JP6224867B2 - 衝撃検出回路 - Google Patents

衝撃検出回路 Download PDF

Info

Publication number
JP6224867B2
JP6224867B2 JP2017511750A JP2017511750A JP6224867B2 JP 6224867 B2 JP6224867 B2 JP 6224867B2 JP 2017511750 A JP2017511750 A JP 2017511750A JP 2017511750 A JP2017511750 A JP 2017511750A JP 6224867 B2 JP6224867 B2 JP 6224867B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
transistor
detection circuit
impact
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017511750A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017527801A (ja
Inventor
ゴダ,イヴ
ジャンネ,ニコラ
Original Assignee
イーエム・ミクロエレクトロニク−マリン・エス アー
イーエム・ミクロエレクトロニク−マリン・エス アー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イーエム・ミクロエレクトロニク−マリン・エス アー, イーエム・ミクロエレクトロニク−マリン・エス アー filed Critical イーエム・ミクロエレクトロニク−マリン・エス アー
Publication of JP2017527801A publication Critical patent/JP2017527801A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6224867B2 publication Critical patent/JP6224867B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/143Means to reduce power consumption by reducing pulse width or amplitude and related problems, e.g. detection of unwanted or missing step
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/02Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step specially adapted for single-phase or bi-pole stepper motors, e.g. watch-motors, clock-motors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

本発明は、ディスプレーデバイスを駆動するモーター用の電子デバイスに関し、物理的な大きさを表す信号を生成することができる計算ユニットを有し、前記モーターは、1つの正端子と1つの負端子の2つの端子を有し、この端子を介して、前記計算ユニットが前記モーターを制御し、当該電子デバイスは、さらに、前記モーターのローターを動かすことができる前記モーターが受ける外部衝撃を検出するように適合している少なくとも1つの衝撃検出回路を有し、前記衝撃検出回路は、前記計算ユニットと1つのモーター端子の間にて接続されている。
電気機械式の計時器用ムーブメントが内部に配置されているようなケースを有する計時器が知られている。このようなムーブメントは、水晶発振システムによってクロックされている。時間と秒のような時間指示をディスプレーするために、針がモーターにマウントされて回転駆動される。用いられるモーターは、ステッピングモーターとも呼ばれるラベット(Lavet)タイプのモーターである。このようなモーターにおいて、円筒状の磁化されているローターが、磁気回路のエアギャップにおいて放射状の磁場を発生させる。この磁気回路にコイルが巻かれ、このコイルの端子は、一般的には集積回路である制御回路に接続されており、これは、電流パルスを供給する。各パルスは、ローターを1ステップ進ませる。コイルは、非常に細かいワイヤによって形成されており、このワイヤは、磁気回路の一部を中に収容する中空の絶縁体の管状体上に巻かれている。
腕時計の内部に位置するこのようなモーターが衝撃を受けることがある。このような衝撃は、腕時計が落とされたり、ユーザーが激しい運動をしたりすることによって発生することがある。そして、このような衝撃は、モーターの動作に害を与えてしまいがちである。このような害は、一又は複数のローターの制御されていない運動を発生させて、その慣性によって少なくとも1ステップの飛びを発生させてしまう。
結果的に、針によって提供される時間指示が不正確になることが多い。
これを克服するために、衝撃検出システムが存在する。この場合、衝撃時にモーターの電磁誘導によって引っ張りを測定する役割が、電子デバイスに与えられている。実際に、ローターの慣性の影響の下で誘導電圧が発生する。この誘導電圧は、誘導電圧を所定のしきい値と比較する検出回路によって検出される。電圧が前記しきい値よりも高い場合、検出回路は、衝撃が発生したと判断して、制御ユニットに情報を送信する。
衝撃を受けると、制御ユニットは、衝撃によって発生するローターのいずれの回転をも阻むように用いられる阻止パルスをモーターに送る。
しかし、誘導電圧を測定するために調整電圧インバーターを用いる。感度を増加させるために、モーターコイルが短い時間短絡され、これによって、モーターの自己誘導delta(U)=L*(di/dt)の影響のおかげで、モーターコイルの端子における電圧が増加して、電流が自動的に増加する。このような増加によって損害が目に見えてしまうようになることがある。
本発明は、モーターがより速くより正確な形態で衝撃を検出することを可能にするような衝撃検出デバイスを提供することによって、従来技術の課題を克服することを目的とする。
このために、本発明は、ディスプレーデバイスを駆動するモーター用の電子デバイスに関し、物理的な大きさを表す信号を生成することができる計算ユニットを有し、前記モーターは、1つの正端子と1つの負端子の2つの端子を有し、この端子を介して、前記計算ユニットが前記モーターを制御し、当該電子デバイスは、さらに、前記モーターが受ける外部衝撃を検出する少なくとも1つの衝撃検出回路を有し、前記衝撃検出回路は、前記計算ユニットと1つのモーター端子の間にて接続されている。前記衝撃検出回路は、衝撃の後にモーターが発生させた誘導電圧を所定の基準電圧と比較して衝撃を識別する比較部を有し、前記衝撃検出回路は、さらに、誘導電圧を変えて前記衝撃検出回路の感度を改善させる選択部を有する。
本発明の利点の1つは、本発明によって正又は負のレベルの検出が可能になるということである。
第1の好ましい実施形態において、当該電子デバイスは、それぞれが前記計算ユニットと前記モーターの端子の間に接続されており前記モーターが受ける外部衝撃を検出する2つの衝撃検出回路を有し、その一方の衝撃検出回路は、前記端子のうちの正端子に接続されており、その他方の衝撃検出回路は、前記端子のうちの負端子に接続されている。
第2の好ましい実施形態において、前記比較部は、正の入力及び負の入力を有する比較器を有し、前記選択部は、直列接続された抵抗列Riを有し、この抵抗列の第1の抵抗は、モーター接続端子に接続されており、この抵抗列の最後の抵抗は、アースに接続されており、前記選択部は、さらに、比較部の正の入力に接続された出力と、及びそれぞれが1つの抵抗Riに接続されている複数の選択点piとを有するセレクターを有する。
第3の好ましい実施形態において、前記選択部は、さらに、前記抵抗列(Ri)と直列に接続されており前記衝撃検出回路の活性化又は非活性化を行う活性化トランジスターを有する。
別の好ましい実施形態において、前記所定の基準電圧は、前記比較部の負端子に接続されている。
別の好ましい実施形態において、前記所定の基準電圧は、負又は正である。
別の好ましい実施形態において、前記比較部は、直列接続された第1のトランジスター対と直列接続された第2のトランジスター対を有し、これらの各トランジスター対は、1つのp型トランジスター及び1つのn型トランジスターを有し、これらのトランジスターのうちの同じタイプのトランジスターのゲートどうしが接続されており、前記p型トランジスターのゲートは、電流源に接続されており、前記第1のトランジスター対のn型トランジスターのゲートは、そのトランジスターのドレーンに接続されており、前記p型トランジスターのドレーンは、供給電圧(VDD)に接続されており、前記第1のトランジスター対のn型トランジスターのソースは、前記選択部の出力に接続されており、前記第2のトランジスター対のn型トランジスターのドレーンは、アースに接続されている。
添付図面に図示された本発明の少なくとも1つの実施形態(単に例として与えられるものであってこれに制限されない)についての下記の詳細な説明において、本発明の目的、利点及び特徴が、より明確に記載されている。
本発明に係る電子デバイスの図を示している。 本発明に係る電子デバイスの概略図を示している。 本発明に係る衝撃検出回路及びその変形実施形態についての詳細な図を示している。 本発明に係る電子デバイスについての動作図を示している。 本発明に係る衝撃検出回路及びその変形実施形態についての詳細な図を示している。 本発明に係る電子デバイスの概略図を示している。
本発明は、モーターがより速くより正確な形態で衝撃を検出することを可能にする衝撃検出デバイスを提供するという概念から発展したものである。
図1は、電子ムーブメントの概略図を示している。このムーブメントないし電子デバイス1は、水晶発振システム3によってクロックされている制御モジュール2を有する。時間と秒のような時間指示をディスプレーするために、針がモーター4にマウントされ回転駆動される。用いられるモーターは、ステッピングモーターとも呼ばれるラベット(Lavet)モーターであり、2つの接続端子Mot1及びMot2を有する。これらのモーターにおいて、円筒状の磁化されているローター4aが、磁気回路4bのエアギャップにおいて放射状の磁場を発生させる。この磁気回路4bにコイルが巻かれ、このコイルの端子は、一般的には集積回路である制御モジュールに接続されており、これは、電流パルスを供給する。各パルスは、ローターを1ステップ進ませる。コイルは、非常に細かいワイヤによって形成されており、このワイヤは、磁気回路の一部を内部に収容する中空の絶縁体の管状体上に巻かれる。制御モジュール2は、一般的に、計算ユニット5を有する。このアセンブリーには、セルや電池のようなパワーユニット8によってパワー供給される。パワーユニットは、供給電圧VDDを供給する。また、接地端子VSSがある。
好ましいことに、本発明によると、図2に示す制御モジュール2は、さらに、少なくとも1つの衝撃検出回路7を有する検出ユニット6を有する。衝撃検出回路7は、衝撃を受けたかどうかを判断するために用いられる。したがって、衝撃を検出すると、制御モジュール2は、それに応じて動作し、阻止パルスを送って、ローターが回転し始めるのを防ぐ。衝撃検出回路は、モーター端子のうちの少なくとも1つの出力に配置される。以下の説明においては、モーターの負端子Mot2に接続された衝撃検出回路7の例を用いる。各モーター端子Mot1、Mot2において、電圧Vmotが測定される。各端子Mot1、Mot2において、モーターバッファーが配置されており、これらのモーターバッファーは、フリップフロップB1、B2及び異なるタイプの直列接続された2つのトランジスターを有する。図6に示すように、トランジスターのゲートは、フリップフロップに接続されている。バッファーは、正又は負の電流のいずれかをモーターコイルに通して、モーターを回転させるように用いられる。
なお、図2において、衝撃検出回路7がモーター4の端子Mot2に直接接続された選択部71を有することに注目すべきである。この選択部71の出力は、比較部72に接続されている。比較部72は、計算ユニット5に接続されており、衝撃が検出されたかどうかを示す信号を供給する。
図3は、検出ユニットの詳細な図を示している。
選択部は、直列接続された抵抗列Riを有する。これらの抵抗列Riの最初の抵抗は、モーター4の接続端子に接続されている。一方、この抵抗列Riの最後の抵抗は、トランジスターTの端子、具体的には、トランジスターTのドレーンに接続されている。抵抗列Riは、好ましくは、4つの抵抗R1、R2、R3及びR4を有する。
このトランジスターTのソースは、アースVSSに接続されており、トランジスターTのゲートは、制御モジュール2の計算ユニット5に接続されている。トランジスターTは、衝撃検出回路7を活性化又は非活性化させるように用いられる。実際に、このトランジスターのゲートに与えられる信号の電圧に依存して、このトランジスターが開いたり閉じたりする。トランジスターTは、開いているときには、電気回路が開いており、このために、衝撃検出回路7が作動するのを防ぐ。この逆も正しい。モーター端子Mot1に接続されている検出回路については、信号Sh1_ENによって、衝撃検出回路7を活性化又は非活性化させることが可能になる。モーター端子Mot2に接続されている検出回路については、信号Sh2_ENによって、衝撃検出回路7を活性化又は非活性化させることが可能になる。
選択部71は、さらに、多位置スイッチの形態のセレクター71aを有する。セレクター71aは、出力及び複数の選択点piを有し、この選択点piはそれぞれ、抵抗Riに接続されている。第1の選択点p1は、モーターに接続している抵抗R1の端子において抵抗R1に接続している。第2の選択点P2は、抵抗R1に接続している抵抗R2の端子において抵抗R2に接続しており、以下も同様である。
セレクター71aは、さらに、セレクターの出力を選択点piのうちの1つに接続するフリップフロップ71bを有する。セレクター71aの出力は、電圧V1であり、これは、比較部72に接続している。比較部72は、比較器を有しており、その正の入力がセレクター71aの出力に接続され、その負の入力がトランジスターTのゲートに接続され、衝撃検出回路7を活性化又は非活性化させる。なお、前記トランジスターTのゲートに与えられる信号は、電圧が供給電圧VDD又はアース電圧VSSであり比較器を開始させるデジタル信号である。
比較部72の比較器72bは、第1のn型トランジスターT1及び第2のn型トランジスターT2によって構成しており、これらのゲートどうしが接続されている。第1のトランジスターT1のソースは、セレクター71aの出力に接続されており、第1のトランジスターT1のゲートは、その第1のトランジスターT1のドレーンに接続されている。第2のn型トランジスターT2のソースは、アース及び選択部71aのトランジスターTのソースに接続されている。
第1のトランジスターT1及び第2のトランジスターT2のドレーンは、第3のトランジスターT3のドレーン及び第4のトランジスターT4のドレーンにそれぞれ接続されており、第3のトランジスターT3及び第4のトランジスターT4は、p型トランジスターである。トランジスターT3及びT4のゲートどうしは接続されており、それらのソースは、供給電圧VDDに接続されている。トランジスターT3が電流I1を供給し、トランジスターT4が電流I2を供給する。
比較部の比較器は、さらに、第5のp型トランジスターT5と直列に接続されている電流源C1を有する。第5のトランジスターT5のドレーンは、供給電圧VDDに接続されており、トランジスターT5のゲートは、そのソース及びトランジスターT3及びT4のゲートに接続している。
トランジスターT3及びT4は、同じであって、電流I1が電流I2と同じであるように構成している。
トランジスターT1及びT2は、寸法構成が同じであり、弱い反転モードで動作するように構成している。しかし、トランジスターT2は、並列にN個配置されるように構成している。このように、トランジスターT2は、N個の並列接続しているトランジスターによって形成されている。
この比較部は、さらに、2つ入力を有するAND論理ゲートAND1を有する。この入力のうちの第1の入力は、トランジスターT2のドレーンに接続しており、第2の入力は、選択部のトランジスターTのゲートに接続している。
弱い反転モードにおいて、トランジスターの式は、以下の通りである。
Figure 0006224867
結果的に、以下が推定される。
Figure 0006224867
(ここで、技術に応じてn=1又は2である)
Figure 0006224867
このようにして、以下が得られる。
Figure 0006224867
スイッチング点I1=I2かつIs1=Is2であることをわかっているので、以下が得られる。
Figure 0006224867
ここで、Nが1よりも大きい場合、1/Nは1未満である。結果的に、ln(1/N)は、−ln(N)と等しくなる。したがって、値がVrefである電圧V1が負の方であり、したがって、衝撃検出回路7が0V未満の電圧を測定することができることを理解することができるであろう。
図6に示すように、セレクターの位置に依存して、電圧Vmotの値Vcompは、計算ユニット5によって変更される。比較される電圧Vcompは、スイッチング点で、以下のように計算される。セレクターが位置p1にある場合、電圧Vcompは電圧V1と等しい。セレクターが位置p2にある場合、電圧Vcompは以下の通りである。
Figure 0006224867
セレクターが位置p3にある場合、電圧Vcompは、以下の通りである。
Figure 0006224867
セレクターが位置p4にある場合、電圧Vcompは、以下の通りである。
Figure 0006224867
結果的に、選択点P4における電圧は、選択点P1における電圧よりも高い。
例えば、抵抗は、R1=5000Ω、R2=3000Ω、R3=2000Ω及びR4=1000Ωの値を有することができる。このようにして、V1からI1×V1まで変わるVcompが得られる。
そして、これらのVrefとVcompの値を基準値であると考える。
誘導電圧の値は、モーターのタイプ、強度、及び衝撃の長さに依存する。このシステムの目的は、50mVのピーク−ピークと〜500mVピーク−ピークの間の誘導電圧を測定することである。
図2及び6において示されている変形実施形態において、モーター端子Mot1、Mot2はそれぞれ、衝撃検出回路7を有する。このように、この変形実施形態によって、時計回り又は反時計回りの衝撃を検出することができる。
したがって、図4の例においては、モーターの端子Mot1、Mot2にそれぞれ1つの衝撃検出回路があり、各検出器は、負の基準電圧によって構成している。
モーターが衝撃Sh1を受けると、モーター4のローターの運動によって誘導電圧が発生する。したがって、電圧Vmotの値が増加する。
図4において、衝撃Sh1によって、端子Mot1において正の誘導電圧、そして端子Mot2において負の誘導電圧が発生することに注目すべきである。このことによって、衝撃が時計回りであることを推定することができる。
端子Mot1で検出される誘導電圧及び端子Mot2で検出される電圧は、負の基準電圧と比較される。図4の場合において、端子Mot2で検出される誘導電圧が基準しきい値を越えていることに注目すべきである。すなわち、端子Mot2で検出される誘導電圧は、負の基準電圧よりも高い。したがって、電圧V1の値が電圧V1の値Vrefよりも負の方になり、電圧Vmotの値が値Vmotよりも負の方になることを理解することができるであろう。このような場合、比較器のデジタル出力Sh_out2は、衝撃の存在を表す1に変わる。この情報は、計算ユニット5に送られ、この計算ユニット5は、その情報に応じて動作する。例えば、阻止パルスを送って、ローターの回転を停止させる。反対に、電圧V1の値が電圧V1の値Vrefよりも負の方でない場合、電圧Vmotの値は、値Vmotよりも負の方でなく、比較器の出力は0に留まる。
なお、基準しきい値、すなわち、基準電圧も、正であることができる。このように、時計回りの衝撃が端子Mot1を介して検出され、反時計回りの衝撃が端子Mot2を介して検出される。
この場合に、図5に示した比較器は、デジタル的に反転される。これによって、電圧V1の値が電圧V1の値Vrefよりも正の方である場合、電圧Vmotの値は、値Vmotよりも正の方になり、これによって、比較器の出力Sh_out1が1に変わることが可能になる。
このように、図5において、比較部72が、さらに、トランジスターT2とANDゲートAND1の間に配置されたインバーターINV1を有することに注目すべきである。また、正の基準しきい値を有するこの検出回路7は、複数の並列接続しているトランジスターからなるトランジスターT1を有することによって識別される。これに対して、トランジスターT2は、単一のトランジスターである。
このように、本発明によって、正又は負のレベルの検出が可能になる。
本明細書に記載されている本発明の様々な実施形態に対して、本発明の範囲から逸脱せずに、当業者に明らかな様々な改変及び/又は改善を行うことができることは明らかである。

Claims (6)

  1. ディスプレーデバイスを駆動するモーター(4)用の電子デバイス(1)であって、
    物理的変数を表す信号を生成することができる計算ユニット(5)を有し、
    前記モーターは、1つの正端子と1つの負端子の2つの端子(Mot1、Mot2)を有し、この端子を介して、前記計算ユニットが前記モーターを制御し、
    当該電子デバイスは、さらに、前記モーターのローター(4a)を動かすことができる前記モーターが受ける外部衝撃を検出するための衝撃を検出することに適した少なくとも1つの衝撃検出回路(7)を有し、前記衝撃検出回路(7)は、前記計算ユニットと前記モーターの1つの端子の間にて接続されており、
    前記衝撃検出回路は、前記モーターの端子の1つに直接接続されており前記ローターの運動を伴う衝撃を受けた後に前記モーターにおいて発生する誘導電圧を変えて前記衝撃検出回路の感度を改善させる選択部(71)と、及び正の入力と負の入力が供給され前記選択部(71)に接続されており前記選択部(71)からの出力信号(V1)を所定の基準電圧(Vref)と比較して衝撃を識別する比較部(72)とを有し、
    前記選択部(71)は、直列接続された抵抗列(Ri)を有し、
    前記抵抗列の最初の抵抗は、前記モーターの前記端子(Mot1、Mot2)に接続されており、
    前記抵抗列の最後の抵抗は、アース(VSS)に接続されており、
    前記選択部は、さらに、前記比較部の正の入力と、及びそれぞれが1つの抵抗(Ri)に接続している複数の選択点(pi)とに接続されている出力(V1)を有するセレクター(71a)を有する
    ことを特徴とする電子デバイス。
  2. 当該電子デバイスは、それぞれが前記計算ユニット(5)と前記モーターの1つの端子の間に接続されており前記モーターが受ける外部衝撃を検出するように適合している2つの衝撃検出回路(7)を有し、
    その一方の衝撃検出回路(7)は、前記端子のうちの正端子(Mot1)に接続されており、
    その他方の衝撃検出回路(7)は、前記端子のうちの負端子(Mot2)に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子デバイス。
  3. 前記選択部は、さらに、前記抵抗列(Ri)と直列に接続されており前記衝撃検出回路の活性化又は非活性化を行う活性化トランジスター(T)を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子デバイス。
  4. 前記所定の基準電圧(Vref)は、前記比較部の負端子に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子デバイス。
  5. 前記所定の基準電圧(Vref)は、負又は正である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子デバイス。
  6. 前記比較部は、直列接続された第1のトランジスター対(T3、T1)と直列接続された第2のトランジスター対(T4、T2)を有し、
    これらの各トランジスター対は、1つのp型トランジスター及び1つのn型トランジスターを有し、
    これらのトランジスターのうちの同じタイプのトランジスターのゲートどうしが接続されており、
    前記p型トランジスターのゲートは、電流源(C1)に接続されており、
    前記第1のトランジスター対のn型トランジスター(T1)のゲートは、そのトランジスターのドレーンに接続されており、
    前記p型トランジスター(T3、T4)のソースは、供給電圧(VDD)に接続されており、
    前記第1のトランジスター対のn型トランジスター(T1)のソースは、前記選択部の出力に接続されており、
    前記第2のトランジスター対のn型トランジスター(T2)のソースは、アースに接続されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電子デバイス。
JP2017511750A 2014-09-05 2015-09-03 衝撃検出回路 Active JP6224867B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP14183786.4 2014-09-05
EP14183786.4A EP2993534A1 (fr) 2014-09-05 2014-09-05 Circuit détecteur de chocs
PCT/EP2015/070182 WO2016034685A2 (fr) 2014-09-05 2015-09-03 Circuit detecteur de chocs

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017527801A JP2017527801A (ja) 2017-09-21
JP6224867B2 true JP6224867B2 (ja) 2017-11-01

Family

ID=51483357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017511750A Active JP6224867B2 (ja) 2014-09-05 2015-09-03 衝撃検出回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10152026B2 (ja)
EP (2) EP2993534A1 (ja)
JP (1) JP6224867B2 (ja)
WO (1) WO2016034685A2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3171231B1 (fr) * 2015-11-18 2018-06-06 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Circuit detecteur de chocs et son procede de fonctionnement
US9915511B1 (en) * 2016-04-04 2018-03-13 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Unpowered railgun field validation for safe-arm fuzing

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54155079A (en) * 1978-05-26 1979-12-06 Seiko Instr & Electronics Ltd Magnetic field detector for electronic watch
WO1985003813A1 (en) * 1984-02-16 1985-08-29 Fanuc Ltd High frequency noise absorbing circuit
JP4751573B2 (ja) * 2003-12-12 2011-08-17 シチズンホールディングス株式会社 アナログ電子時計
JP4589859B2 (ja) * 2005-10-31 2010-12-01 東芝ストレージデバイス株式会社 記憶装置、制御方法及びプログラム
US8251575B2 (en) 2008-03-07 2012-08-28 Citizen Watch Co., Ltd. Electronic timepiece
JP2012002533A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Citizen Holdings Co Ltd 電子時計
JP5540926B2 (ja) * 2010-06-21 2014-07-02 カシオ計算機株式会社 アナログ電子時計
JP6100561B2 (ja) * 2013-02-28 2017-03-22 ローム株式会社 モータ駆動回路、およびその駆動方法、それを用いた電子機器
JP6071671B2 (ja) * 2013-03-18 2017-02-01 シチズン時計株式会社 電子時計

Also Published As

Publication number Publication date
EP2993534A1 (fr) 2016-03-09
WO2016034685A3 (fr) 2016-04-28
EP3189379A2 (fr) 2017-07-12
US10152026B2 (en) 2018-12-11
EP3189379B1 (fr) 2020-04-01
US20170285577A1 (en) 2017-10-05
JP2017527801A (ja) 2017-09-21
WO2016034685A2 (fr) 2016-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11165376B2 (en) Movement and electronic timepiece
JP6224867B2 (ja) 衝撃検出回路
JP6162513B2 (ja) ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計
KR101307104B1 (ko) 단상 브러시리스 모터의 구동 회로
JP6243505B2 (ja) 衝撃検出回路およびその動作のための方法
JP2012508559A (ja) 電気ステッピングモータの作動状態を検出する方法
US8786231B2 (en) Single-phase brushless motor drive circuit
US6946813B2 (en) Step motor control device and electronic timepiece equipped with step motor control device
JP4652610B2 (ja) ステップモータの回転制御装置
US20190286064A1 (en) Hand position identification device, timepiece, and hand position identification method
JP2002527718A5 (ja)
JP5394658B2 (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
US11334030B2 (en) Timepiece and timepiece control method
US11209779B2 (en) Timepiece and timepiece motor control method
JP3057341B2 (ja) 電子時計用ステップモータ装置
JP2020112446A (ja) アナログ電子時計、ステッピングモータ制御装置及びアナログ電子時計の制御方法
US6914407B2 (en) Step motor control device and electronic timepiece equipped with step motor control device
US12013266B2 (en) Flowmeter comprising an electronic magnetic sensor with buffered power supply
JP2011050164A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2000075063A (ja) アナログ電子時計
JP2014090589A (ja) ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計
JP5642443B2 (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2019174362A (ja) 時計駆動装置
JP2012135098A (ja) ステップモータ駆動装置及びステップモータ駆動方法
JPH08159741A (ja) 変位検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6224867

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250