JP6226499B1 - 医用画像診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検者の体位変換の負担を低減できる医用画像診断装置を提供する。【解決手段】医用画像診断装置10は、被検者を載せ、直立した直立状態から横倒しとなる横倒し状態へと移動する寝台部20と、寝台部20を駆動制御する駆動制御部と、を備え、寝台部20が、被検者の身体の中心軸AXBに沿って延びる回転軸AXZ周りに回転し、被検者の上半身を保持して回転させる上半身保持寝台24と、回転軸AXZ周りに回転し、被検者の上半身を保持して回転させる下半身保持寝台26と、を有し、駆動制御部が、上半身保持寝台24及び下半身保持寝台26のうち、一方の回転に応じて他方が回転するように駆動制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、医用画像診断装置に関する。
特許文献1には、X線透視撮影装置における被検体の身長軸線上に被検体を挟み相対向する支承部材を有する2個の回転支軸を設け、この支承部材間に上部を開放したハンモック状の非伸縮性布体を張架し、かつ部分的にこの開放上部を覆いこれを緊締する非伸縮性布体の前面覆いとからなり、上記2個の回転支軸を同期回転させるようにしてなる被検体保持装置が記載されている。
ところで、わが国の胃がん検診においては、これまでほぼ半世紀にわたりバリウムを用いたX線撮影検査を主なスクリーニング手段として施行してきた歴史がある。
1990年代までは、多量の低濃度ゾル製剤バリウムを少量の発泡剤とともに服用し、X線透視撮影台上で180度の体位変換を主とし、半立位や立位でバリウムがたまった部分を撮影する「充満像」を中心とした撮影方法であった。2000年代に入り、高濃度低粘性バリウム製剤の開発とともに、発泡剤を多く用い高濃度バリウムと合わせて使用することにより、胃粘膜の描出を主眼とした、「二重造影法」が多く取り入れられてきた。
そこで、日本消化器がん検診学会において新撮影法が検討された(例えば、非特許文献1参照)。検討された新撮影法は、二重造影像が主体の撮影法である。被検者は陰性造影剤である発泡剤を水で飲用し、発生する空気で胃内腔を進展させたのち、被検者が服用した胃内部の流動物である硫酸バリウム製剤(陽性造影剤)を胃内部で移動させ、胃粘膜にくまなく付着させることが必要であるため、被検者は透視装置の寝台に立ち、立位となった後、水平位となり透視撮影台上で検査開始直後、以前は行われていなかった「水平位での右360度3回転」を行うこととなった。また、粘膜描出をよくするため、以前にも増して、検査施行中、数回の体位変換が必要となった。適正体位が得られた後、診療放射線技師は胃X線画像を規定枚数撮影する。
この撮影手技は画像精度を飛躍的に向上させ、救命可能な早期胃がんの発見に寄与している。
実開昭54−50968号公報
日本消化器がん検診学会(編集)、胃がん検診精度管理委員会(編集)、「新・胃X線撮影法ガイドライン 改訂版(2011年)」、医学書院、2011年3月
ここで一般に、X線透視撮影装置を用いた消化管検査において、被検者の身体能力によっては、体位を変換するために被検者本人の苦痛を伴う場合がある。
本発明は、被検者の体位変換の負担を低減できる医用画像診断装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る医用画像診断装置は、被検者を載せ、直立した直立状態から横倒しとなる横倒し状態へと移動する寝台部と、前記寝台部を駆動制御する駆動制御部と、を備え、
前記寝台部が、前記被検者の身体の中心軸に沿って延びる回転軸周りに回転し、該被検者の上半身を保持して回転させる上半身保持寝台と、
前記回転軸周りに回転し、前記被検者の下半身を保持して回転させる下半身保持寝台と、を有し、
前記駆動制御部が、前記上半身保持寝台及び前記下半身保持寝台のうち、一方の回転に応じて他方が回転するように駆動制御する。
本発明に係る医用画像診断装置において、
前記寝台部が、X線を発生するX線発生部と該X線を検出するX線検出部との間であって、前記被検者の腰部又は腹部を支えることができる位置に配置された中央寝台を更に有することが好ましい。
本発明に係る医用画像診断装置において、
前記上半身保持寝台が、前記被検者の肩を押さえる肩当て部と、
前記被検者が握る把持部と、
前記把持部を握った前記被検者の上腕が収まる上肢収容部と、を有することが好ましい。
本発明に係る医用画像診断装置において、
前記下半身保持寝台が、前記直立状態にて前記被検者が立つ昇降台と、
前記昇降台に固定され、前記直立状態にて前記被検者が腰をかけることができ、前記横倒し状態にて該被検者の下肢を保持する保持椅子と、を有することが好ましい。
本発明に係る医用画像診断装置において、
前記下半身保持寝台が、前記昇降台を昇降させる昇降機構を更に有することが好ましい。
本発明に係る医用画像診断装置において、
前記上半身保持寝台が、前記被検者の身体と該上半身保持寝台との間で膨張する第1のエアバッグを更に有することが好ましい。
本発明に係る医用画像診断装置において、
前記下半身保持寝台が、前記被検者の身体と該下半身保持寝台との間で膨張する第2のエアバッグを更に有することが好ましい。
本発明によれば、被検者の体位変換の負担を低減できる医用画像診断装置を提供できる。
本発明の一実施の形態に係るX線透視撮影装置が備える寝台部が直立している状態を示す外観図である。 図1のA−A断面を示す説明図である。 同X線透視撮影装置が備える寝台部が横倒しとなっている状態を示す外観図である。 (A)〜(C)は、同X線透視撮影装置により検査を受ける被検者の様子を示した図であって、それぞれ、被検者の腹臥位、背臥位、及び側臥位の状態を示す説明図である。 (A)、(B)はそれぞれ、同X線透視撮影装置が備える上半身保持寝台の正面図及び側面図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、図において、説明に関連しない部分は図示を省略する場合がある。
本発明の一実施の形態に係るX線透視撮影装置(医用画像診断装置の一例)10は、図1及び図2に示すように、被検者が載る寝台部20及び寝台部20を駆動制御する駆動制御部を備えている。
寝台部20は、第1の軸部J1から延びる支持アーム202a、202bに支持され、
X線発生部30及びX線検出部32とともに回転軸AXYの回りに回転する。従って、寝台部20は、回転軸AXYの回りに回転することによって、直立した直立状態(図1参照)から横倒しとなる横倒し状態(図3参照)へ移動できる。
なお、X線発生部30は、第1の軸部J1から延びる支持アーム302に支持され、X線を発生できる。X線検出部32は、第1の軸部J1から延びる支持アーム322に支持され、X線発生部30が発生したX線を検出できる。X線検出部32は、例えばFPD(Flat Panel Detector)である。ただし、X線検出部32は任意でよく、他の例として、I.I.(Image Intensifier)が挙げられる。
寝台部20は、中央寝台22、上半身保持寝台24、及び下半身保持寝台26を有している。
中央寝台22は、第1の軸部J1から延びる支持アーム322に支持され、X線発生部30とX線検出部32との間に配置されている。また、中央寝台22は、表面が湾曲した寝台であり、寝台部20が横倒し状態にある場合に、被検者の腰部又は腹部を支えることができる位置に配置されている。中央寝台22の両側部には、長手方向に延びる丸棒状の手すり220が設けられている。
なお、中央寝台22の表面は平面であってもよい。
上半身保持寝台24は、円筒状であり、内部に被検者の上半身(胸部から頭部まで)が収まる(図4参照)。上半身保持寝台24は、中央寝台22に設けられた複数のローラ222a及び第1の軸部J1から延びる支持アーム202aの先端部に設けられた第2の軸部J2によって支持され、回転軸AXYと交差するとともに被検者の身体の中心軸AXB(図4参照)に沿って延びる回転軸AXZ回りに回転できる。
上半身保持寝台24の端部は、図2に示すD1部のように、中央寝台22の端部と重なっている。図4(A)〜(C)に示すように、上半身保持寝台24の端縁の回転軸AXYが延びる方向の位置P1は、X線発生部30が有するX線管焦点40からコリメータ42を経て胃部を通過するX線の検出が妨げられないよう、正面視して(X線発生部30の側から見て)胃の穹窿部上縁の位置P2よりも頭部側に位置するように設定されている。
上半身保持寝台24は、図2に示すように、頬当て部242、肩当て部244、把持部246、及び上肢収容部248を内部に有している。
頬当て部242(図5(A)参照)は、被検者の頬を支持できる。頬当ての周囲は開口しており、被検者の視界が確保されている。
肩当て部244(図2参照)は、回転軸AXYが延びる方向に移動でき、被検者の肩に接触して押さえることができる。肩当て部244には、肩に接触したことを検出する検出器(不図示)が設けられている。
把持部246は、被検者の頭部よりも第2の軸部J2の側に配置され、被検者が把持部246を握ることによって、上半身が安定して保持される。
上肢収容部248は、把持部246を握った被検者の上腕及び前腕の一部が収まる。上肢収容部248の側面には、窓249(図1参照)が設けられている。
上半身保持寝台24の内部には、照明としてのLEDライト(不図示)、放射線技師が被検者の様子を把握するための監視カメラ(不図示)、及び被検者が放射線技師と会話するためのインターホン(不図示)が設けられている。
上半身保持寝台24の内側には、上半身保持寝台24が回転した際に被検者の身体がずれてぶつかることによって発生する衝撃を和らげるため、弾力のある緩衝部材(不図示)が設けられている。
加えて、上半身保持寝台24の内側には、図4に示すように、被検者の身体と上半身保持寝台24との間で膨張及び収縮する複数の第1のエアバッグAB1〜AB3が設けられ、これら第1のエアバッグAB1〜AB3にはエアポンプ(不図示)が接続されている。各第1のエアバッグAB1〜AB3は、個別に膨張させたり収縮させたりできる。これら第1のエアバッグAB1〜AB3が上半身保持寝台24が回転する際に膨張することによって、被検者の身体がずれが低減され、上半身が安定して保持される。
なお、頬当て部242に更にエアバッグが設けられていてもよい。
下半身保持寝台26は、図1に示すように、円筒状であり、内部に被検者の下半身(大腿部から足先まで)が収まる。下半身保持寝台26は、中央寝台22に設けられた複数のローラ222b及び第1の軸部J1から延びる支持アーム202bの先端部に設けられた第3の軸部J3によって支持され、回転軸AXYと交差するとともに被検者の身体の中心軸AXB(図4参照)に沿って延びる回転軸AXZ回りに回転できる。
下半身保持寝台26は、図2に示すように、開き扉262、昇降台264、及び保持椅子266を有している。
開き扉262は、寝台部20が直立状態(図1参照)にある場合に、被検者が乗り込むための扉であり、正面側(X線発生部30の側)に設けられている。なお、下半身保持寝台26には、開き扉262が開いていることを検出するための検出器(不図示)が設けられている。また、下半身保持寝台26には、開き扉262をロックするためのロック機構(不図示)が設けられている。
昇降台264は、被検者が立つ台である。昇降台264は、図2に示すように、昇降機構268によって駆動され、寝台部20が直立状態(図1参照)にある場合に昇降できる。昇降機構268は、モータ(不図示)を有し、このモータの動力を例えばチェーン(不図示)を用いて伝達することで昇降台264を昇降できる。なお、モータの電源は、第3の軸部J3の内部に設けられたブラシ(不図示)を介して供給される。
保持椅子266は、昇降台264に固定され、寝台部20が直立状態(図1参照)にある場合に被検者が腰をかけることができる。
保持椅子266には、被検者の両脚がそれぞれ挿入される2つの切り欠きが形成されている。保持椅子266は、寝台部20が横倒し状態(図3参照)にある場合に、被検者の両膝よりも腹部側が保持される位置に配置されている。従って、保持椅子266によって下肢が保持されるので、下半身保持寝台26が回転する際に下半身が安定して保持される。
下半身保持寝台26の内側には、図4に示すように、被検者の身体と下半身保持寝台26との間で膨張及び収縮する第2のエアバッグAB4が設けられ、第2のエアバッグAB4にはエアポンプ(不図示)が接続されている。第2のエアバッグAB4は、第1のエアバッグAB1〜AB3とは別に独立して膨張させたり収縮させたりできる。第2のエアバッグAB4が下半身保持寝台26が回転する際に膨張することによって、被検者の身体がずれてぶつかることによって発生する衝撃が低減され、下半身が安定して保持される。
駆動制御部は、図3に示すように、第1の駆動機構50a、第2の駆動機構50b、第3の駆動機構50c、及び制御装置52を有している。
第1の駆動機構50aは、モータ(不図示)を有し、寝台部20を回転軸AXY回りに回転駆動できる。
第2の駆動機構50bは、モータ(不図示)を有し、上半身保持寝台24を回転軸AXZ回りに回転駆動できる。第2の駆動機構50bは、モータの動力をチェーンを用いて伝える動力伝達機構であってもよい。
第3の駆動機構50cは、モータ(不図示)を有し、下半身保持寝台26を回転軸AXZ回りに回転駆動できる。第3の駆動機構50cは、モータの動力をチェーンを用いて伝える動力伝達機構であってもよい。
制御装置52は、第1の駆動機構50a、第2の駆動機構50b、第3の駆動機構50cがそれぞれ有するモータを制御できる。
制御装置52は、以下のインターロック条件1〜3に基いて、各モータを動作させる。
(インターロック条件1)開き扉262が開いた状態では、被検者が立位正面の状態から左右45度を超えて上半身保持寝台24及び下半身保持寝台26を回転させないこと
(インターロック条件2)開き扉262が開いた状態では、寝台部20を直立状態(図1参照)と横倒し状態(図3参照)との間で移動させないこと
(インターロック条件3)肩当て部244が肩に接触していない場合は、寝台部20を逆傾斜(水平より頭低位−5度以下)で移動させないこと
従って駆動制御部は、これらモータを制御することによって、上半身保持寝台24及び下半身保持寝台26のうち、一方の回転に応じて他方が回転するように駆動制御できる。
次に、X線透視撮影装置10を用いたX線透視撮影方法について説明する。X線透視撮影方法は、以下のステップに従って実行される。なお、可能な場合には、下記ステップは順番を入れ替えて実行されてもよいし、並行して実行されてもよい。
なお、各ステップにおけるX線透視撮影装置10の動作は、放射線技師の操作に基づいて行われる。
(ステップS1)
寝台部20が図1に示す直立状態にあり、被検者が開き扉262をあけて下半身保持寝台26に乗り込む。被検者が中央寝台22に背を向けた状態で昇降台264の上に立つ。
(ステップS2)
被検者が保持椅子266に座り、コップに入ったバリウムを飲み、食道撮影を行う。コップはコップ受け(不図示)に置かれている。
(ステップS3)
食道撮影が終了した後、被検者がコップをコップ受けに戻し、開き扉262を閉める。開き扉262はロック機構(不図示)によりロックされる。
被検者が下肢を保持椅子266の切り欠きに挿入した状態で昇降台264の上に立つ。
肩当て部244(図2参照)が下降し、被検者の肩(僧帽筋)を押さえる。肩当て部244を肩に接触させることができない場合には、昇降台264を上昇させる。
肩当て部244及び昇降台264によって、身体が回転軸AXZが延びる方向にずれてしまうことが抑制される。
(ステップS4)
エアポンプ(不図示)が作動し、第1のエアバッグAB1〜AB3及び第2のエアバッグAB4が膨張する。
被検者が上腕を上肢収容部248に収めた状態で把持部246を両手で握る(図4参照)。
(ステップS5)
寝台部20が図3に示す横倒し状態となる。
(ステップS6)
駆動制御部が、上半身保持寝台24と下半身保持寝台26とが同期して回転するように駆動制御する。
すなわち、駆動制御部が、上半身保持寝台24の回転に応じて下半身保持寝台26が回転するように駆動制御する。なお、駆動制御部は、下半身保持寝台26の回転に応じて上半身保持寝台24が回転するように駆動制御してもよい。
上半身保持寝台24及び下半身保持寝台26が回転することによって、被検者の体位変換が補助される。
(ステップS7)
所望の回転位置(適正体位)にて、X線による撮像を行う。
ただし、回転位置に応じて、第1のエアバッグAB1〜AB3のうち中央寝台22の側にある第1のエアバッグは自動的に収縮する。中央寝台22の側にある第1のエアバッグが収縮することにより、身体がX線検出部32に近づき、画像が拡大してボケてしまうことが抑制される。また、回転位置に応じて、中央寝台22の側にある第1のエアバッグ以外の第1のエアバッグは自動的に膨張する。第1のエアバッグが自動的に膨張することにより、回転に伴う衝撃が抑制される。
(ステップS8)
寝台部20が横倒し状態(図3参照)から直立状態(図1参照)へと回転移動する。
(ステップS9)
立位にて圧迫撮影を行った後、被検者が載った昇降台264が下降する。
開き扉262を開けて、被検者が寝台部20から降りて検査終了となる。
以上説明したように、本実施の形態に係るX線透視撮影装置10によれば、上半身保持寝台24及び下半身保持寝台26がそれぞれ被検者の上半身及び下半身を保持して回転するので、被検者が自らの力で体位を変換する負担が低減される。
なお、X線透視撮影装置10は、寝台部20のサイズや動作が被検者の体格や個人の性質に適合しない場合に、腹臥位状態など、被検者が自力でも体位変換(検査)が可能となる構成となっていてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
第1のエアバッグAB1〜AB3及び第2のエアバッグAB4の位置や大きさは、前述の実施の形態に限定されるものではない。
医用画像診断装置は、X線透視撮影装置に限定されるものではない。医用画像診断装置の他の例として、寝台部20を備えた超音波診断装置、X線CT装置、及び血管X線撮影装置が挙げられる。
10 X線透視撮影装置
20 寝台部
22 中央寝台
24 上半身保持寝台
26 下半身保持寝台
30 X線発生部
32 X線検出部
40 X線管焦点
42 コリメータ
50a 第1の駆動機構
50b 第2の駆動機構
50c 第3の駆動機構
52 制御装置
J1 第1の軸部
J2 第2の軸部
J3 第3の軸部
202a、202b 支持アーム
222a、222b ローラ
242 頬当て部
244 肩当て部
246 把持部
248 上肢収容部
249 窓
262 開き扉
264 昇降台
266 保持椅子
268 昇降機構
302、322 支持アーム
AB1〜AB3 第1のエアバッグ
AB4 第2のエアバッグ

Claims (7)

  1. 被検者を載せ、直立した直立状態から横倒しとなる横倒し状態へと移動する寝台部と、前記寝台部を駆動制御する駆動制御部と、を備え、
    前記寝台部が、前記被検者の身体の中心軸に沿って延びる回転軸周りに回転し、該被検者の上半身を保持して回転させる上半身保持寝台と、
    前記回転軸周りに回転し、前記被検者の下半身を保持して回転させる下半身保持寝台と、を有し、
    前記駆動制御部が、前記上半身保持寝台及び前記下半身保持寝台のうち、一方の回転に応じて他方が回転するように駆動制御する医用画像診断装置。
  2. 請求項1記載の医用画像診断装置において、
    前記寝台部が、X線を発生するX線発生部と該X線を検出するX線検出部との間であって、前記被検者の腰部又は腹部を支えることができる位置に配置された中央寝台を更に有する医用画像診断装置。
  3. 請求項2記載の医用画像診断装置において、
    前記上半身保持寝台が、前記被検者の肩を押さえる肩当て部と、
    前記被検者が握る把持部と、
    前記把持部を握った前記被検者の上腕が収まる上肢収容部と、を有する医用画像診断装置。
  4. 請求項3記載の医用画像診断装置において、
    前記下半身保持寝台が、前記直立状態にて前記被検者が立つ昇降台と、
    前記昇降台に固定され、前記直立状態にて前記被検者が腰をかけることができ、前記横倒し状態にて該被検者の下肢を保持する保持椅子と、を有する医用画像診断装置。
  5. 請求項4記載の医用画像診断装置において、
    前記下半身保持寝台が、前記昇降台を昇降させる昇降機構を更に有する医用画像診断装置。
  6. 請求項5記載の医用画像診断装置において、
    前記上半身保持寝台が、前記被検者の身体と該上半身保持寝台との間で膨張する第1のエアバッグを更に有する医用画像診断装置。
  7. 請求項6記載の医用画像診断装置において、
    前記下半身保持寝台が、前記被検者の身体と該下半身保持寝台との間で膨張する第2のエアバッグを更に有する医用画像診断装置。
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