JP4886035B2 - アクセスネットワーク内のネットワーク層におけるアクセス端末のハンドオフ - Google Patents

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Description

本開示は、一般に無線通信ネットワークに関し、特に、アクセスネットワーク内のネットワーク層においてアクセス端末をハンドオフする様々な概念及び技術に関する。
無線通信システムは幅広く開発され、例えばテレフォニ、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト等のような様々な通信サービスを提供する。これらのシステムは一般に、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、多くのアクセス端末を広域ネットワーク(WAN)に接続することができるアクセスネットワークを利用する。アクセスネットワークは一般に、地理的カバレッジ領域全体に散在する多くのアクセスポイントを用いて実現される。地理的カバレッジ領域は一般に、各セル内にアクセスポイントを伴うセルに分割される。セルは更に、セクタに分割されうる。アクセスポイントは一般に、セル内の各セクタについて1つのトランシーバ機能を含む。トランシーバ機能は、セクタ内のアクセス端末に、エアインタフェース接続ポイントを提供する。
アクセスネットワークは、1つ又は複数のネットワーク機能も含むことができる。典型的な構成において、ネットワーク機能は、任意の数のトランシーバ機能のためのコントローラとして動作し、アクセス端末に関するリソースの割当、管理、及びティアダウンを含む様々なタスクを実行する。ネットワーク機能はまた、アクセス端末に、インターネットプロトコル(IP)層接続ポイント(IAP)を提供する。行先をアクセス端末に定められた全てのIPパケットは、IAPを経由して送られる。アクセスネットワークは、多くのアクセスポイントをサポートする多重ネットワーク機能として本明細書で定義される集中型ネットワークアーキテクチャ、すなわち、各ネットワーク機能が多くのアクセスポイントをサポートし、各アクセスポイントが多くのネットワーク機能によってサポートされるネットワークアーキテクチャを有することができる。あるいはアクセスネットワークは、各アクセスポイントの専用ネットワーク機能として本明細書で定義される分散型ネットワークアーキテクチャ、すなわち、各ネットワーク機能が単一のアクセスポイントをサポートし、各アクセスポイントが単一のネットワーク機能によってサポートされるネットワークアーキテクチャを有することができる。
IP層接続ポイントを提供することに加えて、IAPは、任意の数のアクセス端末に関するセッション状態を維持することを請け負う。アクセス端末に関するセッション状態は、接続が閉じた場合保存される、アクセス端末とIAPとの間の制御経路におけるアクセスネットワークの状態である。セッション状態は、アクセス端末とアクセスネットワークとの間でネゴシエートされる属性の値を含む。これらの属性は、アクセス端末によって受信されるサービス及び接続の特性に影響を及ぼす。例えば、アクセス端末は、新たなアプリケーションに関するサービス品質(QoS)構成をネゴシエートし、アプリケーションに関するQoSサービス要求を示すアクセスネットワークへ、新たなフィルタスペック及びフロースペックを提供する。別の例として、アクセス端末は、アクセスネットワークを用いる通信において用いられるヘッダの大きさ及びタイプをネゴシエートすることができる。
いくつかの無線通信システムにおいて、与えられたセクタ内のアクセス端末は、そのセクタにサービス提供しているトランシーバ機能のアクセスチャネルにおいてアクセス試みを行うことによって、アクセスポイントとの接続を確立する。このアクセス試みを受信するトランシーバ機能に関連するネットワーク機能は、アクセス端末のセッションマスタとコンタクトし、アクセス端末のセッション状態のコピーを取得する。アクセス試みが成功した場合、アクセス端末は、セクタにサービス提供しているトランシーバ機能と通信するために、例えばMAC ID及びデータチャネルのようなエアインタフェースリソースを割り当てられる。加えて、IAPは、サービス提供しているネットワーク機能へ移される。あるいは、IAPと、サービス提供しているネットワーク機能との間でIPパケットを送るために、IPトンネリングプロトコルが用いられる。
いくつかの無線通信システムにおいて、アクセス端末は、アクセスポイントとの接続を一度確立すると、他のセクタの音を聴き、聞こえるセクタの信号強度を測定する。アクセス端末は、アクティブセットを生成するためにこれらの測定値を用いる。アクティブセットは、アクセス端末のために確保されたエアインタフェースリソースを有するセクタのセットである。アクセス端末は、アクセスネットワーク全体を移動しながら、他のセクタの信号強度を測定し続け、セクタをアクティブセットに加えたりアクティブセットから除いたりすることができる。あるいは、アクセスネットワークがアクティブセットを維持できるように、信号強度測定値のレポートをアクセスネットワークへ送ることができる。
アクティブセットの1つの機能は、アクセス端末が、新たなアクセスを試みることなく、セクタ間で迅速に切り換わり、サービスを維持することを可能とする。セクタを切り換える処理は、アクセス端末のハンドオフをリンク層で構成するために、順方向リンク又は逆方向リンクの何れでも、しばしば「L2」ハンドオフと称される。アクセスネットワークは、(1)アクティブセット内のセクタの各々において、アクセス端末のためのエアインタフェースリソースを節約すること、及び(2)セッション状態のコピーを、セッションマスタから、アクティブセット内のセクタにサービス提供している各ネットワーク機能へ提供すること、によってL2ハンドオフを迅速に実行するために、アクティブセットを用いる。
アクセス端末の迅速なハンドオフをサポートするために用いられうる別の技術は、IAPを移動することなくセクタを切り換えることである。IAPを移動する処理は、アクセス端末のハンドオフをネットワーク層で構成するために、しばしば「L3」ハンドオフと称される。L2ハンドオフとL3ハンドオフとを切り離すことによって、IAPとサービス提供アクセスポイントとの距離は、アクセス端末がアクセスネットワーク内を移動すると増加することができる。このようなシナリオにおいて、バックホールで経験されるレイテンシ及びルート指定効率を向上させるために、IAPをアクセス端末により近く移動するのが望ましい。もしIAPがセッションマスタとしてサービス提供すれば、セッション状態も転送される必要がある。
L3ハンドオフは従来、アクセスネットワークによって制御されてきた。これはしばしば、「ネットワークベースの移動管理」と称される。L3ハンドオフを制御するためにアクセス端末を用いること(「ATベースの移動管理」)はしばしば、例えば音声のような高速アプリケーションのためには緩慢すぎると考えられてきた。しかし、ATベースの移動管理には、例えば技術内及び技術間、又はグローバル移動とローカル移動とのために単一メカニズムを可能とすることのようないくつかの利点がある。ATベースの移動管理はまた、何れの時点でL3ハンドオフを行うかを決定するためのネットワーク要素を必要としないことによって、ネットワークインタフェースを更に簡略化する。
従って、ATベースの移動管理をサポートするようにL3ハンドオフを最適化する技術へのニーズがある。L3ハンドオフを最適化することは、ネットワークインタフェースを簡略化し、シームレスなL3ハンドオフを改善することができるために、ネットワークアーキテクチャに関わらずあらゆるシステムにとって役立つ機能である。
本特許出願は、参照によって本願に明確に組み込まれた、2006年6月7日出願の“A METHOD AND APPARATUS FOR LAYER 3 HANDOFF”と題された米国特許仮出願60/811,875号に対する優先権を主張する。
発明の概要
本開示の1つの局面に従って、アクセスネットワークにアクセスする装置が、複数のネットワーク機能を備えるアクティブセットを維持するように構成された処理システムを含み、処理システムは更に、ネットワーク機能のうちの第2の1つをハンドオフのターゲットとして識別するメッセージをネットワーク機能の各々へ送ることと、ホームエージェントを用いてネットワーク機能のうちの第2の1つのバインディング更新を実行することとによって、ネットワーク機能のうちの第1の1つから、ネットワーク機能のうちの第2の1つへのネットワーク層接続ポイントのハンドオフをサポートするように更に構成される。
例示によって本発明の様々な局面のみを示し、説明する以下の詳細な説明から、当業者には、本発明の他の局面が容易に明らかになるであろうことが理解される。理解されるように、本発明は、他の異なる構成も可能とし、いくつかの詳細は、本発明の範囲から全て逸脱することなく、様々な他の細目における修正が可能である。従って、図面及び詳細な説明は、本質的に例示的であるとみなされ、限定的であるとはみなされない。
詳細な説明
添付図面と関連して以下で説明される詳細な説明は、本発明の様々な局面の説明として意図されており、本発明のただ1つの局面を表すようには意図されていない。この詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供することを目的とするために、具体的な詳細を含む。しかし、本発明は、これらの具体的な詳細なしにも実行されうることが、当業者には明らかであるだろう。いくつかの例において、周知の構成及び構成要素が、本発明の概念を不明瞭にすることを回避するために、ブロック図形式で示される。
本開示を通して示される様々な概念は、広範囲の通信システムにわたって利用することができる。一例として、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)に基づく無線通信システムが、これらの概念の利益を得ることができる。UMBは、3GPP2によって公布されたエアインタフェース規格であり、CDMA2000規格ファミリーの一部である。UMBは一般に、モバイル加入者へインターネットアクセスを提供するために用いられる。本技術の利益を得ることができる無線通信システムの別の例は、IEEE 802.20に基づくシステムである。IEEE 802.20は、インターネットプロトコル(IP)ベースのサービスのために設計されたパケットベースのエアインタフェースである。明確な説明のために、ここでは様々な概念が、分散型ネットワークアーキテクチャを参照して示されるが、本概念は、集中型ネットワークアーキテクチャにも同等に適用可能であり、その他の無線通信システムに容易に拡張されることができる。
図1は、アクセス端末を含む分散型アクセスネットワークアーキテクチャを示す概念ブロック図である。アクセス端末102は、アクセスネットワーク106によって、例えばインターネットのようなパケットベースネットワーク104と接続されるように示される。アクセス端末102は、ユーザがアクセスネットワーク106からサービスを取得することができる、固定式又は移動式のデバイスでありうる。一例として、アクセス端末102は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、デジタルカメラ、デジタルカムコーダ、ゲーム機、オーディオデバイス、ビデオデバイス、マルチメディアデバイス、又は、アクセスネットワーク106からサービスを受信することのできるその他任意の適切なデバイスでありうる。
アクセスネットワーク106は、セルラーカバレッジ領域全体に分散し、各セル内に位置する複数のアクセスポイント107乃至107を含む。アクセスポイント107は、サービス提供しているセル内の各セクタに関して、別々のトランシーバ機能108を含む。トランシーバ機能108は、そのセクタ内のアクセス端末に、エアインタフェース接続ポイントを提供するために用いられる。この例において、図1に示すアクセス端末102のエアインタフェース接続ポイントは、トランシーバ機能10812である。トランシーバ機能10812は、サービス提供トランシーバ機能と称される。
各アクセスポイント107はまた、ネットワーク機能110も含む。ネットワーク機能110は、アクセスポイント107のトランシーバ機能108を制御することを請け負い、アクセス端末に関するリソースの割当、管理、及びティアダウンのようなタスクを実行する。この例において、ネットワーク機能110は、アクセス端末102のエアインタフェース接続ポイントとしてサービス提供するトランシーバ機能10812を制御するので、サービス提供ネットワーク機能である。サービス提供ネットワーク機能110は、アクセス端末102へIAPを提供することができる。あるいは、IAPはどこかに位置することができ、IPトンネリングプロトコルは、IAPと、サービス提供ネットワーク機能110との間でIPパケットを送るために用いられることができる。パケットベースネットワーク104を介する接続を維持することを請け負うホームエージェント112は、IAPを通して、IPパケットをアクセス端末と交換する。
無線状態が変化すると、アクセス端末102は、自身のエアインタフェース接続ポイントをアクティブセット内の新たなセクタへ変更することによって、L2ハンドオフを実行することができる。アクセス端末102は、アクティブセット内の全てのセクタの順方向リンク及び逆方向リンクの無線状態に、フィルタされた測定を実行する。一例として、UMBベースの通信システムにおいて、アクセス端末102は、順方向リンクセクタを選択するために、取得パイロット、(もし存在すれば)共通パイロットチャネル、及び共有シグナリングチャネル上のパイロットの信号対干渉雑音比(SINR)を測定することができる。逆方向リンクの場合、アクセス端末102は、セクタからアクセス端末102へのアップ/ダウン電力制御コマンドに基づいて、アクティブセット内の各セクタに関するCQI消去レートを測定することができる。
L2ハンドオフは、L3ハンドオフとは非同期である。L3ハンドオフは、ターゲットIAPでバインディング更新するホームエージェントを必要とし、アクティブセット内のセクタにサービス提供している全てのネットワーク機能110が、IAPの新たな場所を示すために自身のIPトンネルを更新することを必要とする。加えて、もしセッションマスタがIAPと同じ場所にあれば、アクティブセット内のセクタにサービス提供している全てのネットワーク機能110が、セッションマスタの新たな場所を示すために、自身のユニキャストアクセス端末識別子(UATI)を更新することが必要である。この処理はやや緩慢であり、そのために、アクセス端末がセクタ間で迅速に切り換わることを妨げる。一方、もしL2ハンドオフとL3ハンドオフとを分断しなければ、アクティブアプリケーションのQoSへの悪影響を最小にするであろう。
L3ハンドオフに影響を及ぼすアクティブなアクセス端末102には、データ状態、接続状態、及びセッション状態という3つの主要なタイプの状態がある。データ状態は、接続中のアクセス端末102とネットワーク機能110との間のデータ経路におけるアクセスネットワーク106の状態である。データ状態は、非常に動的で、アクセスポイント107間で転送するのが難しい、例えばヘッダ圧縮状態や無線リンクプロトコル(RLP)バッファ状態のようなものを含む。接続状態は、接続が閉じており、アクセス端末102がアイドルである場合に保存されていない、アクセス端末102とネットワーク機能107との間の制御経路上のアクセスネットワーク106の状態である。接続状態は、アクセス端末のために保存されたエアインタフェースリソースのセット、電力制御ループ値、ソフトハンドオフタイミング、及びアクティブセット情報のような情報を含むことができる。セッション状態は、本開示の背景技術で説明したので、ここでは繰り返さない。
L3ハンドオフにおいて、3つのタイプの状態全てが、サービス提供しているIAPからターゲットIAPへ転送される必要がある。もしアイドルなアクセス端末102のみがL3ハンドオフを行うことができるとすれば、転送される必要があるのはセッション状態のみである。アクティブなアクセス端末102のL3ハンドオフをサポートするために、データ状態及び接続状態も転送される必要がある。
いくつかの無線通信システムにおいて、L3データ状態のハンドオフは、各ルートのデータ状態がそのルートに局地的である、すなわち、各ルートがそれぞれ独立したデータ状態を有する複数のルートを定めることによって簡略化される。各ネットワーク機能110を別々のルートと関連付けることによって、L3ハンドオフ中のデータ損失がなくなり、パケットは、古いIAPから新たなIAPまで同時に処理されることができる。
アクティブなアクセス端末102のL3ハンドオフは、接続状態の制御をIAPから移動させ、アクティブセット内の各ネットワーク機能110に局地的にすることによって、更に簡略化することができる。これは、制御スタックが独立し、各ネットワーク機能110に局地的であるように、複数の制御ルート(又は制御スタック)を定め、エアインタフェースを定めることによってなされる。これには、アクティブセットの全てのセクタを管理する単一のネットワーク機能110がもはや無いために、割当のためのネゴシエート及び管理と、接続状態のためのリソースのティアダウンとが、アクセス端末102へ転送される必要がある。アクティブセット内のセクタにサービス提供している異なるトランシーバ機能108は、同じネットワーク機能110を共有することができないために、エアインタフェース設計のいくつかの追加要件は、トランシーバ機能108間でのタイトな接続を回避することも必要としうる。一例として、例えば電力制御ループ、ソフトハンドオフ等のような同じネットワーク機能110を有さないトランシーバ機能108間の全てのタイトな同期化を削除することが好ましい。
データ状態及び接続状態をネットワーク機能110に局地的にすると、L3ハンドオフの3つの状態を転送する必要がなくなり、ネットワーク機能110間のインタフェースも簡略化しうる。
アクセス端末102は、別々のプロトコルスタック114乃至114を用いて、異なるネットワーク機能110と通信し、同様にアクセス端末102及びトランシーバ機能108のアドレッシングメカニズムと通信して、これらのスタックを論理的に区別する。各プロトコルスタック114乃至114は、アクセス端末102におけるIP層移動をサポートするために、モバイルノード116と通信するデータスタック及び制御スタックを含む。
新たなネットワーク機能がアクティブセットに追加される度に、あるいはセッションマスタハンドオフがある場合にネゴシエートすることは非常に高価であるため、基本的に、セッション状態のいくつかの特性(例えばQoSプロファイル、安全キー等)は、ネットワーク機能110(又はIAP)に局地的にすることができない。従って、以下に示される概念は、IAPとセッションマスタとが同じ場所にある場合、ATベースの移動管理に最適な方法で、L3ハンドオフ中にセッションマスタを転送する様々な技術に関する。
図2は、IAPとセッションマスタとが同じ場所に配置された場合、ソースとターゲットIAPとの間のL3ハンドオフを開始したアクセス端末のためのコールフローの例を示す図である。アクセスネットワークによるデータフローはステップ201に示される。具体的には、データは、ホームエージェント260からサービス提供IAP240へルート指定される。サービス提供IAP240は、アクセス端末220へ無線でデータを送信するサービス提供アクセスポイント230へデータをトンネルする。
セッション転送中のセッションへのネゴシエート変更は管理が難しいために、サービス提供IAP240でセッション状態をロックすることによって、ステップ202でL3ハンドオフが開始する。アクセス端末220は、「ロックセッション」メッセージをサービス提供アクセスポイント230へ無線で送信する。サービス提供アクセスポイント230は、L2トンネリングプロトコルを用いて、メッセージをサービス提供IAP240へ送る。サービス提供IAP240は、セッション状態をロックし、その後、同じトンネリングプロトコルを用いて、「ロックセッションアクノレッジメント」をサービス提供アクセスポイント230へ送り返す。サービス提供アクセスポイント230は、このアクノレッジメントをアクセス端末220へ無線で送信する。
次にステップ203で、アクセス端末220は、「セッション転送要求」をサービス提供アクセスポイント230へ無線で送信することによりセッションの転送を開始することによって、L3ハンドオフを行うことを決定する。L2トンネリングプロトコルを用いて、サービス提供アクセスポイント230は、この要求をターゲットIAP250へ送る。この要求に応答して、ターゲットIAP250は、サービス提供IAP240からのセッションマスタとして制御を転送する。ターゲットIAP250は、L2トンネリングプロトコルを用いて、「セッション転送アクノレッジメント」及び「UATI割当メッセージ」をサービス提供アクセスポイント230へ送る。サービス提供アクセスポイント230は、その後アクセス端末220へ無線で信号を送信する。「セッション転送アクノレッジメント」は、ターゲットIAPが現在セッションマスタであることを示し、「UATI割当メッセージ」は、アクセス端末220の新たな識別子が、ターゲットIAP240へアドレス指定するように示す。セッションマスタ転送は、アクセス端末220が、「UATI完了」メッセージをサービス提供アクセスポイント230へ無線で送信すると完了する。サービス提供アクセスポイント230は、L2トンネリングプロトコルを用いてこのメッセージをターゲットIAP250へ無線で送る。
アクセス端末220は、任意の適切な事象に応答してL3ハンドオフを要求することができる。この事象は、例えば、L2ハンドオフでありうる。あるいは、例えばセクタローディング、信号強度、アクティブQoSフロー等のような、アクセスネットワークに関する1つ又は複数の品質メトリックに影響を及ぼすいくつかのアクティビティの発生でありうる。
ステップ202及び203の代わりに、L3ハンドオフは、アクセスネットワークによって開始することもできる。この場合、アクセスネットワークは、セッション状態をロックし、セッション状態をサービス提供IAP240からターゲットIAP250へ転送し、セッション状態の転送がアクセスネットワークによって完了したことを示すメッセージをアクセス端末220へ送る。
ステップ204で、ターゲットIAP250へのトンネルが、アクティブセット内のセクタにサービス提供している各ネットワーク機能において更新される。これは、「IAP更新」メッセージを、アクセス端末220からサービス提供アクセスポイント230へ無線で送信することによって達成される。アクセス端末220は、ターゲットIAP250のUATIを「IAP更新」メッセージ内に含む。「IAP更新」はその後、アクティブセット内のセクタにサービス提供している各ネットワーク機能へ、L2トンネリングプロトコルを用いて送られる。各ネットワーク機能は、自身のトンネルを更新し、その後、L2トンネリングプロトコルを用いて「セッション取得要求」メッセージを送ることによって、カレントセッション状態のコピーをターゲットIAP250から取得する。「セッション取得応答」は、セッション状態の属性を含む、アクティブセット内のセクタにサービス提供している各ネットワーク機能へ再びトンネルされる。
ステップ205で、アクセス端末220は、モバイルIP(MIP)シグナリングを用いて「バインディング更新」メッセージをホームエージェント260へ送ることによって、新たなIAPがあることをホームエージェント260に示す。ホームエージェント260は、ターゲットIAP250を示すようなルート指定テーブルを更新し、同じMIPシグナリングを用いて、「バインディングアクノレッジメント」によってターゲットIAPへ応答する。ターゲットIAP250は、アクセス端末220へデータを無線で送信するサービス提供アクセスポイント230へ、データをトンネルする。
L3ハンドオフは、セッション状態への変更が起こりうるように、ターゲットIAP250でセッション状態のロックを解除することによって、ステップ206で完了する。図示しないが、ターゲットIAP250でのセッション状態への任意の変更は、アクティブセット内のセクタにサービス提供している各ネットワーク機能へ押し出されなければならない。アクセス端末220は、「セッションロック解除」メッセージをサービス提供アクセスポイント230へ無線で送信する。サービス提供アクセスポイント230は、L2トンネリングプロトコルを用いて、このメッセージをターゲットIAP250へ送る。ターゲットIAP250は、セッション状態のロックを解除し、その後、同じトンネリングプロトコルを用いて、「セッションロック解除アクノレッジメント」をサービス提供アクセスポイント230へ送り返す。サービス提供アクセスポイント230は、アクノレッジメントをアクセス端末220へ無線で送信する。ステップ206は、ステップ204と並行して起こることができる。あるいは、ステップ206は、ステップ203が完了すると暗黙的に行われうる。
サービス提供IAP240は、アクセス端末220へメッセージを送ることによって、L3ハンドオフを開始することもできる。この場合、サービス提供IAP240は、L3ハンドオフに適切な潜在的ターゲットIAPを見つける発見手順を実行することができる。一例として、サービス提供IAP240は、ターゲットIAP250がカレントセッション状態の属性又はプロトコルをサポートすることができるかをチェックすることができる。
一度L3ハンドオフが完了すると、アクセスネットワークによるデータフローがステップ207に示される。具体的には、データは、ホームエージェント260から、現在サービス提供IAPであるターゲットIAP250へルート指定される。新たなサービス提供IAP250は、アクセス端末220へ無線でデータを送信するサービス提供アクセスポイント230へデータをトンネルする。
あるいは、ステップ202、203、及び206が省略される場合、セッションマスタとのIAPの転送はない。
図3は、アクセス端末に関するハードウェア構成の例を示す概念ブロック図である。この例では、アクセス端末300は、処理システム302、ユーザインタフェース304、及び無線トランシーバ306を用いて示される。無線トランシーバ306は、無線信号を復調し、その他のRFフロントエンド処理を実行することによって、アクセス端末102の物理層のアナログ部分を実現するために用いられる。処理システム302は、物理層のデジタル処理部分、リンク層、ネットワーク層、及び全ての上位層機能を実現するために用いられる。ユーザインタフェース304は、ユーザがアクセス端末102を操作することができるように提供され、一例として、ディスプレイとキーパッドとを含むことができる。
処理システム302は、1つ又は複数のプロセッサを用いて実現されうる。プロセッサは、例えばマイクロプロセッサのような汎用プロセッサ、例えばデジタル信号プロセッサ(DSP)のような特定用途向けプロセッサ、又はソフトウェアをサポート可能なその他任意のハードウェアプラットフォームであることができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、又はその他任意の技術と称されるかにかかわらず、命令、データ構成、又はプログラムコードの任意の組み合わせを意味するように幅広く解釈される。あるいは、プロセッサは、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機器、又はディスクリートハードウェア部品の組み合わせや、上記何れかの組み合わせであることができる。処理システム302はまた、1つ又は複数のプロセッサによって実行されるソフトウェアを格納する機械読取可能媒体を含むこともできる。機械読取可能媒体は、処理システム302内でその全体又は一部を実現される1つ又は複数の記憶デバイスを含むことができる。機械読取可能媒体はまた、処理システム302から隔離した1つ又は複数の記憶デバイスを含むこともでき、また、データ信号を符号化する送信ラインや搬送波によって実現されることもできる。当業者は、処理システム302の上述した機能を実現するために何れが最良であるかを理解するであろう。
図4は、アクセスネットワークにアクセスする装置内の処理システムの機能の例を示すブロック図である。装置400は、アクセス端末又はその他のエンティティであることができる。装置400は、アクティブセットを維持するモジュール402を含む。アクティブセットは、複数のネットワーク機能によってサービス提供されるセクタを備える。装置400はまた、ネットワーク機能のうちの第2の1つをハンドオフのターゲットとして識別するメッセージを、ネットワーク機能の各々へ送り、ホームエージェントを用いてネットワーク機能のうちの第2の1つのバインディング更新を実行することによって、ネットワーク機能のうちの第1の1つからネットワーク機能のうちの第2の1つへのネットワーク層接続ポイントのハンドオフをサポートするモジュール404も含む。
上記記載は、当業者をして、本明細書で説明した様々な局面を実行することを可能とするために提供される。これらの局面への様々な変形例もまた、当業者に対しては明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、他の局面にも適用されうる。従って、本特許請求の範囲は、本明細書に示された局面に限定することは意図されておらず、特許請求の範囲の文言と整合が取れた最も広い範囲と一致するように意図されており、単一の要素への参照は、特に記載されない限り、「1つ及びただ1つ」を意味するようには意図されておらず、「1つ又は複数」を意味するように意図されている。当業者には周知の、あるいは後に知られることとなる、本開示で説明された様々な局面の要素への構成的等価物又及び機能的等価物は、参照によって本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることを意図されている。更に、本明細書に開示されたいかなるものも、このような開示が特許請求の範囲に明確に記載されたかにかかわらず、公衆に放棄されることは意図されていない。いかなる請求項の要素も、その要素が、「〜する手段」という語句、あるいは方法請求項の場合には「〜するステップ」という語句を用いて明確に記載されない限り、35U.S.C.112条の規定の下で解釈されない。
図1は、アクセス端末を含む分散型アクセスネットワークアーキテクチャを示す概念ブロック図である。 図2は、ソースとターゲットIAPとの間のL3ハンドオフに関するコールフローの例を示す図である。 図3は、アクセスポイント及びアクセス端末のハードウェア構成の例を示す概念ブロック図である。 図4は、アクセスネットワークにアクセスする装置内の処理システムの機能の例を示すブロック図である。

Claims (26)

  1. アクセスネットワークにアクセスするアクセス端末であって、
    複数のアクセスポイントによってサービス提供される複数のセクタを備えるアクティブセットを維持するように構成された処理システムを備え、
    前記処理システムは更に、前記複数のアクセスポイントのうちの第1のアクセスポイントに対して、前記複数のアクセスポイントのうちの第2のアクセスポイントをハンドオフのターゲットとして識別するメッセージを前記複数のアクセスポイントの各々へ送信させることと、ホームエージェントを用いて、前記第2のアクセスポイントのバインディング更新を実行させることとによって、前記第1のアクセスポイントから、前記第2のアクセスポイントへのハンドオフをサポートするように構成され
    前記処理システムは更に、前記ハンドオフ中に、前記第1のアクセスポイントから、前記第2のアクセスポイントへのセッション状態の転送をサポートするように構成され、
    前記処理システムは更に、前記第1のアクセスポイントから、前記第2のアクセスポイントへのセッション状態の転送を、前記第1のアクセスポイントに対して要求し、前記転送の要求に応答するアクノレッジメントを前記第2のアクセスポイントから受信すると、前記ホームエージェントを用いて、前記バインディング更新を実行させるように構成されアクセス端末
  2. 請求項に記載のアクセス端末において、
    前記処理システムは更に、前記セッション状態が転送される前に、前記第1のアクセスポイントにおいて前記セッション状態をロックし、前記セッション状態が転送された後、前記第2のアクセスポイントにおいて前記セッション状態のロックを解除するように構成されたアクセス端末
  3. 請求項に記載のアクセス端末において、
    前記アクノレッジメントは識別子を含み、前記処理システムは更に、前記アクセスネットワークにアクセスする場合、前記識別子を自身の識別子として用いるように構成されたアクセス端末
  4. 請求項に記載のアクセス端末において、
    前記処理システムは更に、前記アクセス端末のエアインタフェース接続ポイントが、前記第2のアクセスポイントによって制御されるトランシーバ機能へ移されることに応答して、前記セッション状態の転送を要求するように構成されたアクセス端末
  5. 請求項に記載のアクセス端末において、
    前記処理システムは更に、前記アクセスネットワークの1つ又は複数の品質メトリックに基づいて、前記セッション状態の転送を要求するように構成されたアクセス端末
  6. 請求項に記載のアクセス端末において、
    前記処理システムは更に、前記アクセスネットワークによって要求された前記セッション状態の転送が完了したことを示す、前記アクセスネットワークからのメッセージを受信するように構成されたアクセス端末
  7. アクセスネットワークにアクセスするアクセス端末であって、
    複数のアクセスポイントによってサービス提供される複数のセクタを備えるアクティブセットを維持する手段と、
    前記複数のアクセスポイントのうちの第1のアクセスポイントに対して、前記複数のアクセスポイントのうちの第2のアクセスポイントをハンドオフのターゲットとして識別するメッセージを前記複数のアクセスポイントの各々へ送信させることと、ホームエージェントを用いて、前記第2のアクセスポイントのバインディング更新を実行させることとによって、前記第1のアクセスポイントから、前記第2のアクセスポイントへの前記ハンドオフをサポートする手段と
    前記ハンドオフ中に、前記第1のアクセスポイントから、前記第2のアクセスポイントへのセッション状態の転送をサポートする手段と、
    前記第1のアクセスポイントから、前記第2のアクセスポイントへのセッション状態の転送を、前記第1のアクセスポイントに対して要求する手段とを備え、
    前記ハンドオフをサポートする手段は更に、前記転送の要求に応答するアクノレッジメントを前記第2のアクセスポイントから受信すると、前記ホームエージェントを用いて、前記バインディング更新を実行させるように構成されたアクセス端末
  8. 請求項に記載のアクセス端末において、
    前記セッション状態が転送される前に、前記第1のアクセスポイントにおいて前記セッション状態をロックする手段と、前記セッション状態が転送された後、前記第2のアクセスポイントにおいて前記セッション状態のロックを解除する手段とを更に備えるアクセス端末
  9. 請求項に記載のアクセス端末において、
    前記アクノレッジメントは識別子を含み、前記アクセス端末は更に、前記アクセスネットワークにアクセスする場合、前記識別子を自身の識別子として用いる手段を備えるアクセス端末
  10. 請求項に記載のアクセス端末において、
    前記セッション状態の転送を要求する手段は、前記アクセス端末のエアインタフェース接続ポイントが、前記第2のアクセスポイントによって制御されるトランシーバ機能へ移されることに応答して、前記セッション状態の転送を要求するように構成されたアクセス端末
  11. 請求項に記載のアクセス端末において、
    前記セッション状態の転送を要求する手段は更に、前記アクセスネットワークの1つ又は複数の品質メトリックに基づいて、前記セッション状態の転送を要求するように構成されたアクセス端末
  12. 請求項に記載のアクセス端末において、
    前記アクセスネットワークによって要求された前記セッション状態の転送が完了したことを示す、前記アクセスネットワークからのメッセージを受信する手段を更に備えるアクセス端末
  13. アクセスネットワークと通信する方法であって、
    アクセス端末が、
    複数のアクセスポイントによってサービス提供される複数のセクタを備えるアクティブセットを維持することと、
    前記複数のアクセスポイントのうちの第1のアクセスポイントに対して、前記アクセスポイントのうちの第2のアクセスポイントをハンドオフのターゲットとして識別するメッセージを前記複数のアクセスポイントの各々へ送信させることと、ホームエージェントを用いて、前記第2のアクセスポイントのバインディング更新を実行させることとによって、前記第1のアクセスポイントから、前記第2のアクセスポイントへの前記ハンドオフをサポートすることと
    前記ハンドオフ中に、前記第1のアクセスポイントから、前記第2のアクセスポイントへのセッション状態の転送をサポートすることと、
    前記第1のアクセスポイントから、前記第2のアクセスポイントへのセッション状態の転送を、前記第1のアクセスポイントに対して要求することとを備え、
    前記アクセス端末が、前記転送の要求に応答するアクノレッジメントを前記第2のアクセスポイントから受信すると、前記ホームエージェントを用いて、前記バインディング更新が実行される方法。
  14. 請求項13に記載の方法において、
    前記アクセス端末が、
    前記セッション状態が転送される前に、前記第1のアクセスポイントにおいて前記セッション状態をロックすることと、前記セッション状態が転送された後、前記第2のアクセスポイントにおいて前記セッション状態のロックを解除することとを更に備える方法。
  15. 請求項13に記載の方法において、
    前記アクノレッジメントは識別子を含み、前記方法は更に、前記アクセスネットワークにアクセスする場合、前記識別子を自身の識別子として用いることを備える方法。
  16. 請求項13に記載の方法において、
    前記アクセス端末が、
    エアインタフェース接続ポイントを、前記第1のアクセスポイントによって制御されるトランシーバ機能から、前記第2のアクセスポイントによって制御されるトランシーバ機能へ移すことを更に備え、前記セッション状態の転送に対する要求は、エアインタフェース接続ポイントが移されることに応答している方法。
  17. 請求項13に記載の方法において、
    前記セッション状態の転送に対する要求は、前記アクセスネットワークの1つ又は複数の品質メトリックに基づいている方法。
  18. 請求項13に記載の方法において、
    前記アクセス端末が、
    前記アクセスネットワークによって要求された前記セッション状態の転送が完了したことを示す、前記アクセスネットワークからのメッセージを受信することを更に備える方法。
  19. 1つ又は複数のプロセッサによって実行可能な命令群をアクセス端末内に備える機械読取可能媒体であって、前記命令群は、
    複数のアクセスポイントによってサービス提供される複数のセクタを備えるアクティブセットを維持するコードと、
    前記複数のアクセスポイントのうちの第1のアクセスポイントに対して、前記アクセスポイントのうちの第2のアクセスポイントをハンドオフのターゲットとして識別するメッセージを前記アクセス端末から前記複数のアクセスポイントの各々へ送信させることと、ホームエージェントを用いて、前記第2のアクセスポイントのバインディング更新を実行させることとによって、前記第1のアクセスポイントから、前記第2のアクセスポイントへの前記アクセス端末のハンドオフをサポートするコードと
    前記アクセス端末が、前記ハンドオフ中に、前記第1のアクセスポイントから、前記第2のアクセスポイントへのセッション状態の転送をサポートするコードと、
    前記第1のアクセスポイントから、前記第2のアクセスポイントへのセッション状態の転送を、前記第1のアクセスポイントに対して要求するコードとを備え、
    前記ハンドオフをサポートするコードは、前記転送の要求に応答するアクノレッジメントを前記第2のアクセスポイントから受信すると、前記ホームエージェントを用いて、前記バインディング更新を実行させるように構成された機械読取可能媒体。
  20. 請求項19に記載の機械読取可能媒体において、
    前記命令群が更に、前記アクセス端末が、前記セッション状態が転送される前に、前記第1のアクセスポイントにおいて前記セッション状態をロックするコードと、前記セッション状態が転送された後、前記第2のアクセスポイントにおいて前記セッション状態のロックを解除するコードとを備える機械読取可能媒体。
  21. 請求項19に記載の機械読取可能媒体において、
    前記アクノレッジメントは識別子を含み、前記命令群は更に、前記アクセス端末が、前記アクセスネットワークにアクセスする場合、前記識別子を自身の識別子として用いるコードを備える機械読取可能媒体。
  22. 請求項19に記載の機械読取可能媒体において、
    前記セッション状態の転送を要求するコードは、前記アクセス端末のエアインタフェース接続ポイントが、前記第2のアクセスポイントによって制御されるトランシーバ機能へ移されることに応答して、前記転送を要求するように構成された機械読取可能媒体。
  23. 請求項19に記載の機械読取可能媒体において、
    前記セッション状態の転送を要求するコードは、前記アクセスネットワークの1つ又は複数の品質メトリックに基づいて前記転送を要求するように構成された機械読取可能媒体。
  24. 請求項19に記載の機械読取可能媒体において、
    前記命令群が更に、前記アクセスネットワークによって要求された前記セッション状態の転送が完了したことを示す、前記アクセスネットワークからのメッセージを受信するコードを備える機械読取可能媒体。
  25. 前記処理システムはさらに、前記ハンドオフ中に、前記第1のアクセスポイントから前記第2のアクセスポイントへのデータ状態および接続状態の転送をサポートするように構成された請求項1に記載のアクセス端末。
  26. 前記アクセス端末が、前記ハンドオフ中に、前記第1のアクセスポイントから前記第2のアクセスポイントへのデータ状態および接続状態の転送をサポートすることをさらに備える請求項13に記載の方法。
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