JP6219508B2 - 空調屋外ユニット - Google Patents

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Description

本明細書に開示する実施形態は一般に、暖房、換気、または空調(HVAC)システムに関する。より詳細には、本明細書に開示する実施形態は、可変水流空調システムや可変冷媒流空調システムなどの空調システムの屋外ユニットに関する。
空調システムは一般に、建物の内部空間の温度を調整するように構成される。空調システムによっては、屋外部分と屋内部分を有するように構成されうる。屋外部分は、コンプレッサ、コンデンサおよび/またはファンを収容するように構成されうる。屋内部分は、ファン、屋内冷却コイルおよび/またはフィルタを収容するように構成される。屋外ユニットは一般に、建物の屋上、または建物を取り囲む地面上に配置されうる。
空調システムの屋外ユニットの実施形態について記載する。
屋外ユニットは、全般的に花形の輪郭を有するように構成されうる。上記屋外ユニットのハウジングは、コンデンサコイルなどのコイルを支持するように構成されたコイル支持フレームを有するように構成されうる。実施形態によっては、コイルは、全般的に互いに向かい合い、屋外ユニットの下部パネルから上部パネルへと外向きに広がるように構成されうる。
実施形態によっては、各コイルは、長手方向において互いに対して斜向した2つのコイル区画を有するように構成されうる。実施形態によっては、上部パネルは、上から見て六角形の形状を有するように構成されうる。実施形態によっては、コイル区画は、1つのコイルのコイル区画が六角形の形状の2つの隣接する辺に対応するように構成されうる。
花形の屋外ユニットは、より均一に分散された、コイルを通過する空気流をもたらす助けとなりうる。花形の屋外ユニットはまた、複数の屋外ユニットが互いに隣り合って配置されたときに、隣接する屋外ユニット間における空気の流れを助けうる。花形の屋外ユニットはまた、屋外ユニットの設置面積を低減する助けとなりうる。
様々な屋内ユニットに接続されうる屋外ユニットの実施形態の概略図である。 屋外ユニットの実施形態の側面図である。 屋外ユニットの実施形態の端面図である。 屋外ユニットの実施形態の上面図である。 屋外ユニットの実施形態の斜視図である。 屋外ユニットの他の実施形態の上面図である。 屋外ユニットのさらなる他の実施形態の上面図である。 複数の屋外ユニットを有する実施形態の斜視図である。 屋外ユニットの2つの異なる実施形態の図である。 屋外ユニットの2つの異なる実施形態の図である。 図6Aと6Bにそれぞれ示されている屋外ユニットを比較した数値流体力学モデリングの結果を示す図である。
空調システムは一般に、屋内空間の温度を調整するように構成される。空調システムは様々な構成を有しうる。一構成では、空調システムは、屋外ユニットと屋内ユニットを有するように構成されうる。屋外ユニットは、コンプレッサ、コンデンサ、および/またはファンを収容するように構成されうる。屋外ユニットは、建物の屋上、または建物を取り囲む地面に配置されうる。ファンは、コンデンサと環境との熱交換を促進するために、コンデンサを通過する空気を循環させるように構成されうる。
以下の例示的実施形態の説明で、空調システムの屋外ユニットの各実施形態について述べる。実施形態によっては、屋外ユニットは、下部パネルから上部パネルへと広がる全般的に花形の外側輪郭を有するように構成されうる。この屋外ユニットの上部パネルは、上から見て全般的に六角形の形状を有するように構成されうる。屋外ユニットは、コイル支持フレームを有するように構成されうる。コイル支持フレームは、全般的に互いに向かい合う2つのコイルを支持するように構成されうる。このコイルはそれぞれ、互いに対して斜向配置された2つの区画を有するように構成されうる。上記花形の屋外ユニットは、より均一に分散された、コイルを横切る空気流を作り出す助けとなりうる。複数の花形の屋外ユニットが稼働時に互いに隣り合って配置されると、その花形の屋外ユニットにより、隣接する屋外ユニット間に、空気流の通過を可能にする空間が設けられうる。
本明細書の一部分をなす添付の図面を参照する。添付の図面には、実施形態が実施されうる実施形態が例として示されている。その説明で言及する寸法は例示的なものであり、様々な値をとりうる。本明細書で使用する用語は、図および実施形態を説明するためのものであり、本願の範囲を限定するとみなされるべきではないことを理解されたい。
図1に、屋外ユニット100および屋内ユニット(単数または複数)150を備える空調システムの一実施形態が示されている。屋外ユニット100は通例、屋外ユニットハウジング110、コンプレッサ120、コイル(単数または複数)130およびファン(単数または複数)140を有する。屋外ユニットは通例、蒸気状態の冷媒を圧縮し、その圧縮された冷媒を冷却して液体状態にするように構成される。次いで、液体の冷媒は屋内ユニット(単数または複数)150に流れ込む。
屋内ユニット(単数または複数)150は様々な構成を有しうる。いくつかの構成が図1に示されている。屋内ユニット(単数または複数)は、壁取り付けユニット150a、天井取り付けユニット150b、および/または換気ダクト150cでありうる。屋内ユニット(単数または複数)150は、屋内空気と冷媒との熱交換を促進するように構成される。
図2A〜2Dに、屋外ユニット200の実施形態の様々な図が示されている。図2Aは側面図である。図によると、側面像は、高さH1および長さL1を有する全般的に矩形の形状をしている。一実施形態では、高さH1は例えば約1550mmであり、長さL1は例えば約1380mmである。屋外ユニット200はハウジング210を有する。ハウジング210はコイル支持体212を有するように構成され、コイル支持体212はコイル支持フレーム212Lおよび212Rを有するように構成される。コイル支持フレーム212Lおよび212Rは、1つのコイル230(コンデンサコイルなど)を支持するように構成され、コイル230は、2つのコイル区画、第1の区画230aと第2の区画230bを有するように構成される。実施例によっては2つのコイル区画、第1の区画230aと第2の区画230bは、ほぼ同じ寸法を有するように構成される。第1の区画230aおよび第2の区画230bは、その第1の区画230aと第2の区画230bの間を冷媒が流れうるように、互いに流体連通している。コイル230は全般的に高さH3を有する。一実施形態では、高さH3は例えば約1300mmである。尚、図2Aは、ユニット200の片側からみた像のみを示す。示されている側と反対側の面は、図2Aで示されている構成と同様の構成を有しうる。
ハウジング210は、その上部パネル(図2Bに示されている217)に位置するファンガード(単数または複数)213を有する。ファンガード(単数または複数)213を含んだハウジング210は高さH2を有する。一実施形態では、高さH2は約1700mmである。
図2Bに、屋外ユニット200の端面図が示されている。屋外ユニット200の内部空間をより明確に示すために、屋外ユニット200の妻パネルは取り除かれている。屋外ユニット200のハウジング210は、コイル支持体212を有するように構成されうる。
ハウジング210は、下部パネル215および上部パネル217を有する。下部パネル215は、屋外ユニット200の内部空間に位置するコンプレッサ220など、屋外ユニット200のいくつかの構成部品を支持するように構成される。上部パネル217は、ファンガード(単数または複数)213およびファン240を支持するように構成される。妻から見て、下部パネル215は幅W1を有し、上部パネル217は幅W2を有する。幅W1は全般的に幅W2より小さい。一実施形態では、幅W1は約800mm、幅W2は約1040mmである。
図2Bに示されているように、コイル支持体212およびコイル230は全般的に、下部パネル215と上部パネル217の間に垂直に延び、下部パネル215から上部パネル217へと垂直方向V1にそれぞれ外向きに広がる。垂直方向V1は下部パネル215に対して垂直である。これらの広がったコイル支持体212は、コイル230を支持する支持表面S1およびS2をそれぞれ設けうる。支持表面S1およびS2は、下部パネル215から上部パネル217へと垂直方向V1に延び、外向きに傾斜する。外向きに傾斜した支持表面S1およびS2は、垂直方向V1に対して角度α1およびα2を有する。角度α1およびα2は、ほぼ同じになるように構成されうる。角度α1およびα2は、約0〜90度の範囲内になりうる。実施形態によっては、好ましくは、角度α1およびα2は約4度〜約30度になりうる。一実施形態では、角度α1およびα2は約8度である。広がったコイル支持体212は、コイル230に加えて、上部パネル217の近傍の領域でファン240(および/またはファンガード213)とコイル230の間により大きな空間を作り出す助けとなりうる。
数値流体力学シミュレーションによると、一般に、角度α1およびα2が増大すると、それに従ってコイル230の効率が向上しうる。しかしながら、角度α1およびα2が増大すると、複数の屋外ユニット200が使用される場合に、隣接する屋外ユニット200はそれに従ってさらに遠くに離して構成される必要がある(複数の屋外ユニットの構成例についての図5を参照)。この好ましい実施形態では、屋外ユニット200の設置面積を犠牲することなくコイル230の効率が向上可能なように、コイル230の効率と隣接する屋外ユニット200同士の間の空間とのバランスを取るために、角度α1およびα2は約4度〜約30度になるように構成される。
上部パネル217は、ファンガード213のサイズに全般的に合致する穴(図示せず)を有しうる。ファンガードは幅W3を有する。一実施形態では、幅W3は約610mmである。
図2Cを参照すると、屋外ユニット200の上面図が示されている。上から見て、屋外ユニット200は通例、六角形の形状をした上部パネル217を有する。屋外ユニット200は2つのコイル230を有する。2つのコイル230は、全般的に互いに向かい合うように構成される。コイル230はそれぞれ、コイル区画230aおよび230bなどの2つの区画を有するように構成される。長さL1によって規定される長手方向において、2つのコイル区画230aと230bは、全般的に互いに対して斜向している。この文書における用語「互いに対して斜向した(斜向して)」、「斜向配置された」は一般に、長さL1によって規定される長手方向に沿って、具体的には上から見て(例えば図2C)、2つの隣接するコイル区画(例えば230aと230b)が、一定の角度(すなわち後述の角度β)をなすように配置されることを意味する。その角度の頂点は、ハウジング210の内部空間と反対の方を向いている。
図2Cに示されているように、2つのコイル230は全般的に互いに向かい合う。この2つのコイル230のそれぞれの2つのコイル区画(例えばコイル230のうちの1つに対するコイル区画230aと230b)が斜向配置されていると、2つの向かい合うコイル230の、長さL1に対して垂直な距離D2が、長さL1の中間区画に向かって大きくなる。
コイル230の各区画は通例、六角形の形状をした上部輪郭の1つの辺に対応する。示されている実施形態では、例えば、各コイル230は、六角形の形状をした上部輪郭の2つの隣接する辺に対応する。コイル区画230aおよび230bは、コイル支持体212のコイル支持フレーム212Lおよび212Rによって設けられた支持表面によって支持される。例えば、コイル支持フレーム212Lおよび212Rによってそれぞれ画成された支持表面S3およびS4によって、第1の区画230aおよび第2の区画230bがそれぞれ支持される。図のように、第1の区画230aと第2の区画230bは、互いに対して斜向配置される。2つの支持表面S3とS4は角度βをなす。角度βは90〜180度の範囲になりうる。実施形態によっては、好ましくは、角度βは約120度と約175度の範囲になりうる。一実施形態では、角度βは例えば約172度である。
数値流体力学シミュレーションによると、一般に、角度βが小さくなると、コイル230の効率がそれに従って向上しうる。しかしながら、角度βが小さくなると、複数の屋外ユニット200が使用されたときに、隣接する屋外ユニット200はそれに従って遠くに離して構成される必要がある(複数の屋外ユニットの構成例に対する図5を参照)。この好ましい実施形態では、屋外ユニット200の設置面積を犠牲にすることなくコイル230の効率が向上可能なように、コイル230の効率と隣接する屋外ユニット200同士の間の空間とのバランスを取るために、角度βは約120度〜約175度になるように構成される。
図2Dに、屋外ユニット200の斜視図が示されている。図のように、そして上述のように、下部パネル215もまた、六角形の形状を有するように構成され、この六角形の形状は、六角形の形状をした上部パネル217よりも全般的に小さい。広がったコイル支持フレーム212、コイル230、および/または六角形の形状をした上部パネル217および下部パネル215が、花に似た屋外ユニット200の輪郭を形成する。コイル支持フレーム212はその1つが、支持フレーム212Rおよび212Lによってそれぞれ画成される2つのコイル支持表面S3およびS4を形成しうる。コイル支持表面S3とS4は互いに対して斜向配置される。2つのコイル支持表面S3およびS4はそれぞれ、例えばそれぞれ第1の区画230aまたは第2の区画230bなど、コイル230の区画の1つを支持する。第1の区画230aと第2の区画230bは互いに対して斜向配置される。2つのコイル230は、例えばコンプレッサ220および/または屋外ユニット200のその他の構成部品などを収容するように構成された屋外ユニット200の内部空間を取り囲む。
図2A〜2Dに示されている実施形態では、上部パネル217は、2つのファン240を収容するように構成される。これは例示的なものである。上部パネルは、2つよりも多い、またはそれより少ないファンを収容するように構成されうる。図3に示されているように、一実施形態では、上部パネル317は、3つのファン340を収容するように構成されうる。実施形態によっては、上部パネルは、ファンを1つだけ収容するように構成されうる。
上部パネルおよびコイル構成の実施形態は、様々な数のファンを収容するように構成されうることを理解されたい。
上部パネルは、六角形の形状以外の形状を有するように構成されうる。例えば、図4に示されているように、実施形態によっては、上部パネル417は、全般的に八角形の形状であるように構成されうる。コイル支持フレーム412は、2つの斜向配置された区画412Lと412Rの間に移行部分418を有するように構成されうる。
図5に示されているように、稼働時、500a、500bおよび500cなどの同様の構成の複数の花形の屋外ユニットが、互いに近接して配置されうる。コイル530a、530b−1、530b−2および530cはそれぞれ、例えば図2A〜2Dに示されているように、斜向配置された2つのコイル区画を有するように構成される。例えば530aと530b−1などの隣接する屋外ユニットの、斜向配置されたコイル区画により、隣接する屋外ユニット、例えば500aと500bの間に空間が設けられうる。
さらに、コイル530a、530b−1、530b−2および530cは、それぞれ屋外ユニット500a、500bおよび500cの上端に向かって外向きに傾斜している。これは、隣接するコイル530a、530b−1、530b−2および530cの間の空間を、具体的には屋外ユニット500a、500bおよび500cの下端に向かって、広げる助けとなる。
斜向配置され、外向きに傾斜したコイル区画は、隣接するコイル間の空間を広げる助けとなりうる。この空間は、矢印a1およびa2で示されているように、隣接するコイル間の空間に空気流が流れ込むのを促進する助けとなりうる。これは、コイル530a、530b−1、530b−2および530cの熱交換効率を向上させる助けとなりうる。
実験データ
図6A〜6Cに、屋外ユニット600aおよび600bの実施形態の、高さに沿ってコイルを通過する空気流の速度をシミュレーションするための、数値流体力学モデリング処理が示されている。図によると、図6Aに、斜向配置され外向きに広がったコイル630aを有するように構成された花形の屋外ユニット600aが示されている。図6Bに、斜向配置されたコイル630bを有するように構成された屋外ユニット600bが示されている。ただし、コイル630bは、図6Aのコイル630aのように全般的に外向きに広がっていない。屋外ユニット600aのコイル630aは長さL6を有する。この長さは屋外ユニット600bのコイル630bの長さL7とほぼ同じである。屋外ユニット600aは下端幅W7aを有する。この長さは屋外ユニット600bの下端幅W7bとほぼ同じである。屋外ユニット600aは上端幅W8a有する。この長さは屋外ユニット600bの上端幅W8bより長い。幅W8aが幅W8bと比べて大きいのは、外向きに広げられたコイル630に起因する。屋外ユニット600aおよび屋外ユニット600bの、ファン(単数または複数)、コンプレッサ(単数または複数)などの構成部品は、同様の仕様を有するように構成される。
図6Cに、屋外ユニット600aの高さH7aと、屋外ユニット600bの高さH7bとに沿った、各シミュレーション空気速度が示されている。コイル630aは外向きに広がっていることから、高さH7aは高さH7bよりも全般的に短い。図6Cでは、水平軸は、平均空気速度(メートル毎秒、m/s)である。垂直軸は、高さH7aまたはH7bのパーセンテージに換算した評価位置の高さである。
図6Cに示されているように、屋外ユニット600aでは、その下端近傍の最小空気速度は約1m/sで、その上端近傍の最大空気速度は約2m/sである。屋外ユニット600aの最小空気速度と最大空気速度の差は約1m/sである。これと比較して、屋外ユニット600bは、その下端近傍の最小空気速度は約1m/sで、その上端近傍の最大空気速度は約2.5m/sである。最小空気速度と最大空気速度の差は約1.5m/sであり、これは屋外ユニット600aの差(1m/s)より約50%大きい。したがって、屋外ユニット600aは、その高さH7aに沿って、屋外ユニット600bの高さH7bに沿った空気速度よりも均一に分散された空気速度を有する。屋外ユニット600aの上端近傍の空気速度が屋外ユニット600bの空気速度に比べて低速であるのは、外向きに広がるコイル630aによって、屋外ユニット600aの上端近傍のファンとコイルの間に、屋外ユニット600bの上端近傍の空間よりも大きな空間が作り出されることに起因しうる。
任意の態様1〜9が任意の態様10〜17と組み合わせうる。
態様1.空調システムの屋外ユニットのためのハウジングであって、
下部パネルおよび上部パネルと、
上記下部パネルと上記上部パネルの間に延びる、上記下部パネルから上記上部パネルへと垂直方向外向きに広がる、第1のコイル支持フレームおよび第2のコイル支持フレームとを備え、
上記第1および第2のコイル支持フレームがそれぞれ、上記下部パネルおよび上記上部パネルと共に、2つの支持表面を画成し、上記第1および第2のコイル支持フレームのそれぞれの上記2つの支持表面が、長手方向において互いに対して斜向している、ハウジング。
態様2.上記第1および第2のコイル支持フレームのそれぞれの上記2つの支持表面が、上記長手方向において互いに隣接し、上記長手方向において180度より小さい角度をなす、態様1に記載のハウジング。
態様3.上記第1のコイル支持フレームおよび上記第2のコイル支持フレームが、上記垂直方向に対して4〜30度外向きに広がる、態様1〜2に記載のハウジング。
態様4.上記第1および第2のコイル支持フレームが、上記ハウジングの両側面にある、態様1〜3に記載のハウジング。
態様5.上記ハウジングの上部パネルが六角形の形状をしている、態様1〜4に記載のハウジング。
態様6.上記第1および第2のコイル支持フレームのそれぞれの上記2つの支持表面が、上記六角形の形状をした上部パネルの2つの隣接する辺を占める、態様5に記載のハウジング。
態様7.上記ハウジングの下部パネルが六角形の形状をしており、上記第1および第2のコイル支持フレームがそれぞれ、上記六角形の形状をした下部パネルの2つの辺を占める、態様1〜6に記載のハウジング。
態様8.上記下部パネルが、コンプレッサを支持するように構成され、上記上部パネルが、ファンを支持するように構成される、態様1〜7に記載のハウジング。
態様9.上記2つの支持表面によって形成される上記角度が120度〜175度である、態様2〜8に記載のハウジング。
態様10.空調システムの屋外ユニットであって、
下部パネル、上部パネル、第1のコイル支持フレームおよび第2のコイル支持フレームを有するハウジングと、
上記第1のコイル支持フレームによって支持される第1のコイル区画および第2のコイル区画と、
上記第2のコイル支持フレームによって支持される第3のコイル区画および第4のコイル区画とを備え、
上記第1のコイル区画と上記第2のコイル区画が、長手方向において互いに対して斜向しており、上記第3のコイル区画と上記第4のコイル区画が、上記長手方向において互いに対して斜向しており、上記第1および第2のコイル支持フレームが、上記下部パネルから上記上部パネルへと垂直方向外向きに広がる、空調システムの屋外ユニット。
態様11.上記第1のコイル区画と上記第2のコイル区画が、上記長手方向において互いに隣接し、上記第3のコイル区画と上記第4のコイル区画が、上記長手方向において互いに隣接する、態様10に記載の空調システムの屋外ユニット。
態様12.上記第1のコイル区画と上記第2のコイル区画、ならびに上記第3のコイル区画と上記第4のコイル区画が、上記長手方向において180度より小さい角度をなす、態様10〜11に記載の空調システムの屋外ユニット。
態様13.上記ハウジングの上部パネルが六角形の形状をし、上記第1および第2のコイル支持フレームがそれぞれ、六角形の形状をした上部パネルの2つの隣接する辺に対応する、態様10〜12に記載の空調システムの屋外ユニット。
態様14.上記ハウジングの下部パネルが六角形の形状をし、上記第1および第2のコイル支持フレームがそれぞれ、六角形の形状をした下部パネルの2つの辺に対応する、態様10〜13に記載の空調システムの屋外ユニット。
態様15.上記下部パネルが、コンプレッサを支持するように構成され、上記上部パネルが、ファンを支持するように構成される、態様10〜14に記載の空調システムの屋外ユニット。
態様16.上記第1のコイル区画と上記第2のコイル区画によって形成される上記角度が120〜175度である、態様12〜16に記載の空調システムの屋外ユニット。
態様17.上記第1および第2のコイル支持フレームが、上記垂直方向に対して4〜30度外向きに広がる、態様10〜16に記載の空調システムの屋外ユニット。
上述の説明に関しては、細部にわたって、特に、用いられる構成材料と、部品の形状、サイズおよび配置との点において、本発明の範囲から逸脱することなしに変更が行われうることを理解されたい。本明細書および示した実施形態は例示的なものにすぎないとみなされるべきであって、本発明の本来の範囲および趣旨は、特許請求の範囲の広範な意味によって示されるよう意図されている。
100 屋外ユニット
110 屋外ユニットハウジング
120 コンプレッサ
130 コイル
140 ファン
150 屋内ユニット
150a 壁取り付けユニット
150b 天井取り付けユニット
150c 換気ダクト
200 屋外ユニット
210 ハウジング
212 コイル支持体
212L コイル支持フレーム
212R コイル支持フレーム
213 ファンガード
215 下部パネル
217 上部パネル
220 コンプレッサ
230 コイル
230a 第1のコイル区画
230b 第2のコイル区画
240 ファン
317 上部パネル
340 ファン
412 コイル支持フレーム
412L 斜向配置された区画
412R 斜向配置された区画
417 上部パネル
418 移行部分
500a 屋外ユニット
500b 屋外ユニット
500c 屋外ユニット
530a コイル
530b−1 コイル
530b−2 コイル
530c コイル
600a 屋外ユニット
600b 屋外ユニット
630a コイル
630b コイル

Claims (17)

  1. 空調システムの屋外ユニットのためのハウジングであって、
    下部パネルおよび上部パネルと、
    前記下部パネルと前記上部パネルの間に延びる、前記下部パネルから前記上部パネルへと垂直方向外向きに広がる、第1のコイル支持フレームおよび第2のコイル支持フレームとを備え、
    前記第1のコイル支持フレームおよび前記第2のコイル支持フレームがそれぞれ、前記下部パネルおよび前記上部パネルと共に、2つの支持表面を画成し、前記第1のコイル支持フレームおよび前記第2のコイル支持フレームのそれぞれの前記2つの支持表面が、長手方向において互いに対して斜向しており、
    前記下部パネル、前記上部パネル、前記第1のコイル支持フレーム、前記第2のコイル支持フレームは、前記下部パネルから前記上部パネルへ外向きに広がって、コンプレッサーが設けられる空間を形成している、ハウジング。
  2. 前記第1および第2のコイル支持フレームのそれぞれの前記2つの支持表面が、前記長手方向において互いに隣接し、前記長手方向において180度より小さい角度をなす、請求項1に記載のハウジング。
  3. 前記第1のコイル支持フレームおよび前記第2のコイル支持フレームが、前記垂直方向に対して4〜30度外向きに広がる、請求項1に記載のハウジング。
  4. 前記第1のコイル支持フレームおよび前記第2のコイル支持フレームが、前記ハウジングの両側面にある、請求項1に記載のハウジング。
  5. 前記ハウジングの前記上部パネルが六角形の形状である、請求項1に記載のハウジング。
  6. 前記第1のコイル支持フレームおよび前記第2のコイル支持フレームのそれぞれの前記2つの支持表面が、前記六角形の形状である前記上部パネルの2つの隣接する辺を占めている、請求項5に記載のハウジング。
  7. 前記ハウジングの前記下部パネルが六角形の形状であり、前記第1のコイル支持フレームおよび前記第2のコイル支持フレームがそれぞれ、前記六角形の形状である前記下部パネルの2つの辺を占めている、請求項1に記載のハウジング。
  8. 前記下部パネルが、コンプレッサを支持するように構成され、前記上部パネルが、ファンを支持するように構成されている、請求項1に記載のハウジング。
  9. 前記2つの支持表面によって形成される前記角度が120度〜175度である、請求項2に記載のハウジング。
  10. 空調システムの屋外ユニットであって、
    下部パネル、上部パネル、第1のコイル支持フレームおよび第2のコイル支持フレームを有するハウジングと、
    前記第1のコイル支持フレームによって支持される第1のコイル区画および第2のコイル区画と、
    前記第2のコイル支持フレームによって支持される第3のコイル区画および第4のコイル区画とを備え、
    前記第1のコイル区画と前記第2のコイル区画が、長手方向において互いに対して斜向しており、前記第3のコイル区画と前記第4のコイル区画が、前記長手方向において互いに対して斜向しており、前記第1のコイル支持フレームおよび前記第2のコイル支持フレームが、前記下部パネルから前記上部パネルへと垂直方向外向きに広がり、
    前記下部パネル、前記上部パネル、前記第1のコイル支持フレーム、前記第2のコイル支持フレームは、前記下部パネルから前記上部パネルへ外向きに広がって、コンプレッサーが設けられる空間を形成している、空調システムの屋外ユニット。
  11. 前記第1のコイル区画と前記第2のコイル区画が、前記長手方向において互いに隣接し、前記第3のコイル区画と前記第4のコイル区画が、前記長手方向において互いに隣接する、請求項10に記載の空調システムの屋外ユニット。
  12. 前記第1のコイル区画と前記第2のコイル区画、ならびに前記第3のコイル区画と前記第4のコイル区画が、前記長手方向において180度より小さい角度をなす、請求項10に記載の空調システムの屋外ユニット。
  13. 前記ハウジングの上部パネルが六角形の形状をし、前記第1のコイル支持フレームおよび前記第2のコイル支持フレームがそれぞれ、六角形の形状をした上部パネルの2つの隣接する辺に対応する、請求項10に記載の空調システムの屋外ユニット。
  14. 前記ハウジングの下部パネルが六角形の形状をし、前記第1のコイル支持フレームおよび前記第2のコイル支持フレームがそれぞれ、六角形の形状をした下部パネルの2つの辺に対応する、請求項10に記載の空調システムの屋外ユニット。
  15. 前記下部パネルが、コンプレッサを支持するように構成され、前記上部パネルが、ファンを支持するように構成されている、請求項10に記載の空調システムの屋外ユニット。
  16. 前記第1のコイル区画と前記第2のコイル区画によって形成される前記角度が120〜175度である、請求項12に記載の空調システムの屋外ユニット。
  17. 前記第1のコイル支持フレームおよび前記第2のコイル支持フレームが、前記垂直方向に対して4〜30度外向きに広がる、請求項10に記載の空調システムの屋外ユニット。
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