JP6219667B2 - アンテナ装置、アンテナ制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置1の構成図である。図1において、アンテナ装置1は、アレーアンテナ10と位相調整部20a、20bと給電部30a、30bを備える。アレーアンテナ10は6個以上のアンテナ素子で構成される。本実施形態に係る図1のアレーアンテナ10は、8個のアンテナ素子11−1a〜4a、11−1b〜4bで構成される。
給電部30aは、第1のアンテナ素子グループのアンテナ素子11−1a〜4aから送信される送信信号Aを出力する。位相調整部20aは、第1のアンテナ素子グループの各アンテナ素子11−1a〜4aに給電される送信信号Aの位相を調整する。給電部30bは、第2のアンテナ素子グループのアンテナ素子11−1b〜4bから送信される送信信号Bを出力する。位相調整部20bは、第2のアンテナ素子グループの各アンテナ素子11−1b〜4bに給電される送信信号Bの位相を調整する。
制御部70は、電波伝搬環境情報Cに基づいて、パス形成可能最大数が2未満であるかを判断する。この結果、パス形成可能最大数が2未満である場合にはステップS2に進み、そうではない場合にはステップS3に進む。
制御部70は、アンテナ装置部1aの第1のアンテナ素子グループの位相差φとアンテナ装置部1bの第2のアンテナ素子グループの位相差θを同じ(例えば0度)に設定する。また、制御部70は、合成部60−V/Hに対して、第1のアンテナ素子グループのアンテナ装置部1aの受信信号と、第2のアンテナ素子グループのアンテナ装置部1bの受信信号とを合成して出力させる。これにより、受信信号のSNRを向上させる。
制御部70は、電波伝搬環境情報Cに基づいて、パス形成可能最大数が3未満であるかを判断する。この結果、パス形成可能最大数が3未満である場合にはステップS4に進み、そうではない場合にはステップS5に進む。
制御部70は、垂直偏波と水平偏波のそれぞれに対して、アンテナ装置部1aの第1のアンテナ素子グループの位相差φとアンテナ装置部1bの第2のアンテナ素子グループの位相差θを同じ(例えば0度)に設定する。また、制御部70は、合成部60−V/Hに対して、第1のアンテナ素子グループのアンテナ装置部1aの受信信号と、第2のアンテナ素子グループのアンテナ装置部1bの受信信号とを、垂直偏波と水平偏波の別に合成して出力させる。これにより、2つのパスに対応可能とし且つ受信信号のSNRを向上させる。なお、垂直偏波と水平偏波を用いる以外に、上述した、+45度偏波と−45度偏波を用いたり、又は、右旋円偏波と左旋円偏波を用いたりしてもよい。
制御部70は、垂直偏波と水平偏波のそれぞれに対して、アンテナ装置部1aの第1のアンテナ素子グループの位相差φとアンテナ装置部1bの第2のアンテナ素子グループの位相差θを異なるように(例えば位相差φは0度、位相差θは180度)設定する。これにより、4つのパスに対応可能とすることができる。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (5)
- 1波長未満の間隔で配置された6個以上のアンテナ素子から構成されるアレーアンテナを有するアンテナ装置であり、
前記アンテナ素子のうち1波長以上の間隔で配置された3個以上の前記アンテナ素子から成る第1のアンテナ素子グループに対して第1の送信信号を給電する第1の給電部と、
前記第1のアンテナ素子グループとは別の前記アンテナ素子のうち1波長以上の間隔で配置された3個以上の前記アンテナ素子から成る第2のアンテナ素子グループに対して第2の送信信号を給電する第2の給電部と、
前記第1のアンテナ素子グループの各アンテナ素子に給電される送信信号間に第1の位相差を付ける第1の位相調整部と、
前記第2のアンテナ素子グループの各アンテナ素子に給電される送信信号間に第2の位相差を付ける第2の位相調整部と、
前記第1のアンテナ素子グループによる受信信号と、前記第2のアンテナ素子グループによる受信信号とを、垂直偏波と水平偏波の別に合成する合成器と、
電波伝搬路におけるパスの形成可能な最大数であるパス形成可能最大数に基づいて、前記第1の位相差と前記第2の位相差、及び前記受信信号の合成の実行を制御する制御部と
を備え、
前記第1の位相差と前記第2の位相差が同じ場合に前記受信信号の合成が行われることを特徴とするアンテナ装置。 - 前記第1のアンテナ素子グループの偏波方向と前記第2のアンテナ素子グループの偏波方向とが異なることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
- 前記第1のアンテナ素子グループの偏波方向として2つ、前記第2のアンテナ素子グループの偏波方向として2つを有することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
- 1波長未満の間隔で配置された6個以上のアンテナ素子から構成されるアレーアンテナを有するアンテナ装置のアンテナ制御方法であり、
前記アンテナ素子のうち1波長以上の間隔で配置された3個以上の前記アンテナ素子から成る第1のアンテナ素子グループに対して第1の送信信号を給電する第1の給電ステップと、
前記第1のアンテナ素子グループとは別の前記アンテナ素子のうち1波長以上の間隔で配置された3個以上の前記アンテナ素子から成る第2のアンテナ素子グループに対して第2の送信信号を給電する第2の給電ステップと、
前記第1のアンテナ素子グループの各アンテナ素子に給電される送信信号間に第1の位相差を付ける第1の位相調整ステップと、
前記第2のアンテナ素子グループの各アンテナ素子に給電される送信信号間に第2の位相差を付ける第2の位相調整ステップと、
前記第1のアンテナ素子グループによる受信信号と、前記第2のアンテナ素子グループによる受信信号とを、垂直偏波と水平偏波の別に合成する合成ステップと、
電波伝搬路におけるパスの形成可能な最大数であるパス形成可能最大数に基づいて、前記第1の位相差と前記第2の位相差、及び前記受信信号の合成の実行を制御する制御ステップと、を含み、
前記第1の位相差と前記第2の位相差が同じ場合に前記受信信号の合成が行われることを特徴とするアンテナ制御方法。 - 1波長未満の間隔で配置された6個以上のアンテナ素子から構成されるアレーアンテナを有するアンテナ装置のコンピュータに、
前記アンテナ素子のうち1波長以上の間隔で配置された3個以上の前記アンテナ素子から成る第1のアンテナ素子グループに対して第1の送信信号を給電する第1の給電ステップと、
前記第1のアンテナ素子グループとは別の前記アンテナ素子のうち1波長以上の間隔で配置された3個以上の前記アンテナ素子から成る第2のアンテナ素子グループに対して第2の送信信号を給電する第2の給電ステップと、
前記第1のアンテナ素子グループの各アンテナ素子に給電される送信信号間に第1の位相差を付ける第1の位相調整ステップと、
前記第2のアンテナ素子グループの各アンテナ素子に給電される送信信号間に第2の位相差を付ける第2の位相調整ステップと、
前記第1のアンテナ素子グループによる受信信号と、前記第2のアンテナ素子グループによる受信信号とを、垂直偏波と水平偏波の別に合成する合成ステップと、
電波伝搬路におけるパスの形成可能な最大数であるパス形成可能最大数に基づいて、前記第1の位相差と前記第2の位相差、及び前記受信信号の合成の実行を制御する制御ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムであり、
前記第1の位相差と前記第2の位相差が同じ場合に前記受信信号の合成が行われることを特徴とするコンピュータプログラム。
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JP2013215788A JP6219667B2 (ja) | 2013-10-16 | 2013-10-16 | アンテナ装置、アンテナ制御方法およびコンピュータプログラム |
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