JP6232000B2 - 遠位保護フィルタ - Google Patents

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Description

[0001](関連出願の相互参照)
本願は、2012年3月6日出願の米国仮特許出願第61/607,191号及び2012年5月15日出願の米国特許出願第13/472,417号の恩典を主張し、上記特許出願をこれにより参考文献としてそっくりそのまま援用する。
[0002](参考文献としての援用)
本明細書に言及されている全ての出版物及び特許出願は、各個々の出版物又は特許出願が特定に且つ個別に参考文献として援用されることを明示されている場合と同一程度に参考文献としてここに援用される。本願は、現在は米国特許第7,789,892号として発行されている米国特許出願第11/325,247号に関連しており、上記特許をこれにより参考文献としてそっくりそのまま援用する。
[0003]本発明の実施形態は、概括的には、身体管腔内の残屑の濾過を提供するための装置及び方法に関する。より厳密には、本発明の実施形態は、医療処置に対する遠位保護において、当該医療処置によって発生する残屑の濾過による遠位保護を提供するための装置及び方法に関する。
[0004]塞栓保護は、塞栓性物質、カルシウム堆積物、及び他の残屑が血流に乗ってより小さい血管へ至り血行を妨げてしまうという、命取りになり得るその様な物質の通過を防ぐために、脈管構造全体を通じて利用されている。塞栓性物質、カルシウム堆積物、及び他の残屑の剥がれは、往々にして、血管を開いて自然な血行を回復する処置であるステント挿入術、血管形成術、関節切除術、弁置換術又は弁修復術、動脈内膜切除術、又は血栓摘出術の様な処置には付きものである。塞栓保護装置がこれらの処置の補助として使用されており、当該装置は残屑を捕え、身体からの除去のための手段を提供している。
[0005]例えば、図1A及び図1Bに示されている様な経皮的大動脈弁置換術処置では、弁送達カテーテル10が、大動脈12の管腔13を通り、下行大動脈14、大動脈弓16、上行大動脈18を経由して、心臓の天然大動脈弁20まで挿入されることになる。大動脈弓16挿通時、弁送達カテーテル10は、下行大動脈14と上行大動脈18の間の曲がりを横断してゆく際に大動脈弓16の上側部分32と接触しがちである。大動脈弁置換術処置中は、塞栓性残屑、カルシウム堆積物、及び他の残屑が、天然の弁小葉から発生及び/又は解離することがあり得る。この残屑が、右鎖骨下動脈24と右総頚動脈26へ割れている腕頭動脈22、左総頚動脈28、及び左鎖骨下動脈30の様な、大動脈12から枝分かれする動脈を通って進んでゆかないとも限らない。右総頚動脈26及び左総頚動脈28の中へ通過した残屑は、血液を脳へ供給する血管へ進み、血管内に閊えてしまうこともあり、そうなると脳卒中を引き起こす可能性がある。
[0006]従って、ここに説明されている様々な医療処置中に起こり得る脳卒中の様な合併症を低減するために、右総頚動脈及び左総頚動脈に対する塞栓保護を提供するためのシステム及び方法を提供することが望ましいであろう。
米国仮特許出願第61/607,191号 米国特許出願第13/472,417号 米国特許第7,789,892号 米国特許出願第11/325,247号 米国特許第6,485,502号 米国特許第7,806,906号 米国特許出願公開第2006/0100658号 米国特許出願公開第2008/0004687号
カラマン他、「孤立性冠動脈拡張症を患う患者の大動脈及びその主要分枝の直径」、テキサス・ハート・インスティテュート・ジャーナル、2006年、33:463−468頁(Kahraman et al.,The Diameters of the aorta and Its Major Branches in Patients with Isolated Coronary Artery Ectasia, Tex Heart Inst J 2006; 33:463-8)
[0007]本発明は、概括的には、身体管腔内の残屑の濾過を提供するための装置及び方法に関する。より厳密には、本発明の実施形態は、医療処置に対する遠位保護において、当該医療処置によって発生する残屑の濾過による遠位保護を提供するための装置及び方法に関する。
[0008]ここに開示されている装置及び方法の変型及び修正が当業者には容易に自明となるであろう。よって、前述の概要、詳細な説明、及び添付の説明図は、明確性及び理解を目的になされており、ここに付随の特許請求の範囲によって定義されている発明の範囲を限定することを意図するものではないことを理解されたい。ここに記載の何れか1つの実施形態に説明されている何れかの特徴は、好適かどうかによらず他の実施形態のうちの何れかの実施形態の何れかの他の特徴と組み合わされてもよい。
[0009]幾つかの実施形態では、塞栓保護を提供するためのシステムが提供されている。システムは、近位端、遠位端、及びガイドワイヤを受け入れるように構成されている管腔、を有する第1シースと、当該第1シースの遠位部分ヘ付着されている第1遠位保護フィルタであって、近位ループと遠位ループを画定する滑動式交叉点を有する自己展開式フレームと、第1遠位保護フィルタの自己展開式フレームの近位ループ又は遠位ループの一方へ付着されているフィルタ要素と、を備えており、交叉点はフィルタ要素に近接している、第1遠位保護フィルタと、近位端、遠位端、及び管腔、を有する第2シースであって、第1シースに重ねて配置されており、第2シースの遠位端は第1遠位保護フィルタの近位に位置している第2シースと、当該第2シースの遠位部分ヘ付着されている第2遠位保護フィルタであって、近位ループと遠位ループを画定する滑動式交叉点を有する自己展開式フレームと、第2遠位保護フィルタの自己展開式フレームの近位ループへ付着されているフィルタ要素と、を備えており、交叉点はフィルタ要素に近接している、第2遠位保護フィルタと、第1シースと第2シースの両方に重ねて配置されている外シースと、を含んでいる。
[0010]幾つかの実施形態では、第2遠位保護フィルタのフィルタ要素は口と頂点を有しており、フィルタ要素の口は近位ループへ付着されており、頂点はシースへ非付着である。
[0011]幾つかの実施形態では、第1シースは第1遠位保護フィルタの近位にストッパ部分を含んでおり、ストッパ部分は第2シースの前進を当該ストッパ部分より近位に停止させるように構成されている。
[0012]幾つかの実施形態では、外シース内収容構成では、第1遠位保護フィルタのフィルタ要素は第2遠位保護フィルタに面する口を有しており、第2遠位保護フィルタのフィルタ要素は第1遠位保護フィルタに面する口を有している。
[0013]幾つかの実施形態では、第1遠位保護フィルタと第2遠位保護フィルタの間の距離は調節可能である。幾つかの実施形態では、第1シースの位置と第2シースの位置は独立にロックでき、第1シースと第2シースの一方を所定位置にロックしておいてその間に他方のシースの位置を調節できるようにしている。
[0014]幾つかの実施形態では、第1遠位保護フィルタの自己展開式フレームは少なくとも1つのアンカー要素を含んでいる。幾つかの実施形態では、第2遠位保護フィルタの自己展開式フレームは少なくとも1つのアンカー要素を含んでいる。幾つかの実施形態では、第1遠位保護フィルタの少なくとも1つのアンカー要素は血管壁を途中まで穿通するように構成されている。幾つかの実施形態では、第1シースは第1遠位保護フィルタの近位に少なくとも1つのアンカーを含んでいる。幾つかの実施形態では、少なくとも1つのアンカーは、第1シースの、第1遠位保護フィルタの交叉点とは反対の側に位置している。幾つかの実施形態では、少なくとも1つのアンカーは、第1遠位保護フィルタが外シースから配備されたときに患者の大動脈弓内に位置するように構成されている。幾つかの実施形態では、第1シースの少なくとも1つのアンカーは血管壁を途中まで穿通するように構成されている。
[0015]幾つかの実施形態では、第1遠位保護フィルタと第2遠位保護フィルタの両方のフィルタ要素は、約200ミクロンより小さい直径を有する複数の空孔を含んでいる。幾つかの実施形態では、第1遠位保護フィルタと第2遠位保護フィルタの両方のフィルタ要素の空孔は、フィルタ要素の周辺部分ではより密に配分されている。幾つかの実施形態では、第1遠位保護フィルタと第2遠位保護フィルタの両方のフィルタ要素の空孔は、フィルタ要素の周辺部分ではフィルタ要素の中央部分よりも広い。幾つかの実施形態では、フィルタ要素の空孔は長楕円形の形状である。幾つかの実施形態では、フィルタ要素はレーザー穿孔穴を有するフィルタ膜を備えている。
[0016]幾つかの実施形態では、フィルタ要素は、電界紡糸繊維、編み繊維、編組繊維、及び織り繊維、から成る群より選択されているポリマー繊維類を備えている。幾つかの実施形態では、フィルタ要素は、ポリウレタン、ポリエチレン、及びナイロン、から成る群より選択されたポリマーから作られている。
[0017]幾つかの実施形態では、第1遠位保護フィルタと第2遠位保護フィルタの両方のフィルタ要素は、約25パーセントから約75パーセントの間の開口面積を有している。
[0018]幾つかの実施形態では、外シースは9Fr以下である。
[0019]幾つかの実施形態では、第1遠位保護フィルタと第2遠位保護フィルタの両方の自己展開式フレームは、放射線不透過性マーカーを含んでいる。幾つかの実施形態では、放射線不透過性マーカーは、超弾性心に巻き付けられた放射線不透過性のワイヤのコイルである。
[0020]幾つかの実施形態では、第1遠位保護フィルタと第2遠位保護フィルタの両方の遠位ループは第1シース又は第2シースのどちらかへ非付着である。
[0021]幾つかの実施形態では、外シースは約15度から約45度の間の曲率を有する湾曲遠位部分を含んでいる。
[0022]幾つかの実施形態では、第1遠位保護フィルタと第2遠位保護フィルタは薬物で被覆されている。幾つかの実施形態では、薬物はヘパリンである。
[0023]幾つかの実施形態では、第1遠位保護フィルタの近位ループは第1シースへ付着されており、第2遠位保護フィルタの近位ループは第2シースへ付着されている。幾つかの実施形態では、第1遠位保護フィルタの遠位ループは第1シースへ付着されており、第2遠位保護フィルタの近位ループは第2シースへ付着されている。
[0024]幾つかの実施形態では、自己展開式フレームは、8の字構成に形状付けられた単一のワイヤ要素を備えている。
[0025]幾つかの実施形態では、システムは、更に、第1シースの近位部分と係合されている第1ハブ部分と、第2シースの近位部分と係合されている第2ハブ部分と、外シースの近位部分と係合されている第3ハブ部分と、を有するハブを含んでおり、ハブは、第1シース、第2シース、及び外シースを、独立に操縦できるようにしている。幾つかの実施形態では、第3ハブ部分は、取り外し可能であり、外シースを別のシースと交換できるように構成されている。幾つかの実施形態では、第1ハブ部分、第2ハブ部分、及び第3ハブ部分の各々は、ガイドワイヤを受け入れるように構成されている。
[0026]幾つかの実施形態では、システムは、更に、第1シースの、第1遠位保護フィルタと第2遠位保護フィルタの両方の配備後のそれら両フィルタの間の場所に付着されている逸らせ機構を含んでいる。幾つかの実施形態では、逸らせ機構は膨らませることのできるバルーンである。幾つかの実施形態では、逸らせ機構は平坦な遮蔽板である。
[0027]幾つかの実施形態では、少なくとも2つの血管への塞栓保護を提供する方法が提供されている。方法は、第1遠位保護フィルタを第1血管の中の第1場所へ前進させる段階であって、第1遠位保護フィルタは、第1自己展開式フレームと、口及び頂点を有していて当該口が第1自己展開式フレームへ付着されている第1フィルタ要素と、を含んでいる、第1遠位保護フィルタを第1血管の中の第1場所へ前進させる段階と、第1遠位保護フィルタを第1場所に配備する段階と、第2遠位保護フィルタを第2血管の中の第2場所へ操縦する段階であって、第2遠位保護フィルタは、第2自己展開式フレームと、口及び頂点を有していて当該口が第2自己展開式フレームへ付着されている第2フィルタ要素と、を含んでいる、第2遠位保護フィルタを第2血管の第2場所へ操縦する段階と、第2遠位保護フィルタを第2場所に配備する段階と、脈管構造の一部分にて微粒子状残屑を放出又は発生させる処置を遂行する段階と、第1遠位保護フィルタと第2遠位保護フィルタの1つ又はそれ以上を用いて微粒子状残屑を捕捉する段階と、を含んでいる。
[0028]幾つかの実施形態では、方法は、更に、外シースを第2フィルタ要素の口越しに前進させて当該第2フィルタ要素の口を閉じたうえで外シースを第2フィルタ要素の頂点越しに前進させる段階と、外シースを第1フィルタ要素の口越しに前進させて当該第1フィルタ要素の口を閉じたうえで外シースを第1フィルタ要素の頂点越しに前進させる段階と、を含んでいる。
[0029]幾つかの実施形態では、第1遠位保護フィルタは左総頚動脈に配備され、第2遠位保護フィルタは腕頭動脈に配備される。
[0030]幾つかの実施形態では、方法は、更に、第1遠位保護フィルタと第2遠位保護フィルタの間の長さを調節する段階を含んでいる。幾つかの実施形態では、長さは、第1遠位保護フィルタの場所を固定し、次いで第2遠位保護フィルタの位置を操縦することによって調節される。
[0031]幾つかの実施形態では、方法は、更に、第1遠位保護フィルタへ付着されているシースを左総頚動脈と腕頭動脈の間の大動脈弓の上面に沿わせる段階を含んでいる。幾つかの実施形態では、方法は、更に、第1遠位保護フィルタへ付着されているシースを、大動脈弓の内壁に沿って、左総頚動脈に近接する大動脈弓の外半径から大動脈弓の内半径へそして腕頭動脈に近接する大動脈弓の外半径まで沿わせる段階を含んでいる。
[0032]幾つかの実施形態では、第1自己展開式フレームは近位ループと遠位ループを画定する滑動式交叉点を含んでおり、第2自己展開式フレームは近位ループと遠位ループを画定する滑動式交叉点を含んでいて第2フィルタ要素の口を第2自己展開式フレームの近位ループへ付着させている。
[0033]幾つかの実施形態では、第2フィルタ要素の頂点は第2自己展開式フレームへ非付着である。
[0034]幾つかの実施形態では、第1自己展開式フレームの遠位ループは、第1フィルタ要素の口が閉じられるにつれ近位方向に動くので、口閉鎖プロセスの一部の間は第1自己展開式フレームの遠位ループは当該第1自己展開式フレームの交叉点の近位に来ることになる。幾つかの実施形態では、第2自己展開式フレームの遠位ループは、第2フィルタ要素の口が閉じられるにつれ近位方向に動くので、口閉鎖プロセスの一部の間は第2自己展開式フレームの遠位ループは当該第2自己展開式フレームの交叉点の近位に来ることになる。
[0035]幾つかの実施形態では、第2フィルタの頂点は、第2遠位保護フィルタが付着されている構造へ非付着である。
[0036]幾つかの実施形態では、方法は、更に、第1遠位保護フィルタか又は第2遠位保護フィルタのどちらかに捕えられている残屑を吸引する段階を含んでいる。
[0037]幾つかの実施形態では、方法は、更に、第1遠位保護フィルタと第2遠位保護フィルタの間の逸らせ機構を配備する段階を含んでいる。
[0038]幾つかの実施形態では、第2遠位保護フィルタを第2場所へ操縦する段階は、第2遠位保護フィルタを第2場所へ引き戻す段階を含んでいる。幾つかの実施形態では、第2遠位保護フィルタを第2場所へ操縦する段階は、第2遠位保護フィルタを第2場所へ進める段階を含んでいる。
[0039]本発明の新奇性のある特徴は、次に続く特許請求の範囲に詳細に述べられている。本発明の原理が利用されている例示的な実施形態を示す以下の詳細な説明及び添付図面を参照することによって、本発明の特徴及び利点のより深い理解が得られるであろう。
[0040]カテーテルが大動脈管腔内に挿入された状態の大動脈及びその分枝動脈の側面図である。 [0041]カテーテルを大動脈管腔内に配した状態の大動脈の断面図である。 [0042]フィルタリング装置の或る実施形態の管腔寸法の変化に対する反応を示している。 [0042]図2Aと共に、フィルタリング装置の実施形態の管腔寸法の変化に対する反応を示している。 [0042]図2A及び図2Bと共に、フィルタリング装置の実施形態の管腔寸法の変化に対する反応を示している。 [0043]フィルタ要素が非付着頂点を有する遠位保護フィルタの実施形態を示している。 [0043]フィルタ要素が付着頂点を有する遠位保護フィルタの実施形態を示している。 [0044]様々な代わりのフィルタリング構造の1つを示している。 [0044]様々な代わりのフィルタリング構造の1つを示している。 [0044]様々な代わりのフィルタリング構造の1つを示している。 [0044]様々な代わりのフィルタリング構造の1つを示している。 [0044]様々な代わりのフィルタリング構造の1つを示している。 [0044]様々な代わりのフィルタリング構造の1つを示している。 [0045]フィルタリング装置を使用する幾つかの例示としての方法の1つを示している。 [0045]図5Aと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図5A及び図5Bと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図5A−図5Cと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図5A−図5Dと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図5A−図5Eと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図5A−図5Fと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図5A−図5Gと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図5A−図5Hと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]フィルタリング装置を使用する幾つかの例示としての方法の1つを示している。 [0045]図6Aと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図6A及び図6Bと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図6A−図6Cと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図6A−図6Dと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]フィルタリング装置を使用する幾つかの例示としての方法の1つを示している。 [0045]図7Aと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図7A及び図7Bと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図7A−図7Cと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図7A−図7Dと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]フィルタリング装置を使用する幾つかの例示としての方法の1つを示している。 [0045]図8Aと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図8A及び図8Bと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図8A−図8Cと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図8A−図8Dと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0045]図8A−図8Eと共に、フィルタリング装置を使用する例示としての方法を示している。 [0046]2つの遠位保護フィルタを有するフィルタリング装置の或る実施形態を示している。 [0046]図9Aと共に、2つの遠位保護フィルタを有するフィルタリング装置の実施形態を示している。 [0047]遠位保護フィルタのフレームの或る実施形態を示している。 [0047]図9Cと共に、遠位保護フィルタのフレームの実施形態を示している。 [0048]遠位保護フィルタのフレームの別の実施形態を示している。 [0048]図9Eと共に、遠位保護フィルタのフレームの実施形態を示している。 [0049]遠位保護フィルタのギャップ低減機構部の或る実施形態を示している。 [0049]図10Aと共に、遠位保護フィルタのギャップ低減機構部の実施形態を示している。 [0049]図10A及び図10Bと共に、遠位保護フィルタのギャップ低減機構部の実施形態を示している。 [0049]図10A−図10Cと共に、遠位保護フィルタのギャップ低減機構部の実施形態を示している。 [0049]図10A−図10Dと共に、遠位保護フィルタのギャップ低減機構部の実施形態を示している。 [0049]図10A−図10Eと共に、遠位保護フィルタのギャップ低減機構部の実施形態を示している。 [0050]フレーム要素の構築の或る実施形態を示している。 [0050]図11Aと共に、フレーム要素の構築の実施形態を示している。 [0051]シースの実施形態の側方断面図を示している。 [0052]非外傷性先端の実施形態の側方断面図を示している。 [0053]フィルタの長さの制御を可能にするテレスコープ式遠位保護フィルタの或る実施形態を示している。 [0053]図12Aと共に、フィルタの長さの制御を可能にするテレスコープ式遠位保護フィルタの実施形態を示している。 [0053]図12A及び図12Bと共に、フィルタの長さの制御を可能にするテレスコープ式遠位保護フィルタの実施形態を示している。 [0053]図12A−図12Cと共に、フィルタの長さの制御を可能にするテレスコープ式遠位保護フィルタの実施形態を示している。 [0053]図12A−図12Dと共に、フィルタの長さの制御を可能にするテレスコープ式遠位保護フィルタの実施形態を示している。 [0054]フィルタ材料のフィルタフレームへの付着部の或る実施形態を示している。 [0054]図13Aと共に、フィルタ材料のフィルタフレームへの付着部の実施形態を示している。 [0054]図13A及び図13Bと共に、フィルタ材料のフィルタフレームへの付着部の実施形態を示している。 [0055]様々な空孔配分を有するフィルタ膜の実施形態の1つを示している。 [0055]様々な空孔配分を有するフィルタ膜の実施形態の1つを示している。 [0056]内蔵型吸引機構を有するフィルタ装置の実施形態の1つを示している。 [0056]内蔵型吸引機構を有するフィルタ装置の実施形態の1つを示している。 [0057]左総頚動脈に配備された遠位保護フィルタ及び腕頭動脈に配備された別の遠位保護フィルタを有するフィルタリング装置の或る実施形態を示している。 [0058]遠位保護フィルタを2つの動脈へ配備する方法の或る実施形態を示している。 [0058]図17Aと共に、遠位保護フィルタを2つの動脈へ配備する方法の実施形態を示している。 [0058]図17A及び図17Bと共に、遠位保護フィルタを2つの動脈へ配備する方法の実施形態を示している。 [0058]図17A−図17Cと共に、遠位保護フィルタを2つの動脈へ配備する方法の実施形態を示している。 [0058]図17A−図17Dと共に、遠位保護フィルタを2つの動脈へ配備する方法の実施形態を示している。 [0058]図17A−図17Eと共に、遠位保護フィルタを2つの動脈へ配備する方法の実施形態を示している。 [0058]図17A−図17Fと共に、遠位保護フィルタを2つの動脈へ配備する方法の実施形態を示している。 [0058]図17A−図17Gと共に、遠位保護フィルタを2つの動脈へ配備する方法の実施形態を示している。 [0058]図17A−図17Hと共に、遠位保護フィルタを2つの動脈へ配備する方法の実施形態を示している。 [0058]図17A−図17Iと共に、遠位保護フィルタを2つの動脈へ配備する方法の実施形態を示している。 [0058]図17A−図17Jと共に、遠位保護フィルタを2つの動脈へ配備する方法の実施形態を示している。 [0058]図17A−図17Kと共に、遠位保護フィルタを2つの動脈へ配備する方法の実施形態を示している。 [0059]処置用カテーテルへの干渉を最小化又は低減するための大動脈内でのシースの様々な向き付けの実施形態の1つを示している。 [0059]処置用カテーテルへの干渉を最小化又は低減するための大動脈内でのシースの様々な向き付けの実施形態の1つを示している。 [0059]図18Bと共に、処置用カテーテルへの干渉を最小化又は低減するための大動脈内でのシースの様々な向き付けの実施形態を示している。 [0060]処置用カテーテルを逸らせてフィルタリング装置から離れさせるための様々な逸らせ機構の実施形態の1つを示している。 [0060]処置用カテーテルを逸らせてフィルタリング装置から離れさせるための様々な逸らせ機構の実施形態の1つを示している。 [0061]外シースを使用して遠位保護フィルタを捕捉する方法の或る実施形態を示している。 [0061]図19Aと共に、外シースを使用して遠位保護フィルタを捕捉する方法の実施形態を示している。 [0061]図19A及び図19Bと共に、外シースを使用して遠位保護フィルタを捕捉する方法の実施形態を示している。 [0061]図19A−図19Cと共に、外シースを使用して遠位保護フィルタを捕捉する方法の実施形態を示している。 [0061]図19A−図19Dと共に、外シースを使用して遠位保護フィルタを捕捉する方法の実施形態を示している。 [0061]図19A−図19Eと共に、外シースを使用して遠位保護フィルタを捕捉する方法の実施形態を示している。 [0062]フィルタリング装置の様々な構成要素を操縦するのに使用される様々なハブの或る実施形態を示している。 [0062]図20Aと共に、フィルタリング装置の様々な構成要素を操縦するのに使用される様々なハブの実施形態を示している。
[0063]図2Aは、管腔10内に位置付けられている本発明のフィルタリング装置100の或る実施形態を示している。管腔10は、管腔の中へ管腔内壁と接触に配備されているフィルタ100の位置を示すために破断されている。フィルタ100は、第1細長部材105と第2細長部材110を含んでいる。幾つかの実施形態では、2つの細長部材は対向する渦巻き状の螺旋体とすることができる。細長部材同士は接合されて端102、端104を形成している。細長部材は、交わっているが、交叉部106で互いへ接合されているわけではなく、交叉部は滑動可能となっている。1つの実施形態では、細長部材は、第1部分と第2部分を有している。第1部分は端102と交叉部106の間を延び、第2部分は交叉部106から第2端104まで延びている。幾つかの実施形態は異なった様式で管腔に接触しているが、示されている実施形態は端102、104を管腔内部壁の一方の側に当接させ、かたや交叉部106は管腔内部壁の他方の側に接触し、細長本体が端102と104の間で管腔内部壁に沿って一定若しくはほぼ一定に並置された状態になっている。幾つかの実施形態では、細長部材の直径は、約0.003インチ(0.0762ミリメートル(mm))、約0.004インチ(0.1016mm)、約0.005インチ(0.127mm)、約0.006インチ(0.1524mm)、約0.007インチ(0.1778mm)、約0.008インチ(0.2032mm)、約0.009インチ(0.2286mm)、又は約0.010インチ(0.254mm)とすることができる。より小さい直径のワイヤを使用すると、フィルタにより嵩低の折り畳み外形を持たせることができる。幾つかの実施形態では、フィルタは、10Fr、9Fr、8Fr、7Fr、6Fr、又は5Fr、或いはそれより小さい送達カテーテルの中へ折り畳めるものとされている。幾つかの実施形態では、細長部材は、限定するわけではないが、ニッケル−チタン合金、ステンレス鋼、コバルトクロム、他の形状記憶合金、他の金属系合金、及びPEEKやPTFEの様な各種ポリマー、などの様な、可撓性、生体適合性、及び耐疲労性のある材料から作ることができる。
[0064]図2B及び図2Cは、どの様に本発明の実施形態の細長支持構造要素が血管壁との一定した並置を維持しながらに自然な血管運動を用いて折り畳まれたり展開したりするように構成されているかを示している。図2A、図2B、及び図2Cは、更に、どの様に本発明の実施形態による装置が半径方向にも軸方向にも弾性であるかを示している。血管寸法変化に応えて、端102、104は、血管寸法が減少してゆくと外方に動き(図2B)、血管寸法が増加してゆくと内方に動く(図2C)。加えて、装置高さ「h」(端102、104と接触している管腔壁から交叉部までを測定)も変化する。装置高さ「h」は、血管直径の変化に正比例して変化する(即ち、血管直径の増加は装置高さ「h」を増加させることになる)。よって、図2Cの装置高さ(「h」)は、図2Aの装置高さ(「h」)より大きく、ひいては図2Bの装置高さ(「h」)より大きいということになる。
[0065]図2A、図2B、及び図2Cは、更に、どの様に単一寸法の装置が3つの異なった管腔直径に対応するように使用できるのかを示している。図2Cは、大管腔を示し、図2Aは中寸法の管腔を示し、図2Bは小寸法の管腔を示している。これらの図が明白にしている様に、1つの装置が血管寸法の或る範囲をカバーするよう適合するので、それにより、より良好なシールを形成し、また血管直径の広い範囲に亘って良好な壁並置を提供することができる。更には、幾つかの実施形態での物質捕捉構造115の静的又はほぼ静的なフィルタ容量が示されている。これらの実施形態では、各異なった血管寸法で、物質捕捉構造115、フィラメント118、及びフィルタ升目119は、細長本体によって形成されている支持フレーム内で同じ又はほぼ同じ形状及び向き付けを維持している。これらの図は、更に、壁に対する並置を維持しながらに、血管の凸凹、蛇行、末広がり、先細り、に対応しそれらに沿わせるために使用することのできる、本装置の動的形状変化態様を示している。各細長本体は、他方に対して高い独立度で動くことができるので、細長本体によって形成されているループ又は支持フレームもまた、それが設置される管腔区分の形状及び/又は直径に独立に整合することができる。
[0066]例えば、単一寸法の装置を、腕頭動脈及び左総頚動脈の様な様々な血管の中に使用することができる。腕頭動脈は、概して、約6mmから約20mm又はそれ以上の間の直径を有し、大抵は、約8mmから約12mmの間又は約8mmから約10mmの間の直径を有している。左総頚動脈は、概して、約5mmから約11mmの間の直径を有し、大抵は、約6mmから約10mmの間又は約7mmから約8mmの間の直径を有している。大動脈及びその主要分枝動脈の直径の例は、カラマン他、「孤立性冠動脈拡張症を患う患者の大動脈及びその主要分枝の直径」、テキサス・ハート・インスティテュート・ジャーナル、2006年、33:463−468頁(Kahraman et al.,The Diameters of the aorta and Its Major Branches in Patients with Isolated Coronary Artery Ectasia, Tex Heart Inst J 2006; 33:463-8)に開示されており、上記出版物をここに参考文献としてそっくりそのまま援用する。幾つかの実施形態では、約6mm、約9mm、約12mm、約15mm、又は約18mmの公称直径寸法、又は約6mmから約18mmの間の公称直径寸法、を有するフィルタ装置は、腕頭動脈又は左総頚動脈に使用することができる。これらのフィルタ装置は、図2A−図2Cに示されている様に動的寸法範囲をカバーしており、単一フィルタを使用して典型的腕頭動脈及び/又は左総頚動脈寸法の下半分/上半分又は下3分の1/中3分の1/上3分の1の様な全範囲又は広い範囲をカバーできるようになる。幾つかの実施形態では、腕頭動脈及び左総頚動脈に設置されるフィルタ装置は、同じ公称直径寸法を有するものとすることができるが、他の実施形態では、左総頚動脈に設置されるフィルタ装置は腕頭動脈に設置されるフィルタ装置より小さくてもよい。
[0067]図3A−図4Fは、フィルタリング装置内での網又は他のウェブ構造の使用を示している。ここに説明されている様々な網構造実施形態は、本発明のフィルタ装置実施形態内の物質捕捉構造として使用される。これら代替型の各々は、図2A及びどこか他の箇所の装置100の支持構造に類似の支持構造に示されている。物質捕捉構造560は、管腔10内に配備されたとき、個別の頂点565を有する円錐体の様な画定された形状を有している(図3A)。この実施形態では、網構造は、管腔10の中に配備されたときに管腔10の側壁に接触するのに十分な長さである。代わりに、頂点565は、網560を管腔の流れ経路の中に管腔側壁との接触から外れた状態に保つように端104へ付着されていてもよい(図3B)。
[0068]幾つかの実施形態では、頂点は、送達装置、例えば、送達装置のシース、管、又はワイヤ、へ付着されている。他の実施形態では、頂点は自由であり、即ち換言すると、頂点は送達装置のシース、管、又はワイヤ或いはフィルタのフレームへ非付着である。図9Aに示されている様に近位フィルタ及び遠位フィルタを有する幾つかの実施形態では、近位フィルタの頂点は自由なままであり、かたや遠位フィルタの頂点は送達装置へ付着されている。幾つかの実施形態では、遠位フィルタの頂点もまたシースへ非付着のままである。近位フィルタの頂点を自由なままにしておけることにより、シースをまずフィルタの口越しに前進させてフィルタを閉じたうえでフィルタの残部越しに前進させることができる。これにより、近位フィルタの回収中の、フィルタ内の捕えられた残屑の押出しを防止又は低減することができる。網565は、更に、丸型頂点565(図4A)又は切頭型頂点(平底)(図4D)又は溜池型頂点を有していてもよい。代わりに、網560は、非常に短くて配備されたときに管腔側壁に接触することのない個別の頂点565であってもよい(図4B)。短尺網は、更に、丸型頂点565(図4B)、平型頂点(図4E)、又は尖型頂点(図4C)を有していてもよい。加えて、網560は、複合型頂点565(図4F)を有していてもよい。
[0069]本発明のフィルタ装置の実施形態は、例えば、血栓摘出術、関節切除術、ステント挿入術、血管形成術、弁修復術又は弁置換術、ステント移植術、及び心臓又は循環器系で行われる他の処置、の様な処置での遠位保護を提供する方法に使用されてもよい。本発明のフィルタ装置の実施形態は静脈及び動脈に使用されてもよいと認識されたい。例示としての処置が図5A−図5I及び図6A−図6Eに示されている。各処置では、装置100は、非係留様式で治療領域730に隣接して位置付けられている。連続した図5A−図5Iは、送達シース710の位置付け図5A、管腔10の中への完全配備図5Bを示している。機械エネルギー、電気エネルギー、又は他の適した方法を使用する従来型治療装置750が、管腔壁から不要物質732を一掃するために使用されている(図5C)。治療装置750の使用を通じて管腔壁から除去された一部の残屑734は、その後、血流中へ塞栓形成し(図5C)、フィルタ100によって捕えられる(図5D)。従来型治療装置750は抜去され(図5E)、その後、再捕捉シース710の前進が回収位置へと進められる(図5F)。
[0070]取り込まれた残屑734は、次いで、装置を再捕捉するのに先立って、例えば、吸引、治療薬剤送達、又は浸解の様な方法で除去される。追加的に、図5Gに示されている様に装置と取り込まれた残屑はまるごと再捕捉され、装置を再捕捉するのに使用されたのと同じシースを介して取り出されてもよい。装置100及び残屑734は、次いで、シース710の中へ引き取られ(図5H)、シースが脈管構造から引き出される(図5I)。
[0071]同様に、本発明の非係留型遠位保護としての追加の使用が図6A−図6Eに示されており、その様な使用では、血管を開いた状態に保つために血管へステント挿入する前に遂行されることの多いバルーン血管形成術の事例での様に、バルーンが病変部732を拡げるのに使用されている。この処置について、バルーンカテーテルが病変部位へ進められ、膨らまされ図6B、プラーク732はバルーンによって外方へ押され(図6C)、こうして正常な血行が再確立される。当該処置による塞栓形成性の何らかの微粒子状物質734はフィルタによって捕えられる(図6D)。次いで、残屑734は、先に説明されているフィルタ回収に先立って除去されるか、又は装置が捕えられた残屑共々まとめて抜去されてもよい。
[0072]非係留型フィルタ実施形態は、フレームの細長部材を付着させているフィルタの端の様な所にある回収機構部140と、フィルタがその場所を維持するのを手助けするようにフレームの本体上に位置しているアンカーと、を有していてもよい。幾つかの実施形態では、非係留型遠位保護フィルタ100は、12時間、24時間、48時間、又は72時間にまで及んで保護を提供するように血管中に残留させることができる。幾つかの実施形態では、非係留型フィルタ100は、1週間、2週間、3週間、4週間、2か月間、3か月間、4か月間、5か月間、又は6か月間にまで及んで保護を提供するように血管中に残留させることができる。幾つかの実施形態では、非係留型フィルタ100は、術中、即ち患者の外科的処置の継続期間の間、血管中に残留させることもできるし、又は亜慢性的に、即ち術後の所定の時間的期間の間、血管中に残留させることもできる。幾つかの実施形態では、フィルタ100を通る血行の遮断を防止又は低減するために、フィルタ100によって捕捉された残屑の周期的吸引が遂行されている。
[0073]当技術で広く実践される追加の方法は、これまでに説明されている処置への補助となる係留型遠位保護の使用である(即ち、装置100は、処置中係留されたままである)。本発明のフィルタリング装置の実施形態は、更に、この目的で、図7A−図7Eに示されている様に使用されてもよい。フィルタ100の能動制御は、装置100へ接続されている一体型ワイヤ又は一体型スネアを介して維持される。装置100に対する一体型ワイヤ又は一体型スネアとの間の接続は、処置中維持され、幾つかの実施形態ではガイドワイヤとして使用されている。図7Bに示されている様に、装置100への接続は、当該場所近傍の脈管構造を治療する(即ち、病変部732を治療する)ために処置を遂行する間ずっと維持される。
[0074]係留型遠位保護方法の例が図7A−図7Eに示されている。フィルタ装置100の実施形態は、治療されるべき病変部732より遠位に配備され(図7A)、治療が開始され(図7B)、塞栓形成物質734がフィルタ100に捕捉される(図7C)。その後、残屑734は、フィルタ再捕捉に先立って除去されるか、又は代わりに、先に説明されている様にフィルタ100の中に扱われた状態でシースを介して除去される。装置100は、シースの中へ回収され(図7D)、管腔10から抜去される(図7E)。
[0075]係留型装置(図7A、図8A)は、更に、血栓摘出術の事例での様に、血管10から塞栓性物質732を機械的に剥ぐ又は除去するのに採用することができる。これは、同じ目標を実現するのに多数の装置を必要とすることなく残屑を除去及び捕獲する簡潔な手段を供する。この方法について、係留型装置は病変部位の下流へ進められ(図8A)、配備される(図8B)。係留型の配備されたフィルタ100は、次いで、病変部732を横切って引かれ(図8C)、血栓を血管壁からフィルタ100の中へ引っ張り込む(図8D)。塞栓形成物質734は、次いで、先に説明されている方法により除去され(図8E)、係留型装置はシースの中へ引き入れられ、管腔から抜去される(図8F)。
[0076]幾つかの実施形態では、図9A−図9Bに示されている様に、遠位保護装置又は遠位保護システム900は、近位フィルタ902と遠位フィルタ904の2つのフィルタを含むものとすることができる。他の実施形態では、2つより多いフィルタが使用されていることもある。幾つかの実施形態では、当該2つのフィルタは、互いへは係留されることなく、ガイドワイヤ管腔を有する管又はシースであるか又は単純にワイヤのみであってもよいとされる送達装置へ独立に係留されている。幾つかの実施形態では、フィルタは、送達装置へ直に係留されており、即ち直に付着されている。幾つかの実施形態では、その様な構成は、2つのフィルタの間の距離又は長さを、使用者が各フィルタ用の別々のハブを操縦することによって、独立に調節できるようにする。加えて、幾つかの実施形態では、フィルタは、ハブの対応部分を使用してフィルタを回転させることによって、血管内で独立に向き付けできる。例えば、ハブの対応部分を回転させると、フィルタが同様の方式で回転するようになっていてもよい。一般に、フィルタの開口部は血行の方向に面するように向き付けられており、血液及び血行中の塞栓、プラーク片、カルシウム堆積物、及び/又は他の無機質堆積物の様な何らかの残屑が、フィルタの開口部の中へ流れ物質捕捉構造の中へ入ってゆくようにしている。
[0077]幾つかの実施形態では、近位フィルタ902は第1シース906へ係留又は付着されており、遠位フィルタ904は第1シース906と同軸である第2シース908へ係留又は付着されている。幾つかの実施形態では、第2シース908は、第1シース906内に配置されていて第1シース906の遠位端を過ぎて延びている。この二重シース設計は、各フィルタを、フィルタが付着されている対応するシースの操縦によって、独立に操縦できるようにする。幾つかの実施形態では、シースは、捩れを低減するように補強されている編組物又はコイルとすることができる。幾つかの実施形態では、第1シース及び第2シースはマイクロカテーテルとすることができる。加えて、二重シース設計は、2つのフィルタの間の距離を調節できるようにし、ひいてはフィルタを腕頭動脈と左総頚動脈に正しく設置できるようにする。左総頚動脈と腕頭動脈の間の距離及び解剖学的構造は患者間で大きな開きがあるので、フィルタ間距離を調節することが可能であるということは、壁並置を維持するうえで非常に助けとなる。
[0078]加えて、幾つかの実施形態では、第1シース及び第2シースは、外シース910内に配置されている。幾つかの実施形態では、付着されているフィルタ902、904の捕捉を実行に移すために外シース910が第1シース906と第2シール908の両方の上を進められるようになっている。幾つかの実施形態では、外シース910は、脈管構造の彎曲を舵を切って進んでゆくのを援助するように適合されている湾曲した撓み性のある操舵可能な遠位先端部分912を有している。幾つかの実施形態では、遠位先端部分912の曲率は、約10度から約60度の間、又は約20度から約45度の間、又は約15度、約20度、約25度、約30度、約35度、約40度、又は約45度とすることができる。
[0079]幾つかの実施形態では、フィルタ間にストッパ914が提供されている。幾つかの実施形態では、スロッパ924は、第2シース908上に、第2シース908の遠位端上に又は遠位端に近接に位置する遠位フィルタ904から近位へ所定距離に設けられている。スロッパ924は、第1シース906の管腔内に格納しきれない厚肉の帯体又は他の隆起構造の様な、第2シース908の拡大された部分とすることができる。従って、スロッパ924は、配備又は除去/回収の段階時の2つのフィルタの間のぶつかり及び絡みを防止する最小2フィルタ間離隔距離を提供することができる。
[0080]幾つかの実施形態では、シースは、ワイヤ外挿型(over the wire type)シースとすることができ、ガイドワイヤ926越しに前進させることができる。他の実施形態では、遠位フィルタ904を有する小直径第2シース908は、シースの遠位部分に、第2シースを迅速交換方式で交換できるようにする迅速交換型ガイドワイヤ管腔(図示せず)を有するものとすることができる。
[0081]幾つかの実施形態では、第2シース908の遠位端は、血管壁の穴開き事故を予防し外傷を生じさせないやり方でシースを前進させる非外傷性先端928を有するものとすることができる。
[0082]幾つかの実施形態では、近位フィルタ902及び遠位フィルタ904は、近位ループ936、938と遠位ループ940、942そして2つのループの間の滑動式交叉点944、946を有するフレーム932、934と、当該2つのループの一方のループへ付着されている物質捕捉構造948、950と、から作られている。幾つかの実施形態では、シースはループの内側を通り抜けている。図9C及び図9Dに示されている様に幾つかの実施形態では、フレームは8の字構成に向き付けられている単一のワイヤ又は構造要素から形成されている。幾つかの実施形態では、滑動式交叉点は、フレームの近位端と遠位端をつないだ軸からオフセットしている。このオフセットがフィルタ構造の高さを画定している。幾つかの実施形態では、単一ワイヤフレームの2つの端は、装置のシースのうちの1つへ、締結具952、954によって、シースがループ内に位置するようにして付着されている。図9E及び図9Fに示されている様に幾つかの実施形態では、フレームは、2つのワイヤ又は構造要素から形成されていて、対向する螺旋体が8の字構造を形成し、滑動式交叉点はフレームの近位端と遠位端をつないだ軸からオフセットしている。
[0083]幾つかの実施形態では、近位フィルタ902は、開口部956が装置900の遠位端の方向に面している向き付けを有し、近位フィルタ構造の後縁即ち近位ループ936へ付着されている物質捕捉構造948を有するものとすることができ、かたや遠位フィルタ904は、開口部958が装置900の近位端の方向に面している向き付けを有し、フィルタ構造の前縁即ち近位ループ938へ付着されている物質捕捉構造950を有するものとすることができる。幾つかの実施形態では、物質捕捉構造は各フィルタの近位縁即ち近位ループへ付着されている。
[0084]幾つかの実施形態では、物質捕捉構造は、管腔の断面積全体に亘る塞栓及び残屑保護を維持しながらに細長部材及び交叉点の動きに対応するように襞付きである。幾つかの実施形態では、物質捕捉構造は、交叉点に隣接に又は交叉点付近に位置する1つ又はそれ以上の襞を有している。幾つかの実施形態では、物質捕捉構造は、細長部材同士が交叉点で離れてしまうという事象時に襞と同様の働きをして物質捕捉構造適用範囲を提供する重なり部分を交叉点に有していてもよい。幾つかの実施形態では、図10A−図10Fに示されている様に、交叉点1000は、交叉部ループ1002、又は交叉点1000を形成しているフレームの要素同士を実質的に並置又は接触に保ちながらもなお交叉要素同士が互いに対して滑動することを許容する何らかの他の拘束機構部、を含むことができる。襞と同じく、交叉部ループ1002は、フレーム要素同士が互いから離れたときにフレーム1006と物質捕捉構造1008の間に形成され得るギャップ1004を防止又は低減する。その様なギャップは塞栓性残屑がフィルタを通って漏出するのを許してしまう。従って、例えば、襞の形態をしている追加の物質捕捉構造を提供することによって、或いは交叉点でのフレーム要素同士の分離を防止又は低減することによって、ギャップ1004を防止又は低減することが、フィルタの捕捉効率を改善する。
[0085]幾つかの実施形態では、図9Aに示されている様に、送達プロセス及び回収プロセス中のシース及びフィルタの場所を視覚化するために放射線不透過性マーカー930がシース及び/又はフィルタ上に提供されている。幾つかの実施形態では、放射線不透過性マーカー903は、シース及び/又はフィルタに組み込まれている個別の帯体である。他の実施形態では、シース及び/又はフィルタは、白金ワイヤ又はリボンの様な放射線不透過性ワイヤ又はリボンのコイルを、シース及び/又はフィルタの中へ組み入れて含んでおり、シース及び/又はフィルタの全部分が放射線不透過性にされている。例えば、図11A及び図11Bに示されている様に、放射線不透過性ワイヤ又はリボン1100を、例えばニチノールから作られている超弾性形状記憶金属ワイヤ又はフレーム心1102の周りに巻き付けてフィルタフレームを形成するようにしてもよい。同様に、放射線不透過性ワイヤ又はリボン1100は、シースの視覚化させたい遠位部分の周りに巻き付けられていてもよい。巻き付けられた放射線不透過性ワイヤ又はリボンは、更に、フィルタ膜のフィルタフレームへの付着を容易にする凹凸面を提供することができる。
[0086]図11C及び図11Dは、シース1110及び非外傷性先端1120の近接断面図を示している。シース1110は、ガイドワイヤ又は別のシースを受け入れることができる管腔1112を有している。同様に、非外傷性先端1120は、ガイドワイヤを受け入れることができる管腔1122を有している。
[0087]幾つかの実施形態では、物質捕捉構造の付着されているル−プの様な、物質捕捉構造を有するフィルタの端は、送達装置へ係留又は付着させておくことができ、かたや物質捕捉構造へ付着されていないル−プの様な物質捕捉構造を持たないフィルタの端は、自由なままにしておくことができる。幾つかの実施形態では、フィルタの一方の端だけを送達装置ヘ係留することにより、送達装置の向き付けに対するフィルタの配備時向き付けの融通性が大きくなり、血管内でのフィルタのシール又は嵌りを改善することができる。幾つかの実施形態では、フィルタの両端が送達装置ヘ係留されている。幾つかの実施形態では、物質捕捉構造を持たないフィルタの端が送達装置ヘ係留されている。幾つかの実施形態では、2つのフィルタの開口部は互いに対面している。幾つかの実施形態では、2つのフィルタの開口部は、フィルタの遠位端か又はフィルタの近位端かどちらの方向でもよいが同一方向に面している。幾つかの実施形態では、2つのフィルタの開口部は、互いから背く方向に面している。
[0088]図12A−図12Eに示されている様に、幾つかの実施形態では、各フィルタ1200は、近位ループ1206が外側のシース1202へ付着され、遠位ループ1208が内側のシース1204へ付着されるようにして、外側のシース1202及び内側のシース1204へ付着されていてもよい。この構成は、フィルタ1200の長手方向長さ及び圧縮を、使用者がシースの近位端のハブを操縦することによるか又は直接にシースの近位端を操縦することによって制御できるようにする。図12Bに示されている様に、フィルタ長さを減少させることによって、フィルタ1200の高さを増加させると、フィルタがより大きい直径の血管の中で完全又は実質的壁並置を提供できるようになる。滑動式交叉点は、フィルタが解剖学的構造の形状に動的に適合できるようにする。ひとたび所望のフィルタ長さ又は高さが得られたら、ハブ部分の中へ組み入れられているか又はハブ部分と一体に組み入れられているトーイ−ボーストロック(Touhy-Borst lock)又はラチェットロックなどの様なロック機構1210を使用して、外側のシース1202を内側のシー1204へロックしてフィルタの大きさを固定すればよい。ロック機構1210は、更に、ここに説明されている他の実施形態では、例えば図20に示されているハブ及びハブ部分の組み入れによって、一方のシースのもう片方のシース又はガイドワイヤに対する位置をロックするのに使用されている。同様に、図12Cに示されている様に、フィルタ長さを増加させることによって、フィルタ1200の高さを減少させると、フィルタがより小さい直径の血管の中で完全又は実質的壁並置をより容易く提供できるようになる。図12D及び図12Eに示されている様に、各個々のループの寸法を含めたフィルタの高さは、テレスコープ式シースをフィルタの長さを増減させるように操縦することによって特注仕様化でき、ここに、フィルタ又は個々のループの高さはフィルタ又は個々のループの長さに反比例する。
[0089]幾つかの実施形態では、例えば円錐形とされている物質捕捉構造は、平坦なフィルタ膜又はフィルムシートから形成することができる。フィルタシートは、裁断して例えば円錐形の様な所望の形状へ折ることができ、合わせ目は、熱的に結着させてもよいし、機械的に一体縫合してもよいし、又は接着剤を使用して面を一体に結着させてもよい。図13A−図13Cに示されている様な幾つかの実施形態では、フィルタシート1300は、生体適合性の糸又は縫合糸で縫合することによるか、接着剤で結着させることによるか、又は熱的に結着させることによって、フィルタフレーム1302のループへ付着させることができる。幾つかの実施形態では、フィルタシート1300の口の一部が付着部1304の手前でフィルタフレーム1302のループ越しに折り返されている。
[0090]幾つかの実施形態では、物質捕捉構造1400は、図14A−図14Bに示されている様に多くのフィルタ升目又は空孔1402を含んでいる。フィルタ升目又は空孔は、多くの異なった様式に形成することができ、多くの異なった形状及び寸法を有することができよう。特定のフィルタのフィルタ升目又は空孔の形状、寸法、及び数は、個々のフィルタの使用に基づいて選択されることになろう。例えば、遠位保護に適するように構成されている本発明のフィルタ装置は、大凡数十乃至数百ミクロンから5ミリメートル未満まで、若しくは約1000ミクロン以下、約900ミクロン以下、約800ミクロン以下、約700ミクロン以下、約600ミクロン以下、約500ミクロン以下、約400ミクロン以下、約300ミクロン以下、約200ミクロン以下、約100ミクロン以下、約90ミクロン以下、約80ミクロン以下、約70ミクロン以下、約60ミクロン以下、又は約50ミクロン以下の、フィルタ升目寸法又は空孔寸法を有するものとすることができる。幾つかの実施形態では、フィルタ升目寸法又は空孔寸法は、所望の濾過レベルに適した升目寸法又は空孔寸法を有するフィルタ材料を選択することによって形成されている。幾つかの実施形態では、フィルタ材料は、ポリマー膜又はフィルム又はメッシュとすることができる。ポリマーは、ポリウレタン、ポリエチレン、ナイロン、など、とすることができる。ポリマー膜は、厚さ約0.5ミル(0.0127mm)から約3ミル(0.0762mm)の間、又は厚さ約0.75ミル(0.0190mm)から約1.5ミル(0.0381mm)の間、又は厚さ約0.5ミル(0.0127mm)、約1.0ミル(0.0254mm)、約1.5ミル(0.0381mm)、又は約2.0ミル(0.0508mm)、とすることができる。薄膜を使用することにより、フィルタ膜を送達カテーテルの中へ容易く折り畳む又は折り曲げることが可能となり、カテーテルの中へ回収し戻すこともやり易くなる。
[0091]幾つかの実施形態では、空孔は膜にレーザー穿孔されている。幾つかの実施形態では、フィルタ升目はメッシュから形成されている。幾つかの実施形態では、空孔の寸法、形状、密度、向き付け、及び膜上配分は、フィルタ膜を通る流量プロファイルを制御するために調節されている。例えば、幾つかの実施形態では、空孔の形状は、円形、楕円形、長円形、又は長楕円形、とすることができる。例えば、円錐状フィルタでは、主軸がフィルタ軸と整列した長円形の空孔は、長手方向に沿って見たときに円形の断面開口を呈することになる。加えて、空孔配分は、植え込み後の血管壁に概して隣接している膜の周辺部又はその付近ではより高い空孔密度及び/又はより広い空孔を提供するように調節されていてもよい。幾つかの実施形態では、空孔は、膜の周辺部へ向かって楕円形、長円形、又は長楕円形をしている。例えば図14Bに示されている様に、血管管腔の周辺部又はその付近に置かれているフィルタ膜の周辺部分1404は、血管管腔の中央部分に置かれているフィルタ膜の中央部分1406よりも大きい空孔密度及び/又は大きい空孔寸法を有するものとすることができる。この構成は、例えば円錐フィルタの周辺から中央の保持ゾーン寄りに偏ってしまう残屑を受け入れる傾向のあるフィルタ膜の中央部分についての残屑保護向上を提供する。残屑が中央保持ゾーンを満たしてゆくと、膜の中央部分は詰まり又は遮断を来し、膜の中央部分を通る血液の流れを低下又は停止させかねない。遮られた中央部分を補償するため、膜の周辺部分は、フィルタ膜を満たしている残屑を通る十分な血液量を確保するために、より広い空孔及び/又はより高い空孔密度を有するものとすることができる。
[0092]幾つかの実施形態では、フィルタ膜は、約25パーセントから約75パーセントの間、又は約33パーセントから約66パーセントの間、又は約40パーセントから約60パーセント間、若しくは約35パーセント又は少なくとも約35パーセント、約40パーセント又は少なくとも約40パーセント、約45パーセント又は少なくとも約45パーセント、約50パーセント又は少なくとも約50パーセント、約55パーセント又は少なくとも約55パーセント、約57パーセント又は少なくとも約57パーセント、約60パーセント又は少なくとも約60パーセント、又は約65パーセント又は少なくとも約65パーセント、の開口面積を有しており、ここに、開口面積は空孔によって占められる面積を指す。神経脈管構造を保護するのに使用されている場合には、フィルタ膜を通って脳へ至る血液の適度な流れを確保するうえで十分な開口空間は重要である。幾つかの実施形態では、フィルタ膜が塞がっているかどうか及び塞がりの程度を判定するのに造影剤又は放射線不透過性流体が、配備されたフィルタの上流に導入されている。幾つかの実施形態では、造影剤又は放射線不透過性流体は、遠位フィルタ送達装置の管腔及び流体送達ポートを通して送達することができる。他の実施形態では、造影剤又は放射線不透過性流体は、別個のカテーテルによって送達されている。
[0093]図15A及び図15Bに示されている様な幾つかの実施形態では、塞栓性残屑1500は、フィルタ装置と一体に含まれている吸引ポート1504を使用して物質捕捉構造1502から吸引されている。幾つかの実施形態では、吸引ポート1504は、残屑1500が全体的に流集する物質捕捉構造1502の頂点又はその付近に設けられている。幾つかの実施形態では、吸引ポート1504は、物質捕捉構造1502の頂点へ接続されているシースの遠位端側に設けられている。他の実施形態では、吸引ポート1504は、物質捕捉構造1502が付着されているシースの長さに沿って設けられている。幾つかの実施形態では、1つ又はそれ以上の吸引ポート1504が残屑を吸引するのに使用されている。幾つかの実施形態では、別個の吸引カテーテルが物質捕捉構造1502から残屑1500を吸引するのに使用されている。
[0094]幾つかの実施形態では、物質捕捉構造、フィルタ膜又はメッシュは、ヘパリンの様な抗凝固剤で被覆されている。幾つかの実施形態では、カテーテルや係留具及びフィルタフレームの様な、血液と接触する装置の他の部分も抗凝固剤で被覆されている。幾つかの実施形態では、フィルタ及び/又はフィルタ膜又はメッシュは、薬物又は医薬化合物で被覆されている。
[0095]幾つかの実施形態では、フィルタのフレームは、血管壁の中へ穿通する何らの追加のアンカー構造も有していない。処置全体を通じて、フィルタの送達シースへの付着と併せて自己展開式フレームが血管壁に当接に及ぼす力がフィルタに十分な安定性を提供し、処置中のフィルタの実質的な移動を防止することができる。大静脈の様な静脈血管に対比して、動脈血管は展性に乏しく時間経過に伴う直径の変化があまりない。このため比較的侵襲性のある固定手段を提供する必要性があまりない。幾つかの実施形態では、フィルタのフレームは血管壁を完全に穿通しない1つ又はそれ以上のアンカーを含むものとすることができる。大動脈の分枝動脈では、血管壁の穴開きは出血過多又は断裂を生じさせる原因となりかねない。従って、幾つかの実施形態では、アンカーは、血管壁の中途までしか穿通しないように寸法設定され設計されている。例えば、アンカーは、半径方向外向きに血管壁の厚さより少ない距離、即ち、血管壁の厚さの約0.75倍未満、約0.5倍未満、又は約0.25倍未満とされ得る距離だけ延びていてもよい。他の実施形態では、アンカーは外傷を生じさせない方式で血管壁に係合するように設計されている。
[0096]図16に示されている様な幾つかの実施形態では、二重フィルタ構成は、使用者が、一方のフィルタ902を腕頭動脈22の様な脈管構造の中の第1場所に、そして第2のフィルタ904を大動脈12から枝分かれしている左総頚動脈28の一部の様な脈管構造の中の第2場所に、設置できるようにする。幾つかの実施形態では、フィルタは、同様に、左鎖骨下動脈に設置させることができる(図示せず)。幾つかの実施形態では、目標は、左右の総頚動脈26、28を保護することによる神経脈管構造の保護を提供することである。血液を脳へ供給している動脈では塞栓又は残屑1610が脳卒中の様な重篤な有害事象を引き起こさないとも限らず、腕頭動脈22及び左総頚動脈28の両方へのフィルタの設置はその様な動脈のための塞栓保護及び残屑保護を提供する。処置に関係する塞栓又は残屑1610が神経脈管構造に到達するのを防ぐことによって、脳卒中の危険が低減する。
[0097]他の実施形態では、フィルタは、左鎖骨下動脈、右及び左冠動脈、腸間膜動脈、及び腎動脈の様な、大動脈から枝分かれする他の血管に設置されている。幾つかの実施形態では、フィルタの1つ又はそれ以上は、ドン・マイケル(Don Michael)らへの米国特許第6,485,502号、ドン・マイケルへの米国特許第7,806,906号、オバナ(Obana)らへの米国特許出願公開第2006/0100658号、及びバブー(Barbut)らへの米国特許出願公開第2008/0004687号、に開示されている構成に従って脈管構造に配備させることができ、上記特許及び出願公開をこれにより参考文献としてそっくりそのまま援用する。
[0098]幾つかの実施形態では、最初に遠位フィルタ904を左総頚動脈28の様な第2場所に設置し、それから近位フィルタ902を腕頭動脈22の様な第1場所まで後退させ、次に設置している。幾つかの実施形態では、フィルタ送達装置は、例えば、腕頭動脈22、左総頚動脈28、又は左鎖骨下動脈の様な、大動脈弓16から枝分かれしている動脈の1つを通って第1場所及び/又は第2場所にアクセスすることができる。他の実施形態では、最初に近位フィルタ902を第1場所に設置し、それから遠位フィルタを第2場所へ前進させ、次に設置している。
[0099]図17A−図17Lに示されている様な幾つかの実施形態では、フィルタは患者の血管の中へ以下の様に導入されている。図17A−図17Gに示されている様な幾つかの実施形態では、ガイドワイヤ926が右上腕動脈又は橈骨動脈の様な周辺動脈の中へ導入され、次いで右鎖骨下動脈24の中へ進められている。右鎖骨下動脈24から、ガイドワイヤ926は腕頭動脈22の中へ、次いで大動脈12の大動脈弓16の中へと更に進められ、左総頚動脈28の中へ入れられる。他の実施形態では、フィルタは、大腿動脈を通して左総頚動脈及び腕頭動脈へ送達されている。
[0100]幾つかの実施形態では、随意的に、ガイドワイヤをより堅いガイドワイヤと交換できるようにするためにシースがガイドワイヤ越しに進められるようになっていてもよい。フィルタを担持するカテーテル又はシースをガイドワイヤ越しに前進させるとき、より堅いガイドワイヤは、より可撓性のあるガイドワイヤより、左総頚動脈の中での自身の位置を維持する能力に長ける。フィルタを担持するカテーテル又はシースが第1の可撓性ガイドワイヤより堅いことはありがちなので、施術者は、フィルタを担持するカテーテル又はシースを大動脈弓の中へ前進させ左総頚動脈へ向けて強制的に曲がりを付けさせてゆく際に過って第1のガイドワイヤを左総頚動脈から離脱させないとも限らない。より堅い第2のガイドワイヤを用いてガイドワイヤの堅さを増加させることは、フィルタカテーテルによって及ぼされる位置ずれ力に抗ううえで助けとなる。追加的又は代替的に、ガイドワイヤ926を操舵して脈管構造を通してゆくのを手助けするように適切に湾曲の付けられた先端部分を有するシースを使用することができる。幾つかの実施形態では、シースはフィルタ送達装置900の外シース910とすることができる。他の実施形態では、シースは、フィルタ送達装置900とは別体であり、ガイドワイヤ926が左総頚動脈28内へ又は他の標的場所へ設置された後に抜去され、次いでフィルタ送達装置900に置き換えられるようになっている。
[0101]ガイドワイヤ926が左総頚動脈28の所定場所に入ったら、図17G−図17Lに示されている様にフィルタ送達装置900がガイドワイヤ926越しに導入され左総頚動脈28まで進められて、そこでフィルタ配備プロセスが始まることになる。より具体的には、以上に説明されている様にフィルタを付着させた複数のシースを含んでいるフィルタ送達装置900を、ガイドワイヤ926越しに腕頭動脈22の中へ導入し、次いで大動脈12へ向けて前進させる。次いで、遠位フィルタ904を、外シース910に覆われたままに大動脈弓16の中へ、そして左総頚動脈28の中へと前進させると、そこで外シース910を遠位フィルタ904越しに後退させることによって遠位フィルタ904を配備する。外シース910を遠位フィルタ904越しに後退させてゆくと、遠位フィルタ904が自己展開して左総頚動脈壁に係合する。遠位フィルタ904は、遠位フィルタ904の口958が左総頚動脈28内に置かれるように配備される。次に、近位フィルタ902へ付着されている第1シース906を、近位フィルタ902の口956が腕頭動脈22に置かれるように操縦する。この操縦は、外シース910内で行われており、遠位フィルタ904を配備した後の近位フィルタ902の場所に依って近位フィルタ902を腕頭動脈22の中へ後退させることが必要になることもあれば前進させることが必要になることもある。
[0102]近位フィルタ902が腕頭動脈22内の所定位置に入ったら、外シース910を近位フィルタ902越しに後退させることによって近位フィルタ902を送達装置900から配備し腕頭動脈22に置く。外シース910を近位フィルタ902越しに後退させてゆくと、近位フィルタ902は自己展開して腕頭動脈壁に係合する。図9A及び図17Lに示されている様に、両フィルタは、収容構成では互いに向かい合い配備されたときには大動脈弓に面する開口部を有している。その様な送達方法及び装置構成は、遠位保護装置が大動脈を占有する量を削減及び/又は最小化し、それにより、経皮的大動脈弁置換術の様な遂行されるべき主要手術処置への何らかの干渉を低減及び/又は最小化する。
[0103]ストッパ機構部を使用して調節することのできる、2つのフィルタ間の空きの長さは、近位フィルタを腕頭動脈の中の正しい場所へ後退させることが必要となるか又は前進させることが必要となるかに影響を及ぼすことがある。幾つかの実施形態では、フィルタ間の空きは比較的長くされており、その結果、遠位フィルタの配備後、近位フィルタは腕頭動脈内に置かれている。幾つかの実施形態では、近位フィルタは、その後、近位フィルタの口が腕頭動脈内の所望場所内に位置するようにして所定位置へ進められることになる。他の実施形態では、フィルタ間の空きは比較的短くされており、その結果、遠位フィルタの配備後、近位フィルタは大動脈弓内に置かれており、ということは、近位フィルタはその後に腕頭動脈の中へ後退させられることを意味する。
[0104]また、2つのフィルタ間の空きは、フィルタが所定位置に入ったときに大動脈弓に留まっているシース又はカテーテルの量及び/又は構成に影響を及ぼすことがある。大動脈弓を通してのカテーテル及び他の医療装置の挿入を要する経皮的大動脈弁修復術PAVRの様な以降の外科的処置への干渉を最小化又は低減するためには、大動脈管腔のシース又はカテーテルによる通過障害を最小化又は低減することが重要になってくる。PAVRカテーテルの、遠位保護フィルタのシース又はカテーテルとのぶつかり合いは、フィルタの離脱、及び/又は装置間の絡み、及び/又はそれ以外に外科的処置への干渉、を引き起こしかねない。大動脈管腔の通過障害を最小化又は低減するシステム及び方法の様々な実施形態が図18A−図18Eに示されている。図18Aに示されている様な幾つかの実施形態では、大動脈管腔13の、フィルタ装置900のシース908又はカテーテルによる通過障害を最小化又は低減するために、近位フィルタ902と遠位フィルタ904の間のシース908又はカテーテルの部分は、2つのフィルタ間のシース908又はカテーテルの長さを最小化又は削減するように張った状態即ち張力の掛けられた状態に保たれている。この構成では、シース908又はカテーテルは、左総頚動脈28と腕頭動脈22との間の、大動脈弓16の外半径1800とも呼称される大動脈弓16の最上部1800に接しようするか若しくは沿おうとする。幾つかの実施形態では、近位フィルタ902のフレーム、遠位フィルタ904、及び/又は2つのフィルタ間のシース908又はカテーテルの部分は、1つ又はそれ以上のアンカー又は定着要素1816であって、使用者がシース908へ張力を掛けてシース908を外半径1800へ定着させられるようにすることによって、及び/又は使用者がアンカー1816を使用してシース908を外半径1800へ定着させられるようにすることによって、シース908又はカテーテルを大動脈弓16の最上部分へ定着させるのを手助けするアンカー又は定着要素1816を含んでいる。アンカー1816は、アンカー1816が外科処置カテーテル10又は装置へ干渉する可能性が最小化又は低減されるように、大動脈弓壁へ向けて延びるように構成されていてもよいし、又は大動脈弓壁に面するよう操縦できるようになっていてもよい。幾つかの実施形態では、アンカー1816は、確実にアンカーが大動脈弓の壁に穴を開けないようにするために比較的短い長さを有するものとすることができる。シース908がアンカーを有している幾つかの実施形態では、アンカー1816は、近位フィルタ902の交叉点及び/又は遠位フィルタ904の交叉点と反対側のシース部分に設けられている。幾つかの実施形態では、フィルタ装置900は、ここに説明されている場所の何れかに設けられている複数のアンカー1816を有している。
[0105]図18B及び図18Cに示されている様な他の実施形態では、大動脈弓16の中のシース908又はカテーテルの部分は、左総頚動脈28から下向きに延び、大動脈弓内壁に当接に停留しながら、左総頚動脈28に近接する大動脈弓16の外半径1800から大動脈弓16の内半径1802へ横断した末に、腕頭動脈22に近接する大動脈弓16の外半径1800に向けて上向きに延び、次いで腕頭動脈22の中へ入り、先と同様に大動脈弓内壁に当接に滞留している。この構成は、実質的に大動脈弓管腔13から出て停留しながらのシース908又はカテーテルにとってのU字形状構成をもたらしている。この実施形態では、遠位フィルタ904及び/又はシース908又はカテーテルは、更に、以上に説明されているアンカー1816を有していてもよい。
[0106]図18Aに示されている実施形態の修正型である図18D及び図18Eに示されている他の実施形態では、大動脈弓16の外半径1800に当接に置かれている2つのフィルタ間のシース908又はカテーテルの部分に逸らせ機構が組み入れられている。例えば、図18Dは、フィルタが位置付けられた後、処置カテーテル10をフィルタ装置900のシース908との絡みから逸らすために膨らませることのできるバルーン逸らせ機構1820を示している。処置カテーテル10は、大動脈弓16の中へ挿入されてゆく際、起こり得るシース908との絡み状態に陥るのではなくバルーン逸らせ機構1820と接触する。図18Eは、逸らせ遮蔽板1822がバルーン逸らせ機構1820の代わりに使用されている、逸らせ機構の様々な実施形態を示している。逸らせ遮蔽板1822は、可撓性であって平坦であり、遠位フィルタ904の送達中はシース908の周りに巻き上げておくことができる。外シースをいっそう遠く後退させてゆくと、逸らせ遮蔽板1822は配備され、その平坦な構成へ広がる。
[0107]他の実施形態では、2つのフィルタ間のシース908部分は、シース908が大動脈弓壁に当接に縫い付けられるのを許容する縫合糸係留具を有している。
[0108]主要手術処置の完了後、遠位保護フィルタ及び何らかの捕捉された残屑を取り出すプロセスが、図19A−図19Fに示されている様に開始される。例えば、幾つかの実施形態では、外シース910を近位フィルタ902及び遠位フィルタ904越しに前進させている。外シース910を第1シース906越しに前進させてゆくと、近位フィルタ902の近位縁又はループ936であって幾つかの実施形態では材料捕捉構造948のための付着部の役目も果たしている近位縁又はループ936にまず接触する。外シース910を近位フィルタ902の近位縁又は近位ループ936を越えて前進させてゆくと、近位縁又は近位ループ936が折り畳まれ物質捕捉構造948の口又は開口部956が閉じ、それにより、残屑160の近位フィルタ902からの押出しを引き起こすことのないままに残屑1610は材料捕捉構造948内に封入される。以上に解説されている様に、これは、物質捕捉構造948の頂点1916が第1シース906ヘ非付着であるために起こるものである。次いで、外シース910を、捕えられた残屑1610の入った物質捕捉構造948の封止部分越しに更に前進させてゆくと、その結果、頂点1916が外シース910によって包囲される材料捕捉構造948の最後の部分となる。幾つかの実施形態では、図19B及び図19Eに示されている様に、近位フィルタ902の遠位ループ940及び/又は遠位フィルタ904の遠位ループ942は、物質捕捉構造の口閉鎖中に近位方向へ動くので、遠位ループは口閉鎖処置の一部の間は交叉点の近位に来ることになる。口閉鎖処置が進行してゆくと、遠位ループは遠位方向に動き、その結果、遠位ループは再度交叉点の遠位側に来た後ようやく外シースの中へ完全に引き戻される。次いで、外シース910を第2シース908越しに遠位フィルタ904まで前進させると、遠位フィルタ904の近位縁又はループ938であって幾つかの実施形態では物質捕捉構造950のための付着部の役目も果たしている近位縁又はループ938にまず接触する。次に、外シース910を遠位フィルタ904の近位縁又は近位ループ938を越して前進させてゆき、物質捕捉構造950の開口部958を閉じ、残屑1610の遠位フィルタ904からの押出しを引き起こすことなく残屑1610を材料捕捉構造950内に捕えさせる。その後、外シース910を、遠位フィルタ904の物質捕捉構造950の封止部分越しに前進させたら、遠位保護装置及び/又はシステムを患者から取り出すことができる。
[0109]幾つかの実施形態では、遠位保護装置の外シースは、ハブを取り外し、次いで元のシースを抜去し、次いで新しいより大きいシース又はより小さいシースを挿入し、次いでハブを付け直すことによって、より大きいシース又はより小さいシースと交換できるようになっている。幾つかの実施形態では、ハブは、単純に、捻って外し、捻って付け戻すことができる。1つのシースをより大きいシース又はより小さいシースに交換できるようになっていることは、フィルタ及びフィルタに捕捉された残屑を封包することの可能な最も小さいシースを使用することにとって有用であろう。とはいえ、大量の残屑がフィルタに捕捉されている場合は、フィルタを回収するにはより大きいシースを使用するのが望ましく、施術者が小さいシースを捕えられた残屑越しに前進させるのに困難を来すか又は前進させることが無理な場合には特にそうである。例えば、図20は複数の取り外し可能なハブの実施形態を示している。外シース910の操縦を制御する外シースハブ2000と、第1シース906及び第1シースへ付着されている近位フィルタを制御する近位フィルタハブ2002と、第2シース908及び第2シースへ付着されている遠位フィルタを制御する遠位フィルタハブ2004と、がある。これらのハブのそれぞれは脱着可能であって、外シースを所望に応じて取り外し差し替えできるようにしている。幾つかの実施形態では、ハブは、シースの位置をロックするようにロック式とされている。例えば、1つのハブを使用して取り付けられているシースの位置をロックし、その間に、他のシースを進めるなり引き戻すなりしてフィルタ間距離を操縦できるようにしてもよい。
[0110]幾つかの実施形態では、遠位保護フィルタは、医療処置が完了した後に抜去されている。他の実施形態では、遠位保護フィルタは所定の時間量の間残留された末に血管から抜去されている。幾つかの実施形態では、フィルタは、抜去までに12時間に及んで、24時間に及んで、48時間に及んで、又は72時間に及んで、残留させることができる。幾つかの実施形態では、詰まったフィルタは新しいフィルタと交換されている。幾つかの実施形態では、フィルタは保護を提供するために血管内に残留されるにあたり、フィルタを通る血行の遮断を予防又は低減するようにフィルタに捕捉されている残屑の周期的吸引と併用される場合には、1週間に及んで、2週間に及んで、3週間に及んで、4週間に及んで、2カ月間に及んで、3カ月間に及んで、4カ月間に及んで、5カ月間に及んで、又は6カ月間に及んで、残留させることができる。幾つかの実施形態では、フィルタは、術中、即ち患者の外科的処置の継続期間の間、血管中に残留されることもあれば、又は亜慢性的に、即ち術後の所定の時間的期間の間、血管中に残留されることもある。
[0111]以上に説明されている遠位保護フィルタは、経皮的大動脈弁置換術(PAVR)、経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)、胸部血管内大動脈修復術(TEVAR)、冠動脈バイパス移植術(CABG)、オフポンプ冠動脈バイパス術(OPCAB)、僧房弁置換術(MVR)、大動脈弁置換術(AVR)、左心室補助装置、メイズ手術、左心室カテーテル法、僧房弁手術、電気生理学(EP)アブレーション、心房中隔欠損(ASD)の閉鎖、卵円孔開存(PFO)の閉鎖、及び左心耳(LAA)の閉鎖の様な、心臓又は循環器系で遂行される何れかの医療処置によって発生する残屑を捕捉するのに使用することができる。
[0112]ここに開示されている装置及び方法の変型及び修正が、当業者には容易に自明となるであろう。而して、上述の詳細な説明及び添付の説明図は、明確性及び理解を目的になされており、ここに付随の特許請求の範囲によって定義されている発明の範囲を限定することを意図するものではないことを理解されたい。ここに記載の何れか1つの実施形態に説明されている何れかの特徴は、好適かどうかによらず他の実施形態のうちの何れかの実施形態の何れかの他の特徴と組み合わされてもよい。
[0113]ここに記載されている実例及び実施形態は説明のみが目的であり、またそれらに照らし様々な修正又は変更が当業者に想起されることであり、その様な修正又は変更は本出願の精神及び範囲並びに付随の特許請求の範囲による範囲の内に含まれるべきものと理解している。ここに引用されている全ての出版物、特許、及び特許出願は、これにより参考文献としてあらゆる目的に援用される。
いくつかの態様を記載しておく。
〔態様1〕
塞栓保護を提供するためのシステムにおいて、
近位端、遠位端、及びガイドワイヤを受け入れるように構成されている管腔、を有する第1シースと、
前記第1シースの遠位部分ヘ付着されている第1遠位保護フィルタであって、近位ループと遠位ループを画定する滑動式交叉点を有する自己展開式フレームと、当該第1遠位保護フィルタの前記自己展開式フレームの前記近位ループ又は前記遠位ループの一方へ付着されているフィルタ要素と、を備えており、前記交叉点は前記フィルタ要素に近接している、第1遠位保護フィルタと、
近位端、遠位端、及び管腔、を有する第2シースであって、前記第1シースに重ねて配置されており、当該第2シースの遠位端は第1遠位保護フィルタの近位に位置している第2シースと、
前記第2シースの遠位部分ヘ付着されている第2遠位保護フィルタであって、近位ループと遠位ループを画定する滑動式交叉点を有する自己展開式フレームと、当該第2遠位保護フィルタの前記自己展開式フレームの前記近位ループへ付着されているフィルタ要素と、を備えており、前記交叉点は前記フィルタ要素に近接している、第2遠位保護フィルタと、
前記第1シースと前記第2シースの両方に重ねて配置されている外シースと、を備えているシステム。
〔態様2〕
前記第2遠位保護フィルタの前記フィルタ要素は口と頂点を有しており、前記フィルタ要素の前記口は前記近位ループへ付着されており、前記頂点はシースへ非付着である、態様1に記載のシステム。
〔態様3〕
前記第1シースは前記第1遠位保護フィルタの近位にストッパ部分を含んでおり、前記ストッパ部分は前記第2シースの前進を当該ストッパ部分より近位に停止させるように構成されている、態様1に記載のシステム。
〔態様4〕
前記外シース内収容構成では、前記第1遠位保護フィルタの前記フィルタ要素は前記第2遠位保護フィルタに面する口を有しており、前記第2遠位保護フィルタの前記フィルタ要素は前記第1遠位保護フィルタに面する口を有している、態様1に記載のシステム。
〔態様5〕
前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの間の距離は調節可能である、態様1に記載のシステム。
〔態様6〕
前記第1シースの位置と前記第2シースの位置は独立にロックでき、前記第1シースと前記第2シースの一方を所定位置にロックしておいてその間に他方のシースの前記位置を調節できるようにしている、態様5に記載のシステム。
〔態様7〕
前記第1遠位保護フィルタの前記自己展開式フレームは少なくとも1つのアンカー要素を含んでいる、態様1に記載のシステム。
〔態様8〕
前記第2遠位保護フィルタの前記自己展開式フレームは少なくとも1つのアンカー要素を含んでいる、態様1に記載のシステム。
〔態様9〕
前記第1遠位保護フィルタの前記少なくとも1つのアンカー要素は前記血管壁を途中まで穿通するように構成されている、態様6に記載のシステム。
〔態様10〕
前記第1シースは前記第1遠位保護フィルタの近位に少なくとも1つのアンカーを含んでいる、態様1に記載のシステム。
〔態様11〕
前記少なくとも1つのアンカーは、前記第1シースの、前記第1遠位保護フィルタの前記交叉点とは反対の側に位置している、態様10に記載のシステム。
〔態様12〕
前記少なくとも1つのアンカーは、前記第1遠位保護フィルタが前記外シースから配備されたときに患者の大動脈弓内に位置するように構成されている、態様10に記載のシステム。
〔態様13〕
前記第1シースの前記少なくとも1つのアンカーは前記血管壁を途中まで穿通するように構成されている、態様10に記載のシステム。
〔態様14〕
前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の前記フィルタ要素は、約200ミクロンより小さい直径を有する複数の空孔を含んでいる、態様1に記載のシステム。
〔態様15〕
前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の前記フィルタ要素の前記空孔は、前記フィルタ要素の周辺部分ではより密に配分されている、態様14に記載のシステム。
〔態様16〕
前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の前記フィルタ要素の前記空孔は、前記フィルタ要素の前記周辺部分では当該フィルタ要素の中央部分よりも広い、態様14に記載のシステム。
〔態様17〕
前記フィルタ要素の前記空孔は長楕円形の形状である、態様14に記載のシステム。
〔態様18〕
前記フィルタ要素はレーザー穿孔穴を有するフィルタ膜を備えている、態様1に記載のシステム。
〔態様19〕
前記フィルタ要素は、電界紡糸繊維、編み繊維、編組繊維、及び織り繊維、から成る群より選択されているポリマー繊維類を備えている、態様1に記載のシステム。
〔態様20〕
前記フィルタ要素は、ポリウレタン、ポリエチレン、及びナイロン、から成る群より選択されたポリマーから作られている、態様1に記載のシステム。
〔態様21〕
前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の前記フィルタ要素は、約25パーセントから約75パーセントの間の開口面積を有している、態様1に記載のシステム。
〔態様22〕
前記外シースは9Fr以下である、態様1に記載のシステム。
〔態様23〕
前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の前記自己展開式フレームは、放射線不透過性マーカーを含んでいる、態様1に記載のシステム。
〔態様24〕
前記放射線不透過性マーカーは、超弾性心の周りに巻き付けられた放射線不透過性のワイヤのコイルである、態様23に記載のシステム。
〔態様25〕
前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の前記遠位ループは前記第1シース又は前記第2シースのどちらかへ非付着である、態様1に記載のシステム。
〔態様26〕
前記外シースは約15度から約45度の間の曲率を有する湾曲遠位部分を含んでいる、態様1に記載のシステム。
〔態様27〕
前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタは薬物で被覆されている、態様1に記載のシステム。
〔態様28〕
前記薬物はヘパリンである、態様27に記載のシステム。
〔態様29〕
前記第1遠位保護フィルタの前記近位ループは第1シースへ付着されており、前記第2遠位保護フィルタの前記近位ループは第2シースへ付着されている、態様1に記載のシステム。
〔態様30〕
前記第1遠位保護フィルタの前記遠位ループは第1シースへ付着されており、前記第2遠位保護フィルタの前記近位ループは第2シースへ付着されている、態様1に記載のシステム。
〔態様31〕
前記自己展開式フレームは、8の字構成に形状付けられた単一のワイヤ要素を備えている、態様1に記載のシステム。
〔態様32〕
前記システムは、更に、前記第1シースの前記近位部分と係合されている第1ハブ部分と、前記第2シースの前記近位部分と係合されている第2ハブ部分と、前記外シースの前記近位部分と係合されている第3ハブ部分と、を有するハブを含んでおり、前記ハブは、第1シース、第2シース、及び外シースを独立に操縦できるようにしている、態様1に記載のシステム。
〔態様33〕
前記第3ハブ部分は、取り外し可能であり、前記外シースを別のシースと交換できるように構成されている、態様32に記載のシステム。
〔態様34〕
前記第1ハブ部分、前記第2ハブ部分、及び前記第3ハブ部分の各々は、ガイドワイヤを受け入れるように構成されている、態様32に記載のシステム。
〔態様35〕
前記システムは、更に、前記第1シースの、前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の配備後のそれら両フィルタの間の場所に付着されている逸らせ機構を含んでいる、態様1に記載のシステム。
〔態様36〕
前記逸らせ機構は膨らませることのできるバルーンである、態様35に記載のシステム。
〔態様37〕
前記逸らせ機構は平坦な遮蔽板である、態様35に記載のシステム。
〔態様38〕
少なくとも2つの血管への塞栓保護を提供する方法において、
第1遠位保護フィルタを第1血管の中の第1場所へ前進させる段階であって、前記第1遠位保護フィルタは、第1自己展開式フレームと、口及び頂点を有していて当該口が前記第1自己展開式フレームへ付着されている第1フィルタ要素と、を含んでいる、第1遠位保護フィルタを第1血管の中の第1場所へ前進させる段階と、
前記第1遠位保護フィルタを前記第1場所に配備する段階と、
第2遠位保護フィルタを第2血管の中の第2場所へ操縦する段階であって、前記第2遠位保護フィルタは、第2自己展開式フレームと、口及び頂点を有していて当該口が前記第2自己展開式フレームへ付着されている第2フィルタ要素と、を含んでいる、第2遠位保護フィルタを第2血管の中の第2場所へ操縦する段階と、 前記第2遠位保護フィルタを前記第2場所に配備する段階と、
前記脈管構造の一部分にて微粒子状残屑を放出又は発生させる処置を遂行する段階と、
前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの1つ又はそれ以上を用いて前記微粒子状残屑を捕捉する段階と、を備えている方法。
〔態様39〕
前記外シースを前記第2フィルタ要素の前記口越しに前進させて当該第2フィルタ要素の当該口を閉じたうえで前記外シースを前記第2フィルタ要素の前記頂点越しに前進させる段階と、
前記外シースを前記第1フィルタ要素の前記口越しに前進させて当該第1フィルタ要素の当該口を閉じたうえで前記外シースを前記第1フィルタ要素の前記頂点越しに前進させる段階と、を更に備えている、態様38に記載の方法。
〔態様40〕
前記第1遠位保護フィルタは左総頚動脈に配備され、前記第2遠位保護フィルタは腕頭動脈に配備される、態様38に記載の方法。
〔態様41〕
前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの間の長さを調節する段階を更に備えている、態様38に記載の方法。
〔態様42〕
前記長さは、前記第1遠位保護フィルタの場所を固定し、次いで前記第2遠位保護フィルタの位置を操縦することによって調節される、態様41に記載の方法。
〔態様43〕
前記第1遠位保護フィルタへ付着されているシースを前記左総頚動脈と前記腕頭動脈の間の大動脈弓の上面に沿わせる段階を更に備えている、態様38に記載の方法。
〔態様44〕
前記第1遠位保護フィルタへ付着されているシースを、前記大動脈弓の内壁に沿って、前記左総頚動脈に近接する当該大動脈弓の外半径から当該大動脈弓の内半径へそして前記腕頭動脈に近接する当該大動脈弓の前記外半径まで沿わせる段階を更に備えている、態様38に記載の方法。
〔態様45〕
前記第1自己展開式フレームは近位ループと遠位ループを画定する滑動式交叉点を含んでおり、前記第2自己展開式フレームは近位ループと遠位ループを画定する滑動式交叉点を含んでいて前記第2フィルタ要素の前記口を当該第2自己展開式フレームの当該近位ループへ付着させている、態様38に記載の方法。
〔態様46〕
前記第2フィルタ要素の前記頂点は前記第2自己展開式フレームへ非付着である、態様45に記載の方法。
〔態様47〕
前記第1自己展開式フレームの前記遠位ループは、前記第1フィルタ要素の前記口が閉じられるにつれ近位方向に動くので、前記口閉鎖プロセスの一部の間は前記第1自己展開式フレームの前記遠位ループは当該第1自己展開式フレームの前記交叉点の近位に来ることになる、態様45に記載の方法。
〔態様48〕
前記第2自己展開式フレームの前記遠位ループは、前記第2フィルタ要素の前記口が閉じられるにつれ近位方向に動くので、前記口閉鎖プロセスの一部の間は前記第2自己展開式フレームの前記遠位ループが当該第2自己展開式フレームの前記交叉点の近位に来ることになる、態様45に記載の方法。
〔態様49〕
前記第2フィルタの前記頂点は、前記第2遠位保護フィルタが付着されている構造へ非付着である、態様38に記載の方法。
〔態様50〕
前記第1遠位保護フィルタか又は前記第2遠位保護フィルタのどちらかに捕えられている残屑を吸引する段階を更に備えている、態様38に記載の方法。
〔態様51〕
前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの間の逸らせ機構を配備する段階を更に備えている、態様38に記載の方法。
〔態様52〕
第2遠位保護フィルタを第2場所へ操縦する段階は、前記第2遠位保護フィルタを前記第2場所へ引き戻す段階を含んでいる、態様38に記載の方法。
〔態様53〕
第2遠位保護フィルタを第2場所へ操縦する段階は、前記第2遠位保護フィルタを前記第2場所へ進める段階を含んでいる、態様38に記載の方法。
10 弁送達カテーテル
12 大動脈
13 管腔
14 下行大動脈
16 大動脈弓
18 上行大動脈
20 天然の大動脈弁
22 腕頭動脈
24 右鎖骨下動脈
26 右総頚動脈
28 左総頚動脈
30 左鎖骨下動脈
32 大動脈弓の上側部分
100 フィルタリング装置、フィルタ
102、104 細長部材の端
105 第1細長部材
106 交叉部
110 第2細長部材
115 物質捕捉構造
118 フィラメント
119 フィルタ升目
140 回収機構部
560 物質捕捉構造
565 頂点
710 送達シース、再捕捉シース
730 治療領域
732 不要物質、塞栓性物質、病変部
734 残屑
750 従来型治療装置
900 遠位保護システム、フィルタ送達装置
902 近位フィルタ
904 遠位フィルタ
906 第1シース
908 第2シース
910 外シース
912 遠位先端部分
914 スロッパ
926 ガイドワイヤ
928 非外傷性先端
930 放射線不透過性マーカー
932、934 フレーム
936、938 近位ループ
940、942 遠位ループ
944、946 交叉点
948、950 物質捕捉構造
952、954 締結具
956、958 開口部、口
1000 交叉点
1002 交叉部ループ
1004 ギャップ
1006 フレーム
1008 物質捕捉構造
1100 放射線不透過性ワイヤ又はリボン
1102 超弾性形状記憶金属ワイヤ又はフレーム芯
1110 シース
1112 シースの管腔
1120 非外傷性先端
1122 非外傷性先端の管腔
1200 フィルタ
1202 外側のシース
1204 内側のシース
1206 近位ループ
1208 遠位ループ
1210 ロック機構
1300 フィルタシート
1302 フィルタフレーム
1304 付着部
1400 物質捕捉構造
1402 フィルタ升目又は空孔
1404 フィルタ膜の周辺部分
1406 フィルタ膜の中央部分
1500 塞栓性残屑
1502 物質捕捉構造
1504 吸引ポート
1610 塞栓又は残屑
1800 大動脈弓の外半径
1802 大動脈弓の内半径
1816 アンカー
1820 バルーン逸らせ機構
1822 逸らせ遮蔽板
1916 頂点
2000 外シースハブ
2002 近位フィルタハブ
2004 遠位フィルタハブ
h 装置高さ

Claims (29)

  1. 塞栓保護を提供するためのシステムにおいて、
    近位端、遠位端、及びガイドワイヤを受け入れるように構成されている管腔、を有する第1シースと、
    前記第1シースの遠位部分ヘ付着されている第1遠位保護フィルタであって、近位ループと遠位ループを画定する滑動式交叉点を有する自己展開式フレームと、当該第1遠位保護フィルタの前記自己展開式フレームの前記近位ループ又は前記遠位ループの一方へ付着されているフィルタ要素と、を備えており、前記交叉点は前記フィルタ要素に近接している、第1遠位保護フィルタと、
    近位端、遠位端、及び管腔、を有する第2シースであって、前記第1シースに重ねて配置されており、当該第2シースの遠位端は第1遠位保護フィルタの近位に位置している第2シースと、
    前記第2シースの遠位部分ヘ付着されている第2遠位保護フィルタであって、近位ループと遠位ループを画定する滑動式交叉点を有する自己展開式フレームと、当該第2遠位保護フィルタの前記自己展開式フレームの前記近位ループへ付着されているフィルタ要素と、を備えており、前記交叉点は前記フィルタ要素に近接している、第2遠位保護フィルタと、
    前記第1シースと前記第2シースの両方に重ねて配置されている外シースと、を備えているシステム。
  2. 前記第2遠位保護フィルタの前記フィルタ要素は口と頂点を有しており、前記フィルタ要素の前記口は前記近位ループへ付着されており、前記頂点はシースへ非付着である、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1シースは前記第1遠位保護フィルタの近位にストッパ部分を含んでおり、前記ストッパ部分は前記第2シースの前進を当該ストッパ部分より近位に停止させるように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記外シース内収容構成では、前記第1遠位保護フィルタの前記フィルタ要素は前記第
    2遠位保護フィルタに面する口を有しており、前記第2遠位保護フィルタの前記フィルタ要素は前記第1遠位保護フィルタに面する口を有している、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの間の距離は調節可能であり、前記第1シースの位置と前記第2シースの位置は独立にロックでき、前記第1シースと前記第2シースの一方を所定位置にロックしておいてその間に他方のシースの前記位置を調節できるようにしている、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタのいずれか又は両方の前記自己展開式フレームは少なくとも1つのアンカー要素を含んでいる、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記第1遠位保護フィルタの前記少なくとも1つのアンカー要素は前記血管壁を途中まで穿通するように構成されている、請求項5に記載のシステム。
  8. 前記第1シースは前記第1遠位保護フィルタの近位に少なくとも1つのアンカーを含んでいる、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記少なくとも1つのアンカーは、前記第1シースの、前記第1遠位保護フィルタの前記交叉点とは反対の側に位置している、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記少なくとも1つのアンカーは、前記第1遠位保護フィルタが前記外シースから配備されたときに患者の大動脈弓内に位置するように構成されている、請求項8に記載のシステム。
  11. 前記第1シースの前記少なくとも1つのアンカーは前記血管壁を途中まで穿通するように構成されている、請求項8に記載のシステム。
  12. 前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の前記フィルタ要素は、約200ミクロンより小さい直径を有する複数の空孔を含んでいる、請求項1に記載のシステム。
  13. 前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の前記フィルタ要素の前記空孔は、前記フィルタ要素の周辺部分ではより密に配分されている、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の前記フィルタ要素の前記空孔は、前記フィルタ要素の前記周辺部分では当該フィルタ要素の中央部分よりも広い、請求項12に記載のシステム。
  15. 前記フィルタ要素の前記空孔は長楕円形の形状である、請求項12に記載のシステム。
  16. 前記フィルタ要素はレーザー穿孔穴を有するフィルタ膜を備えている、請求項1に記載のシステム。
  17. 前記フィルタ要素は、電界紡糸繊維、編み繊維、編組繊維、及び織り繊維、から成る群より選択されているポリマー繊維類を備えている、請求項1に記載のシステム。
  18. 前記フィルタ要素は、ポリウレタン、ポリエチレン、及びナイロン、から成る群より選択されたポリマーから作られている、請求項1に記載のシステム。
  19. 前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の前記フィルタ要素は、約25パーセントから約75パーセントの間の開口面積を有している、請求項1に記載のシステム。
  20. 前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の前記自己展開式フレームは、放射線不透過性マーカーを含んでおり、前記放射線不透過性マーカーは、超弾性心の周りに巻き付けられた放射線不透過性のワイヤのコイルである、請求項1に記載のシステム。
  21. 前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の前記遠位ループは前記第1シース又は前記第2シースのどちらかへ非付着である、請求項1に記載のシステム。
  22. 前記外シースは約15度から約45度の間の曲率を有する湾曲遠位部分を含んでいる、請求項1に記載のシステム。
  23. 前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタは薬物で被覆されている、請求項1に記載のシステム。
  24. 前記第1遠位保護フィルタの前記近位ループ又は前記遠位ループのいずれかは第1シースへ付着されており、前記第2遠位保護フィルタの前記近位ループは第2シースへ付着されている、請求項1に記載のシステム。
  25. 前記自己展開式フレームは、8の字構成に形状付けられた単一のワイヤ要素を備えている、請求項1に記載のシステム。
  26. 前記システムは、更に、前記第1シースの前記近位部分と係合されている第1ハブ部分と、前記第2シースの前記近位部分と係合されている第2ハブ部分と、前記外シースの前記近位部分と係合されている第3ハブ部分と、を有するハブを含んでおり、前記ハブは、第1シース、第2シース、及び外シースを独立に操縦できるようにしている、請求項1に記載のシステム。
  27. 前記第3ハブ部分は、取り外し可能であり、前記外シースを別のシースと交換できるように構成されている、請求項26に記載のシステム。
  28. 前記第1ハブ部分、前記第2ハブ部分、及び前記第3ハブ部分の各々は、ガイドワイヤを受け入れるように構成されている、請求項26に記載のシステム。
  29. 前記システムは、更に、前記第1シースの、前記第1遠位保護フィルタと前記第2遠位保護フィルタの両方の配備後のそれら両フィルタの間の場所に付着されている逸らせ機構を含んでおり、前記逸らせ機構は、膨らませることのできるバルーン、又は平坦な遮蔽板である、請求項1に記載のシステム。
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