付けられた状態で前記ブームの上面に配置されるプレートと、
を有し、
前記プレートは、前記ブームを上側から見た際に、前記ブームの基端側に位置する第1端部が前記ブームの先端側に位置する第2端部に比べて前記ブームの中心軸に近くなるように配置されることを特徴とする作業機械。 A working machine,
The machine body,
A boom connected to the machine body;
A central greasing section provided on the boom;
With
The central greasing part is
A plurality of greasing pipes;
A plurality of greasing ports respectively provided at one end of the plurality of greasing pipes;
A plate disposed on the upper surface of the boom in a state of having a mounting surface facing the machine side and the plurality of greasing ports being mounted on the mounting surface;
Have
In the plate, when the boom is viewed from above, the first end portion located on the base end side of the boom is closer to the central axis of the boom than the second end portion located on the distal end side of the boom. A working machine characterized by being arranged as follows.
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