JP6233254B2 - 荷重値を推定する方法 - Google Patents

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本発明は荷重値を推定する方法に関し、例えば歩行支援装置における荷重値を推定する方法に関する。
ユーザの下肢に装着して歩行支援する歩行支援装置であって、上腿部と下腿部とにそれぞれ固定し、膝関節に伝達される動力により当該関節部を駆動するものがある。
このような歩行支援装置では、足裏板に設けられた複数の荷重センサによって、荷重を測定し、装着者の姿勢や動作を推定し、動力の制御を行っている。
例えば、特許文献1には、歩行支援装置の足裏板に1つの荷重センサを設け、荷重センサは、球体を介してロードボタンに伝達される荷重を測定することが記載されている。
特開2013−72729号公報
しかしながら、従来の方法では、荷重センサが故障すると、荷重値を測定することができないという課題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、荷重センサが故障した場合に、荷重値を推定することを目的としている。
本発明の一態様は、使用者の足裏に装着される複数の荷重センサを用いて、故障した荷重センサの荷重値を推定する方法であって、
荷重センサの1つが故障したか否か判断する工程と、
荷重センサの1つが故障した場合に、圧力中心の推定軌道の式と、荷重センサの位置と荷重値と圧力中心との関係式から、故障した荷重センサの荷重値を推定する行程を有する方法である。
本発明の方法によれば、荷重センサの1つが故障した場合に、圧力中心の推定軌道の式に、荷重センサの位置と荷重値と圧力中心との関係式を代入することにより、故障した荷重センサの荷重値を変数とする方程式を作成し、この方程式を解くことにより、故障した荷重センサの荷重値を推定することができる。
本発明に係る荷重値の推定の方法の処理を示すフロー図である。 荷重センサを備える歩行支援装置の概略を示す右側面図である。 荷重センサを備えるロボットの右足の概略構成を示す上面透視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る荷重値の推定の方法の処理を示すフロー図である。図1では、荷重センサに関する処理を歩行支援装置のCPUが行う場合の動作の例として説明する。
ステップS11において、CPUは、荷重センサが正常に機能しているか否か判断する。そして、荷重センサが正常に機能している場合にはステップS12に進み、荷重センサが正常に機能していない場合にはステップS13に進む。
ステップS12において、CPUは、荷重センサが測定した荷重値に基づき圧力中心COP、総荷重を計算し、ステップS16に進む。
ステップS13において、CPUは、故障した荷重センサが1つであるか否かを判断する。そして、故障した荷重センサが1つである場合には、ステップS14に進み、故障した荷重センサが1つではない、すなわち複数である場合には、ステップS17に進む。
ステップS14において、CPUは、圧力中心の推定軌道の式と、荷重センサの位置と荷重値と圧力中心との関係式から、故障した荷重センサの荷重値を推定し、ステップS15に進む。荷重値を推定する詳細については後述する。
ステップS15において、CPUは、荷重センサが測定した荷重値に基づきCOP、総荷重を推定し、ステップS16に進む。
ステップS16において、CPUは、得られたCOP、総荷重に基づいてロボットの制御を行い、また使用者への荷重に関する情報提示を行い、ステップS18に進む。
ステップS17において、CPUは、ロボットの制御を停止し、使用者への荷重に関する情報提示を中止し、ステップS18に進む。
ステップS18において、CPUは、ロボットの制御を終了するか否か判断する。ロボットの制御を終了しない場合には、ステップS11に戻り、ロボットの制御を終了する場合には、図1における処理を終了する。
このように、故障した荷重センサの数を判断し、故障した荷重センサの数が1つである場合には、荷重値が推定可能であるとして、荷重値を推定する処理を行うことにより、COP、総荷重を得ることができる。
次に荷重値の推定方法について説明する。図2は、荷重センサを備える歩行支援装置の概略を示す右側面図である。図2に示すように、歩行支援装置20は、歩行動作を行うロボット脚21と、ロボット脚の端部に関節構成を介して接続する足部22と、足部22の一面に配置された複数の荷重センサ23とを備える。複数の荷重センサ23は、ロボット脚21の地面に対する荷重値を測定し、ロボット脚21のバランス制御のパラメータを処理装置(CPU)に提供する。
このバランスを制御するために、ロボット脚の足裏には、異なる位置に複数の荷重センサを備える必要がある。図3は、荷重センサを備えるロボットの右足の概略構成を示す上面透視図である。図3において、横軸は進行方向に対する横方向でのロボット脚の足裏及び荷重センサの位置を示し、縦軸は進行方向に対するロボット脚の足裏及び荷重センサの位置を示す。
図3では、4つの荷重センサをロボットの足の裏の部分に配置した例について説明している。すなわち、足部22の裏に荷重センサ23fL、23fR、23rL、23rRが配置されている。
図3の3文字から成る文字列について、1文字目は座標軸がいずれであるかを意味し、進行方向に対する座標にはL(Length)、進行方向に対する横方向の座標はW(Width)を付している。また2文字目は進行方向での荷重センサの配置を意味し、前部に配置した荷重センサについては、f(front)、後部に配置した荷重センサについてはr(rear)を付している。そして3文字目は、進行方向に対する横方向での荷重センサの配置を意味し、左側に配置した荷重センサについては、L(left)、右側に配置した荷重センサについては、R(Right)を付している。
また、1文字目をFとした場合には、荷重センサの荷重値を示すものとする。また、荷重センサの符番に付属する文字列についても同様に、上記文字列の2文字目と3文字目と同様の規則で文字を付している。
すなわち荷重センサ23fLは、前部左側の荷重センサ23を意味し、その中心座標は進行方向がLfL、横方向がWfLで示される。そして荷重センサ23fLに加わる荷重値はFfLで定義される。また、圧力中心COPの座標は進行方向がXCOP、横方向がYCOPで示される
ここで、総荷重Fsumは以下の式(1)で導出される。
Figure 0006233254
また、圧力中心COPの座標は以下の式(2)で定義される。
Figure 0006233254
ここで、荷重センサ23のいずれかが故障した場合、荷重値Fが測定できないことになる。例えば、荷重センサ23fLが故障した場合、荷重値FfLは不明となってしまう。そして、式(1)から導出される総荷重Fsumも荷重値FfLが決まらない限り導出できないことになる。
ここで、歩行中の足の圧力中心COP(Center Of Pressure)は、踵から拇指球方向へのライン上にあるという実験的に得られた知見を、圧力中心の推定軌道の式として用い、荷重値の推定に適用する。
すなわち、圧力中心COPの軌道が所定の推定軌道の式で表されると仮定し、推定軌道の式に式(2)を代入して不明な荷重値に関する方程式を解くことにより、荷重値を推定する。
例えば、推定軌道が下記の式(3)で表されると仮定する。
Figure 0006233254
(α、β、γは実験的に求められる値)
式(3)のx、yに式(2)のXCOP、YCOPをそれぞれ代入する。
ここで、荷重センサ23fLが故障し荷重値FfLである場合、式(3)に式(2)を導入した式は、荷重値FfLに関する二次方程式である式(4)となる。
Figure 0006233254
すなわち、式(4)は荷重値FfL以外の値は、定数または実験的に求められる値であり、荷重値FfLが変数である一元二次方程式となる。
そして式(4)をFfLについて解くことにより、不明な荷重値FfLを導出することができる。
そして、導出された荷重値FfLを式(1)、式(2)に適用することにより、総荷重と圧力中心COPの座標が求められる。
このように本実施の形態の方法によれば、荷重センサの1つが故障した場合に、圧力中心の推定軌道の式に、荷重センサの位置と荷重値と圧力中心との関係式を代入することにより、故障した荷重センサの荷重値を変数とする方程式を作成し、この方程式を解くことにより、故障した荷重センサの荷重値を推定することができる。
また、推定した荷重センサの荷重値を用いて総荷重と圧力中心COPの座標を導出することができる。
また、本実施の形態の方法を歩行支援装置に適用することにより、故障した荷重センサの荷重値して、総荷重と圧力中心COPの座標を導出し、歩行支援装置の制御、使用者への情報提示を続けることができ、歩行支援装置の使用者の利便性を向上することができる。
なお、上記実施の形態では、荷重センサの数を4つとしているが、荷重センサの数は複数であれば、特に限定されない。
また、COPの推定軌道の式は以下の式(5)を用いても良い
Figure 0006233254
また、COPの推定軌道を使用者毎、患者の症状毎に使い分けても良い。
また、荷重センサが故障する前のデータをもとに最小二乗法等を用いて多項式で近似したCOP推定軌道を用いても良い。この場合、推定軌道が正確である方が推定される荷重値の精度も向上する。
また、上記実施の形態では、右足を模するロボットの例を説明しているが、左足を模するロボットの例も同様に適用できる。左足の場合、右足と左右対称の位置関係を考慮して推定を行うことにより、荷重値の推定を実現することができる。また、左右両足を模するロボット構成とする場合には、右足及び左足の荷重測定をそれぞれ独立に行うことにより実現しても良いし、COPの軌道推定を左右対象と考えて共通の式を適用しても良い。
20 歩行支援装置
21 ロボット脚
22 足部
23、23fL、23fR、23rL、23rR 荷重センサ

Claims (1)

  1. 使用者の足裏に装着される複数の荷重センサを用いて、故障した荷重センサの荷重値を推定する方法であって、
    荷重センサの1つが故障したか否か判断する工程と、
    荷重センサの1つが故障した場合に、圧力中心の推定軌道の式と、荷重センサの位置と荷重値と圧力中心との関係式から、故障した荷重センサの荷重値を推定する行程を有する方法。
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