JP6219502B2 - ワイヤレスデバイスのアクセスポイント調整型再関連付け - Google Patents

ワイヤレスデバイスのアクセスポイント調整型再関連付け Download PDF

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Description

関連出願
[0001]本出願は、2013年9月25日に出願された米国特許出願第14/035,991号の優先権利益を主張する。
[0002]本開示の実施形態は、一般に通信ネットワークの分野に関し、より詳細には、ワイヤレスクライアントデバイスとワイヤレスネットワークの所望のアクセスポイントとの強制された関連付けに関する。
[0003]ワイヤレスネットワーク(たとえば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク、すなわちWLAN)において、ワイヤレスクライアントデバイス(たとえば、ワイヤレスステーション、すなわちSTA)は、ワイヤレスアクセスポイント(AP)とのワイヤレス関連付けを確立する(すなわち、「関連付ける」)ことができる。ワイヤレスネットワークが複数のAPを含む場合、ワイヤレスクライアントデバイスは、ワイヤレスクライアントデバイスでAP選択アルゴリズムを使用してAPを選択することができる。しかしながら、ワイヤレスクライアントデバイスは、APを選ぶ際にワイヤレスネットワークのバックホール条件に気付かない場合がある。APの選択の間に、ワイヤレスクライアントデバイスには知られていない可能性がある、1つまたは複数のAPに知られている多くの条件があり得る。
[0004]様々なネットワーク条件が、性能特性(たとえば、スループットなど)を最適化するためにAPを選択することに関連している可能性がある。ハイブリッド通信ネットワークは、典型的に、単一の拡張通信ネットワークを形成するために異なるネットワーク技術および媒体を利用するデバイス間でパケットを転送するブリッジ対応デバイスを使用して相互接続され得る複数のネットワーク技術(たとえば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)技術、電力線通信技術、イーサネット(登録商標)、等)を備える。たとえば、ハイブリッド通信ネットワークでは、各ハイブリッドデバイスは、バックホール内の様々な条件につながる可能性がある、異なるアクセス技術(たとえば、イーサネット、Wi−Fi(登録商標)、同軸、および電力線)を使用して複数のレイヤ2インターフェースをサポートすることができる。電力線通信(PLC)およびWi−Fiネットワークは環境からのノイズの影響を受けやすい可能性があり、それは通信接続に関連付けられる性能特性を変化させる場合がある。たとえ、ワイヤレスクライアントデバイスが最初に信号強度に基づいてAPを選ぶことができても、バックホール性能、ローディング、またはユーザの動きへの変化の結果、別のAPが良い選択になることがあり得る。さらに、各ワイヤレスクライアントデバイスは、異なるハードウェア機能(たとえば、2.4GHzおよび/または5GHzサポート、デュアルバンドシングルラジオ、デュアルバンドデュアル同時ラジオ、等)を有する場合がある。IEEE802.11規格は、APが、異なるAPへのワイヤレスクライアントデバイス移行を提案することを可能にするために、基本サービスセット(BSS)送信管理メカニズムを定義することができる。しかしながら、ワイヤレスクライアントデバイスは、提案を無視することを選んでもよく、機能を実装しなくてもよい。
[0005]ワイヤレスネットワークにおいて、ワイヤレスクライアントデバイスのアクセスポイント調整型再関連付けを実装するために、様々な実施形態が開示される。アクセスポイント調整型再関連付けの前に、ワイヤレスクライアントデバイスは、第1のAPにワイヤレスに関連付けられ得る。アクセスポイント調整型再関連付けの後、ワイヤレスクライアントデバイスは、第2のAPにワイヤレスに関連付けられ得る。
[0006]一実施形態では、第1のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに再関連付けさせると決定する。AP調整メッセージが第1のAPから第2のAPに伝達される。AP調整メッセージは、ワイヤレスクライアントデバイスを識別し、再関連付け調整情報を含む。再関連付け調整情報に従ってワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを生じさせるために、第1のAPは第2のAPと調整する。
[0007]いくつかの実施形態では、方法は、ワイヤレスネットワークの第1のアクセスポイント(AP)で、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPからワイヤレスネットワークの第2のAPに再関連付けさせると決定することと、AP調整メッセージを第1のAPから第2のAPに伝達することと、AP調整メッセージがワイヤレスクライアントデバイスを識別し、再関連付け調整情報を含む、再関連付け調整情報に従ってワイヤレスクライアントデバイスの第2のAPへの再関連付けを生じさせるために、第1のAPを第2のAPと調整することとを備える。
[0008]いくつかの実施形態では、ワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを生じさせるために第1のAPを第2のAPと調整することは、ワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに再関連付けさせるために少なくとも1つの再関連付け動作を試みることを含み、再関連付け動作は、第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることと、ワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに再関連付けさせるために、少なくとも第2のAPを識別する構成パラメータをワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、関連付け解除命令をワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、第1のAPで、ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることとで構成されるグループから少なくとも1つの動作を含む。
[0009]いくつかの実施形態では、第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることは、第2のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力の増加と連携して、第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を前記減少させることを調整することを含む。
[0010]いくつかの実施形態では、再関連付け調整情報は、再関連付け動作を同期するためのタイミング情報を含む。
[0011]いくつかの実施形態では、本方法は、ワイヤレスクライアントデバイスのために実行された以前の再関連付け動作の記録を維持することをさらに備え、ここにおいて、本記録はワイヤレスクライアントデバイスを識別し、第1のAPから第2のAPへのワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを成功裏に生じさせた以前の再関連付け動作を示す。
[0012]いくつかの実施形態では、本記録は、以前の再関連付け動作の開始と、以前の再関連付け動作の完了との間の時間の量に関連付けられる待ち時間をさらに含む。
[0013]いくつかの実施形態では、本方法は、以前の再関連付け動作の記録に少なくとも部分的に基づいて、どの再関連付け動作を実行するべきかを選択することをさらに備える。
[0014]いくつかの実施形態では、ワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを生じさせるために第1のAPを第2のAPと調整することは、第1のAPで、第1のビーコンフレームの送信電力を一時的に減少させることを含む。
[0015]いくつかの実施形態では、AP調整メッセージは、第2のAPに、第2のAPによって送信される第2のビーコンフレームの送信電力を増加させるためのインジケータを含む。
[0016]いくつかの実施形態では、ワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを生じさせるために第1のAPを第2のAPと調整することは、ワイヤレスクライアントデバイスに関連付け解除命令を送ることを含む。
[0017]いくつかの実施形態では、本方法は、第1のAPで、ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることをさらに備える。
[0018]いくつかの実施形態では、ワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを生じさせるために、第1のAPを第2のAPと調整することは、ワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに関連付けさせるために、ワイヤレスクライアントデバイスに構成パラメータを送ることを含み、構成パラメータは少なくとも第2のAPを識別する。
[0019]いくつかの実施形態では、構成パラメータは、少なくとも第2のAPを含む候補APのリストを含む。
[0020]いくつかの実施形態では、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPから第2のAPに再関連付けさせると決定することは、ワイヤレスクライアントデバイスと第1のAPとの間のワイヤレス関連付けに関連する第1の性能特性を決定することと、ワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの間の潜在的なワイヤレス関連付けに関連する第2の性能特性を推定することと、第2の性能特性が第1の性能特性を上回ると決定することとを含む。
[0021]いくつかの実施形態では、AP調整メッセージを伝達することは、第2の性能特性が第1の性能特性を上回ると決定することに応答する。
[0022]いくつかの実施形態では、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPから第2のAPに再関連付けさせると決定することは、ワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの関連付けが、より大きいアプリケーションスループットをワイヤレスクライアントデバイスに提供すると決定することを含む。
[0023]いくつかの実施形態では、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに再関連付けさせると決定することは、ワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの関連付けが、第1のAPと第2のAPとの間の負荷バランシングを改善すると決定することを含む。
[0024]いくつかの実施形態では、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPから第2のAPに再関連付けさせると決定することは、ワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの関連付けが、ワイヤレスクライアントデバイスと、第2のAPに関連付けられた他のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定することを含む。
[0025]いくつかの実施形態では、ワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの関連付けが、ワイヤレスクライアントデバイスと、第2のAPに関連付けられた他のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定することは、ワイヤレスクライアントデバイスと、第2のAPに関連付けられた少なくとも1つのワイヤレスクライアントデバイスとの間のネットワークトラフィックフローを検出することを含む。
[0026]いくつかの実施形態では、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPから第2のAPに再関連付けさせると決定することは、第1のAPで、第1のAPの第1のAP調整モジュールで受信された情報に基づいて、第1のAPからワイヤレスクライアントデバイスを関連付け解除すると決定することを含む。
[0027]いくつかの実施形態では、本方法は、第1のAPで、ワイヤレスクライアントデバイスが第2のAPに関連付けられた状態になっているという確認を受信することをさらに備える。
[0028]いくつかの実施形態では、ワイヤレスネットワークの第1のアクセスポイント(AP)であって、第1のAPは、ワイヤレスネットワークと結合するように動作可能なネットワークインターフェースと、第1のアクセスポイント(AP)で、ネットワークインターフェースを介して第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPからワイヤレスネットワークの第2のAPに再関連付けさせると決定することと、AP調整メッセージを第1のAPから第2のAPに伝達することと、AP調整メッセージがワイヤレスクライアントデバイスを識別し、再関連付け調整情報を含む、再関連付け調整情報に従ってワイヤレスクライアントデバイスの第2のAPへの再関連付けを生じさせるために、第1のAPを第2のAPと調整することとを行うように動作可能なAP調整モジュールとを備える。
[0029]いくつかの実施形態では、ワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを生じさせるために第1のAPを第2のAPと調整するように動作可能なAP調整モジュールは、ワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに再関連付けさせるために少なくとも1つの再関連付け動作を試みるように動作可能なAP調整モジュールを備え、再関連付け動作は、第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることと、ワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに再関連付けさせるために、少なくとも第2のAPを識別する構成パラメータをワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、関連付け解除命令をワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、第1のAPで、ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることとで構成されるグループから少なくとも1つの動作を含む。
[0030]いくつかの実施形態では、第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることは、第2のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力の増加と連携して、第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を前記減少させることを調整することを含む。
[0031]いくつかの実施形態では、再関連付け調整情報は、再関連付け動作を同期するためのタイミング情報を含む。
[0032]いくつかの実施形態では、AP調整モジュールは、ワイヤレスクライアントデバイスのために実行された以前の再関連付け動作の記録を維持するようにさらに動作可能であり、ここにおいて、本記録はワイヤレスクライアントデバイスを識別し、第1のAPから第2のAPへのワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを成功裏に生じさせた以前の再関連付け動作を示す。
[0033]いくつかの実施形態では、本記録は、以前の再関連付け動作の開始と、以前の再関連付け動作の完了との間の時間の量に関連付けられる待ち時間をさらに含む。
[0034]いくつかの実施形態では、AP調整モジュールは、以前の再関連付け動作の記録に少なくとも部分的に基づいて、どの再関連付け動作を実行するべきかを選択するようにさらに動作可能である。
[0035]いくつかの実施形態では、ワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに再関連付けさせるために第1のAPを第2のAPと調整するように動作可能なAP調整モジュールは、第1のAPでネットワークインターフェースを介して送信された第1のビーコンフレームの送信電力を一時的に減少させるように動作可能なAP調整モジュールを備える。
[0036]いくつかの実施形態では、AP調整メッセージは、第2のAPに、第2のAPによって送信される第2のビーコンフレームの送信電力を増加させるためのインジケータを含む。
[0037]いくつかの実施形態では、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPから第2のAPに再関連付けさせると決定するように動作可能なAP調整モジュールは、ワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの関連付けが、より大きいアプリケーションスループットをワイヤレスクライアントデバイスに提供すると決定するように動作可能なAP調整モジュールを含む。
[0038]いくつかの実施形態では、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPから第2のAPに再関連付けさせると決定するように動作可能なAP調整モジュールは、ワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの関連付けが、第1のAPと第2のAPとの間の負荷バランシングを改善すると決定するように動作可能なAP調整モジュールを含む。
[0039]いくつかの実施形態では、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPから第2のAPに再関連付けさせると決定するように動作可能なAP調整モジュールは、ワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの関連付けが、ワイヤレスクライアントデバイスと、第2のAPに関連付けられた他のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定するように動作可能なAP調整モジュールを含む。
[0040]いくつかの実施形態では、ワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの関連付けが、ワイヤレスクライアントデバイスと、第2のAPに関連付けられた他のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定するように動作可能なAP調整モジュールは、ワイヤレスクライアントデバイスと、第2のAPに関連付けられた少なくとも1つのワイヤレスクライアントデバイスとの間のネットワークトラフィックフローを検出するように動作可能なAP調整モジュールを備える。
[0041]いくつかの実施形態では、コンピュータ可読媒体は、デバイスのプロセッサによって実行されると、デバイスに、ワイヤレスネットワークの第1のアクセスポイント(AP)で、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPからワイヤレスネットワークの第2のAPに再関連付けさせると決定することと、AP調整メッセージを第1のAPから第2のAPに伝達することと、AP調整メッセージがワイヤレスクライアントデバイスを識別し、再関連付け調整情報を含む、再関連付け調整情報に従ってワイヤレスクライアントデバイスの第2のAPへの再関連付けを生じさせるために、第1のAPを第2のAPと調整することとを行わせる命令を記憶する。
[0042]いくつかの実施形態では、本命令は、デバイスのプロセッサによって実行されると、デバイスに、ワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに再関連付けさせるために少なくとも1つの再関連付け動作を試みさせ、再関連付け動作は、第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることと、ワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに再関連付けさせるために、少なくとも第2のAPを識別する構成パラメータをワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、関連付け解除命令をワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、第1のAPで、ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることとで構成されるグループから少なくとも1つの動作を含む。
[0043]いくつかの実施形態では、第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることは、第2のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力の増加と連携して、第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を前記減少させることを調整することを含む。
[0044]いくつかの実施形態では、再関連付け調整情報は、再関連付け動作を同期するためのタイミング情報を含む。
[0045]いくつかの実施形態では、本命令は、デバイスのプロセッサによって実行されると、デバイスに、ワイヤレスクライアントデバイスのために実行された以前の再関連付け動作の記録を維持させ、ここにおいて、本記録はワイヤレスクライアントデバイスを識別し、第1のAPから第2のAPへのワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを成功裏に生じさせた以前の再関連付け動作を示す。
[0046]いくつかの実施形態では、本記録は、以前の再関連付け動作の開始と、以前の再関連付け動作の完了との間の時間の量に関連付けられる待ち時間をさらに含む。
[0047]いくつかの実施形態では、本命令は、デバイスのプロセッサによって実行されると、デバイスに、以前の再関連付け動作の記録に少なくとも部分的に基づいて、どの再関連付け動作を実行するべきかを選択させる。
[0048]いくつかの実施形態では、デバイスに、ワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを生じさせるために第1のAPを第2のAPと調整させる命令は、デバイスのプロセッサによって実行されると、デバイスに、第1のAPでネットワークインターフェースを介して送信される第1のビーコンフレームの送信電力を一時的に減少させる命令を備える。
[0049]いくつかの実施形態では、AP調整メッセージは、第2のAPに、第2のAPによって送信される第2のビーコンフレームの送信電力を増加させるためのインジケータを含む。
[0050]いくつかの実施形態では、デバイスに、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPから第2のAPに再関連付けさせると決定する命令は、デバイスのプロセッサによって実行されると、デバイスに、ワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの関連付けが、より大きいアプリケーションスループットをワイヤレスクライアントデバイスに提供すると決定させる命令を備える。
[0051]いくつかの実施形態では、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPから第2のAPに再関連付けさせるとデバイスに決定させる命令は、デバイスのプロセッサによって実行されると、デバイスに、ワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの関連付けが、第1のAPと第2のAPとの間の負荷バランシングを改善すると決定させる命令を備える。
[0052]いくつかの実施形態では、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPから第2のAPに再関連付けさせるとデバイスに決定させる命令は、デバイスのプロセッサによって実行されると、デバイスに、ワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの関連付けが、ワイヤレスクライアントデバイスと、第2のAPに関連付けられた他のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定させる命令を備える。
[0053]いくつかの実施形態では、装置は、第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに第1のAPからワイヤレスネットワークの第2のAPに再関連付けさせると決定するための手段と、AP調整メッセージを第1のAPから第2のAPに伝達するための手段と、AP調整メッセージがワイヤレスクライアントデバイスを識別し、再関連付け調整情報を含む、再関連付け調整情報に従ってワイヤレスクライアントデバイスの第2のAPへの再関連付けを生じさせるために、第1のAPを第2のAPと調整するための手段とを備える。
[0054]いくつかの実施形態では、ワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに再関連付けさせるために、第1のAPを第2のAPと調整するための手段は、ワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに再関連付けさせるために、少なくとも1つの再関連付け動作を試みるための手段を含み、再関連付け動作は、第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることと、ワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに再関連付けさせるために、少なくとも第2のAPを識別する構成パラメータをワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、関連付け解除命令をワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行することを強制するために、第1のAPで、ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることとで構成されるグループから少なくとも1つの動作を含む。
[0055]本実施形態は、添付の図面を参照することによってより良く理解され得、多数の目的、特徴、および利点が当業者に明らかにされ得る。
[0056]ワイヤレスネットワークの例示的なシステム図。 [0057]ワイヤレスネットワークの第1のAPから第2のAPへのワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを実装するための例示的な動作の流れ図。 [0058]ワイヤレスクライアントデバイスをワイヤレスネットワークの第1のAPから第2のAPに再関連付けさせるための、ワイヤレスネットワークにおけるネットワーク条件を検出するための例示的な概念図。 [0059]バックホール条件に基づいて、ワイヤレスクライアントデバイスを、ハイブリッドネットワークの第1のAPから第2のAPに再関連付けさせるための例示的なシステム図。 [0060]ワイヤレスネットワークの第1のAPから第2のAPに送られた、AP調整メッセージの例示的な概念図。 [0061]第1のワイヤレスクライアントデバイスと、第2のAPに関連付けられた第2のワイヤレスクライアントデバイスとの間のネットワークトラフィックフローを検出することに基づく、第1のワイヤレスクライアントデバイスの、第1のAPから第2のAPへの再関連付けの例示的な概念図。 [0062]ワイヤレスネットワークにおいて、ワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに再関連付けさせるための、ワイヤレスクライアントデバイス、第1のAP、および第2のAPの間のメッセージ交換の例示的なシーケンス図。 [0063]第1のワイヤレスクライアントデバイスと、第2のAPに関連付けられた第2のワイヤレスクライアントデバイスとの間のネットワークトラフィックを検出することに基づいて、第1のワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに再関連付けさせるための例示的な動作の流れ図。 [0064]ワイヤレスネットワークのネットワークメモリに記憶された複数の技法のうちの1つを利用することによって、第1のワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに再関連付けさせるための例示的な動作の流れ図。 [0065]本開示による様々な実施形態を実装することが可能な電子デバイスの一実施形態の例示的なブロック図。
[0066]以下の記述は、本開示の技法を具現化する、例示的なシステム、方法、技法、命令シーケンス、およびコンピュータプログラム製品を含む。しかしながら、記載される実施形態は、これらの特定の詳細なしに実施され得ることが理解される。たとえば、例は、単一のワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに再関連付け(遷移、切替え、移動、再配置、ハンドオーバ等とも呼ばれ得る)することを参照するが、実施形態はそれに限定されない。いくつかの実施形態では、第1および第2のAPは、複数のワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに、または複数のAP間で再関連付けするために調整することができる。他の例では、よく知られている命令例、プロトコル、構造、および技法は、記述を曖昧にしないために詳細に示されていない。
[0067]ワイヤレスクライアントデバイスは、ワイヤレスネットワークの第1のAPに通信可能に結合され(たとえば、ワイヤレスに関連付けられ、または関連付けプロトコルに従ってワイヤレス関連付けを有し)得る。第1のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスにとって利用可能なものよりも多くの、バックホール条件または他の利用可能なアクセスポイントに関する情報へのアクセスを有し得る。たとえば、第1のAPと第2のAPは、第1および第2のAPの各々によって決定されたネットワーク条件に関する情報を交換することができる(直接、または中央コントローラを通じて)。本開示によれば、第1のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスを、ワイヤレスネットワークの第1のAPから第2のAPに再関連付けする(移動、転送、再配置、遷移、切替え、再位置付け、ハンドオーバ等とも呼ばれ得る)と決定することができる。第1のAPは、再関連付けは、これに限定されないが、バックホール容量、ワイヤレスリソース利用、ピアツーピア通信等を含む、様々な要因に基づいて発生するべきであると決定することができる。
[0068]本開示では、ワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けは、ワイヤレスクライアントデバイスの第1のAPから第2のAPへのワイヤレス関連付けにおける変化を指す。再関連付けの前に、ワイヤレスクライアントデバイスは、第1のAPにワイヤレスに関連付けられ得る。再関連付けの後、ワイヤレスクライアントデバイスは、第2のAPにワイヤレスに関連付けられ得る。いくつかの実施形態では、再関連付けはまた、ワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの間の関連付けプロトコルメッセージの交換を含み得る。再関連付けは、必ずしもワイヤレスクライアントデバイスの物理的または地理的な移動を含むとは限らない。
[0069]ワイヤレスネットワークにおいて再関連付けが実行され得る方法がいくつかある。再関連付けは、ワイヤレスクライアントデバイスへのハンドオーバまたはハンドオフメッセージなどの、第1のAPからクライアントデバイスへの任意のメッセージを必ずしも含むとは限らない点に留意されたい。本明細書に記載の多くの例では、第1および第2のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスが、ワイヤレスクライアントデバイスの第1のAPから第2のAPへの再関連付けを効果的にもたらすクライアント側AP選択を独立して実行するように、ワイヤレス環境を管理する。
[0070]APは、ワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに再関連付けさせるために、再関連付け動作を調整することができる。第1および第2のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスに、所望の再関連付けを効果的にもたらす第2のAPのクライアント側AP選択を実行させるために、再関連付け動作を調整することができる。さらに、第1のAPおよび/または第2のAPは、特定のクライアントデバイスのために、どの再関連付け動作がサポートされるか、および/または効果的かの履歴、ならびに以前の再関連付けに関連付けられる待ち時間を維持することができる。待ち時間情報は、以前の再関連付け動作の開始と、以前の再関連付け動作の完了との間の時間の量を示し得る。
[0071]図1は、ワイヤレスネットワーク100を含む例示的なシステム図を示している。ワイヤレスネットワーク100は、ワイヤレスクライアントデバイス170(たとえば、ラップトップ、コンピュータ、センサ、カメラ、サーモスタット、移動局、ワイヤレスデバイス、スマートフォン等)、第1のAP110、および第2のAP120を含む。ワイヤレスネットワーク100は、ローカルエリアネットワーク(LAN)バックホール130によってサービスされ得る。LANバックホール130は、ゲートウェイ150を介してワイドエリアネットワーク(WAN)160に通信可能に結合され得る。最初に、図1において、ワイヤレスクライアントデバイス170が、第1のワイヤレスリンク181を介して第1のAP110に関連付けられる。本明細書では、ワイヤレスリンク、ワイヤレス接続、ワイヤレス関連付けなどの用語は、2つのデバイス間のワイヤレス通信関係を指すために互換可能に使用され得る。
[0072]いくつかの例では、第1のAPと第2のAPとの間の調整は、ワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに再関連付けさせることによって、ワイヤレスネットワークにおいてワイヤレスクライアントデバイスがより良くサービスされる条件の識別において支援し得る。第1のAP110および第2のAP120は、ワイヤレスクライアントデバイス170が第2のAP120によってより良くサービスされるかどうかを決定するために、情報を交換することができる。たとえば、AP110、120は、ネットワークトラフィックフロー、バックホールネットワーク条件、またはネットワーク帯域幅可用性についての情報を交換することができる。AP110、120は、ワイヤレスクライアントデバイス170、または各APに関連付けられたいくつかのワイヤレスクライアントデバイスにサービスするために、ワイヤレス容量に関する情報を交換することができる(以下で図3に記載されるように)。バックホール条件が、第2のAP120(第1のAP110ではなく)を介してワイヤレスクライアントデバイスのためのより大きいスループットをサポートする場合、ワイヤレスクライアントデバイスの第1のAP110から第2のAP120への再関連付けが開始され得る。同様に、第1のAP110がオーバーロードされている(たとえば、多数のワイヤレスクライアントデバイスに関連付けられている)場合、第1のAP110と第2のAP120とは、ワイヤレスクライアントデバイスを第2のAP120に再関連付けするために調整することができる。いくつかの実施形態では、AP110、120は、AP110、120の各々からアプリケーションサーバへの可能なスループットなど(限定はしないが、WAN160を介するリソースなど)の、アプリケーションスループットについての情報を交換することができる。たとえば、第2のAP120は、ワイヤレスクライアントデバイス170に、第1のAP110によって提供されるアプリケーションスループットよりも大きい(LANバックホール130を介したWAN160への)アプリケーションスループットを提供することができる。
[0073]AP110、120はまた、ワイヤレスクライアントデバイス170と、第2のAP120に関連付けられた1つまたは複数の他のワイヤレスクライアントデバイスとの間の任意の既存のネットワークトラフィックについての情報を交換することができる(以下で図6に記載されるように)。別のAPと交換される情報に基づいて、第1のAP110は、ワイヤレスクライアントデバイス170は第2のAP120と再関連付けするべきであると決定することができる。たとえば、第1のワイヤレスクライアントデバイス(ワイヤレスクライアントデバイス170など)が、第2のAP120に関連付けられた第2のワイヤレスクライアントデバイス(図示せず)に主にトラフィックを向けている場合、第1のワイヤレスクライアントデバイスを第2のAP120と再関連付けさせることが望ましい場合がある。いくつかの実装形態では、AP110、120は、同じAPと再関連付けするために複数のワイヤレスクライアントデバイスを統合することができ、次いで、それらは直接ピアツーピア通信に従事することができる。第1のAPと第2のAPとの間の再関連付け動作を調整することによって、ピアワイヤレスクライアントデバイスは、同じアクセスポイントに関連付けられ得る。第1のAPと第2のAPとの間の調整によって、ピアワイヤレスクライアントデバイスが同じ第1のAPにすでに関連付けられている場合、ピアワイヤレスクライアントデバイスが第1のAPから第2のAPに再関連付けすることを防止することができる。したがって、第1のAPと第2のAPとは、ピアツーピアトラフィックを有するデバイスが同じアクセスポイントに関連付けられる可能性を高めるために、情報を共有することができる。
[0074]ワイヤレスクライアントデバイス170を第1のAP110から第2のAP120に再関連付けさせると決定すると、第1のAP110は、AP調整メッセージ(以下で図5に記載されるように)を第2のAP120に伝達することができる。AP調整メッセージは、ワイヤレスクライアントデバイス170についての情報(たとえば、識別子、またはワイヤレスクライアントデバイス170に関する他の情報)と、第2のAP120で再関連付け動作を調整するための1つまたは複数の命令とを含み得る。いくつかの実装形態では、AP調整メッセージは、ワイヤレスネットワークのワイヤレスアクセスポイント(AP110、120など)間で直接交換され得る点に留意されたい。他の実装形態では、APは、中央コントローラを介して伝達することによって調整することができる。他の実装形態では、APのうちの1つは、APのグループ間で再関連付け動作を調整する目的のための、指定されたマスタAP、または集中APであり得る。
[0075]本開示は、ワイヤレスクライアントデバイスの第1のAPから第2のAPへの再関連付けを生じさせるためにAPによって使用され得る、いくつかの再関連付け動作を含む。すべての再関連付け動作(再関連付け技法または手順とも呼ばれる)が各ワイヤレスクライアントデバイスによってサポートされるとは限らない。たとえば、IEEE802.11vまたは他のプロトコルでは、第1のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに再関連付けするよう単に要求することができる。IEEE802.11v構成メッセージは、別のAPに再関連付けするために、ワイヤレスクライアントデバイスへの提案として、1つまたは複数の他のAPのリスト(たとえば、第2のAPを含む)を含み得る。しかし、ワイヤレスクライアントデバイスがIEEE802.11vプロトコルをサポートしない、または提案を無視することを選ぶ場合、再関連付けは発生し得ない。別の再関連付け動作は、第1のAPがワイヤレスクライアントデバイスのハード接続解除を強制することなどの、ネットワーク側動作を含み得る。第1のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスに別のAPを選択させるために、ワイヤレスクライアントデバイスのためのトラフィック(少なくとも1つの着信パケット)をブロックすることができる。別の再関連付け動作では、第1のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスが、第1のAPに関連付けられる減少された信号強度を感知して、第2のAPを独立して選択できるように、ビーコン送信の電力を減少させることができる。
[0076]本開示に記載されるいくつかの再関連付け動作では、再関連付け動作の成功は、第1のAPの再関連付け動作を第2のAPとの再関連付け動作と調整することによって改善され得る。たとえば、第1のAPがビーコン送信の電力を減少させる例では、第2のAPを選択するようワイヤレスクライアントデバイスをさらに促すために、第2のAPが、第2のAPからのビーコン送信の電力を同時に増加させることが可能であり得る。いくつかの実装形態では、信号強度メトリクスに基づいてワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPを選択させるために、第1および第2のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから強制的に関連付け解除しながらビーコンフレームの電力レベルを調整することができる。
[0077]図1に戻ると、第1のAP110および第2のAP120は、ワイヤレスクライアントデバイス170を第1のAP110から第2のAP120に再関連付けするために調整することができる。再関連付けが完了すると、ワイヤレスクライアントデバイス170は、もはや第1のAP110を有する第1のワイヤレスリンク181を有することができないが、ワイヤレスクライアントデバイス170と第2のAP120との間の第2のワイヤレスリンク182を有することになる。再関連付けは、第1のワイヤレスリンク181の代わりに第2のワイヤレスリンク182をもたらすネットワーク再選択プロセス(たとえば、スキャンおよび関連付け)をワイヤレスクライアントデバイス170が実行することを含み得る。前述のように、ワイヤレスクライアントデバイス170に第1のAP110ではなく第2のAP120を選択させるために、第1のAP110および第2のAP120が同時に実行し得るいくつかの技法または再関連付け動作があり得る。
[0078]いくつかの実施形態では、ワイヤレスクライアントデバイスのための以前の再関連付け動作の記録は、ワイヤレスクライアントデバイス170の第1のAP110から第2のAP120への再関連付けを成功裏に生じさせた以前の再関連付け動作を識別するために、ネットワークメモリで維持され得る。いくつかの実装形態では、以前の再関連付け動作に関連付けられる待ち時間は、以前の再関連付け動作の記録とともに記憶され得る。たとえば、第1のAP110は、特定の再関連付け技法の開始から、ワイヤレスクライアントデバイス170が再関連付け完了したという第2のAP120からの確認の受信までの待ち時間を記録することができる。第1のAP110は、たとえば、ワイヤレスクライアントデバイス170が複数の再関連付け技法をサポートすることを決定することができ、また、特定の再関連付け技法の以前の使用に基づいて、より低い平均待ち時間に関連付けられる特定の再関連付け技法を選択することができる。
[0079]いくつかの実装形態では、第1のAP110と第2のAP120とのうちの1つまたは両方は、以前の再関連付け動作についての情報をそれぞれのメモリに記憶することができる。他の実装形態では、第1のAP110および/または第2のAP120は、再関連付け動作についての情報を、ワイヤレスネットワーク100の中央APに記憶することができる。第1のAP110および/または第2のAP120は、ワイヤレスクライアントデバイス170の後続の再関連付けにおいて実行されるべき動作のセットを決定するために、ワイヤレスクライアントデバイス170の以前の再関連付け動作の履歴に関する情報を利用することができる(以下で図9に記載されるように)。
[0080]図2は、ワイヤレスネットワークの第1のAPから第2のAPへのワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けをもたらす例示的な動作の流れ図200を示している。
[0081]ブロック202で、ワイヤレスネットワークの第1のAPで、ワイヤレスクライアントデバイスをワイヤレスネットワークの第1のAPから第2のAPに再関連付けさせると決定される。第1のAPは、バックホール容量、ワイヤレスリソース利用、ピアツーピア通信、または他の条件に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに再関連付けさせると決定することができる。
[0082]ブロック204で、AP調整メッセージが第1のAPから第2のAPに伝達される。AP調整メッセージはワイヤレスクライアントデバイスを識別し、第1のAPから第2のAPへの再関連付けを調整するための調整情報を含む。一実装形態では、AP調整情報は、ワイヤレスクライアントデバイスのデバイス識別子を含む。AP調整メッセージはまた、タイミング情報、またはワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに再関連付けさせるために第1のAPによって実行される選択された再関連付け動作に関する他の調整情報を含む。
[0083]ブロック208で、調整情報に従ってワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを生じさせるために、第1のAPは第2のAPと調整する。たとえば、第1のAPは、第2のAPに、第2のAPから送信されるビーコンフレームの送信電力を一時的に増加させるよう指示することができる。いくつかの実施形態では、第1のAPは、第1のAPから送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることができる。第1のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスの関連付け解除を生じさせて、ワイヤレスクライアントデバイスに利用可能なAPの再スキャンを促すことができる。第2のAPからより大きい電力を有するビーコンフレーム(たとえば、より大きい受信信号強度インジケータ(RSSI))を検出すると、ワイヤレスクライアントデバイスは第2のAPと関連付けることができ、第1のAPから第2のAPへの再関連付けを効果的にもたらす。再関連付け動作を調整することによって、第1のAPおよび第2のAPは、レガシーワイヤレスクライアントデバイスに、レガシーワイヤレスクライアントデバイスへの特定の再関連付けコマンドなしに、適切なAPを選択させることができる。さらに、送信電力調整、または他の再関連付け動作が、一時的に、または同時に実行され得るように、AP間で再関連付け動作を同期させるためにタイミング情報が使用され得る。
[0084]図3は、図1の対応する特徴と類似した、ワイヤレスクライアントデバイスをワイヤレスネットワーク300の第1のAP310から第2のAP320に再関連付けさせるための、ワイヤレスネットワークにおけるネットワーク条件を検出するための例示的な概念図を示している。ワイヤレスネットワーク300は、第1のAP調整モジュール311を有する第1のAP310と、第2のAP調整モジュール313を有する第2のAP320と、ワイヤレスクライアントデバイス370、371、373、375とを含み得る。AP310、320は、それぞれAP110、120と同様であり得る。同様に、ワイヤレスクライアントデバイス370、371、373、375は、ワイヤレスクライアントデバイス170と同様であり得る。図3では、ワイヤレスクライアントデバイス370、371、373、および375は、それぞれワイヤレスリンク381、383、385、および387を介して第1のAP310に関連付けられる。図3は、ワイヤレスクライアントデバイス370の第1のAP310から第2のAP320への再関連付けの完了後にもたらす、ワイヤレスクライアントデバイス370と第2のAP320との間のワイヤレスリンク382を示している。
[0085]ワイヤレスネットワーク300は、バックホールLAN330によってサービスされ得る。LAN330は、ゲートウェイ350を介してWAN360にインターフェースされ得る。AP310、320は、それぞれバックホールリンク340、342を介してLAN330に通信可能に結合され得る。AP調整モジュール311、313は、ワイヤレスクライアントデバイス370を第1のAP310から第2のAP320に再関連付けするために、相互に調整することができる。AP調整モジュール311、313は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組合せとして実装され得る点に留意されたい。たとえば、AP調整モジュール311、313は、プロトコルスタックのプロトコルレイヤとして実装され得る。
[0086]いくつかの実装形態では、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370が第1のAP310から第2のAP320に再関連付けするべきであると決定するために、第2のAP調整モジュール313と調整することができる。たとえば、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370は、第2のAP320とのワイヤレスリンク(すなわち、ワイヤレスリンク382)上で、より大きいスループットを達成し得るか、より少ないワイヤレス媒体利用を必要とし得ると決定することができる。第1のAP調整モジュール311はまた、ワイヤレスクライアントデバイス370の第2のAP320との関連付けが、ワイヤレスネットワーク300のAP310、320の間により良い負荷バランシングをもたらし得ると決定することができる。たとえば、第1のAP調整モジュール311は、第2のAP320に関連付けられたワイヤレスクライアントデバイスの数についての情報を受信することができる。第1のAP調整モジュール311は、第2のAP320でのより少数のデバイスのより少ない競合と比較して、第1のAP310でのワイヤレスクライアントデバイス370、371、373、375によってより大きい競合を決定することができる。次いで、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370の第2のAP320との関連付けが、AP310、320の間により良い負荷バランシングをもたらすと決定することができる。
[0087]一実装形態では、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370が第2のAP320に関連付けられた場合に、ワイヤレスクライアントデバイス370によって利用されるスループットおよび媒体時間を推定することができる。次いで、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370の第2のAP320との関連付けが、ワイヤレスリンク382上で、より大きいスループットを提供するか、または利用されるより少ない媒体時間をもたらすかどうかを決定することができる。たとえば、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370から、第1のAP310とワイヤレスクライアントデバイス370との間のチャネル条件(たとえば、チャネルノイズ、ワイヤレスクライアントデバイス370でのネットスループット、等)についての情報を受信することができる。第1のAP調整モジュール311はまた、ワイヤレスクライアントデバイス370によって検出された代替AP(たとえば、第2のAP320)についての情報、および第2のAP320からのビーコンフレームの受信信号強度を受信することができる。第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370からのビーコンレポート、ワイヤレスクライアントデバイス370上で実行しているアプリケーション等を使用して、ワイヤレスクライアントデバイス370から情報を受信することができる。
[0088]第1のAP調整モジュール311は、それぞれのAPのバックホールリンクの特性を決定するために、1つまたは複数のAPのAP調整モジュール(たとえば、第2のAP320の第2のAP調整モジュール313)と調整することができる。たとえば、第1のAP調整モジュール311は、第2のAP調整モジュール313から、バックホールリンク342上の利用可能なネットワーク帯域幅についての情報を受信することができる。第1のAP調整モジュール311はまた、第2のAP320に関連付けられたワイヤレスクライアントデバイスの数、ワイヤレスクライアントデバイスの各々へのスループット、および、第2のAP320がワイヤレスクライアントデバイス370に関連付けることができるかどうかについての情報を受信することができる。
[0089]ワイヤレスクライアントデバイス370から受信された情報、および第2のAP調整モジュール313から受信された情報に基づいて、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370を第1のAP310から第2のAP320に再関連付けさせると決定することができる。たとえば、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370が第2のAP320に関連付けられていることに起因し得る、予測されるスループット利得を計算することができる。いくつかの実装形態では、スループット利得が大幅ではない(たとえば、あらかじめ定められたしきい値を上回らない)場合、第1のAP調整モジュール311は、再関連付けさせないと決定することができる。第1のAP調整モジュール311はまた、ワイヤレスクライアントデバイス370の第2のAP320との関連付けが、ワイヤレスネットワーク300におけるネットワークリソースのより低い利用(たとえば、より短いデータパス、より少数のホップ、等)をもたらすかどうかを決定することができる。ワイヤレスクライアントデバイス370の第2のAP320との関連付けがネットワークリソースのより低い利用をもたらすと決定すると、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370を第1のAP310から第2のAP320に再関連付けすると決定することができる。
[0090]別の実装形態では、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスネットワーク300におけるAP310、320の間のアンバランスな負荷を検出することができる。第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレス通信媒体のチャネル利用があらかじめ定義されたしきい値を上回るレベルに達する場合、アンバランスな負荷を検出することができる。たとえばワイヤレスクライアントデバイス370、371、373、および375が第1のAP310に関連付けられている場合、第1のAP310によるワイヤレス通信媒体のチャネル利用はあらかじめ定義されたしきい値よりも大きくなる場合がある。第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370、371、373、および375の各々によって検出された代替APについての情報を受信することができる。たとえば、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370によって検出された代替AP、およびワイヤレス媒体を介する通信のために代替APによって利用される直交チャネルについての情報を受信することができる。次いで、第1のAP調整モジュール311は、第1のAP310によって利用されるワイヤレスチャネルとは異なるワイヤレスチャネルを利用するAP(たとえば、第2のAP320)を決定することができる。たとえば、異なるワイヤレスチャネルは直交であり得る。
[0091]第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370からのビーコンレポート、ワイヤレスクライアントデバイス370上で実行しているアプリケーション等を使用して、ワイヤレスクライアントデバイス370から情報を受信することができる。第1のAP調整モジュール311は、バックホールリンク342の特性を決定するために、第2のAP320の第2のAP調整モジュール313と調整することができる。たとえば、第1のAP調整モジュール311は、第2のAP調整モジュール313から、バックホールリンク342上の利用可能なネットワーク帯域幅についての情報を受信することができる。第1のAP調整モジュール311はまた、第2のAP320に関連付けられたワイヤレスクライアントデバイスの数、ワイヤレスクライアントデバイスの各々へのスループット、および、第2のAP320がワイヤレスクライアントデバイス370に関連付けることができるかどうかについての情報を受信することができる。
[0092]ワイヤレスクライアントデバイス370から受信された情報、および/または第2のAP調整モジュール313から受信された情報に基づいて、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370の第1のAP310から第2のAP320への再関連付けを生じさせると決定することができる。たとえば、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370が第2のAP320と関連付けすると、第1のAP310での競合は減少し、第2のAP320での競合はあらかじめ定義されたしきい値未満のままであると決定することができる。一例では、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370の第2のAP320への再関連付けの後、第1のAP310が3つのワイヤレスクライアントデバイス(すなわち、371、373、および375)によって競合されると計算することができる。第1のAP調整モジュール311はまた、ワイヤレスクライアントデバイス370の第2のAP320への関連付けによる、ワイヤレスクライアントデバイス371、373、および375のスループット利得を計算することができる。スループット利得があらかじめ定義されたしきい値を上回る場合、第1のAP調整モジュール311は、ワイヤレスクライアントデバイス370を第1のAP310から第2のAP320に再関連付けすると決定することができる。
[0093]図4は、バックホール条件に基づいて、ワイヤレスクライアントデバイスを、ハイブリッドネットワークの第1のAPから第2のAPに再関連付けするための例示的なシステム図である。図4は、第1のハイブリッドネットワークデバイス410、第2のハイブリッドネットワークデバイス420、およびワイヤレスクライアントデバイス470を有するハイブリッドネットワーク400を含む。第1のハイブリッドネットワークデバイス410は、中央AP412を介したWLANインターフェース、電力線インターフェース416、およびイーサネットインターフェース414を含む複数のタイプのネットワークインターフェースに関連付けられた抽象レイヤ418を含み得る。例としてインターフェース416が電力線通信インターフェースとして示されているが、他の技術が使用され得ることが理解されるべきである。本開示は、特定のバックホール技術に限定されない。バックホール技術の例は、限定ではないが、電力線通信ネットワーク(図4に示されるような)、マルチメディアオーバーコークス(MoCA、図示せず)、別のワイヤレスリンク(図示せず)、または第1のハイブリッドネットワークデバイス410をゲートウェイ450に通信可能に結合するための他の任意の技術を含み得る。
[0094]図4に示される例では、電力線インターフェース416は、第1のハイブリッドネットワークデバイス410を、電力線ネットワーク451を介してゲートウェイ450に通信可能に結合することができる。電力線インターフェース416とイーサネットインターフェース414とは、別々のバックホールリンクをゲートウェイ450に提供することができる。図4の例では、中央AP412は、ハイブリッドネットワーク内の1つまたは複数の他のAPに集中調整を提供することができる。
[0095]第2のハイブリッドネットワークデバイス420は、AP422を介したWLANインターフェース、イーサネットインターフェース426を(非限定的な例として)含む複数のタイプのネットワークインターフェースに関連付けられた抽象レイヤ425を含み得る。イーサネットインターフェース426は、第2のハイブリッドネットワークデバイス420をLAN452に通信可能に結合することができる。中央AP412およびAP422は、ハイブリッドネットワーク400内のワイヤレスクライアントデバイス470にワイヤレス接続性を提供することができる。中央AP412およびAP422は、それぞれ、ワイヤレスクライアントデバイス470を中央AP412からAP422に再関連付けするよう調整し得るAP調整モジュール413および423を含む。ワイヤレスクライアントデバイス470は、最初にワイヤレスリンク471を介して中央AP412に関連付けられ得る。図4はまた、ワイヤレスクライアントデバイス470の中央AP412からAP422への再関連付けの後もたらし得る、ワイヤレスクライアントデバイス470とAP422との間の後続のワイヤレスリンク472を示している。
[0096]いくつかの実装形態では、ハイブリッドネットワークデバイス410、420は、複数のバックホールリンクを介してゲートウェイ450に通信可能に結合され得る。たとえば、第1のハイブリッドネットワークデバイス410は、電力線インターフェース416を使用して、バックホールリンク(たとえば、電力線ネットワーク451)を介してゲートウェイ450に通信可能に結合され得る。第1のハイブリッドネットワークデバイス410はまた、LAN(図示せず)を介してイーサネットインターフェース414を使用してゲートウェイ450に通信可能に結合され得る。同様に、第2のハイブリッドネットワークデバイス420は、イーサネットインターフェース426を使用してLAN452を介してゲートウェイ450に通信可能に結合される。チャネル特性(たとえば、ノイズ、チャネル上の競合)に基づいて、異なるバックホールリンクは、異なるデータレートをハイブリッドネットワークデバイス410および420に提供することができる。たとえば、電力線通信媒体は、近隣の電気デバイスからのノイズの影響を受けやすい。電力線インターフェース416を使用するバックホールリンクは、イーサネットインターフェース426を使用するバックホールリンクと比較して、より低いデータレートを第1のハイブリッドネットワークデバイス410に提供し得る。AP調整モジュール413は、ワイヤレスクライアントデバイス470を中央AP412からAP422に再関連付けするかどうかを決定するために、ハイブリッドネットワークデバイス410および420のバックホールリンク上の利用可能なデータレートを比較することができる。
[0097]たとえば、AP調整モジュール413は、中央AP412が、バックホールリンクを使用して、電力線インターフェース416を介して第1のスループット(たとえば、6Mbps)をワイヤレスクライアントデバイス470に提供して、AP422が、バックホールリンクを使用して、イーサネットインターフェース426を介して第2のスループット(たとえば、54Mbps)をワイヤレスクライアントデバイス470に提供すると決定することができる。AP調整モジュール413は、ワイヤレスクライアントデバイス470が、第1のスループットよりも高い第2のスループットから利益を得られるように、ワイヤレスクライアントデバイス470を中央AP412からAP422に再関連付けすると決定することができる。
[0098]別の例では、中央AP412およびAP422は、ほぼ同じ、または同様のスループットを提供することができるが、異なるネットワークパスまたはネットワーク待ち時間を有し得る。たとえば、AP調整モジュール413は、AP412、422の各々から宛先(たとえば、WAN460)へのパス内のホップの数を減少させることに基づいて、ワイヤレスクライアントデバイス470を中央AP412からAP422に再関連付けすると決定することができる。別の例では、AP調整モジュール413は、第1のハイブリッドネットワークデバイス410に隣接する電気デバイスのために、電力線インターフェース416はノイズをより受けやすいと決定することがあり、それは、ワイヤレスクライアントデバイス470が中央AP412を使用する場合、ワイヤレスクライアントデバイスにより大きいビットエラーレートをもたらし得る。バックホールネットワークまたは条件のタイプに基づいて、AP調整モジュール413は、ワイヤレスクライアントデバイス470を中央AP412からAP422に再関連付けすると決定することができる。
[0099]図4は、中央AP412を含む第1のハイブリッドネットワークデバイス410を示している。中央AP412は、ハイブリッドネットワーク400内の1つまたは複数のAPの間のワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けの動作を調整し得る点に留意されたい。たとえば、中央AP412内のAP調整モジュール413は、ワイヤレスクライアントデバイス470によって検出された代替APについての情報を維持することができる。AP調整モジュール413は、ワイヤレスクライアントデバイス470によって検出された代替APについての情報を、情報を要求している1つまたは複数のAPのAP調整モジュールに送ることができる。中央AP412は、ハイブリッドネットワーク400内のワイヤレスクライアントデバイスの再関連付け動作についての情報を記憶することができる点にさらに留意されたい。たとえば、中央AP412は、ワイヤレスクライアントデバイス470の中央AP412からAP422への再関連付けの間に、中央AP412によって実行される動作(たとえば、中央AP412によるビーコンフレームの送信電力の一時的な減少、等)、およびAP422によって実行される動作(たとえば、AP422によるビーコンフレームの送信電力の一時的な増加、等)を記憶することができる。中央AP412は、ハイブリッドネットワーク400内の1つまたは複数のAPによって要求される場合、ワイヤレスクライアントデバイスの再関連付け動作についての情報を送ることができる。
[00100]図5は、ワイヤレスネットワークの第1のAPから第2のAPに送られ得る、AP調整メッセージ500の例示的な概念図を示している。図5は、例示的なデータフレーム520を含む。データフレーム520は、プリアンブル522、フレームヘッダ524、フレーム本体510、およびフレームチェックシーケンス(FCS)526を含み得る。プリアンブル522は、第2のAP(たとえば、図3を参照して上述した第2のAP320)で同期を確立するための1つまたは複数のビットを含み得る。フレームヘッダ524は、送信元および宛先ネットワークアドレス(たとえば、それぞれAP310、320のネットワークアドレス)、データフレームの長さ、または他のフレーム制御情報を含み得る。フレーム本体510は、メッセージフォーマットで編成され得、様々なフィールドまたは情報要素532、536、および538を含み得る。
[00101]様々なフィールドまたは情報要素は、第1のAPから第2のAPへの再関連付けを調整するための調整情報を含み得る。調整情報要素560のいくつかの例は、図5に示されている。たとえば、調整情報要素は、同期情報562、ワイヤレスクライアントデバイスに関する情報564、リンク特性情報566、またはAP性能情報568を含み得る。一実装形態では、同期情報562は、ワイヤレスクライアントデバイスが第1のAPから関連付け解除するようにスケジューリングされる時間期間、またはワイヤレスクライアントデバイスが第2のAPに関連付けられると予測される時間期間を含み得る。一実装形態では、同期情報562は、第1のAPが再関連付け動作(第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力の一時的な減少など)を実行する時間期間を示し得る。
[00102]ワイヤレスクライアントデバイスに関する情報564は、ワイヤレスクライアントデバイスのデバイス識別子(たとえば、ネットワークアドレス、媒体アクセス制御(MAC)アドレス、等)を含み得る。リンク特性情報566は、ワイヤレスクライアントデバイスと第1のAPとの間の既存のワイヤレスリンクについての情報、第1のAPによってワイヤレスクライアントデバイスに提供されるスループット、または他のリンク特性情報を含み得る。AP性能情報568は、第1のAPの1つまたは複数の性能パラメータを含み得る。たとえば、性能パラメータは、第1のAPによって同時にサポートされ得るいくつかのワイヤレスクライアントデバイスの数、現在第1のAPに関連付けられているいくつかのワイヤレスクライアントデバイスの数、ワイヤレス媒体を介する通信のために第1のAPによって利用されるチャネル、または他のパラメータを含み得る。
[00103]図5には示されていないが、情報要素536はまた、ワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを調整するために、第1のAPから第2のAPへの1つまたは複数の命令を含み得る。たとえば、命令は、第2のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を一時的に(たとえば、あらかじめ定義された時間間隔にわたって)増加させる命令を含み得る。いくつかの実装形態では、命令はまた、ワイヤレスクライアントデバイス等から関連付け要求を受け入れる命令を含み得る。
[00104]図6は、第1のワイヤレスクライアントデバイス670と、第2のAP620に関連付けられた第2のワイヤレスクライアントデバイスと671との間のネットワークトラフィックフローを検出することに基づく、第1のワイヤレスクライアントデバイス670の、第1のAP610から第2のAP620への再関連付けの例示的な概念図を示している。図6は、ワイヤレスネットワーク100(図1を参照して上述したように)と同様に、ワイヤレスネットワーク600を含む。ワイヤレスネットワーク600は、バックホールLAN630によってサービスされ得る。LAN630は、ゲートウェイ650を介してWAN660にインターフェースされ得る。第1のAP610は、第1のAP調整モジュール611を有し得、第2のAP620は第2のAP調整モジュール613を有し得る。AP610,620は、以前の図面で説明したAPと同様であり得る。同様に、ワイヤレスクライアントデバイス670、671は、以前の図面で説明したワイヤレスクライアントデバイスと同様であり得る。
[00105]最初に、第1のワイヤレスクライアントデバイス670が第1のワイヤレスリンク681を介して第1のAP610に関連付けられ、第2のワイヤレスクライアントデバイス671が第2のワイヤレスリンク683を介して第2のAP620に関連付けられる。再関連付けが完了すると、第1のワイヤレスクライアントデバイス670および第2のAP620は第1のワイヤレスリンク681と置換するために、新しいワイヤレスリンク682を確立することができる。
[00106]一実装形態では、第1のワイヤレスクライアントデバイス670と第2のワイヤレスクライアントデバイス671との間のネットワークトラフィックフローに少なくとも部分的に基づいて、第1のAP610は、ワイヤレスクライアントデバイス670を第1のAP610から第2のAP620に再関連付けさせると決定することができる。たとえば、第1のAP調整モジュール611は、第1のワイヤレスクライアントデバイス670と第2のワイヤレスクライアントデバイス671との間のネットワークトラフィックフローを検出することができる。いくつかの実装形態では、第1のAP調整モジュール611は、バックホールLAN630を介した第1のAP610と第2のAP620との間のネットワークトラフィックフローを検出することに基づいて、第1のワイヤレスクライアントデバイス670と第2のワイヤレスクライアントデバイス671との間のネットワークトラフィックフローを検出することができる。
[00107]いくつかの実施形態では、第1のAP調整モジュール611は、第1のワイヤレスクライアントデバイス670と第2のワイヤレスクライアントデバイス671との両方が、バックホールLAN630リソースを使用せずに相互に通信できるように、第1のワイヤレスクライアントデバイス670の再関連付けを生じさせると決定することができる。たとえば、第2のAP620は、新しいワイヤレスリンク682から第2のワイヤレスリンク683へのトラフィックをブリッジすることができる。代替で、第1のAP調整モジュール611は、両方のワイヤレスクライアントデバイス670、671が同じAP(たとえば、第2のAP620)に関連付けられた場合、第1のワイヤレスクライアントデバイス670と第2のワイヤレスクライアントデバイス671とが、直接ピアツーピア通信を(たとえば、トンネルダイレクトリンク設定(TDLS)を介して)サポートできるかどうかを決定することができる。
[00108]第1のAP調整モジュール611はまた、第1のワイヤレスクライアントデバイス670が第2のAP620に関連付けられ得る(たとえば、第2のAP620からのビーコンフレームの受信信号強度があらかじめ定義されたしきい値を上回る)かどうかを決定することができる。第1のワイヤレスクライアントデバイス670と第2のワイヤレスクライアントデバイス671とがピアツーピア通信をサポートできると決定すると、第1のAP調整モジュール611は、第1のAP610を介するスループットと比較して、第1のワイヤレスクライアントデバイス670と第2のワイヤレスクライアントデバイス671との間のピアツーピアリンクを介してより大きいスループットが達成され得るかどうかを決定することができる。いくつかの実装形態では、第1のAP調整モジュール611はまた、第1のワイヤレスクライアントデバイス670と第2のワイヤレスクライアントデバイス671との間のピアツーピアリンクは、ネットワークリソースのより低い利用をもたらすと決定することができる。たとえば、一旦ピアツーピア通信が設定されると、第1のワイヤレスクライアントデバイス670と第2のワイヤレスクライアントデバイス671との間のネットワークトラフィックは、第2のAP620へとLAN630を介して第1のAP610を横切る必要はない場合がある。
[00109]第1のAP調整モジュール611が、第1のワイヤレスクライアントデバイス670を第1のAP610から第2のAP620に再関連付けさせると決定すると、第1のAP調整モジュール611は、第1のワイヤレスクライアントデバイス670を第1のAP610から第2のAP620への再関連付けを生じさせるために、第2のAP調整モジュール613と調整することができる。
[00110]図7は、ワイヤレスネットワークにおいて、ワイヤレスクライアントデバイス770を第1のAP710から第2のAP720に再関連付けさせるための、ワイヤレスクライアントデバイス770、第1のAP710、および第2のAP720の間のメッセージ交換の例示的なシーケンス図700を示している。一実装形態では、ワイヤレスクライアントデバイス770は、最初に第1のAP710に関連付けられる。第1のAP710は、第2のAP720のスループット能力を要求するためにメッセージを送ることができる(矢印712として示される)。第2のAP720は、第1のAP710に、第2のAP720がワイヤレスクライアントデバイス770に提供することができる可能性があるスループット能力を含む応答を送ることができる(矢印714として示される)。いくつかの実装形態では、第1のAP710は、第2のAP720に他の性能特性(図示せず、たとえば、待ち時間、第2のAP720での競合、等)を要求することができる。
[00111]716で、第2のAP720からの応答714に少なくとも部分的に基づいて、第1のAP710は、ワイヤレスクライアントデバイス770を第2のAP720に再関連付けするかどうかを決定することができる。717で、第1のAP710は、AP調整メッセージを第2のAP720に送ることができる(図5などで前述したように)。たとえば、AP調整メッセージは、再関連付け動作のタイミング、または第1のAP710が実行するのはどの再関連付け動作かの表示を示すことができる。718で、第1のAP710は、再関連付け動作を実行することができる。再関連付け動作は、たとえば、あらかじめ定義された時間間隔にわたって第1のAP710から送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させること、ならびに第1のAP710からのワイヤレスクライアントデバイス770の関連付け解除を強制することを含み得る。同時に、第2のAP720は、721で、ワイヤレスクライアントデバイス770の再関連付けを調整するために、1つまたは複数の動作を実行することができる。たとえば、第2のAP720は、AP調整メッセージ内に示されたあらかじめ定義された時間間隔にわたって、第2のAP720から送信されるビーコンフレームの送信電力を増加させることができる。771で、ワイヤレスクライアントデバイス770は、第1のAP710から送信されたビーコンフレームの信号強度が、第2のAP720から送信されたビーコンフレームの信号強度よりも低いことを検出することができる。772で、ワイヤレスクライアントデバイス770は、第2のAP720に関連付け要求を送ることができる。
[00112]図8は、第1のワイヤレスクライアントデバイスと、第2のAPに関連付けられた第2のワイヤレスクライアントデバイスとの間のネットワークトラフィックを検出することに基づいて、第1のワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに再関連付けするための例示的な動作の流れ図800を示している。
[00113]ブロック810で、第1のAPに関連付けられた第1のワイヤレスクライアントデバイスと、第2のAPに関連付けられた第2のワイヤレスクライアントデバイスとの間のネットワークトラフィックフローが検出される。一実装形態では、AP調整モジュールが、第1のワイヤレスクライアントデバイスと第2のワイヤレスクライアントデバイスとの間のネットワークトラフィックフローを検出する。たとえば、AP調整モジュールは、第1のAPと第2のAPとの間のバックホールLAN上のトラフィックのフローを検出することに基づいて、または送信元および宛先ネットワークアドレスに基づいて、第1のワイヤレスクライアントデバイスと第2のワイヤレスクライアントデバイスとの間のネットワークフローを検出することができる。AP調整モジュールはまた、ピアトラフィックが検出されたときに、AP調整モジュールがピアデバイスのうちの1つまたは複数の再関連付けを考慮できるように、どのワイヤレスクライアントデバイスが様々なAPに関連付けられているかについての情報を収集することができる。
[00114]820で、第1のワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの関連付けが、第1のワイヤレスクライアントデバイスと第2のワイヤレスクライアントデバイスとの間のより効率的なピアツーピア通信を可能にすることが決定される。一実装形態では、AP調整モジュールは、第1のワイヤレスクライアントデバイスと第2のAPとの関連付けが、第1のワイヤレスクライアントデバイスと、第2のAPにすでに関連付けられている第2のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定する。
[00115]ブロック830で、AP調整メッセージが第1のAPから第2のAPに伝達される。AP調整メッセージは、第1のワイヤレスクライアントデバイスを識別し、第1のワイヤレスクライアントデバイスの第1のAPから第2のAPへの再関連付けを調整するための調整情報を含むことができる、AP調整メッセージ内のAP調整情報は、第2のAPに再関連付けされるべき第1のワイヤレスクライアントデバイスのデバイス識別子を含み得る。AP調整情報はまた、第1のワイヤレスクライアントデバイスに第2のAPに再関連付けさせるために使用されている選択された再関連付け技法に関するタイミング情報を記述し得る。
[00116]ブロック840で、第1のAPは、前述のように、調整情報に従って第1のワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを生じさせるために第2のAPと調整する。
[00117]図9は、複数の再関連付け技法のうちの1つを利用することによって、第1のワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに再関連付けするための例示的な動作の流れ図900を示している。
[00118]ブロック902で、ワイヤレスネットワークの第1のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスをワイヤレスネットワークの第2のAPに再関連付けさせると決定する。
[00119]ブロック904で、再関連付け技法が選択される。前述のように、ワイヤレスクライアントデバイスの第1のAPから第2のAPへの再関連付けをもたらし得る、いくつかの再関連付け技法または動作があり得る。しかしながら、必ずしもすべての再関連付け技法が様々なワイヤレスクライアントデバイスのためにサポートされるとは限らない。APは、成功裏に再関連付けをもたらす再関連付け技法を識別するまで、異なる再関連付け技法を試みることができる。第1のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスの再関連付けを成功裏に生じさせた特定の再関連付け技法の以前の試みに基づいてワイヤレスクライアントデバイスを再関連付けするために、再関連付け技法を選択することができる。
[00120]ブロック906で、AP調整メッセージが第1のAPから第2のAPに伝達される。AP調整メッセージは、ワイヤレスクライアントデバイスを識別し、ワイヤレスクライアントデバイスの第1のAPから第2のAPへの再関連付けを調整するための調整情報を含むことができる。AP調整メッセージ内のAP調整情報は、ワイヤレスクライアントデバイスのデバイス識別子を含み得る。AP調整情報はまた、選択された再関連付け技法、および選択された再関連付け技法のために再関連付け動作を実行することに関連付けられるタイミングを識別することができる。
[00121]決定910で、流れ図は、ブロック912、914、および916に関連して説明された複数の可能な再関連付け動作のうちの選択された1つに分岐する。ブロック912、914、および916は、それぞれ複数の可能な再関連付け技法のうちの異なる再関連付け技法を表す。本明細書に記載の再関連付け技法は例であり、第1のAPが選択する複数の再関連付け技法には他の再関連付け技法が含まれ得る点に留意されたい。
[00122]選択ブロック912で、第1のAPによって送信されるビーコンフレームの電力が、第2のAPによって送信されるビーコンフレームの電力の変化と連携して調節される。一実装形態では、第1のAPと第2のAPは、それぞれ第1のAPと第2のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を調節する。たとえば、第1のAPは、あらかじめ定義された時間間隔にわたって第1のAPから送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることができる。第2のAPは、あらかじめ定義された間隔にわたって第2のAPから送信されるビーコンフレームの電力を増加させることができる。ワイヤレスクライアントデバイスは、第1のAPからの関連付け解除メッセージに応答して、第1のAPから関連付け解除するよう強制され得る。代替で、ワイヤレスクライアントデバイスは、第1のAPによって送信されたビーコンフレームの電力レベルにおける変化に基づいて、関連付け解除することを選ぶことができる。ワイヤレスクライアントデバイスは、第2のAPを発見して、第2のAPから受信されたビーコンフレームの受信された信号強度が、第1のAPから受信されたビーコンフレームの受信された信号強度よりも強いと決定することができる。相対的な信号強度の結果として、ワイヤレスクライアントデバイスは第2のAPに関連付けることを選ぶことができる。
[00123]選択ブロック914で、少なくとも第2のAPを識別する構成パラメータが第1のワイヤレスクライアントデバイスに送られ、構成パラメータは、第2のAPを再選択し、それに関連付けられるためのワイヤレスクライアントデバイスへの提案を表す。たとえば、構成パラメータは、第2のAPのデバイス識別子(たとえば、MACアドレス、サービスセット識別子(SSID)、または他の識別子)を含み得る。代替で、構成パラメータは、ワイヤレスクライアントデバイスが明示的な命令を解釈することが可能である場合、第2のAPに関連付けるワイヤレスクライアントデバイスへの明示的な命令を含み得る。いくつかの実装形態では、第1のAPは、構成パラメータにおいて複数のAPのデバイス識別子を送って、複数のAPからのビーコンフレームのRSSIに基づいて、ワイヤレスクライアントデバイスに複数のAPから1つのAPに関連付けるよう指示することができる。
[00124]選択ブロック916で、ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、ワイヤレスクライアントデバイスに関連付け解除命令が送られる。一実装形態では、第1のAPは、関連付け解除命令をワイヤレスクライアントデバイスに送る。たとえば、関連付け解除命令は、ワイヤレスクライアントデバイスに、あらかじめ定義された時間間隔内に第1のAPから関連付け解除するよう指示することができる。関連付け解除命令はまた、ワイヤレスクライアントデバイスに、新しいAPの発見を実行して、たとえ第1のAPが発見されても第1のAPに関連付けないよう指示することができる。いくつかの実装形態では、第1のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスが第1のAPに再び関連付けることを防止するために、ワイヤレスクライアントデバイスからのさらなるトラフィックをブロックすることができる。
[00125]流れ図は、ブロック912、914、916から、決定917へと続く。917で、再関連付け技法912、914、または916が所望の再関連付けを生じさせることに成功しなかった場合、フローは、異なる再関連付け技法を選択するために、ブロック904に戻ることができる。再関連付け技法912、914、916が所望の再関連付けを生じさせることに成功した場合、フローはブロック918へと続くことができる。
[00126]ブロック918で、ワイヤレスクライアントデバイスのために実行された再関連付け動作の記録が維持される。記録は、ワイヤレスクライアントデバイスの第1のAPから第2のAPへの再関連付けを成功裏に生じさせた1つまたは複数の再関連付け動作を識別する。一実装形態では、第1のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスが成功裏に第2のAPに関連付けたという確認を第2のAPから受信することができる。確認を受信すると、第1のAPは、ワイヤレスクライアントデバイスの再関連付け動作の記録を記憶することができる。たとえば、再関連付け動作の記録は、ワイヤレスクライアントデバイスのデバイス識別子(たとえば、MACアドレス)、およびワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに再関連付けするために成功裏に使用された再関連付け技法(ブロック912、914、および916で説明されたものなど)のうちの1つを含み得る。いくつかの実装形態では、再関連付け動作の記録はまた、第1および第2のAP(すなわち、第1のAPおよび第2のAP)のデバイス識別子を含み得る。記録はまた、成功した再関連付け技法に関連付けられる平均待ち時間または遅延を記憶し得る。
[00127]ワイヤレスクライアントデバイスが後に第1のAPと再関連付けされるべきであり、第1のAPが別の再関連付けを生じさせると決定する場合、第1のAPは、再関連付け技法の後続の選択において、以前の再関連付け(ブロック918を参照)の記録を利用することができる。いくつかの試みおよび再関連付けにわたって、アクセスポイントは特定のワイヤレスクライアントデバイスの機能に気付くことができる。異なる再関連付け技法の機能および関連付けられる遅延は、特定のワイヤレスクライアントデバイスのための再関連付け技法を選択する際に考慮され得る。
[00128]図2、図8、および図9の流れ図で説明される動作は、本質的に例示である点に留意されたい。図2、図8、および図9の流れ図は、ワイヤレスクライアントデバイスを第1のAPから第2のAPに再関連付けするためのすべての実施形態を示すとは限らない点にさらに留意されたい。たとえば、ブロック840の動作は、図9のブロック912、914、916で説明された再関連付け技法のうちの1つを含み得る。
[00129]図1〜図10、および本明細書に記載の動作は例示であり、実施形態を理解する際に助けることを意味するものであり、実施形態を限定する、または特許請求の範囲を限定するために使用されるべきではないことが理解されるべきである。実施形態は、追加の動作を実行し、より少ない動作を実行し、動作を並行してまたは異なる順序で実行し、いくつかの動作を別様に実行することができる。
[00130]当業者には理解されるように、本開示の態様は、システム、方法、またはコンピュータプログラム製品として具現化され得る。したがって、本開示の態様は、完全にハードウェア実施形態、ソフトウェア実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)、またはソフトウェアの態様とハードウェアの態様とを組み合わせた実施形態の形態を取ることができ、これらは、本明細書ではすべて一般的に「回路」、「モジュール」、または「システム」と呼ばれ得る。さらに、本開示の態様は、コンピュータ可読プログラムコードを具現化した1つまたは複数のコンピュータ可読媒体内に具現化されたコンピュータプログラム製品の形態を取ることができる。
[00131]1つまたは複数のコンピュータ可読媒体の任意の組合せが利用され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、たとえば、これに限定されないが、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線、もしくは半導体システム、装置、またはデバイス、あるいは前述のいずれかの適切な組合せであり得る。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例(非網羅的なリスト)は、1つまたは複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM、またはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読出し専用メモリ(CD−ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記のいずれかの適切な組合せを含む。本明細書の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、もしくはデバイスによって使用するための、またはそれらとともに使用するためのプログラムを含むこと、または記憶することができる、任意の有形媒体であり得る。
[00132]本開示の態様のための動作を実行するためにコンピュータ可読媒体上に具現化されたコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語、または同様のプログラミング言語を含む、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組合せで書かれ得る。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、スタンドアロン型ソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上および部分的にリモートコンピュータ上で、あるいは完全にリモートコンピュータまたはサーバ上で、実行することができる。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを通じて、ユーザのコンピュータに接続されてもよく、(たとえばインターネットサービスプロバイダを使用するインターネットを通じて)外部コンピュータに接続されてもよい。
[00133]本発明の態様が、本開示の実施形態に従って、方法、装置(システム)、およびコンピュータプログラム製品の流れ図および/またはブロック図を参照して説明される。流れ図および/またはブロック図、ならびに流れ図および/またはブロック図におけるブロックの組合せは、コンピュータプログラム命令によって実装可能であることが理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または機械を製造するための他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供可能であり、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令は、流れ図および/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/動作を実施するための手段を作成する。
[00134]これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他のデバイスに、特定の方法で機能するように指示することが可能なコンピュータ可読媒体に記憶されてよく、その結果、コンピュータ可読媒体に記憶された命令は、流れ図および/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/動作を実施する命令を含む製品を製造する。コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ実装プロセスを生成するために、一連の動作ステップがコンピュータ、他のプログラマブル装置、または他のデバイス上で実行されるように、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他のデバイス上にロードされてよく、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行される命令は、流れ図および/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/動作を実施するためのプロセスを提供する。
[00135]図10は、本開示による様々な実施形態を実装することが可能な電子デバイス1000の一実施形態の例示的なブロック図である。電子デバイス1000は、プロセッサユニット1002(場合によっては、複数のプロセッサ、複数のコア、複数のノードを含む、および/またはマルチスレッドを実装する、等)を含む。電子デバイス1000は、メモリユニット1006を含む。メモリユニット1006は、システムメモリ(たとえば、キャッシュ、SRAM、DRAM、ゼロキャパシタRAM、ツイントランジスタRAM、eDRAM、EDO RAM、DDR RAM、EEPROM(登録商標)、NRAM、RRAM(登録商標)、SONOS、PRAM等のうちの1つまたは複数)でもよく、上記ですでに説明された機械可読媒体の可能な実現のうちの任意の1つまたは複数でもよい。電子デバイス1000はまた、バス1010(たとえば、PCI、ISA、PCI−Express、HyperTransport(登録商標)、InfiniBand(登録商標)、NuBus、AHB、AXI、等)、およびワイヤレスネットワークインターフェース(たとえば、WLANインターフェース、Bluetooth(登録商標)インターフェース、WiMAX(登録商標)インターフェース、ZigBee(登録商標)インターフェース、ワイヤレスUSBインターフェース、等)のうちの少なくとも1つを含むネットワークインターフェース1004、ならびにワイヤードネットワークインターフェース(たとえば、電力線通信インターフェース、Ethernet(登録商標)インターフェース、等)を含む。
[00136]電子デバイス1000は、AP調整モジュール1016を含み得る。AP調整モジュール1016は、本明細書に記載の様々な方法、技法、動作等を実行することが可能であり得る。たとえば、AP調整モジュール1016は、本開示の実施形態に従って、ワイヤレスクライアントデバイスを別のAPに再関連付けさせるために、ワイヤレスネットワーク内の1つまたは複数のAPと調整するために適切であり得る。これらの機能のうちのいずれか1つは、部分的に(または全体的に)ハードウェアおよび/またはプロセッサユニット1002上に実装され得る。たとえば、機能は特定用途向け集積回路に、プロセッサユニット1002に実装されたロジックに、周辺デバイスまたはカード上のコプロセッサ等に実装され得る。さらに、実現は、より少数の、または図10には示されていない追加の構成要素(たとえば、ビデオカード、オーディオカード、追加のネットワークインターフェース、周辺デバイス等)を含み得る。プロセッサユニット1002、メモリユニット1006、およびネットワークインターフェース1004は、バス1010に結合されている。バス1010に結合されているように示されているが、メモリユニット1006はプロセッサユニット1002に結合され得る。
[00137]様々な実装形態および開発を参照して実施形態が説明されたが、これらの実施形態は例示であり、本開示の範囲はそれらに限定されないことが理解されよう。一般に、本明細書に記載の、ワイヤレスクライアントデバイスの、ワイヤレスネットワーク内の第1のAPから第2のAPへの再関連付けを実装するための技法は、任意の1つまたは複数のハードウェアシステムと一致する機能とともに実装され得る。様々な変形形態、修正形態、追加、および改良が可能である。
[00138]複数の事例は、本明細書に記載の構成要素、動作、または構造に、単一の例としてもたらされ得る。最後に、様々な構成要素、動作、およびデータストア間の境界は、ある程度任意であり、特定の動作が特有の例示的な構成に照らして示される。機能の他の割当ても想定され、本開示の範囲内に入ることができる。一般に、例示的な構成において別個の構成要素として提示された構造と機能が、組み合わされた構造または構成要素として実装され得る。同様に、単一の構成要素として提示された構造と機能は、別個の構成要素として実装され得る。これらおよび他の変形形態、修正形態、追加、および改良は、本開示の範囲内に入ることができる。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレスネットワークの第1のアクセスポイント(AP)で、前記第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPから前記ワイヤレスネットワークの第2のAPに再関連付けさせると決定することと、
AP調整メッセージを前記第1のAPから前記第2のAPに伝達することと、前記AP調整メッセージが前記ワイヤレスクライアントデバイスを識別し、再関連付け調整情報を含む、
前記再関連付け調整情報に従って前記ワイヤレスクライアントデバイスの前記第2のAPへの前記再関連付けを生じさせるために、前記第1のAPを前記第2のAPと調整することとを備える、方法。
[C2]
前記ワイヤレスクライアントデバイスの前記再関連付けを生じさせるために前記第1のAPを前記第2のAPと調整することが、前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために少なくとも1つの再関連付け動作を試みることを含み、前記再関連付け動作が、
前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることと、
前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために、少なくとも前記第2のAPを識別する構成パラメータを前記ワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、
前記ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、関連付け解除命令を前記ワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、
前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、前記第1のAPで、前記ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることとで構成されるグループから少なくとも1つの動作を含む、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることが、前記第2のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力の増加と連携して、前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を前記減少させることを調整することを含む、C2に記載の方法。
[C4]
前記再関連付け調整情報が、前記再関連付け動作を同期するためのタイミング情報を含む、C2に記載の方法。
[C5]
前記ワイヤレスクライアントデバイスのために実行された以前の再関連付け動作の記録を維持することをさらに備え、ここにおいて、前記記録が前記ワイヤレスクライアントデバイスを識別し、前記ワイヤレスクライアントデバイスの前記第1のAPから前記第2のAPへの前記再関連付けを成功裏に生じさせた前記以前の再関連付け動作を示す、C2に記載の方法。
[C6]
前記記録が、前記以前の再関連付け動作の開始と、前記以前の再関連付け動作の完了との間の時間の量に関連付けられる待ち時間をさらに含む、C5に記載の方法。
[C7]
前記以前の再関連付け動作の前記記録に少なくとも部分的に基づいて、どの再関連付け動作を実行するべきかを選択することをさらに備える、C5に記載の方法。
[C8]
前記ワイヤレスクライアントデバイスの前記再関連付けを生じさせるために前記第1のAPを前記第2のAPと調整することが、前記第1のAPで、第1のビーコンフレームの送信電力を一時的に減少させることを含む、C1に記載の方法。
[C9]
前記AP調整メッセージが、前記第2のAPに、前記第2のAPによって送信される第2のビーコンフレームの送信電力を増加させるためのインジケータを含む、C8に記載の方法。
[C10]
前記ワイヤレスクライアントデバイスの前記再関連付けを生じさせるために前記第1のAPを前記第2のAPと調整することが、前記ワイヤレスクライアントデバイスに関連付け解除命令を送ることを含む、C1に記載の方法。
[C11]
前記第1のAPで、前記ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることをさらに備える、C10に記載の方法。
[C12]
前記ワイヤレスクライアントデバイスの前記再関連付けを生じさせるために、前記第1のAPを前記第2のAPと調整することが、
前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに関連付けさせるために、前記ワイヤレスクライアントデバイスに構成パラメータを送ることを含み、前記構成パラメータが少なくとも前記第2のAPを識別する、C1に記載の方法。
[C13]
前記構成パラメータが、少なくとも前記第2のAPを含む候補APのリストを含む、C12に記載の方法。
[C14]
前記第1のAPに通信可能に結合された前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けさせると決定することが、
前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第1のAPとの間のワイヤレス関連付けに関連する第1の性能特性を決定することと、
前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの間の潜在的なワイヤレス関連付けに関連する第2の性能特性を推定することと、
前記第2の性能特性が前記第1の性能特性を上回ると決定することとを含む、C1に記載の方法。
[C15]
前記AP調整メッセージを伝達することが、前記第2の性能特性が前記第1の性能特性を上回ると決定することに応答する、C14に記載の方法。
[C16]
前記第1のAPに通信可能に結合された前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けさせると決定することが、
前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、より大きいアプリケーションスループットを前記ワイヤレスクライアントデバイスに提供すると決定することを含む、C1に記載の方法。
[C17]
前記第1のAPに通信可能に結合された前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記第2のAPに再関連付けさせると決定することが、
前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、前記第1のAPと前記第2のAPとの間の負荷バランシングを改善すると決定することを含む、C1に記載の方法。
[C18]
前記第1のAPに通信可能に結合された前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けさせると決定することが、
前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、前記ワイヤレスクライアントデバイスと、前記第2のAPに関連付けられた他のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定することを含む、C1に記載の方法。
[C19]
前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの前記関連付けが、前記ワイヤレスクライアントデバイスと、前記第2のAPに関連付けられた他のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定することが、前記ワイヤレスクライアントデバイスと、前記第2のAPに関連付けられた少なくとも1つのワイヤレスクライアントデバイスとの間のネットワークトラフィックフローを検出することを含む、C18に記載の方法。
[C20]
前記第1のAPに通信可能に結合された前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けさせると決定することが、
前記第1のAPで、前記第1のAPの第1のAP調整モジュールで受信された情報に基づいて、前記第1のAPから前記ワイヤレスクライアントデバイスを関連付け解除すると決定することを含む、C1に記載の方法。
[C21]
前記第1のAPで、前記ワイヤレスクライアントデバイスが前記第2のAPに関連付けられた状態になっているという確認を受信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C22]
ワイヤレスネットワークの第1のアクセスポイント(AP)であって、前記第1のAPが、
前記ワイヤレスネットワークと結合するように動作可能なネットワークインターフェースと、
前記第1のアクセスポイント(AP)で、前記ネットワークインターフェースを介して前記第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPから前記ワイヤレスネットワークの第2のAPに再関連付けさせると決定することと、
AP調整メッセージを前記第1のAPから前記第2のAPに伝達することと、前記AP調整メッセージが前記ワイヤレスクライアントデバイスを識別し、再関連付け調整情報を含む、
前記再関連付け調整情報に従って前記ワイヤレスクライアントデバイスの前記第2のAPへの前記再関連付けを生じさせるために、前記第1のAPを前記第2のAPと調整することとを行うように動作可能なAP調整モジュールと、を備える、ワイヤレスネットワークの第1のアクセスポイント。
[C23]
前記ワイヤレスクライアントデバイスの前記再関連付けを生じさせるために前記第1のAPを前記第2のAPと調整するように動作可能な前記AP調整モジュールが、
前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために少なくとも1つの再関連付け動作を試みるように動作可能な前記AP調整モジュールを備え、前記再関連付け動作が、
前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることと、
前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために、少なくとも前記第2のAPを識別する構成パラメータを前記ワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、
前記ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、関連付け解除命令を前記ワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、
前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、前記第1のAPで、前記ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることとで構成されるグループから少なくとも1つの動作を含む、C22に記載の第1のAP。
[C24]
前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることが、前記第2のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力の増加と連携して、前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を前記減少させることを調整することを含む、C23に記載の第1のAP。
[C25]
前記再関連付け調整情報が、前記再関連付け動作を同期するためのタイミング情報を含む、C23に記載の第1のAP。
[C26]
前記AP調整モジュールが、
前記ワイヤレスクライアントデバイスのために実行された以前の再関連付け動作の記録を維持するようにさらに動作可能であり、ここにおいて、前記記録が前記ワイヤレスクライアントデバイスを識別し、前記ワイヤレスクライアントデバイスの前記第1のAPから前記第2のAPへの前記再関連付けを成功裏に生じさせた前記以前の再関連付け動作を示す、C23に記載の第1のAP。
[C27]
前記記録が、前記以前の再関連付け動作の開始と、前記以前の再関連付け動作の完了との間の時間の量に関連付けられる待ち時間をさらに含む、C26に記載の第1のAP。
[C28]
前記AP調整モジュールが、
前記以前の再関連付け動作の前記記録に少なくとも部分的に基づいて、どの再関連付け動作を実行するべきかを選択するようにさらに動作可能である、C26に記載の第1のAP。
[C29]
前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けさせるために前記第1のAPを前記第2のAPと調整するように動作可能な前記AP調整モジュールが、前記第1のAPで前記ネットワークインターフェースを介して送信される第1のビーコンフレームの送信電力を一時的に減少させるように動作可能な前記AP調整モジュールを備える、C22に記載の第1のAP。
[C30]
前記AP調整メッセージが、前記第2のAPに、前記第2のAPによって送信される第2のビーコンフレームの送信電力を増加させるためのインジケータを含む、C29に記載の第1のAP。
[C31]
前記第1のAPに通信可能に結合された前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けさせると決定するように動作可能な前記AP調整モジュールが、
前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、より大きいアプリケーションスループットを前記ワイヤレスクライアントデバイスに提供すると決定するように動作可能な前記AP調整モジュールを含む、C22に記載の第1のAP。
[C32]
前記第1のAPに通信可能に結合された前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けさせると決定するように動作可能な前記AP調整モジュールが、
前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、前記第1のAPと前記第2のAPとの間の負荷バランシングを改善すると決定するように動作可能な前記AP調整モジュールを含む、C22に記載の第1のAP。
[C33]
前記第1のAPに通信可能に結合された前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けさせると決定するように動作可能な前記AP調整モジュールが、
前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、前記ワイヤレスクライアントデバイスと、前記第2のAPに関連付けられた他のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定するように動作可能な前記AP調整モジュールを含む、C22に記載の第1のAP。
[C34]
前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの前記関連付けが、前記ワイヤレスクライアントデバイスと、前記第2のAPに関連付けられた他のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定するように動作可能な前記AP調整モジュールが、
前記ワイヤレスクライアントデバイスと、前記第2のAPに関連付けられた少なくとも1つのワイヤレスクライアントデバイスとの間のネットワークトラフィックフローを検出するように動作可能な前記AP調整モジュールを備える、C33に記載の第1のAP。
[C35]
デバイスのプロセッサによって実行されると、前記デバイスに、
ワイヤレスネットワークの第1のアクセスポイント(AP)で、前記第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPから前記ワイヤレスネットワークの第2のAPに再関連付けさせると決定することと、
AP調整メッセージを前記第1のAPから前記第2のAPに伝達することと、前記AP調整メッセージが前記ワイヤレスクライアントデバイスを識別し、再関連付け調整情報を含む、
前記再関連付け調整情報に従って前記ワイヤレスクライアントデバイスの前記第2のAPへの前記再関連付けを生じさせるために、前記第1のAPを前記第2のAPと調整することとを行わせる命令を記憶する、コンピュータ可読媒体。
[C36]
前記命令が、前記デバイスの前記プロセッサによって実行されると、前記デバイスに、
前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために少なくとも1つの再関連付け動作を試みさせ、前記再関連付け動作が、
前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることと、
前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために、少なくとも前記第2のAPを識別する構成パラメータを前記ワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、
前記ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、関連付け解除命令を前記ワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、
前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、前記第1のAPで、前記ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることとで構成されるグループから少なくとも1つの動作を含む、C35に記載のコンピュータ可読媒体。
[C37]
前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることが、前記第2のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力の増加と連携して、前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を前記減少させることを調整することを含む、C36に記載のコンピュータ可読媒体。
[C38]
前記再関連付け調整情報が、前記再関連付け動作を同期するためのタイミング情報を含む、C36に記載のコンピュータ可読媒体。
[C39]
前記命令が、前記デバイスの前記プロセッサによって実行されると、前記デバイスに、
前記ワイヤレスクライアントデバイスのために実行された以前の再関連付け動作の記録を維持させ、ここにおいて、前記記録が前記ワイヤレスクライアントデバイスを識別し、前記ワイヤレスクライアントデバイスの前記第1のAPから前記第2のAPへの前記再関連付けを成功裏に生じさせた以前の再関連付け動作を示す、C36に記載のコンピュータ可読媒体。
[C40]
前記記録が、前記以前の再関連付け動作の開始と、前記以前の再関連付け動作の完了との間の時間の量に関連付けられる待ち時間をさらに含む、C39に記載のコンピュータ可読媒体。
[C41]
前記命令が、前記デバイスの前記プロセッサによって実行されると、前記デバイスに、
前記以前の再関連付け動作の前記記録に少なくとも部分的に基づいて、どの再関連付け動作を実行するべきかを選択させる、C39に記載のコンピュータ可読媒体。
[C42]
前記デバイスに、前記ワイヤレスクライアントデバイスの前記再関連付けを生じさせるために前記第1のAPを前記第2のAPと調整させる前記命令が、前記デバイスの前記プロセッサによって実行されると、前記デバイスに、前記第1のAPでネットワークインターフェースを介して送信される第1のビーコンフレームの送信電力を一時的に減少させる命令を備える、C35に記載のコンピュータ可読媒体。
[C43]
前記AP調整メッセージが、前記第2のAPに、前記第2のAPによって送信される第2のビーコンフレームの送信電力を増加させるためのインジケータを含む、C42に記載のコンピュータ可読媒体。
[C44]
前記第1のAPに通信可能に結合された前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けさせると前記デバイスに決定させる前記命令が、前記デバイスの前記プロセッサによって実行されると、前記デバイスに、
前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、より大きいアプリケーションスループットを前記ワイヤレスクライアントデバイスに提供すると決定させる命令を備える、C35に記載のコンピュータ可読媒体。
[C45]
前記第1のAPに通信可能に結合された前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けさせると前記デバイスに決定させる前記命令が、前記デバイスの前記プロセッサによって実行されると、前記デバイスに、
前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、前記第1のAPと前記第2のAPとの間の負荷バランシングを改善すると決定させる命令を備える、C35に記載のコンピュータ可読媒体。
[C46]
前記第1のAPに通信可能に結合された前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けさせると前記デバイスに決定させる前記命令が、前記デバイスの前記プロセッサによって実行されると、前記デバイスに、
前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、前記ワイヤレスクライアントデバイスと、前記第2のAPに関連付けられた他のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定させる命令を備える、C35に記載のコンピュータ可読媒体。
[C47]
第1のAPに通信可能に結合されたワイヤレスクライアントデバイスに前記第1のAPからワイヤレスネットワークの第2のAPに再関連付けさせると決定するための手段と、
AP調整メッセージを前記第1のAPから前記第2のAPに伝達するための手段と、前記AP調整メッセージが前記ワイヤレスクライアントデバイスを識別し、再関連付け調整情報を含む、
前記再関連付け調整情報に従って前記ワイヤレスクライアントデバイスの前記第2のAPへの前記再関連付けを生じさせるために、前記第1のAPを前記第2のAPと調整するための手段とを備える、装置。
[C48]
前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けさせるために、前記第1のAPを前記第2のAPと調整するための前記手段が、前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために、少なくとも1つの再関連付け動作を試みるための手段を含み、前記再関連付け動作が、
前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることと、
前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けさせるために、少なくとも前記第2のAPを識別する構成パラメータを前記ワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、
前記ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、関連付け解除命令を前記ワイヤレスクライアントデバイスに送ることと、
前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、前記第1のAPで、前記ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることとで構成されるグループから少なくとも1つの動作を含む、C47に記載の装置。

Claims (44)

  1. ワイヤレスネットワークの第1のアクセスポイント(AP)によって実行される方法であって
    イヤレスクライアントデバイスを前記第1のAPから前記ワイヤレスネットワークの第2のAPに再関連付けすると決定することと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために、複数の再関連付け技法から実行するための1つの再関連付け技法を選択することと、ここにおいて、前記再関連付け技法は、
    前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために、構成パラメータを前記ワイヤレスクライアントデバイスに送信することと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、関連付け解除命令を前記ワイヤレスクライアントデバイスに送信することと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、前記ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることと
    で構成されるグループから選択される、
    AP調整メッセージを前記第2のAPに伝達することと、前記AP調整メッセージが前記ワイヤレスクライアントデバイスの識別および前記再関連付け技法を表示するフィールドを含む、
    前記再関連付け技法に従って前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けするために、前記第1のAPを前記第2のAPと調整することと
    を備える、方法。
  2. 前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの前記送信電力を減少させることが、前記第2のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力の増加と連携して、前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの前記送信電力の減少を調整することを備える、請求項に記載の方法。
  3. 前記AP調整メッセージが、前記再関連付け技法の実行を同期するためのタイミング情報をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ワイヤレスクライアントデバイスのために実行された以前の再関連付け技法の記録を維持することをさらに備え、ここにおいて、前記記録が前記ワイヤレスクライアントデバイスを識別し、前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けするために使用された以前の再関連付け技法を示す、請求項1に記載の方法。
  5. 前記記録が、前記以前の再関連付け技法の開始と、前記以前の再関連付け技法の完了との間の時間の量に関連付けられる待ち時間をさらに含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記再関連付け技法を選択することは、
    以前の再関連付け技法の記録に少なくとも部分的に基づいて、前記再関連付け技法を選択すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のAPを前記第2のAPと調整することが、前記第1のAPで、第1のビーコンフレームの送信電力を一時的に減少させることを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記AP調整メッセージが、前記第2のAPに、前記第2のAPによって送信される第2のビーコンフレームの送信電力を増加させるためのインジケータを含む、請求項に記載の方法。
  9. 前記第1のAPを前記第2のAPと調整することが、前記ワイヤレスクライアントデバイスに関連付け解除命令を送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1のAPで、前記ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることをさらに備える、請求項に記載の方法。
  11. 前記第1のAPを前記第2のAPと調整することが、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために、前記ワイヤレスクライアントデバイスに構成パラメータを送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記構成パラメータが、少なくとも前記第2のAPを含む候補APのリストを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 再関連付けすると決定することが、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第1のAPとの間のワイヤレス関連付けに関連する第1の性能特性を決定することと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの間の潜在的なワイヤレス関連付けに関連する第2の性能特性を推定することと、
    前記第2の性能特性が前記第1の性能特性を上回ると決定することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  14. 前記AP調整メッセージを伝達することが、前記第2の性能特性が前記第1の性能特性を上回ると決定することに応答する、請求項13に記載の方法。
  15. 再関連付けすると決定することが、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、より大きいアプリケーションスループットを前記ワイヤレスクライアントデバイスに提供すると決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  16. 再関連付けすると決定することが、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、前記第1のAPと前記第2のAPとの間の負荷バランシングを改善すると決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  17. 再関連付けすると決定することが、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、前記ワイヤレスクライアントデバイスと、前記第2のAPに関連付けられた他のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  18. 前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの前記関連付けが、ピアツーピア通信を可能にすると決定することが、前記ワイヤレスクライアントデバイスと、前記第2のAPに関連付けられた少なくとも1つのワイヤレスクライアントデバイスとの間のネットワークトラフィックフローを検出することを備える、請求項17に記載の方法。
  19. 再関連付けすると決定することが、
    前記第2のAP、別のAP、および前記ワイヤレスネットワークの中央調整器で構成されるグループのメンバから受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のAPから前記ワイヤレスクライアントデバイスを関連付け解除すると決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  20. 前記ワイヤレスクライアントデバイスが前記第2のAPに関連付けられた状態になっているという確認を受信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  21. ワイヤレスネットワークの第1のアクセスポイント(AP)であって、前記第1のAPが、
    前記ワイヤレスネットワークと結合するように動作可能なネットワークインターフェースと、
    プロセッサと、
    命令を記憶するように構成され、記憶するメモリと
    を備え、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPに
    イヤレスクライアントデバイスを前記第1のAPから前記ワイヤレスネットワークの第2のAPに再関連付けすると決定することと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために、複数の再関連付け技法から実行するための1つの再関連付け技法を選択することと、ここにおいて、前記再関連付け技法は、
    前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために、少なくとも前記第2のAPを識別する構成パラメータを前記ワイヤレスクライアントデバイスに送信することと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、関連付け解除命令を前記ワイヤレスクライアントデバイスに送信することと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、前記ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることと
    で構成されるグループから選択される、
    AP調整メッセージを前記第2のAPに伝達することと、前記AP調整メッセージが前記ワイヤレスクライアントデバイスの識別および前記再関連付け技法を表示するフィールドを含む、
    前記再関連付け技法に従って前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けするために、前記第1のAPを前記第2のAPと調整することと
    を行わせる、第1のAP。
  22. 前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの前記送信電力を減少させることの前記再関連付け技法が、前記第2のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力の増加と連携して、前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの前記送信電力の減少を調整することを備える、請求項21に記載の第1のAP。
  23. 前記AP調整メッセージが、前記再関連付け技法の実行を同期するためのタイミング情報をさらに含む、請求項21に記載の第1のAP。
  24. 前記命令が、前記第1のAPの前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPにさらに
    前記ワイヤレスクライアントデバイスのために実行された以前の再関連付け技法の記録を維持させ、ここにおいて、前記記録が前記ワイヤレスクライアントデバイスを識別し、前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けするために使用された以前の再関連付け技法を示す、請求項21に記載の第1のAP。
  25. 前記記録が、前記以前の再関連付け技法の開始と、前記以前の再関連付け技法の完了との間の時間の量に関連付けられる待ち時間をさらに含む、請求項24に記載の第1のAP。
  26. 前記再関連付け技法を選択する前記命令が、前記第1のAPの前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPに、
    以前の再関連付け技法の記録に少なくとも部分的に基づいて、前記再関連付け技法を選択させる命令を備える、請求項21に記載の第1のAP。
  27. 前記第1のAPを前記第2のAPと調整する前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPに、前記第1のAPで前記ネットワークインターフェースを介して送信される第1のビーコンフレームの送信電力を一時的に減少させる命令を備える、請求項21に記載の第1のAP。
  28. 前記AP調整メッセージが、前記第2のAPに、前記第2のAPによって送信される第2のビーコンフレームの送信電力を増加させるためのインジケータを含む、請求項27に記載の第1のAP。
  29. 再関連付けすると決定する前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPに、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、より大きいアプリケーションスループットを前記ワイヤレスクライアントデバイスに提供すると決定させる命令を備える、請求項21に記載の第1のAP。
  30. 再関連付けすると決定する前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPに、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、前記第1のAPと前記第2のAPとの間の負荷バランシングを改善すると決定させる命令を備える、請求項21に記載の第1のAP。
  31. 再関連付けすると決定する前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPに、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、前記ワイヤレスクライアントデバイスと、前記第2のAPに関連付けられた他のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定させる命令を備える、請求項21に記載の第1のAP。
  32. 前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの前記関連付けが、ピアツーピア通信を可能にすると決定する前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPに、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスと、前記第2のAPに関連付けられた少なくとも1つのワイヤレスクライアントデバイスとの間のネットワークトラフィックフローを検出させる命令を備える、請求項31に記載の第1のAP。
  33. ワイヤレスネットワークの第1のアクセスポイント(AP)のプロセッサによって実行されると、前記第1のAPに
    イヤレスクライアントデバイスを前記第1のAPから前記ワイヤレスネットワークの第2のAPに再関連付けすると決定することと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために、複数の再関連付け技法から実行するための1つの再関連付け技法を選択することと、ここにおいて、前記再関連付け技法は、
    前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために、少なくとも前記第2のAPを識別する構成パラメータを前記ワイヤレスクライアントデバイスに送信することと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、関連付け解除命令を前記ワイヤレスクライアントデバイスに送信することと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、前記ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることと
    で構成されるグループから選択される、
    AP調整メッセージを前記第2のAPに伝達することと、前記AP調整メッセージが前記ワイヤレスクライアントデバイスの識別を含み、前記再関連付け技法を表示するフィールドを含む、
    前記再関連付け技法に従って前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けするために、前記第1のAPを前記第2のAPと調整することと
    を行わせる命令を記憶する、非一時的コンピュータ可読媒体。
  34. 前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの前記送信電力を前記減少させることが、前記第2のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力の増加と連携して、前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの前記送信電力の減少を調整することを備える、請求項33に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  35. 前記AP調整メッセージが、前記再関連付け技法の実行を同期するためのタイミング情報をさらに含む、請求項33に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  36. 前記命令が、前記第1のAPの前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPに、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスのために実行された以前の再関連付け技法の記録を維持させ、ここにおいて、前記記録が前記ワイヤレスクライアントデバイスを識別し、前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第1のAPから前記第2のAPに再関連付けするために使用された以前の再関連付け技法を示す、請求項33に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  37. 前記記録が、前記以前の再関連付け技法の開始と、前記以前の再関連付け技法の完了との間の時間の量に関連付けられる待ち時間をさらに含む、請求項36に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  38. 前記第1のAPに前記再関連付け技法を選択させる前記命令が、前記第1のAPの前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPに、
    以前の再関連付け技法の記録に少なくとも部分的に基づいて、前記再関連付け技法を選択させる命令を備える、請求項33に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  39. 前記第1のAPに、前記第1のAPを前記第2のAPと調整させる前記命令が、前記第1のAPの前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPに、前記第1のAPでネットワークインターフェースを介して送信される第1のビーコンフレームの送信電力を一時的に減少させる命令を備える、請求項33に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  40. 前記AP調整メッセージが、前記第2のAPに、前記第2のAPによって送信される第2のビーコンフレームの送信電力を増加させるためのインジケータを含む、請求項39に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  41. 再関連付けすると前記第1のAPに決定させる前記命令が、前記第1のAPの前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPに、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、より大きいアプリケーションスループットを前記ワイヤレスクライアントデバイスに提供すると決定させる命令を備える、請求項33に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  42. 再関連付けすると前記第1のAPに決定させる前記命令が、前記第1のAPの前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPに、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、前記第1のAPと前記第2のAPとの間の負荷バランシングを改善すると決定させる命令を備える、請求項33に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  43. 再関連付けすると前記第1のAPに決定させる前記命令が、前記第1のAPの前記プロセッサによって実行されると、前記第1のAPに、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスと前記第2のAPとの関連付けが、前記ワイヤレスクライアントデバイスと、前記第2のAPに関連付けられた他のワイヤレスクライアントデバイスとの間のピアツーピア通信を可能にすると決定させる命令を備える、請求項33に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  44. ワイヤレスネットワークの第1のアクセスポイント(AP)で、ワイヤレスクライアントデバイスを前記第1のAPから前記ワイヤレスネットワークの第2のAPに再関連付けすると決定するための手段と、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために、複数の再関連付け技法から実行するための1つの再関連付け技法選択するための手段と、ここにおいて、前記再関連付け技法は、
    前記第1のAPによって送信されるビーコンフレームの送信電力を減少させることと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けさせるために、少なくとも前記第2のAPを識別する構成パラメータを前記ワイヤレスクライアントデバイスに送信することと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスに新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、関連付け解除命令を前記ワイヤレスクライアントデバイスに送信することと、
    前記ワイヤレスクライアントデバイスに前記新しいネットワーク発見および選択を実行するよう強制するために、前記ワイヤレスクライアントデバイスからの少なくとも1つの着信パケットをブロックすることと
    で構成されるグループから選択される、
    AP調整メッセージを前記第2のAPに伝達するための手段と、前記AP調整メッセージが前記ワイヤレスクライアントデバイスの識別および前記再関連付け技法を表示するフィールドを含む、
    前記再関連付け技法に従って前記ワイヤレスクライアントデバイスを前記第2のAPに再関連付けするために、前記第1のAPを前記第2のAPと調整するための手段と
    を備える、装置。
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