JP6221005B1 - 風力発電装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、化石燃料を利用することで発生する温室効果ガスの削減も重要な課題となっている。
しかし、風力発電の短所は長所で補うことが可能であるため、風力発電に対する期待は高く、様々な技術が提案されている。
すなわち、特許文献1に記載された風力発電装置501は、風車ロータ503を備えており、風車ロータ503は、ハブ504及びハブ504に取付けられた少なくとも一本のブレード502から構成されている。
また、風車ロータ503には、回転シャフト506を介して油圧ポンプ508が連結されている。また、油圧ポンプ508には、低圧油ライン514及び高圧油ライン512を介して油圧モータ510が接続されている。
また、油圧モータ510に発電機516が連結されている。また、回転シャフト506の少なくとも一部は、タワー519上に設置されたナセル518によって覆われている。
また、重錘体が、底部と長手側壁部と短手側壁部とに面で接するので、重錘体が動き難く安定する。
また、図2は、本発明を適用した風力発電装置が備える、円盤部と風防板の一例を示す部分概略平面図(a)、及び回転部と、円盤部と、風防板の一例を示す部分概略図(b)である。
また、図3は、本発明を適用した風力発電装置が備える風防板で回転部が囲まれた状態の一例を示す概略図である。
また、図5は、本発明を適用した風力発電装置が備えるサボニウス型の羽根の一例を示す概略平面図である。
また、図6は、本発明を適用した風力発電装置が備える円盤部の概略鉛直方向断面図である。
また、図7は、本発明を適用した風力発電装置が備える円盤部の概略水平方向断面図である。
また、図1において、円盤部の内部を判り易くするために、一部の揺動体を省略している。
また、図1において、図の上下は鉛直方向の上下に相当するものとする。
また、図2及び図4において、円盤部の内部を判り易くするために、横架材と、風洞部と、円盤部の上部板を省略している。
ここで、回転部2は軸体2Aを有し、軸体2Aは長手方向を含み、かつ、長手方向を中心に回転可能である。また、回転部2は、軸体2Aに突出した状態で取付けられた、第1の羽根2Bと、第2の羽根2Cと、図1には示していない第3の羽根とを有する。
また、第1の羽根と、第2の羽根と、第3の羽根は、風力受体の一例である。
また、図5に示す円周は、回転部2が回転したときの、第1の羽根2Bと、第2の羽根2Cと、第3の羽根2Dそれぞれの縁部が描く軌道を示す。
すなわち、第1の羽根2Bの面と、第2の羽根2Cの面と、第3の羽根2Dの面は、互いに同じ方向例えば回転方向Aへ向けて湾曲している。
ここで、第1の円盤部3は、支持板3Aと、側板3Bと、揺動体3Cと、上部板3Dとを有する。
すなわち、揺動体3Cは、支持板3Aと側板3Bと上部板3Dとで囲まれた空間内に収容されている。
また、重錘体3Fは六面体である。
また、図7に示すように揺動体3Cは、底部31の長手方向に延びる一対の縁から底部31に対して略垂直に突出した平面状の長手側壁部32を有する。
また、図6及び図7に示すように揺動体3Cは、底部31の長手方向に対して略直交する方向である短手方向に延びる一対の縁から底部31に対して略垂直に突出した平面状の短手側壁部33を有する。
なお、図1及び図6に示す第1の円盤部3は、回転していないとき、または回転し始めたときの状態である。
なお、第2の円盤部4の構成は、第1の円盤部3の構成と同じであるので、その説明を省略する。
また、第1の円盤部及び第2の円盤部は、回転安定化部の一例である。
ここで、発電部8は、回転部2から突出した軸体2Aの回転に基づいて発電可能である。
ここで、N極磁石8AとS極磁石8Bは互いに離れており、かつ、互いに対向している。
ここで、コンバータ5は、発電部8が発電した交流電力を直流電力に変換可能である。
ここで、パワーコンディショナ6は、コンバータ5が変換した直流電力を、商用周波数の交流電力へ変換可能である。
ここで、風洞部9は、天面板9Aを有する。
天面板9Aは、回転部2の鉛直方向上側に配置可能であり、かつ、軸体2Aの長手方向と同じ方向を中心に回転可能である。
図1に示す例では、天面板9Aは、回転部2の鉛直方向上側に配置された第1の円盤部3よりもさらに鉛直方向上側に配置されている。
底面板9Bは、天面板9Aに対向すると共に、回転部2の鉛直方向下側に配置可能であり、かつ、軸体2Aの長手方向と同じ方向を中心に回転可能である。
図1に示す例では、底面板9Bは、回転部2の鉛直方向下側に配置された第2の円盤部4よりもさらに鉛直方向下側に配置されている。
ここで、左側面板9Cは、天面板9Aの一方の縁部と天面板9Aの一方の縁部に対向する底面板9Bの一方の縁部とを連結しており、かつ、第1の羽根2B、第2の羽根2C及び第3の羽根2Dよりも軸体2Aから離れた位置に配置されている。
また、図1に示すように、天面板9Aの一方の縁部から水平方向に突出した風向板9Gの部分の面積と、一方の縁部とは反対側の、天面板9Aの他方の縁部から水平方向に突出した風向板9Gの部分の面積は異なり、突出した風向板9Gの部分の面積が大きい方が風下になる。
そして、軸体2Aの一端は、第1の横架材14Aの略中央部に回転可能に接続されている。
また、風洞部9の底面板9Bには、軸体2Aが挿通された貫通孔が形成されている。
また、風向板9Gは、回転金具16を介して第1の横架材14Aの略中央部に取付けられている。
そして、軸体2Aの他端は、第3の横架材14Cの略中央部に回転可能に接続されている。
ここで、第1の風防板11Aは第1の風防板本体111を有し、第1の風防板本体111は、軸体2Aの長手方向と同じ方向に延びると共に軸体2Aの長手方向と同じ方向の、第1の羽根2B、第2の羽根2C及び第3の羽根2Dの長さと少なくとも同じ長さを有する平面体である。
また、第1の風防板11Aは、ヒンジ116によって第1の支柱13Aに取付けられており、軸体2Aの長手方向に対して略直交する方向へ揺動可能である。
すなわち、第1の風防板本体111がヒンジ116によって第1の支柱13Aに取付けられている。
ここで、第1の風防板端部112は、第1の風防板本体111の、ヒンジ116に取付けられた側とは反対側に、折り曲げ可能に取付けられている。
また、第1の風防板端部112も第1の風防板本体111と同様に、軸体2Aの長手方向と同じ方向に延びると共に軸体2Aの長手方向と同じ方向の、第1の羽根2B、第2の羽根2C及び第3の羽根2Dの長さと少なくとも同じ長さを有する平面体である。
ここで、第2の風防板11Bは第2の風防板本体113を有し、第2の風防板本体113は、軸体2Aの長手方向と同じ方向に延びると共に軸体2Aの長手方向と同じ方向の、第1の羽根2B、第2の羽根2C及び第3の羽根2Dの長さと少なくとも同じ長さを有する平面体である。
すなわち、第2の風防板本体113がヒンジ116によって第1の支柱13Aに取付けられている。
ここで、第2の風防板端部114は、第2の風防板本体113の、ヒンジ116に取付けられた側とは反対側に、折り曲げ可能に取付けられている。
また、第2の風防板端部114も第2の風防板本体113と同様に、軸体2Aの長手方向と同じ方向に延びると共に軸体2Aの長手方向と同じ方向の、第1の羽根2B、第2の羽根2C及び第3の羽根2Dの長さと少なくとも同じ長さを有する平面体である。
すなわち、第1の風防板11A及び第2の風防板11Bが、回転部2を側方から囲んでいない態様である。
すなわち、第1の風防板端部112の縁と第2の風防板端部114の縁とが例えば磁石によって着脱可能に連結されている。
また、図2に示すように、同じ支柱に取付けられている、第1の風防板11Aと第2の風防板11Bが互いに連結されている場合、ヒンジ116は折り曲げられている。
すなわち、第1の風防板端部112の面と第2の風防板端部114の面が二つの支柱を結ぶ線分の略垂直二等分線上で接触し、互いに力を及ぼし合って固定される。
すなわち、回転部2と風洞部9の大部分は、第1の風防板11Aと第2の風防板11Bに側方から囲まれており、貫通孔115の大きさや数にもよるが、回転部2の様子を外部から視認し難くなる。
さらに、複数の貫通孔115が形成されているので、第1〜3の羽根(2B〜2D)に当たる風量を抑えつつ貫通孔115を通して第1〜3の羽根(2B〜2D)に風を当てて発電に利用することができる。
なお、図8及び図9において、第1の羽根2B、第2の羽根2C及び第3の羽根2Dを省略している。
また、図9において、天面板9Aを省略している。
ここで、右側面板9Dは、天面板9Aの一方の縁部に対向する他方の縁部と天面板9Aの他方の縁部に対向する底面板9Bの他方の縁部とを連結しており、かつ、第1の羽根2B、第2の羽根2C及び第3の羽根2Dよりも軸体2Aから離れた位置に配置可能である。
ここで、左張出板9Eは、左側面板9Cの一方の縁部から突出しており、かつ、第1の羽根2B、第2の羽根2C及び第3の羽根2Dが位置する側へ向いた内側面が、図9に示すように凸形状に湾曲している。
ここで、右張出板9Fは、左張出板9Eが突出した左側面板9Cの縁部と対向する右側面板9Dの縁部から突出しており、かつ、第1の羽根2B、第2の羽根2C及び第3の羽根2Dが位置する側へ向いた内側面が、図9に示すように凸形状に湾曲している。
ここで、開口部9Jは、一対の天面自由縁部9Hと一対の底面自由縁部9Iとで挟まれた領域に内部と外部とを連通している。
また、天面自由縁部9Hは、左側面板9Cと右側面板9Dそれぞれに接続された天面板9Aの縁部に対して略直交する縁部である。
また、底面自由縁部9Iは、左側面板9Cと右側面板9Dそれぞれに接続された底面板9Bの縁部に対して略直交する縁部である。
また、第1の羽根、第2の羽根及び第3の羽根が位置する側とは反対側へ向いた左側面板9Cの外側面が、図9に示すように凸形状に湾曲している。
また、第1の羽根、第2の羽根及び第3の羽根が位置する側へ向いた左側面板9Cの内側面が、図9に示すように凹形状に湾曲している。
また、図9に示すように、左側面板9Cの外側面と左張出板9Eの外側面が互いに連続しており、かつ、左側面板9Cの内側面と左張出板9Eの内側面が互いに連続している。
また、第1の羽根、第2の羽根及び第3の羽根が位置する側とは反対側へ向いた右側面板9Dの外側面が、図9に示すように凸形状に湾曲している。
また、第1の羽根、第2の羽根及び第3の羽根が位置する側へ向いた右側面板9Dの内側面が、図9に示すように凹形状に湾曲している。
また、図9に示すように、右側面板9Dの外側面と右張出板9Fの外側面が互いに連続しており、かつ、右側面板9Dの内側面と右張出板9Fの内側面が互いに連続している。
すなわち、第1の支柱13Aと、第2の支柱13Bと、第3の支柱13Cそれぞれの鉛直方向の長さは約7mであるので、それぞれの上端部には、図1に示すように鉛直方向に延びた、第1の避雷針15Aと、第2の避雷針15Bと、第3の避雷針15Cとが取付けられている。
しかし、揺動体が、縁領域に着脱可能に取付可能であれば、揺動体を回転安定化部から取出して重錘体の交換を行うことができるので好ましい。
さらに、左側面板の外側面及び内側面、並びに右側面板の外側面及び内側面に沿って流れてきた風は、外側面及び内側面が湾曲しているので平坦な面よりも速度を増大でき、また、風下に位置する左張出板及び右張出板の湾曲した外側面及び内側面に当たって渦を生じさせることができるので好ましい。
また、左側面板の外側面及び内側面、並びに右側面板の外側面及び内側面が湾曲しているので、風洞部内に風を閉じ込め易くなり、また、風の抗力を減らすことができるので好ましい。
すなわち、発電部が第1の発電用部材と第2の発電用部材とで構成されており、かつ、2つの回転部が鉛直方向に直列に配置されている。
さらに、第2の回転部から第1の回転部へ向けて突出した軸体すなわち第2の軸体に、第2の軸体の長手方向と同じ方向を中心に回転可能に第2の発電用部材が取付けられている。
このとき、左張出板9E及び右張出板9Fが存在するので、吹き出し風が渦を巻き、風洞部の内部空間を通過する風の速度が増大する。
このとき、第1の円盤部3の回転で生じた遠心力で揺動体3Cが第1の円盤部3の側板3Bへ押し当てられて、第1の円盤部3の側板3Bや縁領域における回転トルクが増大し、軸体2Aの回転速度を増大させる。
また、第2の円盤部4の構成も第1の円盤部3の構成と同じであるため、同様に第2の円盤部4も軸体2Aの回転速度を増大させる。
2 回転部
2A 軸体
2B 第1の羽根
2C 第2の羽根
2D 第3の羽根
3 第1の円盤部
3A 支持板
3B 側板
3C 揺動体
3D 上部板
3E 取付ピン
3F 重錘体
31 底部
32 長手側壁部
33 短手側壁部
4 第2の円盤部
5 コンバータ
6 パワーコンディショナ
8 発電部
8A N極磁石
8B S極磁石
8C コイル素線
9 風洞部
9A 天面板
9B 底面板
9C 左側面板
9D 右側面板
9E 左張出板
9F 右張出板
9G 風向板
9H 天面自由縁部
9I 底面自由縁部
9J 開口部
9K 貫通孔
11A 第1の風防板
11B 第2の風防板
111 第1の風防板本体
112 第1の風防板端部
113 第2の風防板本体
114 第2の風防板端部
115 貫通孔
116 ヒンジ
13A 第1の支柱
13B 第2の支柱
13C 第3の支柱
14A 第1の横架材
14B 第2の横架材
14C 第3の横架材
15A 第1の避雷針
15B 第2の避雷針
15C 第3の避雷針
16 回転金具
Claims (5)
- 長手方向を含み、かつ、同長手方向を中心に回転可能な軸体と、該軸体に突出した状態で取付けられた風力受体とを有する回転部と、
前記軸体の長手方向と同じ方向を中心に回転可能であり、かつ、前記回転部から突出した前記軸体の長手方向に対して略直交する方向に延びると共に同軸体に取付可能な支持板と、該支持板の回転中心領域から回転半径方向へ離れた位置にある縁から同支持板に対して略直交する方向に突出した側板と、該側板に隣接した前記支持板の領域である縁領域に、同回転中心領域と同縁領域とを結んで延びる長手方向の一端が前記軸体の長手方向に対して略直交する方向へ揺動可能に取付可能な揺動体とを有する回転安定化部と、
前記回転部から突出した前記軸体の回転に基づいて発電可能な発電部とを備え、
前記揺動体は、複数の重錘体を収容可能であり、かつ、前記支持板の回転中心領域に近づくにつれて鉛直方向下側へ傾斜しており、
前記揺動体は、平面状の底部と、該底部の長手方向に延びる一対の縁から同底部に対して略垂直に突出した平面状の長手側壁部と、前記底部の長手方向に対して略直交する方向である短手方向に延びる一対の縁から同底部に対して略垂直に突出した平面状の短手側壁部とで構成されており、かつ、前記長手側壁部の、前記底部と接続した側とは反対側の端部と、前記短手側壁部の、前記底部と接続した側とは反対側の端部とで囲まれた領域に内部と外部とを連通する開口部が形成されており、
前記重錘体は六面体である
風力発電装置。 - 前記揺動体は、前記縁領域に着脱可能に取付可能である
請求項1に記載の風力発電装置。 - 長手方向を含み、かつ、同長手方向を中心に回転可能な軸体と、該軸体に突出した状態で取付けられた風力受体とを有する回転部と、
前記軸体の長手方向と同じ方向を中心に回転可能であり、かつ、前記回転部から突出した前記軸体の長手方向に対して略直交する方向に延びると共に同軸体に取付可能な支持板と、該支持板の回転中心領域から回転半径方向へ離れた位置にある縁から同支持板に対して略直交する方向に突出した側板と、該側板に隣接した前記支持板の領域である縁領域に、同回転中心領域と同縁領域とを結んで延びる長手方向の一端が前記軸体の長手方向に対して略直交する方向へ揺動可能に取付可能な揺動体とを有する回転安定化部と、
前記回転部から突出した前記軸体の回転に基づいて発電可能な発電部と、
前記軸体の長手方向と同じ方向に延び、かつ、前記回転部及び前記回転安定化部よりも前記軸体から離れた位置に配置可能であり、かつ、棒形状を有する複数の支柱と、
前記軸体の長手方向と同じ方向に延びると共に同軸体の長手方向と同じ方向の前記風力受体の長さと少なくとも同じ長さを有する平面体である第1の平面部を有し、かつ、該第1の平面部の一方の平面と一方の平面に対向する他方の平面との間を貫通した複数の貫通孔が同第1の平面部に形成されており、かつ、前記回転部及び前記回転安定化部よりも前記軸体から離れた位置に配置可能であり、かつ、前記軸体の長手方向に対して略直交する方向へ揺動可能に前記支柱に取付可能な第1の風防板と、
前記軸体の長手方向と同じ方向に延びると共に同軸体の長手方向と同じ方向の前記風力受体の長さと少なくとも同じ長さを有する平面体である第2の平面部を有し、かつ、該第2の平面部の一方の平面と一方の平面に対向する他方の平面との間を貫通した複数の貫通孔が同第2の平面部に形成されており、かつ、前記回転部及び前記回転安定化部よりも前記軸体から離れた位置に配置可能であり、かつ、前記軸体の長手方向に対して略直交する方向へ揺動可能であると共に前記支柱の前記第1の風防板が取付けられた側とは反対側に取付可能であり、かつ、二つの支柱を結ぶ線分の略垂直二等分線上で、異なる支柱に取付けられた第1の風防板と接触可能な第2の風防板とを備える
風力発電装置。 - 前記回転部の鉛直方向上側に配置可能であり、かつ、前記軸体の前記長手方向と同じ方向を中心に回転可能な天面板と、該天面板に対向すると共に、前記回転部の鉛直方向下側に配置可能であり、かつ、前記軸体の前記長手方向と同じ方向を中心に回転可能な底面板と、前記天面板の一方の縁部と同天面板の一方の縁部に対向する前記底面板の一方の縁部とを連結しており、かつ、前記風力受体よりも前記軸体から離れた位置に配置可能な左側面板と、前記天面板の一方の縁部に対向する他方の縁部と同天面板の他方の縁部に対向する前記底面板の他方の縁部とを連結しており、かつ、前記風力受体よりも前記軸体から離れた位置に配置可能な右側面板と、前記左側面板の一方の縁部から突出しており、かつ、前記風力受体が位置する側へ向いた内側面が凸形状に湾曲した左張出板と、該左張出板が突出した前記左側面板の縁部と対向する前記右側面板の縁部から突出しており、かつ、前記風力受体が位置する側へ向いた内側面が凸形状に湾曲した右張出板とを有し、かつ、前記左側面板と前記右側面板それぞれに接続された前記天面板の縁部に対して略直交する縁部である一対の天面自由縁部と、前記左側面板と前記右側面板それぞれに接続された前記底面板の縁部に対して略直交する縁部である一対の底面自由縁部とで挟まれた領域に内部と外部とを連通する一対の開口部が形成された風洞部を備える
請求項1、請求項2または請求項3に記載の風力発電装置。 - 前記風力受体が位置する側とは反対側へ向いた前記左張出板の外側面が凹形状に湾曲しており、かつ、前記風力受体が位置する側とは反対側へ向いた前記左側面板の外側面が凸形状に湾曲しており、かつ、前記風力受体が位置する側へ向いた前記左側面板の内側面が凹形状に湾曲しており、かつ、前記左側面板の外側面と前記左張出板の外側面が互いに連続しており、かつ、前記左側面板の内側面と前記左張出板の内側面が互いに連続しており、
前記風力受体が位置する側とは反対側へ向いた前記右張出板の外側面が凹形状に湾曲しており、かつ、前記風力受体が位置する側とは反対側へ向いた前記右側面板の外側面が凸形状に湾曲しており、かつ、前記風力受体が位置する側へ向いた前記右側面板の内側面が凹形状に湾曲しており、かつ、前記右側面板の外側面と前記右張出板の外側面が互いに連続しており、かつ、前記右側面板の内側面と前記右張出板の内側面が互いに連続している
請求項4に記載の風力発電装置。
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2017
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